| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2016年2月4日 |
| 【四半期会計期間】 | 第25期第3四半期(自 2015年10月1日 至 2015年12月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社NTTドコモ |
| 【英訳名】 | NTT DOCOMO, INC. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 加 藤 薰 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 |
| 【電話番号】 | (03)5156-1111 |
| 【事務連絡者氏名】 | 総務部株式担当部長 大 月 庫 二 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 |
| 【電話番号】 | (03)5156-1111 |
| 【事務連絡者氏名】 | 総務部株式担当部長 大 月 庫 二 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
(注)本四半期報告書に記載されている会社名、製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
米国会計基準
| 回次 | 第24期前第3四半期連結累計期間 | 第25期当第3四半期連結累計期間 | 第24期 | |
| 会計期間 | 2014年4月1日から2014年12月31日まで | 2015年4月1日から2015年12月31日まで | 2014年4月1日から2015年3月31日まで | |
| 営業収益 | (百万円) | 3,326,780(1,153,805) | 3,383,460(1,168,473) | 4,383,397 |
| 法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益 | (百万円) | 594,976 | 677,377 | 643,883 |
| 当社に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 381,851(122,328) | 492,449(175,314) | 410,093 |
| 当社に帰属する四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 399,817 | 479,714 | 453,102 |
| 株主資本 | (百万円) | 5,430,126 | 5,588,081 | 5,380,072 |
| 総資産額 | (百万円) | 7,179,850 | 7,274,205 | 7,146,340 |
| 基本的1株当たり当社に帰属する四半期(当期)純利益金額 | (円) | 93.58(30.94) | 126.87(45.17) | 101.55 |
| 希薄化後1株当たり当社に帰属する四半期(当期)純利益金額 | (円) | - | - | - |
| 株主資本比率 | (%) | 75.6 | 76.8 | 75.3 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 697,408 | 844,850 | 962,977 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △538,404 | △376,459 | △651,194 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △522,001 | △276,372 | △734,257 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | (百万円) | 163,370 | 296,564 | 105,553 |
(注) 1 四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移は、記載していません。
2 営業収益には、消費税等は含まれていません。
3 基本的1株当たり当社に帰属する四半期(当期)純利益金額は、発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しています。
4 希薄化後1株当たり当社に帰属する四半期(当期)純利益金額は、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載していません。
5 営業収益、当社に帰属する四半期(当期)純利益、基本的1株当たり当社に帰属する四半期(当期)純利益金額は、四半期連結会計期間の数値を()にて記載しています。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。
また、当第3四半期連結累計期間における主要な関係会社の異動は、次のとおりです。
連結子会社
<その他の事業>
DOCOMO interTouch Pte. Ltd.の株式を売却したことに伴い、第2四半期連結会計期間より同社及び同社の子会社35社を当社の連結子会社から除外しています。
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動など、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は発生しておらず、また、前事業年度の有価証券報告書に記載しています「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。
2 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結などはありません。
3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況
概況
日本の情報通信市場においては、市場構造が急激に変化しています。
2014年5月、日本電信電話株式会社(NTT)が光アクセスのサービス卸となる「光コラボレーションモデル」を発表しました。これにより、通信事業者のみならず、多様なプレーヤーによる光ファイバーを利用したサービスの提供が可能になり、これまでの通信市場の枠を超えた更なる競争環境の激化が始まっています。
また、移動通信市場においては、スマートフォンやタブレットなどの高機能携帯電話端末の急速な普及・拡大やIoT※1の進展、さらには政府による競争促進政策等により、多様なプレーヤーによる市場参入や、新たなサービスが登場しており、このような競争環境の激化は今後も加速していくことが予想されています。
そうした市場環境の中、2017年度までの中期目標の達成に向けた「中期目標に向けた新たな取り組み」として、お客さまのニーズにお応えし続けるため、世の中の様々なパートナーの皆さまとのコラボレーションを進化させて新たな付加価値を協創する「+d」の取り組みを進めています。
なお、当第3四半期連結会計期間においては、日本生命保険相互会社、日本マクドナルド株式会社などのパートナー企業との連携を推進しました。
また、当第3四半期連結会計期間に、「ドコモポイント」のサービスを拡大した「dポイント」の提供を開始しました。「dポイント」では携帯電話端末の購入やグルメカタログの商品等への交換に加え、毎月の携帯電話ご利用料金への充当も可能になりました。また、多くのパートナー企業と連携し、当社内のみで流通していたポイントをローソンやマクドナルドなどの店舗のような「貯まる場所」「使える場所」を増やすことで、お客さまにより利用価値の高いポイントとして提供できるようになりました。
なお、当社グループはスマートフォン向け放送サービス「NOTTV」等の携帯端末向けマルチメディア放送事業を2016年6月30日をもって終了することを決定しました。
当第3四半期連結累計期間の営業収益は、「月々サポート」による減収影響はあるものの、スマートフォン利用者やタブレット端末等の2台目需要の増加によるモバイル通信サービス収入の増加、2015年3月に開始した「ドコモ光」の契約数の拡大、dマーケットをはじめとしたスマートライフ領域※2の順調な成長により、前年同期に比べ567億円増の3兆3,835億円となりました。
営業費用は、スマートライフ領域の収入の増加に連動する費用が増加したものの、コスト効率化の取り組みに伴い、販売関連費用やネットワーク関連費用が減少したことなどにより、前年同期に比べ417億円減の2兆6,980億円となりました。これらの結果、営業利益は前年同期に比べ984億円増の6,855億円となりました。
また、法人税等及び持分法による投資損益前利益6,774億円から税金等を控除した当社に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ1,106億円増の4,924億円となりました。
※1 Internet of Thingsの略。あらゆるモノがインターネットを通じて接続され、状況の把握や制御等を可能にするといった概念のこと。
※2 「スマートライフ事業」と「その他の事業」をあわせた事業領域のこと。
当第3四半期連結累計期間における主な経営成績は、次のとおりです。
| 損益状況 | (単位:億円) | |||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) |
| 営業収益 | 33,268 | 33,835 | 567 | 1.7 |
| 営業費用 | 27,396 | 26,980 | △417 | △1.5 |
| 営業利益 | 5,871 | 6,855 | 984 | 16.8 |
| 営業外損益(△費用) | 78 | △81 | △160 | - |
| 法人税等及び持分法による 投資損益(△損失)前利益 | 5,950 | 6,774 | 824 | 13.8 |
| 法人税等 | 2,090 | 1,698 | △392 | △18.8 |
| 持分法による投資損益 (△損失)前利益 | 3,860 | 5,076 | 1,216 | 31.5 |
| 持分法による投資損益(△損失) | △46 | △8 | 38 | 82.6 |
| 四半期純利益 | 3,814 | 5,068 | 1,254 | 32.9 |
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期純損益(△利益) | 5 | △143 | △148 | - |
| 当社に帰属する四半期純利益 | 3,819 | 4,924 | 1,106 | 29.0 |
| EBITDAマージン | 33.2% | 34.3% | 1.1ポイント | - |
| ROE | 6.9% | 9.0% | 2.1ポイント | - |
(注) 1 EBITDAマージン=EBITDA÷営業収益
EBITDA=営業利益+減価償却費+有形固定資産売却・除却損
| (EBITDAマージンの算出過程) | (単位:億円) | ||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | |
| a.EBITDA | 11,039 | 11,602 | |
| 減価償却費 | △4,869 | △4,571 | |
| 有形固定資産売却・除却損 | △298 | △176 | |
| 営業利益 | 5,871 | 6,855 | |
| 営業外損益(△費用) | 78 | △81 | |
| 法人税等 | △2,090 | △1,698 | |
| 持分法による投資損益(△損失) | △46 | △8 | |
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期純損益(△利益) | 5 | △143 | |
| b.当社に帰属する四半期純利益 | 3,819 | 4,924 | |
| c.営業収益 | 33,268 | 33,835 | |
| EBITDAマージン (=a/c) | 33.2% | 34.3% | |
| 売上高四半期純利益率 (=b/c) | 11.5% | 14.6% | |
| (注) 当社が使用しているEBITDA及びEBITDAマージンは、米国証券取引委員会(SEC)レギュレーション S-K Item 10(e)で用いられているものとは異なっています。従って、他社が用いる同様の指標とは比較できないことがあります。 | |||
2 ROE=当社に帰属する四半期純利益÷株主資本
| (ROEの算出過程) | (単位:億円) | ||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | |
| a.当社に帰属する四半期純利益 | 3,819 | 4,924 | |
| b.株主資本 | 55,367 | 54,841 | |
| ROE(=a/b) | 6.9% | 9.0% | |
| (注) 株主資本=(前(前々)連結会計年度末株主資本+当(前)第3四半期連結会計期間末株主資本)÷2 | |||
| 営業収益 | (単位:億円) | ||||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |||
| 通信サービス | 20,687 | 20,996 | 309 | 1.5 | |||
| モバイル通信サービス収入 | 20,612 | 20,702 | 90 | 0.4 | |||
| 音声収入 | 6,698 | 6,334 | △364 | △5.4 | |||
| パケット通信収入 | 13,914 | 14,367 | 453 | 3.3 | |||
| 光通信サービス及び その他の通信サービス収入 | 75 | 295 | 219 | 291.2 | |||
| 端末機器販売 | 7,312 | 6,578 | △734 | △10.0 | |||
| その他の営業収入 | 5,269 | 6,260 | 991 | 18.8 | |||
| 合計 | 33,268 | 33,835 | 567 | 1.7 | |||
(注) 1 モバイル通信サービス収入の音声収入には回線交換によるデータ通信を含んでいます。
2 前第4四半期連結会計期間より、従来その他の営業収入に含めていた通信サービス収入を光通信サービス及びその他の通信サービス収入に計上しています。
| 営業費用 | (単位:億円) | ||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |
| 人件費 | 2,155 | 2,164 | 9 | 0.4 | |
| 経費 | 17,804 | 17,547 | △257 | △1.4 | |
| 減価償却費 | 4,869 | 4,571 | △298 | △6.1 | |
| 固定資産除却費 | 492 | 347 | △144 | △29.4 | |
| 通信設備使用料 | 1,775 | 2,047 | 272 | 15.3 | |
| 租税公課 | 301 | 303 | 2 | 0.5 | |
| 合計 | 27,396 | 26,980 | △417 | △1.5 | |
当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は、次のとおりです。
なお、光ブロードバンドサービスの提供開始に伴う通信事業サービスの管理区分の再整理により、前第4四半期連結会計期間より、事業セグメントの区分を、従来のモバイル通信事業、スマートライフ事業、その他の事業の3つから、通信事業、スマートライフ事業、その他の事業の3つに変更しています。
詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 四半期連結財務諸表注記」をご参照ください。
通信事業
| 業績 | (単位:億円) | ||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |
| 通信事業営業収益 | 27,949 | 27,628 | △321 | △1.1 | |
| 通信事業営業利益(△損失) | 5,616 | 6,163 | 547 | 9.7 | |
当第3四半期連結累計期間における通信事業営業収益は、スマートフォン利用者やタブレット端末等の2台目需要の増加、「ドコモ光」の契約数が109万契約となったことなどの要因によりARPUなどが継続して回復しているものの、「月々サポート」による減収影響が拡大したことなどにより、前年同期の2兆7,949億円から321億円(1.1%)減少して2兆7,628億円となりました。
また、通信事業営業費用はコスト効率化の取り組みに伴い、販売関連費用やネットワーク関連費用が減少したことなどにより、前年同期の2兆2,333億円から869億円(3.9%)減少して2兆1,465億円となりました。
この結果、通信事業営業利益は、前年同期の5,616億円から547億円(9.7%)増加して6,163億円となりました。
≪トピックス≫
○ 新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の当第3四半期連結会計期間末の契約数は、前年同期末と比較し1,298万契約増の2,652万契約となりました。また、2015年3月より提供を開始した光ブロードバンドサービス「ドコモ光」の契約数は2015年12月に100万契約を突破しました。
○ 2015年9月より販売を開始したiPhone 6s※及びiPhone 6s Plus※の販売が順調に拡大していることに加え、2015-2016冬春モデルの販売開始などにより、当第3四半期連結累計期間におけるスマートフォンの販売台数は1,098万台となりました。また、そのうち、2台目利用の促進による複数台端末ユーザの獲得により、タブレットの販売台数は160万台となりました。
○ 当第3四半期連結会計期間末において、LTEサービスの拡充に向け、全国のLTEサービス基地局数を126,000局まで拡大しました。そのうち、2015年3月より提供を開始したLTE-Advancedを使用した高速通信サービス「PREMIUM 4G」のエリアについては、全都道府県825都市、基地局数13,500局へ拡大しました。また、2015年10月より受信時最大300Mbpsの通信サービスの提供を国内の一部エリアにて開始しました。
○ 総務省が定めた「実効速度に関するガイドライン」にもとづき、Android端末及びiOS端末の実効速度計測を行いました。ダウンロード・アップロード共に高速であるという結果(中央値(Android + iOS):ダウンロード 71Mbps、アップロード 21Mbps)となりました。
※ TM and (c) 2016 Apple Inc. All rights reserved. iPhoneはApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
主なサービスの契約数、携帯電話販売数等の状況は、次のとおりです。
| 主なサービスの契約数 | (単位:千契約) | ||||
| 区分 | 前第3四半期連結会計期間末2014年12月31日 | 当第3四半期連結会計期間末2015年12月31日 | 増減 | 増減率(%) | |
| 携帯電話サービス | 65,274 | 69,602 | 4,328 | 6.6 | |
| (再掲)新料金プラン | 13,535 | 26,519 | 12,984 | 95.9 | |
| LTE(Xi)サービス | 28,298 | 36,293 | 7,995 | 28.3 | |
| FOMAサービス | 36,976 | 33,309 | △3,667 | △9.9 | |
(注) 1 携帯電話サービス契約数、LTE(Xi)サービス契約数及びFOMAサービス契約数には、通信モジュールサービス契約数を含めて記載しています。
2 2008年3月3日より、「2in1」を利用する際にはその前提として原則FOMA契約を締結することが条件となっており、携帯電話サービス契約数及びFOMAサービス契約数にはその場合の当該FOMA契約も含まれています。
| 携帯電話販売数等 | (単位:千台) | |||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | ||
| 携帯電話販売数 | 17,038 | 18,526 | 1,488 | 8.7 | ||
| LTE(Xi) | 新規 | 4,007 | 6,360 | 2,354 | 58.7 | |
| 契約変更 | 4,028 | 2,515 | △1,513 | △37.6 | ||
| 機種変更 | 4,184 | 5,751 | 1,566 | 37.4 | ||
| FOMA | 新規 | 2,003 | 1,713 | △290 | △14.5 | |
| 契約変更 | 95 | 78 | △17 | △17.4 | ||
| 機種変更 | 2,720 | 2,109 | △611 | △22.5 | ||
| 解約率 | 0.57% | 0.59% | 0.02ポイント | - | ||
(注) 1 新規:新規の回線契約
契約変更:FOMAからLTE(Xi)への変更及びLTE(Xi)からFOMAへの変更
機種変更:LTE(Xi)からLTE(Xi)への変更及びFOMAからFOMAへの変更
2 当連結会計年度の第1四半期連結会計期間より解約率の算定方法を変更しました。新たな算定方法においては、仮想移動体通信事業者(MVNO)の契約数及び解約数を除いて算出しています。これに伴い、前第3四半期連結累計期間の数値も変更しています。
ARPU・MOU
当連結会計年度の第1四半期連結会計期間より、「通信サービス収入の増加に向けた取り組み」を測る指標とするため、ARPUを再定義しました。
タブレットやWi-Fiルーター等への需要の高まりにより、1利用者による複数契約が拡大していることから、従来の「1契約当たり月間平均収入」から「1利用者当たり月間平均収入」への変更を行いました。また、光ブロードバンドサービスの開始により「音声ARPU」と「パケットARPU」に加えて「ドコモ光ARPU」を新設しました。
さらに、スマートライフ領域については、当社通信サービス利用者以外の収益拡大もめざしていることから、「スマートARPU」をARPUの算定から除外しました。
なお、パケットARPUとドコモ光ARPUの合算値を「データARPU」と称します。
| (単位:円) | ||||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | ||
| 総合ARPU | 4,120 | 4,140 | 20 | 0.5 | ||
| 音声ARPU | 1,290 | 1,200 | △90 | △7.0 | ||
| データARPU | 2,830 | 2,940 | 110 | 3.9 | ||
| パケットARPU | 2,830 | 2,900 | 70 | 2.5 | ||
| ドコモ光ARPU | - | 40 | 40 | - | ||
| MOU | 120分 | 133分 | 13分 | 10.8 | ||
(注) 1 ARPU・MOUの定義
a. ARPU(Average monthly Revenue Per Unit):1利用者当たり月間平均収入
1利用者当たり月間平均収入(ARPU)は、1利用者当たりの各サービスにおける平均的な月間営業収益を計るために用います。ARPUは通信サービス収入(一部除く)を、当該期間の稼動利用者数で割って算出されています。こうして得られたARPUは1利用者当たりの各月の平均的な利用状況及び当社による料金設定変更の影響を分析する上で有用な情報を提供するものであると考えています。なお、ARPUの分子に含まれる収入は米国会計基準により算定しています。
b. MOU(Minutes of Use):1利用者当たり月間平均通話時間
2 ARPUの算定式
総合ARPU:音声ARPU+パケットARPU+ドコモ光ARPU
・音声ARPU:音声ARPU関連収入(基本使用料、通話料)÷稼動利用者数
・パケットARPU:パケットARPU関連収入(月額定額料、通信料)÷稼動利用者数
・ドコモ光ARPU:ドコモ光ARPU関連収入(基本使用料、通話料)÷稼動利用者数
なお、パケットARPUとドコモ光ARPUの合算値をデータARPUと称します。
3 稼動利用者数の算出方法
当該期間の各月稼動利用者数((前月末利用者数+当月末利用者数)÷2)の合計
4 利用者数は、以下のとおり、契約数を基本としつつ、一定の契約数を除外して算定しています。
利用者数 = 契約数
-通信モジュールサービス、「電話番号保管」、「メールアドレス保管」、「ドコモビジネストランシーバー」並びに仮想移動体通信事業者(MVNO)へ提供する卸電気通信役務及び事業者間接続に係る契約数
-Xi契約及びFOMA契約と同一名義のデータプラン契約数
なお、通信モジュールサービス、「電話番号保管」、「メールアドレス保管」、「ドコモビジネストランシーバー」並びに仮想移動体通信事業者(MVNO)へ提供する卸電気通信役務及び事業者間接続に係る収入は、ARPUの算定上、収入に含めていません。
5 当連結会計年度の第1四半期連結会計期間より算定方法を変更しています。それに伴い、前第3四半期連結累計期間のARPU及びMOUの数値も変更しています。
スマートライフ事業
| 業績 | (単位:億円) | ||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |
| スマートライフ事業営業収益 | 3,242 | 3,738 | 496 | 15.3 | |
| スマートライフ事業営業利益(△損失) | 218 | 490 | 272 | 124.9 | |
当第3四半期連結累計期間におけるスマートライフ事業営業収益は、グループ会社によるショッピングサービスなどの収入拡大や「dカード」等の金融・決済サービスの取扱高が拡大したこと、dマーケット等を通じたコンテンツサービス収入が拡大したことなどにより、前年同期の3,242億円から496億円(15.3%)増加して3,738億円となりました。
また、スマートライフ事業営業費用は、dマーケット等を通じたコンテンツサービスの収入に連動した費用の増加などにより、前年同期の3,025億円から224億円(7.4%)増加して3,248億円となりました。
この結果、スマートライフ事業営業利益は、前年同期の218億円から272億円(124.9%)増加して490億円となりました。
≪トピックス≫
○ 当第3四半期連結会計期間末におけるdマーケット契約数※は、前年同期末と比較し460万契約増の1,426万契約となりました。dマーケットのサービスのうち、「dマガジン」の販売が好調であり、前年同期末と比較し159万契約増の276万契約となりました。
○ 提携店舗でのお買い物の際に提示するだけで「dポイント」を貯める・使うことができる「dポイントカード」に加えて、当社の提供する「DCMX」をリニューアルし「dポイントカード」にクレジット決済機能を搭載した「dカード」を2015年11月より発行しました。また、「dポイントカード」の登録者数は発行開始から1ヵ月で100万人を突破しました。
○ 毎月お届けする「すきじかんマガジン(体験カタログ)」に掲載された、約300の豊富なコースから自由に選び、スマートフォンやタブレットで予約した後、同封されているチケットを体験提供施設に持参することで体験ができるサービス、「すきじかん」を2015年10月より提供開始しました。
○ スマートフォンやタブレットに書いた言葉や文章を、翻訳サーバーを介して、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語・フランス語・スペイン語の5か国語と日本語間で翻訳ができることに加え、イラスト機能等も備えており、言葉だけでは伝わりにくい場面でも簡単にコミュニケーションをとることができるサービス、「てがき翻訳」を2015年11月より提供開始しました。
○ Webまたは専用アプリで、日常のちょっとしたお礼や励ましの気持ちなどを少額のギフトチケットとして、お好きなメッセージを添えて、いつでも、どこからでもメールなどを通じて手軽に贈ることのできるサービス、「ギフトコ」を2015年12月より提供開始しました。
※ 「dTV」「dアニメストア」「dヒッツ」「dキッズ」「dマガジン」「dグルメ」の合計契約数。
その他の事業
| 業績 | (単位:億円) | ||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |
| その他の事業営業収益 | 2,269 | 2,656 | 388 | 17.1 | |
| その他の事業営業利益(△損失) | 37 | 202 | 164 | 438.9 | |
当第3四半期連結累計期間におけるその他の事業営業収益は、ケータイ補償サービスの契約数増加やIoTビジネスに関連するサービス収入の拡大などにより、前年同期の2,269億円から388億円(17.1%)増加して2,656億円となりました。
また、その他の事業営業費用は、ケータイ補償サービス等の収入に連動した費用の増加などにより、前年同期の2,231億円から223億円(10.0%)増加して2,454億円となりました。
この結果、その他の事業営業利益は、前年同期の37億円から164億円(438.9%)増加して202億円となりました。
≪トピックス≫
○ ドコモM2Mプラットフォームをご利用の法人のお客さまを対象に、ブラジルの携帯電話事業者Telefonica Brasil S.A.(Vivo)と、SIMを差し替えることなく、ドコモの電話番号からVivoの電話番号に入れ替えることができるeSIM及びeSIMを活用したソリューションを2015年10月より提供開始しました。
○ IoT機器の稼働情報等の管理を必要とする法人のお客さま向けに、日本システムウエア株式会社が提供する「Toami(トアミ)」を活用した新たなIoTクラウドサービス「Toami for DOCOMO」を2015年12月より販売開始しました。
(2) CSRの取り組み
当社グループは、国や地域、世代を超えて、人々がより安心・安全かつ快適で豊かに暮らすことができる社会の実現に貢献することをめざしています。
パートナーの皆さまとともに新たなサービスやビジネスを創出する「社会価値の協創」としてIoT、医療、健康、教育、農業分野などにおける様々な社会的課題を解決すること、その基盤として公正・透明で倫理的な事業活動を徹底することが当社グループの社会的責任(CSR)であると考え、CSRを経営の根幹に位置付けています。
当第3四半期連結累計期間における主な取り組みは次のとおりです。
○ 平成27年台風第18号、アフガニスタン及びパキスタンにおける地震に際し、チャリティサイトを開設し、多くの方々から広く募金をいただき、被災者・被災地支援に役立てました。
○ 当社は、賛同した社員から1名につき毎月311円を募金として集め、社員からの募金総額に対し、同額を拠出し寄付を行う「東北応援社員募金」に2012年度から継続的に取り組んでいますが、2015年度からは被災地自治体等の活動への直接支援を新たに実施することとなりました。その第1弾として、一般社団法人南三陸研修センターが主催する地域住民の新たな憩いの場等を作る「花見山プロジェクト」に対して、花桃とつつじの苗木400本を寄贈し、宮城県南三陸入谷地区にて記念植樹を行いました。
○ スマートフォン・携帯電話におけるマナーや、トラブルへの対処方法を啓発する「スマホ・ケータイ安全教室」を当第3四半期連結累計期間において約5,500回実施し、のべ約90万人に受講いただきました。
(3) 財政状態
| (単位:億円) | |||||||
| 区分 | 前第3四半期連結会計期間末2014年12月31日 | 当第3四半期連結会計期間末2015年12月31日 | 増減 | 増減率(%) | (参考)前連結会計年度末2015年3月31日 | ||
| 総資産 | 71,799 | 72,742 | 944 | 1.3 | 71,463 | ||
| 株主資本 | 54,301 | 55,881 | 1,580 | 2.9 | 53,801 | ||
| 負債 | 17,006 | 16,369 | △637 | △3.7 | 17,281 | ||
| うち有利子負債 | 3,271 | 2,235 | △1,036 | △31.7 | 2,227 | ||
| 株主資本比率 | 75.6% | 76.8% | 1.2ポイント | - | 75.3% | ||
| D/Eレシオ(倍) | 0.060 | 0.040 | △0.020 | - | 0.041 | ||
(注) 株主資本比率=株主資本÷総資産
D/Eレシオ=有利子負債÷株主資本
(4) キャッシュ・フローの状況
| (単位:億円) | |||||
| 区分 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | 増減 | 増減率(%) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 6,974 | 8,449 | 1,474 | 21.1 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △5,384 | △3,765 | 1,619 | 30.1 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △5,220 | △2,764 | 2,456 | 47.1 | |
| フリー・キャッシュ・フロー | 1,590 | 4,684 | 3,094 | 194.6 | |
| 資金運用に伴う増減 | △105 | 801 | 906 | - | |
| フリー・キャッシュ・フロー(資金運用に伴う増減除く) | 1,695 | 3,883 | 2,188 | 129.1 | |
(注) 1 フリー・キャッシュ・フロー=営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー
2 資金運用に伴う増減=期間3ヵ月超の資金運用を目的とした金融商品の取得、償還及び売却による増減
当第3四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、8,449億円の収入となりました。前年同期に比べ1,474億円(21.1%)キャッシュ・フローが増加していますが、これは、携帯端末代金の分割購入に伴う立替金の回収が増加したことに加え、法人税等の支払が減少したことなどによるものです。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、3,765億円の支出となりました。前年同期に比べ1,619億円(30.1%)支出が減少していますが、これは、関連当事者への長期預け金償還による収入が増加したことや、ネットワーク構築効率化に伴う固定資産の取得による支出が減少したことなどによるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、2,764億円の支出となりました。前年同期に比べ2,456億円(47.1%)支出が減少していますが、これは、短期借入金の返済による支出が増加したものの、自己株式の取得による支出が減少したことなどによるものです。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,966億円となり、前連結会計年度末と比較して1,910億円(181.0%)増加しました。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は640億円です。
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
2015年12月31日現在
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 17,460,000,000 |
| 計 | 17,460,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 第3四半期会計期間末現在発行数(株)(2015年12月31日) | 提出日現在発行数(株)(2016年2月4日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 4,085,772,000 | 4,085,772,000 | 東京証券取引所市場第一部ニューヨーク証券取引所 | 単元株式数100株 |
| 計 | 4,085,772,000 | 4,085,772,000 | - | - |
(2) 【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数(株) | 資本金(百万円) | 資本準備金(百万円) | |||
| 増減数 | 残高 | 増減額 | 残高 | 増減額 | 残高 | |
| 2015年10月1日から2015年12月31日まで | - | 4,085,772,000 | - | 949,679 | - | 292,385 |
(6) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(7) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載することができないことから、直前の基準日(2015年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしています。
① 【発行済株式】
2015年9月30日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
|---|---|---|---|
| 無議決権株式 | - | - | - |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 204,288,100 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 3,881,450,100 | 38,814,501 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 33,800 | - | - |
| 発行済株式総数 | 普通株式 4,085,772,000 | - | - |
| 総株主の議決権 | - | 38,814,501 | - |
(注) 「完全議決権株式(その他)」欄には、証券保管振替機構名義の株式41,300株が含まれています。
また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数413個が含まれています。
② 【自己株式等】
2015年9月30日現在
| 所有者の氏名又は名称等 | 所有株式数(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 自己名義 | 他人名義 | 合計 | |
| 株式会社NTTドコモ | 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 | 204,288,100 | - | 204,288,100 | 5.00 |
| 計 | - | 204,288,100 | - | 204,288,100 | 5.00 |
(注)当第3四半期会計期間末の自己株式数は、204,288,100株です。
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動は、次のとおりです。
役職の異動
| 氏名 | 役名 | 新職名 | 旧職名 | 異動年月日 |
|---|---|---|---|---|
| 坂井 義清 | 代表取締役副社長 | 営業本部長国際、コーポレート担当 | コンシューマ、マーケティング、国際、コーポレート担当 | 2015年7月1日 |
| 髙木 一裕 | 取締役常務執行役員 | 法人ビジネス本部長、東北復興新生支援室長兼務 | 法人事業部長、東北復興新生支援室長兼務 | 2015年7月1日 |
| 大松澤 清博 | 取締役常務執行役員 | ネットワーク、2020準備担当 | ネットワーク部長ネットワーク、2020準備担当 | 2015年7月1日 |
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第95条の規定により、米国預託証券の発行等に関して要請されている用語、様式及び作成方法、即ち、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しています。
また、四半期連結財務諸表の記載金額は、百万円未満の端数を四捨五入して表示しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、当第3四半期連結会計期間(2015年10月1日から2015年12月31日まで)及び当第3四半期連結累計期間(2015年4月1日から2015年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けています。
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 | 当第3四半期連結会計期間末 | |||||||||
| (2015年3月31日) | (2015年12月31日) | |||||||||
| 資産 | ||||||||||
| 流動資産 | ||||||||||
| 現金及び現金同等物 | 105,553 | 296,564 | ||||||||
| 短期投資 | 243,757 | 160,972 | ||||||||
| 売上債権 | 264,591 | 240,929 | ||||||||
| 売却目的債権 | 897,999 | 944,965 | ||||||||
| クレジット未収債権 | 234,412 | 269,226 | ||||||||
| 未収入金 | 327,275 | 361,378 | ||||||||
| 貸倒引当金 | △14,100 | △16,109 | ||||||||
| 棚卸資産 | 186,275 | 206,467 | ||||||||
| 繰延税金資産 | 61,512 | 61,471 | ||||||||
| 前払費用及びその他の流動資産 | 108,102 | 112,489 | ||||||||
| 流動資産合計 | 2,415,376 | 2,638,352 | ||||||||
| 有形固定資産 | ||||||||||
| 無線通信設備 | 5,027,390 | 5,041,128 | ||||||||
| 建物及び構築物 | 890,382 | 893,896 | ||||||||
| 工具、器具及び備品 | 508,810 | 488,690 | ||||||||
| 土地 | 200,736 | 200,778 | ||||||||
| 建設仮勘定 | 193,497 | 197,049 | ||||||||
| 減価償却累計額 | △4,309,748 | △4,403,564 | ||||||||
| 有形固定資産合計(純額) | 2,511,067 | 2,417,977 | ||||||||
| 投資その他の資産 | ||||||||||
| 関連会社投資 | 439,070 | 419,938 | ||||||||
| 市場性のある有価証券及びその他の投資 | 195,047 | 189,569 | ||||||||
| 無形固定資産(純額) | 636,319 | 610,629 | ||||||||
| 営業権 | 266,311 | 252,749 | ||||||||
| その他の資産 | 445,723 | 467,541 | ||||||||
| 繰延税金資産 | 237,427 | 277,450 | ||||||||
| 投資その他の資産合計 | 2,219,897 | 2,217,876 | ||||||||
| 資産合計 | 7,146,340 | 7,274,205 | ||||||||
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 | 当第3四半期連結会計期間末 | |||||||||
| (2015年3月31日) | (2015年12月31日) | |||||||||
| 負債・資本 | ||||||||||
| 流動負債 | ||||||||||
| 1年以内返済予定長期借入債務 | 203 | 200 | ||||||||
| 短期借入金 | 2,048 | 2,991 | ||||||||
| 仕入債務 | 811,799 | 662,619 | ||||||||
| 未払人件費 | 54,955 | 43,875 | ||||||||
| 未払法人税等 | 68,563 | 110,375 | ||||||||
| その他の流動負債 | 176,734 | 207,637 | ||||||||
| 流動負債合計 | 1,114,302 | 1,027,697 | ||||||||
| 固定負債 | ||||||||||
| 長期借入債務 | 220,400 | 220,270 | ||||||||
| ポイントプログラム引当金 | 89,929 | 75,528 | ||||||||
| 退職給付に係る負債 | 173,872 | 178,132 | ||||||||
| その他の固定負債 | 129,632 | 135,279 | ||||||||
| 固定負債合計 | 613,833 | 609,209 | ||||||||
| 負債合計 | 1,728,135 | 1,636,906 | ||||||||
| 償還可能非支配持分 | 15,589 | 16,070 | ||||||||
| 資本 | ||||||||||
| 株主資本 | ||||||||||
| 資本金 | 949,680 | 949,680 | ||||||||
| 資本剰余金 | 339,783 | 339,767 | ||||||||
| 利益剰余金 | 4,397,228 | 4,617,988 | ||||||||
| その他の包括利益(△損失) 累積額 | 52,599 | 39,864 | ||||||||
| 自己株式 | △359,218 | △359,218 | ||||||||
| 株主資本合計 | 5,380,072 | 5,588,081 | ||||||||
| 非支配持分 | 22,544 | 33,148 | ||||||||
| 資本合計 | 5,402,616 | 5,621,229 | ||||||||
| 契約債務及び偶発債務 | ||||||||||
| 負債・資本合計 | 7,146,340 | 7,274,205 | ||||||||
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
【四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 営業収益 | ||||||||||
| 通信サービス | 2,068,717 | 2,099,632 | ||||||||
| 端末機器販売 | 731,184 | 657,804 | ||||||||
| その他の営業収入 | 526,879 | 626,024 | ||||||||
| 営業収益合計 | 3,326,780 | 3,383,460 | ||||||||
| 営業費用 | ||||||||||
| サービス原価 | 830,646 | 887,566 | ||||||||
| 端末機器原価 | 641,135 | 634,521 | ||||||||
| 減価償却費 | 486,902 | 457,095 | ||||||||
| 販売費及び一般管理費 | 780,957 | 718,773 | ||||||||
| 営業費用合計 | 2,739,640 | 2,697,955 | ||||||||
| 営業利益 | 587,140 | 685,505 | ||||||||
| 営業外損益(△費用) | ||||||||||
| 支払利息 | △716 | △1,219 | ||||||||
| 受取利息 | 1,033 | 717 | ||||||||
| その他(純額) | 7,519 | △7,626 | ||||||||
| 営業外損益(△費用)合計 | 7,836 | △8,128 | ||||||||
| 法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益 | 594,976 | 677,377 | ||||||||
| 法人税等 | ||||||||||
| 当年度分 | 189,964 | 207,485 | ||||||||
| 繰延税額 | 19,052 | △37,701 | ||||||||
| 法人税等合計 | 209,016 | 169,784 | ||||||||
| 持分法による投資損益(△損失)前利益 | 385,960 | 507,593 | ||||||||
| 持分法による投資損益(△損失) | △4,585 | △798 | ||||||||
| 四半期純利益 | 381,375 | 506,795 | ||||||||
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期純損益(△利益) | 476 | △14,346 | ||||||||
| 当社に帰属する四半期純利益 | 381,851 | 492,449 | ||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 1株当たり情報 | ||||||||||
| 期中加重平均発行済普通株式数 ―基本的及び希薄化後(単位:株) | 4,080,645,681 | 3,881,483,818 | ||||||||
| 基本的及び希薄化後1株当たり当社に帰属する四半期純利益(単位:円) | 93.58 | 126.87 | ||||||||
【四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 四半期純利益 | 381,375 | 506,795 | ||||||||
| その他の包括利益(△損失) | ||||||||||
| 売却可能有価証券 未実現保有利益(△損失) | 15,359 | △1,402 | ||||||||
| 未実現キャッシュ・ フロー・ヘッジ利益 (△損失) | 24 | △108 | ||||||||
| 為替換算調整額 | 2,841 | △10,929 | ||||||||
| 年金債務調整額 | △206 | △353 | ||||||||
| その他の包括利益(△損失)合計 | 18,018 | △12,792 | ||||||||
| 四半期包括利益 | 399,393 | 494,003 | ||||||||
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期包括損益(△利益) | 424 | △14,289 | ||||||||
| 当社に帰属する四半期包括利益 | 399,817 | 479,714 | ||||||||
【第3四半期連結会計期間】
【四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | |||||||||
| (2014年10月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年10月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 営業収益 | ||||||||||
| 通信サービス | 675,345 | 717,325 | ||||||||
| 端末機器販売 | 289,316 | 240,959 | ||||||||
| その他の営業収入 | 189,144 | 210,189 | ||||||||
| 営業収益合計 | 1,153,805 | 1,168,473 | ||||||||
| 営業費用 | ||||||||||
| サービス原価 | 275,024 | 299,919 | ||||||||
| 端末機器原価 | 259,298 | 248,184 | ||||||||
| 減価償却費 | 163,471 | 159,988 | ||||||||
| 販売費及び一般管理費 | 268,459 | 237,451 | ||||||||
| 営業費用合計 | 966,252 | 945,542 | ||||||||
| 営業利益 | 187,553 | 222,931 | ||||||||
| 営業外損益(△費用) | ||||||||||
| 支払利息 | △210 | △674 | ||||||||
| 受取利息 | 313 | 333 | ||||||||
| その他(純額) | 3,258 | 2,225 | ||||||||
| 営業外損益(△費用)合計 | 3,361 | 1,884 | ||||||||
| 法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益 | 190,914 | 224,815 | ||||||||
| 法人税等 | ||||||||||
| 当年度分 | 59,847 | 63,185 | ||||||||
| 繰延税額 | 7,269 | △29,381 | ||||||||
| 法人税等合計 | 67,116 | 33,804 | ||||||||
| 持分法による投資損益(△損失)前利益 | 123,798 | 191,011 | ||||||||
| 持分法による投資損益(△損失) | △903 | △2,379 | ||||||||
| 四半期純利益 | 122,895 | 188,632 | ||||||||
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期純損益(△利益) | △567 | △13,318 | ||||||||
| 当社に帰属する四半期純利益 | 122,328 | 175,314 | ||||||||
| 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | |||||||||
| (2014年10月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年10月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 1株当たり情報 | ||||||||||
| 期中加重平均発行済普通株式数 ―基本的及び希薄化後(単位:株) | 3,953,081,784 | 3,881,483,812 | ||||||||
| 基本的及び希薄化後1株当たり当社に帰属する四半期純利益(単位:円) | 30.94 | 45.17 | ||||||||
【四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
| 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | |||||||||
| (2014年10月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年10月1日から 2015年12月31日まで) | |||||||||
| 四半期純利益 | 122,895 | 188,632 | ||||||||
| その他の包括利益(△損失) | ||||||||||
| 売却可能有価証券 未実現保有利益(△損失) | 8,932 | 5,635 | ||||||||
| 未実現キャッシュ・ フロー・ヘッジ利益 (△損失) | △15 | △65 | ||||||||
| 為替換算調整額 | 11,773 | △9,948 | ||||||||
| 年金債務調整額 | △128 | △120 | ||||||||
| その他の包括利益(△損失)合計 | 20,562 | △4,498 | ||||||||
| 四半期包括利益 | 143,457 | 184,134 | ||||||||
| 控除:非支配持分に帰属する 四半期包括損益(△利益) | △701 | △13,194 | ||||||||
| 当社に帰属する四半期包括利益 | 142,756 | 170,940 | ||||||||
(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | ||||||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | ||||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー: | |||||||||||||
| 四半期純利益 | 381,375 | 506,795 | |||||||||||
| 四半期純利益から営業活動によるキャッシュ・フローへの調整: | |||||||||||||
| 減価償却費 | 486,902 | 457,095 | |||||||||||
| 繰延税額 | 19,052 | △37,701 | |||||||||||
| 有形固定資産売却・除却損 | 29,839 | 17,555 | |||||||||||
| 持分法による投資損益(△利益) | 4,585 | 798 | |||||||||||
| 資産及び負債の増減: | |||||||||||||
| 売上債権の増減額(増加:△) | 17,315 | 21,079 | |||||||||||
| 売却目的債権の増減額(増加:△) | △81,979 | △46,966 | |||||||||||
| クレジット未収債権の増減額(増加:△) | △10,660 | △18,651 | |||||||||||
| 未収入金の増減額(増加:△) | 11,962 | △34,174 | |||||||||||
| 貸倒引当金の増減額(減少:△) | 3,047 | 2,594 | |||||||||||
| 棚卸資産の増減額(増加:△) | 20,898 | △24,828 | |||||||||||
| 前払費用及びその他の流動資産の増減額(増加:△) | △13,537 | △7,976 | |||||||||||
| 長期売却目的債権の増減額(増加:△) | △44,960 | 1,921 | |||||||||||
| 仕入債務の増減額(減少:△) | △11,921 | △82,682 | |||||||||||
| 未払法人税等の増減額(減少:△) | △133,789 | 42,207 | |||||||||||
| その他の流動負債の増減額(減少:△) | 24,618 | 37,846 | |||||||||||
| ポイントプログラム引当金の増減額(減少:△) | △21,616 | △14,401 | |||||||||||
| 退職給付に係る負債の増減額(減少:△) | 5,972 | 4,275 | |||||||||||
| その他の固定負債の増減額(減少:△) | 16,854 | 4,307 | |||||||||||
| その他 | △6,549 | 15,757 | |||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 697,408 | 844,850 | |||||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー: | |||||||||||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △383,390 | △312,668 | |||||||||||
| 無形固定資産及びその他の資産の取得による支出 | △137,582 | △141,412 | |||||||||||
| 長期投資による支出 | △3,187 | △2,447 | |||||||||||
| 長期投資の売却による収入 | 526 | 4,024 | |||||||||||
| 短期投資による支出 | △32,591 | △4,000 | |||||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | ||||||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | ||||||||||||
| 短期投資の償還による収入 | 22,122 | 4,111 | |||||||||||
| 関連当事者への長期預け金償還による収入 | - | 80,000 | |||||||||||
| その他 | △4,302 | △4,067 | |||||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △538,404 | △376,459 | |||||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー: | |||||||||||||
| 短期借入金の増加による収入 | 111,362 | 145,117 | |||||||||||
| 短期借入金の返済による支出 | △14,403 | △144,042 | |||||||||||
| キャピタル・リース負債の返済による支出 | △1,305 | △1,055 | |||||||||||
| 自己株式の取得による支出 | △369,697 | △0 | |||||||||||
| 現金配当金の支払額 | △243,196 | △271,538 | |||||||||||
| その他 | △4,762 | △4,854 | |||||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △522,001 | △276,372 | |||||||||||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △553 | △1,008 | |||||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(減少:△) | △363,550 | 191,011 | |||||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 526,920 | 105,553 | |||||||||||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 163,370 | 296,564 | |||||||||||
| キャッシュ・フローに関する補足情報 | |||||||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | ||||||||||||
| (2014年4月1日から 2014年12月31日まで) | (2015年4月1日から 2015年12月31日まで) | ||||||||||||
| 各四半期連結累計期間の現金受取額: | |||||||||||||
| 還付法人税等 | 1,538 | 8,007 | |||||||||||
| 各四半期連結累計期間の現金支払額: | |||||||||||||
| 支払利息(資産化された利息控除後) | 836 | 1,243 | |||||||||||
| 法人税等 | 324,729 | 176,118 | |||||||||||
四半期連結財務諸表注記
1 会計処理の原則及び手続ならびに四半期連結財務諸表の表示方法
当社の四半期連結財務諸表は、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(以下「米国会計基準」)に基づいて作成されています。なお、米国会計基準により要請される記載及び注記の一部を省略しています。当社は、2002年3月にニューヨーク証券取引所に上場し、米国預託証券の発行等に関して要請されている用語、様式及び作成方法により連結財務諸表を作成し、米国証券取引委員会に登録しています。当社及び連結子会社(以下「当社グループ」)が採用している会計処理の原則及び手続ならびに四半期連結財務諸表の表示方法のうち、わが国における会計処理の原則及び手続ならびに表示方法と異なるもので重要性のあるものは、次のとおりです。
(1) 持分法による投資損益の表示区分
持分法による投資損益については、「法人税等」の後に区分して表示しています。
(2) 売却目的債権
売却の意思決定を行った債権については、売却目的債権に組替え、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定しています。
(3) 営業権及びその他の無形固定資産
営業権及び耐用年数が確定できない無形固定資産については償却していません。また、営業権及び耐用年数が確定できない無形固定資産については、年1回以上、減損テストを実施しています。
(4) 代理店へ支払う一定の手数料
再販目的で当社グループから端末機器を購入する代理店への一定の手数料支払を、これらの代理店への端末機器販売に係る収益の減額として組替えています。また、当該収益の減額を、手数料の支払時ではなく、端末機器を代理店へ引渡した時点で認識しています。
(5) 従業員の退職給付
「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上された年金数理上の差異のうち、予測給付債務もしくは年金資産の公正価値のいずれか大きい方の10%を超える額を、従業員の予測平均残存勤務期間にわたり定額法により償却しています。また、年金数理計算に起因する国内会計基準と米国会計基準との差異についても調整しています。
(6) 有給休暇
一定の条件に該当する場合、従業員の有給休暇の未消化残高を発生主義で負債認識しています。
2 主要な会計方針の要約
(1) 組替
前第3四半期の連結財務諸表を当第3四半期の連結財務諸表の表示方法に合わせるため、一定の組替を行っています。
(2) 最近公表された会計基準
顧客との契約から生じる収益
2014年5月28日、米国財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board、以下「FASB」)は、会計基準アップデート(Accounting Standards Update、以下「ASU」)2014-09「(トピック606) : 顧客との契約から生じる収益」を公表しました。本ASUは、企業が、約束した財又はサービスの顧客への移転の対価として権利を得ると見込んでいる金額を認識することを要求しています。本ASUが適用になると、現在の米国会計基準の収益認識に係るガイダンスのほとんどがASUの内容に置き換わります。
2015年8月12日、FASBはASU2015-14「(トピック606) : 顧客との契約から生じる収益-適用日の延期」を公表し、本ASUの適用を1年延期しました。このため、本ASUは、当社グループにおいて2018年4月1日に開始する連結会計年度から適用されます。なお、2017年4月1日に開始する連結会計年度からの早期適用も認められています。当社グループは、本ASU適用時の移行方法の選択は実施しておらず、当社グループの連結財務諸表及び関連する注記に与える影響について、現在検討しています。
3 その他の流動負債
2015年3月31日及び2015年12月31日における、連結貸借対照表の「その他の流動負債」に含まれている短期繰延収益は、それぞれ64,796百万円及び81,347百万円です。
4 資本
(1) 配当
会社法は、(i)株主総会の決議によって剰余金の配当ができること、(ⅱ)定款に定めがある場合、取締役会の決議によって中間配当ができること、(ⅲ)配当により減少する剰余金の額の10%を、資本金の25%に達するまで準備金として計上しなければならないことを定めています。なお、準備金は株主総会の決議によって取崩すことができます。当社は、(ⅱ)に基づいて、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる定めを定款に設けています。
2015年4月28日の取締役会の決議に基づき、2015年3月31日時点の登録株主に対する総額135,852百万円、1株当たり35円の配当が、2015年6月18日に開催された定時株主総会で決議されています。配当の原資は利益剰余金であり、効力発生日は2015年6月19日です。
2015年10月30日の取締役会において、2015年9月30日時点の登録株主に対する総額135,852百万円、1株当たり35円の中間配当が決議されています。中間配当の原資は利益剰余金であり、効力発生日は2015年11月20日です。
(2) 発行済株式及び自己株式
会社法は、(i)株主総会の決議によって、自己株式の取得枠の設定ができること、(ⅱ)定款に定めがある場合、取締役会の決議によって、市場取引等による自己株式の取得枠の設定ができることを定めています。当社は、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行を可能とするために、(ⅱ)に基づいて、取締役会の決議によって、市場取引等による自己株式の取得枠の設定ができる旨を定款に定めています。
2014年4月25日開催の取締役会において、2014年4月26日から2015年3月31日にかけて、発行済普通株式総数3億2,000万株、取得総額500,000百万円の自己株式の取得枠に係る事項を決議しています。また、単元未満株式買取請求による自己株式の取得も実施しています。
前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間における発行済株式総数及び自己株式の推移は、次のとおりです。当社は、普通株式以外の株式を発行していません。
| (単位:株) | ||
|---|---|---|
| 発行済株式総数 | 自己株式数 | |
| 2014年3月31日 | 4,365,000,000 | 218,239,900 |
| 取締役会決議に基づく自己株式の取得 | - | 215,276,121 |
| 単元未満株式買取請求による自己株式の取得 | - | 74 |
| 2014年12月31日 | 4,365,000,000 | 433,516,095 |
| 取締役会決議に基づく自己株式の取得 | - | 50,000,000 |
| 単元未満株式買取請求による自己株式の取得 | - | 50 |
| 自己株式の消却 | △279,228,000 | △279,228,000 |
| 2015年3月31日 | 4,085,772,000 | 204,288,145 |
| 単元未満株式買取請求による自己株式の取得 | - | 43 |
| 2015年12月31日 | 4,085,772,000 | 204,288,188 |
2014年8月6日、当社の取締役会は、2014年8月7日から2014年9月3日にかけて、発行済普通株式総数206,489,675株、取得総額350,000百万円を上限に自己株式を取得することを決議し、2014年8月から2014年9月にかけて181,530,121株を307,694百万円で取得しています。
2014年10月31日、当社の取締役会は、2014年11月1日から2015年3月31日にかけて、発行済普通株式総数138,469,879株、取得総額192,306百万円を上限に自己株式を取得することを決議し、2014年11月から2015年3月にかけて83,746,000株を165,342百万円で取得しています。
このうち、前連結会計年度に、当社の親会社である日本電信電話株式会社から取得した株式の総数及び取得価額の総額は、176,991,100株及び300,000百万円です。
2015年3月27日、当社の取締役会は、自己株式279,228,000株を2015年3月31日に消却することを決議し、2015年3月31日に消却した結果、資本剰余金より393,092百万円、利益剰余金より97,894百万円減額しています。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において取得した自己株式の総数及び取得価額の総額は、次のとおりです。
| (単位:株/百万円) | ||
|---|---|---|
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで |
| 取得株式総数 | 215,276,195 | 43 |
| 取得総額 | 369,697 | 0 |
前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間において取得した自己株式の総数及び取得価額の総額は、次のとおりです。
| (単位:株/百万円) | ||
|---|---|---|
| 項目 | 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで |
| 取得株式総数 | 33,746,074 | - |
| 取得総額 | 62,003 | - |
2016年1月29日開催の取締役会において、2016年2月1日から2016年12月31日にかけて、発行済普通株式総数2億2,000万株、取得総額500,000百万円の自己株式の取得枠に係る事項を決議しています。
(3) その他の包括利益(△損失)累積額
その他の包括利益(△損失)累積額の変動
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるその他の包括利益(△損失)累積額(税効果調整後)の変動は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | ||||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失) | 為替換算調整額 | 年金債務調整額 | 合計 | |
| 2014年3月31日残高 | 45,038 | △97 | △12,437 | △22,914 | 9,590 |
| 組替修正前その他の包括利益(△損失) | 15,238 | 38 | 2,841 | △193 | 17,924 |
| その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正 | 121 | △14 | - | △13 | 94 |
| その他の包括利益(△損失) | 15,359 | 24 | 2,841 | △206 | 18,018 |
| 控除:非支配持分に帰属するその他の包括損益(△利益) | △0 | - | △52 | - | △52 |
| 2014年12月31日残高 | 60,397 | △73 | △9,648 | △23,120 | 27,556 |
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | ||||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失) | 為替換算調整額 | 年金債務調整額 | 合計 | |
| 2015年3月31日残高 | 67,620 | △101 | 16,871 | △31,791 | 52,599 |
| 組替修正前その他の包括利益(△損失) | △319 | △130 | △10,666 | △868 | △11,983 |
| その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正 | △1,083 | 22 | △263 | 515 | △809 |
| その他の包括利益(△損失) | △1,402 | △108 | △10,929 | △353 | △12,792 |
| 控除:非支配持分に帰属するその他の包括損益(△利益) | △6 | - | 63 | - | 57 |
| 2015年12月31日残高 | 66,212 | △209 | 6,005 | △32,144 | 39,864 |
前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間におけるその他の包括利益(△損失)累積額(税効果調整後)の変動は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | ||||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失) | 為替換算調整額 | 年金債務調整額 | 合計 | |
| 2014年9月30日残高 | 51,465 | △58 | △21,286 | △22,992 | 7,129 |
| 組替修正前その他の包括利益(△損失) | 8,811 | △23 | 11,773 | △124 | 20,437 |
| その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正 | 121 | 8 | - | △4 | 125 |
| その他の包括利益(△損失) | 8,932 | △15 | 11,773 | △128 | 20,562 |
| 控除:非支配持分に帰属するその他の包括損益(△利益) | 0 | - | △135 | - | △135 |
| 2014年12月31日残高 | 60,397 | △73 | △9,648 | △23,120 | 27,556 |
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで | ||||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失) | 為替換算調整額 | 年金債務調整額 | 合計 | |
| 2015年9月30日残高 | 60,577 | △144 | 15,829 | △32,024 | 44,238 |
| 組替修正前その他の包括利益(△損失) | 6,410 | △70 | △9,948 | △286 | △3,894 |
| その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正 | △775 | 5 | - | 166 | △604 |
| その他の包括利益(△損失) | 5,635 | △65 | △9,948 | △120 | △4,498 |
| 控除:非支配持分に帰属するその他の包括損益(△利益) | - | - | 124 | - | 124 |
| 2015年12月31日残高 | 66,212 | △209 | 6,005 | △32,144 | 39,864 |
その他の包括利益(△損失)累積額から四半期純利益への組替修正
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、その他の包括利益(△損失)累積額から四半期純利益に組替修正された金額及び影響を受ける四半期連結損益計算書の項目は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 項目 | その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正額(※1) | 組替修正の影響を受ける四半期連結損益計算書の項目 | |
| 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | ||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 9 | 1,463 | 営業外損益(△費用)-その他(純額) |
| △198 | 249 | 持分法による投資損益(△損失) | |
| △189 | 1,712 | 税効果調整前 | |
| 68 | △629 | 税効果 | |
| △121 | 1,083 | 税効果調整後 | |
| 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益 (△損失) | 22 | △33 | 持分法による投資損益(△損失) |
| 22 | △33 | 税効果調整前 | |
| △8 | 11 | 税効果 | |
| 14 | △22 | 税効果調整後 | |
| 為替換算調整額 | - | 263 | 営業外損益(△費用)-その他(純額) |
| - | 263 | 税効果調整前 | |
| - | 263 | 税効果調整後 | |
| 年金債務調整額 | 20 | △767 | (※2) |
| 20 | △767 | 税効果調整前 | |
| △7 | 252 | 税効果 | |
| 13 | △515 | 税効果調整後 | |
| 組替修正額合計 | △94 | 809 | 税効果調整後 |
(※1)組替修正額の△は、四半期純利益に対する減少影響を示しています。
(※2)年金債務調整額からの組替修正額は、年金費用純額の計算に含まれています。
前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間において、その他の包括利益(△損失)累積額から四半期純利益に組替修正された金額及び影響を受ける四半期連結損益計算書の項目は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 項目 | その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正額(※1) | 組替修正の影響を受ける四半期連結損益計算書の項目 | |
| 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで | ||
| 売却可能有価証券未実現保有利益(△損失) | 9 | 1,244 | 営業外損益(△費用)-その他(純額) |
| △198 | - | 持分法による投資損益(△損失) | |
| △189 | 1,244 | 税効果調整前 | |
| 68 | △469 | 税効果 | |
| △121 | 775 | 税効果調整後 | |
| 未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益 (△損失) | △12 | △7 | 持分法による投資損益(△損失) |
| △12 | △7 | 税効果調整前 | |
| 4 | 2 | 税効果 | |
| △8 | △5 | 税効果調整後 | |
| 年金債務調整額 | 6 | △247 | (※2) |
| 6 | △247 | 税効果調整前 | |
| △2 | 81 | 税効果 | |
| 4 | △166 | 税効果調整後 | |
| 組替修正額合計 | △125 | 604 | 税効果調整後 |
(※1)組替修正額の△は、四半期純利益に対する減少影響を示しています。
(※2)年金債務調整額からの組替修正額は、年金費用純額の計算に含まれています。
5 セグメント情報
当社グループの最高経営意思決定者は取締役会です。最高経営意思決定者は内部のマネジメントレポートからの情報に基づいて当該事業セグメントの営業成績を評価し、経営資源を配分しています。
当社グループは、光ブロードバンドサービスの提供開始に伴う通信事業サービスの管理区分の再整理により、前第4四半期連結会計期間より、事業セグメントの区分を、従来のモバイル通信事業、スマートライフ事業、その他の事業の3つから、通信事業、スマートライフ事業、その他の事業の3つに変更しています。この変更により、従来の事業セグメントの区分上では、その他の事業に含まれていた通信サービスを、通信事業へと変更しています。
また、2015年7月1日付の組織変更に伴い、当連結会計年度の第2四半期連結会計期間より、従来の事業セグメントの区分上では、その他の事業に含まれていた個人向けM2M(Machine-to-Machineの略)サービスの一部を、スマートライフ事業へと変更しています。
通信事業には、携帯電話サービス(LTE(Xi)サービス、FOMAサービス)、光ブロードバンドサービス、衛星電話サービス、国際サービス及び各サービスの端末機器販売などが含まれます。
スマートライフ事業には、動画配信サービス、音楽配信サービス及び電子書籍サービス等のdマーケットを通じたサービスならびに、金融・決済サービス、ショッピングサービス及び生活関連サービスなどが含まれます。
その他の事業には、ケータイ補償サービスならびに、システムの開発、販売及び保守受託などが含まれます。
これに伴い、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間のセグメント情報を当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間のセグメントの区分に基づき作成し、開示しています。
なお、セグメント営業収益及びセグメント営業利益(△損失)の決定に用いられる会計方針は、米国会計基準に準拠した連結財務諸表の作成において用いられる会計方針と一致しています。
セグメント営業収益:
第3四半期連結累計期間
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | |||
| 通信事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 2,794,074 | 2,761,877 | |||
| セグメント間取引 | 856 | 923 | |||
| 小 計 | 2,794,930 | 2,762,800 | |||
| スマートライフ事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 314,421 | 364,924 | |||
| セグメント間取引 | 9,818 | 8,893 | |||
| 小 計 | 324,239 | 373,817 | |||
| その他の事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 218,285 | 256,659 | |||
| セグメント間取引 | 8,575 | 8,952 | |||
| 小 計 | 226,860 | 265,611 | |||
| セグメント合 計 | 3,346,029 | 3,402,228 | |||
| セグメント間取引消去 | △19,249 | △18,768 | |||
| 連 結 | 3,326,780 | 3,383,460 | |||
第3四半期連結会計期間
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで | |||
| 通信事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 968,178 | 955,486 | |||
| セグメント間取引 | 296 | 306 | |||
| 小 計 | 968,474 | 955,792 | |||
| スマートライフ事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 113,846 | 124,391 | |||
| セグメント間取引 | 2,123 | 3,115 | |||
| 小 計 | 115,969 | 127,506 | |||
| その他の事業 | |||||
| 外部顧客との取引 | 71,781 | 88,596 | |||
| セグメント間取引 | 2,702 | 3,499 | |||
| 小 計 | 74,483 | 92,095 | |||
| セグメント合 計 | 1,158,926 | 1,175,393 | |||
| セグメント間取引消去 | △5,121 | △6,920 | |||
| 連 結 | 1,153,805 | 1,168,473 | |||
セグメント営業利益(△損失):
第3四半期連結累計期間
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで |
| 通信事業 | 561,619 | 616,344 |
| スマートライフ事業 | 21,777 | 48,984 |
| その他の事業 | 3,744 | 20,177 |
| 連 結 | 587,140 | 685,505 |
第3四半期連結会計期間
| (単位:百万円) | ||
|---|---|---|
| 項目 | 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで |
| 通信事業 | 176,918 | 196,175 |
| スマートライフ事業 | 8,404 | 15,543 |
| その他の事業 | 2,231 | 11,213 |
| 連 結 | 187,553 | 222,931 |
セグメント営業利益(△損失)は、セグメント営業収益からセグメント営業費用を差し引いた金額です。
海外で発生した営業収益には重要性がないため、所在地別セグメント情報は開示していません。
6 法人税等
携帯端末向けマルチメディア放送事業を営む連結子会社に係る評価性引当額の減額
当第3四半期連結会計期間において、当社グループは、スマートライフ事業セグメントにおける携帯端末向けマルチメディア放送事業を、2016年6月30日をもって終了することを決定しました。
これを踏まえ、携帯端末向けマルチメディア放送事業を営む連結子会社の属する税務管轄における慎重かつ実行可能なタックス・プランニング戦略を考慮し、当該連結子会社に係る繰延税金資産は将来回収可能であると判断しました。これにより、当第3四半期連結会計期間において当該繰延税金資産に係る評価性引当額全額を減少させています。
この結果、当該繰延税金資産35,463百万円に係る評価性引当額の減額により、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間における連結損益計算書の「法人税等:繰延税額」が同額減少しています。
7 偶発債務
(1) 訴訟
当社グループは、通常の営業過程で生じる訴訟及び損害賠償請求に係わっています。当社グループの経営成績、財政状態またはキャッシュ・フローに重要な悪影響を及ぼすと考えられる訴訟または損害賠償請求はないと考えています。
(2) 保証
当社グループは、通常の営業過程で、様々な相手先に対し保証を与えています。これらの相手先は、契約者、関連当事者、海外の移動通信事業者ならびにその他の取引先を含んでいます。
当社グループは、契約者に対して、販売した携帯電話端末の欠陥に係る製品保証を提供していますが、当社グループは、メーカーからほぼ同様の保証を受けているため、当該製品保証に係る負債の計上は行っていません。
さらに、その他の取引において提供している保証または免責の内容はそれぞれの契約により異なりますが、そのほぼすべてが実現可能性の極めて低い、かつ一般的に金額の定めの無い契約です。これまで、これらの契約に関して多額の支払いが生じたことはありません。当社グループは、これらの契約に関する保証債務の公正価値は僅少であると考えており、これらの保証債務に伴う負債計上は行っていません。
8 公正価値の測定
公正価値は「測定日における市場参加者間の通常の取引において、資産を売却するために受取るであろう価格、または負債を移転するために支払うであろう価格」と定義されています。米国会計基準においては、3つからなる公正価値の階層が設けられており、公正価値の測定において用いるインプットには、観察可能性に応じた優先順位付けがなされています。それぞれのインプットの内容は、次のとおりです。
レベル1:活発な市場における同一資産及び負債の市場価格
レベル2:資産及び負債に関するレベル1に含まれる市場価格以外の観察可能なインプット
レベル3:資産及び負債に関する観察不可能なインプット
また、当社グループは、すべての会計期間毎に「継続的に」公正価値が求められる資産及び負債と、特定の状況下にある場合のみ「非継続的に」公正価値が求められる資産及び負債とを区分しています。
(1) 継続的に公正価値を測定している資産及び負債
当社グループは、主に売却可能有価証券及びデリバティブについて、継続的に公正価値を測定しています。
2015年3月31日及び2015年12月31日における、当社グループが継続的に公正価値を測定している資産及び負債は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||||
| 項目 | 前連結会計年度末2015年3月31日 | |||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
| 資産: | ||||
| 売却可能有価証券 | ||||
| 持分証券(国内) | 88,675 | 88,675 | - | - |
| 持分証券(海外) | 93,149 | 93,149 | - | - |
| 負債証券(海外) | 6 | 6 | - | - |
| 売却可能有価証券合計 | 181,830 | 181,830 | - | - |
| デリバティブ | ||||
| 通貨オプション取引 | 474 | - | 474 | - |
| デリバティブ合計 | 474 | - | 474 | - |
| 合計 | 182,304 | 181,830 | 474 | - |
| 負債: | ||||
| デリバティブ | ||||
| 通貨オプション取引 | 80 | - | 80 | - |
| 先物為替予約契約 | 0 | - | 0 | - |
| デリバティブ合計 | 80 | - | 80 | - |
| 合計 | 80 | - | 80 | - |
レベル1とレベル2の間における移動はありません。
| (単位:百万円) | ||||
| 項目 | 当第3四半期連結会計期間末2015年12月31日 | |||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | |
| 資産: | ||||
| 売却可能有価証券 | ||||
| 持分証券(国内) | 93,788 | 93,788 | - | - |
| 持分証券(海外) | 82,852 | 82,852 | - | - |
| 負債証券(海外) | 5 | 5 | - | - |
| 売却可能有価証券合計 | 176,645 | 176,645 | - | - |
| デリバティブ | ||||
| 通貨オプション取引 | 46 | - | 46 | - |
| 先物為替予約契約 | 2 | - | 2 | - |
| デリバティブ合計 | 48 | - | 48 | - |
| 合計 | 176,693 | 176,645 | 48 | - |
| 負債: | ||||
| デリバティブ | ||||
| 通貨オプション取引 | 589 | - | 589 | - |
| 先物為替予約契約 | 0 | - | 0 | - |
| デリバティブ合計 | 589 | - | 589 | - |
| 合計 | 589 | - | 589 | - |
レベル1とレベル2の間における移動はありません。
売却可能有価証券
売却可能有価証券は、市場性のある持分証券及び負債証券を含み、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を測定しているため、レベル1に分類しています。
デリバティブ
デリバティブは、通貨オプション取引及び先物為替予約契約であり、公正価値は観察可能な市場データに基づいて評価され、レベル2に分類されています。
(2) 非継続的に公正価値を測定している資産及び負債
特定の資産及び負債については、特定の状況下においては非継続的に公正価値で測定されます。
当社グループは、売却目的債権、長期性資産及び公正価値が容易に算定可能でない持分証券などについて、非継続的な公正価値の測定が必要となる可能性があります。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における、当社グループが非継続的に公正価値を測定した資産は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間2014年4月1日から2014年12月31日まで | ||||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 損益(税効果調整前) | |
| 資産: | |||||
| 売却目的債権 | 797,610 | - | 797,610 | - | △7,178 |
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 当第3四半期連結累計期間2015年4月1日から2015年12月31日まで | ||||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 損益(税効果調整前) | |
| 資産: | |||||
| 売却目的債権 | 817,997 | - | 817,997 | - | △7,461 |
前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間における、当社グループが非継続的に公正価値を測定した資産は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 前第3四半期連結会計期間2014年10月1日から2014年12月31日まで | ||||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 損益(税効果調整前) | |
| 資産: | |||||
| 売却目的債権 | 487,653 | - | 487,653 | - | △6,290 |
| (単位:百万円) | |||||
| 項目 | 当第3四半期連結会計期間2015年10月1日から2015年12月31日まで | ||||
| 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 損益(税効果調整前) | |
| 資産: | |||||
| 売却目的債権 | 499,827 | - | 499,827 | - | △6,030 |
売却目的債権
売却目的債権は、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定しています。
売却目的債権はレベル2に分類され、その公正価値は、類似債権に係るデフォルト確率や損失率等を加味して将来キャッシュ・フローを見積もり、LIBORを基にした割引率で割り引いて算定しています。
9 デリバティブ取引
2015年12月31日において、為替リスク管理目的のデリバティブが当社グループの事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められています。なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は除いています。
(1) ヘッジ会計が適用されないデリバティブ
当社グループは、金利や外国為替の変動のリスクを管理するため、金利スワップ契約、通貨オプション取引、直物為替先渡取引(NDF)及び先物為替予約契約を含むデリバティブを利用する場合があります。
2015年3月31日及び2015年12月31日における当該デリバティブの契約額は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 項目 | 前連結会計年度末2015年3月31日 | 当第3四半期連結会計期間末 2015年12月31日 |
| 通貨オプション取引 | 48,740 | 73,754 |
| 先物為替予約契約 | 100 | 353 |
| 合計 | 48,840 | 74,107 |
(2) 四半期連結貸借対照表への影響額
2015年3月31日及び2015年12月31日におけるデリバティブの公正価値と連結貸借対照表の計上科目は、次のとおりです。
| デリバティブ資産 | (単位:百万円) | ||
|---|---|---|---|
| 項目 | 科目 | 前連結会計年度末2015年3月31日 | 当第3四半期連結会計期間末 2015年12月31日 |
| ヘッジ会計の適用されないデリバティブ | |||
| 通貨オプション取引 | 前払費用及びその他の流動資産 | - | 42 |
| その他の資産 | 474 | 1 | |
| 先物為替予約契約 | 前払費用及びその他の流動資産 | - | 2 |
| 合計 | 474 | 45 |
| デリバティブ負債 | (単位:百万円) | ||
|---|---|---|---|
| 項目 | 科目 | 前連結会計年度末2015年3月31日 | 当第3四半期連結会計期間末 2015年12月31日 |
| ヘッジ会計の適用されないデリバティブ | |||
| 通貨オプション取引 | その他の流動負債 | - | 23 |
| その他の固定負債 | 80 | 566 | |
| 先物為替予約契約 | その他の流動負債 | 0 | 0 |
| 合計 | 80 | 589 |
デリバティブの公正価値は、観察可能な市場データに基づいて評価・検証されています。2015年3月31日及び2015年12月31日の額は、当社グループが同日をもって取引を清算した場合に受取る(支払う)べき額を表しています。
(3) 四半期連結損益計算書への影響額
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるデリバティブの連結損益計算書への影響額は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 項目 | 科目 | 損益に認識した利益(△損失)の金額 | |
| 前第3四半期連結累計期間 2014年4月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結累計期間 2015年4月1日から2015年12月31日まで | ||
| ヘッジ会計の適用されないデリバティブ | |||
| 通貨オプション取引 | その他(純額)(※) | 1,441 | △121 |
| 先物為替予約契約 | その他(純額)(※) | △5 | △52 |
| 直物為替先渡取引(NDF) | その他(純額)(※) | 0 | △20 |
| 合計 | 1,436 | △193 | |
(※)「その他(純額)」は「営業外損益(△費用)」に含まれています。
前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間におけるデリバティブの連結損益計算書への影響額は、次のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
| 項目 | 科目 | 損益に認識した利益(△損失)の金額 | |
| 前第3四半期連結会計期間 2014年10月1日から2014年12月31日まで | 当第3四半期連結会計期間 2015年10月1日から2015年12月31日まで | ||
| ヘッジ会計の適用されないデリバティブ | |||
| 通貨オプション取引 | その他(純額)(※) | 471 | 632 |
| 先物為替予約契約 | その他(純額)(※) | 30 | △6 |
| 合計 | 501 | 626 | |
(※)「その他(純額)」は「営業外損益(△費用)」に含まれています。
10 重要な後発事象
自己株式の取得枠に係る決議について
2016年1月29日開催の取締役会において、自己株式の取得枠に係る事項を決議しています。関連する情報は、注記4「資本」に記載しています。
2 【その他】
2015年10月30日開催の取締役会において、2015年9月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主等に対し、第25期の中間配当を次のとおり行うことを決議いたしました。
中間配当金の総額 135,852百万円
1株当たりの中間配当金 35円
支払請求権の効力発生日ならびに支払開始日 2015年11月20日
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の四半期レビュー報告書
2016年2月4日
株式会社NTTドコモ
取締役会 御中
有 限 責 任 あ ず さ 監 査 法 人
指定有限責任社員業 務 執 行 社 員 公認会計士 天 野 秀 樹 印 指定有限責任社員業 務 執 行 社 員 公認会計士 袖 川 兼 輔 印 指定有限責任社員業 務 執 行 社 員 公認会計士 野 中 浩 哲 印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社NTTドコモの2015年4月1日から2016年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2015年10月1日から2015年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2015年4月1日から2015年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び四半期連結財務諸表注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第95条の規定により米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(「四半期連結財務諸表注記1」参照)に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(「四半期連結財務諸表注記1」参照)に準拠して、株式会社NTTドコモ及び連結子会社の2015年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。