| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年11月13日 |
| 【四半期会計期間】 | 2023年度第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日) |
| 【会社名】 | 三菱商事株式会社 |
| 【英訳名】 | Mitsubishi Corporation |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役 社長 中西 勝也 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 |
| 【電話番号】 | (03)3210-2121 (受付案内台) |
| 【事務連絡者氏名】 | 主計部 予・決算管理チーム 椋木 正規 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 |
| 【電話番号】 | (03)3210-2121 (受付案内台) |
| 【事務連絡者氏名】 | 主計部 予・決算管理チーム 椋木 正規 |
| 【縦覧に供する場所】 | 中部支社(名古屋市中村区名駅三丁目28番12号)関西支社(大阪市北区梅田二丁目2番22号)株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
| 回次 | 2022年度第2四半期連結累計期間 | 2023年度第2四半期連結累計期間 | 2022年度 | |
| 会計期間 | 自 2022年4月1日至 2022年9月30日 | 自 2023年4月1日至 2023年9月30日 | 自 2022年4月1日至 2023年3月31日 | |
| 収益 | 百万円 | 10,721,878 | 9,561,011 | 21,571,973 |
| (第2四半期連結会計期間) | (5,278,439) | (4,825,346) | ||
| 売上総利益 | 〃 | 1,298,710 | 1,153,311 | 2,559,962 |
| 当社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益 | 〃 | 720,006 | 466,076 | 1,180,694 |
| (第2四半期連結会計期間) | (186,055) | (148,355) | ||
| 当社の所有者に帰属する四半期(当期)包括利益 | 〃 | 1,234,133 | 1,084,688 | 1,651,771 |
| 当社の所有者に帰属する持分 | 〃 | 7,890,460 | 8,777,732 | 8,065,640 |
| 総資産額 | 〃 | 23,208,450 | 22,891,903 | 22,147,501 |
| 基本的1株当たり当社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益 | 円 | 490.54 | 330.11 | 809.29 |
| (第2四半期連結会計期間) | (127.31) | (105.77) | ||
| 希薄化後1株当たり当社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益 | 〃 | 488.48 | 328.58 | 805.69 |
| 当社所有者帰属持分比率 | % | 34.0 | 38.3 | 36.4 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 百万円 | 1,057,328 | 696,725 | 1,930,138 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 〃 | △20,520 | 33,933 | △177,466 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 〃 | △1,215,524 | △797,330 | △1,766,638 |
| 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 | 〃 | 1,430,942 | 1,534,159 | 1,556,999 |
(注) 1. 当社は、国際会計基準(以下、IFRS)に準拠して連結財務諸表を作成しています。
2. 「当社の所有者に帰属する持分」は、非支配持分を除く当社の所有者に帰属する資本の部の金額を表示しており、「当社所有者帰属持分比率」は、当該金額にて計算しています。
3. 当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。「基本的1株当たり当社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益」及び「希薄化後1株当たり当社の所有者に帰属する四半期(当期)純利益」は株式分割前の株数を基準に算出しています。株式分割の詳細については、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記16をご参照ください。
2 【事業の内容】
当社グループが営む事業の内容については、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記1をご参照ください。
当社は取扱商品又はサービスの内容に応じて事業を複数の営業グループに区分しており、それぞれの事業は、当社の各事業部門及びその直轄の関係会社(連結子会社 1,367社、持分法適用会社 410社)により推進しています。
(注) 連結対象会社数は、連結子会社が連結経理処理している関係会社1,346社を除いた場合には431社となります。
事業セグメントごとの取扱商品又はサービスの内容については、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記5をご参照ください。
事業セグメントごとの主要な関係会社について、前連結会計年度の有価証券報告書から変更があるセグメントは以下のとおりであり、文中の下線部分が変更箇所です。
| 主要な連結子会社 | 主要な持分法適用会社 | |
|---|---|---|
| 総合素材 | メタルワンCAPE FLATTERY SILICA MINES | MCC DEVELOPMENTMITSUBISHI CEMENT東洋紡エムシー |
| 化学ソリューション | 三菱商事ケミカル三菱商事プラスチック(一部記載を削除) | サウディ石油化学EXPORTADORA DE SALMETANOL DE ORIENTE,METOR(一部記載を削除) |
| 自動車・モビリティ | DIPO STAR FINANCEISUZU UTE AUSTRALIATRI PETCH ISUZU SALES | 三菱自動車工業MITSUBISHI MOTORS KRAMA YUDHA SALES INDONESIATOYO TIRE |
| 食品産業 | 三菱商事ライフサイエンスCERMAQINDIANA PACKERS AGREX DO BRASIL | 伊藤ハム米久ホールディングスOLAM GROUP |
| 電力ソリューション | 三菱商事エナジーソリューションズDIAMOND GENERATING ASIADIAMOND GENERATING CORPORATIONDIAMOND TRANSMISSION CORPORATIONN.V. ENECONEXAMP(一部記載を削除) | (一部記載を削除) |
| その他 | 三菱商事フィナンシャルサービスMC FINANCE & CONSULTING ASIAMITSUBISHI CORPORATION FINANCE三菱商事エネルギー | アストモスエネルギー |
(注) 「その他」に含まれる取扱商品又はサービスは、財務、経理、人事、総務関連、IT、保険、DX関連、石油製品等
です。
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更があった事項は次のとおりです。
また、以下の見出しに付された項目番号は、前連結会計年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 事業等のリスク 2. 主要なリスクの概要」の項目番号に対応したものであり、文中の下線部分が変更箇所です。
① 世界マクロ経済環境の変化によるリスク
世界的な、又は地域的なマクロ経済環境の変化は、個人消費や設備投資と深く関係し、商品市況にも影響を及ぼします。その結果、当社がグローバルかつ多様な産業領域に展開している事業の商品・製品価格、取扱量やコストなどに変動をもたらし、経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。
当第2四半期連結累計期間においては、インフレが継続する中でも、世界経済は底堅い成長を維持しました。世界経済は引き続き緩やかな成長を維持していくと見られますが、欧米の金融引き締めに伴う影響、中国経済の先行き懸念等とともに、米中対立、ロシア・ウクライナ情勢、中東地域等地政学リスクにも留意が必要であり、経済への影響を含めて動向を注視しています。
② 市場リスク
以下「当期純利益」は、「当社の所有者に帰属する当期純利益」を指しています。
a. 商品市況リスク
(エネルギー資源)
当社は北米、東南アジア、豪州などにおいて、天然ガス・石油の開発・生産事業、液化天然ガス(LNG)事業を行っており、天然ガス・原油価格は当社の業績に重要な影響を与えます。
原油(Brent)価格は、米国・中国経済の不透明な見通しに伴う変動の影響を受けつつも、OPECプラスの協調減産による需給引き締まりへの警戒感、IEAも同減産等により10~12月に大幅な供給不足に陥るとの見解を示したこと、さらには底堅い需要などを背景に、一時90米ドル半ばまで上昇しました。今後も各国経済情勢やロシア・ウクライナ情勢の長期化を含む地政学リスクなどによって価格が上下するボラティリティの高い展開が続くと認識しています。
また、当社のLNG販売は長期契約が大部分を占めるものの、一部はスポット契約にて販売しています。アジアのLNGスポット価格は欧州ガス価格と一定程度連動しており、7月前半のアジアのLNGスポット価格は、ノルウェーのガス上流施設の生産不良により乱高下した欧州ガス価格の影響を受け、百万Btu(英国熱量単位)当たり12米ドル付近で開始しました。8月中旬には、豪州の主要プロジェクトでのストライキ発生の可能性が高まり、価格は上昇傾向に転じ、9月には8月末より開始していたノルウェー上流設備での定期修繕の延長、豪州のストライキ実施等を受けて14米ドル後半まで上昇しました。9月末時点も引き続き14米ドル台後半を推移しています。
LNG価格は多くが原油価格にリンクしており、1バレル当たりの原油価格が1米ドル変動すると、当社の当期純利益は主に持分法による投資損益を通じて年間約15億円増減すると試算されます。ただし、LNG・原油の価格変動が当社の業績に影響を及ぼすまでにはタイムラグがあるため、価格変動が直ちに業績に反映されるとは限りません。
(金属資源)
当社は、100%出資子会社の三菱デベロップメント社(MITSUBISHI DEVELOPMENT PTY LTD、本社:豪州ブリスベン、以下「MDP社」)を通じて、製鉄用の原料炭を販売しており、石炭価格の変動はMDP社の収益を通じて当社の業績に影響を与えます。また、MDP社の収益は、石炭価格の変動の他にも、豪ドル・米ドル・円の為替レートの変動や悪天候、労働争議等の要因にも影響を受けます。
銅についても、生産者としての価格変動リスクを負っています。1トン当たりの価格が100米ドル変動すると当期純利益で年間27億円の変動をもたらす(1ポンド当たりの価格が0.1米ドル変動すると当期純利益で年間58億円の変動をもたらす)と試算されますが、粗鉱品位、生産・操業状況、再投資計画(設備投資)等、価格変動以外の要素からも影響を受けるため、銅の価格のみで単純に業績への影響額が算出されない場合があります。
④ カントリーリスク
当社は、海外の会社との取引や出資において、国の政治・経済・社会情勢に起因した、代金回収や事業遂行の遅延・不能等が発生するカントリーリスクを負っています。
当社においては、国ごとのリスク状況の把握、カントリーリスク対策制度の立案・管理をコーポレート担当役員(CRO)を委員長とする地域戦略委員会で行っています。カントリーリスク対策制度では、各種リスク要因を踏まえ各国を区分の上、区分ごとに枠を設定する等の手法でカントリーリスクを一定範囲内にコントロールしています。また、個別案件のカントリーリスクについては、保険を付保するなど、案件の状況に応じて適切なリスクヘッジ策を講じています。ロシア、ウクライナ両国宛てリスクについても、同制度を通じて管理しています。しかしながら、上記のようなリスクヘッジ策を講じていても、当社の取引先や出資先若しくは進行中のプロジェクト所在国の政治・経済・社会情勢の悪化によるリスクを完全に回避することは困難です。そのような事態が発生した場合、当社の業績は影響を受ける可能性があります。
なお、ロシア・ウクライナ情勢の影響については、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記4をご参照ください。
⑦ 危機事象発生による人命への被害・事業中断等のリスク
地震、大雨、洪水などの自然災害・異常気象や、新型インフルエンザ・新型コロナウイルス等の新興感染症、大規模事故、テロ・暴動、東アジア・欧州等における地政学的要因による有事発生、その他国内外における危機的な事象が発生した場合、当社の社員・事業所・設備やシステムなどに対する被害が発生し、営業・生産活動に支障が生じる可能性があります。
当社では、緊急危機対策本部を設置し、危機発生時における当社関係者の安全確保・安否確認等の初動対応、重要業務の事業継続計画(BCP)の整備、建物・設備・システム等の耐震対策(データ等のバックアップを含む)、定期訓練、必要物資の備蓄等の各種対策を講じています。また、あらゆる事象を想定したリスク・影響度分析に基づく初動対応・事業継続計画(BCP)の策定、継続的なPDCAサイクルの実施等の包括的なマネジメント活動である事業継続マネジメント(BCM)を推進し、各種危機に備えています。しかし、全ての被害や影響を回避できるとは限らず、かかる事象の発生時には当社の業績は影響を受ける可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染症への対応に関しては、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言終了を発表したこと、日本政府による新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが変更されたことを踏まえ、当社内における有事対応を終了していますが、今後も状況に応じて必要な措置を実行し、適切な事業継続を図っていきます。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 重要な会計上の見積り
当社及び連結子会社の財政状態又は経営成績に対して重大な影響を与え得る会計上の見積り及び判断が必要となる項目の詳細は、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記4をご参照ください。
(2) 業績
当第2四半期連結累計期間においては、インフレが継続する中でも、世界経済は底堅い成長を維持しました。日本経済に関しては、雇用・所得環境が改善する下で個人消費が底堅く推移するとともに、設備投資も持ち直しの動きが続き、景気は緩やかな回復基調を維持しました。
業績の分析は下表のとおりです。
| (単位:億円) | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | 主な増減要因 |
|---|---|---|---|---|
| 収益 | 107,219 | 95,610 | △11,609 | 市況下落 |
| 売上総利益 | 12,987 | 11,533 | △1,454 | 豪州原料炭事業の市況下落 |
| 販売費及び一般管理費 | △7,629 | △8,118 | △489 | 人件費増加及び円安に伴う為替換算の影響 |
| 有価証券損益 | 1,452 | 513 | △939 | 前年同期に計上した不動産運用会社宛て投資の売却益の反動 |
| 固定資産除・売却損益 | 33 | 214 | +182 | 投資不動産の売却益 |
| 固定資産減損損失 | △42 | △18 | +24 | 前年同期に計上した海外事業投資先における無形資産の減損損失の反動 |
| その他の損益-純額 | 49 | △13 | △61 | デリバティブ評価損益の変動 |
| 金融収益 | 897 | 1,268 | +371 | 米ドル金利上昇 |
| 金融費用 | △430 | △918 | △488 | 米ドル金利上昇 |
| 持分法による投資損益 | 2,747 | 2,280 | △467 | 原油、天然ガス及び鉄鉱石価格の下落 |
| 税引前利益 | 10,064 | 6,742 | △3,322 | - |
| 法人所得税 | △2,444 | △1,542 | +902 | - |
| 四半期純利益 | 7,620 | 5,200 | △2,420 | - |
| 四半期純利益(当社の所有者に帰属) | 7,200 | 4,661 | △2,539 | - |
※四捨五入差異により縦計・横計が合わないことがあります(以下同様)。
事業セグメント別の業績を示すと下表のとおりです。(連結累計期間における「当社の所有者に帰属する四半期純利益」を示しています。セグメント別の事業内容及び業績の詳細は、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記5をご参照ください。)
| (単位:億円) | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | 主な増減要因 |
|---|---|---|---|---|
| 天然ガス | 464 | 814 | +350 | 前年同期に計上したLNG販売事業における取引損失の反動 |
| 総合素材 | 373 | 344 | △29 | 鉄鋼製品事業における持分利益の減少 |
| 化学ソリューション | 229 | 94 | △135 | 前年同期に計上した化学品製造事業における繰延税金負債の取崩しの反動や石油化学事業における持分利益の減少 |
| 金属資源 | 3,215 | 1,341 | △1,874 | 豪州原料炭事業における市況下落による影響 |
| 産業インフラ | 174 | 167 | △7 | - |
| 自動車・モビリティ | 894 | 656 | △238 | ロシア関連事業やアセアン自動車事業における持分利益の減少 |
| 食品産業 | 421 | 636 | +215 | 関連会社株式の売却益 |
| コンシューマー産業 | 146 | 258 | +112 | CVS事業における持分利益の増加や前年同期に計上した海外事業投資先宛て投資の減損の反動 |
| 電力ソリューション | △91 | 52 | +143 | 海外電力事業における持分利益の減少の一方、欧州総合エネルギー事業における持分利益の増加 |
| 複合都市開発 | 1,146 | 121 | △1,025 | 前年同期に計上した不動産運用会社の売却益の反動や北米不動産事業における持分利益の減少 |
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ228億円減少し、1兆5,342億円となりました。キャッシュ・フローの内訳は下表のとおりです。
| (単位:億円) | 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 増減 | 当第2四半期連結累計期間の内訳及び主な増減要因 |
|---|---|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 10,573 | 6,967 | △3,606 | (当第2四半期連結累計期間の内訳)法人所得税の支払いの一方、営業収入や配当収入により増加(主な増減要因)営業収入の減少や運転資金負担の減少の反動 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △205 | 339 | +544 | (当第2四半期連結累計期間の内訳)設備投資や関連会社宛て投資による支出の一方、関連会社宛て投資の売却や融資の回収による収入により増加(主な増減要因)前年度の不動産運用会社宛て投資の売却による収入の反動減の一方、当年度の融資の回収や投資不動産の売却による収入 |
| フリーキャッシュ・フロー | 10,368 | 7,306 | △3,062 | - |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △12,155 | △7,973 | +4,182 | (当第2四半期連結累計期間の内訳)借入債務の返済や自己株式の取得により減少(主な増減要因)借入債務の返済の減少 |
| 現金及び現金同等物に係る為替相場変動の影響額 | 541 | 438 | △103 | - |
| 現金及び現金同等物の増減 | △1,247 | △228 | +1,019 | - |
| 営業収益キャッシュ・フロー(リース負債支払後) | 7,070 | 6,082 | △988 | (当第2四半期連結累計期間の内訳)リース負債の支払いの一方、四半期純利益や配当収入により増加(主な増減要因)主に四半期純利益の減少 |
|---|---|---|---|---|
| 調整後フリーキャッシュ・フロー | 6,865 | 6,421 | △444 | - |
財務会計上の営業キャッシュ・フローとは別に、将来の新規投資や株主還元などの原資を適切に表すべく、運転資金の増減影響を控除した営業キャッシュ・フローに、事業活動における必要資金であるリース負債支払額を反映した「営業収益キャッシュ・フロー(リース負債支払後)」と、更に投資活動によるキャッシュ・フローを加えた「調整後フリーキャッシュ・フロー」を定義しています。
投資キャッシュ・フローの主な内容は下表のとおりです。
| 新規・更新投資 | 売却及び回収 |
|---|---|
| ・欧州総合エネルギー事業(電力ソリューション)・豪州原料炭事業(金属資源)・北米不動産事業(複合都市開発)・CVS事業(コンシューマー産業)・海外電力事業(電力ソリューション)・LNG関連事業(天然ガス)・北米シェールガス事業(天然ガス) | ・欧州自動車販売金融事業(自動車・モビリティ)・国内投資不動産事業(複合都市開発)・関連会社宛て投資(食品産業)・銅事業(金属資源)・北米シェールガス事業(天然ガス) |
配当は持続的な利益成長に合わせて増配していく「累進配当」を行う方針としています。自己株式の取得は、総還元性向の水準及び資本構成の適正化のために実施したものです。負債による資金調達は、流動性と財務健全性の観点で適切な水準を維持する方針としています。
(4) 事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」について重要な変更があった事項は次のとおりです。
a.2023年度の業績見通し及び株主還元の修正
2023年度の業績見通しについては、5月9日に9,200億円と公表していましたが、天然ガス、自動車・モビリティ、総合素材及びコンシューマー産業セグメント等が順調に推移し、増益を見込むことなどを踏まえ、11月2日に9,500億円に上方修正しました。また、上方修正に合わせて、1株当たり配当見通しについては5月9日公表の期初見通し200円から10円増配の210円(株式分割前換算)に修正しました。
(5) 研究開発活動
特に記載すべき事項はありません。
(注意事項)
当報告書の将来の予測などに関する記述は、当四半期連結会計期間の末日現在において入手された情報に基づき合理的に判断した予想です。したがって、潜在的なリスクや不確実性その他の要因が内包されており、実際の結果と大きく異なる場合があります。
3 【経営上の重要な契約等】
特に記載すべき事項はありません。
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 2,500,000,000 |
| 計 | 2,500,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 第2四半期会計期間末現在発行数(株)(2023年9月30日) | 提出日現在発行数(株)(2023年11月13日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 1,437,493,951 | 1,437,493,951 | 東京証券取引所プライム市場 | 発行済株式は全て完全議決権株式かつ、権利内容に限定のない株式です。単元株式数は100株です。 |
| 計 | 1,437,493,951 | 1,437,493,951 | - | - |
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
当第2四半期会計期間において発行した新株予約権は、次のとおりです。
2023年度新株予約権Dプラン(株価条件付株式報酬型ストックオプション)
| 決議年月日 | 2023年6月23日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数 | 当社取締役4名及び執行役員37名 |
| 新株予約権の数 | 4,203個 |
| 新株予約権1個当たりの目的たる株式の数(付与株式数) | 100株(注) |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、数(株)及び内容 ※ | 当社普通株式420,300株発行済株式は全て完全議決権株式かつ、権利内容に限定のない株式、単元株式数は100株。 |
| 新株予約権の行使時の払込金額 | 1円 |
| 新株予約権の行使期間 | 2026年7月11日から2053年7月10日まで |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額 | 発行価格 1円資本組入額は、会社計算規則第17条第1項に従い計算される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。 |
| 新株予約権の行使の条件 | (注) |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 | 新株予約権を譲渡するときは、当社取締役会の承認を要する。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 | (注) |
※ 新株予約権付与時点(2023年7月10日)における内容を記載しています。
(注)付与株式数の調整及び新株予約権の行使の条件
1. 当社が、当社普通株式につき、株式分割(当社普通株式の株式無償割当を含む)又は株式併合等を行うことにより、株式数の調整をすることが適切な場合は、当社は必要と認める調整を行うものとする。
2. 新株予約権者は、当社取締役及び執行役員いずれの地位も喪失した日の翌日から起算して10年が経過した場合には、以後、新株予約権を行使することができないものとする。
3. その他の条件については、当社と新株予約権の割り当てを受けた者との間で締結した「新株予約権割当契約」で定めるところによるものとする。
4. 当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する募集新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を以下の条件に基づきそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとする。
(1)交付する再編対象会社の新株予約権の数
残存新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとする。
(2)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
(3)新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の取り決めに準じて決定する。
(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定める再編後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額
とする。再編後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる
再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
(5)新株予約権を行使することができる期間
本新株予約権の行使期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、本新株予約
権の行使期間の満了日までとする。
(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
本新株予約権の取り決めに準じて決定する。
(7)譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要するものと
する。
(8)新株予約権の取得条項
本新株予約権の取り決めに準じて決定する。
(9)その他の新株予約権の行使の条件
本新株予約権の取り決めに準じて決定する。
<株価条件>
2023年7月10日から3年間を業績評価期間(以下、「評価期間」という。)とし、評価期間中の当社株式成長率
(評価期間中の当社の株主総利回り(Total Shareholder Return、以下、「TSR」という。)を、評価期間中の
東証株価指数(以下、「TOPIX」という。)の成長率で除して算出する)に応じて、次のとおり権利行使可
能数を変動させる。
(1)権利行使可能となる新株予約権の数は、以下算定式で定まる数とする。ただし、新株予約権1個未満の
数は四捨五入するものとする。
• 新株予約権の当初割当数 × 権利確定割合
※ 当初割当数は、2023年4月1日時点の役位をもって算定する。
(2)新株予約権の権利確定割合は、評価期間中の当社株式成長率に応じて、以下のとおり変動する。
ただし、1%未満の数は四捨五入するものとする。
• 当社株式成長率が125%以上の場合:100%
• 当社株式成長率が75%以上125%未満の場合:
40%+{当社株式成長率(%)-75(%)}×1.2(1%未満四捨五入)
• 当社株式成長率が75%未満の場合:40%
(3)当社株式成長率は以下のとおりである。
[当社株式成長率]=当社TSR÷TOPIX成長率
評価期間中の当社TSR=(A+B)÷C、評価期間中のTOPIX成長率=D÷Eとする。
A:権利行使期間開始日の属する月の直前3か月の各日の東京証券取引所における当社普通株式の終値
平均値
B:2023年7月10日以後、権利行使期間開始日までの間における当社普通株式1株当たりの配当金の総額
C:2023年7月10日の属する月の直前3か月の各日の東京証券取引所における当社普通株式の終値平均値
D:権利行使期間開始日の属する月の直前3か月の各日の東京証券取引所におけるTOPIXの終値平均値
E:2023年7月10日の属する月の直前3か月の各日の東京証券取引所におけるTOPIXの終値平均値
※ A、C、D及びEは、取引が成立しない日を除く。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(千株) | 発行済株式総数残高(千株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年7月1日~2023年9月30日 | - | 1,437,493 | - | 204,446 | - | 214,161 |
(千株未満・百万円未満切捨)
(5)【大株主の状況】
| 2023年9月30日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 207,806 | 14.84 |
| EUROCLEAR BANK S.A./N.V.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部) | 1 BOULEVARD DU ROI ALBERT Ⅱ,B-1210BRUSSELS,BELGIUM(東京都千代田区丸の内二丁目7番1号) | 129,076 | 9.22 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8番12号 | 76,551 | 5.46 |
| 明治安田生命保険相互会社 | 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 | 58,361 | 4.16 |
| 東京海上日動火災保険株式会社 | 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 | 40,330 | 2.88 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・議決権受託者行使型) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 32,276 | 2.30 |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA02171,U.S.A.(東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) | 22,401 | 1.60 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・三菱電機株式会社口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 17,768 | 1.26 |
| JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 25 BANK STREET CANARY WHARF,LONDON,E14 5JP,UNITED KINGDOM(東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) | 15,357 | 1.09 |
| JPモルガン証券株式会社 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング | 15,028 | 1.07 |
| 計 | - | 614,959 | 43.92 |
| (注) | 1. | 上記のほか当社所有の自己株式37,589千株がございます。 |
|---|---|---|
| 2. | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式のうち、92,283千株は投資資託、3,196千株は年金信託です。 | |
| 3. | 株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式のうち、44,070千株は投資信託、15,961千株は特定金銭信託、8,580千株は指定金銭信託(単独運用)、3,911千株は年金信託、74千株は金外信託です。 | |
| 4. | 2023年6月19日付けで公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、NATIONAL INDEMNITY COMPANYが2023年6月12日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2023年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。なお、その大量保有報告書(変更報告書)の内容は以下のとおりです。 |
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数(千株) | 株券等保有割合(%) |
|---|---|---|---|
| NATIONAL INDEMNITY COMPANY | 1314 DOUGLAS STREET, SUITE 1400,OMAHA, NEBRASKA, UNITED STATES | 119,497 | 8.31 |
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2023年9月30日現在 | |||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | ||
| 無議決権株式 | - | - | - | ||
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | ||
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | ||
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 37,589,900 | 普通株式 | 37,589,900 | - | - |
| 普通株式 | 37,589,900 | ||||
| (相互保有株式) 普通株式 48,000 | 普通株式 | 48,000 | - | - | |
| 普通株式 | 48,000 | ||||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 1,398,576,700 | 普通株式 | 1,398,576,700 | 13,985,767 | - |
| 普通株式 | 1,398,576,700 | ||||
| 単元未満株式 | 普通株式 1,279,351 | 普通株式 | 1,279,351 | - | 一単元(100株)未満の株式 |
| 普通株式 | 1,279,351 | ||||
| 発行済株式総数 | 1,437,493,951 | - | - | ||
| 総株主の議決権 | - | 13,985,767 | - |
| (注) | 1. | 「完全議決権株式(自己株式等)」の欄に記載の株式のほか、連結財務諸表に自己株式として認識している株式付与ESOP信託保有の株式が6,911,000株あり、当該株式数は「完全議決権株式(その他)」の欄に含まれています。また、「議決権の数」の欄には、同信託保有の完全議決権株式に係る議決権の数69,110個が含まれています。 |
|---|---|---|
| 2. | 「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が3,100株含まれています。また、「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数31個が含まれています。 | |
| 3. | 「単元未満株式」には、次の自己株式及び株式付与ESOP信託保有の株式が含まれています。 |
| 自己株式 | 41株 |
|---|---|
| 株式付与ESOP信託 | 17株 |
②【自己株式等】
| 2023年9月30日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 三菱商事㈱(自己株式) | 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 | 37,589,900 | - | 37,589,900 | 2.61 |
| カタギ食品㈱ | 大阪府寝屋川市石津元町12番8号 | 33,600 | - | 33,600 | 0.00 |
| ㈱中村商会 | 東京都中央区日本橋本石町三丁目1番7号 | 14,400 | - | 14,400 | 0.00 |
| 計 | - | 37,637,900 | - | 37,637,900 | 2.61 |
| (注) | 1. | 上記のほか、自己保有の単元未満株式41株があります。 |
|---|---|---|
| 2. | 2023年5月9日開催の取締役会において決議した、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条に基づく自己株式の取得に基づき、東京証券取引所における市場買付により、当第2四半期会計期間において、普通株式を15,739,800株取得しています。 | |
| 3. | 2023年9月30日現在の三菱商事㈱保有の自己株式数は、37,589,941株です。このほか、要約四半期連結財務諸表に自己株式として認識している株式付与ESOP信託保有の株式が6,911,017株あります。 | |
| 4. | カタギ食品㈱は、当社が総株主の議決権の4分の1以上を保有するかどや製油㈱の完全子会社です。 |
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当四半期累計期間において、役員の異動はありません。
第4 【経理の状況】
1. 要約四半期連結財務諸表の作成方法
三菱商事株式会社(以下「当社」)の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、IAS第34号)に準拠して作成しています。
なお、本報告書の要約四半期連結財務諸表の金額については、百万円未満を四捨五入して表示しています。
2. 監査証明
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けています。
1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前連結会計年度末(2023年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間末(2023年9月30日) | ||
| 資産の部 | ||||
| 流動資産 | ||||
| 現金及び現金同等物 | 4,13 | 1,556,999 | 1,534,159 | |
| 定期預金 | 13 | 95,291 | 56,842 | |
| 短期運用資産 | 13 | 42,127 | 45,310 | |
| 営業債権及びその他の債権 | 13 | 4,127,275 | 4,154,881 | |
| その他の金融資産 | 13 | 392,644 | 372,306 | |
| 棚卸資産 | 1,771,382 | 1,848,407 | ||
| 生物資産 | 109,953 | 120,010 | ||
| 前渡金 | 139,140 | 185,235 | ||
| 売却目的保有資産 | 6,15 | 243,663 | 40,708 | |
| その他の流動資産 | 13 | 630,829 | 655,278 | |
| 流動資産合計 | 9,109,303 | 9,013,136 | ||
| 非流動資産 | ||||
| 持分法で会計処理される投資 | 15 | 3,921,494 | 4,246,627 | |
| その他の投資 | 4,13 | 1,816,851 | 1,876,626 | |
| 営業債権及びその他の債権 | 13 | 1,013,428 | 1,132,613 | |
| その他の金融資産 | 13 | 160,892 | 154,446 | |
| 有形固定資産 | 7 | 2,992,042 | 3,265,344 | |
| 投資不動産 | 81,986 | 76,587 | ||
| 無形資産及びのれん | 1,207,402 | 1,241,991 | ||
| 使用権資産 | 1,590,283 | 1,626,030 | ||
| 繰延税金資産 | 3 | 39,082 | 40,779 | |
| その他の非流動資産 | 214,738 | 217,724 | ||
| 非流動資産合計 | 13,038,198 | 13,878,767 | ||
| 資産合計 | 5 | 22,147,501 | 22,891,903 |
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前連結会計年度末(2023年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間末(2023年9月30日) | ||
| 負債及び資本の部 | ||||
| 流動負債 | ||||
| 社債及び借入金 | 8,13 | 1,395,890 | 1,475,775 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 13 | 3,369,018 | 3,520,289 | |
| リース負債 | 264,083 | 273,063 | ||
| その他の金融負債 | 13 | 354,066 | 295,763 | |
| 前受金 | 296,463 | 317,924 | ||
| 未払法人税等 | 185,432 | 77,414 | ||
| 引当金 | 84,618 | 66,708 | ||
| 売却目的保有資産に直接関連する負債 | 6 | 25,812 | 18,496 | |
| その他の流動負債 | 13 | 719,297 | 603,690 | |
| 流動負債合計 | 6,694,679 | 6,649,122 | ||
| 非流動負債 | ||||
| 社債及び借入金 | 8,13 | 3,493,991 | 3,433,107 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 13 | 59,235 | 63,998 | |
| リース負債 | 1,403,606 | 1,415,720 | ||
| その他の金融負債 | 13 | 177,380 | 154,672 | |
| 退職給付に係る負債 | 118,470 | 123,278 | ||
| 引当金 | 3 | 342,808 | 365,299 | |
| 繰延税金負債 | 679,144 | 750,688 | ||
| その他の非流動負債 | 59,152 | 69,397 | ||
| 非流動負債合計 | 6,333,786 | 6,376,159 | ||
| 負債合計 | 13,028,465 | 13,025,281 | ||
| 資本 | ||||
| 資本金 | 204,447 | 204,447 | ||
| 資本剰余金 | 225,858 | 226,793 | ||
| 自己株式 | 9 | △124,083 | △250,781 | |
| その他の資本の構成要素 | ||||
| FVTOCIに指定したその他の投資 | 4,10 | 405,431 | 443,432 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 10 | 53,044 | 90,179 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | 10 | 1,257,065 | 1,794,004 | |
| その他の資本の構成要素計 | 1,715,540 | 2,327,615 | ||
| 利益剰余金 | 3,9 | 6,043,878 | 6,269,658 | |
| 当社の所有者に帰属する持分 | 8,065,640 | 8,777,732 | ||
| 非支配持分 | 1,053,396 | 1,088,890 | ||
| 資本合計 | 9,119,036 | 9,866,622 | ||
| 負債及び資本合計 | 22,147,501 | 22,891,903 |
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
(2) 【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | ||||||
| 注記番号 | 前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) | ||||
| 収益 | 5 | 10,721,878 | 9,561,011 | |||
| 原価 | △9,423,168 | △8,407,700 | ||||
| 売上総利益 | 5 | 1,298,710 | 1,153,311 | |||
| 販売費及び一般管理費 | △762,864 | △811,837 | ||||
| 有価証券損益 | 13,14,15 | 145,205 | 51,326 | |||
| 固定資産除・売却損益 | 6 | 3,263 | 21,427 | |||
| 固定資産減損損失 | △4,168 | △1,759 | ||||
| その他の損益-純額 | 11 | 4,863 | △1,276 | |||
| 金融収益 | 15 | 89,709 | 126,797 | |||
| 金融費用 | △42,993 | △91,826 | ||||
| 持分法による投資損益 | 5 | 274,694 | 228,023 | |||
| 税引前利益 | 1,006,419 | 674,186 | ||||
| 法人所得税 | 6,14,15 | △244,428 | △154,227 | |||
| 四半期純利益 | 761,991 | 519,959 | ||||
| 四半期純利益の帰属 | ||||||
| 当社の所有者 | 5 | 720,006 | 466,076 | |||
| 非支配持分 | 41,985 | 53,883 | ||||
| 761,991 | 519,959 | |||||
| 1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属) | ||||||
| 基本的 | 12,16 | 490.54 | 円 | 330.11 | 円 | |
| 希薄化後 | 12,16 | 488.48 | 円 | 328.58 | 円 | |
(注) 当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。「1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)」については株式分割前の株数を基準に算出しています。
株式分割の詳細については、注記16をご参照ください。
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
【第2四半期連結会計期間】
| (単位:百万円) | ||||||
| 注記番号 | 前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日至 2023年9月30日) | ||||
| 収益 | 5 | 5,278,439 | 4,825,346 | |||
| 原価 | △4,754,441 | △4,296,374 | ||||
| 売上総利益 | 5 | 523,998 | 528,972 | |||
| 販売費及び一般管理費 | △387,928 | △419,373 | ||||
| 有価証券損益 | 15 | 9,337 | 6,857 | |||
| 固定資産除・売却損益 | 1,826 | 1,784 | ||||
| 固定資産減損損失 | △2,777 | △992 | ||||
| その他の損益-純額 | △3,014 | 7,602 | ||||
| 金融収益 | 29,468 | 46,474 | ||||
| 金融費用 | △25,093 | △47,959 | ||||
| 持分法による投資損益 | 5 | 121,309 | 106,121 | |||
| 税引前利益 | 267,126 | 229,486 | ||||
| 法人所得税 | △63,464 | △56,970 | ||||
| 四半期純利益 | 203,662 | 172,516 | ||||
| 四半期純利益の帰属 | ||||||
| 当社の所有者 | 5 | 186,055 | 148,355 | |||
| 非支配持分 | 17,607 | 24,161 | ||||
| 203,662 | 172,516 | |||||
| 1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属) | ||||||
| 基本的 | 12,16 | 127.31 | 円 | 105.77 | 円 | |
| 希薄化後 | 12,16 | 126.79 | 円 | 105.29 | 円 | |
(注) 当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。「1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)」については株式分割前の株数を基準に算出しています。
株式分割の詳細については、注記16をご参照ください。
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
(3) 【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日至 2023年9月30日) | ||
| 四半期純利益 | 761,991 | 519,959 | ||
| その他の包括利益(税効果後) | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| FVTOCIに指定したその他の投資による損益 | 4,10,13 | △83,487 | 51,034 | |
| 確定給付制度の再測定 | 10 | 86 | △828 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 10 | △5,106 | △11,955 | |
| 合計 | △88,507 | 38,251 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 10,13 | △110,833 | 26,534 | |
| 在外営業活動体の換算差額 | 10,13 | 516,231 | 480,421 | |
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 10 | 224,954 | 100,047 | |
| 合計 | 630,352 | 607,002 | ||
| その他の包括利益合計 | 541,845 | 645,253 | ||
| 四半期包括利益合計 | 1,303,836 | 1,165,212 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 当社の所有者 | 1,234,133 | 1,084,688 | ||
| 非支配持分 | 69,703 | 80,524 | ||
| 1,303,836 | 1,165,212 |
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
【第2四半期連結会計期間】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日至 2023年9月30日) | ||
| 四半期純利益 | 203,662 | 172,516 | ||
| その他の包括利益(税効果後) | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| FVTOCIに指定したその他の投資による損益 | 12,628 | 61,145 | ||
| 確定給付制度の再測定 | △15 | 103 | ||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 2,408 | △3,889 | ||
| 合計 | 15,021 | 57,359 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | △102,646 | △8,593 | ||
| 在外営業活動体の換算差額 | 167,514 | 160,462 | ||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分 | 111,870 | 66,434 | ||
| 合計 | 176,738 | 218,303 | ||
| その他の包括利益合計 | 191,759 | 275,662 | ||
| 四半期包括利益合計 | 395,421 | 448,178 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 当社の所有者 | 374,512 | 415,666 | ||
| 非支配持分 | 20,909 | 32,512 | ||
| 395,421 | 448,178 |
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
(4) 【要約四半期連結持分変動計算書】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日至 2023年9月30日) | ||
| 資本金 | ||||
| 期首残高 | 204,447 | 204,447 | ||
| 期末残高 | 204,447 | 204,447 | ||
| 資本剰余金 | ||||
| 期首残高 | 226,483 | 225,858 | ||
| 株式報酬に伴う報酬費用 | 1,076 | 1,341 | ||
| 株式報酬に伴う自己株式の処分 | △933 | △751 | ||
| 非支配株主との資本取引及びその他 | 503 | 345 | ||
| 期末残高 | 227,129 | 226,793 | ||
| 自己株式 | ||||
| 期首残高 | △25,544 | △124,083 | ||
| 株式報酬に伴う自己株式の処分 | 2,306 | 3,456 | ||
| 取得及び処分-純額 | 9 | △86,732 | △227,510 | |
| 消却 | 9 | 44,461 | 97,356 | |
| 期末残高 | △65,509 | △250,781 | ||
| その他の資本の構成要素 | ||||
| 期首残高 | 10 | 1,270,412 | 1,715,540 | |
| 当社の所有者に帰属するその他の包括利益 | 10 | 514,127 | 618,612 | |
| 利益剰余金への振替額 | 10 | △23,439 | △6,537 | |
| 期末残高 | 10 | 1,761,100 | 2,327,615 | |
| 利益剰余金 | ||||
| 期首残高 | 5,204,434 | 6,043,878 | ||
| 会計方針の変更に伴う累積的影響額 | 3 | △22,384 | - | |
| 会計方針の変更を反映した期首残高 | 5,182,050 | 6,043,878 | ||
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益 | 720,006 | 466,076 | ||
| 配当金 | 9 | △116,658 | △147,169 | |
| 株式報酬に伴う自己株式の処分 | △1,083 | △2,308 | ||
| 自己株式の消却 | 9 | △44,461 | △97,356 | |
| その他の資本の構成要素からの振替額 | 23,439 | 6,537 | ||
| 期末残高 | 5,763,293 | 6,269,658 | ||
| 当社の所有者に帰属する持分 | 7,890,460 | 8,777,732 | ||
| 非支配持分 | ||||
| 期首残高 | 976,940 | 1,053,396 | ||
| 非支配株主への配当支払額 | △44,030 | △54,498 | ||
| 非支配株主との資本取引及びその他 | 3,566 | 9,468 | ||
| 非支配持分に帰属する四半期純利益 | 41,985 | 53,883 | ||
| 非支配持分に帰属するその他の包括利益 | 27,718 | 26,641 | ||
| 期末残高 | 1,006,179 | 1,088,890 | ||
| 資本合計 | 8,896,639 | 9,866,622 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 当社の所有者 | 1,234,133 | 1,084,688 | ||
| 非支配持分 | 69,703 | 80,524 | ||
| 四半期包括利益合計 | 1,303,836 | 1,165,212 |
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
(5) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日至 2023年9月30日) | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 四半期純利益 | 761,991 | 519,959 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フローへの調整 | ||||
| 減価償却費等 | 282,664 | 295,463 | ||
| 有価証券損益 | △145,205 | △51,326 | ||
| 固定資産損益 | 905 | △19,668 | ||
| 金融収益・費用合計 | △46,716 | △34,971 | ||
| 持分法による投資損益 | △274,694 | △228,023 | ||
| 法人所得税 | 244,428 | 154,227 | ||
| 売上債権の増減 | 82,546 | 64,916 | ||
| 棚卸資産の増減 | 16,860 | △27,037 | ||
| 仕入債務の増減 | 60,032 | △29,014 | ||
| デリバティブ取引証拠金等の増減 | 19,300 | 23,955 | ||
| その他-純額 | △10,435 | 49,496 | ||
| 配当金の受取額 | 266,008 | 277,794 | ||
| 利息の受取額 | 50,014 | 91,869 | ||
| 利息の支払額 | △51,426 | △98,894 | ||
| 法人所得税の支払額 | △198,944 | △292,021 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,057,328 | 696,725 |
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日至 2023年9月30日) | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 有形固定資産等の取得による支出 | △214,311 | △242,545 | ||
| 有形固定資産等の売却による収入 | 12,945 | 7,911 | ||
| 投資不動産の取得による支出 | △608 | △551 | ||
| 投資不動産の売却による収入 | 6 | 359 | 64,669 | |
| 持分法で会計処理される投資の取得による支出 | △69,475 | △96,068 | ||
| 持分法で会計処理される投資の売却による収入 | 159,582 | 181,459 | ||
| 事業の取得による支出(取得時の現金受入額控除後の純額) | △20,546 | △5,035 | ||
| 事業の売却による収入(売却時の現金保有額控除後の純額) | 14 | 115,059 | 19,625 | |
| その他の投資の取得による支出 | △12,081 | △10,288 | ||
| その他の投資の売却等による収入 | 49,129 | 38,799 | ||
| 貸付の実行による支出 | △110,069 | △79,506 | ||
| 貸付金の回収による収入 | 23,888 | 108,546 | ||
| 定期預金の増減-純額 | 45,608 | 46,917 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △20,520 | 33,933 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 短期借入金等の増減-純額 | △413,541 | △123,010 | ||
| 長期借入債務等による調達 | 110,253 | 158,614 | ||
| 長期借入債務等の返済 | △518,430 | △275,760 | ||
| リース負債の返済 | △152,566 | △134,773 | ||
| 当社による配当金の支払 | △116,658 | △147,169 | ||
| 子会社による非支配株主への配当金の支払 | △44,030 | △54,498 | ||
| 非支配株主からの子会社持分追加取得等による支払 | △6,240 | △5,871 | ||
| 非支配株主への子会社持分一部売却等による受取 | 12,787 | 12,648 | ||
| 自己株式の増減-純額 | △87,099 | △227,511 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △1,215,524 | △797,330 | ||
| 現金及び現金同等物に係る為替相場変動の影響額 | 54,088 | 43,832 | ||
| 現金及び現金同等物の減少額 | △124,628 | △22,840 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 1,555,570 | 1,556,999 | ||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 1,430,942 | 1,534,159 |
「要約四半期連結財務諸表注記」参照
【要約四半期連結財務諸表注記】
1. 報告企業
当社は、日本国に所在する株式会社です。当社及び国内外の連結子会社(以下まとめて「連結会社」)は、国内外のネットワークを通じて、天然資源開発から多種多様な商品の売買や製造、コンシューマー向け商品やサービスの提供を行うほか、広い産業接地面やグローバルインテリジェンスによる総合力を活かし、新しいビジネスモデルや新技術の事業化、新たなサービスの開発・提供など、広範な分野で多角的に事業を展開しています。
連結会社の主な事業活動内容は、注記5にて開示しています。当社の連結財務諸表は、連結会社、並びに連結会社の関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されています。
2. 作成の基礎
当社の要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成しており、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
3. 重要性のある会計方針
当要約四半期連結財務諸表において適用する重要性のある会計方針は、以下を除き、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。
新たに適用する主な基準書及び解釈指針
| 基準書及び解釈指針 | 概要 |
|---|---|
| IAS第12号「法人所得税」(改訂) | 単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金の会計処理を明確化 |
IAS第12号「法人所得税」(改訂)
連結会社は、第1四半期連結会計期間よりIAS第12号(改訂)を適用しています。同基準の適用により、前連結会計年度の連結財政状態計算書において、「持分法で会計処理される投資」及び「利益剰余金」並びに連結持分変動計算書の「利益剰余金」の期首残高がそれぞれ5,381百万円減少しています。
なお、連結持分変動計算書における、前連結会計年度の「利益剰余金」の「会計方針の変更に伴う累積的影響額」22,384百万円の減少には、上記のIAS第12号(改訂)適用に伴う5,381百万円の減少に加えて、前連結会計年度より適用したIAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」(改訂)の影響17,003百万円の減少が含まれています。
IAS第12号(改訂)の適用に伴い、取引時に同額の将来加算一時差異と将来減算一時差異を生じさせる取引に関する当初認識時の会計処理が明確化され、当該将来加算一時差異と将来減算一時差異について「繰延税金負債」及び「繰延税金資産」が連結財政状態計算書にそれぞれ認識されることになります。持分法で会計処理される投資の一部事業において、繰延税金資産の回収可能性がないと判断した結果、繰延税金資産が認識されない一方で、繰延税金負債のみが認識されることによる差額について、上記のとおり、「持分法で会計処理される投資」及び「利益剰余金」を遡及修正しています。
これらを除く新たな基準書及び解釈指針の適用による当要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。
4. 重要な会計上の判断、見積り及び仮定
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの改訂による影響は、その見積りが改訂された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積り及び仮定は、注記13に含まれているものを除き、前連結会計年度の連結財務諸表と同様です。なお、ロシア・ウクライナ情勢の影響に関する直近の状況については以下のとおりです。
ロシア・ウクライナ情勢の影響
連結会社のロシアにおける主たる事業は自動車・モビリティセグメントにおける販売金融事業及び天然ガスセグメントにおけるLNG関連事業への投資です。当第2四半期連結会計期間末における連結会社のロシアにおける事業に関する資産総額は194,299百万円(内、国際送金規制の対象となる現金及び現金同等物の残高は52,674百万円)です。
(ロシアにおけるLNG関連事業)
連結会社は、ロシアでLNG関連事業を行うSakhalin Energy LLC(以下SELLC)に対して10%持分を有しており、その他の投資(FVTOCIの金融資産)として会計処理を行っています。関連するロシア大統領令及び政府令に基づく当該LNG関連事業の権利義務に係る会計処理については、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記2「(5)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」をご参照ください。
2023年4月11日付けのロシア政府令(第890号)によってSELLCの新たな出資者が承認されましたが、会社定款及びSELLCの出資者間協定書の条件など事業運営に係る詳細については、新たな出資者への持分移転手続きが完了し、SELLCの出資者構成が確定した後に協議する必要があり、当該投資に係る不確実性は依然として継続しています。連結会社は、当該状況を勘案し、確率加重平均による期待現在価値技法を用いたインカム・アプローチで当該投資の公正価値を測定しており、測定に用いる割引率はロシアのカントリーリスクプレミアムを考慮した上で決定しています。SELLCへの投資を通じて当該プロジェクト期間にわたる配当収入を見込む一方、その他シナリオも加味し、当第2四半期連結会計期間末における当該投資の公正価値(レベル3)を107,015百万円として測定し、当第2四半期連結累計期間において23,805百万円のその他の包括利益の増加(税前)を認識しています。
なお、今後の更なる状況の変化により、その他シナリオで加味してきた不確実性が一部解消することで、確率加重平均による期待現在価値技法に用いるシナリオを再評価する必要があり、これによりSELLC宛て投資の公正価値は増加又は減少する可能性があります。
5. セグメント情報
事業セグメント情報
事業セグメントは、連結会社の最高経営意思決定者である当社の代表取締役 社長が経営資源の配分や業績評価を行うにあたり通常使用しており、財務情報が入手可能な企業の構成単位、として定義されています。
事業セグメントは商品及び提供するサービスの性質に基づき決定されています。連結会社の報告セグメントは以下の10グループにより構成されています。
| 天然ガス: | 北米、東南アジア、豪州などにおいて、天然ガス・原油の開発・生産事業、液化天然ガス(LNG)事業などを行っています。 |
|---|---|
| 総合素材: | 自動車・モビリティや建設・インフラなどの対面業界において、鉄鋼製品、硅砂、セメント・生コン、炭素材、塩ビ・化成品など多岐にわたる素材の販売取引、事業投資、事業開発を行っています。 |
| 化学ソリューション: | エチレン、メタノール、塩、アンモニア、プラスチック、肥料など幅広い化学関連分野において、販売取引、事業開発、投資などを行っています。 |
| 金属資源: | 銅、原料炭、鉄鉱石、アルミといった金属資源への投資・開発などを通じて事業経営に携わると共に、グローバルネットワークを通じた鉄鋼原料、非鉄原料・製品における質の高いサービスや機能を活かし、供給体制を強化しています。 |
| 産業インフラ: | エネルギーインフラ、産業プラント、建設機械、工作機械、農業機械、エレベーター、エスカレーター、ファシリティマネジメント、船舶、宇宙航空関連機器など幅広い分野における事業及び関連する取引などを行っています。 |
| 自動車・モビリティ: | 乗用車・商用車の販売や販売金融を中心に、生産、アフターサービスも含め一連のバリューチェーン事業に深く関与しています。また、ヒトやモノの移動に関する課題を解決するモビリティ関連事業に取り組んでいます。 |
| 食品産業: | 食糧、生鮮品、生活消費財、食品素材などの「食」に関わる分野で、原料の生産・調達から製品製造に至るまでの幅広い領域において、販売取引、事業開発などを行っています。 |
| コンシューマー産業: | 小売・流通、物流、ヘルスケア、衣料他の各領域において、商品・サービスの提供、事業開発などを行っています。 |
| 電力ソリューション: | 国内外の産業の基盤である電力・水関連事業における幅広い分野に取り組んでいます。具体的には、発・送電事業、電力トレーディング、電力小売事業等に加え、水素エネルギー開発などを行っています。 |
| 複合都市開発: | 都市開発・不動産、企業投資、リース、インフラなどの分野において、開発事業、運用・運営を行っています。 |
各事業セグメントにおける会計方針は、注記3に記載のとおりです。
経営者は管理上、当社の所有者に帰属する当期純利益を主要な指標として、いくつかの要素に基づき各セグメントの業績評価を行っています。
なお、セグメント間の内部取引における価額は、外部顧客との取引価額に準じています。
連結会社の各セグメントの情報は以下のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
| 天然ガス | 総合素材 | 化学ソリューション | 金属資源 | 産業インフラ | 自動車・モビリティ | 食品産業 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 1,076,548 | 1,284,759 | 1,157,572 | 2,023,182 | 329,294 | 561,717 | 1,158,543 |
| 売上総利益 | △25,488 | 89,954 | 49,218 | 420,262 | 58,094 | 122,410 | 163,073 |
| 持分法による投資損益 | 92,361 | 25,391 | 9,076 | 28,604 | 5,419 | 45,595 | 17,829 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 46,402 | 37,263 | 22,939 | 321,545 | 17,401 | 89,372 | 42,104 |
| 資産合計(2023年3月末) | 2,043,043 | 1,461,661 | 691,522 | 4,098,105 | 1,329,167 | 2,021,907 | 2,102,969 |
(単位:百万円)
| コンシューマー産業 | 電力ソリューション | 複合都市開発 | 合計 | その他 | 調整・消去 | 連結金額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 1,670,188 | 552,154 | 23,533 | 9,837,490 | 884,388 | - | 10,721,878 |
| 売上総利益 | 354,453 | 33,054 | 13,196 | 1,278,226 | 20,484 | - | 1,298,710 |
| 持分法による投資損益 | 3,650 | 5,957 | 31,171 | 265,053 | 9,634 | 7 | 274,694 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 14,575 | △9,138 | 114,642 | 697,105 | 16,462 | 6,439 | 720,006 |
| 資産合計(2023年3月末) | 3,882,050 | 2,716,166 | 1,164,595 | 21,511,185 | 3,483,890 | △2,847,574 | 22,147,501 |
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円)
| 天然ガス | 総合素材 | 化学ソリューション | 金属資源 | 産業インフラ | 自動車・モビリティ | 食品産業 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 472,322 | 1,268,585 | 884,360 | 1,615,591 | 424,213 | 474,840 | 1,155,520 |
| 売上総利益 | 36,376 | 80,739 | 34,781 | 183,557 | 64,891 | 97,711 | 153,059 |
| 持分法による投資損益 | 69,971 | 22,545 | 977 | 29,850 | 8,110 | 49,068 | 10,206 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益 | 81,394 | 34,378 | 9,359 | 134,056 | 16,688 | 65,603 | 63,584 |
| 資産合計(2023年9月末) | 2,190,228 | 1,564,194 | 731,019 | 4,044,604 | 1,395,815 | 1,895,588 | 2,199,072 |
(単位:百万円)
| コンシューマー産業 | 電力ソリューション | 複合都市開発 | 合計 | その他 | 調整・消去 | 連結金額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 1,761,628 | 565,066 | 16,937 | 8,639,062 | 921,949 | - | 9,561,011 |
| 売上総利益 | 396,356 | 75,367 | 10,664 | 1,133,501 | 19,810 | - | 1,153,311 |
| 持分法による投資損益 | 7,072 | 7,219 | 18,625 | 223,643 | 4,390 | △10 | 228,023 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益 | 25,809 | 5,174 | 12,094 | 448,139 | 17,519 | 418 | 466,076 |
| 資産合計(2023年9月末) | 3,988,652 | 2,806,964 | 1,186,069 | 22,002,205 | 3,516,189 | △2,626,491 | 22,891,903 |
前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
| 天然ガス | 総合素材 | 化学ソリューション | 金属資源 | 産業インフラ | 自動車・モビリティ | 食品産業 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 612,823 | 657,864 | 556,969 | 812,514 | 190,317 | 278,883 | 548,521 |
| 売上総利益 | 614 | 45,088 | 21,242 | 91,406 | 32,595 | 62,517 | 78,508 |
| 持分法による投資損益 | 45,535 | 12,717 | 2,284 | 13,142 | △21 | 24,362 | 9,660 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 28,352 | 18,094 | 6,889 | 66,788 | 8,039 | 40,918 | 19,656 |
(単位:百万円)
| コンシューマー産業 | 電力ソリューション | 複合都市開発 | 合計 | その他 | 調整・消去 | 連結金額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 854,180 | 303,908 | 1,558 | 4,817,537 | 460,902 | - | 5,278,439 |
| 売上総利益 | 181,960 | △4,665 | 2,473 | 511,738 | 12,260 | - | 523,998 |
| 持分法による投資損益 | 2,829 | △4,690 | 11,543 | 117,361 | 3,942 | 6 | 121,309 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 7,719 | △23,554 | 10,069 | 182,970 | 6,812 | △3,727 | 186,055 |
当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円)
| 天然ガス | 総合素材 | 化学ソリューション | 金属資源 | 産業インフラ | 自動車・モビリティ | 食品産業 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 281,375 | 655,205 | 454,825 | 748,143 | 226,180 | 234,268 | 571,246 |
| 売上総利益 | 19,366 | 41,769 | 16,013 | 50,772 | 33,757 | 47,055 | 77,272 |
| 持分法による投資損益 | 26,599 | 11,611 | 494 | 17,523 | 3,980 | 29,070 | 5,035 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 31,884 | 15,259 | 3,073 | 36,938 | 7,851 | 30,945 | 14,540 |
(単位:百万円)
| コンシューマー産業 | 電力ソリューション | 複合都市開発 | 合計 | その他 | 調整・消去 | 連結金額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | 897,788 | 260,541 | 4,824 | 4,334,395 | 490,951 | - | 4,825,346 |
| 売上総利益 | 205,026 | 22,350 | 4,762 | 518,142 | 10,830 | - | 528,972 |
| 持分法による投資損益 | 3,547 | 5,019 | 3,061 | 105,939 | 179 | 3 | 106,121 |
| 当社の所有者に帰属する四半期純利益(純損失) | 12,615 | △3,244 | △4,106 | 145,755 | 2,369 | 231 | 148,355 |
1. 「その他」は、主に当社及び関係会社に対するサービス及び業務支援を行うコーポレートスタッフ部門などを表しています。また当欄には、各事業セグメントに配賦できない、財務・人事関連の営業活動による収益及び費用も含まれています。資産合計のうち「その他」に含めた全社資産は、主に財務・投資活動に係る現金・預金及び有価証券により構成されています。
2. 「調整・消去」には、各事業セグメントに配賦できない収益及び費用やセグメント間の内部取引消去が含まれています。
3. 連結会社は、当連結会計年度において、「中期経営戦略2024」で掲げた成長戦略の更なる推進に向け「次世代エネルギー部門」を新設し、主に従来は「石油・化学ソリューション」に区分していた次世代燃料・石油事業を移管し、「石油・化学ソリューション」を「化学ソリューション」に名称変更しています。そのため、次世代エネルギー部門へ移管された事業に関する前第2四半期連結累計期間及び前第2四半期連結会計期間のセグメント情報の組替再表示を行った上で、当部門は「その他」に含めています。前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の「その他」に含まれる次世代エネルギー部門の収益は、それぞれ880,696百万円、916,914百万円、当社の所有者に帰属する四半期純利益は、それぞれ12,714百万円、4,377百万円、資産合計は、それぞれ469,159百万円、471,171百万円です。また、前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間の「その他」に含まれる次世代エネルギー部門の収益は、それぞれ458,778百万円、488,366百万円、当社の所有者に帰属する四半期純利益は、それぞれ6,368百万円、534百万円です。
4. 前第2四半期連結累計期間の「天然ガス」の「売上総利益」が損失となっているのは、主に、LNG販売事業の欧州向け取引において、事業環境の変化に伴い、販売価格が購入価格を大幅に下回ったことにより生じる損失の影響によるものです。これらには、前連結会計年度に受渡を予定していた未履行の販売取引について、IAS第37号に規定される不利な契約に基づいて計上した引当金見合いの損失も含まれています。
5. 連結会社は、当連結会計年度において、「コンシューマー産業」に区分していたタイヤ事業を「自動車・モビリティ」に移管しています。そのため移管された事業に関する前第2四半期連結累計期間及び前第2四半期連結会計期間のセグメント情報の組替再表示を行っています。
6. 「産業インフラ」の「収益」には、工事請負契約に基づき、工事の進捗度に応じて認識した収益を含んでおり、当該収益は前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、それぞれ183,764百万円及び270,668百万円です。
7. 「コンシューマー産業」の「収益」には、フランチャイズ契約に基づく加盟店からの収入を含んでおり、当該収入は前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、それぞれ126,410百万円及び139,129百万円です。当該収入は店舗設備、什器備品のリースに係る受取リース料を含んでいます。当該収入以外は、主に商品販売及び関連するサービスによる収益です。
6. 売却目的で保有する非流動資産又は処分グループ
前連結会計年度末において、売却の可能性が非常に高く、かつ1年以内に引渡しが予定されているため、売却目的保有に分類された非流動資産及び処分グループは以下のとおりです。なお、当第2四半期連結会計期間末において、売却目的保有に分類された非流動資産及び処分グループの残高に重要性はありません。
売却目的保有に分類された非流動資産
前連結会計年度末において、複合都市開発セグメントにおける投資不動産(賃貸用のオフィスビル及び商業施設等)44,953百万円を売却目的保有に分類し、帳簿価額で測定していましたが、2023年5月31日に当該資産の売却が完了し、これに伴う売却益18,246百万円及びこれに係る法人所得税費用4,562百万円を、要約四半期連結損益計算書の「固定資産除・売却損益」、「法人所得税」に計上しています。また、現金による受取対価63,200百万円を、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「投資不動産の売却による収入」として計上しています。
売却目的保有に分類された処分グループ
前連結会計年度末において、自動車・モビリティセグメントの連結子会社であるMCE Bank GmbH(以下、MCE Bank)が保有する資産及び負債を売却目的で保有する処分グループに分類し、連結財政状態計算書の「売却目的保有資産」及び「売却目的保有資産に直接関連する負債」にそれぞれ141,382百万円、7,714百万円を計上しておりましたが、2023年5月31日に、連結会社が保有するMCE Bankの全株式(発行済株式数の100%)について、Santander Consumer Bank AG宛てに売却が完了しました。本株式売却に伴い、連結会社はMCE Bankに対する支配を喪失しました。なお、当第2四半期連結累計期間において計上された支配喪失に伴う損益に重要性はありません。
7. 有形固定資産
取得及び処分
有形固定資産の取得及び処分の金額は、前第2四半期連結累計期間においてそれぞれ201,437百万円、11,030百万円、当第2四半期連結累計期間においてそれぞれ206,676百万円、10,672百万円です。なお、これらの金額には、連結範囲の変更に伴う増減は含まれていません。また、処分の金額には、売却目的保有資産への振替額を含めています。
8. 社債
前第2四半期連結累計期間において109,000百万円の社債を償還しています。
当第2四半期連結累計期間において72,046百万円の社債を発行しています。
当第2四半期連結累計期間において償還された社債はありません。
9. 資本
配当金
当社は、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、配当金を以下のとおり支払いました。なお、「配当金の総額」には、株式付与ESOP信託及び関係会社が保有する自己株式に対する配当が含まれます。
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月24日定時株主総会 | 普通株式 | 116,909 | 79 | 2022年3月31日 | 2022年6月27日 |
| 2023年6月23日定時株主総会 | 普通株式 | 147,891 | 103 | 2023年3月31日 | 2023年6月26日 |
自己株式
当社は、2023年2月3日及び同年5月9日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式(普通株式)を取得するとともに、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議しました。同決議に基づき、以下のとおり自己株式を取得、消却しています。
| 決議 | 当第2四半期累計期間における取得株式数(株) | 当第2四半期累計期間末までに取得した株式の総数(株) | 消却した株式の総数(株) | 消却日又は消却予定日 | 消却後の発行済株式総数(株) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月3日取締役会 | 8,203,800 | 20,808,400 | 20,808,400 | 2023年5月31日 | 1,437,493,951 |
| 2023年5月9日取締役会 | 28,283,000 | 28,283,000 | - | 2024年1月31日 | - |
(注)当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準にしています。株式分割の詳細については、注記16をご参照ください。
10. その他の資本の構成要素
前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間におけるその他の資本の構成要素(当社の所有者に帰属)の各項目の内訳(税効果後)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 期首残高 | その他の包括利益 | 利益剰余金への振替額 | 期末残高 | |
|---|---|---|---|---|
| (前第2四半期連結累計期間) | ||||
| FVTOCIに指定したその他の投資 | 511,059 | △88,783 | △22,070 | 400,206 |
| 確定給付制度の再測定 | - | 1,369 | △1,369 | - |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | △121,321 | △35,792 | - | △157,113 |
| 在外営業活動体の換算差額 | 880,674 | 637,333 | - | 1,518,007 |
| 合計 | 1,270,412 | 514,127 | △23,439 | 1,761,100 |
| (当第2四半期連結累計期間) | ||||
| FVTOCIに指定したその他の投資 | 405,431 | 44,943 | △6,942 | 443,432 |
| 確定給付制度の再測定 | - | △405 | 405 | - |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 53,044 | 37,135 | - | 90,179 |
| 在外営業活動体の換算差額 | 1,257,065 | 536,939 | - | 1,794,004 |
| 合計 | 1,715,540 | 618,612 | △6,537 | 2,327,615 |
11. その他の損益-純額
要約四半期連結損益計算書における「その他の損益-純額」は、前第2四半期連結累計期間において、その他の収益49,737百万円とその他の費用44,874百万円の純額となっており、また当第2四半期連結累計期間において、その他の収益27,143百万円とその他の費用28,419百万円の純額となっています。
12. 1株当たり情報
1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)及び希薄化後1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)の調整計算は以下のとおりです。
| 前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)(円) | ||
| 基本的 | 490.54 | 330.11 |
| 希薄化後 | 488.48 | 328.58 |
| 分子(百万円) | ||
| 四半期純利益(当社の所有者に帰属) | 720,006 | 466,076 |
| 分母(千株) | ||
| 加重平均普通株式数 | 1,467,775 | 1,411,874 |
| 希薄化効果のある証券の影響 | ||
| 株式報酬 | 6,206 | 6,563 |
| 希薄化効果のある証券の影響考慮後の加重平均株式数 | 1,473,982 | 1,418,437 |
1. 当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき
3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準にしています。
株式分割の詳細については、注記16をご参照ください。
| 前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日至 2022年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日至 2023年9月30日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)(円) | ||
| 基本的 | 127.31 | 105.77 |
| 希薄化後 | 126.79 | 105.29 |
| 分子(百万円) | ||
| 四半期純利益(当社の所有者に帰属) | 186,055 | 148,355 |
| 分母(千株) | ||
| 加重平均普通株式数 | 1,461,469 | 1,402,595 |
| 希薄化効果のある証券の影響 | ||
| 株式報酬 | 6,010 | 6,398 |
| 希薄化効果のある証券の影響考慮後の加重平均株式数 | 1,467,478 | 1,408,993 |
1. 当社は、2023年11月2日開催の取締役会において、2024年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき
3株の割合で株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準にしています。
株式分割の詳細については、注記16をご参照ください。
13. 公正価値測定
継続的に公正価値で測定される資産及び負債
前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における、継続的に公正価値で測定される資産及び負債の内訳は、以下のとおりです。
(前連結会計年度末) (単位:百万円)
| 区分 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 資産・負債相殺額 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 資産 | |||||
| 現金及び現金同等物 | 1,319,000 | - | - | - | 1,319,000 |
| 短期運用資産及びその他の投資 | |||||
| FVTPLの金融資産 | 15,612 | 361 | 209,063 | - | 225,036 |
| FVTOCIの金融資産 | |||||
| 市場性のある株式 | 558,974 | - | - | - | 558,974 |
| 市場性のない株式等 | - | 314 | 858,030 | - | 858,344 |
| 営業債権及びその他の債権 | |||||
| FVTPLの金融資産 | 1,945 | 167,105 | 23,170 | - | 192,220 |
| その他の金融資産(デリバティブ) | |||||
| 金利契約 | - | 51,511 | - | △306 | 51,205 |
| 外国為替契約 | - | 53,787 | - | △5,303 | 48,484 |
| コモディティ契約等 | 988,240 | 736,727 | 35,133 | △1,306,253 | 453,847 |
| その他の流動資産及びその他の非流動資産 | |||||
| コモディティ・ローン取引に関する資産 | - | 346,001 | - | - | 346,001 |
| 資産 合計 | 2,883,771 | 1,355,806 | 1,125,396 | △1,311,862 | 4,053,111 |
| 負債 | |||||
| その他の金融負債(デリバティブ) | |||||
| 金利契約 | - | 37,903 | - | △305 | 37,598 |
| 外国為替契約 | - | 30,332 | - | △5,302 | 25,030 |
| コモディティ契約等 | 871,460 | 820,055 | 81,893 | △1,304,590 | 468,818 |
| その他の流動負債及びその他の非流動負債 | |||||
| コモディティ・ローン取引に関する負債 | - | 273,062 | - | - | 273,062 |
| 負債 合計 | 871,460 | 1,161,352 | 81,893 | △1,310,197 | 804,508 |
1. 前連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。
(当第2四半期連結会計期間末) (単位:百万円)
| 区分 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 資産・負債相殺額 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 資産 | |||||
| 現金及び現金同等物 | 1,326,254 | - | - | - | 1,326,254 |
| 短期運用資産及びその他の投資 | |||||
| FVTPLの金融資産 | 21,661 | 396 | 198,371 | - | 220,428 |
| FVTOCIの金融資産 | |||||
| 市場性のある株式 | 636,109 | - | - | - | 636,109 |
| 市場性のない株式等 | - | 312 | 847,777 | - | 848,089 |
| 営業債権及びその他の債権 | |||||
| FVTPLの金融資産 | - | 155,999 | 25,081 | - | 181,080 |
| その他の金融資産(デリバティブ) | |||||
| 金利契約 | - | 43,640 | - | △242 | 43,398 |
| 外国為替契約 | - | 105,238 | - | △6,246 | 98,992 |
| コモディティ契約等 | 719,555 | 633,671 | 42,563 | △1,011,427 | 384,362 |
| その他の流動資産及びその他の非流動資産 | |||||
| コモディティ・ローン取引に関する資産 | - | 369,685 | - | - | 369,685 |
| 資産 合計 | 2,703,579 | 1,308,941 | 1,113,792 | △1,017,915 | 4,108,397 |
| 負債 | |||||
| その他の金融負債(デリバティブ) | |||||
| 金利契約 | - | 55,505 | - | △239 | 55,266 |
| 外国為替契約 | - | 58,145 | - | △6,251 | 51,894 |
| コモディティ契約等 | 563,671 | 716,618 | 74,686 | △1,011,700 | 343,275 |
| その他の流動負債及びその他の非流動負債 | |||||
| コモディティ・ローン取引に関する負債 | - | 255,011 | - | - | 255,011 |
| 負債 合計 | 563,671 | 1,085,279 | 74,686 | △1,018,190 | 705,446 |
1. 当第2四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。
2. 当第2四半期連結累計期間において、デリバティブにおけるコモディティ契約等のレベル1及びレベル2の
増減は、主に電力市況の下落及び数量減によるものです。
前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における、継続的に公正価値で測定されるレベル3の主な資産及び負債の調整表は以下のとおりです。
(前第2四半期連結累計期間) (単位:百万円)
| 区分 | 期首残高 | 損益 | その他の包括損益 | 購入等による増加 | 売却等による減少 | 償還又は決済 | 期末残高 | 期末で保有する資産・負債に関連する未実現損益の変動に起因する額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 短期運用資産及びその他の投資 | ||||||||
| FVTPLの金融資産 | 164,598 | 6,293 | 16,543 | 5,872 | △16,857 | △171 | 176,278 | 9,089 |
| FVTOCIの金融資産 (市場性のない株式等) | 1,019,554 | - | △87,999 | - | △14,949 | △3 | 916,603 | - |
| その他の金融資産(デリバティブ) | ||||||||
| コモディティ契約等 | 36,186 | 32,438 | 3,320 | 60 | - | △16,886 | 55,118 | 27,422 |
| その他の金融負債(デリバティブ) | ||||||||
| コモディティ契約等 | 70,576 | 21,856 | 62,511 | - | - | △4,873 | 150,070 | 19,434 |
1. 「購入等による増加」及び「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定との振替に
よる増減が含まれています。
2. 前第2四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。
(当第2四半期連結累計期間) (単位:百万円)
| 区分 | 期首残高 | 損益 | その他の包括損益 | 購入等による増加 | 売却等による減少 | 償還又は決済 | 期末残高 | 期末で保有する資産・負債に関連する未実現損益の変動に起因する額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 短期運用資産及びその他の投資 | ||||||||
| FVTPLの金融資産 | 209,063 | 2,069 | 11,013 | 15,200 | △38,611 | △363 | 198,371 | 1,283 |
| FVTOCIの金融資産 (市場性のない株式等) | 858,030 | - | △5,338 | 546 | △5,460 | △1 | 847,777 | - |
| その他の金融資産(デリバティブ) | ||||||||
| コモディティ契約等 | 35,133 | 8,898 | 4,554 | 1,935 | - | △7,957 | 42,563 | 8,561 |
| その他の金融負債(デリバティブ) | ||||||||
| コモディティ契約等 | 81,893 | 15,391 | △17,378 | 138 | - | △5,358 | 74,686 | 13,140 |
1. 「購入等による増加」及び「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定との振替に
よる増減が含まれています。
2. 当第2四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。
3. 「FVTPLの金融資産」の「売却等による減少」には、当連結会計年度に機能素材事業会社を持分法適用会社へ
区分変更したことによる減少30,000百万円が含まれています。
短期運用資産及びその他の投資(FVTPL)について四半期純利益で認識した損益は、要約四半期連結損益計算書の「有価証券損益」に含まれており、その他の包括損益で認識した金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。
短期運用資産及びその他の投資(FVTOCI)についてその他の包括損益で認識した金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「FVTOCIに指定したその他の投資による損益」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。なお、当第2四半期連結累計期間にその他の包括損益で認識した金額には、中長期事業計画の見直し等を主因とする銅事業宛て投資の公正価値の減少68,069百万円、ロシアにおけるLNG関連事業の公正価値の増加23,805百万円が含まれています。また、前第2四半期連結累計期間にその他の包括損益で認識した金額には、ロシアにおけるLNG関連事業宛て投資の公正価値の減少72,598百万円、及び、配当見通しの下方修正等による、マレーシアにおけるLNG関連事業宛て投資の公正価値の減少38,888百万円が含まれています。ロシアにおけるLNG関連事業の見積り及びその基礎となる仮定については、注記4及び前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記2「(5)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」をご参照ください。
その他の金融負債(デリバティブ)について、その他の包括損益で認識した金額は、主に要約四半期連結包括利益計算書の「キャッシュ・フロー・ヘッジ」に含まれています。当第2四半期連結累計期間に、その他の金融負債(デリバティブ)についてその他の包括損益で認識した金額は、主に電力市況の下落に伴う、N.V. Enecoにおける長期電力供給契約に係るデリバティブの公正価値の変動によるものです。また、前第2四半期連結累計期間に、その他の金融負債(デリバティブ)についてその他の包括損益で認識した金額は、主に電力市況の高騰に伴う、N.V. Enecoにおける長期電力供給契約に係るデリバティブの公正価値の変動によるものです。
その他の金融資産(デリバティブ)及びその他の金融負債(デリバティブ)について、前第2四半期連結累計期間で認識した損益は、主に電力市況の高騰に伴う、長期電力契約及び関連するデリバティブ(販売・調達)の公正価値の変動によるものです。これらの損益は、主に要約四半期連結損益計算書の「原価」に含まれています。
上記の公正価値測定においては、観察可能な市場価格などのインプットに加え、エネルギー政策や将来の電力需給に関する予測などの観察不能なインプットを用いて先物時価を見積っていることなどから、レベル3に分類しています。
継続的に公正価値で測定される資産及び負債の測定方法
継続的に公正価値で測定される資産及び負債の測定方法は、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記30に記載した内容と同一です。
レベル3に分類される資産に関する定量的情報
前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、レベル3に分類される継続的に公正価値で測定された資産のうち、重要な観察不能なインプットを使用して公正価値を測定した資産に関する主要な定量的情報は以下のとおりです。
(前連結会計年度末)
| 区分 | 評価手法 | 観察不能インプット | インプット値の加重平均 | |
| 非上場株式 | 割引キャッシュ・フロー法 | 割引率 | 13.9 | % |
(当第2四半期連結会計期間末)
| 区分 | 評価手法 | 観察不能インプット | インプット値の加重平均 | |
| 非上場株式 | 割引キャッシュ・フロー法 | 割引率 | 15.3 | % |
非上場株式の公正価値測定で用いている重要な観察不能なインプットは割引率です。これらのインプットの著しい上昇(低下)は、公正価値の著しい低下(上昇)を生じさせることとなります。なお、個別の非上場株式について割引率の変動がない場合においても、各銘柄の公正価値が変動することにより、上記の加重平均の割引率が変動する可能性があります。レベル3に分類される非上場株式の公正価値の変動については「継続的に公正価値で測定されるレベル3の主な資産及び負債の調整表」をご参照ください。
レベル3に区分される公正価値測定に関する評価プロセスは、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記3「(17)公正価値の測定」に記載した内容と同一です。
償却原価で測定される金融商品の公正価値
償却原価で測定される金融商品の帳簿価額及び公正価値に関する情報は以下のとおりです。
現金同等物及び定期預金
償却原価で測定される現金同等物及び定期預金の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、それぞれ333,290百万円、264,747百万円です。比較的短期で満期が到来するため、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
短期運用資産及びその他の投資
償却原価で測定される短期運用資産及びその他の投資は、主に国内及び海外の債券、並びに差入保証金などの市場性のない資産で、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における帳簿価額は、それぞれ216,624百万円、217,310百万円です。債券については、金利スワップ契約等をヘッジ手段として公正価値ヘッジを適用する方針としており、帳簿価額には当該ヘッジ会計の効果も含まれていることから、また、差入保証金については、主に国内低金利が続く状況下、当初認識以降、公正価値測定に適用される割引率に重要な変動がないため、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
営業債権及びその他の債権
償却原価で測定される営業債権及びその他の債権の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、それぞれ4,283,129百万円、4,427,719百万円です。短期分が大部分を占めており、帳簿価額と公正価値の乖離をもたらす長期分の残高に重要性がないことから、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
社債及び借入金
償却原価で測定される社債及び借入金の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、それぞれ4,889,881百万円、4,908,882百万円です。連結会社は、とくに金利変動リスクを受けやすい長期の固定金利条件の調達について、金利スワップ契約等をヘッジ手段として公正価値ヘッジを適用する方針としており、帳簿価額には当該ヘッジ会計の効果も含まれていることから、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。金利リスクに関するリスク管理方針については、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記33をご参照ください。
営業債務及びその他の債務
償却原価で測定される営業債務及びその他の債務の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、それぞれ3,424,965百万円、3,581,417百万円です。短期分が大部分を占めており、帳簿価額と公正価値の乖離をもたらす長期分の残高に重要性がないことから、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
14. 連結子会社
前第2四半期連結累計期間
前第2四半期連結累計期間において、連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益(税前)は、112,390百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、「有価証券損益」に計上されています。このうち、残存保有持分を公正価値で再測定することにより認識した損益(税前)に重要性はありません。
(三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社)
連結会社は、前第2四半期連結累計期間において、連結会社が保有する三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(以下、MC-UBSR)の全株式(発行済株式数の51%)について、KKR & CO. INC.の間接子会社である76株式会社宛てに売却が完了しました。本株式売却に伴い、連結会社はMC-UBSRに対する支配を喪失しました。支配喪失に伴う売却益は112,018百万円、これに係る法人所得税費用は27,940百万円であり、それぞれ前第2四半期連結累計期間において、要約四半期連結損益計算書の「有価証券損益」、「法人所得税」に計上しています。また、現金による受取対価115,652百万円は、前第2四半期連結累計期間において、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「事業の売却による収入(売却時の現金保有額控除後の純額)」に含まれています。
当第2四半期連結累計期間
当第2四半期連結累計期間において、連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益(税前)及び残存保有持分を公正価値で再測定することにより認識した損益(税前)について、いずれも重要性はありません。
15. ジョイント・アレンジメント(共同支配の取決め)及び関連会社
食品産業セグメントの関連会社の株式譲渡
前連結会計年度において、連結会社は、食品産業セグメントの関連会社に関する株式全量を売却目的保有資産に分類していました。当第2四半期連結累計期間において、当該投資に関する配当金の受領及び当該投資の売却に伴う、株式売却益39,660百万円、受取配当金11,849百万円及びこれらに係る法人所得税費用12,078百万円を、それぞれ「有価証券損益」、「金融収益」及び「法人所得税」として計上しており、食品産業セグメントの連結純利益に含まれています。
Mozal SA
連結会社は、100%出資子会社のMCA Metals Holding GmbHが25%出資していたアルミ製錬事業会社Mozal SA宛ての投資のうち16.6%については、モザンビーク国における売却に関する許認可を取得し、株式譲渡契約における先行条件を充足したことにより、2022年5月31日に売却が完了しました。前第2四半期連結累計期間において、売却に伴う利益は「有価証券損益」に7,781百万円計上しており、金属資源セグメントの連結純利益に含まれています。
16. 重要な後発事象
連結会社は、後発事象を当四半期報告書提出日である2023年11月13日まで評価しています。
中間配当
2023年11月2日開催の取締役会において、2023年度の中間配当に関し、以下のとおり決議しました。
| ①1株当たり中間配当金 | : | 105円 |
|---|---|---|
| ②中間配当金の総額 | : | 146,990百万円 |
| ③効力発生日及び支払開始日 | : | 2023年12月1日 |
株式分割
2023年11月2日開催の取締役会において、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更について決議しました。
1. 分割の目的
株式分割による投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としています。
2. 分割の概要
(1)分割の方法
2023年12月31日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質は2023年12月29日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき3株の割合をもって分割します。
(2)分割により増加する株式数
| 株式分割前の発行済株式総数 | 1,437,493,951株 |
|---|---|
| 今回の分割により増加する株式数 | 2,874,987,902株 |
| 株式分割後の発行済株式総数 | 4,312,481,853株 |
| 株式分割後の発行可能株式総数 | 7,500,000,000株 |
(3)分割の日程
| 基準日公告日(予定) | 2023年12月8日 |
|---|---|
| 基準日 | 2023年12月31日 |
| 効力発生日 | 2024年1月1日 |
3. 定款の一部変更
(1)変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づく取締役会決議により、2024年1月1日をもって、当社定款の一部を以下のとおり変更します。
(2)変更の内容
(下線は変更部分を示す)
| 現行定款 | 変更後定款 |
|---|---|
| (発行可能株式総数)第6条 本会社の発行可能株式総数は、25億株とする。 | (発行可能株式総数)第6条 本会社の発行可能株式総数は、75億株とする。 |
(3)変更の日程
| 取締役会決議日 | 2023年11月2日 |
|---|---|
| 効力発生日 | 2024年1月1日 |
原料炭事業傘下の一部炭鉱の売却合意
金属資源セグメントの連結子会社であるMitsubishi Development Pty Ltdは、BHP社と共同で展開するBMA(BHP Mitsubishi Alliance)原料炭事業を通じて各々50%の権益を保有するブラックウォーター炭鉱、及びドーニア炭鉱の全権益を、豪州のWhitehaven Coal Ltdに共同で売却することに2023年10月18日付けで合意しました。
本売却に伴い、同社は権益対価として16億米ドルに加え、将来の原料炭価格に応じて最大4.5億米ドルを受領予定であり、当該対価は、法制上必要となる各種手続きの完了を経て、翌連結会計年度以降において支払われる見込みです。売却完了に伴う翌連結会計年度以降における連結財務諸表への影響については現在精査中です。
三菱自動車工業株式会社における訴訟
自動車・モビリティセグメントの持分法適用会社である三菱自動車工業株式会社の100%子会社であるMitsubishi Motors North America, Inc.に対して、2023年10月30日付けで米国ペンシルベニア州フィラデルフィア一般訴訟裁判所において、976百万米ドルの損害賠償の支払いを命じる、陪審員による評決が出ました。本件に関する判決はまだ出ていませんが、連結会社の財政状態及び経営成績への影響については現在精査中です。
17. 要約四半期連結財務諸表の承認
要約四半期連結財務諸表は、2023年11月13日に当社代表取締役 社長 中西勝也及び最高財務責任者 野内雄三によって承認されています。
2 【その他】
2023年11月2日開催の取締役会で決議された配当については、第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記16に記載のとおりです。
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年11月13日
三 菱 商 事 株 式 会 社
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人ト ー マ ツ 東 京 事 務 所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 東川 裕樹 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 大谷 博史 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 伊藤 惣悟 |
|---|
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている三菱商事株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、三菱商事株式会社及び連結子会社の2023年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しています。2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。