| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 近畿財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年9月27日 |
| 【事業年度】 | 第76期(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) |
| 【会社名】 | 株式会社スマートバリュー |
| 【英訳名】 | Smartvalue Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表執行役社長 渋谷 順 |
| 【本店の所在の場所】 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 |
| 【電話番号】 | 06-6227-5577(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営管理Division Manager 南 誠一郎 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 |
| 【電話番号】 | 06-6227-5577(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 経営管理Division Manager 南 誠一郎 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回次 | 第72期 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 第76期 | |
| 決算年月 | 2019年6月 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | |
| 売上高 | (千円) | 7,743,057 | 5,958,661 | 3,446,178 | 3,805,373 | 3,873,348 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 344,766 | △223,392 | △580,000 | 8,228 | △75,678 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | (千円) | 193,660 | 32,901 | △1,407,512 | 1,080 | △48,525 |
| 包括利益 | (千円) | 193,660 | 32,901 | △1,407,512 | 22,954 | △111,130 |
| 純資産額 | (千円) | 3,613,329 | 3,583,970 | 2,117,913 | 2,451,252 | 2,441,173 |
| 総資産額 | (千円) | 4,487,795 | 4,692,916 | 2,740,375 | 4,120,656 | 3,866,115 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 364.74 | 359.65 | 211.00 | 212.60 | 204.16 |
| 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | (円) | 19.48 | 3.31 | △140.54 | 0.11 | △4.80 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 19.19 | 3.28 | ― | 0.11 | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 80.5 | 76.4 | 77.3 | 51.8 | 54.9 |
| 自己資本利益率 | (%) | 5.4 | 0.9 | △49.4 | 0.1 | △2.3 |
| 株価収益率 | (倍) | 35.2 | 377.3 | △5.1 | 4,572.7 | △83.5 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 174,956 | 392,459 | △938,336 | 596,735 | △21,083 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △1,766,527 | 1,007,948 | △236,366 | △1,175,706 | △54,713 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △83,695 | △83,319 | △77,095 | 1,271,990 | △148,598 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 705,393 | 2,022,481 | 770,682 | 1,463,701 | 1,239,306 |
| 従業員数 | (名) | 388 | 273 | 276 | 275 | 278 |
(注)1.従業員数には、出向者及び臨時従業員数は含んでおりません。
2.第74期及び第76期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第75期の期首から適用しており、第75期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 第72期 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 第76期 | |
| 決算年月 | 2019年6月 | 2020年6月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | |
| 売上高 | (千円) | 7,608,411 | 5,657,179 | 3,116,657 | 3,026,643 | 3,112,626 |
| 経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 379,725 | △156,237 | △518,124 | 39,902 | 156,084 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | (千円) | 233,240 | 50,750 | △1,405,098 | 37,766 | 116,001 |
| 資本金 | (千円) | 959,454 | 959,454 | 959,454 | 959,454 | 1,044,944 |
| 発行済株式総数 | (株) | 10,264,800 | 10,264,800 | 10,264,800 | 10,264,800 | 10,679,800 |
| 純資産額 | (千円) | 3,652,909 | 3,641,399 | 2,177,756 | 2,135,905 | 2,302,959 |
| 総資産額 | (千円) | 4,470,074 | 4,695,084 | 2,571,354 | 3,569,692 | 3,505,966 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 368.73 | 365.41 | 216.96 | 212.74 | 221.60 |
| 1株当たり配当額(1株当たり中間配当額) | (円) | 8.00(―) | 8.00(―) | 8.00(―) | 8.00(―) | 8.00(―) |
| 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | (円) | 23.46 | 5.10 | △140.29 | 3.76 | 11.47 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 23.11 | 5.05 | ― | 3.75 | 11.46 |
| 自己資本比率 | (%) | 81.7 | 77.5 | 84.7 | 59.8 | 65.7 |
| 自己資本利益率 | (%) | 6.5 | 1.4 | △48.3 | 1.8 | 5.2 |
| 株価収益率 | (倍) | 29.2 | 244.9 | △5.1 | 133.8 | 35.0 |
| 配当性向 | (%) | 34.1 | 156.9 | △5.7 | 212.8 | 69.7 |
| 従業員数 | (名) | 319 | 203 | 194 | 185 | 194 |
| 株主総利回り | (%) | 121.8 | 222.3 | 129.3 | 94.0 | 77.5 |
| (比較指標:TOPIX(配当込み)) | (%) | (91.8) | (94.6) | (120.5) | (118.8) | (149.3) |
| 最高株価 | (円) | 1,192 | 1,309 | 1,253 | 731 | 552 |
| 最低株価 | (円) | 544 | 635 | 712 | 394 | 379 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第74期は潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.従業員数には、出向者及び臨時従業員数は含んでおりません。
3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号 2020年3月31日)等を第75期の期首から適用しており、第75期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等をなっております。
4.最高・最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、2018年12月7日から2022年4月3日までは東京証券取引所市場第一部、2018年12月6日以前は東京証券取引所市場第二部における株価を記載しております。
2 【沿革】
| 年月 | 概要 |
|---|---|
| 1928年10月 1947年6月1990年6月 1994年10月 1995年7月1996年4月1998年6月2004年4月 2005年3月 2005年12月2006年3月 2006年9月 2006年10月 2007年2月2007年12月 2008年10月 2010年8月2010年9月2010年12月 2011年3月 2011年11月2011年12月 2012年4月 2012年7月 2012年10月2013年3月2014年1月2015年6月2017年9月 2017年12月 2018年6月2018年12月2019年3月 2020年3月2020年9月2021年4月 2022年4月2023年2月 | 大阪府堺市において、創業者渋谷作太郎によって、堺バッテリー工業所を創業バッテリーの製造輸出及び電装品の販売を開始株式会社堺電機製作所を設立NTT関西移動通信株式会社(現:株式会社NTTドコモ)の指定代理店として携帯電話及びNTT自動車電話の販売、取付業務を開始株式会社NTTドコモの一次代理店である株式会社ダイヤモンドテレコム(現:兼松コミュニケーションズ株式会社)とNTTドコモ販売代理店契約を締結。ドコモショップを開設NTTパーソナル通信網株式会社とPHSの販売代理店契約を締結株式会社スマートバリュー(子会社)を設立。一般第二種電気通信事業者認可を取得株式会社スマートバリュー(子会社)がJPNIC IPアドレス指定業者及びAS番号(注1)取得株式会社スマートバリューが大阪府堺市のインキュベーション施設“S-CUBE”内に地域インターネットデータセンターを開設し、事業を開始株式会社スマートバリューが大阪府立インターネットデータセンターを活用して、eおおさかCDC/ISPサービス(注2)を開始株式会社スマートバリューがISMS/BS7799認証(注3)を取得株式会社スマートバリューが大阪市浪速区にiDC(注4)運営管理業務を行う基盤ネットワークオペレーションセンター(注5)を開設株式会社モバイルスタッフ(子会社)を設立し、人材派遣事業を開始(一般労働者派遣事業者認可取得[般]27-300816)純粋持株会社に移行し、株式会社SDVホールディングスに商号変更会社分割により、移動体通信機器販売事業会社として株式会社モバイルビズ(子会社)を、自動車電装品事業会社として株式会社堺電機製作所(子会社)を設立株式会社スマートバリュー(子会社)がISO27001認証(注6)を取得当社、株式会社モバイルビズ(子会社)、株式会社スマートバリュー(子会社)、株式会社モバイルスタッフ(子会社)の本社機能を大阪市西区靱本町へ移転東京都港区六本木に東京事業所を新規開設株式会社モバイルスタッフ東京(子会社)を設立東京都港区芝へ東京事業所を移転株式会社トライアンクの株式を取得し、子会社化株式会社SDVカーソリューションズ(子会社)を設立し、株式会社堺電機製作所(子会社)から自動車電装品販売事業を移管株式会社スマートバリュー(子会社)、株式会社SDVカーソリューションズ(子会社)の東京事業所を開設当社及び株式会社モバイルビズ(子会社)がISO27001認証を取得株式会社スマートバリュー(子会社)が株式会社トライアンク(子会社)を吸収合併株式会社モバイルスタッフ(子会社)が株式会社モバイルスタッフ東京(子会社)を吸収合併当社及び株式会社スマートバリュー(子会社)が大阪府より府立インターネットデータセンターを買収株式会社モバイルビズ(子会社)、株式会社SDVカーソリューションズ(子会社)、株式会社スマートバリュー(子会社)、株式会社モバイルスタッフ(子会社)を吸収合併し、商号を「株式会社スマートバリュー」に変更人材派遣事業を譲渡クラウドプラットフォーム(注7)「SMART VDC」サービス開始株式会社堺電機製作所(子会社)を売却地域情報クラウドプラットフォーム「SMART L-Gov」サービス開始東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場(証券コード:9417)データセンター事業の戦略見直しに伴い、都市型データセンター“おおさかiDC”(旧大阪府立インターネットデータセンター)のファシリティ(建物及び土地)を譲渡東京都中央区築地へ東京事業所を移転マーソ株式会社から、法人企業向け従業員健康管理支援サービス事業を譲受け、「ヘルスケアサポート」の提供を開始東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部に市場変更東京証券取引所市場第一部の銘柄指定承認株式会社INDETAILが新設分割により設立した株式会社ノースディテールの全株式を取得(現連結子会社)移動体情報通信機器の販売代理店事業を譲渡指名委員会等設置会社へ移行株式会社ストークスの株式51%を取得(現連結子会社)株式会社One Bright KOBEを設立(現連結子会社)東京証券取引所の市場区分見直しにより、同取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行ウイングアーク1st株式会社と資本業務提携契約を締結 |
[用語解説]
| 注1. | JPNIC IPアドレス指定業者及びAS番号 | : | 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)とは、ナショナル・インターネット・レジストリー(NIR)として、インターネット資源の管理を1つの役割として担う団体です。IPアドレス指定事業者とは、ローカル・インターネット・レジストリー(LIR)としてJPNICから認定を受けたインターネット資源であるIPアドレスの管理を委任された事業者を指し、AS番号とは一定の経路制御情報を共有したインターネット上の識別番号を指します。 |
|---|---|---|---|
| 注2. | eおおさかCDC/ISPサービス | : | 大阪府立インターネットデータセンターにおいて、当時総務省などで推奨された地域におけるコミュニティ・データセンター機能を提供するインターネットサービスを指します。 |
| 注3. | ISMS/BS7799認証 | : | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証であり、当初は英国規格のBS7799から発祥し、現在は、ISO/IEC27001として運用されています。 |
| 注4. | iDC | : | インターネットデータセンターの略。インターネット接続に特化した、コンピューターシステムを格納し運用するための設備、サービスを提供する施設。 |
| 注5. | 基盤ネットワークオペレーションセンター | : | インターネットデータセンターの運営を行うオペレーションセンター。 |
| 注6. | ISO27001認証 | : | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格。 |
| 注7. | クラウドプラットフォーム | : | IaaS・PaaS・SaaSなどのクラウドサービスを提供するための基盤となる設備を指し、主にはインターネットデータセンター内に設置される。 |
| ※IaaS:インフラストラクチャ アズ ア サービスの略で、クラウドサービスの中でもハードウエアやネットワークなどの階層を提供する形態。 | |||
| ※PaaS:プラットフォーム アズ ア サービスの略で、クラウドサービスの中で、ソフトウエアの構築、稼動に必要な機能やミドルウエアなどの階層を提供する形態。 | |||
| ※SaaS:ソフトウエア アズ ア サービスの略で、クラウドサービスの中で、ソフトウエアの階層を提供する形態。 |
3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社3社により構成されており、クラウドソリューション事業を展開しております。
当社グループは、「スマート&テクノロジーで歴史に残る社会システムを創る!」というミッションを標榜し、中長期ビジョン“Moonshot Vision 2028”のもと、事業を展開しております。
当社グループの事業における当社及び関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
<デジタルガバメントセグメント>
デジタルガバメントセグメントにおきましては、行政デジタル化につながるオープンガバメント(注1)における透明性、参加、連携の社会実装を推進するための自治体向けCLOUD SUITEとして“ガブクラ”(注2)を提供しております。
“ガブクラ”は「新しい公」へと続く行政デジタル化の実現に向けて、オープンガバメントにおいて透明性を推進する自治体の情報発信クラウドソリューションである“SMART L-Gov”、住民と自治体をオンラインでつなぎ「参加・連携」を促す“GaaS”、自治体スマートエリア向けデータ利用基盤(都市OS)である“Open-gov Platform”の3つのプラットフォームによって構成されており、当該“ガブクラ”を通じて持続的かつ民主的なまちづくりを推進しております。
自治体及び公的機関向けに広報広聴、防災、防犯、子育て支援、環境、就業支援、観光・商工等の情報発信分野における地域課題の解決に資するクラウドサービスであり、基本的な受注方法は一般公募入札となります。
また、公共施設予約のオンライン化といった地方自治体内部の特定業務の構造や問題を深く理解するための実証実験を外部法人や地方自治体との提携、連携協定を通じて行っております。
収入については初期の構築とストック型の月額利用料売上により構成されます。なお、“ガブクラ”におけるストックサービス契約数(自治体及び公的機関とのサービス契約数)は当連結会計年度末現在で、1,100件であり、前連結会計年度末比117.1%と順調に増加しております。
さらに、データセンター内の専用ラックに顧客のサーバ機器をお預かりするハウジングサービスやクラウド基盤(IaaS)を展開しており、クラウドシステムの構築・運用ノウハウを活かし、自治体、公的機関及び法人に対しての24時間365日のウェブオペレーション(システム運用管理)等の付加機能も提供しております。
(主な関係会社)
当社、株式会社ノースディテール
<地域情報クラウドにおけるサービス契約数\>
| 決算年月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 |
|---|---|---|---|
| 契約件数 | 769 | 939 | 1,100 |
| サービス群及びサービス名称 | 主な販売先 | サービス概要 |
|---|---|---|
| ガブクラ「SMART L-Gov」 | 自治体及び公的機関 | 情報発信を通じて地域の様々な課題を解決するため、行政の透明性を向上し、住民の皆様の暮らしを安全・安心・快適・便利に過ごしていただくための地域情報CLOUD SUITE。SMART L-Gov CMS:ホームページ管理システム、LINEなど様々な媒体と連携SMART L-Gov APPS:スマートフォン向けアプリサービス、プッシュ通知やチャットボットなどが可能SMART L-Gov OPEN DATA:オープンデータ管理システムSMART ALERT:緊急時の広報支援サービス |
| ガブクラ「GaaS」(Government as a Service) | 自治体及び公的機関 | 申請・手続きをはじめとする行政サービスをデジタル化し、データを用いたまちづくりを推進するための住民ID基盤。住民の皆様の利便性を向上し、職員様の業務負荷を抑制する、デジタルガバメントを実現するためのクラウドサービス。 |
| ガブクラ「Open-gov Platform」 | 自治体及び公的機関 | スマートシティのベースとなるデータ連携基盤(都市OS)を提供するクラウドサービス。 |
<モビリティ・サービスセグメント>
モビリティ・サービスセグメントにおきましては、祖業である自動車電装に端を発し、100年に一度という自動車産業の大変革期において、自動車に装着する安全支援機器の販売であるカーソリューションから、コネクティッドカー(注3)サービスである“CiEMSシリーズ”、クルマのデータ利活用を推進するプラットフォーム“クルマツナグプラットフォーム”やソフトウエアの提供、さらにカーシェアリングなどクルマのサービス化を支援するプラットフォーム“Kuruma Base”の展開へと、多様なモビリティIoTを事業とするモビリティ・サービスを推進しております。
Kuruma Baseを活用したカーシェアリング分野では、所有からシェアへと自動車の所有の概念を大きく変える動向を受け、多くの企業からの引き合いを受けております。また無人レンタカーへのプラットフォーム提供や公用車シェアリングの実証実験など、カーボンニュートラル(注4)の動きを背景としたEV(注5)化の波及びシェアリングエコノミーの拡大を背景に、サービス化を進めながらノウハウを蓄積し、ソリューション強化に取り組んでおります。
(主な関係会社)
当社、株式会社ノースディテール
<モビリティIoTにおけるCiEMS契約数\>
| 決算年月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 |
|---|---|---|---|
| 契約台数 | 25,254 | 25,974 | 27,128 |
<モビリティIoTにおけるKuruma Base契約数\>
| 決算年月 | 2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 |
|---|---|---|---|
| 契約台数 | 114 | 188 | 224 |
| サービス名称 | 主な販売先 | サービス概要 |
|---|---|---|
| モビリティIoTサービス「CiEMSシリーズ」 | 法人 | 当社が提供する、モビリティから取得した多様なデータを分析・活用することで、交通事故の削減、渋滞の緩和、車両活用の効率化など、様々な社会課題の解決をするためのサービス。 |
| IoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」 | 法人 | 2016年8月サービス提供開始。テレマティクスサービスの実績とノウハウを活かしたプラットフォームサービス。 |
| モビリティシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」 | 法人 | 当社が提供する、カーシェアリングや無人レンタカーなどクルマのコネクティッド化からサービス化までをインテグレートするプラットフォームサービス。 |
<スマートベニューセグメント>
スマートベニューセグメントにおきましては、2021年4月に神戸市が公募した第2突堤エリアの再開発事業に伴う3社企業コンソーシアムによる民設民営の神戸アリーナ(注6)プロジェクト及びプロバスケットボールクラブの運営を推進しております。
連結子会社である株式会社One Bright KOBEは、「この世界の心拍数を、上げていく。」をコンセプトに神戸の新しいランドマークとしての神戸アリーナの開業及びスポーツやエンターテイメントの持つ力をベースにフルデジタルで実装するSmartest ArenaといったICT基盤構築による神戸の新たなまちづくり(スマートシティ)(注7)を実現してまいります。
連結子会社である株式会社ストークスは、B.LEAGUEに所属しているプロバスケットボールクラブである神戸ストークスを運営しております。
(主な関係会社)
株式会社One Bright KOBE、株式会社ストークス
[用語解説]
| 注1. | オープンガバメント | : | 透明でオープンな政府及び地方自治体を実現するための政策とその背景となる概念のことで、(1)透明性、(2)市民参加、(3)官民の連携の3つを基本原則としている。 |
|---|---|---|---|
| 注2. | ガブクラ | : | 当社が提供する行政デジタル化推進のための、自治体及び公的機関向けCLOUD SUITEのこと。 |
| 注3. | コネクティッドカー | : | インターネットに接続され、情報を送ることも受け取ることもできる自動車のこ と。 |
| 注4. | カーボンニュートラル | : | ライフサイクル全体で見たときに、二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になることを指すこと。 |
| 注5. | EV | : | :Electric Vehicleの略で、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する電気自動車のこと。 |
| 注6. | 神戸アリーナ | : | NTT都市開発株式会社、株式会社NTTドコモ及び当社の3社企業コンソーシアムによる民設民営のアリーナプロジェクトである「神戸アリーナプロジェクト」のもと、兵庫県神戸市中央区の新港突堤西地区(第2突堤)に建設中の多目的アリーナ。 |
| 注7. | スマートシティ | : | ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域のこと。 |
当社グループの事業の系統図は、次のとおりです。
4 【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(又は被所有)割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| (連結子会社) | |||||
| 株式会社ノースディテール(注4) | 札幌市中央区 | 17,625 | デジタルガバメントモビリティ・サービス(ソフトウエア開発) | 100.0 | ソフトウエア開発の外注経営指導役員の兼任 |
| 株式会社ストークス(注3) | 兵庫県西宮市 | 202,000 | スマートベニュー(プロバスケットボールクラブ運営) | 63.8 | スポンサー契約経営指導役員の兼任 |
| 株式会社One Bright KOBE(注3) | 神戸市中央区 | 775,000 | スマートベニュー(アリーナ運営) | 80.0 | 経営指導役員の兼任 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3.特定子会社であります。
4.株式会社ノースディテールについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高 765,601千円
② 経常利益 94,074〃
③ 当期純利益 100,044〃
④ 純資産額 244,752〃
⑤ 総資産額 352,852〃
5 【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
2023年6月30日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| デジタルガバメント | 167 |
| モビリティ・サービス | 57 |
| スマートベニュー | 23 |
| 全社(共通) | 31 |
| 合計 | 278 |
(注)1.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。
2.臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。
(2)提出会社の状況
2023年6月30日現在
| 従業員数(名) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 194 | 37歳3ヶ月 | 5年2ヶ月 | 4,514 |
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| デジタルガバメント | 110 |
| モビリティ・サービス | 38 |
| スマートベニュー | 23 |
| 全社(共通) | 23 |
| 合計 | 194 |
(注)1.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
2.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。
3.臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。
4.スマートベニューセグメントの従業員数は、連結子会社である株式会社One Bright KOBE及び株式会社ストークスへの出向者であります。
(3)労働組合の状況
当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2023年6月30日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは「スマート&テクノロジーで歴史に残る社会システムを創る!」を標榜し、事業成長を図りつつ競合他社との差別化に注力するとともに、収益性の向上に取り組み、企業価値を継続的に拡大させる方針であります。また中長期的には2028年の創業100年までの方針として「Moonshot Vision 2028」と定め、既存クラウドサービスの拡充を図りつつ、リアルなまちをデジタルとコミュニティのチカラで未来の社会システム(スマートシティ)の創造を目指して推進してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、2023年8月に発表した第3次中期経営計画(ローリング版)において、目標とするKPI(経営指標)として以下の数値を掲げております。当該KPIを採用した理由は、持続的な企業価値の向上につながる収益性の観点に加え、クラウドサービスをさらに充実させていく上でMRR(月次経常収益)を重要な指標として考えているためです。これらをKPIと認識し、企業価値の向上に努めてまいります。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| KPI(連結):営業利益 | 2026年6月期(予想) |
| デジタルガバメントセグメント | 396 |
| モビリティ・サービスセグメント | 314 |
| スマートベニューセグメント | 366 |
| 全社費用 | △574 |
| 連結全社 | 503 |
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| KPI(連結):MRR | 2026年6月期(予想) |
| デジタルガバメントセグメント | 92 |
| モビリティ・サービスセグメント | 88 |
| 合計 | 181 |
(注)1.上記KPIについては、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。
2.スマートべニューセグメントは、2023年6月期より新たにデジタルガバメントセグメントから分離したセグメントです。
3.MRR(月次経常収益)は、月次で固定的に得るクラウドサービス利用料収入を指します。
(3)中長期的な会社の経営戦略
クラウド市場では、IoT関連サービスのプラットフォームとしてもクラウドが不可欠な基盤となっており、引き続きクラウドファースト(注1)の流れや行政デジタル化に関する取組みにより、クラウド市場はさらに拡大していく見通しです。
デジタルガバメントでは、自治体など公の存在と地域社会・住民とのコミュニケーションを創発する社会システムとしてのクラウドサービスを提供しており、今後は、データ連携基盤(都市OS)をベースとしたスマートシティへと展開を図ることで21世紀の社会システム創造を推進いたします。
また、モビリティ・サービスでは、コネクティッドカーをはじめとする次世代のモビリティ社会の到来を見据え、自動車向けIoTサービスを自社で開発、展開してまいりました。今後、データの利活用を軸に、損害保険やカーシェアリング、「C.A.S.E」(注2)におけるイノベーティブなサービスの創造等、モビリティ分野における新たな社会システムやサービスなど付加価値の創造を行ってまいります。
また、当社グループの成長に必要不可欠なエンジニア等の育成と人材の高度化など人的資本への投資を推進し、管理機能の強化及び企業価値向上に向けたガバナンス体制の構築にも取り組んでまいります。
以上を踏まえた、当社グループ業績の拡大及び収益の向上を図り、経営基盤をさらに強固なものにすると共に更なる成長に向けて邁進してまいります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
情報通信サービス業界の事業環境は、大きな環境変化が短期間で次々とやってきております。所有から利用へのクラウドシフトはもちろんのこと、IoTやSNSメディアなどの進化は目覚ましく、生成AI(注3)においては、すべての社会通念を揺るがすようなインパクトと驚きを持って受け入れられており、社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めていると考えられています。
一方、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、世界的な資源問題、物価高などは、経済活動や国民生活に大きな影響が及んでおり、今後も多方面にわたって先行きが不透明な状況となることが懸念されています。
当社グループはこのような環境下において、以下の項目を対処すべき重要課題として取り組んでまいります。
① 高品質なクラウドサービスの提供
社会課題の解決に資するクラウドサービスの提供を推進している当社グループにとっては、安全・安心で高品質なサービスを提供することが重要な課題であると認識しております。そのためには、技術力の向上をベースとして、システム障害やサイバー攻撃への対応、急激なトラフィック増への対処や、特に自然災害発生時において大量のアクセス集中に関しても安定的なサービスをご提供するなど、あらゆる面で安心・安全なサービス運営が必要不可欠であります。当社グループといたしましては、引き続き信頼性・可用性・保守性を踏まえた高品質なクラウドサービスの実現に向けて取り組んでまいります。
② 積極的な営業展開とアライアンス戦略
当社グループでは、すでに全国に向けた営業展開を行っておりますが、クラウドファーストが浸透する中、自治体や法人企業向けに引き続き積極的な営業展開を推進する意向であります。また、新規事業であるスマートべニュー(注4)においても、新たな市場を切り開き価値を創造できる営業が求められており、そういう体制強化を図ってまいります。さらにすべての事業において、市場やサービス提供領域の拡大への対応に向け、固有の強みやアセットを有する他社とのアライアンス戦略にも取り組んでまいります。
③ イノベーションの創出
当社グループ事業は、大きな時代の転換点において20世紀までの社会システムをデジタルのチカラで改革していくことを根幹に据えております。常に社会実装を意識して実質的な課題を念頭に置き、行政デジタル化の実現に向けたデジタルガバメント事業やC.A.S.E時代の新たなモビリティ・サービスの創造、そしてアリーナを軸としたデータの利活用を踏まえたまちづくりを推進するスマートべニューなど、フィジカルとデジタルが融合する21世紀以降の社会インフラになりえる事業を推進してまいります。
このように、当社グループにおいて引き続き創造的にイノベーションを育むことが重要であると認識しております。
④ 内部管理体制の強化
内部統制システムの適正な維持は、当社グループにおいて重要な課題と認識しております。財務報告をはじめ、業務全般における適正なプロセスの整備と運用を徹底してまいります。
⑤ 人的資本への投資及び働く環境の整備
人的投資の重要性が叫ばれ、賃金増なども踏まえつつ働く環境の整備は急務であると認識しております。競合が多数存在する当社事業領域において、イノベーションを創出し、競争優位で高品質なクラウドサービスを提供するためには技術力・営業力及び組織で働く上での魅力などの裏付けが不可欠となります。引き続き人材採用・育成・人事評価体系の整備運用及びその他の人材育成計画を策定し、知識の習得などの技術的研修と働く上での納得感を踏まえた社員幸福度の追求を実施するとともに、多様な働き方への対応に向けた環境整備にも注力し、長く創造的な業務ができる環境を整えてまいります。
⑥ 安定的な収益基盤の確立
2019年より事業ポートフォリオの入れ替えを進めており、その中では一定の投資が必要な状況や4期連続で連結営業赤字という状況になっており、今後3ヵ年の中期経営計画を達成させることを含め、着実にポートフォリオの入れ替えを終えて、安定的な収益基盤を早期に確立することが必要であると考えております。
[用語解説]
| 注1. | クラウドファースト | : | 企業や公的機関等がシステム投資をする際、クラウドを選択するようになること。 |
|---|---|---|---|
| 注2. | C.A.S.E | : | Connected(つながる車)・Automatic(自動運転)・Sharing(カーシェアリング)・Electric(電気自動車)の頭文字を取った造語で、100年以上続いた内燃機関における既存自動車の概念を覆す新たな時代を表現する言葉。 |
| 注3. | 生成AI | : | データのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的とするAI。 |
| 注4. | スマートベニュー | : | 周辺のエリアマネジメントを含む、複合的な機能を組み合わせたサステナブル な交流施設であり、スタジアム・アリーナを核としたまちづくりを定義する言葉。 |
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、「社会の公器として永続する事業主体になる。そして変わりゆく時代を創造する主体者となる。」という目的を持ち、社会課題解決型の事業を通じた活動及び企業活動におけるコーポレート・ガバナンスの整備と運営、さらに地球環境問題への取組等、公の器として永続すること=サステナビリティの実践自体を企業目的に掲げております。
(1)ガバナンス及びリスク管理
当社グループにおいては、サステナビリティ関連のリスクを管理するためのガバナンスに関しては、コーポレート・ガバナンス体制と同様となります。当社のコーポレート・ガバナンスの状況の詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載のとおりであります。
(2)戦略(人的資本について)
持続的な成長を確保するため、性別・国籍・年齢・新卒・中途採用を問わず、様々な能力や経験を有する人材を育成・採用しており、社員のワーク・ライフ・バランスの実現をはじめとする社内環境整備に取り組むとともに、育児・介護等と仕事の両立ができるように育児・介護休業等に関する制度を定めております。その結果、子育てサポート企業として4回目の「くるみん」認定を2023年3月24日付で取得しております。
(3)指標及び目標
当社グループでは、(2)戦略(人的資本について)において記載した、人材の多様性を尊重しつつ断続的な人材の育成及び社内環境整備に関する取り組みに係る指標及びサステナビリティに関する指標については、個々の目標の設定や目標に対する達成度の把握といった具体的な取り組みが行われているものの、当社グループにおける目標設定や実績の集計を本報告書提出日現在しておりませんが、今後の進捗状況を鑑みて、指標化についても検討してまいりたいと考えております。
3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経営の状況等に関する事項のうち、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。
当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、その発生の予防及び発生時の対応に努力する所存であります。
本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本報告書提出日現在において当社グループで想定される範囲で記載したものであり、潜在的リスクや不確定要因はこれらに限定されるものではありません。
1.事業環境に関するリスク
(1)当社グループの事業を取り巻く環境について
当社グループのクラウドソリューション事業は、自治体及び公的機関並びに法人を主たる顧客としております。全般的には人口減少や少子高齢化、さらに一般消費者の購買意欲の減退に起因する国内の景気低迷により、顧客の情報システムに対する投資意欲が低下した場合、新規顧客開拓の低迷や受注減少等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。またデジタルガバメントにおいては、自治体及び公的機関特有のリスクを想定しております。すなわち、国や自治体の政策の転換による公共事業に係る予算削減や複数自治体による地域情報システムの共同利用の増加、さらに市町村合併等による自治体数の減少、入札制度の見直し等により受注件数の減少が生じた場合には、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2)技術革新による影響について
当社グループは常に最新の技術動向に目を向け、適宜ユーザーニーズを取り入れたサービスを構築していく方針ではありますが、インターネットの技術革新に追随しながら新機能や新サービスを提供し続けるためには、それを可能にする開発体制の強化と維持を欠かすことができず、何らかの要因により当社グループがそれに耐えうる開発体制の強化と維持が困難になる場合は、技術的優位性を発揮できなくなり、当該事象を補うために労務費の上昇が発生した場合には、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3)競合他社による影響について
当社グループが展開しているクラウドソリューション事業では、競合企業が存在しております。当社グループはこれまで自治体及び公的機関、法人顧客等に対する実績を有しており、また車載分野及びデジタルガバメント分野の知識やノウハウ、さらにデータセンターを基盤として長年蓄積してきたインターネットやサーバに関する技術ノウハウの活用により、社会課題の解決に向けた取り組みを推進してまいりました。
しかしながら、既存事業者との競争や、新たな参入事業者の登場により競争が激化した場合、受注件数の減少等が生じることとなり、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4)法令規制について
インターネットに関連する規制として電気通信事業法があり、当社グループは事業上の特性及び必要性から電気通信事業者の届出をしております。現時点においては、クラウドソリューション事業を継続していく上で実質的に制約を受けている事項はありませんが、今後、国内においてインターネットに関連する法整備等が進む可能性があります。
また、インターネットは国内のみならず、国境を越えたネットワークであり、海外諸国の法的規制による影響を受ける可能性があることから、将来的に当社グループの事業分野においても何らかの法的規制を受ける可能性があり、その場合、法規制等への対応に要する費用や負担の増加等により、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
クラウドソリューション事業のデジタルガバメントにおける地域情報クラウドにおいては、優越的地位の濫用を含む不公正な取引方法に該当する事例その他の独占禁止法上の問題が生じる可能性があります。当社グループでは、法令遵守を重要な企業の責務と位置づけ、コンプライアンス体制を構築し、必要に応じて弁護士その他の専門家への相談を行い、法令遵守の徹底を図っています。しかしながら、公正取引委員会の見解と当社グループの見解が異なること等により、独占禁止法への抵触の問題が発生する可能性があり、公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令等を受けた場合には、当社グループの社会的信用が毀損され、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5)情報漏洩に関するリスクについて
当社グループは、情報管理に関する全社的な取り組みとして、情報セキュリティポリシーの制定、公表を行うと共に、社内教育による情報管理への意識向上等の施策を実施しております。
また当社グループでは、情報資産の漏洩や改ざん、不正利用等を防ぐため、ISO27001情報セキュリティ適合性評価制度の認証を取得し、社内の情報資産に関しリスク分析を行い、リスクがある事項に関しては改善策を講じ、情報漏洩の防止に努めております。
しかしながら、これらの施策にもかかわらず、情報機器の誤作動や操作ミス、モバイル端末の紛失等による個人情報や企業情報が漏洩した場合、損害賠償責任の負担、当社グループの社会的信用の失墜、主要顧客との契約解除等により、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6)知的財産権の侵害について
過去もしくは現時点においては、当社グループが第三者の知的財産権を侵害したことによる損害賠償等の訴訟が発生している事実はありませんが、今後、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない特許等が成立した場合又は競合他社が特許等を取得した場合、その内容によっては競争の激化又は当社への損害賠償やロイヤリティの支払請求、差止請求等の発生により当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
2.事業に関するリスク
(1)自然災害等について
当社グループの本社及び各事業所(当社グループが貸借しているデータセンター含む)は、大阪府及び東京都、兵庫県、宮崎県、北海道にあり、北海道地方、関東地方、近畿地方及び九州地方における大規模な地震、火災その他の自然災害や停電等が発生し、当社グループの本社や各事業所、各店舗が損壊した場合、当社グループの事業継続が困難になる可能性があります。
このため、クラウドソリューション事業においては、事業継続計画を定めた上で、制震・耐震・面神構造を採用した堅牢なファシリティを有する外部のクラウド基盤を採用しております。しかし、自然災害等に起因して、顧客データの喪失やインフラ麻痺等が生じた場合、また顧客対応の遅延等当社グループのサービス体制に支障が生じた場合、損害賠償責任の負担、当社グループの社会的信用の失墜、顧客企業との契約解除等により、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2)システム障害について
当社グループのサービスは、コンピュータシステム及びネットワークにその多くを依存しており、安全性確保に万全の体制を期し、IT事業賠償保険への加入を行い、万一のための対策を講じております。
① インターネットデータセンター
当社グループがビジネスのために利用しているクラウド基盤提供事業者が所有するインターネットデータセンターは、堅牢なファシリティに、冗長化された電源と拠点間を結ぶネットワーク、万全のセキュリティ管理がされた設備で運営されております。地震等の自然災害の少ない立地が選ばれており、そうでない立地に建造されたインターネットデータセンターは、震度6強の大規模地震にも耐える制震や耐震、免振構造を採用しております。加えて、電源喪失に対処すべく無停電電源装置や非常用発電装置の採用、常に室温が一定となるように管理された空調設備、インターネットデータセンター内の防火壁構造や火災予報検知システムによる防火設備、技術者による24時間365日の有人監視体制により安定したサービスが提供できるように対応されております。
また、当社グループのクラウドサービスを支えるハードウエアは、堅牢なデータセンターに設置されており、複数のサーバによる負荷の分散、定期的なバックアップの実施等を図り、システム障害を未然に防ぐべく取り組みを行っております。さらに、障害が発生した場合に備え、24時間365日の機械監視、及び常駐オペレーターによる有人監視を整備しており、障害が発生したことを想定した復旧テストも実施されております。
しかしながら、上記の取り組みにも関わらず、外的破損や人的ミスによるシステム障害、その他予期せぬ事象の発生により、万一、当社グループの設備及びネットワークの利用に支障が生じた場合には、サービスの停止や顧客データの喪失等が生じる可能性があり、設備の修復のための費用の増加等により、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
② インターネット通信ネットワーク
当社グループのサービスを安定的に提供するためには、インターネットデータセンターと接続されたインターネット通信ネットワークの品質が極めて重要であります。したがって、事故及び上位インターネットサービスプロバイダーのネットワーク障害によるインターネット通信ネットワークの切断や外部からの不正なアクセスによって、インターネット通信ネットワークが不安定な状態に陥る場合、その他当社グループの予測不能な要因によりインターネット通信ネットワークの品質低下が見られた場合、サービスの停止や顧客データの喪失等が生じる可能性があり、品質改善に要する費用や障害対応負担の増加等により、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3)業績の変動について
当社グループの事業においては、システム開発やサービス提供等のプロジェクトにおいて、進捗状況や検収時期の集中によって収益が偏ることがあります。このため特定の四半期業績のみをもって当社グループの通期業績見通しを判断することは困難と言えます。
一方で、クラウドソリューション事業の一部であるシステム開発やサービス提供等の一部のプロジェクトにおいて、収益認識に関する会計基準等の適用に伴い、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識することから、売上が年間を通して平準的に計上されることも想定されますが、プロジェクトの進捗状況により、開発原価の見積り時に想定されなかった不測の事態等が発生し、開発原価が増加した場合、当社グループの売上高及び利益の減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(単位:千円)
| 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||||
| 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | 通期 | |
| 売上高 | 789,694 | 960,466 | 1,225,554 | 897,632 | 3,873,348 |
| 営業利益又は営業損失(△) | △124,757 | △33,752 | 159,789 | △76,186 | △74,907 |
| 経常利益又は経常損失(△) | △126,131 | △34,640 | 162,581 | △77,488 | △75,678 |
(注)上記の第2四半期、第3四半期、第4四半期の数値は、三優監査法人による監査又はレビューを受けておりません。
(4)新規事業への取り組みについて
当社グループのクラウドソリューション事業は、基盤を提供するCLOUD SUITE上に、SaaS形態で地域情報クラウド及びモビリティ・サービスとして、蓄積された事業ノウハウを活かしたアプリケーションサービスを提供しております。地域情報クラウドにおいては、行政機関の積極的なDX化による開かれた電子行政の推進「オープンガバメント」を見据えた住民情報分野におけるサービスの提供を推進しております。モビリティ・サービスにおいては、IoTサービスや新規性の高い受託開発といったモビリティ・クラウドソリューション等、多角的な展開を推進する方針であります。
また、スマートベニューにおける神戸アリーナの取り組みといった、新たなテクノロジーの活用やデータ連携基盤をベースとしたスマートシティ関連の新規事業による拡大にも取り組んでおり、既存事業よりもリスクが高いことを認識しております。新規事業が安定して収益を生み出すまでには一定の時間がかかる事が予想されているほか、予測とは異なる事象が発生し、計画どおりに進まない場合、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
こうした新規事業への取り組みに際しては、新たな人材の確保、システム投資及び広告宣伝等の追加的支出が発生する場合や当社グループがこれまで想定していない新たなリスクが発生する等、事業展開が想定どおりに進捗しない場合、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5)企業買収及び業務提携について
当社グループは、企業価値向上のため既存事業の拡大や新規事業への参入を図ることが考えられ、その一環として企業買収や戦略的業務提携を行う可能性があります。
既存事業の拡大や新規事業への参入に当たっては、十分な検討を行う方針でありますが、市場環境や顧客ニーズの変化により当初計画を達成できず、投資及び費用負担に見合う収益が得られない場合、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、企業買収や戦略的業務提携の実施に際しては、対象企業の事業内容や契約関係、財務内容など、詳細に検討を行いますが、当初期待した成果を得られない場合には、のれんや固定資産の減損など、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6)事業戦略の見直しについて
当社グループは、今後益々広範化・複雑化するクラウド化ニーズに適切に対応するため、収益性の高い事業には経営資源を投入すると共に、事業の見直し、再編、新規事業への参入に積極的に取り組んでおります。デジタルガバメントやモビリティ・サービスの開発体制の強化を進め、成長分野への展開や新サービス開発等、中長期の柱となる事業の創出を加速させることで、多様化するニーズに即応できるサービスの強化及び新規サービスの開発を推進しております。このような取り組みにおいて当社グループが期待している効果が十分に得られない場合、減損損失の計上等により、当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(7)訴訟等の可能性
当社グループは、クラウドソリューション事業において、様々な顧客や取引先に対してサービスを提供しております。当社グループでは、法令や契約等を遵守するため、社内体制の強化に努めておりますが、顧客、取引先又はその他第三者との間で予期せぬトラブルが発生した場合、訴訟が発生する可能性があります。訴訟の内容や結果によっては、企業イメージが低下する可能性があるほか、金銭的負担の発生により、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
3.事業体制に関するリスク
(1)特定の人物への依存について
当社の代表執行役社長 渋谷順は、最高経営責任者であると共に当社の大株主であり、経営方針や事業戦略の決定において重要な役割を果たしております。このため当社グループは、豊富な経験や知識を有する人材を経営メンバーとして招聘することで経営体制の強化を図ると共に、各事業部門のリーダーに権限委譲を適宜行っていくことで、同氏に過度に依存しない体制の整備を進めております。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合、当社グループの売上減少や利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、代表執行役社長 渋谷順が代表を務める株式会社コモンズ&センスが所有する当社株式を、当社の銀行借入の担保として差し入れております。また、代表執行役社長 渋谷順による当社債務被保証については、仕入先及び賃貸契約先との関係上残存しておりますが、当社グループは、関連当事者取引自体の合理性、必然性及び当該取引条件の妥当性等を検証した上で、可能な限り関連当事者取引の解消、縮小に努めてまいりました。今後も取引の必然性、取引条件を勘案し、可能な限り解消を進めていく予定であります。
(2)人材の確保について
当社グループは、今後の事業拡大に伴い、積極的に優秀な人材を採用し、社内教育を行うと共に、特定の人材に過度に依存しない体制の構築や、業務拡大を想定した人材の増強を図る予定ですが、現在在職している人材の、予想を上回る流出や当社グループの求める人材が確保できない場合、当社グループの業績及び事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。
また適切な人材を確保できたとしても、人材の増強や教育等に伴い、固定費の増加を余儀なくされる可能性があり、その場合にも当社グループの利益減少等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に関する規制緩和が進み、経済社会活動の正常化や各種政策の効果による景気全体の持ち直しなど、正常化に向けた緩やかな回復が続きました。一方でウクライナ紛争の長期化をはじめとする地政学的リスクの高まりに加え、世界的な資源・原材料価格高騰や半導体不足など海外景気の下振れへの懸念があり、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響等、依然として先行き不透明な状況が続きました。
このような経営環境の下、当社グループでは、「スマート&テクノロジーで歴史に残る社会システムを創る!」をミッションとし事業を展開してまいりました。
当連結会計年度においては、前連結会計年度からの業務効率化や原価削減の徹底などの改善策を実践するとともに、クラウドソリューション事業におけるMRR(月次経常収益)の獲得を進め、持続的成長モデルへの移行と中長期的な新たな収益モデルの創造を推進してまいりました。
一方で、スマートベニューセグメントにおいては、2025年の神戸アリーナ開業以降の収益獲得に向けて準備は順調に進んでおりますが、事業立ち上げにかかる投資が先行する結果となりました。
その結果、当連結会計年度におきましては、売上高は3,873,348千円(前期比1.8%増)、営業損失は74,907千円(前期は15,083千円の損失)、経常損失は75,678千円(前期は8,228千円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は48,525千円(前期は1,080千円の利益)となりました。
今後も引き続き、クラウドソリューション事業においては継続的な規模の拡大が見込まれるSaaS市場での安定的なMRR増額や継続的な業務効率化によるコスト削減を推進するとともに、デジタルガバメント、モビリティ・サービスに続く「第3の柱」としてのスマートベニューにおいて、2025年開業予定の神戸アリーナを起点とするスマートシティへの取り組みなど、デジタルなまちづくりに資するサービス創造に注力することで、さらなる成長につながる収益モデルの創造を目指してまいります。
当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、前連結会計年度との比較・分析は、変更後の区分に基づいております。変更の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。
<デジタルガバメントセグメント>
デジタルガバメントセグメントにおきましては、オープンガバメントにおける透明性、参加、連携の社会実装を推進するための自治体向けCLOUD SUITEとして“ガブクラ”を提供しております。
昨今、オンライン手続など行政デジタル化の流れが活性化し、ガバメントクラウド(注1)やデジタルマーケットプレイス(注2)などの構想へとクラウドへのシフトが一段と鮮明になっております。“ガブクラ”はそうした中での「新しい公」へと続く行政デジタル化の実現に向けて、自治体の情報発信を推進するCLOUD SUITEであります。具体的にはWebサイトの作成運用を実装するCMS(注3)である“SMART L-Gov”、住民と自治体をオンラインで繋ぎ「参加・連携」を促す“GaaS”(注4)、自治体スマートエリア向けデータ利用基盤(都市OS)である“Open-gov Platform”の3つのプラットフォームによって構成されており、当該“ガブクラ”を通じて持続的なまちづくりを推進しております。
当連結会計年度においてデジタルガバメントでは、新規案件の獲得及び既存顧客の深耕に注力し、継続的な原価低減活動等に取り組みました。自治体及び公的機関を納入先とする入札案件においては、政府の行政デジタル化に関する取り組みが進められ、販売は好調に推移しました。さらにアライアンス先企業と連携して、公募調達に頼らない行政デジタル化サービスの開発にも取り組み始めております。
以上の結果、セグメント売上高は1,948,978千円(前期比9.0%増)、セグメント利益は406,901千円(前期比28.1%増)となりました。
<モビリティ・サービスセグメント>
モビリティ・サービスセグメントは、祖業である自動車電装に端を発し、100年に一度という自動車産業の大変革期において、自動車に装着する安全支援機器や情報デバイスの販売であるカーソリューションから、コネクティッドカーサービスである“CiEMSシリーズ”(注5)やクルマのデータ利活用を推進するプラットフォーム、ソフトウエア、さらにカーシェアリングなどクルマのサービス化を支援するプラットフォーム“Kuruma Base”(注6)の提供へと、多様なモビリティIoTを事業とするモビリティ・サービスを推進してまいりました。
当連結会計年度においては、企業の営業車活用が移動の制限の中で減少している影響を受けたものの、貨物車等の商用車マーケットやモビリティ領域の既存大手事業者の革新的なモビリティ・サービスの開発に当社プラットフォームを採用頂くなど案件拡大に取り組みました。また、収益性向上に向け原価低減や業務効率化などを実行したことにより、前期に比べ大幅な増益につながりました。
以上の結果、セグメント売上高は1,555,345千円(前期比0.1%減)、セグメント利益は288,212千円(前期比23.6%増)となりました。
<スマートベニューセグメント>
スマートベニューセグメントでは、2025年4月開業の神戸アリーナを軸として、政府が成長産業として位置付けるスタジアム・アリーナ改革やスマートべニューという概念に則り、新たな市場の創造を目指しております。さらに収益的にもデジタルガバメント、モビリティ・サービスに続く3本目の柱として当社グループの成長を支える存在になるよう準備を進めております。
当連結会計年度においては、中長期的な収益の獲得を見据え、2025年の開業に向けた環境整備を順調に推進しましたが、協賛獲得などが遅れ、投資が先行している中で減収減益となりました。
以上の結果、セグメント売上高は369,025千円(前期比19.9%減)、セグメント損失は268,216千円(前期は89,497千円の損失)となりました。
各事業の売上構成は、以下のとおりです。
(単位:千円、%)
| セグメントの名称 | 2022年6月期 | 2023年6月期(当期) | 対前期増減率 | ||
| 売上高 | 構成比 | 売上高 | 構成比 | ||
| デジタルガバメント | 1,788,409 | 47.0 | 1,948,978 | 50.3 | 9.0 |
| モビリティ・サービス | 1,556,174 | 40.9 | 1,555,345 | 40.2 | △0.1 |
| スマートベニュー | 460,790 | 12.1 | 369,025 | 9.5 | △19.9 |
| 合計 | 3,805,373 | 100.0 | 3,873,348 | 100.0 | 1.8 |
[用語解説]
| 注1. | ガバメントクラウド | : | 国の全ての行政機関(中央省庁・独立行政法人など)や地方自治体が共同で行政システムをクラウドサービスとして利用できるようにした「IT基盤」のこと。 |
|---|---|---|---|
| 注2. | デジタルマーケットプレイス | : | 複数のベンダーやサービスを一律の要件で登録し、登録されているサービス・企業について、行政機関が、入札等不要で簡易的に調達できる仕組みのこと。 |
| 注3. | CMS | : | Contents Management Systemの略で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのこと。 |
| 注4. | GaaS | Government as a Serviceの略で、当社が提供する行政サービスをデジタル化するオンライン手続きのサービス。 | |
| 注5. | CiEMSシリーズ | : | 当社が提供する、モビリティから取得した多様なデータを分析・活用することで、交通事故の削減、渋滞の緩和、車両活用の効率化など、様々な社会課題の解決をするためのサービス。 |
| 注6. | Kuruma Base | : | 当社が提供する、クルマのコネクティッド化からサービス化までをインテグレートするプラットフォーム。 |
②財政状態の状況
a.資産
当連結会計年度末の総資産は、3,866,115千円となり、前連結会計年度末と比べ254,540千円の減少となりました。
流動資産は3,016,404千円となり、前連結会計年度末と比べ162,876千円の減少となりました。その主たる要因は、現金及び預金が224,395千円減少したことによるものであります。
固定資産は844,115千円となり、前連結会計年度末と比べ94,353千円の減少となりました。その主たる要因は、ソフトウエアが56,509千円、建物及び構築物が18,530千円、のれんが16,242千円減少したことによるものであります。
繰延資産は5,595千円となり、前連結会計年度末と比べ2,689千円の増加となりました。その主たる要因は、株式交付費が2,807千円増加したことによるものであります。
b.負債
当連結会計年度末における負債合計は、1,424,941千円となり、前連結会計年度末と比べ244,462千円の減少となりました。
流動負債は1,116,449千円となり、前連結会計年度末と比べ161,944千円の減少となりました。その主たる要因は、短期借入金が139,440千円、1年内返済予定の長期借入金11,674千円、未払法人税等が18,210千円減少したことによるものであります。
固定負債は308,492千円となり、前連結会計年度末と比べ82,517千円の減少となりました。その主たる要因は、長期借入金が79,440千円減少したことによるものであります。
c.純資産
当連結会計年度末における純資産は2,441,173千円となり、前連結会計年度末と比べ10,078千円の減少となりました。その主たる要因は、配当金の支払いにより80,314千円及び親会社株主に帰属する当期純損失48,525千円の計上により利益剰余金が138,377千円減少し、自己株式の取得を50,331千円実施したものの、ウイングアーク1st株式会社への第三者割当増資により資本金が85,490千円及び資本剰余金が85,490千円増加したことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ224,395千円減少し、1,239,306千円となりました。
当連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動の結果、減少した資金は21,083千円(前期は596,735千円の資金の増加)となりました。これは主に、減価償却費130,354千円、のれん償却額16,242千円、預り金の増加額65,597千円等の資金の増加と、税金等調整前当期純損失75,889千円、売上債権及び契約資産の増加額48,948千円、未払消費税等の減少額79,791千円、法人税等の支払額18,702千円等の資金の減少によるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動の結果、減少した資金は54,713千円(前期は1,175,706千円の資金の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出16,890千円、無形固定資産の取得による支出35,828千円等の資金の減少によるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動の結果、減少した資金は148,598千円(前期は、1,271,990千円の資金の増加)となりました。これは主に、株式の発行による収入167,532千円、非支配株主からの払込みによる収入49,582千円等の資金の増加と、短期借入金の純増減額139,440千円、長期借入金の返済による支出91,114千円、自己株式の取得による支出50,331千円、配当金の支払額80,384千円等の資金の減少によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産活動を行っていないため、生産実績の記載を省略しております。
b.仕入実績
仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高(千円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| デジタルガバメント | 4,279 | △10.4 |
| モビリティ・サービス | 386,740 | 4.1 |
| スマートベニュー | 14,027 | 36.3 |
| 合計 | 405,046 | 4.8 |
c.受注実績
当社グループは、受注から納品までの期間が短く、販売実績が受注と概ね同じであるため、受注実績の記載を省略しております。
d.販売実績
販売実績をセグメントごと、またサービス区分ごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| デジタルガバメント | 1,948,978 | 9.0 |
| モビリティ・サービス | 1,555,345 | △0.1 |
| スマートベニュー | 369,025 | △19.9 |
| 合計 | 3,873,348 | 1.8 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」をご参照ください。
b.経営成績の分析
(売上高、売上総利益及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は3,873,348千円(前期比1.8%増)となりました。
デジタルガバメントセグメントにおきましては、オープンガバメントにおける透明性、参加、連携の社会実装を推進するための自治体向けCLOUD SUITEとして“ガブクラ”を提供しております。
昨今、オンライン手続など行政デジタル化の流れが活性化し、ガバメントクラウドやデジタルマーケットプレイスなどの構想へとクラウドへのシフトが一段と鮮明になっております。“ガブクラ”はそうした中での「新しい公」へと続く行政デジタル化の実現に向けて、自治体の情報発信を推進するCLOUD SUITEです。具体的にはWebサイトの作成運用を実装するCMSである“SMART L-Gov”、住民と自治体をオンラインで繋ぎ「参加・連携」を促す“GaaS”、自治体スマートエリア向けデータ利用基盤(都市OS)である“Open-gov Platform”の3つのプラットフォームによって構成されており、当該“ガブクラ”を通じて持続的なまちづくりを推進しております。
当連結会計年度においてデジタルガバメントでは、新規案件の獲得及び既存顧客の深耕に注力し、継続的な原価低減活動等に取り組みました。自治体及び公的機関を納入先とする入札案件においては、政府の行政デジタル化に関する取り組みが進められ、販売は好調に推移しました。さらにアライアンス先企業と連携して、公募調達に頼らない行政デジタル化サービスの開発にも取り組み始めております。
以上の結果、セグメント売上高は1,948,978千円(前期比9.0%増)、セグメント利益は406,901千円(前期比28.1%増)となりました。
モビリティ・サービスセグメントは、祖業である自動車電装に端を発し、100年に一度という自動車産業の大変革期において、自動車に装着する安全支援機器や情報デバイスの販売であるカーソリューションから、コネクティッドカーサービスである“CiEMSシリーズ”やクルマのデータ利活用を推進するプラットフォーム、ソフトウエア、さらにカーシェアリングなどクルマのサービス化を支援するプラットフォーム“Kuruma Base”の提供へと、多様なモビリティIoTを事業とするモビリティ・サービスを推進してまいりました。
当連結会計年度においては、企業の営業車活用が移動の制限の中で減少している影響を受けたものの、貨物車等の商用車マーケットやモビリティ領域の既存大手事業者の革新的なモビリティ・サービスの開発に当社プラットフォームを採用頂くなど案件拡大に取り組みました。また、収益性向上に向け原価低減や業務効率化などを実行したことにより、前期に比べ大幅な増益につながりました。
以上の結果、セグメント売上高は1,555,345千円(前期比0.1%減)、セグメント利益は288,212千円(前期比23.6%増)となりました。
スマートベニューセグメントでは、2025年4月開業の神戸アリーナを軸として、政府が成長産業として位置付けるスタジアム・アリーナ改革やスマートべニューという概念に則り、新たな市場の創造を目指しております。さらに収益的にもデジタルガバメント、モビリティ・サービスに続く3本目の柱として当社グループの成長を支える存在になるよう準備を進めております。
当連結会計年度においては、中長期的な収益の獲得を見据え、2025年の開業に向けた環境整備を順調に推進しましたが、協賛獲得などが遅れ、投資が先行している中で減収減益となりました。
以上の結果、セグメント売上高は369,025千円(前期比19.9%減)、セグメント損失は268,216千円(前期は89,497千円の損失)となりました。
売上原価は2,589,025千円(前期比2.8%増)となりました。主たる要因は、デジタルガバメントの売上高増加に伴う外注費等の増加によるものであります。
この結果、当連結会計年度の売上総利益は1,284,323千円(前期比0.2%減)となりました。
販売費及び一般管理費は、営業活動の拡大や、企業の成長に合わせた組織強化に伴う人件費等の増加等により、1,359,230千円(前期比4.4%増)となりました。
この結果、当連結会計年度の営業損失は74,907千円(前期は15,083千円の損失)となりました。
(営業外損益及び経常損失)
営業外収益は、助成金収入を3,461千円、違約金収入を3,807千円計上しましたが、助成金収入が前期より23,672千円減少した影響等により8,514千円(前期比73.9%減)となりました。
営業外費用は、支払利息7,493千円、株式交付費償却1,499千円を計上しましたが、前期発生した和解金1,500千円の影響等により9,285千円(前期比0.8%減)となりました。
この結果、当連結会計年度の経常損失は75,678千円(前期は8,228千円の利益)となりました。
(法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益)
法人税等合計(法人税等調整額を含む)を35,240千円、非支配株主に帰属する当期純損失62,605千円を計上しました。その結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は48,525千円(前期は1,080千円の利益)となりました。
c.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
d.経営者の問題認識と今後の方針
当社グループは、「スマート&テクノロジーで歴史に残る社会システムを創る!」を標榜しており、クラウドソリューション事業のさらなる拡大および月額固定収入の増額等収益基盤の拡充に取り組んでまいります。そのための経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
② 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2024年6月期から2026年6月期までの「第3次中期経営計画(ローリング版)」において2026年6月期の連結営業利益目標を503百万円として掲げております。2024年6月期におきましては、連結営業利益目標を23百万円としております。
③ キャッシュ・フロー状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローに関する分析
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループにおける資金需要の主なものは、子会社への出資金、仕入代金、外注費等の製造原価、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。当社グループの資金の源泉は、主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び増資による資金調達と金融機関からの借入による資金調達となります。
また、手元流動性資金(現金及び預金残高)は、一定額を保持する方針であり、資金の流動性は十分に確保できていると考えております。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産及び負債の数値、収益及び費用の数値に影響を与える見積りを必要としております。当該見積りについては、過去の実績値や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき行っておりますが、見積りについては不確実性が存在するため、実際の結果と異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたり用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
5 【経営上の重要な契約等】
(1)合弁会社設立に関する契約
| 契約会社名 | 契約締結先 | 内容 | 合弁会社 | 契約締結日 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社スマートバリュー(当社) | 株式会社NTTドコモ | 合弁会社株主間契約等 | 株式会社One Bright KOBE | 2021年9月16日 |
(2)建物賃貸借の予約に関する契約
連結子会社である株式会社One Bright KOBEは、2022年12月20日開催の取締役会において、エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社と神戸アリーナに関する建物を定期賃貸借する予約契約を締結することを決議し、2022年12月22日付で同社との間で定期建物賃貸借予約契約を締結いたしました。
(3)資本業務提携に関する契約
2023年2月14日開催の取締役会決議に基づき、同日付でウイングアーク1st株式会社(以下、「ウイングアーク1st」という。)と資本業務提携契約(以下、「本資本業務提携契約」という。)を締結いたしました。
①目的及び理由
ウイングアーク1stは、様々なデータ(ビッグデータ)の活用によるクラウドサービスを展開しており、当社が保有する地方自治体に対するチャネルや営業ノウハウと同社が保有するデータ活用に関する専門的な知識や経験を融合させ、行政デジタル化を推進する新たなサービスの構築を目的としております。
②業務提携の内容
当社とウイングアーク1stは、本資本業務提携契約において、両者の事業の発展及び企業価値向上のため、以下に掲げる事項を主なテーマとして業務提携を行うことについて合意しております。
a.行政手続きデジタル化の事業開発
b.神戸アリーナを軸としたスマートシティ及びモビリティ領域の新規サービス開発
c.新規ビジネスの開発及び既存事業の機能強化
③資本提携の内容
当社は、本第三者割当増資により発行された新株式の発行により、ウイングアーク1stを割当先として当社の普通株式415,000株の割当を行いました。
6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資については、事業用ソフトウエアの開発投資、データセンター関連設備によるものであります。
当連結会計年度の設備投資等の総額は72,686千円であり、セグメント別に示すと、次のとおりであります。なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資も含めて記載しております。
(1)デジタルガバメント
当連結会計年度は、サービス提供目的のソフトウエア開発中心とする総額31,589千円の設備投資を実施しました。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(2)モビリティ・サービス
当連結会計年度は、サービス提供目的のソフトウエア開発及びレンタル品を中心とする総額19,589千円の設備投資を実施しました。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(3)スマートベニュー
当連結会計年度は、神戸アリーナ(仮称)にかかるソフトウエア開発及び設計費用を中心とする総額20,497千円の設備投資を実施しました。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(4)全社(共通)
当連結会計年度は、全社システムの更新等により総額1,010千円の設備投資を実施しました。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2 【主要な設備の状況】
(1)提出会社
2023年6月30日現在
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数(名) | ||||
| 建物及び構築物 | 工具、器具及び備品 | ソフトウエア | その他 | 合計 | ||||
| 本社(大阪市中央区) | デジタルガバメントモビリティ・サービス全社(共通) | 事業所設備 | 91,971 | 28,494 | 139,938 | 13,124 | 273,528 | 148 |
| 東京事業所(東京都中央区) | 全社(共通) | 事業所設備 | 17,778 | 575 | ― | ― | 18,353 | 23 |
| 都城BPOセンター(宮崎県都城市) | デジタルガバメント | 事業所設備 | 20,313 | 154 | ― | ― | 20,468 | 23 |
| S-CUBE iDC(堺市北区) | デジタルガバメント | データセンター | 31,602 | 1,852 | ― | ― | 33,455 | ― |
| データセンター(大阪市北区) | デジタルガバメント | データセンター | ― | 18,878 | 4,131 | ― | 23,010 | ― |
(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.帳簿価額のうち「その他」は、リース資産、ソフトウエア仮勘定、商標権の合計であります。なお、連結会社間の未実現利益等については、調整を行っておりません。
3.臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。
4.上記の内、他の者から賃借している主要な建物の内容は下記のとおりであります。
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 年間賃借料(千円) |
|---|---|---|---|
| 本社(大阪市中央区) | デジタルガバメントモビリティ・サービス全社(共通) | 事業所設備 | 128,930 |
| 東京事業所(東京都中央区) | 全社(共通) | 事業所設備 | 34,348 |
| 都城BPOセンター(宮崎県都城市) | デジタルガバメント | 事業所設備 | 7,707 |
| S-CUBE iDC(堺市北区) | デジタルガバメント | データセンター | 4,620 |
| データセンター(大阪市北区) | デジタルガバメント | データセンター | 37,655 |
(2)国内子会社
2023年6月30日現在
| 会社名 | 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数(名) | ||||
| 建物及び構築物 | 工具、器具及び備品 | ソフトウエア | その他 | 合計 | |||||
| 株式会社ノースディテール | 本社(札幌市中央区) | デジタルガバメントモビリティ・サービス | 事業所設備 | 22,721 | 6,201 | 1,083 | ― | 30,006 | 84 |
(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。
3.上記のうち、他の者から賃借している主要な建物の内容は下記のとおりであります。
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 年間賃借料(千円) |
|---|---|---|---|
| 本社(札幌市中央区) | デジタルガバメントモビリティ・サービス | 事業所設備 | 45,511 |
(3)在外子会社
該当事項はありません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
| 会社名 | 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達方法 | 着手年月 | 完了予定年月 | 完成後の増加能力 | |
| 総額(千円) | 既支払額(千円) | ||||||||
| 提出会社 | 本社(大阪市中央区) | デジタルガバメント | デジタルガバメントの収益拡大のためのソフトウエア | 175,119 | 3,435 | 自己資金及び増資資金 | 2023年4月 | 2026年4月 | ― |
| 本社(大阪市中央区) | デジタルガバメント | デジタルガバメントの収益拡大のための工具、器具及び備品 | 4,000 | ― | 2023年4月 | 2023年7月 | ― | ||
| 本社(大阪市中央区) | デジタルガバメント | デジタルガバメントの収益拡大のための建物附属設備 | 55,847 | ― | 2023年7月 | 2025年3月 | ― | ||
| 本社(大阪市中央区) | モビリティ・サービス | モビリティ・サービスの収益拡大のためのソフトウエア | 184,000 | 3,666 | 2023年5月 | 2026年4月 | ― | ||
| 本社(大阪市中央区) | モビリティ・サービス | モビリティ・サービスの収益拡大のための工具、器具及び備品 | 52,200 | ― | 2023年7月 | 2026年4月 | ― | ||
| データセンター(大阪市北区) | デジタルガバメント | デジタルガバメントの収益拡大のための工具、器具及び備品 | 23,439 | ― | 2024年4月 | 2024年7月 | ― | ||
| 連結子会社株式会社One Bright KOBE | アリーナ(神戸市中央区) | スマートベニュー | スマートベニューの収益拡大のためのソフトウエア | 130,000 | 9,609 | 自己資金及び増資資金 | 2023年2月 | 2025年4月 | ― |
| スマートベニューの収益拡大のための工具、器具及び備品 | 17,700 | ― | 2025年1月 | 2025年4月 | ― | ||||
| スマートベニューの収益拡大のための建物附属設備 | 1,310,100 | 9,300 | 2023年5月 | 2025年4月 | ― | ||||
(注)完成後の増加能力については、計数的把握が困難なため、記載を省略しております。
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 40,000,000 |
| 計 | 40,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2023年6月30日) | 提出日現在発行数(株)(2023年9月27日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 10,679,800 | 10,679,800 | 東京証券取引所スタンダード市場 | 1単元の株式数は100株であります。完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。 |
| 計 | 10,679,800 | 10,679,800 | ― | ― |
(2)【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月1日(注)1 | 5,132,400 | 10,264,800 | ― | 959,454 | ― | 949,720 |
| 2023年3月2日(注)2 | 415,000 | 10,679,800 | 85,490 | 1,044,944 | 85,490 | 1,035,210 |
(注)1.株式分割(1株:2株)によるものであります。
(注)2.有償第三者割当
発行価格 412円
資本組入額 206円
割当先 ウイングアーク1st株式会社
(5)【所有者別状況】
2023年6月30日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数 100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | - | 8 | 22 | 35 | 14 | 10 | 2,892 | 2,981 | ― |
| 所有株式数(単元) | - | 4,422 | 1,631 | 21,710 | 626 | 285 | 78,086 | 106,760 | 3,800 |
| 所有株式数の割合(%) | - | 4.14 | 1.53 | 20.34 | 0.58 | 0.27 | 73.14 | 100.00 | ― |
(注)自己株式287,490株は、「個人その他」に2,874単元、「単元未満株式の状況」に90株含まれております。
(6)【大株主の状況】
2023年6月30日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 渋谷 一正 | 大阪府高石市 | 2,138,100 | 20.57 |
| 渋谷 順 | 兵庫県西宮市 | 1,208,900 | 11.63 |
| ウイングアーク1st株式会社 | 東京都港区六本木3丁目2番1号 | 830,000 | 7.99 |
| 株式会社コモンズ&センス | 兵庫県尼崎市武庫之荘東2丁目3番8号 | 576,000 | 5.54 |
| 株式会社希実製作 | 大阪府高石市千代田2丁目3番30号 | 516,000 | 4.97 |
| 島田 睦 | 千葉県市川市 | 439,100 | 4.23 |
| 杉村 富生 | 埼玉県草加市 | 300,700 | 2.89 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町2丁目11番3号 | 275,600 | 2.65 |
| 株式会社ベイエリア | 兵庫県神戸市中央区八幡通4丁目2番13号 | 140,000 | 1.35 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8番12号 | 128,500 | 1.24 |
| 計 | ― | 6,552,900 | 63.06 |
(注)1.上記のほか当社所有の自己株式287,490株があります。
2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式のうち、信託業務に係る株式数は275,600株であります。
3.株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式のうち、信託業務に係る株式数は128,200株であります。
(7)【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年6月30日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | ||
| 無議決権株式 | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― | ||
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 287,400 | 普通株式 | 287,400 | ― | ― |
| 普通株式 | 287,400 | ||||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 103,886 | ― | ||
| 10,388,600 | |||||
| 単元未満株式 | 普通株式 | ― | ― | ||
| 3,800 | |||||
| 発行済株式総数 | 10,679,800 | ― | ― | ||
| 総株主の議決権 | ― | 103,886 | ― |
(注)「単元未満株式」の「株式数」欄には、自己保有株式90株が含まれております。
② 【自己株式等】
2023年6月30日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (自己保有株式)株式会社スマートバリュー | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 | 287,400 | - | 287,400 | 2.69 |
| 計 | ― | 287,400 | - | 287,400 | 2.69 |
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2022年8月17日)での決議状況(取得期間2022年8月18日~2022年10月31日) | 100,000 | 70,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | ― | ― |
| 当事業年度における取得自己株式 | 100,000 | 50,331 |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | ― | ― |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | ― | ― |
| 当期間における取得自己株式 | 100,000 | 50,331 |
| 提出日現在の未行使割合(%) | ― | ― |
(注)2022年8月17日開催の当社取締役会決議に基づく自己株式の取得方法は、東京証券取引所における取引一任契約に基づく市場買付であります。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他(新株予約権の権利行使) | 38,000 | 20,406 | ― | ― |
| 保有自己株式数 | 287,490 | ― | 287,490 | ― |
(注)当期間における保有自己株式数には、2023年9月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
3 【配当政策】
当社の利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。
また、当社が剰余金の配当を行う場合には、期末配当として年1回の剰余金の配当を行うことを基本的方針としております。その他、年1回中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会であります。
当事業年度の剰余金の配当につきましては、継続的な安定配当の基本方針のもと、1株当たり8.00円としております。
内部留保資金につきましては、事業拡大に伴う運転資金の確保と今後予想される経営環境の変化に対応すべく企業体質の強化及び将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。
(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 2023年9月26日定時株主総会決議 | 83,138 | 8.00 |
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、「社会の公器として、永続する事業体となる。」という経営理念を掲げ、「スマート&テクノロジーで社会システムの未来を創る!」という企業目的に基づき、当社のサービスを通じて、お客様に常に新しい価値を提供し続ける企業を目指し、経営の効率化を高めつつ、地域社会・お客様・取引先等の各ステークホルダーとの間の良好な関係を保ち、企業としての社会的責任を果たすために、コーポレート・ガバナンスの整備・拡充を進め、中長期的な企業価値向上を図っております。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
a.企業統治の体制の概要
当社は、経営における監督と執行の分離を一層明確にし、監督機能の強化と執行のスピードアップを図ることを目的に、2020年9月24日開催の第73期定時株主総会の決議を経て、監査役会設置会社から指名委員会等設置会社に移行しております。当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は、以下のとおりであります。

イ.取締役・取締役会
取締役会は取締役6名(うち、社外取締役5名)で構成されています。取締役会は、原則毎月開催される定例取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会も開催され、経営上の重要な意思決定や業務執行に対する監督を行っております。
ロ.指名委員会
指名委員会は、取締役4名(うち、社外取締役3名)で構成されています。指名委員会は、株主総会に提出する取締役の選解任に関する議案の内容及び取締役会に提出する執行役の選解任に関する議案の内容等を決定します。また、取締役、執行役の人材開発を通じて最高経営責任者等の後継者計画を実行します。
ハ.監査委員会
監査委員会は、取締役3名(うち、社外取締役3名)で構成されています。監査委員会は、当社及びグループ企業における内部統制システムの構築及び運用とそれに対する監視及び検証を前提として、内部監査担当との指揮命令を含む実効的連携を通じて又は直接に監査を行い、その結果を踏まえ、執行役及び取締役の職務の執行について適法性及び妥当性の監査を実施しております。
監査委員会は、必要があると認めたときは、取締役会に対する報告若しくは提案、執行役若しくは使用人に対するその職務執行に関する事項の報告を求め、又は会社の業務及び財産の状況の調査、又は執行役若しくは取締役に対する行為の差止め等必要な措置を実施します。また、会計監査人の選解任に関する株主総会提出議案を決定しております。
二.報酬委員会
報酬委員会は、取締役4名(うち、社外取締役3名)で構成されています。報酬委員会は、取締役、執行役の報酬等の決定に関する方針を制定し、当該方針に基づき個人別の報酬等を決定します。
ホ.代表執行役
当社の代表執行役は、1名(代表執行役社長)であります。代表執行役社長は会社業務の最高責任者として会社を代表し、取締役会の定める基本方針に基づき会社業務を統括します。
へ.執行役
当社の執行役は、5名(うち、代表執行役社長1名)であります。執行役は、業務執行を担う機関として、全社的な視点を持ち、取締役会から委任を受けた業務執行に関わる重要な意思決定を行うとともに取締役会の監督の下、業務を執行します。
ト.経営会議
当社は、代表執行役及び執行役から構成される経営会議を設置し、取締役会の決議事項等について事前審議を行うとともに、取締役会から委譲された権限の範囲内で、経営の重要事項について審議しております。経営会議は、代表執行役社長 渋谷順、執行役 森田由基、上野真、吉川航平、森田憲作のメンバーで構成され、原則として毎月2回、及び適宜必要に応じて開催しております。
チ.内部監査担当
内部監査担当は、IIA(The Institute of Internal Auditors)の内部監査の専門職的実施の国際基準を参考にして監査環境を整備し、独立的・客観的な観点から内部監査を実施することとしています。指揮命令系統については、監査委員会が監査機能上の指揮命令(Functional reporting)を、代表執行役社長は部門運営上の指揮命令(Administrative reporting)を行う、デュアルレポーティングラインシステムを採用しております。
監査対象は、当社の全Division及びグループ会社を対象とし、内部管理体制の向上、法令及び諸規程の遵守及びリスク管理体制の確立のみならず、経営の合理化及び業務効率の改善を支援することにより、事業目標の達成に寄与することを目的としております。
リ.内部統制委員会
当社は、代表執行役社長 渋谷順の諮問機関として内部統制委員会を設置しております。内部統制委員会は、代表執行役社長 渋谷順を委員長とし、執行役 森田由基、上野真、吉川航平、森田憲作、Division Manager、管理部門のグループリーダー、内部監査担当で構成され、毎月1回、及び適宜必要に応じて開催しております。
内部統制委員会は、内部統制システムの構築・維持・向上を推進するために、社内のリスク評価を行い、リスクの最適化を図るとともに、コンプライアンス遵守についての討議を実施しております。また、非常勤監査委員 御厨朋宏がオブザーバーとして適宜必要に応じて参加しております。
当社の取締役会及び指名委員会・監査委員会・報酬委員会の構成員の氏名等は、以下のとおりです。
(◎は議長、〇は構成員を表す。)
| 役職名 | 氏名 | 取締役会 | 指名委員会 | 監査委員会 | 報酬委員会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役代表執行役社長 | 渋谷 順 | ◎ | ◎ | ◎ | |
| 社外取締役 | 御厨 朋宏 | ○ | ◎ | ||
| 社外取締役 | 松本 直人 | ○ | ○ | ○ | |
| 社外取締役 | 赤崎 雄作 | ○ | ○ | ○ | |
| 社外取締役 | 松川 奈央 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 社外取締役 | 永島 竜貴 | ○ | ○ |
b.企業統治の体制を採用する理由
当社は、更なるコーポレート・ガバナンス強化のため、2020年9月24日開催の第73期定時株主総会の決議を経て、監査役会設置会社から指名委員会等設置会社に移行いたしました。
この体制が、経営における監督と執行の分離を一層明確にし、取締役会による監督機能の強化と業務執行のスピードアップを図るために最適であると考えております。
イ.監督機能の強化
取締役会において、他業界の経営者など、様々な経歴や専門性を持つ社外取締役5名を含む6名で構成するとともに、社外取締役が過半数を占める法定の指名委員会、監査委員会及び報酬委員会を設けることにより、より透明性、客観性の高い監督機能を発揮いたします。
なお、監査委員会では、内部監査担当との指揮命令を含む連携を図りながら、適法性監査及び妥当性監査を実施することにより、監査を通じた監督機能を強化いたします。
ロ.業務執行のスピードアップ
会社法上の正式な機関であり、株主に対して直接責任を負う執行役を設け、取締役会から執行役へ大幅な権限委譲を行い、執行役が業務執行に関わる重要な意思決定機能を担うことにより、業務執行の一層のスピードアップを図ります。
これら監督機能の強化と業務執行のスピードアップにより、更なるコーポレート・ガバナンスの強化を図り、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
③ 企業統治に関するその他の事項
a.内部統制システムの整備状況
当社は、経営の健全性や透明性を高めるために、有効かつ適切な内部統制システムを構築することが重要であると考えており、その基盤として執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適性を確保するために必要なものの整備について、下記のとおり取締役会において決議しております。
イ.執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
執行役はコンプライアンス経営実践のため、法令・定款ならびに企業倫理を率先垂範し、コンプライアンス経営の維持・向上に積極的に努めております。
業務執行部門が、コンプライアンス推進のための啓蒙活動に努めるとともに、株主・投資家をはじめ、社会に向けて積極的に情報を発信していくことで、中長期的な企業価値の向上に取り組んでおります。
内部監査担当が、当社及び子会社に対する定期的な内部監査を通じて、会社の制度・組織・諸規程とその実施状況が適正・妥当であるかを公正不偏に調査・検証することにより、業務上の過誤による不測の事態の未然防止と経営能率の向上に努めるとともに、監査結果を取締役会議長及び代表執行役社長に報告しております。内部統制委員会において、全社のコンプライアンス体制の構築支援を行い、取締役会に審議内容及び活動が報告されるものとしております。内部通報制度の整備に関しては、内部通報マニュアルを作成し、当社の従業員等がコンプライアンス上の問題点を直接報告できる体制としております。また、監査委員会は別途業務執行ラインから独立した内部通報窓口を設置しております。
ロ.執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
執行役は、重要な文書等の情報を法令及び社内規程に従い、保存管理し、必要に応じて取締役、会計監査人等が閲覧可能な状態を維持するものとしております。情報セキュリティ方針を定め、情報を適切に管理することで、事業を継続させ、損害を減らし社会的な信用を高め企業価値を高めるための体制を構築・整備しております。
ハ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
リスク管理に係る規程・行動指針等を整備し、当該規程等に基づいてリスクカテゴリーごとの責任部署を定めるなど、全社のリスク管理体制の構築を推進しております。重要なリスクについては、内部統制委員会において分析・評価、改善策の審議・決定を行い、取締役会に審議内容及び活動が報告されるものとしております。
ニ.執行役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役会は企業価値向上を目的として法令、定款及び「取締役会規程」に定める事項を決議して、執行役の業務の執行を監督します。そのため、執行役の職務分掌を定め、各執行役の担当分野を明確にして業務執行の権限を委任しております。
執行役は取締役会決議に基づき委任を受けた事項に関する業務を執行し、業務分掌規程に基づき、効率的に意思決定を図るものとしております。
ホ.グループ会社における業務の適正を確保するための体制
当社は、子会社等の経営の自主独立を尊重しつつ、グループ全体の経営の適正かつ効率的な運営に資するため、「グループ経営管理規程」を定めております。また、子会社に対してもこれを尊重させ、企業集団として理念及び統制環境の統一に努めるものとしております。
子会社等には、必要に応じて当社から取締役及び監査委員を派遣し、グループ全体のガバナンス強化を図り、経営のモニタリングを行っております。
当社の内部監査担当は、当社全Divisionの監査を実施するとともに、グループ会社の監査を実施または統括し、子会社等が当社に準拠して構築する内部統制及びその適正な運用状況について監視、指導するものとしております。
ヘ.財務報告の信頼性を確保するための体制
財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制が有効に行われる体制を構築し、その仕組みが適正に機能することを継続的に評価し、不備があれば必要な是正を行います。
ト.監査委員会の職務の執行が実効的に行われることを確保するための体制
・補助使用人等に関する事項
監査委員会の要請に基づき、兼務の補助使用人を任命しております。当該使用人は、監査委員会の指揮命令に基づき当該補助業務を実施するものとし、取締役及び執行役からの独立性を確保しております。当該使用人の異動、人事考課及び懲戒等については、監査委員会は意見を述べることができ、取締役及び執行役はこれを尊重します。
・監査委員会報告体制
執行役及び使用人等は、監査委員が事業の報告を求めた場合又は業務及び財産の調査を行う場合、迅速かつ的確に対応することとしています。執行役及び使用人等は、業務執行において法令に違反する事実、会社に著しい損害を与える恐れがある事実を発見した場合は、速やかに監査委員に報告します。執行役及び使用人等が、監査委員に報告したことを理由として不利な取り扱いを行うことを禁止します。
・その他監査委員会の監査が実効的に行われることを確保する体制
監査委員は、取締役会等の重要な会議に出席し、経営全般又は個別案件に関する客観的かつ公平な意見陳述を行います。
監査委員会と内部監査担当は、毎月1回意見交換を実施し、情報共有を行うとともに、年次監査計画や監査結果の報告書の確認を都度実施します。
監査委員会は、会計監査人から監査計画や監査結果の説明を受け、年次監査計画を承認するほか、会計監査の過程で発見された事項等について四半期報告及び説明を受けるほか、定期的に意見交換を実施します。
監査委員会は執行役に対し、業務執行監査に係る実行計画の変更・追加監査の実施・改善策の策定等に関する勧告等の活動を通じて、内部監査担当と連携を図ります。
監査委員は、必要に応じて内部監査担当の実査などにも同行します。
監査委員会は、代表執行役及び会計監査人(監査法人)との意見を交換する機会を設けています。
執行役は、監査委員会がその職務の執行について、必要とする費用を予算として措置するとともに、当社に対し、法令に基づく費用の前払い等の請求をしたときは、担当部署において審議の上、当該請求にかかる費用または債務が当該監査委員会の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理します。
b.リスク管理体制の整備の状況
当社は、リスク管理体制の構築を図ることを前提に、「内部統制委員会規程」「リスク管理規程」「コンプライアンス管理規程」等を整備・施行しており、これに基づき代表執行役社長を委員長とした内部統制委員会を設置・開催しております。
また、不測の事態における連絡経路や責任者を選任するほか、必要に応じて顧問弁護士、税理士、社会保険労務士等の専門家の助言を仰ぐなどリスク回避に努めております。
c.株主総会決議事項を取締役会で決議することができるとした事項
イ.取締役及び執行役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)及び執行役(執行役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨を定款に定めております。これは取締役及び執行役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
ロ.中間配当
当社は会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年12月31日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。
ハ.自己株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって、自己株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己株式を取得することを目的とするものであります。
d.取締役の責任限定契約の内容の概要
当社は、定款において、会社法第427条第1項の規定に基づき、取締役(業務執行取締役等であるものを除く)との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨を定めております。なお、当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く)は、同規定に基づき損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。
e.役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、当社及び子会社の取締役、執行役及び監査役が職務の遂行にあたり、役割を十分に発揮でき、有用な人材を迎えることができるように、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。被保険者が会社役員等として業務の執行につき行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や訴訟費用等を当該保険契約により填補することとしております。なお、犯罪行為等に起因する損害等の場合には、補償対象外とすることにより、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じております。また、保険料は当社が全額負担することとしております。
f.取締役の定数
当社の取締役は7名以内とする旨を定款に定めております。
g.取締役の選任の決議要件
当社は取締役の選任決議について、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらない旨を定款に定めております。
h.株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的としております。
i.主要株主との取引を行う際における少数株主の保護についての方策
当社の代表執行役社長渋谷順並びに渋谷一正は、主要株主に該当しております。当該主要株主との間に取引が発生する場合には、当社との関連を有さない第三者との取引における通常の一般取引と同様の条件であることを前提として判断する方針であり、少数株主の権利を保護するよう努めております。
また、関連当事者との取引については、社内規程に基づいた承認手続きを要することとしております。こうした運用を行うことで関連当事者との取引を取締役会において適宜把握し、株主の利益を損なう取引を排除する体制を構築しております。
④ 取締役会及び委員会の活動状況
a.取締役会の活動状況
取締役会は、原則として毎月1回開催とし、必要に応じて随時開催することができることとしております。当事業年度において、16回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
| 氏 名 | 取締役会への出席状況(2022年7月1日から2023年6月30日まで) |
|---|---|
| 渋谷 順 | 16回中16回 |
| 御厨 朋宏 | 12回中12回 |
| 松本 直人 | 12回中11回 |
| 赤崎 雄作 | 12回中12回 |
| 松川 奈央 | 12回中12回 |
| 原 正紀 | 4回中4回 |
| 寺田 有美子 | 4回中4回 |
| 石割 由紀人 | 4回中4回 |
| 永島 竜貴 | 16回中16回 |
| 大鹿 博文 | 16回中16回 |
※2022年9月29日付で原正紀、寺田由美子及び石割由紀人の3氏が取締役を退任し、同日付で御厨朋宏、松本直人、赤崎雄作及び松川奈央の4氏が取締役に就任しております。
取締役会は、法令で定められた事項や経営上の重要事項における意思決定、その他重要事項並びに業務執行の状況について報告を受け、その内容について検討をしており、当事業年度は、法令で定められた事項のほか、子会社の配当に関する事項その他重要な課題について議論が行われました。
b.指名委員会の活動状況
当事業年度において、当社は指名委員会を4回開催し、全委員が全て出席しております。活動状況については「第4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4)役員の報酬等 ①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 c.指名委員会及び報酬委員会の活動状況」に記載しております。
c.報酬委員会の活動状況
当事業年度において、当社は報酬委員会を4回開催し、全委員が全て出席しております。活動状況については「第4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4)役員の報酬等 ①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 c.指名委員会及び報酬委員会の活動状況」に記載しております。
d.監査委員会の活動状況
当事業年度において、15回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
| 氏 名 | 監査委員会への出席状況(2022年7月1日から2023年6月30日まで) |
|---|---|
| 御厨 朋宏 | 11回中11回 |
| 石割 由紀人 | 4回中4回 |
| 永島 竜貴 | 15回中15回 |
| 大鹿 博文 | 15回中15回 |
※2022年9月29日付で石割由紀人氏が監査委員を退任し、同日付で御厨朋宏氏が監査委員に就任しております。
活動状況については「第4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況」に記載しております。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性9名 女性1名 (役員のうち女性の比率10.0%)
a. 取締役の状況
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 渋谷 順 | 1963年11月14日 | 1982年4月 株式会社菱和商工(現:メルコモビリティーソリューションズ株式会社)入社 1985年5月 株式会社堺電機製作所(現:当社)入社 1994年2月 同社 専務取締役就任 2003年4月 同社 代表取締役社長就任 2006年10月 株式会社SDVホールディングス(現:当社) 代表取締役就任 2006年10月 株式会社モバイルビズ(旧子会社) 代表取締役就任 2011年2月 株式会社SDV(現:株式会社希実製作)取締役就任 2012年7月 当社 代表取締役社長就任 2016年4月 当社 代表取締役社長兼経営企画管掌就任 2017年4月 株式会社コモンズ&センス設立代表取締役就任(現任) 2019年3月 株式会社ノースディテール代表取締役社長就任(現任) 2020年9月 当社 代表執行役社長就任(現任) 2020年9月 当社 指名委員(議長)、報酬委員(議長)就任(現任) 2021年4月 株式会社One Bright KOBE取締役就任 2022年7月 株式会社One Bright KOBE代表取締役就任(現任) 2023年9月 株式会社ストークス取締役就任(現任) | 1982年4月 | 株式会社菱和商工(現:メルコモビリティーソリューションズ株式会社)入社 | 1985年5月 | 株式会社堺電機製作所(現:当社)入社 | 1994年2月 | 同社 専務取締役就任 | 2003年4月 | 同社 代表取締役社長就任 | 2006年10月 | 株式会社SDVホールディングス(現:当社) 代表取締役就任 | 2006年10月 | 株式会社モバイルビズ(旧子会社) 代表取締役就任 | 2011年2月 | 株式会社SDV(現:株式会社希実製作)取締役就任 | 2012年7月 | 当社 代表取締役社長就任 | 2016年4月 | 当社 代表取締役社長兼経営企画管掌就任 | 2017年4月 | 株式会社コモンズ&センス設立代表取締役就任(現任) | 2019年3月 | 株式会社ノースディテール代表取締役社長就任(現任) | 2020年9月 | 当社 代表執行役社長就任(現任) | 2020年9月 | 当社 指名委員(議長)、報酬委員(議長)就任(現任) | 2021年4月 | 株式会社One Bright KOBE取締役就任 | 2022年7月 | 株式会社One Bright KOBE代表取締役就任(現任) | 2023年9月 | 株式会社ストークス取締役就任(現任) | (注)2 | 1,208,900 |
| 1982年4月 | 株式会社菱和商工(現:メルコモビリティーソリューションズ株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1985年5月 | 株式会社堺電機製作所(現:当社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年2月 | 同社 専務取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年4月 | 同社 代表取締役社長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年10月 | 株式会社SDVホールディングス(現:当社) 代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年10月 | 株式会社モバイルビズ(旧子会社) 代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年2月 | 株式会社SDV(現:株式会社希実製作)取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | 当社 代表取締役社長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 当社 代表取締役社長兼経営企画管掌就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 株式会社コモンズ&センス設立代表取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 株式会社ノースディテール代表取締役社長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 代表執行役社長就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 指名委員(議長)、報酬委員(議長)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 株式会社One Bright KOBE取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年7月 | 株式会社One Bright KOBE代表取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2023年9月 | 株式会社ストークス取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 御厨 朋宏 | 1958年1月1日 | 1981年4月 鐘紡株式会社(現:クラシエホールディングス株式会社)入社 2014年3月 クラシエホールディングス株式会社監査役就任 2016年3月 クラシエフーズ株式会社専務執行役員統括室長就任 2022年3月 ホーユー株式会社監査役就任 2022年9月 当社 取締役就任(現任) 当社 監査委員(議長)就任(現任) | 1981年4月 | 鐘紡株式会社(現:クラシエホールディングス株式会社)入社 | 2014年3月 | クラシエホールディングス株式会社監査役就任 | 2016年3月 | クラシエフーズ株式会社専務執行役員統括室長就任 | 2022年3月 | ホーユー株式会社監査役就任 | 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | 当社 監査委員(議長)就任(現任) | (注)2 | 532 | |||||||||||||||||||||
| 1981年4月 | 鐘紡株式会社(現:クラシエホールディングス株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年3月 | クラシエホールディングス株式会社監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年3月 | クラシエフーズ株式会社専務執行役員統括室長就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年3月 | ホーユー株式会社監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 当社 監査委員(議長)就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 松本 直人 | 1980年3月23日 | 2002年4月 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社入社 2016年1月 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社代表取締役就任 2022年6月 株式会社デジアラホールディングス社外取締役就任(現任) 2022年7月 株式会社ABAKAM 代表取締役就任(現任) 2022年9月 当社 取締役就任(現任) 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) 2023年2月 株式会社フィルカンパニー社外取締役(監査等委員)就任(現任) 2023年3月 株式会社Kips取締役就任(現任) 2023年6月 株式会社ココペリ社外取締役就任就任(現任) | 2002年4月 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社入社 | 2016年1月 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社代表取締役就任 | 2022年6月 | 株式会社デジアラホールディングス社外取締役就任(現任) | 2022年7月 | 株式会社ABAKAM 代表取締役就任(現任) | 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | 2023年2月 | 株式会社フィルカンパニー社外取締役(監査等委員)就任(現任) | 2023年3月 | 株式会社Kips取締役就任(現任) | 2023年6月 | 株式会社ココペリ社外取締役就任就任(現任) | (注)2 | 3,552 | |||||||||||||||
| 2002年4月 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年1月 | フューチャーベンチャーキャピタル株式会社代表取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年6月 | 株式会社デジアラホールディングス社外取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年7月 | 株式会社ABAKAM 代表取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2023年2月 | 株式会社フィルカンパニー社外取締役(監査等委員)就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2023年3月 | 株式会社Kips取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2023年6月 | 株式会社ココペリ社外取締役就任就任(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||
| 取締役 | 赤崎 雄作 | 1983年1月20日 | 2008年12月 大阪弁護士会登録弁護士法人中央総合法律事務所入所(現任) 2018年6月 ニューヨーク州弁護士登録 2021年4月 京都大学法科大学院非常勤講師(現任) 2022年6月 SPK株式会社監査等委員(社外取締役)(現任) 2022年9月 当社 取締役就任(現任) 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | 2008年12月 | 大阪弁護士会登録弁護士法人中央総合法律事務所入所(現任) | 2018年6月 | ニューヨーク州弁護士登録 | 2021年4月 | 京都大学法科大学院非常勤講師(現任) | 2022年6月 | SPK株式会社監査等委員(社外取締役)(現任) | 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | (注)2 | 887 | |||||||||
| 2008年12月 | 大阪弁護士会登録弁護士法人中央総合法律事務所入所(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | ニューヨーク州弁護士登録 | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 京都大学法科大学院非常勤講師(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2022年6月 | SPK株式会社監査等委員(社外取締役)(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 松川 奈央 | 1978年7月1日 | 2008年12月 大阪弁護士会登録西村法律会計事務所入所 2016年10月 平野武法律事務所入所 2020年12月 北浜中央法律事務所入所(現任) 2022年9月 当社 取締役就任(現任) 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) 2023年5月 コーナン商事株式会社社外監査役就任(現任) 2023年9月 当社 監査委員就任(現任) | 2008年12月 | 大阪弁護士会登録西村法律会計事務所入所 | 2016年10月 | 平野武法律事務所入所 | 2020年12月 | 北浜中央法律事務所入所(現任) | 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | 2023年5月 | コーナン商事株式会社社外監査役就任(現任) | 2023年9月 | 当社 監査委員就任(現任) | (注)2 | 1,775 | |||||||
| 2008年12月 | 大阪弁護士会登録西村法律会計事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年10月 | 平野武法律事務所入所 | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年12月 | 北浜中央法律事務所入所(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2022年9月 | 当社 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 当社 指名委員、報酬委員就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||
| 2023年5月 | コーナン商事株式会社社外監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2023年9月 | 当社 監査委員就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 永島 竜貴 | 1973年12月2日 | 1999年4月 大阪中小企業投資育成株式会社入社 2000年8月 エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社入社(現:株式会社大和インベストメント・マネジメント) 2009年1月 会計事務所メルディアップ設立代表(現任) 2011年2月 合同会社和歌山事務センター設立代表(現任) 2012年7月 当社 監査役就任 2019年3月 株式会社ノースディテール監査役就任(現任) 2020年9月 当社 取締役就任(現任) 当社 監査委員就任(現任) 2021年4月 株式会社One Bright KOBE監査役就任(現任) 株式会社ストークス監査役就任(現任) | 1999年4月 | 大阪中小企業投資育成株式会社入社 | 2000年8月 | エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社入社(現:株式会社大和インベストメント・マネジメント) | 2009年1月 | 会計事務所メルディアップ設立代表(現任) | 2011年2月 | 合同会社和歌山事務センター設立代表(現任) | 2012年7月 | 当社 監査役就任 | 2019年3月 | 株式会社ノースディテール監査役就任(現任) | 2020年9月 | 当社 取締役就任(現任) | 当社 監査委員就任(現任) | 2021年4月 | 株式会社One Bright KOBE監査役就任(現任) | 株式会社ストークス監査役就任(現任) | (注)2 | 16,376 | ||
| 1999年4月 | 大阪中小企業投資育成株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2000年8月 | エヌ・アイ・エフ ベンチャーズ株式会社入社(現:株式会社大和インベストメント・マネジメント) | ||||||||||||||||||||||||
| 2009年1月 | 会計事務所メルディアップ設立代表(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2011年2月 | 合同会社和歌山事務センター設立代表(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | 当社 監査役就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 株式会社ノースディテール監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 当社 監査委員就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 株式会社One Bright KOBE監査役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 株式会社ストークス監査役就任(現任) | |||||||||||||||||||||||||
| 計 | 1,232,022 | ||||||||||||||||||||||||
(注) 1.取締役 御厨朋宏、松本直人、赤崎雄作、松川奈央、永島竜貴は、社外取締役であります。
2.取締役の任期は、2023年9月26日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
3.2020年9月24日開催の定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、当社は同日をもって指名
委員会等設置会社へ移行しております。
2023年9月26日以降の各委員会の体制については次のとおりであります。
指名委員会 委員長 :渋谷 順
委 員 :松本 直人、赤崎 雄作、松川 奈央
監査委員会 委員長 :御厨 朋宏
委 員 :永島 竜貴、松川 奈央
報酬委員会 委員長 :渋谷 順
委 員 :松本 直人、赤崎 雄作、松川 奈央
4.所有株式数には、役員持株会における持分を含んでおります。
b. 執行役の状況
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||
| 代表執行役社長 | 渋谷 順 | 1963年11月14日 | a. 取締役の状況参照 | a. 取締役の状況参照 | (注)1 | 1,208,900 | |||||||||||||||||||
| a. 取締役の状況参照 | |||||||||||||||||||||||||
| 執行役モビリティ・サービス事業部門統括General Manager | 森田 由基 | 1983年7月22日 | 2007年4月 株式会社イチネン入社 2014年1月 日本GE株式会社(現SMFLキャピタル株式会社)入社 2017年1月 当社入社 プロダクト推進Group Group Leader 2019年7月 モビリティ・サービスSection General Manager(現任) 2019年10月 株式会社しぇあくる 取締役(現任) 2020年9月 当社 執行役就任(現任) 2021年4月 株式会社ストークス取締役就任 2022年7月 株式会社One Bright KOBE取締役就任 | 2007年4月 | 株式会社イチネン入社 | 2014年1月 | 日本GE株式会社(現SMFLキャピタル株式会社)入社 | 2017年1月 | 当社入社 プロダクト推進Group Group Leader | 2019年7月 | モビリティ・サービスSection General Manager(現任) | 2019年10月 | 株式会社しぇあくる 取締役(現任) | 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | 2021年4月 | 株式会社ストークス取締役就任 | 2022年7月 | 株式会社One Bright KOBE取締役就任 | (注)1 | 759 | ||||
| 2007年4月 | 株式会社イチネン入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年1月 | 日本GE株式会社(現SMFLキャピタル株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2017年1月 | 当社入社 プロダクト推進Group Group Leader | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年7月 | モビリティ・サービスSection General Manager(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年10月 | 株式会社しぇあくる 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | 株式会社ストークス取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2022年7月 | 株式会社One Bright KOBE取締役就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 執行役社長補佐・ デジタルガバメント事業部門統括General Manager | 上野 真 | 1981年7月23日 | 2001年6月 株式会社ネクサス入社 2002年4月 株式会社テンプロス(現パーソルマーケティング)入社 2005年7月 当社入社 2012年7月 当社 ビジネスソリューションDivision スマートITS Group Group Leader 2013年1月 当社 ビジネスソリューションDivision Division Manager 2016年4月 当社 プロジェクト開発Division Division Manager 2019年7月 当社 プラットフォームDivision Division Manager 2020年9月 当社 執行役就任(現任) 2021年7月 当社 社長補佐Division Manager(現任) 2022年7月 当社 デジタルガバメント事業部門 General Manager(現任) | 2001年6月 | 株式会社ネクサス入社 | 2002年4月 | 株式会社テンプロス(現パーソルマーケティング)入社 | 2005年7月 | 当社入社 | 2012年7月 | 当社 ビジネスソリューションDivision スマートITS Group Group Leader | 2013年1月 | 当社 ビジネスソリューションDivision Division Manager | 2016年4月 | 当社 プロジェクト開発Division Division Manager | 2019年7月 | 当社 プラットフォームDivision Division Manager | 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | 2021年7月 | 当社 社長補佐Division Manager(現任) | 2022年7月 | 当社 デジタルガバメント事業部門 General Manager(現任) | (注)1 | 1,821 |
| 2001年6月 | 株式会社ネクサス入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | 株式会社テンプロス(現パーソルマーケティング)入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2005年7月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | 当社 ビジネスソリューションDivision スマートITS Group Group Leader | ||||||||||||||||||||||||
| 2013年1月 | 当社 ビジネスソリューションDivision Division Manager | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 当社 プロジェクト開発Division Division Manager | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年7月 | 当社 プラットフォームDivision Division Manager | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年7月 | 当社 社長補佐Division Manager(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2022年7月 | 当社 デジタルガバメント事業部門 General Manager(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 執行役モビリティ・サービス事業部門プラットフォームDivision・サービス開発DivisionDivision Manager | 吉川 航平 | 1989年8月4日 | 2012年4月 当社入社 2014年7月 当社 ビジネスソリューションDivision M2MイノベーションGroup スマートITS Team Team Leader 2016年4月 当社 プロジェクト開発Division プロダクト推進Group Group Leader 2020年7月 当社 サービス開発Division Division Manager(現任) 2020年9月 当社 執行役就任(現任) 2021年7月 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) | 2012年4月 | 当社入社 | 2014年7月 | 当社 ビジネスソリューションDivision M2MイノベーションGroup スマートITS Team Team Leader | 2016年4月 | 当社 プロジェクト開発Division プロダクト推進Group Group Leader | 2020年7月 | 当社 サービス開発Division Division Manager(現任) | 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | 2021年7月 | 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) | (注)1 | 2,859 | ||||||||
| 2012年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年7月 | 当社 ビジネスソリューションDivision M2MイノベーションGroup スマートITS Team Team Leader | ||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 当社 プロジェクト開発Division プロダクト推進Group Group Leader | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年7月 | 当社 サービス開発Division Division Manager(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年7月 | 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 執行役社長補佐 | 森田 憲作 | 1974年5月30日 | 1997年4月 パナソニックITソリューションズ株式会社入社(現:富士通ITマネジメントパートナー株式会社) 2014年7月 当社入社 開発・デザインDivision 開発・デザインGroup Group Leader 2014年10月 当社 開発・デザインDivisionDivision Manager 2018年7月 当社 CTO兼開発戦略DivisionDivision Manager 2018年9月 当社 取締役CTO就任 2019年3月 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) 2019年9月 当社取締役開発部門統括CTO就任 2020年9月 当社 執行役就任(現任) 2021年7月 当社 社長補佐 Division Manager(現任) | 1997年4月 | パナソニックITソリューションズ株式会社入社(現:富士通ITマネジメントパートナー株式会社) | 2014年7月 | 当社入社 開発・デザインDivision 開発・デザインGroup Group Leader | 2014年10月 | 当社 開発・デザインDivisionDivision Manager | 2018年7月 | 当社 CTO兼開発戦略DivisionDivision Manager | 2018年9月 | 当社 取締役CTO就任 | 2019年3月 | 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) | 2019年9月 | 当社取締役開発部門統括CTO就任 | 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | 2021年7月 | 当社 社長補佐 Division Manager(現任) | (注)1 | 14,813 | ||
| 1997年4月 | パナソニックITソリューションズ株式会社入社(現:富士通ITマネジメントパートナー株式会社) | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年7月 | 当社入社 開発・デザインDivision 開発・デザインGroup Group Leader | ||||||||||||||||||||||||
| 2014年10月 | 当社 開発・デザインDivisionDivision Manager | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年7月 | 当社 CTO兼開発戦略DivisionDivision Manager | ||||||||||||||||||||||||
| 2018年9月 | 当社 取締役CTO就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 株式会社ノースディテール取締役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2019年9月 | 当社取締役開発部門統括CTO就任 | ||||||||||||||||||||||||
| 2020年9月 | 当社 執行役就任(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 2021年7月 | 当社 社長補佐 Division Manager(現任) | ||||||||||||||||||||||||
| 計 | 1,229,152 | ||||||||||||||||||||||||
(注) 1.執行役の任期は、2023年6月期の定時株総会終結後最初に開催される取締役会終結の時から2024年6月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時までであります。
2.所有株式数には、役員持株会における持分を含んでおります。
② 社外役員の状況
イ.社外取締役の選任状況及び人的・資本的・取引関係その他利害関係
当社の社外取締役は5名であります。社外取締役については、専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監督又は監査といった機能及び役割を通じて、当社のコーポレート・ガバナンスの強化、充実を図る役割を果たしているものと考えております。
社外取締役御厨朋宏は、当社との間に特別な利害関係はありません。社外取締役松本直人は、株式会社デジアラホールディングス社外取締役、株式会社ABAKAM代表取締役、株式会社フィルカンパニー社外取締役、株式会社Kips取締役及び株式会社ココペリ社外取締役でありますが、当社と各社との間に特別な利害関係はありません。社外取締役赤崎雄作は、弁護士法人中央総合法律事務所のパートナー、SPK株式会社監査等委員取締役でありますが、当社と当該事務所及び同社との間に特別な利害関係はありません。社外取締役松川奈央は、北浜中央法律事務所のパートナー、コーナン商事株式会社社外監査役でありますが、当社と当該事務所及び同社との間に特別な利害関係はありません。社外取締役永島竜貴は、会計事務所メルディアップ及び合同会社和歌山事務センターの代表でありますが、当社と当該事務所及び同社との間に特別な利害関係はありません。
また、上記に記載のとおり、一部の社外取締役は当社株式を保有しておりますが、これら以外に当社との間に人的関係、資本関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
ロ.社外取締役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準又は方針
当社は社外取締役の独立性に関する基準や方針について特段の定めはありませんが、独立性に関しては、株式会社東京証券取引所が定める基準を参考にしており、一般株主と利益相反が生じる恐れのない社外取締役を選任しており、経営の独立性を確保していると認識しております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制担当との関係
社外取締役は取締役会に出席し、専門的な知識・経験等の見地から取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言・助言を行っております。
監査委員会と内部監査担当と会計監査人は、それぞれの監査計画、監査結果を報告・共有し、情報交換を行っております。また、会計監査人による会計監査及び内部統制評価の報告等を通じて情報共有を行い、監査の有効性と効率性の向上を図っております。
(3)【監査の状況】
① 監査委員会監査の状況
監査委員会は、監査委員(独立社外取締役)3名で構成されております。
社外監査委員 御厨朋宏は、事業会社での監査役監査等の経験を有しており、監査に関する幅広い見識及び経験を有するものであります。社外監査委員 永島竜貴は税理士資格を有し、税務・会計に関する相当程度の知見と経験を有するものであります。社外監査委員 松川奈央は、弁護士資格を有しており、弁護士としての幅広い見識及び経験を有するものであります。また、月1回実施される定例監査委員会と、必要ある場合は随時開催される監査委員会で協議及び情報交換を行い、監査機能の一層の充実を図ってまいります。
② 監査委員会の活動状況
当事業年度の監査委員会は合計15回開催され、各監査委員は全ての監査委員会に出席しております。原則として毎月1回開催された監査委員会では、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査委員から監査の実施状況及び結果について報告を行い、必要な審議を行いました。年間を通じての主な決議、報告および審議・協議の内容は、以下のとおりです。
主な決議:
監査計画及び監査委員の業務分担、会計監査人の再任、会計監査人の報酬の同意、監査報告書作成及び提出等
主な報告および審議・協議:
取締役会議案事前確認、社内重要会議の状況、業務報告聴取内容、会計監査人からの報告内容、会計監査人評価、監査報告書案等
監査委員会は、定期的に代表執行役社長、監査委員以外の社外取締役および会計監査人と意見交換を行い情報共有を図るほか、内部監査担当と監査結果等について情報交換を行うことにより、監査の実効性を確保する体制を構築します。また、業務執行部門から定期的に報告を聴取し、当社および当社グループにおける内部統制システムの構築および運用の状況を監視・検証します。
監査委員会は、以上のような体制および監査活動により、執行役および取締役の職務の執行について適法性および妥当性の監査を実施し、監査の内容を取締役会に報告し、必要に応じて意見表明を行います。
③ 内部監査の状況
当社は、内部管理体制強化のために、代表執行役社長直轄の内部監査担当を配置しております。内部監査担当は、年間の内部監査計画に基づき、当社の業務運営と財産管理の実態を調査し、諸法令、定款及び各規程の整備・運用状況を確認するという観点から、当社の全Division及びグループ会社を対象に監査を実施しております。監査結果は代表執行役社長に報告され、業務活動の改善及び適切な運営に資するよう、勧告、助言等を行っております。
また、指揮命令系統については、監査委員会が監査機能上の指揮命令(Functional reporting)を、代表執行役社長は部門運営上の指揮命令(Administrative reporting)を行う、デュアルレポーティングラインシステムを採用しており、監査委員会及び会計監査人と連携を図ることで、より実効性の高い監査を実施しております。
④ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
三優監査法人
b.継続監査期間
11年間
c.業務を執行した公認会計士
西川 賢治
古嶋 雅弘
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、その他8名であります。その他は、公認会計士試験合格者、システム監査担当者であります。
e.監査法人の選定方針と理由
監査法人の選定は、監査委員会の定める「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、監査法人が独立性を保持しつつ、当社の経済的実態に即した公正かつ適切な会計監査を実施できるか否かを判断基準としております。
三優監査法人を選定した理由といたしましては、上記の基準を満たし、当社グループの経営方針に理解を示したうえで、厳格かつ適正な監査業務を行えるものと判断したことによります。
f.会計監査人の解任または不再任の決定方針
当社は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合、監査委員会は、監査委員全員の同意により解任いたします。また、上記のほか、会計監査人の適格性、独立性を害する事由の発生により、適正な監査の遂行が困難であると認められる場合、監査委員会は、株主総会に提出する会計監査人の不再任に関する議案の内容を決定する方針であります。
g.監査委員会による監査法人の評価
監査委員会は、定期的に会計監査人に対して会計監査の実施状況等について報告を求め、協議を実施することにより、上記「会計監査人の評価及び選定基準」に基づいて会計監査の実施状況を評価しております。
⑤ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | 32,000 | ― | 35,000 | ― |
| 連結子会社 | ― | ― | 3,000 | ― |
| 計 | 32,000 | ― | 38,000 | ― |
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬の決定方針は特に定めておりませんが、当社の事業規模、監査日数及び業務の特性等を勘案した上で報酬額を決定しております。
e.監査委員会が会計監査人の当事業年度の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容及びそれに基づく報酬見積りが適正であるかを検討するとともに、会計監査の職務の執行状況を検討した結果、会計監査人の報酬等の額には妥当性があると判断したことによるものです。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
取締役及び執行役の報酬の決定に関する方針と個人別の報酬は、報酬委員会にて決定いたします。
また、取締役及び執行役の報酬につきましては、報酬委員会により以下のとおり方針を決定しております。
a.役員報酬の決定方針
取締役及び執行役の報酬決定の基準は、当社グループの業績向上、株主価値の増大に繋げる目的で各々の役位、担当執行業務に応じた職責、当社業績等を考慮して決定する。
イ.優秀な人材を当社の経営陣として獲得・確保できる報酬水準・報酬制度であること。
ロ.各役員が担う役割・責務に対する成果や企業の価値向上に対する貢献を公平・公正に評価し、これを報酬に反映すること。
ハ.単年度業績のみでなく、中長期的な業績や役員の取組みを報酬に反映したものであること。
二.報酬の内容は、企業価値向上に対するミッションの大きさとその成果に応じ決定される。
ホ.株主をはじめとするステークホルダーに対して説明責任を果たすことができる、「透明性」「公正性」「合理性」の高い報酬体系とする。
へ.適切なガバナンスとコントロールに基づいて決定し、経済・社会情勢や経営環境等を踏まえ、適時適切に見直しを行う。
b.役員報酬体系
当社の取締役及び執行役の報酬は、原則として「基本報酬」「業績連動型株式報酬」の構成とし、固定報酬91%、業績連動報酬9%の構成比での支給を想定しております。また、その他の制度として「譲渡制限付株式報酬」、「ストックオプション」があります。
当事業年度に係る取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容は、役員報酬の決定方針に沿った内容であり、取締役・執行役の別、常勤・非常勤、役職及び職務の内容、業績及び貢献度など総合的に勘案した結果、妥当なものであると報酬委員会は判断しております。
イ.基本報酬
基本報酬は、固定報酬として取締役・執行役の別、常勤・非常勤、役職及び職務の内容、業績及び貢献度など総合的に勘案し、金銭で支払います。当該報酬の決定方法は、上記を勘案し、社外取締役が過半を占める報酬委員会において社外取締役が個別報酬額案の妥当性を主体的に判断の上決定しております。
ロ.業績連動型株式報酬
2021年9月27日開催の報酬委員会において、業績連動型株式報酬制度の導入を決定しております。業績連動型株式報酬は、毎期の当社の当期営業利益における業績連動型株式報酬の支給対象となる目標額達成時に、業績に応じた当社株式を交付する制度です。なお、自己都合での退職、財務諸表の重大な修正、グループの規程に対する重大な違反、グループの事業やレピュテーションに対する重大な損害、グループの業績の大幅な悪化、またはリスク管理に重大な欠陥が発生した場合、減額、没収または支給後に返還されることを定めます。
c.指名委員会及び報酬委員会の活動状況
2022年7月から2023年9月までに指名委員会7回、報酬委員会8回開催されております。個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
| 氏 名 | 指名・報酬委員会への出席状況(2022年7月1日から2023年6月30日まで) |
|---|---|
| 渋谷 順 | 4回中4回 |
| 松本 直人 | 3回中3回 |
| 赤崎 雄作 | 3回中3回 |
| 松川 奈央 | 3回中3回 |
| 原 正紀 | 1回中1回 |
| 寺田 有美子 | 1回中1回 |
※2022年9月29日付で原正紀及び寺田由美子の両氏が取締役を退任し、同日付で松本直人、赤崎雄作及び松川奈央の3氏が取締役に就任しております。
(指名委員会)
当事業年度の審議事項は、以下のとおりです(2022年7月~2023年6月)
| 開催日 | 審議内容 |
|---|---|
| 2022年8月17日 | 取締役候補者選任の件、執行役候補者選任(案)の件、子会社取締役選任に関する子会社取締役会への答申の承認 |
| 2022年9月29日 | 指名委員会の代行順位決定の件、執行役選任の取締役会への答申の承認 |
| 2022年11月17日 | 執行役・グループ会社役員面談結果共有 |
| 2023年4月18日 | 執行役・グループ会社役員面談結果共有 |
2023年7月から9月までの審議事項は、以下のとおりです。
| 開催日 | 審議内容 |
|---|---|
| 2023年8月17日 | 取締役候補者の件、執行役候補者選任(案)の件、子会社取締役選任に関する子会社取締役会への答申の承認 |
| 2023年9月6日 | 子会社取締役(株式会社ストークス1名)選任に関する子会社取締役会への答申の承認 |
| 2023年9月26日 | 指名委員会の代行順位決定の件、執行役選任の取締役会への答申の承認 |
(報酬委員会)
当事業年度の審議事項は、以下のとおりです(2022年7月~2023年6月)
| 開催日 | 審議内容 |
|---|---|
| 2022年8月17日 | 役員候補者報酬の件、子会社取締役報酬に関する子会社取締役会への答申の承認の件 |
| 2022年9月29日 | 報酬委員会の代行順位決定の件、役員報酬決定の件、報酬の決定(執行役承認前提) |
| 2022年11月17日 | 執行役・グループ会社役員面談結果共有 |
| 2023年4月18日 | 執行役・グループ会社役員面談結果共有 |
2023年7月から9月までの審議事項は、以下のとおりです。
| 開催日 | 審議内容 |
|---|---|
| 2023年8月17日 | 役員候補者報酬の件、基本方針改訂の件、子会社取締役報酬に関する子会社取締役会への答申の承認 |
| 2023年8月22日 | 役員(執行役)候補者報酬の件、基本方針改訂の件 |
| 2023年9月6日 | 子会社取締役(株式会社ストークス1名)報酬に関する子会社取締役会への投信の承認の件 |
| 2023年9月26日 | 報酬委員会の代行順位決定の件、個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針、報酬の決定(執行役承認前提) |
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額(千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる役員の員数(名) | ||
| 固定報酬 | 業績連動報酬 | 非金銭報酬等 | |||
| 執行役 | 68,942 | 68,942 | ― | ― | 5 |
| 社外役員 | 22,080 | 22,080 | ― | ― | 9 |
(注)取締役兼務執行役の報酬については、執行役に含めております。
③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式を純投資目的である株式とし、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社における、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有方針は、株式の保有を通じ保有先との間で事業面の関係が発展し、中長期的に当社の企業価値の向上に資すると合理的に判断される場合に限り、当該株式を政策的に保有することといたします。保有の合理性につきましては、取締役会において、中長期的な観点から個別銘柄ごとに保有に伴うメリットや減損リスクを精査し、保有の合理性が認められないものについては売却等の手段により保有を解消してまいります。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
| 銘柄数(銘柄) | 貸借対照表計上額の合計額(千円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 4 | 1,593 |
| 非上場株式以外の株式 | ― | ― |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年7月1日から2023年6月30日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年7月1日から2023年6月30日まで)の財務諸表について、三優監査法人により監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、会計基準等の新設及び変更に関する情報を収集しております。また、専門的な情報を有する団体等が主催する研修・セミナーへの参加及び財務・会計の専門書の購読等を行っております。
1 【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 2,563,701 | 2,339,306 | |||||||||
| 受取手形 | 1,492 | 10,986 | |||||||||
| 売掛金 | 407,684 | 418,754 | |||||||||
| 契約資産 | 14,199 | 42,582 | |||||||||
| 電子記録債権 | 1,683 | 1,683 | |||||||||
| 商品 | 102,025 | 110,333 | |||||||||
| 仕掛品 | 12,832 | 9,491 | |||||||||
| その他 | 75,697 | 83,285 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △34 | △20 | |||||||||
| 流動資産合計 | 3,179,281 | 3,016,404 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物及び構築物(純額) | 202,918 | 184,387 | |||||||||
| 工具、器具及び備品(純額) | 53,000 | 56,156 | |||||||||
| リース資産(純額) | 7,616 | 8,034 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 788 | 9,300 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | ※ 264,324 | ※ 257,879 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| のれん | 142,122 | 125,880 | |||||||||
| ソフトウエア | 184,956 | 128,447 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 8,183 | 13,405 | |||||||||
| その他 | 2,414 | 2,706 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 337,676 | 270,439 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 1,593 | 1,593 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 127,775 | 100,962 | |||||||||
| 敷金及び保証金 | 203,869 | 205,526 | |||||||||
| その他 | 3,298 | 7,715 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △69 | ― | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 336,467 | 315,797 | |||||||||
| 固定資産合計 | 938,468 | 844,115 | |||||||||
| 繰延資産 | |||||||||||
| 創立費 | 444 | 325 | |||||||||
| 株式交付費 | 2,461 | 5,269 | |||||||||
| 繰延資産合計 | 2,906 | 5,595 | |||||||||
| 資産合計 | 4,120,656 | 3,866,115 | |||||||||
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | 87,754 | 92,212 | |||||||||
| 短期借入金 | 628,000 | 488,560 | |||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | 91,114 | 79,440 | |||||||||
| リース債務 | 14,905 | 6,629 | |||||||||
| 未払法人税等 | 33,650 | 15,440 | |||||||||
| 契約負債 | 124,618 | 125,306 | |||||||||
| 賞与引当金 | 41,453 | 44,046 | |||||||||
| その他 | 256,898 | 264,815 | |||||||||
| 流動負債合計 | 1,278,394 | 1,116,449 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 長期借入金 | 326,560 | 247,120 | |||||||||
| リース債務 | 8,893 | 5,681 | |||||||||
| 資産除去債務 | 55,428 | 55,564 | |||||||||
| その他 | 127 | 125 | |||||||||
| 固定負債合計 | 391,009 | 308,492 | |||||||||
| 負債合計 | 1,669,403 | 1,424,941 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 959,454 | 1,044,944 | |||||||||
| 資本剰余金 | 1,044,888 | 1,114,988 | |||||||||
| 利益剰余金 | 254,539 | 116,161 | |||||||||
| 自己株式 | △124,485 | △154,411 | |||||||||
| 株主資本合計 | 2,134,396 | 2,121,682 | |||||||||
| 新株予約権 | 150 | ― | |||||||||
| 非支配株主持分 | 316,706 | 319,491 | |||||||||
| 純資産合計 | 2,451,252 | 2,441,173 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 4,120,656 | 3,866,115 | |||||||||
② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 売上高 | ※1 3,805,373 | ※1 3,873,348 | |||||||||
| 売上原価 | ※2 2,518,519 | ※2 2,589,025 | |||||||||
| 売上総利益 | 1,286,854 | 1,284,323 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※3,4 1,301,937 | ※3 1,359,230 | |||||||||
| 営業損失(△) | △15,083 | △74,907 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 14 | 21 | |||||||||
| 助成金収入 | 27,134 | 3,461 | |||||||||
| 違約金収入 | 2,919 | 3,807 | |||||||||
| その他 | 2,605 | 1,225 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 32,673 | 8,514 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 6,058 | 7,493 | |||||||||
| 株式交付費償却 | 849 | 1,499 | |||||||||
| 創立費償却 | 118 | 141 | |||||||||
| 和解金 | 1,500 | ― | |||||||||
| その他 | 835 | 150 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 9,361 | 9,285 | |||||||||
| 経常利益又は経常損失(△) | 8,228 | △75,678 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 新株予約権戻入益 | ― | 36 | |||||||||
| 特別利益合計 | ― | 36 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除却損 | ※5 0 | ※5 247 | |||||||||
| 特別損失合計 | 0 | 247 | |||||||||
| 税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) | 8,228 | △75,889 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 8,612 | 8,427 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △23,338 | 26,813 | |||||||||
| 法人税等合計 | △14,726 | 35,240 | |||||||||
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 22,954 | △111,130 | |||||||||
| 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) | 21,874 | △62,605 | |||||||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 1,080 | △48,525 | |||||||||
【連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 22,954 | △111,130 | |||||||||
| 包括利益 | 22,954 | △111,130 | |||||||||
| (内訳) | |||||||||||
| 親会社株主に係る包括利益 | 1,080 | △48,525 | |||||||||
| 非支配株主に係る包括利益 | 21,874 | △62,605 | |||||||||
③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 株主資本 | 新株予約権 | 非支配株主持分 | 純資産合計 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 当期首残高 | 959,454 | 949,720 | 334,392 | △125,810 | 2,117,756 | 157 | ― | 2,117,913 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 剰余金の配当 | △80,295 | △80,295 | △80,295 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,080 | 1,080 | 1,080 | |||||
| 自己株式の処分 | △638 | 1,324 | 686 | 686 | ||||
| 自己株式処分差損の振替 | 638 | △638 | ― | ― | ||||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | 95,168 | 95,168 | 95,168 | |||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △7 | 316,706 | 316,698 | |||||
| 当期変動額合計 | ― | 95,168 | △79,853 | 1,324 | 16,639 | △7 | 316,706 | 333,338 |
| 当期末残高 | 959,454 | 1,044,888 | 254,539 | △124,485 | 2,134,396 | 150 | 316,706 | 2,451,252 |
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
| (単位:千円) | ||||||||
| 株主資本 | 新株予約権 | 非支配株主持分 | 純資産合計 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 当期首残高 | 959,454 | 1,044,888 | 254,539 | △124,485 | 2,134,396 | 150 | 316,706 | 2,451,252 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 新株の発行 | 85,490 | 85,490 | 170,980 | 170,980 | ||||
| 剰余金の配当 | △80,314 | △80,314 | △80,314 | |||||
| 親会社株主に帰属する当期純損失(△) | △48,525 | △48,525 | △48,525 | |||||
| 自己株式の取得 | △50,331 | △50,331 | △50,331 | |||||
| 自己株式の処分 | △9,538 | 20,406 | 10,868 | 10,868 | ||||
| 自己株式処分差損の振替 | 9,538 | △9,538 | ― | ― | ||||
| 非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 | △15,390 | △15,390 | △15,390 | |||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ― | △150 | 2,785 | 2,635 | ||||
| 当期変動額合計 | 85,490 | 70,099 | △138,377 | △29,925 | △12,713 | △150 | 2,785 | △10,078 |
| 当期末残高 | 1,044,944 | 1,114,988 | 116,161 | △154,411 | 2,121,682 | ― | 319,491 | 2,441,173 |
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) | 8,228 | △75,889 | |||||||||
| 減価償却費 | 121,714 | 130,354 | |||||||||
| のれん償却額 | 16,242 | 16,242 | |||||||||
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | 79 | △84 | |||||||||
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | 1,236 | 2,593 | |||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | △14 | △21 | |||||||||
| 支払利息 | 6,058 | 7,493 | |||||||||
| 固定資産除却損 | 0 | 247 | |||||||||
| 売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) | 126,921 | △48,948 | |||||||||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | 46,689 | △4,967 | |||||||||
| 仕入債務の増減額(△は減少) | △5,421 | 4,457 | |||||||||
| 未払金の増減額(△は減少) | △24,527 | △9,616 | |||||||||
| 未払消費税等の増減額(△は減少) | 79,795 | △79,791 | |||||||||
| 預り金の増減額(△は減少) | △6,915 | 65,597 | |||||||||
| その他 | 30,212 | △2,748 | |||||||||
| 小計 | 400,298 | 4,918 | |||||||||
| 利息及び配当金の受取額 | 14 | 21 | |||||||||
| 利息の支払額 | △6,767 | △7,320 | |||||||||
| 法人税等の支払額 | △5,051 | △18,702 | |||||||||
| 法人税等の還付額 | 208,240 | ― | |||||||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 596,735 | △21,083 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 定期預金の預入による支出 | △1,100,000 | ― | |||||||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △13,323 | △16,890 | |||||||||
| 無形固定資産の取得による支出 | △64,292 | △35,828 | |||||||||
| 敷金及び保証金の差入による支出 | △4,335 | △12,692 | |||||||||
| 敷金及び保証金の回収による収入 | 6,245 | 11,036 | |||||||||
| その他 | ― | △338 | |||||||||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,175,706 | △54,713 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||||||||||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 628,000 | △139,440 | |||||||||
| 長期借入れによる収入 | 358,000 | ― | |||||||||
| 長期借入金の返済による支出 | △6,664 | △91,114 | |||||||||
| 株式の発行による収入 | ― | 167,532 | |||||||||
| 非支配株主からの払込みによる収入 | 386,689 | 49,582 | |||||||||
| 自己株式の取得による支出 | ― | △50,331 | |||||||||
| 自己株式の処分による収入 | 679 | 10,754 | |||||||||
| リース債務の返済による支出 | △13,498 | △15,085 | |||||||||
| 割賦債務の返済による支出 | △688 | △110 | |||||||||
| 配当金の支払額 | △80,526 | △80,384 | |||||||||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 1,271,990 | △148,598 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 693,018 | △224,395 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 770,682 | 1,463,701 | |||||||||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 1,463,701 | ※ 1,239,306 | |||||||||
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
| 連結子会社の数 | 3社 |
|---|---|
| 連結子会社の名称 | 株式会社ノースディテール |
| 株式会社ストークス | |
| 株式会社One Bright KOBE | |
| 2.持分法の適用に関する事項 |
該当事項はありません。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。 4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法によっております。
② 棚卸資産
| 商品 | 総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)によっております。 |
|---|---|
| 仕掛品 | 個別法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)によっております。 |
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
| 建物及び構築物 | 6~15年 |
|---|---|
| 工具、器具及び備品 | 3~15年 |
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法によっております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。
(4)重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
①デジタルガバメント
a.ソフトウエアの受託開発契約
ソフトウエアの受託開発契約については、顧客との間でソフトウエア開発の請負契約を締結しており、主な履行義務は、顧客である自治体に対する顧客仕様のソフトウエアの開発サービスの提供であります。
当該履行義務は、顧客との契約における義務を履行することにより別の用途に転用することができない資産が生じるため、一定期間にわたり充足される履行義務であると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、見積原価総額に占める発生原価の割合によるインプット法にて算出し、進捗度の合理的な見積りができないが、履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、開発期間のごく短い受託開発契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する代替的な取扱いを適用しております。
b.ソフトウエア開発の準委任契約
ソフトウエア開発の準委任契約については、顧客との間で技術者の準委任契約を締結しており、主な履行義務は技術者の労働力の提供であります。
当該履行義務は、契約期間にわたり労働時間の経過につれて充足されるものであるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
c.保守サービスの月額利用契約
ソフトウエア開発に係る保守サービス契約については、顧客との間で月額利用契約を締結しており、主な履行義務はソフトウエアの保守及び利用許諾であります。
当該履行義務は、契約期間にわたりソフトウエアの保守及び利用許諾を行うにつれて充足されるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
②モビリティ・サービス
a.安全支援機器等の販売契約
安全支援機器等の販売契約については、安全支援機器等を販売する取引であり、主な履行義務は顧客への安全支援機器等の引渡し、もしくは顧客の指定した車両への安全支援機器等の取付であります。
当該履行義務は、安全支援機器等の引渡し又は取付が完了した時点で、履行義務が充足されるため、当該引渡し時又は取付完了時に収益を認識しております。
b.ソフトウエアの受託開発契約
ソフトウエアの受託開発契約については、顧客との間でソフトウエア開発の請負契約を締結しており、主な履行義務は顧客仕様のモビリティIoT関連のソフトウエアの開発サービスの提供であります。
当該履行義務は、顧客との契約における義務を履行することにより別の用途に転用することができない資産が生じるため、一定期間にわたり充足される履行義務であると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、見積原価総額に占める発生原価の割合によるインプット法にて算出し、進捗度の合理的な見積りができないが、履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、開発期間のごく短い受託開発契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する代替的な取扱いを適用しております。
c.保守サービス等の月額利用契約
モビリティIoT関連のソフトウエア開発に係る保守サービスや安全支援機器等の月額利用契約については、顧客との間で月額利用契約を締結しており、主な履行義務はソフトウエアの保守や安全支援機器等の利用許諾であります。
当該履行義務は、契約期間にわたりソフトウエアの保守や安全支援機器等の利用許諾を行うにつれて充足されるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
③スマートベニュー
a.広告等に係るスポンサー収入
スポンサーとして協賛金を収受した企業に対し一定の権益を付与する取引であり、主な履行義務はプロバスケットボールクラブの選手ユニフォームへの広告掲載、主催試合会場での広告掲載、ホームページでの企業ロゴの掲載等であります。
当該履行義務は、契約期間にわたり広告を掲載すること等により充足されるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
(5)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、その効果の発現する期間を個別に見積り、20年以内の合理的な期間で規則的に償却しております。
(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
(7)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
繰延資産の処理方法
① 創立費
5年間で均等償却しております。
② 株式交付費
3年間で均等償却しております。
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。
当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は、以下のとおりです。
1.株式会社ストークスに係るのれんを含む固定資産の評価
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
| (千円) | ||
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| のれん | 142,122 | 125,880 |
| 有形固定資産 | ― | 3,106 |
| 合計 | 142,122 | 128,986 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当該のれんは、2021年4月1日に連結子会社である株式会社ストークスの株式を新たに取得した際に発生したものであり、同社の事業計画に基づく超過収益力として認識しているものであり、同社が行うプロバスケットボールクラブ運営事業を一つの資産グループとしております。
資産グループの営業活動から生じる損益又はキャッシュ・フローが、継続してマイナスとなっているか、又は、継続してマイナスとなる見込みである場合、経営環境の著しい悪化を把握した場合等に、減損が生じる可能性を示す事象(以下「減損の兆候」という)を認識し、減損の兆候のある資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行っております。
当連結会計年度において、株式会社ストークスが行うプロバスケットボールクラブ運営事業に係る資産グループは、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなったことから減損の兆候を認識しております。当社は減損損失の認識の判定にあたって、当該子会社の事業計画を基礎とした割引前将来キャッシュ・フローを算定した結果、減損損失の認識は不要であると判断しております。割引前将来キャッシュ・フローの算定に用いた事業計画は、2025年4月の神戸アリーナ開業以降の売上高及び費用増加見込み等も織り込んだ計画となっており、将来のチケット収入及びスポンサー収入に基づく売上高見込み、試合運営費及び選手人件費に基づく費用見込み等が、当該事業計画策定における重要な仮定であります。これらの仮定は、将来の経営環境や経済情勢の予測により影響を受けますが、一定の仮定をおいて事業計画に当該影響を織り込み、当該資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。
これらの見積りにおいて用いた仮定が、将来の不確実な経済情勢等の変動により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。
2.繰延税金資産の回収可能性
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
| (千円) | ||
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| 繰延税金資産 | 127,775 | 100,962 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
繰延税金資産は、将来減算一時差異の解消又は繰越欠損金の課税所得との相殺により、将来の税金負担を軽減する効果を有すると認められる範囲内で計上しており、繰延税金資産の回収可能性は、将来加算一時差異の解消スケジュール、収益力に基づく将来の課税所得及びタックス・プランニング等に基づいて判断しております。
このうち、収益力に基づく将来の課税所得は、当社の事業計画を基礎として見積られますが、当該事業計画は、将来の経済情勢や経営環境の著しい変化、これらが及ぼす受注状況等への影響などによる重要な不確実性を考慮に入れた一定の仮定のもとで策定されております。
これらの見積りにおいて用いた仮定が、将来の不確実な経済情勢等の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(表示方法の変更)
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「預り金の増減額(△は減少)」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」23,297千円は、「預り金の増減額(△は減少)」△6,915千円、「その他」30,212千円として組み替えております。
(連結貸借対照表関係)
※ 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | |||
| 減価償却累計額 | 413,336 | 千円 | 438,303 | 千円 |
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して表示しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」に記載しております。
※2 期末棚卸高は収益性の低下による簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||
| △46,961 | 千円 | △3,076 | 千円 |
※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 役員報酬 | 135,486 | 千円 | 126,338 | 千円 |
| 給料及び手当 | 468,673 | 468,132 | ||
| 支払手数料 | 179,569 | 224,107 | ||
| 地代家賃 | 144,965 | 140,341 | ||
| 賞与引当金繰入額 | 19,496 | 21,939 | ||
| 退職給付費用 | 5,972 | 5,225 | ||
| 貸倒引当金繰入額 | 79 | △84 | ||
| のれん償却額 | 16,242 | 16,242 | ||
※4 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||
| 5,000 | 千円 | ― | 千円 |
※5 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 工具、器具及び備品 | 0 | 千円 | 20 | 千円 |
| 建設仮勘定 | ― | 226 | ||
| 計 | 0 | 247 | ||
(連結包括利益計算書関係)
該当事項はありません。
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
1 発行済株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式(株) | 10,264,800 | ― | ― | 10,264,800 |
2 自己株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式(株) | 227,890 | ― | 2,400 | 225,490 |
(変動事由の概要)
新株予約権の行使に伴う自己株式の処分により2,400株減少しております。
3 新株予約権等に関する事項
| 会社名 | 内訳 | 目的となる株式の種類 | 目的となる株式の数(株) | 当連結会計年度末残高(千円) | ||||
| 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 | |||||
| 提出会社 | 2016年新株予約権 | 普通株式 | 52,400 | ― | 2,400 | 50,000 | 150 | |
| 合計 | 52,400 | ― | 2,400 | 50,000 | 150 | |||
(注)1.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しております。
2.2016年新株予約権の減少は、権利行使によるものであります。
4 配当に関する事項
(1)配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年9月27日定時株主総会 | 普通株式 | 80,295 | 8.00 | 2021年6月30日 | 2021年9月28日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月29日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 80,314 | 8.00 | 2022年6月30日 | 2022年9月30日 |
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
1 発行済株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式(株) | 10,264,800 | 415,000 | ― | 10,679,800 |
(変動事由の根拠)
第三者割当増資による新株発行により415,000株増加しております。
2 自己株式に関する事項
| 株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式(株) | 225,490 | 100,000 | 38,000 | 287,490 |
(変動事由の概要)
2022年8月17日の取締役会決議による自己株式の取得により100,000株増加しております。
新株予約権の行使に伴う自己株式の処分により38,000株減少しております。
3 新株予約権等に関する事項
| 会社名 | 内訳 | 目的となる株式の種類 | 目的となる株式の数(株) | 当連結会計年度末残高(千円) | ||||
| 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 | |||||
| 提出会社 | 2016年新株予約権 | 普通株式 | 50,000 | ― | 50,000 | ― | ― | |
| 合計 | 50,000 | ― | 50,000 | ― | ― | |||
(注)1.目的となる株式の数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しております。
2.2016年新株予約権の減少は、権利行使及び権利失効によるものであります。
4 配当に関する事項
(1)配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月29日定時株主総会 | 普通株式 | 80,314 | 8.00 | 2022年6月30日 | 2022年9月30日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年9月26日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 83,138 | 8.00 | 2023年6月30日 | 2023年9月27日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 現金及び預金 | 2,563,701 | 千円 | 2,339,306 | 千円 |
| 預入期間が3か月を超える定期預金 | △1,100,000 | △1,100,000 | ||
| 現金及び現金同等物 | 1,463,701 | 1,239,306 | ||
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、モビリティ・サービスセグメント用レンタル機器(工具、器具及び備品)であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 1年内 | 170,717千円 | 170,717千円 |
| 1年超 | 298,926 | 128,208 |
| 合計 | 469,644 | 298,926 |
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画に照らして必要な資金は増資による資金調達又は金融機関からの長期借入により、短期的な運転資金は短期借入により調達しております。また、一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用しております。なお、デリバティブ取引については行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)に晒されております。
投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式への出資であります。非上場株式への出資については、発行体の財政状態等の悪化等によるリスクを有しております。
敷金及び保証金は、主に事務所の賃貸借に係るもので、差入先の信用リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、すべて1年以内の支払期日であります。営業債務は、流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)に晒されております。
借入金は、主に子会社の神戸アリーナ事業に係る事業資金として調達したものであり、借入期間は主に4年であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
営業債権については、債権管理マニュアル等に従い、各事業における営業管理部門が取引先の状況を定期的にモニタリングし、経営管理Divisionが取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券については、定期的に発行体の財政状態等を把握しております。
敷金及び保証金については、取引開始時に与信判断を行うとともに、契約更新時その他適宜契約先の信用状況の把握に努めております。
② 流動性リスクの管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき、経営管理Divisionが適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年6月30日)
| 連結貸借対照表計上額(千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
|---|---|---|---|
| 敷金及び保証金 | 203,869 | 198,068 | △5,801 |
| 資産計 | 203,869 | 198,068 | △5,801 |
| 長期借入金(※1) | 417,674 | 416,187 | △1,486 |
| 負債計 | 417,674 | 416,187 | △1,486 |
(※1)長期借入金は、1年以内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※2)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「電子記録債権」、「買掛金」及び「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※3)市場価格等のない株式は、上表には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度(千円) |
|---|---|
| 非上場株式 | 1,593 |
当連結会計年度(2023年6月30日)
| 連結貸借対照表計上額(千円) | 時価(千円) | 差額(千円) | |
|---|---|---|---|
| 敷金及び保証金 | 205,526 | 196,301 | △9,225 |
| 資産計 | 205,526 | 196,301 | △9,225 |
| 長期借入金(※1) | 326,560 | 325,956 | △603 |
| 負債計 | 326,560 | 325,956 | △603 |
(※1)長期借入金は、1年以内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※2)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「電子記録債権」、「買掛金」及び「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※3)市場価格等のない株式は、上表には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
| 区分 | 当連結会計年度(千円) |
|---|---|
| 非上場株式 | 1,593 |
(注1)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2022年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超5年以内(千円) | 5年超10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 2,563,701 | ― | ― | ― |
| 受取手形 | 1,492 | ― | ― | ― |
| 売掛金 | 407,684 | ― | ― | ― |
| 電子記録債権 | 1,683 | ― | ― | ― |
| 敷金及び保証金 | 2,031 | 8,037 | 2,182 | 191,619 |
| 合計 | 2,976,592 | 8,037 | 2,182 | 191,619 |
当連結会計年度(2023年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超5年以内(千円) | 5年超10年以内(千円) | 10年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 2,339,306 | ― | ― | ― |
| 受取手形 | 10,986 | ― | ― | ― |
| 売掛金 | 418,754 | ― | ― | ― |
| 電子記録債権 | 1,683 | ― | ― | ― |
| 敷金及び保証金 | 5,310 | 6,136 | 3,728 | 190,351 |
| 合計 | 2,776,041 | 6,136 | 3,728 | 190,351 |
(注2)長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) | 5年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 91,114 | 79,440 | 79,718 | 84,300 | 45,100 | 38,002 |
| 合計 | 91,114 | 79,440 | 79,718 | 84,300 | 45,100 | 38,002 |
当連結会計年度(2023年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) | 5年超(千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 79,440 | 79,718 | 84,300 | 45,100 | 4,860 | 33,142 |
| 合計 | 79,440 | 79,718 | 84,300 | 45,100 | 4,860 | 33,142 |
2.金融商品の時価の適切な区分ごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
| レベル1の時価: | 観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価 |
|---|---|
| レベル2の時価: | 観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価 |
| レベル3の時価: | 観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価 |
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2022年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2023年6月30日)
該当事項はありません。
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2022年6月30日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 敷金及び保証金 | ― | 198,068 | ― | 198,068 |
| 資産計 | ― | 198,068 | ― | 198,068 |
| 長期借入金 | ― | 416,187 | ― | 416,187 |
| 負債計 | ― | 416,187 | ― | 416,187 |
当連結会計年度(2023年6月30日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 敷金及び保証金 | ― | 196,301 | ― | 196,301 |
| 資産計 | ― | 196,301 | ― | 196,301 |
| 長期借入金 | ― | 325,956 | ― | 325,956 |
| 負債計 | ― | 325,956 | ― | 325,956 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明
敷金及び保証金
敷金及び保証金の時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、その将来キャッシュ・フローと国債の利回り等の適切な指標を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
長期借入金の時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算出しており、レベル2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2022年6月30日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額1,593千円)は、市場価格のない株式等であるため、記載しておりません。
当連結会計年度(2023年6月30日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額1,593千円)は、市場価格のない株式等であるため、記載しておりません。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定拠出制度として特定退職金共済制度に加入しております。
2.確定拠出制度
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 確定拠出制度への掛金支払額 | 12,153 | 千円 | 11,495 | 千円 |
(ストック・オプション等関係)
(追加情報)
「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 2018年1月12日。以下「実務対応報告第36号」という。)の適用日より前に従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与した取引については、実務対応報告第36号第10項(3)に基づいて、従来採用していた会計処理を継続しております。
1.権利不行使による失効により利益として計上した金額
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 新株予約権戻入益 | ― | 36千円 |
2.権利確定条件付き有償新株予約権の概要
(1)権利確定条件付き有償新株予約権の内容
| 2016年 有償新株予約権 | |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 ― 当社執行役 ― 当社従業員 ― 子会社取締役 ― |
| 株式の種類別のストック・オプションの数(株)(注) | 普通株式 ― |
| 付与日 | 2016年3月18日 |
| 権利確定条件 | ① 新株予約権者は、2016年6月期から2018年6月期までのいずれかの期の有価証券報告書に記載される損益計算書(連結損益計算書を作成している場合、連結損益計算書)における営業利益が 366 百万円を超過した場合、当該営業利益の水準を最初に充たした期の有価証券報告書の提出日の翌月1日から行使期間の末日までに本新株予約権を行使することができる。② 新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。 |
| 対象勤務期間 | 対象期間の定めはありません。 |
| 権利行使期間 | 2016年10月1日~2023年3月17日 |
(注)株式数に換算して記載しております。
(2)権利確定条件付き有償新株予約権の規模及びその変動状況
当連結会計年度(2023年6月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
| 2016年 有償新株予約権 | |
|---|---|
| 権利確定前(株) | |
| 前連結会計年度 | ― |
| 付与 | ― |
| 失効・消去 | ― |
| 権利確定 | ― |
| 未確定残 | ― |
| 権利確定後(株) | |
| 前連結会計年度 | 50,000 |
| 権利確定 | ― |
| 権利行使 | 38,000 |
| 失効・消去 | 12,000 |
| 未行使残 | ― |
② 単価情報
| 権利行使価格(円) | 283 |
|---|---|
| 行使時平均株価(円) | 442 |
3.採用している会計処理の概要
(権利確定日以前の会計処理)
(1)権利確定条件付き有償新株予約権の付与に伴う従業員等からの払込金額を、純資産の部に新株予約権として計上する。
(2)新株予約権として計上した払込金額は、権利不確定による失効に対応する部分を利益として計上する。
(権利確定日後の会計処理)
(3)権利確定条件付き有償新株予約権が権利行使され、これに対して新株を発行した場合、新株予約権として計上した額のうち、当該権利行使に対応する部分を払込資本に振り替える。
(4)権利不行使による失効が生じた場合、新株予約権として計上した額のうち、当該失効に対応する部分を利益として計上する。この会計処理は、当該失効が確定した期に行う。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | |||
| 繰延税金資産 | ||||
| 税務上の繰越欠損金(注)2 | 477,566 | 千円 | 615,600 | 千円 |
| 賞与引当金 | 13,143 | 13,978 | ||
| 未払事業税 | 7,657 | 5,230 | ||
| 資産除去債務 | 17,285 | 17,328 | ||
| 減価償却超過額 | 117,792 | 85,559 | ||
| 資産調整勘定 | 147,368 | 58,640 | ||
| 棚卸資産評価損 | 3,571 | 2,777 | ||
| その他 | 4,463 | 3,632 | ||
| 繰延税金資産小計 | 788,850 | 802,746 | ||
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 | △449,262 | △605,174 | ||
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △197,853 | △83,806 | ||
| 評価性引当額小計(注)1 | △647,116 | △688,981 | ||
| 繰延税金資産合計 | 141,733 | 113,765 | ||
| 繰延税金負債 | ||||
| 資産除去債務に対応する除去費用 | △13,957 | 千円 | △12,803 | 千円 |
| 繰延税金負債合計 | △13,957 | △12,803 | ||
| 繰延税金資産純額 | 127,775 | 100,962 | ||
(注)1.評価性引当額が41,864千円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社である株式会社ノースディテールにおいて資産調整勘定に係る評価性引当額が87,960千円減少したものの、当社及び連結子会社3社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が155,911千円増加したことによるものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2022年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内千円) | 5年超(千円) | 合計(千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 税務上の繰越欠損金(a) | ― | ― | 2,126 | 32,724 | 21,079 | 421,636 | 477,566 |
| 評価性引当額 | ― | ― | △2,126 | △32,724 | △21,079 | △393,332 | △449,262 |
| 繰延税金資産 | ― | ― | ― | ― | ― | 28,304 | (b)28,304 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金477,566千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産28,304千円を計上しております。当該繰延税金資産は、当社及び連結子会社である株式会社ノースディテールにおける税務上の繰越欠損金の残高について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、将来の課税所得の見込により回収可能と判断し、評価性引当額を認識しておりません。
当連結会計年度(2023年6月30日)
| 1年以内(千円) | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内千円) | 5年超(千円) | 合計(千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 税務上の繰越欠損金(a) | ― | 2,126 | 32,724 | 21,079 | ― | 559,670 | 615,600 |
| 評価性引当額 | ― | △2,126 | △32,724 | △21,079 | ― | △549,243 | △605,174 |
| 繰延税金資産 | ― | ― | ― | ― | ― | 10,426 | (b)10,426 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b)税務上の繰越欠損金615,600千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産10,426千円を計上しております。当該繰延税金資産は、当社及び連結子会社である株式会社ノースディテールにおける税務上の繰越欠損金の残高について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、将来の課税所得の見込により回収可能と判断し、評価性引当額を認識しておりません。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前連結会計年度(2022年6月30日) | 当連結会計年度(2023年6月30日) | |||
| 法定実効税率 | 30.6 | % | 税金等調整前当期純損失であるため記載を省略しております。 | |
| (調整) | ||||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 3.7 | % | ||
| 住民税均等割 | 101.9 | % | ||
| 評価性引当額の増減 | △405.0 | % | ||
| のれん償却額 | 60.4 | % | ||
| 子会社税率差異 | 28.3 | % | ||
| その他 | 1.1 | % | ||
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | △179.0 | % | ||
(資産除去債務関係)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
事業所等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を当該契約の期間及び建物の耐用年数に応じて14年から15年と見積り、割引率は0.1%から0.3%を使用して計算しております。
(3)当該資産除去債務の総額の増減
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 期首残高 | 55,292 | 千円 | 55,428 | 千円 |
| 時の経過による調整額 | 136 | 136 | ||
| 期末残高 | 55,428 | 55,564 | ||
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
| (単位:千円) | ||
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
| 顧客との契約から生じる債権(期首残高) | 514,993 | 410,860 |
| 顧客との契約から生じる債権(期末残高) | 410,860 | 431,424 |
| 契約資産(期首残高) | 37,056 | 14,199 |
| 契約資産(期末残高) | 14,199 | 42,582 |
| 契約負債(期首残高) | 121,621 | 124,618 |
| 契約負債(期末残高) | 124,618 | 125,306 |
契約資産は、自治体向け又はモビリティIoTのソフトウエア受託開発について、開発の成果物に係る対価に対する当社の権利に関するものであります。契約資産は、報酬に対する当社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。当該受託開発に関する報酬は契約条件に従い、顧客へ成果物を納品し検収が完了した時点で請求し、概ね請求月の翌月に受領しております。
契約負債は、自治体向け又はモビリティIoTのソフトウエア受託開発に係る保守サービス契約を顧客と締結した時点で一括で受領した保守サービス代金のうち、保守期間が経過していない前受金に関するもの並びに連結子会社である株式会社ストークス及び株式会社One Bright KOBEがスポンサー契約を顧客と締結した時点で一括で受領した協賛金のうち、広告掲載期間等が経過していない前受金に関するもの等であります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。
前連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、106,683千円であります。
過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。
当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、90,099千円であります。
過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社グループは、残存履行義務に配分した取引価格の注記に当たって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約及び提供したサービスの時間に基づき固定額を請求できる契約等の請求する権利を有している金額で収益を認識している残存履行義務に係る取引価格は含めておりません。その結果、注記対象となる重要な取引がないため、残存履行義務に配分した取引価格の記載を省略しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製商品・サービス別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製商品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは事業部を基礎とした製商品・サービス別セグメントから構成されており、「デジタルガバメント」、「モビリティ・サービス」及び「スマートベニュー」の3つを報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製商品及びサービスの種類
デジタルガバメントにおきましては、自治体DXオープンガバメントにおける透明性、参加、連携の社会実装を推進するための自治体向けCLOUD SUITEとして“ガブクラ”を提供しております。
“ガブクラ”は「新しい公」へと続く行政デジタル化の実現に向けて、オープンガバメントにおいて透明性を推進する自治体の情報発信クラウドソリューションである“SMART L-Gov”、住民と自治体をオンラインで繋ぎ「参加・連携」を促す“GaaS”、自治体スマートエリア向けデータ利用基盤(都市OS)である“Open-gov Platform”の3つのプラットフォームによって構成されており、当該“ガブクラ”を通じて持続的かつ民主的なまちづくりを推進しております。
モビリティ・サービスは、祖業である自動車電装に端を発し、100年に一度という自動車産業の大変革期において、自動車に装着する安全支援機器や情報デバイスの販売であるカーソリューションから、コネクティッドカーサービスである“CiEMSシリーズ”やクルマのデータ利活用を推進するプラットフォーム、ソフトウエア、さらにカーシェアリングなどクルマのサービス化を支援するプラットフォーム“Kuruma Base”の提供へと、多様なモビリティIoTを事業とするモビリティ・サービスを推進してまいりました。
スマートベニューでは、地域のアイコニックな存在となるべくベニュー(スタジアム・アリーナ)を軸として、スポーツやエンターテイメントなど熱狂と共感、そして賑わいを創出するコンテンツの創造を目指しております。そしてフルデジタル化の顧客体験の中から、データでまちに染み出していくスマートシティの社会実装に取り組んでおります。
(3)報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループは、デジタルガバメント及びモビリティ・サービスの2つの事業領域で事業を推進してきましたが、2025年4月開業の神戸アリーナを軸とした取り組みを進めていくにあたり、従来「デジタルガバメント」に含めておりました、連結子会社である株式会社One Bright KOBE及び株式会社ストークスの事業を新セグメント「スマートベニュー」へ移設したことから、当連結会計年度より、当社グループの報告セグメントの区分を「デジタルガバメント」、「モビリティ・サービス」から、「デジタルガバメント」、「モビリティ・サービス」及び「スマートベニュー」へ変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成しております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
| (単位:千円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額(注)1 | 連結財務諸表計上額(注)2 | ||||
| デジタルガバメント | モビリティ・サービス | スマートベニュー | 合計 | |||
| 売上高 | ||||||
| 一時点で移転される財又はサービス | 27,799 | 840,721 | 198,031 | 1,066,552 | ― | 1,066,552 |
| 一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 1,760,609 | 715,453 | 262,758 | 2,738,821 | ― | 2,738,821 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 1,788,409 | 1,556,174 | 460,790 | 3,805,373 | ― | 3,805,373 |
| その他の収益 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 外部顧客への売上高 | 1,788,409 | 1,556,174 | 460,790 | 3,805,373 | ― | 3,805,373 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 計 | 1,788,409 | 1,556,174 | 460,790 | 3,805,373 | ― | 3,805,373 |
| セグメント利益又は損失(△) | 317,524 | 233,098 | △89,497 | 461,125 | △476,209 | △15,083 |
| セグメント資産 | 678,135 | 395,358 | 1,796,963 | 2,870,457 | 1,250,198 | 4,120,656 |
| その他の項目 | ||||||
| 減価償却費 | 98,963 | 15,624 | ― | 114,588 | 7,125 | 121,714 |
| のれんの償却額 | ― | ― | 16,242 | 16,242 | ― | 16,242 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 47,283 | 27,646 | ― | 74,929 | ― | 74,929 |
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△476,209千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であり、主に本社管理部門の一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額1,250,198千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であり、主に現金及び預金、本社管理部門に係る資産等であります。
(3)減価償却費の調整額7,125千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減価償却費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
| (単位:千円) | ||||||
| 報告セグメント | 調整額(注)1 | 連結財務諸表計上額(注)2 | ||||
| デジタルガバメント | モビリティ・サービス | スマートベニュー | 合計 | |||
| 売上高 | ||||||
| 一時点で移転される財又はサービス | 23,575 | 703,535 | 110,842 | 837,952 | ― | 837,952 |
| 一定の期間にわたり移転される財又はサービス | 1,925,402 | 851,809 | 258,183 | 3,035,396 | ― | 3,035,396 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 1,948,978 | 1,555,345 | 369,025 | 3,873,348 | ― | 3,873,348 |
| その他の収益 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 外部顧客への売上高 | 1,948,978 | 1,555,345 | 369,025 | 3,873,348 | ― | 3,873,348 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 計 | 1,948,978 | 1,555,345 | 369,025 | 3,873,348 | ― | 3,873,348 |
| セグメント利益又は損失(△) | 406,901 | 288,212 | △268,216 | 426,898 | △501,805 | △74,907 |
| セグメント資産 | 673,824 | 455,397 | 1,674,881 | 2,804,102 | 1,062,012 | 3,866,115 |
| その他の項目 | ||||||
| 減価償却費 | 97,531 | 25,261 | 188 | 122,981 | 7,372 | 130,354 |
| のれんの償却額 | ― | ― | 16,242 | 16,242 | ― | 16,242 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 31,589 | 19,589 | 20,497 | 71,676 | 1,010 | 72,686 |
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△501,805千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であり、主に本社管理部門の一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額1,062,012千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であり、主に現金及び預金、本社管理部門に係る資産等であります。
(3)減価償却費の調整額7,372千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,010千円は、主に本社管理部門が使用するソフトウエア等、各報告セグメントに帰属しない全社資産の増加額であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
(単位:千円)
| 報告セグメント | 調整額 | 連結財務諸表計上額 | ||||
| デジタルガバメント | モビリティ・サービス | スマートベニュー | 合計 | |||
| 当期末残高 | ― | ― | 142,122 | 142,122 | ― | 142,122 |
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
(単位:千円)
| 報告セグメント | 調整額 | 連結財務諸表計上額 | ||||
| デジタルガバメント | モビリティ・サービス | スマートベニュー | 合計 | |||
| 当期末残高 | ― | ― | 125,880 | 125,880 | ― | 125,880 |
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等
前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金(千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 取引金額(千円) | 科目 | 期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 | 株式会社コモンズ&センス(注1) | 兵庫県西宮市 | 100 | 有価証券等の資産管理 | (被所有)直接5.7 | 役員の兼任担保の被提供 | 当社の銀行借入金に対する有価証券の担保提供(注2) | 986,000 | ― | ― |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1.当社取締役兼代表執行役社長渋谷順が議決権の100%を直接保有する会社であります。
2.当社の銀行借入金に対する有価証券の担保提供については、株式会社One Bright KOBEの増資引受のための資金借入に対するものであります。なお、保証料等の支払いは行っておりません。取引金額は、当連結会計年度末の債務残高であります。
当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金(千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 取引金額(千円) | 科目 | 期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 | 株式会社コモンズ&センス(注1) | 兵庫県西宮市 | 100 | 有価証券等の資産管理 | (被所有)直接5.5 | 役員の兼任担保の被提供 | 当社の銀行借入金に対する有価証券の担保提供(注2) | 767,120 | ― | ― |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1.当社取締役兼代表執行役社長渋谷順が議決権の100%を直接保有する会社であります。
2.当社の銀行借入金に対する有価証券の担保提供については、株式会社One Bright KOBEの増資引受のための資金借入に対するものであります。なお、保証料等の支払いは行っておりません。取引金額は、当事業年度末の債務残高であります。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 1株当たり純資産額 | 212.60 | 円 | 204.16 | 円 |
| 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | 0.11 | 円 | △4.80 | 円 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 0.11 | 円 | ― | 円 |
(注)1.当連結会計年度において、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円) | 1,080 | △48,525 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | ― | ― |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円) | 1,080 | △48,525 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 10,039,238 | 10,111,524 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | ||
| 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) | ― | ― |
| 普通株式増加数(株) | 24,688 | ― |
| (うち新株予約権)(株) | (24,688) | ― |
| 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要 | ― | ― |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高(千円) | 当期末残高(千円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 短期借入金 | 628,000 | 488,560 | 0.73 | ― |
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | 91,114 | 79,440 | 1.00 | ― |
| 1年以内に返済予定のリース債務 | 14,905 | 6,629 | ― | ― |
| 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | 326,560 | 247,120 | 1.03 | 2024年7月~2035年4月 |
| リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) | 8,893 | 5,681 | ― | 2024年7月~2028年3月 |
| その他有利子負債 | ||||
| 1年以内に返済予定の割賦未払金 | 110 | ― | ― | ― |
| 合計 | 1,069,583 | 827,430 | ― | ― |
(注)1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務及び割賦未払金については、リース料総額及び割賦未払金総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務及び割賦未払金を連結貸借対照表に計上しているため、「平均利率」を記載しておりません。
3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額
| 区分 | 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) |
|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 79,718 | 84,300 | 45,100 | 4,860 |
| リース債務 | 3,669 | 753 | 719 | 539 |
【資産除去債務明細表】
明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 | |
| 売上高 | (千円) | 789,694 | 1,750,161 | 2,975,715 | 3,873,348 |
| 税金等調整前四半期純利益税金等調整前四半期(当期)純損失(△) | (千円) | △126,113 | △160,979 | 1,619 | △75,889 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△) | (千円) | △95,181 | △115,008 | 41,551 | △48,525 |
| 1株当たり四半期純利益1株当たり四半期(当期)純損失(△) | (円) | △9.51 | △11.53 | 4.15 | △4.80 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
| 1株当たり四半期純利益又は四半期純損失(△) | (円) | △9.51 | △1.99 | 15.50 | △8.67 |
2 【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
① 【貸借対照表】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年6月30日) | 当事業年度(2023年6月30日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 771,578 | 648,913 | |||||||||
| 受取手形 | 1,492 | 10,986 | |||||||||
| 売掛金 | 355,748 | 366,161 | |||||||||
| 契約資産 | 14,199 | 42,582 | |||||||||
| 電子記録債権 | 1,683 | 1,683 | |||||||||
| 商品 | 101,934 | 110,164 | |||||||||
| 仕掛品 | 12,166 | 10,661 | |||||||||
| 前払費用 | 60,356 | 58,100 | |||||||||
| その他 | ※ 12,209 | ※ 23,458 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △34 | △20 | |||||||||
| 流動資産合計 | 1,331,333 | 1,272,693 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 169,376 | 153,545 | |||||||||
| 構築物 | 8,775 | 8,121 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 44,828 | 49,955 | |||||||||
| リース資産 | 7,616 | 4,928 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 788 | ― | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 231,384 | 216,549 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| 商標権 | 902 | 1,095 | |||||||||
| ソフトウエア | 207,323 | 144,069 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 9,102 | 7,101 | |||||||||
| その他 | 1,512 | 1,512 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 218,839 | 153,778 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 1,593 | 1,593 | |||||||||
| 関係会社株式 | 1,474,735 | 1,575,135 | |||||||||
| 出資金 | 20 | 20 | |||||||||
| 長期前払費用 | 2,839 | 7,325 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 107,058 | 71,944 | |||||||||
| 敷金及び保証金 | 201,538 | 203,512 | |||||||||
| その他 | 419 | 350 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △69 | ― | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 1,788,134 | 1,859,880 | |||||||||
| 固定資産合計 | 2,238,358 | 2,230,208 | |||||||||
| 繰延資産 | |||||||||||
| 株式交付費 | ― | 3,064 | |||||||||
| 繰延資産合計 | ― | 3,064 | |||||||||
| 資産合計 | 3,569,692 | 3,505,966 | |||||||||
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(2022年6月30日) | 当事業年度(2023年6月30日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | ※ 89,555 | ※ 69,430 | |||||||||
| 短期借入金 | 628,000 | 488,560 | |||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | 79,440 | 79,440 | |||||||||
| リース債務 | 13,461 | 4,922 | |||||||||
| 未払金 | ※ 80,853 | ※ 81,608 | |||||||||
| 未払費用 | 15,203 | 15,038 | |||||||||
| 未払法人税等 | 18,718 | 6,161 | |||||||||
| 契約負債 | 71,186 | 53,530 | |||||||||
| 預り金 | ※ 9,352 | ※ 75,330 | |||||||||
| 賞与引当金 | 25,932 | 26,183 | |||||||||
| その他 | 69,811 | 54,766 | |||||||||
| 流動負債合計 | 1,101,516 | 954,972 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 長期借入金 | 278,560 | 199,120 | |||||||||
| リース債務 | 7,386 | 2,464 | |||||||||
| 資産除去債務 | 46,197 | 46,325 | |||||||||
| その他 | 125 | 125 | |||||||||
| 固定負債合計 | 332,270 | 248,034 | |||||||||
| 負債合計 | 1,433,786 | 1,203,006 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 959,454 | 1,044,944 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 949,720 | 1,035,210 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 949,720 | 1,035,210 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| 利益準備金 | 2,234 | 2,234 | |||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | 348,833 | 374,982 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 351,067 | 377,216 | |||||||||
| 自己株式 | △124,485 | △154,411 | |||||||||
| 株主資本合計 | 2,135,755 | 2,302,959 | |||||||||
| 新株予約権 | 150 | ― | |||||||||
| 純資産合計 | 2,135,905 | 2,302,959 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 3,569,692 | 3,505,966 | |||||||||
② 【損益計算書】
| (単位:千円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||||||||
| 売上高 | 3,026,643 | 3,112,626 | |||||||||
| 売上原価 | ※1 1,987,678 | ※1 2,029,066 | |||||||||
| 売上総利益 | 1,038,964 | 1,083,559 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1,2 1,023,420 | ※1,2 978,824 | |||||||||
| 営業利益 | 15,543 | 104,735 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 3 | 4 | |||||||||
| 受取配当金 | ― | ※1 49,375 | |||||||||
| 仕入割引 | 4 | 0 | |||||||||
| 助成金収入 | 26,834 | 3,050 | |||||||||
| 経営指導料 | ※1 33,371 | ※1 36,796 | |||||||||
| その他 | 4,028 | 4,759 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 64,242 | 93,987 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 5,549 | 7,138 | |||||||||
| 株式交付費償却 | ― | 383 | |||||||||
| 経営指導料原価 | 32,034 | 34,965 | |||||||||
| その他 | 2,300 | 150 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 39,884 | 42,638 | |||||||||
| 経常利益 | 39,902 | 156,084 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 新株予約権戻入益 | ― | 36 | |||||||||
| 特別利益合計 | ― | 36 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除却損 | 0 | 247 | |||||||||
| 特別損失合計 | 0 | 247 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 39,902 | 155,872 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 4,757 | 4,757 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △2,620 | 35,113 | |||||||||
| 法人税等合計 | 2,136 | 39,870 | |||||||||
| 当期純利益 | 37,766 | 116,001 | |||||||||
【売上原価明細書】
デジタルガバメント
| 前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) |
| Ⅰ 商品仕入高 | 4,777 | 0.5 | 4,279 | 0.4 | |
| Ⅱ 労務費 | 361,255 | 35.1 | 345,766 | 32.7 | |
| Ⅲ 経費 | ※1 | 662,813 | 64.4 | 706,071 | 66.9 |
| 小計 | 1,028,845 | 100.0 | 1,056,116 | 100.0 | |
| 商品期首棚卸高 | 993 | ― | |||
| 仕掛品期首棚卸高 | 6,746 | 5,888 | |||
| 合計 | 1,036,585 | 1,062,004 | |||
| 他勘定振替高 | ※2 | 59,587 | 16,916 | ||
| 商品期末棚卸高 | ― | ― | |||
| 仕掛品期末棚卸高 | 5,888 | 10,661 | |||
| デジタルガバメント原価 | 971,109 | 1,034,426 | |||
(注)※1 主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度(千円) | 当事業年度(千円) |
|---|---|---|
| 外注費 | 399,828 | 443,540 |
| 減価償却費 | 95,733 | 101,363 |
| 地代家賃 | 57,159 | 59,046 |
| 通信費 | 67,247 | 61,282 |
| 水道光熱費 | 9,427 | 9,252 |
※2 他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度(千円) | 当事業年度(千円) |
|---|---|---|
| ソフトウエア | 55,045 | 13,481 |
| ソフトウエア仮勘定 | 4,542 | 3,435 |
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
モビリティ・サービス
| 前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) |
| Ⅰ 商品仕入高 | 371,432 | 37.6 | 386,740 | 38.1 | |
| Ⅱ 労務費 | 58,014 | 5.9 | 52,990 | 5.2 | |
| Ⅲ 経費 | ※1 | 558,258 | 56.5 | 575,327 | 56.7 |
| 小計 | 987,706 | 100.0 | 1,015,058 | 100.0 | |
| 商品期首棚卸高 | 154,271 | 101,934 | |||
| 仕掛品期首棚卸高 | ― | 6,277 | |||
| 合計 | 1,141,978 | 1,123,271 | |||
| 他勘定振替高 | ※2 | 17,196 | 18,466 | ||
| 商品期末棚卸高 | 101,934 | 110,164 | |||
| 仕掛品期末棚卸高 | 6,277 | ― | |||
| モビリティ・サービス原価 | 1,016,569 | 994,640 | |||
(注)※1 主な内訳は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度(千円) | 当事業年度(千円) |
|---|---|---|
| 取付工賃 | 202,166 | 160,873 |
| 外注費 | 252,202 | 298,574 |
| 減価償却費 | 13,022 | 23,492 |
| 地代家賃 | 9,830 | 11,051 |
| 通信費 | 72,169 | 72,961 |
| 水道光熱費 | 561 | 544 |
※2 他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
| 項目 | 前事業年度(千円) | 当事業年度(千円) |
|---|---|---|
| ソフトウエア | 12,637 | 14,800 |
| ソフトウエア仮勘定 | 4,559 | 3,666 |
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
| (単位:千円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | |||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | ||
| 当期首残高 | 959,454 | 949,720 | ― | 949,720 |
| 当期変動額 | ||||
| 剰余金の配当 | ||||
| 当期純利益 | ||||
| 別途積立金の取崩 | ||||
| 自己株式の処分 | △638 | △638 | ||
| 自己株式処分差損の振替 | 638 | 638 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ||||
| 当期変動額合計 | ― | ― | ― | ― |
| 当期末残高 | 959,454 | 949,720 | ― | 949,720 |
| 株主資本 | ||||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 別途積立金 | 繰越利益剰余金 | |||||
| 当期首残高 | 2,234 | 659,300 | △267,298 | 394,235 | △125,810 | 2,177,598 |
| 当期変動額 | ||||||
| 剰余金の配当 | △80,295 | △80,295 | △80,295 | |||
| 当期純利益 | 37,766 | 37,766 | 37,766 | |||
| 別途積立金の取崩 | △659,300 | 659,300 | ― | ― | ||
| 自己株式の処分 | ― | 1,324 | 686 | |||
| 自己株式処分差損の振替 | △638 | △638 | ― | |||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ― | ― | ||||
| 当期変動額合計 | ― | △659,300 | 616,132 | △43,167 | 1,324 | △41,842 |
| 当期末残高 | 2,234 | ― | 348,833 | 351,067 | △124,485 | 2,135,755 |
| 新株予約権 | 純資産合計 | |
|---|---|---|
| 当期首残高 | 157 | 2,177,756 |
| 当期変動額 | ||
| 剰余金の配当 | △80,295 | |
| 当期純利益 | 37,766 | |
| 別途積立金の取崩 | ― | |
| 自己株式の処分 | 686 | |
| 自己株式処分差損の振替 | ― | |
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △7 | △7 |
| 当期変動額合計 | △7 | △41,850 |
| 当期末残高 | 150 | 2,135,905 |
当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)
| (単位:千円) | ||||
| 株主資本 | ||||
| 資本金 | 資本剰余金 | |||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | ||
| 当期首残高 | 959,454 | 949,720 | ― | 949,720 |
| 当期変動額 | ||||
| 新株の発行 | 85,490 | 85,490 | 85,490 | |
| 剰余金の配当 | ― | |||
| 当期純利益 | ― | |||
| 自己株式の取得 | ― | |||
| 自己株式の処分 | △9,538 | △9,538 | ||
| 自己株式処分差損の振替 | 9,538 | 9,538 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ― | |||
| 当期変動額合計 | 85,490 | 85,490 | ― | 85,490 |
| 当期末残高 | 1,044,944 | 1,035,210 | ― | 1,035,210 |
| 株主資本 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |||
| 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | |||
| 繰越利益剰余金 | |||||
| 当期首残高 | 2,234 | 348,833 | 351,067 | △124,485 | 2,135,755 |
| 当期変動額 | |||||
| 新株の発行 | ― | 170,980 | |||
| 剰余金の配当 | △80,314 | △80,314 | △80,314 | ||
| 当期純利益 | 116,001 | 116,001 | 116,001 | ||
| 自己株式の取得 | ― | △50,331 | △50,331 | ||
| 自己株式の処分 | ― | 20,406 | 10,868 | ||
| 自己株式処分差損の振替 | △9,538 | △9,538 | ― | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ― | ― | |||
| 当期変動額合計 | ― | 26,149 | 26,149 | △29,925 | 167,203 |
| 当期末残高 | 2,234 | 374,982 | 377,216 | △154,411 | 2,302,959 |
| 新株予約権 | 純資産合計 | |
|---|---|---|
| 当期首残高 | 150 | 2,135,905 |
| 当期変動額 | ||
| 新株の発行 | 170,980 | |
| 剰余金の配当 | △80,314 | |
| 当期純利益 | 116,001 | |
| 自己株式の取得 | △50,331 | |
| 自己株式の処分 | 10,868 | |
| 自己株式処分差損の振替 | ― | |
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △150 | △150 |
| 当期変動額合計 | △150 | 167,053 |
| 当期末残高 | ― | 2,302,959 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法によっております。
(2)その他有価証券
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法によっております。
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)商品
総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
(2)仕掛品
個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
| 建物 | 6~15年 |
|---|---|
| 構築物 | 15年 |
| 工具、器具及び備品 | 3~15年 |
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法によっております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。
5.収益及び費用の計上基準
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
①デジタルガバメント
a.ソフトウエア受託開発契約
ソフトウエア受託開発契約については、顧客との間でソフトウエア開発の請負契約を締結しており、主な履行義務は、顧客である自治体に対する顧客仕様のソフトウエアの開発サービスの提供であります。
当該履行義務は、顧客との契約における義務を履行することにより別の用途に転用することができない資産が生じるため、一定期間にわたり充足される履行義務であると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、見積原価総額に占める発生原価の割合によるインプット法にて算出し、進捗度の合理的な見積りができないが、履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、開発期間のごく短い受託開発契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する代替的な取扱いを適用しております。
b.保守サービスの月額利用契約
ソフトウエア開発に係る保守サービス契約については、顧客との間で月額利用契約を締結しており、主な履行義務はソフトウエアの保守及び利用許諾であります。
当該履行義務は、契約期間にわたりソフトウエアの保守及び利用許諾を行うにつれて充足されるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
②モビリティ・サービス
a.安全支援機器等の販売契約
安全支援機器等の販売契約については、安全支援機器等を販売する取引であり、主な履行義務は顧客への安全支援機器等の引渡し、もしくは顧客の指定した車両への安全支援機器等の取付であります。
当該履行義務は、安全支援機器等の引渡し又は取付が完了した時点で、履行義務が充足されるため、当該引渡し時又は取付完了時に収益を認識しております。
b.ソフトウエア受託開発契約
ソフトウエア受託開発契約については、顧客との間でソフトウエア開発の請負契約を締結しており、主な履行義務は顧客仕様のモビリティIoT関連のソフトウエアの開発サービスの提供であります。
当該履行義務は、顧客との契約における義務を履行することにより別の用途に転用することができない資産が生じるため、一定期間にわたり充足される履行義務であると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、見積原価総額に占める発生原価の割合によるインプット法にて算出し、進捗度の合理的な見積りができないが、履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、開発期間のごく短い受託開発契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識する代替的な取扱いを適用しております。
c.保守サービス等の月額利用契約
モビリティIoT関連のソフトウエア開発に係る保守サービスや安全支援機器等の月額利用契約については、顧客との間で月額利用契約を締結しており、主な履行義務はソフトウエアの保守や安全支援機器等の利用許諾であります。
当該履行義務は、契約期間にわたりソフトウエアの保守や安全支援機器等の利用許諾を行うにつれて充足されるため、収益は当該履行義務が充足される期間において契約に定められた金額を毎月認識しております。
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。
当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。
1.株式会社ストークス株式の評価
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
| (千円) | ||
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 関係会社株式(株式会社ストークス) | 160,424 | 260,824 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は有価証券の減損に関する会計方針を定めており、時価を把握することが極めて困難と認められる株式について、純資産持分額に取得時に認識した超過収益力を反映させたものを実質価額とし、実質価額が取得原価に比して50%程度以上下回るものの、関係会社等であって実行可能で合理的な事業計画があり、回復可能性が十分な証拠をもって裏付けられる場合には減損処理を行わない方針としております。この方針のもと、各社の実質価額を確認するとともに、取締役会で承認された事業計画の実行可能性や合理性について過去の実績との乖離の程度を含めて回復可能性と超過収益力の毀損の有無を判断することにより減損処理の要否を検討しております。
さらに、事業計画に基づく重要な仮定は、事業計画の前提となる将来の経営環境や経済情勢の予測により影響を受けますが、一定の仮定をおいて株式会社ストークスの事業計画に当該影響を織り込んだうえで、当該事業年度末における関係会社株式に係る実質価額の回復可能性の見積り及び超過収益力の毀損の有無の判断を行っております。
これらの見積りにおいて用いた仮定が、将来の不確実な経済情勢等の変動により見直しが必要となった場合、翌事業年度の財務諸表において、関係会社株式評価損が発生する可能性があります。
2.繰延税金資産の回収可能性
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
| (千円) | ||
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
| 繰延税金資産 | 107,058 | 71,944 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。
(追加情報)
(従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い等の適用)
「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 2018年1月12日。以下「実務対応報告第36号」という。)の適用日より前に従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与した取引については、実務対応報告第36号第10項(3)に基づいて、従来採用していた会計処理を継続しております。
1.権利確定条件付き有償新株予約権の概要
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (ストック・オプション等関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
2.採用している会計処理の概要
(権利確定日以前の会計処理)
(1)権利確定条件付き有償新株予約権の付与に伴う従業員等からの払込金額を、純資産の部に新株予約権として計上する。
(2)新株予約権として計上した払込金額は、権利不確定による失効に対応する部分を利益として計上する。
(権利確定日後の会計処理)
(3)権利確定条件付き有償新株予約権が行使され、これに対して新株を発行した場合、新株予約権として計上した額のうち、当該権利行使に対応する部分を払込資本に振り替える。
(4)権利不行使による失効が生じた場合、新株予約権として計上した額のうち、当該失効に対応する部分を利益として計上する。この会計処理は、当該失効が確定した期に行う。
(貸借対照表関係)
※ 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務は次のとおりであります。
| 前事業年度(2022年6月30日) | 当事業年度(2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 短期金銭債権 | 8,455千円 | 19,156千円 |
| 短期金銭債務 | 32,744 | 34,917 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
| 前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |
|---|---|---|
| 営業取引による取引高 | 350,535千円 | 386,378千円 |
| 営業取引以外の取引による取引高 | 33,371 | 86,172 |
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日) | 当事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | |||
| 給料及び手当 | 343,249 | 千円 | 314,824 | 千円 |
| 支払手数料 | 195,467 | 195,277 | ||
| 地代家賃 | 135,346 | 129,596 | ||
| 賞与引当金繰入額 | 11,607 | 12,699 | ||
| 貸倒引当金繰入額 | 79 | △20 | ||
| 減価償却費 | 11,752 | 11,201 | ||
| おおよその割合 | ||||
| 販売費 | 5 | % | 3 | % |
| 一般管理費 | 95 | 97 | ||
(有価証券関係)
前事業年度(2022年6月30日)
子会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社株式の時価を記載しておりません。
なお、市場価格のない株式等の子会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。
| 区分 | 前事業年度(千円) |
|---|---|
| 子会社株式 | 1,474,735 |
当事業年度(2023年6月30日)
子会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社株式の時価を記載しておりません。
なお、市場価格のない株式等の子会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。
| 区分 | 当事業年度(千円) |
|---|---|
| 子会社株式 | 1,575,135 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2022年6月30日) | 当事業年度(2023年6月30日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| 税務上の繰越欠損金 | 93,207千円 | 93,951千円 | |
| 賞与引当金 | 7,930 | 8,006 | |
| 未払事業税 | 4,269 | 3,513 | |
| 資産除去債務 | 14,127 | 14,166 | |
| 減価償却超過額 | 115,094 | 83,674 | |
| 関係会社株式評価損 | 373,063 | 373,063 | |
| 棚卸資産評価損 | 3,571 | 2,690 | |
| その他 | 5,097 | 3,474 | |
| 繰延税金資産小計 | 616,360 | 582,540 | |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △66,117 | △84,634 | |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △431,867 | △415,588 | |
| 評価性引当額小計 | △497,985 | △500,222 | |
| 繰延税金資産合計 | 118,375 | 82,317 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 資産除去債務に対応する除去費用 | △11,317千円 | △10,373千円 | |
| 繰延税金負債合計 | △11,317 | △10,373 | |
| 繰延税金資産純額 | 107,058 | 71,944 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2022年6月30日) | 当事業年度(2023年6月30日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.8 | 0.2 | |
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | ― | △9.7 | |
| 住民税均等割 | 11.9 | 3.1 | |
| 評価性引当額の増減 | △37.9 | 1.4 | |
| その他 | 0.0 | 0.0 | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 5.4 | 25.6 |
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
| 資産の種類 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(千円) | 当期償却額(千円) | 当期末残高(千円) | 当期末減価償却累計額(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | ||||||
| 建物 | 169,376 | ― | ― | 15,830 | 153,545 | 59,075 |
| 構築物 | 8,775 | ― | ― | 653 | 8,121 | 1,634 |
| 工具、器具及び備品 | 44,828 | 25,325 | 20 | 20,177 | 49,955 | 334,220 |
| リース資産 | 7,616 | ― | ― | 2,688 | 4,928 | 14,485 |
| 建設仮勘定 | 788 | ― | 788 | ― | ― | ― |
| 有形固定資産計 | 231,384 | 25,325 | 809 | 39,350 | 216,549 | 409,415 |
| 無形固定資産 | ||||||
| 商標権 | 902 | 352 | ― | 159 | 1,095 | ― |
| ソフトウエア | 207,323 | 33,294 | ― | 96,547 | 144,069 | ― |
| ソフトウエア仮勘定 | 9,102 | 7,101 | 9,102 | ― | 7,101 | ― |
| その他 | 1,512 | ― | ― | ― | 1,512 | ― |
| 無形固定資産計 | 218,839 | 40,748 | 9,102 | 96,707 | 153,778 | ― |
【引当金明細表】
| 区分 | 当期首残高(千円) | 当期増加額(千円) | 当期減少額(千円) | 当期末残高(千円) |
|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 104 | 20 | 104 | 20 |
| 賞与引当金 | 25,932 | 26,183 | 25,932 | 26,183 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 7月1日から6月30日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 9月中 |
| 基準日 | 6月30日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 6月30日、12月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ― |
| 買取手数料 | 無料 |
| 公告掲載方法 | 当社の公告方法は電子公告としております。ただし、事故その他やむをえない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。当社の公告掲載URLは次のとおりであります。https://www.smartvalue.ad.jp/ |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
(注)当社株式は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨を定款に定めております。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第75期(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日)
2022年9月30日近畿財務局長に提出。
(2)内部統制報告書及びその添付書類
2022年9月30日近畿財務局長に提出。
(3)四半期報告書及び確認書
第76期第1四半期(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
2022年11月14日近畿財務局長に提出。
第76期第2四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
2023年2月14日近畿財務局長に提出。
第76期第3四半期(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
2023年5月15日近畿財務局長に提出。
(4)有価証券届出書(組込方式)(第三者割当増資による新株発行)及びその添付書類
2023年2月14日近畿財務局長に提出
(5)臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書
2022年9月30日近畿財務局長に提出
(6)自己株券買付状況報告書
2022年10月11日、2022年11月11日近畿財務局長に提出
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2023年9月27日
株式会社スマートバリュー
取締役会 御中
三優監査法人 大阪事務所
| 指定社員業務執行社員 | 公認会計士 | 西川 賢治 |
|---|
| 指定社員業務執行社員 | 公認会計士 | 古嶋 雅弘 |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社スマートバリューの2022年7月1日から2023年6月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社スマートバリュー及び連結子会社の2023年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない
| 株式会社ストークスに係るのれんを含む固定資産の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社は、2021年4月1日に株式会社ストークスの株式を新たに取得した際にのれんを認識し、連結財務諸表注記(重要な会計上の見積り)1.株式会社ストークスに係るのれんを含む固定資産の評価に記載されているとおり、当連結会計年度において、のれん125,880千円、有形固定資産3,106千円を計上している。当該のれんは、同社の事業計画に基づく超過収益力として認識しているものであり、同社が行うプロバスケットボールクラブ運営事業を一つの資産グループとしている。当該資産グループの営業活動から生じる損益またはキャッシュ・フローが、継続してマイナスとなっているか、または、継続してマイナスとなる見込みである場合や、経営環境の悪化を把握した場合等に、減損が生じている可能性を示す事象(以下「減損の兆候」という)を識別し、減損の兆候のある資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行っている。連結財務諸表注記(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度において、株式会社ストークスが行うプロバスケットボールクラブ運営事業に係る資産グループは、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなったことから減損の兆候を認識している。会社は減損損失の認識の判定にあたって、当該子会社の事業計画を基礎とした割引前将来キャッシュ・フローを算定した結果、減損損失の認識は不要であると判断している。割引前将来キャッシュ・フローの算定に用いた事業計画は、2025年4月の神戸アリーナ開業以降の売上高及び費用増加見込み、並びにプロバスケットボールの新リーグ開始による影響等も織り込んだ計画となっており、将来のチケット収入及びスポンサー収入に基づく売上高見込み、試合運営費及び選手人件費に基づく費用見込み等を、当該事業計画策定における重要な仮定としている。これらの仮定は、将来の経営環境や経済情勢の予測により影響を受けるものである。これらの見積り及び当該見積りに使用された仮定は、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であり、かつ、株式会社ストークスに係る資産グループの帳簿価額の金額的重要性も高いことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項として選定した。 | 当監査法人は、株式会社ストークスに係るのれんを含む資産グループの減損損失の認識の判定の妥当性を検討するにあたり、以下の監査手続を実施した。 ・固定資産の減損損失を認識するかどうかの判定に関連する内部統制の整備状況の有効性を評価した。・将来キャッシュ・フローの見積り及びその基礎となる事業計画の作成にあたって採用された、主要な仮定の合理性を評価するために事業責任者に質問し、資産グループに係る事業戦略及び事業計画に含まれる不確実性の要因を理解した。・前連結会計年度に会社が作成した事業計画と当連結会計年度の実績とを比較し、当連結会計年度において会社が作成した事業計画の合理性・実現可能性を検討し、評価に当たっては、事業計画と実績との間で生じた差異の要因分析及び当該要因が将来キャッシュ・フローの見積りにあたって適切に考慮されていることを確認した。・事業計画における重要な仮定である、将来のチケット収入及びスポンサー収入に基づく売上高見込み、試合運営費及び選手人件費に基づく費用見込みについて、2025年4月の神戸アリーナ開業時期や新リーグ開始時期との整合性を確認するとともに、割引前将来キャッシュ・フローの見積りにおいて、不確実性が適切に織り込まれているかを検討した。・資産グループにおける主要な資産の経済的残存使用年数と将来キャッシュ・フローの見積期間の整合性を検討した。 |
| 株式会社スマートバリューの繰延税金資産の回収可能性 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社の連結貸借対照表において、繰延税金資産が100,962千円計上されている。連結財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり、当連結会計年度の繰延税金資産(繰延税金負債との相殺前の金額)は113,765千円であり、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産の総額802,746千円から評価性引当額688,981千円が控除されている。このうち、株式会社スマートバリューの繰延税金資産の計上額が71,944千円であり、個別財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり当事業年度の繰延税金資産(繰延税金負債との相殺前の金額)は82,317千円であり、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産の総額582,540千円から評価性引当額500,222千円が控除されている。連結財務諸表注記(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、繰延税金資産は、将来減算一時差異の解消又は繰越欠損金の課税所得との相殺により、将来の税金負担を軽減する効果を有すると認められる範囲内で計上され、繰延税金資産の回収可能性は、将来加算一時差異の解消スケジュール、収益力に基づく将来の課税所得及びタックス・プランニング等に基づいて判断される。このうち、収益力に基づく将来の課税所得は、主として株式会社スマートバリューの事業計画を基礎として見積られるが、当該事業計画は、将来の経済情勢や経営環境の著しい変化、これらが及ぼす受注状況等への影響などによる重要な不確実性を考慮に入れた一定の仮定のもとで策定される。これらの見積り及び当該見積りに使用された仮定は、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であり、かつ、繰延税金資産の帳簿価額の金額的重要性も高いことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項として選定した。 | 当監査法人は、経営者による株式会社スマートバリューにおける繰延税金資産の回収可能性に関する判断の妥当性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。 ・将来の課税所得の見積りの基礎となる事業計画に含まれる将来の売上高及び営業損益の予測に関する仮定の設定を含む、繰延税金資産の回収可能性の判断に関連する内部統制の整備状況の有効性を評価した。・「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(企業会計基準適用指針第26号)に基づく会社分類の妥当性を検討した。・将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金について、将来の解消見込みのスケジューリングの合理性を評価した。・繰延税金資産の回収可能性の判断に使用された将来の課税所得の見積りの基礎となる事業計画について、取締役会で承認された事業計画との整合性を確認した。・将来の課税所得の見積りにあたって使用した前期の事業計画と実績との比較を行い、経営者の見積りの偏向の有無及び事業計画策定の精度について検討した。・事業計画について、経営者が使用した重要な仮定である受注状況等に基づく売上高及び営業損益の予測について、経営者と議論するとともに、業界動向及び過去の実績との比較を行うことにより、経営者の見積りの合理性を評価した。 |
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社スマートバリューの2023年6月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社スマートバリューが2023年6月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
2023年9月27日
株式会社スマートバリュー
取締役会 御中
三優監査法人 大阪事務所
| 指定社員業務執行社員 | 公認会計士 | 西川 賢治 |
|---|
| 指定社員業務執行社員 | 公認会計士 | 古嶋 雅弘 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社スマートバリューの2022年7月1日から2023年6月30日までの第76期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社スマートバリューの2023年6月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 株式会社ストークス株式の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 当事業年度末において、財務諸表注記(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、貸借対照表に計上されている株式会社ストークス株式は260,824千円となっている。会社は、取得原価と純資産持分額に取得時に認識した超過収益力を反映させた実質価額を比較し、減損処理の要否を判定している。この方針のもと、会社は株式会社ストークスの実質価額を算定するとともに、取締役会で承認された事業計画の実行可能性や合理性について過去の実績との乖離の程度を含めて回復可能性と超過収益力の毀損の有無を判断することにより減損処理の要否を検討している。また、回復可能性の見積りや超過収益力の毀損の有無の判断の基礎となる事業計画は、将来の経営環境や経済情勢等の予測について、一定の仮定のもとで策定されている。これらの見積り及び当該見積りに使用された仮定は、経営者による主観的な判断を伴い、不確実性が高い領域であり、かつ、株式会社ストークス株式の帳簿価額の金額的重要性も高いことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項として選定した。 | 当監査法人は、株式会社ストークス株式の評価について主に以下の監査手続を実施し、その妥当性を評価した。・有価証券の減損に関する会計方針を閲覧し、会社の実質価額の算定プロセスや回復可能性の検討プロセスを理解した。・株式会社ストークス株式に関しては、検討に用いた事業計画と取締役会で承認された事業計画との整合性の確認、事業計画と実績との乖離の程度や乖離要因の分析を実施することにより、事業計画が実行可能で合理的なものかどうかを評価した。・企業買収等で取得した株式の実質価額については、取得時に認識した超過収益力の毀損の有無の判断が適切になされていることを、買収時の事業計画と実績の乖離の累積的影響額の程度を勘案して検討を行った。・株式会社ストークスの事業計画の合理性及び実行可能性を評価するため、連結財務諸表に関する監査上の主要な検討事項「株式会社ストークスに係るのれんを含む固定資産の評価」に記載の監査上の対応を実施した。 |
| 繰延税金資産の回収可能性 |
|---|
| 会社は、財務諸表注記(重要な会計上の見積り)2.繰延税金資産の回収可能性に記載されているとおり、当事業年度において、繰延税金資産71,944千円を計上している。財務諸表注記(税効果会計関係)に記載のとおり、当事業年度の繰延税金資産(繰延税金負債との相殺前の金額)は82,317千円であり、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産の総額582,540千円から評価性引当額500,222千円が控除されている。当該事項について、監査人が監査上の主要な検討事項と決定した理由及び監査上の対応は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繰延税金資産の回収可能性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
| その他の記載内容 |
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。