| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2023年2月14日 |
| 【四半期会計期間】 | 第114期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日) |
| 【会社名】 | 山九株式会社 |
| 【英訳名】 | SANKYU INC. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 中 村 公 大 |
| 【本店の所在の場所】 | 北九州市門司区港町6番7号(同所は登記上の本店所在地で実際の本社業務は下記で行っております。) |
| 【電話番号】 | 03(3536)3939(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理部長 都 賀 守 常 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区勝どき六丁目5番23号(本社事務所) |
| 【電話番号】 | 03(3536)3939(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理部長 都 賀 守 常 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号)証券会員制法人福岡証券取引所 (福岡市中央区天神二丁目14番2号)山九株式会社本社事務所(東京都中央区勝どき六丁目5番23号)山九株式会社千葉支店(千葉県市原市白金町四丁目63番地)山九株式会社横浜支店(横浜市中区山下町193番地1 宇佐美山下町ビル)山九株式会社東海支店(愛知県東海市東海町三丁目11番1号)山九株式会社関西支店(堺市堺区松屋町一丁6番地7)山九株式会社神戸支店(神戸市中央区海岸通二丁目2番3号 東和ビル) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
| 回次 | 第113期第3四半期連結累計期間 | 第114期第3四半期連結累計期間 | 第113期 | |
| 会計期間 | 自 2021年4月1日至 2021年12月31日 | 自 2022年4月1日至 2022年12月31日 | 自 2021年4月1日至 2022年3月31日 | |
| 売上高 | (百万円) | 411,464 | 436,554 | 553,831 |
| 経常利益 | (百万円) | 26,656 | 32,239 | 35,432 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 | (百万円) | 17,019 | 20,117 | 22,636 |
| 四半期包括利益又は包括利益 | (百万円) | 18,877 | 29,391 | 28,488 |
| 純資産額 | (百万円) | 238,979 | 270,721 | 248,725 |
| 総資産額 | (百万円) | 466,806 | 494,238 | 462,467 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | 286.59 | 343.90 | 382.50 |
| 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益 | (円) | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 50.7 | 54.1 | 53.2 |
| 回次 | 第113期第3四半期連結会計期間 | 第114期第3四半期連結会計期間 | |
| 会計期間 | 自 2021年10月1日至 2021年12月31日 | 自 2022年10月1日至 2022年12月31日 | |
| 1株当たり四半期純利益 | (円) | 85.32 | 106.59 |
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業内容について重要な変更はありません。また、主要な関係会社に異動はありません。
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、原材料・エネルギー価格の高騰等、引き続き先行き不透明な状況が続きました。米国では、急激な金利上昇と物価上昇の中、底堅い企業業績を背景とした良好な雇用・所得環境により個人消費は総じて堅調に推移しました。中国では、ゼロコロナ政策による経済活動の抑制等から成長率が低下しましたが、足元では回復傾向も見られます。国内経済では、ワクチン接種の進展等による人出の回復を受けてサービス消費を中心に経済活動は回復に向かう一方、ロシア・ウクライナ情勢を受けた資源価格の上昇による物価高や、為替相場が大きく変動する等、先行き不透明な状況が続いております。
このような経済情勢の下、当第3四半期連結累計期間における売上高は4,365億54百万円と前年同四半期比6.1%の増収、利益面においては、営業利益が297億57百万円と13.2%の増益、海外の倉庫火災に伴う保険金の受け取りや、円安による為替差益の計上により経常利益が322億39百万円と20.9%の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益が201億17百万円と18.2%の増益となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 物流事業
港湾国際事業では、国内の海上コンテナ取扱いの増加やこれに伴うヤード内作業・保管作業が堅調に推移しました。また、昨年度完工した東南アジアでのプロジェクト案件の剥落や航空貨物の取扱いの減少はあるものの、国内外での海上貨物の輸出入取扱いが好調に推移しました。3PL一般事業では、中国・東南アジアでの自動車部品・消費財等の輸送・保管作業等が堅調に推移したものの、国内では消費財等の取扱量減少となりました。構内では、国内客先の単価改定が進む一方、作業量が減少となったことに加え、海外での装置の不具合に伴う先行コストおよび、設備修繕費用の増加がありました。なお、昨年度は、お客様に対する過請求の補償計上がありました。
以上の結果、物流事業全体の売上高は2,285億41百万円と前年同四半期比7.7%の増収、セグメント利益(営業利益)は83億73百万円と前年同四半期比2.5%の増益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の売上高に占める割合は52.4%であります。
② 機工事業
設備工事では、昨年度完工した化学プラント建設工事や重量物輸送での風力関連の建設工事等の剥落があったものの、鉄鋼関連設備の改修・更新・撤去・建設に伴う工事量が、メンテナンスでも国内SDM(大型定期修理工事)の工事や検査工事が増加しました。
以上の結果、機工事業全体の売上高は1,896億45百万円と前年同四半期比4.6%の増収、セグメント利益(営業利益)は199億3百万円と前年同四半期比15.7%の増益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の売上高に占める割合は43.4%であります。
③ その他
国内SDM(大型定期修理工事)等、機材・資材貸出の増加に伴う取扱量の増加や、道路・付帯設備の補修工事量が増加しました。
以上の結果、その他事業全体の売上高は183億67百万円と前年同四半期比2.9%の増収、セグメント利益(営業利益)は13億24百万円と前年同四半期比105.6%の増益となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の売上高に占める割合は4.2%であります。
(2) 財政状態の分析
① 流動資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,647億2百万円であり、前連結会計年度末に比べ261億59百万円、11.0%増加しました。主な要因は、作業量の増加による受取手形、売掛金及び契約資産の増加等によるものです。
② 固定資産
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は2,295億35百万円であり、前連結会計年度末に比べ56億11百万円、2.5%増加しました。主な要因は、有形固定資産の増加とのれんの償却による減少との差等によるものです。
③ 流動負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,422億71百万円であり、前連結会計年度末に比べ14億74百万円、1.0%増加しました。主な要因は、季節資金等の支払を目的としたコマーシャル・ペーパーの発行および、未払法人税・消費税の増加と協力会社への支払早期化に伴う支払手形及び買掛金および、1年内に償還期日が到来する社債の減少との差等によるものです。
④ 固定負債
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は812億45百万円であり、前連結会計年度末に比べ83億円、11.4%増加しました。主な要因は、長期借入金の増加等によるものです。
⑤ 純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,707億21百万円であり、前連結会計年度末に比べ219億96百万円、8.8%増加しました。主な要因は、利益剰余金および、為替換算調整勘定の増加等によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末を0.9ポイント上回る54.1%となっております。
(3) 経営方針・経営戦略等
① サステナビリティ基本方針とマテリアリティ
当社グループは、第1四半期連結会計期間においてサステナビリティ基本方針を制定しております。経営理念に込められていた精神を具体的に明示することで、企業と社会が共に持続可能な発展を遂げるための取組みを推し進めることを狙いとしています。
| 山九グループのサステナビリティ基本方針 山九グループは創業以来、経営理念に込められた精神を受け継ぎ、社会要請に応じて事業形態を変化させ、社会の発展と共に歩んでまいりました。これからも経営理念に基づき、事業活動を通じて、環境問題を含む社会課題の解決に貢献し、企業と社会が共に持続的に発展していくことを目指します。 山九グループの「経営理念」は、サステナビリティと深く結びついています。 1.「人を大切にすることを基本理念とする」 誰もが安心して働き、山九グループに関わる全ての人々が幸せに暮らせる未来を目指します。 2.「お客様にとってなくてはならない存在となる」 環境の変化に対応し、社会の要請に応じたサービスを提供することで、世の中から選ばれ続ける企業 を目指します。 3.「社業の発展を通じて、社会の発展に貢献する」 グローバルに展開する事業活動を通して、社会の発展に貢献することを目指します。 |
|---|
また、当社グループの事業における重要度とステークホルダーにおける重要度で社会課題を評価し、マテリアリティを特定しました。特定した16のマテリアリティを6つのテーマに整理し、テーマ毎に対応方針を定め、取り組みを推進してまいります。
| テーマ | マテリアリティ | 対応方針 | 関連するSDGs | |
| E | 環境保全 | 気候変動への対応 | 「地球環境は全人類にとってかけがえのないものである」との共通認識に立ち、事業活動に伴う環境負荷の低減を積極的に推進します。 | |
| 資源循環 | ||||
| S | 働きがいのある職場づくり | 働きがいのある職場環境づくり | 「人を大切にする」という経営理念のもと、ワークライフバランスを推進し、多様な人財が一人ひとりの能力を高め、誇りを持って意欲的に働くことができる環境づくりに取組みます。 | |
| 人財育成 | ||||
| ダイバーシティ | ||||
| 労働安全衛生の向上 | ||||
| サービスの安全・品質の担保 | 「安全を全てにおいて優先する」という強い決意のもと、安全を全ての事業の根幹として技術・技能を磨き、サービス品質の向上に努めます。社会要請に応じたサービスを提供することで、事業の発展を目指します。 | |||
| サービスの安全・品質の担保 | ||||
| 社会変化に対応した価値提供 | ||||
| 情報セキュリティの担保 | ||||
| 革新技術を活用したサービスの提供 | ||||
| 地域社会への貢献 | 人権尊重および地域社会への貢献 | 「社業の発展を通じて社会の発展に貢献する」という経営理念に込められた精神のもと、地域社会と共に持続可能な成長を目指します。 | ||
| G | 経営基盤の強化 | ガバナンス体制の確保 | 適切なガバナンス体制の構築によりリスク管理を行い、経営の透明性を確保して公平公正な事業活動を行うことで、ステークホルダーから信頼される企業であることを目指します。 | |
| リスク管理の徹底 | ||||
| ステークホルダーとの対話 | ||||
| 事業活動の情報開示 | ||||
| コンプライアンス | コンプライアンスの徹底 | 企業倫理ならびに、法令および社内で取り決めたルールを遵守し、国際社会の一員として社会良識をもって行動します。 | ||
② 気候変動への対応
当社グループは、気候変動は重要な経営課題の一つと捉え、気候変動が与える2030年までのリスクと機会を定量的・定性的の両面から評価を実施し、気温が1.5℃(環境保全シナリオ)と4.0℃(成行シナリオ)上昇することを想定としたシナリオを用いて財務影響の評価と対応策を検討しております。複数のシナリオから対応策を検討することで、環境変化・社会情勢に応じた臨機応変な対応が出来るよう検討しております。
また、気候変動の原因となる温室効果ガス(特に影響の大きいCO2)について、中長期的な目標を設定し削減に向けた取り組みを推進し、2050年までに、CO2排出削減目標である実質ゼロを目指して活動していきます。
(CO2排出量の削減目標)
・2030年度目標:42%削減(2020年度比)
・2050年度目標:実質ゼロ(2020年度比)
※対象はスコープ1と2、範囲は山九単体および国内連結子会社とする。
[ シナリオ分析、リスクと機会の評価 ]
| 中分類 | 小分類 | |||
| 移行リスク | 政策・法規制 | 炭素価格 | リスク | 各国政府の炭素税の導入により、コスト負担分をサービス料金に転嫁しきれずに利益率が低下 |
| 主な対応策 | ・CO2排出量削減取り組みの推進 | |||
| 評判 | 金融機関・投資家・社職員の行動変化 | リスク | グリーン戦略の実行・管理可能な体制整備の遅れ及び役職員の行動変容が伴わずに戦略推進の停滞により売上・利益が低下、市場評価も低下 | |
| 主な対応策 | ・施策推進機能の構築・評価制度導入 | |||
| 市場 | 顧客の行動変化 | リスク | 機工・物流領域における脱炭素施策の取り組み遅れにより、顧客から選ばれず、既存売上が減少 | |
| 主な対応策 | ・脱炭素施策の推進 | |||
| 顧客の市場規模縮小 | リスク | 主要顧客の環境コスト負担が大きく、海外メーカーとの製造コスト差が発生し、日本の生産量及びサプライチェーンが縮小、既存売上が減少 | ||
| 主な対応策 | ・海外のプラントにおける事業展開の強化 | |||
| 設備寿命の延伸 | リスク | サーキュラーエコノミーの加速で、顧客の設備寿命延長の取り組みが進み、保全に係る既存売上が減少 | ||
| 主な対応策 | ・新技術による予知保全領域への事業拡大 | |||
| 顧客の製造プロセス変化 | リスク | 主要顧客のCO2削減対応設備の採用や循環型原料への代替など、脱炭素への対応が進むことにより、既存領域での作業が減少、売上が減少 | ||
| 主な対応策 | ・各種のCO2削減対応設備および非石油原料プラント技術に関する対応の強化 | |||
| 機会 | 新たな製造技術が進むことにより、老朽化設備の解体工事や、設備新設工事が増え、工事参画により売上機会を獲得 | |||
| 主な対応策 | ・工事対応力の強化 | |||
| 代替エネルギーインフラへの要請 | 機会 | 水素・アンモニアのサプライチェーン形成に伴い、製造プラントや燃料を利用する発電所・製造業等の事業機会に参画することで新たな売上機会を獲得 | ||
| 主な対応策 | ・水素・アンモニア設備に関する事業参画 | |||
| 廃棄物リサイクルへの要請 | 機会 | 化学製品/鉄/非鉄の領域において、商流・物流・情報流のエコシステムへの参画により、新たな売上機会を獲得 | ||
| 主な対応策 | ・静脈物流網構築、エコシステムへの参画 | |||
| 再エネ発電普及 | 機会 | 再エネ事業(太陽光、風力、水力等)の施工体制の整備、工法等のノウハウ習得による売上機会の獲得 | ||
| 主な対応策 | ・再エネ事業対応力の強化 |
| 中分類 | 小分類 | |||
| 物理的リスク | 急性リスク | 自然災害の頻発 | リスク | 気候変動により引き起こされる将来の海面上昇に伴う台風豪雨発生時の被害甚大化により、倉庫移転のリスクや機材等の修繕コスト増加 |
| 主な対応策 | ・浸水対策等自然災害に対する対応強化 | |||
| 慢性リスク | 平均気温の上昇 | リスク | ヒートストレス対策コストの増加、ヒートストレスによる労働生産性の悪化により利益率が低下 | |
| 主な対応策 | ・労働環境の整備 |
③中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題
世界の人口構造変化、地政学的リスクの高まり、コロナ感染症の拡大、その他、気候変動やテクノロジーの急速な進歩など、当社グループを取り巻く環境は、先を見通すことが難しい混沌とした状況が続いています。そのような環境下、我々の最も重要な経営資源である「人」の確保、労働力不足の問題をはじめ、サプライチェーンの変化、カーボンニュートラル、DXなど、様々な事業環境変化による課題への対応が迫られています。
当社グループは、急速に変化する事業環境においても、世界の産業を支え続けるという使命を果たしていくため、2023年度を初年度とする「Vision2030」、「中期経営計画2026」を策定いたしました。
| <Vision 2030>1.パーパス「心に「Thank you」を、世界の産業に山九を。」 私たち山九は自分たちを取り巻く様々な人たちへ常に感謝の念を忘れません。 その想いを分かち合うパートナーとともに、 新たな価値を創造し、世界の産業とその先にある暮らしを支え続けます。 2.あるべき姿「人・社会・環境への感謝」を事業で実現する人間力企業 3.長期経営戦略2030あるべき姿を実現するための3つの方針方針1.事業ポートフォリオのマネジメントと再構築 将来の事業環境変化に備え、人財・投資を適切に管理し、経営資源を最適配分する仕組みの構築 ・経営資源の有効活用を目的とした事業ポートフォリオマネジメント ・データ活用による経営意思決定の高度化(経営の見える化) 方針2.既存顧客の領域拡大(ビジネスモデル革新) 最新技術の活用による生産性向上と新たな付加価値サービスの構築 ・現場の知恵とテクノロジーを融合した事業モデルの構築(DX) ・サービスの付加価値創造(人にしか出来ない作業の追求) 方針3.成長市場への挑戦 ソリューション力を高め、社会課題解決への対応力強化 ・山九グループの強みを活かした新規事業創出 ・海外(グローバル)展開の強化 ・グリーン成長戦略の強化 |
|---|
| <中期経営計画2026> 1. 4つの基本戦略(1)既存事業の収益強化世の中の変化が加速する中においても、中期4年間においては、既存領域における需要は旺盛であると見込んでいます。安全・品質・技術・技能・生産性を徹底的に高めて差別化を図り、顧客ニーズを捉え、確実な案件獲得に繋げてまいります。 (2)海外事業拡大日本で培った事業のノウハウ・強みを活かして海外展開を拡大してまいります。日系企業に留まらず、現地の有力企業との取引拡大を見据え、海外ナショナル社員の育成拠点整備、物流施設の整備を進め、サービスレベルの高度化、グローバルな人財の流動化を図ることで、海外売上高比率を高めてまいります。 (3)グリーン機会の獲得・準備主要顧客においても、既にカーボンニュートラルに向けた取り組みが進んでおり、将来の機会獲得に向けた積極的な顧客へのサポートや、必要な技術・人財等への先行投資を行ってまいります。再生可能エネルギー関連等の事業拡大も図り、既存事業の需要を獲得しながら、将来の事業機会獲得に備えることで、継続的な事業拡大・成長を図ってまいります。 (4)新規事業領域進出我々がこれまで培ってきた物流・操業・設備工事・メンテナンスなどの既存の強みを活かし、新たな事業領域への拡大に挑戦することで、事業の可能性を広げてまいります。 2.基本戦略を支える機能強化と経営基盤強化(1)機能強化①人財強化 事業拡大に必要な人財を確保・育成し、個人の能力と組織のパフォーマンスを最大化②DX推進 現場力(人)とデジタル/先進技術を融合し、生産性向上とビジネスモデル変革を推進③パートナー連携強化 パートナーとの協調・協創による機能の補完・拡充 (2)経営基盤強化、リスクマネジメント安全・品質・コンプライアンス・ガバナンス強化の継続、及び多様化する事業環境変化に対して、中期計画を確実に進めるためのリスクマネジメントの強化を行ってまいります。 3.各事業戦略基本戦略に基づき、物流・機工各事業の戦略を策定し、持続的成長に向けた取り組みを推進してまいります。(1)物流事業物流事業においては、2026年のあるべき姿を「顧客ロジスティクスの最適化・高度化を担うソリューション企業」と定め、2030年の長期に向けては、個別の顧客から業界全体の最適化を提供することを目指してまいります。あるべき姿の実現に向け、以下の戦略を推進してまいります。①既存の強みを活かした事業展開ターゲット業界とエリアを絞り、特定業界や地域に経営資源を集中することで効率的に事業拡大を図ってまいります。既存の強みである、化成品、鉄鋼、電気・電子部品、自動車部品、などの業界を中心に、国際ネットワーク・港湾・3PL・輸配送・構内等のメニューを用い、顧客に対する最適物流ソリューションの提案を行うことで、事業を拡大してまいります。また、リサイクルなどの世の中のニーズに合わせて、グリーン物流領域など、新しい事業創出にも挑戦してまいります。 |
|---|
| ②デジタル化・自動化とデータ連携強化事業拡大の最も重要な要素として、デジタル化・自動化等による顧客とのデータ連携強化を図ってまいります。基幹システムの再構築によるビッグデータの蓄積、自動化・省力化設備の積極的な導入により、顧客の最適なサプライチェーンの構築、CO2削減、生産性向上などに寄与する、ソリューション物流企業を目指してまいります。 ③パートナーとの協調・協創、不足機能の補完・拡充国内外において事業拡大のために補完・拡充が必要な機能については、外部パートナーとの協調・協創を推進することで、目標達成を目指してまいります。 (2)機工事業機工事業においては、2026年のあるべき姿を「基盤事業の盤石化と成長事業への挑戦」と定義し、2030年の長期に向けては、保全・工事ノウハウを進化させ、世界の成長領域で戦えるポジションの確立を目指してまいります。あるべき姿の実現に向け、以下の戦略を推進してまいります。①収益基盤となる事業の深化と強化既存の主要業界である、石油・化学・鉄鋼の分野においては、国内外において引き続き旺盛な需要があると見込んでおり、強みである動員力や技術・技能を活かし、既存領域における事業強化を図ってまいります。今後、人手不足が深刻化する中でサービスの高度化を実現するために、人財リソースや技術・技能のデータベース化、プロジェクト管理のシステム化、最新技術を用いた予防保全サービスの提供など、効率化・生産性向上に向けたDX推進を実施してまいります。 ②成長事業と新規事業への挑戦既存事業で培ってきたノウハウと強みを活かし、国内外の中規模EPCや、再生可能エネルギーなどのグリーン関連事業、老朽化する社会インフラのメンテナンスなど、成長領域・新規領域における事業の拡大を図ってまいります。電気・計装などの補強が必要な機能は、外部のパートナーを選定し、資本提携等の手段も含めて連携することで機能強化を図ってまいります。 ③プロジェクトマネージャー・エンジニアの育成と流動化機工事業の拡大に最も重要な要素となる、プロジェクトマネージャー・エンジニアの育成に関しては、日本・東南アジア・中東の3つの人財育成拠点、エンジニアリング拠点を整備し、グローバルに人財育成と流動化を図ることで、品質を保ちながら事業機会の拡大に努めてまいります。 |
|---|
<数値目標>
| 財務指標 | 中期目標2026年度 | 長期目標2030年度 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,300 億円以上 | 7,000 億円以上 |
| 営業利益率 | 6.7% 以上 | 8.0% 以上 |
| 海外売上高成長率(21年度比) | 25% UP | 65% UP |
| ROIC | 8.0% 水準 | 10% 水準 |
| 非財務指標 | 中期目標2026年度 | 長期目標2030年度 |
|---|---|---|
| CO2排出量削減 (20年度比)(Scope1,2、単体及び国内連結子会社) | 18% 削減 | 42% 削減 |
| 女性管理職比率 | 9.5% | 11% |
<投資計画>
| 中期4カ年累計 | 長期8カ年累計 | |
|---|---|---|
| 成長投資額 | 1,000 億円規模 | 1,600 億円規模 |
| 人財投資額 | 150 億円規模 | 300 億円規模 |
<資本政策>
中期経営計画2026においては、事業活動における安定した営業キャッシュ・フローの創出を見込んでいる一方、中期4カ年において、将来の持続的成長に向けた多くの戦略投資を計画しています。財務の健全性・安定性を確保しながら、負債も積極的に活用し成長投資に充てることで資本コストの抑制を図ります。また、配当に加え自己株式の取得を含めた4年間の総還元性向の指標を設定し、これまでに比べより充実した株主還元を図ることで、資本の効率性を重視しながら、企業価値の最大化を目指してまいります。
| 「中期経営計画2026」指標 | |
| ROE | 10 % 水準 |
| ROIC | 8.0 % 水準 |
| 配当性向 | 40 % 水準 |
| 4年間の総還元性向 | 70 % 水準 |
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社連結グループが対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(6) 主要な設備の状況
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は以下のとおりであります。
| 会社名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手及び完了予定 | 完成後の増加能力 | ||
| 総額(百万円) | 既支払額(百万円) | 着手 | 完了 | ||||||
| 山九㈱ | 横浜市中区 | 物流事業 | 山九本牧物流センター | 3,904 | - | 自己資金 | 2023年6月 | 2024年8月 | 延床面積:21,398㎡建屋:鉄骨鉄筋コンクリート造4階建 |
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 200,000,000 |
| 計 | 200,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 第3四半期会計期間末現在発行数(株)(2022年12月31日) | 提出日現在発行数(株)(2023年2月14日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 61,757,978 | 61,757,978 | 東京証券取引所(プライム市場)福岡証券取引所 | 単元株式数は、100株であります。 |
| 計 | 61,757,978 | 61,757,978 | ― | ― |
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(千株) | 発行済株式総数残高(千株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年10月1日 ~2022年12月31日 | ― | 61,757 | ― | 28,619 | ― | 11,936 |
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載することができませんので、直前の基準日である2022年9月30日の株主名簿により記載をしております。
① 【発行済株式】
2022年9月30日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | ||
| 無議決権株式 | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― | ||
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― | ||
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 3,262,100 | 普通株式 | 3,262,100 | ― | ― |
| 普通株式 | 3,262,100 | ||||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 58,327,600 | 普通株式 | 58,327,600 | 583,276 | ― |
| 普通株式 | 58,327,600 | ||||
| 単元未満株式 | 普通株式 168,278 | 普通株式 | 168,278 | ― | 一単元(100株)未満の株式 |
| 普通株式 | 168,278 | ||||
| 発行済株式総数 | 61,757,978 | ― | ― | ||
| 総株主の議決権 | ― | 583,276 | ― |
(注) 1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が400株(議決権4個)含まれております。
2.「単元未満株式」欄には、自己保有株式が次のとおり含まれております。
当社 35株
② 【自己株式等】
2022年9月30日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (自己保有株式) | |||||
| 当社 | 北九州市門司区港町6-7 | 3,262,100 | ― | 3,262,100 | 5.28 |
| 計 | ― | 3,262,100 | ― | 3,262,100 | 5.28 |
(注) 株主名簿上は、当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が400株(議決権4個)あります。
なお、当該株式は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄に含めております。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(2022年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 42,743 | 42,490 | |||||||||
| 受取手形、売掛金及び契約資産 | 182,029 | ※1 202,801 | |||||||||
| 有価証券 | 876 | 2,024 | |||||||||
| 未成作業支出金 | 1,433 | 1,403 | |||||||||
| その他の棚卸資産 | 2,252 | 2,182 | |||||||||
| その他 | 9,387 | 14,006 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △178 | △205 | |||||||||
| 流動資産合計 | 238,542 | 264,702 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物及び構築物(純額) | 64,421 | 64,091 | |||||||||
| 土地 | 58,864 | 58,342 | |||||||||
| その他(純額) | 39,147 | 44,606 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 162,433 | 167,040 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| のれん | 755 | 347 | |||||||||
| その他 | 7,432 | 7,192 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 8,187 | 7,540 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 25,019 | 25,402 | |||||||||
| その他 | 28,770 | 29,997 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △487 | △444 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 53,303 | 54,955 | |||||||||
| 固定資産合計 | 223,924 | 229,535 | |||||||||
| 資産合計 | 462,467 | 494,238 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前連結会計年度(2022年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 支払手形及び買掛金 | 74,558 | ※1 61,678 | |||||||||
| 短期借入金 | 13,193 | 14,685 | |||||||||
| コマーシャル・ペーパー | - | 15,000 | |||||||||
| 1年内償還予定の社債 | 10,000 | - | |||||||||
| 未払法人税等 | 4,371 | 5,686 | |||||||||
| 契約負債 | 1,360 | 1,457 | |||||||||
| 賞与引当金 | 7,551 | 8,132 | |||||||||
| その他 | 29,762 | 35,629 | |||||||||
| 流動負債合計 | 140,797 | 142,271 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | 15,000 | 15,000 | |||||||||
| 長期借入金 | 7,493 | 13,256 | |||||||||
| 退職給付に係る負債 | 30,538 | 31,154 | |||||||||
| その他 | 19,913 | 21,834 | |||||||||
| 固定負債合計 | 72,945 | 81,245 | |||||||||
| 負債合計 | 213,742 | 223,516 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 28,619 | 28,619 | |||||||||
| 資本剰余金 | 12,715 | 12,715 | |||||||||
| 利益剰余金 | 203,301 | 216,015 | |||||||||
| 自己株式 | △9,117 | △9,122 | |||||||||
| 株主資本合計 | 235,519 | 248,228 | |||||||||
| その他の包括利益累計額 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 8,856 | 8,792 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | 27 | △12 | |||||||||
| 土地再評価差額金 | △254 | △163 | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | △2,291 | 6,723 | |||||||||
| 退職給付に係る調整累計額 | 4,097 | 3,786 | |||||||||
| その他の包括利益累計額合計 | 10,434 | 19,125 | |||||||||
| 非支配株主持分 | 2,770 | 3,366 | |||||||||
| 純資産合計 | 248,725 | 270,721 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 462,467 | 494,238 | |||||||||
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 売上高 | 411,464 | 436,554 | |||||||||
| 売上原価 | 368,319 | 388,205 | |||||||||
| 売上総利益 | 43,145 | 48,349 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | 16,856 | 18,591 | |||||||||
| 営業利益 | 26,288 | 29,757 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | 131 | 335 | |||||||||
| 受取配当金 | 535 | 882 | |||||||||
| 為替差益 | 22 | 479 | |||||||||
| 受取保険金 | - | 940 | |||||||||
| 助成金収入 | 228 | 0 | |||||||||
| その他 | 778 | 929 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 1,695 | 3,568 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 358 | 417 | |||||||||
| 支払補償費 | 559 | - | |||||||||
| その他 | 410 | 669 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 1,327 | 1,087 | |||||||||
| 経常利益 | 26,656 | 32,239 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 受取補償金 | 341 | - | |||||||||
| 固定資産売却益 | 152 | - | |||||||||
| 特別利益合計 | 493 | - | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除却損 | 418 | 864 | |||||||||
| 減損損失 | 548 | 188 | |||||||||
| 特別損失合計 | 966 | 1,052 | |||||||||
| 税金等調整前四半期純利益 | 26,183 | 31,186 | |||||||||
| 法人税等 | 8,875 | 10,762 | |||||||||
| 四半期純利益 | 17,308 | 20,424 | |||||||||
| 非支配株主に帰属する四半期純利益 | 289 | 307 | |||||||||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 17,019 | 20,117 | |||||||||
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) | ||||||||||
| 四半期純利益 | 17,308 | 20,424 | |||||||||
| その他の包括利益 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | △579 | △63 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | △4 | △40 | |||||||||
| 為替換算調整勘定 | 2,424 | 9,357 | |||||||||
| 退職給付に係る調整額 | △271 | △286 | |||||||||
| その他の包括利益合計 | 1,569 | 8,967 | |||||||||
| 四半期包括利益 | 18,877 | 29,391 | |||||||||
| (内訳) | |||||||||||
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 18,446 | 28,717 | |||||||||
| 非支配株主に係る四半期包括利益 | 431 | 674 | |||||||||
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(会計方針の変更等)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
| 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) | |
| 税金費用の計算 | 税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。 |
(四半期連結貸借対照表関係)
1.保証債務
連結会社以外の会社の銀行借入金等に対して、次のとおり債務保証を行っております。
| 前連結会計年度(2022年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日) | ||
| 夢洲コンテナターミナル㈱ | 625百万円 | 夢洲コンテナターミナル㈱ | 584百万円 |
| SSAL TRANSPORTATION COMPANY | 142 〃 | SSAL TRANSPORTATION COMPANY | 103 〃 |
| 従業員(住宅貸付) | 54 〃 | 従業員(住宅貸付) | 46 〃 |
| 計 | 822百万円 | 計 | 734百万円 |
2.※1 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。
なお、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が、四半期連結会計期間末残高に含まれております。
| 前連結会計年度(2022年3月31日) | 当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 受取手形 | -百万円 | 353百万円 |
| 支払手形 | - 〃 | 1,657 〃 |
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) | |
|---|---|---|
| 減価償却費 | 13,367百万円 | 14,216百万円 |
| のれんの償却額 | 413 〃 | 416 〃 |
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月25日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 3,630 | 60.00 | 2021年3月31日 | 2021年6月28日 |
| 2021年10月29日取締役会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 3,236 | 55.00 | 2021年9月30日 | 2021年12月6日 |
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は2021年5月10日の取締役会決議に基づき、自己株式2,002,700株を99億99百万円で取得しました。また、2021年11月15日付で自己株式3,457,628株、96億64百万円の消却を実施しました。この結果、当第3四半期連結累計期間において自己株式が3億34百万円増加し、利益剰余金が92億3百万円、資本剰余金が4億61百万円減少しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月24日定時株主総会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 3,217 | 55.00 | 2022年3月31日 | 2022年6月27日 |
| 2022年10月31日取締役会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 4,094 | 70.00 | 2022年9月30日 | 2022年12月5日 |
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | |||||||
| 報告セグメント | その他(注)1 | 合計 | 調整額(注)2 | 四半期連結損益計算書計上額(注)3 | |||
| 物流事業 | 機工事業 | 計 | |||||
| 売上高 | |||||||
| 外部顧客への売上高 | 212,262 | 181,358 | 393,621 | 17,843 | 411,464 | - | 411,464 |
| セグメント間の内部売上高 又は振替高 | 2,622 | 2,289 | 4,911 | 992 | 5,903 | △5,903 | - |
| 計 | 214,885 | 183,647 | 398,533 | 18,835 | 417,368 | △5,903 | 411,464 |
| セグメント利益 | 8,168 | 17,202 | 25,370 | 644 | 26,014 | 273 | 26,288 |
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム、人材派遣、機材賃貸、土木・建築工事等の関連サービスを実施しております。
2. セグメント利益の調整額273百万円は、未実現利益調整額であります。
3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| (単位:百万円) | |||||||
| 報告セグメント | その他(注)1 | 合計 | 調整額(注)2 | 四半期連結損益計算書計上額(注)3 | |||
| 物流事業 | 機工事業 | 計 | |||||
| 売上高 | |||||||
| 外部顧客への売上高 | 228,541 | 189,645 | 418,187 | 18,367 | 436,554 | - | 436,554 |
| セグメント間の内部売上高 又は振替高 | 2,596 | 3,277 | 5,874 | 939 | 6,814 | △6,814 | - |
| 計 | 231,138 | 192,923 | 424,062 | 19,306 | 443,368 | △6,814 | 436,554 |
| セグメント利益 | 8,373 | 19,903 | 28,276 | 1,324 | 29,600 | 157 | 29,757 |
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報システム、人材派遣、機材賃貸、土木・建築工事等の関連サービスを実施しております。
2. セグメント利益の調整額157百万円は、未実現利益調整額であります。
3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(収益認識関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
| (単位:百万円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 物流事業 | 機工事業 | その他(注)1 | 内部取引高 | 地域別 売上高計 (注)4 | |
| 売上高 | |||||
| 日本 | 199,213 | 175,842 | 19,616 | △48,052 | 346,619 |
| アジア(注)2 | 48,539 | 17,651 | 5 | △4,756 | 61,439 |
| 北・南米(注)3 | 3,063 | 1,076 | - | △734 | 3,405 |
| 内部取引高 | △38,553 | △13,212 | △1,778 | 53,544 | - |
| 事業別 売上高計 | 212,262 | 181,358 | 17,843 | - | 411,464 |
(注) 1. 「その他」の区分は「物流事業」、「機工事業」に含まれない事業セグメントであり、情報システム、人材派遣、機材賃貸、土木・建築工事等の関連サービスを実施しております。
2. 「アジア」に含まれる地域は、東アジア(中国、香港、台湾)、東南アジア(シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)、南アジア(インド)、中近東(サウジアラビア他)であります。
3.「北・南米」に含まれる地域は、米国、ブラジルであります。
4.当社グループは各地域において各法人に属する設備・従業員等により顧客と密接に結びつきながらサービスを提供しているため、地域別の分解は各社の所在地を基礎としております。
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
| (単位:百万円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 物流事業 | 機工事業 | その他(注)1 | 内部取引高 | 地域別 売上高計 (注)4 | |
| 売上高 | |||||
| 日本 | 206,505 | 185,011 | 20,428 | △52,864 | 359,081 |
| アジア(注)2 | 59,318 | 19,205 | 5 | △6,452 | 72,077 |
| 北・南米(注)3 | 5,246 | 1,057 | - | △908 | 5,396 |
| 内部取引高 | △42,528 | △15,629 | △2,067 | 60,225 | - |
| 事業別 売上高計 | 228,541 | 189,645 | 18,367 | - | 436,554 |
(注) 1. 「その他」の区分は「物流事業」、「機工事業」に含まれない事業セグメントであり、情報システム、人材派遣、機材賃貸、土木・建築工事等の関連サービスを実施しております。
2. 「アジア」に含まれる地域は、東アジア(中国、香港、台湾)、東南アジア(シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)、南アジア(インド)、中近東(サウジアラビア他)であります。
3. 「北・南米」に含まれる地域は、米国、ブラジルであります。
4.当社グループは各地域において各法人に属する設備・従業員等により顧客と密接に結びつきながらサービスを提供しているため、地域別の分解は各社の所在地を基礎としております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 項目 | 前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日至 2021年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日至 2022年12月31日) |
|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益 | 286.59円 | 343.90円 |
| (算定上の基礎) | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) | 17,019 | 20,117 |
| 普通株主に帰属しない金額(百万円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) | 17,019 | 20,117 |
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 59,385 | 58,496 |
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
(中間配当)
第114期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)中間配当について、2022年10月31日開催の取締役会において、2022年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 配当金の総額 4,094百万円
② 1株当たりの金額 70円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2022年12月5日
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月9日
山九株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ 福岡事務所 有限責任監査法人トーマツ 有限責任監査法人トーマツ
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 磯 俣 克 平 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 荒 牧 秀 樹 |
|---|
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている山九株式会社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、山九株式会社及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。