【表紙】
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
|---|---|
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2022年6月29日 |
| 【事業年度】 | 第39期(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
| 【会社名】 | 株式会社ワコム |
| 【英訳名】 | Wacom Co., Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 兼 CEO 井出 信孝 |
| 【本店の所在の場所】 | 埼玉県加須市豊野台二丁目510番地1 |
| 【電話番号】 | 0480(78)1211 |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役 兼 CFO 町田 洋一 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都新宿区西新宿八丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー31階 |
| 【電話番号】 | 03(5337)6502 |
| 【事務連絡者氏名】 | 取締役 兼 CFO 町田 洋一 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社ワコム 東京支社 (東京都新宿区西新宿八丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー31階) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回次 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | 第39期 | |
| 決算年月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 82,262,867 | 89,498,505 | 88,579,866 | 108,531,067 | 108,789,859 |
| 経常利益 | (千円) | 3,584,698 | 4,149,067 | 5,194,262 | 14,090,803 | 14,351,004 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 2,361,885 | 3,851,242 | 3,917,486 | 10,225,669 | 10,954,987 |
| 包括利益 | (千円) | 2,387,356 | 3,730,372 | 3,283,285 | 11,077,235 | 11,871,888 |
| 純資産額 | (千円) | 22,668,481 | 25,427,954 | 27,734,774 | 37,688,817 | 43,503,052 |
| 総資産額 | (千円) | 50,909,513 | 51,551,107 | 51,155,703 | 71,181,334 | 73,332,474 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 139.45 | 156.54 | 170.75 | 232.00 | 273.65 |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 14.55 | 23.71 | 24.12 | 62.95 | 67.98 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 14.54 | 23.71 | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 44.5 | 49.3 | 54.2 | 52.9 | 59.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 10.8 | 16.0 | 14.7 | 31.3 | 27.0 |
| 株価収益率 | (倍) | 36.8 | 19.7 | 13.2 | 11.8 | 13.9 |
| 営業活動による キャッシュ・フロー | (千円) | 6,781,272 | 1,054,298 | 13,057,842 | 14,578,204 | △235,526 |
| 投資活動による キャッシュ・フロー | (千円) | △767,231 | △2,436,540 | △1,959,907 | △1,381,960 | △1,372,479 |
| 財務活動による キャッシュ・フロー | (千円) | △974,290 | △951,481 | △5,824,509 | △4,053,092 | △10,516,084 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 19,157,127 | 16,762,726 | 21,541,467 | 32,042,603 | 21,788,861 |
| 従業員数 | (人) | 1,036 | 1,031 | 1,012 | 1,007 | 1,069 |
| (外、平均臨時雇用者数) | (149) | (139) | (142) | (153) | (166) | |
(注) 第37期以降の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | 第39期 | |
| 決算年月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 67,860,543 | 80,542,693 | 71,172,539 | 94,944,513 | 99,372,542 |
| 経常利益 | (千円) | 2,291,518 | 4,753,915 | 2,141,123 | 19,602,638 | 14,948,983 |
| 当期純利益 | (千円) | 1,565,887 | 3,965,987 | 966,398 | 16,192,425 | 11,418,340 |
| 資本金 | (千円) | 4,203,469 | 4,203,469 | 4,203,469 | 4,203,469 | 4,203,469 |
| 発行済株式総数 | (株) | 166,546,400 | 166,546,400 | 166,546,400 | 166,546,400 | 166,546,400 |
| 純資産額 | (千円) | 13,693,737 | 16,686,768 | 16,673,522 | 31,748,018 | 37,108,591 |
| 総資産額 | (千円) | 38,874,140 | 39,917,118 | 35,640,678 | 56,730,046 | 61,347,935 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 84.18 | 102.72 | 102.65 | 195.43 | 233.42 |
| 1株当たり配当額 | (円) | 6.0 | 6.0 | 7.0 | 19.0 | 20.0 |
| (うち1株当たり中間配当額) | (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 9.64 | 24.42 | 5.95 | 99.68 | 70.86 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 9.64 | 24.42 | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 35.2 | 41.8 | 46.8 | 56.0 | 60.5 |
| 自己資本利益率 | (%) | 11.7 | 26.1 | 5.8 | 66.9 | 33.2 |
| 株価収益率 | (倍) | 55.5 | 19.1 | 53.4 | 7.5 | 13.3 |
| 配当性向 | (%) | 62.2 | 24.6 | 117.7 | 19.1 | 28.2 |
| 従業員数 | (人) | 378 | 380 | 378 | 393 | 410 |
| (外、平均臨時雇用者数) | (93) | (89) | (89) | (99) | (111) | |
| 株主総利回り | (%) | 134.6 | 118.9 | 83.8 | 194.3 | 249.0 |
| (比較指標:配当込みTOPIX) | (%) | (115.9) | (110.0) | (99.6) | (141.5) | (144.3) |
| 最高株価 | (円) | 690 | 654 | 490 | 1,035 | 965 |
| 最低株価 | (円) | 338 | 403 | 253 | 300 | 628 |
(注)1.第37期以降の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.第38期の1株当たり配当額には、特別配当5円50銭が含まれております。
3.最高株価及び最低株価は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。
2【沿革】
| 1983年7月 | 埼玉県上尾市において資本金48百万円にて株式会社ワコムを設立 電子機器事業(現ブランド製品事業)及びECS(Engineering Collaborative Solutions)事業(エンジニアリングソリューション事業に改称)を開始 |
|---|---|
| 1985年6月 | 本社を埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現久喜市)に移転 |
| 1988年4月 | ドイツ連邦共和国にワコムコンピューターシステムズ(現ワコムヨーロッパ)を設立(連結子会社) |
| 1990年7月 | 埼玉県北埼玉郡大利根町(現加須市)に豊野台工場を竣工 |
| 1991年7月 | アメリカ合衆国にワコムテクノロジーを設立(連結子会社) |
| 1993年1月 | 本社を埼玉県北埼玉郡大利根町(現加須市)(現在地)に移転 |
| 1996年6月 | 豊野台工場が国際品質保証規格ISO-9001の認証を取得(2005年3月全社拡大認証取得) |
| 2000年3月 | 中華人民共和国にワコムチャイナを設立(連結子会社) |
| 2002年4月 | ペン・センサーコンポーネント分野(現テクノロジーソリューション事業)へ進出 |
| 2003年4月 | 日本証券業協会JASDAQ市場上場 |
| 2004年4月 | 大韓民国にワコムデジタルソリューションズ(現ワコムコリア)を設立(連結子会社) |
| 12月 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場 |
| 2005年4月 | オーストラリア連邦にワコムオーストラリアを設立(連結子会社) |
| 12月 | 東京証券取引所市場第一部上場 |
| 2006年3月 | 国際環境規格ISO-14001の認証を取得 |
| 4月 | 中華人民共和国 香港特別行政区にワコムホンコンを設立(連結子会社) |
| 5月 | シンガポール共和国にワコムシンガポールを設立(連結子会社) |
| 12月 | ジャスダック証券取引所への上場を廃止し、東京証券取引所市場第一部へ上場市場を一本化 |
| 2008年9月 | 台湾にワコムタイワンインフォメーションを設立(連結子会社) |
| 2010年8月 | アメリカ合衆国にワコムテクノロジーサービスを設立 |
| 10月 | インド共和国にワコムインディアを設立(連結子会社) |
| 2017年12月 | エンジニアリングソリューション事業を日東工業株式会社へ譲渡 |
| 2019年3月 | ワコムテクノロジーとワコムテクノロジーサービスを合併(前者が存続会社) |
| 2022年4月 | 東京証券取引所プライム市場に移行 |
3【事業の内容】
当社グループは、ブランド製品、テクノロジーソリューションの各事業製品の開発・製造・販売を主な活動としているほか、サービス業務等を行っております。
事業の内容と当社及び当社の関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。
なお、下記の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。
(1)ブランド製品事業
| 製品区分 | 主要製品 | 関係会社 |
| クリエイティブソリューション | ・ディスプレイ 液晶ディスプレイ面に直接描画と文字入力ができるペンタブレット ・ペンタブレット 筆圧感知ができるペンにより非常に繊細な描画等が可能なペンタブレット及び簡単な操作で使用できるペンタブレット ・モバイル OSを搭載したクリエイティブタブレット <使用用途> コンピューターグラフィックを利用したグラフィックスデザイン、映画やアニメの制作、写真編集、工業デザイン及びイラストレーション、ホームページデザイン、オンライン教育及びテレワークでの利用等 | 当社 ワコムヨーロッパ ワコムテクノロジー ワコムチャイナ ワコムコリア ワコムオーストラリア ワコムホンコン ワコムシンガポール ワコムタイワンインフォメーション ワコムインディア |
| ビジネスソリューション | 液晶ディスプレイ面に直接描画や文字入力ができるビジネス用途向け製品 <使用用途> 教育分野、医療分野、デジタルサイン分野での利用等 |
(2)テクノロジーソリューション事業
| 製品区分 | 主要製品 | 関係会社 |
| AESテクノロジーソリューション | デジタルペン技術(アクティブES:Active Electrostatic/EMR:Electro Magnetic Resonance)を搭載した、デジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネル等の部品及びモジュール <使用用途> タブレットPC、電子書籍や携帯端末等のモバイル機器への組み込み利用等 | 当社 ワコムチャイナ ワコムタイワンインフォメーション |
| EMRテクノロジーソリューション他 |
以上の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
連結子会社
| 名称 ( )内は英文名 | 住所 | 資本金 (千円) | 主要な事業の内容 (注)1 | 議決権の所有割合又は被所有割合 (%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ワコムヨーロッパ (Wacom Europe GmbH) (注)2(注)3 | ドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ市 | 557,648 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の欧州、アフリカ、中東での販売及び開発。 役員の兼任あり。 |
| ワコムテクノロジー (Wacom Technology Corporation) (注)2(注)3 | アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市 | 1,020,249 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の北中南米での販売及び開発。 役員の兼任あり。 |
| ワコムチャイナ (Wacom China Corporation) | 中華人民共和国北京市 | 187,017 | ブランド 製品事業 テクノロジーソリューション事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の中国(香港を除く)での販売及び開発。 役員の兼任あり。 |
| ワコムコリア (Wacom Korea Co.,Ltd.) | 大韓民国ソウル特別市 | 243,303 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の韓国での販売。 役員の兼任あり。 |
| ワコムオーストラリア (Wacom Australia Pty. Ltd.) | オーストラリア連邦ノースライド市 | 121,170 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品のオセアニアでの販売。 役員の兼任あり。 |
| ワコムホンコン (Wacom Hong Kong Limited) | 中華人民共和国香港特別行政区 | 0 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の香港での販売。 役員の兼任あり。 |
| ワコムシンガポール (Wacom Singapore Pte. Ltd.) | シンガポール共和国シンガポール市 | 21,329 | ブランド 製品事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の東南アジア及び南アジアでの販売。 役員の兼任あり。 |
| ワコムタイワンインフォメーション (Wacom Taiwan Information Co.,Ltd.) | 台湾 台北市 | 55,429 | ブランド 製品事業 テクノロジーソリューション事業 | 100.0 | 当社電子機器製品の台湾での販売及び開発。 役員の兼任あり。 |
| ワコムインディア (Wacom India Private Limited) | インド共和国 ニューデリー市 | 36,125 | ブランド 製品事業 | 100.0 (1.0) (注)4 | 当社電子機器製品のインドでの販売。 役員の兼任あり。 |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める比率が10%を超えております。
| ワコムヨーロッパ | ワコムテクノロジー | ||
|---|---|---|---|
| 主要な損益情報等 | (1)売上高 | 14,532,411千円 | 19,240,964千円 |
| (2)経常利益 | 450,543千円 | 107,756千円 | |
| (3)当期純利益 | 336,901千円 | 69,162千円 | |
| (4)純資産額 | 1,699,764千円 | 3,595,100千円 | |
| (5)総資産額 | 7,658,310千円 | 9,209,250千円 |
4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
| 2022年3月31日現在 | ||
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| ブランド製品事業 | 565 | (92) |
| テクノロジーソリューション事業 | 322 | (49) |
| 報告セグメント計 | 887 | (141) |
| 全社(共通) | 182 | (25) |
| 合計 | 1,069 | (166) |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマー、派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門等の従業員数であります。
(2)提出会社の状況
| 2022年3月31日現在 | ||||
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) | |
| 410 | (111) | 44.5 | 10.6 | 11,227,493 |
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | |
| ブランド製品事業 | 177 | (46) |
| テクノロジーソリューション事業 | 155 | (48) |
| 報告セグメント計 | 332 | (94) |
| 全社(共通) | 78 | (17) |
| 合計 | 410 | (111) |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く。)であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマー、派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門等の従業員数であります。
(3)労働組合の状況
当社において、労働組合は結成されておりましたが、現在は活動をしておりません。また、一部の連結子会社において、労働組合が結成されております。当社グループにおける労使関係は良好であり、特に記載すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針、経営戦略及び対処すべき課題
当社グループは、2019年3月期からスタートした『Wacom Chapter2』において、お客様が生涯を通じてデジタルインクの創造する価値を体験できる「Life-long Ink」のビジョンを掲げ、最高のデジタルインク体験をお届けすべく、各種施策に取り組んでまいりました。その取り組みをさらに発展、進化させるべく『Wacom Chapter3』(対象期間:2022年3月期~2025年3月期)を策定しました。
①『Wacom Chapter2』の振り返り
私たちが掲げた3つのテーマ「テクノロジー・リーダーシップの推進」「アイランド(ブランド事業)&オーシャン(テクノロジー事業)による緊密な連携」「大胆な選択と集中」は、相互に連関し合う全社戦略として機能し、主に以下の成果を得ることができました。
a. 製品ポートフォリオの変革
当社ブランド製品のエントリーユーザー層の裾野拡大につながる製品ポートフォリオの変革を行い、アプリケーション・パートナーとの協業を深化させたクリエイティブ領域のみならず、教育領域においても多くのお客様にインク体験をご提供することができました。これにより、開発進行中のデジタルインクに関するコア技術の将来的な高度利用につながる事業基盤の拡大に寄与しました。
b. ペンと紙のデジタル体験の機会拡大
タブレットやノートPCといった広く普及しているデバイスのみならず、電子ペーパーや教育事業者向けの専用デバイスなどを取り扱う多様なビジネスパートナーのお客様にも、当社グループの技術ソリューションを通じて進化したペンと紙のデジタル体験を広くご提供することができたことで、働き方や学び方などユースケースの多様化への備えが前進しました。
c. 筋肉質な組織体制の構築と効率重視の組織運営の実行
研究開発や技術の展開、製品企画、資材調達、品質管理、在庫管理の各領域で事業部門の壁を越えた取り組みが活性化し、課題に焦点を当てつつ利益を重視する姿勢が組織全般に浸透した結果、全社的な収益性の改善を通じて将来に向けた積極的、持続的な技術投資を支える基盤が構築できました。
d. 社会を構成する多様なコミュニティを意識した個人の力量発揮を促す企業文化
エンジニア組織を中心に志の高い個人が核となるプロジェクトチームを複数立ち上げ、様々なコミュニティのパートナーが有する強みとの融合を通じた価値創造によって、全ての関係者が成長を分かち合う意識の醸成が進みました。
これらの取り組みの結果、『Wacom Chapter2』で掲げた2022年3月期における経営指標の目標(連結営業利益率10%、連結売上高1,000億円、ROE(連結株主資本利益率)15~20%)を、1年先行する2021年3月期に達成することができました。
私たちは、脈々と続く「Life-long Ink」という長い旅路の通過点にあって、これまでの3年間で得た学びを活かし、さらに発展、進化の歩みを止めることなく、2022年3月期を起点として次のステージに進むことを決意しました。
②『Wacom Chapter3』の骨子
a. ビジョンと5つの戦略軸
人間と社会にとって意味のある体験を、ワコムの技術を通して、長い期間ご提供し続け、この世界を少しでも人間的なものにすることに寄与すべく「Life-long Ink」のビジョンを継承し、5つの戦略軸を設定しました。
・Technology Leadership
ワコムの提供価値の源泉である技術革新に注力する。
・Community Engagement
コミュニティと深く連携し、価値ある体験を形成する。
・New Core Tech, New Core Value Proposition
新しいコア技術をもとに新しい価値を創造する。
・Technology Innovation for Sustainable Society
技術で持続可能な社会の発展に貢献する。
・Meaningful Growth
財務的な成長に加えて、多面的な意味を持つ成長を目指す。
ワコムが存在しているこの社会において、将来に向けて向き合わなければならないことは何なのかを深く考えた結果、この5つの戦略軸に集約することとしました。技術をもとに価値ある体験を創り、お客様に届けることがワコムの存在意義であり、それを一社だけではなく社会を構成する仲間たちとともに学び合いながら実現させていくこと。フォーカスすべき技術領域を明示し、その技術革新を持続可能な社会の実現につなげること。これらすべてが、製品、サービスをご購入、ご利用いただくお客様、資本をご提供いただいているステークホルダーの皆様、ワコムとビジョンを共感していただくコミュニティ、ワコムのチームメンバー、そしてこの多様で多面的な社会全体の成長をもたらすと信じて、施策の立案、実行を推進してまいります。
b. 戦略軸を支える技術ロードマップ
私たちは、このビジョンと戦略軸を支える技術のロードマップを、様々な状況変化に対応してダイナミックに展開していくことがとても大切だと考えております。ペンやペーパー、インクに関する現行のコア技術に加えて、インク技術をAIやXR(多様な新しい現実体験)、セキュリティの各技術と融合させた新たなコア技術の社会実装を目指してまいります。
c. 具体的な体験の提供
『Wacom Chapter3』の最終年度までに、現行のコア技術を進化させた新たな商品ポートフォリオの展開と新しい顧客群の開拓に加えて、AIやXR、セキュリティに関する新たなコア技術を応用して、教育や創造支援、空間描画、著作権保護の領域で新しい製品、サービスが提供できるよう取り組んでまいります。
d. コミュニティや社会との関わり
私たちは、「アート、テクノロジー、学び」を中長期及び社会的な視点から持続的に支えていくために、新たな視点や発想を取り入れ、社会を構成する個々のコミュニティや一人一人の「多面的な成長」の実現に貢献していきたいと考えております。その一環として、2021年2月16日に設立された一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジの活動を尊重し、支援する取り組みを実施しております。
e. ワコムが考える成長のイメージ
私たちは、財務的な成長をしっかりと追求するとともに、「Life-long Ink」の理念のもと、お客様や様々なコミュニティのパートナーの皆様とともに、「意味深い成長」(Meaningful Growth)を目指します。「意味深い成長」とは、ワコムの財務的な成長だけではなく、私たちのお客様が製品・サービスのユーザー体験を通じて感じる成長であり、私たちが日々の暮らしを営む社会やコミュニティ全体が新たな学びを積み重ねていくことであり、一人一人の自己実現を通じた成長で構成されると考えております。
財務的な成長については、現行のコア技術やビジネスモデルを進化させる形で安定的に事業を成長させていくことに加えて、新たなコア技術やビジネスモデルの開発への投資を通じて、『Wacom Chapter3』の後半2年間において新規ビジネスの萌芽をつくりだし、2026年3月期以降の次のステージにおいて成長を加速させてまいります。
投資効率を意識した成長を促進させるための新たな経営指標としてROIC(投下資本利益率)を導入するとともに、多様で専門的な視点を有する取締役会メンバーによる本質的な議論をさらに活発化させ、経営の質を高めることで企業価値の向上を目指します。
(2)経営環境
需給不均衡とコロナ禍における政策支援が原因となって、多くの国でインフレが進行し金融政策の引き締めが促されていく中、ロシア・ウクライナ情勢は、世界経済の見通しの不確実性を異例の高さに押し上げており、その経済的損失は、世界経済の成長が大幅に減速する一因となるほか、物価上昇が加速していくことが見込まれております。これらの情勢を背景に、企業業績に与える影響の大きい今後の為替相場の動向についても、対ドル、対ユーロともに不透明感があります。IT市場を中心とする事業環境については、IoTによるデータソースの多様化、モバイル、クラウド、ビッグデータ、ソーシャルネットワークなどの技術革新に伴う情報処理の低価格化、利用の容易化がさらに進んでいくことが見込まれております。
(3)目標とする経営指標
このような状況下、前述の5つの戦略軸を柱に、以下の経営指標を達成することを目標としております。
①事業活動の効率性
新たな指標としてROIC(投下資本利益率)25~30%程度を目安として事業を運営してまいります。
②資本の効率性
ROE(自己資本利益率)20%程度を想定しております。
③株主還元
配当方針については、適正な財務の健全性を確保することを念頭に、連結ベースの配当性向の目安を30%程度としたうえで、1株当たり配当の中長期的な増加を通じた利益還元に努めてまいります。自己株式取得については、投資機会や財務状況などを考慮のうえ、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として遂行してまいります。
2【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営環境に関するリスク
①為替レートの変動
当社グループの製品の販売は、日本国内に関しては当社で、海外に関しては大半を海外子会社で、また、製品の生産は、中国を中心とした外注製造会社にて行っております。現在、決済通貨は米ドル、ユーロ、日本円等であり、そのうち米ドルによる決済額が最も大きくなっております。米ドルに関しては、主に中国からの製品購入と、アメリカ及びアジア・オセアニア地域への製品販売の決済額をバランスさせることを基本としておりますが、販売地域別の製品ラインの動向や為替変動などを総合的に勘案しつつ、為替リスクの回避に努めております。また、ユーロなどの米ドル以外の通貨に関しては、変動幅などを考慮しつつ、為替予約等の柔軟な運用により為替リスクの回避に努めております。しかしながら、為替に急激な変動がある場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)事業活動に関するリスク
①業績の季節的変動
当社グループは、過去からの販売動向として、年末商戦や国内における年度末需要などの影響により、下期に増加する傾向があり、製品投入の時期によって四半期の業績が変動する可能性があります。
また、直近において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行によりオンライン教育及びテレワークの普及に伴う需要が変化し販売動向に影響を及ぼすなど、新たな事象の発生が各期の業績に変動をもたらす可能性があります。
②市場環境の変化
当社グループは、世界各国で販売活動を行っていること、クリエイティブソリューションにおいて当社製品がデザイン制作現場等のプロフェッショナルクリエイターに使用されていること、当社のテクノロジーソリューション事業の主要顧客がスマートフォンメーカー、ノートPC・タブレットメーカーであること等から、世界各国の経済動向、グラフィックス業界の動向、PC市場動向等が業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社の製品は、Windows OSやMac OSに対応した製品を主力としており、製品構成上は、ハードウェアは共通であり、ドライバーソフトウェアのみが対応するOSによって異なっております。今後、当社製品が新規に登場又は普及するOSやCPU等の新しいプラットフォームへの対応に遅れた場合や、互換性確保に問題が起きた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、市場環境の著しい悪化に伴い、当社グループが保有する固定資産の収益性が低下した場合には、減損損失の計上により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
③海外進出及び国際的活動
当社グループは、国境・地域を越えた生産、販売等を行っているため、地政学的観点から地域紛争が発生する場合や現地の労使関係に問題が発生した場合などは、生産委託先による製品の製造や物流活動、当該地域の当社子会社の販売活動等に支障を生じる可能性があります。その他、主要な海外市場における経済情勢の悪化、競争激化、移転価格税制等の国際税務リスクが発生した場合においても、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④特定の販売先への依存
当社グループの販売先は多岐にわたっておりますが、テクノロジーソリューション事業における主要販売先であるサムスングループへの売上高の割合は、連結売上高に対し、前連結会計年度は21.5%、当連結会計年度は21.8%であります。
サムスングループへの売上高は、サムスングループ製品の需要動向の影響を間接的に受ける可能性があります。また、サムスングループの経営戦略の変更等が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、今後も引き続き、最適なソリューションの提供等による顧客満足の獲得に努め、顧客の多様化による当該リスクの最小化に努めてまいります。
⑤他社との競争
当社グループは、グローバル市場を指向した製品開発、マーケティングを基本戦略としておりますが、特定の地域に特化した競合メーカーが、地域内シェアの獲得のために極端な市場戦略をとったり、国内産業保護政策などを利用して当社グループの参入を阻害する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、技術開発については、技術動向に留意し他社技術を積極的に評価しつつ、現行のペンやインクのデジタル技術に限定されずに進めていく必要がありますが、当社技術が短期間で陳腐化したり、想定していなかった新たな入力手段が出現し、それが急速に普及した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、技術的環境の著しい悪化に伴い、当社グループが保有する固定資産の収益性が低下した場合には、減損損失の計上により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、引き続きテクノロジー・リーダーシップの推進により、当社グループの提供価値の源泉である技術革新に注力してまいります。
⑥外部企業への製造依存
当社グループにとって生産委託先は、大量生産能力とコスト競争力に加えて、急速な需要変動に対応する供給力を備えており、当社事業戦略上の重要な位置を占めております。前述のとおり、中国を中心とした外注製造会社に生産を委託しているなか、米中貿易摩擦に対する関税リスク軽減策として、一部製品ラインの生産については中国以外の地域に移管するなど、コスト面にも配慮しつつ生産委託先の最適化・分散化を進めております。しかしながら、今後、生産委託先の経営上の問題、あるいは、生産委託先の工場において自然災害等の不慮の事故が発生し、製品の継続的生産が難しくなる場合、もしくは、生産委託先の工場を変更又は追加し、工場側の習熟に時間を要する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑦基幹部品、部材の供給と価格
今後、プラスチックケースや汎用部品のコストが上昇したり、IC、プリント基板、液晶等の汎用基幹部品が不足する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ペンスイッチ用セラミック部品やカスタムICなど当社独自の基幹部品についても、自然災害等によりセラミックメーカーやICメーカーからの継続的供給に問題が発生するなど、供給体制に問題が生じる場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、基幹部品についてのセカンドソースの早期確保や代替部品の開発に努めておりますが、汎用部品に関しては、長期需要予測による早期部品手配などによりリスクとコストの削減を図る必要があります。なお、当社グループ又は生産委託先が調達する部品に含まれる重金属・プラスチック等の素材について、各国の法規制又は当社製品の販売先の基準等により使用又は使用量の制限等に変更がある場合には、部品・設計の変更等が必要となり、製造コストや管理コストが上昇するなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、かかる部品を含む製品を販売した後に、これらの規制又は基準が変更された場合にも、製品の取替えが要求されるなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。
直近においては、半導体を中心とした電子部品や材料の調達納期が長期化し、納期を守れないリスクが増大する中、鍵となる主要部品に関して、先行手配と納期管理を強化しております。今後も、半導体製品の世界規模での争奪戦を予想し調達の確保に取り組んでまいります。
⑧製品の欠陥又は重大な品質問題
当社グループは、品質維持に万全を期しておりますが、製造物責任賠償や大規模なリコールにつながる欠陥が明らかとなった場合は、賠償金その他による多額のコスト負担はもとより、当社グループ及び当社製品への信頼・評価に深刻な影響を与え、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、これらの問題に対処するため、引き続き、生産委託先における生産状況の監視や、管理プロセス及び市場において発見された品質問題の共有データベースシステムの強化等に取り組んでまいります。
⑨人材の確保
当社グループは、企画、開発、設計、製造、販売、サービス等の各機能に必要な人材確保にグローバルで努めております。しかしながら労働市場における人材の獲得競争は激化しており、有能な人材の採用や雇用の継続が困難になった場合は、研究開発に十分な資源を投入できないことによる製品競争力の低下や労働力不足による製品の安定供給への支障など、結果として当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、有能な人材が流出してしまった場合には、今後の事業展開に制約を受けることとなり、その結果、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩情報セキュリティ
当社グループは、コンピューターウイルス等によるサイバー攻撃に対しての備えとして、IT環境の整備・強化や社員の情報リテラシー(情報活用能力)を高めるため定期的な教育等の対応を継続的に行っておりますが、想定外の攻撃によるリスクは残るものと考えております。そのため、外部からのサイバー攻撃やコンピューターウイルスの侵入等によるデータの棄損や漏洩を完全に防止できるものではなく、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、今後も引き続き、外部によるサイバーセキュリティー評価への対応、全社の情報区分・管理体制の構築、社内外に対する技術情報管理対応、全社トレーニングの改善、ローカルサーバーのクラウド移行の継続等に取り組んでまいります。
⑪自然災害と事故等
当社グループでは、自然災害・事故等の発生に備えたリスク管理を実施しておりますが、大地震等の大規模自然災害や火災等の突発的な事故が発生した場合には、製造設備の損害等によりサプライチェーン全体へ支障が生じるおそれがあり、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、新型の感染症等が拡大した場合も同様に、業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行については、依然、収束の時期についての見通しは立っておらず、業績に与える影響を合理的に予測することは困難であります。当社グループは、全世界的に、テレワークの実施等柔軟な勤務体制を継続することで、コロナ禍後の新しい働き方の在り方を検討するとともに、従業員の安全を確保し、感染拡大防止に向けた社会的責任を果たしております。
(3)法的規制及び訴訟等に関するリスク
①知的財産権への抵触・侵害
当社グループは、新製品の開発・発売に際し、他社及び個人の特許権・商標権等への抵触・侵害が発生しないよう現地特許事務所等を利用して事前調査を行い、可能性が予見できる場合には回避策をとるなど、他社及び個人の知的財産権の侵害を未然に防止できるよう、万全の注意を払っております。しかしながら、各国の法制度の違いや、データベース調査の限界によって予見できない場合、さらには当社製品の発売後に権利化された場合には、特許権等に抵触するなどの可能性は完全に排除することはできません。そのような場合には、他社又は個人から特許権等の知的財産権の侵害としてクレームを受けたり、提訴される可能性があります。一方、他社から侵害があった場合も、クレームや訴訟等断固たる処置をとりますが、経過によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの特許権等の知的財産権の権利期間が満了したり、あるいは、特許訴訟や無効審判請求などによって特許権の権利範囲の変更や無効の判断が出された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、今後も引き続き、第三者の知的財産権に対する侵害の予防や当社グループが保有する知的財産権の保護への対策を検討、実施してまいります。
②法的規制等
当社製品が販売されている各国においては、電磁波規制や安全規制、製造物責任(PL)関連法等が定められております。当社グループは、法規制の動向に留意し、製品・サービスの迅速な対応に努めておりますが、新規規制の制定や規制変更に関して十分な対応がとれない場合や、我が国又は当社製品の生産委託先国において、輸出規制又は輸入規制の変更があった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、関税などの監督当局による法令の解釈、規制、税率の変更などにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。
③独占禁止法適用等
世界主要地域において、当社グループのペンタブレット市場シェア(国内シェア:94.0%(期間:2021年1月1日~12月31日 株式会社BCN調べ)※)がさらに拡大し、各国政府より当社グループが技術の発達や自由な競争を妨げ、市場の発展や顧客利益を損なっていると判断された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(※)世界シェアについては、公表されたデータがないため、記載しておりません。
④機密情報及び個人情報の管理
当社グループは、事業上の重要情報及び事業活動の過程で入手した個人情報や顧客、取引先、提携先等の機密情報を保有しておりますが、昨今、国内外においてはGDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)に代表される個人情報を主体とする各種情報の保護に対する法令の制定が進んでおり、その遵守のためのルール整備や情報システムの強化が求められております。当社グループにおいても、関係法令遵守のため、当社グループの個人情報保護方針を明示し、社内規程類の整備と運用及び社員への教育を行っておりますが、万一、不測の事態によってこれらの情報が漏洩した場合や、違反に対する当局からの制裁金や訴訟による損害賠償金等を支払うこととなった場合は、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
直近においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行に伴うWEBセミナーの増加や、教育などの新規分野へのアプローチにより、個人情報の収集機会は増加しており、各国の法令に合わせたプライバシーポリシーの変更、CCPA対応、クッキー管理ツールの導入、プロジェクト支援等の対応を進めております。今後はさらに、各国毎のポリシーの整備継続、中国個人情報保護法への対応、越境データへの対応、社内トレーニングの実施等に取り組んでまいります。
⑤コンプライアンス
当社グループは、国内外で事業活動を行っており、また、関連する法令や規則は広範囲にわたっております。国内では、会社法、税法、金融商品取引法、独占禁止法、知的財産法、情報管理・個人情報保護法、労働法、貿易・環境規制など、海外でもその地域における事業活動に関連する法令や規則を遵守することが求められております。
当社グループでは、コンプライアンス リスク コミッティや第三者が運営する内部通報制度であるWacom Speak-up Lineを設置し、コンプライアンス推進体制を確立しております。役員及び従業員に対しては、ワコム倫理・行動規範を社内ポータルサイトに掲示し、定期的なオンライン教育やセミナーを実施するなどして、コンプライアンスの全社的な徹底を図っております。
しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクを完全に取り除くことは困難であり、関連する法令や規則の義務を実行できない事態が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)における当社グループを取り巻く事業環境において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下、世界経済は各国でのワクチン接種の進捗や政策支援の有効性の違いなどにより回復の格差が見られました。そして、米国など幾つかの先進国での景気回復が急速に進んだ一方で、インフレ圧力の上昇と財政支援の縮小、さらにウイルスの変異株台頭による感染の再拡大、加えて当第4四半期連結会計期間(2022年1~3月期)に入り、ロシア・ウクライナ情勢に起因した地政学的緊張の高まりとエネルギーや食料価格の高騰も見られたことから、経済成長の減速リスクを伴った不透明な状況が続きました。このような情勢下、IT市場では、世界各地での移動や渡航制限によりモバイル、クラウド、ビッグデータ、ソーシャルネットワークの重要性が高まり、それらに関連した技術革新や利便性向上などが見られました。また、インターネット上の仮想空間で実社会に近い活動が行われるメタバースとその親和性が高いブロックチェーン技術を用いて、デジタル作品を流通させる新たな仕組みなどの開発も進みました。なお、同期間の主要通貨に対する円相場は、各国の景気や金融・貿易政策等に対する見方を反映し、前年同期の平均レートと比較すると対ドル及び対ユーロでは小幅に円安、対中国元でも円安となりました(為替変動による連結業績への影響は、売上高を約64億円押し上げ、営業利益を約15億円押し上げたと試算)。
このような事業環境の下、当社グループは、2021年5月12日に発表した2025年3月期を最終年度とする中期経営方針「Wacom Chapter3」に則って、引き続きペンやインクのデジタル技術で常に市場の主導権を握り、「意味深い成長(財務的な成長だけではなく、私たちのお客様が製品・サービスのユーザー体験を通じて感じる成長であり、私たちが日々の暮らしを営む社会やコミュニティ全体が新たな学びを積み重ねていくことであり、一人一人の自己実現を通じた成長で構成される多面的な意味を持つ成長)」を目指して事業運営にあたりました。当連結会計年度では、VR(仮想現実)/MR(複合現実)、AI(人工知能)、セキュリティ(安全性)、教育といった成長分野において、事業モデルを一段と進化させるための戦略を協業パートナーとともに推し進めるとともに、生産性やコスト構造の改善にも全社的に努め、経営判断の質の向上を通して経営課題に取り組みました。
ブランド製品事業については、創造性発揮のための最高体験をお客様にお届けするため、技術革新に取り組むとともに、顧客サービスの向上に努めました。当連結会計年度では、主力のクリエイティブソリューションにおいてプロ向けディスプレイ製品を中心に販売を伸ばしましたが、ペンタブレット製品の中価格帯モデルの販売が減少したことなどから、ブランド製品事業全体としての売上高は、前年同期を下回りました。
テクノロジーソリューション事業については、デジタルペン技術(アクティブES:Active Electrostatic、EMR:Electro Magnetic Resonance)の事実上の標準化に取り組むとともに、タブレット・ノートPC市場での利用拡大や教育市場での事業機会の拡大に努めました。当連結会計年度では、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューション他ともに売上高が前年同期を上回ったことから、テクノロジーソリューション事業全体としての売上高は、前年同期を上回りました。
中期経営方針の戦略軸に沿った全社的な取り組みとしては、成長の促進を図るため、投資効率を意識しつつ、新たなコア技術やビジネスモデルの開発への積極的な投資を行いました。そして、2021年11月には、人間の創造性の源に思いを馳せ、アート、教育、テクノロジーなど多様な領域のパートナーと共創する「創造的混沌」をテーマとしたコミュニティイベント「Connected Ink(コネクテッド・インク)2021」を開催し、最新のデジタルトランスフォーメーションの動向を踏まえて、インク・テクノロジーを駆使した多様なパートナーとの取り組みを発表しました。また、新たに社外女性取締役が2021年6月に着任し、多様で専門的な視点を有する取締役会による本質的な議論をさらに活発化させ、経営の質を高めることに努めました。
当社は、2020年3月期からブランド製品事業の一部製品ラインの主要生産工程を中国以外に移管するなどの対応を行い、一部対米輸出モデルにおいて米国税関国境取締局から、対中追加関税措置を適用されないことが認められました。その措置に基づき、関税対応を見直し売上原価に与える影響を低減(売上原価を約9億円押し下げ)させるに至りました。
(注)当社グループの事業活動への新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下における影響及び取り組み、並びにロシア・ウクライナ情勢による影響及び取り組みについては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 <新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下における事業活動への影響及び取り組み>、<ロシア・ウクライナ情勢による事業活動への影響及び取り組み>」をご覧ください。
これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a. 財政状態
当連結会計年度末における資産の残高は、73,332,474千円となり、前連結会計年度末に比べ2,151,140千円増加しました。これは主に、原材料及び貯蔵品が3,434,387千円、売掛金が3,212,564千円、商品及び製品が2,478,629千円及び流動資産のその他が2,146,507千円増加し、現金及び預金が10,253,742千円減少したことによります。
負債の残高は、29,829,422千円となり、前連結会計年度末に比べ3,663,095千円減少しました。これは主に、買掛金が2,231,265千円及び流動負債のその他が1,725,997千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が4,000,000千円、賞与引当金が2,689,716千円及び未払法人税等が1,521,627千円減少したことによります。
純資産の残高は、43,503,052千円となり、前連結会計年度末に比べ5,814,235千円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益で10,954,987千円増加し、剰余金の配当で3,086,536千円、自己株式の増加により2,980,796千円減少したことによります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ6.4ポイント増加し、59.3%となりました。
b. 経営成績
当連結会計年度における売上高は108,789,859千円(前年同期比0.2%増)となり、営業利益は13,023,871千円(同2.9%減)、経常利益は14,351,004千円(同1.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,954,987千円(同7.1%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、10,253,742千円減少(前年同期は10,501,136千円増加)し、当連結会計年度末には21,788,861千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの内訳は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、235,526千円(前年同期は14,578,204千円の収入)となりました。これは、当連結会計年度において法人税等の支払額6,263,280千円、棚卸資産の増加額5,347,475千円、売上債権の増加額2,898,176千円及び賞与引当金の減少額2,793,355千円などの支出要因が、税金等調整前当期純利益14,560,678千円などの収入要因を上回ったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,372,479千円(前年同期は1,381,960千円の使用)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出1,331,469千円、無形固定資産の取得による支出196,834千円及び投資有価証券の売却による収入287,860千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、10,516,084千円(前年同期は4,053,092千円の使用)となりました。主な内訳は、長期借入金の返済による支出4,000,000千円、配当金の支払額3,079,406千円及び自己株式の取得による支出3,005,964千円であります。
③生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| ブランド製品事業(千円) | 29,068,074 | 90.3 |
| テクノロジーソリューション事業(千円) | 36,139,262 | 105.0 |
| 合計(千円) | 65,207,336 | 97.9 |
(注)上記の金額には、製品仕入実績を含んでおります。
b. 受注実績
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| ブランド製品事業(千円) | 52,640,939 | 92.9 |
| テクノロジーソリューション事業(千円) | 56,148,920 | 108.3 |
| 合計(千円) | 108,789,859 | 100.2 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| サムスングループ | 23,326,545 | 21.5 | 23,721,973 | 21.8 |
2.サムスングループには、主に、Samsung Electronics Japan Co., Ltd.、Samsung Electronics Co., Ltd.が含まれております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
当社グループのセグメントごとの業績に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
◎ ブランド製品事業
<クリエイティブソリューション>
クリエイティブソリューションは、プロ向けのディスプレイ製品を中心に販売を伸ばしましたが、ペンタブレット製品の販売が減少したことなどから、小幅に減収となりました。また、2021年3月期より引き続き、一部製品において、アンドロイドOSやクロームOSへの対応を進めました。
○ ディスプレイ製品
「Wacom Cintiq Pro(ワコム シンティック プロ)」は、営業活動を活発に行い、前年同期の売上高を大幅に上回りました。2021年10月には、クリエイターのために使いやすさを追求した新しい「Wacom Cintiq Pro 16」を発表しました。「Wacom Cintiq(ワコム シンティック)」については、前年同期の売上高を小幅に下回りました。2020年3月期に発表した「Wacom One(ワコム ワン)液晶ペンタブレット13」は、前年同期の売上高を下回りました。これらの結果、ディスプレイ製品全体の売上高は、前年同期を僅かに上回りました。
○ ペンタブレット製品
「Wacom Intuos Pro(ワコム インテュオス プロ)」は、経年等の影響がある中、営業活動を活発に行い、前年同期の売上高を僅かに上回りました。「Wacom Intuos(ワコム インテュオス)」は、経年に加え、需要に落ち着きが見られたこと等の影響により、前年同期の売上高を大幅に下回りました。「One by Wacom(ワン バイ ワコム)」は、前年同期の売上高を下回りました。これらの結果、ペンタブレット製品全体の売上高は、前年同期を下回りました。
○ モバイル製品他
デジタルペン搭載タブレット市場が拡大し競争環境が大きく変化するなか、Windows 10搭載クリエイティブタブレット「Wacom MobileStudio Pro(ワコム モバイルスタジオ プロ)」の寄与により、モバイル製品の売上高は、前年同期を上回りました。また、モバイル製品以外のスタイラスペン製品を中心とした売上高は、前年同期を大幅に下回りました。これらの結果、モバイル製品他全体の売上高は、前年同期を小幅に下回りました。
<ビジネスソリューション>
液晶ペンタブレットの売上高は、営業活動を活発に行い、前年同期を大幅に上回りました。この結果、ビジネスソリューション全体の売上高は、前年同期を上回りました。
これらの結果、ブランド製品事業の売上高は52,640,939千円(前年同期比7.1%減)、セグメント利益は8,712,098千円(同4.2%減)となりました。また、部材調達リスクに備えた在庫水準の上昇等により、セグメント資産は前連結会計年度末に比べ3,215,280千円増加の18,863,366千円となりました。
◎ テクノロジーソリューション事業
<AESテクノロジーソリューション>
生産サプライチェーンオペレーションの制限があった中、AESテクノロジーソリューション全体の売上高は、前年同期を上回りました。アクティブES方式デジタルペン製品については、OEM提供先のメーカー各社から引き続き高い評価を得ております。
<EMRテクノロジーソリューション他>
OEM提供先の製品ポートフォリオの変化や生産サプライチェーンオペレーションの制限を受けたものの、OEM提供先のメーカー向けの売上高は増加しました。この結果、EMRテクノロジーソリューション他全体の売上高は、前年同期を僅かに上回りました。
これらの結果、テクノロジーソリューション事業の売上高は56,148,920千円(前年同期比8.3%増)、セグメント利益は8,888,420千円(同4.0%減)となりました。また、部材調達リスクに備えた在庫水準の上昇や売上高の増加に伴う売掛金の増加等により、セグメント資産は前連結会計年度末に比べ7,461,374千円増加の22,080,662千円となりました。
<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行下における事業活動への影響及び取り組み>
当連結会計年度での当社グループの事業活動への影響及び取り組みについては、以下のとおりであります。
ブランド製品事業では、当連結会計年度において、各国間で状況に差はあるものの概ね経済活動が再開されたことに伴い営業活動を活発に行いました。その結果、主にクリエイティブソリューションのプロ向けのディスプレイ製品及びペンタブレット製品、ビジネスソリューションの販売に回復が見られました。一方で、前年同期と比べて落ち着きが見られた需要が、クリエイティブソリューションのペンタブレット製品の中価格帯モデルの販売に影響を及ぼしました。
テクノロジーソリューション事業では、当連結会計年度において、東南アジアでの感染再拡大や中国でのゼロコロナ政策の徹底、世界的な半導体不足を受けて、生産サプライチェーンオペレーションが制限されたことなどから、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューション他の業績に影響を及ぼしました。
全社的な取り組みとしては、全世界的に、テレワークの実施等柔軟な勤務体制を継続することで、コロナ禍後の新しい働き方の在り方を検討するとともに、従業員の安全確保、感染拡大防止に向けた社会的責任の遂行を図りました。
<ロシア・ウクライナ情勢による事業活動への影響及び取り組み>
当連結会計年度での当社グループの事業活動への影響及び取り組みについては、以下のとおりであります。
当社グループは、ロシア及びウクライナに事業拠点を有しておらず、また、当連結会計年度における両国の売上高は、2022年3月期連結売上高の約1%(前年同期での同売上高は2021年3月期連結売上高の約1%)であり、影響は軽微でありました。
なお、金融や物流等の困難な状況を鑑み、同地域への直接的な出荷を停止しました。また、ウクライナにおける人道的危機への支援として、2022年3月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通して30百万円の寄付を実施し、さらに、地域ごとにきめ細かなサポート活動を実施できるよう「Stand Together基金」という呼称で2023年3月期における20百万円の予算枠を設けることも決議しました。
b. 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、これらのリスクに対して、継続的にモニタリングを行って現状把握に努めるとともに、低減・回避等の対応に努めております。なお、当連結会計年度末現在において、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載されたリスクに関する重要な事象等は存在しておりません。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度における当社グループのキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、VR(仮想現実)/MR(複合現実)、AI(人工知能)、セキュリティ(安全性)、教育といった成長分野に対応した新製品や次世代デジタルペン技術にかかる研究開発費、量産出荷のための金型設備投資、管理部門等における業務効率向上のためのITシステム投資であります。なお、設備もしくはシステムとして資産計上される資本的支出の規模は、毎期20億円~25億円程度を目安としております。当連結会計年度においては、製品量産用金型や自動組立機への投資などがあるものの、投資計画そのもののキャンセルや投資時期の見直しがあり、総額約17億円となりました。
b. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金調達、資金運用等に関する取り組み方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)」に記載のとおりであります。なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は、約29億円(借入金20億円、リース負債約9億円)であります。
また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、約218億円であります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の採用や、資産・負債及び収益・費用の計上及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り項目特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。
また、会計上の見積りを行うに際して使用した重要な仮定は、合理的であると判断しております。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大及びロシア・ウクライナ情勢が会計上の見積りに与える影響については、将来の業績の不確実性の程度が会計上の見積りに与える感応度は低い状況であると判断し、評価時点において入手可能な情報に基づく最善の見積りを行っております。
④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2019年3月期からスタートした『Wacom Chapter2』において、お客様が生涯を通じてデジタルインクの創造する価値を体験できる「Life-long Ink」のビジョンを掲げ、最高のデジタルインク体験をお届けすべく、各種施策に取り組んでまいりました。その取り組みをさらに発展、進化させるべく新たに『Wacom Chapter3』(対象期間:2022年3月期~2025年3月期)を策定し、以下の経営指標を達成することを目標としております。
a. 事業活動の効率性
新たな指標としてROIC(投下資本利益率)25~30%程度を目安として事業を運営してまいります。
b. 資本の効率性
ROE(自己資本利益率)20%程度を想定しております。
c. 株主還元
配当方針については、適正な財務の健全性を確保することを念頭に、連結ベースの配当性向の目安を30%程度としたうえで、1株当たり配当の中長期的な増加を通じた利益還元に努めてまいります。自己株式取得については、投資機会や財務状況などを考慮のうえ、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として遂行してまいります。
当連結会計年度における各経営指標の状況は次のとおりであります。また、2021年5月13日から2025年3月31日までの期間に、総額100億円を上限とする自己株式の取得を実施する方針を策定しており、当連結会計年度において累計30億円(累計3,515,500株)の自己株式の取得を実施しました。
| 前連結会計年度 (2021年3月期 実績) | 当連結会計年度 (2022年3月期 実績) | 2022年3月期~ 2025年3月期 目標 | |
|---|---|---|---|
| ROIC(投下資本利益率)(%) | 39.4 | 29.7 | 25~30%程度 |
| ROE(自己資本利益率)(%) | 31.3 | 27.0 | 20%程度 |
| 配当性向(%) | 30.2 | 29.4 | 30%程度 |
ROIC=税引後営業利益 / (正味運転資本の期首期末平均+事業用資産の期首期末平均)
事業用資産:有形固定資産+無形固定資産+他資産(うち事業用と定義するもの)
4【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5【研究開発活動】
当社グループは、「Life-long Ink」をビジョンとし、戦略軸を支える技術のロードマップを様々な状況変化に対応してダイナミックに展開していくことがとても大切だと考えております。ペンやペーパー、インクに関する現行のコア技術に加えて、その技術をAIやXR(多様な新しい現実体験)、セキュリティの各技術と融合させた新たなコア技術の開発を進めております。さらに、現行のコア技術を進化させた新たな商品ポートフォリオの展開と新しい顧客群の開拓に加えて、AIなどの新たなコア技術の社会実装への応用を進め、教育や創造支援、空間描画、著作権保護の領域で新しい製品、サービスが提供できるよう、研究開発活動に取り組んでおります。
当社グループの研究開発活動の内容は、①基礎技術・要素技術の研究、②新製品の企画、商品化開発、③既存製品の改良・改善に大別されます。研究開発部門は、要素技術や製品のシステム構成を反映したグループによって構成されており、それぞれが地域を越えたグローバル組織として構成されております。ハードウェア関連の技術開発、製品開発は国内を中心に行い、クラウドサービスでのデジタルインク関連技術はブルガリア、ドライバーソフトウェアの開発は米国、デジタルサインとセキュリティ関連は英国を中心に開発しております。また、ペンソリューションのOEM顧客向けカスタム開発は台湾でも行うなど、各技術の特徴・要求を考慮した組織を各地域に置き、開発活動を行っております。さらに、株式会社プリファードネットワークスやエスディーテック株式会社などとのパートナーシップにより、AI技術の向上を図ってまいりました。
新製品の企画・開発においては、製品企画、設計開発に加えて、品質、SCM、マーケティングを交えたプロジェクトチーム制を採用し、地域や組織を越えて柔軟に運用しております。これらにより、グローバルスタンダードとなりうる製品を、企画・開発から市場投入まで一貫して管理し、製品仕様の向上や品質の確保、開発期間の短縮を可能にしております。
研究開発体制は、下図のとおりとなっております。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。
なお、研究開発費については、各セグメントに配分できない基礎研究費用(180,029千円)が含まれており、当連結会計年度の研究開発費の総額は5,477,031千円となっております。
①ブランド製品事業
世界の先進ユーザーのニーズを先取りして、グローバルスタンダードとなりうる製品を継続的に市場に提供するため、新規技術・新規製品の開発に積極的に取り組むとともに、ユーザーインターフェイスの分野において知的財産権の拡大を図っております。また、急速に普及しつつあるVRコンテンツのデザインに対応する当社独自のVR空間内での描画ソリューションの開発や、ペンの性能と書き心地のさらなる追求のための次世代ペン技術の開発にも取り組んでおります。
クリエイティブソリューションにおいては、スマートフォンやタブレッド市場において普及しているアンドロイドOSや、近年の教育現場デジタル化需要等を背景に急速に普及しているクロームOSへの対応にも継続的に着手し、ペンタブレット製品では、2021年6月に「Wacom Intuos Small(ワコム インテュオス スモール)ベーシック」にて、「Works With Chromebook」認定を取得し、Chromebook対応製品を拡充させたことを発表しました。ディスプレイ製品では、2021年10月に前世代モデルと比べ操作性と機能性が向上した「Wacom Cintiq Pro(ワコム シンティック プロ)16」を発表しました。
ビジネスソリューションにおいては、当社独自のサイン認証技術「GSV(General Signature Verification)」の開発を引き続き推進しております。
さらに、デジタルインク技術である「WILL(Wacom Ink Layer Language)」の開発を継続しております。また、クリエイターやアーティストが制作した作品のデジタル著作権を守るサービス「Wacom Yuify(ワコム ユイファイ)」の開発にも取り組みました。
ブランド製品事業に係る研究開発費は2,257,763千円であります。
②テクノロジーソリューション事業
アクティブES(Active Electrostatic)方式デジタルペン技術とタッチ技術については、従来より採用実績のあるタブレットや2 in 1システムへの搭載の拡大に加えて、画面折りたたみ式PCのようなフォルダブルデバイスなど、最新の表示デバイスへの搭載に向けて開発に取り組んでおります。また、OEM顧客のシステムへ当社技術を搭載していくことに加えて、ITエコシステムの中で当社ペン技術が「事実上の標準」として位置付けられるように、UPF(Universal Pen Framework)パートナーとともに、インセル型タッチパネル向けデジタルペン技術「WGP(Wacom Generic Protocol)」を採用した製品の開発を進めております。さらに、OS等のプラットフォームパートナーとともにペンのレベルを進化させていく共同の取り組みを実施しており、より付加価値の高いソリューションを顧客へご提供できるように取り組んでおります。
EMR(Electro Magnetic Resonance)方式ペン・センサー技術については、スマートフォン市場に加えて文教ソリューション及びデジタル文具市場の開拓を図るべく技術開発とソリューション提供を実施し、OEM顧客が提供するタブレットへの採用やePaper(電子ペーパー)ディスプレイを搭載するeNote(電子ノート)への搭載拡大に寄与しました。
テクノロジーソリューション事業に係る研究開発費は3,039,239千円であります。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループでは、急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備や金型・治具等(ブランド製品事業236,380千円、テクノロジーソリューション事業1,098,660千円)を始めとし、当連結会計年度において1,969,883千円の設備投資を実施しました。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
2022年3月31日現在
| 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額 | 従業員数(人) | ||||
| 建物及び構築物 (千円) | 機械装置及び運搬具 (千円) | 土地 (千円) (面積㎡) | その他 (千円) | 合計 (千円) | ||||
| 本社工場 (埼玉県加須市) | ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社 | 工場他 | 219,998 | 14,870 | 549,711 (11,695.98) | 25,815 | 810,394 | 10 (14) |
| 本社管理棟 (埼玉県加須市) | 全社 | 事務所他 | 395,993 | 333 | 上記本社工場に含む (同一敷地) | 41,930 | 438,256 | 45 (26) |
| 本社隣接地 (埼玉県加須市) | 全社 | 駐車場 | - | - | 513,350 (11,408.01) | - | 513,350 | - |
| 東京支社・他営業所 | ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社 | 事務所他 | 130,347 | 1,092,579 | - (-) | 906,197 | 2,129,123 | 355 (71) |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。
2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。
3.東京支社・他営業所の建物については、賃借しております。
(2)国内子会社
該当事項はありません。
(3)在外子会社
2022年3月31日現在
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額 | 従業 員数 (人) | ||||
| 建物及び構築物 (千円) | 機械装置及び運搬具 (千円) | 土地 (千円) (面積㎡) | その他 (千円) | 合計 (千円) | |||||
| ワコムヨーロッパ | 本社 (ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 49,649 | - | - (-) | 604,399 | 654,048 | 200 (15) |
| ワコムテクノロジー | 本社 (アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 202,753 | - | - (-) | 55,125 | 257,878 | 161 (17) |
| ワコムチャイナ | 本社 (中華人民共和国北京市) | ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社 | 事務所他 | 2,316 | 34,144 | - (-) | 249,877 | 286,337 | 143 (4) |
| ワコムコリア | 本社 (大韓民国ソウル特別市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 13,888 | 4,056 | - (-) | 59,767 | 77,711 | 31 (10) |
| ワコムオーストラリア | 本社 (オーストラリア連邦ノースライド市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 573 | 378 | - (-) | 19,004 | 19,955 | 12 (-) |
| ワコムホンコン | 本社 (中華人民共和国香港特別行政区) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | - | - | - (-) | 11,331 | 11,331 | 3 (-) |
| ワコムシンガポール | 本社 (シンガポール共和国シンガポール市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 172 | - | - (-) | 17,340 | 17,512 | 14 (8) |
| ワコムタイワンインフォメーション | 本社 (台湾台北市) | ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社 | 事務所他 | 18,084 | 29,817 | - (-) | 58,400 | 106,301 | 77 (-) |
| ワコムインディア | 本社 (インド共和国ニューデリー市) | ブランド製品事業 全社 | 事務所他 | 879 | - | - (-) | 12,348 | 13,227 | 18 (1) |
(注)1.帳簿価額の「その他」は工具、器具及び備品、使用権資産であります。
2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。設備投資は原則的に各グローバルビジネスユニットで策定しておりますが、計画策定にあたってはグループ内において提出会社を中心に調整を図っております。
(1)重要な設備の新設
該当事項はありません。
(2)重要な設備の改修
該当事項はありません。
(3)重要な設備の売却・除却
該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 552,000,000 |
| 計 | 552,000,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数 (株) (2022年3月31日) | 提出日現在発行数(株) (2022年6月29日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 166,546,400 | 164,546,400 | 東京証券取引所 市場第一部(事業年度末現在) プライム市場(提出日現在) | 単元株式数 100株 |
| 計 | 166,546,400 | 164,546,400 | - | - |
(注)2022年5月12日開催の取締役会決議において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決定し、2022年5月26日に自己株式2,000,000株を消却しました。これにより、提出日現在の発行済株式総数は164,546,400株となっております。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数 (株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(千円) | 資本金残高(千円) | 資本準備金増減額(千円) | 資本準備金残高(千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月25日 (注)1 | △2,500,000 | 166,546,400 | - | 4,203,469 | - | 4,044,882 |
(注)1.自己株式の消却による減少であります。
2.2022年5月12日開催の取締役会決議において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決定し、2022年5月26日に自己株式2,000,000株を消却しました。これにより、提出日現在の発行済株式総数は164,546,400株となっております。
(5)【所有者別状況】
| 2022年3月31日現在 | |||||||||
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満 株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品 取引業者 | その他の 法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | - | 17 | 27 | 88 | 210 | 54 | 21,206 | 21,602 | - |
| 所有株式数(単元) | - | 415,231 | 40,398 | 40,496 | 745,353 | 874 | 422,971 | 1,665,323 | 14,100 |
| 所有株式数の割合(%) | - | 24.93 | 2.43 | 2.43 | 44.76 | 0.05 | 25.40 | 100.00 | - |
(注)1.自己株式7,570,592株は、「個人その他」に75,705単元、「単元未満株式の状況」に92株を含めて記載しております。
2.「その他の法人」欄には、証券保管振替機構名義の株式が、152単元含まれております。
(6)【大株主の状況】
| 2022年3月31日現在 | |||
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町2丁目11番3号 | 28,452,700 | 17.89 |
| ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140051 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NY 10286, U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 12,858,200 | 8.08 |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-12 | 10,586,900 | 6.65 |
| サムスン エレクトロニクス シンガポール ピーティーイー リミテッド (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 30 PASIR PANJANG ROAD HEX17-31/32 MAPLETREE BUSINESS CITY SINGAPORE 117440 (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 8,398,400 | 5.28 |
| エイブイアイ グローバル トラスト ピーエルシー (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 51 NEW NORTH ROAD EXETER DEVON EX4 4EP UNITED KINGDOM (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 6,687,900 | 4.20 |
| ザ バンク オブ ニューヨーク メロン (インターナショナル) リミテッド 131800 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2-4, RUE EUGENE RUPPERT, L - 2453 LUXEMBOURG, GRAND DUCHY OF LUXEMBOURG (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 4,834,900 | 3.04 |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 100 KING STREET WEST, SUITE 3500, PO BOX 23 TORONTO, ONTARIO M5X 1A9 CANADA (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 4,417,800 | 2.77 |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 4,223,507 | 2.65 |
| 山田 正彦 | 埼玉県幸手市 | 3,768,000 | 2.37 |
| 株式会社ウィルナウ | 東京都港区赤坂2丁目17-50-409号 | 3,050,000 | 1.91 |
| 計 | - | 87,278,307 | 54.90 |
(注)1.2018年4月3日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッドが2018年3月30日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド | 英国、ロンドン、ローレンス・パウントニー・ヒル、EC4R 0HH | 6,693,100 | 4.02 |
2.2019年9月24日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、アセットマネジメントOne株式会社が2019年9月13日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| アセットマネジメントOne株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 | 6,757,100 | 4.06 |
3.2019年12月18日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー及びその共同保有者であるベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドが2019年12月13日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー | カルトン・スクエア、1グリーンサイド・ロウ、エジンバラ EH1 3AN スコットランド | 12,358,900 | 7.42 |
| ベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッド | カルトン・スクエア、1グリーンサイド・ロウ、エジンバラ EH1 3AN スコットランド | 4,198,600 | 2.52 |
| 計 | - | 16,557,500 | 9.94 |
4.2020年8月13日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社及びその共同保有者であるメロン・インベストメンツ・コーポレーションが2020年8月10日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 | 7,894,700 | 4.74 |
| メロン・インベストメンツ・コーポレーション | アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 02108、ボストン、ワン・ボストン・プレイス、BNYメロン・センター | 191,711 | 0.12 |
| 計 | - | 8,086,411 | 4.86 |
5.2020年10月12日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社及びその共同保有者であるインベスコ ホンコン リミテッドが2020年10月6日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 | 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー14階 | 16,358,100 | 9.82 |
| インベスコ ホンコン リミテッド | 41/F,Champion Tower, 3 Garden Road, Central, Hong Kong | 348,100 | 0.21 |
| 計 | - | 16,706,200 | 10.03 |
6.2022年1月18日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッドが2022年1月14日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド | 英国ロンドン市、キャベンディッシュ スクエア2 | 13,561,700 | 8.14 |
7.2022年2月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及びその共同保有者である日興アセットマネジメント株式会社が2022年2月15日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2022年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
| 氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 東京都港区芝公園一丁目1番1号 | 5,303,300 | 3.18 |
| 日興アセットマネジメント株式会社 | 東京都港区赤坂九丁目7番1号 | 7,589,900 | 4.56 |
| 計 | - | 12,893,200 | 7.74 |
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2022年3月31日現在 | ||||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 | |
| 無議決権株式 | - | - | - | |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - | |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - | |
| 完全議決権株式(自己株式等) | 普通株式 | 7,570,500 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 158,961,800 | 1,589,618 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 | 14,100 | - | - |
| 発行済株式総数 | 166,546,400 | - | - | |
| 総株主の議決権 | - | 1,589,618 | - | |
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が15,200株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数152個が含まれております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式92株が含まれております。
②【自己株式等】
| 2022年3月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| 株式会社ワコム | 埼玉県加須市豊野台2丁目510番地1 | 7,570,500 | - | 7,570,500 | 4.54 |
| 計 | - | 7,570,500 | - | 7,570,500 | 4.54 |
(注)2022年4月1日から2022年5月31日までの間に自己株式の取得及び消却を行ったため、2022年5月31日時点の自己株式数は、5,605,100株となっております。なお、2022年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの自己株式の取得は含まれておりません。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2021年7月30日)での決議状況 (取得期間 2021年8月2日~2021年10月29日) | 2,000,000 | 1,000,000,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | - | - |
| 当事業年度における取得自己株式 | 1,346,700 | 999,980,000 |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | 653,300 | 20,000 |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | 32.7 | 0.0 |
| 当期間における取得自己株式 | - | - |
| 提出日現在の未行使割合(%) | 32.7 | 0.0 |
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2021年10月29日)での決議状況 (取得期間 2021年11月1日~2022年1月28日) | 4,000,000 | 2,000,000,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | - | - |
| 当事業年度における取得自己株式 | 2,168,800 | 1,999,945,800 |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | 1,831,200 | 54,200 |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | 45.8 | 0.0 |
| 当期間における取得自己株式 | - | - |
| 提出日現在の未行使割合(%) | 45.8 | 0.0 |
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2022年5月12日)での決議状況 (取得期間 2022年5月13日~2023年3月31日) | 4,000,000 | 2,000,000,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | - | - |
| 当事業年度における取得自己株式 | - | - |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | - | - |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | - | - |
| 当期間における取得自己株式 | 56,100 | 54,689,600 |
| 提出日現在の未行使割合(%) | 98.6 | 97.3 |
(注)当期間における取得自己株式には、2022年6月1日から有価証券報告書提出日までの株式の取得による株式数は含めておりません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 41 | 37,187 |
| 当期間における取得自己株式 | - | - |
(注)当期間における取得自己株式には、2022年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | - | - | 2,000,000 | 1,281,213,539 |
| 合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | - | - | - | - |
| その他(譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分) | 42,110 | 19,166,651 | - | - |
| 保有自己株式数 | 7,570,592 | - | 5,605,192 | - |
(注)当期間における保有自己株式数には、2022年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び売渡による株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社の株主還元については、将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続と機動的な自己株式取得を基本方針としております。
内部留保については、中長期的な企業価値の増大に向けて、お客様との関係強化や技術革新につながる施策を中心に経営資源を継続的に投下することで有効活用するとともに、今後の経営環境の変化に積極的に対応していくためには、引き続き財務の健全性に注力していく必要があると認識しております。
配当方針については、適正な財務の健全性を確保することを念頭に、連結ベースの配当性向の目安を30%程度としたうえで、1株当たり配当の中長期的な増加を通じた利益還元に努めてまいります。配当の回数については、配当事務にかかるコストも考慮し、配当原資が確定する期末日を基準とする年1回の現金配当を基本方針としております。
当期の配当については、1株当たり20円00銭としました(配当性向29.4%)。
自己株式取得については、投資機会や財務状況などを考慮の上、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策として遂行してまいります。
株主優待制度については、配当や自己株式取得以外での利益還元を望まれない株主様もいらっしゃいますので、公平性の観点から導入せず、現金配当と自己株式取得による利益還元を継続する方針であります。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり配当額 (円) |
| 2022年5月12日 | 3,179,516 | 20.0 |
| 取締役会決議 |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
当社は、グローバルに事業を行う上場企業として経営の透明性と開示内容の信頼性を高め、長期的・継続的な企業価値の向上に努めております。また、当社は、企業活動の基本方針としてビジョンを定め、コンプライアンスの徹底とコーポレート・ガバナンスを継続的に強化できる有効な内部統制システムの構築と運営がグループ共通の経営上の最も重要な責務であると考え、定着と推進に取り組んでおります。
なお、コーポレート・ガバナンスの状況は、有価証券報告書提出日(2022年6月29日)現在で記載しております。
①企業統治の体制
イ.企業統治の体制の概要
当社は、2015年6月に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行しております。原則として月1回開催される取締役会により経営全般における迅速かつ適正な意思決定を行っております。当社の取締役は、監査等委員3名を含む取締役9名により経営方針の決定とその実施に関する計画の立案と進捗について検討し、経営の管理・監督を行います。
当社代表取締役であるグループCEO及び各部門の責任者を置き、業務執行の迅速化による事業環境の変化に対する対応力強化を図っております。グループCEOのもとにエグゼクティブ コミッティを設置し、事業戦略及びその進捗に関する会議を定期的に開催し、事業計画の進捗と業務執行に関する課題を検討し、必要な対応を行っております。各関係会社の責任者は、各関係会社において内部統制の確立と運用を図り、業務及び業務決裁の適正を確保しております。
各監査等委員は、取締役会等の重要な会議に出席することにより、取締役の業務執行を監視します。また、監査等委員会は、監査計画や監査方針に関して年度計画を策定し、グループCEOと協議します。
また、2017年4月に、指名委員会を設置し、代表取締役、取締役、その他の重要な経営幹部について候補者の選任基準を定め、選任に関する提言を取締役会に対し行っております。
さらに、2018年11月には、代表取締役、取締役の報酬方針の策定、報酬制度の設計等について取締役会に対し助言、提言する報酬委員会を設置しております。
機関ごとの構成員は次のとおりであります(◎は議長、委員長を表す)。
| 役職名 | 氏名 | 取締役会 | 監査等委員会 | 指名委員会 | 報酬委員会 | エグゼクティブ コミッティ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 代表取締役社長 チーフエグゼクティブ オフィサー | 井出 信孝 | ◎ | ◎ | |||
| 取締役 チーフファイナンシャル オフィサー | 町田 洋一 | ○ | ○ | ○ | ||
| 取締役 チーフテクノロジー オフィサー | 山本 定雄 | ○ | ○ | ○ | ||
| 取締役 | 薄田 幸生 | ○ | ○ | |||
| 社外取締役 | 稲積 憲 | ○ | ○ | ○ | ||
| 社外取締役 | 稲増 美佳子 | ○ | ○ | ○ | ||
| 社外取締役 | 東山 茂樹 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | |
| 社外取締役 | 嘉村 孝 | ○ | ○ | ◎ | ○ | |
| 社外取締役 | 細窪 政 | ○ | ○ | 〇 | ○ |
当社の内部統制システムの整備及びリスク管理体制の整備の状況は以下のとおりであります。
<内部統制システムの整備状況>
会社法及び金融商品取引法等関係法令に従い、コーポレート アドミニストレーションが当社の業務執行に係る内部統制の整備及び体制の維持を行っております。また、内部統制の整備状況及び運用状況については、グループCEO直轄のインターナル オーディットが規程及び年度計画に基づき評価を実施し、その結果に応じて内部統制上の課題把握と該当部門への業務改善勧告、指導及び実施の支援・助言を行っております。なお、評価結果は、グループCEO及び監査等委員会へ報告しております。
<リスク管理体制の整備の状況>
当社は、グループCEOを委員長とするコンプライアンス リスク コミッティ及びポリシー・プロセス アンド コントロールズ コミッティを設置し、定期的にコンプライアンス、危機管理、情報セキュリティ及びその他の内部統制に関する問題の把握・検討を行い、その結果に応じ対応・改善策を立案し実施しております。また取締役及び使用人は、法令等の違反行為等、当社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実については、発見次第、直ちに監査等委員会に対して報告を行うこととしており、また、内部通報窓口として、社外第三者機関によるWacom Speak-up Lineを設置し、内部統制の維持と自浄プロセスの向上を図っております。
<関係会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況>
各関係会社の責任者は、当社グループのビジョンに基づき内部統制の推進と強化を図ることで、業務の適正を確保するための体制を整備しております。監査等委員会は、法令及び定款に基づき関係会社の監査を適宜実施し、その結果に応じて内部統制の改善策の勧告・指導、実施の支援・助言を行っております。インターナル オーディットは、グループCEOの指示により関係会社の内部監査を適宜実施し、その結果に応じて内部統制の改善策の指導、実施の支援・助言を行っております。
当社の内部統制システムとリスク管理体制の模式図は、以下のとおりであります。
ロ.企業統治の体制を採用する理由
当社は、各部門に責任者を置くことにより執行責任を明確にし、取締役が、経営の迅速化・監督機能の強化等経営機能に専念し事業の構造改革を迅速かつ効率的に進めるために、上記のような体制を採用することが最適であると考えております。
ハ.責任限定契約の内容の概要
当社と各社外取締役は、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)がその任務を怠ったことにより当社に損害を与えた場合において、職務を行うにあたり善意でかつ重大な過失がないときは、その負担すべき損害賠償責任の限度額を100万円又は同法第425条第1項に定める額のいずれか高い額とする旨の責任限定契約を締結しております。
ニ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要等
当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は、当社取締役及び当社子会社の役員であり、被保険者は、保険料を負担しておりません。被保険者の業務遂行に関連して損害賠償請求を受けたことによって被る経済的損害を、当該保険によって填補することとしております。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、被保険者の違法行為に起因する損害賠償請求については填補の対象としないこととしております。
②取締役の定数
当社は、監査等委員でない取締役は10名以内、監査等委員である取締役は4名以内とする旨定款に定めております。
③取締役の選任の決議要件
当社は、株主総会における取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
④株主総会決議事項を取締役会で決議することができるとした事項及びその理由
イ.取締役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定に基づき、取締役(取締役であった者を含む。)が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合における損害賠償責任を、法令の限度で、取締役会の決議によって免除することができる旨定款に定めております。これは取締役がその期待される役割を十分に発揮できることを目的とするものであります。
ロ.剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。
⑤株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
⑥株式会社の支配に関する基本方針
当社では、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、特に定めておりません。
しかしながら、当社の企業価値・株主共同の利益を継続的に向上させるためには、知的財産の拡大、付加価値の高い技術と製品の実現とともに、グローバルな企業文化の育成、競争力の高いグローバルな事業モデルの強化など長期的な事業成長と価値の向上への取り組みが必要と考えております。また、その前提として、株主の皆様、お客様、取引先、従業員等のステークホルダーとの安定的な関係の構築が必要と考えております。
当社取締役会は、当社の企業価値・株主共同の利益の確保、向上に資さない当社株券等の大量買付行為や買付提案を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適当でないと考えております。
当社株式の大量買付行為を行おうとする者に対しては、大量買付行為の是非を株主の皆様が判断するために必要な情報の提供と時間の確保を求め、併せて当社取締役会の意見等を開示し、金融商品取引法、会社法その他関係法令に基づき、適切な措置を講じてまいります。
(2)【役員の状況】
①役員一覧
男性8名 女性1名 (役員のうち女性の比率11.1%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||
| 代表取締役社長 チーフエグゼクティブ オフィサー | 井出 信孝 | 1970年5月19日生 | 1995年4月 シャープ株式会社入社 2013年8月 当社入社 コンポーネント事業本部技術マーケティング部ジェネラルマネージャー 2015年4月 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットバイスプレジデント 2015年7月 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットシニア・バイスプレジデント 2017年4月 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント テクノロジーソリューションビジネスユニット担当兼プラットフォーム&アプリケーションビジネスユニット担当 2017年6月 当社取締役 2018年4月 当社代表取締役社長(現任) チーフエグゼクティブオフィサー(現任) 2021年2月 一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジ代表理事(現任) | 1995年4月 | シャープ株式会社入社 | 2013年8月 | 当社入社 コンポーネント事業本部技術マーケティング部ジェネラルマネージャー | 2015年4月 | 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットバイスプレジデント | 2015年7月 | 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットシニア・バイスプレジデント | 2017年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント | テクノロジーソリューションビジネスユニット担当兼プラットフォーム&アプリケーションビジネスユニット担当 | 2017年6月 | 当社取締役 | 2018年4月 | 当社代表取締役社長(現任) チーフエグゼクティブオフィサー(現任) | 2021年2月 | 一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジ代表理事(現任) | (注)3 | 49,323 | |
| 1995年4月 | シャープ株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年8月 | 当社入社 コンポーネント事業本部技術マーケティング部ジェネラルマネージャー | ||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットバイスプレジデント | ||||||||||||||||||||||
| 2015年7月 | 当社テクノロジーソリューションビジネスユニットシニア・バイスプレジデント | ||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント | ||||||||||||||||||||||
| テクノロジーソリューションビジネスユニット担当兼プラットフォーム&アプリケーションビジネスユニット担当 | |||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 当社代表取締役社長(現任) チーフエグゼクティブオフィサー(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 2021年2月 | 一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジ代表理事(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 チーフファイナンシャル オフィサー | 町田 洋一 | 1962年9月8日生 | 1986年4月 ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)入社 2001年1月 Sony Europe B.V. General Manager 2004年12月 ソニー株式会社経営企画部門統括課長 2013年5月 SONY Brasil Ltda. Diretor Financeiro 2015年10月 フジッコ株式会社入社 2016年4月 同社経営企画部部長 2018年1月 当社入社 ファイナンスシニア・バイスプレジデント 2018年4月 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) チーフファイナンシャルオフィサー(現任) 2018年6月 当社取締役(現任) | 1986年4月 | ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)入社 | 2001年1月 | Sony Europe B.V. General Manager | 2004年12月 | ソニー株式会社経営企画部門統括課長 | 2013年5月 | SONY Brasil Ltda. Diretor Financeiro | 2015年10月 | フジッコ株式会社入社 | 2016年4月 | 同社経営企画部部長 | 2018年1月 | 当社入社 ファイナンスシニア・バイスプレジデント | 2018年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) チーフファイナンシャルオフィサー(現任) | 2018年6月 | 当社取締役(現任) | (注)3 | 13,394 |
| 1986年4月 | ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2001年1月 | Sony Europe B.V. General Manager | ||||||||||||||||||||||
| 2004年12月 | ソニー株式会社経営企画部門統括課長 | ||||||||||||||||||||||
| 2013年5月 | SONY Brasil Ltda. Diretor Financeiro | ||||||||||||||||||||||
| 2015年10月 | フジッコ株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同社経営企画部部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2018年1月 | 当社入社 ファイナンスシニア・バイスプレジデント | ||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) チーフファイナンシャルオフィサー(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 チーフテクノロジー オフィサー | 山本 定雄 | 1961年4月13日生 | 1987年3月 当社入社 1998年4月 当社電子機器事業部基礎開発部ジェネラルマネージャー 1999年6月 当社取締役 2004年6月 当社取締役兼執行役員R&D統括担当 2010年4月 当社取締役兼執行役員R&D推進室ジェネラルマネージャー 2014年4月 当社取締役兼執行役員技術開発本部長 2015年4月 当社取締役(現任) チーフテクノロジーオフィサー(現任) | 1987年3月 | 当社入社 | 1998年4月 | 当社電子機器事業部基礎開発部ジェネラルマネージャー | 1999年6月 | 当社取締役 | 2004年6月 | 当社取締役兼執行役員R&D統括担当 | 2010年4月 | 当社取締役兼執行役員R&D推進室ジェネラルマネージャー | 2014年4月 | 当社取締役兼執行役員技術開発本部長 | 2015年4月 | 当社取締役(現任) チーフテクノロジーオフィサー(現任) | (注)3 | 764,172 | ||||
| 1987年3月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||
| 1998年4月 | 当社電子機器事業部基礎開発部ジェネラルマネージャー | ||||||||||||||||||||||
| 1999年6月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||
| 2004年6月 | 当社取締役兼執行役員R&D統括担当 | ||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 当社取締役兼執行役員R&D推進室ジェネラルマネージャー | ||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社取締役兼執行役員技術開発本部長 | ||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 当社取締役(現任) チーフテクノロジーオフィサー(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 薄田 幸生 | 1968年12月8日生 | 1991年4月 株式会社東芝入社 2004年7月 松下東芝映像ディスプレイ株式会社入社 2005年1月 2009年4月 当社入社 当社オペレーションズ統括事業推進室ジェネラルマネージャー 2015年4月 当社CEOオフィスバイスプレジデント 2017年4月 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) コーポレートストラテジー担当 2017年6月 当社取締役(現任) 2021年6月 IT、法務、知的財産、経営企画担当(現任) | 1991年4月 | 株式会社東芝入社 | 2004年7月 | 松下東芝映像ディスプレイ株式会社入社 | 2005年1月 2009年4月 | 当社入社 当社オペレーションズ統括事業推進室ジェネラルマネージャー | 2015年4月 | 当社CEOオフィスバイスプレジデント | 2017年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) コーポレートストラテジー担当 | 2017年6月 | 当社取締役(現任) | 2021年6月 | IT、法務、知的財産、経営企画担当(現任) | (注)3 | 21,561 | ||||||||
| 1991年4月 | 株式会社東芝入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2004年7月 | 松下東芝映像ディスプレイ株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2005年1月 2009年4月 | 当社入社 当社オペレーションズ統括事業推進室ジェネラルマネージャー | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 当社CEOオフィスバイスプレジデント | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 当社エグゼクティブ・バイスプレジデント(現任) コーポレートストラテジー担当 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 当社取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | IT、法務、知的財産、経営企画担当(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 稲積 憲 | 1974年1月22日生 | 2010年1月 アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシーディレクター 2012年1月 NHN Japan株式会社(現LINE株式会社)執行役員経営企画室長 2013年4月 NHN PlayArt株式会社(現NHN Japan株式会社)取締役COO 2014年2月 同社代表取締役社長 2015年10月 NHN テコラス株式会社代表取締役社長 2017年3月 トランスコスモス株式会社上席常務執行役員 2017年12月 同社専務執行役員 2018年6月 当社社外取締役(現任) 2019年6月 トランスコスモス株式会社取締役専務執行役員 2021年4月 エクスプライス株式会社執行役員副社長 2021年6月 エクスプライス株式会社代表取締役社長(現任) | 2010年1月 | アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシーディレクター | 2012年1月 | NHN Japan株式会社(現LINE株式会社)執行役員経営企画室長 | 2013年4月 | NHN PlayArt株式会社(現NHN Japan株式会社)取締役COO | 2014年2月 | 同社代表取締役社長 | 2015年10月 | NHN テコラス株式会社代表取締役社長 | 2017年3月 | トランスコスモス株式会社上席常務執行役員 | 2017年12月 | 同社専務執行役員 | 2018年6月 | 当社社外取締役(現任) | 2019年6月 | トランスコスモス株式会社取締役専務執行役員 | 2021年4月 | エクスプライス株式会社執行役員副社長 | 2021年6月 | エクスプライス株式会社代表取締役社長(現任) | (注)3 | - |
| 2010年1月 | アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシーディレクター | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年1月 | NHN Japan株式会社(現LINE株式会社)執行役員経営企画室長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | NHN PlayArt株式会社(現NHN Japan株式会社)取締役COO | ||||||||||||||||||||||||||
| 2014年2月 | 同社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年10月 | NHN テコラス株式会社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | トランスコスモス株式会社上席常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年12月 | 同社専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | トランスコスモス株式会社取締役専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2021年4月 | エクスプライス株式会社執行役員副社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | エクスプライス株式会社代表取締役社長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 稲増 美佳子 | 1960年4月12日生 | 1983年4月 富士通株式会社入社 1993年11月 株式会社HRインスティテュート取締役 2005年4月 ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営研究科教授(現任) 2005年10月 株式会社HRインスティテュート取締役副社長 2013年10月 同社代表取締役社長 2017年12月 HR INSTITUTE USA, INC.社長(現任) 2019年6月 一般社団法人サンダーバードグローバル経営大学院教育財団評議員(現任) 2020年1月 株式会社HRインスティテュート代表取締役会長 2021年6月 当社社外取締役(現任) 2022年6月 一般財団法人One Drop Ocean財団代表理事(現任) | 1983年4月 | 富士通株式会社入社 | 1993年11月 | 株式会社HRインスティテュート取締役 | 2005年4月 | ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営研究科教授(現任) | 2005年10月 | 株式会社HRインスティテュート取締役副社長 | 2013年10月 | 同社代表取締役社長 | 2017年12月 | HR INSTITUTE USA, INC.社長(現任) | 2019年6月 | 一般社団法人サンダーバードグローバル経営大学院教育財団評議員(現任) | 2020年1月 | 株式会社HRインスティテュート代表取締役会長 | 2021年6月 | 当社社外取締役(現任) | 2022年6月 | 一般財団法人One Drop Ocean財団代表理事(現任) | (注)3 | 12,000 | ||
| 1983年4月 | 富士通株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1993年11月 | 株式会社HRインスティテュート取締役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営研究科教授(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2005年10月 | 株式会社HRインスティテュート取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年10月 | 同社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年12月 | HR INSTITUTE USA, INC.社長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 一般社団法人サンダーバードグローバル経営大学院教育財団評議員(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2020年1月 | 株式会社HRインスティテュート代表取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2021年6月 | 当社社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2022年6月 | 一般財団法人One Drop Ocean財団代表理事(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||
| 取締役 (監査等委員) | 東山 茂樹 | 1958年2月15日生 | 1982年4月 株式会社野村総合研究所入社 2000年10月 Nomura Research Institute Hong Kong社長 Nomura Research Institute Singapore社長 2005年4月 株式会社野村総合研究所企画部長 2006年4月 同社執行役員人事部長 2008年4月 同社執行役員アジアシステム事業本部長 iVision Shanghai Co., Ltd.取締役 2012年4月 同社執行役員中国・アジアシステム事業本部長 2015年4月 同社常務執行役員 Nomura Research Institute Asia Pacific Private Limited社長 2016年4月 同社理事 2018年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | 1982年4月 | 株式会社野村総合研究所入社 | 2000年10月 | Nomura Research Institute Hong Kong社長 Nomura Research Institute Singapore社長 | 2005年4月 | 株式会社野村総合研究所企画部長 | 2006年4月 | 同社執行役員人事部長 | 2008年4月 | 同社執行役員アジアシステム事業本部長 iVision Shanghai Co., Ltd.取締役 | 2012年4月 | 同社執行役員中国・アジアシステム事業本部長 | 2015年4月 | 同社常務執行役員 Nomura Research Institute Asia Pacific Private Limited社長 | 2016年4月 | 同社理事 | 2018年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | (注)4 | 10,000 | ||||||
| 1982年4月 | 株式会社野村総合研究所入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年10月 | Nomura Research Institute Hong Kong社長 Nomura Research Institute Singapore社長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | 株式会社野村総合研究所企画部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年4月 | 同社執行役員人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 同社執行役員アジアシステム事業本部長 iVision Shanghai Co., Ltd.取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | 同社執行役員中国・アジアシステム事業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 同社常務執行役員 Nomura Research Institute Asia Pacific Private Limited社長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同社理事 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 (監査等委員) | 嘉村 孝 | 1950年11月16日生 | 1975年4月 司法修習生 1977年4月 裁判官任官 1983年5月 弁護士登録 1985年4月 嘉村孝法律事務所(現アーバントリー法律事務所)設立 同所代表(現任) 2002年6月 当社社外監査役 2014年11月 株式会社アヅマ社外取締役(現任) 2015年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | 1975年4月 | 司法修習生 | 1977年4月 | 裁判官任官 | 1983年5月 | 弁護士登録 | 1985年4月 | 嘉村孝法律事務所(現アーバントリー法律事務所)設立 同所代表(現任) | 2002年6月 | 当社社外監査役 | 2014年11月 | 株式会社アヅマ社外取締役(現任) | 2015年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | (注)5 | - | ||||||||||
| 1975年4月 | 司法修習生 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1977年4月 | 裁判官任官 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1983年5月 | 弁護士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1985年4月 | 嘉村孝法律事務所(現アーバントリー法律事務所)設立 同所代表(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年6月 | 当社社外監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年11月 | 株式会社アヅマ社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 (監査等委員) | 細窪 政 | 1961年2月3日生 | 1983年4月 日本信託銀行株式会社(現三菱UFJ信託銀行株式会社)入社 1989年7月 日本アセアン投資株式会社(現日本アジア投資株式会社)入社 2005年4月 同社執行役員 2007年6月 同社取締役 2012年6月 同社代表取締役社長 2017年7月 グレートアジアキャピタル&コンサルティング合同会社代表社員(現任) 2017年10月 株式会社識学社外取締役(現任) 2017年11月 株式会社サイサン社外取締役(現任) 2018年12月 株式会社エム・ティー・スリー社外監査役(現任) 2019年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任) 2020年3月 ローランド ディー.ジー.株式会社社外取締役(現任) 2020年11月 株式会社ANSeeN社外取締役(現任) | 1983年4月 | 日本信託銀行株式会社(現三菱UFJ信託銀行株式会社)入社 | 1989年7月 | 日本アセアン投資株式会社(現日本アジア投資株式会社)入社 | 2005年4月 | 同社執行役員 | 2007年6月 | 同社取締役 | 2012年6月 | 同社代表取締役社長 | 2017年7月 | グレートアジアキャピタル&コンサルティング合同会社代表社員(現任) | 2017年10月 | 株式会社識学社外取締役(現任) | 2017年11月 | 株式会社サイサン社外取締役(現任) | 2018年12月 | 株式会社エム・ティー・スリー社外監査役(現任) | 2019年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | 2020年3月 | ローランド ディー.ジー.株式会社社外取締役(現任) | 2020年11月 | 株式会社ANSeeN社外取締役(現任) | (注)5 | 1,000 |
| 1983年4月 | 日本信託銀行株式会社(現三菱UFJ信託銀行株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1989年7月 | 日本アセアン投資株式会社(現日本アジア投資株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | 同社執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 同社取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 同社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年7月 | グレートアジアキャピタル&コンサルティング合同会社代表社員(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年10月 | 株式会社識学社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年11月 | 株式会社サイサン社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年12月 | 株式会社エム・ティー・スリー社外監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年3月 | ローランド ディー.ジー.株式会社社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年11月 | 株式会社ANSeeN社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 871,450 | ||||||||||||||||||||||||||||
(注)1.稲積憲氏、稲増美佳子氏、東山茂樹氏、嘉村孝氏及び細窪政氏は社外取締役であります。
2.当社の監査等委員会については、次のとおりであります。
委員長 東山茂樹氏、委員 嘉村孝氏、委員 細窪政氏
なお、東山茂樹氏は、常勤の監査等委員であります。
3.2022年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から1年間であります。
4.2022年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。
5.2021年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。
6.当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠の監査等委員1名を選任しております。補欠の監査等委員の略歴は次のとおりであります。
| 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 所有株式数 (株) |
|---|---|---|---|
| 稲積 憲 | 1974年1月22日生 | 2010年1月 アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシーディレクター 2012年1月 NHN Japan株式会社(現LINE株式会社)執行役員経営企画室長 2013年4月 NHN PlayArt株式会社(現NHN Japan株式会社)取締役COO 2014年2月 同社代表取締役社長 2015年10月 NHN テコラス株式会社代表取締役社長 2017年3月 トランスコスモス株式会社上席常務執行役員 2017年12月 同社専務執行役員 2018年6月 当社社外取締役(現任) 2019年6月 トランスコスモス株式会社取締役専務執行役員 2021年4月 エクスプライス株式会社執行役員副社長 2021年6月 エクスプライス株式会社代表取締役社長(現任) | - |
| ②社外役員の状況 |
当社の社外取締役は5名であり、そのうち監査等委員は3名であります。当社は、社外取締役を選任するための独立性判断基準を定め、一般株主と利益相反のおそれのない者を選任しており、当社と社外取締役との間に人的関係及び取引関係その他の利害関係はなく、資本的関係(当社の社外取締役による当社株式の保有状況)については「①役員一覧」の「所有株式数(株)」の欄に記載のとおりであります。当社は、社外取締役である稲積憲氏、稲増美佳子氏、東山茂樹氏、嘉村孝氏及び細窪政氏を東京証券取引所によって義務付けられている独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
なお、社外取締役の選任状況は以下のとおりであります。
| 区分 | 氏名 | 選任の理由 |
| 社外取締役 | 稲積 憲 | 事業会社における代表取締役社長を含む役員の経験を有し、現在も事業会社の代表取締役社長として戦略立案・執行、投資家対応、提携推進などを行っております。当社社外取締役就任後は、指名委員会及び報酬委員会の委員として、当社取締役候補者の選定や取締役報酬の方針について、独立した立場から助言をいただいております。これまでのIT業界における知識及び経験を活かし、引き続き当社の業務執行取締役に対する指導や事業への助言をいただけることを期待し、社外取締役として選任しております。 |
| 稲増 美佳子 | 富士通株式会社でシステムエンジニアとして勤務の後、米国サンダーバード国際経営大学院に留学し、国際経営学修士号を取得しております。1993年に株式会社HRインスティテュートを設立し、事業戦略や企業研修等のコンサルティングを行い、同社の代表取締役を務めました。当社社外取締役就任後は、指名委員会及び報酬委員会の委員として、当社取締役候補者の選定や取締役報酬の方針について、独立した立場から助言をいただいております。これまでの経営学の知識や企業経営者としての経験を活かし、引き続き当社の業務執行取締役に対する指導や事業への助言をいただけることを期待し、社外取締役として選任しております。 | |
| 社外取締役 (監査等委員) | 東山 茂樹 | 株式会社野村総合研究所では、同社の企画、人事の責任者を歴任し、豊富な海外勤務の経験と、グローバルな事業についての経験を有しております。当社監査等委員である社外取締役就任後は、監査等委員会委員長、報酬委員会委員長、指名委員会委員を務め、監査等委員会監査及び当社取締役の報酬方針決定の中心となり、当社取締役候補者の選定について独立した立場から助言をいただいております。これまでの経験及び経営に関する豊富な知識を当社の監査等委員である社外取締役の職務に活かしていただけることを期待し、監査等委員である社外取締役として選任しております。 |
| 嘉村 孝 | 弁護士としての法律の知識及び豊富な経験を有し、当社では監査等委員である社外取締役としての監査の他、指名委員会委員長及び報酬委員会委員を務め、当社取締役候補者の選定の中心となり、取締役報酬の方針について独立した立場から助言をいただいております。引き続き弁護士の経験に基づく法的観点やコンプライアンスの観点から当社取締役の業務執行及び事業に対する監査を行っていただけることを期待し、監査等委員である社外取締役として選任しております。これまで社外取締役又は社外監査役となること以外の方法で直接会社の経営に関与したことはありませんが、上記の理由から監査等委員である社外取締役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断しております。 | |
| 細窪 政 | 国内及び海外のベンチャー企業に対し投資及び事業支援を行う日本アジア投資株式会社において事業責任者を歴任の後、代表取締役社長に就任し、退任後は、同様の事業を行うグレートアジアキャピタル&コンサルティング合同会社を設立し、代表社員を務めております。当社では社外取締役である監査等委員としての監査の他、指名委員会及び報酬委員会の委員として、当社取締役候補者の選定や取締役報酬の方針について、独立した立場から助言をいただいております。これまでの国内及び海外での投資及び事業支援並びに事業会社の社外取締役としての豊富な経験及び知識を当社の監査等委員である社外取締役の職務に活かしていただけることを期待し、監査等委員である社外取締役として選任しております。 |
③社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
監査等委員会委員長、指名委員会委員長及び報酬委員会委員長を社外取締役が務めております。社外取締役が経営方針の決定に参画することで経営者の業務執行が妥当なものであるかどうかを判断する体制を維持・継続することにより、経営に対する監視機能の強化を図っております。
監査等委員である社外取締役は、取締役会等の重要な会議に出席する等、取締役の業務執行の監査を行うと同時に、インターナル オーディット及び会計監査人と連携することにより監査機能の強化に努めます。社外取締役は、取締役会に出席することで財務報告に係る内部統制の評価についてインターナル オーディットより報告を受けております。
(3)【監査の状況】
①内部監査及び監査等委員会監査の状況
当社の内部監査は、グループCEOの直轄組織としてインターナル オーディットが担当し、監査にあたっては監査等委員会と意見交換することで連携し、会社の業務活動が法令・定款・規則・規程等に準拠して実行されているかについて監査します。また、内部統制上の課題を把握し、該当部門への業務改善勧告・指導を行うとともに、グループCEOに対して報告を行います。
当社の監査等委員会の監査は、監査等委員会が定めた監査方針に従って実施します。各監査等委員は、取締役会等の重要な会議に出席するほか、取締役及び各部門の責任者から業務執行について直接意見聴取を行うなど、十分な監査を実施します。また、監査等委員会監査の実施にあたっては、インターナル オーディット及び会計監査人と情報交換を行うなど連携しております。
当事業年度において当社は、監査等委員会を月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
| 氏名 | 開催回数 | 出席回数 |
|---|---|---|
| 東山 茂樹(常勤) | 12回 | 12回 |
| 嘉村 孝(非常勤) | 12回 | 12回 |
| 細窪 政(非常勤) | 12回 | 12回 |
監査等委員会における主な検討事項は、監査計画や監査方針、業務の適正を確保するための体制の整備及び運用の状況、会計監査人の職務執行の適切性評価、再任適否及び報酬等に関する同意等であります。
なお、常勤の監査等委員は、前述のとおり監査等委員会委員長及び報酬委員会委員長を務めるほか、他の監査等委員とともに取締役会等の重要な会議への出席、重要文書の閲覧、インターナル オーディット及び各部門、会計監査人との円滑な情報収集や意見交換等の活動を通じて、取締役の職務の執行の監査を行うとともに監査機能の連携・強化に努めております。
②会計監査の状況
イ.監査法人の名称
PwCあらた有限責任監査法人
ロ.継続監査期間
24年間
当社は、2007年3月期以降、継続してPwCあらた有限責任監査法人による監査を受けております。なお、当社は、1999年3月期から2006年3月期まで、継続して旧中央青山監査法人による監査を受けておりました。
ハ.業務を執行した公認会計士
当社の会計監査業務を執行した公認会計士の氏名、所属する監査法人名は以下のとおりとなっております。
公認会計士の氏名等 所属する監査法人名 指定有限責任社員 業務執行社員 戸田 栄 PwCあらた有限責任監査法人 指定有限責任社員 業務執行社員 光廣 成史 PwCあらた有限責任監査法人
(注)継続監査年数については、7年以内であるため、記載を省略しております。
ニ.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 3名 その他 16名
ホ.監査法人の選定方針と理由
監査法人の選定にあたっては、以下の選定基準をすべて満たしていることを確認しております。上記の監査法人は、これらの基準をすべて満たしているものと判断しております。
a.当社の業務内容や事業規模に適した監査対応が可能な組織である。
b.高い専門性と独立性並びに職業的専門家としての適時適切な監査判断ができる組織体制を保持している。
c.監査費用が相当である。
また、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合には、会計監査人の解任又は不再任に関する株主総会の議案の内容を決定することにいたします。会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査等委員会は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。
ヘ.監査等委員会による監査法人の評価
監査等委員会は、期初において監査法人から年間監査計画の説明を受け、その内容が必要十分であるかについて判断しております。また、四半期レビュー及び期末監査の報告を受けその相当性を確認しております。併せて、監査法人による実地棚卸に立会い、その妥当性を検証しております。これらを踏まえた上で、監査法人を総合的に評価し、選定について判断しております。
③監査公認会計士等に対する報酬
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | 53,100 | - | 54,350 | - |
| 連結子会社 | - | - | - | - |
| 計 | 53,100 | - | 54,350 | - |
(前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
(当連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
④監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(③を除く)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | 監査証明業務に基づく報酬(千円) | 非監査業務に基づく報酬(千円) | |
| 提出会社 | - | - | - | - |
| 連結子会社 | 61,039 | 20,384 | 68,582 | 21,618 |
| 計 | 61,039 | 20,384 | 68,582 | 21,618 |
(前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務申告書等の作成業務であります。
(当連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、該当事項はありません。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務申告書等の作成業務であります。
⑤その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
⑥監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、監査公認会計士等と業務執行部門が協議検証し、当社の業態や事業規模、特性等を考慮の上合理的に見積もった監査工数を基に、過去の実績等も勘案して報酬金額を決定しております。
なお、監査公認会計士等の独立性を担保する観点から、監査報酬の額の決定に際しては監査等委員会の同意を得ております。
⑦監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、過去の実績等も勘案し会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
(4)【役員の報酬等】
①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は、取締役会決議により、以下のとおり、取締役の報酬等又はその算定方法の決定に関する方針を定めております。
取締役の報酬等の総額は、株主総会において決議します。
3名以上の取締役(その過半数は社外取締役)で組織する任意の報酬委員会が、当社と同程度の規模である他社の役員報酬や、外部の調査機関が実施している役員報酬に関する調査の結果等を参考に、取締役(監査等委員を除く。)の個別の報酬等の額の算定方法の原案を作成し、取締役会に提案します。取締役会は、報酬委員会の提案内容を審議のうえ決議し、各取締役(監査等委員を除く。)に支給する個別の額の決定を代表取締役社長及び報酬委員会委員長に委任します。
当社の取締役の報酬等は、全ての取締役に対し月次に支給する基本報酬である固定報酬と、社外取締役を除く取締役を対象とする短期インセンティブ及び役員長期インセンティブにより構成しております。取締役の報酬等は、役職に応じて報酬等の総額の15%から20%を役員長期インセンティブとし、残る80%から85%を固定報酬60%から75%、短期インセンティブ25%から40%で構成しております。
短期インセンティブは、会社業績部分と個人業績部分で構成する業績連動報酬(賞与)であり、毎年1回一定の時期に支給します。会社業績部分は、単年度の業績目標、個人業績部分は、個人の業績評価に基づいて算定し、達成率により0%から200%の間で支給します。
役員長期インセンティブは、当社の企業価値の持続的な向上を図るもので、株主の皆様と意識を共有するためのプログラムであります。業績連動報酬及び株価連動報酬により構成しており、実施の是非は、毎年取締役会において決議します。各プログラムの役員長期インセンティブ全体における比率は、報酬委員会の提案を受け取締役会において決議します。業績連動報酬は、付与時に業績評価期間とその期間における会社の業績目標を設定し、業績評価期間の最終年度終了後に、付与時に設定された業績目標の達成率により支給金額を算出し支給します。業績目標は、報酬委員会の提案を受け取締役会において決議します。株価連動報酬は、譲渡制限付株式報酬制度であり、対象取締役に対し、原則として毎事業年度、譲渡制限付株式を割り当てるために取締役会決議に基づき金銭報酬債権を支給し、当該金銭報酬債権の全部を現物出資財産として会社に給付させることで、対象取締役に当社の普通株式を発行又は処分し、取締役退任時に譲渡制限を解除するものであります。各対象取締役への具体的な支給時期及び配分は、取締役会の委任を受けた代表取締役社長及び報酬委員会委員長が決定しております。
また、取締役会は、報酬委員会が上記の方針に基づいて作成した取締役(監査等委員を除く。)の個別の報酬等の額の算定方法の原案を取締役会で確認し決議しておりますので、当事業年度に係る取締役(監査等委員を除く。)の個人別の報酬等の内容がその決定方針に沿うものであると判断しております。
②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額 (千円) | 報酬等の種類別の総額(千円) | 対象となる 役員の員数 (人) | ||
| 基本報酬 (固定報酬) | 業績連動報酬 (賞与) | 非金銭報酬 (譲渡制限付株式) | |||
| 取締役(監査等委員及び 社外取締役を除く) | 180,319 | 97,414 | 54,060 | 28,845 | 4 |
| 社外役員 | 43,154 | 43,154 | - | - | 5 |
(注)1.当事業年度において、短期インセンティブの財務指標は複数設定しており、主として連結営業利益であります。当該指標を選択した理由は、「利益重視の経営」の下、当社において重要な経営指標として認識しているためであります。短期インセンティブの額は、各指標の目標値に対する達成度合いに基づいてあらかじめ定めた算定方法に従って決定しております。なお、当事業年度における短期インセンティブに係る連結営業利益の目標値は12,411百万円であり、実績値は13,024百万円であります。
2.非金銭報酬等の内容は、譲渡制限付株式報酬制度において割り当てられる当社の株式であり、その割当ての際の条件等は「①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項」に記載のとおりであります。
3.取締役(監査等委員を除く。)の報酬等の限度額は、2015年6月26日開催の第32回定時株主総会において年額300,000千円以内(うち社外取締役分は年額50,000千円以内)と決議しております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員を除く。)の員数は5名(うち社外取締役が1名)であります。また、この報酬枠とは別枠で、2020年6月26日開催の第37回定時株主総会において、取締役(社外取締役及び監査等委員を除く。)に対し、新たに譲渡制限付株式を割り当てるための金銭報酬債権を支給することとし、その金銭報酬債権を年額50,000千円以内と決議しております。なお、原則として、譲渡制限付株式制度により当社が発行し又は処分する普通株式の総数は年200,000株以内とし、1株当たりの払込金額は各取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社の普通株式の終値としております。当該株主総会終結時点の取締役(社外取締役及び監査等委員を除く。)の員数は4名であります。
4.取締役(監査等委員)の報酬等の限度額は、2015年6月26日開催の第32回定時株主総会において年額50,000千円以内と決議しております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員)の員数は3名であります。
5.取締役会は、報酬委員会が作成した取締役(監査等委員を除く。)の報酬等の方針、制度、算定方法に関する提案に基づき個別の報酬等の額の算定方法を決議し、取締役(監査等委員を除く。)の報酬等の個別の額の決定を代表取締役社長井出信孝と取締役(監査等委員)兼報酬委員会委員長東山茂樹に対し委任しております。委任した理由は、当社全体の業績を勘案しつつ各取締役の担当部門の評価を行うには代表取締役が適しており、その権限がより適切に行使されるようにするため、その決定権者に報酬等の方針、制度、算定方法の原案を作成する報酬委員会委員長を加えることが適していると判断したためであります。
6.当社は、2010年6月24日開催の第27回定時株主総会終結の時をもって取締役及び監査役の役員退職慰労金制度を廃止し、同株主総会終結後引き続いて在任する取締役及び監査役に対しては、役員退職慰労金制度廃止までの在任期間に対応する役員退職慰労金を各氏の退任時に贈呈することを決議しております。
(5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を「保有目的が純投資目的である投資株式」とし、それ以外の株式を「保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式」として区分しております。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、政策保有株式の取得については、将来の当社事業に有用な機会をもたらすか否かを中心に検討し、事業戦略上のポジティブなシナジー効果及び保有の経済的合理性が見込まれる場合は、政策保有株式を保有することがあります。なお、短期的な配当やキャピタルゲイン収入のみを目的とした株式保有は行いません。
政策保有株式として上場株式を保有した場合には、当該株式発行会社との取引状況等を定期的に検証し、株式の保有が取引の強化につながらないと判断した場合には、当該株式の売却を検討します。また、政策保有株式に係る議決権行使については、当社との取引状況のみで議案への賛否を判断するのではなく、企業価値の向上に資するか否かの観点も考慮のうえ議案ごとに判断し、議決権を行使します。
なお、当社株式を政策的に保有する政策保有株主から当社株式売却の意向があった場合でも、取引条件の変更等を示唆し保有を継続するよう働きかけることはありません。当社株式を保有している顧客との取引状況を定期的に検証し、株主であることを理由として不公正な取引が行われていないことを確認します。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
| 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(千円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 2 | 233,800 |
| 非上場株式以外の株式 | - | - |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
| 銘柄数 (銘柄) | 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(千円) | 株式数の増加の理由 | |
|---|---|---|---|
| 非上場株式 | 1 | 112,000 | 教育及びその他の分野においてAIを活用 した革新的な新サービスを実現するため の共同開発において、技術資源を確保し 戦略的提携を強化するため。 |
| 非上場株式以外の株式 | - | - | - |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
| 銘柄数 (銘柄) | 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(千円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 1 | 287,860 |
| 非上場株式以外の株式 | - | - |
ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
該当事項はありません。
③保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同法人などが主催しているセミナー等に参加しております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 32,042,603 | 21,788,861 |
| 売掛金 | 10,807,775 | 14,020,339 |
| 商品及び製品 | 12,217,001 | 14,695,630 |
| 仕掛品 | 192,564 | 542,522 |
| 原材料及び貯蔵品 | 2,095,489 | 5,529,876 |
| その他 | 3,649,870 | 5,796,377 |
| 貸倒引当金 | △31,991 | △47,062 |
| 流動資産合計 | 60,973,311 | 62,326,543 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物 | 3,196,922 | 3,332,269 |
| 減価償却累計額 | △2,134,345 | △2,297,617 |
| 建物及び構築物(純額) | 1,062,577 | 1,034,652 |
| 機械装置及び運搬具 | 1,789,281 | 2,287,220 |
| 減価償却累計額 | △852,914 | △1,094,096 |
| 機械装置及び運搬具(純額) | 936,367 | 1,193,124 |
| 土地 | 1,063,061 | 1,063,061 |
| その他 | 8,360,649 | 8,858,849 |
| 減価償却累計額 | △6,485,850 | △6,746,823 |
| その他(純額) | 1,874,799 | 2,112,026 |
| 有形固定資産合計 | 4,936,804 | 5,402,863 |
| 無形固定資産 | ||
| その他 | 1,531,827 | 1,449,714 |
| 無形固定資産合計 | 1,531,827 | 1,449,714 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 178,418 | 233,800 |
| 繰延税金資産 | 2,709,884 | 3,107,652 |
| その他 | 909,411 | 811,902 |
| 貸倒引当金 | △58,321 | - |
| 投資その他の資産合計 | 3,739,392 | 4,153,354 |
| 固定資産合計 | 10,208,023 | 11,005,931 |
| 資産合計 | 71,181,334 | 73,332,474 |
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 10,880,110 | 13,111,375 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 4,000,000 | - |
| 未払法人税等 | 3,984,039 | 2,462,412 |
| 契約負債 | - | 439,109 |
| 賞与引当金 | 4,140,060 | 1,450,344 |
| 役員賞与引当金 | 110,926 | 54,060 |
| 製品保証引当金 | 443,863 | 410,438 |
| 資産除去債務 | - | 5,007 |
| その他 | 6,047,010 | 7,773,007 |
| 流動負債合計 | 29,606,008 | 25,705,752 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | 2,000,000 | 2,000,000 |
| 退職給付に係る負債 | 933,859 | 1,022,531 |
| 資産除去債務 | 262,557 | 294,590 |
| その他 | 690,093 | 806,549 |
| 固定負債合計 | 3,886,509 | 4,123,670 |
| 負債合計 | 33,492,517 | 29,829,422 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 4,203,469 | 4,203,469 |
| 資本剰余金 | 6,103,758 | 6,113,437 |
| 利益剰余金 | 29,430,675 | 37,299,126 |
| 自己株式 | △1,864,850 | △4,845,646 |
| 株主資本合計 | 37,873,052 | 42,770,386 |
| その他の包括利益累計額 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 114 | - |
| 為替換算調整勘定 | △183,303 | 752,614 |
| 退職給付に係る調整累計額 | △1,046 | △19,948 |
| その他の包括利益累計額合計 | △184,235 | 732,666 |
| 純資産合計 | 37,688,817 | 43,503,052 |
| 負債純資産合計 | 71,181,334 | 73,332,474 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 売上高 | 108,531,067 | ※1 108,789,859 |
| 売上原価 | ※2 67,123,673 | ※2 69,179,842 |
| 売上総利益 | 41,407,394 | 39,610,017 |
| 販売費及び一般管理費 | ※3,※4 28,000,154 | ※3,※4 26,586,146 |
| 営業利益 | 13,407,240 | 13,023,871 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息 | 57,853 | 30,070 |
| 為替差益 | 633,703 | 1,259,855 |
| その他 | 83,545 | 155,721 |
| 営業外収益合計 | 775,101 | 1,445,646 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 40,029 | 29,893 |
| 和解金 | 42,648 | 13,000 |
| 盗難損失 | 8,418 | 64,847 |
| その他 | 443 | 10,773 |
| 営業外費用合計 | 91,538 | 118,513 |
| 経常利益 | 14,090,803 | 14,351,004 |
| 特別利益 | ||
| 固定資産売却益 | ※5 1,826 | ※5 1,896 |
| 投資有価証券売却益 | - | 231,405 |
| 特別利益合計 | 1,826 | 233,301 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産売却損 | ※6 1,633 | ※6 6,377 |
| 固定資産除却損 | ※7 8,030 | ※7 17,250 |
| 投資有価証券評価損 | ※8 50,171 | - |
| 特別損失合計 | 59,834 | 23,627 |
| 税金等調整前当期純利益 | 14,032,795 | 14,560,678 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 5,096,465 | 3,932,046 |
| 法人税等還付税額 | - | △5,342 |
| 法人税等調整額 | △1,289,339 | △321,013 |
| 法人税等合計 | 3,807,126 | 3,605,691 |
| 当期純利益 | 10,225,669 | 10,954,987 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,225,669 | 10,954,987 |
【連結包括利益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 当期純利益 | 10,225,669 | 10,954,987 |
| その他の包括利益 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 5,263 | △114 |
| 為替換算調整勘定 | 858,895 | 935,917 |
| 退職給付に係る調整額 | △12,592 | △18,902 |
| その他の包括利益合計 | ※1,※2 851,566 | ※1,※2 916,901 |
| 包括利益 | 11,077,235 | 11,871,888 |
| (内訳) | ||
| 親会社株主に係る包括利益 | 11,077,235 | 11,871,888 |
| 非支配株主に係る包括利益 | - | - |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 4,203,469 | 6,100,962 | 20,341,982 | △1,875,838 | 28,770,575 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △1,136,976 | △1,136,976 | |||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,225,669 | 10,225,669 | |||
| 自己株式の処分 | 2,796 | 10,988 | 13,784 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||
| 当期変動額合計 | - | 2,796 | 9,088,693 | 10,988 | 9,102,477 |
| 当期末残高 | 4,203,469 | 6,103,758 | 29,430,675 | △1,864,850 | 37,873,052 |
| その他の包括利益累計額 | 純資産合計 | ||||
| その他有価証券評価差額金 | 為替換算 調整勘定 | 退職給付に係る 調整累計額 | その他の包括 利益累計額合計 | ||
| 当期首残高 | △5,149 | △1,042,198 | 11,546 | △1,035,801 | 27,734,774 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △1,136,976 | ||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,225,669 | ||||
| 自己株式の処分 | 13,784 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 5,263 | 858,895 | △12,592 | 851,566 | 851,566 |
| 当期変動額合計 | 5,263 | 858,895 | △12,592 | 851,566 | 9,954,043 |
| 当期末残高 | 114 | △183,303 | △1,046 | △184,235 | 37,688,817 |
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 株主資本 | |||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | |
| 当期首残高 | 4,203,469 | 6,103,758 | 29,430,675 | △1,864,850 | 37,873,052 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △3,086,536 | △3,086,536 | |||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,954,987 | 10,954,987 | |||
| 自己株式の取得 | △2,999,963 | △2,999,963 | |||
| 自己株式の処分 | 9,679 | 19,167 | 28,846 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||
| 当期変動額合計 | - | 9,679 | 7,868,451 | △2,980,796 | 4,897,334 |
| 当期末残高 | 4,203,469 | 6,113,437 | 37,299,126 | △4,845,646 | 42,770,386 |
| その他の包括利益累計額 | 純資産合計 | ||||
| その他有価証券評価差額金 | 為替換算 調整勘定 | 退職給付に係る 調整累計額 | その他の包括 利益累計額合計 | ||
| 当期首残高 | 114 | △183,303 | △1,046 | △184,235 | 37,688,817 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △3,086,536 | ||||
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10,954,987 | ||||
| 自己株式の取得 | △2,999,963 | ||||
| 自己株式の処分 | 28,846 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △114 | 935,917 | △18,902 | 916,901 | 916,901 |
| 当期変動額合計 | △114 | 935,917 | △18,902 | 916,901 | 5,814,235 |
| 当期末残高 | - | 752,614 | △19,948 | 732,666 | 43,503,052 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 税金等調整前当期純利益 | 14,032,795 | 14,560,678 |
| 減価償却費 | 2,288,342 | 1,866,949 |
| 株式報酬費用 | 10,025 | 24,738 |
| 貸倒引当金の増減額(△は減少) | 4,374 | △44,844 |
| 賞与引当金の増減額(△は減少) | 2,931,923 | △2,793,355 |
| 役員賞与引当金の増減額(△は減少) | 74,869 | △56,866 |
| 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) | 17,223 | 61,028 |
| 受取利息及び受取配当金 | △57,853 | △30,070 |
| 支払利息 | 40,029 | 29,893 |
| 為替差損益(△は益) | △164,857 | △1,214,047 |
| 有形固定資産売却損益(△は益) | △141 | 4,481 |
| 無形固定資産売却損益(△は益) | △52 | - |
| 有形固定資産除却損 | 3,449 | 15,647 |
| 無形固定資産除却損 | 4,581 | 1,603 |
| 投資有価証券売却損益(△は益) | - | △231,405 |
| 投資有価証券評価損益(△は益) | 50,171 | - |
| 売上債権の増減額(△は増加) | △2,332,657 | △2,898,176 |
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △5,177,812 | △5,347,475 |
| 仕入債務の増減額(△は減少) | 3,933,683 | 1,629,564 |
| 未払消費税等の増減額(△は減少) | △290,780 | △481,948 |
| その他 | 734,737 | 919,819 |
| 小計 | 16,102,049 | 6,016,214 |
| 利息及び配当金の受取額 | 58,193 | 39,248 |
| 利息の支払額 | △37,468 | △27,708 |
| 法人税等の支払額 | △1,544,570 | △6,263,280 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 14,578,204 | △235,526 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 定期預金の預入による支出 | △3,138,000 | - |
| 定期預金の払戻による収入 | 3,138,000 | - |
| 有形固定資産の取得による支出 | △1,052,891 | △1,331,469 |
| 無形固定資産の取得による支出 | △179,418 | △196,834 |
| 投資有価証券の取得による支出 | △118,800 | △112,000 |
| 有形固定資産の売却による収入 | 1,995 | 2,556 |
| 無形固定資産の売却による収入 | 312 | - |
| 投資有価証券の売却による収入 | - | 287,860 |
| 敷金及び保証金の差入による支出 | △38,545 | △28,107 |
| 敷金及び保証金の回収による収入 | 5,387 | 5,515 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,381,960 | △1,372,479 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
| 短期借入金の返済による支出 | △500,000 | - |
| 長期借入金の返済による支出 | △2,000,000 | △4,000,000 |
| 自己株式の取得による支出 | - | △3,005,964 |
| リース負債の返済による支出 | △416,376 | △430,714 |
| 配当金の支払額 | △1,136,716 | △3,079,406 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △4,053,092 | △10,516,084 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 1,357,984 | 1,870,347 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 10,501,136 | △10,253,742 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 21,541,467 | 32,042,603 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | ※1 32,042,603 | ※1 21,788,861 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
すべての子会社を連結しております。
連結子会社の数
9社
連結子会社の名称
ワコムヨーロッパ
ワコムテクノロジー
ワコムチャイナ
ワコムコリア
ワコムオーストラリア
ワコムホンコン
ワコムシンガポール
ワコムタイワンインフォメーション
ワコムインディア
2.持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、ワコムチャイナの決算日は12月31日であります。
連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
なお、その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
② デリバティブ
時価法を採用しております。
③ 棚卸資産
当社は主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を、また、在外連結子会社は主として総平均法による低価法を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
| 建物及び構築物 | 3~57年 |
|---|---|
| 機械装置及び運搬具 | 3~7年 |
| 工具、器具及び備品 | 2~20年 |
② 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用目的のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
③ 使用権資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、当社は一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。また、在外連結子会社は主として特定の債権について回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員賞与の支出に備えるため、当連結会計年度における支給見込額に基づき計上しております。
④ 製品保証引当金
製品保証に伴う費用の支出に備えるため、過去の実績率に基づき発生見込額を計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異の費用処理方法
数理計算上の差異は、主として、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
③ 未認識数理計算上の差異の会計処理方法
未認識数理計算上の差異については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
(5)重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容については、「(収益認識関係) 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報」に記載のとおりであります。また、当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、主として約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。
(6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
繰延資産の処理方法
株式交付費は、支出時に全額費用として処理しております。
(重要な会計上の見積り)
1.棚卸資産の評価
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 棚卸資産 | 14,505,054 | 20,768,028 |
| (内訳)商品及び製品 | 12,217,001 | 14,695,630 |
| 仕掛品 | 192,564 | 542,522 |
| 原材料及び貯蔵品 | 2,095,489 | 5,529,876 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、通常の販売目的で保有する棚卸資産については、正味売却価額が取得原価より下落している場合において、取得原価との差額を原則として売上原価に認識しております。また、営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産については、将来の需要や市場動向を反映して正味売却価額を算定しております。市場環境が予測より悪化して正味売却価額が著しく下落した場合には、損失が発生する可能性があります。なお、通常の販売目的で保有する棚卸資産と営業循環過程から外れた棚卸資産を区分し評価する基礎として、客観的に把握可能な直近の実績販売価額及び出荷実績を使用しております。
2.固定資産の減損損失の認識の要否
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 有形固定資産 | 4,936,804 | 5,402,863 |
| 無形固定資産 | 1,531,827 | 1,449,714 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損処理の要否を検討しております。減損損失の測定にあたり使用する回収可能価額の算定にあたっては、将来キャッシュ・フローを適正な割引率で割り引いた使用価値等様々な仮定を用いております。市場環境の変化や競合その他の理由によって事業の収益性が低下し、保有する固定資産が十分なキャッシュ・フローを創出できないと判断される場合は、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。
3.繰延税金資産の回収可能性
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
|---|---|---|
| 繰延税金資産 | 2,709,884 | 3,107,652 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、繰延税金資産の計上額を見積もる場合、合理的な仮定に基づく業績予測によって、将来の課税所得又は税務上の欠損金を見積もり、繰延税金資産の回収可能性を判断することとしております。この仮定については、過去の実績及び翌連結会計年度の計画等に基づき将来の業績予測を見積もっておりますが、今後の市場動向等により、翌連結会計年度に係る連結財務諸表において繰延税金資産に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、買戻し義務を負っている有償支給取引については、金融取引として有償支給先に残存する支給品の期末棚卸高について棚卸資産を認識するとともに、有償支給取引に係る負債を認識しております。また、一部のリベートについては、従来、売上債権から控除する方法によっておりましたが、リベートに係る負債として認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
また、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」の「その他」に含めていた「前受金」、「前受収益」及び「未払費用」の一部は、当連結会計年度より「契約負債」に含めて表示しております。ただし、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
この結果、当連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「売掛金」が258,970千円、「仕掛品」が87,137千円、「原材料及び貯蔵品」が1,643,667千円増加し、「流動負債」の「その他」が1,989,774千円増加しております。なお、当連結会計年度の損益及び1株当たり情報に与える影響はありません。
さらに、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる連結財務諸表に与える影響はありません。
また、「金融商品関係」注記において、金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項等の注記を行うことといたしました。ただし、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2019年7月4日)第7-4項に定める経過的な取扱いに従って、当該注記のうち前連結会計年度に係るものについては記載しておりません。
(未適用の会計基準等)
在外連結子会社(米国)
・「リース」(ASU第2016-02号)
(1)概要
本会計基準は、借手に原則として全てのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することを要求するものであります。貸手の会計処理に重要な変更はありません。
(2)適用予定日
2023年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「リース」の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(表示方法の変更)
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「盗難損失」は、営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた8,861千円は、「盗難損失」8,418千円、「その他」443千円として組み替えております。
(連結貸借対照表関係)
1 当座貸越契約
当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 当座貸越極度額 | 2,000,000千円 | 2,000,000千円 |
| 借入実行残高 | -千円 | -千円 |
| 差引額 | 2,000,000千円 | 2,000,000千円 |
2 コミットメントライン契約
当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行とコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| コミットメントラインの総額 | 3,000,000千円 | 3,000,000千円 |
| 借入実行残高 | -千円 | -千円 |
| 差引額 | 3,000,000千円 | 3,000,000千円 |
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損(△は戻入益)が売上原価に含まれております。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
|---|---|
| △383,791千円 | 727,504千円 |
※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 広告宣伝費及び販売促進費 | 2,489,900千円 | 2,651,587千円 |
| 貸倒引当金繰入額 | 32,560千円 | 27,850千円 |
| 給与手当 | 5,845,635千円 | 6,262,807千円 |
| 退職給付費用 | 162,798千円 | 210,133千円 |
| 賞与引当金繰入額 | 3,747,162千円 | 1,133,175千円 |
| 役員賞与引当金繰入額 | 110,926千円 | 54,060千円 |
| 研究開発費 | 4,662,595千円 | 5,477,031千円 |
※4 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) |
|---|---|
| 4,662,595千円 | 5,477,031千円 |
※5 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 機械装置及び運搬具 | -千円 | 1,826千円 |
| 工具、器具及び備品 | 1,774千円 | 70千円 |
| ソフトウエア | 52千円 | -千円 |
| 計 | 1,826千円 | 1,896千円 |
※6 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 機械装置及び運搬具 | 1,633千円 | -千円 |
| 工具、器具及び備品 | -千円 | 6,377千円 |
| 計 | 1,633千円 | 6,377千円 |
※7 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 建物及び構築物 | 741千円 | -千円 |
| 機械装置及び運搬具 | -千円 | 45千円 |
| 工具、器具及び備品 | 2,708千円 | 15,602千円 |
| 特許権 | 4,581千円 | 1,446千円 |
| ソフトウエア | -千円 | 157千円 |
| 計 | 8,030千円 | 17,250千円 |
※8 投資有価証券評価損の内容は次のとおりであります。
時価が著しく下落し、その回復可能性があると認められない、又は清算等による損失の発生が確実と認められる投資有価証券の一部銘柄について、減損処理を行ったことによるものであります。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| その他有価証券評価差額金: | ||
| 当期発生額 | 7,585千円 | △164千円 |
| 組替調整額 | -千円 | -千円 |
| 計 | 7,585千円 | △164千円 |
| 為替換算調整勘定: | ||
| 当期発生額 | 858,895千円 | 935,917千円 |
| 退職給付に係る調整額: | ||
| 当期発生額 | △14,019千円 | △25,268千円 |
| 組替調整額 | △4,129千円 | △1,977千円 |
| 計 | △18,148千円 | △27,245千円 |
| 税効果調整前合計 | 848,332千円 | 908,508千円 |
| 税効果額 | 3,234千円 | 8,393千円 |
| その他の包括利益合計 | 851,566千円 | 916,901千円 |
※2 その他の包括利益に係る税効果額
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| その他有価証券評価差額金: | ||
| 税効果調整前 | 7,585千円 | △164千円 |
| 税効果額 | △2,322千円 | 50千円 |
| 税効果調整後 | 5,263千円 | △114千円 |
| 為替換算調整勘定: | ||
| 税効果調整前 | 858,895千円 | 935,917千円 |
| 税効果額 | -千円 | -千円 |
| 税効果調整後 | 858,895千円 | 935,917千円 |
| 退職給付に係る調整額: | ||
| 税効果調整前 | △18,148千円 | △27,245千円 |
| 税効果額 | 5,556千円 | 8,343千円 |
| 税効果調整後 | △12,592千円 | △18,902千円 |
| その他の包括利益合計 | ||
| 税効果調整前 | 848,332千円 | 908,508千円 |
| 税効果額 | 3,234千円 | 8,393千円 |
| 税効果調整後 | 851,566千円 | 916,901千円 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首 株式数(株) | 当連結会計年度増加株式数(株) | 当連結会計年度減少株式数(株) | 当連結会計年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 166,546,400 | - | - | 166,546,400 |
| 合計 | 166,546,400 | - | - | 166,546,400 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 4,121,301 | - | 24,140 | 4,097,161 |
| 合計 | 4,121,301 | - | 24,140 | 4,097,161 |
(注)普通株式の自己株式の株式数の減少24,140株は、譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分によるものであります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月8日 取締役会 | 普通株式 | 1,136,976 | 7.0 | 2020年3月31日 | 2020年6月5日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 配当の原資 | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月12日 取締役会 | 普通株式 | 3,086,536 | 利益剰余金 | 19.0 | 2021年3月31日 | 2021年6月8日 |
(注)2021年5月12日取締役会決議による1株当たり配当額には、特別配当5円50銭を含んでおります。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
| 当連結会計年度期首 株式数(株) | 当連結会計年度増加株式数(株) | 当連結会計年度減少株式数(株) | 当連結会計年度末株式数(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行済株式 | ||||
| 普通株式 | 166,546,400 | - | - | 166,546,400 |
| 合計 | 166,546,400 | - | - | 166,546,400 |
| 自己株式 | ||||
| 普通株式 | 4,097,161 | 3,515,541 | 42,110 | 7,570,592 |
| 合計 | 4,097,161 | 3,515,541 | 42,110 | 7,570,592 |
(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加3,515,541株は、取締役会決議に基づく自己株式の取得3,515,500株及び単元未満株式の取得41株によるものであります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少42,110株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分によるものであります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月12日 取締役会 | 普通株式 | 3,086,536 | 19.0 | 2021年3月31日 | 2021年6月8日 |
(注)2021年5月12日取締役会決議による1株当たり配当額には、特別配当5円50銭を含んでおります。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (千円) | 配当の原資 | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年5月12日 取締役会 | 普通株式 | 3,179,516 | 利益剰余金 | 20.0 | 2022年3月31日 | 2022年6月7日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |||
| 現金及び預金勘定 | 32,042,603 | 千円 | 21,788,861 | 千円 |
| 現金及び現金同等物 | 32,042,603 | 千円 | 21,788,861 | 千円 |
(リース取引関係)
(借主側)
1.ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
有形固定資産
主として、ブランド製品事業及びテクノロジーソリューション事業におけるオフィス(建物及び構築物)、車両(機械装置及び運搬具)及びオフィス機器(工具、器具及び備品)であります。
②リース資産の減価償却の方法
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:千円)
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 1年内 | 230,269 | 257,159 |
| 1年超 | 989,864 | 838,720 |
| 合計 | 1,220,133 | 1,095,879 |
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループの資金調達は、低コストでの安定調達の観点から、主として内部資金により賄う方針であります。ただし、運転資金等の短期資金需要の一部について、短期借入金等により賄う場合があります。また、長期資金需要についても、必要に応じ金融機関からの長期借入や社債の発行、株式発行等の適切な手段を選択して柔軟に対応する方針であります。
資金運用については、流動性が高く、かつ高格付を有する、安全性の高い金融商品に限定して行います。
なお、デリバティブ取引は、将来の為替変動等によるリスク回避を目的としてのみ利用しており、投機的な取引は一切行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに対しては、取引先ごとに期日管理及び残高管理を行うとともに、与信限度管理規程等に従い取引先の信用状況を定期的に把握する体制を取っております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。短期借入金は、主に営業取引に係る資金調達であります。なお、営業債務や短期借入金の流動性リスクに対しては、月次の資金繰り計画を作成するなどの管理方法により対応しております。
また、デリバティブ取引については、外貨建金銭債権債務の為替変動リスクをヘッジする目的で、為替予約取引を利用しております。デリバティブ取引の執行・管理については、財務部門が決裁担当者の承認を得て行っております。また、デリバティブ取引に関する債務不履行リスク軽減のため、取引相手先は高格付を有する金融機関に限定しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額、又は計算上の想定元本であり、当該金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクの大きさを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2021年3月31日)
| 連結貸借対照表 計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
|---|---|---|---|
| 長期借入金(※3) | 6,000,000 | 5,991,005 | △8,995 |
| 負債計 | 20,864,149 | 20,855,154 | △8,995 |
| デリバティブ取引(※4) | 926 | 926 | - |
(※1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)以下の金融商品は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度(千円) |
|---|---|
| 非上場株式 | 178,418 |
(※3)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(※4)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 連結貸借対照表 計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 2,000,000 | 1,989,721 | △10,279 |
| 負債計 | 2,000,000 | 1,989,721 | △10,279 |
| デリバティブ取引(※3) | △333 | △333 | - |
(※1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)市場価格のない株式等は、上記の表には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
| 区分 | 当連結会計年度(千円) |
|---|---|
| 非上場株式 | 233,800 |
(※3)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(注)1.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 32,042,603 | - | - | - |
| 売掛金 | 10,807,775 | - | - | - |
| 合計 | 42,850,378 | - | - | - |
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 21,788,861 | - | - | - |
| 売掛金 | 14,020,339 | - | - | - |
| 合計 | 35,809,200 | - | - | - |
2.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | 4,000,000 | - | - | 2,000,000 | - | - |
| 合計 | 4,000,000 | - | - | 2,000,000 | - | - |
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | - | - | 2,000,000 | - | - | - |
| 合計 | - | - | 2,000,000 | - | - | - |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| デリバティブ取引 | ||||
| 通貨関連 | - | △333 | - | △333 |
| 資産計 | - | △333 | - | △333 |
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 区分 | 時価(千円) | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 長期借入金 | - | 1,989,721 | - | 1,989,721 |
| 負債計 | - | 1,989,721 | - | 1,989,721 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
デリバティブ取引
為替予約の時価は、取引先金融機関から提示された期末日の先物為替相場に基づいて算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
長期借入金の時価は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に基づいて算定しており、レベル2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2021年3月31日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額178,418千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、本注記での記載をしておりません。
当連結会計年度(2022年3月31日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額233,800千円)については、市場価格のない株式等であることから、本注記での記載をしておりません。
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| 種類 | 売却額 (千円) | 売却益の合計額 (千円) | 売却損の合計額 (千円) |
|---|---|---|---|
| (1)株式 | 287,860 | 231,405 | - |
| (2)債券 | |||
| ① 国債・地方債等 | - | - | - |
| ② 社債 | - | - | - |
| ③ その他 | - | - | - |
| (3)その他 | - | - | - |
| 合計 | 287,860 | 231,405 | - |
3.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度において、有価証券について50,171千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合又は清算等による損失の発生が確実と認められる場合に、回復可能性等を考慮して減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(2021年3月31日)
| 区分 | 取引の種類 | 契約額等 (千円) | 契約額等のうち 1年超 (千円) | 時価 (千円) | 評価損益 (千円) |
| 市場取引以外の取引 | 為替予約取引 | ||||
| 買建 | |||||
| 米ドル | 416,252 | - | 926 | 926 | |
| 合計 | 416,252 | - | 926 | 926 | |
当連結会計年度(2022年3月31日)
| 区分 | 取引の種類 | 契約額等 (千円) | 契約額等のうち 1年超 (千円) | 時価 (千円) | 評価損益 (千円) |
| 市場取引以外の取引 | 為替予約取引 | ||||
| 買建 | |||||
| 米ドル | 222,066 | - | △333 | △333 | |
| 合計 | 222,066 | - | △333 | △333 | |
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
前連結会計年度(2021年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2022年3月31日)
該当事項はありません。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、退職金規程に基づく確定給付型の退職一時金制度を採用しております。また、海外子会社のうち1社は、所在地国の法律に基づく確定給付型の退職一時金制度を採用し、他の海外子会社のうち2社は、確定拠出型の退職金制度に加入しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 退職給付債務の期首残高 | 898,301千円 | 933,859千円 |
| 勤務費用 | 97,473千円 | 103,543千円 |
| 利息費用 | 3,415千円 | 2,908千円 |
| 数理計算上の差異の発生額 | 14,019千円 | 25,268千円 |
| 退職給付の支払額 | △79,533千円 | △43,447千円 |
| 為替換算による影響額 | 184千円 | 400千円 |
| 退職給付債務の期末残高 | 933,859千円 | 1,022,531千円 |
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 非積立型制度の退職給付債務 | 933,859千円 | 1,022,531千円 |
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 933,859千円 | 1,022,531千円 |
| 退職給付に係る負債 | 933,859千円 | 1,022,531千円 |
| 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 | 933,859千円 | 1,022,531千円 |
(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 勤務費用 | 97,473千円 | 103,543千円 |
| 利息費用 | 3,415千円 | 2,908千円 |
| 数理計算上の差異の費用処理額 | △4,138千円 | △1,976千円 |
| 臨時に支払った割増退職金 | 47,472千円 | 10,039千円 |
| 確定給付制度に係る退職給付費用 | 144,222千円 | 114,514千円 |
(4)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 数理計算上の差異 | △18,148千円 | △27,245千円 |
| 合計 | △18,148千円 | △27,245千円 |
(5)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 未認識数理計算上の差異 | △1,506千円 | △28,752千円 |
| 合計 | △1,506千円 | △28,752千円 |
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
連結会計年度末における数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 割引率 | 主として 0.28% | 主として 0.45% |
3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度99,625千円、当連結会計年度141,549千円であります。
(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2.権利不行使による失効により利益として計上した金額
該当事項はありません。
3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
該当事項はありません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| 棚卸資産 | 775,286千円 | 1,682,539千円 | |
| ソフトウエア | 1,409,165千円 | 1,507,919千円 | |
| 未払費用 | 531,748千円 | 381,870千円 | |
| 退職給付に係る負債 | 287,133千円 | 312,770千円 | |
| 賞与引当金 | 784,703千円 | 271,820千円 | |
| 未払事業税 | 193,966千円 | 147,341千円 | |
| 売掛金 | 58,245千円 | 77,095千円 | |
| 資産除去債務 | 56,390千円 | 62,933千円 | |
| リベート引当金 | 47,098千円 | 53,410千円 | |
| 有給休暇引当金 | 47,281千円 | 52,595千円 | |
| 繰延資産 | 49,791千円 | 41,310千円 | |
| その他 | 351,529千円 | 218,458千円 | |
| 繰延税金資産小計 | 4,592,335千円 | 4,810,060千円 | |
| 評価性引当額 | △1,427,053千円 | △1,245,950千円 | |
| 繰延税金資産合計 | 3,165,282千円 | 3,564,110千円 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 在外子会社の配当可能利益 | △336,152千円 | △424,898千円 | |
| 資産除去債務 | △19,190千円 | △16,998千円 | |
| 棚卸資産 | △70,757千円 | -千円 | |
| その他 | △29,299千円 | △14,562千円 | |
| 繰延税金負債合計 | △455,398千円 | △456,458千円 | |
| 繰延税金資産の純額 | 2,709,884千円 | 3,107,652千円 |
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、繰延税金資産の「その他」に含めていた「リベート引当金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。また、前連結会計年度において、独立掲記していた繰延税金資産の「未収入金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より繰延税金資産の「その他」に含めて表示しております。さらに、前連結会計年度において、独立掲記していた繰延税金負債の「固定資産」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より繰延税金負債の「その他」に含めて表示しております。これらの表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組替えを行っております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 永久に損金又は益金に算入されない項目 | 0.4% | 1.3% | |
| 在外子会社の留保利益 | △1.3% | 0.6% | |
| 住民税均等割 | 0.1% | 0.1% | |
| 在外子会社との適用税率差異 | △1.6% | △0.4% | |
| 評価性引当額 | 0.3% | △1.1% | |
| 法人税額の特別控除 | △3.8% | △6.0% | |
| 在外子会社の配当に係る源泉税 | 1.1% | -% | |
| 在外子会社の配当に係る法人税 | 0.9% | -% | |
| その他 | 0.4% | △0.3% | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 27.1% | 24.8% |
(資産除去債務関係)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
主に東京支社等の事務所賃貸借契約に伴う原状回復費用であります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
主として使用見込期間を取得から15年と見積り、割引率は0.725~2.900%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
(3)当該資産除去債務の総額の増減
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 期首残高 | 251,032千円 | 262,557千円 |
| 有形固定資産の取得に伴う増加額 | 2,997千円 | 16,407千円 |
| 見積りの変更による増加額 | -千円 | 6,425千円 |
| 時の経過による調整額 | 2,613千円 | 2,765千円 |
| その他増減額(△は減少) | 5,915千円 | 11,443千円 |
| 期末残高 | 262,557千円 | 299,597千円 |
(4)当該資産除去債務の金額の見積りの変更
当連結会計年度において、一部の連結子会社の不動産賃貸借契約に伴う原状回復費用を合理的に見積ることが可能となったため、資産除去債務6,425千円を計上しております。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:千円)
| 報告セグメント | |||
| ブランド製品事業 | テクノロジー ソリューション事業 | 計 | |
| 日本 | 6,780,852 | 26,737,337 | 33,518,189 |
| 米国 | 14,227,616 | 691,593 | 14,919,209 |
| 欧州 | 12,236,147 | 851,624 | 13,087,771 |
| 中国 | 8,260,499 | 16,530,761 | 24,791,260 |
| その他 | 11,135,825 | 11,337,605 | 22,473,430 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 52,640,939 | 56,148,920 | 108,789,859 |
| 外部顧客への売上高 | 52,640,939 | 56,148,920 | 108,789,859 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
当社及び連結子会社では、ブランド製品事業において、ペンタブレット及び関連するソフトウェアの開発・製造・販売、テクノロジーソリューション事業において、デジタルペン、マルチタッチセンサー及びタッチパネルなどの部品及びモジュールの開発・製造・販売を行っております。これらの製品の販売については、主として約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、別途定める支払条件により1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
(単位:千円)
| 当連結会計年度 | |
|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権(期首残高) | 10,985,603 |
| 顧客との契約から生じた債権(期末残高) | 14,020,339 |
| 契約負債(期首残高) | 553,913 |
| 契約負債(期末残高) | 439,109 |
契約負債は、主に製品の引渡前に顧客から受け取った対価であります。
なお、契約負債の残高に重要性が乏しく、当連結会計年度に認識した収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた金額に重要性はありません。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当連結会計年度末において、未充足の履行義務に配分した取引価格の金額に重要性はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品・サービス別のグローバルビジネスユニットを基礎とした事業セグメントから構成されており、「ブランド製品事業」、「テクノロジーソリューション事業」の2つを報告セグメントとしております。
「ブランド製品事業」は、ペンタブレット及び関連するソフトウェアを開発・製造・販売しており、「テクノロジーソリューション事業」は、デジタルペン、マルチタッチセンサー及びタッチパネルなどの部品及びモジュールを開発・製造・販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。なお、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | |||
| ブランド製品 事業 | テクノロジー ソリューション 事業 | 計 | |||
| 売上高 | |||||
| 外部顧客への売上高 | 56,678,100 | 51,852,967 | 108,531,067 | - | 108,531,067 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | - | - | - | - | - |
| 計 | 56,678,100 | 51,852,967 | 108,531,067 | - | 108,531,067 |
| セグメント利益 | 9,095,758 | 9,260,421 | 18,356,179 | △4,948,939 | 13,407,240 |
| セグメント資産 | 15,648,086 | 14,619,288 | 30,267,374 | 40,913,960 | 71,181,334 |
| その他の項目 | |||||
| 減価償却費 | 422,205 | 741,756 | 1,163,961 | 1,124,381 | 2,288,342 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 138,439 | 891,443 | 1,029,882 | 857,656 | 1,887,538 |
(注)1.調整額は、報告セグメントに帰属しない当社の管理部門等にかかる費用であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:千円) | |||||
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 財務諸表 計上額 (注)2 | |||
| ブランド製品 事業 | テクノロジー ソリューション 事業 | 計 | |||
| 売上高 | |||||
| 外部顧客への売上高 | 52,640,939 | 56,148,920 | 108,789,859 | - | 108,789,859 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | - | - | - | - | - |
| 計 | 52,640,939 | 56,148,920 | 108,789,859 | - | 108,789,859 |
| セグメント利益 | 8,712,098 | 8,888,420 | 17,600,518 | △4,576,647 | 13,023,871 |
| セグメント資産 | 18,863,366 | 22,080,662 | 40,944,028 | 32,388,446 | 73,332,474 |
| その他の項目 | |||||
| 減価償却費 | 242,761 | 782,849 | 1,025,610 | 841,339 | 1,866,949 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 284,183 | 1,111,229 | 1,395,412 | 792,194 | 2,187,606 |
(注)1.調整額は、報告セグメントに帰属しない当社の管理部門等にかかる費用であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
| 日本 | 米国 | 欧州 | 中国 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 33,685,989 | 14,498,789 | 16,603,694 | 22,554,865 | 21,187,730 | 108,531,067 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:千円)
| 日本 | 米国 | 欧州 | アジア・オセアニア | 合計 | ||
| 中国 | 台湾 | その他 | ||||
| 2,366,638 | 291,813 | 322,673 | 692,134 | 896,585 | 366,961 | 4,936,804 |
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| サムスングループ | 23,326,545 | テクノロジーソリューション事業 |
(注)サムスングループには、主に、Samsung Electronics Japan Co., Ltd.、Samsung Electronics Co., Ltd.が含まれております。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
| 日本 | 米国 | 欧州 | 中国 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 33,518,189 | 14,919,209 | 13,087,771 | 24,791,260 | 22,473,430 | 108,789,859 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:千円)
| 日本 | 米国 | 欧州 | アジア・オセアニア | 合計 | ||
| 中国 | 台湾 | その他 | ||||
| 2,292,703 | 258,590 | 654,048 | 692,597 | 1,142,874 | 362,051 | 5,402,863 |
(単位:千円)
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
|---|---|---|
| サムスングループ | 23,721,973 | テクノロジーソリューション事業 |
(注)サムスングループには、主に、Samsung Electronics Japan Co., Ltd.、Samsung Electronics Co., Ltd.が含まれております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| 種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金 (千円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合 (%) | 関連当事者との関係 | 取引の内容 | 取引金額 (千円) | 科目 | 期末残高 (千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 役員 | 井出 信孝 | - | - | 当社代表取締役社長 一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジ代表理事 | (被所有) 直接0.01 | - | 寄付金の拠出 (注) | 250,000 | - | - |
(注)取引条件及び取引条件の決定方針等
当社から一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジへ寄付金を拠出しております。当該取引は、当社と第三者のための取引であり、取締役会の承認に基づき決定しております。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 1株当たり純資産額 | 232.00円 | 273.65円 |
| 1株当たり当期純利益 | 62.95円 | 67.98円 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度末 (2021年3月31日) | 当連結会計年度末 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 純資産の部の合計額(千円) | 37,688,817 | 43,503,052 |
| 純資産の部の合計額から控除する金額(千円) | - | - |
| 普通株式に係る期末の純資産額(千円) | 37,688,817 | 43,503,052 |
| 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) | 162,449,239 | 158,975,808 |
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 10,225,669 | 10,954,987 |
| 普通株主に帰属しない金額(千円) | - | - |
| 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 10,225,669 | 10,954,987 |
| 普通株式の期中平均株式数(株) | 162,439,186 | 161,147,206 |
(重要な後発事象)
(自己株式の取得及び自己株式の消却)
当社は、2022年5月12日開催の取締役会において、会社法第459条第1項及び当社定款の規定により読み替えて適用される同法第156条第1項の規定に基づき、自己株式を取得することを決議するとともに、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議いたしました。
1.自己株式の取得及び自己株式の消却を行う理由
当社は、中期経営方針『Wacom Chapter3』のもと、株主還元を重要な経営課題と認識しており、2021年5月12日開催の取締役会において、2025年3月31日までの期間に総額100億円を上限とする自己株式の取得を実施する「自己株式の取得に係る方針」を策定しております。
以上の方針に基づき、現下の投資機会、資本効率、株価水準等を総合的に勘案いたしました上で、自己株式の取得及び自己株式の消却を実施するものであります。
2.取得の内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 4,000,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.52%)
(3)株式の取得価額の総額 20億円(上限)
(4)取得する期間 2022年5月13日~2023年3月31日
(5)取得する方法 東京証券取引所における市場買付け
3.消却の内容
(1)消却する株式の種類 当社普通株式
(2)消却する株式の総数 2,000,000株
(消却前の発行済株式総数に対する割合 1.20%)
(3)消却日 2022年5月26日
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
| 区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
|---|---|---|---|---|
| 短期借入金 | - | - | - | - |
| 1年以内に返済予定の長期借入金 | 4,000,000 | - | - | - |
| 1年以内に返済予定のリース債務 | - | - | - | - |
| 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | 2,000,000 | 2,000,000 | 0.18 | 2024年 |
| リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | - | - | - | - |
| その他有利子負債 | ||||
| 1年以内に返済予定のリース負債 | 370,288 | 426,118 | - | - |
| リース負債(1年以内に返済予定のものを除く。) | 379,627 | 473,687 | 0.17 | 2023年~2030年 |
| 合計 | 6,749,915 | 2,899,805 | - | - |
(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金及びリース負債(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) | |
|---|---|---|---|---|
| 長期借入金 | - | 2,000,000 | - | - |
| リース負債 | 203,520 | 113,581 | 105,307 | 40,613 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 24,179,173 | 50,258,529 | 81,179,173 | 108,789,859 |
| 税金等調整前四半期(当期)純利益(千円) | 3,089,939 | 7,641,676 | 12,752,404 | 14,560,678 |
| 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円) | 2,311,852 | 5,765,997 | 9,632,637 | 10,954,987 |
| 1株当たり四半期(当期)純利益(円) | 14.23 | 35.54 | 59.51 | 67.98 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 |
|---|---|---|---|---|
| 1株当たり四半期純利益(円) | 14.23 | 21.32 | 24.00 | 8.32 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 資産の部 | ||
| 流動資産 | ||
| 現金及び預金 | 16,043,894 | 16,471,429 |
| 売掛金 | ※1 12,143,750 | ※1 18,047,291 |
| 商品及び製品 | 5,059,438 | 5,825,666 |
| 仕掛品 | 160,087 | 503,156 |
| 原材料及び貯蔵品 | 1,867,145 | 5,359,993 |
| 前払費用 | 377,224 | 560,663 |
| 未収入金 | ※1 10,846,607 | ※1 3,476,936 |
| その他 | 500,065 | 953,521 |
| 貸倒引当金 | △600 | △35,400 |
| 流動資産合計 | 46,997,610 | 51,163,255 |
| 固定資産 | ||
| 有形固定資産 | ||
| 建物 | 765,560 | 744,394 |
| 構築物 | 2,224 | 1,944 |
| 機械及び装置 | 859,754 | 1,107,782 |
| 工具、器具及び備品 | 780,077 | 973,942 |
| 土地 | 1,063,061 | 1,063,061 |
| 有形固定資産合計 | 3,470,676 | 3,891,123 |
| 無形固定資産 | ||
| ソフトウエア | 436,201 | 489,327 |
| その他 | 1,074,527 | 949,212 |
| 無形固定資産合計 | 1,510,728 | 1,438,539 |
| 投資その他の資産 | ||
| 投資有価証券 | 178,418 | 233,800 |
| 関係会社株式 | 2,127,476 | 2,127,476 |
| 繰延税金資産 | 1,794,914 | 1,896,898 |
| その他 | 708,545 | 596,844 |
| 貸倒引当金 | △58,321 | - |
| 投資その他の資産合計 | 4,751,032 | 4,855,018 |
| 固定資産合計 | 9,732,436 | 10,184,680 |
| 資産合計 | 56,730,046 | 61,347,935 |
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
| 負債の部 | ||
| 流動負債 | ||
| 買掛金 | 9,685,360 | 12,864,425 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 4,000,000 | - |
| 未払金 | ※1 1,847,729 | ※1 2,077,523 |
| 未払費用 | 554,083 | 956,050 |
| 未払法人税等 | 3,497,692 | 2,253,342 |
| 契約負債 | - | 424,741 |
| 前受金 | 525,841 | - |
| 預り金 | 38,895 | 55,435 |
| 賞与引当金 | 1,550,510 | 570,403 |
| 役員賞与引当金 | 110,926 | 54,060 |
| 製品保証引当金 | 43,881 | 27,889 |
| その他 | - | 1,765,254 |
| 流動負債合計 | 21,854,917 | 21,049,122 |
| 固定負債 | ||
| 長期借入金 | 2,000,000 | 2,000,000 |
| 退職給付引当金 | 928,019 | 987,744 |
| 資産除去債務 | 156,375 | 159,761 |
| その他 | 42,717 | 42,717 |
| 固定負債合計 | 3,127,111 | 3,190,222 |
| 負債合計 | 24,982,028 | 24,239,344 |
| 純資産の部 | ||
| 株主資本 | ||
| 資本金 | 4,203,469 | 4,203,469 |
| 資本剰余金 | ||
| 資本準備金 | 4,044,882 | 4,044,882 |
| その他資本剰余金 | 2,058,876 | 2,068,555 |
| 資本剰余金合計 | 6,103,758 | 6,113,437 |
| 利益剰余金 | ||
| 利益準備金 | 22,456 | 22,456 |
| その他利益剰余金 | ||
| 繰越利益剰余金 | 23,283,071 | 31,614,875 |
| 利益剰余金合計 | 23,305,527 | 31,637,331 |
| 自己株式 | △1,864,850 | △4,845,646 |
| 株主資本合計 | 31,747,904 | 37,108,591 |
| 評価・換算差額等 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 114 | - |
| 評価・換算差額等合計 | 114 | - |
| 純資産合計 | 31,748,018 | 37,108,591 |
| 負債純資産合計 | 56,730,046 | 61,347,935 |
②【損益計算書】
| (単位:千円) | ||
|---|---|---|
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 売上高 | ※1 94,944,513 | ※1 99,372,542 |
| 売上原価 | ※1 68,308,022 | ※1 69,766,220 |
| 売上総利益 | 26,636,491 | 29,606,322 |
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 16,019,813 | ※1,※2 16,270,152 |
| 営業利益 | 10,616,678 | 13,336,170 |
| 営業外収益 | ||
| 受取利息及び受取配当金 | ※1 8,314,782 | 1,079 |
| 為替差益 | 660,261 | 1,540,936 |
| その他 | ※1 82,733 | ※1 98,116 |
| 営業外収益合計 | 9,057,776 | 1,640,131 |
| 営業外費用 | ||
| 支払利息 | 20,750 | 8,318 |
| 自己株式取得費用 | - | 6,000 |
| 和解金 | 42,648 | 13,000 |
| その他 | 8,418 | - |
| 営業外費用合計 | 71,816 | 27,318 |
| 経常利益 | 19,602,638 | 14,948,983 |
| 特別利益 | ||
| 投資有価証券売却益 | - | 231,405 |
| 特別利益合計 | - | 231,405 |
| 特別損失 | ||
| 固定資産除却損 | 5,341 | 5,117 |
| 投資有価証券評価損 | 50,171 | - |
| 特別損失合計 | 55,512 | 5,117 |
| 税引前当期純利益 | 19,547,126 | 15,175,271 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 3,684,915 | 3,858,865 |
| 法人税等調整額 | △330,214 | △101,934 |
| 法人税等合計 | 3,354,701 | 3,756,931 |
| 当期純利益 | 16,192,425 | 11,418,340 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||
| 株主資本 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||
| 資本準備金 | その他資本 剰余金 | 資本剰余金 合計 | 利益準備金 | その他利益 剰余金 | 利益剰余金 合計 | ||
| 繰越利益 剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 4,203,469 | 4,044,882 | 2,056,080 | 6,100,962 | 22,456 | 8,227,622 | 8,250,078 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金の配当 | △1,136,976 | △1,136,976 | |||||
| 当期純利益 | 16,192,425 | 16,192,425 | |||||
| 自己株式の処分 | 2,796 | 2,796 | |||||
| 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) | |||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 2,796 | 2,796 | - | 15,055,449 | 15,055,449 |
| 当期末残高 | 4,203,469 | 4,044,882 | 2,058,876 | 6,103,758 | 22,456 | 23,283,071 | 23,305,527 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券 評価差額金 | 評価・換算差額等 合計 | ||
| 当期首残高 | △1,875,838 | 16,678,671 | △5,149 | △5,149 | 16,673,522 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △1,136,976 | △1,136,976 | |||
| 当期純利益 | 16,192,425 | 16,192,425 | |||
| 自己株式の処分 | 10,988 | 13,784 | 13,784 | ||
| 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) | 5,263 | 5,263 | 5,263 | ||
| 当期変動額合計 | 10,988 | 15,069,233 | 5,263 | 5,263 | 15,074,496 |
| 当期末残高 | △1,864,850 | 31,747,904 | 114 | 114 | 31,748,018 |
当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
| (単位:千円) | |||||||
| 株主資本 | |||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||
| 資本準備金 | その他資本 剰余金 | 資本剰余金 合計 | 利益準備金 | その他利益 剰余金 | 利益剰余金 合計 | ||
| 繰越利益 剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 4,203,469 | 4,044,882 | 2,058,876 | 6,103,758 | 22,456 | 23,283,071 | 23,305,527 |
| 当期変動額 | |||||||
| 剰余金の配当 | △3,086,536 | △3,086,536 | |||||
| 当期純利益 | 11,418,340 | 11,418,340 | |||||
| 自己株式の取得 | |||||||
| 自己株式の処分 | 9,679 | 9,679 | |||||
| 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) | |||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 9,679 | 9,679 | - | 8,331,804 | 8,331,804 |
| 当期末残高 | 4,203,469 | 4,044,882 | 2,068,555 | 6,113,437 | 22,456 | 31,614,875 | 31,637,331 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券 評価差額金 | 評価・換算差額等 合計 | ||
| 当期首残高 | △1,864,850 | 31,747,904 | 114 | 114 | 31,748,018 |
| 当期変動額 | |||||
| 剰余金の配当 | △3,086,536 | △3,086,536 | |||
| 当期純利益 | 11,418,340 | 11,418,340 | |||
| 自己株式の取得 | △2,999,963 | △2,999,963 | △2,999,963 | ||
| 自己株式の処分 | 19,167 | 28,846 | 28,846 | ||
| 株主資本以外の項目の当期 変動額(純額) | △114 | △114 | △114 | ||
| 当期変動額合計 | △2,980,796 | 5,360,687 | △114 | △114 | 5,360,573 |
| 当期末残高 | △4,845,646 | 37,108,591 | - | - | 37,108,591 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
(2)有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
(3)デリバティブ
時価法を採用しております。
(4)棚卸資産
主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
| 建物 | 3~57年 |
|---|---|
| 構築物 | 4~30年 |
| 機械及び装置 | 7年 |
| 工具、器具及び備品 | 2~15年 |
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用目的のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の当事業年度負担額を計上しております。
(3)役員賞与引当金
役員賞与の支出に備えるため、当事業年度における支給見込額に基づき計上しております。
(4)製品保証引当金
製品保証に伴う費用の支出に備えるため、過去の実績率に基づき発生見込額を計上しております。
(5)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務に基づき計上しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしております。
4.収益及び費用の計上基準
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容は、連結財務諸表の「(収益認識関係) 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報」に記載のとおりであります。履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、主として約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)繰延資産の処理方法
株式交付費は、支出時に全額費用として処理しております。
(2)退職給付に係る会計処理
未認識数理計算上の差異の貸借対照表における取扱いが連結貸借対照表と異なります。
(重要な会計上の見積り)
1.棚卸資産の評価
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
|---|---|---|
| 棚卸資産 | 7,086,670 | 11,688,815 |
| (内訳)商品及び製品 | 5,059,438 | 5,825,666 |
| 仕掛品 | 160,087 | 503,156 |
| 原材料及び貯蔵品 | 1,867,145 | 5,359,993 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1)の金額の算出方法は、「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価」の内容と同一であります。
2.固定資産の減損損失の認識の要否
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
|---|---|---|
| 有形固定資産 | 3,470,676 | 3,891,123 |
| 無形固定資産 | 1,510,728 | 1,438,539 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1)の金額の算出方法は、「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)2.固定資産の減損損失の認識の要否」の内容と同一であります。
3.繰延税金資産の回収可能性
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
| 前事業年度 | 当事業年度 | |
|---|---|---|
| 繰延税金資産 | 1,794,914 | 1,896,898 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(1)の金額の算出方法は、「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)3.繰延税金資産の回収可能性」の内容と同一であります。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、買戻し義務を負っている有償支給取引については、金融取引として有償支給先に残存する支給品の期末棚卸高について棚卸資産を認識するとともに、有償支給取引に係る負債を認識しております。また、一部のリベートについては、従来、売上債権から控除する方法によっておりましたが、リベートに係る負債として認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当事業年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
また、前事業年度の貸借対照表において、独立掲記しておりました「流動負債」の「前受金」及び「未払費用」の一部は、当事業年度より「契約負債」に含めて表示しております。ただし、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
この結果、当事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「売掛金」が34,450千円、「仕掛品」が87,137千円、「原材料及び貯蔵品」が1,643,667千円増加し、「流動負債」の「その他」が1,765,254千円増加しております。なお、当事業年度の損益及び1株当たり情報に与える影響はありません。
さらに、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる財務諸表に与える影響はありません。
(表示方法の変更)
(損益計算書)
前事業年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「為替差益」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた742,994千円は、「為替差益」660,261千円、「その他」82,733千円として組み替えております。
前事業年度において、「特別損失」の「その他」に含めていた「固定資産除却損」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の損益計算書において、「特別損失」の「その他」に表示していた5,341千円は、「固定資産除却損」5,341千円として組み替えております。
(貸借対照表関係)
※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 短期金銭債権 | 12,864,075千円 | 8,184,967千円 |
| 短期金銭債務 | 405,961千円 | 430,999千円 |
2 当座貸越契約
運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく事業年度末の借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 当座貸越極度額 | 2,000,000千円 | 2,000,000千円 |
| 借入実行残高 | -千円 | -千円 |
| 差引額 | 2,000,000千円 | 2,000,000千円 |
3 コミットメントライン契約
運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行とコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく事業年度末の借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| コミットメントラインの総額 | 3,000,000千円 | 3,000,000千円 |
| 借入実行残高 | -千円 | -千円 |
| 差引額 | 3,000,000千円 | 3,000,000千円 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 営業取引による取引高 | ||
| 売上高 | 35,668,624千円 | 36,864,353千円 |
| 仕入高等 | 3,496,376千円 | 4,090,013千円 |
| 営業取引以外の取引による取引高 | 8,372,988千円 | 82,664千円 |
※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度37%、当事業年度34%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度63%、当事業年度66%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
|---|---|---|
| 関係会社手数料 | 2,242,034千円 | 2,384,770千円 |
| 貸倒引当金繰入額 | △3,900千円 | 34,574千円 |
| 給与手当 | 2,044,322千円 | 2,236,731千円 |
| 退職給付費用 | 61,920千円 | 67,282千円 |
| 賞与引当金繰入額 | 1,393,806千円 | 422,623千円 |
| 役員賞与引当金繰入額 | 110,926千円 | 54,060千円 |
| 研究開発費 | 4,613,248千円 | 5,577,869千円 |
| 減価償却費 | 469,131千円 | 277,452千円 |
(有価証券関係)
前事業年度(2021年3月31日)
子会社株式(貸借対照表計上額2,127,476千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
当事業年度(2022年3月31日)
子会社株式(貸借対照表計上額2,127,476千円)は、市場価格のない株式等であることから、記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| ソフトウエア | 1,409,165千円 | 1,507,919千円 | |
| 棚卸資産 | 243,054千円 | 485,978千円 | |
| 退職給付引当金 | 284,159千円 | 302,447千円 | |
| 未払費用 | 182,956千円 | 292,742千円 | |
| 賞与引当金 | 508,732千円 | 191,211千円 | |
| 未払事業税 | 193,966千円 | 147,341千円 | |
| 資産除去債務 | 47,882千円 | 48,919千円 | |
| 繰延資産 | 49,791千円 | 41,310千円 | |
| その他 | 330,192千円 | 142,230千円 | |
| 繰延税金資産小計 | 3,249,897千円 | 3,160,097千円 | |
| 評価性引当額 | △1,435,743千円 | △1,246,201千円 | |
| 繰延税金資産合計 | 1,814,154千円 | 1,913,896千円 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 資産除去債務 | △19,190千円 | △16,998千円 | |
| その他 | △50千円 | -千円 | |
| 繰延税金負債合計 | △19,240千円 | △16,998千円 | |
| 繰延税金資産の純額 | 1,794,914千円 | 1,896,898千円 |
(表示方法の変更)
前事業年度において、独立掲記していた繰延税金資産の「未収入金」「固定資産減損損失」は、金額的重要性が乏しいため、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の注記の組替えを行っております。
前事業年度において、繰延税金資産の「その他」に含めていた「資産除去債務」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の注記の組替えを行っております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度 (2021年3月31日) | 当事業年度 (2022年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法定実効税率 | 30.6% | 30.6% | |
| (調整) | |||
| 役員給与損金不算入額 | 0.2% | 0.1% | |
| 住民税均等割 | 0.1% | 0.1% | |
| 過年度法人税等 | 0.0% | △0.0% | |
| 評価性引当額 | 0.2% | △1.1% | |
| 試験研究費の特別控除 | △2.5% | △5.6% | |
| 外国子会社配当金に係る外国源泉税 | 0.8% | -% | |
| 寄付金等永久に損金に算入されない項目 | 0.3% | -% | |
| 受取配当金 | △12.4% | -% | |
| その他 | △0.1% | 0.7% | |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 17.2% | 24.8% |
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
(自己株式の取得及び自己株式の消却)
当社は、2022年5月12日開催の取締役会において、会社法第459条第1項及び当社定款の規定により読み替えて適用される同法第156条第1項の規定に基づき、自己株式を取得することを決議するとともに、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議いたしました。
1.自己株式の取得及び自己株式の消却を行う理由
当社は、中期経営方針『Wacom Chapter3』のもと、株主還元を重要な経営課題と認識しており、2021年5月12日開催の取締役会において、2025年3月31日までの期間に総額100億円を上限とする自己株式の取得を実施する「自己株式の取得に係る方針」を策定しております。
以上の方針に基づき、現下の投資機会、資本効率、株価水準等を総合的に勘案いたしました上で、自己株式の取得及び自己株式の消却を実施するものであります。
2.取得の内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 4,000,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.52%)
(3)株式の取得価額の総額 20億円(上限)
(4)取得する期間 2022年5月13日~2023年3月31日
(5)取得する方法 東京証券取引所における市場買付け
3.消却の内容
(1)消却する株式の種類 当社普通株式
(2)消却する株式の総数 2,000,000株
(消却前の発行済株式総数に対する割合 1.20%)
(3)消却日 2022年5月26日
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:千円)
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期償却額 | 当期末残高 | 減価償却累計額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | 建物 | 765,560 | 32,774 | - | 53,940 | 744,394 | 1,741,842 |
| 構築物 | 2,224 | - | - | 280 | 1,944 | 20,858 | |
| 機械及び装置 | 859,754 | 454,409 | - | 206,381 | 1,107,782 | 903,324 | |
| 工具、器具及び備品 | 780,077 | 794,564 | 19,246 | 581,453 | 973,942 | 4,529,909 | |
| 土地 | 1,063,061 | - | - | - | 1,063,061 | - | |
| 計 | 3,470,676 | 1,281,747 | 19,246 | 842,054 | 3,891,123 | 7,195,933 | |
| 無形固定資産 | ソフトウエア | 436,201 | 232,735 | 24,289 | 155,320 | 489,327 | - |
| その他 | 1,074,527 | - | 1,446 | 123,869 | 949,212 | - | |
| 計 | 1,510,728 | 232,735 | 25,735 | 279,189 | 1,438,539 | - |
【引当金明細表】
(単位:千円)
| 科目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金(流動) | 600 | 35,400 | 600 | 35,400 |
| 貸倒引当金(固定) | 58,321 | - | 58,321 | - |
| 賞与引当金(流動) | 1,550,510 | 570,403 | 1,550,510 | 570,403 |
| 役員賞与引当金(流動) | 110,926 | 54,060 | 110,926 | 54,060 |
| 製品保証引当金(流動) | 43,881 | 27,889 | 43,881 | 27,889 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 毎事業年度の終了後3ヶ月以内 |
| 基準日 | 3月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 9月30日 3月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り | |
| 取扱場所 | (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | (特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ────── |
| 買取手数料 | 無料 |
| 公告掲載方法 | 電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。公告掲載URLhttps://www.wacom.com |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
(注)当社定款の定めにより、当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第38期)(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)2021年6月30日関東財務局長に提出
(2)内部統制報告書及びその添付書類
2021年6月30日関東財務局長に提出
(3)四半期報告書及び確認書
(第39期第1四半期)(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)2021年8月6日関東財務局長に提出
(第39期第2四半期)(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)2021年11月8日関東財務局長に提出
(第39期第3四半期)(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)2022年2月7日関東財務局長に提出
(4)臨時報告書
2021年7月1日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨時報告書であります。
(5)自己株券買付状況報告書
報告期間(自 2021年7月1日 至 2021年7月31日)2021年8月10日関東財務局長に提出
報告期間(自 2021年8月1日 至 2021年8月31日)2021年9月10日関東財務局長に提出
報告期間(自 2021年9月1日 至 2021年9月30日)2021年10月11日関東財務局長に提出
報告期間(自 2021年10月1日 至 2021年10月31日)2021年11月10日関東財務局長に提出
報告期間(自 2021年11月1日 至 2021年11月30日)2021年12月10日関東財務局長に提出
報告期間(自 2021年12月1日 至 2021年12月31日)2022年1月11日関東財務局長に提出
報告期間(自 2022年1月1日 至 2022年1月31日)2022年2月10日関東財務局長に提出
報告期間(自 2022年5月1日 至 2022年5月31日)2022年6月10日関東財務局長に提出
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
| 2022年6月27日 | |
|---|---|
| 株 式 会 社 ワ コ ム |
取 締 役 会 御 中
| P w C あ ら た 有 限 責 任 監 査 法 人 | |
|---|---|
| 東京事務所 |
指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 戸 田 栄 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 光 廣 成 史
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ワコムの2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ワコム及び連結子会社の2022年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 棚卸資産の評価 【注記事項】(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社グループは、2022年3月31日現在、連結貸借対照表上、棚卸資産合計で20,768,028千円(総資産の28.3%)計上している。 会社グループは、製品・サービス別のグローバルビジネスユニットを基礎とした事業セグメントから構成されているが、このうち、「ブランド製品事業」に係る製品は、主力製品の製品ライフサイクルが2年~3年である。また、「テクノロジーソリューション事業」に係る製品は、デジタルペン、マルチタッチセンサー及びタッチパネルなどの部品及びモジュールを受注生産しており、顧客の属する市場動向によって将来需要が左右される。このため、会社グループは、以下の方法により収益性の低下の事実を棚卸資産の貸借対照表価額に反映させている。 ・通常の販売目的で保有する棚卸資産については、正味売却価額が取得原価より下落している場合において、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額とする方法 ・営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産については、合理的に算定された価額をもって貸借対照表価額とする方法を原則とし、状況に応じ、帳簿価額を処分見込価額まで切り下げる方法や、一定の回転期間を超える場合、規則的に帳簿価額を切り下げる方法 また、主要な会社において、通常の販売目的で保有する棚卸資産と営業循環過程から外れた棚卸資産を区分し評価する基礎として、見積りの不確実性を低減させる観点から、客観的に把握可能な直近の実績販売価額及び出荷実績を使用している。 上記棚卸資産の評価は、直近の実績販売価額や出荷実績に加え、将来の製品の販売動向や将来需要の予測を基礎としており、見積り要素が介在する。このため、棚卸資産の評価には不確実性を伴い、経営者の判断を必要とする。また、連結貸借対照表における棚卸資産計上額に重要性がある。このため、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 | 当監査法人は、棚卸資産の評価を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。 ・経営者が整備・運用している、棚卸資産の評価に関する内部統制の有効性を評価した。 ・国内会社では主に、ITの領域において専門知識を有する者を関与させ、棚卸資産の評価における基礎となる直近の実績販売価額及び出荷実績を記録したリストが正確に作成されていることを評価した。その上で、当該リストを基に棚卸資産の評価額が正確に計算され、貸借対照表価額において網羅的に反映されていることを確認した。また、海外子会社では主に、棚卸資産の評価における基礎となる正味売却価額の信頼性を検討した上で、棚卸資産の評価額が正確に計算され、貸借対照表価額において網羅的に反映されていることを確認した。 ・営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産の帳簿価額を切り下げる基準として会社グループが仮定している回転期間が妥当であるかを確かめるため、過去の棚卸資産販売実績を基にした趨勢分析を実施した。 ・経営者による棚卸資産の販売動向や将来需要の予測については、経営者及び担当部門営業責任者と議論し、特に、製品ライフサイクルが比較的短期であるブランド製品事業については、製品群ごとの期末日前の販売実績と比較することにより、見積りの基礎となる販売計画の妥当性を確認した。 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ワコムの2022年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社ワコムが2022年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
| 2022年6月27日 | |
|---|---|
| 株 式 会 社 ワ コ ム |
取 締 役 会 御 中
| P w C あ ら た 有 限 責 任 監 査 法 人 | |
|---|---|
| 東京事務所 |
指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 戸 田 栄 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 光 廣 成 史
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ワコムの2021年4月1日から2022年3月31日までの第39期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ワコムの2022年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 棚卸資産の評価 【注記事項】(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価 | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 会社は、2022年3月31日現在、貸借対照表上、棚卸資産合計で11,688,815千円(総資産の19.1%)計上している。 会社は、製品・サービス別のグローバルビジネスユニットを基礎とした事業セグメントから構成されているが、このうち、「ブランド製品事業」に係る製品は、主力製品の製品ライフサイクルが2年~3年である。また、「テクノロジーソリューション事業」に係る製品は、デジタルペン、マルチタッチセンサー及びタッチパネルなどの部品及びモジュールを受注生産しており、顧客の属する市場動向によって将来需要が左右される。このため、会社は、以下の方法により収益性の低下の事実を棚卸資産の貸借対照表価額に反映させている。 ・通常の販売目的で保有する棚卸資産については、正味売却価額が取得原価より下落している場合において、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額とする方法 ・営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産については、状況に応じ、帳簿価額を処分見込価額まで切り下げる方法や、一定の回転期間を超える場合、規則的に帳簿価額を切り下げる方法 また、会社は、通常の販売目的で保有する棚卸資産と、営業循環過程から外れた棚卸資産を区分し評価する基礎として、見積りの不確実性を低減させる観点から、客観的に把握可能な直近の実績販売価額及び出荷実績を使用している。 上記棚卸資産の評価は、直近の実績販売価額や出荷実績に加え、将来の製品の販売動向や将来需要の予測を基礎としており、見積り要素が介在する。このため、棚卸資産の評価には不確実性を伴い、経営者の判断を必要とする。また、貸借対照表における棚卸資産計上額に重要性がある。このため、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 | 当監査法人は、棚卸資産の評価を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。 ・経営者が整備・運用している、棚卸資産の評価に関する内部統制の有効性を評価した。 ・ITの領域において専門知識を有する者を関与させ、棚卸資産の評価における基礎となる直近の実績販売価額及び出荷実績を記録したリストが正確に作成されていることを評価した。その上で、当該リストを基に棚卸資産の評価額が正確に計算され、貸借対照表価額において網羅的に反映されていることを確認した。 ・営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産の帳簿価額を切り下げる基準として会社が仮定している回転期間が妥当であるかを確かめるため、過去の棚卸資産販売実績を基にした趨勢分析を実施した。 ・経営者による棚卸資産の販売動向や将来需要の予測については、経営者及び担当部門営業責任者と議論し、特に、製品ライフサイクルが比較的短期であるブランド製品事業については、製品群ごとの期末日前の販売実績と比較することにより、見積りの基礎となる販売計画の妥当性を確認した。 |
その他の記載内容
その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 財務諸表に対する意見を表明するために、財務諸表に含まれる構成単位の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、構成単位の財務情報に関する監査の指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。