| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2021年3月30日 |
| 【事業年度】 | 第21期(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) |
| 【会社名】 | 楽天カード株式会社 |
| 【英訳名】 | Rakuten Card Co.,Ltd. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 穂坂 雅之 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都港区南青山二丁目6番21号 |
| 【電話番号】 | 03-6740-6740 |
| 【事務連絡者氏名】 | 常務執行役員 藤井 美樹也 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区南青山二丁目6番21号 |
| 【電話番号】 | 03-6740-6740 |
| 【事務連絡者氏名】 | 常務執行役員 藤井 美樹也 |
| 【縦覧に供する場所】 | 該当事項なし |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回次 | 第18期 | 第19期 | 第20期 | 第21期 | |
| 決算年月 | 2017年12月 | 2018年12月 | 2019年12月 | 2020年12月 | |
| 売上収益 | (百万円) | 161,765 | 188,756 | 369,860 | 494,055 |
| 税引前当期利益 | (百万円) | 33,804 | 38,474 | 67,409 | 88,945 |
| 当期利益 | (百万円) | 23,599 | 27,252 | 45,143 | 55,026 |
| 当期包括利益 | (百万円) | 24,083 | 27,084 | 47,863 | 43,092 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 107,763 | 89,597 | 456,427 | 466,378 |
| 資産合計 | (百万円) | 1,426,875 | 1,755,603 | 7,326,801 | 10,383,432 |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | (円) | 1,370,174.00 | 1,139,194.23 | 5,803,346.24 | 5,929,859.35 |
| 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり当期利益 | (円) | 300,050.34 | 346,511.17 | 574,137.05 | 706,262.35 |
| 親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当たり当期利益 | (円) | - | - | - | - |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 7.55 | 5.10 | 6.23 | 4.49 |
| 親会社所有者帰属持分利益率 | (%) | 24.65 | 27.62 | 16.54 | 12.04 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △150,276 | △242,292 | 313,978 | 1,023,808 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △7,094 | △13,559 | △142,578 | △41,821 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 172,520 | 307,102 | 109,201 | 594,408 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (百万円) | 97,321 | 148,510 | 1,309,112 | 2,883,879 |
| 従業員数〔ほか、平均臨時従業員数〕 | (名) | 1,269〔435〕 | 1,330〔474〕 | 3,998〔1,500〕 | 4,359〔1,304〕 |
(注)1.第19期より国際会計基準(以下、IFRS)に基づいて連結財務諸表を作成しています。なお、第18期もIFRSに基づいた連結経営指標等をあわせて記載しています。
2.売上収益には、消費税等は含まれていません。
3.親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当たり当期利益については、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため記載していません。
4.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数で、取締役、監査役、臨時従業員を含んでいません。
5.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。
6.臨時従業員には、派遣社員、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員を含みます。
7.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載していません。
8.第18期、第19期、第20期及び第21期の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けています。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 第17期 | 第18期 | 第19期 | 第20期 | 第21期 | |
| 決算年月 | 2016年12月 | 2017年12月 | 2018年12月 | 2019年12月 | 2020年12月 | |
| 営業収益 | (百万円) | 201,548 | 234,580 | 273,745 | 334,627 | 385,451 |
| 経常利益 | (百万円) | 22,599 | 23,846 | 26,195 | 29,808 | 39,719 |
| 当期純利益 | (百万円) | 14,237 | 16,640 | 18,265 | 19,987 | 28,080 |
| 資本金 | (百万円) | 19,323 | 19,323 | 19,323 | 19,323 | 19,323 |
| 発行済株式総数 | (株) | 78,649 | 78,649 | 78,649 | 78,649 | 78,649 |
| 純資産額 | (百万円) | 79,255 | 96,253 | 104,553 | 270,668 | 265,879 |
| 総資産額 | (百万円) | 1,182,952 | 1,412,874 | 1,764,662 | 2,402,745 | 2,701,930 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 1,007,715.17 | 1,223,836.05 | 1,329,371.36 | 3,441,475.40 | 3,380,577.70 |
| 1株当たり配当額(1株当たり中間配当額) | (円) | - | 127,148 | - | 292,439 | 381,443 |
| (-) | (-) | (-) | (-) | (-) | ||
| 1株当たり当期純利益金額 | (円) | 181,024.58 | 211,575.55 | 232,235.75 | 254,136.44 | 357,038.83 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | - | - | - | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 6.70 | 6.81 | 5.92 | 11.26 | 9.84 |
| 自己資本利益率 | (%) | 19.73 | 18.96 | 18.19 | 10.65 | 10.47 |
| 株価収益率 | (倍) | - | ― | - | - | - |
| 配当性向 | (%) | - | 60.1 | - | 115.1 | 106.8 |
| 従業員数〔ほか、平均臨時従業員数〕 | (名) | 1,135〔447〕 | 1,183〔435〕 | 1,235〔474〕 | 1,412〔578〕 | 1,568〔553〕 |
| 株主総利回り | (%) | - | - | - | - | - |
| 最高株価 | (円) | - | - | - | - | - |
| 最低株価 | (円) | - | - | - | - | - |
(注)1.営業収益には、消費税等は含まれていません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。
3.第17期及び第19期の1株当たり配当額、配当性向については、無配のため記載していません。なお、第20期の1株当たり配当額、配当性向については、資本剰余金を配当原資としたものを除いて記載しています。
4.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載していません。
5.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数で、取締役、監査役、臨時従業員を含んでいません。
6.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。
7.臨時従業員には、派遣社員、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員を含みます。
8.第18期、第19期、第20期及び第21期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けていますが、第17期の財務諸表については、同法に基づく監査を受けていません。
9.株主総利回り及び比較指標、最高株価、最低株価については、当社株式が未上場であるため、記載していません。
2 【沿革】
| 年月 | 概要 |
|---|---|
| 2001年12月 | 株式会社あおぞらカードを設立 |
| 2004年9月 | 全株式を楽天株式会社が譲受、楽天グループ子会社化金融事業カンパニーにおけるパーソナルファイナンス部門としてインターネット中心のサービスを提供楽天クレジット株式会社に社名変更 |
| 2009年4月 | 楽天クレジット株式会社を分割会社とする吸収分割により、カードローン事業をイーバンク銀行株式会社(現 楽天銀行株式会社)に承継イーバンク銀行株式会社のカードローンの保証委託提携を開始 |
| 2011年8月 | 楽天KC株式会社(現 Jトラストカード株式会社)の楽天カード部門を事業承継楽天カード株式会社に社名変更 |
| 2012年4月 | 楽天カードサービス株式会社を設立 |
| 2014年6月 | 台灣樂天信用卡股份有限公司を設立 |
| 2017年7月 | 基幹システムを全面刷新 |
| 2018年10月 | みんなのビットコイン株式会社(現 楽天ウォレット株式会社)の株式を取得 |
| 2019年4月 | 楽天株式会社を分割会社とする吸収分割により、楽天銀行株式会社、楽天証券株式会社、楽天インシュアランスホールディングス株式会社、楽天投信投資顧問株式会社を承継当社を分割会社とする吸収分割により、楽天ウォレット株式会社を、楽天ペイメント株式会社に承継 |
| 2020年3月 | 本社を東京都港区に移転 |
3 【事業の内容】
当社グループは、親会社である楽天株式会社のもと、楽天グループにおけるFinTech事業を担っております。
クレジットカード事業は、主に楽天カード株式会社が運営しており、主にインターネットを通じて個人顧客を対象としたクレジットカード『楽天カード』を発行し、カードショッピングサービス、キャッシングサービス等をカード会員向けに提供しています。また、カード加盟店の開拓や楽天グループへの決済機能提供等の決済関連サービス、事業者向けローン、個人向け銀行カードローンの保証業務等のサービスも提供しています。また、不動産への投資事業も行っています。台湾においては、台灣樂天信用卡股份有限公司が個人向けにクレジットカードを発行しており、カードショッピングサービス等を提供しています。
銀行事業は、楽天銀行株式会社が運営しており、個人、法人顧客を対象に銀行業務(預金、貸出、為替)及び外国為替証拠金取引等のサービスを、主にインターネットを通じて提供しています。
証券事業は、楽天証券株式会社が運営しており、個人顧客を対象に、株式委託売買取引、株式信用取引、外国為替証拠金取引、投資信託販売、債券取引、先物・オプション取引等のサービスを主にインターネットを通じて提供しています。
保険事業は、楽天インシュアランスホールディングス株式会社が運営しており、主に楽天生命保険株式会社、楽天損害保険株式会社等で構成されています。楽天生命保険株式会社は、主に個人向け保障性生命保険商品等を主にインターネット及び代理店チャネルを通じて販売しています。楽天損害保険株式会社は、自動車保険、火災保険を中心に、さまざまなリスクを補償する損害保険商品等を主にインターネット及び代理店チャネルを通じて販売しています。
| セグメント名 | 主なサービス主体 | 提供する主なサービス |
|---|---|---|
| クレジットカード事業 | 楽天カード(株)、台灣樂天信用卡股份有限公司 | クレジットカード『楽天カード』の発行及び関連サービスの提供事業者向けローン個人向け銀行カードローンの保証業務不動産への投資事業 |
| 銀行事業 | 楽天銀行(株) | インターネット・バンキング・サービスの提供 |
| 証券事業 | 楽天証券(株) | オンライン証券取引サービスの提供 |
| 保険事業 | 楽天生命保険(株) | 生命保険事業の運営 |
| 保険事業 | 楽天損害保険(株) | 損害保険事業の運営 |
事業の系統図は、次のとおりです。
4 【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(又は被所有)割合(%) | 関係内容 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (親会社) | ||||||
| 楽天株式会社 | 東京都世田谷区 | 205,924百万円 | 電子商取引事業、旅行代理店業 | (100.0) | 役務提供及び資金調達及び役員の兼務あり | (注)1 |
| (連結子会社) | ||||||
| 楽天銀行株式会社 | 東京都港区 | 25,954百万円 | 銀行業 | 100.0 | 役務提供及び役員の兼務あり | (注)2、6 |
| 楽天証券株式会社 | 東京都港区 | 7,495百万円 | 証券業 | 100.0 | 役務提供及び役員の兼務あり | (注)2、6 |
| 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 | 東京都新宿区 | 9,911百万円 | 保険業・保険代理業を行う子会社の経営管理および付帯事業 | 100.0 | 資金貸付及び役員の兼務あり | (注)2 |
| 楽天生命保険株式会社 | 東京都新宿区 | 7,500百万円 | 生命保険事業 | 100.0[100.0] | 役員の兼務あり | (注)2、3 |
| 楽天損害保険株式会社 | 東京都新宿区 | 5,153百万円 | 損害保険事業 | 100.0[100.0] | 役員の兼務あり | (注)2、3、7 |
| 楽天投信投資顧問株式会社 | 東京都港区 | 150百万円 | 投資運用業 | 100.0 | - | |
| 楽天カードサービス株式会社 | 東京都港区 | 5百万円 | 弁済金、代金及び料金等の収納事業 | 100.0 | 業務委託、役員の兼務及び派遣あり | |
| 台灣樂天信用卡股份有限公司 | 中華民国台北市 | 1,450百万新臺幣 | 台湾におけるクレジットカード及び附帯するサービス | 100.0 | 債務保証及び役員の派遣あり | (注)2 |
| Rakuten Bank America | アメリカ合衆国ユタ州 | 50百万ドル | 米国における銀行業務 | 100.0 | 役員の派遣あり | (注)2 |
| Rakuten Card USA,Inc. | アメリカ合衆国カリフォルニア州 | 43百万ドル | 米国における決済サービス | 100.0 | 債務保証及び役員の兼務あり | (注)2 |
| 樂天國際商業銀行股份有限公司 | 中華民国台北市 | 10,000百万新臺幣 | 台湾における電子メディアによる銀行業 | 51.0[50.0] | 役員の派遣あり | (注)2 |
(注)1.有価証券報告書の提出会社です。
2.特定子会社です。
3.議決権の所有割合の[ ]内は間接所有割合で内数です。
4.上記含め当社の連結子会社数は61社です。
5.資本金は、百万円未満(外貨建てのものは表示単位未満)を切り捨て表示しています。
6.売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が100分の10を超えていますが、セグメント情報における当該連結子会社の売上収益(セグメント間の内部売上収益又は振替高を含む。)に占める割合が100分の90を超えるため、主要な損益情報等の記載を省略しています。
7.経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が100分の10を超えています。日本において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された財務諸表における主要な損益情報等は以下の通りです。
主要な損益情報等
(単位:百万円)
| 楽天損害保険株式会社 | ||
|---|---|---|
| 経常収益 | 76,161 | |
| 経常利益 | 638 | |
| 当期純損失(△) | △2,385 | |
| 純資産合計 | 19,880 | |
| 資産合計 | 388,578 |
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2020年12月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
| クレジットカード事業 | 1,678 |
| (555) | |
| 銀行事業 | 908 |
| (177) | |
| 証券事業 | 515 |
| (256) | |
| 保険事業 | 1,258 |
| (316) | |
| 合計 | 4,359 |
| (1,304) |
(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数で、取締役、監査役、臨時従業員を含んでいません。
2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。
3.臨時従業員には、派遣社員、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員を含みます。
(2) 提出会社の状況
2020年12月31日現在
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
| 1,568 | 34.3 | 5.7 | 7,391 |
| (553) |
(注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数で、取締役、監査役、臨時従業員を含んでいません。
2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員です。
3.臨時従業員には、派遣社員、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員を含みます。
4.提出会社の従業員は、すべてクレジットカード事業のセグメントに属しております。
(3) 労働組合の状況
当社グループには、労働組合はありません。
なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、本書提出日時点において当社グループが判断したものです。
(1)経営方針
当社グループは、楽天グループが掲げる「イノベーションを通じて人々と社会に力を与えること(エンパワーメント)」という基本理念を共有し、経営の基本方針としています。ユーザー及び取引先企業へ満足度の高いサービスを提供するとともに、多くの人々の成長を後押しすることで、社会を豊かにしていくことに寄与していきます。楽天グループが掲げる「グローバル イノベーション カンパニーであり続ける」というビジョンのもと、当社グループの企業価値・株主価値の最大化を目指します。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社グループの主な経営指標は、売上収益、Non-GAAP営業利益です。Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益(以下、IFRS営業利益)から、当社グループが定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したものです。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって過年度比較が容易になり、当社グループの経営成績や将来の見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しています。なお、非経常的な項目とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する一過性の利益や損失のことです。その他の調整項目とは、適用する会計基準等により差異が生じ易く企業間での比較が困難な、株式報酬費用や子会社取得時に認識した無形資産の償却費等を指します。
(注) Non-GAAP指標の開示に際しては、米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)が定める基準を参照していますが、同基準に完全に準拠しているものではありません。
なお、各事業においてKPI(Key Performance Indicator)を設定しその進捗状況を計測しています。主なKPIは、カードショッピング取扱高、カードショッピングリボルビング残高、カードキャッシング残高、クレジットカード会員数、銀行口座数、預金残高、証券総合口座数、証券預かり資産残高、保険の保有契約件数、新規契約件数等です。
(3)経営環境
当社グループの各セグメントは、主にインターネットを通じてサービスを提供しています。インターネットをはじめとする情報通信技術(ICT)の発展・普及がもたらした新しい経済、そして社会の姿は「デジタル経済」と呼ばれるようになってきており、政府は、その進化の先にある社会として、「Society 5.0」を掲げています。「Society 5.0」においては、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータといった社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術があらゆる産業や社会生活に取り入れられ、経済発展と社会的課題の解決が両立されることが期待されています。こうした中で、これらの先端技術を利活用し、変革をもたらす企業が社会から求められていると楽天グループ及び当社グループは考えています。
2018年4月に経済産業省により策定された「キャッシュレス・ビジョン」で、2025年までに我が国におけるキャッシュレス決済比率を40%まで引き上げることが目標とされ、更に将来的には左記比率を世界最高水準の80%まで引き上げることを目指すとされており、当社グループにおいて提供している各種キャッシュレス決済市場の拡大が見込まれます。
(新型コロナウイルス感染症の影響)
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、経済活動や人々の生活様式に多大な影響を与えており、各国における渡航制限の設定や外出制限、要請が発出され、旅行、外食、対面サービスの需要が大きく減少し、経済活動の停滞及び金融市場の不安定化が拡大しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による人々の生活様式の変容に伴い、キャッシュレス決済の需要及びインターネットバンキング、インターネット経由の保険申し込み等の非対面サービスの需要の拡大や、金融市場のボラティリティの上昇による国内外の株式の売買高が増加しました。その一方で、クレジットカードのリボルビング払い、キャッシング、銀行のカードローン等の資金需要は減少しました。
また、厚生労働省は、電子決済の利用を含む新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践を求めており、当社グループが提供するキャッシュレス決済サービスやオンライン金融サービス等に期待される社会的役割は一層増していると当社は考えています。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、当社グループ間の連携、及び楽天グループ各社との連携をますます強化し、事業の安定的、持続的な拡大に努めます。
①事業戦略
各セグメントにおいての新規会員・新規口座獲得に向けた効率的なプロモーション活動を行っていくことに加え、楽天グループ各社とのシナジーをこれまで以上に強化し、顧客の楽天グループに対するロイヤリティ向上につなげることで、各種KPIの一層の向上に努めます。
一方、各セグメントの高い成長性を支えるオペレーション・システム体制の整備は極めて重要であり、お客様対応部門等のセンター部門の充実に努めてまいります。また、個人情報の適正な管理、コンプライアンス体制の強化、情報システムの安定性の確保、安定的かつ低金利での資金調達などの課題に対しても、継続して取り組みます。
新型コロナウイルスの感染拡大については依然として先行きが不透明な状況が続いていますが、感染状況やそれに伴う経済動向について注視しつつ、グループ間のシナジーを追求し、各セグメントにおける効率的な新規会員・新規口座獲得に取り組み、企業価値の一層の拡大に努めます。
②当社グループ各社間の連携によるシナジーの発揮
当社は2019年4月1日付の会社分割による楽天グループ企業の組織再編に伴い、楽天銀行株式会社、楽天証券株式会社及び楽天インシュアランスホールディングス株式会社等を子会社としました。当社を親会社とすることで、当社の顧客基盤を最大限に活用し、クロスユースの促進やAI、音声認識等のテクノロジーの相互の融合を通じて、グループ間のシナジーを一層追求し、楽天グループのFinTech事業の拡大を目指します。
2 【事業等のリスク】
当社グループは、多岐にわたる事業展開をしており、これらの企業活動の遂行には様々なリスクを伴います。本項では当社グループ事業の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると認識している主な事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しています。ただし、当社グループで発生する全てのリスクを網羅しているものではありません。当社グループの経営陣は、これらリスクの発生可能性の程度及び時期を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針です。
なお、以下の記載事項のうち将来に関する事項は、別段の記載のない限り当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、実際の結果と異なる可能性があります。
<当社グループ全般に係るリスク>
1 事業環境に関するリスク
(1)経済環境について
当社グループが営むクレジットカード事業、銀行事業、証券事業、保険事業の各セグメントは国内外の経済環境、具体的には景気後退に伴う雇用環境、所得環境、個人消費の動向等に影響を受けます。当社グループにおいては国内外経済動向、社会情勢等について注視し、事業活動やサービス提供を行っておりますが、世界経済の低迷や社会情勢が悪化した場合には、当社グループサービス需要減退に伴う減収など、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2)新型コロナウイルス感染症の影響について
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、経済活動や人々の生活様式に多大な影響を与えており、当社グループの経営成績及び財政状態についても重大な影響を与えるリスクとして認識しています。世界的な感染拡大に伴い、各国における渡航制限の設定や外出制限、要請が発出され、旅行、外食、対面サービスの需要が大きく減少しました。一方で、各企業におけるデジタルトランスフォーメーションの大幅な加速によるECの伸長に加え、オンラインバンキング等の非対面金融サービスの需要拡大や、現金を媒介としての接触をさけるため、非接触決済の需要が伸長しました。今後も引き続き国内外における新型コロナウイルス感染症の感染状況やそれに伴う経済動向について注視し、適正なリスク管理を実施する方針ですが、想定以上の感染拡大等により、さらなる経済状況の悪化や、低迷の長期化が引き起こされた場合には当社グループのサービス需要減退に伴う減収や保有有価証券価値の低下、貸倒関連費用の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
また当社グループは役職員に対して、感染拡大防止の観点から在宅勤務を推奨しており、クラスター発生可能性の低下を図っています。また、出勤する際には検温の徹底や、体調の報告等オフィス内での感染対策にも取り組んでいます。
(3)インターネットの利用について
当社グループは、インターネット技術を活用して多様なサービスを提供しています。このため、インターネットの利用を制約するような法規制、個人情報管理の安全性を中心とした情報セキュリティに対する問題意識の拡がり等の外部要因等により影響を受けます。当社グループでは、情報の適切な管理を行い、これを担保するため、マニュアルの整備や教育・研修の実施等で社員教育を行っておりますが、それらの取組が何らかの理由で不十分であった場合には当社グループの社会的信用の毀損や、損害に対する賠償金の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)業界における技術変化等について
当社グループが営む各事業では、技術分野における進歩及び変化が著しく、新しい技術を活用した商品やサービスが導入されています。当社グループは常に業界調査を行い、有用な技術・サービスの導入を検討、既存システムの見直しを行っておりますが、当該変化等への対応が遅れた場合や新技術への対応のための開発費用が大幅に増加した場合、当社グループ事業運営の障害となりうる技術が開発された場合等には、当社グループ提供サービスの競争力低下等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
2 楽天グループとの関係に関するリスク
(1)楽天株式会社との資本関係等に関するリスク
楽天株式会社は、当社議決権の100%を有する親会社でありますので、取締役、監査役の選任・解任や定款の変更および剰余金の処分など、株主総会決議が必要となる事項に関して、重要な影響を及ぼす可能性があります。
(2)楽天等のブランド利用等に関するリスク
当社、及び当社グループは、楽天株式会社と経営基本契約、並びに経営管理契約を締結し、それに基づき「楽天」等のブランド利用等をしています。それに伴い、楽天株式会社にブランドロイヤリティフィーを支払っています。
当社が楽天株式会社の子会社・関連会社等でなくなった場合等には、「楽天」等のブランド利用等ができない、または利用条件が制限される可能性があり、この場合には、当社グループが提供するサービスへの需要の減退による収益の低下等により、当社、及び当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、楽天株式会社や、当社グループ及びその他の楽天グループ会社において、行政処分等に伴うマイナスイメージが生じた場合や、商品やサービス等に関する不信感や不祥事等が生じた場合、必ずしも正確な情報に基づかないものや、憶測に基づいた内容の報道や情報の流布がされた場合等により、楽天グループ全体のブランドに影響した場合には、ユーザーの離反による収益の低下等、当社グル―プの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3)楽天グループ間の業務提携に関するリスク
当社グループは、楽天株式会社との間でポイントプログラムでの提携や、楽天ペイメント株式会社との間で決済等に係る様々な提携を行っており、当社が楽天株式会社の子会社・関連会社等でなくなった場合等には、この提携が制限、解除等される可能性があり、かかる場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
3 競合に関するリスク
当社グループが営む各セグメントには、多くの企業が参入しており、また今後参入してくる可能性があり、激しい競合状況にあります。当社グループは楽天経済圏の強みを最大限発揮するため、各サービス間のシナジー効果の最大化を図り、グループ内での相互送客を行うことによって競争優位性を維持することに努めております。また、新サービス・商品の開発、既存サービスの改善、マーケティング精度の向上等を継続的に行うことで各業界での存在感を強めていますが、何らかの理由による収益の悪化や各種プロモーションに係る費用等が大幅に増加した場合、また競合他社が画期的なサービスを展開する等の場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
4 法的規制等に関するリスク
当社グループにおいては、サービスを提供するために必要な許認可につき、金融関連諸法規、監督官庁の指針、業界団体等の自主規制機関による諸規則等の適用を受けています。将来、何らかの事由により業務の停止、免許等の取消等があった場合、また、法令諸規則、監督官庁の政策、規制、監督指針等が新設され、又はこれらにつき当該サービスにとって影響のある変更等が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループにおいては、金融庁組織規則に規定される金融コングロマリットに該当し、金融庁の定めた、旧金融コングロマリット監督指針に基づき、グループガバナンス体制を構築し、業務の健全性、適切性を確保しております。しかしながら、何らかの理由により監督官庁から行政処分等を受けた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
5 マーケットに関するリスク
(1)金利変動リスク
当社グループは、銀行事業、保険事業などを含む幅広い金融事業を営んでおり、それぞれにおいて資産負債管理(ALM)を実施し、資産や負債の金利期間などを適切に管理しておりますが、市場動向等により金利環境が大幅に変動した場合、ALMを適切に実行できない可能性があり、かかる場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2)有価証券等の価格変動リスク
当社グループは、有価証券、金銭信託等の金融商品を多く保有しています。これらの有価証券等は金融商品市場の動向等により価格等が変動し、大幅な価格変動は当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。そのため、定期的な有価証券価格のモニタリングにより、リスクの低減を図っています。
(3)為替変動リスク
当社グループが行う外貨建投資及び外貨建取引について外貨建で実行するものは、経済動向を注視しつつ、為替変動リスクを適切にヘッジすることを目指しています。また、当社グループの海外関係会社の業績、資産及び負債について現地通貨で発生したものは、円換算した上で連結財務諸表を作成しています。一方で為替変動に伴うリスクを完全に回避することは難しく、外国為替市場における変動等が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)信用リスク
当社グループでは、個人・法人向けの貸付債権を保有している他、国債・社債などの債券を保有しています。経済状況が悪化した場合及び債務者・債券の発行体の信用状況が著しく悪化した場合、当該貸付債権・保有債券の信用力が低下し、元利金の支払いが不履行となる可能性があるとともに、当該貸付債権への引当金計上や保有債券の市場価格に悪影響を及ぼす可能性があります。個人・法人向けの貸付債権に関しては、外部信用情報機関を利用した与信や定期的な与信枠の見直し、また国債・社債等に関しては定期的なモニタリングを継続的に実施することでリスク低減に努めています。しかしながら、これらのリスクを完全に回避することは困難であり、想定以上の経済状況の悪化等による信用コストの増大や債務不履行等が発生した場合には貸倒関連費用の増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、市場リスクをヘッジするために行っている金利スワップ、通貨スワップ、為替先物、株式指数オプションなどのデリバティブ取引についても、カウンターパーティリスクがあります。また、デリバティブ取引上のカウンターパーティの義務について不履行が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(5)資金調達に関するリスク
当社グループにおいては、運転資金の調達を顧客からの預金及び金融機関からの借入金、金融市場からの直接調達等により賄っています。したがって経済環境が悪化した場合、顧客からの預金の受け入れが減少することや、金融機関の与信方針が変更されて金融機関からの借入が困難になることや、金融市場の悪化により金融市場からの直接調達が困難になること等が予想され、かかる場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
締結しているコミットメントライン契約等借入に係る契約には財務制限条項が規定されている場合があり、当社グループ及び各社の経営成績、財政状態又は信用力が悪化した場合には、これらの条項に基づき既存借入金の一括返済、金利及び手数料率の引上げ又は新たな担保権の設定を迫られる可能性があります。今後の資金調達については、金融市場が不安定な場合や、当社グループの信用力の悪化により格付機関から当社に付与されている信用格付が引き下げられた場合等においては、当社グループにとって好ましい条件で適時に資金調達をできる保証はなく、当社グループのサービス展開の制約要因となる可能性があるほか、資金調達コストの増加等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
これらのリスクに対し、当社グループでは資金調達先、手法の多様化、また取引銀行とのコミュニケーションを強化することで、リスクの低減を図っています。
6 繰延税金資産に関するリスク
当社及び一部の連結子会社においては、国際会計基準(IFRS)に基づき、将来における税金負担額の軽減効果を繰延税金資産として計上しています。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得と実行可能なタックス・プランニングを考慮し、回収可能な繰延税金資産を計上していますが、事業の見通しに基づく将来の課税所得に関する見積りを含めた様々な予測・仮定に基づいており、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。将来の課税所得の見積りに基づいて、当社及び当該子会社が繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断された場合や税制及び会計基準の変更が行われた場合、当該繰延税金資産は減額され、その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
7 のれんに関するリスク
当社グループは、連結財務諸表について国際会計基準(IFRS)を適用しており、毎期減損テストを実施しております。のれんの対象会社における経営成績悪化等により、回収可能価額がのれんの帳簿価額を下回る場合には、のれんの減損処理を行う必要が生じる可能性があり、かかる場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
8 リスク管理の有効性について
近年金融市場においては、市場の急激かつ大規模な変動や混乱がたびたび生じています。当社グループにおいては、リスク管理方針及び手続を整備し運用していますが、当社グループにおけるリスク管理方針及び手続の一部は、金融市場において将来発生する種々のリスクを必ずしも正確に予測することができず、有効に機能しない可能性があり、その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
9 コンプライアンスに関するリスク
(1)法的規制等の適用の可能性について
当社グループでは法令遵守を重要な企業の責務と位置付け、コンプライアンス体制を強化して法令遵守の徹底を図っていますが、役員及び従業員による個人的な不正行為等を含めコンプライアンスに関するリスクもしくは社会的に信用が毀損されるリスクを回避できない可能性があり、かかる場合にはユーザーの離反等が発生し、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2)訴訟等の可能性について
当社グループが提供している各種サービスの利用者に対し、システム障害等によって損害を与えた場合や、第三者の知的財産権を侵害した場合等においては、当社グループに対して訴訟を提起される可能性、またはその他の請求を受ける可能性があります。当社グループでは、適宜、弁護士等を始めとする外部専門家及び当局に事前相談すること等により、適切かつ適法なサービスの提供に努めていますが、かかる場合には、賠償金の支払いや、サービス提供により見込まれた収益の喪失等、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
一方、当社グループが第三者によって何らかの権利を侵害された又は損害を被った際に、当社グループの権利が保護されない場合や、訴訟等により当社グループの権利保護のために多大な費用を要する場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
10 国際事業展開に関するリスク
国際事業展開の上では、言語、地理的要因、法制・税制度を含む各種規制、自主規制機関を含む当局による監督、経済的・政治的不安、通信環境や商慣習の違い等の様々な潜在的リスク及び特定の国や地域固有のリスクが存在します。当社グループはこれらのリスクに対し、国際情勢の注視や現地監督官庁との定期的なコミュニケーションの実施を行い、カントリーリスクの最小化に努めております。しかしながら、現地規則や制度の理解が不十分であった場合や、想定し得なかった経済的・政治的要因によってこれらのリスクに対処できない場合には、追加費用の発生等により、当社グループの国際事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループでは海外における事業活動を遂行するために、他の企業との提携を行っております。業務提携先とは良好な関係を維持すべく取り組んでおりますが、何らかの理由で関係が悪化した場合、またはこれらの業務運営に支障が生じた場合、当社グループの事業や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
11 人材に関するリスク
当社グループのサービスにおいては、金融及びインターネット等の分野において専門性を有する人材が必要であり、今後とも業容拡大及び国際展開に応じて継続した人材の育成・確保を行うことが欠かせません。当社グループは社員の知識、技能、経験、モチベーションが事業目標の達成に多大なる影響を及ぼすことを認識しており、これらのリスクに備えた対応策を講じています。当社グループでは、業務、知識が属人化しないよう、業務マニュアル作成の徹底を行い、人事異動や社外流出の際の当該ビジネス、部署への影響を最小限に留めるよう努めています。また、社員の流出を避けるため、継続的に福利厚生の改善、公正な人事評価及び業績に応じた賞与の提供等、より働きやすい環境を作り上げ、社員満足度を高める努力を行っています。しかしながら、今後各サービス分野及び地域における人材獲得競争の激化や市場ニーズの変化等により、優秀な人材の獲得が困難となる場合や、在職する人材の社外流出が多数生じた場合には、当社グループの業容拡大や国際展開が困難となる等による収益力の低下や、採用コストの増加により、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
12 情報セキュリティ、システム及び通信ネットワークに関するリスク
当社グループは、顧客に関する情報を有しており、利用者のプライバシー及び個人情報の保護に最大限の注意を払い、適切な情報管理を行っており、情報アクセス権限の適切な管理や研修等による社員の教育を行うことで、不正アクセス等による情報の外部への漏洩や悪用等のリスクの排除に努めています。しかしながら不正アクセス等による情報の外部への漏洩や悪用等の可能性を完全に排除することは困難であり、これらが発生した場合に法的紛争に巻き込まれる可能性や、内外監督官庁からの処分を受ける可能性があり、かかる場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループサービスの多くは、通信ネットワークを通じて提供されていますが、通信ネットワークに生じた障害や、ネットワーク又はコンピュータシステム上のハードウエアもしくはソフトウエアの不具合・欠陥、コンピュータウィルス・マルウェア等外部からの不正な手段によるコンピュータシステム内への侵入等の犯罪行為や役職員の過誤等により、正常なサービスの提供に支障を生じる可能性があるほか、当社グループサービスの不正な利用、重要なデータの消去又は不正取得等が発生する可能性もあります。
これらのリスク発生の回避又は低減のため、監視体制を強化するとともに、技術的・物理的にも各種対応策を講じていますが、十分に機能しなかった場合には、サービスの停止や機能低下が生じる等により、収益機会の喪失、当社グループのシステム自体への信頼性低下又は損害賠償請求等が生じる可能性のほか、監督官庁からの処分等を受ける可能性があります。
更に、当社グループサービスの不正な利用については、適切な求償先を求めることができない場合、当社グループの損害となります。かかる場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
13 事務・オペレーションリスク
当社グループは、業務の遂行において各種情報システムの活用や再鑑制度の実施等、業務の正確性、効率性を高めるための様々な取組を実施しています。しかしながら、一部においては専用の情報システムが導入されておらず人的な対応に委ねられている業務もあり、役職員の誤認識、誤操作等により事務手続のミスが発生する可能性があります。業務の性質によっては、事務手続のミスが安定的なサービスの供給の妨げ、経済的な損失、個人情報等の流出等に繋がる可能性があり、かかる場合にはブランドイメージの低下等により当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、社内規範や事務手続の標準化及び文書化に取り組んでいますが、当社グループの急速な拡大に伴う事務量の増加、新サービスの導入等により、業務遂行に必要な知識の共有、継承が不十分になる可能性があり、その結果生じ得る事務手続のミスの増加や生産性の低下が、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
14 災害紛争事故等に関するリスク
地震、台風、津波等の自然災害、火災、停電、未知の感染症の拡大、国際紛争等が発生した場合、当社グループのサービス運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループにおいては、これらの災害等が発生した場合に備え、事業継続計画(BCP)等の有事の際の対応策を策定していますが、災害等の規模が想定を超える場合にはサービスの運営が困難又は不可能となる可能性や、これら災害等の発生により人や物の移動に規制がかかる等により、社会全体の経済活動が停滞又は停止する場合には当社グループの提供するサービスに対する需要が減少する可能性や、セグメントによっては、状況に応じて業務の運営様態を変更せざるを得ないことにより情報セキュリティ及びプライバシー保護に一定レベルのリスクが増す可能性があり、かかる場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループの主要な拠点において大規模な自然災害等が発生した場合に備え、オペレーション拠点を分散させ、一定の地域における災害発生時でも、事業の継続が可能になるようリスク低減を図っていますが、想定以上の災害等発生時には、サービスの提供等が停止する可能性もあり、かかる場合には、当社グループの信頼性やブランドイメージを毀損するだけでなく、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
<各セグメントに係るリスク>
1 クレジットカード事業セグメントに係るリスク
クレジットカード事業セグメントは、主として楽天カード株式会社が業務運営をしています。
楽天カード株式会社においては、主に個人顧客を対象とした債権を持っており、経済動向により債務不履行や返済遅延のリスクが存在します。定期的な審査基準の見直しや、審査可決後の継続的なモニタリングに基づき適正な限度額の設定に努めておりますが、想定以上の失業率の上昇による自己破産又は多重債務者の増加等が生じた場合には、貸倒関連費用の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社はクレジットカード決済等における、加盟店契約業務の提供による加盟店からの手数料を収入源としており、業界内の競争激化による加盟店の流出及び加盟店手数料率の低下等により、収益が減少する可能性があります。当該リスクに対し、当社は加盟店に対する付加価値の提供や、恒常的な業務改善によるコスト削減により、加盟店数および加盟店手数料の維持に取り組んでおります。しかしながら、取組が十分でなく、競合他社に劣後した場合には加盟店数の減少や加盟店手数料収益の低下等により、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、クレジットカードの不正利用等については、24時間体制で利用状況のモニタリングを行っていますが、想定を超える不正利用が発生した場合には、同様の影響を及ぼす可能性があります。
また、クレジットカード事業セグメントでは、不動産への投資も行っており、投資資産の価値が変動する可能性がありますが、当社グループの経営成績及び財政状態への影響は限定的と認識しています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済活動の落ち込みにより、ショッピング取扱高、リボルビング残高への影響が見受けられます。一方、ソーシャルディスタンスの浸透や人との物理的な接触を避ける等、人々の行動様式が変化し、対面、物理的な接触を回避できるキャッシュレス決済の需要が伸長する影響も見受けられています。このように、新型コロナウイルスの感染拡大状況により、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
2 銀行事業セグメントに係るリスク
銀行事業セグメントは、主として楽天銀行株式会社が業務運営をしています。
楽天銀行株式会社は、銀行法及び金融商品取引法等に基づく金融庁の監督を受けており、また、金融庁その他関係当局は、随時同社の検査を行う権限を有しています。同社は、法令等により一定の自己資本比率の維持を求められており、財政状態を健全に保ち、最低自己資本比率を下回ることがないように留意していますが、財政状態の悪化により定められた自己資本比率が下回る場合には、金融庁から営業の全部又は一部の停止を含む行政上の措置が課される可能性があります。さらに同社は、登録金融機関として外国為替証拠金取引を取り扱っており、金融商品取引法その他の関係法令及び一般社団法人金融先物取引業協会の規則を遵守するとともに、各種禁止行為を行うことがないよう留意し事業を行っています。しかし、かかる取組や対応策が不十分であった場合、同社はユーザーからの信頼を失う可能性があり、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、同社では、インターネット・バンキングサービスを提供しており、普通預金の引出し、定期預金の解約、他の金融機関への送金又は振込がインターネット上で行えます。そのため、経済環境の悪化や同社及び当社グループのレピュテーションに悪影響を及ぼす不測の事態が発生した場合には、予想を超えた著しい資金流出が予想よりも速いペースで進行する可能性があります。かかるリスクに対して、インシデント発生の未然防止又は早期発見のための定期的なモニタリング及び内部監査を実施しております。しかしながら、それらの取組が期待通りの効果を得られなかった場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、同社においては、適切な収益確保とマーケティングコストの管理を行っておりますが、競争環境の激化により、ローン金利の引き下げ、預金調達コストの増加及び多額のマーケティングコストが発生した場合等には当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
加えて、同社は、独自のATMネットワークを有していないため、ATMの利用に関わる契約を締結している他の金融機関との関係が悪化した場合又はこれらの業務若しくはシステムに支障が生じた場合等には、サービス利便性低下によるユーザーの離反、追加費用の発生等により当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は銀行事業においても見られ、経済活動の落ち込みによりカードローン残高等が減少した一方、人々の行動様式が変化し、非対面のインターネット・バンキングサービスの需要の伸長といった形で現れています。今後、新型コロナウイルス感染症の感染動向を予測することは困難ですが、感染が拡大する場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
3 証券事業セグメントに係るリスク
証券事業セグメントは、主として楽天証券株式会社が業務運営をしています。
楽天証券株式会社は、金融商品取引法に基づく金融商品取引業の登録等を行っており、金融商品取引法、同施行令をはじめとした法令や金融商品取引所、日本証券業協会などの諸規則等の適用を受けています。これに対し同社は、法令諸規則の順守態勢、リスク管理態勢、内部監査等内部管理態勢の充実に努めています。また、法令等により一定の自己資本規制比率を保つよう義務付けられております。しかしながら、同社の取組が期待通りの成果を発揮しなかった場合及び最低自己資本規制比率を下回る場合には、金融庁から営業の全部又は一部の停止を含む行政上の措置が課され、かかる場合には当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
また、同社は、個人顧客を対象に、株式委託売買取引、株式信用取引、外国為替証拠金取引、投資信託販売、債券取引、先物・オプション取引等のサービスを提供しており、委託手数料をその主な収入源としています。同業他社との間で各種手数料引き下げ競争が激化し、同社の委託手数料等を引き下げた場合においては、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
加えて同社は、証券市場等の金融市況の影響を受けています。金融市況は、経済情勢、世界各国の市場動向、政治動向及び規制動向、並びに投資家心理等の影響を受けるため、同社では世界情勢や経済動向を注視し、環境の変化に素早く対応できる体制の構築や定期的なモニタリングを実施することでリスクの極小化を図っております。しかしながら市場低迷が長期化した場合や、株式相場の急激な変動等に伴う信用取引高の減少及び顧客への信用取引貸付金等の未回収等が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
新型コロナウイルスの感染拡大の動向は世界経済に大きな影響を与えるため、これが金融市場のボラティリティの上昇要因となり得ます。金融市場のボラティリティが上昇した場合には、国内外の株式の売買高の増加に繋がり、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
4 保険事業セグメントに係るリスク
保険事業セグメントは、主として楽天生命保険株式会社、楽天損害保険株式会社等が業務運営をしています。
楽天生命保険株式会社、 楽天損害保険株式会社は、保険業法その他関連法令諸規則等に基づく金融庁の監督を受けています。主として契約者保護を目的とした保険業法その他関連法令により、業務範囲及び資産運用方法の制限を受け、また、準備金の積み立て、ソルベンシー・マージン比率の維持等に関する規定が定められています。両社は、社内規程等を整備し、ソルベンシー・マージン比率等についてのリスク許容度の設定やモニタリング管理を行っており、適宜対応できる体制を整備しています。しかしながら、何らかの要因により、業務運営、資産運用上の諸前提に大きな乖離が生じる等して、当該比率を適切に維持できず、金融庁からの行政指導等が行われた場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
楽天生命保険株式会社は定期保険や医療保険等、楽天損害保険株式会社は自動車保険や火災保険等の保険商品を販売しており、保険契約者からの保険料収入及びそれを原資とした資産運用による収益を主な収入源としており、商品の拡販のための各種施策等の実施や保有契約の継続率向上に努めております。しかしながら経済環境の悪化等の原因により、新規契約の減少、想定を超えた中途解約の増加等により、保有契約の著しい減少が生じた場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、資産運用に関しては、価格変動リスクの大きい有価証券の売却、ヘッジ並びにリスク許容度に応じたリスクの限度額管理を行うことで適切なリスク管理に努めておりますが、保有する国内外の有価証券等について予測を超える価格変動等が生じた場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、大規模な自然災害の発生やパンデミックに備え、再保険の活用や異常危険準備金の積み立て等を行っていますが、想定を上回る頻度及び規模の保険金支払いが生じた場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は、楽天生命保険株式会社、楽天損害保険株式会社においては、人との接触を回避する傾向により対面販売がマイナス影響を受けた一方で、楽天グループとしての強みであるインターネット販売が堅調に推移しているため、当社グループの事業、経営成績及び財政状態への影響は限定的であると考えています。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度(2020年1月1日から2020年12月31日)における当社グループの経営成績等の状況については以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1)経営成績等の状況
当社グループでは、売上収益、Non-GAAP営業利益を経営成績評価上の重要な指標としております。当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
① 当期の経営成績
当連結会計年度においては、 2019年4月1日を効力発生日とする連結対象会社の増加に加え、クレジットカード事業セグメントを中心に、以下のように売上収益、Non-GAAP営業利益ともに大きく増加し、着実な成長を果たすことができました。なお、セグメントごとの分析は「(2)経営者による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しています。また、前第2四半期連結会計期間より楽天グループの共通費の配賦方法を変更したため、前連結会計年度のNon-GAAP営業利益は変更後配賦方法に基づいて記載しています。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 369,860 | 494,055 | 124,195 | 33.6% |
| Non-GAAP営業利益 | 63,986 | 88,355 | 24,369 | 38.1% |
Non-GAAP営業利益から営業利益への調整は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| Non-GAAP営業利益 | 63,986 | 88,355 |
| 無形資産償却費 | △1,798 | △4,456 |
| 株式報酬費用 | △737 | △922 |
| その他の調整項目 | 6,173 | 5,777 |
| 営業利益 | 67,624 | 88,754 |
② 経営成績の分析
(売上収益)
当連結会計年度における売上収益は494,055百万円となり、前連結会計年度の369,860百万円から124,195百万円(33.6%)増加しました。これは2019年4月1日を効力発生日とする楽天グループ企業の組織再編に伴う連結子会社の増加の影響に加え、クレジットカード事業における『楽天カード』の会員基盤拡大による収益の増加、証券事業において金融市場のボラティリティの上昇による株式売買の手数料収入の増加、顧客の信用取引増加による収益の拡大、銀行事業における銀行口座数の伸長に伴う手数料収益の増加、及び保険事業におけるインターネット経由での販売増加等が主な要因です。
(営業費用)
当連結会計年度における営業費用は402,758百万円となり、前連結会計年度の300,327百万円から102,431百万円(34.1%)増加しました。これは2019年4月1日を効力発生日とする楽天グループ企業の組織再編に伴う連結子会社の増加の影響に加え、クレジットカード事業における業容の拡大による費用の増加、証券事業における金融市場のボラティリティの上昇による取引関連費用の増加、銀行事業における銀行口座数の伸長に伴うプロモーション活動によるマーケティング費用の増加、及び保険事業における業容の拡大による費用の増加等が主な要因です。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は88,754百万円となり、前連結会計年度の67,624百万円から21,130百万円(31.2%)増加しました。これは2019年4月1日を効力発生日とする楽天グループ企業の組織再編に伴う連結子会社の増加の影響に加え、各セグメントとも業績が好調に推移したためです。
(税引前当期利益)
当連結会計年度における税引前当期利益は88,945百万円となり、前連結会計年度の67,409百万円から21,536百万円(31.9%)増加しました。これは、営業利益で説明した要因等により利益が増加したためです。
(法人所得税費用)
当連結会計年度における法人所得税費用は33,919百万円となり、前連結会計年度の22,266百万円から11,653百万円(52.3%)増加しました。
(当期利益)
以上の結果、当期利益は55,026百万円となり、前連結会計年度の45,143百万円から9,883百万円(21.9%)増加しました。
(親会社の所有者に帰属する当期利益)
以上の結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は55,547百万円となり、前連結会計年度の45,155百万円から10,392百万円(23.0%)増加しました。
③ 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は10,383,432百万円となり、前連結会計年度末の資産合計7,326,801百万円と比べ、3,056,631百万円増加しました。これは主に、クレジットカード事業において貸付金が増加したこと、証券事業において顧客の売買取引増加に伴う金融資産が増加したことや、銀行事業において住宅ローンが増加したこと、顧客からの預金受入に伴い現金及び現金同等物が増加したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は9,899,322百万円となり、前連結会計年度末の負債合計6,870,124百万円と比べ、3,029,198百万円増加しました。これは主に、手元流動性を高めるため、社債及び借入金が増加したことに加え、証券事業において顧客の売買取引増加に伴う金融負債の増加や、銀行事業において顧客からの預金が増加したことによるものです。
(資本)
当連結会計年度末の資本合計は484,110百万円となり、前連結会計年度末の資本合計456,677百万円と比べ、27,433百万円増加しました。これは主に、親会社である楽天株式会社への配当、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融商品の時価の下落により減少したものの、当期利益による利益剰余金、及び新たに連結子会社となった樂天國際商業銀行股份有限公司に係る非支配持分により増加しました。
④ キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,574,767百万円増加し、2,883,879百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,023,808百万円の資金流入(前連結会計年度は313,978百万円の資金流入)となりました。これは主に、銀行事業の貸付金の増加による資金流出が386,707百万円、カード事業の貸付金の増加による資金流出が204,590百万円となった一方で、銀行事業の預金の増加による資金流入が1,552,528百万円となったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、41,821百万円の資金流出(前連結会計年度は142,578百万円の資金流出)となりました。これは主に、無形資産の取得による資金流出が30,036百万円、保険事業の有価証券の取得及び売却等によるネットの資金流出が15,327百万円(有価証券の取得による資金流出が75,676百万円、売却及び償還による資金流入が60,349百万円)となったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、594,408百万円の資金流入(前連結会計年度は109,201百万円の資金流入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による資金流出が247,774百万円となった一方で、短期借入金の増加による資金流入が411,429百万円、長期借入れによる資金流入が321,250百万円、コマーシャル・ペーパーの増加による資金流入が99,500百万円となったことによるものです。
⑤ 生産、受注及び販売の実績
生産及び受注の実績については、該当事項はありません。また、販売の実績については、「(2) 経営者による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に各セグメントの状況を記載しています。
(2) 経営者による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
2019年4月の組織再編により、クレジットカード事業、銀行事業、証券事業、保険事業を報告セグメントとしています。そのため、当期においては、クレジットカード事業以外のセグメントの前年同期との比較のために、当連結会計年度に加え、当第4四半期連結会計期間での比較を記載しており、クレジットカード事業以外のセグメントにおいては、前期比較は第4四半期連結会計期間にて行っています。
また、セグメントごとの分析については当社グループ内部取引控除前の数値です。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。以下、セグメント単位で経営成績等の分析・検討内容を記載しています。
(クレジットカード事業)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 231,823 | 262,548 | 30,725 | 13.3% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 32,374 | 36,827 | 4,453 | 13.8% |
(単位:百万円)
| 前第4四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) | 当第4四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 64,424 | 69,196 | 4,772 | 7.4% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 7,897 | 6,807 | △1,090 | △13.8% |
クレジットカード事業セグメントでは、2019年10月から2020年6月まで実施された政府のキャッシュレス・消費者還元事業の追い風もあり順調に推移していましたが、2020年2月下旬以降は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による国内及び世界経済全体の経済活動の落ち込みの影響が徐々に表れ、特に2020年4月7日に緊急事態宣言が発出されて以降は外出自粛の広がりや大規模商業施設等が休業や営業時間短縮となるなど、国内の経済活動が停滞しました。2020年5月下旬に地域ごとに順次緊急事態宣言が解除されて以降は徐々に消費が回復し、コロナ禍における押し下げ影響はあるものの、引き続きカード会員数及びショッピング取扱高が伸長いたしました。その一方で、ショッピングリボルビング残高及びキャッシング残高については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による人々の行動様式の変容による需要減少の影響を受けました。
そのような環境下において、楽天グループ各社のサイト上での当社のバナー広告の展開や、テレビCMやWebCMの放送による認知度向上に加え、JCBブランドにて、楽天カードディズニー・デザインでのミニーマウスデザインの投入や、Mastercardブランドにて、みちのく銀行デザインの投入等により会員数は2,155万人(前年同期末比13.5%増)となりました。また、会員数の伸長及び利用促進キャンペーン活動を継続的に行った結果、主要KPIであるショッピング取扱高は11兆4,691億16百万円(前年同期比21.3%増)となり、コロナ禍においても2桁成長を維持することができました。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、ショッピングリボルビングやキャッシングへの消費者需要は徐々に回復しているもののコロナ禍以前の水準までは回復しておらず、ショッピングリボルビング残高は6,198億38百万円(前年同期末比0.9%増)と微増となり、キャッシング残高は1,196億74百万円(前年同期末比11.6%減)と減少となりました。
結果として、当連結会計年度において、売上収益は262,548百万円(前年同期比13.3%増)となりました。
また、債権回収におきましては、与信管理を適切に行ったこと等により、貸倒関連費用比率の上昇はなく、資産の健全性を維持できました。また、広告宣伝費の抑制にも取り組みました。
以上の結果から、セグメント損益は36,827百万円(前年同期比13.8%増)となりました。
(銀行事業)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 67,443 | 95,610 | 28,167 | 41.8% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 20,613 | 27,188 | 6,575 | 31.9% |
(単位:百万円)
| 前第4四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) | 当第4四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 22,955 | 24,704 | 1,749 | 7.6% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 7,002 | 6,619 | △383 | △5.5% |
銀行事業セグメントでは、楽天カード株式会社との協業施策等の楽天グループ間でのシナジー効果を目指した取り組み等により、主要KPIである銀行口座数が伸長し、991万口座(前年同期末比20.0%増)となりました。また、銀行口座数の伸長及び給与受け取り口座や自動引落口座獲得のためのプロモーション活動の結果、預金残高は4兆8,881億17百万円(前年同期末比47.0%増)となりました。また、2020年1月に住宅ローンの団体信用生命保険に、がん保障特約を新たに追加するなど、サービスの拡充を実施いたしました。それらの取組により、当連結会計年度において資産が順調に積みあがった結果、売上収益は95,610百万円となりました。
営業費用は業容拡大により増加しておりますが、結果としてセグメント損益は27,188百万円となりました。
当第4四半期連結会計期間においては、新型コロナウイルス感染症による影響により、カードローン残高の減少や、金融緩和政策の実施等による売上収益へのマイナス影響があった一方、銀行口座数の伸長に伴い運用資産や決済件数が順調に拡大したことにより、売上収益は24,704百万円(前年同期比7.6%増)となりました。一方で、営業費用においては、銀行口座数伸長に伴うプロモーション活動により、マーケティング費用が増加し、その結果セグメント損益は6,619百万円(前年同期比5.5%減)となりました。
(証券事業)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 41,847 | 73,415 | 31,568 | 75.4% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 7,923 | 16,835 | 8,912 | 112.5% |
(単位:百万円)
| 前第4四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) | 当第4四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 14,353 | 20,088 | 5,735 | 40.0% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 2,485 | 4,195 | 1,710 | 68.8% |
証券事業セグメントでは、投信積立で楽天カード決済が可能となるサービスや楽天ポイントなどで投資信託や国内株式が購入できるポイント投資サービスなど、楽天グループ間でのシナジー効果を目指した継続的な取り組みにより、主要KPIである証券総合口座数は508万口座(前年同期末比35.2%増)及び証券預かり資産残高(楽天銀行との口座連携サービスにおいて、自動入出金(スイープ)を設定している顧客の楽天銀行普通預金残高も含む)は9兆9,860億43百万円(前年同期末比44.9%増)となりました。また、新型コロナウイルス感染症の影響による金融市場のボラティリティの上昇による株式の売買高の増加もあり、当連結会計年度においては、売上収益は73,415百万円となりました。営業費用は業容拡大により増加しておりますが、結果として、セグメント損益は16,835百万円となりました。
当第4四半期連結会計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響による金融市場のボラティリティの上昇による国内外の株式の売買高の増加もあり、売上収益は20,088百万円(前年同期比40.0%増)となりました。営業費用は業容拡大により増加しておりますが、売上収益の増加により、セグメント損益は4,195百万円(前年同期比68.8%増)と大幅に増加しました。
(保険事業)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 56,602 | 103,971 | 47,369 | 83.7% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 3,076 | 7,505 | 4,429 | 144.0% |
(単位:百万円)
| 前第4四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) | 当第4四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日) | 増減額 | 増減率 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 19,649 | 25,033 | 5,384 | 27.4% |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 2,665 | 2,937 | 272 | 10.2% |
保険事業セグメントでは、楽天保険の総合窓口の開設により、楽天生命、楽天損保、楽天ペット保険が提供する保険商品のお客様窓口を一本化し、ご契約者様のお手続きをワンストップで受けることができるようにすることで、ユーザーにとって利便性の高い保険サービスを提供しています。また、楽天グループ間でのシナジーの最大化を図るべく、楽天IDを使ったネット経由での楽天生命、楽天損保、楽天ペット保険の対象商品のご加入者様に、保険料支払い額の1%分の楽天ポイントを還元するサービスを2019年12月より開始しました。また、認知度向上のためテレビCMを放映しました。これらの取組等により、保険事業セグメントの主要KPIである楽天生命保険の保有契約件数(共済事業及び1年定期ガン保険の契約を除く)は、46.6万件(前年同期末比6.9%増)となりました。また、楽天損害保険の自動車保険、住宅向け火災保険、インターネット申込保険の新規契約件数は19.4万件(前年同期比22.5%増)となりました。
ユーザーにとって利便性の高い保険サービスの提供及び、楽天グループ間でのシナジーの最大化を目指す取り組み等を行っており、当連結会計年度においては、売上収益は103,971百万円となりました。また、業容拡大による営業費用の増加により、結果として、セグメント損益は7,505百万円となりました。
当第4四半期連結会計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響により保険の対面販売が減少した一方で、インターネット経由での販売が増加したこと等により、売上収益は25,033百万円(前年同期比27.4%増)となりました。業容拡大により営業費用は増加しておりますが、売上収益の増加により、セグメント損益は前年同期比2,937百万円(前年同期比10.2%増)となりました。
以上により、当連結会計年度においては、クレジットカード事業の伸長と業績の拡大に加え、組織再編による連結子会社の増加もあり、セグメント損益は88,355百万円(前年同期比38.1%増)となりました。また、当第4四半期連結会計期間においては、当第2四半期連結会計期間及び第3四半期連結会計期間に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞によるマイナス影響があった一方、金融市場のボラティリティが上昇する等による環境下で証券事業が好調な影響もあり、セグメント損益は20,558百万円(前年同期比2.5%増)となりました。
今後の施策として、引き続きキャッシュレス決済の社会全体への浸透を追い風として、クレジットカード事業を中心に、新規会員の獲得及びクレジットカード利用促進に向けた効果的かつ効率的なマーケティング戦略を行っていきます。また、当社グループの顧客基盤を最大限に活用し、各社間でのクロスユースを促進することで、当社グループ間でのシナジーを更に発揮していきます。なお、世界的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大による景気の不透明さは残っておりますが、資産の健全性、財務の安定性を維持しつつ、各事業のKPI、売上収益、Non-GAAP営業利益への影響を注意深く見ていきます。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループでは、グループ全体における持続的成長の実現を可能とするために、安定的かつ多様な資金調達手段の確保を行う事、また、各社の高い財務健全性を維持するために、十分な流動性を確保することが重要だと認識しており、低利かつ安定的な調達を行い、十分な流動性の確保に努めています。
なお、当社の当連結会計年度末時点の信用格付けは、JCRから、発行体格付け「A(シングルA)」を取得しています。また、R&Iからは発行体格付け「A-(シングルAマイナス)」を取得しています。
③ 重要な会計上の見積及び当該見積りに用いた仮定
当社グループにおける重要な会計上の見積及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 連結財務諸表注記 3.重要な会計上の見積り及び判断(1)重要な会計上の見積り及び仮定」に記載しています。
4 【経営上の重要な契約等】
(1) 経営基本契約・経営管理契約
当社および当社グループ各社においては、2019年4月1日付で、楽天株式会社との間で下記の通り経営基本契約、経営管理契約を締結しております。(当社の直接の子会社について記載)。
当該契約に基づき、当社および当社グループ各社は楽天等のブランド利用等の許諾を受けております。
| 契約当事者 | 契約の名称 | 契約締結日 | 契約概要 | |
| 当社/ 楽天(株) | 経営管理契約 | 2019年4月1日 | 経営管理体制に関する契約 | |
| 当社/ 楽天銀行(株)/ 楽天(株) | 経営基本契約 経営管理契約 | 2019年4月1日 | 経営管理体制に関する契約 | |
| 当社/ 楽天証券(株)/ 楽天(株) | 経営基本契約 経営管理契約 | 2019年4月1日 | 経営管理体制に関する契約 | |
| 当社/ 楽天インシュアランスホールディングス(株)/ 楽天(株) | 経営基本契約 経営管理契約 | 2019年4月1日 | 経営管理体制に関する契約 |
(2) その他の重要な契約
当社および楽天銀行株式会社においては、Waterland Financial Holdings(現 IBF Financial Holdings)と、台湾における銀行業務開始を目的とし、下記契約を締結しております。
| 契約当事者 | 契約の名称 | 契約締結日 | 契約概要 | |
| 当社/楽天銀行(株)/Waterland Financial Holdings(現 IBF Financial Holdings) | Definitive Agreement | 2019年1月8日 | 楽天国際商業銀行並びにその準備会社設立のための株主間協定 |
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度(自2020年1月1日 至2020年12月31日)の当社グループの設備投資額は、71,357百万円であり、各セグメントの設備投資額は下記のとおりです。
クレジットカード事業セグメントの設備投資額は26,051百万円であり、主として使用権資産の計上及びソフトウエアの取得・開発によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
銀行事業セグメントの設備投資額は13,578百万円であり、主として使用権資産の計上及びソフトウエアの取得・開発によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
証券事業セグメントの設備投資額は18,103百万円であり、主として使用権資産の計上及びソフトウエアの取得・開発によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
保険事業セグメントの設備投資額は13,625百万円であり、主として使用権資産の計上及びソフトウエアの取得・開発によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2 【主要な設備の状況】
(1)提出会社
2020年12月31日現在
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 従業員数(名) | ||||
| 建物 | 工具、器具及び備品 | 使用権資産 | ソフトウエア | 合計 | ||||
| 福岡事務所(福岡県福岡市) | クレジットカード事業 | 全業務に係わる設備 | 79 | 431 | 442 | 18,061 | 19,013 | 1,026 |
(2)国内子会社
2020年12月31日現在
| 会社名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | 従業員数(名) | ||||
| 建物 | 工具、器具及び備品 | 使用権資産 | ソフトウエア | 合計 | |||||
| 楽天証券㈱ | 東京都港区 | 証券事業 | 全業務に係わる設備 | 42 | 105 | 7,039 | 19,221 | 26,407 | 373 |
| 楽天銀行㈱ | 東京都港区 | 銀行事業 | 全業務に係わる設備 | 99 | 163 | 7,815 | 7,356 | 15,433 | 548 |
3 【設備の新設、除却等の計画】
重要な設備の新設・除却等の計画はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 320,000 |
| 計 | 320,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)2020年12月31日 | 提出日現在発行数(株)(2021年3月30日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 78,649 | 78,649 | 非上場 | (注)1,2 |
| 計 | 78,649 | 78,649 | ― | ― |
(注) 1.当社は単元株制度を採用しておりません。
2.当社の株式を譲渡により取得するには、取締役会の承認を要する旨定款に定めています。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額 (百万円) | 資本金残高 (百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月31日(注)1 | ― | 78,649 | ― | 19,323 | △3,177 | 11,822 |
(注)1.資本準備金の減少は欠損填補によるものです。
2.2019年4月1日付の会社分割による楽天グループ企業の組織再編による、発行済株式総数、資本金及び資本準備金の増減はありません。
(5) 【所有者別状況】
2020年12月31日現在
| 区分 | 株式の状況 | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | ― | ― | ― | 1 | ― | ― | ― | 1 | ― |
| 所有株式数(株) | ― | ― | ― | 78,649 | ― | ― | ― | 78,649 | ― |
| 所有株式数の割合(%) | ― | ― | ― | 100.00 | ― | ― | ― | 100.00 | ― |
(注) 当社は単元株制度を採用しておりません。
(6) 【大株主の状況】
2020年12月31日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 発行済株式(自己株式を除く)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 楽天株式会社 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 | 78,649 | 100 |
| 計 | ― | 78,649 | 100 |
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年12月31日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 78,649 | ― |
| 78,649 | |||
| 単元未満株式 | ― | ― | ― |
| 発行済株式総数 | 78,649 | ― | ― |
| 総株主の議決権 | ― | 78,649 | ― |
② 【自己株式等】
該当事項はありません。
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
該当事項はありません。
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
該当事項はありません。
3 【配当政策】
当社は、中長期的な成長に向け財務基盤の安定化のための内部留保の充実を勘案し、配当を行っていきます。必要となる株主資本の水準については、以下の考え方を基本としています。
・拡大する事業機会を迅速かつ確実に捉えるために必要な財務基盤を整えておくこと
・事業活動及び資産のリスクと比較して充分であること
・安定的な資金調達を行う上で必要な格付を維持すること及び監督規制上求められる水準を充足していること
また、当社は、年1回の剰余金の配当を行う事を基本方針としており、当社における剰余金の配当の決定機関は、期末配当、特別配当については株主総会、中間配当については取締役会としています。また、中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。
内部留保資金については、将来の事業拡大や生産性向上の実現に向け有効活用してまいります。
当連結会計年度においては、2020年12月28日の臨時株主総会にて、利益剰余金を配当原資とし、1株当たり127,148円とすることを決定いたしました。また、2021年3月29日の定時株主総会においては、利益剰余金を配当原資とし、1株当たり254,295円とすることを決定いたしました。当連結会計年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりです。
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | |
| 2020年12月28日 | 臨時株主総会決議 | 10,000 | 127,148 |
| 2021年3月29日 | 定時株主総会決議 | 20,000 | 254,295 |
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントすることを経営の基本理念としています。ユーザー及び取引先企業へ満足度の高いサービスを提供するとともに、多くの人々の成長を後押しすることで、社会を変革し豊かにしていきます。
この理念を実現させるためには、実効性の高いコーポレート・ガバナンスの実現が重要と考え、当社グループは、企業価値の最大化を目指し、コーポレート・ガバナンスの徹底を最重要課題の一つと位置付け様々な施策を講じています。
② 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況等
1 会社の機関の基本説明
当社は、株主総会および取締役のほか、取締役会、監査役、会計監査人を設置しております。
当社は、監査役制度を採用しています。また、当社は経営の監督と業務執行の分離を進めるため執行役員制を導入しており、取締役会は経営の意思決定及び監督機能を担い、執行役員が業務執行機能を担うこととしています。
また、子会社管理のため、経営管理本部、子会社の内部監査、及びリスク管理を行うための組織を設置しており、子会社のガバナンス管理体制を構築しております。
<コーポレート・ガバナンス体制>
<取締役会及び各委員会の概要>
・取締役会
取締役会は、議長は代表取締役社長、構成員は取締役、監査役で構成されています。定例の取締役会を開催するほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、経営上の重要事項について意思決定するとともに、執行役員の業務執行を監督しています。
・監査役協議会
監査役協議会は、議長は常勤の監査役、構成員は監査役で構成されています。監査に関する重要な事項について報告を受け、協議を行い、又は決議をすることとしています。ただし、各監査役の権限の行使を妨げることはできません。
・コンプライアンス委員会
コンプライアンス委員会は、委員長は代表取締役社長、委員は取締役、執行役員で構成されています。コンプライアンスに係る審議、決議する機関であり、コンプライアンスに係る基本方針や特に着目すべき法令等を定め、コンプライアンス・プログラムを策定し組織全体に周知する役割や、委員会で審議された事項を必要に応じて、取締役会に付議する役割等を担っています。
・情報セキュリティ委員会
情報セキュリティ委員会は、委員長は代表取締役社長が指名する情報セキュリティ統括管理責任者、委員は執行役員及び各部の長で構成されています。情報セキュリティに関する基本方針や重要事項について審議しています。
・懲罰委員会
懲罰委員会は、委員長は代表取締役社長、委員は委員長の指名する者をもって構成されています。就業規則に定める、懲戒について審議し、決議をすることとしています。
2 内部統制システムの整備の状況、及び当社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
当社は、取締役会において、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制、子会社の業務の適正を確保するための体制、その他業務の適正を確保するための体制につき、次のとおり決議しています。
1) 役職員の職務執行が法令・定款に適合することを確保するための体制
当社は、「楽天グループ企業倫理憲章」、「楽天カード行動指針」及び各種規程等に則り、法令を遵守することはもとより、高い倫理観をもって事業活動に取り組みます。取締役、執行役員、社員、嘱託社員、パートタイマー及び派遣社員(以下、併せて「役職員」といいます。)の職務執行については、代表取締役社長直轄の独立組織である内部監査部による定常的なモニタリング及び、業務監査を実施するとともに、コンプライアンス委員会によりコンプライアンスに対する取り組みを進め、適正な職務執行を徹底し報告させることで把握いたします。また、取締役会及び監査役等による役職員の職務執行に対する監督を徹底し、法令・定款への適合性の検証を行います。さらに、すべての役職員に対して当社の一員として必要な知識及び倫理観の醸成を図るべく、継続的にコンプライアンス教育を実施するとともに、年2回のコンプライアンスにかかる宣誓を行っております。公益通報システム「楽天カードヘルプライン」を利用した公益通報者保護法に基づいた措置等の適切な運用を推進するものとします。また、監査役は当社の法令遵守体制に問題があると認めるときは、取締役会または代表取締役に対し、意見を述べるとともに、改善策の策定を求めるものとします。法令・定款違反等の行為が発見された場合には楽天カードコンプライアンス細則等に則り、速やかにコンプライアンス担当部署又は指定された外部の機関に通報し、対応策を行うこととします。役職員の法令・定款違反等の行為については懲罰委員会規程・就業規則に基づき処分を審議します。
2) 役職員の職務執行に関する情報の保存・管理体制
当社における役職員の職務執行に関する文書、電磁的記録等の各種情報は、「文書管理細則」「文書・契約書事務取扱細則」「楽天カード株式会社情報セキュリティ細則」等の社内規程に則り、内部監査部門によるセキュリティ監査の実施による適正性を確保し、且つ適法・適切に所定の期間保存・管理するものとし、取締役及び監査役は当該情報を常時閲覧することができるものとします。また、所定の期間保存・管理した後は、適切な方法にて廃棄することとします。
3) 損失の危険の管理体制
事業活動に伴い生じる各種リスクについては、社内規程、細則及び業務マニュアルに基づきそれぞれの担当部署で適切に対処いたします。特に当社において重要性の高い信用リスク及び情報管理に伴うリスクについては、代表取締役社長の指示のもと、リスク管理グループを中心に、リスク管理を徹底するとともに、当社全体として当該リスクの極小化を図ります。また、緊急報告体制の強化により各種リスク情報の迅速な集約を推進するものとします。四半期に1度開催されるリスク管理委員会(当社の社長等で構成)にてリスクに関する報告を徹底することにより、リスク情報の集約及びリスク管理の徹底を行います。事業に伴うリスクについては、一定額以上の事業投資案件につき取締役会の承認決議を必要とすることによって、取締役の職務執行を適切に監督するとともに、当社の社長等によって構成される各委員会における事業遂行に係るリスクに関する報告を徹底することにより、リスク情報の集約及びリスク管理の徹底を行います。
4) 役職員の職務執行が効率的に行われるための体制
役職員の職務執行に関しては、「取締役会規程」、「組織細則」等の社内規程に基づき適切かつ効率的な意思決定体制を構築いたします。また、各種社内手続の電子化を推進することにより、意思決定の明確化・迅速化を図っております。意思決定に基づく業務の執行にあたっては、取締役会において選任された執行役員がその管掌業務の執行を行うことにより、機動的な職務執行を促進いたしております。これらの業務運営状況を把握し、改善を図るため「楽天カード内部監査細則」に則り、内部監査部による定例内部監査を行い、その結果について改善策を策定・実施する等の適切な措置を講じます。
5) 当社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
「Rakuten Group Regulation」(RGR)に則り、親会社の主管部署に対し、重要事項の報告・相談をするほか、子会社に対しては「経営管理に関する規程」及び「関係会社管理規程」に則り、経営管理または経営指導を行い、当社または子会社の内部監査部が年間計画に従い業務監査を実施することにより業務の適正を確保しております。また、主要な子会社と経営基本契約を締結することとし、免許等を受けた金融機関である子会社については独立経営を尊重することとします。
6) 子会社の取締役 、執行役、業務を執行する社員、会社法第598条第1項の職務を行うべき者その他これらの者に相当する者の職務の執行に係る事項の当該株式会社への報告に関する体制
当社は子会社の自主性を尊重しつつ、「経営管理に関する規程」及び「関係会社管理規程」に基づき、当社に対する報告事項を明確にし、執行状況のモニタリングを実施しております。
7) 子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
子会社からの報告体制を「楽天カード株式会社リスク管理細則」「Fintechグループ規程」に規定し、四半期に1度開催されるリスク管理委員会(当社の社長等で構成)に対応状況を報告するものとします。
8) 子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われていることを確保するための体制
会社の意思決定方法については子会社各社が各決定規程において明文化し、それぞれが重要性に応じた意思決定を行って、子会社各社が「業務分掌」「職務権限」「その他社内規程」を明文化し、各業務を効率的に遂行しています。これらの業務運営状況について、当社内部監査部による内部監査を実施し、その状況を各社と共有し、協力し、改善のための検証を行います。尚、「経営管理に関する規程」に基づくFinTech グループ各社は、各社の内部監査部による内部監査を実施し、改善のための検証を行います。また必要に応じて当社に報告をすることとします。
9) 子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
各子会社は「楽天グループ企業倫理憲章」、「楽天カード行動指針」及び各種規程等に則り法令を遵守することはもとより、高い倫理観をもって事業活動に取り組みます。各子会社の取締役、執行役員、社員、嘱託社員、パートタイマー及び派遣社員の職務執行については、当社の独立組織である内部監査部による定常的な業務監査を実施します。また各子会社における内部統制システムの整備は当社の内部統制システムを参考に指導作成を行います。当社の内部監査部は、「関係会社管理規程」に則り内部監査を実施し、指摘・改善を行います。尚、「経営管理に関する規程」に基づく FinTech グループ各社は、各社の内部監査部より内部監査を実施し、指摘・改善を行います。
10) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項、その使用人の取締役からの独立性に関する事項、及び監査役のその職務を補助すべき使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
監査役が補助使用人の設置を求めた場合には、その職務遂行に必要とされる能力を有する者の確保、指揮命令系統の監査役への帰属及び人事考課等の同意権付与等にて独立性と指示の実効性の確保に努めるものとします。監査役が補助使用人の設置を求めていない当社にあっては、内部監査部が「楽天カード内部監査細則」第4条に則り、監査役との連携強化に努め、定例情報共有会議の開催に加え、監査役からの必要な事項の命令に従い業務を遂行しています。
11) 取締役、その他の使用人及び子会社の取締役、使用人等が監査役等に報告をするための体制、及び子会社の取締役、会計参与、監査役、執行役、業務を執行する社員、会社法第598条第1項の職務を行うべき者その他これらの者に相当する者及び使用人又はこれらの報告を受けた者が監査役に報告をするための体制
役職員(子会社における役職員を含む。)は、監査役に対して法定の報告を行うとともに、重要な事項及び監査役が必要と認め要請した事項については適正に報告する体制を整備するものとします。当社では、各種規程に則り開催される経営、子会社管理、リスク管理、コンプライアンス、情報セキュリティ等の会議体における重要事項について、監査役に報告と情報共有が行われています。また、インシデント、苦情相談報告はワークフロー内で監査役に回付されるとともに重要情報へのアクセス権限を解放する体制を維持しています。
12) 監査役等への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
当社は、監査役等へ報告を行った者に対し、その行為により不当な取扱いを排除するために社内通報制度を設け、本件をその対象事項と認め適正な運用を確保するものとします。社内通報制度における発生状況については通報窓口から定期的に情報共有されることを確保しています。
13) 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
当社は、予算計上費用を含め、監査役がその職務の執行について生ずる費用の前払または支出した費用等の償還、負担した債務の弁済を請求したとき、その費用等が監査役の職務の執行について生じたものでないことを証明できる場合を除き、速やかにこれに応じ、監査業務の円滑な遂行を確保しています。
14) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
組織として監査役の独立性を周知するとともに、重要会議への参加要請、アクセス権限の解放等監査の実効性を高める環境を確保しております。
15) 財務報告の適正な実施のための体制
経営情報、財務情報等の開示事項等に係る財務報告に関しては、業務の適正を確保するために金融商品取引法に基づく「楽天カード株式会社J-SOX細則」を制定し、内部管理、内部監査、会計監査人による有効性の評価を実施しております。
16) 反社会的勢力に対する体制
当社は、暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人(いわゆる反社会的勢力)による被害を防止するために、「反社会的勢力に対する基本方針」及び「CCOガイドライン」を定め、反社会的勢力と一切関係を持たず、警察等の外部機関と連携し、毅然とした態度で対応し、役職員の安全を確保することとし、四半期に1度開催されるコンプライアンス委員会にて対応状況について報告するものとします。
③ リスク管理体制の整備の状況
リスク管理については、「コンプライアンス委員会」、「情報セキュリティ委員会」、及びリスク管理部を中心として、リスク発生の予防及び顕在化による社への影響の極小化に努めています。そのため社内規程の整備を進め、関係者に対し定期的な社内教育・訓練を行い、リスク管理体制の維持に努めています。
④ 役員報酬の内容
| 区 分 | 支給人員 | 支給額 | ||
| 取締役 | 4 | 名 | 106 | 百万円 |
| 監査役 | 1 | 名 | 12 | 百万円 |
| 合 計 | 5 | 名 | 118 | 百万円 |
(注)取締役1名は2020年2月の就任以降の支給額を記載しています。
⑤ 取締役会で決議できる株主総会決議事項
(中間配当)
当社は、取締役会の決議により、毎年6月30日現在の株主名簿に記載された株主又は登録株式質権者に対し、会社法第454条第5項の規定に基づく中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。これは、株主への機動的な利益還元を行う事を目的とするものです。
(取締役の責任免除)
当社は、取締役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であったものを含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めています。
(監査役の責任免除)
当社は、監査役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる監査役(監査役であったものを含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めています。
⑥ 取締役の定数
当社の取締役は3名以上とする旨定款に定めています。
⑦ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めています。また、取締役の選任については累積投票によらないものとする旨を定款に定めています。
(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性9名 女性1名(役員のうち女性の比率10.0%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 社長最高執行役員 | 穂坂 雅之 | 1954年7月31日 | 1980年4月 ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 2003年12月 楽天株式会社 パーソナルファイナンス事業準備室長 2004年9月 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)代表取締役副社長 2005年5月 楽天株式会社 執行役員 2006年2月 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)代表取締役社長 2007年3月 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)取締役副会長 2009年4月 同社 代表取締役社長(現任) 2012年6月 楽天銀行株式会社 取締役楽天証券株式会社 取締役 2012年11月 アイリオ生命株式会社(現 楽天生命保険株式会社) 取締役 2013年2月 楽天株式会社 常務執行役員 2013年3月 楽天インシュアランスプランニング株式会社 取締役 2013年5月 楽天Edy株式会社 代表取締役社長Rakuten Card USA,Inc.President(現任) 2014年1月 楽天株式会社 副社長執行役員 2014年3月 同社 代表取締役副社長執行役員 2014年6月 台灣樂天信用卡股份有限公司 董事 2016年4月 楽天株式会社 代表取締役副会長執行役員(現任) 2017年3月 楽天Edy株式会社 取締役 2017年11月 楽天証券株式会社 取締役会長(現任) 2018年1月 楽天生命保険株式会社 取締役会長 2018年6月 楽天銀行株式会社 取締役会長(現任)楽天生命保険株式会社 取締役(現任)朝日火災海上保険株式会社(現 楽天損害保険株式会社) 取締役会長(現任) 2018年7月 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 取締役会長 2019年4月 楽天ペイメント株式会社 取締役会長(現任) | 1980年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | 2003年12月 | 楽天株式会社 パーソナルファイナンス事業準備室長 | 2004年9月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)代表取締役副社長 | 2005年5月 | 楽天株式会社 執行役員 | 2006年2月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)代表取締役社長 | 2007年3月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)取締役副会長 | 2009年4月 | 同社 代表取締役社長(現任) | 2012年6月 | 楽天銀行株式会社 取締役楽天証券株式会社 取締役 | 2012年11月 | アイリオ生命株式会社(現 楽天生命保険株式会社) 取締役 | 2013年2月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | 2013年3月 | 楽天インシュアランスプランニング株式会社 取締役 | 2013年5月 | 楽天Edy株式会社 代表取締役社長Rakuten Card USA,Inc.President(現任) | 2014年1月 | 楽天株式会社 副社長執行役員 | 2014年3月 | 同社 代表取締役副社長執行役員 | 2014年6月 | 台灣樂天信用卡股份有限公司 董事 | 2016年4月 | 楽天株式会社 代表取締役副会長執行役員(現任) | 2017年3月 | 楽天Edy株式会社 取締役 | 2017年11月 | 楽天証券株式会社 取締役会長(現任) | 2018年1月 | 楽天生命保険株式会社 取締役会長 | 2018年6月 | 楽天銀行株式会社 取締役会長(現任)楽天生命保険株式会社 取締役(現任)朝日火災海上保険株式会社(現 楽天損害保険株式会社) 取締役会長(現任) | 2018年7月 | 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 取締役会長 | 2019年4月 | 楽天ペイメント株式会社 取締役会長(現任) | (注)1 | ― |
| 1980年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年12月 | 楽天株式会社 パーソナルファイナンス事業準備室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年9月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)代表取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年5月 | 楽天株式会社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年2月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年3月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)取締役副会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 同社 代表取締役社長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 楽天銀行株式会社 取締役楽天証券株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年11月 | アイリオ生命株式会社(現 楽天生命保険株式会社) 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年2月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年3月 | 楽天インシュアランスプランニング株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年5月 | 楽天Edy株式会社 代表取締役社長Rakuten Card USA,Inc.President(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年1月 | 楽天株式会社 副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年3月 | 同社 代表取締役副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 台灣樂天信用卡股份有限公司 董事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 楽天株式会社 代表取締役副会長執行役員(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 楽天Edy株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年11月 | 楽天証券株式会社 取締役会長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年1月 | 楽天生命保険株式会社 取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 楽天銀行株式会社 取締役会長(現任)楽天生命保険株式会社 取締役(現任)朝日火災海上保険株式会社(現 楽天損害保険株式会社) 取締役会長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年7月 | 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 楽天ペイメント株式会社 取締役会長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 副社長執行役員 | 石崎 安雄 | 1965年6月27日 | 1988年4月 ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 2005年11月 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 総務部長 2008年1月 同社 経営企画部長 2009年4月 同社 経営企画部 兼 財務部経理部 担当役員 2011年8月 楽天カード株式会社 執行役員 2015年2月 楽天カード株式会社 常務執行役員 2015年3月 アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)取締役 2016年3月 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 2017年3月 楽天カード株式会社 代表取締役副社長アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)代表取締役社長(現任) 2018年4月 同社 業務本部長 2019年6月 Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長(現任) 2020年7月 楽天カード株式会社 代表取締役副社長 兼 債権管理本部担当 兼 会員統括本部担当 兼 クレジット業務本部担当(現任) | 1988年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | 2005年11月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 総務部長 | 2008年1月 | 同社 経営企画部長 | 2009年4月 | 同社 経営企画部 兼 財務部経理部 担当役員 | 2011年8月 | 楽天カード株式会社 執行役員 | 2015年2月 | 楽天カード株式会社 常務執行役員 | 2015年3月 | アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)取締役 | 2016年3月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 | 2017年3月 | 楽天カード株式会社 代表取締役副社長アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)代表取締役社長(現任) | 2018年4月 | 同社 業務本部長 | 2019年6月 | Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長(現任) | 2020年7月 | 楽天カード株式会社 代表取締役副社長 兼 債権管理本部担当 兼 会員統括本部担当 兼 クレジット業務本部担当(現任) | (注)1 | ― | ||||||||||||||||||||
| 1988年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年11月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 総務部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年1月 | 同社 経営企画部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 同社 経営企画部 兼 財務部経理部 担当役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年8月 | 楽天カード株式会社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年2月 | 楽天カード株式会社 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年3月 | アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年3月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 楽天カード株式会社 代表取締役副社長アールビジネスサポート株式会社(現 楽天カードパートナーズ株式会社)代表取締役社長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 同社 業務本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年7月 | 楽天カード株式会社 代表取締役副社長 兼 債権管理本部担当 兼 会員統括本部担当 兼 クレジット業務本部担当(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役 副社長執行役員 | 大山 隆司 | 1968年3月29日 | 1990年4月 オリックス・クレジット株式会社入社 2004年10月 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 2011年12月 KCカード株式会社(現 Jトラストカード株式会社)入社 営業本部 副本部長 2014年4月 楽天カード株式会社 入社 2015年2月 同社 執行役員 2017年4月 同社 上級執行役員 楽天カード戦略部・ファイナンス戦略部・楽天カード推進部管掌 2018年4月 同社 常務執行役員 カード営業本部長 2020年2月 同社 代表取締役副社長 マーケティング本部長 2020年10月 同社 代表取締役 副社長執行役員 マーケティング本部長 営業推進本部担当(現任) | 1990年4月 | オリックス・クレジット株式会社入社 | 2004年10月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 | 2011年12月 | KCカード株式会社(現 Jトラストカード株式会社)入社 営業本部 副本部長 | 2014年4月 | 楽天カード株式会社 入社 | 2015年2月 | 同社 執行役員 | 2017年4月 | 同社 上級執行役員 楽天カード戦略部・ファイナンス戦略部・楽天カード推進部管掌 | 2018年4月 | 同社 常務執行役員 カード営業本部長 | 2020年2月 | 同社 代表取締役副社長 マーケティング本部長 | 2020年10月 | 同社 代表取締役 副社長執行役員 マーケティング本部長 営業推進本部担当(現任) | (注)1 | ― | ||||||||||||||||||
| 1990年4月 | オリックス・クレジット株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年10月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年12月 | KCカード株式会社(現 Jトラストカード株式会社)入社 営業本部 副本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 楽天カード株式会社 入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年2月 | 同社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同社 上級執行役員 楽天カード戦略部・ファイナンス戦略部・楽天カード推進部管掌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 同社 常務執行役員 カード営業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年2月 | 同社 代表取締役副社長 マーケティング本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年10月 | 同社 代表取締役 副社長執行役員 マーケティング本部長 営業推進本部担当(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役常務執行役員人事・総務本部長 | 井上 義文 | 1961年4月14日 | 1989年4月 オリックス・クレジット株式会社入社 2005年11月 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 2007年1月 同社 人事部長 2009年8月 梶山倉庫株式会社 取締役(現任) 2011年8月 楽天カード株式会社 執行役員 人事総務部長 2013年2月 アールビジネスサポート株式会社取締役(現 楽天カードパートナーズ株式会社)(現任) 2015年2月 楽天カード株式会社 常務執行役員 人事部長 2017年3月 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員取締役 人事部長 2017年5月 Rakuten Card USA, Inc. 人事部長(現任) 2018年4月 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 人事・総務本部長(現任) 2019年3月 楽天カードサービス株式会社 取締役 | 1989年4月 | オリックス・クレジット株式会社入社 | 2005年11月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 | 2007年1月 | 同社 人事部長 | 2009年8月 | 梶山倉庫株式会社 取締役(現任) | 2011年8月 | 楽天カード株式会社 執行役員 人事総務部長 | 2013年2月 | アールビジネスサポート株式会社取締役(現 楽天カードパートナーズ株式会社)(現任) | 2015年2月 | 楽天カード株式会社 常務執行役員 人事部長 | 2017年3月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員取締役 人事部長 | 2017年5月 | Rakuten Card USA, Inc. 人事部長(現任) | 2018年4月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 人事・総務本部長(現任) | 2019年3月 | 楽天カードサービス株式会社 取締役 | (注)1 | ― | ||||||||||||||
| 1989年4月 | オリックス・クレジット株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年11月 | 楽天クレジット株式会社(現 楽天カード株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年1月 | 同社 人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年8月 | 梶山倉庫株式会社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年8月 | 楽天カード株式会社 執行役員 人事総務部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年2月 | アールビジネスサポート株式会社取締役(現 楽天カードパートナーズ株式会社)(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年2月 | 楽天カード株式会社 常務執行役員 人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員取締役 人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年5月 | Rakuten Card USA, Inc. 人事部長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員 人事・総務本部長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 楽天カードサービス株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 廣瀬 研二 | 1962年8月8日 | 1985年4月 株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行 2003年2月 UFJストラテジックパートナー株式会社 取締役 経営企画グループ長 2005年9月 楽天証券株式会社 入社 2006年1月 楽天株式会社 金融事業室長 2006年11月 同社 執行役員 2008年10月 イーバンク銀行株式会社(現 楽天銀行株式会社)常務執行役員 2012年3月 楽天株式会社 常務執行役員 2012年4月 同社 常務執行役員 経理部担当役員 兼 事業統括部担当役員、組織運営部担当役員、法務部担当役員、リスク管理部担当役員、営業業務管理部担当役員 2013年7月 同社 常務執行役員 EU RHQ担当役員 2016年7月 同社 常務執行役員 CCOグループマネージングエグゼクティブオフィサー 2017年8月 楽天データマーケティング株式会社 監査役(現任) 2018年1月 楽天モバイルネットワーク株式会社(現 楽天モバイル株式会社)監査役 2018年3月 楽天カード株式会社 取締役(現任) 2018年4月 楽天株式会社 常務執行役員 CFO & CRO 2019年1月 同社 副社長執行役員 CFO & CRO 2019年2月 同社 副社長執行役員 CFO(現任) 2019年4月 楽天モバイル株式会社 取締役楽天ペイメント株式会社 取締役(現任) 2020年1月 楽天モバイル株式会社 取締役 CFO(現任) | 1985年4月 | 株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行 | 2003年2月 | UFJストラテジックパートナー株式会社 取締役 経営企画グループ長 | 2005年9月 | 楽天証券株式会社 入社 | 2006年1月 | 楽天株式会社 金融事業室長 | 2006年11月 | 同社 執行役員 | 2008年10月 | イーバンク銀行株式会社(現 楽天銀行株式会社)常務執行役員 | 2012年3月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | 2012年4月 | 同社 常務執行役員 経理部担当役員 兼 事業統括部担当役員、組織運営部担当役員、法務部担当役員、リスク管理部担当役員、営業業務管理部担当役員 | 2013年7月 | 同社 常務執行役員 EU RHQ担当役員 | 2016年7月 | 同社 常務執行役員 CCOグループマネージングエグゼクティブオフィサー | 2017年8月 | 楽天データマーケティング株式会社 監査役(現任) | 2018年1月 | 楽天モバイルネットワーク株式会社(現 楽天モバイル株式会社)監査役 | 2018年3月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任) | 2018年4月 | 楽天株式会社 常務執行役員 CFO & CRO | 2019年1月 | 同社 副社長執行役員 CFO & CRO | 2019年2月 | 同社 副社長執行役員 CFO(現任) | 2019年4月 | 楽天モバイル株式会社 取締役楽天ペイメント株式会社 取締役(現任) | 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 CFO(現任) | (注)1 | ― |
| 1985年4月 | 株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年2月 | UFJストラテジックパートナー株式会社 取締役 経営企画グループ長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年9月 | 楽天証券株式会社 入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年1月 | 楽天株式会社 金融事業室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年11月 | 同社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年10月 | イーバンク銀行株式会社(現 楽天銀行株式会社)常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | 同社 常務執行役員 経理部担当役員 兼 事業統括部担当役員、組織運営部担当役員、法務部担当役員、リスク管理部担当役員、営業業務管理部担当役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年7月 | 同社 常務執行役員 EU RHQ担当役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年7月 | 同社 常務執行役員 CCOグループマネージングエグゼクティブオフィサー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年8月 | 楽天データマーケティング株式会社 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年1月 | 楽天モバイルネットワーク株式会社(現 楽天モバイル株式会社)監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年3月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 楽天株式会社 常務執行役員 CFO & CRO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年1月 | 同社 副社長執行役員 CFO & CRO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年2月 | 同社 副社長執行役員 CFO(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 楽天モバイル株式会社 取締役楽天ペイメント株式会社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 CFO(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 中村 晃一 | 1972年9月12日 | 1995年4月 株式会社さくら銀行(現 株式会社三井住友銀行)入行 2004年4月 楽天株式会社 入社 2004年10月 同社 楽天市場営業本部長 2005年5月 楽天トラベル株式会社 常務執行役員営業本部長 2005年10月 楽天株式会社 執行役員 2006年7月 楽天ANAトラベルオンライン株式会社代表取締役副社長 2007年3月 楽天トラベル株式会社 取締役副社長 2011年5月 楽酷天有限公司 董事長 兼 CEO 2013年4月 楽天Edy株式会社 取締役副社長 2013年8月 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員楽天Edy株式会社 取締役(現任) 2016年4月 楽天株式会社 上級執行役員 2017年3月 楽天カード株式会社代表取締役副社長執行役員 2017年8月 Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長 2019年4月 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 代表取締役社長(現任)楽天株式会社 常務執行役員(現任)楽天ウォレット株式会社 取締役(現任) | 1995年4月 | 株式会社さくら銀行(現 株式会社三井住友銀行)入行 | 2004年4月 | 楽天株式会社 入社 | 2004年10月 | 同社 楽天市場営業本部長 | 2005年5月 | 楽天トラベル株式会社 常務執行役員営業本部長 | 2005年10月 | 楽天株式会社 執行役員 | 2006年7月 | 楽天ANAトラベルオンライン株式会社代表取締役副社長 | 2007年3月 | 楽天トラベル株式会社 取締役副社長 | 2011年5月 | 楽酷天有限公司 董事長 兼 CEO | 2013年4月 | 楽天Edy株式会社 取締役副社長 | 2013年8月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員楽天Edy株式会社 取締役(現任) | 2016年4月 | 楽天株式会社 上級執行役員 | 2017年3月 | 楽天カード株式会社代表取締役副社長執行役員 | 2017年8月 | Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長 | 2019年4月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 代表取締役社長(現任)楽天株式会社 常務執行役員(現任)楽天ウォレット株式会社 取締役(現任) | (注)1 | ― |
| 1995年4月 | 株式会社さくら銀行(現 株式会社三井住友銀行)入行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年4月 | 楽天株式会社 入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年10月 | 同社 楽天市場営業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年5月 | 楽天トラベル株式会社 常務執行役員営業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年10月 | 楽天株式会社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年7月 | 楽天ANAトラベルオンライン株式会社代表取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年3月 | 楽天トラベル株式会社 取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年5月 | 楽酷天有限公司 董事長 兼 CEO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 楽天Edy株式会社 取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年8月 | 楽天カード株式会社 取締役常務執行役員楽天Edy株式会社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 楽天株式会社 上級執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 楽天カード株式会社代表取締役副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年8月 | Rakuten Europe Bank S.A. 取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 代表取締役社長(現任)楽天株式会社 常務執行役員(現任)楽天ウォレット株式会社 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 百野 研太郎 | 1967年6月6日 | 1990年6月 トヨタ自動車株式会社入社 2007年2月 楽天株式会社入社 執行役員 2008年11月 Rakuten USA, Inc. 取締役(現任) 2009年7月 楽天株式会社 常務執行役員 2013年3月 同社 取締役常務執行役員 2016年4月 同社 常務執行役員 COO & CMO 2017年4月 同社 副社長執行役員 COO & CMO 2018年11月 同社 副社長執行役員 COO 2019年4月 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 取締役(現任)楽天モバイル株式会社 取締役 2019年11月 楽天モバイル株式会社 取締役 COO 2020年1月 楽天モバイル株式会社 取締役 EVP(現任) 2021年3月 楽天株式会社 取締役副社長執行役員 COO(現任) | 1990年6月 | トヨタ自動車株式会社入社 | 2007年2月 | 楽天株式会社入社 執行役員 | 2008年11月 | Rakuten USA, Inc. 取締役(現任) | 2009年7月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | 2013年3月 | 同社 取締役常務執行役員 | 2016年4月 | 同社 常務執行役員 COO & CMO | 2017年4月 | 同社 副社長執行役員 COO & CMO | 2018年11月 | 同社 副社長執行役員 COO | 2019年4月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 取締役(現任)楽天モバイル株式会社 取締役 | 2019年11月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 COO | 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 EVP(現任) | 2021年3月 | 楽天株式会社 取締役副社長執行役員 COO(現任) | (注)1 | ― | ||||
| 1990年6月 | トヨタ自動車株式会社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年2月 | 楽天株式会社入社 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年11月 | Rakuten USA, Inc. 取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年7月 | 楽天株式会社 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年3月 | 同社 取締役常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同社 常務執行役員 COO & CMO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同社 副社長執行役員 COO & CMO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年11月 | 同社 副社長執行役員 COO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 楽天カード株式会社 取締役(現任)楽天ペイメント株式会社 取締役(現任)楽天モバイル株式会社 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年11月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 COO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 取締役 EVP(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2021年3月 | 楽天株式会社 取締役副社長執行役員 COO(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 監査役(常勤) | 丹羽 靖子 | 1953年3月12日 | 1975年4月 国内信販株式会社(現Jトラストカード株式会社)入社 2003年2月 同社 ファイナンス事業部長 2007年6月 楽天KC株式会社(現 Jトラストカード株式会社)審査本部副本部長兼カードセンター長 2008年3月 同社 審査業務部 部長 2012年7月 楽天カード株式会社 内部監査部長楽天Edy株式会社 内部監査室長 2018年7月 楽天カード株式会社 監査役(現任) | 1975年4月 | 国内信販株式会社(現Jトラストカード株式会社)入社 | 2003年2月 | 同社 ファイナンス事業部長 | 2007年6月 | 楽天KC株式会社(現 Jトラストカード株式会社)審査本部副本部長兼カードセンター長 | 2008年3月 | 同社 審査業務部 部長 | 2012年7月 | 楽天カード株式会社 内部監査部長楽天Edy株式会社 内部監査室長 | 2018年7月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任) | (注)2 | ― | ||||||||||||||||
| 1975年4月 | 国内信販株式会社(現Jトラストカード株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年2月 | 同社 ファイナンス事業部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 楽天KC株式会社(現 Jトラストカード株式会社)審査本部副本部長兼カードセンター長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年3月 | 同社 審査業務部 部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | 楽天カード株式会社 内部監査部長楽天Edy株式会社 内部監査室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年7月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 西川 義明 | 1958年8月30日 | 1981年4月 ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 2004年1月 株式会社新生銀行 入社 2004年10月 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 2012年7月 楽天カード株式会社 監査役 2014年6月 楽天証券株式会社 監査役 2015年6月 楽天生命保険株式会社 監査役 2016年5月 楽天Edyオペレーション株式会社(現 楽天Edy株式会社) 監査役(現任) 2018年7月 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 監査役(現任) 2019年1月 楽天インシュアランスプランニング株式会社 監査役 2020年3月 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 監査役(常勤)(現任)楽天ペイメント株式会社 監査役(現任) | 1981年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | 2004年1月 | 株式会社新生銀行 入社 | 2004年10月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 | 2012年7月 | 楽天カード株式会社 監査役 | 2014年6月 | 楽天証券株式会社 監査役 | 2015年6月 | 楽天生命保険株式会社 監査役 | 2016年5月 | 楽天Edyオペレーション株式会社(現 楽天Edy株式会社) 監査役(現任) | 2018年7月 | 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 監査役(現任) | 2019年1月 | 楽天インシュアランスプランニング株式会社 監査役 | 2020年3月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 監査役(常勤)(現任)楽天ペイメント株式会社 監査役(現任) | (注)3 | ― | ||||
| 1981年4月 | ファミリー信販株式会社(現 オリックス・クレジット株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年1月 | 株式会社新生銀行 入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年10月 | 株式会社あおぞらカード(現 楽天カード株式会社)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年7月 | 楽天カード株式会社 監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | 楽天証券株式会社 監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 楽天生命保険株式会社 監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年5月 | 楽天Edyオペレーション株式会社(現 楽天Edy株式会社) 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年7月 | 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年1月 | 楽天インシュアランスプランニング株式会社 監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年3月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 監査役(常勤)(現任)楽天ペイメント株式会社 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 東林 知隆 | 1965年6月30日 | 1988年4月 日本長期信用銀行(現 株式会社新生銀行)入行 1998年9月 アジア開発銀行 入行 2001年1月 株式会社日本興業銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行 2002年4月 株式会社みずほ証券に転籍 2006年9月 楽天証券株式会社 入社 2007年9月 楽天株式会社に転籍 2016年4月 楽天株式会社 上級執行役員 事業開発部長 2017年1月 楽天銀行株式会社常務執行役員 2019年6月 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 ファンクションCCO(現任)同社 コンプライアンス統括部ディレクター(現任)同社 ガバナンス・リスク・コンプライアンス部ジェネラルマネージャー(現任)同社 国際室 室長楽天ヴィッセル神戸株式会社 監査役(現任)楽天マネジメント株式会社 監査役(現任)株式会社楽天野球団 監査役(現任)楽天モバイル株式会社 監査役(現任) 2019年8月 楽天株式会社 国際部 ジェネラルマネージャー(現任) 2020年1月 楽天モバイル株式会社 CCO(現任) 楽天株式会社 業務管理部 ジェネラルマネージャー 2020年5月 樂天國際商業銀行股份有限公司 監査役(現任) | 1988年4月 | 日本長期信用銀行(現 株式会社新生銀行)入行 | 1998年9月 | アジア開発銀行 入行 | 2001年1月 | 株式会社日本興業銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行 | 2002年4月 | 株式会社みずほ証券に転籍 | 2006年9月 | 楽天証券株式会社 入社 | 2007年9月 | 楽天株式会社に転籍 | 2016年4月 | 楽天株式会社 上級執行役員 事業開発部長 | 2017年1月 | 楽天銀行株式会社常務執行役員 | 2019年6月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 ファンクションCCO(現任)同社 コンプライアンス統括部ディレクター(現任)同社 ガバナンス・リスク・コンプライアンス部ジェネラルマネージャー(現任)同社 国際室 室長楽天ヴィッセル神戸株式会社 監査役(現任)楽天マネジメント株式会社 監査役(現任)株式会社楽天野球団 監査役(現任)楽天モバイル株式会社 監査役(現任) | 2019年8月 | 楽天株式会社 国際部 ジェネラルマネージャー(現任) | 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 CCO(現任) 楽天株式会社 業務管理部 ジェネラルマネージャー | 2020年5月 | 樂天國際商業銀行股份有限公司 監査役(現任) | (注)4 | ― |
| 1988年4月 | 日本長期信用銀行(現 株式会社新生銀行)入行 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年9月 | アジア開発銀行 入行 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年1月 | 株式会社日本興業銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | 株式会社みずほ証券に転籍 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年9月 | 楽天証券株式会社 入社 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年9月 | 楽天株式会社に転籍 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 楽天株式会社 上級執行役員 事業開発部長 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年1月 | 楽天銀行株式会社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 楽天カード株式会社 監査役(現任)楽天株式会社 ファンクションCCO(現任)同社 コンプライアンス統括部ディレクター(現任)同社 ガバナンス・リスク・コンプライアンス部ジェネラルマネージャー(現任)同社 国際室 室長楽天ヴィッセル神戸株式会社 監査役(現任)楽天マネジメント株式会社 監査役(現任)株式会社楽天野球団 監査役(現任)楽天モバイル株式会社 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年8月 | 楽天株式会社 国際部 ジェネラルマネージャー(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年1月 | 楽天モバイル株式会社 CCO(現任) 楽天株式会社 業務管理部 ジェネラルマネージャー | ||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年5月 | 樂天國際商業銀行股份有限公司 監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | ― | ||||||||||||||||||||||||||||
(注) 1.取締役 穂坂雅之、石崎安雄、大山隆司、井上義文、廣瀬研二、中村晃一、百野研太郎の任期は、2021年3月29日開催の定時株主総会終結の時から選任後1年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までです。
2.監査役 丹羽靖子の任期は、2018年7月1日開催の臨時株主総会終結の時から選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までです。
3.監査役 西川義明の任期は、2021年3月29日開催の定時株主総会終結の時から選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までです。
4.監査役 東林知隆の任期は、2018年3月27日開催の定時株主総会終結の時から選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであった水口直毅の補欠として引き継ぐものです。
② 社外取締役及び社外監査役との関係
当社は現在、取締役7名であり、社外取締役はおりません。監査役3名であり、社外監査役はおりません。
(3) 【監査の状況】
1 内部監査の状況
代表取締役社長直轄の独立組織である内部監査部(部長以下11名)を設置し、内部監査を実施しています。内部監査は、当社または子会社の内部監査部が年間計画に従い、適法性・妥当性・効率性等の観点から実施しています。内部監査の結果、必要な改善事項を指摘するとともに、改善状況のフォローアップを行い、当社各部門等の業務の適正な執行を確保するよう努めています。内部監査の結果については、取締役会、代表取締役社長及びコンプライアンス委員会に報告されるとともに、監査役にも報告され、監査役監査との連携も図っています。会計監査人とは、定期的に意見交換、情報共有を行っているほか、必要に応じて内部監査結果等を共有しています。
2 監査役監査の状況
監査役監査については、監査役監査基準、内部統制システムに係る監査の実施基準を定め、実効性のある監査役監査の実現のため体制を整備しています。
当社の監査役は3名(うち常勤監査役1名)で、社外監査役はおりません。
a. 監査役の活動状況
監査役は、取締役会と協働して会社の監督機能の一翼を担い、株主の負託を受けた独立の機関として取締役の職務の執行を監査しています。取締役会その他の重要な会議への出席、取締役、使用人及び会計監査人等から受領した報告内容の検証、会社の業務及び財産の状況に関する調査等を行い、取締役又は使用人に対する助言又は勧告等の意見の表明、取締役の行為の差止めなどを行っています。
b. 監査役協議会の組織、人員及び手続き
監査役協議会は、監査に関する重要な事項について報告を受け、協議を行い、又は決議をする目的の為に、議長である常勤監査役がこれを招集し、監査役協議会規則に基づき運営をしています。具体的には(1)各監査役の監査報告の内容の説明および株主に提供する監査報告に関する討議(2)常勤の監査役の選定および解職(3)監査の方針、業務および財産の状況の調査の方法その他の監査役の職務の執行に関する事項の決定等を行っています。
c. 監査役協議会の活動状況
当連結会計年度においては6回開催し、それぞれの監査役の出席状況については以下のとおりです。
また当連結会計年度における監査役協議会は新型コロナウイルスウイルスへの感染対策のため、ビデオ会議ツールを使用した開催に努めました。なお、ビデオ会議にシフトしたことによる、意思疎通や判断が難しくなった等の弊害はありません。
| 氏名 | 出席回数(出席率) |
|---|---|
| 丹羽 靖子 | 6/6回(100%) |
| 平本 公秀 | 3/3回(100%)(注1) |
| 西川 義明 | 3/3回(100%)(注2) |
| 東林 知隆 | 6/6回(100%) |
(注)1.平本公秀氏は、2020年3月26日に辞任しているため、辞任以前の開催回数としています。
2.西川義明氏は、2020年3月26日に就任しているため、就任後の開催回数としています。
3 会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
当社は、EY新日本有限責任監査法人と監査契約を締結し、同監査法人が会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査を実施しています。
b.継続監査期間
14年間
c.業務を執行した公認会計士の氏名
当期において業務を執行した公認会計士の氏名は以下のとおりです。
指定有限責任社員 業務執行社員 齋田 毅
指定有限責任社員 業務執行社員 黒木 賢治
d.監査業務に係る補助者の構成
当期における監査業務に係る補助者の構成は以下のとおりです。
公認会計士 9名 その他 17名
e.監査法人の選定方針と理由
会計監査人の選任、解任、不再任の決定の方針は監査役により定められます。再任の適否については、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、毎期検討し、再任の適否の判断に当たっては、会計監査人の職務遂行状況(従前の事業年度における職務遂行状況を含む)、監査体制、独立性及び専門性などが適切であるかについて、確認するものとしています。
4 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 92 | 72 | 103 | 12 |
| 連結子会社 | 156 | 5 | 157 | 9 |
| 計 | 248 | 77 | 260 | 21 |
当社における非監査業務の内容は、前連結会計年度及び当連結会計年度について、主に社債発行に伴うコンサルティング業務及びコンフォートレター作成業務です。連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度及び当連結会計年度について、主に顧客資産の分別管理の法令順守に関する保証業務です。
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Youngグループ)に対する報酬の内容(上記aを除く)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | - | - | - | - |
| 連結子会社 | 9 | - | 12 | - |
| 計 | 9 | - | 12 | - |
c.その他重要な報酬の内容
前連結会計年度
該当事項はありません。
当連結会計年度
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査公認会計士等から年度監査計画の提示を受け、その内容について監査公認会計士等と協議の上、当社の規模及び事業の特性、監査日数等を勘案し、適切に決定しています。
なお、監査公認会計士等の独立性を担保する観点から、監査報酬の額の決定に際しては監査役の同意を得ています。
e.監査役が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役は、会計監査人からの説明を受けた当事業年度の会計監査計画の監査日数や人員配置などの内容、前年度の監査実績の検証と評価、会計監査人の監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積もりの算定根拠を精査した結果、会計監査人の報酬等の額について同意しています。
(4) 【役員の報酬等】
当社は非上場会社のため、該当事項はありません。
(5) 【株式の保有状況】
当社は非上場会社のため、該当事項はありません。
第5 【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、連結財務諸表規則)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、第93条の規定により、国際会計基準(以下、IFRS)に準拠して作成しています。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、財務諸表等規則)に基づいて作成しています。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2020年1月1日から2020年12月31日まで)及び事業年度(2020年1月1日から2020年12月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による監査を受けています。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っています。その内容は以下のとおりです。 会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更について的確に対応することができる体制を整備するため、専門的知識を有する団体等が主催するセミナーへの参加、会計専門誌の定期購読等により、会計基準への理解を深め、また、新たな会計基準に対応しています。
4.IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について
当社は、IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っています。その内容は以下のとおりです。
IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握
を行っています。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表等を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針を
作成し、それらに基づいて会計処理を行っています。
1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
| 資産の部 | |||
| 現金及び現金同等物 | 5 | 1,309,112 | 2,883,879 |
| 証券事業の金融資産 | 6,14 | 1,976,494 | 2,674,394 |
| カード事業の貸付金 | 7,14 | 1,828,216 | 2,033,013 |
| 銀行事業の有価証券 | 8,14 | 283,532 | 288,482 |
| 銀行事業の貸付金 | 9,14 | 1,049,993 | 1,436,700 |
| 保険事業の有価証券 | 10,14 | 293,629 | 284,069 |
| デリバティブ資産 | 11 | 25,134 | 30,847 |
| 有価証券 | 12 | 6,981 | 7,258 |
| その他の金融資産 | 13,14 | 269,859 | 400,544 |
| 持分法で会計処理されている投資 | 446 | 633 | |
| 棚卸資産 | 15 | 4,450 | 5,685 |
| 有形固定資産 | 16 | 34,437 | 72,401 |
| 無形資産 | 17 | 142,875 | 149,994 |
| 繰延税金資産 | 26 | 1,496 | 2,032 |
| その他の資産 | 100,147 | 113,501 | |
| 資産合計 | 7,326,801 | 10,383,432 | |
| 負債の部 | |||
| 営業債務 | 312,813 | 398,415 | |
| 銀行事業の預金 | 19 | 3,274,437 | 4,826,965 |
| 証券事業の金融負債 | 20 | 1,860,742 | 2,587,531 |
| デリバティブ負債 | 11 | 9,509 | 11,880 |
| 社債及び借入金 | 21 | 816,398 | 1,430,943 |
| その他の金融負債 | 22 | 231,525 | 306,137 |
| 未払法人所得税等 | 9,830 | 5,520 | |
| 引当金 | 23 | 15,651 | 20,051 |
| 保険事業の保険契約準備金 | 24 | 318,090 | 285,336 |
| 退職給付に係る負債 | 25 | 4,898 | 5,589 |
| 繰延税金負債 | 26 | 4,553 | 6,646 |
| その他の負債 | 11,678 | 14,309 | |
| 負債合計 | 6,870,124 | 9,899,322 | |
| 資本の部 | |||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | |||
| 資本金 | 27 | 19,323 | 19,323 |
| 資本剰余金 | 27 | 20,539 | 20,539 |
| 利益剰余金 | 27 | 416,539 | 436,607 |
| その他の資本の構成要素 | 26 | △10,091 | |
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 456,427 | 466,378 | |
| 非支配持分 | 250 | 17,732 | |
| 資本合計 | 456,677 | 484,110 | |
| 負債及び資本合計 | 7,326,801 | 10,383,432 | |
② 【連結損益計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
| 継続事業 | |||
| 売上収益 | 28 | 369,860 | 494,055 |
| 営業費用 | 29 | 300,327 | 402,758 |
| その他の収益 | 468 | 766 | |
| その他の費用 | 30 | 2,377 | 3,309 |
| 営業利益 | 67,624 | 88,754 | |
| 金融収益 | 2 | 85 | |
| 金融費用 | 31 | 54 | 117 |
| 持分法による投資利益又は投資損失(△) | △163 | 223 | |
| 税引前当期利益 | 67,409 | 88,945 | |
| 法人所得税費用 | 26 | 22,266 | 33,919 |
| 当期利益 | 45,143 | 55,026 | |
| 当期利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 45,155 | 55,547 | |
| 非支配持分 | △12 | △521 | |
| 当期利益 | 45,143 | 55,026 | |
| (単位:円) | |||
| 親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益: | |||
| 基本的 | 33 | 574,137.05 | 706,262.35 |
③ 【連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
| 当期利益 | 45,143 | 55,026 | |
| その他の包括利益 | |||
| 純損益に振替えられることのない項目: | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の利得及び損失 | 40 | 7,762 | △20,475 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の利得及び損失に係る法人所得税 | 26 | △2,195 | 5,720 |
| 保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利に基づく再測定額 | 24 | △1,519 | 2,685 |
| 保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利に基づく再測定額に係る法人所得税 | 24,26 | 425 | △752 |
| 確定給付制度の再測定 | 25 | △275 | △135 |
| 確定給付制度の再測定に係る法人所得税 | 25,26 | 82 | 41 |
| 純損益に振替えられることのない項目合計 | 4,280 | △12,916 | |
| 純損益に振替えられる可能性のある項目: | |||
| 在外営業活動体の換算差額 | 30 | 425 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の利得及び損失 | 40 | △413 | 1,616 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金 | 40 | △86 | 34 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係るその他の包括利益から純損益へ振替えられた金額 | 40 | △1,238 | △254 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係るその他の包括利益に関連する法人所得税 | 26,40 | 500 | △403 |
| キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の包括利益に認識された金額 | 35,40 | △949 | △583 |
| キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の包括利益に認識された金額に係る法人所得税 | 26,35 | 292 | 182 |
| キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の包括利益から純損益へ振替えられた金額 | 35,40 | 440 | △33 |
| キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の包括利益から純損益へ振替えられた金額に係る法人所得税 | 26,35 | △136 | △2 |
| 純損益に振替えられる可能性のある項目合計 | △1,560 | 982 | |
| 税引後その他の包括利益 | 2,720 | △11,934 | |
| 当期包括利益 | 47,863 | 43,092 | |
| 当期包括利益の帰属 | |||
| 親会社の所有者 | 47,875 | 43,144 | |
| 非支配持分 | △12 | △52 | |
| 当期包括利益 | 47,863 | 43,092 | |
④ 【連結持分変動計算書】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 注記 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | ||
| 在外営業活動体の換算差額 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||
| 2019年1月1日現在 | 19,323 | 11,822 | 57,630 | △167 | 1,479 | |
| 会計方針の変更による累積的影響額 | - | - | △10 | - | - | |
| 会計方針の変更を反映した当期首残高 | 19,323 | 11,822 | 57,620 | △167 | 1,479 | |
| 当期包括利益 | ||||||
| 当期利益 | - | - | 45,155 | - | - | |
| 税引後その他の包括利益 | - | - | - | 30 | 4,330 | |
| 当期包括利益合計 | - | - | 45,155 | 30 | 4,330 | |
| 所有者との取引額 | ||||||
| 所有者による拠出及び所有者への分配 | ||||||
| 剰余金の配当 | 27,38 | - | △30,000 | - | - | - |
| その他の資本の構成要素からの利益剰余金への振替 | 39 | - | - | △88 | - | 88 |
| 所有者による拠出及び所有者への分配合計 | - | △30,000 | △88 | - | 88 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額 | ||||||
| 新規連結による増加額又は減少額(△) | - | 38,717 | 313,852 | △477 | 3,549 | |
| 非支配持分の取得及び処分 | - | - | - | - | - | |
| 子会社に対する所有持分の変動額合計 | - | 38,717 | 313,852 | △477 | 3,549 | |
| 所有者との取引額合計 | - | 8,717 | 313,764 | △477 | 3,637 | |
| 2019年12月31日現在 | 19,323 | 20,539 | 416,539 | △614 | 9,446 | |
| 注記 | その他の資本の構成要素 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 非支配持分 | 資本合計 | ||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利に基づく再測定額 | 確定給付制度の再測定 | その他の資本の構成要素合計 | |||||
| 2019年1月1日現在 | △490 | - | - | 822 | 89,597 | △1 | 89,596 | |
| 会計方針の変更による累積的影響額 | - | - | - | - | △10 | - | △10 | |
| 会計方針の変更を反映した当期首残高 | △490 | - | - | 822 | 89,587 | △1 | 89,586 | |
| 当期包括利益 | ||||||||
| 当期利益 | - | - | - | - | 45,155 | △12 | 45,143 | |
| 税引後その他の包括利益 | △353 | △1,094 | △193 | 2,720 | 2,720 | - | 2,720 | |
| 当期包括利益合計 | △353 | △1,094 | △193 | 2,720 | 47,875 | △12 | 47,863 | |
| 所有者との取引額 | ||||||||
| 所有者による拠出及び所有者への分配 | ||||||||
| 剰余金の配当 | 27,38 | - | - | - | - | △30,000 | - | △30,000 |
| その他の資本の構成要素からの利益剰余金への振替 | 39 | - | - | △0 | 88 | - | - | - |
| 所有者による拠出及び所有者への分配合計 | - | - | △0 | 88 | △30,000 | - | △30,000 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額 | ||||||||
| 新規連結による増加額又は減少額(△) | △175 | △6,465 | △36 | △3,604 | 348,965 | 69 | 349,034 | |
| 非支配持分の取得及び処分 | - | - | - | - | - | 194 | 194 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額合計 | △175 | △6,465 | △36 | △3,604 | 348,965 | 263 | 349,228 | |
| 所有者との取引額合計 | △175 | △6,465 | △36 | △3,516 | 318,965 | 263 | 319,228 | |
| 2019年12月31日現在 | △1,018 | △7,559 | △229 | 26 | 456,427 | 250 | 456,677 | |
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||
| 注記 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | ||
| 在外営業活動体の換算差額 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||
| 2020年1月1日現在 | 19,323 | 20,539 | 416,539 | △614 | 9,446 | |
| 当期包括利益 | ||||||
| 当期利益 | - | - | 55,547 | - | - | |
| 税引後その他の包括利益 | - | - | - | △44 | △13,762 | |
| 当期包括利益合計 | - | - | 55,547 | △44 | △13,762 | |
| 所有者との取引額 | ||||||
| 所有者による拠出及び所有者への分配 | ||||||
| 剰余金の配当 | 27,38 | - | - | △33,000 | - | - |
| その他の資本の構成要素からの利益剰余金への振替 | 39 | - | - | △2,286 | - | 2,286 |
| 所有者による拠出及び所有者への分配合計 | - | - | △35,286 | - | 2,286 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額 | ||||||
| 非支配持分の取得及び処分 | 1 | - | - | - | - | - |
| その他 | - | - | △193 | - | - | |
| 子会社に対する所有持分の変動額合計 | - | - | △193 | - | - | |
| 所有者との取引額合計 | - | - | △35,479 | - | 2,286 | |
| 2020年12月31日現在 | 19,323 | 20,539 | 436,607 | △658 | △2,030 | |
| 注記 | その他の資本の構成要素 | 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 非支配持分 | 資本合計 | ||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利に基づく再測定額 | 確定給付制度の再測定 | その他の資本の構成要素合計 | |||||
| 2020年1月1日現在 | △1,018 | △7,559 | △229 | 26 | 456,427 | 250 | 456,677 | |
| 当期包括利益 | ||||||||
| 当期利益 | - | - | - | - | 55,547 | △521 | 55,026 | |
| 税引後その他の包括利益 | △436 | 1,933 | △94 | △12,403 | △12,403 | 469 | △11,934 | |
| 当期包括利益合計 | △436 | 1,933 | △94 | △12,403 | 43,144 | △52 | 43,092 | |
| 所有者との取引額 | ||||||||
| 所有者による拠出及び所有者への分配 | ||||||||
| 剰余金の配当 | 27,38 | - | - | - | - | △33,000 | - | △33,000 |
| その他の資本の構成要素からの利益剰余金への振替 | 39 | - | - | - | 2,286 | - | - | - |
| 所有者による拠出及び所有者への分配合計 | - | - | - | 2,286 | △33,000 | - | △33,000 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額 | ||||||||
| 非支配持分の取得及び処分 | 1 | - | - | - | - | - | 17,534 | 17,534 |
| その他 | - | - | - | - | △193 | - | △193 | |
| 子会社に対する所有持分の変動額合計 | - | - | - | - | △193 | 17,534 | 17,341 | |
| 所有者との取引額合計 | - | - | - | 2,286 | △33,193 | 17,534 | △15,659 | |
| 2020年12月31日現在 | △1,454 | △5,626 | △323 | △10,091 | 466,378 | 17,732 | 484,110 | |
⑤ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | |||
| 注記 | 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 税引前当期利益 | 67,409 | 88,945 | |
| 減価償却費及び償却費 | 32,130 | 45,200 | |
| その他の損益(△は益) | △165,250 | △191,433 | |
| 営業債権の増減額(△は増加) | 5 | 74 | |
| カード事業の貸付金の増減額(△は増加) | △364,138 | △204,590 | |
| 販売用不動産の増減額(△は増加) | △187 | △661 | |
| 銀行事業の預金の増減額(△は減少) | 681,117 | 1,552,528 | |
| 銀行事業のコールローンの純増減額(△は増加) | 3,000 | 15,000 | |
| 銀行事業の貸付金の増減額(△は増加) | △113,106 | △386,707 | |
| 契約コストから認識した資産の増減額(△は増加) | △16,733 | △20,131 | |
| 営業債務の増減額(△は減少) | 69,748 | 85,594 | |
| 証券事業の金融資産の増減額(△は増加) | △103,368 | △698,062 | |
| 証券事業の金融負債の増減額(△は減少) | 109,627 | 727,005 | |
| 保険業の責任準備金の増減額(△は減少) | △14,255 | △31,415 | |
| 預り金の増減額(△は減少) | △17,099 | 3,830 | |
| その他 | 32 | 168,207 | 58,159 |
| 法人所得税等の支払額 | △23,129 | △19,528 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー合計 | 313,978 | 1,023,808 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 定期預金の預入による支出 | △7,537 | △8,352 | |
| 定期預金の払戻による収入 | 8,081 | 9,497 | |
| 有形固定資産の取得による支出 | △17,201 | △10,787 | |
| 有形固定資産の売却による収入 | 124 | 572 | |
| 無形資産の取得による支出 | △22,452 | △30,036 | |
| 子会社の取得による支出 | △1,895 | - | |
| 銀行事業の有価証券の取得による支出 | △328,394 | △478,969 | |
| 銀行事業の有価証券の売却及び償還による収入 | 250,400 | 472,890 | |
| 保険事業の有価証券の取得による支出 | △139,982 | △75,676 | |
| 保険事業の有価証券の売却及び償還による収入 | 136,091 | 60,349 | |
| 有価証券の取得による支出 | △902 | △3,220 | |
| 有価証券の売却及び償還による収入 | 707 | 3,270 | |
| その他の支出 | △20,085 | △687 | |
| その他の収入 | 467 | 19,328 | |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー合計 | △142,578 | △41,821 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | |||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 21 | △68,246 | 411,429 |
| コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) | 21 | 34,500 | 99,500 |
| 長期借入れによる収入 | 21 | 428,322 | 321,250 |
| 長期借入金の返済による支出 | 21 | △303,508 | △247,774 |
| 社債の発行による収入 | 21 | 49,675 | 29,834 |
| リース負債の返済による支出 | 18 | △1,805 | △4,464 |
| 配当金の支払額 | 38 | △30,000 | △33,000 |
| その他 | 263 | 17,633 | |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー合計 | 109,201 | 594,408 | |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △17 | △1,628 | |
| 現金及び現金同等物の増加額 | 280,584 | 1,574,767 | |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 5 | 148,510 | 1,309,112 |
| 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 | 880,018 | - | |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 5 | 1,309,112 | 2,883,879 |
【連結財務諸表注記】
1.一般的事項
(1)報告企業
楽天カード(株)(以下、当社)は、日本に所在する企業です。当社及び連結子会社(以下、当社グループ)の事業内容は、FinTech事業を基軸としており、「クレジットカード事業」、「銀行事業」、「証券事業」、「保険事業」の4つを報告セグメントとしています。
これらのセグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっています。
当社グループでは、2019年4月1日の楽天グループ内再編前の事業内容は、クレジット関連サービスを基軸としており、「クレジットカード事業」を単一の報告セグメントとしていました。「クレジットカード事業」セグメントは、包括信用購入あっせん業務及びクレジットカードを手段とした融資業務、信用保証業務及びクレジットカード関連サービスの提供等を行う事業により構成されていました。包括信用購入あっせんとはクレジットカードによる代金決済の取引をいいます。
2019年4月1日の楽天グループ内再編(注記46「企業結合等」参照)後の事業内容については、クレジットカード事業セグメントはインターネットを介したクレジットカード関連サービス、銀行事業セグメントはインターネットを介した銀行サービス、証券事業セグメントはインターネットを介した証券サービス、保険事業セグメントはインターネットを介した生命保険及び損害保険サービスの提供等を行う事業により構成されています。なお、楽天(株)は当社の親会社です。
(2)作成の基礎
当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しています。当社は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たしているため、同第93条の規定を適用しています。
連結財務諸表は、2021年3月29日に取締役会において承認されています。
(3)連結範囲及び持分法適用範囲の重要な変更
第2四半期連結会計期間において、米国におけるペイメント事業を行うRakuten Card USA, Inc.に対して増資を実行したこと、及び非支配株主であるIBF Financial Holdings Co., Ltd.と共同で樂天國際商業銀行股份有限公司を新たに設立したことにより、両社を連結の範囲に含めています。
(4)機能通貨及び表示通貨
当社グループ各社の財務諸表に含まれる項目は、当社グループ各社がそれぞれ営業活動を行う主たる経済環境の通貨(以下、機能通貨)を用いて測定しています。連結財務諸表は当社の機能通貨であり、また、当社グループの表示通貨である日本円で表示しており、百万円未満を四捨五入して表示しています。
(5)測定の基礎
連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品を除き、取得原価を基礎として作成されています。
(6)見積り及び判断の利用
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成にあたり、一部の重要な事項について会計上の見積りを行う必要があります。また、当社グループの会計方針を適用する過程において、経営者が自ら判断を行うことが求められています。高度の判断を要する項目、非常に複雑な項目、仮定や見積りが連結財務諸表に重要な影響を与える項目及び翌連結会計年度において重要な修正をもたらすリスクのある仮定及び見積りの不確実性に関する情報は、注記3.重要な会計上の見積り及び判断等において開示しています。
(7)基準書及び解釈指針の早期適用
該当事項はありません。
(8)未適用の公表済み基準書及び解釈指針
連結財務諸表の承認日までに公表されている主な基準書及び解釈指針の新設又は改訂は次のとおりであり、2020年12月31日現在において当社グループはこれを適用していません。
| IFRS | 強制適用時期(~以降開始年度) | 当社グループ適用時期 | 新設・改訂内容 | |
| IFRS第17号 | 保険契約 | 2023年1月1日 | 未定 | 保険契約に関する改訂 |
IFRS第17号「保険契約」の適用による当社グループの連結財務諸表に与える影響は検討中であり、現時点で見積ることはできません。
2.重要な会計方針
当社グループは会計方針を連結財務諸表に表示されているすべての期間に首尾一貫して適用しています。
(1)連結の基礎
① 子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業(組成された事業体を含む)をいいます。当社グループが企業への関与による変動リターンにさらされている、又は変動リターンに対する権利を有している場合で、その企業に対するパワーを通じてこれらの変動リターンに影響を与えることができる場合には、当社グループはその企業を支配しています。当社グループがパワーを有しているか否かは、現時点で行使可能な潜在的議決権を考慮して決定しています。子会社の財務諸表は、支配開始日から支配終了日までの間、当社グループの連結財務諸表に含まれています。
当社グループ企業間の取引並びにこれに関連する資産及び負債は、連結手続において相殺消去しています。未実現損益は全額、これを消去しています。また、当社グループの会計方針と整合するよう、必要に応じて子会社の財務諸表を修正しています。
② 関連会社
関連会社とは、当社グループがその経営及び財務の方針に関する経営管理上の意思決定に対して、重要な影響力を有するが、支配的持分は有しない企業をいいます。一般的に、当社グループが議決権の20%から50%を保有する場合には、重要な影響力があると推定されています。当社グループが重要な影響力を有しているか否かの評価にあたり考慮されるその他の要因には、取締役会への役員の派遣等があります。これらの要因が存在する場合には、当該企業に対する当社グループの投資が議決権株式の20%未満であったとしても、当社グループが重要な影響力を有することがあります。
関連会社に対する持分の投資は、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従って会計処理される、売却目的で保有する資産等に分類される場合等を除いて、持分法により会計処理しています。関連会社の経営成績に対する当社グループの持分は、当社グループの会計方針と整合するように修正され、連結損益計算書において持分法による投資損益として認識しています。取引に係る未実現損益は、投資先に対する当社グループの持分の範囲で消去されています。持分法による会計処理では、関連会社に対する当社グループの投資は、当初、取得原価で計上された後、取得後の純利益(又は損失)に対する当社グループの持分及び当該関連会社又は共同支配企業の資本(又は純資産)に直接反映されたその他の変動に対する当社グループの持分を反映して、増額(又は減額)されます。
関連会社の持分取得に伴い生じたのれんは、当該投資の帳簿価額に含められており、持分法で会計処理されている投資全体に関して減損テストを行っています。当社グループは、各期末日現在において、関連会社に対する投資が減損しているということを示す客観的な証拠があるか否かを評価しています。投資が減損していることを示す客観的証拠がある場合、投資の回収可能価額(使用価値と処分費用控除後の公正価値のいずれか高い方)と帳簿価額を比較することにより、減損テストを行っています。過去の期間に認識された減損損失は、過去の減損損失計上後、投資の回収可能価額の決定に使用された見積りの変更があった場合にのみ、戻し入れています。その場合、投資の帳簿価額は、減損損失の戻し入れにより、回収可能価額まで増額しています。
(2)企業結合
当社グループは、企業結合に対して取得法を適用しています。企業結合において移転した対価には、当社グループから被取得企業の従前の所有者に対して移転した資産、発生した負債、及び当社グループが発行した持分の公正価値が含まれています。また、移転した対価には、条件付対価の公正価値が含まれています。仲介手数料、弁護士費用、デュー・デリジェンス費用及びその他の専門家報酬、コンサルティング料等の、企業結合に関連して当社グループに発生する取引費用は、発生時に費用処理しています。
また、当社グループは、被取得企業に対する非支配持分のうち、現在の所有持分であり、清算時に企業の純資産に対する比例的な取り分を保有者に与えているものについて、企業結合取引ごとに、公正価値もしくは識別可能な被取得企業の純資産に対する非支配持分の持分割合相当額のいずれかで測定しています。
IFRS第3号「企業結合」に基づく認識の要件を満たす被取得企業の識別可能な資産、負債及び偶発負債は、以下を除いて、取得日の公正価値で測定しています。なお、取得日とは、支配が取得企業に移転した日をいいます。取得日及び支配がある当事者から他の当事者に移転したか否かを決定するためには、判断が必要な場合があります。
・繰延税金資産及び繰延税金負債はIAS第12号「法人所得税」に、従業員給付契約に係る負債(又は資産)はIAS第19号「従業員給付」に、また、株式報酬に係る負債はIFRS第2号「株式に基づく報酬」に準拠して、それぞれ認識及び測定しています。
・売却目的として分類される非流動資産又は事業は、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に準拠して測定しています。
移転した対価、被取得企業の非支配持分の金額、及び以前に保有していた被取得企業の持分の取得日における公正価値の合計が、取得した識別可能な純資産の公正価値を超過する場合、その超過額をのれんとして計上しています。一方、移転した対価、被取得企業の非支配持分の金額、及び以前に保有していた被取得企業の持分の取得日における公正価値の合計が、取得した識別可能な純資産の公正価値を下回る場合、割安購入として差額を純損益に直接認識しています。
企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した連結会計年度末までに完了していない場合には、完了していない項目を暫定的な金額で報告しています。取得日時点に存在していた事実と状況を取得日当初に把握していたとしたら、認識される金額の測定に影響を与えていたと判断される期間(以下、測定期間)に入手した場合、その情報を反映して、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しています。この新たに得た情報が、資産と負債の新たな認識をもたらす場合には、追加の資産と負債を認識しています。測定期間は、最長で1年間です。
IFRS移行日より前の取得に係るのれんは、従前の会計基準に基づき認識した金額を基礎として報告しています。
(3)外貨換算
① 外貨建取引
外貨建取引は、取引日における為替レートを適用することにより、機能通貨に換算しています。期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しています。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の測定日における為替レートで機能通貨に再換算しています。
これら取引の決済から生じる外国為替差額並びに外貨建貨幣性資産及び負債を期末日の為替レートで換算することによって生じる為替差額は、純損益で認識しています。ただし、非貨幣性項目に係る利益又は損失がその他の包括利益に認識される場合は、為替差額もその他の包括利益に認識しています。
② 在外営業活動体
在外営業活動体の資産及び負債については期末日レート、収益及び費用については期中の平均為替レートを用いて日本円に換算しています。
在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益で認識しています。
当該差額は「在外営業活動体の換算差額」として、その他の資本の構成要素に含めています。
(4)現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金及び随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない、取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。なお、短期投資については、銀行事業に関するものを含みません。
(5)金融商品
① 非デリバティブ金融資産
当社グループは、金融資産を当社グループが契約の当事者になる取引日に当初認識しています。
金融資産の分類及び測定モデルの概要は、以下のとおりです。
償却原価で測定する金融資産
金融資産は、以下の要件を満たす場合に償却原価で事後測定する金融資産に分類しています。
・当社グループの事業モデルにおいて、当該金融資産の契約上のキャッシュ・フローを回収することを目的として保有している場合
・契約条件により、特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローを生じさせる場合
償却原価で測定する金融資産は、公正価値に、取得に直接起因する取引費用を加算した金額で当初認識しています。当初認識後、償却原価で測定する金融資産の帳簿価額については、実効金利法に基づき事後測定しています。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品
金融資産は、以下の要件をともに満たす場合にその他の包括利益を通じて公正価値で事後測定する負債性金融商品に分類しています。
・当社グループの事業モデルにおいて、当該金融資産の契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的として保有している場合
・契約条件により、特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローを生じさせる場合
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品は、公正価値に、取得に直接起因する取引費用を加算した金額で当初認識しています。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動をその他の包括利益として認識しています。その他の包括利益として認識した金額は、認識を中止した場合、その累計額を損益に振り替えています。
純損益を通じて公正価値で測定する金融商品
資本性金融商品に対する投資を除く金融資産で上記の償却原価で測定する区分及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する区分の要件を満たさないものは、公正価値で測定し、その変動を純損益で認識しています。当該資産には、売買目的で保有する金融資産が含まれています。
資本性金融商品に対する投資は公正価値で測定し、その変動を純損益で認識しています。ただし、当社グループが当初認識時に公正価値の変動をその他の包括利益に計上するという選択(取消不能)を行う場合は、この限りではありません。
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値で認識し、取引費用は発生時に純損益で認識しています。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品
当社グループは当初認識時に、資本性金融商品に対する投資における公正価値の変動をその他の包括利益で認識するという選択(取消不能)を行う場合があります。当該選択は、売買目的以外で保有する資本性金融商品に対する投資に対してのみ認められています。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品は、公正価値に、取得に直接起因する取引費用を加算した金額で当初認識しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動は「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の利得及び損失」として、その他の資本の構成要素に含めています。
なお、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品からの配当金については、「売上収益」として純損益で認識しています。
償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損
当社グループは、償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品については、期末日時点で金融商品にかかる信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、期末日後12ヶ月以内の生じうる債務不履行から生じる予想信用損失(12ヶ月の予想信用損失)により貸倒引当金の額を算定しています。この場合、過去の貸倒実績率、公表されているデフォルト率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等をもとに将来12ヶ月の予想信用損失を集合的に見積って当該金融商品にかかる貸倒引当金の額を算定しています。一方で、期末日時点で金融商品にかかる信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融商品の予想存続期間にわたる全ての生じうる債務不履行から生じる予想信用損失(全期間の予想信用損失)により貸倒引当金を算定しています。この場合、過去の貸倒実績率、将来の回収可能価額、公表されているデフォルト率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等をもとに当該金融商品の回収にかかる全期間の予想信用損失を個別に見積って当該金融商品にかかる貸倒引当金の額を算定しています。
ただし、重大な金融要素を含んでいない売上債権などの営業債権及び契約資産(以下、営業債権等)については、上記に関わらず、常に全期間の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しています。原則として、取引先の属性に応じて営業債権等をグルーピングした上で、過去の貸倒実績率、その他合理的に利用可能な将来予測情報等を考慮して集合的に予想信用損失を測定しています。一定の日数が経過した延滞した金融資産のうち債務者の重大な財政的困難等により金融資産の回収可能性が特に懸念されるものであると判断された場合には、信用減損が発生しているものと判定しています。
当社グループは、信用減損した金融資産について、将来の回収が見込めない場合は直接償却を行っています。
直接償却を行った場合でも履行に向けて回収活動を継続し、回収が行われた場合は純損益に回収額を計上します。
金融資産の認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、又は、当該金融資産の所有にかかるリスク及び便益を実質的に全て移転する取引において、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を移転する場合に、当該金融資産の認識を中止しています。移転した金融資産に関して当社グループが創出した、又は当社グループが引き続き保有する権利については、別個の資産・負債として認識しています。
② 非デリバティブ金融負債
当社グループは、当社グループが発行した負債性金融商品を、その発行日に当初認識しています。その他の金融負債は全て、当社グループが当該金融商品の契約の当事者になる取引日に当初認識しています。
当社グループは、金融負債が消滅した場合、つまり、契約上の義務が免責、取消又は失効となった場合に、金融負債の認識を中止しています。
当社グループは、非デリバティブ金融負債として、営業債務、銀行事業の預金、証券事業の金融負債、社債及び借入金、及びその他の金融負債を有しており、公正価値で当初測定し、実効金利法に基づき償却原価で事後測定しています。
なお、一部の銀行事業の預金については、資産又は負債の測定あるいは利得又は損失の認識を異なったベースで行うことから生じるであろう測定上又は認識上の不整合を大幅に削減するために、純損益を通じて公正価値で測定する金融負債として指定しています。当該金融負債の公正価値の変動金額のうち、当該負債の信用リスクの変動に起因するものは、その他の資本の構成要素に含まれます。
③ デリバティブ
ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブ
当社グループは、公正価値変動リスク、金利変動リスク及び為替変動リスクをヘッジするため、デリバティブを利用しています。これらに用いられるデリバティブは、主に金利スワップ、先渡、オプション、為替予約及び通貨スワップです。
当初のヘッジ指定時点において、当社グループは、ヘッジ手段とヘッジ対象及びその関係、リスク管理目的、ヘッジ取引を実行する際の戦略、ヘッジされるリスクの性質、ヘッジ関係の有効性の評価方法、並びにヘッジ非有効部分の測定方法を文書化しています。
当社グループは、ヘッジ手段がヘッジ対象期間において関連するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対して高度に相殺効果を有すると予想することが可能であるか否かについて、ヘッジ指定時点で評価するとともに、その後も毎期継続的に評価しています。
ヘッジ手段であるデリバティブは公正価値で当初認識し、関連する取引費用は発生時に純損益として認識しています。当初認識後は、デリバティブは公正価値で測定し、その変動は以下のように会計処理しています。
・公正価値ヘッジ
ヘッジ手段であるデリバティブを公正価値で事後測定することによる利得又は損失は、純損益で認識しています。ヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象に係る利得又は損失は、純損益で認識するとともにヘッジ対象の帳簿価額を修正しています。ただし、ヘッジ対象が、公正価値の変動をその他の包括利益で測定する資本性金融商品である場合は、ヘッジ手段であるデリバティブを公正価値で事後測定することによる利得又は損失は、その他の包括利益で認識しています。公正価値ヘッジがヘッジ会計の要件を満たさない場合、ヘッジ手段が失効、売却、終了又は行使された場合はヘッジ会計の適用を将来に向けて中止しています。
・キャッシュ・フロー・ヘッジ
デリバティブを、認識済資産・負債に関連する特定のリスクに起因し、かつ、純損益に影響する可能性があるキャッシュ・フローの変動をヘッジするためのヘッジ手段として指定した場合、デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジ有効部分は、「キャッシュ・フロー・ヘッジ」として、その他の資本の構成要素に含めています。キャッシュ・フロー・ヘッジの残高は、ヘッジ対象のキャッシュ・フローが純損益に影響を及ぼす期間と同一期間において、連結包括利益計算書においてその他の包括利益から控除し、ヘッジ対象と同一の項目で純損益に振り替えています。デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジ非有効部分は、即時に純損益で認識しています。しかしながら、ヘッジ対象が非金融資産又は非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の包括利益として認識されている金額は、非金融資産又は非金融負債の当初の帳簿価額の修正として処理しています。
なお、キャッシュ・フロー・ヘッジがヘッジ会計の要件を満たさない場合、又はヘッジ手段が失効、売却、終了若しくは行使された場合はヘッジ会計の適用を将来に向けて中止し、その他の包括利益として認識した金額をその他の資本の構成要素から純損益に振り替えています。
ヘッジ会計の要件を満たさないデリバティブ
当社グループには、ヘッジ目的で保有しているデリバティブのうちヘッジ会計の要件を満たしていないものがあります。また当社グループは、デリバティブをヘッジ目的以外のトレーディング目的でも保有しています。これらのデリバティブの公正価値の変動は全て即時に純損益で認識しています。
組込デリバティブ
金融商品及びその他の契約の中に、デリバティブ及び非デリバティブ金融商品の双方が結合されていることがあります。そのような契約に含まれるデリバティブの部分は、組込デリバティブと呼ばれ、非デリバティブの部分が主契約となります。主契約が金融負債である場合、組込デリバティブの経済的特徴とリスクが主契約と密接に関連せず、組込デリバティブと同一条件の独立の金融商品がデリバティブの定義に該当し、複合契約自体が純損益を通じて公正価値で測定する金融負債として分類されない場合には、組込デリバティブは主契約から分離され、デリバティブとして会計処理しています。主契約の金融負債は、非デリバティブ金融負債に適用される会計方針により会計処理しています。
④ 金融資産及び金融負債の表示
金融資産及び金融負債は、当社グループがそれらの残高を相殺する法的権利を有し、純額で決済するか、又は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しています。
⑤ 金融保証契約
金融保証契約とは、負債性金融商品の当初又は変更後の条件に従った期日が到来しても、特定の債務者が支払を行わないために保証契約保有者に発生する損失を契約発行者がその保有者に対し補填することを要求する契約です。これら金融保証契約は当初契約時点において、公正価値により測定しています。当初認識後は、公正価値で測定されるものを除き、貸倒引当金の額と当初認識額から認識した収益の累計額を控除した額のうち、いずれか高い方で測定しています。
(6)棚卸資産
棚卸資産に含まれる販売用不動産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しております。正味実現可能価額は、通常の事業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価及び見積販売費用を控除した額であります。取得原価は、購入原価、加工費及び現在の場所及び状態に至るまでに要した全ての費用を含んでいます。販売用不動産は個別法により算定しています。
(7)有形固定資産
全ての有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で計上しています。
取得原価には資産の取得に直接関連する費用、資産の解体及び除去費用、並びに原状回復費用の当初見積額が含まれています。当初認識後の測定モデルとして原価モデルを採用しています。
減価償却費は、償却可能価額をもとに算定しています。償却可能価額は、資産の取得原価から残存価額を差し引いて算出しています。
減価償却については、有形固定資産の各構成要素の見積耐用年数にわたり、主に定額法に基づいています。使用権資産については、リース契約の終了までに当社グループが所有権を獲得することが合理的に確実な場合を除き、リース期間又は経済的耐用年数のいずれか短い期間で償却しています。なお、土地は償却していません。
主要な有形固定資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。
・建物及び建物附属設備 3-39年
・工具、器具及び備品 2-20年
減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、期末日に見直しを行い、必要に応じ改定しています。
(8)無形資産
① のれん
当初認識
2019年4月1日の楽天グループ内再編により、親会社である楽天(株)の連結財務諸表で計上されていたのれんの一部を、共通支配下の取引として帳簿価額で引き継いで当社グループの連結財務諸表に計上しています。こののれんは、無形資産に計上しています。
当初認識後の測定
のれんは、取得原価から減損損失累計額を控除して測定しています。
② ソフトウエアに係る支出の資産化
当社グループは、主として内部利用目的のソフトウエアを購入又は開発するための特定のコストを支出しています。
開発活動による支出については、信頼性をもって測定可能であり、技術的に実現可能であり、将来の経済的便益を得られる可能性が高く、当社グループが開発を完成させ、当該資産を使用又は販売する意図及びそのための十分な資源を有している場合にのみ、ソフトウエアとして資産計上しています。
資産計上したソフトウエアは、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しています。
③ その他の無形資産
当社グループが取得したその他の無形資産で、耐用年数が確定できる無形資産については、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しています。
④ のれん以外の無形資産の償却
償却費は、資産の取得原価から残存価額を差し引いた額に基づいています。耐用年数が確定できる無形資産のうち、2019年4月1日の楽天グループ内再編により引き継いだ保険契約及び保険事業の顧客関連資産については、保険料収入が見込める期間にわたる保険料収入の発生割合に基づく方法により、それ以外の無形資産については、定額法により償却しています。これらの償却方法を採用している理由は、無形資産によって生み出される将来の経済的便益の消費の想定パターンに最も近似していると考えられるためです。
主要な耐用年数が確定できる無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。
・基幹システム 5-10年
・保険契約及び保険事業の顧客関連資産 30年
・その他のソフトウエア 5年
ソフトウエアは、購入により取得したもの及び開発により取得したものがありますが、いずれも同様の償却方法及び耐用年数を採用しています。
償却方法、耐用年数及び残存価額は、期末日に見直しを行い、必要に応じ改定しています。
(9)リース(借手)
リース取引におけるリース負債は、リース開始日におけるリース料総額の未決済分の割引現在価値として測定を行っています。使用権資産については、リース負債の当初測定額に当初直接コスト、前払リース料等を調整し、リース契約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初の測定を行っています。使用権資産は、リース期間にわたり規則的に、減価償却を行っています。
なお、リース料総額の未決済分の割引現在価値を算定する場合に使用すべき割引率は、実務上可能な場合にはリースの計算利子率とし、実務上不可能な場合には、借手の追加借入利子率を用いています。
リース料は、リース負債残高に対して一定の利子率となるように、金利費用とリース負債残高の返済部分とに配分しています。金利費用は、連結損益計算書上、使用権資産に係る減価償却費と区分して表示しています。
契約がリースであるか否か、又は契約にリースが含まれているか否かについては、法的にはリースの形態を取らないものであっても、契約の実質に基づき判断しています。
リース期間が12ヶ月以内に終了するリース及び原資産が少額であるリースについて、当該リースに関連したリース料を、リース期間にわたり定額法又は他の規則的な基礎のいずれかにより費用として認識しています。
(10)非金融資産の減損
棚卸資産及び繰延税金資産を除く当社グループの非金融資産の帳簿価額は、四半期毎に減損の兆候の有無を判断しています。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っています。のれん及び耐用年数を確定できない、又はまだ使用可能ではない無形資産については、回収可能価額を各連結会計年度における一定時期に見積っています。
資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの回収可能価額は、使用価値と処分費用控除後の公正価値のうち、いずれか高い金額としています。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び当該資産の固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて、現在価値に割り引いています。資金生成単位については、継続的に使用することにより他の資産又は資産グループのキャッシュ・イン・フローから、概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生み出す最小単位の資産グループとしています。
資金生成単位については、原則として各社を資金生成単位としています。
全社資産は独立したキャッシュ・イン・フローを生み出していないため、全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額を算定して判断しています。
減損損失は、資産、資金生成単位又は資金生成単位グループの帳簿価額が回収可能価額を超過する場合に、純損益で認識しています。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額するように配分しています。
のれんに関連する減損損失については、戻し入れていません。過去に認識したその他の資産の減損損失については、四半期毎に、損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を判断しています。減損の戻し入れの兆候があり、回収可能価額の決定に使用した見積りが変化した場合は、減損損失を戻し入れています。減損損失については、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費又は償却費を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として、戻し入れています。
(11)引当金
当社グループが、過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に、引当金を認識しています。
(12)保険会計
保険会計一般
保険者が自ら発行した保険契約及び保険者が保有する再保険契約に関しては、IFRS第4号「保険契約」に準拠し、従来から日本において適用されている保険業法及び保険業法施行規則に基づいた会計処理を適用しています。
保険事業の保険契約準備金
当社グループは、市場金利に基づいた割引率により保険負債を測定し、貨幣の時間価値を反映するために、当報告期間中に保険負債の帳簿価額に対して発生した利息を純損益に、それ以外の割引率の変動に伴う保険負債の変動額をその他の包括利益に認識しています。
負債の十分性テストに関しては、関連する保険料、資産運用収益等のキャッシュ・イン・フロー及び保険給付、事業費等のキャッシュ・アウト・フローの見積り現在価値を考慮し実施しています。負債が十分でないことが判明した場合には、不足額の全額を費用として認識しています。
(13)資本
普通株式
当社が発行した資本性金融商品は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、直接発行費用(税効果考慮後)は資本剰余金から控除しています。
(14)株式報酬
当社グループは、取締役及び従業員に対するインセンティブ制度として楽天(株)が実施するストック・オプション制度を導入しています。株式報酬の付与日における公正価値は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたり、人件費として認識し、同額を資本剰余金の増加として認識しています。付与されたオプションの公正価値は、オプションの諸条件を考慮し、ブラック・ショールズ・モデル等を用いて算定しています。また、条件については定期的に見直し、必要に応じて権利確定数の見積りを修正しています。
(15)政府補助金
当社グループは、一般社団法人キャッシュレス推進協議会による「キャッシュレス・消費者還元事業費補助金(消費者還元補助事業)」に基づく、事業者及び消費者への還元に必要な費用に対する補助を政府補助金として会計処理しています。これらの政府補助金は、補助交付のための付帯条件を満たし、補助金が受領されることについて合理的な保証が得られた時に認識しています。収益に関する政府補助金は、補助金により保証される費用が認識される期間にわたって、純損益として認識しています。純損益として認識された補助金については、関連する費用から控除する方法を採用しています。なお、補助金交付金額は、補助事業終了後に精算払請求により確定します。
(16)収益の認識
当社グループでは、IFRS第9号に基づく利息及び配当収益等、IFRS第4号に基づく保険料収入並びにIFRS第16号に基づくリース収益を除き、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しています。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するにつれて)収益を認識する。
また、顧客との契約獲得のための増分コスト及び契約に直接関連する履行コストの内、回収可能であると見込まれる部分について資産(以下、契約コストから認識した資産)として認識しています。契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。契約コストから認識した資産については、顧客の見積契約期間に応じて2年間から10年間の均等償却を行っています。
(17)金融収益及び金融費用
金融収益は、主として受取利息、受取保証料及び受取配当金から構成されています。受取利息は、実効金利法により発生時に認識しています。受取保証料は、保証残高に対してそれぞれ一定の料率を乗じた保証料を、IFRS第9号に従いその保証料の属する期間に認識しています。また、受取配当金は、当社グループの受領権が確定した日に認識しています。
一方、金融費用は、主として支払利息等から構成されています。支払利息は、実効金利法により発生時に認識しています。
(18)従業員給付
① 短期従業員給付
短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で費用として認識しています。賞与については、それらを支払うべき現在の法的又は推定的債務を負っており、かつ、その金額を信頼性をもって見積ることができる場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額を負債として認識しています。
② 退職給付
当社グループは、退職給付制度として、主に確定給付制度を採用しています。
確定給付負債(資産)の純額は、確定給付制度債務の現在価値から、制度資産の公正価値(必要な場合には、確定給付資産の上限、最低積立要件への調整を含む)を控除したものであり、退職給付に係る資産又は負債として連結財政状態計算書で認識しています。確定給付制度債務は、予測単位積増方式に基づいて算定され、その現在価値は、将来の予想支払額に割引率を適用して算定しています。割引率は、給付が見込まれる期間に近似した満期を有する優良社債の利回りを参照して決定しています。
勤務費用及び確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額は純損益として認識しています。数理計算上の差異、純利息費用に含まれる部分を除く制度資産に係る収益の変動については、それらが生じた期間において退職給付制度に係る再測定としてその他の包括利益に認識しています。また、過去勤務費用は、制度改定又は縮小が発生した時、あるいは関連するリストラクチャリング費用又は解雇給付を認識した時の、いずれか早い方の期において純損益として認識しています。
(19)借入コスト
意図した使用又は販売が可能となるまでに相当の期間を必要とするような資産に関して、その資産の取得、建設又は製造に直接起因する借入コストは、当該資産の取得原価の一部として資産化しています。なお、その他の借入コストは全て、発生した期に費用として認識しています。
(20)法人所得税
法人所得税費用は、当期税金及び繰延税金から構成されています。これらは、企業結合から生じた項目、その他の包括利益で認識される項目、及び資本に直接認識される項目に関連する税金を除き、純損益で認識しています。
当期税金は、期末日において施行され、又は実質的に施行されている法定税率(及び税法)を使用して、税務当局に納付(又は税務当局から還付)される予想額で算定しています。
繰延税金資産あるいは繰延税金負債は、ある資産又は負債の連結財政状態計算書上の帳簿価額と税務上の基準額との間に生じる一時差異に対して、認識しています。ただし、一時差異が、企業結合以外の取引で、取引日に会計上の純損益にも課税所得(欠損金)にも影響しない取引における、資産又は負債の当初認識から生じる場合は、繰延税金資産及び繰延税金負債を認識していません。
繰延税金資産あるいは繰延税金負債の算定には、期末日において施行され、又は実質的に施行されている法令に基づき、関連する繰延税金資産が実現する時、又は繰延税金負債が決済される時において適用されると予想される税率を使用しています。
繰延税金資産は、それらが利用される将来の課税所得を稼得する可能性が高い範囲内で、全ての将来減算一時差異及び全ての未使用の繰越欠損金及び税額控除について認識しています。
子会社及び関連会社に対する投資に係る一時差異について、繰延税金資産又は繰延税金負債を認識しています。ただし、繰延税金負債については、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ、予測可能な期間内での一時差異の解消が期待できない可能性が高い場合には認識していません。また、繰延税金資産については、一時差異からの便益を利用するのに十分な課税所得があり、予測可能な期間内で一時差異の解消される可能性が高いと認められる範囲内で認識しています。
繰延税金資産及び繰延税金負債の相殺が行われるのは、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法的に強制力のある権利を有しており、かつ、繰延税金資産及び繰延税金負債が単一の納税事業体又は純額ベースでの決済を行うことを意図している異なる納税事業体に対して、同一の税務当局によって課されている法人所得税に関連するものに対してです。
(21)1株当たり利益
当社グループは、普通株式に係る基本的1株当たり利益(親会社の所有者に帰属)を開示しています。基本的1株当たり利益は、当期利益(親会社の所有者に帰属)を、その期間の発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
希薄化後1株当たり利益は、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため、基本的1株当たり利益と同一です。
(22)セグメント情報
事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位です。全ての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ、各セグメントへの経営資源の配分及び業績の評価を行うために、当社グループの最高経営意思決定者である取締役会において定期的にレビューしています。
3.重要な会計上の見積り及び判断
(1)重要な会計上の見積り及び仮定
IFRSに準拠した連結財務諸表の作成に当たって、当社グループは、将来に関する見積り及び仮定の設定を行っています。会計上の見積りの結果は、その性質上、関連する実際の結果と異なる場合があります。翌連結会計年度における資産や負債の帳簿価額に重要な影響を生じさせるようなリスクを伴う見積り及び仮定は、次のとおりです。
(a)のれんの評価(注記2 重要な会計方針(10)及び注記17 無形資産)
当社グループが計上するのれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しています。のれんの回収可能価額は、主に将来のキャッシュ・フロー予測や予測成長率、割引率を組み合わせて算定しています。当該算定に当たっては、当社グループの経営者による事業環境や市場環境を考慮した判断及び仮定を前提としており、前提とした状況が変化すれば、回収可能価額の算定結果が著しく異なる結果となる可能性があるため、当社グループでは当該見積りは重要なものであると判断しています。
(b)繰延税金資産の回収可能性(注記2 重要な会計方針(20)及び注記26 繰延税金及び法人所得税費用)
当社グループは、ある資産及び負債の連結財政状態計算書上の帳簿価額と税務上の基準額との間に生じる一時差異に対して、繰延税金資産及び繰延税金負債を認識しています。当該繰延税金資産及び繰延税金負債の算定には、期末日において施行され、又は実質的に施行されている法令に基づき、関連する繰延税金資産が実現する時、又は繰延税金負債が決済される時において適用されると予想される税率を使用しています。繰延税金資産は、将来の課税所得を稼得する可能性が高い範囲内で、全ての将来減算一時差異及び全ての未使用の繰越欠損金及び税額控除について認識しています。将来の課税所得の見積りは、経営者により承認された事業計画等に基づき算定され、当社グループの経営者による主観的な判断や仮定を前提としています。当該前提とした状況の変化や将来の税法の改正等により、繰延税金資産や繰延税金負債の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(c)デリバティブを含む公正価値で測定する金融商品の公正価値の決定方法(注記2 重要な会計方針(5)及び注記41 金融商品の公正価値)
当社グループが保有するデリバティブを含む公正価値で測定する金融資産及び金融負債は、同一の資産又は負債について、活発な市場における公表価格、当該資産又は負債について直接に又は間接に観察可能な前述の公表価格以外のインプットを使用して算定された公正価値、もしくは観察不能なインプットを含む評価技法によって算定された公正価値を用いて評価しています。特に、観察不能なインプットを含む評価技法によって算定される公正価値は、適切な基礎率、仮定及び採用する計算モデルの選択など、当社グループの経営者による判断や仮定を前提としています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況の変化等により、金融商品の公正価値の算定に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(d)償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損(注記2 重要な会計方針(5)及び注記43 財務リスク管理)
当社グループは、償却原価で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品にかかる予想信用損失は、契約に従って受け取る契約上の将来キャッシュ・フローと、受け取ると見込んでいる将来キャッシュ・フローとの差額の現在価値について認識しています。
将来キャッシュ・フローの見積りに際しては、債務不履行の可能性、発生損失額に関する過去の傾向、合理的に予想される将来の事象等を考慮しています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況が変化すれば、償却原価及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の減損損失の金額が著しく異なる可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(e)引当金(注記2 重要な会計方針(11)及び注記23 引当金)
当社グループは、ポイント引当金等の引当金を計上しています。ポイント引当金は、楽天(株)の提供する楽天ポイント等のポイントプログラムにおいて、会員へ付与したポイントの将来の使用に備えて、過年度の実績等を考慮して、引当金の金額を算定しています。引当金を算定するに当たっては、当社グループの経営者における判断や仮定を前提としており、これらの見積り及び仮定は、前提とした状況の変化により、引当金の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(f)保険契約に関する負債の十分性テスト(注記2 重要な会計方針(12)及び注記24 保険事業の保険契約準備金等)
当社グループは、保険契約に関する負債の十分性テストについて、関連する保険料、資産運用収益等のキャッシュ・イン・フロー及び保険給付、事業費等のキャッシュ・アウト・フローの見積り現在価値を考慮して実施しています。
(g)契約コストから認識した資産(注記2 重要な会計方針(16)及び注記28 売上収益)
顧客との契約獲得のための増分コスト及び契約に直接関連する履行コストのうち、回収可能であると見込まれる部分について資産(以下、契約コストから認識した資産)として認識しています。
契約コストから認識した資産については、認識時及び四半期毎に回収可能性の検討を行っています。検討に当たっては、当該資産の帳簿価額が、カード会員との契約が継続すると見込まれる期間にわたり関連するクレジットカード関連サービスと交換に企業が受け取ると見込んでいる対価の残りの金額から、当該サービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコストを差し引いた金額を超過しているかどうか判断を行っています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況が変化すれば、契約コストから認識した資産に関する減損損失を純損益に認識することにより、契約コストから認識した資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(h)退職給付制度債務の測定に用いた仮定(注記2 重要な会計方針(18)及び注記25 従業員給付)
当社グループは、確定給付型の退職給付制度を有しています。確定給付制度債務の現在価値及び関連する勤務費用等は、数理計算上の仮定に基づいて算定しています。数理計算上の仮定には、割引率等の変数についての見積り及び判断が求められます。
数理計算上の仮定は、当社グループの経営者による最善の見積りと判断により決定しています。当該見積り及び判断について、前提とした状況の変化等により見直しが必要となった場合、退職給付に係る負債の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(i)リース負債の測定(注記2. 重要な会計方針(9)、注記18. リース取引(借手)及び注記21. 社債及び借入金)
当社グループは、リース期間について、リースの解約不能期間に延長することが合理的に確実である期間及び解約しないことが合理的に確実な期間を加えた期間を考慮して決定しています。具体的には、リース期間を延長又は解約するオプションの有無及び行使の可能性等を考慮の上、リース期間を見積っています。これらは、将来の契約更新時の交渉の結果等により、使用権資産及びリース負債等に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
(2)会社の会計方針を適用する際の重要な判断
当社グループの会計方針を適用する過程において、当社グループの経営者は、連結財務諸表で認識される金額に重要な影響を与えるような判断を行っています。
当社グループは、主として銀行事業やクレジットカード事業において支配の決定に際して、議決権又は類似の権利が支配の決定的な要因とならないように設計された事業体(以下、組成された事業体)への関与を有しており、当社グループの経営者は、当該事業体を支配しているかどうかの判断を行っています。判断においては、組成された事業体への関与に関する全ての関連性のある事実と状況を考慮し、決定を行っています。
(3)新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積り
当連結会計年度に係る連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様ですが、新型コロナウイルス感染症は、当社グループの一部の事業に不確実性をもたらしています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を原因とする個人消費の低迷、失業率の増加、企業の倒産など経済状況の悪化等の不確実性があります。カード事業の貸付金の回収状況は、当連結会計年度末において重要な悪化はありませんが、上述の不確実性を考慮し、信用リスクの悪化に備え、発生するであろう損失を予想し貸倒引当金の会計上の見積りを必要に応じて修正しております。
ただし、上述のカード事業の貸付金に係る貸倒引当金の見積りを除き、現時点において新型コロナウイルス感染症は当連結会計年度に係る連結財務諸表に全体として重要な影響を与える会計上の見積り及び判断の変更をもたらすものではありません。しかし、不確実性が更に高まった場合には、銀行事業の貸付金に対する貸倒引当金、のれんの回収可能性、繰延税金資産の回収可能性等、重要な会計上の見積り及び判断に影響を及ぼす恐れがあります。
4.セグメント情報
(1)一般情報
当社は、楽天グループにおけるFinTech事業のさらなる成長・発展、ひいては企業価値の最大化を実現するためには、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、一層の経営効率化と全体最適視点での経営資源の配分を図ることで、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を可能とするグループ体制に移行することが最適と考え、2019年4月1日付で当社を承継会社とする吸収分割方式により組織再編を行いました。これを受け、前連結会計年度より事業セグメントの見直しを行い、「クレジットカード事業」、「銀行事業」、「証券事業」、「保険事業」の4つを報告セグメントとしました。これらのセグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっています。なお、事業セグメントの集約は行っておりません。
クレジットカード事業セグメントはインターネットを介したクレジットカード関連サービス、銀行事業セグメントはインターネットを介した銀行サービス、証券事業セグメントはインターネットを介した証券サービス、保険事業セグメントはインターネットを介した生命保険及び損害保険サービスの提供等を行う事業により構成されています。
(2)事業セグメントの収益と損失の測定に関する事項
報告されている事業セグメントの会計処理の方法はIFRSに基づいており、事業セグメントの売上収益及び損益は一部の連結子会社を除き連結修正を考慮していない内部取引消去前の金額です。経営者が意思決定する際に使用する社内指標は、IFRSに基づく営業利益に当社グループが定める非経常的な項目やその他の調整項目を調整したNon-GAAP営業利益ベースです。なお、Non-GAAP営業利益はIFRS第8号に基づくセグメント損益です。
経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって過年度比較が容易になり、当社グループの経営成績や将来見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しています。なお、非経常的な項目とは、将来の見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する一過性の利益や損失のことです。その他の調整項目とは、適用する会計基準等により差異が生じ易く企業間での比較が困難な、株式報酬費用や子会社取得時に認識した無形資産の償却費等を指します。
また、当社グループは、最高経営意思決定者が使用する事業セグメントへ、資産及び負債を配分していません。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| クレジットカード事業 | 銀行事業 | 証券事業 | 保険事業 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| セグメントに係る売上収益 | 231,823 | 67,443 | 41,847 | 56,602 | 397,715 |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 32,374 | 20,613 | 7,923 | 3,076 | 63,986 |
| その他の項目 | |||||
| 減価償却費及び償却費 | 16,583 | 2,143 | 5,459 | 7,945 | 32,130 |
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| クレジットカード事業 | 銀行事業 | 証券事業 | 保険事業 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| セグメントに係る売上収益 | 262,548 | 95,610 | 73,415 | 103,971 | 535,544 |
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 36,827 | 27,188 | 16,835 | 7,505 | 88,355 |
| その他の項目 | |||||
| 減価償却費及び償却費 | 20,584 | 3,851 | 8,265 | 12,500 | 45,200 |
セグメントに係る売上収益から連結上の売上収益への調整は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| セグメントに係る売上収益 | 397,715 | 535,544 |
| 内部取引等 | △27,855 | △41,489 |
| 連結上の売上収益 | 369,860 | 494,055 |
セグメント損益から税引前当期利益への調整は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| セグメント損益(Non-GAAP営業利益) | 63,986 | 88,355 |
| 無形資産償却費 | △1,798 | △4,456 |
| 株式報酬費用 | △737 | △922 |
| その他の調整項目 | 6,173 | 5,777 |
| 営業利益 | 67,624 | 88,754 |
| 金融収益及び金融費用 | △52 | △32 |
| 持分法による投資利益又は投資損失(△) | △163 | 223 |
| 税引前当期利益 | 67,409 | 88,945 |
(3)サービスに関する情報
当社グループの主要なサービスから生じる外部顧客からの売上収益は、「注記28.売上収益 (1) 収益の分解」をご参照ください。 (4)地域に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | その他 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 外部顧客に対する売上収益 | 367,554 | 2,306 | 369,860 |
| 有形固定資産及び無形資産 | 175,125 | 2,187 | 177,312 |
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | その他 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 外部顧客に対する売上収益 | 490,590 | 3,465 | 494,055 |
| 有形固定資産及び無形資産 | 214,463 | 7,932 | 222,395 |
売上収益は顧客の所在地を基礎としています。 (5)主要な顧客に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
外部顧客に対する売上収益のうち、連結損益計算書の外部顧客からの売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
外部顧客に対する売上収益のうち、連結損益計算書の外部顧客からの売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
5.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 連結財政状態計算書における現金及び預金 | 1,309,112 | 2,883,879 |
| 連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物 | 1,309,112 | 2,883,879 |
当社グループの連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金及び随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない、取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。なお、短期投資については、銀行事業に関するものを含みません。
6.証券事業の金融資産
証券事業の金融資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融資産 | |||
| 預託金 | 1,241,980 | 1,563,586 | |
| 有価証券取引等に係る未収入金 | 236,130 | 478,503 | |
| 信用取引資産 | 406,325 | 503,798 | |
| 短期差入保証金 | 76,092 | 105,795 | |
| その他 | 17,121 | 23,733 | |
| 償却原価で測定する金融資産総額 | 1,977,648 | 2,675,415 | |
| 貸倒引当金 | △2,102 | △1,884 | |
| 償却原価で測定する金融資産純額 | 1,975,546 | 2,673,531 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 948 | 863 | |
| 証券事業の金融資産合計 | 1,976,494 | 2,674,394 |
トレーディング目的で保有する有価証券は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に含めています。なお、トレーディング目的で保有するデリバティブ資産は「デリバティブ資産」に含めており、営業投資有価証券は「有価証券」に含めています。
7.カード事業の貸付金
カード事業の貸付金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 包括信用購入あっせん | 1,773,070 | 1,995,780 |
| 融資 | 137,670 | 121,478 |
| その他のカード事業の貸付金 | 100 | 100 |
| カード事業の貸付金総額 | 1,910,840 | 2,117,358 |
| 貸倒引当金 | △82,624 | △84,345 |
| カード事業の貸付金純額 | 1,828,216 | 2,033,013 |
包括信用購入あっせんは、主に顧客のクレジットカード利用による割賦契約等に基づく売掛債権で構成されています。
カード事業の貸付金は、当社グループの事業モデルにおいて、契約上のキャッシュ・フローを回収することを目的として保有する金融資産であり、当該キャッシュ・フローは、契約条件による特定の日の元本及び元本残高に係る利息の受取りに限られることから、償却原価で測定しています。
8.銀行事業の有価証券
銀行事業の有価証券の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融資産 | ||
| 外国債 | 12,701 | 12,556 |
| 償却原価で測定する金融資産総額 | 12,701 | 12,556 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||
| 信託受益権 | 1,137 | 1,061 |
| 外国債 | 220 | 192 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産合計 | 1,357 | 1,253 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | ||
| 信託受益権 | 117,633 | 177,223 |
| 内国債 | 151,841 | 97,449 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品合計(注) | 269,474 | 274,672 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | 0 | 1 |
| 銀行事業の有価証券合計 | 283,532 | 288,482 |
(注)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金は、前連結会計年度40百万円、当連結会計年度38百万円であり、その他の包括利益に含まれています。
銀行事業の有価証券のうち、契約上のキャッシュ・フローを回収することを目的として保有し、かつ、当該キャッシュ・フローが契約条件による特定の日の元本及び元本残高に係る利息の受取りに限られる有価証券を、償却原価で測定する金融資産として分類しています。また、契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的として保有し、かつ、当該キャッシュ・フローが契約条件による特定の日の元本及び元本残高に係る利息の受取りに限られる有価証券を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品として分類しています。上記以外の有価証券を、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産として分類しています。ただし、資本性金融商品に対する投資について、公正価値の変動をその他の包括利益で認識するという選択(取消不能)を行ったものについては、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として分類しています。
9.銀行事業の貸付金
銀行事業の貸付金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 銀行事業の貸付金総額 | 1,062,947 | 1,448,884 | |
| 貸倒引当金 | △12,954 | △12,184 | |
| 銀行事業の貸付金純額 | 1,049,993 | 1,436,700 |
銀行事業の貸付金は、主に個人向けのローン債権で構成されています。
銀行事業の貸付金は、当社グループの事業モデルにおいて、契約上のキャッシュ・フローを回収することを目的として保有する金融資産であり、当該キャッシュ・フローは、元本及び元本残高に係る利息の受取りに限られることから、償却原価で測定しています。
10.保険事業の有価証券
保険事業の有価証券の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||
| 内国債 | 9,028 | 2,796 |
| 投資信託受益証券 | ||
| 非上場 | 513 | 519 |
| その他 | 2,217 | 2,169 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産合計 | 11,758 | 5,484 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | ||
| 信託受益権 | 4,838 | 5,470 |
| 内国債 | 44,780 | 77,739 |
| 外国債 | 25,598 | 46,446 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品合計(注) | 75,216 | 129,655 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | ||
| 内国債 | 5,803 | 8,572 |
| 株式 | ||
| 上場 | 48,034 | 27,913 |
| 非上場 | 5,037 | 4,807 |
| 投資信託受益証券 | ||
| 上場 | 146,779 | 107,638 |
| その他 | 1,002 | 0 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品合計 | 206,655 | 148,930 |
| 保険事業の有価証券合計 | 293,629 | 284,069 |
(注)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金は、前連結会計年度6百万円、当連結会計年度42百万円であり、その他の包括利益に含まれています。
保険事業の有価証券のうち、契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方を目的として保有し、かつ、当該キャッシュ・フローが契約条件による特定の日の元本及び元本残高に係る利息の受取りに限られる有価証券を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品として分類しています。上記以外の有価証券を、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産として分類しています。ただし、資本性金融商品に対する投資について、公正価値の変動をその他の包括利益で認識するという選択(取消不能)を行ったものについては、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として分類しています。
11.デリバティブ資産及びデリバティブ負債
ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブ及びヘッジ会計の要件を満たさないデリバティブの公正価値及び想定元本は、以下のとおりです。
ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブ
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 平均価格又は平均レート | |||||
| 想定元本期日別残高 | 公正価値 | |||||
| 1年以内 | 1年超 | 合計 | 資産 | 負債 | ||
| 公正価値ヘッジ | ||||||
| 価格変動リスク | ||||||
| 金利スワップ取引 | - | 12,500 | 12,500 | - | 277 | 変動 0.431%固定 1.637% |
| 先渡取引 | 67,888 | - | 67,888 | 997 | - | |
| オプション取引 | 157,099 | - | 157,099 | - | 3,302 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | ||||||
| 為替リスク | ||||||
| 為替予約取引 | 53 | 6,859 | 6,911 | - | 366 | 1米ドル 99.44円 |
| 通貨スワップ取引 | - | 12,423 | 12,423 | 67 | 13 | 1米ドル 113.45円 |
| 金利リスク | ||||||
| 金利スワップ取引 | 2,205 | 111,259 | 113,464 | - | 896 | 変動 0.511%固定 0.917% |
| 合計 | 227,245 | 143,041 | 370,285 | 1,064 | 4,854 | |
(単位:百万円)
| 当連結会計年度(2020年12月31日) | 平均価格又は平均レート | |||||
| 想定元本期日別残高 | 公正価値 | |||||
| 1年以内 | 1年超 | 合計 | 資産 | 負債 | ||
| 公正価値ヘッジ | ||||||
| 価格変動リスク | ||||||
| 金利スワップ取引 | 8,200 | 4,300 | 12,500 | - | 141 | 変動 0.431%固定 1.637% |
| 先渡取引 | 106,183 | - | 106,183 | - | 5,581 | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | ||||||
| 為替リスク | ||||||
| 為替予約取引 | 51 | 6,808 | 6,859 | - | 234 | 1米ドル 99.40円 |
| 通貨スワップ取引 | - | 12,423 | 12,423 | 297 | - | 1米ドル 113.45円 |
| 金利リスク | ||||||
| 金利スワップ取引 | 3,502 | 129,683 | 133,185 | - | 1,223 | 変動 0.508%固定 0.896% |
| 合計 | 117,936 | 153,214 | 271,150 | 297 | 7,179 | |
ヘッジ会計の要件を満たさないデリバティブ
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |||||
| 想定元本 | 公正価値 | 想定元本 | 公正価値 | |||
| 資産 | 負債 | 資産 | 負債 | |||
| 通貨関連 | ||||||
| 為替予約取引 | 66,498 | 1,830 | 188 | 80,080 | 2,519 | 335 |
| 外国為替証拠金取引 | 2,510,664 | 21,505 | 3,830 | 4,316,850 | 27,501 | 3,908 |
| 通貨オプション取引 | 139 | 0 | 0 | - | - | - |
| 金利関連 | ||||||
| 金利スワップション取引 | 138,936 | 735 | 637 | 116,279 | 510 | 416 |
| その他 | ||||||
| 先物取引 | 761 | - | 0 | - | - | - |
| その他 | - | - | - | 1,455 | 20 | 42 |
| 合計 | 2,716,998 | 24,070 | 4,655 | 4,514,664 | 30,550 | 4,701 |
12.有価証券
有価証券の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融資産 | ||
| 信託受益権 | 1,400 | 800 |
| 金銭の信託 | 1,800 | 2,000 |
| 償却原価で測定する金融資産合計 | 3,200 | 2,800 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||
| 投資信託受益証券 | ||
| 非上場 | 2 | 433 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産合計 | 2 | 433 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | ||
| 株式 | ||
| 上場 | 2,944 | 3,130 |
| 非上場 | 829 | 890 |
| その他 | 6 | 5 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品合計 | 3,779 | 4,025 |
| 有価証券合計 | 6,981 | 7,258 |
13.その他の金融資産
その他の金融資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融資産 | ||
| 未収入金 | 35,831 | 80,562 |
| 未収収益 | 6,668 | 7,396 |
| 立替金 | 8,127 | 10,321 |
| 銀行事業のコールローン | 15,000 | - |
| 営業保証金 | 93,928 | 107,721 |
| 預け金 | 2,502 | 71,189 |
| その他 | 52,975 | 67,148 |
| 償却原価で測定する金融資産総額 | 215,031 | 344,337 |
| 貸倒引当金 | △144 | △110 |
| 償却原価で測定する金融資産純額 | 214,887 | 344,227 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 1 | 1 |
| 保険契約準備金(出再分) | 54,971 | 56,316 |
| その他の金融資産合計 | 269,859 | 400,544 |
14.貸倒引当金
償却原価及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品の種類毎の貸倒引当金の増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 証券事業の金融資産 | カード事業の貸付金 | 銀行事業の有価証券 | 銀行事業の貸付金 | 保険事業の有価証券 | その他の金融資産 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年1月1日 | - | 76,146 | - | - | - | - | 76,146 |
| 新規連結による増加額 | 2,250 | - | 101 | 14,362 | 33 | 157 | 16,903 |
| 期中増加額(繰入) | - | 43,691 | - | 4,854 | - | 4 | 48,549 |
| 期中増加額(その他) | 0 | 2,026 | 6 | 524 | - | 11 | 2,567 |
| 期中減少額(目的使用) | △107 | △35,203 | - | △283 | - | △18 | △35,611 |
| 期中減少額(戻入) | △41 | △3,998 | △61 | △4,464 | △27 | - | △8,591 |
| 期中減少額(その他) | - | △38 | △6 | △2,039 | - | △10 | △2,093 |
| 2019年12月31日 | 2,102 | 82,624 | 40 | 12,954 | 6 | 144 | 97,870 |
上表には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金が含まれています。当該貸倒引当金については、その他の包括利益として認識しています。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 証券事業の金融資産 | カード事業の貸付金 | 銀行事業の有価証券 | 銀行事業の貸付金 | 保険事業の有価証券 | その他の金融資産 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年1月1日 | 2,102 | 82,624 | 40 | 12,954 | 6 | 144 | 97,870 |
| 期中増加額(繰入) | - | 41,701 | - | 1,173 | 36 | 0 | 42,910 |
| 期中増加額(その他) | 0 | 1,827 | - | - | - | - | 1,827 |
| 期中減少額(目的使用) | △164 | △41,807 | - | △82 | - | △34 | △42,087 |
| 期中減少額(戻入) | △54 | - | △2 | - | - | - | △56 |
| 期中減少額(その他) | - | - | - | △1,861 | - | - | △1,861 |
| 2020年12月31日 | 1,884 | 84,345 | 38 | 12,184 | 42 | 110 | 98,603 |
上表には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金が含まれています。当該貸倒引当金については、その他の包括利益として認識しています。
15.棚卸資産
棚卸資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 販売用不動産 | 4,254 | 4,915 |
| その他 | 196 | 770 |
| 合計 | 4,450 | 5,685 |
16.有形固定資産
(1)有形固定資産の増減明細
(単位:百万円)
| 建物及び建物附属設備 | 工具、器具及び備品 | 土地 | 使用権資産 | その他 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年1月1日 | ||||||
| 取得原価 | 697 | 9,806 | 4,151 | - | 1,230 | 15,884 |
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △222 | △4,642 | - | - | △348 | △5,212 |
| 帳簿価額 | 475 | 5,164 | 4,151 | - | 882 | 10,672 |
| 会計基準の適用に伴う影響額 | - | - | - | 1,797 | △193 | 1,604 |
| 新規連結による増加額 | 1,217 | 3,177 | 299 | 4,888 | 19 | 9,600 |
| 増加 | 2,311 | 1,765 | 11,714 | 1,107 | 940 | 17,837 |
| 処分及び売却 | △226 | △71 | - | - | △2 | △299 |
| 減価償却費 | △127 | △1,805 | - | △1,305 | △52 | △3,289 |
| リース契約の解約による減少 | - | - | - | △1,324 | - | △1,324 |
| 為替換算差額 | 0 | △1 | - | △6 | - | △7 |
| その他の増減 | △177 | △64 | - | △156 | 40 | △357 |
| 2019年12月31日 | ||||||
| 取得原価 | 4,519 | 20,053 | 16,164 | 6,730 | 1,658 | 49,124 |
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △1,046 | △11,888 | - | △1,729 | △24 | △14,687 |
| 帳簿価額 | 3,473 | 8,165 | 16,164 | 5,001 | 1,634 | 34,437 |
| 増加 | 957 | 3,691 | 731 | 35,215 | 5,651 | 46,245 |
| その他勘定からの振替 | 3,539 | 1,509 | - | - | △5,048 | - |
| 処分及び売却 | △798 | △106 | - | 0 | - | △904 |
| 減価償却費 | △386 | △2,340 | - | △4,128 | △9 | △6,863 |
| リース契約の解約による減少 | - | - | - | △212 | - | △212 |
| 為替換算差額 | 0 | 16 | - | △6 | 4 | 14 |
| その他の増減 | 273 | 172 | - | △682 | △79 | △316 |
| 2020年12月31日 | ||||||
| 取得原価 | 8,107 | 24,897 | 16,895 | 40,619 | 2,185 | 92,703 |
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △1,049 | △13,790 | - | △5,431 | △32 | △20,302 |
| 帳簿価額 | 7,058 | 11,107 | 16,895 | 35,188 | 2,153 | 72,401 |
上記の「その他」には建設仮勘定を含んでいます。前連結会計年度末日(2019年12月31日)及び当連結会計年度末日(2020年12月31日)における建設仮勘定の残高は、それぞれ1,606百万円、1,982百万円です。
有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書上の「営業費用」に計上しています。
(2)有形固定資産の減損
当社グループは、有形固定資産について、四半期毎に減損の兆候の有無を判断しています。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額を見積っています。
当社グループは原則として、個別の資産について回収可能価額を見積っていますが、個別の資産についての回収可能価額の見積りが不可能な場合には、当該資産が属する資金生成単位の回収可能価額の見積りを行っています。なお、資金生成単位とは、他の資産又は資産グループからのキャッシュ・イン・フローとは概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生成させるものとして識別される、資産グループの最小単位となっており、当社グループは原則として各社を資金生成単位としています。将来の活用が見込まれていない遊休資産は、個別の資産を資金生成単位としています。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
17.無形資産
(1)無形資産の増減明細
(単位:百万円)
| のれん | 自己創設ソフトウエア | 自己創設ソフトウエア仮勘定 | ソフトウエア | ソフトウエア仮勘定 | その他(注) | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年1月1日 | |||||||
| 取得原価 | - | 3,956 | 447 | 25,456 | 1,934 | 29 | 31,822 |
| 償却累計額及び減損損失累計額 | - | △1,469 | - | △9,611 | - | - | △11,080 |
| 帳簿価額 | - | 2,487 | 447 | 15,845 | 1,934 | 29 | 20,742 |
| 増加 | - | 1,336 | 7,999 | 1,423 | 7,391 | 4,540 | 22,689 |
| 新規連結による増加額 | 52,691 | 22,340 | 3,850 | 7,272 | 1,662 | 30,323 | 118,138 |
| 償却費 | - | △7,071 | - | △5,310 | - | △5,682 | △18,063 |
| 処分及び売却 | - | △386 | △285 | △60 | △78 | - | △809 |
| ソフトウエアへの振替 | - | 7,104 | △7,104 | 5,404 | △5,404 | - | - |
| その他の増減 | △52 | 0 | 47 | △82 | 89 | 176 | 178 |
| 2019年12月31日 | |||||||
| 取得原価 | 52,643 | 85,432 | 4,954 | 47,406 | 5,736 | 48,005 | 244,176 |
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △4 | △59,622 | - | △22,914 | △142 | △18,619 | △101,301 |
| 帳簿価額 | 52,639 | 25,810 | 4,954 | 24,492 | 5,594 | 29,386 | 142,875 |
| 増加 | - | 2,640 | 12,784 | 1,294 | 8,457 | 4,025 | 29,200 |
| 新規連結による増加額 | - | - | - | 6 | 3,467 | - | 3,473 |
| 償却費 | △4 | △10,443 | - | △6,863 | - | △8,265 | △25,575 |
| 処分及び売却 | - | △204 | △16 | △15 | △107 | - | △342 |
| ソフトウエアへの振替 | - | 12,972 | △12,972 | 9,836 | △9,836 | - | - |
| その他の増減 | △65 | 879 | 389 | △666 | △341 | 167 | 363 |
| 2020年12月31日 | |||||||
| 取得原価 | 52,586 | 100,567 | 5,139 | 52,347 | 7,234 | 52,249 | 270,122 |
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △16 | △68,913 | - | △24,263 | - | △26,936 | △120,128 |
| 帳簿価額 | 52,570 | 31,654 | 5,139 | 28,084 | 7,234 | 25,313 | 149,994 |
(注)その他には保険事業の繰延新契約費が含まれています。金額は「注記24.保険事業の保険契約準備金等 (3)再保険契約の購入時に純損益に認識した利得及び損失並びに繰延額、及び (4)保険事業の繰延新契約費の増減」をご参照ください。
無形資産の償却費は、連結損益計算書上の「営業費用」に計上しています。
(2)のれん
各資金生成単位あるいは資金生成単位グループののれんの残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 事業セグメント | 資金生成単位あるいは資金生成単位グループ | 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
| 銀行事業 | 楽天銀行 | 32,886 | 32,886 | |
| 証券事業 | 楽天証券 | 10,935 | 10,935 | |
| その他 | その他 | 8,818 | 8,749 | |
| 合計 | 52,639 | 52,570 | ||
各資金生成単位あるいは資金生成単位グループののれんの減損は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
当社グループでは、のれんは、減損の兆候の有無に関わらず、年に1度減損テストを実施しています。のれんの減損テスト実施時期は、関連する事業計画の策定時期を勘案して個別に決定しています。また、四半期毎に減損の兆候の有無を確認し、減損の兆候がある場合は減損テストを実施しています。
減損テストにおいて、原則として各社を資金生成単位としています。なお、資金生成単位とは、他の資産又は資産グループからのキャッシュ・イン・フローとは概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生成させるものとして識別される、資産グループの最小単位となっています。企業結合のシナジーから便益を得ることが見込まれる資金生成単位あるいは資金生成単位グループに対して、のれんを配分しています。
のれんを配分した資金生成単位あるいは資金生成単位グループの回収可能価額は、使用価値と処分費用控除後の公正価値のうち、いずれか高い金額としています。当連結会計年度(2020年12月31日)において、のれんを配分した資金生成単位あるいは資金生成単位グループの回収可能価額は、使用価値の算定に基づいて決定しています。
使用価値の算定には、各資金生成単位あるいは資金生成単位グループにおいて経営者によって承認された事業計画に基づき、主に3~5年間の税引前キャッシュ・フロー予測等を使用しています。この事業計画は、口座数・会員数等を用いて策定しています。事業計画が対象としている期間を超える期間については、継続価値を算定しています。
継続価値の算定には、各資金生成単位あるいは資金生成単位グループの予測成長率を使用しています。また、使用価値の算出に用いた税引前の割引率は、資金生成単位毎あるいは資金生成単位グループとして算定しています。
各資金生成単位における事業計画が対象としている期間を超える期間のキャッシュ・フローを予測するために用いられた成長率は、資金生成単位の属する国、産業の状況を勘案して決定した成長率を用いており、資金生成単位が活動する産業の長期平均成長率を超えていません。継続価値の算定に使用した割引率は税引前の数値であり、関連する各資金生成単位事業あるいは資金生成単位グループ特有のリスクを反映しています。割引率は各資金生成単位あるいは資金生成単位グループの類似企業を基に、市場利子率、資金生成単位となる子会社の規模等を勘案して決定しています。
また、当社グループは、のれんの減損テストにおける、回収可能価額の測定の基礎となる事業計画について、各資金生成単位において過去の実績と比較し、当該事業計画が将来のキャッシュ・フロー予測の基礎的な仮定として合理的かどうかを検討しています。
前連結会計年度末日(2019年12月31日)及び当連結会計年度末日(2020年12月31日)において、回収可能価額の算定に利用している重要な仮定は、以下のとおりです。以下の予測値は、各資金生成単位あるいは資金生成単位グループを分析する際に使用しているものです。
| 事業セグメント | 資金生成単位あるいは資金生成単位グループ | 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | ||
| 継続価値を算定するのに使用した成長率 | 割引率 | 継続価値を算定するのに使用した成長率 | 割引率 | ||
| 銀行事業 | 楽天銀行 | 1.4% | 7.8% | 0.8% | 5.9% |
| 証券事業 | 楽天証券 | 1.4% | 10.5% | 0.8% | 4.6% |
| その他 | その他 | 1.4% | 5.4%~8.0% | 0.8% | 5.4%~5.6% |
感応度分析
当社グループがのれんを配分した各資金生成単位及び資金生成単位グループにおいては、回収可能価額が帳簿価額を大幅に上回っており、減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、当該資金生成単位および資金生成単位グループにおいて、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しています。
(3)無形資産(のれん除く)の減損
当社グループは、無形資産(のれん除く)について、四半期毎に減損の兆候の有無を判断しています。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額を見積っています。
当社グループは原則として、個別の資産について回収可能価額を見積っていますが、個別の資産についての回収可能価額の見積りが不可能な場合には、当該資産が属する資金生成単位の回収可能価額の見積りを行っています。また、将来の活用が見込まれていない遊休資産は、個別の資産を資金生成単位としています。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
18.リース取引(借手)
当社グループにおける借手のリースにおける情報は、以下のとおりです。
(1)連結財政状態計算書で認識された金額
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 使用権資産(注)1,2 | 5,001 | 35,188 |
| オフィスを原資産とするもの | 3,255 | 33,400 |
| データセンターを原資産とするもの | 1,276 | 1,371 |
| その他を原資産とするもの | 470 | 417 |
| リース負債(注)1 | 5,709 | 35,888 |
(注)1 連結財政状態計算書上、使用権資産は「有形固定資産」、リース負債は「その他の金融負債」に計上しています。
2 オフィス及びデータセンターは、主に建物及び建物附属設備です。
(2)連結損益計算書で認識された金額
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 使用権資産減価償却費 | 1,305 | 4,128 |
| オフィスを原資産とするもの | 855 | 3,622 |
| データセンターを原資産とするもの | 237 | 313 |
| その他を原資産とするもの | 213 | 193 |
| リース負債に係る金利費用 | 27 | 64 |
| 短期リースに関連する費用 | 739 | 883 |
| 少額資産リースに関連する費用 | 7 | 28 |
(3)リースに係るキャッシュ・フロー
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| リースに係るキャッシュ・アウト・フローの合計額 | 1,956 | 5,439 |
(4)延長オプション及び解約オプション
一部のリース契約には、当社グループが行使可能な延長オプション及び解約オプションが含まれているものがあり、事業の必要性に応じてそれらを行使する可能性があります。当社グループは、延長オプション及び解約オプションを行使することが合理的に確実かどうかをリース開始日に評価します。リース期間はリースの取引内容ごとに合理的に確実な契約期間を前提に決定されているため、その中には延長オプションを行使すること、又は解約オプションを行使しないことを見越しているものが含まれます。
主な延長オプション及び解約オプションは、以下のとおりです。
・オフィス契約:自動延長オプション
(5)契約しているがまだ開始していないリース
前連結会計年度末において契約を締結しているものの、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウト・フローはありません。当連結会計年度末において契約を締結しているものの、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウト・フローの金額は、2,109百万円です。
19.銀行事業の預金
銀行事業の預金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融負債 | ||
| 要求払預金 | 2,679,391 | 4,324,590 |
| 定期預金 | 595,046 | 502,375 |
| 償却原価で測定する金融負債合計 | 3,274,437 | 4,826,965 |
| 銀行事業の預金合計 | 3,274,437 | 4,826,965 |
20.証券事業の金融負債
証券事業の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 有価証券取引等に係る未払金 | 235,638 | 470,835 |
| 信用取引負債 | 149,300 | 143,955 |
| 預り金 | 953,951 | 1,222,263 |
| 有価証券担保借入金 | 179,008 | 314,589 |
| 受入保証金 | 342,718 | 435,822 |
| その他 | 127 | 67 |
| 証券事業の金融負債合計 | 1,860,742 | 2,587,531 |
証券事業の金融負債は、償却原価で測定しています。
トレーディング目的で保有するデリバティブ負債は、「デリバティブ負債」に含めています。
21.社債及び借入金
社債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 会社名 | 銘柄 | 利率 | 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード(株) | 第1回無担保社債(3年債) | 0.14% | 19,918 | 19,946 |
| 楽天カード(株) | 第2回無担保社債(5年債) | 0.30% | 19,808 | 19,826 |
| 楽天カード(株) | 第3回無担保社債(7年債) | 0.42% | 9,951 | 9,959 |
| 楽天カード(株) | 第4回無担保社債(5年債) | 0.49% | - | 29,835 |
| 社債合計 | - | 49,677 | 79,566 |
社債は、全て償却原価で測定しています。
「利率」欄には、それぞれの社債において前連結会計年度(2019年12月31日)又は当連結会計年度(2020年12月31日)で適用されている表面利率を記載しており、実効金利とは異なります。
前連結会計年度において、当社の第1回無担保社債(3年債)20,000百万円(利率0.14%、償還期限2022年12月12日)、第2回無担保社債(5年債)19,900百万円(利率0.30%、償還期限2024年12月12日)、及び第3回無担保社債10,000百万円(利率0.42%、償還期限2026年12月11日)を発行しています。
当連結会計年度において、当社の第4回無担保社債(5年債)30,000百万円(利率0.49%、償還期限2025年12月23日)を発行しています。
借入金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 短期借入金 | 218,531 | 630,152 |
| 長期借入金 | ||
| 変動金利借入金 | 61,906 | 67,817 |
| 固定金利借入金 | 385,784 | 453,408 |
| コマーシャル・ペーパー | 100,500 | 200,000 |
| 借入金合計 | 766,721 | 1,351,377 |
借入金は、全て償却原価で測定しています。
借入金の満期及び利率の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |||
| 満期 | 利率 | 満期 | 利率 | |
| 短期借入金 | ― | 0.002%~1.18% | ― | 0%~1.18% |
| 長期借入金 | ||||
| 変動金利借入金 | 1年-5年 | 0.425%~4.886% | 1年-5年 | 0.399%~4.908% |
| 固定金利借入金 | 1年-25年 | 0%~1.380% | 3年-25年 | 0%~1.148% |
| コマーシャル・ペーパー | 0.1%~0.125% | 0.07%~0.35% | ||
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーについては、満期が1年未満であるため満期の記載を省略しています。
「利率」欄には、それぞれの借入金において適用されている表面利率を記載しており、実効金利とは異なります。なお、変動金利借入金には、金利スワップ取引により変動金利を固定金利に交換するキャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ対象が含まれており、「利率」欄にはキャッシュ・フロー・ヘッジの影響を考慮した後の利率を開示しています。
社債及び借入金の満期情報については、「43. 財務リスク管理(2)流動性リスク③ 金融負債の満期分析」をご参照ください。
財務活動から生じるキャッシュ・フローに係る負債の変動の調整表
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 負債 | |||
| 借入金 | 社債 | リース負債 | |
| 2019年1月1日 | 1,291,542 | ― | 193 |
| 資金調達や返済によるキャッシュ・フローの変動 | |||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | △68,246 | ― | ― |
| コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) | 34,500 | ― | ― |
| 長期借入れによる収入 | 428,322 | ― | ― |
| 長期借入金の返済による支出 | △303,508 | ― | ― |
| 社債の発行による収入 | ― | 49,675 | ― |
| リース負債の返済による支出 | ― | ― | △1,805 |
| 財務キャッシュ・フローからの変動の総額 | 91,068 | 49,675 | △1,805 |
| 会計基準適用に伴う影響額 | ― | ― | 1,827 |
| 新規連結による増加額又は減少額(△) | △615,998 | ― | 5,286 |
| 為替レートの変動の影響 | 38 | ― | △6 |
| 使用権資産の増加による変動 | ― | ― | 1,304 |
| リース契約の解約による減少 | ― | ― | △1,339 |
| 利息費用 | 71 | 2 | ― |
| その他の増減 | ― | ― | 249 |
| 2019年12月31日 | 766,721 | 49,677 | 5,709 |
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 負債 | |||
| 借入金 | 社債 | リース負債 | |
| 2020年1月1日 | 766,721 | 49,677 | 5,709 |
| 資金調達や返済によるキャッシュ・フローの変動 | |||
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 411,429 | - | - |
| コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) | 99,500 | - | - |
| 長期借入れによる収入 | 321,250 | - | - |
| 長期借入金の返済による支出 | △247,774 | - | - |
| 社債の発行による収入 | - | 29,834 | - |
| リース負債の返済による支出 | - | - | △4,464 |
| 財務キャッシュ・フローからの変動の総額 | 584,405 | 29,834 | △4,464 |
| 為替レートの変動の影響 | 192 | - | △5 |
| 使用権資産の増加による変動 | - | - | 35,204 |
| リース契約の解約による減少 | - | - | △338 |
| 利息費用 | 59 | 55 | - |
| その他の増減 | - | - | △218 |
| 2020年12月31日 | 1,351,377 | 79,566 | 35,888 |
22.その他の金融負債
その他の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融負債 | ||
| 未払金 | 49,206 | 68,405 |
| 未払費用 | 11,055 | 11,544 |
| 預り金 | 26,815 | 30,645 |
| 預り証拠金 | 125,487 | 129,631 |
| リース負債 | 5,709 | 35,888 |
| その他 | 12,464 | 30,024 |
| 償却原価で測定する金融負債合計 | 230,736 | 306,137 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||
| 借入有価証券 | 789 | - |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債合計 | 789 | - |
| その他の金融負債合計 | 231,525 | 306,137 |
23.引当金
(1)引当金増減明細
(単位:百万円)
| ポイント引当金 | その他 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 2019年1月1日 | 11,001 | 750 | 11,751 |
| 新規連結による増加額 | 135 | 454 | 589 |
| 期中増加額(繰入) | 14,941 | 122 | 15,063 |
| 期中増加額(その他) | - | 23 | 23 |
| 期中減少額(目的使用) | △11,165 | △497 | △11,662 |
| 期中減少額(その他) | - | △113 | △113 |
| 2019年12月31日 | 14,912 | 739 | 15,651 |
| 期中増加額(繰入) | 19,553 | 226 | 19,779 |
| 期中増加額(その他) | - | 109 | 109 |
| 期中減少額(目的使用) | △15,031 | △170 | △15,201 |
| 期中減少額(その他) | △67 | △220 | △287 |
| 2020年12月31日 | 19,367 | 684 | 20,051 |
(2)ポイント引当金
当社グループは、楽天グループ内での取引の促進を目的として楽天(株)の提供する楽天ポイント等のポイントプログラムを活用しており、カードの利用、及び継続決済の利用申込、各種サービスへの利用申込、会員の紹介等に応じて会員へポイントを付与しています。会員は、当該ポイントを使って、無償もしくは割引価格により商品・サービスの提供を受けたり、楽天(株)が契約している他社ポイントプログラムへ移行することが可能です。会員へ付与されたポイントには有効期限があり、当該有効期限が到来すると、会員は当該ポイントを使用する権利を失うことになります。
当社グループでは、会員による将来のポイントの使用に備え、過年度の使用実績等を考慮して、将来使用されると見込まれる金額をポイント引当金として負債計上しています。なお、当該ポイントの会員による使用には不確実性があります。
(3)その他の引当金
その他の引当金には、資産除去債務及び利息返還損失引当金等が含まれています。
これらは通常の取引を起因とするものであり、個別にみて重要なものはありません。
24.保険事業の保険契約準備金等
(1)保険事業の保険契約準備金の内訳及び増減等
保険事業の保険契約準備金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 支払備金 | 26,897 | 23,615 |
| 責任準備金 | 291,193 | 261,721 |
| 保険事業の保険契約準備金合計 | 318,090 | 285,336 |
責任準備金の積立方式については、市場金利を反映した責任準備金です。市場金利を反映した責任準備金は、将来キャッシュ・フローを市場金利で割り引いたものです。
保険事業の保険契約準備金の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 期首残高 | - | 318,090 | |
| 生命保険事業 | |||
| 新規連結による増加額 | 25,103 | - | |
| 純保険料(注)1 | 13,894 | 19,713 | |
| 保険金等支払金 | △6,997 | △9,536 | |
| 市場金利による変動 | 1,568 | △2,891 | |
| その他の変動(注)2 | △6,354 | △8,818 | |
| 損害保険事業等 | |||
| 新規連結による増加額 | 305,893 | - | |
| 保険料等収入 | 45,041 | 47,325 | |
| 保険責任期間の経過 | △36,224 | △44,720 | |
| 保険事故の発生 | 30,064 | 27,305 | |
| 保険金等支払金 | △54,002 | △60,467 | |
| 市場金利による変動 | △21 | △821 | |
| その他の変動(注)2 | 125 | 156 | |
| 期末残高 | 318,090 | 285,336 | |
(注)1 保険料等収入から保険事業の運営に充てられる経費を控除した金額です。
2 責任準備金に付利される利息、危険差益等が含まれています。
当連結会計年度末における保険契約準備金から生じる正味キャッシュ・アウト・フローの見積時期は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 合計 | 1年以内 | 1年超3年以内 | 3年超5年以内 | 5年超 | ||
| 生命保険事業 | 25,682 | 2,655 | 667 | 1,068 | 21,292 | |
| 損害保険事業等 | ||||||
| 再保険によるリスク軽減前 | 259,654 | 60,941 | 81,314 | 40,604 | 76,795 | |
| 再保険によるリスク軽減後 | 203,339 | 48,962 | 74,321 | 32,117 | 47,939 | |
正味キャッシュ・アウト・フローは、当連結会計年度末時点の残存保険期間に基づき算定しています。
(2)保険事業の保険契約準備金(出再分)の内訳及び増減
保険事業の保険契約準備金(出再分)の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 支払備金 | 9,412 | 8,991 |
| 責任準備金 | 45,559 | 47,325 |
| 保険事業の保険契約準備金合計 | 54,971 | 56,316 |
責任準備金の積立方式については、市場金利を反映した責任準備金です。市場金利を反映した責任準備金は、将来キャッシュ・フローを市場金利で割り引いたものです。
保険事業の保険契約準備金(出再分)の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 期首残高 | - | 54,971 | |
| 損害保険事業等 | |||
| 新規連結による増加額 | 55,141 | - | |
| 保険料等収入 | 11,906 | 18,819 | |
| 保険責任期間の経過 | △12,169 | △16,796 | |
| 保険事故の発生 | 13,180 | 12,896 | |
| 保険金等支払金 | △13,163 | △13,317 | |
| 市場金利による変動 | 76 | △266 | |
| その他の変動 | - | 9 | |
| 期末残高 | 54,971 | 56,316 | |
(3) 再保険契約の購入時に純損益に認識した利得及び損失並びに繰延額
再保険契約の購入時に純損益に認識した利得及び損失並びに繰延額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 再保険手数料 | 536 | 719 |
| 正味再保険料 | △11,906 | △17,140 |
| 繰延再保険手数料 | 470 | 352 |
(注)再保険手数料は営業費用に、正味再保険料は売上収益に、繰延再保険手数料は無形資産にそれぞれ計上しています。
再保険契約の購入時に純損益に認識した利得及び損失の繰延額の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 期首残高 | - | 470 | |
| 損害保険事業等 | |||
| 新規連結による増加額 | 302 | - | |
| 当期認識額 | 1,427 | 1,602 | |
| 償却額 | △1,259 | △1,720 | |
| 期末残高 | 470 | 352 | |
(4)保険事業の繰延新契約費の増減
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||
| 期首残高 | - | 9,664 | |
| 生命保険事業 | |||
| 新規連結による増加額 | 4,400 | - | |
| 当期認識額 | 511 | 601 | |
| 償却額 | △191 | △233 | |
| 損害保険事業等 | |||
| 新規連結による増加額 | 4,305 | - | |
| 当期認識額 | 5,229 | 5,269 | |
| 償却額 | △4,590 | △5,081 | |
| 期末残高 | 9,664 | 10,220 | |
(5)保険契約に関する負債の十分性テスト
保険契約に関する負債の十分性テストについては、関連する保険料、資産運用収益等のキャッシュ・イン・フロー及び保険給付、事業費等のキャッシュ・アウト・フローの見積現在価値を考慮し実施しています。負債の十分性テストの結果、負債の金額は十分であり、負債及び費用の追加計上は必要ありません。
(6)保険契約に係るリスク管理体制
健全かつ適切な保険事業を運営するためには、多様化・複雑化するリスクを的確に把握したうえで、適切に管理することが重要です。そのため、組織横断的なリスク管理の仕組みを構築して、リスク所管部門の役割やプロセスを明確化し、全役職員がリスク管理の重要性を十分認識したうえで適切な業務遂行にあたるよう、徹底を図っています。具体的には、組織横断的な「リスク管理委員会」を設置して、リスクの種類に応じたリスク所管部門の設定、リスク管理態勢の整備、リスク状況の把握・分析・評価、業務執行部門への指導など、リスクの統括管理を行っています。
① 保険リスク
生命保険事業においては、定期的に保険事故発生率や解約率等の状況をモニタリングするなど、リスクの把握・分析を実施しており、新商品開発にあたっては、収益性とのバランスに配慮してリスク分析を実施しています。
損害保険事業においては、損害率や事業費率の状況をモニタリングし、保険商品の収支分析、将来収支予測、ポートフォリオ管理、商品の改廃、厳正な引受基準、再保険スキームの構築により、リスクコントロールを行っています。
再保険を手配するにあたっては、確実に回収できることを第一と考え、出再先である保険会社は一定の基準を満たした信用力の高い保険会社を選定しています。
日本の法令では、保険会社が抱える様々なリスクが通常の予測を超えて発生した場合に備えて、保険金・給付金の支払に関係するリスク及び資産運用に関係するリスクなどを計算することが求められています。税引前のリスク相当額は以下のとおりであり、リスクが顕在化した場合には、損益及び資本に影響を与えるものと認識しています。リスク量の信頼水準は、リスクの種類によって差異がありますが、概ね95%と設定されています。
(日本の法令に基づくリスク相当額)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 保険リスク相当額 | 5,823 | 5,771 |
| 第三分野保険の保険リスク相当額 | 975 | 1,046 |
| 予定利率リスク相当額 | 675 | 615 |
| 最低保証リスク相当額 | - | - |
| 資産運用リスク相当額 | 13,725 | 8,110 |
| 経営管理リスク相当額 | 429 | 430 |
(a)保険リスクに対する感応度
生命保険事業においては、当初認識時の前提条件を用いて保険契約から生じる全てのキャッシュ・フローの現在価値を見積もり、保険契約準備金を計上しています。生命保険事業における重要な前提条件には、割引率(金利)、死亡率、罹病率、更新率、事業費、コミッション等が含まれます。死亡率、罹病率、事業費及びコミッションの増加が予想される場合には、将来キャッシュ・アウト・フローの増加を通じて、将来の純損益及び資本が減少することが想定されます。
損害保険事業においては、保険契約に基づく将来の債務の履行に備え、当初認識時の前提条件に基づいて保険契約準備金を積み立てています。損害保険事業における重要な前提条件には、損害率、事業費率等が含まれます。損害率及び事業費率の増加が予想される場合には、将来キャッシュ・アウト・フローの増加を通じて、将来の純損益及び資本が減少することが想定されます。
なお、上記前提条件について、当連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす変更はありません。
(b)保険リスクの集中
当社グループの保険契約ポートフォリオは地理的に分散しており、過度に集中した保険リスクを有しておりません。
(c)実際の保険金額とそれまでの見積額との比較(クレーム・ディベロップメント)
損害保険事業におけるクレーム・ディベロップメントは、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 保険引受年度 | ||||||
| 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | ||
| 累計保険金及び支払備金 | ||||||
| 保険引受年度末 | 1,293 | 1,091 | 905 | 794 | 703 | |
| 1年後 | 4,850 | 4,304 | 3,516 | 2,783 | - | |
| 2年後 | 6,317 | 5,549 | 4,334 | - | - | |
| 3年後 | 6,334 | 5,377 | - | - | - | |
| 4年後 | 6,116 | - | - | - | - | |
| 最終損害見積額 | 6,116 | 5,377 | 4,334 | 2,783 | 703 | |
| 累計保険金 | 5,796 | 4,381 | 2,857 | 1,102 | 103 | |
| 支払備金 | 320 | 996 | 1,477 | 1,681 | 600 | |
上記のクレーム・ディベロップメントは、事故発生後からの支払いが長期と想定される自動車損害賠償責任保険に係る累計保険金及び支払備金を記載しています。
② 流動性リスク
流動性リスク管理のために、新契約、解約、満期等の資金移動に関する情報収集・分析に努め、適切な資金繰り管理に努めるとともに、大規模災害発生時の資金確保態勢に留意し、資金調達のための資産の流動化が円滑に行えるよう、常時、取引環境などを注視しています。
③ 市場リスク
当社グループの保険事業を営む一部の子会社において、為替変動リスク、金利変動リスク、価格変動リスク等の市場リスク管理のために、運用資産の残高・含み損益状況の把握に努めるとともに、リスク限度額を具体的に定め、VaRによりリスク量を計測・管理しています。VaRの算定にあたっては、ヒストリカル・シミュレーション法(保有期間6ヶ月、信頼区間99%)を採用し、前連結会計年度末日(2019年12月31日)現在で市場リスク量は、全体で15,106百万円です。同様に、当連結会計年度末日(2020年12月31日)現在で市場リスク量は、全体で6,252百万円です。なお、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。
25.従業員給付
当社グループは、退職給付制度として、主に確定給付制度を採用しています。当社グループの確定給付制度は、主に退職一時金制度です。退職一時金制度は、退職給付制度債務に対して外部積立を行わず、当社グループが直接受給者への支給義務を負っています。積立に関する法的要請はありません。退職一時金は各社の就業規則等の退職金規定に基づき給与や勤務期間等に基づいた金額が支払われます。
(1)連結財政状態計算書において認識した金額
連結財政状態計算書で認識した金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 確定給付制度債務の現在価値 | 4,898 | 5,589 |
| 制度資産の公正価値 | 0 | - |
| 連結財政状態計算書に認識した確定給付に係る負債の純額 | 4,898 | 5,589 |
(2)確定給付制度債務の現在価値の増減
確定給付制度債務の現在価値の増減内容は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 確定給付制度債務の現在価値(期首) | 72 | 4,898 |
| 勤務費用 | 990 | 1,600 |
| 利息費用 | 16 | 18 |
| 確定給付制度の再測定 | ||
| 人口統計上の仮定の変更により生じた数理計 算上の差異 | 49 | 20 |
| 財務上の仮定の変更により生じた数理計算上の 差異 | △8 | △12 |
| その他実績の修正 | 234 | 127 |
| 給付支払額 | △145 | △711 |
| 企業結合の影響額 | 3,627 | - |
| その他 | 63 | △351 |
| 確定給付制度債務の現在価値(期末)(注) | 4,898 | 5,589 |
(注)前連結会計年度及び当連結会計年度の確定給付制度債務の加重平均デュレーションはそれぞれ10.1年、8.6年です。
(3)主要な数理計算上の仮定
主要な数理計算上の仮定(加重平均)は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 割引率 | 0.42% | 0.50% |
(4)感応度分析
重要な数理計算上の仮定についての感応度分析は、以下のとおりです。
感応度分析における確定給付制度債務の算定にあたっては、連結財政状態計算書で認識されている確定給付制度債務の算定方法と同一の方法を適用しています。感応度分析は期末日において合理的に推測し得る仮定の変動に基づき行っています。また、感応度分析は分析の対象となる数理計算上の仮定以外のすべての数理計算上の仮定が一定であることを前提としていますが、実際には他の数理計算上の仮定の変化が影響する可能性があります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 割引率 | 0.5%上昇した場合 | △230 | △225 |
| 0.5%低下した場合 | 249 | 242 |
26.繰延税金及び法人所得税費用
繰延税金資産及び負債の主な発生原因別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 繰延税金資産 | ||
| 貸倒引当金 | 21,604 | 18,860 |
| 前受収益 | 5,148 | 2,396 |
| 保険事業の保険契約準備金 | 1,455 | 3,506 |
| 退職給付に係る負債 | 1,290 | 1,510 |
| 繰越欠損金 | 1,426 | 763 |
| 未払事業税 | 656 | 1,250 |
| その他 | 3,894 | 9,205 |
| 合計 | 35,473 | 37,490 |
| 繰延税金負債 | ||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の利得及び損失 | △924 | △1,066 |
| 無形資産 | △7,877 | △6,773 |
| 契約コストから認識した資産 | △19,720 | △21,986 |
| 保険事業の有価証券 | △6,207 | △3,912 |
| 保険事業の保険契約準備金 | △2,297 | △3,018 |
| 保険事業の再保険契約 | △436 | △1,710 |
| その他 | △1,069 | △3,639 |
| 合計 | △38,530 | △42,104 |
| 繰延税金資産の純額 | ||
| 繰延税金資産 | 1,496 | 2,032 |
| 繰延税金負債 | △4,553 | △6,646 |
| 差引 | △3,057 | △4,614 |
なお、繰延税金資産及び負債の増減の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 2019年1月1日 | 純損益計上額 | その他の包括利益認識額 | 新規連結による増加額又は減少額(△) | その他 | 2019年12月31日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 16,224 | 163 | - | 5,217 | - | 21,604 |
| 前受収益 | 873 | 148 | - | 4,127 | - | 5,148 |
| 金融保証契約 | 3,996 | - | - | △3,996 | - | - |
| 退職給付に係る負債 | 22 | 261 | - | 1,007 | - | 1,290 |
| 繰越欠損金 | - | △1,205 | - | 2,631 | - | 1,426 |
| 未払事業税 | 298 | △3 | - | 361 | - | 656 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の利得及び損失 | △616 | - | △1,224 | 916 | - | △924 |
| 無形資産 | - | △308 | - | △7,569 | - | △7,877 |
| 契約コストから認識した資産 | △16,172 | △3,474 | - | △74 | - | △19,720 |
| 保険事業の有価証券 | - | △296 | - | △5,911 | - | △6,207 |
| 保険事業の保険契約準備金 | - | 1,545 | - | △2,387 | - | △842 |
| 保険事業の再保険契約 | - | △436 | - | - | - | △436 |
| その他 | 833 | 487 | 892 | 1,373 | △760 | 2,825 |
| 合計 | 5,458 | △3,118 | △332 | △4,305 | △760 | △3,057 |
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 2020年1月1日 | 純損益計上額 | その他の包括利益認識額 | 新規連結による増加額又は減少額(△) | その他 | 2020年12月31日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 21,604 | △2,744 | - | - | - | 18,860 |
| 前受収益 | 5,148 | △2,752 | - | - | - | 2,396 |
| 退職給付に係る負債 | 1,290 | 220 | - | - | - | 1,510 |
| 繰越欠損金 | 1,426 | △663 | - | - | - | 763 |
| 未払事業税 | 656 | 594 | - | - | - | 1,250 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の利得及び損失 | △924 | - | △142 | - | - | △1,066 |
| 無形資産 | △7,877 | 1,104 | - | - | - | △6,773 |
| 契約コストから認識した資産 | △19,720 | △2,266 | - | - | - | △21,986 |
| 保険事業の有価証券 | △6,207 | 2,295 | - | - | - | △3,912 |
| 保険事業の保険契約準備金 | △842 | 1,330 | - | - | - | 488 |
| 保険事業の再保険契約 | △436 | △1,274 | - | - | - | △1,710 |
| その他 | 2,825 | △822 | 7,412 | 73 | △3,922 | 5,566 |
| 合計 | △3,057 | △4,978 | 7,270 | 73 | △3,922 | △4,614 |
連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 将来減算一時差異 | 976 | 5,724 |
| 税務上の繰越欠損金 | 1,107 | 2,399 |
| 合計 | 2,083 | 8,123 |
上表に係る繰延税金資産に関しては、当社グループがその便益を利用するために必要となる将来の課税所得が発生する可能性が高くないため、繰延税金資産を認識していません。
連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、税務上の繰越欠損金の失効期限別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 1年以内 | - | - |
| 1年超5年以内 | 20 | 19 |
| 5年超 | 1,087 | 2,380 |
| 合計 | 1,107 | 2,399 |
なお、失効期限のある将来減算一時差異、並びに繰延税金負債を認識していない子会社及び持分法適用会社への投資に伴う、重要な一時差異はありません。また、子会社及び関連会社の留保利益が将来送金された場合に、当社グループの納税額に与える重要な影響はありません。
純損益を通じて認識された法人所得税費用の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 当期税金費用 | ||
| 当期利益に対する税金費用(注)1 | 19,148 | 28,941 |
| 過年度 | - | - |
| 小計 | 19,148 | 28,941 |
| 繰延税金費用(注)2 | ||
| 一時差異の発生及び解消 | 1,913 | 4,315 |
| 繰越欠損金の増減 | 1,205 | 663 |
| 小計 | 3,118 | 4,978 |
| 法人所得税費用合計 | 22,266 | 33,919 |
(注)1.当社は主に、法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した前連結会計年度及び当連結会計年度における法定実効税率は30.6%です。
2.繰延税金費用には、繰延税金資産の評価減または過去に計上した評価減の戻入れにより生じた繰延税金費用が含まれております。これに伴う繰延税金費用は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ813百万円、6,040百万円です。
我が国の法定実効税率と連結損益計算書上の法人所得税費用の実効税率との関係は、以下のとおりです。
(単位:%)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 我が国の法定実効税率 | 30.6 | 30.6 |
| (調整) | ||
| 永久に損金算入されない項目 | 0.4 | 0.2 |
| 永久に益金算入されない項目 | △0.1 | △1.0 |
| 税額控除 | △0.1 | - |
| 住民税均等割等 | 0.1 | 0.1 |
| 繰延税金資産の回収可能性の判断による影響 | 1.2 | 6.6 |
| 繰越欠損金の期限切れ | 0.7 | - |
| その他 | 0.2 | 0.4 |
| 法人所得税費用の実効税率 | 33.0 | 36.9 |
27.資本金、資本剰余金及び利益剰余金
資本金
当社の授権株式総数及び発行済株式総数は、以下のとおりです。
(単位:株)
| 授権株式総数(無額面普通株式) | 発行済株式総数(無額面普通株式) | |
|---|---|---|
| 2019年1月1日 | 80,000 | 78,649 |
| 期中増減 | 240,000 | - |
| 2019年12月31日 | 320,000 | 78,649 |
| 期中増減 | - | - |
| 2020年12月31日 | 320,000 | 78,649 |
資本剰余金
日本における会社法(以下、「会社法」という。)では、株式の発行に対しての払込み又は給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることとされています。また会社法では、資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
利益剰余金
会社法では、剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金(資本剰余金の一項目)及び利益準備金(利益剰余金の一項目)の合計額が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金または利益準備金として積み立てることとされています。積み立てられた利益準備金は、欠損填補に充当できます。また、株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができることとされています。
当社における会社法上の分配可能額は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成された、当社の会計帳簿上の利益剰余金の金額に基づいて算定されています。
28.売上収益
(1)収益の分解
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| セグメント | ||||||
| クレジットカード事業 | 銀行事業 | 証券事業 | 保険事業 | 合計 | ||
| 主要なサービスライン | 楽天カード | 214,121 | - | - | - | 214,121 |
| 楽天銀行 | - | 56,881 | - | - | 56,881 | |
| 楽天証券 | - | - | 39,646 | - | 39,646 | |
| 楽天生命 | - | - | - | 25,434 | 25,434 | |
| 楽天損保 | - | - | - | 26,099 | 26,099 | |
| その他 | 2,102 | 162 | 1,238 | 4,177 | 7,679 | |
| 合計 | 216,223 | 57,043 | 40,884 | 55,710 | 369,860 | |
| 顧客との契約から認識した収益 | 86,348 | 17,222 | 23,247 | 2,031 | 128,848 | |
| その他の源泉から認識した収益 | 129,875 | 39,821 | 17,637 | 53,679 | 241,012 | |
(注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| セグメント | ||||||
| クレジットカード事業 | 銀行事業 | 証券事業 | 保険事業 | 合計 | ||
| 主要なサービスライン | 楽天カード | 239,759 | - | - | - | 239,759 |
| 楽天銀行 | - | 81,469 | - | - | 81,469 | |
| 楽天証券 | - | - | 66,220 | - | 66,220 | |
| 楽天生命 | - | - | - | 37,831 | 37,831 | |
| 楽天損保 | - | - | - | 54,685 | 54,685 | |
| その他 | 1,547 | 342 | 3,321 | 8,881 | 14,091 | |
| 合計 | 241,306 | 81,811 | 69,541 | 101,397 | 494,055 | |
| 顧客との契約から認識した収益 | 103,229 | 26,876 | 43,128 | 2,723 | 175,956 | |
| その他の源泉から認識した収益 | 138,077 | 54,935 | 26,413 | 98,674 | 318,099 | |
(注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。
クレジットカード事業における主要なサービスライン
(単位:百万円)
| 主要なサービスライン | 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) |
|---|---|---|
| 包括信用購入あっせん収益 | 159,245 | 183,986 |
| 信用保証収益 | 4,886 | 119 |
| 融資収益 | 24,303 | 24,453 |
| その他の収益 | 27,789 | 32,748 |
| 合計 | 216,223 | 241,306 |
なお、利息及び配当収益等についてはIFRS第9号に基づき、また、保険事業から生じる収益はIFRS第4号に基づいて売上収益として計上しています。
IFRS第9号に基づく前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)の楽天カード、楽天銀行及び楽天証券の売上収益は、それぞれ129,451百万円、39,821百万円及び17,350百万円です。また、IFRS第4号に基づく楽天生命及び楽天損保の売上収益は23,986百万円及び18,557百万円です。また、IFRS第9号に基づく当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)の楽天カード、楽天銀行及び楽天証券の売上収益は、それぞれ137,631百万円、54,856百万円及び24,487百万円です。また、IFRS第4号に基づく楽天生命及び楽天損保の売上収益は37,666百万円及び45,860百万円です。
当社グループは、FinTechサービス事業を中心に複数のビジネスを行っています。これらのビジネスから生じる収益は顧客との契約に従い計上しています。また、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれていません。
Fintechサービスにおいては、『楽天カード』、『楽天銀行』、『楽天証券』、『楽天生命』、『楽天損保』等の金融サービスを提供し、主な収益を下記のとおり認識しています。
楽天カード
包括信用購入あっせん収益
『楽天カード』においては、主としてクレジットカード関連サービスを提供しています。主にクレジットカード利用者と加盟店間の資金決済を通じて得られる加盟店手数料、クレジットカード利用者から得られるリボルビング払い手数料、分割払い手数料を得ています。加盟店手数料に関しては、カード会員のショッピング取引後、加盟店から当社グループへ売上データが送信されたタイミングにおいて、決済サービスの提供という履行義務が充足されるため、同時点でクレジットカードの決済金額に一定の料率を乗じた手数料収益を計上しています。また、カード決済金額の1%分の通常ポイントをカード会員に付与しており、これらのポイント費用は加盟店手数料から控除しています。当社グループはカード会員から基本的に1ヶ月に1回所定の日にカード利用代金の回収を行うため、履行義務充足後、概ね2ヶ月以内に実質的に支払いを受けることとなります。リボルビング払い手数料及び分割払い手数料に関しては、リボルビング残高、分割支払回数に対してそれぞれ一定の料率を乗じた利息収益を、IFRS第9号に従いその利息の属する期間に認識しています。
融資収益
融資収益においては、当社グループとしてキャッシング残高に対して、一定の料率を乗じた利息収益を、IFRS第9号に従いその利息の属する期間に認識しています。
その他の収益
その他の収益は、主に決済代行手数料、アクワイアリング加盟店手数料、広告収入等です。決済代行サービスについて、当社グループは、楽天(株)がカード決済規約に基づき、楽天グループのサービスを利用する消費者と出店者等との間での決済代行サービスを楽天(株)より受託しています。当該サービスにおいては、クレジットカードによる取引代金決済のための取引承認、代金決済情報やキャンセル等のデータを送受信・処理を行っています。当該サービスについては、主に消費者のカード利用取引が生じた時点が履行義務の充足時点となると判断し、同時点で手数料収益を計上しています。当該手数料の支払いは、履行義務の充足後、支払区分に基づいた請求締切日から1ヶ月半以内に受領しています。
楽天銀行
『楽天銀行』においては、インターネットを通じた銀行業務(預金、貸出、為替)及びその他様々なサービスを提供しています。貸出については、個人向けローンである「楽天スーパーローン」及び住宅ローンである「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」等を取り扱っており、貸出金利息収入を得ています。また、資金運用から生じる有価証券利息等の利息収入も得ています。貸出金利息や有価証券利息等の資金運用収益は、IFRS第9号に従い、その利息の属する期間に収益を認識しています。為替手数料等については、取引が行われた時点で履行義務が充足されるため、同時点において手数料収益を認識しています。
楽天証券
『楽天証券』においては、金融商品取引業務とその他の付随業務を提供し、これら取引に付随して発生する手数料やトレーディング損益、利息等を収益の源泉としています。金融商品取引業務には、国内株式取引に加え、外国株式取引、投資信託の販売等、様々な取引が存在し、それぞれの手数料体系は異なっています。現物株式に関する委託取引、信用取引及び投資信託の販売取引等に関連して発生する手数料に関しては、約定日等の取引成立時において履行義務が充足されるため、同時点において手数料収益を計上しています。現物株式取引から生じる手数料については、原則として履行義務の充足後2営業日以内に、信用取引及び先物取引から生じる手数料は建玉の決済が行われる半年から概ね1年以内に受領しています。また、IFRS第9号に従い、外国為替証拠金取引については、公正価値で測定された利得及び損失が純額で売上収益に計上され、国内株式信用取引の建玉に対する金利収益については、その利息の属する期間に収益を認識しています。
楽天生命
『楽天生命』においては、生命保険業務を行っており、主たる商品である個人向け保障性生命保険契約からの保険料等収入及び有価証券利息を中心とした資金運用収益を計上しています。保険料等収入を構成する保険料は、IFRS第4号に従い、個別契約ごとに予め定められた保険料率により算定された金額を収益として計上しています。また、資金運用収益については、IFRS第9号に従い、その発生期間に収益を認識しています。
楽天損保
『楽天損保』については、損害保険業務を行っており、主たる商品である火災保険契約や自動車保険契約からの保険料等収入及び有価証券利息を中心とした資金運用収益を計上しています。保険料等収入を構成する保険料は、IFRS第4号に従い、個別契約ごとに予め定められた保険料率により算定された金額を収益として計上しています。また、資金運用収益については、IFRS第9号に従い、その発生期間に収益を認識しています。
(2)契約残高
以下は、当社グループの契約残高の内訳です。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 2019年1月1日 | 2019年12月31日 | |
|---|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権(注) | 1,375,386 | 1,698,352 |
| 契約負債 | 2,855 | 4,013 |
(注)主に顧客のクレジットカード利用による割賦契約等に基づく売掛債権であり、連結財政状態計算書上は「カード事業の貸付金」に計上しています。当該債権には、当社グループが収受する手数料が含まれます。また、顧客との契約から生じた債権について認識した減損金額は11,731百万円です。
前連結会計年度に認識した収益のうち、2019年1月1日現在の契約負債残高に含まれていたものは2,855百万円です。また、前連結会計年度において、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 2020年1月1日 | 2020年12月31日 | |
|---|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権(注) | 1,698,352 | 1,966,933 |
| 契約負債 | 4,013 | 4,668 |
(注)主に顧客のクレジットカード利用による割賦契約等に基づく売掛債権であり、連結財政状態計算書上は「カード事業の貸付金」に計上しています。当該債権には、当社グループが収受する手数料が含まれます。また、顧客との契約から生じた債権について認識した減損金額は12,413百万円です。
当連結会計年度に認識した収益のうち、2020年1月1日現在の契約負債残高に含まれていたものは4,013百万円です。また、当連結会計年度において、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。
(3)残存履行義務に配分した取引価格
当社グループにおいては、個別の予想契約期間が1年を超える重要な取引はありません。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
(4)顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 契約獲得のためのコストから認識した資産 | 55,865 | 61,745 |
| 契約履行のためのコストから認識した資産 | 8,619 | 10,148 |
| 合計 | 64,484 | 71,893 |
当社グループは、顧客との契約獲得のための増分コスト及び契約に直接関連する履行コストのうち、回収可能であると見込まれる部分について資産として認識しており、連結財政状態計算書上は「その他の資産」に計上しています。契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。
当社グループにおいて資産計上されている契約獲得のための増分コストは、主に顧客を獲得するために発生した入会関連費用です。また契約履行のためのコストは、主に楽天カードの作成費用です。資産計上された当該入会関連費用は楽天カードへの新規入会者に付与した楽天ポイントに関するコストであり、契約を獲得しなければ発生しなかった増分コストです。なお、当該費用を資産計上する際には、カードの有効稼働会員割合等を加味したうえで、回収が見込まれる金額のみを資産として認識しています。また、当該資産については、会員のカード利用による決済サービスの提供という履行義務が充足されるカード会員の見積契約期間に応じた5~10年間の均等償却を行っています。
また、契約コストから認識した資産については、認識時及び四半期ごとに回収可能性の検討を行っています。検討に当たっては、当該資産の帳簿価額が、カード会員との契約が継続すると見込まれる期間に渡り関連するクレジットカード関連サービスと交換に企業が受け取ると見込んでいる対価の残りの金額から、当該サービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコストを差し引いた金額を超過しているかどうか判断を行っています。これらの見積り及び仮定は、前提とした状況が変化すれば、契約コストから認識した資産に関する減損損失を純損益に認識することにより、契約コストから認識した資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは、当該見積りは重要なものであると判断しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、契約コストから認識した資産から生じた償却費は、それぞれ10,651百万円及び12,723百万円です。
(5)取引価格及び履行義務への配分額の算定
当社グループは、ある一定期間においてカード発行枚数やカード取扱高等が契約に定められた一定の目標値を超えた場合、国際ブランド等からインセンティブを受領しています。当社グループは、現在の会計方針に基づき、目標値の達成可能性や契約条件を考慮し、予想されるインセンティブを見積り、当該見積額を「売上収益」に認識しています。その後、当該金額は、現金にて受領します。
29.営業費用の性質別内訳
営業費用の性質別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 広告宣伝費及び販売促進費 | 31,347 | 41,936 |
| 従業員給付費用 | 36,666 | 46,526 |
| 減価償却費及び償却費 | 32,130 | 45,200 |
| 通信費及び保守費 | 15,816 | 19,323 |
| 委託費及び外注費 | 14,674 | 17,194 |
| 貸倒引当金繰入額 | 40,601 | 42,930 |
| 支払利息 | 9,184 | 9,477 |
| 支払手数料 | 44,965 | 56,823 |
| 保険事業の保険金等支払金及び責任準備金等繰入額 | 23,080 | 54,472 |
| 租税公課 | 18,668 | 25,725 |
| その他 | 33,196 | 43,152 |
| 合計 | 300,327 | 402,758 |
人件費(従業員給付費用)の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 賃金及び給与 | 30,626 | 38,765 |
| 退職給付費用 | 2,511 | 3,603 |
| 法定福利費 | 1,379 | 1,694 |
| その他雑給 | 2,150 | 2,464 |
| 合計 | 36,666 | 46,526 |
30.その他の収益及びその他の費用
(1)その他の収益の内訳
その他の収益の内訳は、金額的重要性がないため、開示を省略いたします。
(2)その他の費用の内訳
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 有形固定資産及び無形資産除却損 | 870 | 623 |
| 為替差損 | 1,074 | 2,142 |
| その他 | 433 | 544 |
| 合計 | 2,377 | 3,309 |
31.金融収益及び金融費用
(1)金融収益の内訳
金融収益の内訳は、金額的重要性がないため、開示を省略いたします。
(2)金融費用の内訳
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 支払利息(注) | 54 | 117 |
| 合計 | 54 | 117 |
(注)支払利息には、リース負債に係る金利費用として、前連結会計年度27百万円、当連結会計年度64百万円が含まれています。その他、リースに関する情報については18.リース取引(借手)に開示されています。
32.キャッシュ・フロー情報
(1)利息及び配当の受取額並びに利息の支払額
営業活動によるキャッシュ・フローの「その他」には、下記の利息及び配当の受取額並びに利息の支払額(△は支払額)が含まれています。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 利息の受取額 | 170,946 | 198,922 |
| 配当の受取額 | 3,754 | 7,085 |
| 利息の支払額 | △8,500 | △9,062 |
(2)非資金取引
当社グループは、以下のキャッシュ・フロー計算書に反映されない非資金の投資取引及び財務取引を行っております。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 使用権資産の取得 | 1,083 | 35,215 |
上記のほかに、前連結会計年度において、当社を承継会社とする吸収分割方式により楽天銀行株式会社、楽天証券株式会社、楽天インシュアランスホールディングス株式会社等を子会社化していますが、当該組織再編(注記46「企業結合等」参照)は、当社の完全親会社である楽天株式会社より無対価で株式を承継したため、非資金取引に該当します。
33.1株当たり利益
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を、連結会計年度中の発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
1株当たり利益を算出するために用いた、親会社の所有者に帰属する当期利益及び発行済普通株式の加重平均株式数の状況は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 45,155 | 55,547 |
| 発行済普通株式の加重平均株式数(株) | 78,649 | 78,649 |
| 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり利益(円) | 574,137.05 | 706,262.35 |
(注)親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当たり当期利益については、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため、親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり当期利益と同一です。
34.担保に差し入れた資産及び担保として受け取った資産
(1)担保に差し入れた資産
当社グループは、主に借入契約及び通常の慣習的な条件に基づいて行われる信用取引及び貸株取引に基づく債務の担保として、又は、デリバティブに関連する保証金として資産を差し入れています。また、組成された事業体への譲渡により流動化された債権を継続して認識しており、担保借入として認識しております。
当社グループが、負債又は偶発債務の担保として差し入れた資産の帳簿価額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 現金及び現金同等物 | 168,882 | 194,817 |
| カード事業の貸付金(注) | 122,695 | 70,559 |
| 銀行事業の有価証券 | - | 83,727 |
| 銀行事業の貸付金 | 116,683 | 407,294 |
| 保険事業の有価証券 | - | 10,451 |
| その他の資産 | - | 25,290 |
| その他 | 5,504 | 12,734 |
| 合計 | 413,764 | 804,872 |
(注)カード事業の貸付金には、流動化された債権が含まれています。
上記のほか、前連結会計年度末日(2019年12月31日)において、為替決済、デリバティブ取引、コミットメントライン等の担保として、銀行事業の有価証券10,464百万円、保険事業の有価証券111,658百万円、その他の金融資産90,443百万円を差し入れています。当連結会計年度末日(2020年12月31日)において、為替決済、デリバティブ取引、コミットメントライン等の担保として、銀行事業の有価証券13,592百万円、保険事業の有価証券113,507百万円、その他の金融資産104,380百万円を差し入れています。
また、前連結会計年度末日(2019年12月31日)において、証券事業の信用取引及び先物取引等に係る保証金76,092百万円、証券事業の信用取引の株券借入に係る担保金85,378百万円を差し入れています。当連結会計年度末日(2020年12月31日)において、証券事業の信用取引及び先物取引等に係る保証金105,795百万円、証券事業の信用取引の株券借入に係る担保金80,492百万円を差し入れています。
担保に差し入れた資産のうち、引受人が担保を売却又は再担保差入する権利を有するものはありません。
(2)担保として受け取った資産
当社グループは、受入保証金代用有価証券及びその他の取引による担保の受け入れを行っています。これらの取引は、通常の慣習的な条件に基づいて行われています。当社グループは、取引完了時に同等の有価証券を返還することを条件に、当該受け入れた担保を売却又は再担保差入する権利を有しています。前連結会計年度末日(2019年12月31日)及び当連結会計年度末日(2020年12月31日)現在、当社グループが担保として受け入れた有価証券で売却又は再担保の権利を有しているものの公正価値は、778,415百万円及び880,336百万円です。そのうち、売却又は再担保に差し入れたものの公正価値は、前連結会計年度末日(2019年12月31日)及び当連結会計年度末日(2020年12月31日)現在、それぞれ348,603百万円及び491,694百万円です。
35.ヘッジ会計
(1)公正価値ヘッジ
金利変動による公正価値変動リスク
当社グループの子会社は、保有する一部の固定利付債券の金利変動による公正価値変動リスクを回避するために、金融機関との間で固定金利支払・変動金利受取の金利スワップ契約を締結して、公正価値ヘッジを適用しています。これにより、ヘッジ対象の金利に係る公正価値の変動をヘッジ手段である金利スワップに係る公正価値の変動と相殺することが可能です。ヘッジ手段である金利スワップの公正価値は、注記11 デリバティブ資産及びデリバティブ負債に記載しています。
ヘッジ対象の固定利付債券とヘッジ手段である金利スワップについては、同額で実施しているため、ヘッジ比率は1:1になります。当社グループにおけるヘッジ関係は、2022年までに終了する見込みです。
ヘッジ対象については以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| ヘッジ対象 | 連結財政状態計算書の表示科目 | 帳簿価額 | 当期のヘッジ対象の公正価値の変動額 | ヘッジ対象の帳簿価額に含められたヘッジ対象に係る公正価値ヘッジ調整の累計額 |
|---|---|---|---|---|
| 固定利付債券 | 銀行事業の有価証券 | 12,701 | △102 | 201 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| ヘッジ対象 | 連結財政状態計算書の表示科目 | 帳簿価額 | 当期のヘッジ対象の公正価値の変動額 | ヘッジ対象の帳簿価額に含められたヘッジ対象に係る公正価値ヘッジ調整の累計額 |
|---|---|---|---|---|
| 固定利付債券 | 銀行事業の有価証券 | 12,556 | △145 | 56 |
上場有価証券の公正価値変動リスク
当社グループの子会社は、当初認識時に公正価値の変動をその他の包括利益で認識することを選択した一部の上場有価証券の公正価値変動リスクを回避するために、オプション、先渡し及び空売りをしています。一方で、オプション、先渡し及び空売りに係る公正価値の変動についてもその他の包括利益で認識しています。すなわち、ヘッジ対象の上場有価証券に係る公正価値の変動を、ヘッジ手段であるオプション、先渡し及び空売りに係る公正価値の変動が相殺することが可能です。
ヘッジ対象の上場有価証券とヘッジ手段であるオプション及び先渡しについては、銘柄ごとに同額で実施しているため、ヘッジ比率は1:1になります。当該ヘッジ関係は、2021年までに終了する見込みです。また、ヘッジ対象の上場有価証券とヘッジ手段である空売りについては、銘柄ごとに同額で実施しているため、ヘッジ比率は1:1になります。ヘッジの終了時期の定めはありません。
ヘッジ対象については以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| ヘッジ対象 | 連結財政状態計算書の表示科目 | 帳簿価額 | 当期のヘッジ対象の公正価値の変動額 | ヘッジ対象の帳簿価額に含められたヘッジ対象に係る公正価値ヘッジ調整の累計額 |
|---|---|---|---|---|
| 上場有価証券 | 保険事業の有価証券 | 157,197 | 2,417 | 2,380 |
前連結会計年度において、ヘッジ会計を中止したヘッジ関係に係る連結財政状態計算書上に残っている公正価値ヘッジ調整の累計額は724百万円です。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| ヘッジ対象 | 連結財政状態計算書の表示科目 | 帳簿価額 | 当期のヘッジ対象の公正価値の変動額 | ヘッジ対象の帳簿価額に含められたヘッジ対象に係る公正価値ヘッジ調整の累計額 |
|---|---|---|---|---|
| 上場有価証券 | 保険事業の有価証券 | 115,416 | 6,577 | 5,581 |
当連結会計年度において、ヘッジ会計を中止したヘッジ関係に係る連結財政状態計算書上に残っている公正価値ヘッジ調整の累計額は△204百万円です。
ヘッジ手段である空売りの公正価値は、以下のとおりです。なお、ヘッジ手段であるオプション及び先渡しについては、注記11 デリバティブ資産及びデリバティブ負債に記載しています。
(単位:百万円)
| ヘッジ手段 | 連結財政状態計算書の表示科目 | 前連結会計年度 (2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) |
|---|---|---|---|
| 空売り | その他の金融負債 | 789 | - |
(2)キャッシュ・フロー・ヘッジ
金利変動リスク
当社グループは、変動金利借入金の利払いに係るキャッシュ・フローの変動によるリスクを回避するために、金融機関との間で固定金利支払・変動金利受取の金利スワップ契約を締結して、キャッシュ・フロー・ヘッジを適用しています。これにより、借入金の変動金利による利払いのキャッシュ・フローの変動を固定することが可能です。ヘッジ手段である金利スワップの公正価値は、注記11 デリバティブ資産及びデリバティブ負債に記載しています。
ヘッジ対象の変動金利借入金とヘッジ手段である金利スワップについては、同額で実施しているため、ヘッジ比率は1:1になります。当社グループにおけるヘッジ関係は、2025年度までに終了する見込みです。
その他の包括利益で認識される金額の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 1月1日 | △490 | △620 |
| 当期増減額 | △434 | △572 |
| 純損益への振替(注) | 304 | 345 |
| 12月31日 | △620 | △847 |
(注)純損益に振り替えられた金額は、連結損益計算書上「営業費用」に含まれています。
為替変動リスク
当社グループの子会社は、為替の変動によるキャッシュ・フロー変動リスクを回避するために、金融機関との間で為替予約取引契約及び通貨スワップ契約を締結して、キャッシュ・フロー・ヘッジを適用しています。これにより、為替の変動によるキャッシュ・フローの変動を固定することが可能です。ヘッジ手段を指定する際は、通貨スワップの通貨ベーシス・スプレッドについてはヘッジコストとして除外しています。ヘッジ手段である為替予約及び通貨スワップの公正価値は、注記11 デリバティブ資産及びデリバティブ負債に記載しています。
ヘッジ対象の外貨建金銭債権と、ヘッジ手段である為替予約及び通貨スワップについては、同額で実施しているため、ヘッジ比率は1:1になります。当社グループにおけるヘッジ関係は、2022年までに終了する見込みです。
その他の包括利益に認識される金額の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 1月1日 | - | △398 |
| 新規連結による増加額又は減少額 | △175 | - |
| 当期増減額 | △223 | 171 |
| 純損益への振替 | - | △380 |
| 非金融資産又は非金融負債の 当初帳簿価額への振替 | - | - |
| 12月31日 | △398 | △607 |
36.偶発事象及び契約
(1)貸出コミットメントライン契約及び保証債務
当社及び一部の連結子会社は、クレジットカードに附帯するキャッシング及びカードローンによる融資業務を行っています。当該貸付金については、貸出契約の際に設定した額(契約限度額)のうち、当社及び当該連結子会社が与信した額(利用限度額)の範囲内で顧客が随時借入を行うことができる契約となっています。
なお、同契約は融資実行されずに終了するものもあり、かつ、利用限度額についても当社グループが任意に増減させることができるものであるため、融資未実行残高は必ずしも全額が貸出実行されるものではありません。
また、当社及び一部の連結子会社は業務提携先から融資を受けた一般顧客に対して債務保証を行っています。
上記の貸出コミットメントラインに係る未実行残高及び債務保証残高の状況は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 貸出コミットメントラインに係る未実行残高 | 3,882,138 | 4,390,975 |
| 金融保証契約 | 6,180 | 5,024 |
| 合計 | 3,888,318 | 4,395,999 |
(2)借入コミットメントライン契約
当社及び一部の連結子会社では、複数の金融機関と借入コミットメントライン契約を締結しており、未実行残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 借入コミットメントラインの総額 | 99,381 | 99,693 |
| 借入実行残高 | 10,067 | 8,632 |
| 未実行残高 | 89,314 | 91,061 |
(3)コミットメント(契約)
前連結会計年度末日(2019年12月31日)における重要な有形固定資産及び無形資産の取得にかかるコミットメントはありません。当連結会計年度末日(2020年12月31日)における有形固定資産及び無形資産の取得にかかるコミットメントは、2,109百万円です。このうち、当連結会計年度末において契約を締結しているものの、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウト・フローの金額は、「注記18.リース取引(借手)(5)契約しているがまだ開始していないリース」をご参照ください。
37.株式報酬
当社グループは、当社グループの役員及び従業員に対して楽天(株)が発行する持分決済型のストック・オプションを付与しています。当該ストック・オプションは、付与された者が付与日以降、権利確定日まで継続して勤務していることを権利確定条件としています。
当社グループは、楽天(株)に対して負担金を支払っており、当社グループが認識したストック・オプションに関連する人件費は、前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)は737百万円、当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)は922百万円です。また、前連結会計年度及び、当連結会計年度における、ストック・オプション付与に関して生じた未払金額は、74百万円及び72百万円です。なお、当社グループは、IFRS移行日(2017年1月1日)より前に権利確定日が到来したストック・オプションについてはIFRS第1号の免除規定を適用していますが、それ以降に権利確定日が到来したストック・オプションについてはIFRS第2号に準拠して会計処理しています。
なお、楽天(株)は、2012年7月1日付で株式1株につき100株の割合で株式分割を実施しており、各連結会計年度のストック・オプションについては、当該株式分割調整後の数値を記載しています。楽天(株)が発行している当社グループの取締役及び従業員に対するストック・オプションの内容は、以下のとおりです。
| 制度の名称 | 付与日 | 権利確定日 | 行使価格(円) | 未行使オプション残高(注) | 行使期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第11回新株予約権_01 | 2012年7月1日 | 2016年3月29日 | 0.01 | 1,700 | 自 2016年3月30日至 2022年3月28日 |
| 第12回新株予約権_01 | 2012年8月1日 | 2016年3月29日 | 0.01 | 17,200 | 自 2016年3月30日至 2022年3月28日 |
| 第15回新株予約権_01 | 2013年2月1日 | 2016年3月29日 | 0.01 | 68,600 | 自 2016年3月30日至 2022年3月28日 |
| 第19回新株予約権_01 | 2013年7月1日 | 2017年3月28日 | 0.01 | 50,400 | 自 2017年3月29日至 2023年3月27日 |
| 第21回新株予約権_01 | 2014年2月1日 | 2017年3月28日 | 0.01 | 44,000 | 自 2017年3月29日至 2023年3月27日 |
| 第25回新株予約権_01 | 2014年7月1日 | 2018年3月28日 | 0.01 | 58,800 | 自 2018年3月29日至 2024年3月27日 |
| 第33回新株予約権_01 | 2015年2月1日 | 2018年3月28日 | 0.01 | 53,800 | 自 2018年3月29日至 2024年3月27日 |
| 第39回新株予約権_01 | 2015年8月1日 | 2016年7月31日 | 0.01 | 700 | 自 2016年8月1日至 2025年8月1日 |
| 第39回新株予約権_02 | 2015年8月1日 | 2017年7月31日 | 0.01 | 6,800 | 自 2017年8月1日至 2025年8月1日 |
| 第39回新株予約権_03 | 2015年8月1日 | 2018年7月31日 | 0.01 | 15,700 | 自 2018年8月1日至 2025年8月1日 |
| 第39回新株予約権_04 | 2015年8月1日 | 2019年7月31日 | 0.01 | 44,200 | 自 2019年8月1日至 2025年8月1日 |
| 第44回新株予約権_01 | 2016年2月1日 | 2017年1月31日 | 0.01 | 1,700 | 自 2017年2月1日至 2026年1月30日 |
| 第44回新株予約権_02 | 2016年2月1日 | 2018年1月31日 | 0.01 | 19,400 | 自 2018年2月1日至 2026年1月30日 |
| 第44回新株予約権_03 | 2016年2月1日 | 2019年1月31日 | 0.01 | 33,700 | 自 2019年2月1日至 2026年1月30日 |
| 第44回新株予約権_04 | 2016年2月1日 | 2020年1月31日 | 0.01 | 77,500 | 自 2020年2月1日至 2026年1月30日 |
| 第45回新株予約権_01 | 2016年2月1日 | 2019年3月27日 | 0.01 | 100 | 自 2019年3月28日至 2025年3月26日 |
| 第50回新株予約権_01 | 2016年8月1日 | 2017年7月31日 | 0.01 | 3,200 | 自 2017年8月1日至 2026年7月31日 |
| 第50回新株予約権_02 | 2016年8月1日 | 2018年7月31日 | 0.01 | 27,100 | 自 2018年8月1日至 2026年7月31日 |
| 制度の名称 | 付与日 | 権利確定日 | 行使価格(円) | 未行使オプション残高(注) | 行使期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第50回新株予約権_03 | 2016年8月1日 | 2019年7月31日 | 0.01 | 40,700 | 自 2019年8月1日至 2026年7月31日 |
| 第50回新株予約権_04 | 2016年8月1日 | 2020年7月31日 | 0.01 | 107,700 | 自 2020年8月1日至 2026年7月31日 |
| 第51回新株予約権_01 | 2016年9月1日 | 2020年3月30日 | 0.01 | 700 | 自 2020年3月31日至 2026年3月29日 |
| 第54回新株予約権_01 | 2017年2月1日 | 2020年3月30日 | 0.01 | 900 | 自 2020年3月31日至 2026年3月29日 |
| 第55回新株予約権_01 | 2017年2月1日 | 2018年1月31日 | 0.01 | 2,900 | 自 2018年2月1日至 2027年2月1日 |
| 第55回新株予約権_02 | 2017年2月1日 | 2019年1月31日 | 0.01 | 26,100 | 自 2019年2月1日至 2027年2月1日 |
| 第55回新株予約権_03 | 2017年2月1日 | 2020年1月31日 | 0.01 | 46,400 | 自 2020年2月1日至 2027年2月1日 |
| 第55回新株予約権_04 | 2017年2月1日 | 2021年1月31日 | 0.01 | 172,900 | 自 2021年2月1日至 2027年2月1日 |
| 第59回新株予約権_04 | 2017年3月1日 | 2021年2月28日 | 0.01 | 4,400 | 自 2021年3月1日至 2027年3月1日 |
| 第61回新株予約権_01 | 2017年8月1日 | 2021年3月30日 | 0.01 | 700 | 自 2021年3月31日至 2027年3月29日 |
| 第62回新株予約権_01 | 2017年8月1日 | 2018年7月31日 | 0.01 | 2,900 | 自 2018年8月1日至 2027年7月30日 |
| 第62回新株予約権_02 | 2017年8月1日 | 2019年7月31日 | 0.01 | 24,000 | 自 2019年8月1日至 2027年7月30日 |
| 第62回新株予約権_03 | 2017年8月1日 | 2020年7月31日 | 0.01 | 51,500 | 自 2020年8月1日至 2027年7月30日 |
| 第62回新株予約権_04 | 2017年8月1日 | 2021年7月31日 | 0.01 | 164,000 | 自 2021年8月1日至 2027年7月30日 |
| 第66回新株予約権_01 | 2018年2月1日 | 2021年3月30日 | 0.01 | 1,500 | 自 2021年3月31日至 2027年3月29日 |
| 第67回新株予約権_01 | 2018年2月1日 | 2019年1月31日 | 0.01 | 3,800 | 自 2019年2月1日至 2028年2月1日 |
| 第67回新株予約権_02 | 2018年2月1日 | 2020年1月31日 | 0.01 | 44,300 | 自 2020年2月1日至 2028年2月1日 |
| 第67回新株予約権_03 | 2018年2月1日 | 2021年1月31日 | 0.01 | 95,300 | 自 2021年2月1日至 2028年2月1日 |
| 第67回新株予約権_04 | 2018年2月1日 | 2022年1月31日 | 0.01 | 200,900 | 自 2022年2月1日至 2028年2月1日 |
| 第73回新株予約権_01 | 2018年8月1日 | 2019年7月31日 | 0.01 | 10,500 | 自 2019年8月1日至 2028年8月1日 |
| 第73回新株予約権_02 | 2018年8月1日 | 2020年7月31日 | 0.01 | 91,200 | 自 2020年8月1日至 2028年8月1日 |
| 第73回新株予約権_03 | 2018年8月1日 | 2021年7月31日 | 0.01 | 143,800 | 自 2021年8月1日至 2028年8月1日 |
| 第73回新株予約権_04 | 2018年8月1日 | 2022年7月31日 | 0.01 | 278,400 | 自 2022年8月1日至 2028年8月1日 |
| 第76回新株予約権_01 | 2019年2月1日 | 2020年1月31日 | 0.01 | 16,300 | 自 2020年2月1日至 2029年2月1日 |
| 第76回新株予約権_02 | 2019年2月1日 | 2021年1月31日 | 0.01 | 145,600 | 自 2021年2月1日至 2029年2月1日 |
| 第76回新株予約権_03 | 2019年2月1日 | 2022年1月31日 | 0.01 | 169,800 | 自 2022年2月1日至 2029年2月1日 |
| 第76回新株予約権_04 | 2019年2月1日 | 2023年1月31日 | 0.01 | 326,900 | 自 2023年2月1日至 2029年2月1日 |
| 第82回新株予約権_01 | 2019年8月1日 | 2020年7月31日 | 0.01 | 6,100 | 自 2020年8月1日至 2029年8月1日 |
| 第82回新株予約権_02 | 2019年8月1日 | 2021年7月31日 | 0.01 | 63,900 | 自 2021年8月1日至 2029年8月1日 |
| 制度の名称 | 付与日 | 権利確定日 | 行使価格(円) | 未行使オプション残高(注) | 行使期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第82回新株予約権_03 | 2019年8月1日 | 2022年7月31日 | 0.01 | 111,400 | 自 2022年8月1日至 2029年8月1日 |
| 第82回新株予約権_04 | 2019年8月1日 | 2023年7月31日 | 0.01 | 238,600 | 自 2023年8月1日至 2029年8月1日 |
| 第85回新株予約権_01 | 2020年2月1日 | 2021年1月31日 | 0.01 | 16,900 | 自 2021年2月1日至 2030年2月1日 |
| 第85回新株予約権_02 | 2020年2月1日 | 2022年1月31日 | 0.01 | 122,400 | 自 2022年2月1日至 2030年2月1日 |
| 第85回新株予約権_03 | 2020年2月1日 | 2023年1月31日 | 0.01 | 166,100 | 自 2023年2月1日至 2030年2月1日 |
| 第85回新株予約権_04 | 2020年2月1日 | 2024年1月31日 | 0.01 | 334,800 | 自 2024年2月1日至 2030年2月1日 |
| 第90回新株予約権_01 | 2020年8月1日 | 2021年7月31日 | 0.01 | 18,300 | 自 2021年8月1日至 2030年8月1日 |
| 第90回新株予約権_02 | 2020年8月1日 | 2022年7月31日 | 0.01 | 126,000 | 自 2022年8月1日至 2030年8月1日 |
| 第90回新株予約権_03 | 2020年8月1日 | 2023年7月31日 | 0.01 | 182,300 | 自 2023年8月1日至 2030年8月1日 |
| 第90回新株予約権_04 | 2020年8月1日 | 2024年7月31日 | 0.01 | 354,900 | 自 2024年8月1日至 2030年8月1日 |
(注)株式数に換算して記載しています。
楽天(株)が発行した当社グループの取締役及び従業員に対するストック・オプションに関するオプション数及び加重平均行使価格は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |||
| オプション数(注)1 | 加重平均行使価格(円) | オプション数(注)1 | 加重平均 行使価格(円) | |
| 期首残高 | 950,600 | 0.53 | 3,774,900 | 0.01 |
| 新規連結による増加 | 2,075,300 | 0.01 | - | - |
| 期中の付与による増加 | 654,900 | 0.01 | 1,357,300 | 0.01 |
| 期中の失効による減少 | △700 | 701.00 | △34,200 | 0.01 |
| 期中の行使による減少 | △231,300 | 0.01 | △411,800 | 0.01 |
| その他増減(注)2 | 326,100 | 0.01 | △245,800 | 0.01 |
| 期末残高 | 3,774,900 | 0.01 | 4,440,400 | 0.01 |
| 期末現在の行使可能残高 | 778,500 | 0.01 | 1,000,600 | 0.01 |
| 加重平均残存契約年数 | 8.13年 | 7.62年 | ||
(注)1 株式数に換算して記載しています。
2 主に転籍者による増減および期中の満期消滅等が含まれます。
楽天(株)のストック・オプションの権利行使日時点の加重平均株価は、前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)は1,033円、当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)は987円です。
楽天(株)が発行した当社グループの取締役及び従業員に対するストック・オプションに関する未行使オプションの満期消滅日と行使価格は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |||
| 行使価格(円) | オプション数(注) | 行使価格(円) | オプション数(注) | |
| 2022年 | 0.01 | 104,300 | 0.01 | 87,500 |
| 2023年 | 0.01 | 122,500 | 0.01 | 94,400 |
| 2024年 | 0.01 | 148,800 | 0.01 | 112,600 |
| 2025年 | 0.01 | 87,100 | 0.01 | 67,500 |
| 2026年 | 0.01 | 505,900 | 0.01 | 312,600 |
| 2027年 | 0.01 | 609,000 | 0.01 | 497,300 |
| 2028年 | 0.01 | 1,006,400 | 0.01 | 868,200 |
| 2029年 | 0.01 | 1,138,700 | 0.01 | 1,078,600 |
| 2030年 | - | - | 0.01 | 1,321,700 |
| 2059年 | 0.01 | 52,200 | - | - |
| 期末残高合計 | - | 3,774,900 | - | 4,440,400 |
(注)株式数に換算して記載しています。
楽天(株)は、当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)において、当社グループの役員及び従業員に対して持分決済型のストック・オプションを付与しています。付与したオプションの公正価値は、配当修正型ブラック=ショールズ式を用いて算定しています。公正価値及び公正価値算定に用いた仮定は以下のとおりです。
楽天(株)の予想ボラティリティは、予想残存期間に対応する株価の過去期間、週次データ(週次終値対前週変動率)をもとに、1年を52週として年率換算しています。
| 当連結会計年度(2020年12月31日) | ||||
| 楽天(株)2020年85回新株予約権_01 | 楽天(株)2020年85回新株予約権_02 | 楽天(株)2020年85回新株予約権_03 | 楽天(株)2020年85回新株予約権_04 | |
| 加重平均株価(円) | 856 | 856 | 856 | 856 |
| 行使価格(円) | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
| 予想ボラティリティ(%) | 28.73 | 32.23 | 29.66 | 32.10 |
| オプションの残存期間(年) | 1.01 | 2.01 | 3.01 | 4.01 |
| 予想配当(円) | 4.50 | 4.50 | 4.50 | 4.50 |
| 無リスク利子率(%) | △0.15 | △0.16 | △0.18 | △0.18 |
| 1株当たりの公正価値(円) | 851 | 847 | 843 | 838 |
| 当連結会計年度(2020年12月31日) | ||||
| 楽天(株)2020年90回新株予約権_01 | 楽天(株)2020年90回新株予約権_02 | 楽天(株)2020年90回新株予約権_03 | 楽天(株)2020年90回新株予約権_04 | |
| 加重平均株価(円) | 965 | 965 | 965 | 965 |
| 行使価格(円) | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
| 予想ボラティリティ(%) | 42.55 | 40.16 | 35.61 | 33.53 |
| オプションの残存期間(年) | 1.00 | 2.00 | 3.00 | 4.01 |
| 予想配当(円) | 4.50 | 4.50 | 4.50 | 4.50 |
| 無リスク利子率(%) | △0.16 | △0.14 | △0.15 | △0.14 |
| 1株当たりの公正価値(円) | 960 | 956 | 952 | 947 |
38.配当金
(1)配当金支払金額
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |||
| 1株当たり配当金(円) | 配当金支払総額(百万円) | 1株当たり配当金(円) | 配当金支払総額(百万円) | |
| 当期配当金支払額 | ||||
| 定時株主総会決議配当金 | - | - | 292,439 | 23,000 |
| 期中支払配当金 | 381,442 | 30,000 | 127,148 | 10,000 |
| 当期支払額合計額 | 381,442 | 30,000 | 419,587 | 33,000 |
株主還元については、中長期的な成長に向けた投資や財務基盤の安定化のための内部留保の充実を勘案しつつ、安定的・継続的に配当を行うよう努めていきます。必要となる株主資本の水準については、以下の考え方を基本としています。
・拡大する事業機会を迅速かつ確実に捉えるために必要な財務基盤を整えておくこと
・事業活動及び資産のリスクと比較して充分であること
・安定的な資金調達を行う上で必要な格付けを維持すること及び監督規制上求められる水準を充足していること
(2)基準日が当連結会計年度に属する剰余金の配当金
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 2021年3月29日定時株主総会決議 | 20,000 | 254,295 |
39.金融商品の分類
当社グループにおける金融商品の分類は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(金融資産)
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融資産 | 合計 | |||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | |||
| 現金及び現金同等物 | - | - | - | 1,309,112 | 1,309,112 |
| 証券事業の金融資産 | 948 | - | - | 1,975,546 | 1,976,494 |
| カード事業の貸付金 | - | - | - | 1,828,216 | 1,828,216 |
| 銀行事業の有価証券 | 1,357 | 269,474 | 0 | 12,701 | 283,532 |
| 銀行事業の貸付金 | - | - | - | 1,049,993 | 1,049,993 |
| 保険事業の有価証券 | 11,758 | 75,216 | 206,655 | - | 293,629 |
| デリバティブ資産 | 25,134 | - | - | - | 25,134 |
| 有価証券 | 2 | - | 3,779 | 3,200 | 6,981 |
| その他の金融資産(注) | 1 | - | - | 214,887 | 214,888 |
| 合計 | 39,200 | 344,690 | 210,434 | 6,393,655 | 6,987,979 |
(注)保険事業の保険契約準備金(出再分)54,971百万円を除いています。
(金融負債)
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融負債 | 償却原価で測定する金融負債 | 合計 | ||
| 強制的に公正価値で測定される金融負債 | 純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定された金融負債 | |||
| 営業債務 | - | - | 312,813 | 312,813 |
| 銀行事業の預金 | - | - | 3,274,437 | 3,274,437 |
| 証券事業の金融負債 | - | - | 1,860,742 | 1,860,742 |
| デリバティブ負債(注)1 | 9,509 | - | - | 9,509 |
| 社債及び借入金 | - | - | 816,398 | 816,398 |
| その他の金融負債(注)2 | 789 | - | 230,736 | 231,525 |
| 合計 | 10,298 | - | 6,495,126 | 6,505,424 |
(注)1.デリバティブ負債のうち強制的に公正価値で測定される金融負債3,302百万円については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る公正価値ヘッジのヘッジ手段であるデリバティブであり、公正価値の変動はその他の包括利益に計上されます。詳細は、注記35.ヘッジ会計にて記載しています。
2.その他の金融負債のうち強制的に公正価値で測定される金融負債789百万円については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る公正価値ヘッジのヘッジ手段である借入有価証券残高であり、公正価値の変動はその他の包括利益に計上されます。詳細は、注記35.ヘッジ会計にて記載しています。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(金融資産)
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融資産 | 合計 | |||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | |||
| 現金及び現金同等物 | - | - | - | 2,883,879 | 2,883,879 |
| 証券事業の金融資産 | 863 | - | - | 2,673,531 | 2,674,394 |
| カード事業の貸付金 | - | - | - | 2,033,013 | 2,033,013 |
| 銀行事業の有価証券 | 1,253 | 274,672 | 1 | 12,556 | 288,482 |
| 銀行事業の貸付金 | - | - | - | 1,436,700 | 1,436,700 |
| 保険事業の有価証券 | 5,484 | 129,655 | 148,930 | - | 284,069 |
| デリバティブ資産 | 30,847 | - | - | - | 30,847 |
| 有価証券 | 433 | - | 4,025 | 2,800 | 7,258 |
| その他の金融資産(注) | 1 | - | - | 344,227 | 344,228 |
| 合計 | 38,881 | 404,327 | 152,956 | 9,386,706 | 9,982,870 |
(注)保険事業の保険契約準備金(出再分)56,316百万円を除いています。
(金融負債)
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融負債 | 償却原価で測定する金融負債 | 合計 | ||
| 強制的に公正価値で測定される金融負債 | 純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定された金融負債 | |||
| 営業債務 | - | - | 398,415 | 398,415 |
| 銀行事業の預金 | - | - | 4,826,965 | 4,826,965 |
| 証券事業の金融負債 | - | - | 2,587,531 | 2,587,531 |
| デリバティブ負債(注) | 11,880 | - | - | 11,880 |
| 社債及び借入金 | - | - | 1,430,943 | 1,430,943 |
| その他の金融負債 | - | - | 306,137 | 306,137 |
| 合計 | 11,880 | - | 9,549,991 | 9,561,871 |
(注)デリバティブ負債のうち強制的に公正価値で測定される金融負債5,581百万円については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る公正価値ヘッジのヘッジ手段であるデリバティブであり、公正価値の変動はその他の包括利益に計上されます。詳細は、注記35.ヘッジ会計にて記載しています。
(1)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品
当社グループの保有する株式等のうち、主に保険事業において健全な運用資産ポートフォリオの構築を図ることを目的としている株式等については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として指定しています。
前連結会計年度(2019年12月31日)における主なその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品は、上場不動産投資信託で、公正価値は146,779百万円です。当連結会計年度(2020年12月31日)における主なその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品は、上場不動産投資信託で、公正価値は107,638百万円です。
また、前連結会計年度において、健全な運用資産ポートフォリオの構築を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の一部を売却しました。当該株式の売却時の公正価値は26,878百万円であり、売却時の累積利得は226百万円です。当連結会計年度においても、健全な運用資産ポートフォリオの構築を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の一部を売却しました。当該株式の売却時の公正価値は37,255百万円であり、売却時の累積損失は11,129百万円です。
前連結会計年度において、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として指定した株式等に関して認識した受取配当金の金額は2,978百万円です。このうち、前連結会計年度末日において保有する株式等に関して認識した金額は2,948百万円です。また、当連結会計年度において、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として指定した株式等に関して認識した受取配当金の金額は6,069百万円です。このうち、当連結会計年度末日において保有する株式等に関して認識した金額は5,968百万円です。
前連結会計年度において、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として指定した株式等に関する資本内の累積損失88百万円を、株式等の売却に伴い利益剰余金に振り替えています。また、当連結会計年度において、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品として指定した株式等に関する資本内の累積損失2,286百万円を、株式等の売却に伴い利益剰余金に振り替えています。
40.金融商品から生じた損益
当社グループが保有する金融商品から生じた損益の分析は、以下のとおりです。
なお、当連結会計年度において、金融負債から生じた正味利得又は損失、償却原価で測定する金融資産の認識の中止により生じた利得及び損失はありません。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(1)金融資産から生じた正味利得又は損失の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融資産 | 合計 | |||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | |||
| 売上収益 | 14,536 | 1,488 | 2,978 | 1,001 | 20,003 |
| 営業費用 | - | 209 | - | 40,601 | 40,810 |
| その他の収益 | - | - | - | - | - |
| 金融収益 | 1 | - | - | - | 1 |
| 金融費用 | △0 | - | - | - | △0 |
| 当期中にその他の包括利益に認識した金額 | △949 | △413 | 7,762 | - | 6,400 |
| 認識の中止時に組替調整した金額 | 440 | △1,238 | - | - | △798 |
公正価値で測定するものとして指定された金融資産から生じた正味利得又は損失はありません。
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産から生じる正味利得には、当該資産に係る受取利息、受取配当金及び受取手数料が含まれています。また、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産及び償却原価で測定する金融資産から生じる金利収益については(3)に、手数料収益については(4)にそれぞれ注記しています。
(2)金融負債から生じた正味利得又は損失の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融負債 | 償却原価で測定する金融負債 | 合計 | ||
| 強制的に公正価値で測定される金融負債 | 公正価値で測定するものとして指定された金融負債 | |||
| 売上収益 | - | 1 | - | 1 |
| 営業費用 | - | 0 | - | 0 |
償却原価で測定する金融負債から生じる金利費用については(3)に、手数料費用については(4)にそれぞれ注記しています。
(3)金融商品から生じた(実効金利法により算定される)金利収益総額及び金利費用総額の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る金利収益 | 償却原価で測定する金融資産に係る金利収益 | 償却原価で測定する金融負債に係る金利費用 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 11,575 | 158,342 | - |
| 営業費用 | - | - | 9,059 |
| 金融収益 | - | 1 | - |
| 金融費用 | - | - | 54 |
| 合計 | 11,575 | 158,343 | 9,113 |
(4)金融商品から生じた手数料収益及び費用の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | 償却原価で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融負債 | 信託及びその他の受託業務 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | - | - | - | - | 210 |
(5)償却原価で測定する金融資産の認識の中止により生じた利得及び損失の分析及び認識の中止の理由
(単位:百万円)
| 償却原価で測定する金融資産の認識の中止により生じた利得 | 償却原価で測定する金融資産の認識の中止により生じた損失 | |
|---|---|---|
| 保険事業の有価証券 | 1,103 | - |
将来の金利環境の変化に機動的に対応することを目的とした売却により、保険事業の有価証券の認識を中止しています。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(1)金融資産から生じた正味利得又は損失の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| 公正価値で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融資産 | 合計 | |||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | |||
| 売上収益 | 21,078 | 319 | 6,069 | △145 | 27,321 |
| 営業費用 | - | 68 | - | 42,930 | 42,998 |
| その他の収益 | - | - | - | - | - |
| 金融収益 | 79 | - | - | - | 79 |
| 金融費用 | - | - | - | - | - |
| 当期中にその他の包括利益に認識した金額 | △583 | 1,616 | △20,475 | - | △19,442 |
| 認識の中止時に組替調整した金額 | △33 | △254 | - | - | △287 |
公正価値で測定するものとして指定された金融資産から生じた正味利得又は損失はありません。
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産から生じる正味利得には、当該資産に係る受取利息、受取配当金及び受取手数料が含まれています。また、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産及び償却原価で測定する金融資産から生じる金利収益については(2)に、手数料収益については(3)にそれぞれ注記しています。
(2)金融商品から生じた(実効金利法により算定される)金利収益総額及び金利費用総額の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る金利収益 | 償却原価で測定する金融資産に係る金利収益 | 償却原価で測定する金融負債に係る金利費用 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 15,438 | 183,093 | - |
| 営業費用 | - | - | 9,321 |
| 金融収益 | - | 6 | - |
| 金融費用 | - | - | 117 |
| 合計 | 15,438 | 183,099 | 9,438 |
(3)金融商品から生じた手数料収益及び費用の金融商品の分類別の内訳
(単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | 償却原価で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融負債 | 信託及びその他の受託業務 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | - | - | - | - | 228 |
41.金融商品の公正価値
(1)金融商品の帳簿価額及び公正価値
下記は、当社グループの保有する金融商品の帳簿価額と公正価値の比較を示しています。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | |||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 差額 | |
| (金融資産) | |||
| 証券事業の金融資産 | 1,976,494 | 1,976,494 | - |
| カード事業の貸付金 | 1,828,216 | 1,878,690 | 50,474 |
| 銀行事業の有価証券 | 283,532 | 283,548 | 16 |
| 銀行事業の貸付金 | 1,049,993 | 1,053,598 | 3,605 |
| 保険事業の有価証券 | 293,629 | 293,629 | - |
| デリバティブ資産 | 25,134 | 25,134 | - |
| 有価証券 | 6,981 | 6,981 | - |
| その他の金融資産(注) | 214,888 | 214,888 | - |
| 合計 | 5,678,867 | 5,732,962 | 54,095 |
| (金融負債) | |||
| 銀行事業の預金 | 3,274,437 | 3,274,501 | 64 |
| 証券事業の金融負債 | 1,860,742 | 1,860,742 | - |
| デリバティブ負債 | 9,509 | 9,509 | - |
| 社債及び借入金 | 816,398 | 817,223 | 825 |
| 合計 | 5,961,086 | 5,961,975 | 889 |
(注)保険事業の保険契約準備金(出再分)54,971百万円を除いています。
(単位:百万円)
| 当連結会計年度(2020年12月31日) | |||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 差額 | |
| (金融資産) | |||
| 証券事業の金融資産 | 2,674,394 | 2,674,394 | - |
| カード事業の貸付金 | 2,033,013 | 2,086,898 | 53,885 |
| 銀行事業の有価証券 | 288,482 | 288,511 | 29 |
| 銀行事業の貸付金 | 1,436,700 | 1,440,470 | 3,770 |
| 保険事業の有価証券 | 284,069 | 284,069 | - |
| デリバティブ資産 | 30,847 | 30,847 | - |
| 有価証券 | 7,258 | 7,258 | - |
| その他の金融資産(注) | 344,228 | 344,228 | - |
| 合計 | 7,098,991 | 7,156,675 | 57,684 |
| (金融負債) | |||
| 銀行事業の預金 | 4,826,965 | 4,827,020 | 55 |
| 証券事業の金融負債 | 2,587,531 | 2,587,531 | - |
| デリバティブ負債 | 11,880 | 11,880 | - |
| 社債及び借入金 | 1,430,943 | 1,432,454 | 1,511 |
| 合計 | 8,857,319 | 8,858,885 | 1,566 |
(注)保険事業の保険契約準備金(出再分)56,316百万円を除いています。
公正価値の算定方法
・証券事業の金融資産
証券事業の金融資産は、主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・カード事業の貸付金、銀行事業の貸付金
カード事業の貸付金及び銀行事業の貸付金の公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値によって算定しています。
・銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券及び有価証券
銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券及び有価証券のうち、上場株式の公正価値については連結会計年度末日の市場の終値を用いて算定しています。非上場株式の公正価値については、主に取引事例法等、適切な評価技法を用いて算定しています。また、債券等の公正価値については、売買参考統計値やブローカーによる提示相場等、利用可能な情報に基づく合理的な評価方法により算定しています。
・その他の金融資産
その他の金融資産の公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値によって算定しています。
・デリバティブ資産及び負債
デリバティブ資産及び負債のうち、為替予約については、先物為替相場等に基づき連結会計年度末日の公正価値を算定しています。相対取引のデリバティブについては、ブローカーによる提示相場に基づき算定しています。また、金利スワップの公正価値は、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び連結会計年度末日の金利スワップの利率により割り引いた現在価値により算定しています。
なお、金利スワップ契約の取引相手先は高格付けを有する金融機関に限定しており、信用リスクは僅少であるため、公正価値の算定にあたり考慮していません。
・銀行事業の預金
銀行事業の預金のうち、要求払預金については、連結会計年度末日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を公正価値としています。また、定期預金の公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値により算定しています。なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・証券事業の金融負債
証券事業の金融負債は、主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額を公正価値としています。
・社債及び借入金
社債及び借入金のうち満期までの期間が長期のものの公正価値は、一定の期間毎に区分して、将来のキャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値により算定しています。
なお、現金及び現金同等物、営業債務並びにその他の金融負債は、経常的に公正価値で測定する金融商品、又は主に短期間で決済されるものであり、公正価値は帳簿価額に近似していることから、上表に含めていません。
(2)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
下記は、公正価値のレベル1からレベル3までの公正価値ヒエラルキーに基づく分類を示しています。
<各ヒエラルキーの定義>
レベル1:同一の資産又は負債について活発な市場における(無調整の)公表価格
レベル2:当該資産又は負債について直接に又は間接に観察可能な、レベル1に含まれる公表価格以外のインプットを使用して算定された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法によって算定された公正価値
当社グループは、各ヒエラルキー間の振替を、振替を生じさせた事象が発生した各四半期連結会計期間末日において認識しています。
連結財政状態計算書において公正価値で測定される資産及び負債に関するヒエラルキー別分類
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | - | 948 | - | 948 |
| 銀行事業の有価証券 | 129,287 | - | 141,544 | 270,831 |
| 保険事業の有価証券 | 200,650 | 59,335 | 33,644 | 293,629 |
| 有価証券 | 2,944 | - | 837 | 3,781 |
| その他の金融資産 | - | - | 1 | 1 |
| デリバティブ資産/負債 | - | 15,625 | - | 15,625 |
前連結会計年度においてレベル1とレベル2の間の重要な振替はありません。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | - | 863 | - | 863 |
| 銀行事業の有価証券 | 97,327 | - | 178,599 | 275,926 |
| 保険事業の有価証券 | 142,387 | 88,597 | 53,085 | 284,069 |
| 有価証券 | 3,131 | - | 1,327 | 4,458 |
| その他の金融資産 | - | - | 1 | 1 |
| デリバティブ資産/負債 | - | 18,967 | - | 18,967 |
当連結会計年度においてレベル1とレベル2の間の重要な振替はありません。
連結財政状態計算書において公正価値で測定されない資産及び負債に関するヒエラルキー別分類
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | - | 1,975,471 | 75 | 1,975,546 |
| カード事業の貸付金 | - | - | 1,878,690 | 1,878,690 |
| 銀行事業の有価証券 | - | - | 12,717 | 12,717 |
| 銀行事業の貸付金 | - | - | 1,053,598 | 1,053,598 |
| 有価証券 | - | 1,800 | 1,400 | 3,200 |
| その他の金融資産 | - | - | 214,887 | 214,887 |
| 銀行事業の預金 | - | 3,274,501 | - | 3,274,501 |
| 証券事業の金融負債 | - | 1,860,742 | - | 1,860,742 |
| 社債及び借入金 | - | 817,223 | - | 817,223 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | - | 2,673,468 | 63 | 2,673,531 |
| カード事業の貸付金 | - | - | 2,086,898 | 2,086,898 |
| 銀行事業の有価証券 | - | - | 12,585 | 12,585 |
| 銀行事業の貸付金 | - | - | 1,440,470 | 1,440,470 |
| 有価証券 | - | 2,000 | 800 | 2,800 |
| その他の金融資産 | - | - | 344,227 | 344,227 |
| 銀行事業の預金 | - | 4,827,020 | - | 4,827,020 |
| 証券事業の金融負債 | - | 2,587,531 | - | 2,587,531 |
| 社債及び借入金 | - | 1,432,454 | - | 1,432,454 |
(3)レベル3ヒエラルキーの調整表
下記の表は、一つ以上の重要なインプットが観察可能な市場データに基づかないレベル3に分類された金融商品の各連結会計年度の期首から期末までの残高の増減を示す調整表です。
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 銀行事業の有価証券 | 保険事業の有価証券 | 有価証券 | 金融保証契約 | その他の金融資産 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年1月1日 | - | - | 633 | 12,693 | - | 13,326 |
| 利得又は損失 | ||||||
| 純損益 | 9 | △217 | 1 | - | - | △207 |
| その他の包括利益 | 0 | △743 | 127 | - | - | △616 |
| 購入 | 248,850 | 4,635 | 14 | - | - | 253,499 |
| 売却 | - | △63,538 | △262 | - | - | △63,800 |
| 発行 | - | - | - | - | - | - |
| 決済 | - | - | - | - | - | - |
| 償還 | △217,429 | △8,773 | - | - | - | △226,202 |
| その他 | △157 | △358 | △2 | △43 | - | △560 |
| レベル3への振替 | - | - | - | - | - | - |
| レベル3からの振替 | - | - | - | - | - | - |
| 新規連結による増加額又は減少額(△) | 110,271 | 102,638 | 326 | △12,650 | 1 | 200,586 |
| 2019年12月31日 | 141,544 | 33,644 | 837 | - | 1 | 176,026 |
| 前連結会計年度末日に保有する金融商品に係る純損益の合計 | 9 | △305 | 0 | - | - | △296 |
|---|
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)の純損益に含まれている利得及び損失は、「売上収益」に含まれています。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 銀行事業の有価証券 | 保険事業の有価証券 | 有価証券 | その他の金融資産 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年1月1日 | 141,544 | 33,644 | 837 | 1 | 176,026 |
| 利得又は損失 | |||||
| 純損益 | △28 | 270 | 79 | - | 321 |
| その他の包括利益 | △2 | 2,138 | 61 | - | 2,197 |
| 購入 | 426,656 | 23,035 | 620 | - | 450,311 |
| 売却 | - | △1,360 | △268 | - | △1,628 |
| 発行 | - | - | - | - | - |
| 決済 | - | - | - | - | - |
| 償還 | △388,936 | △1,839 | - | - | △390,775 |
| その他 | △635 | △1,816 | △2 | - | △2,453 |
| レベル3への振替 | - | - | - | - | - |
| レベル3からの振替(注) | - | △987 | - | - | △987 |
| 2020年12月31日 | 178,599 | 53,085 | 1,327 | 1 | 233,012 |
| 当連結会計年度末日に保有する金融商品に係る純損益の合計 | △28 | 270 | 79 | - | 321 |
|---|
(注)「保険事業の有価証券」については、公正価値の測定に使用する重要なインプットが観察可能となったことによる振替です。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)の純損益に含まれている利得及び損失は、「売上収益」及び「金融収益」に含まれています。
非上場株式等の公正価値の測定は、所定のルールに従って営業部門から独立した管理部門により行われています。公正価値を測定するにあたり、個々の資産の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しています。評価モデルの採用論拠及び評価過程について、リスクの管理部門に報告され、公正価値の評価の方針及び手続に関する適正性が確保されています。
銀行事業の有価証券の公正価値の測定は、時価算定事務基準に従いリスク管理部門により行われています。取引金融機関等から提供される価格については、有価証券種別毎に分類し、それぞれの分類に応じて時価変動に影響を与えうる重要な指標の推移をモニタリングし、価格変動との整合性の確認を行っています。検証内容については、月次でリスク管理委員会・経営会議・取締役会に報告しています。
保険事業の有価証券の運用・管理については、「職務権限規程」及び「資産運用リスク管理規程」に従っています。株式の多くは、営業と密接な関係のある政策目的で保有しているものであり、取引先の市場環境や財務状況などをモニタリングしており、価格変動との整合性の確認を行っています。
レベル3に分類された銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券及び有価証券について、インプットがそれぞれ合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。また、レベル3に分類されたその他の金融商品については、インプットがそれぞれ合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合の重要な公正価値の増減は見込まれていません。
42.金融資産と金融負債の相殺
当社グループにおける連結財政状態計算書上で相殺表示されている認識した金融資産及び金融負債の相殺前の総額、相殺額及び相殺後の純額は、以下のとおりです。また、認識した金融資産又は金融負債に関連する法的強制力があるマスター・ネッティング契約又は類似の契約に関しては、相殺表示されていない金額についても、潜在的影響額を開示しています。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(連結財政状態計算書上で相殺表示されている金融資産、及び法的強制力があるマスター・ネッティング契約又は類似の契約)
(単位:百万円)
| 金融資産 | 取引の種類 | 認識済の金融資産の総額 | 連結財政状態計算書上で相殺される認識済の金融負債の総額 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融資産の純額 |
| デリバティブ資産 | デリバティブ | 30,354 | △5,220 | 25,134 |
| 証券事業の金融資産 | リバース・レポ契約、有価証券借入契約及び類似の契約 | 406,325 | - | 406,325 |
| 有価証券取引等に係る未収入金等 | 445,641 | △206,992 | 238,649 | |
| その他の金融資産 | 未収入金等 | 23,243 | △23,077 | 166 |
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融資産の純額 | 連結財政状態計算書上で相殺表示されていない関連する金額 | 純額 | |
| 金融商品 | 受入担保金 | |||
| デリバティブ | 25,134 | △3,840 | △16,185 | 5,109 |
| リバース・レポ契約、有価証券借入契約及び類似の契約 | 406,325 | △402,533 | - | 3,792 |
| 有価証券取引等に係る未収入金等 | 238,649 | △238,649 | - | - |
| 未収入金等 | 166 | - | - | 166 |
(連結財政状態計算書上で相殺表示されている金融負債、及び法的強制力があるマスター・ネッティング契約又は類似の契約)
(単位:百万円)
| 金融負債 | 取引の種類 | 認識済の金融負債の総額 | 連結財政状態計算書上で相殺される認識済の金融資産の総額 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融負債の純額 |
| デリバティブ負債 | デリバティブ | 14,729 | △5,220 | 9,509 |
| 証券事業の金融負債 | レポ契約、有価証券貸付契約及び類似の契約 | 328,308 | - | 328,308 |
| 有価証券取引等に係る未払金等 | 1,358,738 | △206,992 | 1,151,746 | |
| その他の金融負債 | 未払金等 | 84,803 | △23,077 | 61,726 |
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融負債の純額 | 連結財政状態計算書上で相殺表示されていない関連する金額 | 純額 | |
| 金融商品 | 差入担保金 | |||
| デリバティブ | 9,509 | △3,840 | △4,773 | 896 |
| レポ契約、有価証券貸付契約及び類似の契約 | 328,308 | △321,053 | - | 7,255 |
| 有価証券取引等に係る未払金等 | 1,151,746 | △299,145 | △6,000 | 846,601 |
| 未払金等 | 61,726 | - | - | 61,726 |
マスター・ネッティング契約又は類似の契約の対象である金融資産及び金融負債に関する相殺の権利は、通常の事業活動の過程では発生が予想されない債務不履行その他の特定の状況が発生した場合にのみ法的強制力を有し、個々の金融資産と金融負債の実現又は決済に影響を与えるものです。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(連結財政状態計算書上で相殺表示されている金融資産、及び法的強制力があるマスター・ネッティング契約又は類似の契約)
(単位:百万円)
| 金融資産 | 取引の種類 | 認識済の金融資産の総額 | 連結財政状態計算書上で相殺される認識済の金融負債の総額 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融資産の純額 |
| デリバティブ資産 | デリバティブ | 39,589 | △8,742 | 30,847 |
| 証券事業の金融資産 | リバース・レポ契約、有価証券借入契約及び類似の契約 | 503,798 | - | 503,798 |
| 有価証券取引等に係る未収入金等 | 882,073 | △406,251 | 475,822 | |
| その他の金融資産 | 未収入金等 | 25,013 | △21,367 | 3,646 |
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融資産の純額 | 連結財政状態計算書上で相殺表示されていない関連する金額 | 純額 | |
| 金融商品 | 受入担保金 | |||
| デリバティブ | 30,847 | △3,971 | △20,683 | 6,193 |
| リバース・レポ契約、有価証券借入契約及び類似の契約 | 503,798 | △501,623 | - | 2,175 |
| 有価証券取引等に係る未収入金等 | 475,822 | △453,709 | - | 22,113 |
| 未収入金等 | 3,646 | - | - | 3,646 |
(連結財政状態計算書上で相殺表示されている金融負債、及び法的強制力があるマスター・ネッティング契約又は類似の契約)
(単位:百万円)
| 金融負債 | 取引の種類 | 認識済の金融負債の総額 | 連結財政状態計算書上で相殺される認識済の金融資産の総額 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融負債の純額 |
| デリバティブ負債 | デリバティブ | 20,622 | △8,742 | 11,880 |
| 証券事業の金融負債 | レポ契約、有価証券貸付契約及び類似の契約 | 458,545 | - | 458,545 |
| 有価証券取引等に係る未払金等 | 2,029,190 | △406,251 | 1,622,939 | |
| その他の金融負債 | 未払金等 | 94,223 | △21,367 | 72,856 |
(単位:百万円)
| 取引の種類 | 連結財政状態計算書上に表示されている金融負債の純額 | 連結財政状態計算書上で相殺表示されていない関連する金額 | 純額 | |
| 金融商品 | 差入担保金 | |||
| デリバティブ | 11,880 | △3,971 | △6,655 | 1,254 |
| レポ契約、有価証券貸付契約及び類似の契約 | 458,545 | △453,773 | - | 4,772 |
| 有価証券取引等に係る未払金等 | 1,622,939 | △606,418 | - | 1,016,521 |
| 未払金等 | 72,856 | - | - | 72,856 |
マスター・ネッティング契約又は類似の契約の対象である金融資産及び金融負債に関する相殺の権利は、通常の事業活動の過程では発生が予想されない債務不履行その他の特定の状況が発生した場合にのみ法的強制力を有し、個々の金融資産と金融負債の実現又は決済に影響を与えるものです。
43.財務リスク管理
当社グループの資金運用については、信用リスク、市場リスク、流動性リスク等の各種リスクを十分考慮した上で元本の安全性及び資金の効率的活用を取組方針としています。また、資金調達については、その時々の経済環境等の要因を勘案し、直接金融や間接金融等の調達手段の中で最適と考えられる調達手段を選択していくことを取組方針としています。
証券事業においては、個人顧客を対象とした株式等金融商品の売買の媒介及び取次業務を主たる事業とし、顧客から受け入れた預り金や受入保証金について、金融商品取引法に基づき顧客分別金信託等で運用しています。また、資金運用については安全性を重視し、銀行預金及び流動性の高い金融資産で運用しています。一方、資金調達については、主に金融機関からの借入で対応しています。
カード事業(包括信用購入あっせん事業、個別信用購入あっせん事業、信用保証事業及び融資事業)においては、資金運用については短期的な預金等に限定しています。一方、資金調達については、銀行等金融機関からの借入のほか、コマーシャル・ペーパーの発行、社債の発行、債権の流動化により対応しています。
銀行事業においては、預金業務、貸出業務及び為替業務を主たる業務としており、普通預金、定期預金、外貨預金等を提供しています。また、当該金融負債を主たる原資として、保証付無担保カードローン、住宅ローン、事業性ローン等を提供しているほか、有価証券、買入金銭債権、金銭の信託、コールローン等により資金を運用しています。そのほかに、顧客への金融商品販売に付随して発生するデリバティブ取引や為替関連取引等を実施しています。資金運用にあたっては、銀行の持つ社会的責任と公共的使命の重みを常に認識し、過度な利益追求等により経営体力を超える運用を行うことを厳に慎み、とりわけ顧客から預かった預金については、十分安全性に配慮しています。また、運用調達業務全般にわたり、資産・負債構成の最適化及び適切な水準の自己資本充実度の確保を目的とし、金利感応度、資金流動性、市場流動性等に留意したALM(資産負債総合管理)運営を行っています。
保険事業においては、資産運用にあたり、保険金・給付金を将来にわたって確実に支払うことができるよう、安全性及び収益性の確保が重要な使命と考えています。安全性を第一義とし、流動性と収益性を重視した健全な運用資産ポートフォリオの構築を図りつつ、中・長期的に安定的な収益の確保を目標として、リスク分散を図りながら公社債中心の運用を行うことを資産運用の基本方針としています。
デリバティブ取引に対しては慎重な態度で臨み、投機的な収益獲得手段として取り扱わない方針としています。
(1)信用リスク
① 金融商品に係る信用リスクの概要
当社グループが保有する金融資産は、主として証券事業の金融資産、カード事業の貸付金、銀行事業の有価証券、銀行事業の貸付金、保険事業の有価証券、有価証券等からなります。
証券事業の金融資産には、証券事業の預託金や信用取引資産等が含まれています。証券事業の預託金は、主に顧客分別金信託等であり、銀行預金等により運用されているため、預入先の信用リスクにさらされています。信用取引資産は、顧客等の信用リスクにさらされています。
カード事業の貸付金には、当社グループが保有するカード債権や融資債権、消費者ローン、有担保ローン等が含まれており、与信先の信用リスクにさらされています。
銀行事業の有価証券には、主に内国債や外国債等の有価証券、信託受益権が含まれており、発行体又は原資産の信用リスクにさらされています。
銀行事業の貸付金には、個人顧客向け無担保カードローン、住宅ローン、不動産担保ローン及び事業性ローンが含まれており、顧客の信用リスクにさらされています。
保険事業の有価証券には、内国債、地方債及び社債が含まれており、発行体の財政状態による信用リスクにさらされています。
有価証券には、負債性金融商品が含まれており、発行体の信用リスクにさらされています。
これらの金融資産については、相手先の業種や地域が広範囲にわたっており、特段の信用リスクの集中はありません。
② 金融商品に係る信用リスクの管理体制
当社グループでは、各社にて制定したリスク管理に関する規程において、具体的な各種リスクの管理方法や管理体制等を定めています。また、当社グループでは、証券事業の金融資産、銀行事業の貸付金等について担保や債務保証により信用リスクを合理的に低減しています。
信用リスクは、グループ管理規定に基づき、定期的に個別案件毎の与信限度額の設定、顧客の信用状況の把握、期日管理及び残高管理を行うとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や低減を図っています。これらの信用管理実務から入手される顧客の財務情報のほか、失業率、企業倒産数などのマクロ経済状況の動向も勘案し、予想信用損失の認識及び測定を行っています。
証券事業の金融資産、カード事業の貸付金、銀行事業の貸付金等について、金融資産の返済又は決済が原則として期日以降30日超遅延した場合に、金融商品の信用リスクが当初認識以降に著しく増大したものと判定しています。
銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券及び有価証券のうち負債性金融商品である有価証券については、当初認識時において投資適格であった格付が、投資適格未満に格下げとなった場合に金融商品の信用リスクが著しく増大したものと判定しています。また、外部格付を参照し、報告日現在で信用リスクが低いと判断される場合は、当該金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していないものと推定しています。なお、信用リスクの判定には、大手格付機関の格付情報等を利用しています。
これらの金融資産について、原則として、返済若しくは決済が期日以降90日超遅延した場合、条件変更した場合、又は回収が極めて困難であると判断された場合には債務不履行であると判断しています。
デリバティブ取引については、「ヘッジ取引管理細則」に基づき管理しています。取引相手先は主に高格付を有する金融機関としているため、信用リスクは軽微であると認識していますが、取引相手方の契約不履行により経済的損失を被るリスクがあります。
③ 貸倒引当金の増減分析
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 12ヶ月の予想信用損失 | 全期間にわたる予想信用損失 | 合計 | |||
| 信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産 | 減損している金融資産 | 常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産 | |||
| 2019年1月1日 | 6,429 | 3,354 | 66,363 | - | 76,146 |
| 新規連結による増加額又は減少額(△) | 13,325 | 718 | 2,860 | 0 | 16,903 |
| 期中増加額(繰入額) | 4,726 | 4,154 | 39,666 | 3 | 48,549 |
| 期中減少額(目的使用) | △11 | △168 | △35,432 | △0 | △35,611 |
| 期中減少額(戻入) | △4,466 | △119 | △4,003 | △3 | △8,591 |
| 期中振替額 | △221 | △3,021 | 3,757 | - | 515 |
| 期中その他の変動 | △40 | △0 | △1 | 0 | △41 |
| 2019年12月31日 | 19,742 | 4,918 | 73,210 | 0 | 97,870 |
上表には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金が含まれています。当該貸倒引当金については、その他の包括利益として認識しています。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 12ヶ月の予想信用損失 | 全期間にわたる予想信用損失 | 合計 | |||
| 信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産 | 減損している金融資産 | 常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産 | |||
| 2020年1月1日 | 19,742 | 4,918 | 73,210 | 0 | 97,870 |
| 期中増加額(繰入額) | 451 | 4,579 | 37,879 | 1 | 42,910 |
| 期中減少額(目的使用) | △20 | △299 | △41,768 | △0 | △42,087 |
| 期中減少額(戻入) | △37 | △14 | △4 | △1 | △56 |
| 期中振替額 | △206 | △3,895 | 4,101 | - | - |
| 期中その他の変動 | △1 | △29 | △9 | 5 | △34 |
| 2020年12月31日 | 19,929 | 5,260 | 73,409 | 5 | 98,603 |
上表には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金が含まれています。当該貸倒引当金については、その他の包括利益として認識しています。
④ 金融保証契約の増減分析
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 12ヶ月の予想信用損失 | 全期間にわたる予想信用損失 | 合計 | |||
| 信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産 | 減損している金融資産 | 常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産 | |||
| 2019年1月1日 | 12,600 | 93 | - | - | 12,693 |
| 期中増加額(繰入額) | 1,174 | 405 | - | - | 1,579 |
| 期中減少額(目的使用) | - | - | - | - | - |
| 期中減少額(戻入) | △1,099 | △8 | - | - | △1,107 |
| 期中振替額 | △132 | △383 | - | - | △515 |
| 新規連結による減少額 | △12,543 | △107 | - | - | △12,650 |
| 2019年12月31日 | - | - | - | - | - |
当連結会計年度(2020年12月31日)
該当事項はありません。
⑤ 信用リスクに対するエクスポージャー
当社グループの信用リスクに対する最大エクスポージャーは、以下のとおりです。
最大信用リスク・エクスポージャーは、保有する担保及びその他の信用補完を考慮に入れない信用リスクに対する最大エクスポージャーを表しています。
下記の表中のオンバランス項目に記載されている金融資産に関しては、信用リスクに対する最大エクスポージャーは帳簿価額と同額です。下記の表中のオフバランス項目に記載されている金融保証の提供に関しては、信用リスクに対する最大エクスポージャーは、保証の実行を求められた場合に支払わなければならない最大の金額です。また、貸出コミットメントライン契約に関しては、信用リスクに対する最大エクスポージャーは、コミットメントの未利用分です。
営業債権等の信用リスクに対するエクスポージャー
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 信用度による区分 | 合計 | 貸倒引当金 | 最大信用リスク・エクスポージャー | ||
| 減損していない金融資産 | 減損している金融資産 | ||||
| オンバランス項目: | |||||
| 営業債権 | 8 | - | 8 | - | 8 |
| その他の金融資産 | 50,569 | 57 | 50,626 | △110 | 50,516 |
| オンバランス項目合計 | 50,577 | 57 | 50,634 | △110 | 50,524 |
(注)重要な金融要素を含んでいないことから、常に全期間の予想信用損失により貸倒引当金を認識し測定する対象としているため、信用リスクの当初認識以降における著しい増大の有無による区分はありません。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 信用度による区分 | 合計 | 貸倒引当金 | 最大信用リスク・エクスポージャー | ||
| 減損していない金融資産 | 減損している金融資産 | ||||
| オンバランス項目: | |||||
| 営業債権 | 4 | - | 4 | - | 4 |
| その他の金融資産 | 98,199 | 79 | 98,278 | △58 | 98,220 |
| オンバランス項目合計 | 98,203 | 79 | 98,282 | △58 | 98,224 |
(注)重要な金融要素を含んでいないことから、常に全期間の予想信用損失により貸倒引当金を認識し測定する対象としているため、信用リスクの当初認識以降における著しい増大の有無による区分はありません。
営業債権等以外の信用リスクに対するエクスポージャー
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 信用度による区分 | 合計 | 貸倒引当金(注) | 最大信用リスク・エクスポージャー | |||
| 12ヶ月の予想信用損失 | 信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産 | 減損している金融資産 | ||||
| オンバランス項目: | ||||||
| 現金及び現金同等物 | 1,309,112 | - | - | 1,309,112 | - | 1,309,112 |
| 証券事業の金融資産 | 1,975,533 | 0 | 2,115 | 1,977,648 | △2,102 | 1,975,546 |
| カード事業の貸付金 | 1,793,588 | 11,451 | 105,801 | 1,910,840 | △82,624 | 1,828,216 |
| 銀行事業の有価証券 | 282,175 | - | - | 282,175 | - | 282,175 |
| 銀行事業の貸付金 | 1,062,275 | 202 | 470 | 1,062,947 | △12,954 | 1,049,993 |
| 保険事業の有価証券 | 75,216 | - | - | 75,216 | - | 75,216 |
| 有価証券 | 3,200 | - | - | 3,200 | - | 3,200 |
| その他の金融資産 | 161,903 | - | - | 161,903 | △34 | 161,869 |
| オンバランス項目合計 | 6,663,002 | 11,653 | 108,386 | 6,783,041 | △97,714 | 6,685,327 |
| オフバランス項目: | ||||||
| 貸出コミットメントライン | - | - | - | - | - | 3,882,138 |
| 金融保証契約 | - | - | - | - | - | 6,180 |
| オフバランス項目合計 | - | - | - | - | - | 3,888,318 |
| 合計 | 6,663,002 | 11,653 | 108,386 | 6,783,041 | △97,714 | 10,573,645 |
(注)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金は含まれていません。
※1 信用減損している金融資産について、保有する担保及びその他の信用補完により、前連結会計年度において貸倒引当金の額が467百万円低減されています。
※2 条件変更を行った金融資産について
当社グループでは、回収期限のある金融資産について、顧客又は取引先からの申し出があった場合に、回収を円滑に行う目的で契約条件が変更され、当初の契約上のキャッシュ・フローが変更されることがあります。前連結会計年度において、貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定していた金融資産について、契約上のキャッシュ・フローの条件変更が行われた金融資産の条件変更前の償却原価及び認識した条件変更による正味損失は、それぞれ21,480百万円及び5,671百万円になります。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 信用度による区分 | 合計 | 貸倒引当金(注) | 最大信用リスク・エクスポージャー | |||
| 12ヶ月の予想信用損失 | 信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産 | 減損している金融資産 | ||||
| オンバランス項目: | ||||||
| 現金及び現金同等物 | 2,883,879 | - | - | 2,883,879 | - | 2,883,879 |
| 証券事業の金融資産 | 2,673,350 | 2 | 2,063 | 2,675,415 | △1,884 | 2,673,531 |
| カード事業の貸付金 | 1,994,971 | 12,456 | 109,931 | 2,117,358 | △84,345 | 2,033,013 |
| 銀行事業の有価証券 | 287,229 | - | - | 287,229 | - | 287,229 |
| 銀行事業の貸付金 | 1,446,688 | 82 | 2,114 | 1,448,884 | △12,184 | 1,436,700 |
| 保険事業の有価証券 | 129,654 | - | - | 129,654 | - | 129,654 |
| 有価証券 | 2,800 | - | - | 2,800 | - | 2,800 |
| その他の金融資産 | 246,058 | - | - | 246,058 | △52 | 246,006 |
| オンバランス項目合計 | 9,664,629 | 12,540 | 114,108 | 9,791,277 | △98,465 | 9,692,812 |
| オフバランス項目: | ||||||
| 貸出コミットメントライン | - | - | - | - | 4,390,975 | |
| 金融保証契約 | - | - | - | - | 5,024 | |
| オフバランス項目合計 | - | - | - | - | 4,395,999 | |
| 合計 | 9,664,629 | 12,540 | 114,108 | 9,791,277 | △98,465 | 14,088,811 |
(注)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品に係る貸倒引当金は含まれていません。
※1 信用減損している金融資産について、保有する担保及びその他の信用補完により、当連結会計年度において貸倒引当金の額が2,099百万円低減されています。
※2 条件変更を行った金融資産について
当社グループでは、回収期限のある金融資産について、顧客又は取引先からの申し出があった場合に、回収を円滑に行う目的で契約条件が変更され、当初の契約上のキャッシュ・フローが変更されることがあります。当連結会計年度において、貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定していた金融資産について、契約上のキャッシュ・フローの条件変更が行われた金融資産の条件変更前の償却原価及び認識した条件変更による正味損失は、それぞれ25,041百万円及び6,607百万円になります。
⑥ 金融資産の期日経過情報
期日が経過した金融資産の年齢分析は以下のとおりです。
当該年齢分析においては、契約条件に基づく支払期日より支払が遅れている、又は支払がなされていない金融資産について、連結会計年度末日における支払期日から起算した延滞期間ごとの金額を記載しています。
営業債権等の期日経過情報
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 3か月以内 | 3か月超1年以内 | 1年超 | |
|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | 59 | 18 | 90 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 3か月以内 | 3か月超1年以内 | 1年超 | |
|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | 31 | 16 | 66 |
営業債権等以外の期日経過情報
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 30日以内 | 30日超90日以内 | 90日超 | |
|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | 20 | 3 | 2,113 |
| カード事業の貸付金 | 131,107 | 16,441 | 40,119 |
| 銀行事業の有価証券 | - | - | - |
| 銀行事業の貸付金 | 4,368 | 202 | 470 |
| その他の金融資産 | - | - | - |
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 30日以内 | 30日超90日以内 | 90日超 | |
|---|---|---|---|
| 証券事業の金融資産 | 22 | 2 | 2,063 |
| カード事業の貸付金 | 125,397 | 17,513 | 38,197 |
| 銀行事業の有価証券 | - | - | - |
| 銀行事業の貸付金 | 3,385 | 82 | 2,114 |
| その他の金融資産 | - | - | - |
(2)流動性リスク
① 金融商品に係る流動性リスクの概要
当社グループが保有する金融負債のうち流動性リスクにさらされているのは、主として社債及び借入金、銀行事業の預金です。社債及び借入金は取引金融機関に対する当社グループの信用力やマーケット環境の変化による資金調達条件悪化等のリスクにさらされています。
② 金融商品に係る流動性リスクの管理
資金調達等に係る流動性リスクは、各社の制定する諸規程に従い適正な手元流動性を維持するために、資金繰計画の作成等により管理しています。
③ 金融負債の満期分析
金融負債(デリバティブを含む)の期日別残高は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | 5年超 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 非デリバティブの金融負債 | ||||||
| 営業債務 | 312,813 | - | - | - | - | - |
| 銀行事業の預金 | 3,245,118 | 18,346 | 3,115 | 2,758 | 3,026 | 1,427 |
| 証券事業の金融負債 | 1,860,742 | - | - | - | - | - |
| 社債及び借入金 | 418,882 | 78,861 | 145,491 | 141,742 | 25,428 | 10,090 |
| リース負債 | 1,084 | 1,623 | 961 | 615 | 718 | 805 |
| リース負債以外のその他の金融負債 | 110,218 | 115,597 | - | - | - | - |
| デリバティブ負債 | 8,259 | 438 | 624 | 54 | 10 | - |
| オフバランス項目 | ||||||
| 貸出コミットメントライン | 3,882,138 | - | - | - | - | - |
| 金融保証契約 | 6,180 | - | - | - | - | - |
(注)金融負債のうち、要求払いのものについては「1年以内」に含めています。「銀行事業の預金」には、2,679,391百万円の要求払預金が含まれています。
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超2年以内 | 2年超3年以内 | 3年超4年以内 | 4年超5年以内 | 5年超 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 非デリバティブの金融負債 | ||||||
| 営業債務 | 398,415 | - | - | - | - | - |
| 銀行事業の預金 | 4,807,114 | 8,048 | 4,805 | 2,639 | 2,961 | 1,031 |
| 証券事業の金融負債 | 2,587,531 | - | - | - | - | - |
| 社債及び借入金 | 952,464 | 110,112 | 121,271 | 206,375 | 35,802 | 10,051 |
| リース負債 | 5,567 | 6,669 | 5,078 | 4,906 | 4,618 | 9,403 |
| リース負債以外のその他の金融負債 | 153,790 | 116,459 | - | - | - | - |
| デリバティブ負債 | 10,873 | 675 | 202 | 87 | 29 | - |
| オフバランス項目 | ||||||
| 貸出コミットメントライン | 4,390,975 | - | - | - | - | - |
| 金融保証契約 | 5,024 | - | - | - | - | - |
(注)金融負債のうち、要求払いのものについては「1年以内」に含めています。「銀行事業の預金」には、 4,324,591百万円の要求払預金が含まれています。
(3)市場リスク
① 金融商品に係る市場リスクの概要
当社グループの活動は、主に経済環境・金融市場環境が変動するリスクにさらされています。金融市場環境が変動するリスクとして、具体的には為替変動リスク、金利変動リスク及び価格変動リスクがあります。
当社グループが保有する金融資産のうち市場リスクにさらされているのは、主として証券事業の金融資産、銀行事業の有価証券、保険事業の有価証券、有価証券です。
証券事業の金融資産には、証券事業における外国為替証拠金取引が含まれています。ただし、顧客との間で生じた外国為替証拠金取引に対し、カウンターパーティーとのカバー取引を行うことにより、顧客との取引により生じる市場リスクを回避しているため、原則として為替変動リスクの影響は軽微です。
銀行事業の有価証券には、主に内国債や外国債等の有価証券、信託受益権が含まれており、金利変動リスク及び為替変動リスクにさらされています。そのうち、外国債については、対応する為替予約及び持高管理を行うことにより、為替変動リスクをヘッジしています。なお、上場株式等が含まれていないため、価格変動リスクの影響は軽微です。
保険事業の有価証券には、内国債、地方債、社債、株式、投資信託等が含まれており、為替変動リスク、金利変動リスク及び価格変動リスクにさらされています。
有価証券には、株式が含まれており、価格変動リスクにさらされています。
当社グループが保有する金融負債のうち市場リスクにさらされているのは、主として社債及び借入金、銀行事業関連負債であり、主に金利変動リスクにさらされています。銀行事業関連負債には、個人・法人顧客向けの普通預金、一般定期預金、新型定期預金のほか、外貨普通預金や外貨定期預金が含まれています。新型定期預金については、金利変動リスクにさらされていますが、対応した金利スワップ取引を行うことにより、当該リスクをヘッジしています。外貨普通預金及び外貨定期預金については、為替変動リスクにさらされていますが、対応した為替予約取引を行うことにより、当該リスクをヘッジしています。
② 金融商品に係る市場リスクの管理体制
市場リスクに係る金融商品のうち、有価証券等については、取締役会において協議し投資決定を行い、所定のルールに従って適正に評価されていることを確認しています。外貨建金融商品については、一定額以上の損失を発生させないようにポジション限度額や損失限度額を設定し、為替相場の継続的なモニタリング及び自己ポジションの状況の管理をしています。
銀行事業を営む子会社が保有する金融資産については、一定の金利・為替変動下において、これらの金融資産及び金融負債を公正価値で測定し、その相殺後純額(以下、現在価値)の影響額を、金利変動リスク及び為替変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。
保険事業を営む一部の子会社が保有する金融資産については、一定の保有期間内に一定の確率の範囲内で起こりうる予想最大損失額であるValue at Risk(以下、VaR)等によりリスク量を計測・管理し、資産運用リスク管理委員会を通じて、定期的に取締役会に報告しています。
③ 金利変動リスク(銀行事業を営む子会社を除く)
当社グループにおいて、主要な金融負債は、金融機関からの借入であり、このうち、変動金利による借入は、金利変動リスクにさらされています。
当社グループの金融負債のエクスポージャーは、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 社債及び借入金 | 816,398 | 1,430,943 |
| 変動金利のもの | 115,411 | 120,849 |
| 固定金利のもの | 700,987 | 1,310,094 |
上記エクスポージャーのうち前連結会計年度(2019年12月31日)において、金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、指標となる金利が全て10ベーシス・ポイント(0.1%)上昇した場合、純損益及び資本の影響額は、2019年12月31日現在の金額から115百万円減少し、逆に(0.1%)下落した場合、115百万円増加すると認識しています。また、当連結会計年度(2020年12月31日)において、金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、指標となる金利が全て10ベーシス・ポイント(0.1%)上昇した場合、純損益及び資本の影響額は、2020年12月31日現在の金額から121百万円減少し、逆に(0.1%)下落した場合、121百万円増加すると認識しています。
なお、変動金利のもののうち前連結会計年度(2019年12月31日)及び当連結会計年度(2020年12月31日)において、それぞれ113,416百万円及び133,175百万円については、金利変動リスクを低減するために金利スワップ取引を実施して支払利息の固定化を図っています。
④ 価格変動リスク
当社グループの保有する資本性金融商品のうち、市場性のある資本性金融商品は株価変動リスクにさらされています。また、資本性金融商品については、定期的に時価や発行体の財務状況を把握しています。
当社グループは、以下の感応度分析を、期末日の資本性金融商品の価格リスクを基礎として実施しました。
前連結会計年度(2019年12月31日)において、株価が5%上昇した場合、累積その他の包括利益(税効果考慮前)は、公正価値の変動により、2019年12月31日現在の金額から 147百万円増加し、逆に5%下落した場合、147百万円減少すると認識しています。また、当連結会計年度(2020年12月31日)において、株価が5%上昇した場合、累積その他の包括利益(税効果考慮前)は、公正価値の変動により、2020年12月31日現在の金額から157百万円増加し、逆に5%下落した場合、157百万円減少すると認識しています。
⑤ 銀行事業を営む子会社における市場リスク管理
(金利変動リスク管理)
当社グループの銀行事業を営む子会社において、主要なリスク変数である金利変動リスクの影響を受ける金融資産は、主として銀行事業の有価証券、買入金銭債権、銀行事業の貸付金です。金利変動リスクを受ける金融負債は、個人・法人顧客向けの普通預金、一般定期預金、新型定期預金のほか、外貨普通預金や外貨定期預金、デリバティブ取引のうち金利スワップです。
同子会社では、一定の金利変動下において、これらの金融資産及び金融負債に係る現在価値の影響額を、金利変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。
現在価値の影響額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負債を固定金利群と変動金利群に分け、それぞれ金利期日に応じて適切な期間に残高を分解し、期間毎の金利変動幅を用いています。例えば、前連結会計年度末日(2019年12月31日)において、金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、指標となる金利が全て10ベーシス・ポイント(0.1%)上昇した場合、2019年12月31日の現在価値が681百万円減少し、逆に10ベーシス・ポイント(0.1%)下落した場合、681百万円増加すると認識しています。同様に、当連結会計年度末日(2020年12月31日)において、金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、指標となる金利が全て10ベーシス・ポイント(0.1%)上昇した場合、2020年12月31日の現在価値が1,171百万円減少し、逆に10ベーシス・ポイント(0.1%)下落した場合、1,171百万円増加すると認識しています。
なお、当該影響額は、金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておらず、また外貨建資産・負債については、当連結会計年度末日の為替レートをもとに日本円に換算して算出しています。加えて、10ベーシス・ポイント下落時に期間によって金利が負値になる場合については、排除していません。
⑥ 保険事業を営む子会社における市場リスク管理
(市場リスク管理)
当社グループの保険事業を営む一部の子会社において、為替変動リスク、金利変動リスク及び価格変動リスクの影響を受ける金融資産は、主として保険事業の有価証券です。これらのリスクについてVaRによりリスク量を計測・管理しています。
VaRの算定にあたっては、ヒストリカル・シミュレーション法(保有期間6ヶ月、信頼区間99%)を採用し、前連結会計年度末日(2019年12月31日)現在で市場リスク量は、全体で15,106百万円です。同様に、当連結会計年度末日(2020年12月31日)現在で市場リスク量は、全体で6,252百万円です。なお、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。
44.自己資本管理
当社グループの資本構造は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 負債合計 | 6,870,124 | 9,899,322 |
| 控除:現金及び現金同等物 | 1,309,112 | 2,883,879 |
| 純負債 | 5,561,012 | 7,015,443 |
| 資本合計 | 456,677 | 484,110 |
なお、当社グループには金融商品取引法やその他海外の同様な法令に基づき、自己資本規制比率や純資産等の額を一定水準以上に保つことが義務付けられている子会社があります。主要な子会社に適用される各国・地域の主な法令は次の表に記載のとおりです。
| 国・地域 | 会社名 | 法令名 | 規制内容 |
| 日本 | 楽天銀行(株) | 銀行法 | 最低所要自己資本比率等の維持 |
| 楽天証券(株) | 金融商品取引法 | 最低所要自己資本規制比率等の維持 | |
| 楽天生命保険(株) | 保険業法 | ソルベンシー・マージン比率の維持 | |
| 楽天損害保険(株) | 保険業法 | ソルベンシー・マージン比率の維持 | |
| 台湾 | 樂天國際商業銀行股份有限公司 | Regulations Governing theCapital Adequacy and Capital Category of Banks | 最低所要自己資本等の維持 |
| 香港 | 樂天證券香港有限公司 | Securities and FuturesOrdinance (Cap. 571) | 最低所要自己資本等の維持 |
各子会社の資本水準は、各国・地域の法令で要求される水準を充分に満たしています。
45.関連当事者
当社の親会社である楽天(株)と当社グループとの取引及び債権債務の残高は、以下のとおりです。
(1)関連当事者との取引
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |||||
| 親会社(注)1 | 楽天銀行(株)(注)2 | グループ合計 | 親会社(注)1 | 楽天銀行(株) | グループ合計 | |
| 売上収益 | 6,714 | 4,744 | 11,458 | 7,970 | - | 7,970 |
| 営業費用 | 25,229 | 2,861 | 28,090 | 35,394 | - | 35,394 |
| ポイント負担金 | 115,206 | - | 115,206 | 136,643 | - | 136,643 |
| 証券事業の金融資産 | 474 | - | 474 | 1,130 | - | 1,130 |
| 保険事業の有価証券 | 6,429 | - | 6,429 | - | - | - |
| その他の金融資産 | 3,520 | - | 3,520 | 72,098 | - | 72,098 |
| その他の資産 | - | - | - | 678 | - | 678 |
| 銀行事業の預金 | 87,271 | - | 87,271 | 78,272 | - | 78,272 |
| 証券事業の金融負債 | - | - | - | 245 | - | 245 |
| その他の金融負債 | 18,028 | - | 18,028 | 58,861 | - | 58,861 |
| 引当金 | 14,187 | - | 14,187 | 19,119 | - | 19,119 |
(注)1.当社グループの親会社である楽天(株)との取引です。
2.前連結会計年度における楽天銀行(株)との取引は、2019年4月1日を効力発生日とした当社を承継会社とする吸収分割方式により、当社の完全親会社である楽天(株)より楽天銀行(株)の株式を承継した以前の取引となります。
3.当社グループと経営幹部との間に重要な取引はありません。
(2)経営幹部の報酬
経営幹部に対する報酬は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2019年1月1日至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2020年1月1日至 2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 短期従業員給付(注) | 327 | 398 |
| その他(注) | 19 | 425 |
| 合計 | 346 | 823 |
(注)経営幹部に対する報酬は、楽天カード(株)の役員及びその他の経営幹部に対する報酬です。短期従業員給付には、使用人兼取締役の使用人分給与・賞与が含まれております。その他には、楽天(株)のストック・オプション費用等が含まれております。
46.企業結合等
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
楽天グループの組織再編
(1)取引の概要
当社は2019年4月1日を効力発生日として、当社を承継会社とする吸収分割方式により、楽天銀行(株)、楽天インシュアランスホールディングス(株)、楽天証券(株)及び楽天投信投資顧問(株)の株式を当社の完全親会社である楽天株式会社より無対価で承継いたしました。その結果、当社グループの資本剰余金38,717百万円、利益剰余金313,852百万円が増加しています。
① 株式を取得した子会社の名称およびその事業の内容
| 子会社の名称 | 事業の概要 | 取得した議決権付資本持分の割合 |
|---|---|---|
| 楽天銀行株式会社 | インターネット・バンキング・サービス事業 | 100% |
| 楽天インシュアランスホールディングス株式会社 | 保険事業の中間持株会社 | 100% |
| 楽天証券株式会社 | オンライン証券取引サービス事業 | 100% |
| 楽天投信投資顧問株式会社 | 投資運用、投資助言・代理事業 | 100% |
② 企業結合を行った主な理由
本吸収分割は、楽天グループのさらなる成長・発展、ひいては企業価値の最大化を実現するために、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、一層の経営効率化と全体最適視点での経営資源の配分を図ることで、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を可能とするグループ体制に移行することを目的としています。
③ 実施した会計処理の概要
上記の子会社株式の承継は、共通支配下の取引として処理しています。共通支配下の取引の会計処理については、実際の取引日において楽天(株)の連結財務諸表で計上されていた帳簿価額を使用して、承継した子会社株式に係る企業の資産及び負債を当社グループの連結財務諸表において計上しています。
(2)企業結合日(2019年4月1日)に受け入れた資産及び負債の額
(単位:百万円)
| 楽天銀行(株) | 楽天インシュアランスホールディングス(株) | 楽天証券(株) | 楽天投信投資顧問(株) | |
|---|---|---|---|---|
| 現金及び現金同等物 | 791,476 | 31,953 | 73,693 | 758 |
| 証券事業の金融資産 | - | - | 1,873,847 | - |
| 銀行事業の有価証券 | 1,161,458 | - | - | - |
| 銀行事業の貸付金 | 949,581 | - | - | - |
| 保険事業の有価証券 | - | 284,760 | - | - |
| その他の資産 | 99,031 | 136,690 | 64,777 | 1,614 |
| 資産合計 | 3,001,546 | 453,403 | 2,012,317 | 2,372 |
| 銀行事業の預金 | 2,611,220 | - | - | - |
| 証券事業の金融負債 | - | - | 1,751,784 | - |
| 社債及び借入金 | 194,150 | - | 150,000 | - |
| 保険事業の保険契約準備金 | - | 330,997 | - | - |
| その他の負債 | 67,482 | 39,364 | 12,272 | 184 |
| 負債合計 | 2,872,852 | 370,361 | 1,914,056 | 184 |
(3)企業結合が当社グループの業績に与える影響
前連結会計年度の連結損益計算書に認識されている承継した子会社株式に係る企業の企業結合日以降の売上収益は153,637百万円、当期利益は23,582百万円であります。
(4)企業結合が期首に完了したと仮定した場合に与える影響(プロフォーマ情報)
企業結合が期首に行われたと仮定した場合の前連結会計年度の当社グループの売上収益は415,623百万円、当期利益は52,780百万円であります。なお、当該プロフォーマ情報は監査証明を受けておりません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
記載すべき重要な事項はありません。
47.主要な子会社
(1) 主要な子会社
当社グループの主要な子会社は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
| 会社名 | 所在地 | 資本金 | 議決権比率 | 持分比率 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天銀行(株) | 東京都 | 25,954百万円 | 100% | 100% |
| 楽天証券(株) | 東京都 | 7,495百万円 | 100% | 100% |
| 楽天損害保険(株) | 東京都 | 5,153百万円 | 100% | 100% |
| 楽天生命保険(株) | 東京都 | 7,500百万円 | 100% | 100% |
当連結会計年度(2020年12月31日)
| 会社名 | 所在地 | 資本金 | 議決権比率 | 持分比率 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天銀行(株) | 東京都 | 25,954百万円 | 100% | 100% |
| 楽天証券(株) | 東京都 | 7,495百万円 | 100% | 100% |
| 楽天損害保険(株) | 東京都 | 5,153百万円 | 100% | 100% |
| 楽天生命保険(株) | 東京都 | 7,500百万円 | 100% | 100% |
(2) 所有持分の変動
特記事項はありません。
48.組成された事業体
連結している組成された事業体
当社グループは、信託を用いた債権の流動化等を行っており、当該信託等を連結しています。
これらの流動化に係る信託等は、組成された事業体であり、その支配の決定に際して、議決権又は類似の権利が決定的な要因とならないように設計されています。
当社グループは、これらの組成された事業体が保有する資産の運用や回収行為を指図できる権利を有しており、また、信託財産を裏付とする劣後受益権等の保有を通じ、これらの組成された事業体からの変動リターンに対する権利を保有しています。そのため、これらの組成された事業体を支配していると判断しています。
連結しているこれらの組成された事業体の資産及び負債は、組成された事業体との契約に従い、利用がその組成の目的に制限されています。
なお、契約上の義務なしに、連結している組成された事業体に対する重要な財務的支援又は、その他の重要な支援を提供したことはなく、提供する意図もありません。
当社グループが連結している組成された事業体の資産及び負債の帳簿価額は、以下のとおりです。
連結している組成された事業体の資産及び負債の帳簿価額
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度(2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 資産の部 | ||
| カード事業の貸付金 | 31,726 | 31,588 |
| 有形固定資産 | 19,577 | 24,312 |
| その他 | 5,439 | 7,034 |
| 資産合計 | 56,742 | 62,934 |
| 負債の部 | ||
| 社債及び借入金 | 18,530 | 24,500 |
| その他 | 61 | 32 |
| 負債合計 | 18,591 | 24,532 |
(注)当社グループが譲渡した金融資産は、実質的に全てが投資家への負債の返済のみに使用されます。
非連結の組成された事業体
当社グループは、主に銀行事業及び保険事業において、運用業務の一環として、組成された事業体への投資を行っています。これらの組成された事業体は、他社が組成した、オートローン、消費者ローン及び社債等の金銭債権、各種不動産物件、デリバティブ及びその他の債券等を裏付資産とする流動化商品であり、当社グループはこれらの信託受益権等を保有しています。これらの商品は、銀行事業及び保険事業におけるリスク管理の規定等に従い、個別案件毎に定期的な管理を行うことにより、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や低減を図っています。
当社グループは、これらの組成された事業体に対して、保証やコミットメントの提供は行っていません。そのため当社グループが、これらの非連結の組成された事業体への関与によりさらされている損失の最大エクスポージャーは、信託受益権等への投資の簿価に限定されています。当該最大エクスポージャーは、生じうる最大の損失額を示すものであり、その発生可能性を反映するものではありません。
以下の表は、これら組成された事業体に対する当社グループの最大エクスポージャーを、組成された事業体が保有する資産別に集計したものです。
非連結の組成された事業体の帳簿価額及び当該関与から生じる損失に対する企業の最大エクスポージャー
(単位:百万円)
| 連結財政状態計算書上の 表示科目 | 組成された事業体の 資産の種類 | 前連結会計年度(2019年12月31日) | 当連結会計年度 (2020年12月31日) |
| 銀行事業の有価証券 | 他社により組成された流動化商品 | ||
| 個人向け金銭債権 | 62,204 | 102,819 | |
| 不動産 | 11,998 | 28,420 | |
| リース料債権 | 28,622 | 20,693 | |
| 公社債 | - | 25,291 | |
| その他 | 15,946 | 1,061 | |
| 保険事業の有価証券 | 他社により組成された流動化商品 | ||
| 個人向け金銭債権 | 4,025 | 4,847 | |
| 不動産 | 156,410 | 119,982 | |
| その他 | 5,519 | 13,732 | |
| 有価証券 | 他社により組成された流動化商品 | ||
| その他 | 3,205 | 2,803 | |
| 合計 | 287,929 | 319,648 | |
49.後発事象
該当事項はありません。
50.流動・非流動の区分
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 回収又は決済までの期間 | 合計 | ||
| 12ヶ月以内 | 12ヶ月超 | ||
| 資産の部 | |||
| 現金及び現金同等物 | 1,309,112 | - | 1,309,112 |
| 証券事業の金融資産 | 1,976,419 | 75 | 1,976,494 |
| カード事業の貸付金 | 1,286,525 | 541,691 | 1,828,216 |
| 銀行事業の有価証券 | 97,362 | 186,170 | 283,532 |
| 銀行事業の貸付金 | 16,341 | 1,033,652 | 1,049,993 |
| 保険事業の有価証券 | 3,025 | 290,604 | 293,629 |
| デリバティブ資産 | 25,021 | 113 | 25,134 |
| 有価証券 | 3,200 | 3,781 | 6,981 |
| その他の金融資産 | 117,069 | 152,790 | 269,859 |
| 持分法で会計処理されている投資 | - | 446 | 446 |
| 棚卸資産 | 196 | 4,254 | 4,450 |
| 有形固定資産 | - | 34,437 | 34,437 |
| 無形資産 | - | 142,875 | 142,875 |
| 繰延税金資産 | - | 1,496 | 1,496 |
| その他の資産 | 29,775 | 70,372 | 100,147 |
| 資産合計 | 4,864,045 | 2,462,756 | 7,326,801 |
| 負債の部 | |||
| 営業債務 | 312,813 | - | 312,813 |
| 銀行事業の預金 | 3,245,765 | 28,672 | 3,274,437 |
| 証券事業の金融負債 | 1,860,742 | - | 1,860,742 |
| デリバティブ負債 | 8,399 | 1,110 | 9,509 |
| 社債及び借入金 | 416,782 | 399,616 | 816,398 |
| その他の金融負債 | 110,514 | 121,011 | 231,525 |
| 未払法人所得税等 | 9,830 | - | 9,830 |
| 引当金 | 15,093 | 558 | 15,651 |
| 保険事業の保険契約準備金 | - | 318,090 | 318,090 |
| 退職給付に係る負債 | - | 4,898 | 4,898 |
| 繰延税金負債 | - | 4,553 | 4,553 |
| その他の負債 | 11,671 | 7 | 11,678 |
| 負債合計 | 5,991,609 | 878,515 | 6,870,124 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 回収又は決済までの期間 | 合計 | ||
| 12ヶ月以内 | 12ヶ月超 | ||
| 資産の部 | |||
| 現金及び現金同等物 | 2,883,879 | - | 2,883,879 |
| 証券事業の金融資産 | 2,674,331 | 63 | 2,674,394 |
| カード事業の貸付金 | 1,482,048 | 550,965 | 2,033,013 |
| 銀行事業の有価証券 | 30,897 | 257,585 | 288,482 |
| 銀行事業の貸付金 | 250,707 | 1,185,993 | 1,436,700 |
| 保険事業の有価証券 | 9,504 | 274,565 | 284,069 |
| デリバティブ資産 | 30,532 | 315 | 30,847 |
| 有価証券 | 2,800 | 4,458 | 7,258 |
| その他の金融資産 | 226,950 | 173,594 | 400,544 |
| 持分法で会計処理されている投資 | - | 633 | 633 |
| 棚卸資産 | 770 | 4,915 | 5,685 |
| 有形固定資産 | - | 72,401 | 72,401 |
| 無形資産 | - | 149,994 | 149,994 |
| 繰延税金資産 | - | 2,032 | 2,032 |
| その他の資産 | 36,172 | 77,329 | 113,501 |
| 資産合計 | 7,628,590 | 2,754,842 | 10,383,432 |
| 負債の部 | |||
| 営業債務 | 398,415 | - | 398,415 |
| 銀行事業の預金 | 4,807,481 | 19,484 | 4,826,965 |
| 証券事業の金融負債 | 2,587,531 | - | 2,587,531 |
| デリバティブ負債 | 10,905 | 975 | 11,880 |
| 社債及び借入金 | 949,582 | 481,361 | 1,430,943 |
| その他の金融負債 | 155,471 | 150,666 | 306,137 |
| 未払法人所得税等 | 5,520 | - | 5,520 |
| 引当金 | 19,589 | 462 | 20,051 |
| 保険事業の保険契約準備金 | - | 285,336 | 285,336 |
| 退職給付に係る負債 | - | 5,589 | 5,589 |
| 繰延税金負債 | - | 6,646 | 6,646 |
| その他の負債 | 13,810 | 499 | 14,309 |
| 負債合計 | 8,948,304 | 951,018 | 9,899,322 |
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 | |
| 売上収益 | (百万円) | 119,166 | 242,025 | 365,774 | 494,055 |
| 税引前四半期(当期)利益 | (百万円) | 21,421 | 42,979 | 66,705 | 88,945 |
| 四半期(当期)利益 | (百万円) | 14,398 | 29,886 | 46,497 | 55,026 |
| 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 183,403.12 | 380,880.46 | 594,628.24 | 706,262.35 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
| 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期利益 | (円) | 183,403.12 | 197,477.34 | 213,747.78 | 111,634.11 |
2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 56,140 | 44,227 | |||||||||
| 割賦売掛金 | ※1,2,4,6 1,895,769 | ※1,2,4,6 2,105,482 | |||||||||
| 信用保証割賦売掛金 | 440 | 349 | |||||||||
| 流動化受益債権 | ※6 25,919 | ※6 38,908 | |||||||||
| 仕掛販売用不動産 | 4,253 | ※5 4,788 | |||||||||
| 前払費用 | 1,714 | 2,205 | |||||||||
| 未収収益 | 4,937 | 4,931 | |||||||||
| 未収入金 | 158,848 | 160,667 | |||||||||
| 預け金 | - | 71,188 | |||||||||
| その他 | 9,414 | 12,743 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △35,639 | △36,168 | |||||||||
| 流動資産合計 | 2,121,800 | 2,409,324 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | ※5 2,350 | ※5 6,138 | |||||||||
| 構築物 | ※5 24 | ※5 47 | |||||||||
| 機械装置及び運搬具 | - | ※5 120 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | ※5 4,963 | ※5 6,799 | |||||||||
| 土地 | ※5 6,600 | ※5 6,627 | |||||||||
| 建設仮勘定 | ※5 1,304 | 1 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 15,242 | 19,735 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| のれん | 15,273 | 13,954 | |||||||||
| ソフトウエア | ※5 17,079 | 17,114 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 4,163 | 7,118 | |||||||||
| 電話加入権 | 28 | 28 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 36,543 | 38,215 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 3,128 | 3,314 | |||||||||
| 関係会社株式 | 190,180 | 194,338 | |||||||||
| その他の関係会社有価証券 | 10,196 | 10,786 | |||||||||
| 固定化営業債権 | ※1 11,431 | ※1 11,945 | |||||||||
| 長期前払費用 | 1,656 | 1,785 | |||||||||
| 敷金 | 401 | 650 | |||||||||
| 長期貸付金 | 8,300 | 8,300 | |||||||||
| 差入保証金 | 2,550 | 51 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 7,428 | 9,994 | |||||||||
| 関係会社出資金 | 268 | 478 | |||||||||
| 投資不動産(純額) | 2,802 | 2,820 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △9,187 | △9,811 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 229,158 | 234,654 | |||||||||
| 固定資産合計 | 280,945 | 292,605 | |||||||||
| 資産合計 | 2,402,745 | 2,701,930 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | 312,151 | 398,391 | |||||||||
| 信用保証買掛金 | 440 | 349 | |||||||||
| 短期借入金 | ※6 749,018 | ※6 774,696 | |||||||||
| 1年内返済予定の長期借入金 | ※5,6 324,583 | ※5,6 346,419 | |||||||||
| コマーシャル・ペーパー | 100,500 | 200,000 | |||||||||
| 未払金 | 67,459 | 88,122 | |||||||||
| 未払費用 | 3,598 | 2,406 | |||||||||
| 未払法人税等 | 7,007 | 2,801 | |||||||||
| 預り金 | 26,192 | 29,837 | |||||||||
| 割賦利益繰延 | ※2 7,557 | ※2 8,613 | |||||||||
| 前受収益 | 9 | 1,070 | |||||||||
| 賞与引当金 | 457 | 663 | |||||||||
| 債務保証損失引当金 | ※7 1,562 | ※7 1,533 | |||||||||
| ポイント引当金 | 14,186 | 18,130 | |||||||||
| その他 | 377 | 462 | |||||||||
| 流動負債合計 | 1,615,103 | 1,873,499 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | 50,000 | 80,000 | |||||||||
| 長期借入金 | ※5,6 465,967 | ※5,6 480,537 | |||||||||
| 利息返還損失引当金 | 168 | 142 | |||||||||
| 長期預り保証金 | 302 | 305 | |||||||||
| 資産除去債務 | 90 | 90 | |||||||||
| 退職給付引当金 | 445 | 1,476 | |||||||||
| 固定負債合計 | 516,973 | 562,551 | |||||||||
| 負債合計 | 2,132,077 | 2,436,050 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 19,323 | 19,323 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 11,822 | 11,822 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 9,999 | 9,999 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 21,822 | 21,822 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | 227,876 | 222,957 | |||||||||
| その他利益剰余金合計 | 227,876 | 222,957 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 227,876 | 222,957 | |||||||||
| 株主資本合計 | 269,022 | 264,103 | |||||||||
| 評価・換算差額等 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 1,646 | 1,775 | |||||||||
| 評価・換算差額等合計 | 1,646 | 1,775 | |||||||||
| 純資産合計 | 270,668 | 265,879 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,402,745 | 2,701,930 | |||||||||
② 【損益計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||||||||||
| 営業収益 | |||||||||||
| 事業収益 | |||||||||||
| 包括信用購入あっせん収益 | 244,225 | 284,714 | |||||||||
| 個別信用購入あっせん収益 | 0 | 0 | |||||||||
| 信用保証収益 | 19,337 | 18,504 | |||||||||
| 融資収益 | 23,896 | 24,144 | |||||||||
| その他の収益 | 47,050 | 54,652 | |||||||||
| 事業収益合計 | 334,510 | 382,015 | |||||||||
| 金融収益 | |||||||||||
| 受取配当金 | 48 | 3,050 | |||||||||
| その他の金融収益 | 69 | 386 | |||||||||
| 金融収益合計 | 117 | 3,436 | |||||||||
| 営業収益合計 | 334,627 | 385,451 | |||||||||
| 営業費用 | |||||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1 290,260 | ※1 329,335 | |||||||||
| 金融費用 | |||||||||||
| 支払利息 | 13,165 | 14,802 | |||||||||
| その他の金融費用 | 1,323 | 1,518 | |||||||||
| 金融費用合計 | 14,489 | 16,321 | |||||||||
| 営業費用合計 | 304,750 | 345,656 | |||||||||
| 営業利益 | 29,876 | 39,795 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 雑収入 | 105 | 67 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 105 | 67 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 雑損失 | 173 | 142 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 173 | 142 | |||||||||
| 経常利益 | 29,808 | 39,719 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 固定資産売却益 | ※3 - | ※3 0 | |||||||||
| 投資有価証券売却益 | 52 | - | |||||||||
| 受取補償金 | - | 262 | |||||||||
| その他 | 110 | - | |||||||||
| 特別利益合計 | 162 | 262 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産売却損 | 4 | - | |||||||||
| 投資有価証券評価損 | - | 1 | |||||||||
| 固定資産除却損 | ※4 144 | ※4 154 | |||||||||
| 特別損失合計 | 149 | 155 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 29,821 | 39,826 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 10,480 | 14,378 | |||||||||
| 過年度法人税等 | 133 | △10 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △779 | △2,622 | |||||||||
| 法人税等合計 | 9,833 | 11,745 | |||||||||
| 当期純利益 | 19,987 | 28,080 | |||||||||
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||||
| 当期首残高 | 19,323 | 11,822 | - | 11,822 | 72,249 | 72,249 | 103,395 | 1,158 | 1,158 | 104,553 |
| 当期変動額 | ||||||||||
| 剰余金の配当 | △30,000 | △30,000 | △30,000 | △30,000 | ||||||
| 当期純利益 | 19,987 | 19,987 | 19,987 | 19,987 | ||||||
| 連結子会社株式の取得による持分の増減 | 40,000 | 40,000 | 135,639 | 135,639 | 175,639 | 175,639 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 487 | 487 | 487 | |||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 9,999 | 9,999 | 155,627 | 155,627 | 165,627 | 487 | 487 | 166,114 |
| 当期末残高 | 19,323 | 11,822 | 9,999 | 21,822 | 227,876 | 227,876 | 269,022 | 1,646 | 1,646 | 270,668 |
当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||||
| 当期首残高 | 19,323 | 11,822 | 9,999 | 21,822 | 227,876 | 227,876 | 269,022 | 1,646 | 1,646 | 270,668 |
| 当期変動額 | ||||||||||
| 剰余金の配当 | △33,000 | △33,000 | △33,000 | △33,000 | ||||||
| 当期純利益 | 28,080 | 28,080 | 28,080 | 28,080 | ||||||
| 連結子会社株式の取得による持分の増減 | - | - | ||||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 129 | 129 | 129 | |||||||
| 当期変動額合計 | - | - | - | - | △4,919 | △4,919 | △4,919 | 129 | 129 | △4,789 |
| 当期末残高 | 19,323 | 11,822 | 9,999 | 21,822 | 222,957 | 222,957 | 264,103 | 1,775 | 1,775 | 265,879 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定
時価のないもの
移動平均法による原価法
子会社株式
移動平均法による原価法
棚卸資産の評価基準及び評価方法
仕掛販売用不動産
個別法(貸借対照表価額は収益の低下に基づく簿価の切下げの方法により算定)
2.固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定額法
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
建物 2年 ~ 39年
工具、器具及び備品 1年 ~ 20年
② 無形固定資産
定額法
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
自社利用のソフトウエア 社内における見込利用可能期間(3年~10年)
のれん 20年
3.引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権及び破産更生債権等については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しています。
② 賞与引当金
従業員の賞与に充てるため、支給見込額のうち当事業年度の負担すべき金額を計上しています。
③ 債務保証損失引当金
債務保証に係る損失に備えるため、損失発生見込額を計上しています。
④ 利息返還損失引当金
将来の利息返還損失に備えるため、合理的見積り期間に係る利息返還請求件数の返還実績率、平均返還額等を勘案し、将来返還が見込まれる額を計上しています。
⑤ ポイント引当金
将来の楽天ポイントサービス制度の利用による費用負担に備えるため、翌事業年度以降に利用されると見込まれるポイントに対する所要額を計上しています。
⑥ 退職給付引当金
退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、主に給付算定式基準によっています。数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を発生の翌事業年度から費用処理しております。
4.収益の計上基準
収益の計上基準は、次の方法によって部門別に計上しています。
① 顧客手数料
包括信用購入あっせん 主として残債方式
個別信用購入あっせん 7・8分法
信用保証 残債方式
融資 残債方式
残債方式 元本残高に対して所定の料率で利息等を算出し、期日経過のつど収益に計上する方法。
7・8分法 手数料総額を分割回数の積数で按分し、期日到来のつど積数按分額を収益に計上する方法。
② 加盟店手数料
債権債務認識時に一括して収益計上しています。
5.ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
金利スワップについては特例処理の要件を満たしていますので、特例処理を採用しています。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・金利スワップ
ヘッジ対象・・・借入金
③ ヘッジ方針
借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップを行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っています。
④ ヘッジ有効性評価の方法
金利スワップ取引については特例処理によっているため、有効性の評価を省略しています。
6.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
① 不動産の取得や開発プロジェクト等において、SPEに対し匿名組合出資をしている場合があります。当社はSPEに対する匿名組合出資の全部を保有している場合は、組合財産の全部を貸借対照表に計上し、損益計算書についても同様に処理しております。
② 意図した使用又は販売が可能となるまでに相当の期間を要する資産の取得、建設又は製造に直接起因して発生した借入コストは、資産計上しております。
③ 消費税等の会計処理
税抜方式を採用しています。
(追加情報)
1.連結納税制度の採用
当事業年度から連結納税制度を採用しています。
なお、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)が2020年3月27日に国会で成立しましたが、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)により「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び負債の額については、改正前の税法の規定に基づいています。
2.会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響について
新型コロナウイルス感染症の拡大を原因とする個人消費の低迷、失業率の増加、企業の倒産など経済状況の悪化等の将来の不確実性があります。当事業年度末においては、割賦売掛金の回収状況に重要な悪化はなく、当該不確実性は、財務諸表に全体として重要な影響を与える会計上の見積もり及び判断の変更をもたらすものではありません。今後、不確実性が更に高まった場合には、割賦売掛金に対する貸倒引当金、繰延税金資産の回収可能性、有形固定資産の減損等、重要な会計上の見積り及び判断に影響を及ぼす恐れがあります。
(貸借対照表関係)
※1.割賦売掛金
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 包括信用購入あっせん | 1,679,641 | 百万円 | 1,906,537 | 百万円 |
| 個別信用購入あっせん | 13 | 百万円 | 12 | 百万円 |
| 融資 | 227,545 | 百万円 | 210,878 | 百万円 |
| 合計 | 1,907,201 | 百万円 | 2,117,428 | 百万円 |
(注) 上記割賦売掛金合計額には固定化営業債権が含まれています。
※2.割賦利益繰延
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||||||
| 当期首残高(百万円) | 当期受入額(百万円) | 当期実現額(百万円) | 当期末残高(百万円) | 当期首残高(百万円) | 当期受入額(百万円) | 当期実現額(百万円) | 当期末残高(百万円) | |
| 包括信用購入あっせん | 5,214 | 18,016 | 15,672 | 7,557 | 7,557 | 20,669 | 19,613 | 8,613 |
| 個別信用購入あっせん | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 |
| 合計 | 5,214 | 18,016 | 15,672 | 7,557 | 7,557 | 20,669 | 19,613 | 8,613 |
3.関係会社に対する金銭債権及び債務
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 短期金銭債権 | 138,756 | 百万円 | 164,880 | 百万円 |
| 長期金銭債権 | 10,801 | 百万円 | 8,300 | 百万円 |
| 短期金銭債務 | 969,278 | 百万円 | 974,048 | 百万円 |
| 長期金銭債務 | 320,416 | 百万円 | 318,428 | 百万円 |
※4.コミットメントライン契約
(1) 貸出コミットメントライン契約
割賦売掛金には、クレジットカードに附帯するキャッシング及びカードローンに対しての貸付金が含まれています。なお、当該貸付金については、貸出契約の際に設定した額(契約限度額)のうち、当社が与信した額(利用限度額)の範囲内で顧客が随時借入を行うことができる契約となっています。当該契約に係る融資未実行残高は、次のとおりです。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 貸出コミットメントラインの総額 | 3,556,827 | 百万円 | 3,991,454 | 百万円 |
| 貸出実行残高 | 131,626 | 百万円 | 112,999 | 百万円 |
| 差引額 | 3,425,200 | 百万円 | 3,878,455 | 百万円 |
なお、上記貸出コミットメント契約においては融資実行されずに終了するものもあり、かつ、利用限度額についても当社が任意に増減させることができるものであるため、融資未実行残高は必ずしも全額が貸出実行されるものではありません。
(2) 借入コミットメントライン契約
運転資金の効率的な調達を行うため取引金融機関とコミットメントライン契約を締結しています。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 借入コミットメントラインの総額 | 80,000 | 百万円 | 80,000 | 百万円 |
| 借入実行残高 | - | - | ||
| 差引額 | 80,000 | 百万円 | 80,000 | 百万円 |
※5.担保に供している資産及び担保に係る債務
(1) 担保に供している資産
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 仕掛販売用不動産 | - | 百万円 | 4,788 | 百万円 |
| 土地 | 6,600 | 百万円 | 6,627 | 百万円 |
| 建設仮勘定 | 1,304 | 百万円 | - | 百万円 |
| 建物 | 2,010 | 百万円 | 5,319 | 百万円 |
| 工具、器具及び備品 | 94 | 百万円 | 71 | 百万円 |
| 構築物及び運搬具 | 24 | 百万円 | 37 | 百万円 |
| 機械装置 | - | 百万円 | 114 | 百万円 |
| ソフトウエア | 11 | 百万円 | - | 百万円 |
| 合計 | 10,043 | 百万円 | 16,960 | 百万円 |
(2) 担保に係る債務
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 一年内返済予定の長期借入金 | 120 | 百万円 | 347 | 百万円 |
| 長期借入金 | 4,552 | 百万円 | 10,172 | 百万円 |
| 合計 | 4,672 | 百万円 | 10,519 | 百万円 |
※6.債権流動化
前事業年度(2019年12月31日)
債権を流動化したことにより調達した資金のうち、金融取引として会計処理したものについては、短期借入金718,018百万円、1年以内返済予定の長期借入金226,726百万円、長期借入金317,340百万円で、当該債権流動化による資金調達の裏付けとして信託拠出した債権は、割賦売掛金1,592,622百万円です。また、当該債権流動化における流動化受益債権は25,919百万円であります。
当事業年度(2020年12月31日)
債権を流動化したことにより調達した資金のうち、金融取引として会計処理したものについては、短期借入金732,096百万円、1年以内返済予定の長期借入金226,648百万円、長期借入金315,436百万円で、当該債権流動化による資金調達の裏付けとして信託拠出した債権は、割賦売掛金1,937,669百万円です。また、当該債権流動化における流動化受益債権は38,908百万円であります。
※7.保証債務
信用保証割賦売掛金及び信用保証買掛金に含まれません。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 回収代行を伴わない保証取引の残高 | 349,834 | 百万円 | 315,608 | 百万円 |
| 子会社に対する親会社保証 | 15,390 | 百万円 | 15,657 | 百万円 |
| 債務保証損失引当金 | 1,562 | 百万円 | 1,533 | 百万円 |
| 差引額 | 363,662 | 百万円 | 329,732 | 百万円 |
8.特定金融会社等の会計の整理に関する内閣府令に基づく営業貸付金及び関係会社貸付金に係る不良債権の状況
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 破綻先債権 | 10,228 | 百万円 | 9,499 | 百万円 |
| 延滞債権 | 16,086 | 百万円 | 16,139 | 百万円 |
| 3か月以上延滞債権 | 9,487 | 百万円 | 8,354 | 百万円 |
| 貸出条件緩和債権 | 61,581 | 百万円 | 67,970 | 百万円 |
| 差引額 | 97,383 | 百万円 | 101,962 | 百万円 |
(1) 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして、未収利息を計上しなかった債権(以下「未収利息不計上債権」という。)のうち、破産債権、更生債権その他これらに準ずる債権です。
(2) 延滞債権とは、未収利息不計上債権のうち破綻先に該当しない債権等です。ただし、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払猶予等、債務者に有利となる取決めを行った債権を除いています。
(3) 3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が3か月以上遅延している債権で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
(4) 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、利息の支払猶予等、債務者に有利となる取決めを行った債権です。
(損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 販売促進費 | 117,062 | 百万円 | 132,678 | 百万円 |
| 支払手数料 | 57,958 | 百万円 | 66,655 | 百万円 |
| 貸倒引当金繰入額 | 38,667 | 百万円 | 40,825 | 百万円 |
| 外注費 | 16,235 | 百万円 | 16,914 | 百万円 |
| 給料手当 | 10,769 | 百万円 | 12,038 | 百万円 |
| 広告宣伝費 | 5,424 | 百万円 | 4,206 | 百万円 |
| おおよその割合 | ||
|---|---|---|
| 販売費 | 86% | 84% |
| 一般管理費 | 14% | 16% |
2.関係会社との取引高は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 営業収益 | 32,518 | 百万円 | 32,569 | 百万円 |
| 営業費用 | 149,018 | 百万円 | 229,560 | 百万円 |
※3.固定資産売却益の内容は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 工具、器具及び備品 | - | 百万円 | 0 | 百万円 |
| 合計 | - | 百万円 | 0 | 百万円 |
※4.固定資産除却損の内容は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 建物附属設備 | 129 | 百万円 | 20 | 百万円 |
| 工具、器具及び備品 | 14 | 百万円 | 11 | 百万円 |
| ソフトウェア | - | 百万円 | 0 | 百万円 |
| ソフトウェア仮勘定 | - | 百万円 | 121 | 百万円 |
| 合計 | 144 | 百万円 | 154 | 百万円 |
(有価証券関係)
子会社株式及びその他の関係会社有価証券は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式及びその他の関係会社有価証券の時価を記載していません。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及びその他の関係会社有価証券の貸借対照表計上額は次のとおりです。
(単位:百万円)
| 区分 | 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) |
|---|---|---|
| 子会社株式 | 190,180 | 194,338 |
| その他の関係会社有価証券 | 10,196 | 10,786 |
| 合計 | 200,377 | 205,124 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 繰延税金資産 | ||||
| 未払事業税 | 501 | 百万円 | 614 | 百万円 |
| 貸倒引当金限度超過額 | 5,844 | 百万円 | 6,589 | 百万円 |
| 貸倒損失 | - | 百万円 | 777 | 百万円 |
| 賞与引当金 | 139 | 百万円 | 203 | 百万円 |
| 退職給付引当金 | - | 百万円 | 452 | 百万円 |
| 債務保証損失引当金 | 478 | 百万円 | 469 | 百万円 |
| 未払費用 | 215 | 百万円 | 243 | 百万円 |
| 繰延消費税 | 297 | 百万円 | 395 | 百万円 |
| ストック・オプション負担金 | 320 | 百万円 | 361 | 百万円 |
| その他 | 428 | 百万円 | 740 | 百万円 |
| 繰延税金資産 小計 | 8,226 | 百万円 | 10,847 | 百万円 |
| 評価性引当額 | - | - | ||
| 繰延税金資産 合計 | 8,226 | 百万円 | 10,847 | 百万円 |
| 繰延税金負債 | ||||
| その他有価証券評価差額金 | 754 | 百万円 | 812 | 百万円 |
| その他 | 43 | 百万円 | 41 | 百万円 |
| 繰延税金負債 小計 | 797 | 百万円 | 853 | 百万円 |
| 繰延税金資産 合計 | 7,428 | 百万円 | 9,994 | 百万円 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 法定実効税率 | 30.62 | % | - | % |
| (調整) | ||||
| 交際費等の損金不算入額 | 0.20 | % | - | % |
| 寄付金の損金不算入額 | 0.25 | % | - | % |
| 住民税均等割 | 0.06 | % | - | % |
| 税額控除 | △0.04 | % | - | % |
| のれん償却額 | 1.35 | % | - | % |
| 過年度法人税等 | 0.45 | % | - | % |
| その他 | 0.09 | % | - | % |
| 小計 | 2.36 | % | - | % |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 32.98 | % | - | % |
(注)当事業年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の
100分の5以下であるため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④ 【附属明細表】
【有価証券明細表】
有価証券の金額が資産総額の100分の1以下であるため、財務諸表等規則第124条の規定により記載を省略しています。
【有形固定資産等明細表】
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期償却額 | 当期末残高 | 減価償却累計額 |
| 有形固定資産 | 建物 | 2,350 | 3,993 | 20 | 185 | 6,138 | 412 |
| 工具、器具及び備品 | 4,963 | 3,250 | 12 | 1,401 | 6,799 | 6,946 | |
| 土地 | 6,600 | 27 | - | - | 6,627 | - | |
| 貸与資産 | - | - | - | - | - | 1 | |
| 構築物 | 24 | 24 | - | 1 | 47 | 2 | |
| 機械装置及び運搬具 | - | 125 | - | 4 | 120 | 4 | |
| 建設仮勘定 | 1,304 | 2,830 | 4,133 | - | 1 | - | |
| 計 | 15,242 | 10,251 | 4,165 | 1,593 | 19,735 | 7,368 | |
| 無形固定資産 | のれん | 15,273 | - | - | 1,318 | 13,954 | - |
| ソフトウエア | 17,079 | 4,814 | 0 | 4,778 | 17,114 | - | |
| ソフトウエア仮勘定 | 4,163 | 6,762 | 3,807 | - | 7,118 | - | |
| 電話加入権 | 28 | - | - | - | 28 | - | |
| 計 | 36,543 | 11,576 | 3,807 | 6,096 | 38,215 | - | |
(注)1建物、建設仮勘定の増加額は、不動産の取得及び開発プロジェクト等によるものです。
2建設仮勘定の減少額は、本勘定振替によるものであります。
3ソフトウエアの当期増加額及びソフトウエア仮勘定の当期減少額のうち、3,684百万円はソフトウエア仮
勘定の本勘定振替によるものであります。
【引当金明細表】
| (単位:百万円) | ||||
| 科目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
| 貸倒引当金 | 44,826 | 42,379 | 41,225 | 45,980 |
| 賞与引当金 | 457 | 663 | 457 | 663 |
| 利息返還損失引当金 | 168 | - | 26 | 142 |
| 債務保証損失引当金 | 1,562 | 1,493 | 1,522 | 1,533 |
| ポイント引当金 | 14,186 | 18,130 | 14,186 | 18,130 |
(注) 損益計算書上、債務保証損失引当金の取崩額と貸倒引当金繰入額のうち、1,522百万円は、相殺しています。
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。
(3) 【その他】
当社を吸収分割承継会社とする2019年4月1日付けの吸収分割において吸収分割会社である楽天株式会社の最近2事業年度に係る財務諸表は以下のとおりです。
経理の状況(楽天株式会社の最近2事業年度に係る財務諸表)
1 財務諸表の作成方法について
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、財務諸表等規則)に基づいて作成しています。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、事業年度(2020年1月1日から2020年12月31日まで)に係る財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による監査を受けています。
財務諸表等
(1) 財務諸表
① 貸借対照表
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | ※1 180,209 | ※1 110,082 | |||||||||
| 売掛金 | ※1 132,027 | ※1 160,884 | |||||||||
| 商品 | 9,448 | 9,187 | |||||||||
| 貯蔵品 | 423 | 822 | |||||||||
| 前払費用 | 15,211 | 14,204 | |||||||||
| 未収入金 | ※1 205,744 | ※1 394,671 | |||||||||
| 未収還付法人税等 | 1,958 | 17,448 | |||||||||
| 関係会社短期貸付金 | ※2 128,166 | ※2 120,141 | |||||||||
| その他 | ※1 13,157 | ※1 25,141 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △352 | △290 | |||||||||
| 流動資産合計 | 685,994 | 852,294 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 8,602 | 16,592 | |||||||||
| 機械装置及び運搬具 | 718 | 506 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 6,033 | 9,877 | |||||||||
| 土地 | 478 | 478 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 4,456 | 6,623 | |||||||||
| その他 | 5,879 | 16,613 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 26,169 | 50,692 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| のれん | 10,877 | 9,247 | |||||||||
| 特許権 | 1,030 | 746 | |||||||||
| 商標権 | 365 | 395 | |||||||||
| ソフトウエア | 45,212 | 49,838 | |||||||||
| ソフトウエア仮勘定 | 10,097 | 10,909 | |||||||||
| その他 | 34,490 | 27,104 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 102,073 | 98,240 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 6,786 | ※5 168,534 | |||||||||
| 関係会社株式 | 1,111,883 | 1,050,290 | |||||||||
| 関係会社出資金 | 645 | 652 | |||||||||
| 関係会社長期貸付金 | ※2 8,894 | ※2 7,783 | |||||||||
| 破産更生債権等 | 1,478 | 3,929 | |||||||||
| 長期前払費用 | 2,450 | 485 | |||||||||
| 敷金及び保証金 | 11,141 | 11,371 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 51,699 | 107,843 | |||||||||
| その他 | 9,639 | 26,078 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △1,738 | △5,008 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 1,202,880 | 1,371,960 | |||||||||
| 固定資産合計 | 1,331,123 | 1,520,893 | |||||||||
| 資産合計 | 2,017,118 | 2,373,188 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | ※1 20,578 | ※1 26,619 | |||||||||
| コマーシャル・ペーパー | 84,000 | 120,000 | |||||||||
| 短期借入金 | ※3 40,800 | ※3 34,166 | |||||||||
| 1年内償還予定の社債 | 40,000 | 10,000 | |||||||||
| 未払金 | ※1 226,646 | ※1 398,597 | |||||||||
| 未払費用 | ※1 26,816 | ※1 22,546 | |||||||||
| 前受金 | 4,732 | 4,406 | |||||||||
| 預り金 | ※1 86,951 | ※1 223,945 | |||||||||
| ポイント引当金 | 101,092 | 145,766 | |||||||||
| 賞与引当金 | 4,480 | 5,125 | |||||||||
| 仮受金 | 551 | 493 | |||||||||
| その他 | 15,843 | 28,601 | |||||||||
| 流動負債合計 | 652,493 | 1,020,269 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | ※1 428,856 | ※1 538,856 | |||||||||
| 長期借入金 | 311,600 | 255,833 | |||||||||
| 退職給付引当金 | 4,268 | 9,015 | |||||||||
| 資産除去債務 | 5,430 | 11,190 | |||||||||
| その他 | 106,969 | 32,408 | |||||||||
| 固定負債合計 | 857,124 | 847,304 | |||||||||
| 負債合計 | 1,509,617 | 1,867,574 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 205,924 | 205,924 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 173,460 | 173,460 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 2,263 | 1,623 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 175,724 | 175,084 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 繰越利益剰余金 | 195,214 | 242,758 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 195,214 | 242,758 | |||||||||
| 自己株式 | △92,222 | △84,864 | |||||||||
| 株主資本合計 | 484,641 | 538,901 | |||||||||
| 評価・換算差額等 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 1,150 | △59,106 | |||||||||
| 評価・換算差額等合計 | 1,150 | △59,106 | |||||||||
| 新株予約権 | 21,709 | 25,818 | |||||||||
| 純資産合計 | 507,501 | 505,614 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,017,118 | 2,373,188 | |||||||||
② 損益計算書
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||||||||||
| 売上高 | ※2 541,755 | ※2 657,434 | |||||||||
| 売上原価 | ※2 181,181 | ※2 243,326 | |||||||||
| 売上総利益 | 360,573 | 414,107 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 366,229 | ※1,※2 409,903 | |||||||||
| 営業利益 | △5,655 | 4,204 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息 | ※2 1,983 | ※2 2,630 | |||||||||
| 受取配当金 | ※2 26,416 | ※2 33,710 | |||||||||
| 為替差益 | ※2 9,692 | ※2 2,432 | |||||||||
| その他 | ※2 2,896 | ※2 309 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 40,988 | 39,083 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | ※2 10,813 | ※2 11,214 | |||||||||
| 支払手数料 | 4,781 | 1,722 | |||||||||
| その他 | 331 | 525 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 15,926 | 13,462 | |||||||||
| 経常利益 | 19,406 | 29,825 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 抱合せ株式消滅差益 | 4,298 | 1,232 | |||||||||
| 固定資産売却益 | - | ※2,※3 7,206 | |||||||||
| 投資有価証券売却益 | 1,622 | 1,186 | |||||||||
| 関係会社株式売却益 | - | 248 | |||||||||
| 関係会社清算益 | 25 | 114 | |||||||||
| その他 | 33 | 2 | |||||||||
| 特別利益合計 | 5,981 | 9,992 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産除却損 | ※4 1,287 | ※4 1,668 | |||||||||
| 関係会社債権放棄損 | - | ※2 11,940 | |||||||||
| 減損損失 | 193 | 2,348 | |||||||||
| 事業再編損 | ※2 11,594 | - | |||||||||
| 関係会社貸倒引当金繰入額 | 232 | - | |||||||||
| 投資有価証券評価損 | 2,376 | - | |||||||||
| 投資有価証券売却損 | 2,578 | - | |||||||||
| 関係会社株式評価損 | 3,580 | 293 | |||||||||
| 出資金評価損 | - | 3,276 | |||||||||
| その他 | 833 | 412 | |||||||||
| 特別損失合計 | 22,677 | 19,939 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 2,710 | 19,878 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | △149 | △4,205 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △12,933 | △29,562 | |||||||||
| 法人税等合計 | △13,082 | △33,767 | |||||||||
| 当期純利益 | 15,792 | 53,646 | |||||||||
売上原価明細書
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | ||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) |
| Ⅰ 商品売上原価 1.期首商品棚卸高 2.当期商品仕入高 | ※2 | 131,5767,204133,820 | 72.6 | 176,0319,448175,770 | 72.3 |
| 合計 3.期末商品棚卸高 | 141,0259,448 | 185,2189,187 | |||
| Ⅱ 広告媒体費 Ⅲ 物流事業売上原価 Ⅳ 回線使用料 Ⅴ コンテンツ原価 Ⅵ 電力仕入 | ※2 ※2 ※2 ※2 ※2 | 2,207 33,124 8,547 3,518 2,208 | 1.2 18.3 4.7 1.9 1.2 | 1,970 56,985 - 8,338 - | 0.8 23.4 - 3.4 - |
| 合 計 | 181,181 | 100.0 | 243,326 | 100.0 | |
③ 株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||
| 当期首残高 | 205,924 | 173,460 | 42,117 | 215,578 | 323,921 | 323,921 | △97,213 | 648,211 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 剰余金の配当 | △6,084 | △6,084 | △6,084 | |||||
| 当期純利益 | 15,792 | 15,792 | 15,792 | |||||
| 自己株式の処分 | 146 | 146 | 4,990 | 5,137 | ||||
| 分割型の会社分割による減少 | △40,000 | △40,000 | △138,415 | △138,415 | △178,415 | |||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | △39,853 | △39,853 | △128,707 | △128,707 | 4,990 | △163,570 |
| 当期末残高 | 205,924 | 173,460 | 2,263 | 175,724 | 195,214 | 195,214 | △92,222 | 484,641 |
| 評価・換算差額等 | 新株予約権 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||
| 当期首残高 | 1,479 | 1,479 | 16,286 | 665,977 |
| 当期変動額 | ||||
| 剰余金の配当 | △6,084 | |||
| 当期純利益 | 15,792 | |||
| 自己株式の処分 | 5,137 | |||
| 分割型の会社分割による減少 | △178,415 | |||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | △329 | △329 | 5,423 | 5,093 |
| 当期変動額合計 | △329 | △329 | 5,423 | △158,476 |
| 当期末残高 | 1,150 | 1,150 | 21,709 | 507,501 |
当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | ||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 繰越利益剰余金 | ||||||||
| 当期首残高 | 205,924 | 173,460 | 2,263 | 175,724 | 195,214 | 195,214 | △92,222 | 484,641 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 剰余金の配当 | △6,103 | △6,103 | △6,103 | |||||
| 当期純利益 | 53,646 | 53,646 | 53,646 | |||||
| 自己株式の処分 | △640 | △640 | 7,357 | 6,717 | ||||
| 分割型の会社分割による減少 | △0 | △0 | △0 | |||||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | △640 | △640 | 47,543 | 47,543 | 7,357 | 54,260 |
| 当期末残高 | 205,924 | 173,460 | 1,623 | 175,084 | 242,758 | 242,758 | △84,864 | 538,901 |
| 評価・換算差額等 | 新株予約権 | 純資産合計 | ||
| その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||
| 当期首残高 | 1,150 | 1,150 | 21,709 | 507,501 |
| 当期変動額 | ||||
| 剰余金の配当 | △6,103 | |||
| 当期純利益 | 53,646 | |||
| 自己株式の処分 | 6,717 | |||
| 分割型の会社分割による減少 | △0 | |||
| 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | △60,257 | △60,257 | 4,109 | △56,147 |
| 当期変動額合計 | △60,257 | △60,257 | 4,109 | △1,886 |
| 当期末残高 | △59,106 | △59,106 | 25,818 | 505,614 |
注記事項
(重要な会計方針)
1 有価証券の評価基準及び評価方法
| (1) 子会社及び関連会社株式 | 移動平均法による原価法 |
|---|---|
| (2) その他有価証券 | |
| 時価のあるもの | 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) |
| 時価のないもの | 移動平均法による原価法 |
2 棚卸資産の評価基準及び評価方法
| (1) 商品・貯蔵品 | |
|---|---|
| ホームライフファーストパーティ事業等 | 移動平均法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) |
| ブックス事業等 | 最終仕入原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) |
| その他の事業 | 先入先出法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) |
3 固定資産の減価償却の方法
| (1) 有形固定資産 | 定額法を採用しています。 |
|---|---|
| (リース資産を除く) | 耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 |
| (2) 無形固定資産 | 定額法を採用しています。 |
| (リース資産を除く) | 耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しています。 また、のれんについては、効果が及ぶと見積られる期間(20年以内)で償却しています。ただし、金額が僅少の場合は、発生した年度に一括償却しています。 |
| (3) リース資産 | 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 |
| リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。 |
4 繰延資産の処理方法
株式交付費及び社債発行費 発行時に全額費用として処理しています。
5 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しています。
(2) 賞与引当金
主に従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当事業年度分を計上しています。
(3) ポイント引当金
ポイントの使用による費用発生に備えるため当事業年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しています。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しています。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっています。
②数理計算上の差異の費用処理方法
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を発生の翌事業年度から費用処理しています。
6 消費税等の処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっています。
7 「マージン売上」の計上基準
商品等の取扱高(流通総額)に比例して利用料が計算される「マージン売上」のうちキャンセル受付期間が設定されている取引については、取引発生時にキャンセル発生見込額を控除した取引高に対する利用料を売上として計上しています。
なお、キャンセル発生見込額はキャンセル発生実績率に基づき算出しています。
キャンセル受付期間完了前売上高 17,943百万円(前事業年度は13,314百万円)
8 ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっています。ただし、特例処理の要件を満たすものについては、特例処理を採用しています。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
為替予約及び通貨スワップ
ヘッジ対象
外貨建債権債務及び外貨建社債の支払利息
(3) ヘッジ方針
外貨建の債権債務及び金利が有する為替変動リスクを回避する目的で、楽天株式会社ヘッジ取引管理細則に基づき為替予約及び通貨スワップを行っています。
(4) ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ対象取引との通貨単位、取引金額及び決済期日同一性について、社内管理資料に基づき有効性評価を行っています。なお特例処理の要件を満たす取引については有効性の評価を省略しています。
(追加情報)
(連結納税制度の適用)
当事業年度から連結納税制度を適用しています。
なお、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)が2020年3月27日に国会で成立しましたが、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)により「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び負債の額については、改正前の税法の規定に基づいています。
(貸借対照表関係)
※1 関係会社に対する金銭債権及び債務(貸借対照表に掲記しているものを除く)
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 金銭債権 | 299,443 | 百万円 | 455,702 | 百万円 |
| 金銭債務 | 211,119 | 百万円 | 346,894 | 百万円 |
※2 貸出コミットメントライン契約
当社グループではキャッシュ・マネジメント・システムを導入しており、これに伴う貸出コミットメントラインの未実行残高は次のとおりです。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 貸出コミットメントラインの総額 | 8,020 | 百万円 | 7,770 | 百万円 |
| 貸出実行残高 | 178 | 百万円 | - | 百万円 |
| 未実行残高 | 7,841 | 百万円 | 7,770 | 百万円 |
※3 借入コミットメントライン契約
当社は、(株)三井住友銀行、(株)みずほ銀行、三井住友信託銀行(株)、(株)三菱UFJ銀行と借入コミットメントライン契約を締結しており、未実行残高は次のとおりです。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 借入コミットメントラインの総額 | 80,000 | 百万円 | 120,000 | 百万円 |
| 借入実行残高 | - | 百万円 | - | 百万円 |
| 未実行残高 | 80,000 | 百万円 | 120,000 | 百万円 |
※4 保証債務等の残高
当社の子会社である下記の会社の借入金等支払債務に対して債務保証を行っています。保証債務残高の状況は次のとおりです。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | ||||
| Rakuten USA,Inc. | 2,783 | 百万円 | Rakuten USA,Inc. | 2,057 | 百万円 |
| (25,752千米ドル) | (19,933千米ドル) | ||||
| Rakuten Europe S.a.r.l. | 1,809 | 百万円 | ワールドトラベルシステム株式会社 | 100 | 百万円 |
| (15,000千米ドル) | |||||
| 株式会社Voyagin | 34 | 百万円 | 楽天ブックスネットワーク株式会社 | 26 | 百万円 |
| Rakuten Asia Pte. Ltd. | 20 | 百万円 | 楽天モバイル株式会社 | 865 | 百万円 |
| 楽天ブックスネットワーク株式会社 | 24 | 百万円 | |||
| 楽天モバイル株式会社 | 6,681 | 百万円 | |||
| 前事業年度 (2019年12月31日) | 当事業年度 (2020年12月31日) | |
|---|---|---|
| 重畳的債務引受による債務残高 | 244百万円 | 350百万円 |
※5 消費貸借契約により貸与している投資有価証券の貸借対照表価額は、次のとおりです。
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| - | 百万円 | 159,182 | 百万円 | |
(損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| ポイント費用 | 76,440 | 百万円 | 100,762 | 百万円 |
| 広告宣伝費及び販売促進費 | 78,603 | 百万円 | 65,764 | 百万円 |
| 人件費 | 61,167 | 百万円 | 65,071 | 百万円 |
| 賞与引当金繰入額 | 4,480 | 百万円 | 5,125 | 百万円 |
| 減価償却費 | 26,442 | 百万円 | 30,686 | 百万円 |
| 通信費 | 2,512 | 百万円 | 1,760 | 百万円 |
| 保守費 | 2,955 | 百万円 | 3,155 | 百万円 |
| 委託費及び外注費 | 58,464 | 百万円 | 64,765 | 百万円 |
| 地代家賃 | 12,909 | 百万円 | 20,329 | 百万円 |
| 支払手数料 | 47,868 | 百万円 | 61,279 | 百万円 |
| 荷造運賃手数料 | 1,523 | 百万円 | 4,179 | 百万円 |
| 関係会社負担費用 | △32,938 | 百万円 | △40,037 | 百万円 |
| その他 | 25,798 | 百万円 | 27,061 | 百万円 |
| 計 | 366,229 | 百万円 | 409,903 | 百万円 |
なお、関係会社負担費用は、関係会社に対する役務提供、管理業務等にかかわる費用で、人件費及び経費からの控除項目です。
おおよその割合
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 販売費 | 39 | % | 37 | % |
| 一般管理費 | 61 | % | 63 | % |
※2 各科目に含まれている関係会社に対するものは、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 営業取引による取引高 | 77,167 | 百万円 | 106,932 | 百万円 |
| 売上高 | 36,434 | 百万円 | 45,832 | 百万円 |
| 営業費用 | △40,731 | 百万円 | △61,099 | 百万円 |
| 営業取引以外の取引高 | 45,566 | 百万円 | 64,271 | 百万円 |
| 営業取引以外の取引高(収入) | 28,352 | 百万円 | 46,125 | 百万円 |
| 営業取引以外の取引高(支出) | 17,214 | 百万円 | 18,145 | 百万円 |
特別損失の事業再編損及び関係会社債権放棄損は、全て関係会社に対する債権放棄に係るものであり、営業取引以外の取引高(支出)に含まれています。
※3 固定資産売却益の内訳は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 工具、器具及び備品 | - | 百万円 | 0 | 百万円 |
| ソフトウエア | - | 百万円 | 6,795 | 百万円 |
| ソフトウエア仮勘定 | - | 百万円 | 405 | 百万円 |
| その他 | - | 百万円 | 5 | 百万円 |
| 合計 | - | 百万円 | 7,206 | 百万円 |
※4 固定資産除却損の内訳は、次のとおりです。
| 前事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 当事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 建物 | 132 | 百万円 | 35 | 百万円 |
| 機械装置及び運搬具 | - | 百万円 | 7 | 百万円 |
| 工具、器具及び備品 | 16 | 百万円 | 43 | 百万円 |
| ソフトウエア | 968 | 百万円 | 1,081 | 百万円 |
| ソフトウエア仮勘定 | 169 | 百万円 | 456 | 百万円 |
| その他 | - | 百万円 | 44 | 百万円 |
| 合計 | 1,287 | 百万円 | 1,668 | 百万円 |
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
| 区分 | 貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | - | - | - |
| 関連会社株式 | 254,640 | 166,032 | △88,607 |
| 合計 | 254,640 | 166,032 | △88,607 |
当事業年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
| 区分 | 貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | - | - | - |
| 関連会社株式 | 8,835 | 12,451 | 3,615 |
| 合計 | 8,835 | 12,451 | 3,615 |
(注) 1 時価の算定方法は、株式の取引所の価格によっています。
2 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式
(単位:百万円)
| 区分 | 2019年12月31日 | 2020年12月31日 |
|---|---|---|
| 子会社株式 | 830,456 | 1,015,559 |
| 子会社出資金 | 645 | 652 |
| 関連会社株式 | 26,786 | 25,895 |
| 合計 | 857,888 | 1,042,107 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株式及び関連会社株式」には含めていません。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 繰延税金資産 | ||||
| 貸倒引当金 | 640 | 百万円 | 1,622 | 百万円 |
| ポイント引当金 | 30,954 | 百万円 | 44,633 | 百万円 |
| 賞与引当金 | 1,371 | 百万円 | 1,554 | 百万円 |
| 退職給付引当金 | 1,306 | 百万円 | 2,760 | 百万円 |
| 関係会社株式評価損 | 69,022 | 百万円 | 65,927 | 百万円 |
| その他有価証券評価差額金 | - | 百万円 | 26,230 | 百万円 |
| 未確定債務 | 3,070 | 百万円 | 3,634 | 百万円 |
| 資産除去債務 | 1,662 | 百万円 | 3,471 | 百万円 |
| 株式報酬費用 | 2,656 | 百万円 | 3,028 | 百万円 |
| 繰越欠損金 | 9,411 | 百万円 | 18,628 | 百万円 |
| その他 | 2,243 | 百万円 | 2,152 | 百万円 |
| 繰延税金資産小計 | 122,340 | 百万円 | 173,646 | 百万円 |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △308 | 百万円 | △702 | 百万円 |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △68,839 | 百万円 | △62,265 | 百万円 |
| 評価性引当額小計 | △69,148 | 百万円 | △62,968 | 百万円 |
| 繰延税金資産合計 | 53,192 | 百万円 | 110,677 | 百万円 |
| 繰延税金負債 | ||||
| その他有価証券評価差額金 | 499 | 百万円 | - | 百万円 |
| 有形固定資産 | 876 | 百万円 | 2,765 | 百万円 |
| その他 | 116 | 百万円 | 68 | 百万円 |
| 繰延税金負債合計 | 1,492 | 百万円 | 2,834 | 百万円 |
| 繰延税金資産の純額 | 51,699 | 百万円 | 107,843 | 百万円 |
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前事業年度(2019年12月31日) | 当事業年度(2020年12月31日) | |||
| 法定実効税率 | 30.62 | % | 30.62 | % |
| (調整) | ||||
| 評価性引当額の増減額 | △303.35 | % | △134.51 | % |
| 繰越欠損金の消滅 | 11.78 | % | 1.13 | % |
| 税率変更による影響 | 411.71 | % | 1.11 | % |
| 受取配当等の益金不算入額 | △502.04 | % | △65.00 | % |
| 被合併法人等の申告時に追加発生した一時差異等 | △138.45 | % | △1.24 | % |
| その他 | 6.99 | % | △1.98 | % |
| 小計 | △513.37 | % | △200.49 | % |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | △482.75 | % | △169.87 | % |
(重要な後発事象)
(第三者割当による新株式発行及び自己株式の処分)
「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 48.後発事象」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しています。
④ 附属明細表
有形固定資産等明細表
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期償却額 | 当期末残高 | 減価償却 累計額 |
| 有形固定資産 | 建物 | 8,602 | 10,236 | 297 | 1,948 | 16,592 | 6,518 |
| 機械装置及び運搬具 | 718 | 5 | 7 | 209 | 506 | 653 | |
| 工具、器具及び備品 | 6,033 | 6,881 | 66(15) | 2,970 | 9,877 | 14,528 | |
| 土地 | 478 | - | - | - | 478 | - | |
| 建設仮勘定 | 4,456 | 14,947 | 12,781 | - | 6,623 | - | |
| その他 | 5,879 | 12,570 | 169 | 1,666 | 16,613 | 3,348 | |
| 計 | 26,169 | 44,641 | 13,322(15) | 6,795 | 50,692 | 25,048 | |
| 無形固定資産 | のれん | 10,877 | 889 | - | 2,519 | 9,247 | - |
| 特許権 | 1,030 | 82 | - | 366 | 746 | - | |
| 商標権 | 365 | 83 | 1 | 52 | 395 | - | |
| ソフトウエア | 45,212 | 25,828 | 4,561(2,050) | 16,642 | 49,838 | - | |
| ソフトウエア仮勘定 | 10,097 | 28,677 | 27,864(282) | - | 10,909 | - | |
| その他 | 34,490 | 208 | 780 | 6,813 | 27,104 | - | |
| 計 | 102,073 | 55,769 | 33,208(2,333) | 26,393 | 98,240 | - | |
(注) 1.「当期減少額」欄の( )内は内書で、当期の減損損失計上額です。
2.ソフトウエアの当期増加額は、主に新会計システム導入に伴うソフトウエアの計上額です。
3.ソフトウエア仮勘定の当期増加額は、主に楽天市場事業等にて利用予定の仕掛中ソフトウエアの計上額です。
引当金明細表
| (単位:百万円) | ||||
| 区 分 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
| 貸倒引当金 | 2,091 | 5,299 | 2,091 | 5,299 |
| 賞与引当金 | 4,529 | 5,125 | 4,529 | 5,125 |
| ポイント引当金 | 101,092 | 145,766 | 101,092 | 145,766 |
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 1月1日から12月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 3月中 |
| 基準日 | 12月31日 |
| 株券の種類 | 該当事項はありません。 |
| 剰余金の配当の基準日 | 6月30日、12月31日 |
| 1単元の株式数 | 該当事項はありません。 |
| 株式の名義書換え | |
| 取扱場所 | 東京都港区南青山二丁目6番21号楽天カード株式会社 |
| 株主名簿管理人 | 該当事項はありません。 |
| 取次所 | 該当事項はありません。 |
| 名義書換手数料 | 該当事項はありません。 |
| 新券交付手数料 | 該当事項はありません。 |
| 単元未満株式の買取り | 該当事項はありません。 |
| 公告掲載方法 | 当社の公告方法は、電子公告としております。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載しております。当社の公告掲載URLは以下のとおりであります。https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/public/ |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
| 株式の譲渡制限 | 当社の株式を譲渡により取得するには、取締役会の承認を要します。 |
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社は、上場会社でないため金融商品取引法第24条の7第1項の適用がありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しています。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第20期(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) 2020年3月27日関東財務局長に提出。
(2)四半期報告書及び確認書
事業年度 第21期第1四半期(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日) 2020年5月13日関東財務局長に提出。
事業年度 第21期第2四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日) 2020年8月11日関東財務局長に提出。
事業年度 第21期第3四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日) 2020年11月12日関東財務局長に提出。
(3)臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異動)の規定に基づく臨時報告書
2020年4月3日関東財務局長に提出。
2020年5月19日関東財務局長に提出。
(4)発行登録書(株券、社債券等)及びその添付書類
2020年11月18日関東財務局長に提出。
(5)訂正発行登録書(株券、社債券等)
2020年11月30日関東財務局長に提出。
(6)発行登録追補書類(株券、社債券等)及びその添付書類
2020年12月8日関東財務局長に提出。
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書
2021年3月29日
楽天カード株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 齋 田 毅 | 印 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 黒 木 賢 治 | 印 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている楽天カード株式会社の2020年1月1日から2020年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準に準拠して、楽天カード株式会社及び連結子会社の2020年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
連結財務諸表に対する経営者及び監査役の責任
経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
2021年3月29日
楽天カード株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 齋 田 毅 | 印 |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 黒 木 賢 治 | 印 |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている楽天カード株式会社の2020年1月1日から2020年12月31日までの第21期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、楽天カード株式会社の2020年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
財務諸表に対する経営者及び監査役の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しています。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。