| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2020年6月19日 |
| 【事業年度】 | 第96期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) |
| 【会社名】 | 本田技研工業株式会社 |
| 【英訳名】 | HONDA MOTOR CO., LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 取締役社長 八 郷 隆 弘 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都港区南青山二丁目1番1号 |
| 【電話番号】 | (03)3423-1111 大代表 |
| 【事務連絡者氏名】 | 事業管理本部経理部長 内 藤 浩 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都港区南青山二丁目1番1号 |
| 【電話番号】 | (03)3423-1111 大代表 |
| 【事務連絡者氏名】 | 事業管理本部経理部長 内 藤 浩 |
| 【縦覧に供する場所】 | 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
| 回次 | 第92期 | 第93期 | 第94期 | 第95期 | 第96期 | |
| 連結会計年度 | 2015年度(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | 2016年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) | 2017年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 2018年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 2019年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |
| 売上収益 | (百万円) | 14,601,151 | 13,999,200 | 15,361,146 | 15,888,617 | 14,931,009 |
| 営業利益 | (百万円) | 503,376 | 840,711 | 833,558 | 726,370 | 633,637 |
| 税引前利益 | (百万円) | 635,450 | 1,006,986 | 1,114,973 | 979,375 | 789,918 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | (百万円) | 344,531 | 616,569 | 1,059,337 | 610,316 | 455,746 |
| 親会社の所有者に帰属する当期包括利益 | (百万円) | △188,580 | 696,079 | 899,545 | 637,609 | 24,287 |
| 親会社の所有者に帰属する持分 | (百万円) | 6,761,433 | 7,295,296 | 7,933,538 | 8,267,720 | 8,012,259 |
| 総資産額 | (百万円) | 18,229,294 | 18,958,123 | 19,349,164 | 20,419,122 | 20,461,465 |
| 1株当たり親会社所有者帰属持分 | (円) | 3,751.59 | 4,047.81 | 4,461.36 | 4,698.74 | 4,640.46 |
| 基本的1株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) | (円) | 191.16 | 342.10 | 590.79 | 345.99 | 260.13 |
| 希薄化後1株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) | (円) | 191.16 | 342.10 | 590.79 | 345.99 | 260.13 |
| 親会社所有者帰属持分比率 | (%) | 37.1 | 38.5 | 41.0 | 40.5 | 39.2 |
| 親会社所有者帰属持分当期利益率 | (%) | 5.0 | 8.8 | 13.9 | 7.5 | 5.6 |
| 株価収益率 | (倍) | 16.1 | 9.8 | 6.2 | 8.7 | 9.3 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 1,390,995 | 885,073 | 987,671 | 775,988 | 979,415 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △875,077 | △650,618 | △615,113 | △577,555 | △619,481 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △95,299 | 115,423 | △174,334 | 22,924 | △87,411 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (百万円) | 1,757,456 | 2,105,976 | 2,256,488 | 2,494,121 | 2,672,353 |
| 従業員数(外、平均臨時従業員数) | (名) | 208,399 | 211,915 | 215,638 | 219,722 | 218,674 |
| (32,533) | (33,074) | (33,737) | (37,897) | (34,586) | ||
(注) 1 当社は、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して連結財務諸表を作成しています。
2 売上収益には、消費税等は含まれていません。
(2) 提出会社の経営指標等
| 回次 | 第92期 | 第93期 | 第94期 | 第95期 | 第96期 | |
| 事業年度 | 2015年度(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | 2016年度(自 2016年4月1日至 2017年3月31日) | 2017年度(自 2017年4月1日至 2018年3月31日) | 2018年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 2019年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |
| 売上高 | (百万円) | 3,303,606 | 3,456,118 | 3,787,337 | 4,077,564 | 3,642,679 |
| 営業利益又は営業損失(△) | (百万円) | △191,421 | 36,559 | 108,542 | 1,012 | △60,260 |
| 経常利益 | (百万円) | 60,822 | 350,051 | 484,060 | 534,031 | 512,028 |
| 当期純利益 | (百万円) | 51,912 | 233,082 | 383,461 | 362,203 | 373,027 |
| 資本金 | (百万円) | 86,067 | 86,067 | 86,067 | 86,067 | 86,067 |
| 発行済株式総数 | (株) | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 |
| 純資産額 | (百万円) | 1,861,647 | 1,947,645 | 2,078,199 | 2,161,343 | 2,220,025 |
| 総資産額 | (百万円) | 2,828,275 | 2,823,055 | 2,849,028 | 2,982,107 | 3,126,421 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 1,032.94 | 1,080.66 | 1,168.66 | 1,228.34 | 1,285.77 |
| 1株当たり配当額 | (円) | 88.00 | 92.00 | 100.00 | 111.00 | 112.00 |
| (第1四半期末) | (円) | (22.00) | (22.00) | (24.00) | (27.00) | (28.00) |
| (第2四半期末) | (円) | (22.00) | (22.00) | (24.00) | (28.00) | (28.00) |
| (第3四半期末) | (円) | (22.00) | (24.00) | (25.00) | (28.00) | (28.00) |
| (期末) | (円) | (22.00) | (24.00) | (27.00) | (28.00) | (28.00) |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 28.80 | 129.33 | 213.86 | 205.33 | 212.91 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 自己資本比率 | (%) | 65.8 | 69.0 | 72.9 | 72.5 | 71.0 |
| 自己資本利益率 | (%) | 2.7 | 12.2 | 19.1 | 17.1 | 17.0 |
| 株価収益率 | (倍) | 107.2 | 25.9 | 17.1 | 14.6 | 11.4 |
| 配当性向 | (%) | 305.6 | 71.1 | 46.8 | 54.1 | 52.6 |
| 従業員数(外、平均臨時従業員数) | (名) | 22,399 | 21,903 | 21,543 | 22,675 | 25,379 |
| (4,280) | (4,570) | (5,370) | (6,034) | (5,489) | ||
| 株主総利回り | (%) | 81.3 | 90.5 | 100.9 | 86.8 | 75.1 |
| (比較指標:配当込みTOPIX) | (%) | (89.2) | (102.3) | (118.5) | (112.5) | (101.8) |
| 最高株価 | (円) | 4,499.0 | 3,675.0 | 4,151.0 | 3,836.0 | 3,259.0 |
| 最低株価 | (円) | 2,726.0 | 2,417.0 | 3,000.0 | 2,733.0 | 2,120.0 |
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれていません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載していません。
3 最高株価・最低株価は、東京証券取引所市場第一部における市場相場です。
2 【沿革】
| 年月 | 事項 |
|---|---|
| 1946年10月 | 本田宗一郎が静岡県浜松市に本田技術研究所を開設、内燃機関および各種工作機械の製造ならびに研究に従事 |
| 1948年9月 | 本田技術研究所を継承して本田技研工業株式会社を設立 |
| 1949年8月 | 二輪車生産開始 |
| 1952年4月 | 本社を東京都に移転 |
| 9月 | パワープロダクツ生産開始 |
| 1953年5月 | 大和工場(1973年1月より 埼玉製作所 和光工場)稼動開始 |
| 1954年4月 | 浜松製作所葵工場(2014年4月より トランスミッション製造部)稼動開始 |
| 1957年12月 | 株式を東京証券取引所に上場 |
| 1959年6月 | 米国にアメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッドを設立 |
| 1960年5月 | 鈴鹿製作所稼動開始 |
| 7月 | 本田技術研究所を当社より分離し、株式会社本田技術研究所を設立 |
| 1963年6月 | 四輪車生産開始 |
| 1964年10月 | タイにアジアホンダモーターカンパニー・リミテッドを設立 |
| 11月 | 狭山製作所(1973年1月より 埼玉製作所 狭山工場)稼動開始 |
| 1969年3月 | カナダにホンダカナダ・インコーポレーテッドを設立 |
| 1970年9月 | 狭山製作所第2工場工機部門を当社より分離し、ホンダ工機株式会社(1974年7月より ホンダエンジニアリング株式会社)を設立 |
| 12月 | 真岡工場(2014年4月より パワートレインユニット製造部)稼動開始 |
| 1971年10月 | ブラジルにホンダモーター・ド・ブラジル・リミターダ(2000年4月より ホンダサウスアメリカ・リミターダ)を設立 |
| 1975年7月 | ブラジルにモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダを設立 |
| 1976年3月 | 熊本製作所稼動開始 |
| 1977年2月 | ADR(米国預託証券)をニューヨーク証券取引所に上場 |
| 1978年3月 | 米国にホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッドを設立 |
| 8月 | アルゼンチンにホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エーを設立 |
| 1980年2月 | 米国にアメリカンホンダファイナンス・コーポレーションを設立 |
| 1985年2月 | 英国にホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドを設立 |
| 9月 | メキシコにホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイを設立 |
| 1987年1月 | カナダにホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッドを設立 |
| 3月 | 米国に北米子会社事業の統轄機能を有するホンダノースアメリカ・インコーポレーテッドを設立 |
| 1989年8月 | 英国に欧州子会社事業の統轄機能を有するホンダモーターヨーロッパ・リミテッドを設立 |
| 1992年7月 | タイにホンダカーズマニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー・リミテッド(2000年12月より ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド)を設立 |
| 1996年5月 | アジアホンダモーターカンパニー・リミテッドにアセアン子会社事業の統轄機能を設置 |
| 同月 | ブラジルにホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダを設立 |
| 1999年4月 | 東京都に株式会社ホンダクレジット(2002年7月より 株式会社ホンダファイナンス)を設立 |
| 12月 | 米国にホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シーを設立 |
| 2000年4月 | ホンダサウスアメリカ・リミターダに南米子会社事業の統轄機能を設置 |
| 2002年6月 | 埼玉製作所 和光工場の四輪車用エンジンの生産を終了し、その生産機能を埼玉製作所 狭山工場(2002年10月より 埼玉製作所)に移管(埼玉製作所 和光工場跡地については、2004年7月よりHonda和光ビルとして活用) |
| 2004年1月 | 中国に中国事業の統轄機能を有する本田技研工業(中国)投資有限公司を設立 |
| 2009年9月 | 埼玉製作所 小川工場稼働開始 |
| 2013年7月 | 埼玉製作所 寄居工場稼働開始 |
3 【事業の内容】
当社グループは、当社および国内外430社の関係会社(連結子会社357社、持分法適用会社73社)により構成され、事業別には、二輪事業、四輪事業、金融サービス事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業からなっています。
二輪事業、四輪事業、金融サービス事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業における主要製品およびサービス、所在地別の主な会社は、以下のとおりです。
| 事業 | 主要製品およびサービス | 所在地 | 主な会社 |
| 二輪事業 | 二輪車 ATV Side-by-Side 関連部品 | 日本 | 当社○㈱本田技術研究所○㈱ホンダモーターサイクルジャパン☆㈱ショーワ☆㈱ケーヒン☆テイ・エス テック㈱☆㈱エフ・シー・シー☆日信工業㈱☆㈱エイチワン☆武蔵精密工業㈱ |
| 北米 | ○アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド○ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド○ホンダカナダ・インコーポレーテッド○ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | ||
| 欧州 | ○ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド○ホンダターキー・エー・エス○ホンダイタリアインダストリアーレ・エス・ピー・エー | ||
| アジア | ○本田技研工業(中国)投資有限公司○ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド○ホンダカーズインディア・リミテッド○台灣本田股份有限公司○アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド○タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド○エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド○ホンダベトナムカンパニー・リミテッド☆ピー・ティ・アストラホンダモーター | ||
| その他の地域 | ○ホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エー○モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ |
○:連結子会社☆:持分法適用会社
| 事業 | 主要製品およびサービス | 所在地 | 主な会社 |
| 四輪事業 | 四輪車 関連部品 | 日本 | 当社○㈱本田技術研究所○㈱ホンダカーズ東京中央☆㈱ショーワ☆㈱ケーヒン☆テイ・エス テック㈱☆㈱エフ・シー・シー☆日信工業㈱☆㈱エイチワン☆武蔵精密工業㈱☆㈱ジーテクト |
| 北米 | ○アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド○ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド○ホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー○ホンダマニュファクチュアリングオブインディアナ・エル・エル・シー○ホンダトランスミッションマニュファクチュアリングオブアメリカ・インコーポレーテッド○ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド○ホンダカナダ・インコーポレーテッド○ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | ||
| 欧州 | ○ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド○ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド○ホンダターキー・エー・エス○ホンダアールアンドディヨーロッパ(ユー・ケー)・リミテッド | ||
| アジア | ○本田技研工業(中国)投資有限公司○本田汽車零部件製造有限公司○本田技研科技(中国)有限公司○ホンダカーズインディア・リミテッド○ピー・ティ・ホンダ・プレシジョン・パーツ・マニュファクチュアリング○ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター○ホンダ・マレーシア・エスディーエヌ・ビーエイチディー○台灣本田股份有限公司○アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド○ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド○ホンダベトナムカンパニー・リミテッド☆広汽本田汽車有限公司☆東風本田汽車有限公司☆東風本田発動機有限公司 | ||
| その他の地域 | ○ホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エー○ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ | ||
| 金融サービス事業 | 金融 | 日本 | ○㈱ホンダファイナンス |
| 北米 | ○アメリカンホンダファイナンス・コーポレーション○ホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッド | ||
| 欧州 | ○ホンダファイナンスヨーロッパ・パブリックリミテッドカンパニー○ホンダバンク・ゲー・エム・ベー・ハー | ||
| アジア | ○ホンダリーシング(タイランド)カンパニー・リミテッド | ||
| その他の地域 | ○バンコホンダ・エス・エー |
○:連結子会社☆:持分法適用会社
| 事業 | 主要製品およびサービス | 所在地 | 主な会社 |
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | パワープロダクツ 関連部品 その他 | 日本 | 当社○㈱本田技術研究所○㈱ホンダモーターサイクルジャパン○㈱ホンダパワープロダクツジャパン☆㈱ショーワ☆㈱ケーヒン☆㈱エフ・シー・シー☆㈱エイチワン☆武蔵精密工業㈱ |
| 北米 | ○アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド○ホンダエアロ・インコーポレーテッド○ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シー○ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド○ホンダカナダ・インコーポレーテッド○ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | ||
| 欧州 | ○ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド○ホンダフランスマニュファクチュアリング・エス・エー・エス | ||
| アジア | ○ホンダカーズインディア・リミテッド○台灣本田股份有限公司○アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド○タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド | ||
| その他の地域 | ○ホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エー○モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ |
(注) 1 主な会社のうち、複数の事業を営んでいる会社については、それぞれの事業区分に記載しています。
2 ライフクリエーション事業は、2019年4月1日より、パワープロダクツ事業が名称変更したものです。
従来からの「パワープロダクツ商品の提供」に、エネルギーなど「将来に向けた新事業」を加え、「移動
と暮らしに新価値を提供していく」という機能に進化していくことから、新たに「ライフクリエーション事
業」という考えに領域を拡げ、推進しています。
○:連結子会社☆:持分法適用会社
事業の系統図は、以下のとおりです。(主な会社のみ記載しています。)
4 【関係会社の状況】
(連結子会社)
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 | 摘要 | |||
| セグメントの名称 | 事業形態 | 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | |||||
| ㈱本田技術研究所 | 埼玉県和光市 | 百万円7,400 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品を研究開発している | ― |
| ㈱ホンダファイナンス | 東京都千代田区 | 百万円11,090 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社有価証券報告書を提出している |
| アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 千米ドル299,000 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 販売 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品を販売している | 特定子会社主要な連結子会社 (注2) |
| ホンダエアロ・インコーポレーテッド(注3) | 米国ノースカロライナ州バーリントン | 千米ドル80,750 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州メアリズビル | 千米ドル1,502 | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社 | 100.0 | 有 | ― | ― | ― |
| ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州メアリズビル | 千米ドル561,568 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(97.5) | 有 | ― | 当社製品を製造している | 特定子会社 |
| アメリカンホンダファイナンス・コーポレーション | 米国カリフォルニア州トーランス | 千米ドル1,366,000 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社 |
| ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シー(注4) | 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ | 千米ドル160,000 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発生産販売 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を研究開発、製造および販売している | 特定子会社 |
| ホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー | 米国アラバマ州リンカーン | 千米ドル400,000 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダマニュファクチュアリングオブインディアナ・エル・エル・シー | 米国インディアナ州グリーンズバーグ | 千米ドル200,000 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダトランスミッションマニュファクチュアリングオブアメリカ・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州ラッセルズポイント | 千米ドル42,380 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 千米ドル22,300 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を研究開発している | ― |
| ホンダカナダ・インコーポレーテッド | カナダオンタリオ州マーカム | 千カナダ・ドル226,090 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(49.9) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 | 摘要 | |||
| セグメントの名称 | 事業形態 | 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | |||||
| ホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッド | カナダオンタリオ州マーカム | 千カナダ・ドル285,000 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社 |
| ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | メキシコハリスコ州エルサルト | 千メキシコ・ペソ13,655,652 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(99.8) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(注5) | 英国ブラックネル | 千英ポンド665,549 | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 | 有 | 当社は運転資金を貸付けている | 当社製品を販売している | 特定子会社 |
| ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド | 英国スウィンドン | 千英ポンド670,000 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(86.3) | 有 | ― | 当社製品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダファイナンスヨーロッパ・パブリックリミテッドカンパニー | 英国ブラックネル | 千英ポンド38,251 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | ― |
| ホンダバンク・ゲー・エム・ベー・ハー | ドイツフランクフルト | 千ユーロ78,000 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社 |
| ホンダターキー・エー・エス | トルコチャイロヴァ | 千トルコ・リラ180,000 | 二輪事業四輪事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| 本田技研工業(中国)投資有限公司 | 中国北京市 | 千米ドル132,979 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品を販売している | 特定子会社 |
| 本田汽車零部件製造有限公司 | 中国佛山市 | 千米ドル200,000 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 特定子会社 |
| ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド | インドグルグラム | 千インド・ルピー3,100,000 | 二輪事業 | 生産販売 | 100.0(3.2) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| ホンダカーズインディア・リミテッド | インドグレーターノイダ | 千インド・ルピー10,727,973 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(19.1) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| ピー・ティ・ホンダ・プレシジョン・パーツ・マニュファクチュアリング | インドネシアカラワン | 千米ドル150,000 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(5.0) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 特定子会社 |
| ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター | インドネシアジャカルタ | 千米ドル70,000 | 四輪事業 | 生産販売 | 51.0 | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| ホンダ・マレーシア・エスディーエヌ・ビーエイチディー | マレーシアペゴー | 千マレーシア・リンギット170,000 | 四輪事業 | 生産販売 | 51.0 | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| 台灣本田股份有限公司 | 台湾台北市 | 千台湾ドル3,580,000 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 販売 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品を販売している | 特定子会社 |
| アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド | タイバンコク | 千タイ・バーツ10,888,908 | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 | 有 | ― | 当社製品を販売している | 特定子会社 |
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 | 摘要 | |||
| セグメントの名称 | 事業形態 | 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | |||||
| ホンダリーシング(タイランド)カンパニー・リミテッド | タイバンコク | 千タイ・バーツ5,550,000 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社 |
| ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド | タイアユタヤ | 千タイ・バーツ5,460,000 | 四輪事業 | 生産販売 | 89.0(25.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド | タイバンコク | 千タイ・バーツ150,000 | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 83.0(48.0) | 有 | ― | 当社製品を製造している | ― |
| エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド | タイサムットプラカン | 千タイ・バーツ40,000 | 二輪事業 | 販売 | 61.0(45.0) | 有 | ― | 当社製品を販売している | ― |
| ホンダベトナムカンパニー・リミテッド | ベトナムフックイエン | 千ベトナム・ドン1,190,822,800 | 二輪事業四輪事業 | 生産販売 | 70.0(28.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| ホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エー | アルゼンチンブエノスアイレス | 千アルゼンチン・ペソ14,039,152 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(99.7) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| ホンダサウスアメリカ・リミターダ | ブラジルスマレ | 千ブラジル・レアル119,027 | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社 | 100.0 | 有 | ― | ― | 特定子会社 |
| バンコホンダ・エス・エー | ブラジルサンパウロ | 千ブラジル・レアル524,387 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品に関わる販売金融をしている | 特定子会社 |
| ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ | ブラジルスマレ | 千ブラジル・レアル882,786 | 四輪事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ | ブラジルマナウス | 千ブラジル・レアル1,400,146 | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | 特定子会社 |
| その他318社 (注6) | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
(注) 1 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
2 アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッドは、連結売上収益に占める売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の割合が10%を超えています。同社の売上収益は所在地別北米セグメントの売上収益(セグメント間の内部売上収益または振替高を含む。)の90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しています。(その関係会社を含む。)
3 ホンダエアロ・インコーポレーテッドは、債務超過会社であり、2020年3月末時点で債務超過額は
33,044百万円です。(その関係会社の持分相当額を含む。)
4 ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シーは、債務超過会社であり、2020年3月末時点で債務超過額は114,789百万円です。
5 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、債務超過会社であり、2020年3月末時点で債務超過額は 12,829百万円です。(その関係会社の持分相当額を含む。)
6 その他318社の内訳は国内の二輪販売会社7社、四輪販売会社25社、その他の国内連結子会社51社およびその他の海外連結子会社235社です。
(持分法適用会社)
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 | 摘要 | |||
| セグメントの名称 | 事業形態 | 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | |||||
| ㈱ショーワ | 埼玉県行田市 | 百万円12,698 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 33.5 | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| ㈱ケーヒン | 東京都新宿区 | 百万円6,932 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 41.4(0.0) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| テイ・エス テック㈱ | 埼玉県朝霞市 | 百万円4,700 | 二輪事業四輪事業 | 生産 | 22.7(0.1) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| ㈱エフ・シー・シー | 静岡県浜松市北区 | 百万円4,175 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 21.9 | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| 日信工業㈱ | 長野県東御市 | 百万円3,693 | 二輪事業四輪事業 | 生産 | 34.9 | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| ㈱エイチワン | 埼玉県さいたま市大宮区 | 百万円4,366 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 21.6 | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| 武蔵精密工業㈱ | 愛知県豊橋市 | 百万円5,361 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 25.1 | 無 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| ㈱ジーテクト | 埼玉県さいたま市大宮区 | 百万円4,656 | 四輪事業 | 生産 | 30.4 | 無 | ― | 当社製品の部品を製造している | 有価証券報告書を提出している |
| 広汽本田汽車有限公司 | 中国広州市 | 千米ドル541,000 | 四輪事業 | 生産 | 50.0(10.0) | 有 | ― | 当社製品を製造している | ― |
| 東風本田汽車有限公司 | 中国武漢市 | 千米ドル948,000 | 四輪事業 | 生産販売 | 50.0(10.0) | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| 東風本田発動機有限公司 | 中国広州市 | 千米ドル121,583 | 四輪事業 | 生産 | 50.0(10.0) | 有 | ― | 当社製品の部品を製造している | ― |
| ピー・ティ・アストラホンダモーター | インドネシアジャカルタ | 千インドネシア・ルピア185,000,000 | 二輪事業 | 生産販売 | 50.0 | 有 | ― | 当社製品を製造および販売している | ― |
| その他61社 (注2) | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
(注) 1 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
2 その他61社の内訳は国内の四輪販売会社4社、その他の国内持分法適用会社16社およびその他の海外持分
法適用会社41社です。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | |||||
| 前連結会計年度(2019年3月31日) | 当連結会計年度(2020年3月31日) | 増減 | ||||
| 二輪事業 | 45,319 | (14,959) | 47,013 | (13,878) | 1,694 | ( △1,081) |
| 四輪事業 | 162,278 | (20,008) | 159,555 | (17,968) | △2,723 | ( △2,040) |
| 金融サービス事業 | 2,442 | ( 119) | 2,455 | ( 100) | 13 | ( △19) |
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 9,683 | ( 2,811) | 9,651 | ( 2,640) | △32 | ( △171) |
| 合計 | 219,722 | (37,897) | 218,674 | (34,586) | △1,048 | ( △3,311) |
(注) 従業員数は就業人員です。また、( )内に臨時従業員の平均人数を外数で記載しています。
(2) 提出会社の状況
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | 増減 | |||||
| 従業員数 | (名) | 22,675 | ( 6,034) | 25,379 | ( 5,489) | 2,704 | ( △545) |
| 平均年齢 | (歳) | 45.6 | 45.5 | △0.1 | |||
| 平均勤続年数 | (年) | 24.1 | 23.8 | △0.3 | |||
| 平均年間給与 | (千円) | 8,198 | 8,168 | △30 | |||
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | |||||
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | 増減 | ||||
| 二輪事業 | 2,759 | ( 863) | 5,061 | ( 643) | 2,302 | ( △220) |
| 四輪事業 | 19,243 | ( 5,057) | 19,677 | ( 4,747) | 434 | ( △310) |
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 673 | ( 114) | 641 | ( 99) | △32 | ( △15) |
| 合計 | 22,675 | ( 6,034) | 25,379 | ( 5,489) | 2,704 | ( △545) |
(注) 1 従業員数は就業人員です。また、( )内に臨時従業員の平均人数を外数で記載しています。
2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
(3) 労働組合の状況
提出会社、連結子会社ともに、労使関係は安定しており特記すべき事項はありません。
提出会社の状況
| 労働組合名 | 本田技研労働組合(全日本自動車産業労働組合総連合会に加盟) |
|---|---|
| 組合員数 | 23,060名 |
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月19日)現在において、当社、連結子会社および持分法適用会社(以下「当社グループ」という。)が判断したものです。
(1) 経営方針・経営戦略等
当社グループは、「人間尊重」と「三つの喜び」(買う喜び、売る喜び、創る喜び)を基本理念としています。「人間尊重」とは、自立した個性を尊重しあい、平等な関係に立ち、信頼し、持てる力を尽くすことで、共に喜びをわかちあうという理念であり、「三つの喜び」とは、この「人間尊重」に基づき、お客様の喜びを源として、企業活動に関わりをもつすべての人々と、共に喜びを実現していくという信念であります。
こうした基本理念に基づき、「わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす」という社是を実践し、株主の皆様をはじめとするすべての人々と喜びを分かち合い、企業価値の向上に努めていきます。
また、2030年に向けた全社ビジョンとして、「すべての人に、“生活の可能性が拡がる喜び”を提供する」と定め、次の3つの方向性に基づいて、様々な取り組みを行っていきます。
① クリーンで安全・安心な社会へ
② 移動と暮らしの価値創造
③ 多様な社会・個人への対応
① クリーンで安全・安心な社会へ
カーボンフリー社会、交通事故ゼロ社会の実現をリードする、という目標を掲げ各領域で取り組んでいきます。
1.カーボンフリー社会の実現をリード
当社グループは、環境のトップランナーとして今まで開発してきた電動化技術をもとに、今後は電動車の導入を積極的に進めていきます。カーボンフリー社会の実現に向けて、幅広いラインアップを持つ、モビリティカンパニーとして、さらなる電動化を進めていきます。
2.交通事故ゼロ社会の実現をリード
モビリティを提供する企業の責任として、当社グループは、「Safety for Everyone」という考え方のもと、道を使うすべての人が安心して暮らせる「事故に遭わない社会」の実現をめざし、安全技術の研究開発と普及に努めています。従来から取り組んできた衝突安全性能に加え、現在は事故そのものを未然に防ぐ、安全運転支援システム 「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の普及と進化に取り組んでいます。
こうした安全技術に加え、運転者や歩行者など、道を使うすべての人が、安全の意識を持ち、安心して移動できる社会を実現するために、交通安全の啓発にも長年取り組んでおり、今後もグローバルで展開していきます。
② 移動と暮らしの価値創造
モビリティ・ロボティクス・エネルギーの3つの分野で自由で楽しい移動の喜びの提供と生活が変わる・豊かになる喜びの提供をめざしていきます。
1.自由で楽しい移動の喜び
二輪・四輪など、幅広いモビリティを持つ当社グループならではの強みを活かし、生活の隅々まで移動の自由を提供する、新たなモビリティサービスの取り組みを、各地域で、他社とのパートナーシップも活用しながら始めていきます。
2.生活が変わる・豊かになる喜び
安全・安心でクリーンなエネルギーを、モビリティを通じて生活の中で共有利用できる取り組みを行っていきます。
③ 多様な社会・個人への対応
先進国や新興国にかかわらず多様な社会に向けて、また、多様な文化・価値観を持つすべての人に向けて、最適な商品・サービスの提供をめざしていきます。
これらの方向性への取り組みの一つとして、当社グループは「Honda eMaaS」というコンセプトの実現に向けて取り組みを始めています。「Honda eMaaS」は、モビリティサービスとエネルギーサービスをつなげることで、人々に自由な移動を提供すると同時に、再生可能エネルギーの拡大に貢献することです。
この「Honda eMaaS」は、今後増えてくる当社グループの電動モビリティやエネルギー機器などの電動製品群を統合管理することにより、お客様の移動と暮らしをシームレスにつなげ、生活が変わる・豊かになる喜びをカーボンフリーで提供することをめざしていきます。
(2) 経営環境
当社グループを取り巻く経営環境は、大きな転換期を迎えています。価値観の多様化や、高齢化の進展、都市化の加速、気候変動の深刻化、さらに電動化、自動運転化、IoTといった技術の進化による産業構造の変化が、グローバルレベルで進んでいます。将来の成長に不可欠な「強い商品・強いものづくり・強い事業」を確実につくりあげることが必要です。
二輪事業は市場環境を見ると、従来の既存メーカーに加え、新興メーカーとの競争がさらに激しくなっています。また、各国での環境規制強化への対応、新たな市場の拡大に向けた取り組みが必要となるなど、事業環境はこれまで以上に急激に変化を続けています。
四輪事業は環境変化に即座に対応でき、お客様に喜んでいただける商品を強いものづくりの力をもって生み出し、タイムリーに世の中へ提供できる強い事業運営体制をつくりあげていきます。
ライフクリエーション事業及びその他の事業は従来からの「パワープロダクツ商品の提供」に、エネルギーなど「将来に向けた新事業」を加え、「移動と暮らしに新価値を提供していく」という機能に進化していくことから、「ライフクリエーション事業」という考えに領域を拡げ、推進しています。
(3) 優先的に対処すべき課題
経営環境を踏まえ、当社グループが持続的な成長を続け、さまざまな社会の課題解決に貢献するために、当社グループならではの価値提供の実現に向けた、次世代への新たなチャレンジとして以下の課題に取り組んでいきます。
① 将来の成長に向けた仕込み
1.次世代技術への取り組み
今後の自動車業界は電動化、安全運転支援技術、コネクテッドなどの技術革新への対応が企業の競争力を左右することが考えられます。当社グループは二輪、四輪、ライフクリエーションの各事業でこれらの次世代技術を搭載した製品・サービスの開発、早期の事業性の確立に取り組んでいきます。
電動化については、今まで開発してきた電動化技術をもとに、今後はハイブリッド車のさらなる拡大、ならびにゼロエミッションビークルの導入を積極的に進めていきます。
安全運転支援技術については、事故そのものを未然に防ぐ、安全運転支援システム 「Honda SENSING」の普及と進化に取り組んでいきます。
今後も他社とのパートナーシップも活用しながら将来社会を見据えた共同開発、事業化に向けた取り組みを進めることで、クリーンで安全・安心な社会の実現をめざしていきます。
2.新事業への取り組み
「Honda eMaaS」では、当社グループの電動モビリティやエネルギー機器が、電力の一時的な蓄放電装置として機能し、電力の安定化に貢献するなど、社会全体の電力の有効活用に、当社グループのエネルギー技術が寄与することを想定しています。これを実現するためにはモビリティサービスにおいては、電動車による移動やモノの運搬サービスといった領域への取り組みが必要です。また、エネルギーサービスにおいては、エネルギー機器をモビリティの動力として「つかう」だけでなく、電力を「つくり」、家庭の電源と「つながる」ことで、必要な時に必要な場所で効率的に電気を使えるようになるなど移動する電源としての領域への取り組みが必要です。
これらの各領域にソリューションを提案していくことで、すべての人に“生活の可能性が拡がる喜び”を提供したいと考えています。
② 既存事業の盤石化
次の取り組みを着実に進めることで戦略立案機能の強化、ならびに対他競争力の高いものづくり基盤を構築し、強い事業を実現していきます。
1.戦略実現に向けた体制の構築
環境変化に即座に対応でき、お客様に喜んでいただける商品をタイムリーに世の中へ提供できる強い事業をつくりあげるため、営業(S)、生産(E)、開発(D)、購買(B)の各領域を統合した一体運営体制としています。
これにより、商品企画・開発・購買・生産・販売の全体を捉えた事業戦略の立案とスピーディな実行が可能となるとともに、フロントローディングによる高精度な新機種開発と、開発から量産までの一貫したオペレーションで、ものづくりの改革と安定生産を実現していきます。
2.ものづくりの改革
四輪車は、Hondaらしいチャレンジングな商品づくりを目標に、各地域のニーズに応じてグローバルモデルと、地域専用モデルを強化してまいりました。これらの競争力をさらに高めるためには、商品力に加え、効率のよいものづくりも不可欠です。それを実現するために、各領域での体質強化にも取り組んでいます。量産車の開発効率や、部品の共有化を高める全社的な取り組みである「ホンダ アーキテクチャー」を導入し、グローバルモデルから順次投入し、適用を拡大することなどにより、既存事業の効率を高め、その工数を先進領域の研究・開発に充てることで、将来に向けた開発を加速していきます。
生産能力の適正化は、各地域で着実に進めており、グローバルでの稼働率を向上させていきます。
3.品質の一層の向上
当社グループでは桁違いに高い品質の商品を実現していくために、サプライヤーを含め設計・開発から生産、販売・サービスに至る各段階での品質の一層の向上のための活動を継続的に行ってきました。今後は電動化、安全運転支援技術、そしてIoT を取り入れた新たなモビリティへのチャレンジなど異業種を含む他社との連携を行い、オープンイノベーションを通じた「新たな価値」の創造に向けチャレンジします。そのため、お客様に提供する製品・サービスなどの品質だけでなく、「移動」と「暮らし」の進化に合わせ、お客様とのあらゆる接点において各領域で質を追求し、桁違いに高い品質を実現する活動を進化させます。
また、四輪事業において2020年4月より、各本部の品質改革部門を統合し、品質改革本部を新設し、取り組みを始めています。
4.社会からの信頼と共感の向上
引き続き先進の安全・環境技術を適用した商品の提供を行っていくことに加え、コーポレート・ガバナンスやコンプライアンス、リスク管理、社会貢献活動などの取り組みを通じ、社会から信頼と共感を得られるよう努めていきます。
以上のような企業活動全体を通した取り組みを行い、株主、投資家、お客様をはじめ、広く社会から「存在を期待される企業」となることをめざしていく所存でございます。
2 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月19日)現在において当社が判断したものであり、不確実性を内包しているため、将来生じうる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意ください。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響
新型コロナウイルス感染症は、世界保健機関(WHO)が2020年1月に国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言を行った後、2020年3月にパンデミック宣言を行いました。その後も世界的に感染が拡大し、多くの国々で外出や移動が制限され、世界各地で経済・企業活動が停滞し、四輪車などの販売台数が減少しました。
当社グループにおいても、新型コロナウイルス感染症の拡大により二輪事業、四輪事業、金融サービス事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業において、事業、業績に悪影響が発生しています。各国政府による行動制限措置の実施などに伴い、国内外の生産拠点において、従業員の出社規制およびサプライチェーンにおける部品の供給遅延などによる製品の生産停止・減産といった影響が発生しています。中国武漢市に所在する東風本田汽車有限公司は2020年2月3日に生産活動を休止しましたが、2020年3月11日以降順次生産を再開しています。米国の四輪車生産拠点では、2020年3月23日に生産活動を休止しましたが、2020年5月11日以降順次生産を再開しています。国内外の一部の販売店において、店舗で営業休止、営業時間の短縮、点検・修理に関する業務の縮小などの影響が発生しています。経済情勢の悪化に伴う、将来の失業率上昇や中古車価格下落などの見通しの変化により、顧客の信用リスクなどに影響が発生しています。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う金融市場の変動により、金融サービス事業における資金調達コストに影響が発生しています。なお、当社および連結子会社の当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、売上収益の約2.1ヵ月相当の水準となっており、事業運営上、十分な流動性を確保していると考えています。
なお、財務報告に係る内部統制に関して重要な変更はありません。
当社グループにおいては、2020年1月にグローバル危機対策本部を設置し、お客様、お取引先および従業員をはじめとするステークホルダーの安全を最優先にしつつ、事業継続の観点から事業、業績への悪影響を最小化するための対応を行っています。WHOおよび各国政府の指針に基づく感染防止策の徹底をはじめとして、各国の渡航制限に伴う感染リスクが高い国への渡航禁止、出社規制の導入による在宅勤務の拡大、多くのステークホルダーが集まるイベントの中止・縮小など、様々な対応を実施しています。従業員の体温チェック、執務エリアにおける衛生保持活動およびソーシャルディスタンスの確保などの対応を実施したうえで、各国政府の規制、部品の供給状況などの動向を踏まえ、一部の国においては順次事業活動を再開しています。
上記のとおり、事業活動は一部再開しつつありますが、新型コロナウイルス感染症の収束時期や市場動向、経済動向などは依然として不透明です。今後の動向により、工場の稼働低下、販売店の営業休止・営業時間の短縮、およびこれらに伴う販売台数の減少、感染防止策の長期化による対応費用の増加などにより、事業、業績に悪影響を与える可能性があります。さらなる失業率の上昇や今後の中古車価格下落などの見通しの変化に伴う顧客の信用リスクなどの増大は、クレジット損失の増加やリース残価損失の増加などの業績に悪影響を与える可能性があります。
また、今後、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響が長期化した場合には、当社および連結子会社の流動性および資金調達環境に影響を与える可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、下記に記載されたリスクに影響を与える可能性があります。
(1) 地域リスク
当社グループは、世界各国において事業を展開しており、それらの国や近隣地域での関税、輸出入規制、租税を含む現地法令・制度・協定・商習慣の変化、戦争・テロ・政情不安・治安の悪化、政治体制の変化、ストライキなどのリスクにさらされています。これら予期せぬ事象が発生し、事業活動の遅延・停止が発生した場合、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
その中でも、主に以下のリスクを認識しています。これらは、当社グループのさらなる、電動化の推進・モビリティサービスなどの提供に関する中長期的な取り組みに与える影響も大きいため、対策の重要性は高まっています。これらの現地法令・制度等の変更が将来及ぼしうる各地域の事業規模については、連結財務諸表注記の「4 セグメント情報 (4) 地域別セグメント補足情報」を参照ください。
(貿易協定の状況)
米国を中心とした貿易協定交渉をめぐる今後の動向が当社グループの事業・業績に悪影響を与える可能性があります。引き続き交渉状況のモニタリングを行い、当社グループへの影響を踏まえた対応を行っていきます。その中でも、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)は2020年7月に発効される見込みです。協定域内で販売する自動車の原産地規則など各種規則の見直しが当社グループの北米地域における事業に悪影響を与える可能性があります。今後、規制の状況を注視したうえで、最適な生産・開発体制の構築などの対応を行っていきます。
(環境規制の状況)
世界各国で燃費・排出規制などの見直しが実施もしくは今後予定されています。規制内容または見直しの動向によっては、開発や部品調達にかかる規制対応費用の発生などが生じる可能性があり、当社グループの北米地域、欧州地域、アジアなどにおける事業に悪影響を与える可能性があります。引き続き、政策・規制動向を注視するとともに、それらの状況に基づく最適な生産・開発体制の構築などの対応を行っていきます。
(個人情報保護規則の状況)
近年、2020年1月に施行されているカリフォルニア州消費者プライバシー法をはじめ世界各国で個人情報保護規則が急速に整備されており、個人情報漏洩など、規則への違反が発生した場合には、各国規則に基づき罰金を科され、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。モビリティサービスなどの提供をはじめとした次世代技術への取組みにおいても、個人情報保護に向けた対策の重要性は高まっています。現行の規制のほか、今後施行が見込まれている個人情報保護規則への対応を行っていきます。
(2) 情報セキュリティリスク
当社グループは、委託先によって管理されているものを含め、事業活動および当社製品において情報サービスや運転支援に関する様々な情報システムやネットワークを利用しています。特に近年急速に進化するIoTなどの情報技術が自動車の制御に不可欠なものになっています。
その中でも、サイバー攻撃については、当社グループのさらなる、安全運転支援技術の普及と進化・モビリティサービスなどの提供に関する中長期的な取り組みに与える影響も大きいため、対策の重要性は高まっています。この傾向は今後も加速すると予想されます。
外部からのサイバー攻撃のほか、機器の不具合、当社グループや委託先内部での管理上の不備や人為的な過失、さらには自然災害やインフラ障害等の不測の事態により、重要な業務やサービスの停止、機密情報・個人情報等の漏洩、不適切な事務処理、あるいは重要データの破壊、改ざん等が発生する可能性があります。
このような事象が起きた場合、ブランドイメージや社会的信用の低下、影響を受けた顧客やその他の関係者への損害責任、制裁金の支払い、生産活動の停滞や遅延、当社グループの競争力の損失に繋がる等、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
当社グループにおいては、事業、業績への悪影響を最小化するため、情報システムのセキュリティに関する管理体制および基準を定めています。本基準に基づき、ハード面およびソフト面でのセキュリティ対策を実施し、情報システムのセキュリティ強化を図っています。
また、製品へのサイバー攻撃に対しては、サイバーセキュリティ委員会を設置し、グローバルでの対応体制を構築しています。法規を踏まえた規程・手順書などの整備、対応フロー策定、サイバーセキュリティに関する演習を通じた改善点の検証・対策、人材育成などを行っています。
また、サイバー攻撃に関するインシデントが発生した場合には、迅速に実態把握を行ったうえで、影響を最小化するための対応を行っています。
補足事項(当社グループへのサイバー攻撃によるシステム障害について)
2020年6月8日、当社グループにおいてサイバー攻撃によりオフィスパソコンなどの接続障害が広範囲で発生し、生産拠点などを含む一部拠点において業務の一時中断が発生しました。
当社グループにおいては、障害が発生したオフィスパソコンなどの復旧作業を実施したほか、サイバー攻撃の経路などについて調査を実施しています。当社グループが実施した調査においては、現時点において、顧客やその他の関係者に関する情報流出などの被害は確認されていません。また、影響を最小化するため、類似のサイバー攻撃への対応を実施していますが、原因などについては調査中であり、現在判明していない影響が発生する可能性があるため、類似のサイバー攻撃に対して対策が万全に機能しない可能性があります。
本サイバー攻撃による新たな影響が判明した場合や、類似のサイバー攻撃による影響が発生した場合、ブランドイメージや社会的信用の低下、影響を受けた顧客やその他の関係者への損害責任、制裁金の支払い、生産活動の停滞や遅延、当社グループの競争力の損失に繋がる等、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(3) 他社との業務提携・合弁リスク
当社グループは、相乗効果や効率化などを期待、もしくは事業展開している国の要件に従う場合に、他社と業務提携・合弁による事業運営を行っています。
当社グループのさらなる、電動化の推進・安全運転支援技術の普及と進化・モビリティサービスなどの提供に関する中長期的な取り組みを進めるにあたっては、業務提携などの活用の重要性は高まっています。
業務提携などにおいて、当事者間で業務上の不一致、利益や技術の流出、意思決定の遅れ、業務提携先などの業績不振が生じた場合、あるいは提携内容の変更や解消が生じた場合、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
当社グループにおいては、中長期の事業戦略に基づき業務提携などの戦略を議論・策定したうえで、デューデリジェンスを通じた情報収集・リスク検証を行っています。契約締結後においても業務提携などに関する運営状況のモニタリングを行い、当社グループの事業、業績への影響が発生する可能性がある場合には、提携先などと連携し影響を最小化するための対応を行っています。
(4) 知的財産リスク
当社グループは、長年にわたり、自社が製造する製品に関連する多数の特許および商標を保有し、もしくはその権利を取得しています。これらの特許および商標は、当社グループのさらなる、安全運転支援技術の普及と進化・モビリティサービスなどの提供に関する中長期的な取り組みに与える影響も大きいため、対策の重要性は高まっています。
当社グループの知的財産が広範囲にわたって保護できないこと、あるいは、広範囲にわたり当社グループの知的財産権が違法に侵害されること、さらには特許権侵害訴訟による製造・販売の差し止めや高額の損害賠償金、ライセンス料の請求によって、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
当社グループにおいては、外部の専門家、取引先と連携し、特許保有者からの特許権侵害訴訟を想定した対策を実施しています。また、関連法規の動向を注視・分析し、将来の法的手続で不利な判断がなされた場合など当社グループの事業、業績への悪影響が発生する可能性がある場合には、影響を最小化するための対応を行っています。
(5) 自然災害等リスク
地震、風水害、感染症などの発生時に当社グループの拠点や従業員が被害を受け、生産・開発・購買・営業などの事業活動の停止・遅延が発生した場合、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
当社グループは、事業、業績への影響を最小化するため、これらの事象のリスク評価や事業継続計画(BCP)の策定および定期的な見直し、訓練実施による改善点の検証・対策などを行っています。また、重大な影響を与える事象が発生した場合には、グローバル危機対策本部を設置し、各地域の情報収集および影響の最小化に向けた対応を全社横断的な観点で実施します。
(6) 金融・経済リスク
当社グループにおいては、金融・経済などの動向をモニタリングし当社グループに対する事業影響を把握するとともに、事業計画に反映し、対応を実施しています。
① 経済動向、景気変動リスク
当社グループは、世界各国で事業を展開しており、様々な地域、国で生産活動を行い、製品を販売しています。これらの事業活動は経済低迷、通貨変動などの影響を受けることで、市場の縮小による販売台数の減少、部品調達価格および製品の販売価格の上昇、信用リスクの上昇、資金調達金利の上昇などに繋がる可能性があります。その結果として当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
② 為替変動リスク
当社グループは、日本をはじめとする世界各国の生産拠点で生産活動を行っており、その製品および部品の多くを複数の国に輸出しています。各国における生産および販売では、外貨建てで購入する原材料および部品や、販売する製品および部品があります。したがって、為替変動は、購入価格や販売価格の設定に影響し、その結果、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(7) 市場環境変化リスク
当社グループは、日本、北米、欧州およびアジアを含む世界各国で事業を展開しています。これらの市場の長期にわたる経済低迷、消費者の価値観、ニーズの変化や、燃料価格の上昇および金融危機、原材料の高騰・供給量低下による製品価格上昇などによる購買意欲の低下、他社との競争激化は、当社グループの製品の需要低下につながり、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(8) 金融事業特有のリスク
当社グループの金融サービス事業は、お客様に様々な資金調達プログラムを提供しており、それらは、製品の販売をサポートしています。しかしながら、お客様は当社グループの金融サービス事業からではなく、競合する他の銀行およびリース会社等を通して、製品の購入またはリースの資金を調達することができます。当社グループが提供する金融サービスは、残存価額および資本コストに関するリスク、信用リスク、資金調達リスクなどを伴います。お客様獲得に関する競合および上記金融事業特有のリスクは、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(9) 購買・調達リスク
当社グループは、良い物を、適正な価格で、タイムリーにかつ永続的に調達することを目指して、多数の外部の取引先から原材料および部品を購入していますが、製品の製造において使用するいくつかの原材料および部品については、特定の取引先に依存しています。効率的かつ低コストで継続的に供給を受けられるかどうかは、当社グループがコントロールできないものも含めて、多くの要因に影響を受けます。それらの要因のなかには、取引先が継続的に原材料および部品を確保できるかどうか、また、供給を受けるにあたって、当社グループがその他の需要者に対してどれだけ競争力があるか等が含まれます。また、特に主要な取引先を失うことは、当社グループの生産に影響を与えるなど、事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(10) 法務リスク
当社グループは、訴訟、関連法規に基づく様々な調査、法的手続を受ける可能性があります。係争中、または将来の法的手続で不利な判断がなされた場合、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
(11) 退職後給付に関わるリスク
当社グループは、各種退職給付および年金制度を有しています。これらの制度における給付額は、基本的に従業員の給与水準、勤続年数およびその他の要素に基づいて決定されます。また、掛金は法令が認める範囲で定期的に見直されています。確定給付制度債務および確定給付費用は、割引率や昇給率などの様々な仮定に基づいて算出されています。仮定の変更は将来の確定給付費用、確定給付制度債務および制度への必要拠出額に影響を与えることにより、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。
(12) ブランドイメージに関連するリスク
当社グループのブランドに対するお客様や当社グループを取り巻く社会からの信頼・支持が、企業の永続性において重要な要素の一つとなっています。このブランドイメージを支えるため、製品の品質や法規制への対応、リスク管理の実施、内部統制の充実などあらゆる企業活動において常に社会からの信頼に応えられるように努めています。しかしながら予測できない事象により、当社グループのブランドイメージを毀損した場合や迅速で適切な情報発信などの対応が実施出来なかった場合、当社グループの事業、業績に悪影響を与える可能性があります。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度の当社グループをとりまく経済環境は、当第3四半期までの米国では、雇用情勢の改善や個人消費の緩やかな増加などにより、景気は回復が続きました。欧州においては、雇用情勢の悪化や個人消費の緩やかな減少などにより、景気は弱い回復となりました。アジアの景気においては、インド、タイ、インドネシアでは弱い動きとなりました。中国では緩やかに減速しました。日本では、雇用情勢の改善や個人消費の持ち直し、設備投資の緩やかな増加などにより、景気は緩やかに回復しました。当第4四半期においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的に景気は減速しました。また、当面の景気はさらなる下振れが予想されます。
主な市場のうち、二輪車市場は前年度にくらべ、ブラジルでは拡大しましたが、インド、インドネシア、タイ、ベトナムでは縮小となりました。四輪車市場は前年度にくらべ、ブラジル、欧州では拡大しましたが、インド、中国、インドネシア、タイ、日本、米国では縮小となりました。
このような中で、当社グループは、お客様や社会の多様なニーズの変化に迅速かつ的確に対応するため、企業体質の強化に努めてまいりました。研究開発面では、安全・環境技術や商品の魅力向上、モビリティの変革にむけた先進技術開発に外部とのオープンイノベーションも活用し、積極的に取り組みました。生産面では、生産体質の強化や、グローバルでの需要の変化に対応した生産配置と生産能力の適正化をさらに進めました。販売面では、新価値商品の積極的な投入や、グローバルでの商品の供給などにより、商品ラインアップの充実に取り組みました。
また、当社グループは、エアバッグインフレーターに関連し、主に北米および日本において、市場措置を実施していますが、これは、運転者席側および助手席側のエアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散るおそれがある問題に関連するものです。当社グループは、お客様の安心、安全を最優先に市場措置対象のエアバッグインフレーターをできるだけ早急に交換することに努めています。
当第4四半期は、新型コロナウイルス感染症の拡大により世界的に景気は減速し、当社の業績にも影響を及ぼしています。
当連結会計年度の連結売上収益は、金融サービス事業における増加などはあったものの、四輪事業における減少や為替換算による減少影響などにより、14兆9,310億円と前連結会計年度にくらべ6.0%の減収となりました。
営業利益は、コストダウン効果や販売費及び一般管理費の減少などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、6,336億円と前連結会計年度にくらべ12.8%の減益となりました。税引前利益は、7,899億円と前連結会計年度にくらべ19.3%の減益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、4,557億円と前連結会計年度にくらべ25.3%の減益となりました。
事業の種類別セグメントの状況
(二輪事業)
| Hondaグループ販売台数 ※ | 連結売上台数 ※ | ||||||||
| 2018年度(千台) | 2019年度(千台) | 増 減(千台) | 増減率(%) | 2018年度(千台) | 2019年度(千台) | 増 減(千台) | 増減率(%) | ||
| 二輪事業計 | 20,238 | 19,340 | △898 | △4.4 | 13,215 | 12,426 | △789 | △6.0 | |
| 日 本 | 207 | 205 | △2 | △1.0 | 207 | 205 | △2 | △1.0 | |
| 北 米 | 301 | 330 | 29 | 9.6 | 301 | 330 | 29 | 9.6 | |
| 欧 州 | 249 | 239 | △10 | △4.0 | 249 | 239 | △10 | △4.0 | |
| アジア | 18,224 | 17,262 | △962 | △5.3 | 11,201 | 10,348 | △853 | △7.6 | |
| その他 | 1,257 | 1,304 | 47 | 3.7 | 1,257 | 1,304 | 47 | 3.7 | |
二輪事業の外部顧客への売上収益は、連結売上台数の減少や為替換算による減少影響などにより、2兆593億円と前連結会計年度にくらべ1.9%の減収となりました。営業利益は、コストダウン効果などはあったものの、台数変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、2,856億円と前連結会計年度にくらべ2.0%の減益となりました。
※Hondaグループ販売台数は、当社および連結子会社、ならびに持分法適用会社の完成車(二輪車・ATV・Side-by-Side)販売台数です。一方、連結売上台数は、外部顧客への売上収益に対応する販売台数であり、当社および連結子会社の完成車販売台数です。
(四輪事業)
| Hondaグループ販売台数 ※ | 連結売上台数 ※ | ||||||||
| 2018年度(千台) | 2019年度(千台) | 増 減(千台) | 増減率(%) | 2018年度(千台) | 2019年度(千台) | 増 減(千台) | 増減率(%) | ||
| 四輪事業計 | 5,323 | 4,790 | △533 | △10.0 | 3,748 | 3,318 | △430 | △11.5 | |
| 日 本 | 719 | 672 | △47 | △6.5 | 643 | 589 | △54 | △8.4 | |
| 北 米 | 1,954 | 1,825 | △129 | △6.6 | 1,954 | 1,825 | △129 | △6.6 | |
| 欧 州 | 169 | 133 | △36 | △21.3 | 169 | 133 | △36 | △21.3 | |
| アジア | 2,233 | 1,952 | △281 | △12.6 | 734 | 563 | △171 | △23.3 | |
| その他 | 248 | 208 | △40 | △16.1 | 248 | 208 | △40 | △16.1 | |
四輪事業の外部顧客への売上収益は、連結売上台数の減少などにより、9兆9,590億円と前連結会計年度にくらべ10.1%の減収となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費の減少やコストダウン効果などはあったものの、台数変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、1,533億円と前連結会計年度にくらべ26.9%の減益となりました。
※Hondaグループ販売台数は、当社および連結子会社、ならびに持分法適用会社の完成車販売台数です。一方、連結売上台数は、外部顧客への売上収益に対応する販売台数であり、当社および連結子会社の完成車販売台数です。また、当社の日本の金融子会社が提供する残価設定型クレジットが、IFRSにおいてオペレーティング・リースに該当する場合、当該金融サービスを活用して連結子会社を通して販売された四輪車は、四輪事業の外部顧客への売上収益に計上されないため、連結売上台数には含めていませんが、Hondaグループ販売台数には含めています。
(金融サービス事業)
金融サービス事業の外部顧客への売上収益は、リース車両売却売上やオペレーティング・リース売上の増加などにより、2兆5,869億円と前連結会計年度にくらべ9.4%の増収となりました。営業利益は、増収に伴う利益の増加などはあったものの、販売費及び一般管理費の増加などにより、2,197億円と前連結会計年度にくらべ6.9%の減益となりました。
(ライフクリエーション事業及びその他の事業)
| Hondaグループ販売台数/連結売上台数 ※ | |||||
| 2018年度(千台) | 2019年度(千台) | 増 減(千台) | 増減率(%) | ||
| ライフクリエーション | |||||
| 事業計 | 6,301 | 5,701 | △600 | △9.5 | |
| 日 本 | 336 | 312 | △24 | △7.1 | |
| 北 米 | 3,049 | 2,848 | △201 | △6.6 | |
| 欧 州 | 984 | 845 | △139 | △14.1 | |
| アジア | 1,559 | 1,375 | △184 | △11.8 | |
| その他 | 373 | 321 | △52 | △13.9 | |
ライフクリエーション事業及びその他の事業の外部顧客への売上収益は、ライフクリエーション事業の連結売上台数の減少などにより、3,256億円と前連結会計年度にくらべ7.2%の減収となりました。営業損失は、台数変動及び構成差に伴う利益減などにより、250億円と前連結会計年度にくらべ141億円の悪化となりました。なお、ライフクリエーション事業及びその他の事業に含まれる航空機および航空機エンジンの営業損失は、422億円と前連結会計年度にくらべ20億円の悪化となりました。
※Hondaグループ販売台数は、当社および連結子会社、ならびに持分法適用会社のパワープロダクツ販売台数です。一方、連結売上台数は、外部顧客への売上収益に対応する販売台数であり、当社および連結子会社のパワープロダクツ販売台数です。なお、当社は、パワープロダクツを販売している持分法適用会社を有しないため、ライフクリエーション事業においては、Hondaグループ販売台数と連結売上台数に差異はありません。
所在地別セグメントの状況
(日本)
売上収益は、四輪事業における減少などにより、4兆4,229億円と前連結会計年度にくらべ8.8%の減収となりました。営業損失は、販売費及び一般管理費の減少などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、281億円と前連結会計年度にくらべ281億円の減益となりました。
(北米)
売上収益は、金融サービス事業における増加などはあったものの、四輪事業における減少や為替換算による減少影響などにより、8兆5,568億円と前連結会計年度にくらべ5.2%の減収となりました。営業利益は、売上変動および構成差に伴う利益減などはあったものの、コストダウン効果や販売費及び一般管理費の減少などにより、3,053億円と前連結会計年度にくらべ1.9%の増益となりました。
(欧州)
売上収益は、四輪事業における減少などにより、7,725億円と前連結会計年度にくらべ16.7%の減収となりました。営業利益は、コストダウン効果や売上変動及び構成差に伴う利益増などにより、149億円と前連結会計年度にくらべ216億円の増益となりました。
(アジア)
売上収益は、四輪事業における減少などにより、3兆8,597億円と前連結会計年度にくらべ9.7%の減収となりました。営業利益は、コストダウン効果などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益減などにより、3,195億円と前連結会計年度にくらべ20.9%の減益となりました。
(その他の地域)
売上収益は、四輪事業における減少や為替換算による減少影響などにより、6,936億円と前連結会計年度にくらべ9.3%の減収となりました。営業利益は、為替影響などはあったものの、販売費及び一般管理費の減少やコストダウン効果などにより、372億円と前連結会計年度にくらべ64.9%の増益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2兆6,723億円と前連結会計年度末にくらべ1,782億円の増加となりました。
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況と、前連結会計年度に対する各キャッシュ・フローの増減状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、9,794億円となりました。この営業活動によるキャッシュ・インフローは、部品や原材料の支払いの増加などはあったものの、金融サービスに係る債権の減少などにより、前連結会計年度にくらべ2,034億円の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果減少した資金は、6,194億円となりました。この投資活動によるキャッシュ・アウトフローは、有形固定資産の取得による支出の減少などはあったものの、無形資産の取得及び内部開発による支出の増加やその他の金融資産の売却及び償還による収入の減少などにより、前連結会計年度にくらべ419億円の増加となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果減少した資金は、874億円となりました。この財務活動によるキャッシュ・アウトフローは、資金調達に係る債務の返済の増加や自己株式の取得などにより、前連結会計年度にくらべ1,103億円の増加となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況
(生産実績)
| セグメントの名称 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 増減 | |
| 台数(千台) | 台数(千台) | 台数(千台) | 増減率(%) | |
| 二輪事業 | 13,133 | 12,421 | △712 | △5.4 |
| 四輪事業 | 3,847 | 3,417 | △430 | △11.2 |
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 6,428 | 6,207 | △221 | △3.4 |
(注) 1 生産台数は、当社および連結子会社の完成車の生産台数の合計です。
2 二輪事業には二輪車、ATVおよびSide-by-Sideが含まれています。
3 ライフクリエーション事業及びその他の事業にはパワープロダクツの生産台数を記載しています。
(受注実績)
見込生産のため、大口需要等の特別仕様のものを除いては、受注生産はしていません。
(販売実績)
仕向地別(外部顧客の所在地別)売上収益は、以下のとおりです。
| セグメントの名称 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)(百万円) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)(百万円) | 増 減(百万円) | 増 減 率(%) | |
| 総 合 計 | 15,888,617 | 14,931,009 | △957,608 | △6.0 | |
| 日 本 | 2,042,891 | 1,985,945 | △56,946 | △2.8 | |
| 北 米 | 8,519,048 | 8,164,377 | △354,671 | △4.2 | |
| 欧 州 | 660,945 | 568,715 | △92,230 | △14.0 | |
| アジア | 3,793,728 | 3,449,876 | △343,852 | △9.1 | |
| その他 | 872,005 | 762,096 | △109,909 | △12.6 | |
| 二輪事業計 | 2,100,155 | 2,059,335 | △40,820 | △1.9 | |
| 日 本 | 79,298 | 77,241 | △2,057 | △2.6 | |
| 北 米 | 188,200 | 203,885 | 15,685 | 8.3 | |
| 欧 州 | 159,644 | 144,393 | △15,251 | △9.6 | |
| アジア | 1,375,256 | 1,338,719 | △36,537 | △2.7 | |
| その他 | 297,757 | 295,097 | △2,660 | △0.9 | |
| 四輪事業計 | 11,072,117 | 9,959,080 | △1,113,037 | △10.1 | |
| 日 本 | 1,590,234 | 1,473,730 | △116,504 | △7.3 | |
| 北 米 | 6,165,575 | 5,650,697 | △514,878 | △8.4 | |
| 欧 州 | 427,365 | 359,216 | △68,149 | △15.9 | |
| アジア | 2,360,640 | 2,049,493 | △311,147 | △13.2 | |
| その他 | 528,303 | 425,944 | △102,359 | △19.4 | |
| 金融サービス事業計 | 2,365,355 | 2,586,965 | 221,610 | 9.4 | |
| 日 本 | 285,855 | 358,806 | 72,951 | 25.5 | |
| 北 米 | 2,029,921 | 2,176,653 | 146,732 | 7.2 | |
| 欧 州 | 12,943 | 11,873 | △1,070 | △8.3 | |
| アジア | 11,430 | 14,778 | 3,348 | 29.3 | |
| その他 | 25,206 | 24,855 | △351 | △1.4 | |
| ライフクリエーション事業 | |||||
| 及びその他の事業計 | 350,990 | 325,629 | △25,361 | △7.2 | |
| 日 本 | 87,504 | 76,168 | △11,336 | △13.0 | |
| 北 米 | 135,352 | 133,142 | △2,210 | △1.6 | |
| 欧 州 | 60,993 | 53,233 | △7,760 | △12.7 | |
| アジア | 46,402 | 46,886 | 484 | 1.0 | |
| その他 | 20,739 | 16,200 | △4,539 | △21.9 | |
(注) 各事業の主要製品およびサービス、事業形態につきましては、連結財務諸表注記の「4 セグメント情報」を参照ください。
(2) 経営成績等の状況の分析
この経営成績等の状況の分析は、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与えた事象や要因を経営者の立場から分析し、説明したものです。
なお、この経営成績等の状況の分析に記載した将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月19日)現在において判断したものであり、リスクと不確実性を内包しているため、将来生じうる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意ください。
① 経営成績の分析
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当社グループの業績への影響
当第4四半期は、新型コロナウイルス感染症の拡大により世界的に景気は減速し、当社グループの業績にも影響を及ぼしています。
各国政府による行動制限措置の実施などに伴い、国内外の生産拠点において、従業員の出社規制およびサプライチェーンにおける部品の供給遅延などによる製品の生産停止・減産といった影響が発生しました。国内外の一部の販売店においては、店舗で営業休止、営業時間の短縮、点検・修理に関する業務の縮小などの影響が発生しました。また、経済情勢の悪化に伴う、将来の失業率上昇や中古車価格下落などの見通しの変化により、顧客の信用リスクなどに影響が発生しました。
四輪事業においては、主に北米地域などにおいて、販売台数が減少し、営業利益の減少要因となりました。また、中国において、販売台数の減少に伴い、持分法による投資利益が減少しました。金融サービス事業においては、主に北米地域の金融子会社において、クレジット損失引当金が増加したことにより、販売費及び一般管理費が増加しました。
なお、「2 事業等のリスク 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響」をあわせて参照ください。
当社グループの業績
当連結会計年度の連結売上収益は、金融サービス事業における増加などはあったものの、四輪事業における減少や為替換算による減少影響などにより、前連結会計年度にくらべ減収となりました。
営業利益は、コストダウン効果や販売費及び一般管理費の減少などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、減益となりました。
二輪事業の概要
当連結会計年度の連結売上台数は、ブラジルなどで販売が増加したものの、インドやタイなどで減少したことにより、1,242万6千台と前連結会計年度にくらべ6.0%の減少となりました。
四輪事業の概要
当連結会計年度の連結売上台数は、アジア地域や北米地域などで減少したことにより、331万8千台と前連結会計年度にくらべ11.5%の減少となりました。
ライフクリエーション事業及びその他の事業の概要
当連結会計年度のライフクリエーション事業の連結売上台数は、北米地域やアジア地域などで販売が減少したことにより、570万1千台と前連結会計年度にくらべ9.5%の減少となりました。
(当連結会計年度の連結業績の概況)
売上収益
当連結会計年度の連結売上収益は、金融サービス事業における増加などはあったものの、四輪事業における減少や為替換算による減少影響などにより、14兆9,310億円と前連結会計年度にくらべ9,576億円、6.0%の減収となりました。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度にくらべ約5,992億円、約3.8%の減収と試算されます。
営業費用
営業費用は、14兆2,973億円と前連結会計年度にくらべ8,648億円、5.7%の減少となりました。売上原価は、四輪事業における連結売上収益の減少に伴う費用の減少などにより、11兆8,516億円と前連結会計年度にくらべ7,292億円、5.8%の減少となりました。販売費及び一般管理費は、1兆6,415億円と前連結会計年度にくらべ1,328億円、7.5%の減少となりました。研究開発費は、8,041億円とほぼ前連結会計年度並みとなりました。
営業利益
営業利益は、コストダウン効果や販売費及び一般管理費の減少などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、6,336億円と前連結会計年度にくらべ927億円、12.8%の減益となりました。なお、為替影響約1,058億円の減益要因を除くと、約131億円の増益と試算されます。
ここで記載されている変動要因の各項目については、当社が現在合理的であると判断する分類および分析方法に基づいています。なお、一部の分析項目において、当社および主要な連結子会社を対象に分析しています。「為替影響」については、海外連結子会社の財務諸表の円換算時に生じる「為替換算差」と外貨建取引から生じる「実質為替影響」について分析しています。「実質為替影響」については、米ドルなどの取引通貨の、対円および各通貨間における為替影響について分析しています。また、為替影響を除いた試算数値は、当社の連結財務諸表の金額とは異なっており、IFRSに基づくものではなく、IFRSで要求される開示に代わるものではありません。しかしながら、これらの為替影響を除いた試算数値は当社の業績をご理解頂くために有用な追加情報と考えています。
税引前利益
税引前利益は、7,899億円と前連結会計年度にくらべ1,894億円、19.3%の減益となりました。営業利益の減少を除く要因は、以下のとおりです。
持分法による投資利益は、アジア地域の持分法適用会社における減収に伴う利益の減少などにより、646億円の減益要因となりました。
金融収益及び金融費用は、為替差損益の影響などにより、321億円の減益要因となりました。なお、詳細については、連結財務諸表注記の「22 金融収益及び金融費用」を参照ください。
法人所得税費用
法人所得税費用は、2,799億円と前連結会計年度にくらべ231億円、7.6%の減少となりました。また、当連結会計年度の平均実際負担税率は、前連結会計年度より4.5ポイント高い35.4%となりました。なお、詳細については、連結財務諸表注記の「23 法人所得税 (1) 法人所得税費用」を参照ください。
当期利益
当期利益は、5,099億円と前連結会計年度にくらべ1,663億円、24.6%の減益となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益
親会社の所有者に帰属する当期利益は、4,557億円と前連結会計年度にくらべ1,545億円、25.3%の減益となりました。
非支配持分に帰属する当期利益
非支配持分に帰属する当期利益は、541億円と前連結会計年度にくらべ117億円、17.9%の減益となりました。
(二輪事業)
連結売上台数は、アジア地域で減少したことなどにより、1,242万6千台と前連結会計年度にくらべ6.0%の減少となりました。二輪事業の外部顧客への売上収益は、連結売上台数の減少や為替換算による減少影響などにより、2兆593億円と前連結会計年度にくらべ408億円、1.9%の減収となりました。なお、販売価格の変動が売上収益に与える影響は軽微でした。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度にくらべ約248億円、約1.2%の増収と試算されます。
営業費用は、1兆7,736億円と前連結会計年度にくらべ348億円、1.9%の減少となりました。売上原価は、連結売上台数の減少や為替換算による減少影響などにより、1兆4,946億円と前連結会計年度にくらべ116億円、0.8%の減少となりました。販売費及び一般管理費は、1,996億円と前連結会計年度にくらべ160億円、7.4%の減少となりました。研究開発費は、793億円と前連結会計年度にくらべ71億円、8.3%の減少となりました。
営業利益は、コストダウン効果などはあったものの、台数変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、2,856億円と前連結会計年度にくらべ59億円、2.0%の減益となりました。
日本
日本の2019年度二輪車総需要(注)は、約36万台と前年度にくらべ約3%の減少となりました。
当連結会計年度の連結売上台数は、「Tact」などの増加はあったものの、「スーパーカブ110」の減少などにより、20万5千台と前連結会計年度にくらべ1.0%の減少となりました。
(注) 出典:JAMA(日本自動車工業会)
北米
主要市場である米国の2019年(暦年)二輪車・ATV総需要(注)は、約66万台と前年にくらべ約1%の増加となりました。
当連結会計年度の北米地域の連結売上台数は、主に米国において、「Talоn1000R」を中心にSide-by-Side(S×S)の増加などにより、33万台と前連結会計年度にくらべ9.6%の増加となりました。
(注) 出典:MIC(米国二輪車工業会)
二輪車・ATVの合計であり、Side-by-Side(S×S)は含まない。
欧州
欧州地域の2019年(暦年)二輪車総需要(注)は、約96万台と前年にくらべ約4%の増加となりました。
当連結会計年度の連結売上台数は、「CB650R」の増加などはあったものの、「SH300i」の減少などにより、23万9千台と前連結会計年度にくらべ4.0%の減少となりました。
(注) 英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、スイス、ポルトガル、オランダ、ベルギー、オーストリアの10ヵ国の合計、当社調べ
アジア
アジア地域主要国の2019年(暦年)二輪車総需要(注)は、約4,109万台と前年にくらべ約7%の減少となりました。
国別の市場状況は、インドでは約1,879万台と前年にくらべ約13%の減少、インドネシアでは約650万台と前年にくらべ約3%の増加、中国では約650万台と前年にくらべ約6%の減少、ベトナムでは約325万台と前年にくらべ約4%の減少、パキスタンでは約205万台と前年にくらべ約3%の減少、タイでは約174万台と前年にくらべ約3%の減少となりました。
当連結会計年度の連結売上台数は、マレーシアにおける「RS150R」などのコミューターモデルの増加などはあったものの、インドにおける「Activa」の減少などにより、1,034万8千台と前連結会計年度にくらべ7.6%の減少となりました。
なお、持分法適用会社であるインドネシアのピー・ティ・アストラホンダモーターの販売台数は連結売上台数に含まれませんが、当連結会計年度の販売台数は、新型車「Geniо」の増加などはあったものの、「BeAT」の減少などにより、約485万台と前連結会計年度にくらべ約2.3%の減少となりました。
(注) タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、パキスタン、中国の8ヵ国の合計、当社調べ
その他の地域
主要市場であるブラジルの2019年(暦年)二輪車総需要(注)は、約108万台と前年にくらべ約13%の増加となりました。
その他の地域(南米・中東・アフリカ・大洋州など)における当連結会計年度の連結売上台数は、ブラジルにおける「Elite125」の増加などにより、130万4千台と前連結会計年度にくらべ3.7%の増加となりました。
(注) 出典:ABRACICLO(ブラジル二輪車製造者協会)
(四輪事業)
連結売上台数は、全ての地域で減少したことなどにより、331万8千台と前連結会計年度にくらべ11.5%の減少となりました。四輪事業の外部顧客への売上収益は、連結売上台数の減少などにより、9兆9,590億円と前連結会計年度にくらべ1兆1,130億円、10.1%の減収となりました。なお、販売価格の変動が売上収益に与える影響は軽微でした。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度にくらべ約8,729億円、約7.9%の減収と試算されます。セグメント間取引を含む四輪事業の売上収益は、10兆1,946億円と前連結会計年度にくらべ1兆931億円、9.7%の減収となりました。
営業費用は、10兆413億円と前連結会計年度にくらべ1兆367億円、9.4%の減少となりました。売上原価は、連結売上台数の減少に伴う費用の減少などにより、8兆1,249億円と前連結会計年度にくらべ8,786億円、9.8%の減少となりました。販売費及び一般管理費は、1兆2,214億円と前連結会計年度にくらべ1,631億円、11.8%の減少となりました。研究開発費は、6,949億円と前連結会計年度にくらべ51億円、0.7%の増加となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費の減少やコストダウン効果などはあったものの、台数変動及び構成差に伴う利益減や為替影響などにより、1,533億円と前連結会計年度にくらべ563億円、26.9%の減益となりました。
各カテゴリ別の販売台数構成比は概ね以下のとおりです。(小売販売台数ベース)
パッセンジャーカー(セダン・コンパクト等):前連結会計年度50%、当連結会計年度48%
ライトトラック(SUV・ミニバン等):前連結会計年度43%、当連結会計年度45%
軽自動車:前連結会計年度7%、当連結会計年度7%
四輪事業における主要な製品は以下のとおりです。
パッセンジャーカー(セダン・コンパクト等):
「Accord」 、「Brio」 、「City」 、「Civic」 、「Crider」 、
「Fit(Jazz)」
ライトトラック(SUV・ミニバン等):
「CR-V」 、「Freed」 、「Odyssey」 、「Pilot」 、「Vezel(HR-V)」 、
「XR-V」
軽自動車:
「N-BOX」
カテゴリ別の収益性を決定する要因はさまざまですが、販売価格は重要な要素の一つと考えています。上記カテゴリごとの販売価格については、各モデルによって異なるものの、全体的には、ライトトラックは比較的高く、軽自動車は比較的低い傾向があります。
車両の貢献利益も各モデルによって異なりますが、一般的にライトトラックは販売価格が高いことから貢献利益も高く、軽自動車は販売価格が低いことから貢献利益も低い傾向があります。例えば、当社グループの主要な販売地域である日本市場と米国市場における、当連結会計年度のカテゴリ別の貢献利益は、ライトトラックは全カテゴリ平均より約30%高く、パッセンジャーカーは約20%低く、軽自動車は約45%低いと試算されます。上記の貢献利益は売上収益から販売量に比例して発生すると考えられる材料費を控除した金額の台当たり金額と定義して算定したものです。
日本
日本の2019年度四輪車総需要(注1)は、約503万台と前年度にくらべ、約4%の減少となりました。
当連結会計年度の連結売上台数(注2)は、「Freed」の増加などはあったものの、新型「N-WGN」の部品供給制限影響による減少などにより、58万9千台と前連結会計年度にくらべ8.4%の減少となりました。
当連結会計年度の日本での生産台数は、新型「N-WGN」の部品供給制限影響による減少などにより、80万8千台と前連結会計年度にくらべ11.4%の減少となりました。
(注) 1 出典:JAMA(日本自動車工業会:登録車+軽自動車)
2 当社の日本の金融子会社が提供する残価設定型クレジットが、IFRSにおいてオペレーティング・リースに該当する場合、当該金融サービスを活用して連結子会社を通して販売された四輪車は、四輪事業の外部顧客への売上収益に計上されないため、連結売上台数には含めていません。
北米
主要市場である米国の2019年(暦年)四輪車総需要(注)は、ライトトラックセグメントにおける継続的な増加はあったものの、乗用車セグメントにおける減少などにより、約1,704万台と約1%の減少となりました。
当連結会計年度の北米地域での連結売上台数は、「Passpоrt」の増加などはあったものの、「Civic」の減少などにより、182万5千台と前連結会計年度にくらべ6.6%の減少となりました。
当連結会計年度の北米地域での生産台数は、乗用車セグメントの需要の減少などにより、173万6千台と前連結会計年度にくらべ3.7%の減少となりました。
(注) 出典:Autodata
欧州
欧州地域の2019年(暦年)四輪車総需要(注)は、ディーゼル市場の減速などにより約1,580万台と約1%の減少となりました。
当連結会計年度の連結売上台数は、「Civic」の減少などにより、13万3千台と前連結会計年度にくらべ21.3%の減少となりました。
当連結会計年度の英国工場での生産台数は、「Civic」の減少などにより、9万5千台と前連結会計年度にくらべ、36.8%の減少となりました。
(注) 出典:ACEA(欧州自動車工業会)乗用車部門(EU27ヵ国、EFTA3ヵ国、英国)
アジア
最大市場の中国の2019年(暦年)四輪車総需要は、約2,576万台(注1)と前年にくらべ約8%の減少となりました。その他のアジア地域主要国の2019年(暦年)四輪車総需要は、インドやインドネシアなどで減少したことにより、約781万台(注2)と前年にくらべ約9%の減少となりました。
当連結会計年度の連結売上台数の合計は、インドにおける「Amaze」やマレーシアにおける「City」の減少などにより、56万3千台と前連結会計年度にくらべ23.3%の減少となりました。
なお、持分法適用会社である中国の東風本田汽車有限公司および広汽本田汽車有限公司の販売台数は連結売上台数に含まれませんが、当連結会計年度の販売台数は、新型車「Envix」や「Inspire」の増加などはあったものの、「Fit」の減少などにより、138万9千台と前連結会計年度にくらべ7.3%の減少となりました。
アジア地域の連結子会社の当連結会計年度の生産台数は、60万6千台(注3)と前連結会計年度にくらべ24.4%の減少となりました。
なお、中国の持分法適用会社である東風本田汽車有限公司および広汽本田汽車有限公司の当連結会計年度の生産台数は137万台と前連結会計年度にくらべ8.1%の減少となりました。
(注) 1 出典:中国汽車工業協会
2 タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾、インド、パキスタンの8ヵ国の合計、当社調べ
3 タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾、インド、パキスタン、中国の9ヵ国の合計
その他の地域
主要市場であるブラジルの2019年(暦年)の四輪車総需要は、約266万台(注)と前年にくらべ約8%の増加となりました。
当連結会計年度の連結売上台数は、ブラジルにおける「City」や「Fit」の減少などにより、20万8千台と前連結会計年度にくらべ16.1%の減少となりました。
当連結会計年度のブラジル工場での生産台数は、12万4千台と前連結会計年度にくらべ10.9%の減少となりました。
(注) 出典:ANFAVEA(ブラジル自動車製造業者協会:乗用車+軽商用車)
(金融サービス事業)
当社グループは、製品販売のサポートを主な目的として、日本・米国・カナダ・英国・ドイツ・ブラジル・タイにある金融子会社を通じて、顧客に対する金融サービス(小売金融、オペレーティング・リースおよびファイナンス・リース)および販売店に対する金融サービス(卸売金融)を提供しています。
金融サービスに係る債権およびオペレーティング・リース資産残高の合計は、9兆7,872億円と前連結会計年度末にくらべ668億円、0.7%の減少となりました。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度末にくらべ約1,233億円、約1.3%の増加と試算されます。
金融サービス事業の外部顧客への売上収益は、リース車両売却売上やオペレーティング・リース売上の増加などにより、2兆5,869億円と前連結会計年度にくらべ2,216億円、9.4%の増収となりました。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度にくらべ約2,661億円、約11.2%の増収と試算されます。セグメント間取引を含む金融サービス事業の売上収益は、2兆6,009億円と前連結会計年度にくらべ2,208億円、9.3%の増収となりました。
営業費用は、2兆3,812億円と前連結会計年度にくらべ2,371億円、11.1%の増加となりました。売上原価は、リース車両売却売上やオペレーティング・リース売上の増加に伴う費用の増加などにより、2兆2,140億円と前連結会計年度にくらべ1,875億円、9.3%の増加となりました。販売費及び一般管理費は、クレジット損失引当金の増加などにより、1,672億円と前連結会計年度にくらべ496億円、42.2%の増加となりました。
営業利益は、増収に伴う利益の増加などはあったものの、販売費及び一般管理費の増加などにより、2,197億円と前連結会計年度にくらべ162億円、6.9%の減益となりました。
(ライフクリエーション事業及びその他の事業)
ライフクリエーション事業の連結売上台数は、全ての地域で減少したことなどにより、570万1千台と前連結会計年度にくらべ9.5%の減少となりました。ライフクリエーション事業及びその他の事業の外部顧客への売上収益は、ライフクリエーション事業の連結売上台数の減少などにより、3,256億円と前連結会計年度にくらべ253億円、7.2%の減収となりました。また、前連結会計年度の為替レートで換算した場合、前連結会計年度にくらべ約172億円、約4.9%の減収と試算されます。セグメント間取引を含むライフクリエーション事業及びその他の事業の売上収益は、3,506億円と前連結会計年度にくらべ266億円、7.1%の減収となりました。
営業費用は、3,757億円と前連結会計年度にくらべ124億円、3.2%の減少となりました。売上原価は、ライフクリエーション事業の連結売上台数の減少に伴う費用の減少などにより、2,926億円と前連結会計年度にくらべ84億円、2.8%の減少となりました。販売費及び一般管理費は、533億円と前連結会計年度にくらべ32億円、5.7%の減少となりました。研究開発費は、297億円と前連結会計年度にくらべ7億円、2.4%の減少となりました。
営業損失は、台数変動及び構成差に伴う利益減などにより、250億円と前連結会計年度にくらべ141億円の悪化となりました。なお、ライフクリエーション事業及びその他の事業に含まれる航空機および航空機エンジンの営業損失は、422億円と前連結会計年度にくらべ20億円の悪化となりました。
日本
当連結会計年度の連結売上台数は、発電機などの増加はあったものの、OEM向けエンジン(注)が減少したことなどにより、31万2千台と前連結会計年度にくらべ7.1%の減少となりました。
(注) 相手先ブランドで販売される商品に搭載されるエンジン
OEM:Original Equipment Manufacturer
北米
当連結会計年度の連結売上台数は、芝刈機の増加などはあったものの、OEM向けエンジンが減少したことなどにより、284万8千台と前連結会計年度にくらべ6.6%の減少となりました。
欧州
当連結会計年度の連結売上台数は、OEM向けエンジンや芝刈機が減少したことなどにより、84万5千台と前連結会計年度にくらべ14.1%の減少となりました。
アジア
当連結会計年度の連結売上台数は、OEM向けエンジンや刈払機が減少したことなどにより、137万5千台と前連結会計年度にくらべ11.8%の減少となりました。
その他の地域
当連結会計年度の連結売上台数は、OEM向けエンジンや水ポンプが減少したことなどにより、32万1千台と前連結会計年度にくらべ13.9%の減少となりました。
② 特に重要な見積りを伴う会計方針について
特に重要な見積りを伴う会計方針とは、本質的に不確実性があり、次連結会計年度以降に変更する可能性がある事項、または当連結会計年度において合理的に用いうる他の見積りがあり、それを用いることによっては財政状態および経営成績に重要な相違を及ぼすであろう事項の影響に関して見積りを行う必要がある場合に、最も困難で主観的かつ複雑な判断が要求されるものです。また、当社および連結子会社をとりまく市場の動向や為替変動などの経済情勢により、これらの見積りの不確実性は増大します。
現時点において、新型コロナウイルス感染症の拡大規模や収束時期などの合理的な予測は困難ですが、当社および連結子会社は入手しうる情報を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、企業の経済活動が再開され、市場が徐々に回復していくとの仮定を利用した見積りに基づき会計処理しています。新型コロナウイルス感染症の収束時期や各国・地域の対応を踏まえた市場の動向、経済情勢の不透明さが継続する場合には、見積りの不確実性は増大し、事後的な結果との間に重要な乖離が生じる可能性があります。
次に挙げるものは、当社および連結子会社のすべての会計方針を包括的に記載するものではありません。当社および連結子会社の重要な会計方針は、連結財務諸表注記の「3 重要な会計方針」に記載されています。
連結財務諸表に関して、認識している特に重要な見積りを伴う会計方針は、以下のとおりです。
(製品保証)
当社および連結子会社は、特定の期間、製品に保証を付与しているとともに、必要に応じて主務官庁への届出等に基づいて個別に無償の補修を行っています。製品保証は、製品の種類、販売地域の特性およびその他の要因に応じて異なります。
製品保証引当金には、保証書に基づく無償の補修費用、主務官庁への届出等に基づく個別の無償補修費用が含まれます。保証書に基づく無償の補修費用は、製品を販売した時点で認識しており、主務官庁への届出等に基づく新規の保証項目に関連する費用については、経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、その債務の金額について信頼性をもって見積ることができる場合に、引当金を認識しています。製品保証引当金は、過去の補修実績、過去の売上実績、予測発生台数および予測台当たり補修費用等を含む将来の見込みに基づいて見積り、計上しています。当社および連結子会社の製品の構成部品の一部は、部品供給会社によって製造され、部品取引基本契約書に基づき、当社および連結子会社に対し、保証されています。
当社は、見積りの変化が親会社の所有者に帰属する当期利益に重要な影響を及ぼす可能性があり、本質的に不確実な将来のクレームの頻度と金額を見積ることが必要となるため、製品保証引当金に関する見積りを、「特に重要な会計上の見積り」に該当すると考えています。
当社および連結子会社は、製品保証引当金が適切かどうかを常に確認しています。したがって、発生が見込まれる製品保証に関連する費用について、必要十分な金額を引当計上していると考えています。
実際の発生は、それらの見積りと異なることがあり、引当金の計上金額が大きく修正される可能性があります。
製品保証引当金の増減および売上収益は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)(百万円) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)(百万円) | |
|---|---|---|
| 製品保証引当金 | ||
| 期首残高(既報告額) | 457,596 | 458,482 |
| 会計方針の変更による影響額 | △4,536 | - |
| 期首残高(調整後) | 453,060 | 458,482 |
| 繰入額(注) | 247,194 | 212,275 |
| 取崩額 | △231,230 | △250,522 |
| 戻入額 | △17,596 | △26,843 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 7,054 | △12,703 |
| 期末残高 | 458,482 | 380,689 |
| 売上収益 | 15,888,617 | 14,931,009 |
(注) 前連結会計年度および当連結会計年度における繰入額は、主に四輪事業における主務官庁への届出等に基
づく無償の補修費用によるものです。
(クレジット損失)
当社の金融子会社は、製品の販売をサポートするために、顧客に対する金融サービス(小売金融、オペレーティング・リースならびにファイナンス・リース)および販売店に対する金融サービス(卸売金融)を提供しています。当社は、顧客に対する金融サービスのうち、小売金融およびファイナンス・リースに係る債権(以下「顧客に対する金融債権」という。)を金融サービスに係る債権に含めており、オペレーティング・リースをオペレーティング・リース資産として区分掲記しています。また、販売店に対する金融債権を金融サービスに係る債権に含めています。
クレジット損失は、金融サービスに係る債権に対して見積られる費用です。信用リスクの大部分は、顧客に対する金融債権に関して発生しており、一般的な経済動向によって影響を受けることがあります。失業率の上昇などの経済情勢悪化は貸倒れのリスクを高め、中古車価格の下落は、担保の回収による補填金額を減少させる可能性があります。当社の金融子会社は、信用リスクに影響を与えると考えられる審査基準のモニタリングおよび見直し、見積損失を考慮した契約金利の設定、損失を最小化する回収努力を通じ顧客に対する金融債権に係る信用リスクに対処しています。
また、当社の金融子会社はオペレーティング・リースの貸手として、オペレーティング・リースの借手の信用リスクにさらされています。オペレーティング・リースの一部は、リースの借手が債務不履行に陥った場合、リース期間満了前に終了することが見込まれます。通常、顧客の不払いによるリース資産の損失は、回収車両の処分によって実現します。オペレーティング・リースの信用リスクに影響を与える要因および信用リスクに対する管理方法は、顧客に対する金融債権と同様です。
販売店に対する金融債権に係る信用リスクは、販売店の財務体質、担保の価値、販売店の信用力に影響を与える可能性のある経済要因などにより影響を受けます。当社の金融子会社は、融資前に実施する販売店の財務体質の包括的な審査、支払実績と既存の融資に対する弁済能力の継続的なモニタリングなどを通じ、直面する信用リスクに対処しています。
当社の金融子会社は、金融サービスに係る債権の見積損失額をクレジット損失引当金として計上しています。当社の金融子会社は、少なくとも四半期に一度、これらの見積りを評価しています。
当社の金融子会社は、クレジット損失引当金について次の3つのステージからなる予想損失モデルにより測定しています。
ステージ1 当初認識以降に信用リスクが著しく増大していない金融資産に対する12ヵ月の予想信用損失
ステージ2 当初認識以降に信用リスクが著しく増大したが、信用減損はしていない金融資産に対する全期間の予想信用損失
ステージ3 信用減損金融資産に対する全期間の予想信用損失
全期間の予想信用損失は金融資産の予想存続期間にわたるすべての生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失であり、12ヵ月の予想信用損失は全期間の予想信用損失のうち報告日後12ヵ月以内に生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失です。予想信用損失は契約上のキャッシュ・フローと回収が見込まれるキャッシュ・フローの差額を当初の実効金利で割引き、確率加重した見積りです。
信用リスクが著しく増大しているかの判定にあたり、顧客に対する金融債権については、個別的にも集合的にも評価しています。個別的な評価は延滞状況に基づいています。過去の実績では30日以上支払いを延滞した顧客に対する金融債権は貸倒れの可能性が高くなっているため、30日以上期日を超過している場合に信用リスクが著しく増大しているとみなしています。集合的な評価は当初認識した会計期間、担保の形態、契約期間、クレジットスコア等のリスク特性が共通するグループごとに当初認識時からの予想債務不履行率の相対的な変化に基づき行っています。販売店に対する金融債権については、信用リスクが著しく増大しているかの判定は販売店ごとに行われており、支払状況のほか、財政状態の変化や財務制限条項の順守状況等の要素を考慮しています。
金融サービスに係る債権に関する債務不履行の定義は、各金融子会社の内部リスク管理の実務によって定められています。米国に所在する当社の最も重要な金融子会社においては、60日の期日超過を債務不履行とみなしています。60日以上期日を超過している顧客に対する金融債権については、担保車両の差押えを含む回収活動を強化しており、債務不履行の顧客に対する金融債権を信用減損しているとみなしています。販売店に対する金融債権は販売店の重大な財政的困難、債務不履行や延滞等の契約違反、破産等、当初の契約条件に従ってすべての金額を回収できないという証拠が存在する場合に、信用減損しているとみなしています。
当社の米国の金融子会社は、顧客に対する金融債権のうち回収不能と見込まれる部分について、期日を120日超過した時点または担保車両を差し押さえた時点で直接償却しています。履行強制活動が行われる期間や方法は、様々な法的規制により制限されますが、未回収残高は通常、直接償却後も数年間は履行強制活動の対象となります。回収不能額の見積りには、履行強制活動による回収見込額が反映されています。販売店に対する金融債権は回収するという合理的な予想を有していない場合に直接償却しています。
当社の米国の金融子会社において、顧客に対する金融債権に係る予想信用損失の測定は、リスク特性が共通するグループごとに行われ、過去の実績、現在の状況、失業率、中古車価格、消費者の債務返済負担などの将来予測に基づく要素を反映しています。オペレーティング・リース資産の早期処分に伴う損失についても顧客に対する金融債権と類似の見積り技法を用いて集合的に見積っています。
当社は、基本的に不確実な要因に基づいて重要な判定を行わなければならないため、クレジット損失引当金およびオペレーティング・リース資産の減損損失に関する会計上の見積りが「特に重要な会計上の見積り」に該当すると考えています。当社の金融子会社は、クレジット損失引当金およびオペレーティング・リース資産の減損損失が適切かどうかを定期的に確認しています。これらの見積りは、報告期間の期末日時点で利用可能な情報に基づいていますが、実際に発生する損失は、前提条件の変化により、当初の見積りと異なることがあります。
引当金計算の影響度に関して、引当金計算における主な前提条件の1つの変化が、クレジット損失引当金の再測定による変動額および引当金残高にどのくらい影響を及ぼすかについては、もし、当社の金融子会社の金融サービスに係る債権において、当連結会計年度の直接償却額が10%増加した場合、クレジット損失引当金の再測定による変動額およびクレジット損失引当金残高は、それぞれ約96億円、約63億円の増加となります。これらの影響度は、あくまでも試算ベースであり、当連結会計年度に関してのものです。
クレジット損失の増減に関する追加説明
当社の金融子会社における、金融サービスに係る債権に関するクレジット損失の引当金は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
| 小売金融(百万円) | ファイナンス・リース(百万円) | 卸売金融(百万円) | 合計(百万円) | |
|---|---|---|---|---|
| クレジット損失引当金 | ||||
| 期首残高(既報告額) | 32,076 | 821 | 1,906 | 34,803 |
| 会計方針の変更による影響額 | 4,599 | - | - | 4,599 |
| 期首残高(調整後) | 36,675 | 821 | 1,906 | 39,402 |
| 再測定 | 33,873 | 92 | 755 | 34,720 |
| 直接償却 | △30,986 | △125 | 153 | △30,958 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 198 | △58 | △101 | 39 |
| 期末残高 | 39,760 | 730 | 2,713 | 43,203 |
| 金融サービスに係る債権期末残高 | 4,602,848 | 142,855 | 712,214 | 5,457,917 |
| 金融サービスに係る債権平均残高 | 4,462,772 | 150,766 | 661,846 | 5,275,384 |
| 直接償却/金融サービスに係る債権平均残高 | 0.69% | 0.08% | △0.02% | 0.59% |
| クレジット損失引当金/金融サービスに係る債権期末残高 | 0.86% | 0.51% | 0.38% | 0.79% |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| 小売金融(百万円) | ファイナンス・リース(百万円) | 卸売金融(百万円) | 合計(百万円) | |
|---|---|---|---|---|
| クレジット損失引当金 | ||||
| 期首残高 | 39,760 | 730 | 2,713 | 43,203 |
| 再測定 | 54,833 | 142 | 1,905 | 56,880 |
| 直接償却 | △31,436 | △130 | △1,784 | △33,350 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △2,916 | △52 | △297 | △3,265 |
| 期末残高 | 60,241 | 690 | 2,537 | 63,468 |
| 金融サービスに係る債権期末残高 | 4,440,364 | 125,958 | 666,992 | 5,233,314 |
| 金融サービスに係る債権平均残高 | 4,552,643 | 132,568 | 651,139 | 5,336,350 |
| 直接償却/金融サービスに係る債権平均残高 | 0.69% | 0.10% | 0.27% | 0.62% |
| クレジット損失引当金/金融サービスに係る債権期末残高 | 1.36% | 0.55% | 0.38% | 1.21% |
当社の金融子会社における、顧客の不払いに伴う、オペレーティング・リースに係る損失の実績は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (百万円) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (百万円) | |
|---|---|---|
| 支払期日を過ぎたオペレーティング・リース料に係るクレジット損失引当金の再測定 | 4,436 | 3,046 |
| オペレーティング・リース資産の早期処分に伴う損失 | 11,217 | 36,037 |
当連結会計年度における前連結会計年度との比較
当社の金融子会社における、当連結会計年度のクレジット損失引当金の再測定による変動額は、前連結会計年度にくらべ221億円、63.8%増加しました。直接償却は、前連結会計年度にくらべ23億円、7.7%増加しました。
オペレーティング・リース資産の早期処分に伴う損失は、前連結会計年度にくらべ248億円、221.3%増加しました。
クレジット損失引当金の再測定による変動額およびオペレーティング・リース資産の早期処分に伴う損失の増加は、主に新型コロナウイルス感染症の拡大による経済情勢の悪化に伴い、失業率や中古車価格などの将来予測が変動し、北米地域の金融子会社において信用リスクが増大したことなどによるものです。
また、直接償却の増加は、北米地域において信用リスクの高い顧客および中古車ローンの貸倒実績率が増加したことなどによるものです。
(リース残価損失)
当社の北米地域の金融子会社は、リース開始時において、過去の実績および第三者機関のデータを考慮に入れた将来の中古車価格の見積りに基づいて、リース車両の契約上の残存価額を設定しています。車両をリースしている顧客は、リース期間満了時において、そのリース車両を契約上の残存価額で買い取るか、もしくは販売店に返却する選択権を持っています(リース期間満了前にリース車両を買い取る場合は、契約上の未払残高で買い取ります)。リース車両を返却された販売店は、リース期間満了時に顧客から返却されたリース車両を契約上の残存価額で買い取るか、市場価格で買い取る選択権を持っています(リース期間満了前にリース車両を買い取る場合は、契約上の未払残高で買い取ります)。リース車両を返却された販売店がリース車両を買い取らなかった場合は、市場のオークションによってリース車両を売却します。リース期間が満了し、当社の北米地域の金融子会社にリース車両が返却された際に、リース車両の売却額が契約上の残存価額を下回っている場合、その差額が損失となるリスクがあります。
当社の北米地域の金融子会社は、少なくとも四半期に一度、見積残存価額を見直しています。リース残価損失の見積りは以下の2つの重要な構成要素に基づき行っています。
① 予測リース車両返却率、すなわちリース期間満了時に、顧客から金融子会社に返却されると予測されるリース車両の割合
② 予測リース残価損失の金額、すなわち見積残存価額と、車両売却金額との差額
また、新車および中古車の市場価格の傾向および一般的な経済指標等を含む上記以外のさまざまな要素も勘案してリース残価損失を見積っています。
オペレーティング・リースについては、見積残存価額の修正をオペレーティング・リース資産の減価償却費として、残存リース期間にわたり均等償却しています。また、ファイナンス・リースについては、リース残価損失の計上が必要なことを示す客観的な証拠が存在すると考えられる場合に、見積損失のうち残存価額の未補償部分の減額修正をリース残価損失として、その期間に計上しています。
当社の北米地域の金融子会社は、オペレーティング・リース資産の帳簿価額の回収可能性については、疑義を生じさせる事象の発生および状況変化がある場合、減損の判定を行っています。減損が発生していると考えられる場合、帳簿価額のうち回収可能価額を上回る金額を減損損失として認識します。
市場の変動に影響を受けやすいこと、本質的に不確定な将来の経済状況およびリース残存価額についての仮定を要求されることから、当社は、当該リース残価損失および減損損失に関する会計上の見積りを、「特に重要な会計上の見積り」に該当すると考えています。当社および当社の金融子会社は、現在使用している仮定は妥当であると考えています。しかしながら、実際に発生するリース残価損失および減損損失は、前提条件の変化により、当初の見積りと異なることがあります。
当連結会計年度の当社の北米地域のオペレーティング・リースに関して、他の条件は一定とみなして、販売店で扱っているすべての車両の将来の中古車価格が現在の見積りよりも、それぞれ約1万円下落した場合、減価償却費は、残存リース期間において、約75億円の増加となります。また、当連結会計年度末の販売店で扱っているすべてのリース車両についての将来の返却率が現在の見積りより1%増加した場合、減価償却費は、残存リース期間において、約14億円の増加となります。これらの影響度は、あくまでも試算ベースであり、当連結会計年度に関してのものです。また、中古車価格が下落した場合、返却率が増加する可能性が高いため、影響度が変化する可能性があります。
(退職後給付)
当社および連結子会社は、各種退職給付および年金制度を有しており、ほぼすべての日本における従業員および一部の海外の従業員を対象としています。当社および連結子会社は、確定給付制度債務および確定給付費用を、割引率や昇給率などのさまざまな仮定に基づいて算出しています。割引率は、確定給付制度債務と概ね同じ支払期日を有し、支払見込給付と同じ通貨建ての優良社債の報告期間の期末日時点における市場利回りに基づいて決定しています。昇給率については、直近の見通しと実績を反映しています。当連結会計年度末の国内制度における割引率および昇給率は、それぞれ0.6%、1.6%であり、海外制度における割引率および昇給率は、それぞれ2.5%~3.8%、2.0%~2.8%です。
当社は、見積りの変化が当社および連結子会社の財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があることから、確定給付制度債務および確定給付費用に関する会計上の見積りが「特に重要な会計上の見積り」に該当すると考えています。
当社および連結子会社は、現在使用している仮定は妥当であると考えています。しかしながら、仮定の変更は将来の確定給付費用、確定給付制度債務および制度への必要拠出額に影響を与える可能性があります。また、実際の結果は、当社および連結子会社の仮定と異なることがあり、当該差異は、発生時にその他の包括利益として認識し、直ちに利益剰余金に振り替えています。
割引率が変動した場合の確定給付制度債務に与える影響額については、連結財務諸表注記の「18 従業員給付 (1) 退職後給付 ④ 感応度分析」を参照ください。
(繰延税金資産)
繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除の一部又は全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しています。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得およびタックス・プランニングを考慮しています。
当社は、繰延税金資産に関する会計処理が、基本的に不確実な、将来課税所得や事業計画の評価や見積りを伴うため、「特に重要な会計上の見積り」に該当すると考えています。
当社および連結子会社は、過去の課税所得水準および繰延税金資産が控除可能な期間における将来課税所得の予測に基づき、前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産は、回収される可能性が高いものと考えていますが、当社および連結子会社をとりまく市場の動向や為替変動などの経済情勢により、将来課税所得の予測の不確実性は増大します。
③ 流動性と資金の源泉
(資金需要、源泉、使途に関する概要)
当社および連結子会社は、事業活動のための適切な資金確保、適切な流動性の維持および健全なバランスシートの維持を財務方針としています。当社および連結子会社は、主に二輪車、四輪車およびパワープロダクツの製造販売を行うとともに、製品の販売をサポートするために、顧客および販売店に対する金融サービスを提供しています。生産販売事業における主な運転資金需要は、製品を生産するために必要となる部品および原材料や完成品の在庫資金のほか、販売店向けの売掛金資金です。また設備投資資金需要のうち主なものは、新機種の投入に伴う投資や、生産設備の拡充、合理化および更新ならびに販売施設や研究開発施設の拡充のための必要資金です。
生産販売事業における必要資金については、主に営業活動から得られる資金、銀行借入金、社債の発行およびコマーシャルペーパーの発行などによりまかなっており、現在必要とされる資金水準を十分確保していると考えています。これら生産販売事業の資金調達に伴う当連結会計年度末の債務残高は5,320億円となっています。また、顧客および販売店に対する金融サービスでの必要資金については、主にミディアムタームノート、銀行借入金、金融債権の証券化、オペレーティング・リース資産の証券化、コマーシャルペーパーの発行および社債の発行などによりまかなっています。これら金融子会社の資金調達に伴う当連結会計年度末での債務残高は7兆24億円となっています。
当社および連結子会社の借入必要額に、重要な季節的変動はありません。
(流動性)
当社および連結子会社の当連結会計年度末の現金及び現金同等物2兆6,723億円は、主に米ドル建てと円建てを中心としていますが、その他の外貨建てでも保有しています。
当社および連結子会社の当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、売上収益の約2.1ヵ月相当の水準となっており、当社および連結子会社の事業運営上、十分な流動性を確保していると考えています。
しかしながら、景気後退による市場の縮小や金融市場・為替市場の混乱などにより、流動性に一部支障をきたす場合も考えられます。このため、特に1兆1,400億円の短期債務を負う金融子会社では、継続的に債務を借り換えしているコマーシャルペーパーについて、代替流動性として合計1兆849億円相当の契約信用供与枠(コミットメントライン)を保有しています。さらに、有価証券報告書提出日(2020年6月19日)現在、当社および連結子会社は世界的に有力な銀行と契約に基づかない信用供与限度額を十分に設定しています。
当社および連結子会社の当連結会計年度末の資金調達に係る債務は、主に米ドル建てを中心としていますが、円建てやその他の外貨建てでも保有しています。
資金調達に係る債務の追加情報については、連結財務諸表注記の「15 資金調達に係る債務」および「25 金融リスク管理」を参照ください。
また、当社および連結子会社が発行する短期および長期債券は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、スタンダード・アンド・プアーズおよび格付投資情報センターなどから、2020年3月31日現在、以下の信用格付を受けています。
| 信用格付 | ||
| 短期格付 | 長期格付 | |
| ムーディーズ・インベスターズ・サービス | P-2 | A3 |
| スタンダード・アンド・プアーズ | A-1 | A |
| 格付投資情報センター | a-1+ | AA |
なお、これらの信用格付は、当社および連結子会社が格付機関に提供する情報または格付機関が信頼できると考える他の情報に基づいて行われるとともに、当社および連結子会社の発行する特定の債券に係る信用リスクに対する評価に基づいています。各格付機関は当社および連結子会社の信用格付の評価において異なった基準を採用することがあり、かつ各格付機関が独自に評価を行っています。これらの信用格付はいつでも格付機関により改訂または取り消しされることがあります。また、これらの格付は債券の売買・保有を推奨するものではありません。
④ 簿外取引
(貸出コミットメント)
当社および連結子会社は、販売店に対する貸出コミットメント契約に基づき、貸付金の未実行残高を有しています。当連結会計年度末において、販売店への保証に対する割引前の将来最大支払額は、636億円です。これらの貸出コミットメント契約には、貸出先の信用状態等に関する審査を貸出の条件としているものが含まれているため、必ずしも貸出実行されるものではありません。
(従業員の債務に対する保証)
当社および連結子会社は、当連結会計年度末において、従業員のための銀行住宅ローン101億円を保証しています。従業員が債務不履行に陥った場合、当社および連結子会社は、保証を履行することを要求されます。債務不履行が生じた場合に、当社および連結子会社が負う支払義務の割引前の金額は、当連結会計年度末において、上記の金額です。2020年3月31日現在、従業員は予定された返済を行えると考えられるため、当該支払義務により見積られた損失はありません。
⑤ 契約上の債務
当連結会計年度末における契約上の債務は、以下のとおりです。
| 期間別支払金額(百万円) | |||||
| 合計 | 1年以内 | 1~3年 | 3~5年 | それ以降 | |
| 資金調達に係る債務 | 7,593,927 | 3,341,226 | 2,858,357 | 1,106,303 | 288,041 |
| その他の金融負債 | 539,159 | 140,326 | 125,857 | 42,049 | 230,927 |
| 発注残高およびその他契約残高(注1) | 80,670 | 74,028 | 5,756 | 886 | ― |
| 確定給付制度への拠出(注2) | 42,174 | 42,174 | ― | ― | ― |
| 合計 | 8,255,930 | 3,597,754 | 2,989,970 | 1,149,238 | 518,968 |
(注) 1 当社および連結子会社の発注残高は、設備投資に関するものです。
2 2021年度以降の拠出額は未確定であるため、確定給付制度への拠出は、次連結会計年度に拠出するもののみ記載しています。
⑥ 市場リスクに関する定量および定性情報の開示
連結財務諸表注記の「25 金融リスク管理 (2) 市場リスク」を参照ください。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
当社および連結子会社の研究開発は、先進の技術によって、個性的で国際競争力のある商品群を生み出すことを目的としています。製品に関する研究開発につきましては、当社のほか、㈱本田技術研究所、ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッドを中心に、また、生産技術に関する研究開発につきましては、ホンダエンジニアリング㈱およびホンダエンジニアリングノースアメリカ・インコーポレーテッドを中心に、それぞれ現地に密着した研究開発を行っています。当連結会計年度より、当社と㈱本田技術研究所の二輪開発部門を統合し、営業・生産・開発・購買の各部門が自立した運営体制から、新機種の企画構想・開発・生産立上と量産の各プロセスの連携を密にして行う体制を構築しています。
当連結会計年度に発生した研究開発支出は、8,214億円となりました。
なお、当社および連結子会社では研究開発支出の一部について、無形資産に計上しています。連結損益計算書に計上されている研究開発費の詳細については、連結財務諸表注記の「21 研究開発費」を参照ください。
セグメントごとの研究開発活動の状況につきましては、以下のとおりです。
(二輪事業)
二輪事業では、「チャレンジする組織風土を最大化し、今後の環境変化を乗り越え、手の届く価格で、お客様に喜んでもらえる商品を創造し続けられるものづくり集団となる」を方針として、研究開発に取り組んでまいりました。
主な成果として、2019年6月インド市場を代表するモデルとしてHondaの二輪事業の根幹を支えている「Activaシリーズ」に、排ガス新法規「BS6(バラートステージ6)」に対応する環境エンジンeSPをインドモデルで初めて採用しました。さらに吸気ポートに鋳造一体で隔壁を設けて二層構造とし、ポート内の逆流現象を利用することにより、新たな部品を追加することなくタンブル流を生み出す技術を世界で初めて搭載し、PGM-FIやアイドリングストップシステムの採用などと合わせて、従来モデルに対して、燃費性能を10%向上しています。
同じく、2019年6月には新型フレームeSAFを開発し、インドネシア向け「Genio」へ採用しました。新型フレームeSAFは、ハイテン材の使用や、断面形状の最適化などにより、剛性を高めながら従来フレームに対し8%以上の軽量化を実現しました。軽快な走りと優れた乗り心地に寄与しています。なお、この新型フレームeSAFは、他モデルにも順次水平展開の予定です。
このほか、2020年3月には「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」を発売しました。「CBR1000RR-R FIREBLADE」は、初代モデル「CBR900RR」から一貫して追求してきたテーマ“Total Control~操る楽しみの最大化”を継承しながら、さらに進化させた性能をサーキット走行やレースでの使用において存分に発揮させることを目的に、高出力かつよりコントロール性に優れた出力特性のパワーユニットと、操縦性を追求した車体パッケージングを組み合わせ、スポーツライディングをサポートする先進の電子制御技術などを採用したCBRシリーズの最上位モデルです。
2019年12月にはビジネス用電動二輪車「BENLY e:」シリーズを発表しました。「BENLY e:」は、広くてフラットなリアデッキや、狭い場所や傾斜地での切り替えしなどで利便性を高める後進アシスト機能など、集配業務における使い勝手を考慮したビジネス用途向けの電動二輪車で、動力用電源には着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を2個使用しています。「クリーン」で「静か」な電動モビリティならではの優れた環境性能に加え、積載時でも力強くスムーズな発進・登坂性能を発揮します。2020年1月17日から郵便配達業務での使用が開始されています。
二輪事業に係る研究開発支出は、836億円となりました。
(四輪事業)
四輪事業では、「一歩先行く研究所を目指し」、「産業の変革期に際し、意識と行動を変えてゆく」、「2030年のありたき姿の実現に向けて、お客様視点で価値を追求し、質の高い仕事の仕方で、質の高い商品を創造し続ける」を方針として研究開発に取り組んでまいりました。
主な成果として、2020年2月に新型コンパクトカー「FIT」を発売しました。新型「FIT」は、4つの「心地よさ」を新たな提供価値として掲げ、①安心感のある“心地よい視界”、②前後席ともに長距離ドライブでも疲れにくい快適な“座り心地”、③Honda独創のハイブリッドシステムe:HEVをコンパクトカーとして初めて搭載するなど快適な“乗り心地”、④視線・動線を考え抜いた収納レイアウトの配置や、荷室容量の確保など、快適な移動をサポートする“使い心地”を提供しています。
この新型「FIT」にはHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT」を日本初搭載しています。このHonda CONNECTを活用して、お客様のカーライフをより安心、快適にするコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」を開始しました。Honda Total Care プレミアムは、Honda Total Care緊急サポートセンターが進化し、お客様に24時間365日、より安心、安全なサービスを提供します。
2019年8月には新型軽自動車「N-WGN/N-WGN Custom」を発売しました。新型N-WGNでは、ひとりひとりの毎日の暮らしになじみ、誰もが心地よく使え、親しみやすさを感じるクルマを目指しました。エクステリアデザインは、フロントからドア、リアゲートまでハリのあるなめらかな面で構成し、すっきりと見えながら室内の広さを感じさせる箱型のボディーは、円形状のヘッドライトと相まって、暮らしになじむ親しみやすさと安心感を表現しました。荷室は、開口部を下げたことで重い荷物や高さのある荷物を載せやすく、備え付けのボードを使えば上下2段に積み分けることもでき、シーンに合わせた荷室アレンジが可能です。
さらに、2020年2月新型「ACCORD」を日本国内で発売しました。10代目となる新型「ACCORD」は、2018年1月、北米の自動車ジャーナリストによって選ばれる「2018 North American Car of the Year(ノースアメリカン・カー・オブ・ザ・イヤー)」を受賞したほか、2019年1月には、中国で2.3億人の登録ユーザー数を誇るポータルサイト「Sina.com」による「ベスト・ハイブリッドカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、グローバルで高い評価をいただいています。新型「ACCORD」は、クルマの基礎となるプラットフォームから構造を見直し、「ACCORD」として譲れない走りと室内空間は確実に進化させながら、ロー&ワイドでクリーンなデザインを実現しました。パワートレインには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現するHonda独自のハイブリッドシステムe:HEVを搭載しています。
2019年11月タイにおいてコンパクトセダンの新型「CITY」を世界で初公開しました。5代目となる新型CITYは、これまでご好評をいただいてきた、コンパクトセダンでありながら広々とした室内空間はそのままに、スポーティーでシャープなエクステリアと上質で機能的なインテリアデザインで生まれ変わりました。最新の環境基準に対応しながらも、現行の1.5L自然吸気エンジンをしのぐ力強い走りと、圧倒的な低燃費を両立させました。新型CITYは、タイ国内での発売を皮切りに、今後他の国でも発売を予定しています。
四輪事業に係る研究開発支出は、7,072億円となりました。
(ライフクリエーション事業及びその他の事業)
ライフクリエーション事業では、「暮らしの“未来”を創造し「役立ち」と「喜び」を更なる高みへ」との方針に基づき、研究開発に取り組んでまいりました。
主な成果として、2019年6月、クラストップレベルの高い動力性能や優れた経済性でご好評いただいている大型4ストローク船外機に新開発の電子制御リモートコントロールシステム(DBW)を搭載したタイプを追加するとともに、DBWを搭載した新型「BF175」を発表しました。新開発のDBWは、Hondaの船外機として初めて採用され、スムーズで確実なシフト操作と、素早く正確なスロットル操作を実現しています。また、最大4基掛けまでの多基搭載時における快適な操作性や、2系統の通信ラインを設けたシステムによる高い信頼性も兼ね備えています。
Hondaは電動モビリティとエネルギーサービスをつなぐことで、自由な移動と再生可能エネルギーの利用拡大への貢献を目指しており、その実現手段の一つである可搬型バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」を用いたシステムの研究開発に取り組んでいます。「Honda Mobile Power Pack Exchanger」は複数のモバイルパワーパックを同時に充電できる充電ユニットであり、街中で電動小型モビリティ利用者へ交換用モバイルパワーパックを供給し、余剰電力をモバイルパワーパックに蓄電する事で電力利用の効率化に貢献します。また、「Honda Mobile Power Pack Charge & Supply Concept」はモバイルパワーパックとの組み合せにより、モビリティ用途の充電だけでなく、非常時の電源、家庭内での生活に必要な機器電源として利用が可能となります。このように「すべての人に生活の可能性が拡がる喜び」を提供することを目指し、新たな価値の創造に取り組んでいます。
航空機においては、Honda独自の最先端技術を開発して、空の世界においても新しい価値を創造し、長期的な観点から航空機ビジネスを成長させていくためのビジネス基盤の構築をしてまいりました。2019年8月に「HondaJet Elite」の中国における型式証明を取得し、12月には中国における初号機の引き渡しを行いました。また、緊急医療搬送用仕様の「HondaJet Elite」を発表し、多目的用途にも応えるHondaJetを実現しました。2019年(暦年)小型ジェット機カテゴリーでデリバリー数世界第1位を3年連続で達成し、全世界で約150機の機体が運用されています。
ライフクリエーション事業及びその他の事業に係る研究開発支出は、305億円となりました。
当連結会計年度末時点において、当社および連結子会社は、国内で18,800件以上、海外で25,500件以上の特許権を保有しています。また、出願中の特許が国内で7,200件以上、海外で15,000件以上あります。当社および連結子会社は、特許の重要性を認識していますが、特許のうちのいくつか、または、関連する一連の特許が終了または失効したとしても、当社および連結子会社の経営に重要な影響を及ぼすことはないと考えています。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度は、新機種の投入に伴う投資や、生産設備の拡充、合理化および更新ならびに販売施設や研究開発施設の拡充などを行いました。
なお、当連結会計年度の設備投資実施額は375,643百万円となり、前連結会計年度にくらべ50,876百万円減少しました。
セグメントごとの設備投資は、以下のとおりです。
| セグメントの名称 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)(百万円) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)(百万円) |
|---|---|---|
| 二輪事業 | 59,288 | 67,827 |
| 四輪事業 | 354,388 | 293,771 |
| 金融サービス事業 | 392 | 180 |
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 12,451 | 13,865 |
| 合計 | 426,519 | 375,643 |
オペレーティング・リース資産(外数) 2,038,734 2,244,893
(注) 上記の表には、無形資産を含めていません。
二輪事業では、新機種の投入に伴う投資や、生産設備の拡充、合理化および更新ならびに販売施設や研究開発施設の拡充などにより67,827百万円の設備投資を実施しました。
四輪事業では、新機種の投入に伴う投資や、生産設備の拡充、合理化および更新ならびに販売施設や研究開発施設の拡充などにより293,771百万円の設備投資を実施しました。
金融サービス事業では、180百万円、ライフクリエーション事業及びその他の事業では、生産設備の拡充、合理化および更新ならびに研究開発施設の拡充などにより13,865百万円の設備投資を実施しました。
オペレーティング・リース資産については、金融サービス事業におけるリース車両の取得により、2,244,893百万円の設備投資を実施しました。
なお、設備の除却、売却等については、重要なものはありません。
2 【主要な設備の状況】
当連結会計年度末における当社および連結子会社の主要な設備は、以下のとおりです。
(1) 提出会社
| 事業所名 | 主な所在地 | 従業員数(名) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 土地面積(千㎡) | 帳簿価額 | |||
| 土地(百万円) | 建物及び構築物(百万円) | 機械装置及び備品(百万円) | 合計(百万円) | ||||||
| 埼玉製作所 | 埼玉県狭山市 | 5,295 | 四輪事業 | 製造設備等 | 1,509(69) | 24,920 | 54,455 | 55,749 | 135,124 |
| 鈴鹿製作所 | 三重県鈴鹿市 | 6,180 | 四輪事業 | 製造設備等 | 1,141(85) | 5,896 | 29,467 | 58,727 | 94,090 |
| トランスミッション製造部 | 静岡県浜松市中区 | 2,097 | 四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 383(100) | 4,110 | 12,694 | 35,452 | 52,256 |
| 熊本製作所 | 熊本県菊池郡大津町 | 2,633 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 1,739 | 2,785 | 13,562 | 11,057 | 27,404 |
| パワートレインユニット製造部 | 栃木県真岡市 | 1,180 | 四輪事業 | 製造設備等 | 211 | 2,807 | 4,575 | 9,881 | 17,263 |
| 本社他 | 東京都港区他 | 7,994 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 管理施設及び貸与資産等 | 20,368(881) | 306,097 | 172,436 | 33,707 | 512,240 |
| 合計 | ― | 25,379 | ― | ― | 25,351(1,135) | 346,615 | 287,189 | 204,573 | 838,377 |
(2) 国内子会社
| 会社名 | 主な所在地 | 従業員数(名) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 土地面積(千㎡) | 帳簿価額 | |||
| 土地(百万円) | 建物及び構築物(百万円) | 機械装置及び備品(百万円) | 合計(百万円) | ||||||
| ㈱本田技術研究所 | 栃木県芳賀郡芳賀町 | 11,953 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発用設備等 | ―(49) | 63 | 10,380 | 56,920 | 67,363 |
(3) 在外子会社
| 会社名 | 主な所在地 | 従業員数(名) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 土地面積(千㎡) | 帳簿価額 | |||
| 土地(百万円) | 建物及び構築物(百万円) | 機械装置及び備品(百万円) | 合計(百万円) | ||||||
| アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 2,572 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 管理及び販売施設等 | 22,029(555) | 9,495 | 59,106 | 38,972 | 107,573 |
| ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州メアリズビル | 10,358 | 四輪事業 | 製造設備等 | 34,575 | 1,969 | 67,224 | 189,796 | 258,989 |
| ホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー | 米国アラバマ州リンカーン | 4,809 | 四輪事業 | 製造設備等 | 5,506 | 5,504 | 34,308 | 38,451 | 78,263 |
| ホンダマニュファクチュアリングオブインディアナ・エル・エル・シー | 米国インディアナ州グリーンズバーグ | 2,529 | 四輪事業 | 製造設備等 | 6,369 | 7,790 | 17,781 | 12,594 | 38,165 |
| ホンダトランスミッションマニュファクチュアリングオブアメリカ・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州ラッセルズポイント | 1,159 | 四輪事業 | 製造設備等 | 849 | 282 | 12,661 | 21,259 | 34,202 |
| ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 2,255 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発用設備等 | ―(10,127) | ― | 7,831 | 20,934 | 28,765 |
| ホンダカナダ・インコーポレーテッド | カナダオンタリオ州アリストン | 4,791 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 3,927 | 5,296 | 25,292 | 42,539 | 73,127 |
| ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | メキシコグアナファト州セラヤ | 6,667 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 6,939 | 5,208 | 50,149 | 26,782 | 82,139 |
| 本田汽車零部件製造有限公司 | 中国佛山市 | 2,463 | 四輪事業 | 製造設備等 | ―(392) | ― | 7,750 | 21,084 | 28,834 |
| ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド | インドグルグラム | 7,720 | 二輪事業 | 製造設備等 | 1,076(795) | 5,093 | 15,194 | 43,833 | 64,120 |
| ホンダカーズインディア・リミテッド | インドグレーターノイダ | 4,318 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | ―(2,506) | 2,988 | 18,275 | 50,390 | 71,653 |
| ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター | インドネシアカラワン | 2,880 | 四輪事業 | 製造設備等 | 785(40) | 3,028 | 8,172 | 12,262 | 23,462 |
| ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド | タイアユタヤ | 4,534 | 四輪事業 | 製造設備等 | 3,940(41) | 9,692 | 37,360 | 46,794 | 93,846 |
| タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド | タイバンコク | 3,547 | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 312 | 3,965 | 7,732 | 10,332 | 22,029 |
| ホンダベトナムカンパニー・リミテッド | ベトナムフックイエン | 5,358 | 二輪事業四輪事業 | 製造設備等 | ―(1,039) | 2,158 | 8,816 | 13,095 | 24,069 |
| ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ | ブラジルスマレ | 3,197 | 四輪事業 | 製造設備等 | 7,274 | 1,727 | 13,853 | 18,386 | 33,966 |
| モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ | ブラジルマナウス | 6,570 | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 製造設備等 | 11,139(68) | 1,941 | 9,885 | 8,380 | 20,206 |
(注) 1 帳簿価額には、建設仮勘定は含まれていません。
2 提出会社には、㈱本田技術研究所などの連結子会社に対する土地、建物などの賃貸物件が含まれています。
3 連結会社以外の者から賃借している主な設備には、店舗、社宅および駐車場などがあります。
なお、提出会社および子会社が連結会社以外の者から賃借している土地面積については、上記の表の( )内に記載しており、外数です。
4 連結会社以外の者に賃貸している重要な設備はありません。
5 国内子会社および在外子会社の帳簿価額については、IFRSに基づく数値を記載しております。
3 【設備の新設、除却等の計画】
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響を合理的に算定することが困難なことから、当連結会計年度末における次連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)の重要な設備の新設、除却等にかかる計画は未定としています。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 7,086,000,000 |
| 計 | 7,086,000,000 |
② 【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2020年3月31日) | 提出日現在発行数(株)(2020年6月19日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | 東京・ニューヨーク各証券取引所 | 単元株式数100株 |
| 計 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | ― | ― |
(注) 東京は市場第一部に、ニューヨーク市場はADR(米国預託証券)により、それぞれ上場しています。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(千株) | 発行済株式総数残高(千株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年8月6日 | △23,400 | 1,811,428 | ― | 86,067 | ― | 170,313 |
(注) 2010年8月6日の減少は、自己株式の消却によるものです。
(5) 【所有者別状況】
2020年3月31日現在
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | ― | 225 | 36 | 1,372 | 1,008 | 249 | 198,498 | 201,388 | ― |
| 所有株式数(単元) | ― | 7,142,821 | 305,177 | 1,290,696 | 6,827,120 | 1,232 | 2,543,802 | 18,110,848 | 343,630 |
| 所有株式数の割合(%) | ― | 39.44 | 1.69 | 7.13 | 37.70 | 0.01 | 14.03 | 100.00 | ― |
(注) 1 証券保管振替機構名義の株式2,500株は、「その他の法人」の欄に25単元含めて表示しています。
2 自己株式84,155,958株は、「個人その他」の欄に841,559単元、「単元未満株式の状況」の欄に58株をそれぞれ含めて表示しています。
(6) 【大株主の状況】
2020年3月31日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11番3号 | 133,949 | 7.75 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 114,252 | 6.61 |
| エスエスビーティシー クライアント オムニバス アカウント(常任代理人 香港上海銀行) | 米国・ボストン(東京都中央区日本橋三丁目11番1号) | 58,061 | 3.36 |
| モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシー(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 米国・ニューヨーク(東京都千代田区丸の内二丁目7番1号) | 53,915 | 3.12 |
| 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 資産管理サービス信託銀行株式会社) | 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号(東京都中央区晴海一丁目8番12号) | 51,199 | 2.96 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 46,605 | 2.70 |
| 東京海上日動火災保険株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目2番1号 | 35,461 | 2.05 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) | 東京都中央区晴海一丁目8番11号 | 32,086 | 1.86 |
| ジェーピー モルガン チェース バンク 385151(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 英国・ロンドン(東京都港区港南二丁目15番1号) | 30,145 | 1.75 |
| 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号(東京都港区浜松町二丁目11番3号) | 28,666 | 1.66 |
| 計 | ― | 584,342 | 33.83 |
(注) モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシーは、ADR(米国預託証券)の預託機関であるジェーピー
モルガン チェース バンクの株式名義人です。
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日現在
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式)普通株式 | ― | 単元株式数100株 |
| 84,155,900 | |||
| (相互保有株式)普通株式 | ― | 同上 | |
| 11,255,800 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 17,156,731 | 同上 |
| 1,715,673,100 | |||
| 単元未満株式 | 普通株式 | ― | ― |
| 343,630 | |||
| 発行済株式総数 | 1,811,428,430 | ― | ― |
| 総株主の議決権 | ― | 17,156,731 | ― |
(注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託が所有する
当社株式662,686株(議決権の数6,626個)および証券保管振替機構名義の株式2,500株(議決権の数25個)が含
まれています。
② 【自己株式等】
2020年3月31日現在
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 本田技研工業㈱ | 東京都港区南青山二丁目1番1号 | 84,155,900 | ― | 84,155,900 | 4.65 |
| 日信工業㈱ | 長野県東御市加沢801番地 | 3,111,600 | ― | 3,111,600 | 0.17 |
| ㈱ケーヒン | 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 | 1,394,800 | ― | 1,394,800 | 0.08 |
| 武蔵精密工業㈱ | 愛知県豊橋市植田町字大膳39番地の5 | 799,300 | 598,500 | 1,397,800 | 0.08 |
| ㈱山田製作所 | 群馬県桐生市広沢町一丁目2757番地 | 1,200,000 | 93,800 | 1,293,800 | 0.07 |
| ㈱スチールセンター | 東京都千代田区内神田三丁目6番2号 | 660,000 | 598,500 | 1,258,500 | 0.07 |
| ㈱ジーテクト | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目11番地20 | 478,000 | 603,600 | 1,081,600 | 0.06 |
| ㈱ショーワ | 埼玉県行田市藤原町一丁目14番地1 | 1,000,000 | ― | 1,000,000 | 0.06 |
| ㈱アイキテック | 愛知県知多郡東浦町大字森岡字栄東1番地1 | 421,600 | 121,800 | 543,400 | 0.03 |
| 柳河精機㈱ | 東京都府中市宮町一丁目40番地 | 131,700 | 29,300 | 161,000 | 0.01 |
| ㈱ホンダカーズ博多 | 福岡県田川郡川崎町大字川崎391番の1 | 12,300 | ― | 12,300 | 0.00 |
| 総合事務サービス㈱ | 東京都港区南青山二丁目1番1号 | 1,000 | ― | 1,000 | 0.00 |
| 計 | ― | 93,366,200 | 2,045,500 | 95,411,700 | 5.27 |
(注) 1 武蔵精密工業㈱他5社の他人名義所有株式数は企業持株会加入によるもので、その名称は「ホンダ取引先企業持株会」、住所は「東京都港区南青山二丁目1番1号」です。
2 各社の自己名義所有株式数および他人名義所有株式数は、100株未満を切捨て表示しています。
(8) 【役員・従業員株式所有制度の内容】
当社は、2018年5月15日開催の取締役会、同年6月14日開催の定時株主総会の決議を経て、業務執行を行う国内居住の取締役および執行役員を対象に、中長期での企業価値の持続的な向上に対する貢献意識をより高めるとともに、株主の皆様との利益共有をはかることを目的とした、新たな株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入いたしました。
なお、当社は2020年2月18日の取締役会において、執行職制度の導入を決議したことにあわせ、本制度の対象者に執行職の一部を追加する決議を行っています。(以下、本制度対象の取締役、執行役員および執行職を総称して「取締役等」という。)
① 本制度の概要
本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「BIP信託」という。)を用いた株式報酬制度です。BIP信託は、米国の業績連動型株式報酬(Performance Share)および譲渡制限付株式報酬(Restricted Stock)と同様に、役位および当社の業績や企業価値等の経営上の指標の成長度に応じて、取締役等に対し当社株式および金銭の交付および給付を行う仕組みです。
② 信託契約の内容
・信託の種類 特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
・信託の目的 当社の中長期での企業価値の持続的な向上に対する貢献意識をより高めること
・委託者 当社
・受託者 三菱UFJ信託銀行株式会社
(共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
・受益者 取締役等のうち受益者要件を満たす者
・信託管理人 当社と利害関係のない第三者(公認会計士)
・信託契約日 2018年8月20日
・信託の期間 2018年8月20日~2021年8月31日
・制度開始日 2018年8月20日
・議決権行使 行使しない
・取得株式の種類 当社普通株式
・信託金の金額 2,409百万円 (信託報酬・信託費用を含みます。)
・株式の取得時期 2018年8月22日~2018年8月23日
・株式の取得方法 株式市場より取得
・帰属権利者 当社
・残余財産 帰属権利者である当社が受領できる残余財産は、信託費用準備金の範囲内とします。
③ 取締役等に取得させる予定の株式の上限総数
1,310千株
④ 本株式報酬制度による受益権及びその他の権利を受けることができる者の範囲
取締役等のうち受益者要件を満たす者
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号および会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 取締役会(2019年11月8日)での決議状況(取得期間2019年11月11日~2020年3月31日) | 33,000,000 | 100,000,000,000 |
| 当事業年度前における取得自己株式 | ― | ― |
| 当事業年度における取得自己株式 | 33,000,000 | 96,276,293,800 |
| 残存決議株式の総数及び価額の総額 | ― | 3,723,706,200 |
| 当事業年度の末日現在の未行使割合(%) | ― | 3.7 |
| 当期間における取得自己株式 | ― | ― |
| 提出日現在の未行使割合(%) | ― | 3.7 |
(注) 取得自己株式には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託が取得した当社株式は含まれていません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 2,701 | 7,829,285 |
| 当期間における取得自己株式 | 102 | 243,954 |
(注) 1 当期間における取得自己株式には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取りによる株式は含まれていません。
2 取得自己株式には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託が取得した当社株式は含まれていませ
ん。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他(単元未満株式の買増請求による売渡し) | 188 | 644,919 | 88 | 284,316 |
| 保有自己株式数 | 84,155,958 | ― | 84,155,972 | ― |
(注) 1 当期間における処理自己株式には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
売渡しによる株式は含まれていません。
2 当期間における保有自己株式には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取りおよび売渡しによる株式は含まれていません。
3 処理自己株式数および保有自己株式数には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託が保有する当社
株式数は含まれていません。
3 【配当政策】
当社は、グローバルな視野に立って世界各国で事業を展開し、企業価値の向上に努めています。成果の配分にあたりましては、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題のひとつとして位置づけており、長期的な視点に立ち将来成長にむけた内部留保資金や連結業績などを考慮しながら決定していきます。配当は、配当金額の親会社の所有者に帰属する当期利益に対する比率(配当性向)30%を目処に実施していきます。
当社の剰余金の配当は、年4回の配当を基本的な方針としています。配当の決定機関は、取締役会としています。
また、資本効率の向上および機動的な資本政策の実施などを目的として自己株式の取得も適宜実施していきます。
内部留保資金につきましては、将来の成長に不可欠な研究開発や事業拡大のための投資および出資と健全な財務体質の維持に充てていきます。
当事業年度の1株当たりの年間配当金につきましては、1円増配の112円としました。なお、四半期毎の配当金は、第1四半期末配当金28円、第2四半期末配当金28円、第3四半期末配当金28円、期末配当金28円となりました。
(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 2019年8月2日取締役会決議 | 49,287 | 28.00 |
| 2019年11月8日取締役会決議 | 49,287 | 28.00 |
| 2020年2月7日取締役会決議 | 48,932 | 28.00 |
| 2020年5月12日取締役会決議 | 48,363 | 28.00 |
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、基本理念に立脚し、株主・投資家の皆様をはじめ、お客様、社会からの信頼をより高めるとともに、会社の迅速・果断かつリスクを勘案した意思決定を促し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上をはかることで、「存在を期待される企業」となるために、経営の最重要課題の一つとして、コーポレートガバナンスの充実に取り組んでいます。
当社は、取締役会の監督機能の強化と意思決定の迅速化のため、取締役で構成される「監査等委員会」を有し、取締役会から取締役への業務執行権限の委譲により監督と業務執行の分離を進めることのできる監査等委員会設置会社を採用しています。
株主・投資家の皆様やお客様、社会からの信頼と共感をより一層高めるため、四半期ごとの決算や経営政策の迅速かつ正確な公表など、企業情報の適切な開示を行っており、今後も透明性の確保に努めていきます。
② 会社の機関の内容
<取締役会>
取締役会は、5名の社外取締役を含む13名の取締役によって構成されています。
取締役会は、株主からの負託に応えるべく、会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向けて、経営の基本方針その他経営上の重要事項の決定を行うとともに、取締役の職務執行の監督を行います。また、法令・定款に定められた事項のほか、取締役会規則で定めた事項を審議・決定し、それ以外の事項は代表取締役または業務執行取締役に委任しています。
上記の役割を果たすため、取締役会全体として多様な知見と経験がバランスされるよう考慮し、性別・国籍等の個人の属性にかかわらず、人格・見識に優れ、高い専門性と豊富な経験を有する人物を取締役に選任しています。
取締役会は、取締役(監査等委員である取締役を除く)の選任等に関する議案の株主総会への提出の決定ならびに役員報酬制度および報酬基準の決定または変更を行う場合には、事前に監査等委員会が形成した意見を聴取したうえで審議を行うことにより、取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任の強化をはかっています。
当社は、当事業年度において、取締役会を10回開催しました。
構成員についてはつぎのとおりです。
神子柴寿昭(注1)、八郷隆弘、倉石誠司、竹内弘平、三部敏宏、小出寛子(注2)、國分文也(注2)、伊東孝紳、吉田正弘、鈴木雅文、髙浦英夫(注3)、田村真由美(注3)、酒井邦彦(注3)
(注) 1 機関の長(議長)の役職名:取締役会長 渉外担当取締役
2 社外取締役(監査等委員である取締役を除く)
3 監査等委員である社外取締役
<監査等委員会>
監査等委員会は、社外取締役3名を含む5名の監査等委員である取締役で構成されています。
監査等委員会は、株主からの負託に応えるべく、会社の健全で持続的な成長を確保するため、取締役の職務執行の監査その他法令に定められた職務を行います。
監査等委員である取締役は、監査等委員会が定めた監査等委員会監査等基準、監査の方針、業務の分担などに従い、重要な会議への出席、業務や財産の状況調査などを通じて取締役の職務執行の監査を行います。
当社は、監査等委員会への報告を適時・的確に実施するため、「監査等委員会報告基準」を整備し、この基準に基づき、監査等委員会に対して、当社や子会社などの事業の状況、内部統制システムの整備および運用の状況などを定期的に報告するほか、会社に重大な影響を及ぼす事項がある場合には、これを報告することとしています。
構成員についてはつぎのとおりです。
吉田正弘(注1)、鈴木雅文、髙浦英夫(注2)、田村真由美(注2)、酒井邦彦(注2)
(注) 1 機関の長(議長)の役職名:取締役(常勤監査等委員)
2 社外取締役
<監査等委員会の機能強化に係る取り組み状況>
当社では、監査等委員会をサポートする直属のスタッフ組織として監査等委員会部を設置しています。
当社の監査等委員会は、監査の実効性を確保するため、常勤の監査等委員を2名選定しています。
監査等委員である取締役 鈴木雅文氏は、当社および当社の子会社における財務・経理部門において充分な業務経験を有しており、また、監査等委員である取締役 髙浦英夫氏は公認会計士として豊かな知識と経験を有しており、両氏は会社法施行規則第121条第9号において規定される「財務及び会計に関する相当程度の知見を有しているもの」に該当します。また、当社の監査等委員会は、鈴木雅文および髙浦英夫の両氏を、米国企業改革法第407条に基づく米国証券取引委員会規則において規定される「監査委員会における財務専門家」に認定しています。なお、現在の監査等委員5名全員は、米国証券取引委員会規則において規定される独立性を確保しています。
<組織運営体制>
執行体制は、基本理念に立脚し、長期的視点に立って世界各地域に根ざした事業を展開していくために、6つの地域本部と1つの地域統括部を設置し、業務を執行しています。また、二輪事業本部・四輪事業本部は、営業、生産、開発、購買などの各機能を、ライフクリエーション事業本部は、営業、生産、購買などの各機能をそれぞれ有し、製品別の中長期展開を企画するとともに、世界での最適な事業運営を円滑に遂行するために各地域との連携・調整をはかっています。加えて、モビリティサービス事業本部は、二輪・四輪・ライフクリエーションの全ての製品群を対象とした次世代サービスの企画・開発を行っています。そして、ブランド・コミュニケーション本部、事業管理本部、人事・コーポレートガバナンス本部、IT本部、品質改革本部、およびカスタマーファースト本部といった各機能本部等は、当社グループ全体としての効果・効率の向上をはかるため、各機能面からの支援・調整を行っています。
なお、新価値商品・技術の研究開発、およびライフクリエーション事業における製品の研究開発は、主に独立した子会社である㈱本田技術研究所およびその子会社が担っており、先進技術による個性的で国際競争力のある新価値の創造を目指しています。
<執行体制>
当社は、地域や現場での業務執行を強化し、迅速かつ適切な経営判断を行うため、地域・事業・機能別の各本部や主要な組織に、代表取締役または業務執行取締役からの権限委譲を受け、担当分野の業務を執行する責任者として、執行役員または執行職を配置しています。
<経営会議>
当社は、原則として代表取締役および業務執行取締役から構成される経営会議を設置し、取締役会の決議事項等について事前審議を行うとともに、取締役会から委譲された権限の範囲内で、経営の重要事項について審議しています。
構成員についてはつぎのとおりです。
八郷隆弘(注)、倉石誠司、竹内弘平、三部敏宏
(注) 機関の長(議長)の役職名:代表取締役社長 最高経営責任者
なお、各地域が自立性を高め、迅速な意思決定を行うため、各地域におかれた地域執行会議が、経営会議から委譲された権限の範囲内で、各地域における経営の重要事項について審議しています。
<現状の体制を採用している理由>
当社は、取締役会の監督機能の強化と意思決定の迅速化のため、取締役で構成される「監査等委員会」を有し、取締役会から取締役への業務執行権限の委譲により監督と業務執行の分離を進めることのできる監査等委員会設置会社を採用しています。
<責任限定契約の内容の概要>
当社は、全ての社外取締役との間で、会社法第427条第1項および当社定款の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任について、同法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする旨の責任限定契約を締結しています。
③ 内部統制システムに関する基本的な考え方およびその整備状況
当社の取締役会は、内部統制システム整備の基本方針について、以下のとおり決議しています。
1 取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
法令や社内規則の遵守等の当社役員および従業員が守るべき行動の規範を定め、周知徹底をはかる。
コンプライアンスに係る内部通報体制を整備する。
コンプライアンスに関する事項を統括する役員を設置し、コンプライアンスに関する体制を整備する。
2 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る情報については、管理方針を定め、適切に保存および管理を行う。
3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
経営上の重要事項に関しては、会議体においてリスクを評価、検討した上で決定する体制を整備する。
リスク管理に関する事項を統括する役員を設置するとともに、リスク管理に関する規程を定め、リスク管理
体制を整備する。
4 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
地域・事業・機能別の各本部や主要な組織に執行役員または執行職を配置し、代表取締役および業務執行取
締役からの権限委譲をはかるとともに、執行役員および執行職に授権される権限の範囲と意思決定のプロセス
を明確にして、迅速かつ適切な経営判断を行える体制を整備する。
また、効率的かつ効果的な経営を行うため、中期経営計画および年度毎の事業計画などを定め、その共有を
はかるとともに、その進捗状況を監督する。
5 当社および当社子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社の役員および従業員の行動の規範ならびに内部統制システム整備の基本方針を子会社と共有するととも
に、子会社を監督する体制を整備し、当社グループとしてのコーポレートガバナンスの充実に努める。
子会社における経営の重要事項などを当社に報告する体制を整備する。
当社の定めるリスク管理方針を子会社と共有するとともに、子会社からの重要リスクの報告に関する規程を
定めるなど、当社グループとしてのリスク管理体制を整備する。
当社グループにおける法令違反などの問題を早期に発見し、対応するため、当社グループとしての内部通報
体制を整備する。
当社グループとしての内部監査体制の充実をはかる。
(注)上記において、「当社グループ」とは、当社および当社子会社から成る企業集団を意味しています。
6 監査等委員会の職務を補助すべき取締役および使用人に関する事項、当該取締役および使用人の他の取締役
(監査等委員である取締役を除く)からの独立性に関する事項ならびに当該取締役および使用人に対する指示の
実効性の確保に関する事項
監査等委員会直属のスタッフ組織を設置し、監査等委員会へのサポートを実施する。
7 取締役および使用人が監査等委員会に報告をするための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制
監査等委員会に対して、当社や子会社の役員および従業員が報告を実施するための体制を整備する。また、
当該報告を行ったことを理由に不利な取り扱いを行わない。
8 その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査等委員の職務執行に必要な費用は、法令に則って会社が負担する。
その他、監査等委員会の監査が実効的に行われるために、必要な体制を整備する。
上記内部統制システム整備の基本方針に基づく、当社の体制整備および運用状況の概要は以下のとおりです。
1 取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
「Honda行動規範」を制定して、法令遵守などに関する当社の方針と役員および従業員が実践するべき誠実な
行動を明確にし、役員研修、入社時研修および階層別の従業員研修の機会を通じて、周知徹底をはかっていま
す。
内部通報窓口として、企業倫理改善提案窓口を設置しています。窓口は、社内に加え、弁護士事務所による
社外窓口も設けており、提案者保護などを含む運用規程を定めて運営しています。
専務取締役 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス)をコンプライアンスオフィ
サーに任命しています。
コンプライアンスオフィサーを委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスに関する
重要事項の審議を行っています。
コンプライアンス委員会の構成員についてはつぎのとおりです。
竹内弘平(注1)、高橋尚男、山本創一(注2)、寺谷公良(注2)、鈴木麻子(注2)、中尾芳門(注2)
(注) 1 機関の長(委員長)の役職名:専務取締役 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガ
バナンス)、安全運転普及本部長
2 執行職
当事業年度、コンプライアンス委員会を定期で開催し、内部統制システムの整備・運用状況、企業倫理改善
提案窓口の運用状況、コンプライアンス向上に係る施策などを審議しました。
各部門は、法令遵守について、コントロールセルフアセスメント(CSA)の手法を用いた検証を行い、その
結果について、業務監査部による内部監査を実施しました。
2 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
当社における情報管理の方針は、「文書管理規程」により定められており、取締役の職務執行に係る情報の
管理方針も規定されています。
取締役会や経営会議の議事録は、上記規程に従い、開催毎に作成され、担当部門により永年保存されていま
す。
3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
経営上の重要事項は、取締役会、経営会議、地域執行会議などで各審議基準に従って審議され、リスクを評
価、検討した上で決定されています。
リスクマネジメントオフィサーとして、専務取締役 ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、
パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)を任命しています。
「Hondaグローバルリスクマネジメント規程」を制定し、ビジネスリスク、災害リスクなど、当社におけるリ
スク管理の基本方針、リスク情報の収集および発生時の対応体制などを規定しています。
各部門は上記規程に従い、定期的にリスクアセスメントなどを行っています。
重大なリスクについては、リスクマネジメントオフィサーにより、その対応状況が監視、監督されており、
必要に応じてグローバル危機対策本部を設置します。新型コロナウイルス感染症の拡大に対しても、グローバ
ル危機対策本部を通じて対応しております。この事案への対応を踏まえて、リスク管理体制のさらなる強化に
努めます。
4 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
地域や現場での業務執行を強化し、迅速かつ適切な経営判断を行うため、地域・事業・機能別の各本部や主要な組織に、代表取締役または業務執行取締役からの権限委譲を受け、担当分野の業務を執行する責任者として、執行役員または執行職を配置しています。
経営の重要事項を決定する機関として、取締役会のほか、経営会議や地域執行会議などが設置されており、各審議基準により業務執行取締役、執行役員および執行職に授権される権限の範囲と意思決定のプロセスが、明確になっています。また、監査等委員会設置会社を採用し、取締役会の監督機能を強化するとともに、意思決定のさらなる迅速化のため取締役会から経営会議への権限移譲の拡大をはかっています。
取締役会が経営ビジョン、全社中期経営計画および年度毎の事業計画を決定し、各本部長をはじめとする執行責任者を通じて全社で共有しています。
取締役会は、経営ビジョン、全社中期経営計画については年度毎に、事業計画については四半期毎に進捗の報告を受け、その執行状況を監督しています。
5 当社および当社子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社の内部統制の担当部門が、直接または地域統括会社を通じて「Honda行動規範」および内部統制システム整備の基本方針の子会社への周知をはかっています。
各子会社は、各国の法令や各社の業態に合わせた内部統制体制を整備、運用し、当社にその状況を定期的に報告しています。
子会社に対する監督の役割を担う責任者は、各子会社の事業に関連する領域を管轄する業務執行取締役、執行役員および執行職の中から選定しています。これらの責任者は、担当する子会社から、事業計画や経営状況などに関して定期的に報告を受け、事業管理関連部門やその他の関連部門と連携して、担当する各子会社を監督しています。
当社は、子会社の経営の重要事項に関して、当社の審議基準に従った当社の事前承認または当社への報告を求めており、子会社は当社の要請を含めた自社の決裁ルールの整備を行っています。
子会社は、当社の「Hondaグローバルリスクマネジメント規程」に基づき、規模や業態に応じたリスク管理体制を整備しており、重大なリスクについては当社に報告しています。なお、当社のリスク管理の担当部門が、子会社のリスク管理体制の整備、運用状況を確認しています。
当社の企業倫理改善提案窓口が、子会社からの内部通報を受け付けるとともに、地域統括会社やその他の主要な子会社は、自社の内部通報窓口を設置しています。
社長直轄の業務監査部が、当社各部門の内部監査を行うほか、主要な子会社に設置された内部監査部門を監視、指導するとともに、必要に応じて子会社に対する直接監査を実施しています。
6 監査等委員会の職務を補助すべき取締役および使用人に関する事項、当該取締役および使用人の他の取締役
(監査等委員である取締役を除く)からの独立性に関する事項ならびに当該取締役および使用人に対する指示の
実効性の確保に関する事項
当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の指揮命令系統から独立した、監査等委員会直属の監査等委員会部を設置し、専任スタッフを配置しています。監査等委員会部は、監査等委員会の職務執行が実効的に行われるよう、監査等委員会からの直接の指揮命令を受けて監査等委員会のサポートを実施しています。
7 取締役および使用人が監査等委員会に報告をするための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制
監査等委員会への報告基準として「監査等委員会報告基準」を定め、監査等委員会に対して、当社の各担当部門が、当社や子会社などの事業の状況、コンプライアンスやリスク管理などの内部統制システムの整備および運用の状況などを定期的に報告するほか、会社に重大な影響を及ぼす事項がある場合には、これを報告しています。
監査等委員会に報告を行った者に対して、当該報告を行ったことを理由に不利な取り扱いは行っていません。
8 その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査等委員の職務執行に必要な費用を会社として負担するため、年度毎に、監査等委員会からの提案に基づいて必要な予算を確保しています。
監査等委員会と内部監査部門である業務監査部が緊密に連携して、当社や子会社などの監査を実施するほか、常勤の監査等委員2名を設置し、必要に応じ、経営会議その他の重要な会議に出席しています。
<反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方およびその体制整備状況>
当社は、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対して毅然とした姿勢を貫くことを基本方針とし、対応総括部署を定め、警察等の関連する外部機関と連携して対応しています。
④ 定款の定め
<取締役会にて決議できる株主総会決議事項>
剰余金の配当等について、取締役会の決議によって決定することができる旨を定款で定めています。
これは、機動的な資本政策および配当政策が遂行できるようにするためです。
また、会社法第426条第1項に基づき、取締役会の決議によって、同法第423条第1項の取締役(取締役であった者を含む)の損害賠償責任を会社法で定める範囲内で免除することができる旨を定款に定めています。
これは、取締役が期待される役割を十分に発揮できるようにするためです。
<株主総会の特別決議要件>
株主総会における特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めています。
これは、株主総会における特別決議について、定足数の確保をより確実にするためです。
<取締役選任の決議要件>
取締役の選任の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めています。(取締役の選任の決議は、累積投票によらないこととしています。)
<取締役の定数>
当社の取締役は、20名以内(うち、監査等委員である取締役7名以内)とする旨を定款で定めています。
<重要な業務執行の決定の委任>
取締役会の決議により、重要な業務執行(会社法第399条の13第5項各号に掲げる事項を除く)の決定の全部または一部を取締役に委任することができる旨を定款で定めています。
⑤ 株主その他の利害関係者に関する施策の実施状況
<株主総会の活性化および議決権行使の円滑化に向けての取り組み状況>
株主総会の活性化をはかるため、映像やスライド、プレゼンテーション等を用いてわかりやすく事業報告や議案に関する説明を行うなど、情報提供の充実に努めています。
議決権行使の円滑化に向けては、株主総会の招集通知および参考書類を法定の期限より早い時期に発送するとともに、発送に先行してウェブサイトで日本語および英語の招集通知および参考書類を掲載しています。また、パソコンやスマートフォンなどを用いたインターネットによる議決権行使手段を提供しているほか、機関投資家が議案検討に十分な期間を確保できるよう、議決権行使プラットフォームに参加しています。
<IRに関する活動状況>
株主ならびに投資家の当社グループの事業内容等に対する理解を深めていただくために、アナリスト・機関投資家向けに、決算説明会を年4回実施しています。また、必要に応じて、代表取締役社長による会見を行っています。国内外の機関投資家向けには、適宜、当社グループの事業戦略等の説明を実施しています。
情報開示については、当社ウェブサイト(日本語版 https://www.honda.co.jp/investors/ 、英語版https://global.honda/investors/ )において、株主ならびに投資家向けに各種会社情報を公開しています。適時開示は日本語と英語にて同時に行っています。
さらに、株主に対しては、定期的に「株主通信」を発行し、当社の事業、製品、財務状況などに係る情報を提供しています。
<ステークホルダーの立場の尊重に係る取り組み状況>
お客様や社会からの信頼をより確かなものとするため、当社グループで働く人々が実践するべき誠実な行動をまとめた「Honda行動規範」を制定しています。
当社では「ステークホルダーとの対話」が、当社の取り組みに対するより正しい理解につながるとともに、社会環境の変化やリスクを把握できる有益な手段でもあると考えています。こうした認識のもと、当社の事業活動により影響を受ける、もしくはその行動が事業活動に影響を与える主要なステークホルダーと社内各部門がグローバルでさまざまな機会を通じて対話を実施しています。その一環として、環境、安全、品質、人材、サプライチェーン、社会貢献活動を含む当社グループの非財務領域の活動内容をステークホルダーの皆様に体系的にご理解いただくため、「Hondaサステナビリティレポート」を毎年発行し、当社ウェブサイトにて公開しています。
<企業情報の開示>
決算発表や財務報告書による企業情報の開示にあたっては、代表取締役社長および担当の取締役による開示内容の正確性・的確性の確認を補佐するために、担当の執行職などによって構成される「ディスクロージャー委員会」をおき、開示内容について審議しています。
(2) 【役員の状況】
① 取締役一覧
男性11名 女性2名 (役員のうち女性の比率15%)
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役会長取締役会議長渉外担当取締役 | 神 子 柴 寿 昭 | 1957年11月15日生 | 1980年4月 当社入社 2008年4月 同 欧州地域本部東欧・中近東・アフリカ担当 2008年4月 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 2008年6月 当社執行役員 2009年6月 同 欧州地域本部ロシア・CIS担当 2009年8月 ホンダモータールス・エル・エル・シー取締役社長 2011年4月 広汽本田汽車有限公司総経理 2014年4月 当社常務執行役員 2014年4月 同 欧州地域本部長 2014年4月 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長 2015年4月 当社専務執行役員 2016年4月 同 北米地域本部長 2016年4月 ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 2016年4月 アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 2017年4月 当社営業担当 2017年6月 同 専務取締役 2018年4月 ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 2018年11月 同 取締役会長 最高経営責任者 2018年11月 アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役会長 最高経営責任者 2019年4月 当社取締役会長(現在) 2019年4月 同 取締役会議長(現在) 2019年4月 同 渉外担当取締役(現在) | 1980年4月 | 当社入社 | 2008年4月 | 同 欧州地域本部東欧・中近東・アフリカ担当 | 2008年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 | 2008年6月 | 当社執行役員 | 2009年6月 | 同 欧州地域本部ロシア・CIS担当 | 2009年8月 | ホンダモータールス・エル・エル・シー取締役社長 | 2011年4月 | 広汽本田汽車有限公司総経理 | 2014年4月 | 当社常務執行役員 | 2014年4月 | 同 欧州地域本部長 | 2014年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長 | 2015年4月 | 当社専務執行役員 | 2016年4月 | 同 北米地域本部長 | 2016年4月 | ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 | 2016年4月 | アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 | 2017年4月 | 当社営業担当 | 2017年6月 | 同 専務取締役 | 2018年4月 | ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 | 2018年11月 | 同 取締役会長 最高経営責任者 | 2018年11月 | アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役会長 最高経営責任者 | 2019年4月 | 当社取締役会長(現在) | 2019年4月 | 同 取締役会議長(現在) | 2019年4月 | 同 渉外担当取締役(現在) | (注2) | 43 |
| 1980年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 同 欧州地域本部東欧・中近東・アフリカ担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年6月 | 当社執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | 同 欧州地域本部ロシア・CIS担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年8月 | ホンダモータールス・エル・エル・シー取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 広汽本田汽車有限公司総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 同 欧州地域本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 当社専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同 北米地域本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 当社営業担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 専務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年11月 | 同 取締役会長 最高経営責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年11月 | アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役会長 最高経営責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 当社取締役会長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 取締役会議長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 渉外担当取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役社長最高経営責任者 | 八 郷 隆 弘 | 1959年5月19日生 | 1982年4月 当社入社 2008年4月 同 購買本部四輪購買二部長 2008年6月 同 執行役員 2010年4月 同 購買本部購買二部長 2011年4月 同 生産本部鈴鹿製作所長 2012年4月 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 2012年9月 ㈱本田技術研究所常務執行役員 2012年9月 ホンダアールアンドディヨーロッパ(ユー・ケー)リミテッド取締役社長 2013年4月 当社中国生産統括責任者 2013年4月 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 2013年11月 本田技研科技(中国)有限公司副総経理 2014年4月 当社常務執行役員 2015年4月 同 専務執行役員 2015年6月 同 代表取締役社長 社長執行役員 2017年4月 同 最高経営責任者(現在) 2017年6月 同 代表取締役社長(現在) 2019年4月 同 研究開発担当取締役(研究開発、知的財産、標準化) | 1982年4月 | 当社入社 | 2008年4月 | 同 購買本部四輪購買二部長 | 2008年6月 | 同 執行役員 | 2010年4月 | 同 購買本部購買二部長 | 2011年4月 | 同 生産本部鈴鹿製作所長 | 2012年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 | 2012年9月 | ㈱本田技術研究所常務執行役員 | 2012年9月 | ホンダアールアンドディヨーロッパ(ユー・ケー)リミテッド取締役社長 | 2013年4月 | 当社中国生産統括責任者 | 2013年4月 | 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 | 2013年11月 | 本田技研科技(中国)有限公司副総経理 | 2014年4月 | 当社常務執行役員 | 2015年4月 | 同 専務執行役員 | 2015年6月 | 同 代表取締役社長 社長執行役員 | 2017年4月 | 同 最高経営責任者(現在) | 2017年6月 | 同 代表取締役社長(現在) | 2019年4月 | 同 研究開発担当取締役(研究開発、知的財産、標準化) | (注2) | 38 | ||||||||||
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 同 購買本部四輪購買二部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年6月 | 同 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同 購買本部購買二部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 生産本部鈴鹿製作所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年9月 | ㈱本田技術研究所常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年9月 | ホンダアールアンドディヨーロッパ(ユー・ケー)リミテッド取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 当社中国生産統括責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年11月 | 本田技研科技(中国)有限公司副総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 同 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 同 代表取締役社長 社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同 最高経営責任者(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 代表取締役社長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 研究開発担当取締役(研究開発、知的財産、標準化) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役副社長最高執行責任者戦略・事業・地域担当取締役コーポレートブランドオフィサー | 倉 石 誠 司 | 1958年7月10日生 | 1982年4月 当社入社 2007年4月 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 2007年6月 当社執行役員 2008年1月 東風本田汽車有限公司総経理 2010年4月2010年4月 当社中国本部長本田技研工業(中国)投資有限公司総経理 2010年6月 当社取締役 2011年4月 同 取締役 執行役員 2011年6月 同 執行役員(取締役を退任) 2013年11月 本田技研科技(中国)有限公司総経理 2014年4月 当社常務執行役員 2016年4月 同 専務執行役員 2016年6月 同 代表取締役 副社長執行役員 2016年6月 同 リスクマネジメントオフィサー 2016年6月 同 コーポレートブランドオフィサー(現在) 2017年4月 同 最高執行責任者(現在) 2017年4月 同 戦略・事業・地域担当 2017年6月 同 代表取締役副社長(現在) 2019年4月 同 戦略・事業・地域担当取締役(現在) 2019年4月 同 四輪事業本部長 | 1982年4月 | 当社入社 | 2007年4月 | 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 | 2007年6月 | 当社執行役員 | 2008年1月 | 東風本田汽車有限公司総経理 | 2010年4月2010年4月 | 当社中国本部長本田技研工業(中国)投資有限公司総経理 | 2010年6月 | 当社取締役 | 2011年4月 | 同 取締役 執行役員 | 2011年6月 | 同 執行役員(取締役を退任) | 2013年11月 | 本田技研科技(中国)有限公司総経理 | 2014年4月 | 当社常務執行役員 | 2016年4月 | 同 専務執行役員 | 2016年6月 | 同 代表取締役 副社長執行役員 | 2016年6月 | 同 リスクマネジメントオフィサー | 2016年6月 | 同 コーポレートブランドオフィサー(現在) | 2017年4月 | 同 最高執行責任者(現在) | 2017年4月 | 同 戦略・事業・地域担当 | 2017年6月 | 同 代表取締役副社長(現在) | 2019年4月 | 同 戦略・事業・地域担当取締役(現在) | 2019年4月 | 同 四輪事業本部長 | (注2) | 38 |
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | 本田技研工業(中国)投資有限公司副総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 当社執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年1月 | 東風本田汽車有限公司総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月2010年4月 | 当社中国本部長本田技研工業(中国)投資有限公司総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 取締役 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年6月 | 同 執行役員(取締役を退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年11月 | 本田技研科技(中国)有限公司総経理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 同 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 同 代表取締役 副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 同 リスクマネジメントオフィサー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 同 コーポレートブランドオフィサー(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同 最高執行責任者(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同 戦略・事業・地域担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 代表取締役副社長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 戦略・事業・地域担当取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 四輪事業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 専務取締役財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス)安全運転普及本部長コンプライアンスオフィサー | 竹 内 弘 平 | 1960年2月10日生 | 1982年4月 当社入社 2010年4月 同 事業管理本部経理部長 2011年4月 同 執行役員 2013年4月 同 事業管理本部長 2013年6月 同 取締役 執行役員 2015年4月2016年4月2016年4月 同 取締役 常務執行役員同 取締役 専務執行役員同 安全運転普及本部長(現在) 2017年4月 同 財務・管理担当(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) 2017年6月 同 専務取締役(現在) 2019年4月 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) 2019年4月 同 コンプライアンスオフィサー(現在) 2020年4月 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス)(現在) | 1982年4月 | 当社入社 | 2010年4月 | 同 事業管理本部経理部長 | 2011年4月 | 同 執行役員 | 2013年4月 | 同 事業管理本部長 | 2013年6月 | 同 取締役 執行役員 | 2015年4月2016年4月2016年4月 | 同 取締役 常務執行役員同 取締役 専務執行役員同 安全運転普及本部長(現在) | 2017年4月 | 同 財務・管理担当(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) | 2017年6月 | 同 専務取締役(現在) | 2019年4月 | 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) | 2019年4月 | 同 コンプライアンスオフィサー(現在) | 2020年4月 | 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス)(現在) | (注2) | 27 | ||||||||||||||||
| 1982年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同 事業管理本部経理部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 同 事業管理本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年6月 | 同 取締役 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月2016年4月2016年4月 | 同 取締役 常務執行役員同 取締役 専務執行役員同 安全運転普及本部長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 同 財務・管理担当(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 専務取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス、IT) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 コンプライアンスオフィサー(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 同 財務・管理担当取締役(経理、財務、人事、コーポレートガバナンス)(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 専務取締役ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、 サービス、知的財産、標準化、IT)リスクマネジメントオフィサー | 三 部 敏 宏 | 1961年7月1日生 | 1987年4月 当社入社 2012年4月 ㈱本田技術研究所常務執行役員 2014年4月 当社執行役員 2014年4月 同 四輪事業本部パワートレイン事業統括 2014年4月 同 四輪事業本部生産統括部パワートレイン生産企画統括部長 2015年4月 同 四輪事業本部パワートレイン・駆動系事業統括 2015年4月 同 四輪事業本部生産統括部駆動系統括部長 2016年4月 ㈱本田技術研究所取締役専務執行役員 2018年4月 当社常務執行役員 2018年4月 ㈱本田技術研究所取締役副社長 2019年4月 同 代表取締役社長(現在) 2019年4月 当社知的財産・標準化担当 2020年4月 同 専務執行役員 2020年4月 同 ものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) 2020年4月 同 リスクマネジメントオフィサー(現在) 2020年6月 同 専務取締役(現在) 2020年6月 同 ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)(現在) | 1987年4月 | 当社入社 | 2012年4月 | ㈱本田技術研究所常務執行役員 | 2014年4月 | 当社執行役員 | 2014年4月 | 同 四輪事業本部パワートレイン事業統括 | 2014年4月 | 同 四輪事業本部生産統括部パワートレイン生産企画統括部長 | 2015年4月 | 同 四輪事業本部パワートレイン・駆動系事業統括 | 2015年4月 | 同 四輪事業本部生産統括部駆動系統括部長 | 2016年4月 | ㈱本田技術研究所取締役専務執行役員 | 2018年4月 | 当社常務執行役員 | 2018年4月 | ㈱本田技術研究所取締役副社長 | 2019年4月 | 同 代表取締役社長(現在) | 2019年4月 | 当社知的財産・標準化担当 | 2020年4月 | 同 専務執行役員 | 2020年4月 | 同 ものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) | 2020年4月 | 同 リスクマネジメントオフィサー(現在) | 2020年6月 | 同 専務取締役(現在) | 2020年6月 | 同 ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)(現在) | (注2) | 19 | ||||
| 1987年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | ㈱本田技術研究所常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 当社執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 同 四輪事業本部パワートレイン事業統括 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 同 四輪事業本部生産統括部パワートレイン生産企画統括部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 同 四輪事業本部パワートレイン・駆動系事業統括 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 同 四輪事業本部生産統括部駆動系統括部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | ㈱本田技術研究所取締役専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | 当社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | ㈱本田技術研究所取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 代表取締役社長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 当社知的財産・標準化担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 同 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 同 ものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年4月 | 同 リスクマネジメントオフィサー(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 同 専務取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 同 ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)(現在) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 小 出 寛 子 | 1957年8月10日生 | 1986年9月 J.ウォルター・トンプソン・ジャパン㈱(現ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン(同))入社 1993年5月 日本リーバ㈱(現ユニリーバ・ジャパン㈱)入社 2001年4月 同 取締役(2006年3月 退任) 2006年4月 マスターフーズ リミテッド(現マース ジャパン リミテッド)マーケティング統括本部長 2008年4月 同 チーフ・オペレーティング・オフィサー(2010年8月 退任) 2010年11月 パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン㈱代表取締役社長(2012年1月 退任) 2013年1月 キリン㈱社外取締役(2018年3月 退任) 2013年4月 ニューウェル・ラバーメイド・インコーポレーテッド(米国)(現ニューウェル・ブランズ・インコーポレーテッド(米国))グローバル・マーケティング シニア・ヴァイス・プレジデント(2018年2月 退任) 2016年6月 三菱電機㈱社外取締役(現在) 2018年4月 ヴィセラ・ジャパン㈱取締役(2019年3月 退任) 2019年6月 当社取締役(現在) 2019年6月 ㈱J-オイルミルズ社外取締役(現在) | 1986年9月 | J.ウォルター・トンプソン・ジャパン㈱(現ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン(同))入社 | 1993年5月 | 日本リーバ㈱(現ユニリーバ・ジャパン㈱)入社 | 2001年4月 | 同 取締役(2006年3月 退任) | 2006年4月 | マスターフーズ リミテッド(現マース ジャパン リミテッド)マーケティング統括本部長 | 2008年4月 | 同 チーフ・オペレーティング・オフィサー(2010年8月 退任) | 2010年11月 | パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン㈱代表取締役社長(2012年1月 退任) | 2013年1月 | キリン㈱社外取締役(2018年3月 退任) | 2013年4月 | ニューウェル・ラバーメイド・インコーポレーテッド(米国)(現ニューウェル・ブランズ・インコーポレーテッド(米国))グローバル・マーケティング シニア・ヴァイス・プレジデント(2018年2月 退任) | 2016年6月 | 三菱電機㈱社外取締役(現在) | 2018年4月 | ヴィセラ・ジャパン㈱取締役(2019年3月 退任) | 2019年6月 | 当社取締役(現在) | 2019年6月 | ㈱J-オイルミルズ社外取締役(現在) | (注2) | 0 | ||||||||||
| 1986年9月 | J.ウォルター・トンプソン・ジャパン㈱(現ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン(同))入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1993年5月 | 日本リーバ㈱(現ユニリーバ・ジャパン㈱)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年4月 | 同 取締役(2006年3月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年4月 | マスターフーズ リミテッド(現マース ジャパン リミテッド)マーケティング統括本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 同 チーフ・オペレーティング・オフィサー(2010年8月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年11月 | パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン㈱代表取締役社長(2012年1月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年1月 | キリン㈱社外取締役(2018年3月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | ニューウェル・ラバーメイド・インコーポレーテッド(米国)(現ニューウェル・ブランズ・インコーポレーテッド(米国))グローバル・マーケティング シニア・ヴァイス・プレジデント(2018年2月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 三菱電機㈱社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年4月 | ヴィセラ・ジャパン㈱取締役(2019年3月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | ㈱J-オイルミルズ社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 國 分 文 也 | 1952年10月6日生 | 1975年4月 丸紅㈱入社 2010年4月 同 専務執行役員 2012年4月 同 副社長執行役員 2012年6月 同 代表取締役 副社長執行役員 2013年4月 同 代表取締役社長 2019年4月 同 取締役会長(現在) 2019年6月 大成建設㈱社外取締役(現在) 2020年6月 当社取締役(現在) | 1975年4月 | 丸紅㈱入社 | 2010年4月 | 同 専務執行役員 | 2012年4月 | 同 副社長執行役員 | 2012年6月 | 同 代表取締役 副社長執行役員 | 2013年4月 | 同 代表取締役社長 | 2019年4月 | 同 取締役会長(現在) | 2019年6月 | 大成建設㈱社外取締役(現在) | 2020年6月 | 当社取締役(現在) | (注2) | ― | ||||||||||||||||||
| 1975年4月 | 丸紅㈱入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同 専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | 同 副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 同 代表取締役 副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 同 代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年4月 | 同 取締役会長(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 大成建設㈱社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2020年6月 | 当社取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役相談役 | 伊 東 孝 紳 | 1953年8月29日生 | 1978年4月 当社入社 1998年4月 ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド副社長 2000年6月 当社取締役 2001年6月 ㈱本田技術研究所専務取締役 2003年6月 当社常務取締役 2003年6月 同 モータースポーツ担当 2003年6月 ㈱本田技術研究所代表取締役社長 2004年4月 当社モータースポーツ統括 2005年4月 同 生産本部鈴鹿製作所長 2005年6月 同 常務執行役員 2007年4月 同 四輪事業本部長 2007年6月 同 専務取締役 2009年4月 ㈱本田技術研究所代表取締役社長 2009年6月 当社代表取締役社長 2011年4月 同 代表取締役社長 社長執行役員 2011年4月 同 四輪事業本部長 2015年6月 同 取締役相談役(現在) | 1978年4月 | 当社入社 | 1998年4月 | ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド副社長 | 2000年6月 | 当社取締役 | 2001年6月 | ㈱本田技術研究所専務取締役 | 2003年6月 | 当社常務取締役 | 2003年6月 | 同 モータースポーツ担当 | 2003年6月 | ㈱本田技術研究所代表取締役社長 | 2004年4月 | 当社モータースポーツ統括 | 2005年4月 | 同 生産本部鈴鹿製作所長 | 2005年6月 | 同 常務執行役員 | 2007年4月 | 同 四輪事業本部長 | 2007年6月 | 同 専務取締役 | 2009年4月 | ㈱本田技術研究所代表取締役社長 | 2009年6月 | 当社代表取締役社長 | 2011年4月 | 同 代表取締役社長 社長執行役員 | 2011年4月 | 同 四輪事業本部長 | 2015年6月 | 同 取締役相談役(現在) | (注2) | 51 |
| 1978年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年4月 | ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年6月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年6月 | ㈱本田技術研究所専務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | 当社常務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | 同 モータースポーツ担当 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | ㈱本田技術研究所代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年4月 | 当社モータースポーツ統括 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年4月 | 同 生産本部鈴鹿製作所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | 同 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | 同 四輪事業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 同 専務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | ㈱本田技術研究所代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | 当社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 代表取締役社長 社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 四輪事業本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 同 取締役相談役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(常勤監査等委員) | 吉 田 正 弘 | 1957年3月5日生 | 1979年4月 当社入社 2007年4月 同 管理本部人事・労政担当兼人事部長 2007年6月 同 執行役員 2008年4月 同 生産本部浜松製作所長 2010年4月 同 管理本部長 2010年6月 同 取締役 2011年4月 同 取締役 執行役員 2012年4月 同 コンプライアンスオフィサー 2013年4月 同 取締役 常務執行役員 2016年6月 同 監査役(常勤) 2017年6月 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) | 1979年4月 | 当社入社 | 2007年4月 | 同 管理本部人事・労政担当兼人事部長 | 2007年6月 | 同 執行役員 | 2008年4月 | 同 生産本部浜松製作所長 | 2010年4月 | 同 管理本部長 | 2010年6月 | 同 取締役 | 2011年4月 | 同 取締役 執行役員 | 2012年4月 | 同 コンプライアンスオフィサー | 2013年4月 | 同 取締役 常務執行役員 | 2016年6月 | 同 監査役(常勤) | 2017年6月 | 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) | (注3) | 45 | ||||||||||||
| 1979年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年4月 | 同 管理本部人事・労政担当兼人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 同 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年4月 | 同 生産本部浜松製作所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同 管理本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | 同 取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 同 取締役 執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | 同 コンプライアンスオフィサー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 同 取締役 常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年6月 | 同 監査役(常勤) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) |
| 役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(常勤監査等委員) | 鈴 木 雅 文 | 1964年4月23日生 | 1987年4月 当社入社 2010年4月 同 欧州地域本部地域事業企画室長 2012年4月 同 欧州地域・CIS中近東アフリカ本部地域事業企画室長 2013年4月 同 事業管理本部経理部長 2017年6月 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) | 1987年4月 | 当社入社 | 2010年4月 | 同 欧州地域本部地域事業企画室長 | 2012年4月 | 同 欧州地域・CIS中近東アフリカ本部地域事業企画室長 | 2013年4月 | 同 事業管理本部経理部長 | 2017年6月 | 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) | (注3) | 51 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1987年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同 欧州地域本部地域事業企画室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年4月 | 同 欧州地域・CIS中近東アフリカ本部地域事業企画室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年4月 | 同 事業管理本部経理部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 取締役(常勤監査等委員)(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 髙 浦 英 夫 | 1949年6月19日生 | 1977年5月 公認会計士登録 2006年9月 あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)代表執行役 2009年5月 同 代表社員(2009年6月 退任) 2009年7月 ㈱産業革新機構(現㈱産業革新投資機構)社外監査役(現在) 2015年6月 当社監査役 2017年6月 同 取締役(監査等委員)(現在) 2017年6月 東京電力ホールディングス㈱社外取締役(現在) 2018年9月 ㈱INCJ社外監査役(現在) | 1977年5月 | 公認会計士登録 | 2006年9月 | あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)代表執行役 | 2009年5月 | 同 代表社員(2009年6月 退任) | 2009年7月 | ㈱産業革新機構(現㈱産業革新投資機構)社外監査役(現在) | 2015年6月 | 当社監査役 | 2017年6月 | 同 取締役(監査等委員)(現在) | 2017年6月 | 東京電力ホールディングス㈱社外取締役(現在) | 2018年9月 | ㈱INCJ社外監査役(現在) | (注3) | 2 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1977年5月 | 公認会計士登録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年9月 | あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)代表執行役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年5月 | 同 代表社員(2009年6月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年7月 | ㈱産業革新機構(現㈱産業革新投資機構)社外監査役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 取締役(監査等委員)(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 東京電力ホールディングス㈱社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年9月 | ㈱INCJ社外監査役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 田 村 真 由 美 | 1960年5月22日生 | 2007年6月 ㈱西友(現(同)西友)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO) 2010年5月 同 兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングス(同)(現ウォルマート・ジャパン・ホールディングス㈱)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO)(2013年7月 退任) 2015年6月 当社監査役 2017年6月 同 取締役(監査等委員)(現在) 2017年6月 ㈱日立ハイテクノロジーズ(現㈱日立ハイテク)社外取締役(現在) 2019年6月 清水建設㈱社外取締役(現在) | 2007年6月 | ㈱西友(現(同)西友)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO) | 2010年5月 | 同 兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングス(同)(現ウォルマート・ジャパン・ホールディングス㈱)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO)(2013年7月 退任) | 2015年6月 | 当社監査役 | 2017年6月 | 同 取締役(監査等委員)(現在) | 2017年6月 | ㈱日立ハイテクノロジーズ(現㈱日立ハイテク)社外取締役(現在) | 2019年6月 | 清水建設㈱社外取締役(現在) | (注3) | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | ㈱西友(現(同)西友)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年5月 | 同 兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングス(同)(現ウォルマート・ジャパン・ホールディングス㈱)執行役員シニアバイスプレジデント 最高財務責任者(CFO)(2013年7月 退任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 当社監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同 取締役(監査等委員)(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | ㈱日立ハイテクノロジーズ(現㈱日立ハイテク)社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 清水建設㈱社外取締役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役(監査等委員) | 酒 井 邦 彦 | 1954年3月4日生 | 1979年4月 東京地方検察庁検事 1980年3月 長野地方検察庁検事 1983年3月 東京地方検察庁検事 1990年7月 在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官 1994年4月 東京地方検察庁検事 1998年7月 法務大臣官房参事官 2000年4月 東京高等検察庁検事 兼 東京地方検察庁公安部副部長 2002年4月 国際連合アジア極東犯罪防止研修所長 2005年7月 東京高等検察庁公判部長 2006年7月 最高検察庁検事 2007年6月 奈良地方検察庁検事正 2008年7月 最高検察庁総務部長 2010年6月 同 裁判員公判部長 2010年10月 名古屋地方検察庁検事正 2012年6月 法務総合研究所長 2014年7月 高松高等検察庁検事長 2016年9月 広島高等検察庁検事長(2017年3月 退官) 2017年4月 第一東京弁護士会登録 2017年4月 TMI総合法律事務所顧問弁護士(現在) 2018年6月 古河電気工業㈱社外監査役(現在) 2019年6月 当社取締役(監査等委員)(現在) | 1979年4月 | 東京地方検察庁検事 | 1980年3月 | 長野地方検察庁検事 | 1983年3月 | 東京地方検察庁検事 | 1990年7月 | 在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官 | 1994年4月 | 東京地方検察庁検事 | 1998年7月 | 法務大臣官房参事官 | 2000年4月 | 東京高等検察庁検事 兼 東京地方検察庁公安部副部長 | 2002年4月 | 国際連合アジア極東犯罪防止研修所長 | 2005年7月 | 東京高等検察庁公判部長 | 2006年7月 | 最高検察庁検事 | 2007年6月 | 奈良地方検察庁検事正 | 2008年7月 | 最高検察庁総務部長 | 2010年6月 | 同 裁判員公判部長 | 2010年10月 | 名古屋地方検察庁検事正 | 2012年6月 | 法務総合研究所長 | 2014年7月 | 高松高等検察庁検事長 | 2016年9月 | 広島高等検察庁検事長(2017年3月 退官) | 2017年4月 | 第一東京弁護士会登録 | 2017年4月 | TMI総合法律事務所顧問弁護士(現在) | 2018年6月 | 古河電気工業㈱社外監査役(現在) | 2019年6月 | 当社取締役(監査等委員)(現在) | (注3) | 0 |
| 1979年4月 | 東京地方検察庁検事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1980年3月 | 長野地方検察庁検事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1983年3月 | 東京地方検察庁検事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1990年7月 | 在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年4月 | 東京地方検察庁検事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年7月 | 法務大臣官房参事官 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年4月 | 東京高等検察庁検事 兼 東京地方検察庁公安部副部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | 国際連合アジア極東犯罪防止研修所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年7月 | 東京高等検察庁公判部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年7月 | 最高検察庁検事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2007年6月 | 奈良地方検察庁検事正 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年7月 | 最高検察庁総務部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | 同 裁判員公判部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | 名古屋地方検察庁検事正 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | 法務総合研究所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年7月 | 高松高等検察庁検事長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年9月 | 広島高等検察庁検事長(2017年3月 退官) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | 第一東京弁護士会登録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | TMI総合法律事務所顧問弁護士(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年6月 | 古河電気工業㈱社外監査役(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年6月 | 当社取締役(監査等委員)(現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 321 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(注) 1 取締役 小出寛子、國分文也、髙浦英夫、田村真由美および酒井邦彦の各氏は、社外取締役です。
2 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、2019年度に係る定時株主総会の終結の時から2020年度に係る定時株主総会の終結の時までです。
3 監査等委員である取締役の任期は、2018年度に係る定時株主総会の終結の時から2020年度に係る定時株主総会の終結の時までです。
4 当社では、地域や現場での業務執行を強化し迅速かつ適切な経営判断を行うため、執行役員制度を導入して
います。執行役員の構成はつぎのとおりです。
| 常務執行役員 | 藤 野 道 格 | ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シー取締役社長 |
|---|---|---|
| 常務執行役員 | 青 山 真 二 | 北米地域本部長ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド取締役社長 最高経営責任者 |
| 常務執行役員 | 貝 原 典 也 | 四輪事業本部 事業統括部長 |
| 常務執行役員 | 松 川 貢 | ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド取締役社長 |
| 常務執行役員 | 安 部 典 明 | 二輪事業本部長 |
| 常務執行役員 | 水 野 泰 秀 | 四輪事業本部長 |
| 常務執行役員 | 井 上 勝 史 | 中国本部長本田技研工業(中国)投資有限公司 総経理本田技研科技(中国)有限公司 総経理 |
| 常務執行役員 | 高 橋 尚 男 | 四輪事業本部 ものづくりセンター所長㈱本田技術研究所 取締役 |
5 当社は、環境変化に柔軟かつスピーディに対応する役員体制への進化を目的に、2020年4月より「執行職」制度を導入しました。「執行職」は、経営の指示・監督のもと、各担当する領域の業務執行の責任者として会社の運営に携わります。
② 社外取締役の状況
社外取締役と提出会社との人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係
<社外取締役>
当社では、豊富な経験と高い見識を有し、社外の独立した立場に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般を監督いただける方を社外取締役に選任しています。その中には、独立性の高い社外取締役を含めることとしています。
なお、現在の社外取締役5名全員は、当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、いずれも当社との間に特別な利害関係はなく、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと考えています。これを踏まえ、当社は、この5名全員を東京証券取引所の規程に定める独立役員として、同取引所に届け出ています。
各社外取締役の選任の理由は次のとおりです。
小出寛子氏:グローバルな視点や、企業経営に関する豊富な経験と高い見識に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般について監督いただくため、取締役に選任しています。
國分文也氏:企業経営に関する豊富な経験と高い見識に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般について監督いただくため、取締役に選任しています。
髙浦英夫氏:公認会計士としての高い専門性と豊富な経験に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般について監査・監督いただくため、監査等委員である取締役に選任しています。
田村真由美氏:企業経営に関する豊富な経験と高い見識に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般について監査・監督いただくため、監査等委員である取締役に選任しています。
酒井邦彦氏:法律の専門家としての高い専門性と豊富な経験に基づき、客観的かつ高度な視点から、広い視野に立って、当社の経営全般について監査・監督いただくため、監査等委員である取締役に選任しています。
監査等委員である社外取締役は、下記「(3) 監査の状況」の「① 内部監査、会計監査および監査等委員会の監査等の状況」に記載のとおり、会計監査人、内部監査部門および統制部門と連携をはかっています。加えて、監査等委員会は、その他の社外取締役に対し、必要に応じ、経営の監督に有益な情報を共有します。
<社外取締役のサポート体制>
当社では、社外取締役に対しては、CEO室または監査等委員会部が、適宜必要なサポートを行うこととしています。
社外取締役には、取締役会議案に関する資料の事前配布および事前説明を行うとともに、就任時を含め、継続的に経営の監督に資する情報を提供しています。
<社外取締役の独立性判断基準>
当社取締役会は、社外取締役が以下に定める要件を満たすと判断される場合に、当社に対し十分な独立性を有していると判断します。
1 本人が、当社グループの業務執行者または出身者でないこと。
また、過去5年間において、本人の近親者等(注1)が当社グループの業務執行者でないこと。
2 本人が、現在または過去5年間において、以下に掲げる者に該当しないこと。
(1)当社の大株主(注2)の業務執行者
(2)当社の主要な取引先(注3)の業務執行者、または当社を主要な取引先とする会社の業務執行者
(3)当社グループの主要な借入先(注4)の業務執行者
(4)当社の法定監査を行う監査法人に所属する者
(5)当社から役員報酬以外に多額(注5)の金銭等を得ている者
(6)当社の役員相互就任先の業務執行者
(7)当社から多額の寄付または助成を受けている団体(注6)の業務を執行する者
3 本人の近親者等が、現在、2(1)ないし(7)に該当しないこと。
4 通算の社外役員在任期間が8年間を超えていないこと。
(注)1 近親者等とは、本人の配偶者または二親等内の親族もしくは同居の親族をいう。
2 大株主とは、事業年度末において、株式の保有割合が高いことにおいて上位となる10名の株主のいずれ
かに該当する者をいう。
3 主要な取引先とは、当社の取引先であって、その年間取引金額が当社の連結売上収益または相手方の連
結売上収益の2%を超えるものをいう。
4 主要な借入先とは、当社グループが借入れを行っている金融機関であって、その総借入金残高が事業年
度末において当社または当該金融機関の連結総資産の2%を超える金融機関をいう。
5 多額とは、当社から収受している対価が年間1千万円を超えるときをいう。
6 多額の寄付または助成を受けている団体とは、当社から年間1千万円を超える寄付または助成を受けて
いる団体をいう。
(3) 【監査の状況】
① 内部監査、会計監査および監査等委員会の監査等の状況
<内部監査>
取締役社長直轄の独立した内部監査部門である業務監査部は53名で構成され、当社各部門の内部監査を行うほか、主要な子会社に設置された内部監査部門を監視・指導するとともに、適宜、子会社の直接監査を実施するなどして、グループとしての内部監査体制の充実に努めています。
<監査等委員監査>
a. 監査等委員会の組織、人員および手続
監査等委員会の組織、人員および手続については、「(1) コーポレート・ガバナンスの概要」を参照ください。
b. 監査等委員会の活動状況
当社は、当事業年度において、監査等委員会を8回開催しました。なお、個々の監査等委員の出席状況は以下のとおりです。
| 氏名 | 監査等委員会出席回数 | |
|---|---|---|
| 取締役(常勤監査等委員) | 吉 田 正 弘 | 8回 (100%) |
| 取締役(常勤監査等委員) | 鈴 木 雅 文 | 8回 (100%) |
| 取締役(監査等委員) | 髙 浦 英 夫 | 8回 (100%) |
| 取締役(監査等委員) | 田 村 真由美 | 8回 (100%) |
| 取締役(監査等委員) | 酒 井 邦 彦 | 5回(※) (100%) |
※酒井邦彦氏は、2019年6月19日より監査等委員に就任のため、就任以降の出席回数を記載しています。
監査等委員会における主な検討事項は監査の方針および監査計画、内部統制システムの整備および運用の状況、会計監査人の監査の方法および結果の相当性等です。
当事業年度の監査等委員会では、決議事項は11件ありました。主な内容としては、監査の方針および監査計画、監査報告書、取締役の選任に係る監査等委員会の意見形成、会計監査人の選任等に係る決議です。
また、報告事項は18件ありました。主な内容としては、四半期ごとの監査等の実施状況、会計監査人や内部監査部門からの監査状況、ディスクロージャー委員会の実施状況等の報告です。
監査等委員会は、監査等委員会が定めた監査等委員会監査等基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、主として以下の活動を行っています。
定期的に代表取締役との意見交換会を実施し、直近の経営環境や事業環境について意見・情報交換を実施しています。当事業年度は6回開催しました。
各本部長・担当役員等を対象に関心事項や事業課題に基づくヒアリングを実施しています。また適宜取締役および執行役員等からその職務の執行に関する事項の報告を受け、必要に応じ説明を求めています。
重要な会議に出席し、必要に応じて意見表明を行う事により、取締役の重要な意思決定過程および職務執行状況の監視・検証を行っています。
稟議書等の重要な決裁書類を定期的に閲覧・確認しています。
年間の監査計画に基づき、内部監査部門と連携し、当事業年度は当社の本部・部門・事業所計22か所、国内外のグループ会社計42拠点への監査を実施しました。
グループガバナンスの実効性向上、グループ各社の監査役等の監査品質向上の観点から、国内関係会社の監査役等を対象とした意思疎通や情報交換を実施しています。また、子会社については、往査の際に、当該子会社の取締役、監査役等との意思疎通および情報交換を行っています。
<会計監査>
当社は、有限責任 あずさ監査法人による会社法、金融商品取引法および米国証券取引法に基づく会計監査を受けています。
有限責任 あずさ監査法人による継続監査期間は15年です。
継続監査期間は、現任監査人である有限責任 あずさ監査法人が当社の有価証券報告書に含まれる連結財務諸表及び財務諸表の監査について記載したものです。なお、同監査法人が所属するネットワークであるKPMGは当社の米国SEC登録目的の監査を1962年より継続実施しています。
有限責任 あずさ監査法人においては、会計監査業務を執行した公認会計士3名(三浦洋、錦織倫生および鎌田健志)とその補助者72名(公認会計士24名、その他48名)の計75名が監査業務に従事しました。
<相互連携>
監査等委員会と会計監査人との間で会合を開催し、会計監査人が監査等委員会に対し、会計監査の計画や結果などについて説明・報告を行うほか、相互に意見交換を実施します。
なお、当事業年度において、監査等委員会は、会計監査人との間で会合を12回開催しました。
内部監査部門である業務監査部は、監査等委員会に対し、監査方針、監査計画および監査結果について定期的に報告を行うほか、監査結果について監査等委員会からの求めがある場合には、必要に応じ、追加の報告を行っています。また、監査等委員会と業務監査部は、単独または連携して、監査を実施しています。
経理部門、法務部門などの統制部門は、「監査等委員会報告基準」に基づき、監査等委員会または監査等委員会が選定する監査等委員に対して、監査等に必要な情報を定期的に報告しています。
<監査法人の選定方針と選定した理由>
(会計監査人を選定した理由)
当社グループは、複数の事業をグローバルに展開しており、財務情報の国際的比較可能性の向上および均質化、財務報告の効率性向上の観点から、国際会計基準を採用しています。また、当社株式は東京証券取引所に加え、ADR(米国預託証券)によりニューヨーク証券取引所に上場しています。
これらに対応できる監査体制、独立性および専門性を有し、監査の品質管理状況、監査報酬水準等を考慮し、適切な監査の実施が可能な監査法人と判断したことから、有限責任 あずさ監査法人を会計監査人に選定しています。
(会計監査人の解任又は不再任の決定の方針)
当社監査等委員会は、会計監査人に、重大な法令違反や監査品質の著しい低下などの、会計監査人としてふさわしくないと判断される事象が認められた場合、会社法に定められた手続きに従って会計監査人の解任をする、または株主総会に提出する会計監査人の解任もしくは不再任に関する議案の内容を決定します。
当社監査等委員会は、「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」に基づき、会計監査人の監査職務遂行状況等を確認しました。その結果、会計監査人には、上記の方針に該当する事象は認められないことから、有限責任 あずさ監査法人を2020年度の会計監査人として、解任もしくは不再任しないこととしました。
<監査等委員会による監査法人の評価>
当社監査等委員会は、会計監査人の再任の適否について、日本監査役協会の定める実務指針に基づき会計監査人の評価項目を定め、取締役、社内関係部署および会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、会計監査人の職務遂行状況、監査体制、独立性および専門性などが適切であるかに関し、毎事業年度評価をしています。
② 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 498 | 7 | 522 | 6 |
| 連結子会社 | 454 | 62 | 418 | 73 |
| 計 | 952 | 69 | 940 | 79 |
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に属する組織に対する報酬の内容(a.を除く)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | ― | ― | ― | ― |
| 連結子会社 | 3,422 | 69 | 3,270 | 97 |
| 計 | 3,422 | 69 | 3,270 | 97 |
上記a.およびb.の報酬に関する前連結会計年度および当連結会計年度における非監査業務の内容は、会計事項や情報開示に関する助言および指導などです。
③ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
④ 監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定にあたっては、会計監査人と協議のうえ、当社の規模・特性、監査日程等の諸要素を勘案しています。また、当社は、会計監査人の独立性を保つため、監査報酬については、監査等委員会による事前同意を得ることとしています。
⑤ 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査等委員会は、取締役(監査等委員を除く)、社内関係部署および会計監査人からの必要な資料の入手や報告の聴取を通じた前事業年度の監査実績の検証と評価を基準に、当事業年度の会計監査人の監査計画の内容、報酬の前提となる見積りの算出根拠を検討した結果、会計監査人の報酬等につき会社法第399条第1項および第3項の同意を行っています。
(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社の役員報酬制度は、企業価値の継続的な向上を可能とするよう、短期のみでなく中長期的な業績向上への
貢献意欲を高める目的で設計しており、職務執行の対価として毎月固定額を支給する月度報酬、当該事業年度の
業績に連動した役員賞与および、中長期の業績と連動した株式報酬によって構成されています。
月度報酬は、多様で優秀な人材を引きつけることができるよう、他社の水準等を考慮して相応な金額を支給し
ています。
役員賞与は、各事業年度の業績、株主への配当、従業員賞与水準等の事情を勘案して、取締役会の決議によっ
て決定し、支給しています。
株式報酬は、持続的な成長に向けた健全なインセンティブとして機能するよう、取締役会で承認された基準お
よび手続に基づいて中長期の業績と連動して自社株式および金銭を支給しています。
業務執行を行う取締役および執行役員の報酬は、取締役会で承認された報酬基準に基づいて支給する月度報酬
ならびに役員賞与および株式報酬によって構成されています。
社外取締役その他業務執行を行わない取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬は、取締役会で承認された報酬基準に基づいて支給する月度報酬のみで構成されています。
監査等委員である取締役の報酬は、監査等委員である取締役の協議によって決定し、支給する月度報酬のみで構成されています。
当社の役員の報酬等については、2017年6月15日開催の定時株主総会の決議により、取締役(監査等委員である取締役を除く)に対する報酬額を年額11億6,000万円以内(うち社外取締役年額3,400万円以内)と、また、監査等委員である取締役の報酬額を年額2億7,000万円以内と決定しています。なお、当該株主総会決議時の取締役(監査等委員である取締役を除く)の数は9名(うち社外取締役2名)、監査等委員である取締役の数は5名です。
また、2018年6月14日開催の定時株主総会の決議を経て、上記報酬額とは別枠で業務執行を行う国内居住の取締役および執行役員に対し、約3年間の信託期間に対して39億1,000万円を上限として拠出する信託から、当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭を、当社株式に生じる配当とともに交付および給付する株式報酬制度を導入しています。なお、当該株主総会決議時の本制度の対象となる取締役の数は5名、執行役員の数は16名です。
当社の役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の決定権限を有する者は取締役会であり、その権限の内容および裁量の範囲は、株主総会で定められた取締役報酬額内における、報酬基準および役員賞与額の決定と承認です。また、取締役会は、役員報酬制度および報酬基準の決定または変更を行う場合、事前に監査等委員会が形成した意見を聴取したうえで、審議を行っています。
当事業年度における当社役員の報酬等の額の決定過程においては、2018年5月15日開催の取締役会で、株式報酬制度の導入および報酬基準の見直しを、また、2020年5月12日開催の取締役会において、役員賞与額を、それぞれ決議しています。なお、2018年5月15日開催の取締役会における株式報酬制度の導入および報酬基準の見直しについての決議にあたっては、2018年5月9日に監査等委員会が形成した、当該議案の内容および手続等が適切である旨の意見を聴取したうえで、審議を行っています。
業務執行を行う取締役の報酬は、業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等により構成されており、その支給割合は、業績連動報酬が基準額での支給の場合、業績連動報酬である賞与、株式報酬の合計が報酬全体の50%、業績連動報酬以外の報酬が報酬全体の50%となるよう設定しています。
株式報酬の対象とならない取締役および執行役員においても、自社株式の保有を通じて株主と利害を共有することで、会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を促進するため、固定報酬額のうち一定程度を役員持株会に拠出し、自社株式を取得することとしています。
取締役および執行役員は、株式報酬として取得した自社株式および役員持株会を通じて取得した自社株式を、在任期間に加えて退任後1年間は継続して保有することとしています。
また、業績連動報酬に係る指標は、賞与においては、各事業年度の業績、株主への配当、従業員賞与水準等、株式報酬においては、連結営業利益率等の財務指標、ブランド価値・ESG等の非財務指標の成長度としています。
当該指標を選択した理由は、賞与については、事業年度における企業価値に対する貢献や、株主・従業員への企業責任を果たした度合いを計るものとして、また、株式報酬については、中長期での企業価値の持続的な向上に対する貢献を計るものとして、それぞれ重要な指標と判断したためです。
業績連動報酬の額は、賞与については、過去の各指標と支給額との相関実績およびその時の事業状況に基づいて、取締役会にて決定しています。株式報酬の額については、各指標の3事業年度の成長度に基づき、取締役会で定めた算出方法を基に、50%~150%の業績連動係数の範囲内で、報酬額を決定します。
なお、業績連動報酬に係る各指標の具体的な目標は設定していませんが、賞与については、過去の各指標と支給額との相関実績およびその時の事業状況に基づいて評価し、また、株式報酬については、3事業年度の成長度に基づき評価します。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額および対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額(百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる役員の員数(名) | ||||
| 固定報酬 | 業績連動報酬 | ||||||
| 賞与 | 株式報酬 | ||||||
| 取締役(監査等委員を除く)(社外取締役を除く) | 702 | 460 | 101 | 140 | 7 | ||
| 社外取締役(監査等委員を除く) | 33 | 33 | ― | ― | 3 | ||
| 取締役(監査等委員)(社外取締役を除く) | 143 | 143 | ― | ― | 2 | ||
| 社外取締役(監査等委員) | 50 | 50 | ― | ― | 4 | ||
| 計 | 930 | 689 | 101 | 140 | 16 | ||
(注) 1 役員報酬限度額は、取締役(監査等委員を除く)分年額 1,160百万円以内、取締役(監査等委員)分年額 270百万円以内です。
2 上記については、当事業年度において、当社が当社役員に対して支給した報酬等の金額を記載しており、2019年6月19日開催の定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員を除く)1名、社外取締役(監査等委員を除く)1名、社外取締役(監査等委員)1名に対する支給額を含んでいます。
3 取締役(監査等委員を除く)の賞与は、上記の取締役(監査等委員を除く)分役員報酬限度額に含まれており、2020年5月12日開催の取締役会にて決議された支給金額を記載しています。
4 株式報酬の総額は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託に関して当事業年度中に付与した株式交付ポイントに係る費用計上額です。
③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額および種類別の額
| 氏名(役員区分) | 連結報酬等の総額(百万円) | 会社区分 | 連結報酬等の種類別の額(百万円) | ||
| 固定報酬 | 業績連動報酬 | ||||
| 賞与 | 株式報酬 | ||||
| 神子柴 寿昭(取締役) | 108 | 当社 | 108 | ― | ― |
| 八郷 隆弘(取締役) | 176 | 当社 | 91 | 36 | 47 |
| 倉石 誠司(取締役) | 113 | 当社 | 59 | 23 | 30 |
(注) 1 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しています。
2 上記の「固定報酬」については、当該役員に対する当事業年度の支給額であり、「賞与」については、2020
年5月12日開催の取締役会にて決議された支給金額のうち、当該役員に対する額、「株式報酬」については、
役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託に関して当事業年度中に当該役員に付与した株式交付ポイントに
係る費用計上額を記載しています。
(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする株式を純投資目的である投資株式として区分し、それ以外の株式を保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式として区分しています。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式については、中長期的な観点で、取引の性質や規模等に加え、保有に伴う便益やリスクなどを定性、定量両面から検証し、株式保有の必要性を判断しています。また、取締役会において、その保有の必要性を検証しています。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
| 銘柄数(銘柄) | 貸借対照表計上額の合計額(百万円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 44 | 92,838 |
| 非上場株式以外の株式 | 46 | 74,413 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
| 銘柄数(銘柄) | 株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円) | 株式数の増加の理由 | |
|---|---|---|---|
| 非上場株式 | 2 | 4,339 | 中長期的な企業価値の向上を目的とした取得 |
| 非上場株式以外の株式 | ― | ― | ― |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
| 銘柄数(銘柄) | 株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円) | |
|---|---|---|
| 非上場株式 | 7 | 32 |
| 非上場株式以外の株式 | ― | ― |
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| スタンレー電気㈱ | 9,235,527 | 9,235,527 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 19,690 | 27,475 | |||
| ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 14,502,680 | 14,502,680 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 5,844 | 7,976 | |||
| 東京海上ホールディングス㈱ | 1,092,770 | 1,092,770 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 5,409 | 5,859 | |||
| ニッコンホールディングス㈱ | 2,449,208 | 2,449,208 | 物流取引等の安定化 | 有 |
| 5,184 | 6,414 | |||
| 大同特殊鋼㈱ | 1,305,345 | 1,305,345 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 4,542 | 5,697 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| 日本精機㈱ | 3,753,238 | 3,753,238 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 4,334 | 6,714 | |||
| オリエンタルホールディングス・ビー・エイチ・ディ | 25,119,424 | 25,119,424 | 事業関係の安定化 | 無 |
| 3,144 | 4,397 | |||
| 新電元工業㈱ | 1,336,332 | 1,336,332 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 3,112 | 5,458 | |||
| 日本特殊陶業㈱ | 1,541,693 | 1,541,693 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 2,346 | 3,166 | |||
| NOK㈱ | 1,717,000 | 1,717,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 2,048 | 2,958 | |||
| 住友ゴム工業㈱ | 1,400,945 | 1,400,945 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,427 | 1,860 | |||
| ㈱ジーエス・ユアサ コーポレーション | 958,650 | 958,650 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,393 | 2,081 | |||
| 三櫻工業㈱ | 2,000,000 | 2,000,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,368 | 1,010 | |||
| 森六ホールディングス㈱ | 792,000 | 792,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,185 | 2,063 | |||
| 東プレ㈱ | 964,309 | 964,309 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,157 | 1,993 | |||
| ㈱エフテック | 2,551,000 | 2,551,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,086 | 2,275 | |||
| ㈱ハイレックスコーポレーション | 850,253 | 850,253 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 1,045 | 1,765 | |||
| SOMPOホールディングス㈱ | 250,000 | 250,000 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 835 | 1,024 | |||
| ㈱ミツバ | 1,662,549 | 1,662,549 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 698 | 1,034 | |||
| ㈱今仙電機製作所 | 1,066,250 | 1,066,250 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 694 | 1,067 | |||
| ㈱ブリヂストン | 200,000 | 200,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 664 | 853 | |||
| 横浜ゴム㈱ | 489,240 | 489,240 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 657 | 1,005 | |||
| 日本製鉄㈱ | 700,153 | 700,153 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 647 | 1,368 | |||
| パナソニック㈱ | 776,414 | 776,414 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 640 | 740 | |||
| 日本ペイントホールディングス㈱ | 100,000 | 100,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 566 | 435 | |||
| 名港海運㈱ | 458,419 | 458,419 | 物流取引等の安定化 | 有 |
| 490 | 523 | |||
| AGC㈱ | 172,752 | 172,752 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 459 | 670 | |||
| アルプスアルパイン㈱ | 397,868 | 397,868 | 原材料等の調達取引の安定化 | 無 |
| 417 | 919 | |||
| 住友電気工業㈱ | 363,000 | 363,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 413 | 533 | |||
| ㈱丸順 | 988,950 | 988,950 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 360 | 577 | |||
| 澤藤電機㈱ | 260,000 | 260,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 335 | 411 | |||
| ㈱商船三井 | 169,795 | 169,795 | 物流取引等の安定化 | 有 |
| 296 | 404 | |||
| 日鍛バルブ㈱ | 1,233,690 | 1,233,690 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 247 | 424 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) | |||
| ㈱リケン | 84,525 | 84,525 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 233 | 425 | |||
| 関西ペイント㈱ | 105,000 | 105,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 216 | 221 | |||
| NTN㈱ | 1,100,663 | 1,100,663 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 208 | 361 | |||
| 日本発条㈱ | 189,750 | 189,750 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 134 | 188 | |||
| ㈱日新 | 80,200 | 80,200 | 物流取引等の安定化 | 有 |
| 128 | 148 | |||
| ㈱九州フィナンシャルグループ | 300,000 | 300,000 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 123 | 135 | |||
| MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス㈱ | 37,233 | 37,233 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 112 | 125 | |||
| 大同工業㈱ | 151,000 | 151,000 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 104 | 128 | |||
| ㈱みずほフィナンシャルグループ | 814,700 | 814,700 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 100 | 139 | |||
| ㈱りそなホールディングス | 304,600 | 304,600 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 99 | 146 | |||
| 凸版印刷㈱ | 52,500 | 52,500 | 原材料等の調達取引の安定化 | 有 |
| 86 | 87 | |||
| JFEホールディングス㈱ | 122,444 | 122,444 | 原材料等の調達取引の安定化 | 無 |
| 86 | 230 | |||
| 三井住友トラスト・ホールディングス㈱ | 9,920 | 9,920 | 金融取引等の安定化 | 無 |
| 30 | 39 |
(注) 定量的な保有効果については記載が困難です。保有の合理性は各銘柄について、中長期的な観点で取引の性質や
規模等に加え、保有に伴う便益やリスク等を検証し判断しています。
みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年(昭和51年)大蔵省令第28号、以下「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しています。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年(昭和38年)大蔵省令第59号、以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しています。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の連結財務諸表および事業年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けています。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っています。その内容は、以下のとおりです。
(1) 会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入するなど、情報収集に努めています。
(2) IFRSの適用については、国際会計基準審議会(以下「IASB」という。)が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っています。また、IFRSに基づいて連結財務諸表を適正に作成するため、IFRSに準拠したグループ会計方針および関連する会計指針を作成し、これらに基づいてグループで統一した会計処理を行っています。
(3) 代表取締役社長および担当の取締役による開示内容の正確性・的確性の確認を補佐するために、担当の執行職などによって構成される「ディスクロージャー委員会」をおき、開示内容について審議しています。
1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
| (資産の部) | ||||
| 流動資産 | ||||
| 現金及び現金同等物 | 5 | 2,494,121 | 2,672,353 | |
| 営業債権 | 6 | 793,245 | 633,909 | |
| 金融サービスに係る債権 | 7 | 1,951,633 | 1,878,358 | |
| その他の金融資産 | 8 | 163,274 | 190,053 | |
| 棚卸資産 | 9 | 1,586,787 | 1,560,568 | |
| その他の流動資産 | 358,234 | 365,769 | ||
| 流動資産合計 | 7,347,294 | 7,301,010 | ||
| 非流動資産 | ||||
| 持分法で会計処理されている投資 | 10 | 713,039 | 655,475 | |
| 金融サービスに係る債権 | 7 | 3,453,617 | 3,282,807 | |
| その他の金融資産 | 8 | 417,149 | 441,724 | |
| オペレーティング・リース資産 | 11 | 4,448,849 | 4,626,063 | |
| 有形固定資産 | 12 | 2,981,840 | 3,051,704 | |
| 無形資産 | 13 | 744,368 | 760,434 | |
| 繰延税金資産 | 23 | 150,318 | 132,553 | |
| その他の非流動資産 | 162,648 | 209,695 | ||
| 非流動資産合計 | 13,071,828 | 13,160,455 | ||
| 資産合計 | 20,419,122 | 20,461,465 |
| (単位:百万円) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 注記番号 | 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
| (負債及び資本の部) | ||||
| 流動負債 | ||||
| 営業債務 | 14 | 1,184,882 | 958,469 | |
| 資金調達に係る債務 | 15 | 3,188,782 | 3,248,457 | |
| 未払費用 | 476,300 | 449,716 | ||
| その他の金融負債 | 16 | 132,910 | 209,065 | |
| 未払法人所得税 | 49,726 | 43,759 | ||
| 引当金 | 17 | 348,763 | 287,175 | |
| その他の流動負債 | 599,761 | 593,447 | ||
| 流動負債合計 | 5,981,124 | 5,790,088 | ||
| 非流動負債 | ||||
| 資金調達に係る債務 | 15 | 4,142,338 | 4,221,229 | |
| その他の金融負債 | 16 | 63,689 | 303,570 | |
| 退職給付に係る負債 | 18 | 398,803 | 578,909 | |
| 引当金 | 17 | 220,745 | 238,439 | |
| 繰延税金負債 | 23 | 727,411 | 698,868 | |
| その他の非流動負債 | 319,222 | 344,339 | ||
| 非流動負債合計 | 5,872,208 | 6,385,354 | ||
| 負債合計 | 11,853,332 | 12,175,442 | ||
| 資本 | ||||
| 資本金 | 86,067 | 86,067 | ||
| 資本剰余金 | 171,460 | 171,823 | ||
| 自己株式 | △177,827 | △273,940 | ||
| 利益剰余金 | 7,973,637 | 8,142,948 | ||
| その他の資本の構成要素 | 214,383 | △114,639 | ||
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 8,267,720 | 8,012,259 | ||
| 非支配持分 | 298,070 | 273,764 | ||
| 資本合計 | 19 | 8,565,790 | 8,286,023 | |
| 負債及び資本合計 | 20,419,122 | 20,461,465 |
② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
| 注記番号 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 20 | 15,888,617 | 14,931,009 | |
| 営業費用 | ||||
| 売上原価 | △12,580,949 | △11,851,659 | ||
| 販売費及び一般管理費 | △1,774,393 | △1,641,590 | ||
| 研究開発費 | 21 | △806,905 | △804,123 | |
| 営業費用合計 | △15,162,247 | △14,297,372 | ||
| 営業利益 | 726,370 | 633,637 | ||
| 持分法による投資利益 | 10 | 228,827 | 164,203 | |
| 金融収益及び金融費用 | ||||
| 受取利息 | 22 | 48,618 | 49,412 | |
| 支払利息 | 22 | △13,217 | △24,689 | |
| その他(純額) | 22 | △11,223 | △32,645 | |
| 金融収益及び金融費用合計 | 24,178 | △7,922 | ||
| 税引前利益 | 979,375 | 789,918 | ||
| 法人所得税費用 | 23 | △303,089 | △279,986 | |
| 当期利益 | 676,286 | 509,932 | ||
| 当期利益の帰属: | ||||
| 親会社の所有者 | 610,316 | 455,746 | ||
| 非支配持分 | 65,970 | 54,186 | ||
| 1株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) | ||||
| 基本的および希薄化後 | 24 | 345円99銭 | 260円13銭 |
【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
| 注記番号 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|---|
| 当期利益 | 676,286 | 509,932 | ||
| その他の包括利益(税引後) | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| 確定給付制度の再測定 | △23,745 | △102,983 | ||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動 | △24,046 | △23,361 | ||
| 持分法適用会社のその他の包括利益に対する持分 | 10 | △2,837 | △1,550 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動 | 228 | 279 | ||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 95,568 | △293,201 | ||
| 持分法適用会社のその他の包括利益に対する持分 | 10 | △18,847 | △30,393 | |
| その他の包括利益(税引後)合計 | 19 | 26,321 | △451,209 | |
| 当期包括利益 | 702,607 | 58,723 | ||
| 当期包括利益の帰属: | ||||
| 親会社の所有者 | 637,609 | 24,287 | ||
| 非支配持分 | 64,998 | 34,436 |
③ 【連結持分変動計算書】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||||||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||||||||||||
| 注記番号 | 資本金 | 資本剰余金 | 自己株式 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | 合計 | |||||||||||
| 2018年4月1日残高(既報告額) | 86,067 | 171,118 | △113,271 | 7,611,332 | 178,292 | 7,933,538 | 300,557 | 8,234,095 | |||||||||
| 会計方針の変更による影響額 | △46,833 | △208 | △47,041 | 6 | △47,035 | ||||||||||||
| 超インフレによる影響額 | △9,454 | 14,896 | 5,442 | 5,442 | |||||||||||||
| 2018年4月1日残高(調整後) | 86,067 | 171,118 | △113,271 | 7,555,045 | 192,980 | 7,891,939 | 300,563 | 8,192,502 | |||||||||
| 当期包括利益 | |||||||||||||||||
| 当期利益 | 610,316 | 610,316 | 65,970 | 676,286 | |||||||||||||
| その他の包括利益(税引後) | 19 | 27,293 | 27,293 | △972 | 26,321 | ||||||||||||
| 当期包括利益合計 | 610,316 | 27,293 | 637,609 | 64,998 | 702,607 | ||||||||||||
| 利益剰余金への振替 | 19 | 5,890 | △5,890 | - | - | ||||||||||||
| 所有者との取引等 | |||||||||||||||||
| 配当金の支払額 | 19 | △194,271 | △194,271 | △66,010 | △260,281 | ||||||||||||
| 自己株式の取得 | △64,557 | △64,557 | △64,557 | ||||||||||||||
| 自己株式の処分 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||||
| 株式報酬取引 | 342 | 342 | 342 | ||||||||||||||
| 所有者との取引等合計 | 342 | △64,556 | △194,271 | △258,485 | △66,010 | △324,495 | |||||||||||
| その他の変動 | △3,343 | △3,343 | △1,481 | △4,824 | |||||||||||||
| 2019年3月31日残高 | 86,067 | 171,460 | △177,827 | 7,973,637 | 214,383 | 8,267,720 | 298,070 | 8,565,790 | |||||||||
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||||||||||
| 親会社の所有者に帰属する持分 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||||||||||||
| 注記番号 | 資本金 | 資本剰余金 | 自己株式 | 利益剰余金 | その他の資本の構成要素 | 合計 | |||||||||||
| 2019年4月1日残高 | 86,067 | 171,460 | △177,827 | 7,973,637 | 214,383 | 8,267,720 | 298,070 | 8,565,790 | |||||||||
| 当期包括利益 | |||||||||||||||||
| 当期利益 | 455,746 | 455,746 | 54,186 | 509,932 | |||||||||||||
| その他の包括利益(税引後) | 19 | △431,459 | △431,459 | △19,750 | △451,209 | ||||||||||||
| 当期包括利益合計 | 455,746 | △431,459 | 24,287 | 34,436 | 58,723 | ||||||||||||
| 利益剰余金への振替 | 19 | △102,437 | 102,437 | - | - | ||||||||||||
| 所有者との取引等 | |||||||||||||||||
| 配当金の支払額 | 19 | △196,795 | △196,795 | △55,693 | △252,488 | ||||||||||||
| 自己株式の取得 | △96,284 | △96,284 | △96,284 | ||||||||||||||
| 自己株式の処分 | 171 | 171 | 171 | ||||||||||||||
| 株式報酬取引 | 363 | 363 | 363 | ||||||||||||||
| 資本取引及びその他 | △3,049 | △3,049 | |||||||||||||||
| 所有者との取引等合計 | 363 | △96,113 | △196,795 | △292,545 | △58,742 | △351,287 | |||||||||||
| その他の変動 | 12,797 | 12,797 | 12,797 | ||||||||||||||
| 2020年3月31日残高 | 86,067 | 171,823 | △273,940 | 8,142,948 | △114,639 | 8,012,259 | 273,764 | 8,286,023 | |||||||||
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
| 注記番号 | 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 税引前利益 | 979,375 | 789,918 | ||
| 減価償却費、償却費及び減損損失(オペレーティング・リース資産除く) | 721,695 | 699,877 | ||
| 持分法による投資利益 | △228,827 | △164,203 | ||
| 金融収益及び金融費用 | △88,608 | △47,892 | ||
| 金融サービスに係る利息収益及び利息費用 | △124,076 | △130,636 | ||
| 資産及び負債の増減 | ||||
| 営業債権 | 9,344 | 132,702 | ||
| 棚卸資産 | △60,906 | △59,931 | ||
| 営業債務 | △11,816 | △141,159 | ||
| 未払費用 | 25,372 | △4,529 | ||
| 引当金及び退職給付に係る負債 | △1,590 | 118 | ||
| 金融サービスに係る債権 | △260,704 | 103,614 | ||
| オペレーティング・リース資産 | △230,311 | △270,677 | ||
| その他資産及び負債 | 11,045 | △20,524 | ||
| その他(純額) | 3,706 | 10,959 | ||
| 配当金の受取額 | 175,244 | 185,742 | ||
| 利息の受取額 | 270,776 | 288,821 | ||
| 利息の支払額 | △150,162 | △162,263 | ||
| 法人所得税の支払及び還付額 | △263,569 | △230,522 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 775,988 | 979,415 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 有形固定資産の取得による支出 | △420,768 | △370,195 | ||
| 無形資産の取得及び内部開発による支出 | △187,039 | △231,063 | ||
| 有形固定資産及び無形資産の売却による収入 | 20,765 | 17,638 | ||
| 子会社の取得による支出(取得した現金及び現金同等物控除後) | - | △3,047 | ||
| 持分法で会計処理されている投資の取得による支出 | △2,401 | △14,584 | ||
| その他の金融資産の取得による支出 | △506,431 | △282,806 | ||
| その他の金融資産の売却及び償還による収入 | 515,670 | 265,980 | ||
| その他(純額) | 2,649 | △1,404 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △577,555 | △619,481 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 短期資金調達による収入 | 8,435,249 | 9,037,608 | ||
| 短期資金調達に係る債務の返済による支出 | △8,213,698 | △9,039,601 | ||
| 長期資金調達による収入 | 1,900,257 | 2,021,173 | ||
| 長期資金調達に係る債務の返済による支出 | △1,726,097 | △1,676,504 | ||
| 親会社の所有者への配当金の支払額 | △194,271 | △196,795 | ||
| 非支配持分への配当金の支払額 | △66,872 | △54,280 | ||
| 自己株式の取得及び売却による収支 | △64,556 | △96,113 | ||
| リース負債の返済による支出 | △47,088 | △78,659 | ||
| その他(純額) | - | △4,240 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 22,924 | △87,411 | ||
| 為替変動による現金及び現金同等物への影響額 | 16,276 | △94,291 | ||
| 現金及び現金同等物の純増減額 | 237,633 | 178,232 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 2,256,488 | 2,494,121 | ||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 5 | 2,494,121 | 2,672,353 |
【連結財務諸表注記】
1 報告企業
本田技研工業株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業です。当社および連結子会社は、二輪車、四輪車、パワープロダクツなどの開発、製造、販売を世界各国で行っています。また、これらの事業における販売活動をサポートするために、顧客および販売店に対して金融サービス事業を営んでいます。主な生産拠点は、日本、米国、カナダ、メキシコ、英国、トルコ、イタリア、フランス、中国、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、アルゼンチン、ブラジルにあります。
2 作成の基礎
(1) 連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載
当社は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定により、連結財務諸表をIFRSに準拠して作成しています。
(2) 測定の基礎
当社の連結財務諸表は、連結財務諸表注記の「3 重要な会計方針」に別途記載している一部の資産および負債を除き、取得原価を基礎として作成しています。
(3) 機能通貨および表示通貨
当社の連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、特に注釈のない限り、百万円未満を四捨五入して表示しています。
(4) 会計方針の変更
IFRS第16号「リース」
当社および連結子会社は、2019年4月1日より、IFRS第16号「リース」を適用しています。同基準の適用にあたっては、適用による累積的影響額を資本の期首残高の修正として適用日において認識する方法(修正遡及法)を採用しています。したがって、比較情報は修正再表示せず、引き続き従来の会計方針に基づいて開示しています。
当社および連結子会社は、その契約がリースであるか否か、またはその契約にリースが含まれるか否かを契約開始時にIAS第17号「リース」およびIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」に基づき判断していましたが、2019年4月1日より、IFRS第16号に基づき評価しています。IFRS第16号の適用にあたって、当社および連結子会社は契約がリースまたはリースを含んだものであるかどうかを見直すことを要求されない実務上の便法を採用しています。このため、2019年4月1日より前に締結し、IAS第17号およびIFRIC第4号に基づきリースとして識別されたすべての契約にIFRS第16号が適用されることになります。
IFRS第16号では、借手のリースをオンバランス処理する単一の会計モデルが導入されています。借手は原資産を使用する権利を表象する使用権資産と、リース料を支払う義務を表象するリース負債を認識することになります。また、リースに関する費用として、定額の支払リース料ではなく、使用権資産の減価償却費とリース負債に係る支払利息を認識することになります。IFRS第16号の適用にあたって、過去にIAS第17号に従いオペレーティング・リースに分類したリース取引について、2019年4月1日時点の当社および連結子会社の追加借入利子率で割引いた残存リース料の現在価値でリース負債を測定しています。当該追加借入利子率の加重平均は1.19%となっています。また、使用権資産はリース負債と同額で測定し、適用開始日の直前に連結財政状態計算書に認識した当該リースに係る前払リース料または未払リース料の金額の分を修正しています。また、当社および連結子会社は、IFRS第16号の適用にあたって、以下の実務上の便法を適用しました。
・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに対する単一の割引率の適用
・使用権資産の減損レビューの代替として、適用開始日の直前におけるIAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発
資産」に基づく不利な契約に係る引当金の金額で使用権資産を調整
・適用開始日現在の使用権資産の測定から当初直接コストを除外
当社および連結子会社は、連結財政状態計算書において、リース負債をその他の金融負債に、使用権資産を有形固定資産に含めて表示しています。
同基準の適用により2019年4月1日時点の連結財政状態計算書にリース負債が272,232百万円、使用権資産等が概ね同額追加認識されています。
適用開始日の直前の連結財務諸表にて開示した2019年3月31日時点の解約不能なオペレーティング・リースに係る将来最低支払リース料と2019年4月1日に認識したリース負債の差額の内容は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |
|---|---|
| 2019年3月31日時点の解約不能なオペレーティング・リースに係る将来最低支払リース料 | 115,634 |
| 2019年4月1日の加重平均追加借入利子率で割引いた残高 | 108,147 |
| 追加:ファイナンス・リースに分類されていたリース | 62,308 |
| 追加:解約可能なオペレーティング・リース | 11,612 |
| 追加:行使が合理的に確実な延長オプション | 152,473 |
| 2019年4月1日に認識したリース負債 | 334,540 |
(5) 未適用の新たな基準書および解釈指針
連結財務諸表の承認日までに公表されている基準書および解釈指針のうち、適用が強制されないため当連結会計年度末において適用していないもので、当社の連結財務諸表に重要な影響を与えるものはありません。
(6) 見積りおよび判断の利用
当社および連結子会社は、IFRSに準拠した連結財務諸表を作成するにあたり、会計方針の適用、資産・負債および収益・費用の報告額ならびに偶発資産・偶発債務の開示に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定の設定を行っています。実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。
なお、これらの見積りや仮定は継続して見直しています。会計上の見積りの変更による影響は、見積りを変更した報告期間およびその影響を受ける将来の報告期間において認識されます。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの国々で外出や移動が制限されるなど、消費や企業の経済活動が停滞する状況が続いています。現時点において、新型コロナウイルス感染症の拡大規模や収束時期などの合理的な予測は困難ですが、当社および連結子会社は入手しうる情報を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、企業の経済活動が再開され、市場が徐々に回復していくとの仮定を利用した見積りに基づき会計処理しています。また、経済情勢の悪化に伴う、将来の失業率上昇や中古車価格下落などの見通しの変化により、顧客の信用リスクなどに影響が発生しています。当社および連結子会社は、これらを含む将来予測の変動に関して、入手しうる情報に基づき、金融サービスに係る債権およびオペレーティング・リースの信用リスクの見積りに反映しています。新型コロナウイルス感染症の収束時期や各国・地域の対応を踏まえた市場の動向、経済情勢の不透明さが継続する場合には、見積りの不確実性は増大し、事後的な結果との間に重要な乖離が生じる可能性があります。
当社の連結財務諸表に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行った判断に関する情報は、以下のとおりです。
・連結子会社、関連会社および共同支配企業の範囲 (注記3(1),3(2))
・開発から生じた無形資産の認識 (注記3(8))
・リースを含む契約の会計処理 (注記3(9))
当社の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある会計上の見積りおよび仮定に関する情報は、以下のとおりです。
・償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類した負債性証券の評価 (注記6,7,8)
・金融商品の公正価値 (注記26)
・棚卸資産の正味実現可能価額 (注記9)
・非金融資産の回収可能価額 (注記11,12,13)
・引当金の測定 (注記17)
・確定給付負債(資産)の測定 (注記18)
・変動対価の金額の見積り (注記20)
・繰延税金資産の回収可能性 (注記23)
・偶発債務により経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性および規模 (注記28)
3 重要な会計方針
(1) 連結の基礎
当社の連結財務諸表は、当社および当社が直接または間接に支配する連結子会社、ならびに当社および連結子会社が支配するストラクチャード・エンティティの勘定を全て含んでいます。全ての重要な連結会社間の債権・債務残高および取引高は、当社の連結財務諸表作成にあたり消去しています。
支配とは、投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、その投資先に対するパワー(関連性のある活動を指図する能力)を通じてそれらのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。当社および連結子会社は、支配の有無を、議決権または類似の権利の状況や投資先に関する契約内容などに基づき、総合的に判断しています。
ストラクチャード・エンティティとは、議決権または類似の権利が支配の有無の判定において決定的な要因とならないように設計された事業体をいいます。当社および連結子会社は、ストラクチャード・エンティティに対する支配の有無を、議決権または類似の権利の保有割合に加え、投資先に対する契約上の取決めなどを勘案して総合的に判定し、支配を有するストラクチャード・エンティティを連結しています。
連結子会社の財務諸表は、支配を獲得した日から支配を喪失した日までの間、当社の連結財務諸表に含めています。連結子会社が適用する会計方針が当社の適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該連結子会社の財務諸表を調整しています。
支配の喪失に至らない連結子会社に対する当社の所有持分の変動は、資本取引として会計処理しています。また、連結子会社に対する支配を喪失した場合には、残存する持分を支配を喪失した時点の公正価値で測定したうえで、支配の喪失から生じた利得および損失を純損益として認識しています。
(2) 関連会社および共同支配企業に対する投資(持分法で会計処理されている投資)
関連会社とは、当社および連結子会社が財務および営業の方針決定に対して重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配を有していない企業をいいます。
共同支配企業とは、当社および連結子会社を含む複数の当事者が共同支配の取決めに基づき、それぞれの当事者が投資先の純資産に対する権利を有している場合の当該投資先をいいます。共同支配は、契約上合意された支配の共有であり、関連性のある活動に関する意思決定に、支配を共有している当事者全員の一致した合意を必要とする場合にのみ存在します。
関連会社および共同支配企業に対する投資は、投資先が関連会社または共同支配企業に該当すると判定された日から該当しないと判定された日まで、持分法で会計処理しています。持分法では、投資を当初認識時に取得原価で認識し、それ以降に投資先が認識した純損益およびその他の包括利益に対する当社および連結子会社の持分に応じて投資額を変動させています。持分法の適用に際し、持分法適用会社となる関連会社または共同支配企業が適用する会計方針が当社の適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該関連会社または共同支配企業の財務諸表を調整しています。
関連会社または共同支配企業に該当しなくなり、持分法の適用を中止した場合には、残存する持分を公正価値で測定したうえで、持分法の適用を中止したことから生じた利得または損失を純損益として認識しています。
(3) 外貨換算
① 外貨建取引
外貨建取引は、取引が発生した時点の為替レートで当社および連結子会社の各機能通貨に換算しています。外貨建債権債務は、報告期間の期末日の為替レートで当社および連結子会社の各機能通貨に換算しています。この結果生じる損益および決済時の為替換算による損益は、純損益として認識し、連結損益計算書の金融収益及び金融費用のその他(純額)に含めています。
② 在外営業活動体
在外の連結子会社、関連会社および共同支配企業(以下「在外営業活動体」という。)の財務諸表項目の換算については、資産および負債は報告期間の期末日の為替レートにより、また、収益および費用は機能通貨が超インフレ経済国の通貨である場合を除き、対応する期間の平均為替レートにより円貨に換算しています。この結果生じる換算差額はその他の包括利益に認識し、連結財政状態計算書のその他の資本の構成要素に含めています。在外営業活動体を処分し、支配、重要な影響力または共同支配企業の取決めを喪失した場合は、この在外営業活動体に関連する換算差額の累積額を純損益に振り替えています。
(4) 金融商品
金融商品とは、一方の企業にとっての金融資産と、他の企業にとっての金融負債または資本性証券の双方を生じさせる契約をいいます。当社および連結子会社は、契約の当事者となった時点で、金融商品を金融資産または金融負債として認識しています。なお、金融資産の売買は、取引日において認識または認識の中止を行っています。
① デリバティブ以外の金融資産
当社および連結子会社は、当初認識時に、デリバティブ以外の金融資産を償却原価で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産および純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。
当社および連結子会社は、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した時点、または、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、リスクと経済的便益を実質的にすべて移転した時点で、金融資産の認識を中止しています。
(償却原価で測定する金融資産)
当社および連結子会社は、契約上のキャッシュ・フローを回収することを事業上の目的として保有する金融資産で、かつ金融資産の契約条件により特定の日に元本および元本残高に対する利息の支払いのみによるキャッシュ・フローを生じさせる金融資産を、償却原価で測定する金融資産に分類しています。償却原価で測定する金融資産は、顧客との契約から生じる営業債権を除き当初認識時に公正価値で測定し、顧客との契約から生じる営業債権は当初認識時に取引価額で測定しています。償却原価で測定する金融資産は、当初認識後は実効金利法による償却原価により測定しています。
(公正価値で測定する金融資産)
当社および連結子会社は、償却原価で測定する金融資産以外の金融資産を、公正価値で測定する金融資産に分類しています。公正価値で測定する金融資産は、さらに以下の区分に分類または指定しています。
(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産)
負債性証券のうち、契約上のキャッシュ・フローを回収することと売却の両方を事業上の目的として保有する金融資産で、かつ金融資産の契約条件により特定の日に元本および元本残高に対する利息の支払いのみによるキャッシュ・フローを生じさせる金融資産を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。当該負債性証券は、当初認識時に公正価値で測定し、当初認識後の公正価値の変動を、減損利得または減損損失および為替差損益を除き、その他の包括利益として認識しています。当該負債性証券の認識の中止が行われる場合、過去にその他の包括利益に認識した利得または損失の累計額を資本から純損益に振り替えています。
また、投資先との取引関係の維持または強化を主な目的として保有する株式などの資本性証券について、当初認識時に、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定した資本性証券は、当初認識時に公正価値で測定し、当初認識後の公正価値の変動をその他の包括利益として認識しています。ただし、当該資本性証券から生じる配当金については、原則として、純損益として認識しています。当該資本性証券の認識の中止が行われる場合、過去にその他の包括利益に認識した利得または損失の累計額を直接利益剰余金に振り替えています。
(純損益を通じて公正価値で測定する金融資産)
当社および連結子会社は、公正価値で測定する金融資産のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類または指定しなかった金融資産を、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値で測定し、当初認識後の公正価値の変動を純損益として認識しています。
(現金及び現金同等物)
現金及び現金同等物は、現金、随時引き出し可能な預金、および容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない流動性の高い短期投資により構成されています。当社および連結子会社は、取得日から3ヵ月以内に満期の到来する極めて流動性の高い債券および類似金融商品を現金同等物としています。
② デリバティブ以外の金融負債
当社および連結子会社は、デリバティブ以外の金融負債を、当初認識時に公正価値で測定し、当初認識後は、実効金利法による償却原価により測定しています。
当社および連結子会社は、契約上の義務が免責、取消しまたは失効した時点で、金融負債の認識を中止しています。
③ デリバティブ
当社および連結子会社は、為替リスクおよび金利リスクを管理する目的で、種々の外国為替契約および金利契約を締結しています。これらの契約には、為替予約、通貨オプション契約、通貨スワップ契約および金利スワップ契約が含まれています。
当社および連結子会社は、これらのすべてのデリバティブについて、デリバティブの契約の当事者となった時点で資産または負債として当初認識し、公正価値により測定しています。当初認識後における公正価値の変動は、直ちに純損益として認識しています。
なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、当社および連結子会社がヘッジ手段として指定しているデリバティブはありません。
④ 金融資産および金融負債の相殺
当社および連結子会社は、金融資産および金融負債について、資産および負債として認識された金額を相殺するため法的に強制力のある権利を有し、かつ、純額で決済するか、もしくは資産の実現と債務の決済を同時に実行する意思を有している場合にのみ相殺し、連結財政状態計算書において純額で表示しています。
(5) 棚卸資産
棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のうち、いずれか低い額により測定しています。棚卸資産の取得原価には購入原価、加工費が含まれており、原価の算定に当たっては原則として先入先出法を使用しています。加工費には通常操業度に基づく製造間接費の配賦額を含めています。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における予想販売価額から、完成までに要する見積原価および販売に要する見積費用を控除して算定しています。
(6) オペレーティング・リース資産
当社および連結子会社は、原価モデルを採用し、オペレーティング・リース資産を取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額で表示しています。
当社および連結子会社は、オペレーティング・リースとして貸与している車両について、当初認識時に取得原価で測定し、リース契約で定められている期間にわたり、見積残存価額まで定額法によって減価償却しています。リース用車両の残存価額は、過去の実績および第三者機関のデータなどを考慮に入れた将来の中古車価格の見積りを用いて算出しています。
(7) 有形固定資産
当社および連結子会社は、原価モデルを採用し、有形固定資産を取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額で表示しています。
当社および連結子会社は、有形固定資産を当初認識時に取得原価で測定しています。有形固定資産の取得後に発生した支出については、その支出により将来当社および連結子会社に経済的便益がもたらされることが見込まれる場合に限り、有形固定資産の取得原価に含めています。
当社および連結子会社は、土地等の減価償却を行わない資産を除き、各資産について、それぞれの見積耐用年数にわたり、見積残存価額まで定額法によって減価償却しています。
有形固定資産の減価償却費を算定するために使用した主な見積耐用年数は、以下のとおりです。
| 資産 | 見積耐用年数 | |
|---|---|---|
| 建物及び構築物 | 3年~50年 | |
| 機械装置及び備品 | 2年~20年 |
有形固定資産の減価償却方法、耐用年数および残存価額は、各連結会計年度末に見直しを行い、変更が必要な場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって調整しています。
連結財政状態計算書上の有形固定資産には、リース取引による使用権資産が含まれています。
使用権資産の会計処理については、(9) リースを参照ください。
(8) 無形資産
当社および連結子会社は、原価モデルを採用し、無形資産を取得原価から償却累計額および減損損失累計額を控除した金額で表示しています。
(研究開発費)
製品の開発に関する支出は、当社および連結子会社がその開発を完成させる技術上および事業上の実現可能性を有しており、その成果を使用する意図、能力およびそのための十分な資源を有し、将来経済的便益を得られる可能性が高く、信頼性をもってその原価を測定可能な場合にのみ、無形資産として認識しています。
資産計上した開発費(以下「開発資産」という。)の取得原価は、上記の無形資産に関する認識要件を最初に満たした時点から開発が完了した時点までの期間に発生した費用の合計額で、製品の開発に直接起因する全ての費用が含まれます。開発資産は、開発した製品の見積モデルライフサイクル期間(主に2年~6年)にわたり定額法で償却しています。
研究に関する支出および上記の認識要件を満たさない開発に関する支出は、発生時に費用として認識しています。
(その他の無形資産)
当社および連結子会社は、その他の無形資産を当初認識時に取得原価で測定し、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法で償却しています。その他の無形資産は、主に自社利用目的のソフトウェアであり、その見積耐用年数は概ね3年~5年です。
無形資産の償却方法および耐用年数は、各連結会計年度末に見直しを行い、変更が必要な場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって調整しています。
(9) リース
・当連結会計年度より適用している会計方針
当社および連結子会社は、契約の開始時に、契約がリースであるまたはリースを含んだものであるか判定します。特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する契約は、リースであるかまたはリースを含んでいます。使用期間全体を通じて特定された資産の使用からの経済的便益のほとんどすべてを得る権利と、特定された資産の使用を指図する権利を借手が有している場合に、資産の使用を支配する権利が移転すると判定されます。
① 借手としてのリース
当社および連結子会社は、使用権資産およびリース負債をリース開始日に認識しています。
当社および連結子会社は、使用権資産を当初認識時に取得原価で測定しており、当該取得原価は、主にリース開始日以前に支払ったリース料を調整したリース負債の当初認識の金額、借手に発生した当初直接コスト、原資産の解体および除去費用や原状回復費用の見積りの合計で構成されています。当社および連結子会社は、リース構成部分と非リース構成部分を含んだ契約について、非リース構成部分を区別せずに、リース構成部分と非リース構成部分を単一のリース構成部分として会計処理しています。
当社および連結子会社は、原価モデルを採用し、使用権資産を取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額で表示しています。当初認識後、リース開始日から原資産の耐用年数の終了時またはリース期間の終了時のいずれか早い方まで定額法を用いて減価償却しています。原資産の見積耐用年数は、「3 重要な会計方針 (7) 有形固定資産」を参照ください。
リース負債はリース開始日現在で支払われていないリース料の現在価値で当初認識しています。当該リース料は、リースの計算利子率が容易に算定できる場合には、当該利子率を用いて割引いていますが、そうでない場合には、当社および連結子会社の追加借入利子率を使用しています。リース負債の測定に含まれているリース料は、主に固定リース料(延長オプションの行使が合理的に確実である場合の延長期間のリース料を含む)、解約しないことが合理的に確実である場合を除いたリースの解約に対するペナルティの支払額で構成されています。
当初認識後、リース負債の残高に対して一定の利子率となるように算定された金融費用を増額し、支払われたリース料を減額しています。リース負債は、延長オプションや解約オプションの行使可能性の評価に変更が生じた場合に再測定しています。
リース負債が再測定された場合には、リース負債の再測定の金額を使用権資産の修正として認識しています。ただし、使用権資産の帳簿価額がゼロまで減額され、さらにリース負債を減額する場合は、当該再測定の残額を純損益に認識しています。
② 貸手としてのリース
当社および連結子会社は、リースを含む契約について、原資産の所有に伴うリスクと経済的価値のほとんどすべてを借手に移転するリースをファイナンス・リースに分類し、その他のリースをオペレーティング・リースとして分類しています。サブリースは、原資産ではなくヘッドリースから生じる使用権資産を参照して分類しています。
当社の金融子会社は、車両のリースを行っています。ファイナンス・リースに係る顧客からの受取債権は、リース投資未回収総額をリースの計算利子率で割引いた現在価値で当初認識し、連結財政状態計算書上の金融サービスに係る債権に含めています。オペレーティング・リースとして貸与している車両は、オペレーティング・リース資産として連結財政状態計算書に表示しています。
契約がリース構成部分と非リース構成部分を含んでいる場合には、契約における対価をIFRS第15号に従い配分しています。
・前連結会計年度における会計方針
当社および連結子会社は、契約の履行が特定の資産または資産グループの使用に依存しているかどうか、および契約により当該資産を使用する権利が与えられるかどうかの検討を通して、契約の実質に基づき、契約にリースが含まれているか否か判定しています。
リースを含む契約については、資産の所有に伴うリスクと経済的価値が実質的にすべて借手に移転するリースをファイナンス・リースに分類し、その他のリースをオペレーティング・リースとして分類しています。
① 借手としてのリース
ファイナンス・リースに係るリース資産およびリース債務は、リース開始時の公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか小さい金額で当初認識しています。当初認識後、リース資産はその資産に適用される会計方針に基づいて会計処理を行っています。リース料支払額は、金融費用とリース債務の返済部分に配分しています。オペレーティング・リースに係る支払リース料は、リース期間にわたり定額法によって費用として認識しています。
② 貸手としてのリース
当社の金融子会社は、車両のリースを行っています。ファイナンス・リースに係る顧客からの受取債権は、リース投資未回収総額をリースの計算利子率で割引いた現在価値で当初認識し、連結財政状態計算書上の金融サービスに係る債権に含めています。当初認識後、ファイナンス・リースに係る債権は、金融資産に適用される会計方針に基づいて会計処理を行っています。オペレーティング・リースとして貸与している車両は、オペレーティング・リース資産として連結財政状態計算書に表示しています。
(10) 減損
① 償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類された負債性証券
当社および連結子会社は、営業債権以外の償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類された負債性証券の減損に係る引当金については次の3つのステージからなる予想損失モデルにより測定しています。
ステージ1 当初認識以降に信用リスクが著しく増大していない金融資産に対する12ヵ月の予想信用損失
ステージ2 当初認識以降に信用リスクが著しく増大したが、信用減損はしていない金融資産に対する全期間の予想信用損失
ステージ3 信用減損金融資産に対する全期間の予想信用損失
営業債権の減損に係る引当金については常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しています。
全期間の予想信用損失は金融資産の予想存続期間にわたるすべての生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失であり、12ヵ月の予想信用損失は全期間の予想信用損失のうち報告日後12ヵ月以内に生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失です。予想信用損失は契約上のキャッシュ・フローと回収が見込まれるキャッシュ・フローの差額を当初の実効金利で割引き、確率加重した見積りです。
(金融サービスに係る債権 - クレジット損失引当金)
当社の金融子会社は、金融サービスに係る債権の予想信用損失をクレジット損失引当金として計上しています。
信用リスクが著しく増大しているかの判定にあたり、顧客に対する金融債権については、個別的にも集合的にも評価しています。個別的な評価は延滞状況に基づいています。過去の実績では30日以上支払いを延滞した顧客に対する金融債権は貸倒れの可能性が高くなっているため、30日以上期日を超過している場合に信用リスクが著しく増大しているとみなしています。集合的な評価は当初認識した会計期間、担保の形態、契約期間、クレジットスコア等のリスク特性が共通するグループごとに当初認識時からの予想債務不履行率の相対的な変化に基づき行っています。販売店に対する金融債権については、信用リスクが著しく増大しているかの判定は販売店ごとに行われており、支払状況のほか、財政状態の変化や財務制限条項の順守状況等の要素を考慮しています。
金融サービスに係る債権に関する債務不履行の定義は、各金融子会社の内部リスク管理の実務によって定められています。米国に所在する当社の最も重要な金融子会社においては、60日の期日超過を債務不履行とみなしています。60日以上期日を超過している顧客に対する金融債権については、担保車両の差押えを含む回収活動を強化しており、債務不履行の顧客に対する金融債権を信用減損しているとみなしています。販売店に対する金融債権は販売店の重大な財政的困難、債務不履行や延滞等の契約違反、破産等、当初の契約条件に従ってすべての金額を回収できないという証拠が存在する場合に、信用減損しているとみなしています。
当社の米国の金融子会社は、顧客に対する金融債権のうち回収不能と見込まれる部分について、期日を120日超過した時点または担保車両を差し押さえた時点で直接償却しています。履行強制活動が行われる期間や方法は、様々な法的規制により制限されますが、未回収残高は通常、直接償却後も数年間は履行強制活動の対象となります。回収不能額の見積りには、履行強制活動による回収見込額が反映されています。販売店に対する金融債権は回収するという合理的な予想を有していない場合に直接償却しています。
当社の米国の金融子会社において、顧客に対する金融債権に係る予想信用損失の測定は、リスク特性が共通するグループごとに行われ、過去の実績、現在の状況、失業率、中古車価格、消費者の債務返済負担などの将来予測に基づく要素を反映しています。
(金融サービスに係る債権 - リース残価損失引当金)
当社の金融子会社は、ファイナンス・リースに係る債権の見積損失のうち、残存価額の未補償部分をリース残価損失引当金として計上しています。
当社の金融子会社は、顧客にファイナンス・リースとしてリースしている一部の車両について、見積残存価額の大部分が補償される保険契約を締結しています。リース残価損失引当金は、残存価額のうち補償されない部分に係る見積損失を手当てするのに必要十分な金額を計上しています。当該引当金についても、現在の経済動向、業界における過去の状況および残価損失に係る当社の金融子会社における過去の経験値などの種々の要因を考慮して計上しています。
② 非金融資産および持分法で会計処理されている投資
当社および連結子会社は、棚卸資産および繰延税金資産以外の非金融資産(主に、オペレーティング・リース資産、有形固定資産および無形資産)について、各報告期間の期末日において、資産が減損している可能性を示す兆候の有無を評価しています。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を算定し、当該資産の帳簿価額との比較を行うことにより、減損テストを行っています。
持分法で会計処理されている投資は、減損の客観的な証拠が存在する場合に、投資全体の帳簿価額を単一の資産として減損テストを行っています。
資産または資金生成単位の回収可能価額は、売却費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方の金額としています。使用価値は、資産または資金生成単位から生じると見込まれる将来キャッシュ・フローの現在価値として算定しています。資金生成単位は、他の資産または資産グループのキャッシュ・インフローから概ね独立したキャッシュ・インフローを生成する最小の識別可能な資産グループであり、個別の資産について回収可能価額の見積りが不可能な場合に、当該資産が属する資金生成単位の回収可能価額を算定しています。
資産または資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を上回る場合に、当該帳簿価額を回収可能価額まで減額するとともに、当該減額を減損損失として純損益に認識しています。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、当該単位内の各資産の帳簿価額を比例的に減額するように配分しています。
過去に減損損失を認識した資産または資金生成単位について減損損失が既に存在しないか、あるいは減少している可能性を示す兆候がある場合で、当該資産または資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を上回るときは、減損損失を戻入れています。この場合、減損損失を認識しなかった場合の減価償却または償却控除後の帳簿価額を上限として、資産の帳簿価額を回収可能価額まで増額しています。
(11) 引当金
当社および連結子会社は、過去の事象の結果として現在の法的または推定的債務を負っており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、その債務の金額について信頼性をもって見積ることができる場合に、引当金を認識しています。
引当金は、報告期間の期末日における現在の債務を決済するために要する最善の見積りで測定しています。なお、貨幣の時間的価値が重要な場合には、債務の決済に必要と見込まれる支出の現在価値で引当金を測定しています。現在価値の算定に当たっては、貨幣の時間的価値および当該債務に特有のリスクを反映した税引前の利率を割引率として使用しています。
(12) 従業員給付
① 短期従業員給付
給与、賞与および年次有給休暇などの短期従業員給付については、勤務の対価として支払うと見込まれる金額を、従業員が勤務を提供した時に費用として認識しています。
② 退職後給付
当社および連結子会社は、確定給付制度および確定拠出制度を含む各種退職給付制度を有しています。
(確定給付制度)
確定給付制度については、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した金額を、負債または資産として認識しています。
確定給付制度債務の現在価値および勤務費用は、予測単位積増方式を用いて制度ごとに算定しています。割引率は、確定給付制度債務と概ね同じ支払期日を有し、かつ、給付の支払見込みと同じ通貨建ての優良社債の報告期間の期末日における市場利回りに基づいて決定しています。確定給付負債(資産)の純額に係る純利息費用は、確定給付負債(資産)の純額に割引率を乗じて算定しています。
制度改定や制度縮小により生じた確定給付制度債務の現在価値の変動として算定される過去勤務費用は、制度の改定や縮小が発生した時に、純損益として認識しています。
確定給付制度債務の現在価値と制度資産の公正価値の再測定に伴う調整額は、発生時にその他の包括利益として認識し、直ちに利益剰余金に振り替えています。
(確定拠出制度)
確定拠出制度については、確定拠出制度に支払うべき拠出額を、従業員が関連する勤務を提供した時に費用として認識しています。
(13) 資本
① 普通株式
当社が発行した普通株式は資本として分類し、発行価額を資本金および資本剰余金に含めています。
② 自己株式
当社および連結子会社が取得した自己株式は、取得原価で認識し、資本の控除項目としています。自己株式を売却した場合は、受取対価を資本の増加として認識し、帳簿価額と受取対価の差額は資本剰余金に含めています。
(14) 収益認識
① 製品の販売
製品の販売は、二輪事業、四輪事業、ライフクリエーション事業及びその他の事業に区分されます。各事業におけるより詳細な情報については、連結財務諸表注記の「4 セグメント情報」を参照ください。
当社および連結子会社は、製品に対する支配が顧客に移転した時点で収益を認識しています。この移転は、通常、顧客に製品を引渡した時点で行われます。収益は、顧客との契約で明確にされている対価に基づき測定し、第三者のために回収する金額を除いています。契約の対価の総額は、すべての製品およびサービスにそれらの独立販売価格に基づき配分され、独立販売価格は、類似する製品またはサービスの販売価格やその他の合理的に利用可能な情報を参照して算定しています。
当社および連結子会社は、販売店に対して奨励金を支給していますが、これは一般的に当社および連結子会社から販売店への値引きに該当します。また、当社および連結子会社は、販売店の販売活動をサポートするため、顧客に対して主として市場金利以下の利率によるローンやリースを提示する形式の販売奨励プログラムを提供しています。このプログラムの提供に要する金額は、顧客に提示した利率と市場金利の差に基づいて算定しています。これらの奨励金は、取引価格の算定における変動対価として考慮されることとなり、製品が販売店に売却された時点で認識する売上収益の金額から控除しています。売上収益は、変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ認識しています。
製品の販売に係る対価の支払は、通常、製品に対する支配が顧客に移転してから30日以内に行われます。
なお、製品の販売における顧客との契約には製品が合意された仕様に従っていることを保証する条項が含まれており、当社および連結子会社は、この保証に関連する費用に対して製品保証引当金を認識しています。当該引当金に関するより詳細な情報については、連結財務諸表注記の「17 引当金」を参照ください。
② 金融サービスの提供
金融サービスに係る債権の利息収益は、実効金利法によって認識しています。金融サービスに係る債権の初期手数料および初期直接費用は、実効金利の計算に含めて、金融債権の契約期間にわたって認識しています。
当社の金融子会社が提供する金融サービスにはリースが含まれています。ファイナンス・リースに係る受取債権の利息収益は、実効金利法によって認識しています。なお、当社および連結子会社が、製造業者または販売業者としての貸手となる場合、製品の販売とみなされる部分について、売上収益と対応する原価を製品の販売と同様の会計方針に従って認識しています。オペレーティング・リースから生じる収益は、リース期間にわたり定額法によって認識しています。
(15) 法人所得税
法人所得税費用は、当期税金と繰延税金から構成されています。当期税金と繰延税金は、直接資本またはその他の包括利益で認識される項目を除き、純損益で認識しています。
当期税金は、当期の課税所得について納付すべき税額、または税務上の欠損金について還付されると見込まれる税額で測定しています。これらの税額は、報告期間の期末日において制定または実質的に制定されている税率および税法に基づいて算定しています。
繰延税金資産および負債は、報告期間の期末日における資産および負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額である一時差異ならびに税務上の繰越欠損金および繰越税額控除に関する将来の税務上の影響に基づいて認識しています。なお、繰延税金資産は、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除について、将来それらを利用できる課税所得が稼得される可能性が高い範囲内で認識しています。
連結子会社および関連会社に対する投資ならびに共同支配企業に対する持分に関する将来加算一時差異については、当該一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合は、繰延税金負債を認識していません。また、連結子会社および関連会社に対する投資ならびに共同支配企業に対する持分に関する将来減算一時差異については、当該一時差異からの便益を利用するのに十分な課税所得があり、予測可能な将来において実現する可能性が高い範囲でのみ繰延税金資産を認識しています。
繰延税金資産および負債は、報告期間の期末日に制定または実質的に制定されている税率および税法に基づいて、資産が実現する期間または負債が決済される期間に適用されると予測される税率で測定しています。繰延税金資産および負債の測定に当たっては、報告期間の期末日において当社および連結子会社が意図する資産および負債の帳簿価額の回収または決済の方法から生じる税務上の影響を反映しています。
繰延税金資産の回収可能性は、各報告期間の期末日において見直し、繰延税金資産の一部または全部の税務便益を実現させるのに十分な課税所得の稼得が見込めないと判断される部分について、繰延税金資産の帳簿価額を減額しています。
繰延税金資産および繰延税金負債は、当期税金に対する資産と負債を相殺する法律上の強制力のある権利を有しており、法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、または異なる納税主体に課されている場合でこれらの納税主体が当期税金に対する資産と負債を純額で決済するか、あるいは資産の実現と負債の決済を同時に行うことを意図している場合に相殺しています。
当社および連結子会社の税務処理を税務当局が認める可能性が高くないと判断した場合に、不確実性の影響を財務諸表に反映しています。
(16) 1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を対応する期間の加重平均発行済普通株式数で除して算定しています。
4 セグメント情報
当社の事業セグメントは、経営組織の形態と製品およびサービスの特性に基づいて二輪事業・四輪事業・金融サービス事業・ライフクリエーション事業及びその他の事業の4つに区分されています。
以下のセグメント情報は、独立した財務情報が入手可能な構成単位で区分され、定期的に当社の最高経営意思決定機関により経営資源の配分の決定および業績の評価に使用されているものです。また、セグメント情報における会計方針は、当社の連結財務諸表における会計方針と一致しています。
各事業の主要製品およびサービス、事業形態は以下のとおりです。
| 事業 | 主要製品およびサービス | 事業形態 | ||
|---|---|---|---|---|
| 二輪事業 | 二輪車、ATV、Side-by-Side、関連部品 | 研究開発・生産・販売・その他 | ||
| 四輪事業 | 四輪車、関連部品 | 研究開発・生産・販売・その他 | ||
| 金融サービス事業 | 金融 | 当社製品に関わる販売金融およびリース業・その他 | ||
| ライフクリエーション事業及びその他の事業 | パワープロダクツ、関連部品、その他 | 研究開発・生産・販売・その他 |
(1) 事業の種類別セグメント情報
前連結会計年度および当連結会計年度における当社および連結子会社の事業の種類別セグメント情報は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | 金融サービス事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | 消去又は全社 | 連結 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | |||||||||||||
| (1) 外部顧客 | 2,100,155 | 11,072,117 | 2,365,355 | 350,990 | 15,888,617 | - | 15,888,617 | ||||||
| (2) セグメント間 | - | 215,647 | 14,687 | 26,266 | 256,600 | △256,600 | - | ||||||
| 計 | 2,100,155 | 11,287,764 | 2,380,042 | 377,256 | 16,145,217 | △256,600 | 15,888,617 | ||||||
| 営業利益(△損失) | 291,642 | 209,694 | 235,945 | △10,911 | 726,370 | - | 726,370 | ||||||
| 持分法による投資利益 | 29,704 | 198,505 | - | 618 | 228,827 | - | 228,827 | ||||||
| 資産 | 1,523,817 | 7,923,802 | 10,236,066 | 328,870 | 20,012,555 | 406,567 | 20,419,122 | ||||||
| 持分法で会計処理されている投資 | 88,494 | 619,091 | - | 5,454 | 713,039 | - | 713,039 | ||||||
| 減価償却費および償却費 | 66,680 | 603,124 | 784,683 | 14,198 | 1,468,685 | - | 1,468,685 | ||||||
| 資本的支出 | 74,024 | 525,419 | 2,041,735 | 16,074 | 2,657,252 | - | 2,657,252 | ||||||
| 減損損失(非金融資産) | 1,404 | 32,674 | 12,716 | 14 | 46,808 | - | 46,808 | ||||||
| 金融サービスに係る債権 -クレジット損失引当金およびリース残価損失引当金繰入額 | - | - | 34,720 | - | 34,720 | - | 34,720 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | 金融サービス事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | 消去又は全社 | 連結 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | |||||||||||||
| (1) 外部顧客 | 2,059,335 | 9,959,080 | 2,586,965 | 325,629 | 14,931,009 | - | 14,931,009 | ||||||
| (2) セグメント間 | - | 235,558 | 13,972 | 25,025 | 274,555 | △274,555 | - | ||||||
| 計 | 2,059,335 | 10,194,638 | 2,600,937 | 350,654 | 15,205,564 | △274,555 | 14,931,009 | ||||||
| 営業利益(△損失) | 285,668 | 153,323 | 219,704 | △25,058 | 633,637 | - | 633,637 | ||||||
| 持分法による投資利益 | 34,526 | 129,114 | - | 563 | 164,203 | - | 164,203 | ||||||
| 資産 | 1,483,888 | 7,821,499 | 10,282,136 | 354,472 | 19,941,995 | 519,470 | 20,461,465 | ||||||
| 持分法で会計処理されている投資 | 83,144 | 566,582 | - | 5,749 | 655,475 | - | 655,475 | ||||||
| 減価償却費および償却費 | 67,512 | 555,153 | 823,996 | 14,742 | 1,461,403 | - | 1,461,403 | ||||||
| 資本的支出 | 93,871 | 498,260 | 2,248,597 | 17,611 | 2,858,339 | - | 2,858,339 | ||||||
| 減損損失(非金融資産) | 345 | 57,817 | 36,039 | 15 | 94,216 | - | 94,216 | ||||||
| 金融サービスに係る債権 -クレジット損失引当金およびリース残価損失引当金繰入額 | - | - | 56,894 | - | 56,894 | - | 56,894 |
(注) 1 各セグメントの営業利益(△損失)の算出方法は、連結損益計算書における営業利益の算出方法と一致しており、持分法による投資利益、金融収益及び金融費用および法人所得税費用を含んでいません。また、各セグメントに直接賦課できない営業費用は、最も合理的な配賦基準に基づいて、各セグメントに配賦しています。
2 各セグメントおよび消去又は全社の資産の合計は、連結財政状態計算書の総資産と一致しており、持分法で会計処理されている投資、デリバティブ資産および繰延税金資産などを含んでいます。また、消去又は全社に含まれる金額を除く、各セグメントに直接賦課できない資産については、最も合理的な配賦基準に基づいて、各セグメントに配賦しています。
3 セグメント間取引は、独立企業間価格で行っています。
4 資産の消去又は全社の項目には、セグメント間取引の消去の金額および全社資産の金額が含まれています。全社資産の金額は、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、それぞれ682,842百万円、787,022百万円であり、その主な内容は、当社の現金及び現金同等物、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産です。
5 製品保証引当金繰入額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ247,194百万円、212,275百万円であり、主に四輪事業に含まれています。
6 費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ32,565百万円、37,752百万円であり、四輪事業や、ライフクリエーション事業及びその他の事業に含まれている航空機および航空機エンジンに関連するものです。
(2) 製品およびサービスに関する情報
前連結会計年度および当連結会計年度における当社および連結子会社の製品およびサービス別に区分した売上収益の金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 二輪車、関連部品 | 1,986,968 | 1,921,065 | |
| ATV、Side-by-Side、関連部品 | 113,187 | 138,270 | |
| 四輪車、関連部品 | 12,173,065 | 11,199,477 | |
| 金融 | 1,264,407 | 1,346,568 | |
| パワープロダクツ、関連部品 | 266,012 | 243,251 | |
| その他 | 84,978 | 82,378 | |
| 合計 | 15,888,617 | 14,931,009 | |
| (3) 地域に関する情報 |
前連結会計年度および当連結会計年度における当社および連結子会社の所在地別に区分した売上収益および非流動資産(金融商品、繰延税金資産および確定給付資産の純額を除く)の金額は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | 米国 | その他 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 2,394,584 | 7,480,382 | 6,013,651 | 15,888,617 | |||
| 非流動資産 (金融商品、繰延税金資産および確定給付資産の純額を除く) | 2,695,603 | 3,956,228 | 1,685,874 | 8,337,705 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | 米国 | その他 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 2,307,523 | 7,091,136 | 5,532,350 | 14,931,009 | |||
| 非流動資産 (金融商品、繰延税金資産および確定給付資産の純額を除く) | 3,003,416 | 4,007,268 | 1,573,982 | 8,584,666 |
(4) 地域別セグメント補足情報
当社は、IFRSで要求される開示に加え、財務諸表利用者に以下の情報を開示します。
所在地別セグメント情報(当社および連結子会社の所在地別)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | 北米 | 欧州 | アジア | その他の地域 | 計 | 消去又は全社 | 連結 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | |||||||||||||||
| (1) 外部顧客 | 2,394,584 | 8,526,733 | 652,335 | 3,557,338 | 757,627 | 15,888,617 | - | 15,888,617 | |||||||
| (2) セグメント間 | 2,453,729 | 497,231 | 275,089 | 714,901 | 6,826 | 3,947,776 | △3,947,776 | - | |||||||
| 計 | 4,848,313 | 9,023,964 | 927,424 | 4,272,239 | 764,453 | 19,836,393 | △3,947,776 | 15,888,617 | |||||||
| 営業利益(△損失) | 10 | 299,750 | △6,620 | 404,220 | 22,616 | 719,976 | 6,394 | 726,370 | |||||||
| 資産 | 4,546,640 | 11,418,194 | 694,606 | 3,024,357 | 621,259 | 20,305,056 | 114,066 | 20,419,122 | |||||||
| 非流動資産(金融商品、繰延税金資産および確定給付資産の純額を除く) | 2,695,603 | 4,740,675 | 65,500 | 691,211 | 144,716 | 8,337,705 | - | 8,337,705 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 日本 | 北米 | 欧州 | アジア | その他の地域 | 計 | 消去又は全社 | 連結 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | |||||||||||||||
| (1) 外部顧客 | 2,307,523 | 8,167,345 | 561,856 | 3,207,470 | 686,815 | 14,931,009 | - | 14,931,009 | |||||||
| (2) セグメント間 | 2,115,411 | 389,474 | 210,713 | 652,231 | 6,825 | 3,374,654 | △3,374,654 | - | |||||||
| 計 | 4,422,934 | 8,556,819 | 772,569 | 3,859,701 | 693,640 | 18,305,663 | △3,374,654 | 14,931,009 | |||||||
| 営業利益(△損失) | △28,162 | 305,315 | 14,996 | 319,565 | 37,289 | 649,003 | △15,366 | 633,637 | |||||||
| 資産 | 4,889,920 | 11,375,801 | 689,158 | 2,851,027 | 518,445 | 20,324,351 | 137,114 | 20,461,465 | |||||||
| 非流動資産(金融商品、繰延税金資産および確定給付資産の純額を除く) | 3,003,416 | 4,755,072 | 58,735 | 658,397 | 109,046 | 8,584,666 | - | 8,584,666 |
(注) 1 国又は地域の区分の方法および各区分に属する主な国
(1) 国又は地域の区分の方法……………地理的近接度によっています。
(2) 各区分に属する主な国………………北米:米国、カナダ、メキシコ
欧州:英国、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランス
アジア:タイ、インドネシア、中国、インド、ベトナム
その他の地域:ブラジル、オーストラリア
2 各セグメントの営業利益(△損失)の算出方法は、連結損益計算書における営業利益の算出方法と一致しており、持分法による投資利益、金融収益及び金融費用および法人所得税費用を含んでいません。
3 各セグメントおよび消去又は全社の資産の合計は、連結財政状態計算書の総資産と一致しており、持分法で会計処理されている投資、デリバティブ資産および繰延税金資産などを含んでいます。
4 セグメント間取引は、独立企業間価格で行っています。
5 資産の消去又は全社の項目には、セグメント間取引の消去の金額および全社資産の金額が含まれています。全社資産の金額は、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、それぞれ682,842百万円、 787,022百万円であり、その主な内容は、当社の現金及び現金同等物、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産です。
(5) その他
四輪車生産体制の変更に伴う欧州における影響
2019年2月に、当社はグローバルにおける生産配置と生産能力の適正化を方針とした四輪車生産体制の見直しの一環として、主に欧州地域の一部の連結子会社の完成車生産を2021年に終了する方向で労使間協議を開始することを公表しました。
これにより、当社および一部の連結子会社は前連結会計年度において、有形固定資産の減損損失、従業員給付費用等の損失を68,092百万円認識しました。当該損失および費用は、連結損益計算書において売上原価に56,590百万円、販売費及び一般管理費に11,502百万円含まれています。
5 現金及び現金同等物
前連結会計年度末および当連結会計年度末における現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 現金および預金 | 1,815,920 | 2,017,247 | |
| 現金同等物 | 678,201 | 655,106 | |
| 合計 | 2,494,121 | 2,672,353 |
当社および連結子会社が保有する現金同等物は、主にマネー・マーケット・ファンドおよび譲渡性預金です。
6 営業債権
営業債権は償却原価で測定する金融資産に分類しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における営業債権の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 受取手形および売掛金 | 712,180 | 526,403 | |
| その他 | 93,620 | 118,808 | |
| 貸倒引当金 | △12,555 | △11,302 | |
| 合計 | 793,245 | 633,909 |
前連結会計年度および当連結会計年度における営業債権に係る貸倒引当金の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 期首残高 | 14,389 | 12,555 | |
| 再測定 | 251 | 589 | |
| 直接償却 | △1,590 | △971 | |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △495 | △871 | |
| 期末残高 | 12,555 | 11,302 |
前連結会計年度および当連結会計年度の営業債権に係る貸倒引当金については常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しています。
7 金融サービスに係る債権
当社の金融子会社は、製品の販売をサポートするために、顧客および販売店に対して様々な金融サービスを提供しており、これらの金融サービスに係る債権を以下のように区分しています。
顧客に対する金融債権
小売金融:主に、顧客との割賦契約に係る債権から構成されます。
ファイナンス・リース:主に、顧客との解約不能な車両のリース契約に係る債権から構成されます。
販売店に対する金融債権
卸売金融:主に、販売店の在庫購入のための融資に係る債権および販売店への貸付金から構成されます。
金融サービスに係る債権は主に償却原価で測定する金融資産に分類しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における金融サービスに係る債権の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 顧客に対する金融債権 | |||
| 小売金融 | 4,602,848 | 4,440,364 | |
| ファイナンス・リース | 142,855 | 125,958 | |
| 販売店に対する金融債権 | |||
| 卸売金融 | 712,214 | 666,992 | |
| 小計 | 5,457,917 | 5,233,314 | |
| クレジット損失引当金 | △43,203 | △63,468 | |
| リース残価損失引当金 | △29 | - | |
| 未稼得利益 | △9,435 | △8,681 | |
| 合計 | 5,405,250 | 5,161,165 | |
| 流動資産 | 1,951,633 | 1,878,358 | |
| 非流動資産 | 3,453,617 | 3,282,807 | |
| 合計 | 5,405,250 | 5,161,165 |
(ファイナンス・リースに係る債権)
前連結会計年度末におけるファイナンス・リースに基づく投資未回収総額および最低受取リース料総額の現在価値は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| リース投資未回収総額 | 未稼得利益 | 無保証残存価値 | 最低受取リース料総額の現在価値 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年以内 | 52,099 | △1,632 | △25,369 | 25,098 | |||
| 1年超5年以内 | 90,658 | △7,790 | △46,662 | 36,206 | |||
| 5年超 | 98 | △13 | - | 85 | |||
| 合計 | 142,855 | △9,435 | △72,031 | 61,389 |
当連結会計年度末におけるファイナンス・リースに基づくリース料債権の期日別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|
| 1年以内 | 22,808 | |
| 1年超2年以内 | 20,578 | |
| 2年超3年以内 | 13,370 | |
| 3年超4年以内 | 6,097 | |
| 4年超5年以内 | 1,359 | |
| 5年超 | 77 | |
| 割引前のリース料債権 | 64,289 | |
| 未稼得金融収益 | △4,091 | |
| 無保証残存価値 | 57,079 | |
| 正味リース投資未回収額 | 117,277 |
貸手のリース活動の性質およびリスク管理戦略については、「3 重要な会計方針 (9) リースおよび(10) 減損」を参照ください。
(クレジット損失引当金)
前連結会計年度および当連結会計年度におけるクレジット損失引当金の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし (ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 小売金融 | |||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2013年版)) | 32,076 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | 4,599 | ||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2014年版)) | 20,574 | 9,543 | 6,558 | 36,675 | |||
| 再測定 | 1,788 | 579 | 31,506 | 33,873 | |||
| 直接償却 | - | - | △30,986 | △30,986 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 250 | 285 | △337 | 198 | |||
| 2019年3月31日残高 | 22,612 | 10,407 | 6,741 | 39,760 | |||
| 再測定 | 5,547 | 16,637 | 32,649 | 54,833 | |||
| 直接償却 | ― | ― | △31,436 | △31,436 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △1,504 | △412 | △1,000 | △2,916 | |||
| 2020年3月31日残高 | 26,655 | 26,632 | 6,954 | 60,241 | |||
| ファイナンス・リース | |||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2013年版)) | 821 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | ||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2014年版)) | 604 | 78 | 139 | 821 | |||
| 再測定 | △19 | △3 | 114 | 92 | |||
| 直接償却 | - | - | △125 | △125 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △51 | △3 | △4 | △58 | |||
| 2019年3月31日残高 | 534 | 72 | 124 | 730 | |||
| 再測定 | △15 | 29 | 128 | 142 | |||
| 直接償却 | ― | ― | △130 | △130 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △38 | △5 | △9 | △52 | |||
| 2020年3月31日残高 | 481 | 96 | 113 | 690 | |||
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし (ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 卸売金融 | |||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2013年版)) | 1,906 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | ||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2014年版)) | 1,553 | 309 | 44 | 1,906 | |||
| 再測定 | △49 | 35 | 769 | 755 | |||
| 直接償却 | - | - | 153 | 153 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △85 | △15 | △1 | △101 | |||
| 2019年3月31日残高 | 1,419 | 329 | 965 | 2,713 | |||
| 再測定 | 127 | 2 | 1,776 | 1,905 | |||
| 直接償却 | ― | ― | △1,784 | △1,784 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △109 | △13 | △175 | △297 | |||
| 2020年3月31日残高 | 1,437 | 318 | 782 | 2,537 | |||
| 合計 | |||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2013年版)) | 34,803 | ||||||
| 会計方針の変更による影響額 | 4,599 | ||||||
| 2018年4月1日残高(IFRS第9号(2014年版)) | 22,731 | 9,930 | 6,741 | 39,402 | |||
| 再測定 | 1,720 | 611 | 32,389 | 34,720 | |||
| 直接償却 | - | - | △30,958 | △30,958 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 114 | 267 | △342 | 39 | |||
| 2019年3月31日残高 | 24,565 | 10,808 | 7,830 | 43,203 | |||
| 再測定 | 5,659 | 16,668 | 34,553 | 56,880 | |||
| 直接償却 | ― | ― | △33,350 | △33,350 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △1,651 | △430 | △1,184 | △3,265 | |||
| 2020年3月31日残高 | 28,573 | 27,046 | 7,849 | 63,468 | |||
クレジット損失引当金の詳細は、連結財務諸表注記の「25 金融リスク管理(3)信用リスク」を参照ください。
8 その他の金融資産
前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるその他の金融資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融資産 | |||
| 営業債権、金融サービスに係る債権以外の債権 | 118,256 | 144,554 | |
| 負債性証券 | 54,964 | 62,204 | |
| 敷金 | 13,098 | 12,266 | |
| 引出制限付預金 | 66,555 | 64,152 | |
| その他 | 9,776 | 10,743 | |
| 貸倒引当金 | △4,233 | △3,364 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||
| 負債性証券 | 10,495 | 9,069 | |
| 資本性証券 | 207,035 | 178,001 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||
| デリバティブ | 46,397 | 95,804 | |
| 負債性証券 | 58,080 | 58,348 | |
| 合計 | 580,423 | 631,777 | |
| 流動資産 | 163,274 | 190,053 | |
| 非流動資産 | 417,149 | 441,724 | |
| 合計 | 580,423 | 631,777 |
前連結会計年度および当連結会計年度におけるその他の金融資産に係る貸倒引当金の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 期首残高 | 10,145 | 4,233 | |
| 再測定 | 284 | 600 | |
| 直接償却 | △6,194 | △1,463 | |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △2 | △6 | |
| 期末残高 | 4,233 | 3,364 |
前連結会計年度および当連結会計年度のその他の金融資産に係る貸倒引当金は、主に信用減損金融資産に対するものです。
前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定した資本性証券の主な銘柄は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 公正価値 | ||
|---|---|---|
| GMクルーズホールディングス・エル・エル・シー | 83,242 | |
| スタンレー電気㈱ | 27,475 | |
| ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7,976 | |
| 日本精機㈱ | 6,714 | |
| ニッコンホールディングス㈱ | 6,414 | |
| 東京海上ホールディングス㈱ | 5,859 |
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 公正価値 | ||
|---|---|---|
| GMクルーズホールディングス・エル・エル・シー | 85,649 | |
| スタンレー電気㈱ | 19,690 | |
| ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5,844 | |
| 東京海上ホールディングス㈱ | 5,409 | |
| ニッコンホールディングス㈱ | 5,184 | |
| 大同特殊鋼㈱ | 4,542 |
当社および連結子会社は、保有資産の効率化および有効活用を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定した資本性証券の売却(認識の中止)を行っています。
前連結会計年度および当連結会計年度における認識の中止時の公正価値および資本でその他の包括利益として認識されていた累計利得または損失は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 公正価値 | 61,038 | 33 | |
| 累計利得または損失 | 39,382 | △23 |
9 棚卸資産
前連結会計年度末および当連結会計年度末における棚卸資産の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 製品 | 973,797 | 909,076 | |
| 仕掛品 | 78,006 | 76,264 | |
| 原材料 | 534,984 | 575,228 | |
| 合計 | 1,586,787 | 1,560,568 |
前連結会計年度および当連結会計年度において、費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、それぞれ32,565百万円、37,752百万円です。
10 持分法で会計処理されている投資
前連結会計年度末および当連結会計年度末における関連会社および共同支配企業に対する当社および連結子会社の持分相当額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 持分法で会計処理されている投資 | |||
| 関連会社 | 382,706 | 378,012 | |
| 共同支配企業 | 330,333 | 277,463 | |
| 合計 | 713,039 | 655,475 | |
| 未分配利益に対する持分相当額 | |||
| 関連会社 | 294,532 | 293,489 | |
| 共同支配企業 | 249,284 | 222,061 | |
| 合計 | 543,816 | 515,550 |
前連結会計年度および当連結会計年度における関連会社および共同支配企業の当期包括利益に対する当社および連結子会社の持分は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当期利益 | ||||
| 関連会社 | 43,137 | △434 | ||
| 共同支配企業 | 185,690 | 164,637 | ||
| 合計 | 228,827 | 164,203 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 関連会社 | △13,150 | △5,758 | ||
| 共同支配企業 | △8,534 | △26,185 | ||
| 合計 | △21,684 | △31,943 | ||
| 当期包括利益 | ||||
| 関連会社 | 29,987 | △6,192 | ||
| 共同支配企業 | 177,156 | 138,452 | ||
| 合計 | 207,143 | 132,260 |
持分法で会計処理されている投資、未分配利益に対する持分相当額、当期利益、その他の包括利益、当期包括利益の共同支配企業の項目には、当社にとって重要な共同支配企業の金額が含まれています。
(重要な共同支配企業)
当社にとって重要な共同支配企業は、東風本田汽車有限公司です。当社および連結子会社と東風汽車集団有限公司がそれぞれ50%の持分を保有しており、中国武漢市で四輪製品の製造及び販売をしています。
前連結会計年度および当連結会計年度における東風本田汽車有限公司に関する要約財務情報は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 513,364 | 347,462 | |
| 非流動資産 | 195,806 | 196,439 | |
| 資産合計 | 709,170 | 543,901 | |
| 流動負債 | 369,119 | 316,519 | |
| 非流動負債 | 42,264 | 28,229 | |
| 負債合計 | 411,383 | 344,748 | |
| 資本合計 | 297,787 | 199,153 | |
| 資本合計のうち当社および連結子会社の持分(50%) | 148,893 | 99,577 | |
| 連結調整 | △1,310 | △1,204 | |
| 共同支配企業への関与の帳簿価額 | 147,583 | 98,373 | |
| 流動資産に含まれる現金及び現金同等物 | 201,698 | 246,736 | |
| 流動負債に含まれる金融負債(営業債務および引当金を除く) | 4,628 | 67,414 | |
| 売上収益 | 1,696,651 | 1,516,160 | |
| 受取利息 | 6,190 | 8,019 | |
| 減価償却費および償却費 | 16,091 | 18,870 | |
| 法人所得税費用 | 58,504 | 48,622 | |
| 当期利益 | 176,787 | 130,327 | |
| その他の包括利益 | △8,354 | △21,100 | |
| 当期包括利益 | 168,433 | 109,227 | |
| 当期包括利益(50%) | 84,217 | 54,614 | |
| 連結調整 | 56 | 53 | |
| 当期包括利益に対する当社および連結子会社の持分 | 84,273 | 54,667 | |
| 当社および連結子会社が受け取った配当金 | 70,788 | 72,760 |
前連結会計年度および当連結会計年度における関連会社に関する合算財務情報は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 流動資産 | 53,449 | 1,143,390 | 8,897 | 1,205,736 | |||
| 非流動資産 | 31,464 | 1,069,087 | 22,821 | 1,123,372 | |||
| 資産合計 | 84,913 | 2,212,477 | 31,718 | 2,329,108 | |||
| 流動負債 | 24,307 | 594,494 | 2,751 | 621,552 | |||
| 非流動負債 | 4,414 | 216,199 | 1,168 | 221,781 | |||
| 負債合計 | 28,721 | 810,693 | 3,919 | 843,333 | |||
| 資本合計 | 56,192 | 1,401,784 | 27,799 | 1,485,775 | |||
| 売上収益 | 170,750 | 2,657,023 | 7,004 | 2,834,777 | |||
| 当期利益 | 8,654 | 143,833 | 766 | 153,253 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 流動資産 | 49,706 | 1,146,286 | 10,010 | 1,206,002 | |||
| 非流動資産 | 28,071 | 1,083,789 | 21,565 | 1,133,425 | |||
| 資産合計 | 77,777 | 2,230,075 | 31,575 | 2,339,427 | |||
| 流動負債 | 21,337 | 587,533 | 2,681 | 611,551 | |||
| 非流動負債 | 3,844 | 224,505 | 1,136 | 229,485 | |||
| 負債合計 | 25,181 | 812,038 | 3,817 | 841,036 | |||
| 資本合計 | 52,596 | 1,418,037 | 27,758 | 1,498,391 | |||
| 売上収益 | 160,557 | 2,505,819 | 7,342 | 2,673,718 | |||
| 当期利益 | 8,094 | 69,339 | 914 | 78,347 |
前連結会計年度および当連結会計年度における共同支配企業に関する合算財務情報は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 流動資産 | 210,818 | 1,179,520 | 3,112 | 1,393,450 | |||
| 非流動資産 | 119,749 | 377,019 | 683 | 497,451 | |||
| 資産合計 | 330,567 | 1,556,539 | 3,795 | 1,890,901 | |||
| 流動負債 | 192,951 | 929,071 | 1,039 | 1,123,061 | |||
| 非流動負債 | 10,842 | 81,316 | 873 | 93,031 | |||
| 負債合計 | 203,793 | 1,010,387 | 1,912 | 1,216,092 | |||
| 資本合計 | 126,774 | 546,152 | 1,883 | 674,809 | |||
| 売上収益 | 746,385 | 3,819,913 | 5,907 | 4,572,205 | |||
| 当期利益 | 54,230 | 316,491 | 433 | 371,154 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 二輪事業 | 四輪事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 流動資産 | 201,170 | 867,758 | 3,592 | 1,072,520 | |||
| 非流動資産 | 114,106 | 373,274 | 661 | 488,041 | |||
| 資産合計 | 315,276 | 1,241,032 | 4,253 | 1,560,561 | |||
| 流動負債 | 181,772 | 766,635 | 1,190 | 949,597 | |||
| 非流動負債 | 11,483 | 49,058 | 648 | 61,189 | |||
| 負債合計 | 193,255 | 815,693 | 1,838 | 1,010,786 | |||
| 資本合計 | 122,021 | 425,339 | 2,415 | 549,775 | |||
| 売上収益 | 791,250 | 3,483,024 | 6,413 | 4,280,687 | |||
| 当期利益 | 63,819 | 264,216 | 568 | 328,603 |
上記には、当社にとって重要な共同支配企業の金額が含まれています。
11 オペレーティング・リース資産
当社および連結子会社は、主に車両を貸与しています。
前連結会計年度および当連結会計年度におけるオペレーティング・リース資産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額の増減ならびに帳簿価額は、以下のとおりです。
(取得原価)
(単位:百万円)
| 2018年4月1日残高 | 5,218,446 |
|---|---|
| 取得 | 2,038,734 |
| 売却または処分 | △1,721,471 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 164,802 |
| その他 | - |
| 2019年3月31日残高 | 5,700,511 |
| 取得 | 2,244,893 |
| 売却または処分 | △1,914,083 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △127,747 |
| その他 | - |
| 2020年3月31日残高 | 5,903,574 |
(減価償却累計額および減損損失累計額)
(単位:百万円)
| 2018年4月1日残高 | △1,130,313 |
|---|---|
| 減価償却費 | △781,082 |
| 売却または処分 | 704,691 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △32,242 |
| その他 | △12,716 |
| 2019年3月31日残高 | △1,251,662 |
| 減価償却費 | △819,705 |
| 売却または処分 | 801,133 |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 28,760 |
| その他 | △36,037 |
| 2020年3月31日残高 | △1,277,511 |
(帳簿価額)
(単位:百万円)
| 2019年3月31日残高 | 4,448,849 |
|---|---|
| 2020年3月31日残高 | 4,626,063 |
(将来最低受取リース料)
前連結会計年度末における、解約不能なオペレーティング・リースに係る将来最低受取リース料の受取期間別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | ||
|---|---|---|
| 1年以内 | 736,650 | |
| 1年超5年以内 | 897,789 | |
| 5年超 | - | |
| 合計 | 1,634,439 |
上記に記載されている将来最低受取リース料の金額は、必ずしも将来の現金回収額を示すものではありません。
(将来受取リース料)
当連結会計年度末における、オペレーティング・リースに係る将来受取リース料の受取期間別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|
| 1年以内 | 784,148 | |
| 1年超2年以内 | 577,856 | |
| 2年超3年以内 | 274,122 | |
| 3年超4年以内 | 91,320 | |
| 4年超5年以内 | 27,421 | |
| 5年超 | - | |
| 合計 | 1,754,867 |
上記に記載されている将来受取リース料の金額は、必ずしも将来の現金回収額を示すものではありません。
(リース収益)
当連結会計年度におけるオペレーティング・リースのリース収益は1,062,879百万円です。
12 有形固定資産
前連結会計年度および当連結会計年度における有形固定資産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額の増減ならびに帳簿価額は、以下のとおりです。
(取得原価)
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | 545,192 | 2,248,793 | 5,380,505 | 192,559 | 8,367,049 | ||||
| 取得 | 304 | 10,399 | 174,686 | 281,268 | 466,657 | ||||
| 建設仮勘定から本勘定への振替 | 2,421 | 64,101 | 194,365 | △260,887 | - | ||||
| 売却または処分 | △1,469 | △11,432 | △294,761 | - | △307,662 | ||||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 307 | 15,931 | 63,898 | 2,647 | 82,783 | ||||
| その他 | 128 | △269 | △3,710 | △1,618 | △5,469 | ||||
| 2019年3月31日残高 | 546,883 | 2,327,523 | 5,514,983 | 213,969 | 8,603,358 | ||||
| 会計方針の変更による影響額 | 76,774 | 139,914 | 41,666 | - | 258,354 | ||||
| 2019年4月1日残高(IFRS第16号) | 623,657 | 2,467,437 | 5,556,649 | 213,969 | 8,861,712 | ||||
| 取得 | 7,519 | 28,933 | 125,151 | 293,566 | 455,169 | ||||
| 建設仮勘定から本勘定への振替 | 87 | 59,861 | 215,358 | △275,306 | - | ||||
| 売却または処分 | △6,896 | △19,531 | △231,388 | - | △257,815 | ||||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △7,860 | △59,431 | △192,632 | △9,717 | △269,640 | ||||
| その他 | △820 | △9,075 | △31,325 | △239 | △41,459 | ||||
| 2020年3月31日残高 | 615,687 | 2,468,194 | 5,441,813 | 222,273 | 8,747,967 |
(減価償却累計額および減損損失累計額)
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | △4,179 | △1,270,762 | △4,027,490 | △2,185 | △5,304,616 | ||||
| 減価償却費 | - | △74,391 | △424,645 | - | △499,036 | ||||
| 減損損失 | △1,052 | △6,077 | △17,944 | △1,975 | △27,048 | ||||
| 売却または処分 | 22 | 9,665 | 254,802 | - | 264,489 | ||||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 9 | △9,266 | △51,094 | 23 | △60,328 | ||||
| その他 | 636 | 449 | 3,936 | - | 5,021 | ||||
| 2019年3月31日残高 | △4,564 | △1,350,382 | △4,262,435 | △4,137 | △5,621,518 | ||||
| 会計方針の変更による影響額 | - | - | - | - | - | ||||
| 2019年4月1日残高(IFRS第16号) | △4,564 | △1,350,382 | △4,262,435 | △4,137 | △5,621,518 | ||||
| 減価償却費 | △6,218 | △88,565 | △375,537 | - | △470,320 | ||||
| 売却または処分 | 860 | 12,673 | 198,448 | - | 211,981 | ||||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 156 | 28,116 | 144,226 | 153 | 172,651 | ||||
| その他 | △751 | 3,176 | 6,369 | 2,149 | 10,943 | ||||
| 2020年3月31日残高 | △10,517 | △1,394,982 | △4,288,929 | △1,835 | △5,696,263 |
(帳簿価額)
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月31日残高 | 542,319 | 977,141 | 1,252,548 | 209,832 | 2,981,840 | ||||
| 2020年3月31日残高 | 605,170 | 1,073,212 | 1,152,884 | 220,438 | 3,051,704 |
有形固定資産の購入に関する発注契約については、連結財務諸表注記の「28 契約残高および偶発債務」を参照ください。
(使用権資産)
連結財政状態計算書上の有形固定資産には、リース取引による使用権資産が含まれています。
当社および連結子会社は主に延長および解約オプションを含む店舗、社宅、駐車場に対するリース契約を締結しています。リース契約は各社で管理されており、その条件は個別交渉されるため、多様な契約条件を含んでいます。延長および解約オプションは、各社のマネジメントが事業上の柔軟性を高めるために設けたものです。
当連結会計年度における使用権資産の帳簿価額の増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日残高 | 81,363 | 142,598 | 95,707 | 319,668 | |||
| 取得 | 6,263 | 19,988 | 53,276 | 79,527 | |||
| 減価償却費 | △6,218 | △14,755 | △52,437 | △73,410 | |||
| その他 | △3,492 | △5,310 | △10,941 | △19,743 | |||
| 2020年3月31日残高 | 77,916 | 142,521 | 85,605 | 306,042 |
13 無形資産
前連結会計年度および当連結会計年度における無形資産の取得原価、償却累計額および減損損失累計額の増減ならびに帳簿価額は、以下のとおりです。
(取得原価)
(単位:百万円)
| 開発資産 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | 972,964 | 355,163 | 33,469 | 1,361,596 | |||
| 取得 | - | 11,836 | 3,956 | 15,792 | |||
| 内部開発 | 161,232 | 14,975 | - | 176,207 | |||
| 売却または処分 | △104,237 | △5,082 | △265 | △109,584 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 183 | 2,701 | △1,067 | 1,817 | |||
| その他 | - | △29 | 2,195 | 2,166 | |||
| 2019年3月31日残高 | 1,030,142 | 379,564 | 38,288 | 1,447,994 | |||
| 取得 | - | 14,971 | 14,065 | 29,036 | |||
| 内部開発 | 192,397 | 16,370 | - | 208,767 | |||
| 売却または処分 | △136,575 | △9,473 | △826 | △146,874 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △2,439 | △9,684 | △2,329 | △14,452 | |||
| その他 | - | 984 | △3,008 | △2,024 | |||
| 2020年3月31日残高 | 1,083,525 | 392,732 | 46,190 | 1,522,447 |
(償却累計額および減損損失累計額)
(単位:百万円)
| 開発資産 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | △374,443 | △236,688 | △8,951 | △620,082 | |||
| 償却費 | △148,100 | △39,224 | △1,243 | △188,567 | |||
| 売却または処分 | 104,237 | 2,842 | 59 | 107,138 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △9 | △2,040 | 222 | △1,827 | |||
| その他 | - | 612 | △900 | △288 | |||
| 2019年3月31日残高 | △418,315 | △274,498 | △10,813 | △703,626 | |||
| 償却費 | △136,508 | △33,199 | △1,671 | △171,378 | |||
| 売却または処分 | 136,575 | 7,870 | 159 | 144,604 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 449 | 6,787 | 918 | 8,154 | |||
| その他(注) | △38,534 | △316 | △917 | △39,767 | |||
| 2020年3月31日残高 | △456,333 | △293,356 | △12,324 | △762,013 |
(注) 当社は、当連結会計年度において、四輪事業の一部の仕掛開発資産について、帳簿価額が回収可能価額を超過した金額を費用として認識しています。
(帳簿価額)
(単位:百万円)
| 開発資産 | ソフトウェア | その他 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月31日残高 | 611,827 | 105,066 | 27,475 | 744,368 | |||
| 2020年3月31日残高 | 627,192 | 99,376 | 33,866 | 760,434 |
開発資産の償却費は連結損益計算書の研究開発費に、開発資産以外の無形資産の償却費は連結損益計算書の売上原価、販売費及び一般管理費ならびに研究開発費にそれぞれ含まれています。
無形資産の購入に関する発注契約については、連結財務諸表注記の「28 契約残高および偶発債務」を参照ください。
14 営業債務
営業債務は償却原価で測定する金融負債に分類しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における営業債務の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 支払手形および買掛金 | 1,056,065 | 844,183 | |
| その他 | 128,817 | 114,286 | |
| 合計 | 1,184,882 | 958,469 |
15 資金調達に係る債務
資金調達に係る債務は償却原価で測定する金融負債に分類しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における流動負債に区分される資金調達に係る債務の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 流動 | |||
| コマーシャルペーパー | 943,905 | 976,606 | |
| 銀行等借入金 | 366,620 | 355,667 | |
| ミディアムタームノート | 122,080 | 32,647 | |
| 資産担保証券 | 41,019 | 59,747 | |
| 小計 | 1,473,624 | 1,424,667 | |
| 非流動負債からの振替 (1年以内期限到来分) | 1,715,158 | 1,823,790 | |
| 合計 | 3,188,782 | 3,248,457 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における流動負債に区分される資金調達に係る債務(非流動負債からの振替を除く)の加重平均利率は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 加重平均利率 | 1.85% | 1.21% |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における非流動負債に区分される資金調達に係る債務の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 非流動 | |||
| 銀行等借入金 | 1,235,791 | 1,204,588 | |
| ミディアムタームノート | 3,151,868 | 3,169,407 | |
| 社債 | 444,517 | 599,426 | |
| 資産担保証券 | 1,025,320 | 1,071,598 | |
| 小計 | 5,857,496 | 6,045,019 | |
| 流動負債への振替 (1年以内期限到来分) | △1,715,158 | △1,823,790 | |
| 合計 | 4,142,338 | 4,221,229 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における非流動負債に区分される資金調達に係る債務(流動負債への振替を含む)の利率および返済期限の要約は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 銀行等借入金 | 利率:0.10%~10.50%返済期限:2019年~2046年 | 利率:0.07%~11.00%返済期限:2020年~2046年 | |
| ミディアムタームノート | 利率:0.35%~3.88%返済期限:2019年~2028年 | 利率:0.35%~3.88%返済期限:2020年~2028年 | |
| 社債 | 利率:0.01%~0.59%返済期限:2019年~2023年 | 利率:0.01%~1.17%返済期限:2020年~2027年 | |
| 資産担保証券 | 利率:0.11%~3.30%返済期限:2019年~2024年 | 利率:0.11%~3.30%返済期限:2020年~2024年 |
(担保差入資産)
前連結会計年度末および当連結会計年度末における資金調達に係る債務に対する担保差入資産は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 営業債権 | 26,286 | 22,093 | |
| 金融サービスに係る債権 | 1,134,489 | 1,140,583 | |
| 棚卸資産 | 26,677 | 17,956 | |
| オペレーティング・リース資産 | - | 81,501 | |
| 有形固定資産 | 55,139 | 1,478 | |
| 合計 | 1,242,591 | 1,263,611 |
金融サービスに係る債権およびオペレーティング・リース資産は資産担保証券の担保として供されています。その他の項目は主に銀行等借入金の担保として供されています。
日本における慣行として、銀行借入金については一般的な契約に基づき行われており、現在および将来に発生する債務について、銀行の請求に基づき担保の設定または保証の差入れの義務があります。また、当社および連結子会社が支払遅延あるいは債務不履行に陥った場合、銀行は、全ての債務について、銀行預金と相殺する権利を有しています。
(財務活動から生じた負債の調整表)
前連結会計年度および当連結会計年度における財務活動から生じた負債の内訳および増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 2018年4月1日残高 | 財務活動によるキャッシュ・フロー | 営業活動によるキャッシュ・フロー | 非資金変動 | 2019年3月31日残高 | |||||||||||
| 取得 | 為替変動 | 公正価値変動 | その他 | ||||||||||||
| 短期資金調達に係る債務 | 1,236,647 | 221,551 | - | - | 14,568 | - | 858 | 1,473,624 | |||||||
| 長期資金調達に係る債務 | 5,562,363 | 174,160 | - | - | 118,789 | - | 2,184 | 5,857,496 | |||||||
| リース負債(注1) | 72,623 | △47,106 | - | 37,028 | △237 | - | - | 62,308 | |||||||
| デリバティブ金融負債(△資産)(注2) | △16,206 | 3,342 | △9,187 | - | △859 | 47,487 | - | 24,577 | |||||||
| 財務活動から生じた負債 計 | 6,855,427 | 351,947 | △9,187 | 37,028 | 132,261 | 47,487 | 3,042 | 7,418,005 | |||||||
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 2019年4月1日残高 | 財務活動によるキャッシュ・フロー | 営業活動によるキャッシュ・フロー | 非資金変動 | 2020年3月31日残高 | |||||||||||
| 取得 | 為替変動 | 公正価値変動 | その他 | ||||||||||||
| 短期資金調達に係る債務 | 1,473,624 | △1,993 | - | - | △42,424 | - | △4,540 | 1,424,667 | |||||||
| 長期資金調達に係る債務 | 5,857,496 | 362,131 | - | - | △170,345 | - | △4,263 | 6,045,019 | |||||||
| リース負債(注1) | 334,540 | △78,659 | - | 78,923 | △3,987 | - | △777 | 330,040 | |||||||
| デリバティブ金融負債(△資産)(注2) | 24,577 | △17,462 | △10,001 | - | △434 | 14,935 | - | 11,615 | |||||||
| 財務活動から生じた負債 計 | 7,690,237 | 264,017 | △10,001 | 78,923 | △217,190 | 14,935 | △9,580 | 7,811,341 | |||||||
(注) 1 当社および連結子会社は、当連結会計年度よりIFRS第16号を適用し、2019年4月1日にリース負債272,232百万円を追加で認識しています。当該追加認識額の詳細は、連結財務諸表注記の「2 作成の基礎(4)会計方針の変更」を参照ください。
2 デリバティブ金融負債(△資産)は、当社の金融子会社が長期資金調達に係る債務の元本および利息の支払いの為替変動リスクをヘッジするために保有しており、元本および利息の支払いに対応するキャッシュ・フローは、それぞれ財務活動によるキャッシュ・フローおよび営業活動によるキャッシュ・フローに含めています。
16 その他の金融負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるその他の金融負債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 償却原価で測定する金融負債 | 64,800 | 67,427 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||
| デリバティブ | 69,491 | 115,168 | |
| リース負債 | 62,308 | 330,040 | |
| 合計 | 196,599 | 512,635 | |
| 流動負債 | 132,910 | 209,065 | |
| 非流動負債 | 63,689 | 303,570 | |
| 合計 | 196,599 | 512,635 |
17 引当金
当連結会計年度における引当金の内訳および増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 製品保証引当金(注) | その他 | 合計 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年4月1日残高 | 458,482 | 111,026 | 569,508 | ||
| 繰入額 | 212,275 | 72,075 | 284,350 | ||
| 取崩額 | △250,522 | △22,497 | △273,019 | ||
| 戻入額 | △26,843 | △9,157 | △36,000 | ||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △12,703 | △6,522 | △19,225 | ||
| 2020年3月31日残高 | 380,689 | 144,925 | 525,614 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における引当金の流動負債、非流動負債の残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 流動負債 | 348,763 | 287,175 | |||
| 非流動負債 | 220,745 | 238,439 | |||
| 合計 | 569,508 | 525,614 |
(注) 当社および連結子会社は、将来の製品保証に関連する費用に対して製品保証引当金を認識しています。製品保証に関連する費用には、(i)保証書に基づく無償の補修費用、(ii)主務官庁への届出等に基づく無償の補修費用が含まれています。(i)保証書に基づく無償の補修費用は、製品を販売した時点で認識しており、(ii)主務官庁への届出等に基づく新規の保証項目に関連する費用については、経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、その債務の金額について信頼性をもって見積ることができる場合に、引当金を認識しています。これらの引当金の金額は、最新の補修費用の情報および過去の補修実績を基礎に将来の見込みを加味して見積っており、顧客および販売店からの請求等に応じて取崩されるものです。
18 従業員給付
(1) 退職後給付
当社および連結子会社は、各種退職給付および年金制度を有しており、ほぼ全ての日本における従業員および一部の海外の従業員を対象としています。当社および日本の連結子会社は、日本の確定給付企業年金法に基づくキャッシュバランスプラン類似制度またはその他の確定給付型年金制度を設けています。また、当社および一部の連結子会社は、退職年金制度に加え退職一時金制度を設けており、これらの制度における給付額は、基本的に従業員の給与水準、勤続年数およびその他の要素に基づいて決定されます。これらの制度に加え、一部の北米の連結子会社は、健康保険や生命保険等の制度を退職後の従業員に提供しています。
当社が設けている年金制度は、当社より法的に独立したホンダ企業年金基金によって運営されており、基金の理事は、法令、法令に基づき行われる厚生労働大臣または地方厚生局長の処分、規約および代議員会の議決を遵守し、基金のために忠実にその職務を遂行する義務を負っています。当社には、ホンダ企業年金基金に対する掛金の拠出が要求されており、将来にわたってホンダ企業年金基金が定める掛金の拠出義務を負っています。また、掛金は法令が認める範囲で定期的に見直されています。
① 確定給付制度債務と制度資産
前連結会計年度および当連結会計年度における当社および一部の連結子会社の確定給付制度債務の現在価値および制度資産の公正価値の変動は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||||||
| 国内制度 | 海外制度 | 国内制度 | 海外制度 | ||||
| 確定給付制度債務の現在価値 | |||||||
| 期首残高 | 1,331,475 | 1,042,753 | 1,366,380 | 1,086,438 | |||
| 当期勤務費用 | 36,300 | 29,133 | 36,331 | 29,063 | |||
| 過去勤務費用 | - | 338 | - | △2,254 | |||
| 利息費用 | 9,535 | 39,547 | 7,581 | 35,635 | |||
| 従業員拠出 | - | 1,903 | - | 1,524 | |||
| 再測定 | |||||||
| 人口統計上の仮定の変更 | △25,360 | △3,648 | △6,476 | △5,990 | |||
| 財務上の仮定の変更 | 34,655 | 36,157 | 157 | 70,892 | |||
| その他 | 21,981 | 8,943 | 159 | 14,791 | |||
| 給付額 | △42,206 | △96,801 | △47,088 | △45,504 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | - | 28,113 | - | △40,684 | |||
| 期末残高 | 1,366,380 | 1,086,438 | 1,357,044 | 1,143,911 | |||
| 制度資産の公正価値 | |||||||
| 期首残高 | 1,219,073 | 807,528 | 1,244,530 | 860,858 | |||
| 利息収益 | 8,807 | 30,553 | 6,967 | 28,682 | |||
| 利息収益を除く制度資産に係る収益 | 34,142 | 10,489 | △42,333 | △10,503 | |||
| 事業主拠出 | 22,109 | 87,803 | 22,168 | 50,926 | |||
| 従業員拠出 | - | 1,903 | - | 1,524 | |||
| 給付額 | △39,601 | △96,801 | △43,451 | △45,504 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | - | 19,383 | - | △37,480 | |||
| 期末残高 | 1,244,530 | 860,858 | 1,187,881 | 848,503 | |||
| 確定給付負債の純額 | 121,850 | 225,580 | 169,163 | 295,408 | |||
② 制度資産の公正価値
当社および連結子会社の国内制度および海外制度に係る資産運用方針は、従業員の将来の給付を確保するため許容されるリスクのもとで中長期的に総運用収益の最適化をはかるべく策定されています。制度資産は、資産配分目標に基づいて主に国内外の株式および債券に幅広く分散投資されており、リスクの低減を図っています。資産配分については、長期的なリスク、リターンの予想および各資産の運用実績の相関に基づき、中長期的に維持すべき配分の目標を設定しています。この資産配分目標は、制度資産の運用環境等に重要な変化が生じた場合には、適宜見直しを行っています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における国内制度および海外制度の制度資産の公正価値の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 国内制度 | 海外制度 | ||||||||||
| 活発な市場における公表市場価格 | 合計 | 活発な市場における公表市場価格 | 合計 | ||||||||
| 有 | 無 | 有 | 無 | ||||||||
| 現金及び現金同等物 | 9,207 | - | 9,207 | 36,373 | - | 36,373 | |||||
| 株式 | |||||||||||
| 日本 | 32,885 | 1 | 32,886 | 13,970 | - | 13,970 | |||||
| 米国 | 234,226 | - | 234,226 | 94,332 | - | 94,332 | |||||
| その他 | 231,162 | 242 | 231,404 | 112,403 | 4,614 | 117,017 | |||||
| 債券 | |||||||||||
| 日本 | 71,487 | - | 71,487 | - | 433 | 433 | |||||
| 米国 | 3,036 | 143,673 | 146,709 | - | 119,942 | 119,942 | |||||
| その他 | 181,728 | 47,845 | 229,573 | - | 10,910 | 10,910 | |||||
| 団体年金保険 | |||||||||||
| 一般勘定 | - | 34,663 | 34,663 | - | - | - | |||||
| 特別勘定 | - | 16,569 | 16,569 | - | - | - | |||||
| 合同運用 | |||||||||||
| 不動産 | - | - | - | - | 53,100 | 53,100 | |||||
| 未公開株式 | - | - | - | - | 91,264 | 91,264 | |||||
| ヘッジファンド | - | 116,183 | 116,183 | - | 61,520 | 61,520 | |||||
| 年金投資基金信託及び その他の投資信託 | 3,859 | 111,914 | 115,773 | 8,882 | 238,504 | 247,386 | |||||
| その他 | 32 | 5,818 | 5,850 | △1,447 | 16,058 | 14,611 | |||||
| 合計 | 767,622 | 476,908 | 1,244,530 | 264,513 | 596,345 | 860,858 | |||||
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 国内制度 | 海外制度 | ||||||||||
| 活発な市場における公表市場価格 | 合計 | 活発な市場における公表市場価格 | 合計 | ||||||||
| 有 | 無 | 有 | 無 | ||||||||
| 現金及び現金同等物 | 7,033 | - | 7,033 | 25,202 | - | 25,202 | |||||
| 株式 | |||||||||||
| 日本 | 29,153 | - | 29,153 | 8,673 | - | 8,673 | |||||
| 米国 | 188,020 | - | 188,020 | 60,026 | - | 60,026 | |||||
| その他 | 196,401 | 72 | 196,473 | 66,798 | - | 66,798 | |||||
| 債券 | |||||||||||
| 日本 | 75,526 | - | 75,526 | - | 389 | 389 | |||||
| 米国 | 4,495 | 156,356 | 160,851 | - | 123,331 | 123,331 | |||||
| その他 | 168,800 | 55,601 | 224,401 | - | 10,129 | 10,129 | |||||
| 団体年金保険 | |||||||||||
| 一般勘定 | - | 36,991 | 36,991 | - | - | - | |||||
| 特別勘定 | - | 15,961 | 15,961 | - | - | - | |||||
| 合同運用 | |||||||||||
| 不動産 | - | 122 | 122 | - | 55,802 | 55,802 | |||||
| 未公開株式 | - | - | - | - | 107,319 | 107,319 | |||||
| ヘッジファンド | - | 117,841 | 117,841 | - | 49,198 | 49,198 | |||||
| 年金投資基金信託及び その他の投資信託 | 4,476 | 129,594 | 134,070 | 8,151 | 313,289 | 321,440 | |||||
| その他 | 314 | 1,125 | 1,439 | 524 | 19,672 | 20,196 | |||||
| 合計 | 674,218 | 513,663 | 1,187,881 | 169,374 | 679,129 | 848,503 | |||||
③ 数理計算上の仮定
前連結会計年度末および当連結会計年度末における確定給付制度債務の現在価値の算定に用いた重要な数理計算上の仮定は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||||||
| 国内制度 | 海外制度 | 国内制度 | 海外制度 | ||||
| 割引率 | 0.6% | 2.5~3.9% | 0.6% | 2.5~3.8% | |||
| 昇給率 | 1.6% | 2.5~3.0% | 1.6% | 2.0~2.8% | |||
④ 感応度分析
前連結会計年度末および当連結会計年度末における割引率が±0.5%変動した場合の確定給付制度債務に与える影響は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||||||
| 国内制度 | 海外制度 | 国内制度 | 海外制度 | ||||
| 0.5%減少 | 114,468(増加) | 102,878(増加) | 110,540(増加) | 103,305(増加) | |||
| 0.5%増加 | 101,281(減少) | 90,659(減少) | 97,949(減少) | 91,314(減少) | |||
感応度分析は、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、当社が合理的に考えうる数理計算上の仮定の変化による確定給付制度債務の変動を示したものです。これらの分析は、あくまで試算ベースであり、実際の結果はこれらの分析と異なる可能性があります。また、昇給率については変動を見込んでいません。
⑤ キャッシュ・フロー
当社および一部の連結子会社の制度資産への拠出額は、従業員の給与水準や勤続年数、制度資産の積立状態、数理計算等様々な要因により決定されます。また、確定給付企業年金法の規定により、ホンダ企業年金基金では、将来にわたって財政の均衡を保つことができるよう、5年毎に報告期間の期末日を基準日として掛金の額の再計算を行っています。当社および一部の連結子会社は、積立金の額が最低積立基準額を下回る場合には、必要な額の掛金を拠出する場合があります。
当社および一部の連結子会社は、次連結会計年度において国内制度に拠出する金額を21,841百万円、海外制度に拠出する金額を20,333百万円と見積っています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、以下のとおりです。
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||||||
| 国内制度 | 海外制度 | 国内制度 | 海外制度 | ||||
| 確定給付制度債務の加重平均デュレーション | 16年 | 17年 | 15年 | 16年 | |||
(2) 人件費
前連結会計年度および当連結会計年度における連結損益計算書に含まれる人件費は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 人件費 | 1,634,785 | 1,605,553 |
人件費には、給与、賞与、法定福利費および退職後給付に係る費用などを含めています。
19 資本
(1) 資本の管理
当社および連結子会社は、グローバル規模での成長を通じた企業価値向上のために、設備投資および研究開発投資等を行っています。これらの資金需要に対応するために、資金調達に係る債務および資本の適切なバランスを考慮した資本管理を行っています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における資金調達に係る債務および資本の残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 資金調達に係る債務 | 7,331,120 | 7,469,686 | |
| 資本 | 8,565,790 | 8,286,023 |
(2) 資本金
前連結会計年度および当連結会計年度における当社の発行可能株式総数および発行済株式総数は、以下のとおりです。
(単位:株)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 発行可能株式総数 | |||
| 期末残高 | |||
| 普通株式(無額面株式) | 7,086,000,000 | 7,086,000,000 | |
| 発行済株式総数 | |||
| 期首残高 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 | |
| 期中増減 | - | - | |
| 期末残高 | 1,811,428,430 | 1,811,428,430 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における発行済株式は、すべて払込済です。
(3) 資本剰余金および利益剰余金
資本剰余金は、資本取引から生じた金額のうち資本金に含まれない金額で構成され、主な内訳は資本準備金です。日本の会社法は、株式の発行に対する払込みまたは給付に係る金額の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りを資本準備金に組み入れることを規定しています。資本準備金は、株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
利益剰余金は、利益準備金とその他の剰余金により構成されます。日本の会社法は、利益剰余金を原資とする配当を行う日において、配当額の10分の1を、資本準備金および利益準備金の合計が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金または利益準備金として積み立てることを規定しています。利益準備金は、株主総会の決議により、取り崩すことができます。なお、一部の海外の連結子会社についても、各国の法律に基づき、同様の利益準備金を積み立てることが定められています。
(4) 自己株式
前連結会計年度末および当連結会計年度末における当社および連結子会社が保有する当社株式の総数は、以下のとおりです。
(単位:株)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 普通株式 | 51,867,045 | 84,818,644 |
日本の会社法では、株主総会の決議により分配可能額の範囲内で、取得する株式の数、取得価額の総額などを決定し、自己株式を取得することができます。また、市場取引または公開買付による場合には、定款の定めにより会社法上定められた条件の範囲内で、取締役会の決議により自己株式を取得することができます。
(5) その他の資本の構成要素
前連結会計年度および当連結会計年度におけるその他の資本の構成要素の内訳ごとの増減は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 確定給付制度の再測定 | その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動 | 在外営業活動体の為替換算差額 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | - | 105,405 | 72,887 | 178,292 | |||
| 会計方針の変更による影響額 | - | △208 | - | △208 | |||
| 超インフレによる影響額 | - | - | 14,896 | 14,896 | |||
| 2018年4月1日残高(調整後) | - | 105,197 | 87,783 | 192,980 | |||
| 期中増減 | △23,383 | △26,696 | 77,372 | 27,293 | |||
| 利益剰余金への振替 | 23,383 | △29,273 | - | △5,890 | |||
| 2019年3月31日残高 | - | 49,228 | 165,155 | 214,383 | |||
| 期中増減 | △102,230 | △24,559 | △304,670 | △431,459 | |||
| 利益剰余金への振替 | 102,230 | 207 | - | 102,437 | |||
| 2020年3月31日残高 | - | 24,876 | △139,515 | △114,639 |
(6) その他の包括利益
前連結会計年度および当連結会計年度におけるその他の包括利益の内訳と対応する税効果額(非支配持分を含む)は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||||||||||
| 税効果考慮前 | 税効果額 | 税効果考慮後 | 税効果考慮前 | 税効果額 | 税効果考慮後 | ||||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||||||||||
| 確定給付制度の再測定 | |||||||||||
| 当期発生額 | △25,538 | 1,793 | △23,745 | △132,188 | 29,205 | △102,983 | |||||
| 純変動額 | △25,538 | 1,793 | △23,745 | △132,188 | 29,205 | △102,983 | |||||
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 の公正価値の純変動 | |||||||||||
| 当期発生額 | △34,898 | 10,852 | △24,046 | △33,565 | 10,204 | △23,361 | |||||
| 純変動額 | △34,898 | 10,852 | △24,046 | △33,565 | 10,204 | △23,361 | |||||
| 持分法適用会社のその他の 包括利益に対する持分 | |||||||||||
| 当期発生額 | △3,029 | 192 | △2,837 | △1,735 | 185 | △1,550 | |||||
| 純変動額 | △3,029 | 192 | △2,837 | △1,735 | 185 | △1,550 | |||||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||||||||||
| その他の包括利益を通じて 公正価値で測定する金融資産 の公正価値の純変動 | |||||||||||
| 当期発生額 | 378 | △55 | 323 | 356 | △47 | 309 | |||||
| 純損益への振替額 | △88 | △7 | △95 | △31 | 1 | △30 | |||||
| 純変動額 | 290 | △62 | 228 | 325 | △46 | 279 | |||||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | |||||||||||
| 当期発生額 | 97,122 | △443 | 96,679 | △292,590 | △176 | △292,766 | |||||
| 純損益への振替額 | △1,554 | 443 | △1,111 | △611 | 176 | △435 | |||||
| 純変動額 | 95,568 | - | 95,568 | △293,201 | - | △293,201 | |||||
| 持分法適用会社のその他の 包括利益に対する持分 | |||||||||||
| 当期発生額 | △19,793 | 946 | △18,847 | △31,054 | 661 | △30,393 | |||||
| 純損益への振替額 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 純変動額 | △19,793 | 946 | △18,847 | △31,054 | 661 | △30,393 | |||||
| その他の包括利益 合計 | 12,600 | 13,721 | 26,321 | △491,418 | 40,209 | △451,209 | |||||
前連結会計年度および当連結会計年度における非支配持分に含まれるその他の包括利益の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 純損益に振り替えられることのない項目 | |||
| 確定給付制度の再測定 | △338 | △753 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で 測定する金融資産の公正価値の純変動 | 17 | △73 | |
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | |||
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △651 | △18,924 | |
| 合計 | △972 | △19,750 |
(7) 剰余金の配当
当社は、剰余金の配当について、日本の会社法の規定に基づいて算定される分配可能額の範囲内で行っています。分配可能額は、日本において一般に公正妥当と認められた会計原則に準拠して作成された当社の会計帳簿における利益剰余金の金額に基づいて算定されます。
前連結会計年度および当連結会計年度における利益剰余金を原資とする配当の金額は、以下のとおりです。
① 配当金支払額
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月27日 取締役会 | 普通株式 | 48,013 | 27.00 | 2018年3月31日 | 2018年5月30日 | |||||
| 2018年7月31日 取締役会 | 普通株式 | 47,682 | 27.00 | 2018年6月30日 | 2018年8月28日 | |||||
| 2018年10月30日 取締役会 | 普通株式 | 49,287 | 28.00 | 2018年9月30日 | 2018年11月28日 | |||||
| 2019年2月1日 取締役会 | 普通株式 | 49,287 | 28.00 | 2018年12月31日 | 2019年2月28日 |
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年5月8日 取締役会 | 普通株式 | 49,287 | 28.00 | 2019年3月31日 | 2019年6月3日 | |||||
| 2019年8月2日 取締役会 | 普通株式 | 49,287 | 28.00 | 2019年6月30日 | 2019年8月30日 | |||||
| 2019年11月8日 取締役会 | 普通株式 | 49,287 | 28.00 | 2019年9月30日 | 2019年11月29日 | |||||
| 2020年2月7日 取締役会 | 普通株式 | 48,932 | 28.00 | 2019年12月31日 | 2020年3月4日 |
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度末後となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当の原資 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月12日 取締役会 | 普通株式 | 利益剰余金 | 48,363 | 28.00 | 2020年3月31日 | 2020年6月3日 |
20 売上収益
(1) 収益の分解
当社の事業セグメントは、連結財務諸表注記の「4 セグメント情報」に記載のとおり、二輪事業・四輪事業・金融サービス事業・ライフクリエーション事業及びその他の事業の4つに区分されています。
前連結会計年度および当連結会計年度における仕向地別(外部顧客の所在地別)に分解された売上収益および分解された売上収益と各事業セグメントの売上収益の関係は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 二輪事業 | 四輪事業 | 金融サービス事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 合計 | ||||||
| 顧客との契約から認識した収益 | ||||||||||
| 日本 | 79,297 | 1,590,032 | 86,437 | 87,503 | 1,843,269 | |||||
| 北米 | 188,022 | 6,163,120 | 1,013,987 | 135,277 | 7,500,406 | |||||
| 欧州 | 159,645 | 427,347 | - | 60,993 | 647,985 | |||||
| アジア | 1,372,583 | 2,359,557 | 33 | 46,402 | 3,778,575 | |||||
| その他の地域 | 297,757 | 521,124 | - | 20,608 | 839,489 | |||||
| 合計 | 2,097,304 | 11,061,180 | 1,100,457 | 350,783 | 14,609,724 | |||||
| その他の源泉から認識した収益 (注) | 2,851 | 10,937 | 1,264,898 | 207 | 1,278,893 | |||||
| 合計 | 2,100,155 | 11,072,117 | 2,365,355 | 350,990 | 15,888,617 | |||||
| (注) その他の源泉から認識した収益には、IAS第17号に基づくリース収益およびIFRS第9号に基づく利息収入等が含まれています。 | ||||||||||
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||||
| 二輪事業 | 四輪事業 | 金融サービス事業 | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 合計 | ||||||
| 顧客との契約から認識した収益 | ||||||||||
| 日本 | 77,241 | 1,473,552 | 130,775 | 76,114 | 1,757,682 | |||||
| 北米 | 203,822 | 5,648,818 | 1,108,827 | 133,070 | 7,094,537 | |||||
| 欧州 | 144,392 | 359,166 | - | 53,233 | 556,791 | |||||
| アジア | 1,329,352 | 2,048,588 | 11 | 46,433 | 3,424,384 | |||||
| その他の地域 | 295,093 | 425,900 | - | 16,200 | 737,193 | |||||
| 合計 | 2,049,900 | 9,956,024 | 1,239,613 | 325,050 | 13,570,587 | |||||
| その他の源泉から認識した収益 (注) | 9,435 | 3,056 | 1,347,352 | 579 | 1,360,422 | |||||
| 合計 | 2,059,335 | 9,959,080 | 2,586,965 | 325,629 | 14,931,009 | |||||
| (注) その他の源泉から認識した収益には、IFRS第16号に基づくリース収益およびIFRS第9号に基づく利息収入等が含まれています。 | ||||||||||
(2) 契約残高
前連結会計年度末および当連結会計年度末における顧客との契約から生じた債権および契約負債は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
| 顧客との契約から生じた債権: | |||
| 営業債権 | 707,337 | 516,705 | |
| 契約負債: | |||
| その他の流動負債 | 214,888 | 221,959 | |
| その他の非流動負債 | 165,722 | 167,076 |
前連結会計年度および当連結会計年度に認識した収益のうち、期首時点の契約負債残高に含まれていたものはそれぞれ212,303百万円、186,581百万円です。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、過去の期間に充足(または部分的に充足)した履行義務から認識した収益の金額に重要性はありません。また、当社および連結子会社における契約資産の残高に重要性はありません。
(3) 残存履行義務に配分した取引価格
前連結会計年度末および当連結会計年度末における未充足(または部分的に未充足)の履行義務に配分した取引価格の総額および収益の認識が見込まれる期間別の内訳は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
| 1年以内 | 103,734 | 106,745 | |
| 1年超5年以内 | 185,456 | 201,925 | |
| 5年超 | 12,791 | 1,860 | |
| 合計 | 301,981 | 310,530 |
上記の表には、当初の予想期間が1年以内の残存履行義務に関する情報および収益認識が制限されている変動対価の金額の見積りは含めていません。
(4) 顧客との契約の獲得または履行のためのコストから認識した資産
前連結会計年度末および当連結会計年度末における顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
| 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産 | 105,471 | 100,751 |
当社および連結子会社は、顧客との契約を獲得するための増分コストおよび契約に直接関連する履行コストのうち、回収可能であると見込まれる部分を資産として認識しています。顧客との契約獲得のための増分コストとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなかったであろうものです。契約の獲得のためのコストから認識した資産については、連結財政状態計算書上は主にその他の非流動資産に計上し、契約に基づくサービスが提供される期間にわたって償却しています。なお、契約の履行のために発生したコストから認識した資産の額に重要性はありません。
前連結会計年度および当連結会計年度における当該資産の償却額はそれぞれ35,057百万円、35,324百万円です。
21 研究開発費
前連結会計年度および当連結会計年度の研究開発費の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期中に発生した研究開発支出 | 820,037 | 821,478 | |
| 開発資産への振替額 | △161,232 | △192,397 | |
| 開発資産の償却費及び減損損失 | 148,100 | 175,042 | |
| 合計 | 806,905 | 804,123 |
22 金融収益及び金融費用
前連結会計年度および当連結会計年度における金融収益及び金融費用の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 受取利息 | |||
| 償却原価で測定する金融資産 | 46,862 | 47,679 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 323 | 249 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 1,433 | 1,484 | |
| 合計 | 48,618 | 49,412 | |
| 支払利息 | |||
| 償却原価で測定する金融負債 | △13,217 | △15,624 | |
| その他 | - | △9,065 | |
| 合計 | △13,217 | △24,689 | |
| その他(純額) | |||
| 受取配当金 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 5,056 | 5,169 | |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 21 | 25 | |
| デリバティブから生じる損益 | |||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産および金融負債 | △54,897 | △19,270 | |
| 為替差損益 | 31,266 | △24,942 | |
| その他 | 7,331 | 6,373 | |
| 合計 | △11,223 | △32,645 | |
| 合計 | 24,178 | △7,922 |
23 法人所得税
(1) 法人所得税費用
前連結会計年度および当連結会計年度における税引前利益および法人所得税費用の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||||||||||
| 国内 | 海外 | 合計 | 国内 | 海外 | 合計 | ||||||
| 税引前利益 | 70,805 | 908,570 | 979,375 | △63,390 | 853,308 | 789,918 | |||||
| 法人所得税費用 | |||||||||||
| 当期分 | 32,937 | 183,828 | 216,765 | 11,036 | 233,570 | 244,606 | |||||
| 繰延分 | 58,121 | 28,203 | 86,324 | 17,470 | 17,910 | 35,380 | |||||
| 合計 | 91,058 | 212,031 | 303,089 | 28,506 | 251,480 | 279,986 | |||||
前連結会計年度の法人所得税費用(繰延分)には、繰延税金資産の評価減50,322百万円が含まれています。
当社および国内の連結子会社の法定実効税率は前連結会計年度および当連結会計年度において30.2%です。海外の連結子会社の所得に対しては、16.0%から35.0%の範囲の税率が適用されています。
日本の法定実効税率と平均実際負担税率との差異は、以下のとおりです。
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | ||||
| 法定実効税率 | 30.2 | % | 30.2 | % | |
| 海外連結子会社の法定実効税率との差異 | △4.3 | △3.9 | |||
| 持分法で会計処理されている投資による影響 | △7.1 | △6.2 | |||
| 未分配利益およびロイヤルティに係る外国源泉税による影響 | 7.7 | 8.6 | |||
| 未認識の繰延税金資産の変動 | 8.3 | 7.8 | |||
| 課税所得計算上加減算されない損益による影響 | 0.2 | 0.8 | |||
| 税額控除による影響 | △3.2 | △3.0 | |||
| 過年度の税効果に対する見直し | △0.1 | △0.7 | |||
| 法人所得税の不確実性に係る調整 | 0.8 | 0.2 | |||
| 税法変更に伴う調整額 | △2.5 | 2.3 | |||
| その他 | 0.9 | △0.7 | |||
| 平均実際負担税率 | 30.9 | % | 35.4 | % | |
(2) 繰延税金資産および繰延税金負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 繰延税金資産 | |||
| 棚卸資産 | 39,044 | 29,899 | |
| 未払費用 | 75,378 | 66,115 | |
| 引当金 | 101,780 | 75,858 | |
| 有形固定資産 | 18,462 | 18,936 | |
| 無形資産 | 22,776 | 18,198 | |
| 退職給付に係る負債 | 95,324 | 138,735 | |
| 繰越欠損金 | 54,817 | 58,023 | |
| 繰越税額控除 | 43,130 | 50,472 | |
| その他 | 124,588 | 107,848 | |
| 合計 | 575,299 | 564,084 | |
| 繰延税金負債 | |||
| 有形固定資産 | 81,472 | 76,126 | |
| 無形資産 | 180,607 | 183,985 | |
| その他の金融資産 | 21,720 | 5,468 | |
| ファイナンス・リース | 41,050 | 40,892 | |
| オペレーティング・リース | 718,981 | 701,303 | |
| 未分配利益 | 58,112 | 56,136 | |
| その他 | 50,450 | 66,489 | |
| 合計 | 1,152,392 | 1,130,399 | |
| 繰延税金資産(△負債)純額 | △577,093 | △566,315 |
前連結会計年度および当連結会計年度における繰延税金資産および繰延税金負債の増減のうち、連結損益計算書で法人所得税費用として認識された金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 棚卸資産 | 28,022 | 8,738 | |
| 引当金 | 20,711 | 22,185 | |
| 有形固定資産 | △499 | △3,503 | |
| 退職給付に係る負債 | 3,237 | △5,597 | |
| オペレーティング・リース | 49,142 | △3,697 | |
| 未分配利益 | 215 | △1,059 | |
| 繰越欠損金 | △19,335 | △6,378 | |
| 繰越税額控除 | △8,038 | △8,423 | |
| その他 | 12,869 | 33,114 | |
| 合計 | 86,324 | 35,380 |
繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除の一部又は全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しています。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得およびタックス・プランニングを考慮しています。当社および連結子会社は、過去の課税所得水準および繰延税金資産が控除可能な期間における将来課税所得の予測に基づき、前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産は、回収される可能性が高いものと考えていますが、当社および連結子会社をとりまく市場の動向や為替変動などの経済情勢により、将来課税所得の予測の不確実性は増大します。なお、前連結会計年度末および当連結会計年度末の繰延税金資産のうち、それぞれの前連結会計年度または当該連結会計年度に損失が生じている納税主体に帰属しているものは、それぞれ57,410百万円、56,912百万円です。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 将来減算一時差異 | 560,738 | 665,917 | |
| 繰越欠損金 | 261,294 | 391,272 | |
| 繰越税額控除 | 3,850 | 1,242 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の失効期限別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年以内 | 8,759 | 28,613 | |
| 1年超5年以内 | 67,352 | 59,027 | |
| 5年超20年以内 | 101,953 | 164,371 | |
| 無期限 | 83,230 | 139,261 | |
| 合計 | 261,294 | 391,272 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末における繰延税金資産を認識していない繰越税額控除の失効期限別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年以内 | 570 | 343 | |
| 1年超5年以内 | 1,422 | 672 | |
| 5年超20年以内 | 1,858 | 227 | |
| 無期限 | - | - | |
| 合計 | 3,850 | 1,242 |
前連結会計年度末および当連結会計年度末の連結子会社に対する投資および共同支配企業に対する持分に係る繰延税金負債を認識していない一時差異の合計は、それぞれ4,908,449百万円、4,718,298百万円です。
24 1株当たり当期利益
前連結会計年度および当連結会計年度における基本的および希薄化後1株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属)は、以下の情報に基づいて算定しています。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、希薄化効果のある重要な潜在的普通株式はありません。
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 610,316 | 455,746 | |
| 基本的加重平均普通株式数(株) | 1,763,983,221 | 1,752,006,211 | |
| 基本的1株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) | 345円99銭 | 260円13銭 |
25 金融リスク管理
(1) リスク管理に関する事項
当社および連結子会社は、日本をはじめとする世界各国の生産拠点で生産活動を行っており、その製品および部品を複数の国で販売しています。その過程において、当社および連結子会社は、事業活動から生じる営業債権、金融サービスに係る債権、営業債務および資金調達に係る債務等を保有し、当該金融商品を保有することで市場リスク、信用リスクおよび流動性リスクにさらされています。
当社および連結子会社は、定期的なモニタリングを通じてこれらのリスクを評価しています。
(2) 市場リスク
当社および連結子会社は、為替または金利の変動により金融商品の公正価値または将来キャッシュ・フローが変動するリスクを有しています。
当社および連結子会社は、主に、為替または金利の変動により将来キャッシュ・フローが変動するリスクを低減するために、為替予約、通貨オプション契約、通貨スワップ契約および金利スワップ契約などのデリバティブ取引を行っています。
デリバティブ取引については、リスク管理方針に従い、実需の範囲で行っています。また、当社および連結子会社は、売買目的でデリバティブを保有していません。
① 為替リスク
当社および連結子会社は、日本をはじめとする世界各国の生産拠点で生産活動を行っており、その製品および部品の多くを複数の国に輸出しています。各国における生産および販売では、外貨建てで購入する原材料および部品や、販売する製品および部品があります。したがって、為替変動は、当社および連結子会社の収益またはその保有する金融商品の価値に影響を及ぼす可能性があります。
為替予約および通貨オプション契約は、外貨建取引(主に米ドル建)の為替レートの変動リスクを管理するために行っています。
(為替感応度分析)
当社および連結子会社が前連結会計年度末および当連結会計年度末において保有する金融商品の為替リスクに対する感応度分析は、以下のとおりです。なお、感応度分析は、為替以外のその他の全ての変数が一定であることを前提として、米ドルに対して日本円が1%円高(上昇)となった場合における税引前利益への影響を示しています。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 税引前利益への影響 | △777 | △828 |
② 金利リスク
当社および連結子会社は、主に債務契約および金融サービスに係る債権に関連する金利変動リスクを有しています。当社および連結子会社は、コマーシャルペーパーのような短期調達資金に加え、固定または変動金利の長期債務を保有しています。通常、金融サービスに係る債権は、固定金利です。金利スワップ契約については、主に金融サービスに係る債権の金利変動に対するリスクを管理し、金融収益と金融費用を対応させることを目的としています。通貨スワップ契約は、上記の金利スワップ契約を他通貨間で行う際のもので、為替変動リスクのヘッジ機能を併せもつものです。
(金利感応度分析)
当社および連結子会社が前連結会計年度末および当連結会計年度末において保有する金融商品の金利リスクに対する感応度分析は、以下のとおりです。なお、感応度分析は、金利以外のその他の全ての変数が一定であることを前提として、金利が100ベーシス・ポイント上昇した場合における税引前利益への影響を示しています。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 税引前利益への影響 | △1,915 | △4,861 |
③ 株価リスク
当社および連結子会社は、市場性のある資本性証券を保有していることから価格変動リスクを有しています。市場性のある資本性証券は、売買以外の目的で保有しており、主にその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。
(3) 信用リスク
当社および連結子会社は、相手方が債務を履行できなくなることにより、財務的損失を被るリスクを有しています。デリバティブ以外の金融資産については、与信管理規定に従ってリスクの低減を図っています。また、デリバティブについては、契約相手を既定の信用基準に該当する国際的な有力銀行や金融機関に限定することでリスクの低減を図っています。
当社および連結子会社の信用リスクは、主に、金融サービスに係る債権に関して発生しています。顧客に対する金融債権に係る信用リスクは、一般的な経済動向によって影響を受けることがあります。失業率の上昇などの経済情勢悪化は貸倒れのリスクを高め、中古車価格の下落は、担保の回収による補填金額を減少させる可能性があります。当社の金融子会社は、信用リスクに影響を与えると考えられる審査基準のモニタリングおよび見直し、見積損失を考慮した契約金利の設定、損失を最小化する回収努力を通じ、顧客に対する金融債権に係る信用リスクに対処しています。販売店に対する金融債権に係る信用リスクは、販売店の財務体質、担保の価値、販売店の信用力に影響を与える可能性のある経済要因などにより影響を受けます。当社の金融子会社は、融資前に実施する販売店の財務体質の包括的な審査、支払実績と既存の融資に対する弁済能力の継続的なモニタリングなどを通じ、直面する信用リスクに対処しています。
また、当社および連結子会社は、さまざまな保証契約を結んでいます。これらの契約には販売店に対する貸出コミットメントおよび従業員の銀行住宅ローンに対する保証が含まれます。当社の金融子会社は、販売店に対する貸出コミットメント契約に基づき、貸付金の未実行残高を有しています。これらの貸出コミットメント契約には、貸出先の信用状態等に関する審査を貸出の条件としているものが含まれるため、必ずしも貸出実行されるものではありませんが、貸出実行後に販売店が債務を履行できなくなることにより、財務的損失を被るリスクを有しています。また、従業員が銀行住宅ローンについて債務不履行に陥った場合、当社および連結子会社は、保証を履行することが要求されます。当連結会計年度末において、従業員は予定された返済を行えると考えられるため、当該支払義務により見積られた損失はありません。
① 信用リスク・エクスポージャー
前連結会計年度末および当連結会計年度末における支払期日を過ぎた金融サービスに係る債権の年齢分析は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 30日未満 30-59日経過 60-89日経過 90日以上経過 合計 顧客に対する金融債権 小売金融 204,475 35,706 7,572 6,070 253,823 ファイナンス・リース 349 108 26 198 681 販売店に対する金融債権 卸売金融 21,509 7,407 92 3,858 32,866 合計 226,333 43,221 7,690 10,126 287,370 | 30日未満 | 30-59日経過 | 60-89日経過 | 90日以上経過 | 合計 | 顧客に対する金融債権 | 小売金融 | 204,475 | 35,706 | 7,572 | 6,070 | 253,823 | ファイナンス・リース | 349 | 108 | 26 | 198 | 681 | 販売店に対する金融債権 | 卸売金融 | 21,509 | 7,407 | 92 | 3,858 | 32,866 | 合計 | 226,333 | 43,221 | 7,690 | 10,126 | 287,370 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 30日未満 | 30-59日経過 | 60-89日経過 | 90日以上経過 | 合計 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 顧客に対する金融債権 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 小売金融 | 204,475 | 35,706 | 7,572 | 6,070 | 253,823 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ファイナンス・リース | 349 | 108 | 26 | 198 | 681 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 販売店に対する金融債権 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 卸売金融 | 21,509 | 7,407 | 92 | 3,858 | 32,866 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 226,333 | 43,221 | 7,690 | 10,126 | 287,370 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 30日未満 30-59日経過 60-89日経過 90日以上経過 合計 顧客に対する金融債権 小売金融 199,260 38,862 9,621 6,609 254,352 ファイナンス・リース 152 31 9 280 472 販売店に対する金融債権 卸売金融 16,959 6,254 395 156 23,764 合計 216,371 45,147 10,025 7,045 278,588 | 30日未満 | 30-59日経過 | 60-89日経過 | 90日以上経過 | 合計 | 顧客に対する金融債権 | 小売金融 | 199,260 | 38,862 | 9,621 | 6,609 | 254,352 | ファイナンス・リース | 152 | 31 | 9 | 280 | 472 | 販売店に対する金融債権 | 卸売金融 | 16,959 | 6,254 | 395 | 156 | 23,764 | 合計 | 216,371 | 45,147 | 10,025 | 7,045 | 278,588 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 30日未満 | 30-59日経過 | 60-89日経過 | 90日以上経過 | 合計 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 顧客に対する金融債権 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 小売金融 | 199,260 | 38,862 | 9,621 | 6,609 | 254,352 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ファイナンス・リース | 152 | 31 | 9 | 280 | 472 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 販売店に対する金融債権 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 卸売金融 | 16,959 | 6,254 | 395 | 156 | 23,764 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 216,371 | 45,147 | 10,025 | 7,045 | 278,588 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前連結会計年度末および当連結会計年度末における顧客に対する金融債権のうち小売金融の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし(ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 顧客に対する金融債権 | |||||||
| 小売金融(注) | 3,893,725 | 691,401 | 17,722 | 4,602,848 | |||
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし(ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 顧客に対する金融債権 | |||||||
| 小売金融(注) | 2,969,699 | 1,450,663 | 20,002 | 4,440,364 | |||
(注) 当社の金融子会社は小売金融に係る債権の予想信用損失を集合的に測定しており、当該債権の残高を信用リスクごとの等級に直接配分していないことから、小売金融に係る債権について予想信用損失モデルのステージ毎の総額を表示しています。
当社の金融子会社は、販売店毎に各社の財政状態などを踏まえて等級を設定しています。等級については、少なくとも年に一度見直しを行い、リスクの高い販売店については、より高い頻度で見直しを行っています。
以下の表は、販売店に対する金融債権および貸出コミットメントの残高を、等級を基にグループA、グループB、2つのグループに分類して表示しています。リスクの低い販売店に対する残高をグループAに分類し、残りの残高をグループBに分類しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における、販売店に対する金融債権の残高および貸出コミットメントに対する割引前の将来最大支払額の等級別の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし(ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 販売店に対する金融債権 | |||||||
| グループA | 469,877 | 9,224 | - | 479,101 | |||
| グループB | 202,993 | 13,223 | 16,897 | 233,113 | |||
| 合計 | 672,870 | 22,447 | 16,897 | 712,214 | |||
| 貸出コミットメント | |||||||
| グループA | 46,962 | - | - | 46,962 | |||
| グループB | 10,479 | - | - | 10,479 | |||
| 合計 | 57,441 | - | - | 57,441 | |||
前連結会計年度末における、従業員の銀行住宅ローンに対する割引前の将来最大支払額は、11,953百万円です。
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 12ヵ月の予想信用損失 (ステージ1) | 全期間の予想信用損失 | 合計 | |||||
| 信用減損なし(ステージ2) | 信用減損あり (ステージ3) | ||||||
| 販売店に対する金融債権 | |||||||
| グループA | 414,323 | 23,308 | 77 | 437,708 | |||
| グループB | 217,741 | 9,900 | 1,643 | 229,284 | |||
| 合計 | 632,064 | 33,208 | 1,720 | 666,992 | |||
| 貸出コミットメント | |||||||
| グループA | 43,823 | - | - | 43,823 | |||
| グループB | 19,832 | - | - | 19,832 | |||
| 合計 | 63,655 | - | - | 63,655 | |||
当連結会計年度末における、従業員の銀行住宅ローンに対する割引前の将来最大支払額は、10,100百万円です。
② 保証として保有している担保
当社の金融子会社は顧客に対する金融債権については、通常、販売した製品を担保として保有しています。販売店に対する金融債権については、販売した製品に加えて、販売店のその他の資産を担保として保有しています。担保が信用リスクをどの程度軽減しているかは、担保回収時の未回収債権残高に対する、担保の価値に影響されます。帳簿価額を上回る部分を除くと、前連結会計年度末および当連結会計年度末における信用減損した顧客に対する金融債権に対する担保の見積公正価値は、それぞれ概ね帳簿価額の60%であり、信用減損した販売店に対する金融債権に対する担保の見積公正価値は、それぞれ概ね帳簿価額の90%、60%です。担保が信用リスクをどの程度軽減しているかは、担保を回収できるか否かにも影響されます。
(4) 流動性リスク
当社および連結子会社は、コマーシャルペーパーの発行、銀行借入金、ミディアムタームノート、社債の発行、金融債権の証券化およびオペレーティング・リース資産の証券化等により資金を調達しており、資金調達環境の悪化などにより支払期日にその支払を実行できなくなるリスクを有しています。
当社および連結子会社は、事業活動のための適切な資金確保、適切な流動性の維持および健全なバランスシートの維持により、流動性リスクに対処しています。
生産販売事業における必要資金については、主に営業活動から得られる資金および銀行借入金、社債の発行およびコマーシャルペーパーの発行などによりまかなっています。また、顧客および販売店に対する金融サービスにおける必要資金については、主にミディアムタームノート、銀行借入金、金融債権の証券化、オペレーティング・リース資産の証券化、コマーシャルペーパーの発行および社債の発行などによりまかなっています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における当社および連結子会社のコマーシャルペーパープログラムおよびミディアムタームノートプログラムに関する発行限度額のうち、未使用の金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| コマーシャルペーパー | 602,243 | 481,352 | |
| ミディアムタームノート | 1,229,911 | 2,791,490 | |
| 合計 | 1,832,154 | 3,272,842 |
これらのプログラムにより、当社および連結子会社は市中金利で資金調達を行うことが出来ます。
当社および連結子会社は、景気後退による市場の縮小や金融市場・為替市場の混乱などにより、流動性に一部支障をきたす場合に備え、継続的に債務を借り換えているコマーシャルペーパーについて、代替流動性として十分な契約信用供与枠(コミットメントライン)を有しています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における当社および連結子会社の金融機関からの契約信用供与枠(コミットメントライン)のうち、未使用の金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| コマーシャルペーパープログラム | 1,080,503 | 1,084,917 | |
| その他 | 58,199 | 63,484 | |
| 合計 | 1,138,702 | 1,148,401 |
通常、この契約信用供与に基づく借入は、プライムレート(最優遇貸出金利)で行われます。
(金融負債の満期分析)
① デリバティブ以外の金融負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末における非デリバティブ金融負債の期日別の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 帳簿価額 | 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業債務 | 1,184,882 | 1,184,882 | - | - | 1,184,882 | ||||
| 資金調達に係る債務 | 7,331,120 | 3,321,576 | 4,089,215 | 239,638 | 7,650,429 | ||||
| 未払費用 | 476,300 | 476,300 | - | - | 476,300 | ||||
| その他の金融負債 | 127,108 | 66,240 | 29,615 | 31,416 | 127,271 | ||||
| 合計 | 9,119,410 | 5,048,998 | 4,118,830 | 271,054 | 9,438,882 |
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 帳簿価額 | 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業債務 | 958,469 | 958,468 | - | - | 958,468 | ||||
| 資金調達に係る債務 | 7,469,686 | 3,341,226 | 3,964,660 | 288,041 | 7,593,927 | ||||
| 未払費用 | 449,716 | 449,716 | - | - | 449,716 | ||||
| その他の金融負債 | 397,467 | 88,629 | 98,285 | 230,562 | 417,476 | ||||
| 合計 | 9,275,338 | 4,838,039 | 4,062,945 | 518,603 | 9,419,587 |
その他の金融負債には、リース負債が含まれています。当連結会計年度末のリース負債の期日別の内訳は、以下のとおりです。
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 帳簿価額 | 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リース負債 | 330,040 | 55,486 | 90,999 | 203,563 | 350,048 |
② デリバティブ金融負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるデリバティブ金融負債の期日別の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デリバティブ金融負債 | 41,518 | 49,513 | 1,609 | 92,640 |
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超 | 契約上のキャッシュ・フロー合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デリバティブ金融負債 | 51,697 | 69,621 | 365 | 121,683 |
26 公正価値
(1) 公正価値ヒエラルキーの定義
当社および連結子会社は、公正価値の測定に使われる評価手法における基礎条件を次の3つのレベルに順位付けしています。
レベル1 測定日現在において入手しうる同一の資産または負債の活発な市場における公表価格
レベル2 レベル1に分類される公表価格以外で、当該資産または負債について、直接または間接的に市場で
観察可能な基礎条件
レベル3 当該資産または負債について、市場で観察不能な基礎条件
これらの基礎条件に基づき測定された資産および負債の公正価値は、重要な基礎条件のうち、最も低いレベルの基礎条件に基づき分類しています。なお、当社および連結子会社は、資産および負債のレベル間の振替を、振替のあった報告期間の期末日に認識しています。
(2) 公正価値の測定方法
資産および負債の公正価値は、関連市場情報および適切な評価方法を使用して決定しています。
資産および負債の公正価値の測定方法および前提条件は、以下のとおりです。
(現金及び現金同等物、営業債権、営業債務)
これらの公正価値は、短期間で決済されるため、帳簿価額と近似しています。
(金融サービスに係る債権)
金融サービスに係る債権の公正価値は、主に類似の残存契約期間の債権に対し適用される直近の利率を使用し、将来のキャッシュ・フローを現在価値に割引くことによって測定しています。したがって、金融サービスに係る債権の公正価値の測定は、レベル3に分類しています。
(負債性証券)
負債性証券は、主に投資信託、社債、地方債およびオークション・レート・セキュリティで構成されています。
活発な市場のある投資信託の公正価値は、市場における公表価格に基づいて測定しています。したがって、活発な市場のある投資信託の公正価値の測定は、レベル1に分類しています。
社債や地方債の公正価値は、金融機関等の独自の価格決定モデルに基づき、信用格付けや割引率などの市場で観察可能な基礎条件を用いて測定しています。したがって、社債および地方債の公正価値の測定は、レベル2に分類しています。
当社の連結子会社が保有するオークション・レート・セキュリティはA格からAAA格で、保証機関による保険および教育省や米国政府による再保険がかけられており、約95%は米国政府によって保証されています。オークション・レート・セキュリティの公正価値は、市場で観察可能な基礎条件に加えて、各オークションの成立確率のような市場で観察不能な基礎条件を用いる、第三者機関の評価を使用しています。したがって、オークション・レート・セキュリティの公正価値の測定は、レベル3に分類しています。
(資本性証券)
活発な市場のある資本性証券の公正価値は、市場における公表価格に基づいて測定しています。したがって、活発な市場のある資本性証券の公正価値の測定は、レベル1に分類しています。
活発な市場のない資本性証券の公正価値は、主に類似企業比較法またはその他の適切な評価方法を用いて測定しています。したがって、活発な市場のない資本性証券の公正価値の測定は、レベル3に分類しています。なお、活発な市場のない資本性証券について、取得原価が公正価値の最善の見積りを表す場合には、取得原価をもって公正価値としています。
レベル3に区分された資本性証券の公正価値の測定に関する重要な観測不能な基礎条件は、類似企業の株価純資産倍率です。公正価値は類似企業の株価純資産倍率の上昇(低下)により増加(減少)します。当該公正価値測定は、適切な権限者に承認された連結決算方針書に従い、当社および連結子会社の経理部門担当者等が評価方法を決定し、公正価値を測定しています。
(デリバティブ)
デリバティブは、主に為替予約、通貨オプション契約、通貨スワップ契約および金利スワップ契約で構成されています。
為替予約および通貨オプション契約の公正価値は、為替レートや割引率、ボラティリティなどの市場で観察可能な基礎条件に基づいて測定しています。通貨スワップ契約および金利スワップ契約の公正価値は、ロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)やスワップレート、為替レートなどの市場で観察可能な基礎条件を使用し、将来のキャッシュ・フローを現在価値に割引くことによって測定しています。したがって、デリバティブの公正価値の測定は、レベル2に分類しています。
デリバティブの評価については、契約相手先の信用リスクを考慮しています。
(資金調達に係る債務)
資金調達に係る債務の公正価値は、条件および残存期間の類似する債務に対し適用される現在入手可能な利率を使用し、将来のキャッシュ・フローを現在価値に割引くことによって測定しています。したがって、資金調達に係る債務の公正価値の測定は、主にレベル2に分類しています。
(3) 経常的に公正価値で測定する資産および負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末における経常的に公正価値で測定する資産および負債の測定値の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| デリバティブ | |||||||
| 為替商品 | - | 12,233 | - | 12,233 | |||
| 金利商品 | - | 34,164 | - | 34,164 | |||
| 合計 | - | 46,397 | - | 46,397 | |||
| 負債性証券 | 21,090 | 31,551 | 5,439 | 58,080 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 負債性証券 | - | 10,495 | - | 10,495 | |||
| 資本性証券 | 108,879 | - | 98,156 | 207,035 | |||
| 合計 | 129,969 | 88,443 | 103,595 | 322,007 | |||
| その他の金融負債 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| デリバティブ | |||||||
| 為替商品 | - | 35,449 | - | 35,449 | |||
| 金利商品 | - | 34,042 | - | 34,042 | |||
| 合計 | - | 69,491 | - | 69,491 | |||
| 合計 | - | 69,491 | - | 69,491 |
前連結会計年度において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| デリバティブ | |||||||
| 為替商品 | - | 19,215 | - | 19,215 | |||
| 金利商品 | - | 76,589 | - | 76,589 | |||
| 合計 | - | 95,804 | - | 95,804 | |||
| 負債性証券 | 18,175 | 34,949 | 5,224 | 58,348 | |||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||
| 負債性証券 | - | 9,069 | - | 9,069 | |||
| 資本性証券 | 78,493 | - | 99,508 | 178,001 | |||
| 合計 | 96,668 | 139,822 | 104,732 | 341,222 | |||
| その他の金融負債 | |||||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | |||||||
| デリバティブ | |||||||
| 為替商品 | - | 24,834 | - | 24,834 | |||
| 金利商品 | - | 90,334 | - | 90,334 | |||
| 合計 | - | 115,168 | - | 115,168 | |||
| 合計 | - | 115,168 | - | 115,168 |
当連結会計年度において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
前連結会計年度および当連結会計年度における経常的に公正価値により測定するレベル3の資産および負債の増減は、以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 負債性証券 | 資本性証券 | ||
|---|---|---|---|
| 2018年4月1日残高 | 5,206 | 12,671 | |
| 利得または損失 | |||
| 純損益 | △42 | - | |
| その他の包括利益 | - | △3,824 | |
| 購入 | - | 89,651 | |
| 売却 | - | △295 | |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | 275 | △47 | |
| 2019年3月31日残高 | 5,439 | 98,156 |
| 純損益に含まれる報告期間の末日に保有する資産に係る未実現損益 | △42 | - |
|---|
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 負債性証券 | 資本性証券 | ||
|---|---|---|---|
| 2019年4月1日残高 | 5,439 | 98,156 | |
| 利得または損失 | |||
| 純損益 | △28 | - | |
| その他の包括利益 | - | △3,584 | |
| 購入 | - | 5,222 | |
| 売却 | - | △40 | |
| 在外営業活動体の為替換算差額 | △187 | △246 | |
| 2020年3月31日残高 | 5,224 | 99,508 |
| 純損益に含まれる報告期間の末日に保有する資産に係る未実現損益 | △28 | - |
|---|
(注) 1 前連結会計年度および当連結会計年度の純損益に含まれる利得または損失は、連結損益計算書の金融収益及び金融費用 その他(純額)に含まれています。
2 前連結会計年度および当連結会計年度の資本性証券のその他の包括利益に含まれる利得または損失は、連結包括利益計算書の純損益に振り替えられることのない項目のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれています。
(4) 償却原価で測定する金融資産および金融負債
前連結会計年度末および当連結会計年度末における償却原価で測定する金融資産および金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||||||
| 帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | ||||
| 金融サービスに係る債権 | 5,405,250 | 5,417,297 | 5,161,165 | 5,173,553 | |||
| 負債性証券 | 54,964 | 54,952 | 62,204 | 62,210 | |||
| 資金調達に係る債務 | 7,331,120 | 7,355,632 | 7,469,686 | 7,408,800 | |||
上記の表には、償却原価で測定する金融資産および金融負債のうち、帳簿価額が公正価値と近似するものを含めていません。
27 金融資産および金融負債の相殺
前連結会計年度末および当連結会計年度末における金融資産および金融負債の相殺に関する情報は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2019年3月31日)
(単位:百万円)
| 認識した金融資産および金融負債の総額 | 連結財政状態計算書で相殺した金額 | 連結財政状態計算書に表示している純額 | マスター・ネッティング契約または類似の契約の対象だが、相殺の要件を満たさない金額 | 純額 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | |||||||||
| デリバティブ | 46,397 | - | 46,397 | △34,407 | 11,990 | ||||
| その他の金融負債 | |||||||||
| デリバティブ | 69,491 | - | 69,491 | △34,407 | 35,084 |
当連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円)
| 認識した金融資産および金融負債の総額 | 連結財政状態計算書で相殺した金額 | 連結財政状態計算書に表示している純額 | マスター・ネッティング契約または類似の契約の対象だが、相殺の要件を満たさない金額 | 純額 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| その他の金融資産 | |||||||||
| デリバティブ | 95,804 | - | 95,804 | △81,059 | 14,745 | ||||
| その他の金融負債 | |||||||||
| デリバティブ | 115,168 | - | 115,168 | △81,059 | 34,109 |
金融資産および金融負債の相殺の要件を満たさないため相殺していない金融商品に関する相殺の権利は、通常、倒産その他の事由により取引先が債務を履行できなくなるなどの特定の状況が発生した場合にのみ強制力が生じるものです。
28 契約残高および偶発債務
(1) 契約
① 発注契約
前連結会計年度末および当連結会計年度末における設備投資の発注残高およびその他契約残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 設備投資の発注残高およびその他契約残高 | 99,379 | 80,670 |
② 解約不能なリース契約
当社および連結子会社は、主に事務所、その他の施設および事務用機器を賃借しています。
前連結会計年度末における当初の契約期間または残存する契約期間が1年以上の解約不能なオペレーティング・リースに係る将来最低支払リース料の支払期間別の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | ||
|---|---|---|
| 1年以内 | 23,733 | |
| 1年超5年以内 | 47,556 | |
| 5年超 | 44,345 | |
| 合計 | 115,634 |
前連結会計年度における連結損益計算書に含まれるオペレーティング・リースに係る支払リース料は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | ||
|---|---|---|
| オペレーティング・リースに係る支払リース料 | 41,529 |
当連結会計年度末におけるリース負債の期日別の内訳の金額は、連結財務諸表注記の「25. 金融リスク管理(4) 流動性リスク ① デリバティブ以外の金融負債」を参照ください。
(2) 損害請求および訴訟
当社および連結子会社は、さまざまな訴訟および損害賠償請求の潜在的な義務を負っています。当社および連結子会社は、経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、かつ、その債務の金額について信頼性をもって見積ることができる場合に、引当金を計上しています。当社および連結子会社は、定期的に当該引当金を見直し、訴訟および損害賠償請求の性格や訴訟の進行状況、弁護士の意見などを考慮して、当該引当金を修正しています。
製造物責任(PL)または個人傷害に関する損害賠償請求または訴訟に関して、当社および連結子会社は、一般的な損害や特別な損害について原告側が勝訴した判決による債務および裁判のための費用は、保険および引当金で十分に賄えるものと考えています。いくつかの訴訟では懲罰的な損害賠償が申し立てられています。
弁護士と相談し、現存する訴訟および損害賠償請求に関連する知る限りの全ての要素を考慮した結果、これらの訴訟および損害賠償請求は当社および連結子会社の財政状態および経営成績へ重要な影響を与えるものではないと考えています。
(エアバッグインフレーターに関連する損失)
当社および連結子会社は、エアバッグインフレーターに関連した市場措置を実施しています。当該案件に関連し、経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、かつ、その債務の金額について信頼性をもって見積ることができる製品保証費用について、引当金を計上しています。新たな事象の発生等により追加的な引当金の計上が必要となる可能性がありますが、現時点では、将来の引当金の金額、発生時期を合理的に見積ることができません。
29 ストラクチャード・エンティティ
当社および連結子会社は、IFRS第10号「連結財務諸表」に基づき、ストラクチャード・エンティティに対する支配についての検討を行っています。当社および連結子会社は、ストラクチャード・エンティティに対する支配の有無を、議決権または類似の権利の保有割合に加え、投資先に対する契約上の取決めなどを勘案して総合的に判定し、支配を有するストラクチャード・エンティティを連結しています。
当社の金融子会社は、流動性の確保および資金調達の目的で、定期的に金融債権およびオペレーティング・リース資産の証券化を行っています。証券化された資産は、資産担保証券を発行することを目的に設立したストラクチャード・エンティティに譲渡されます。当社の金融子会社は、金融債権およびオペレーティング・リース資産の受益権に対する支払いの延滞や不履行を含むサービス業務の権利を保持することにより、当該ストラクチャード・エンティティの経済実績にもっとも重要な影響を与える活動を指揮する能力を有していると判断しています。また、当社の金融子会社は、当該ストラクチャード・エンティティの劣後持分の一部を保有することにより、当該ストラクチャード・エンティティの潜在的に重要な損失を負担する義務および様々な便益を享受する権利を有していると判断しています。したがって、当社は当該ストラクチャード・エンティティを実質的に支配しているとみなし、当社が支配を有するストラクチャード・エンティティとして連結しています。
なお、当該資産担保証券の所有者は、業界の慣行において、当社の金融子会社が当該ストラクチャード・エンティティに提供する表明事項および保証事項を除き、当社の金融子会社の債権一般に対して遡及権を有しません。
前連結会計年度末および当連結会計年度末において、重要な連結対象外のストラクチャード・エンティティはありません。
30 関連当事者
(1) 関連当事者との取引
当社および連結子会社は、関連会社および共同支配企業から、原材料、部品およびサービスなどについて仕入れており、また、製品、生産用部品、設備およびサービスなどを売上げています。関連会社および共同支配企業との取引は、独立企業間価格を基礎として行っています。
前連結会計年度末および当連結会計年度末における関連会社および共同支配企業に対する債権債務の残高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末(2019年3月31日) | 当連結会計年度末(2020年3月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 債権残高 | |||
| 関連会社 | 22,518 | 19,120 | |
| 共同支配企業 | 237,880 | 204,126 | |
| 合計 | 260,398 | 223,246 | |
| 債務残高 | |||
| 関連会社 | 141,576 | 108,267 | |
| 共同支配企業 | 35,044 | 27,128 | |
| 合計 | 176,620 | 135,395 |
前連結会計年度および当連結会計年度における関連会社および共同支配企業との取引高は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | ||||
| 関連会社 | 113,814 | 109,615 | ||
| 共同支配企業 | 724,712 | 722,896 | ||
| 合計 | 838,526 | 832,511 | ||
| 仕入高 | ||||
| 関連会社 | 1,416,729 | 1,241,314 | ||
| 共同支配企業 | 135,787 | 166,885 | ||
| 合計 | 1,552,516 | 1,408,199 |
(未認識のコミットメント)
当社は、2019年10月30日開催の取締役会において、当社の関連会社である株式会社ケーヒン、株式会社ショーワおよび日信工業株式会社(以下「対象者」という。)の普通株式の全て(ただし、当社が所有する対象者の株式並びに対象者がそれぞれ所有する自己株式を除く。)を取得し、対象者を当社の連結子会社とするために、公開買付けを実施することを決議しました。
また、当社は、対象者を当社の連結子会社とした上で、株式会社日立製作所の連結子会社である日立オートモティブシステムズ株式会社を吸収合併存続会社、対象者を吸収合併消滅会社とする吸収合併(以下「本吸収合併」という。)を実施すること等により日立オートモティブシステムズ株式会社および対象者の4社の経営統合を行うことを決議し、株式会社日立製作所、日立オートモティブシステムズ株式会社、対象者および当社の6社を当事者とする経営統合に関する基本契約(以下「本基本契約」という。)を締結しました。当社および株式会社日立製作所は、本基本契約において、本吸収合併に際して、当社が保有する本吸収合併後の存続会社(以下「本統合会社」という。)の議決権の数が本統合会社の総株主の議決権の数の33.4%となるような合併比率で、本統合会社の普通株式を合併対価として当社に割り当てる旨を合意しており、本統合会社は、当社の関連会社となる予定です。
なお、本吸収合併の効力発生時点での対象者の株式価値の合計と日立オートモティブシステムズ株式会社の株式価値の比率が必ずしも上記の合併比率と一致しないため、対象者の株式価値の合計と日立オートモティブシステムズ株式会社の株式価値の比率を上記の合併比率と一致させることを目的として、対象者による自己株式の取得により株式価値の調整を行う予定です。本基本契約には、当該株式価値の調整に伴う対象者の資金需要状況に応じて、一般的に課される水準の金利等の条件を基礎に決定された金利による貸付等の資金援助を行う旨の条項が含まれます。
(2) 主要な経営幹部に対する報酬
前連結会計年度および当連結会計年度における当社の取締役に対する報酬は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |||
|---|---|---|---|---|
| 役員報酬 | 732 | 691 | ||
| 役員賞与 | 172 | 101 | ||
| 株式報酬 | 125 | 140 | ||
| 合計 | 1,029 | 932 |
(3) 主要な連結子会社
2020年3月31日現在、主要な連結子会社は、以下のとおりです。
| 名称 | 住所 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | |
| セグメントの名称 | 事業形態 | |||
| ㈱本田技術研究所 | 埼玉県和光市 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発 | 100.0 |
| ㈱ホンダファイナンス | 東京都千代田区 | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0 |
| アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 販売 | 100.0 |
| ホンダエアロ・インコーポレーテッド | 米国ノースカロライナ州バーリントン | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 100.0 |
| ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州メアリズビル | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社 | 100.0 |
| ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州メアリズビル | 四輪事業 | 生産 | 100.0(97.5) |
| アメリカンホンダファイナンス・コーポレーション | 米国カリフォルニア州トーランス | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シー | 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ | ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発生産販売 | 100.0(100.0) |
| ホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー | 米国アラバマ州リンカーン | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) |
| ホンダマニュファクチュアリングオブインディアナ・エル・エル・シー | 米国インディアナ州グリーンズバーグ | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) |
| ホンダトランスミッションマニュファクチュアリングオブアメリカ・インコーポレーテッド | 米国オハイオ州ラッセルズポイント | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) |
| ホンダアールアンドディアメリカズ・インコーポレーテッド | 米国カリフォルニア州トーランス | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 研究開発 | 100.0(100.0) |
| ホンダカナダ・インコーポレーテッド | カナダオンタリオ州マーカム | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(49.9) |
| ホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッド | カナダオンタリオ州マーカム | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| 名称 | 住所 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | |
| セグメントの名称 | 事業形態 | |||
| ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ | メキシコハリスコ州エルサルト | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(99.8) |
| ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド | 英国ブラックネル | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 |
| ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド | 英国スウィンドン | 四輪事業 | 生産 | 100.0(86.3) |
| ホンダファイナンスヨーロッパ・パブリックリミテッドカンパニー | 英国ブラックネル | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| ホンダバンク・ゲー・エム・ベー・ハー | ドイツフランクフルト | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| ホンダターキー・エー・エス | トルコチャイロヴァ | 二輪事業四輪事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) |
| 本田技研工業(中国)投資有限公司 | 中国北京市 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 |
| 本田汽車零部件製造有限公司 | 中国佛山市 | 四輪事業 | 生産 | 100.0(100.0) |
| ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド | インドグルグラム | 二輪事業 | 生産販売 | 100.0(3.2) |
| ホンダカーズインディア・リミテッド | インドグレーターノイダ | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(19.1) |
| ピー・ティ・ホンダ・プレシジョン・パーツ・マニュファクチュアリング | インドネシアカラワン | 四輪事業 | 生産 | 100.0(5.0) |
| ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター | インドネシアジャカルタ | 四輪事業 | 生産販売 | 51.0 |
| ホンダ・マレーシア・エスディーエヌ・ビーエイチディー | マレーシアペゴー | 四輪事業 | 生産販売 | 51.0 |
| 台灣本田股份有限公司 | 台湾台北市 | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 販売 | 100.0 |
| 名称 | 住所 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | |
| セグメントの名称 | 事業形態 | |||
| アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド | タイバンコク | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社販売 | 100.0 |
| ホンダリーシング(タイランド)カンパニー・リミテッド | タイバンコク | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド | タイアユタヤ | 四輪事業 | 生産販売 | 89.0(25.0) |
| タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド | タイバンコク | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産 | 83.0(48.0) |
| エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド | タイサムットプラカン | 二輪事業 | 販売 | 61.0(45.0) |
| ホンダベトナムカンパニー・リミテッド | ベトナムフックイエン | 二輪事業四輪事業 | 生産販売 | 70.0(28.0) |
| ホンダモトール・デ・アルヘンティーナ・エス・エー | アルゼンチンブエノスアイレス | 二輪事業四輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(99.7) |
| ホンダサウスアメリカ・リミターダ | ブラジルスマレ | 二輪事業四輪事業金融サービス事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 統轄会社 | 100.0 |
| バンコホンダ・エス・エー | ブラジルサンパウロ | 金融サービス事業 | 金融 | 100.0(100.0) |
| ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ | ブラジルスマレ | 四輪事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) |
| モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ | ブラジルマナウス | 二輪事業ライフクリエーション事業及びその他の事業 | 生産販売 | 100.0(100.0) |
(注) 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。
31 連結財務諸表の発行の承認
連結財務諸表の発行は、2020年6月19日に当社の代表取締役社長である八郷隆弘および専務取締役 財務・管理担当である竹内弘平によって承認されています。
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日) | 第2四半期(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 第3四半期(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |
| 売上収益 | (百万円) | 3,996,253 | 7,725,356 | 11,472,949 | 14,931,009 |
| 営業利益 | (百万円) | 252,469 | 472,605 | 639,254 | 633,637 |
| 税引前利益 | (百万円) | 289,811 | 579,435 | 786,168 | 789,918 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益 | (百万円) | 172,302 | 368,856 | 485,288 | 455,746 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)利益(親会社の所有者に帰属) | (円) | 97.92 | 209.63 | 276.13 | 260.13 |
| (会計期間) | 第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日) | 第2四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) | 第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) | 第4四半期(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日) | |
| 基本的1株当たり四半期利益(△損失)(親会社の所有者に帰属) | (円) | 97.92 | 111.70 | 66.37 | △17.01 |
2 【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 295,926 | 617,530 | |||||||||
| 売掛金 | ※1 509,944 | ※1 491,237 | |||||||||
| 有価証券 | 190,000 | - | |||||||||
| 製品 | 82,774 | 85,773 | |||||||||
| 仕掛品 | 29,564 | 26,460 | |||||||||
| 原材料及び貯蔵品 | 39,167 | 34,978 | |||||||||
| 前払費用 | 18,130 | 17,491 | |||||||||
| その他 | ※1 189,607 | ※1 274,413 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △536 | △323 | |||||||||
| 流動資産合計 | 1,354,578 | 1,547,561 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 254,231 | 249,338 | |||||||||
| 構築物 | 39,831 | 37,851 | |||||||||
| 機械及び装置 | 164,281 | 172,232 | |||||||||
| 車両運搬具 | 6,427 | 7,872 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 20,978 | 21,002 | |||||||||
| 土地 | 348,641 | 346,615 | |||||||||
| リース資産 | 3,604 | 3,466 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 25,004 | 20,972 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 862,999 | 859,351 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| ソフトウエア | 36,435 | 30,287 | |||||||||
| リース資産 | - | 0 | |||||||||
| その他 | 2,290 | 2,289 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 38,725 | 32,578 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 194,066 | 168,244 | |||||||||
| 関係会社株式 | 413,924 | 418,161 | |||||||||
| 関係会社出資金 | 88,542 | 88,542 | |||||||||
| 長期貸付金 | 23 | 15 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 16,825 | - | |||||||||
| その他 | 18,466 | 17,458 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △6,047 | △5,493 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 725,802 | 686,929 | |||||||||
| 固定資産合計 | 1,627,528 | 1,578,859 | |||||||||
| 資産合計 | 2,982,107 | 3,126,421 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 電子記録債務 | ※1 30,752 | ※1 28,667 | |||||||||
| 買掛金 | ※1 281,852 | ※1 245,821 | |||||||||
| 短期借入金 | ※1 34,581 | ※1 29,771 | |||||||||
| リース債務 | ※1 1,394 | ※1 1,394 | |||||||||
| 未払金 | ※1 116,745 | ※1 101,599 | |||||||||
| 未払費用 | ※1 94,512 | ※1 78,248 | |||||||||
| 未払法人税等 | 65 | 824 | |||||||||
| 前受金 | 8,501 | 6,143 | |||||||||
| 預り金 | ※1 3,594 | ※1 3,673 | |||||||||
| 前受収益 | 394 | 460 | |||||||||
| 製品保証引当金 | 81,451 | 64,699 | |||||||||
| 賞与引当金 | 31,924 | 32,053 | |||||||||
| 役員賞与引当金 | 178 | 126 | |||||||||
| 執行役員賞与引当金 | 324 | 414 | |||||||||
| その他 | 3,016 | 107,735 | |||||||||
| 流動負債合計 | 689,288 | 701,632 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| 社債 | - | 100,000 | |||||||||
| 長期借入金 | 24 | 17 | |||||||||
| リース債務 | ※1 2,614 | ※1 2,537 | |||||||||
| 繰延税金負債 | - | 11,788 | |||||||||
| 製品保証引当金 | 75,719 | 59,362 | |||||||||
| 退職給付引当金 | 30,154 | 23,495 | |||||||||
| 役員株式給付引当金 | 125 | 227 | |||||||||
| 執行役員株式給付引当金 | 217 | 477 | |||||||||
| その他 | 22,620 | 6,855 | |||||||||
| 固定負債合計 | 131,475 | 204,762 | |||||||||
| 負債合計 | 820,763 | 906,395 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 86,067 | 86,067 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 170,313 | 170,313 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 1 | 1 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 170,314 | 170,314 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| 利益準備金 | 21,516 | 21,516 | |||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 特別償却積立金 | 319 | 211 | |||||||||
| 圧縮記帳積立金 | 16,850 | 16,495 | |||||||||
| 繰越利益剰余金 | 1,995,515 | 2,172,211 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 2,034,202 | 2,210,434 | |||||||||
| 自己株式 | △177,925 | △274,037 | |||||||||
| 株主資本合計 | 2,112,659 | 2,192,778 | |||||||||
| 評価・換算差額等 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 48,683 | 27,246 | |||||||||
| 評価・換算差額等合計 | 48,683 | 27,246 | |||||||||
| 純資産合計 | 2,161,343 | 2,220,025 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 2,982,107 | 3,126,421 | |||||||||
②【損益計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | ||||||||||
| 売上高 | ※1 4,077,564 | ※1 3,642,679 | |||||||||
| 売上原価 | ※1 2,896,891 | ※1 2,534,874 | |||||||||
| 売上総利益 | 1,180,673 | 1,107,804 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 1,179,661 | ※1,※2 1,168,065 | |||||||||
| 営業利益又は営業損失(△) | 1,012 | △60,260 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | ※1 529,158 | ※1 574,863 | |||||||||
| その他 | ※1 29,346 | ※1 30,442 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 558,505 | 605,305 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | ※1 128 | ※1 182 | |||||||||
| 減価償却費 | 11,010 | 9,648 | |||||||||
| 固定資産賃貸費用 | ※1 4,377 | ※1 4,231 | |||||||||
| 為替差損 | 7,188 | 14,362 | |||||||||
| その他 | ※1 2,781 | ※1 4,591 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 25,486 | 33,017 | |||||||||
| 経常利益 | 534,031 | 512,028 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 固定資産売却益 | ※1 238 | ※1 279 | |||||||||
| 移転価格税制調整金 | - | ※1 4,500 | |||||||||
| 抱合せ株式消滅差益 | - | 1,108 | |||||||||
| 関係会社株式売却益 | ※1 3,210 | - | |||||||||
| 受取和解金 | 3,150 | - | |||||||||
| その他 | 124 | 29 | |||||||||
| 特別利益合計 | 6,724 | 5,917 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 固定資産処分損 | ※1 7,904 | ※1 7,359 | |||||||||
| 関係会社株式評価損 | - | ※1 9,011 | |||||||||
| 関係会社事業損失 | ※1,※3 46,571 | ※1,※3 25,820 | |||||||||
| その他 | ※1 306 | ※1 6,070 | |||||||||
| 特別損失合計 | 54,782 | 48,261 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 485,973 | 469,683 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 51,789 | 55,692 | |||||||||
| 法人税等調整額 | 71,981 | 40,963 | |||||||||
| 法人税等合計 | 123,770 | 96,656 | |||||||||
| 当期純利益 | 362,203 | 373,027 | |||||||||
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | ||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | ||||
| 別途積立金 | 特別償却積立金 | 圧縮記帳積立金 | ||||||
| 当期首残高 | 86,067 | 170,313 | 1 | 170,314 | 21,516 | 1,428,300 | 447 | 17,038 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 別途積立金の取崩 | △1,428,300 | |||||||
| 特別償却積立金の取崩 | △127 | |||||||
| 圧縮記帳積立金の取崩 | △187 | |||||||
| 剰余金の配当 | ||||||||
| 当期純利益 | ||||||||
| 自己株式の取得 | ||||||||
| 自己株式の処分 | △0 | △0 | ||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | △0 | △0 | - | △1,428,300 | △127 | △187 |
| 当期末残高 | 86,067 | 170,313 | 1 | 170,314 | 21,516 | - | 319 | 16,850 |
(単位:百万円)
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||
| その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||||
| 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 398,967 | 1,866,271 | △113,369 | 2,009,283 | 68,916 | 68,916 | 2,078,199 |
| 当期変動額 | |||||||
| 別途積立金の取崩 | 1,428,300 | - | - | - | |||
| 特別償却積立金の取崩 | 127 | - | - | - | |||
| 圧縮記帳積立金の取崩 | 187 | - | - | - | |||
| 剰余金の配当 | △194,271 | △194,271 | △194,271 | △194,271 | |||
| 当期純利益 | 362,203 | 362,203 | 362,203 | 362,203 | |||
| 自己株式の取得 | △64,557 | △64,557 | △64,557 | ||||
| 自己株式の処分 | - | - | 1 | 1 | 1 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △20,232 | △20,232 | △20,232 | ||||
| 当期変動額合計 | 1,596,547 | 167,931 | △64,556 | 103,375 | △20,232 | △20,232 | 83,143 |
| 当期末残高 | 1,995,515 | 2,034,202 | △177,925 | 2,112,659 | 48,683 | 48,683 | 2,161,343 |
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 株主資本 | ||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | ||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | ||||
| 別途積立金 | 特別償却積立金 | 圧縮記帳積立金 | ||||||
| 当期首残高 | 86,067 | 170,313 | 1 | 170,314 | 21,516 | - | 319 | 16,850 |
| 当期変動額 | ||||||||
| 別途積立金の取崩 | - | |||||||
| 特別償却積立金の取崩 | △108 | |||||||
| 圧縮記帳積立金の取崩 | △355 | |||||||
| 剰余金の配当 | ||||||||
| 当期純利益 | ||||||||
| 自己株式の取得 | ||||||||
| 自己株式の処分 | △0 | △0 | ||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | ||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | △0 | △0 | - | - | △108 | △355 |
| 当期末残高 | 86,067 | 170,313 | 1 | 170,314 | 21,516 | - | 211 | 16,495 |
(単位:百万円)
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 純資産合計 | |||||
| 利益剰余金 | 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 評価・換算差額等合計 | |||
| その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||||
| 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 1,995,515 | 2,034,202 | △177,925 | 2,112,659 | 48,683 | 48,683 | 2,161,343 |
| 当期変動額 | |||||||
| 別途積立金の取崩 | - | - | - | - | |||
| 特別償却積立金の取崩 | 108 | - | - | - | |||
| 圧縮記帳積立金の取崩 | 355 | - | - | - | |||
| 剰余金の配当 | △196,795 | △196,795 | △196,795 | △196,795 | |||
| 当期純利益 | 373,027 | 373,027 | 373,027 | 373,027 | |||
| 自己株式の取得 | △96,284 | △96,284 | △96,284 | ||||
| 自己株式の処分 | - | - | 172 | 172 | 172 | ||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △21,436 | △21,436 | △21,436 | ||||
| 当期変動額合計 | 176,696 | 176,231 | △96,111 | 80,119 | △21,436 | △21,436 | 58,682 |
| 当期末残高 | 2,172,211 | 2,210,434 | △274,037 | 2,192,778 | 27,246 | 27,246 | 2,220,025 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法については、以下のとおりです。
① 満期保有目的の債券は、償却原価法(定額法)により評価しています。
② 子会社株式および関連会社株式は、移動平均法による原価法により評価しています。
③ その他有価証券のうち時価のあるものは、決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)により評価しています。
④ その他有価証券のうち時価のないものは、移動平均法による原価法により評価しています。
(2) デリバティブは、時価法により評価しています。
(3) たな卸資産は、先入先出法に基づく原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)により評価しています。
2 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法は、定額法を採用しています。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法は、定額法を採用しています。
(3) 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減価償却方法は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しています。
3 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。
(2) 製品保証引当金は、製品の無償補修費用の支出に備えるため、以下の金額の合計額を計上しています。
① 保証書に基づく無償の補修費用として、過去の補修実績に将来の見込みを加味して算出した保証対象期間内の費用見積額
② 主務官庁への届出等に基づく無償の補修費用として、見積算出した額
(3) 賞与引当金は、従業員に対して支給する賞与に充てるため、賞与支払予定額のうち当事業年度に属する支給対象期間に見合う金額を計上しています。
(4) 役員賞与引当金は、役員賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき計上しています。
(5) 執行役員賞与引当金は、執行役員賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき計上しています。
(6) 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき計上しています。
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間による按分額を費用処理しています。数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間による按分額をそれぞれ発生の翌事業年度より費用処理しています。
(7) 役員株式給付引当金は、役員に対する当社株式および金銭の交付および給付に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しています。
(8) 執行役員株式給付引当金は、執行役員に対する当社株式および金銭の交付および給付に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しています。
4 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理は、税抜方式によっています。
(2) 連結納税制度を適用しています。
(未適用の会計基準等)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年(令和2年)3月31日)
「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年(令和2年)3月31日)
1 概要
本会計基準等は、収益認識に関する包括的な会計基準です。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時にまたは充足するにつれて収益を認識する。
2 適用予定日
2022年3月期より適用予定です。
3 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当財務諸表の作成時において評価中です。
(追加情報)
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの国々で外出や移動が制限されるなど、消費や企業の経済活動が停滞する状況が続いています。現時点において、新型コロナウイルス感染症の拡大規模や収束時期などの合理的な予測は困難ですが、当社は入手しうる情報を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束し、企業の経済活動が再開され、市場が徐々に回復していくとの仮定を利用した見積りに基づき会計処理しています。
(貸借対照表関係)
※1 関係会社に対する金銭債権および金銭債務は、以下のとおりです。
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | |||
| 短期金銭債権 | 538,626 | 百万円 | 603,752 | 百万円 |
| 短期金銭債務 | 290,332 | 245,015 | ||
| 長期金銭債務 | 7,735 | 1,594 | ||
2 保証債務等は、以下のとおりです。
(1) 保証債務
以下の関係会社等の銀行借入金等に対して債務保証を行っています。
前事業年度(2019年3月31日)
| 百万円 | ||
|---|---|---|
| ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド | 190,611 | 銀行借入金 |
| その他 | 19,372 | 従業員に対する「ホンダ住宅共済会」制度等による銀行からの借入金等 |
| 計 | 209,984 |
当事業年度(2020年3月31日)
| 百万円 | ||
|---|---|---|
| ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド | 113,589 | 銀行借入金 |
| その他 | 16,021 | 従業員に対する「ホンダ住宅共済会」制度等による銀行からの借入金等 |
| 計 | 129,610 |
(2) 保証類似行為
当社は、連結子会社の資金調達に係る信用を補完することを目的に連結子会社との間で合意書(キープウェル・アグリーメント)を締結しています。当該連結子会社の対象債務残高は、以下のとおりです。
前事業年度(2019年3月31日)
| 百万円 | ||
|---|---|---|
| アメリカンホンダファイナンス・コーポレーション | 3,450,025 | ミディアムタームノート、コマーシャルペーパー |
| ㈱ホンダファイナンス | 722,000 | 無担保社債、コマーシャルペーパー |
| ホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッド | 468,725 | 無担保社債、コマーシャルペーパー |
| その他 | 28,199 | コマーシャルペーパー |
| 計 | 4,668,951 |
当事業年度(2020年3月31日)
| 百万円 | ||
|---|---|---|
| アメリカンホンダファイナンス・コーポレーション | 3,341,128 | ミディアムタームノート、コマーシャルペーパー |
| ㈱ホンダファイナンス | 744,000 | 無担保社債、コマーシャルペーパー |
| ホンダカナダファイナンス・インコーポレーテッド | 460,802 | 無担保社債、コマーシャルペーパー |
| その他 | 35,100 | コマーシャルペーパー、無担保社債 |
| 計 | 4,581,031 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引に係るものは、以下のとおりです。
| 前事業年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当事業年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |||
| 売上高 | 3,173,757 | 百万円 | 2,785,395 | 百万円 |
| 営業費用 | 2,311,175 | 2,057,249 | ||
| 営業取引以外の取引高 | 599,590 | 635,017 | ||
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額ならびにおおよその割合は、以下のとおりです。
| 前事業年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当事業年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | |||
| 製品保証引当金繰入額 | 73,080 | 百万円 | 55,291 | 百万円 |
| 貸倒引当金繰入額 | △449 | △719 | ||
| 退職給付費用 | 1,955 | 651 | ||
| 賞与引当金繰入額 | 11,382 | 10,475 | ||
| 減価償却費 | 27,576 | 21,707 | ||
| 役員賞与引当金繰入額 | 178 | 126 | ||
| 執行役員賞与引当金繰入額 | 324 | 414 | ||
| 役員株式給付引当金繰入額 | 125 | 140 | ||
| 執行役員株式給付引当金繰入額 | 217 | 394 | ||
| 研究開発費 | 756,732 | 799,286 | ||
おおよその割合
| 販売費 | 20 | % | 16 | % |
|---|---|---|---|---|
| 一般管理費 | 80 | % | 84 | % |
※3 関係会社事業損失は、グローバルにおける生産配置と生産能力の適正化を方針とした四輪車生産体制の見直し
の一環として、欧州地域子会社の生産再編に関連する費用を移転価格調整に伴い当社で計上したものです。
(株主資本等変動計算書関係)
自己株式数は、以下のとおりです。
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | |||
| 普通株式 | 51,867,045 | 株 | 84,818,644 | 株 |
(注) 当社は、当事業年度において、取締役会の決議に基づき、自己株式33,000,000株を市場買付により取得し
ています。また、期末自己株式数には、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「BIP信託」
という。)が保有する当社株式が含まれています。前事業年度および当事業年度の期末自己株式数に含まれ
るBIP信託が保有する当社株式数はそれぞれ713,600株、662,686株です。なお、当事業年度において売
却または交付により減少したBIP信託が保有する当社株式数は50,914株です。
(有価証券関係)
前事業年度(2019年3月31日)
子会社株式および関連会社株式
| 種類 | 貸借対照表計上額(百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | 9,858 | 54,074 | 44,215 |
| 関連会社株式 | 25,272 | 259,862 | 234,589 |
| 計 | 35,131 | 313,937 | 278,805 |
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式および関連会社株式
| 種類 | 貸借対照表計上額(百万円) |
|---|---|
| 子会社株式 | 340,719 |
| 関連会社株式 | 38,073 |
| 計 | 378,792 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の子会
社株式および関連会社株式には含めていません。
当事業年度(2020年3月31日)
子会社株式および関連会社株式
| 種類 | 貸借対照表計上額(百万円) | 時価(百万円) | 差額(百万円) |
|---|---|---|---|
| 子会社株式 | 9,858 | 32,964 | 23,105 |
| 関連会社株式 | 25,272 | 282,368 | 257,095 |
| 計 | 35,131 | 315,332 | 280,200 |
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式および関連会社株式
| 種類 | 貸借対照表計上額(百万円) |
|---|---|
| 子会社株式 | 330,417 |
| 関連会社株式 | 52,612 |
| 計 | 383,030 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の子会
社株式および関連会社株式には含めていません。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、以下のとおりです。
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | |||
| (繰延税金資産) | ||||
| 有価証券評価損等加算額 | 77,098 | 百万円 | 80,256 | 百万円 |
| 繰越欠損金 | 48,002 | 77,336 | ||
| 製品保証引当金加算額 | 47,465 | 37,466 | ||
| 減価償却限度超過額 | 16,854 | 16,116 | ||
| たな卸資産評価関連加算額 | 11,779 | 15,772 | ||
| 賞与引当金加算額 | 9,641 | 9,680 | ||
| 退職給付引当金加算額 | 9,106 | 7,095 | ||
| 確定拠出年金移行時未払金加算額 | 5,636 | 3,020 | ||
| その他 | 18,716 | 18,276 | ||
| 繰延税金資産小計 | 244,303 | 265,019 | ||
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △48,002 | △77,336 | ||
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △150,982 | △180,454 | ||
| 評価性引当額小計 | △198,985 | △257,791 | ||
| 繰延税金資産合計 | 45,318 | 7,228 | ||
| (繰延税金負債) | ||||
| その他有価証券評価差額金 | △21,063 | △11,788 | ||
| 圧縮記帳積立金 | △7,290 | △7,136 | ||
| 特別償却積立金 | △138 | △91 | ||
| 繰延税金負債合計 | △28,492 | △19,017 | ||
| 繰延税金資産(負債)の純額 | 16,825 | △11,788 | ||
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳は、以下のとおりです。
| 前事業年度(2019年3月31日) | 当事業年度(2020年3月31日) | |||
| 法定実効税率 | 30.2 | % | 30.2 | % |
| (調整) | ||||
| 評価性引当額 | 18.7 | 12.5 | ||
| 外国源泉税 | 11.3 | 11.9 | ||
| 移転価格税制関連 | △4.2 | 0.4 | ||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △30.7 | △34.8 | ||
| その他 | 0.2 | 0.4 | ||
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 25.5 | 20.6 | ||
(1株当たり情報)
| 前事業年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日) | 当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |||
| 1株当たり純資産額 | 1,228.34 | 円 | 1,285.77 | 円 |
| 1株当たり当期純利益 | 205.33 | 212.91 | ||
(注) 1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数に基づき算出しています。1株当たり情報の算定において、BIP信託が保有する当社株式を自己株式として処理していることから、期末株式数および期中平均株式数から当該株式数を控除しています。前事業年度および当事業年度のBIP信託が保有する当社株式の期末株式数はそれぞれ713,600株、662,686株、期中平均株式数はそれぞれ475,733株、691,878株です。前事業年度および当事業年度の期中平均発行済株式数はそれぞれ1,763,983,221株、1,752,006,211株です。なお、前事業年度および当事業年度に、希薄化効果のある潜在的普通株式はありません。
(重要な後発事象)
会社分割および合併
当社は、2020年2月18日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社本田技術研究所が有するデザインなど一部機能を除く四輪商品開発機能を当社へ承継する会社分割(以下「本会社分割」という。)、および当社の連結子会社であるホンダエンジニアリング株式会社の当社への合併(以下「本合併」といい、本会社分割と本
合併をあわせて「本組織再編」という。)を決議し、2020年4月1日を企業結合日として本組織再編を行いました。
1 本組織再編の目的
当社の四輪事業について、営業・生産・開発・購買の各部門が自立した運営体制から、新機種の企画構想・開発
・生産立上げと量産の各プロセスの連携を密にして行う体制へ移行すべく、当社と株式会社本田技術研究所のデザ
インなど一部機能を除く四輪商品開発機能を統合、ならびにホンダエンジニアリング株式会社を合併することに至
りました。本組織再編により、商品魅力とコスト・品質を両立させ、開発スピードを高め、対他競争力の高い「も
のづくり」基盤の構築を行います。
2 本会社分割
(1) 取引の概要
① 結合当事企業及びその事業の内容
結合企業(承継会社)
名称:本田技研工業株式会社
事業の内容:二輪事業、四輪事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業の生産販売等
被結合企業(分割会社)
名称:株式会社本田技術研究所
事業の内容:二輪事業、四輪事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業の研究開発等
② 企業結合日
2020年4月1日
③ 企業結合の法的形式
当社を承継会社とし、株式会社本田技術研究所を分割会社とする簡易吸収分割
④ 結合後企業の名称
本田技研工業株式会社
(2) 実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年(平成31年)1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年(平成31年)1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理します。
3 本合併
(1) 取引の概要
① 結合当事企業及びその事業の内容
結合企業(存続会社)
名称:本田技研工業株式会社
事業の内容:二輪事業、四輪事業およびライフクリエーション事業及びその他の事業の生産販売等
被結合企業(消滅会社)
名称:ホンダエンジニアリング株式会社
事業の内容:工作機械器具、自動機械器具、金型、生産用設備装置の開発、設計、製造及び販売
② 企業結合日
2020年4月1日
③ 企業結合の法的形式
当社を存続会社とし、ホンダエンジニアリング株式会社を消滅会社とする簡易吸収合併
④ 結合後企業の名称
本田技研工業株式会社
(2) 実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年(平成31年)1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年(平成31年)1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理します。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残 高 | 当 期増加額 | 当 期減少額 | 当 期償却額 | 当期末残 高 | 減価償却累計額 |
| 有形固定資産 | 建物 | 729,986 | 14,769 | 4,831 | 18,722 | 739,924 | 490,586 |
| 構築物 | 149,948 | 2,114 | 652 | 3,997 | 151,409 | 113,558 | |
| 機械及び装置 | 624,965 | 61,632 | 16,786 | 50,781 | 669,811 | 497,579 | |
| (814) | |||||||
| 車両運搬具 | 18,715 | 5,483 | 2,551 | 2,449 | 21,647 | 13,774 | |
| 工具、器具及び備品 | 200,050 | 15,812 | 14,153 | 14,506 | 201,709 | 180,707 | |
| (1,114) | |||||||
| 土地 | 348,641 | 34 | 2,059 | - | 346,615 | - | |
| (94) | |||||||
| リース資産 | 6,715 | 1,350 | 1,367 | 1,487 | 6,698 | 3,232 | |
| 建設仮勘定 | 25,004 | 60,010 | 64,043 | - | 20,972 | - | |
| 計 | 2,104,028 | 161,207 | 106,445 | 91,944 | 2,158,789 | 1,299,437 | |
| (2,022) | |||||||
| 無形固定資産 | ソフトウエア | 136,806 | 9,351 | 445 | 15,255 | 145,711 | 115,424 |
| リース資産 | - | 1 | - | 0 | 1 | 0 | |
| その他 | 3,270 | 57 | 43 | 49 | 3,284 | 994 | |
| 計 | 140,076 | 9,409 | 489 | 15,305 | 148,996 | 116,418 | |
(注) 1 当期首残高および当期末残高については、取得価額により記載しています。
2 「当期減少額」欄の( )は内数で、減損損失の計上額です。
【引当金明細表】
(単位:百万円)
| 科目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 6,583 | 183 | 950 | 5,816 |
| 製品保証引当金 | 157,170 | 55,291 | 88,400 | 124,061 |
| 賞与引当金 | 31,924 | 32,053 | 31,924 | 32,053 |
| 役員賞与引当金 | 178 | 126 | 178 | 126 |
| 執行役員賞与引当金 | 324 | 414 | 324 | 414 |
| 役員株式給付引当金 | 125 | 140 | 37 | 227 |
| 執行役員株式給付引当金 | 217 | 394 | 134 | 477 |
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 6月中 |
| 基準日 | 3月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 6月30日、9月30日、12月31日、3月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り・買増し | |
| 取扱場所 | (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号三井住友信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ― |
| 買取・買増手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 |
| 公告掲載方法 | 当社の公告は、電子公告により行います。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載してこれを行います。当社の公告掲載URLはつぎのとおりです。(https://www.honda.co.jp/investors/) |
| 株主に対する特典 | 株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社の事業活動をより一層ご理解いただくことを目的として株主優待制度をご案内しています。 2019年度実績 (1) 3月末時点で1単元(100株)以上の当社株式をご所有の株主様 鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎの優待券(1回限り有効) (2) 6月末時点で1単元(100株)以上の当社株式をご所有の株主様 株主様ご視察会 ・事業所ご視察会(応募制) ・レース・イベント(応募制) Hondaカレンダー(応募制) (3) 12月末時点で1単元(100株)以上の当社株式をご所有の株主様 Enjoy Hondaへのご招待(応募制) |
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、以下の書類を提出しています。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第95期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 2019年6月19日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2019年6月19日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
第96期第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日) 2019年8月6日関東財務局長に提出
第96期第2四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) 2019年11月11日関東財務局長に提出
第96期第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日) 2020年2月12日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基
づく臨時報告書
2019年6月25日関東財務局長に提出
(5) 自己株券買付状況報告書
2019年12月11日関東財務局長に提出
2020年1月10日関東財務局長に提出
2020年2月12日関東財務局長に提出
2020年3月10日関東財務局長に提出
2020年4月13日関東財務局長に提出
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2020年6月19日
本田技研工業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 三 浦 洋 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 錦 織 倫 生 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 鎌 田 健 志 | ㊞ |
|---|
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている本田技研工業株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準に準拠して、本田技研工業株式会社及び連結子会社の2020年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 主務官庁への届出等に基づく個別の無償補修費用に対する製品保証引当金の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 連結財務諸表注記「17 引当金」に記載のとおり、本田技研工業株式会社の当連結会計年度の連結財政状態計算書において、製品保証引当金380,689百万円が計上されており、これには主務官庁への届出等に基づく個別の無償補修費用に対する製品保証引当金(以下「特別製品保証引当金」という。)が含まれる。 特別製品保証引当金は、主務官庁への届出等に伴って将来発生する製品に対する無償補修費用の見積りに基づいて計上される。 将来の無償補修費用は、過去の補修実績を基礎として、予測発生台数及び予測台当たり補修費用を含む補修費用の将来見込みを加味して見積られる。無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用に関する見積りには経営者の重要な判断を伴うことから、その評価にあたっては監査上の高度な判断が要求される。 以上から、当監査法人は、特別製品保証引当金の見積りが、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 | 当監査法人は、特別製品保証引当金の見積りの合理性を評価するための監査上の対応を行った。これには、連結子会社の監査人に監査の実施を指示し、監査手続の実施結果についての報告を受け、十分かつ適切な監査証拠が入手されているかについて評価することが含まれる。当監査法人及び連結子会社の監査人が実施した主な監査手続は、以下のとおりである。 (1) 内部統制の評価 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用に関する仮定の設定を含む、特別製品保証引当金の見積りに係る内部統制の整備・運用状況の有効性の評価 (2) 引当金の見積りに係る仮定の合理性の評価 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用の見積りに使用された仮定の合理性を評価するための以下の手続● 過去の特別製品保証引当金計上額と補修費用の実績 値との整合性の評価、及びそれらが当連結会計年度 における特別製品保証引当金の見積りに使用された 仮定に与える影響についての検討 ● 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費 用の決定に使用されるインプットデータについて の、根拠資料及び過去の補修実績データとの整合性 の検討 ● 連結会計年度末以降、連結財務諸表の提出日までに 決定された無償補修の内容を踏まえた、予測発生台 数及び予測台当たり補修費用を含む特別製品保証引 当金の見積りの見直し要否についての検討 |
| 米国金融子会社の小売金融債権に対するクレジット損失引当金の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 連結財務諸表注記「7 金融サービスに係る債権」に記載のとおり、本田技研工業株式会社の当連結会計年度の連結財政状態計算書において、金融サービスに係る債権の予想信用損失がクレジット損失引当金として63,468百万円計上されており、これには米国金融子会社等における小売金融債権の予想信用損失に対するクレジット損失引当金60,241百万円が含まれる。 米国金融子会社における小売金融債権に係る予想信用損失は、借手、担保及びマクロ経済要因等の関連するリスク特性に基づいたグループごとに決定される。 クレジット損失引当金の測定には高い不確実性を伴うことから、その見積りの評価には監査上の複雑な判断及び業界特有の専門的な知識と経験が要求される。また、入手した監査証拠の十分性の検討においても、監査上の重要な判断が必要となる。特に、監査上の複雑な判断は、クレジット損失引当金の算定手法の評価、信用リスクが当初認識以降に著しく増大したかどうかの判定手法の評価及びリスク特性が共通するローンのグルーピングを含む主要な仮定の評価にあたって要求される。 以上から、当監査法人は、米国金融子会社の小売金融債権に対するクレジット損失引当金の見積りが、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 | 当監査法人は、米国金融子会社の小売金融債権に対するクレジット損失引当金の見積りの合理性を評価するため、米国金融子会社の監査人に監査の実施を指示し、以下を含む監査手続の実施結果についての報告を受け、十分かつ適切な監査証拠が入手されているかについて評価した。 (1) 内部統制の評価 以下に関連する統制を含む、クレジット損失引当金の見積りに係る内部統制の整備・運用状況の有効性の評価 ● 予想信用損失の算定手法や主要な仮定の決定 ● 信用リスクが当初認識以降に著しく増大したグルー プの決定 ● クレジット損失引当金の見積結果、推移及び比率分 析(2) クレジット損失引当金の見積りの合理性の評価 ● 担保の形態、契約期間及びクレジットスコア等の ローンポートフォリオに関連するリスク特性を評価 することによる、ローンのグルーピングの適切性の 検討 ● 業界特有の専門的な知識と経験を有する信用リスク の専門家を関与させて実施した以下の手続 ・予想信用損失の算定手法についての、国際会計基準 の要求事項への準拠性の評価 ・集合的に評価されたローンのリスク特性が共通して いるかの検討 ・信用リスクが当初認識以降に著しく増大したかどう かの判定手法の適切性の評価 ● 実施した手続の結果を総合的に評価することによ る、クレジット損失引当金について入手した監査証 拠の十分性の検討 |
| 米国金融子会社におけるオペレーティング・リース資産の残存価額の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 本田技研工業株式会社の当連結会計年度の連結財政状態計算書において、オペレーティング・リース資産4,626,063百万円が計上されており、これには米国金融子会社が保有するリース車両が含まれる。 連結財務諸表注記「3 重要な会計方針 (6)オペレーティング・リース資産」に記載のとおり、オペレーティング・リースとして貸与している車両については、リース契約で定められている期間にわたり、見積残存価額まで定額法によって減価償却される。リース車両の見積残存価額は、過去の実績及び第三者機関のデータなどを考慮に入れた将来の中古車価格の見積りを用いて算出されるが、少なくとも四半期に一度、見直しがされており、見直しによる影響はオペレーティング・リース資産の減価償却費として、残存リース期間にわたって均等償却される。 米国金融子会社におけるリース車両の見積残存価額の見直しに影響を与える主要因には、リース期間満了時に顧客から返却されると予測されるリース車両の割合(予測リース車両返却率)及び予測リース残価損失の金額が含まれる。当該オペレーティング・リース資産の残存価額の測定には高い不確実性を伴うことから、その見積りの評価には監査上の複雑な判断及び業界特有の専門的な知識と経験が要求される。特に、監査上の複雑な判断は、見積残存価額の算定手法の検討、予測リース車両返却率及び市場のオークションにおけるリース車両の売却価格を含む主要な仮定の評価、並びに見積残存価額の計算の正確性の検証にあたって要求される。 以上から、当監査法人は、米国金融子会社におけるオペレーティング・リース資産の残存価額の見積りが、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」の一つに該当すると判断した。 | 当監査法人は、米国金融子会社におけるオペレーティング・リース資産の残存価額の見積りの合理性を評価するため、米国金融子会社の監査人に監査の実施を指示し、以下を含む監査手続の実施結果についての報告を受け、十分かつ適切な監査証拠が入手されているかについて評価した。 (1) 内部統制の評価 以下に関連する統制を含む、オペレーティング・リース資産の残存価額の見積りに関連する内部統制の整備・運用状況の有効性の評価● 見積残存価額の算定手法や主要な仮定の決定 ● 見積残存価額の算定 (2) 残存価額の見積りの合理性の評価 業界特有の専門的な知識と経験を有する評価の専門家を関与させて実施した以下の手続● 見積残存価額の算定手法についての、国際会計基準 の要求事項への準拠性の評価 ● 予測リース車両返却率及び市場のオークションにお けるリース車両の売却価格の見積りに係る主要な 仮定の合理性の評価 ● 見積残存価額の算定における計算の正確性の検証 |
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>
財務報告に係る内部統制に関する監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、米国トレッドウェイ委員会支援組織委員会が公表した「内部統制―統合的枠組み(2013年版)」で確立された規準(以下、「COSO規準(2013年版)」という。)を基礎とする本田技研工業株式会社の2020年3月31日現在の財務報告に係る内部統制について監査を行った。
当監査法人は、本田技研工業株式会社が、2020年3月31日現在において、COSO規準(2013年版)を基礎として、全ての重要な点において財務報告に係る有効な内部統制を維持しているものと認める。
監査意見の根拠
財務報告に係る有効な内部統制を維持する責任、及び内部統制報告書において財務報告に係る内部統制の有効性を評価する責任は経営者にある。当監査法人の責任は、独立の立場から会社の財務報告に係る内部統制についての意見を表明することにある。当監査法人は、米国公開会社会計監視委員会(The Public Company Accounting Oversight Board(以下、「PCAOB」という))に登録された監査法人であり、米国連邦証券法並びに適用される米国証券取引委員会及びPCAOBの規則等に従って、本田技研工業株式会社から独立していることが要求されている。
当監査法人は、PCAOBの定める財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して監査を行った。PCAOBの基準は、財務報告に係る有効な内部統制が全ての重要な点において維持されているかどうかについて合理的な保証を得るために、当監査法人が監査を計画し実施することを求めている。内部統制監査は、財務報告に係る内部統制についての理解、開示すべき重要な不備が存在するリスクの評価、評価したリスクに基づく内部統制の整備及び運用状況の有効性についての検証及び評価、並びに当監査法人が状況に応じて必要と認めたその他の手続の実施を含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
我が国の内部統制監査との主要な相違点
当監査法人は、PCAOBの監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠した場合との主要な相違点は以下のとおりである。
1. 我が国の基準では、経営者が作成した内部統制報告書に対して監査意見を表明するが、PCAOBの基準では、財務報告
に係る内部統制に対して監査意見を表明する。
2. PCAOBの基準では、「経理の状況」に掲げられた連結財務諸表の作成に係る内部統制のみを内部統制監査の対象とし
ており、個別財務諸表のみに関連する内部統制や財務諸表の信頼性に重要な影響を及ぼす開示事項等に係る内部統
制は監査の対象には含まれていない。
3. PCAOBの基準では、持分法適用関連会社の財務報告に係る内部統制については、監査の対象には含まれていない。
財務報告に係る内部統制の定義及び限界
財務報告に係る内部統制は、財務報告の信頼性及び一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠した外部報告目的の財務諸表の作成に対して合理的な保証を提供するために整備されたプロセスである。財務報告に係る内部統制には、(1)会社の資産の取引及び処分を合理的な詳細さで正確かつ適正に反映する記録の維持に関連する方針及び手続、(2)一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠した財務諸表の作成を可能にするために必要な取引が記録されること、及び、会社の収入と支出が経営者及び取締役の承認に基づいてのみ実行されることに関する合理的な保証を提供するための方針及び手続、並びに(3)財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性のある会社の資産が未承認で取得、使用又は処分されることを防止又は適時に発見することに関する合理的な保証を提供するための方針及び手続が含まれる。
財務報告に係る内部統制は、固有の限界があるため、虚偽表示を防止又は発見できない可能性がある。また、将来の期間に向けて有効性の評価を予測する場合には、状況の変化により内部統制が不十分となるリスク、又は方針や手続の遵守の程度が低下するリスクを伴う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しています。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
2020年6月19日
本田技研工業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 三 浦 洋 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 錦 織 倫 生 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 鎌 田 健 志 | ㊞ |
|---|
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている本田技研工業株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの第96期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、本田技研工業株式会社の2020年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
| 主務官庁への届出等に基づく個別の無償補修費用に対する製品保証引当金の見積り | |
| 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 | 監査上の対応 |
| 本田技研工業株式会社の当事業年度の貸借対照表において、製品保証引当金124,061百万円が計上されており、これには主務官庁への届出等に基づく個別の無償補修費用に対する製品保証引当金(以下「特別製品保証引当金」という。)が含まれる。 特別製品保証引当金は、主務官庁への届出等に伴って将来発生する製品に対する無償補修費用の見積りに基づいて計上される。 将来の無償補修費用は、過去の補修実績を基礎として、予測発生台数及び予測台当たり補修費用を含む補修費用の将来見込みを加味して見積られる。無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用に関する見積りには経営者の重要な判断を伴うことから、その評価にあたっては監査上の高度な判断が要求される。 | 当監査法人は、特別製品保証引当金の見積りの合理性を評価するための監査上の対応を行った。当監査法人が実施した主な監査手続は、以下のとおりである。 (1) 内部統制の評価 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用に関する仮定の設定を含む、特別製品保証引当金の見積りに係る内部統制の整備・運用状況の有効性の評価 (2) 引当金の見積りに係る仮定の合理性の評価 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用の見積りに使用された仮定の合理性を評価するための以下の手続 |
以上から、当監査法人は、特別製品保証引当金の見積りが、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 ● 過去の特別製品保証引当金計上額と補修費用の実績 値との整合性の評価、及びそれらが当事業年度にお ける特別製品保証引当金の見積りに使用された仮定 に与える影響についての検討 ● 無償補修の予測発生台数及び予測台当たり補修費用 の決定に使用されるインプットデータについての、 根拠資料及び過去の補修実績データとの整合性の検 討 ● 事業年度末以降、財務諸表の提出日までに決定され た無償補修の内容を踏まえた、予測発生台数及び予 測台当たり補修費用を含む特別製品保証引当金の見 積りの見直し要否についての検討
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しています。2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。