| 【表紙】 | |
|---|---|
| 【提出書類】 | 有価証券報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2019年3月28日 |
| 【事業年度】 | 2018年(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) |
| 【会社名】 | 中外製薬株式会社 |
| 【英訳名】 | CHUGAI PHARMACEUTICAL CO., LTD. |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長CEO 小坂 達朗 |
| 【本店の所在の場所】 | 東京都北区浮間五丁目5番1号(上記は登記簿上の本店所在地であり、事実上の本社業務は下記「最寄りの連絡場所」において行っております。) |
| 【電話番号】 | 03(3968)6111 |
| 【事務連絡者氏名】 | 財務経理部経理グループマネジャー 北川 陽子 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 |
| 【電話番号】 | 03(3281)6611(代表) |
| 【事務連絡者氏名】 | 財務経理部経理グループマネジャー 北川 陽子 |
| 【縦覧に供する場所】 | 中外製薬株式会社 本社事務所(東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号)中外製薬株式会社 関西統括支店(大阪市淀川区宮原三丁目3番31号)中外製薬株式会社 東海・北陸統括支店(名古屋市中区丸の内三丁目20番17号)中外製薬株式会社 関東北・甲信越統括支店(さいたま市大宮区桜木町一丁目9番6号)株式会社東京証券取引所(東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
| 回次 | 国際会計基準 | |||||
| 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
| 決算年月 | 2014年12月 | 2015年12月 | 2016年12月 | 2017年12月 | 2018年12月 | |
| 売上収益 | (百万円) | 461,109 | 498,839 | 491,780 | 534,199 | 579,787 |
| 税引前当期利益 | (百万円) | 76,164 | 87,276 | 74,448 | 97,031 | 121,449 |
| 当期利益 | (百万円) | 52,077 | 62,353 | 54,372 | 73,541 | 93,079 |
| 当社の株主に帰属する当期利益 | (百万円) | 50,980 | 61,125 | 53,592 | 72,713 | 92,488 |
| 当期包括利益 | (百万円) | 48,485 | 57,476 | 51,073 | 76,081 | 87,587 |
| 当社の株主に帰属する当期包括利益 | (百万円) | 47,379 | 56,380 | 50,393 | 75,154 | 87,078 |
| 資本合計 | (百万円) | 597,756 | 627,271 | 646,497 | 692,897 | 756,529 |
| 総資産額 | (百万円) | 739,538 | 787,401 | 806,285 | 852,473 | 919,548 |
| 1株当たり当社の株主帰属持分 | (円) | 1,092.90 | 1,146.17 | 1,181.67 | 1,265.46 | 1,381.26 |
| 基本的1株当たり当期利益 | (円) | 93.53 | 112.00 | 98.12 | 133.04 | 169.08 |
| 希薄化後1株当たり当期利益 | (円) | 93.38 | 111.79 | 97.97 | 132.83 | 168.80 |
| 当社の株主帰属持分比率 | (%) | 80.6 | 79.5 | 80.1 | 81.2 | 82.2 |
| 当社の株主帰属持分当期利益率 | (%) | 8.7 | 10.0 | 8.4 | 10.9 | 12.8 |
| 株価収益率 | (倍) | 31.69 | 37.86 | 34.19 | 43.37 | 37.73 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | 37,034 | 62,918 | 38,787 | 107,623 | 119,074 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △14,351 | △45,269 | △10,107 | △36,718 | △74,060 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (百万円) | △24,388 | △28,467 | △33,415 | △29,563 | △35,014 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (百万円) | 114,037 | 101,707 | 95,368 | 139,074 | 146,860 |
| 従業員数 | (人) | 7,023 | 7,169 | 7,245 | 7,372 | 7,432 |
(注)1.国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に基づいて連結財務諸表を作成しております。
2.売上収益は消費税等抜きであります。
3.金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
(2)提出会社の経営指標等
| 回次 | 日本基準 | |||||
| 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
| 決算年月 | 2014年12月 | 2015年12月 | 2016年12月 | 2017年12月 | 2018年12月 | |
| 売上高 | (百万円) | 451,775 | 489,760 | 486,903 | 526,052 | 571,740 |
| 経常利益 | (百万円) | 75,134 | 79,658 | 73,289 | 91,772 | 113,794 |
| 当期純利益 | (百万円) | 51,056 | 56,207 | 50,907 | 69,723 | 86,529 |
| 資本金 | (百万円) | 72,967 | 72,967 | 72,967 | 73,202 | 73,202 |
| 発行済株式総数 | (株) | 559,685,889 | 559,685,889 | 559,685,889 | 559,685,889 | 559,685,889 |
| 純資産額 | (百万円) | 514,707 | 547,051 | 570,756 | 609,937 | 661,530 |
| 総資産額 | (百万円) | 634,344 | 669,989 | 689,868 | 733,295 | 797,199 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 941.01 | 999.04 | 1,041.47 | 1,112.36 | 1,206.25 |
| 1株当たり配当額 | (円) | 48.00 | 58.00 | 52.00 | 62.00 | 86.00 |
| (うち1株当たり中間配当額) | (22.00) | (26.00) | (26.00) | (29.00) | (31.00) | |
| 1株当たり当期純利益金額 | (円) | 93.67 | 102.99 | 93.21 | 127.57 | 158.18 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | 93.52 | 102.79 | 93.07 | 127.37 | 157.92 |
| 自己資本比率 | (%) | 80.9 | 81.4 | 82.5 | 82.9 | 82.8 |
| 自己資本利益率 | (%) | 10.2 | 10.6 | 9.1 | 11.8 | 13.6 |
| 株価収益率 | (倍) | 31.64 | 41.17 | 36.00 | 45.23 | 40.33 |
| 配当性向 | (%) | 51.2 | 56.3 | 55.8 | 48.6 | 54.4 |
| 従業員数 | (人) | 4,932 | 4,990 | 4,950 | 4,979 | 5,037 |
(注)1.提出会社の財務諸表は日本基準に基づいて作成しております。
2.売上高は消費税等抜きであります。
3.金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
2【沿革】
| 1925年3月 | 上野十蔵、中外新薬商会を創業、医薬品の輸入販売を開始 |
|---|---|
| 1927年 | 医薬品製造に着手 |
| 1943年3月 | 株式会社に組織変更、商号を中外製薬株式会社(本社・東京都)に変更 |
| 1944年4月 | ㈱松永製薬所を吸収合併、松永工場開設(広島県) |
| 1946年9月 | 鏡石工場建設(福島県) |
| 1956年3月 | 株式を東京証券取引所(現在 ㈱東京証券取引所)に上場 |
| 1957年4月 | 浮間工場建設(東京都) |
| 1960年9月 | 綜合研究所建設(東京都・高田研究所) |
| 1971年2月 | 血液分析器及び試薬を発売、臨床検査薬機器分野へ進出 |
| 3月 | 藤枝工場建設(静岡県) |
| 1987年6月 | 富士御殿場研究所建設(静岡県) |
| 1989年12月 | ジェン・プローブ・インコーポレーテッド買収(米国) |
| 1990年10月 | 宇都宮工場建設(栃木県) |
| 1994年1月 | ロンドン駐在事務所(1986年3月開設)を現地法人化し、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド設立(英国) |
| 1995年7月 | 中外バイオファーマシューティカルズ・インコーポレーテッド設立(米国) |
| 1997年3月 | 中外診断科学㈱設立(東京都) |
| 12月 | 中外ファーマ・マーケティング・リミテッド設立(英国・現在、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド) |
| 2001年4月 | 筑波研究所開設(茨城県)中外ファーマ・フランス・エスエーエス設立(フランス) |
| 2002年3月 | 持株会社中外ユー・エス・エー・インコーポレーテッド設立(米国・現在、中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド) |
| 5月 | 中外診断科学㈱の全株式を富士レビオ㈱に譲渡 |
| 9月 | ジェン・プローブ・インコーポレーテッドをスピンオフ |
| 10月 | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの戦略的アライアンスに基づき、中外製薬㈱と日本ロシュ㈱が合併し、ロシュ・ホールディング・リミテッドが親会社となる |
| 2003年12月 | 高田研究所と松永工場を閉鎖 |
| 2004年12月 | 一般用医薬品事業をライオン㈱に譲渡、永光化成㈱の殺虫剤製造事業をライオンパッケージング㈱に譲渡 |
| 2005年3月 | 筑波研究所を閉鎖 |
| 6月 | 鏡石工場及び東北中外製薬㈱をニプロ㈱に譲渡 |
| 2006年5月 | 浮間工場、藤枝工場、宇都宮工場及び鎌倉工場における医薬品等の製造に関する事業を、会社分割により、子会社である中外製薬工業㈱に承継 |
| 2010年12月 | 中外製薬工業㈱ 鎌倉工場を閉鎖 |
| 2012年1月 | 中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド設立(シンガポール) |
| 2014年6月 | 日健中外製薬有限公司設立(中国) |
| 2015年 | 海外子会社組織を統合・再編 |
| 7月 | 欧州:開発機能と販売機能を統合(再編後名称:中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド) |
| 中国:医薬品学術情報提供機能と販売機能を統合(再編後名称:日健中外製薬有限公司) | |
| 台湾:開発機能と販売機能を統合(再編後名称:台湾中外製薬股份有限公司) | |
| 10月 | 米国:米国の持株会社と開発子会社を統合(再編後名称:中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド) |
| 2016年6月 | 泰州日健中外製薬工業有限公司設立(中国) |
3【事業の内容】
当企業集団は、連結財務諸表提出会社(以下、「当社」という。)、子会社17社、共同支配事業1社及び親会社の子会社2社により構成されており、主な事業内容と企業集団を構成する各会社の当該事業に係る位置づけの概要は次のとおりであります。
医薬品事業21社
国内事業:当社が製造した医薬品を、全国の特約店を通じて販売しております。
製造については、一部医薬品の原材料をエフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド[本社:スイス]から購入しております。また、中外製薬工業㈱及びジェネンテック・インコーポレーテッド[本社:米国]に医薬品の製造を委託しております。
研究業務については、㈱中外医科学研究所に医薬品の研究業務の一部を委託しており、また同社に研究用施設等の管理業務を委託しております。㈱未来創薬研究所は創薬研究を実施しております。
開発業務については、㈱中外臨床研究センターに臨床開発業務の一部を委託しております。
また、㈱シービーエスは当社の事務処理業務を請け負っており、その他の2社は、運送・保管業務、医薬情報の文献調査等のサービスを当社に提供しております。
海外事業:欧州では、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドが販売統轄会社として位置づけられております。
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドが当社一部製品を輸入し販売しております。
欧州において、中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーが当社製品を輸入し販売しております。中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドが英国とドイツでの販売活動を、中外ファーマ・ユー・ケー・リミテッドが英国において販売活動を、中外ファーマ・フランス・エスエーエスがフランスにおける販売活動を行っております。
台湾において、台湾中外製薬股份有限公司が医薬品の販売を行っております。
中国においては、日健中外製薬有限公司が医薬品の販売を行い、医薬品学術情報を提供しております。また、2016年6月に泰州日健中外製薬工業有限公司を設立しました。
海外での研究開発活動は、中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド(米国)、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド(英国)、日健中外科技(北京)有限公司(中国)及び台湾中外製薬股份有限公司(台湾)が医薬品の開発・申請業務を、中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド(シンガポール)及び共同支配事業であるC&Cリサーチ・ラボラトリーズ(韓国)が医薬品の研究を行っております。
企業集団の関係概要図は次のとおりであります。
2018年12月31日現在
・子会社及び共同支配事業のうち、上場している会社はありません。
・泰州日健中外製薬工業有限公司は、2016年6月に設立され、現在(2018年12月31日)開業準備中であるため、企業集団の関係概要図には記載しておりません。
・2019年1月に中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーは中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドによって株式を追加取得され、完全子会社となり、社名を中外ファーマ・ヨーロッパ・ロジスティクス・エスエーエスに変更しております。
・2019年2月に中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドの子会社である中外ファーマ・ジャーマニー・ジーエムビーエイチが新設されました。
4【関係会社の状況】
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権に対する所有(又は被所有)割合 | 関係内容 | |||
| 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | 設備の賃貸借 | |||||
| (親会社) | % | |||||||
| ロシュ・ホールディング・リミテッド | スイスバーゼル市 | 百万スイス・フラン160 | 持株会社 | (61.25) | 有 | ─ | ― | ─ |
| (連結子会社) | ||||||||
| 株式会社中外医科学研究所 | 静岡県御殿場市 | 百万円100 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 研究用材料の購入及び研究用器材施設などの管理委託 | 社屋及び研究用設備の賃貸 |
| 株式会社中外臨床研究センター | 東京都中央区 | 50 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 臨床試験に関する業務の委託 | 社屋の賃貸 |
| 株式会社未来創薬研究所 | 神奈川県鎌倉市 | 100 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 医薬品の研究開発の委託 | 社屋及び研究用設備の賃貸 |
| 中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド | 米国ニュージャージー州 | 米ドル1 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ― | 医薬品の研究開発の委託 | ─ |
| 中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド | 英国ロンドン市 | 英ポンド8,677,808 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の販売、開発・申請 | ─ |
| 中外ファーマ・ユー・ケー・リミテッド | 英国ロンドン市 | 16,000,000 | 医薬品事業 | 100.00[100.00] | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の販売 | ─ |
| 中外ファーマ・フランス・エスエーエス | フランスパリ市 | ユーロ1,000,000 | 医薬品事業 | 100.00[100.00] | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の販売 | ─ |
| 中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー(注)3 | フランスアントニー市 | 160,000 | 医薬品事業 | 50.00[50.00] | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の輸入販売、開発・申請 | ─ |
| 台湾中外製薬股份有限公司 | 台湾台北市 | 新台湾ドル33,376,000 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の販売、開発・申請 | ─ |
| 日健中外科技(北京)有限公司 | 中国北京市 | 百万円16 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 医薬品の開発・申請業務の委託 | ─ |
| 日健中外製薬有限公司 | 中国江蘇省 | 米ドル30,000,000 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 当社製造の医薬品の販売、学術情報の提供 | ─ |
| 泰州日健中外製薬工業有限公司(注)4 | 中国江蘇省 | 中国元91,000,000 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | ― | ─ |
| 中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド | シンガポール | シンガポールドル1,500,000 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | 運転資金の貸付 | 医薬品の研究開発の委託 | ─ |
| 株式会社シービーエス | 東京都北区 | 百万円66 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 当社の事務処理業務の委託 | 社屋の賃貸 |
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権に対する所有(又は被所有)割合 | 関係内容 | |||
| 役員の兼任等 | 資金援助 | 営業上の取引 | 設備の賃貸借 | |||||
| (連結子会社) | % | |||||||
| 中外物流株式会社 | 埼玉県加須市 | 百万円50 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 当社販売の医薬品等の運送、保管業務の委託 | 土地社屋の賃貸 |
| 株式会社メディカルカルチュア | 東京都中央区 | 10 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | ─ | 医薬情報の文献調査等の委託 | 社屋の賃貸 |
| 中外製薬工業株式会社(注)5 | 東京都北区 | 80 | 医薬品事業 | 100.00 | 有 | 運転資金の貸付 | 医薬品の製造委託 | 土地社屋及び製造用設備の賃貸 |
(注)1.連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権に対する所有(又は被所有)割合の[ ]内は、間接所有割合で内数であり、小数点第2位以下を切り捨てて記載しております。
3.中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーは、当社の議決権の所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。なお、2019年1月に中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーは中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドによって株式を追加取得され、完全子会社となり、社名を中外ファーマ・ヨーロッパ・ロジスティクス・エスエーエスに変更しております。
4.泰州日健中外製薬工業有限公司は、2016年6月に設立され、現在(2018年12月31日)開業準備中であるため、企業集団の関係概要図には記載しておりません。
5.上記のうち、中外製薬工業株式会社は特定子会社に該当しております。
6.2019年2月に中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドの子会社である中外ファーマ・ジャーマニー・ジーエムビーエイチが新設されました。
7.上記のうち、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社、及び連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過の状況にある会社はありません。
8.親会社の所有関係は次のとおりであります。(参考:アライアンス基本契約等については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 連結財務諸表注記 29.関連当事者」をご参照ください。)
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
2018年12月31日現在
従業員数(人) 7,432
(注)1.従業員数は就業人員数を記載しております。
2.当社グループは、医薬品事業のみの単一セグメント・単一事業部門であるため、グループ全体での従業員数を記載しております。
(2)提出会社の状況
2018年12月31日現在
| 従業員数(人) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 5,037 | 43才0カ月 | 16年11カ月 | 9,839,462 |
(注)1.従業員数は就業人員数を記載しております。
2.当社は、医薬品事業のみの単一セグメント・単一事業部門であるため、当社全体での従業員数を記載しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社グループには、中外製薬労働組合、中外製薬工業労働組合による中外製薬労組連合会が組織されており、2018年12月末現在の組合員数は4,217名であります。労使は、相互信頼をベースとした協力的な関係を維持しております。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営の基本方針
当社グループは、世界有数の製薬企業であるロシュとの戦略的アライアンスのもと、「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献する」ことをMission(存在意義)とし、「患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア産業のトップイノベーターとなること」を目標に、社会とともに発展することを経営の基本方針としています。
その実践にあたっては、当社グループのCore Values(価値観)である、「患者中心」、「フロンティア精神」、「誠実」に沿った事業活動を行っております。
この基本方針のもと、「すべての革新は患者さんのために」という考え方に沿って、革新的な創薬を柱とするイノベーションに集中し、一人ひとりの患者さんにとって最適な医療の提供による社会課題の解決と健全な社会の発展を目指すとともに、持続的な企業価値拡大を図ります。
さらに、事業活動に伴う社会へのインパクトを最善のものとするため、環境・社会・ガバナンスに代表される課題に積極的に取り組んでまいります。こうした活動は、社会全体の持続性向上に寄与するとともに、当社グループの長期的な発展を支える基盤になると確信しております。
(2)目標とする経営指標
当社グループはイノベーションの創出による企業価値の向上を重視し、中長期計画の策定においては、資本スプレッドを加味した目標と現状とのギャップを明確にしたうえで成長戦略を立案しております。開発テーマ等の投資判断においても、都度、資本コストを踏まえた評価をするなど、収益性と資本効率を重視した資源配分・経営判断を行っております。そのうえで、持続的な企業価値向上を端的に表し、かつ株主等ステークホルダーと共有できる指標として、2019年度から2021年度までを期間とする中期経営計画「IBI 21」においては、3年間でのCore EPS年平均成長率「High single digit(一桁台後半;一定為替レートベース)」を掲げております。
(3)環境認識と対処すべき課題
世界人口の増加と各国における高齢化進展によって、医薬品への期待・ニーズが増大するなか、限られた資源のもと、持続可能な医療の実現が世界共通の課題となっております。また、ライフサイエンスやICTの飛躍的な進歩によって、社会構造が大きく変化するとともに、医療課題解決へのイノベーション創出機会が拡大する一方、既存業界の枠を超えた企業間のスピード競争はこれまで以上に熾烈化しております。
こうした変化は相互に影響しあいながら、社会全体に幾何級数的な変動をもたらすことが予想されます。このため、製薬産業においても大幅な変革が求められる状況にあります。
最も重要な課題は、「イノベーション」の追求です。新たな治療ターゲットの探索や創薬技術のさらなる革新により、アンメット・メディカルニーズに応える新薬の創出が求められます。さらには、患者さん一人ひとりに最適な医療の実現に向けて、ライフサイエンス進展による新たな技術や、ビッグデータ、AIといったデジタル技術の進化を柔軟に取り入れながら、従来の創薬力にとどまらないケイパビリティを獲得・強化することが課題となります。
その実現に向けた「事業構造改革」も喫緊の課題です。グローバルでの財政圧力・薬剤費抑制策の強化により製薬企業の経営環境が厳しくなるなか、限られた資源をイノベーションに集中投資できる体制への変革が一層求められます。特に国内においては、薬剤費抑制に向けた厳しい制度改革が次々と打ち出され、今後はますますの市場縮小が見通されており、既存プロセスやコスト構造の抜本的見直し、及びデジタル等も活用した新たな事業構造のデザインが課題となります。
こうした製薬産業における課題に加え、社会全体において、近年の地球環境変動や、経済格差による貧困等の社会経済を含めた社会システムの持続性への危機が高まっております。事業活動の持続的な発展のために、企業はこれらの背景にある社会課題と真摯に向き合い、それぞれのバリューチェーンに関連した課題を特定し、解決に向けて取り組む必要があります。
そのようななか、当社グループは、革新的な新薬の創出と、ロシュとの戦略的アライアンスを基盤とした国内トップクラスの成長を実現してまいりました。ロシュの充実した新薬パイプラインによる安定した収益基盤を確保しながら、自社創薬に資源を集中し、革新的な研究開発プロジェクトを継続的に創出しております。その結果、これまで4つの当社創製医薬品(アクテムラ、アレセンサ、ヘムライブラ、「SA237(サトラリズマブ)」)が米国FDAから「画期的治療薬(Breakthrough Therapy)」に指定されるなど、当社グループの創薬力は世界的に高い評価を受けております。また、後期開発や販売においては、グローバル・ロシュのプラットフォームを活用することで、高い生産性を実現しております。
今後、アレセンサ、ヘムライブラなどの成長ドライバーをグローバル市場で確実に価値最大化すること、そしてこれらに続く自社成長ドライバーをいち早く創出し、スピーディな開発を成し遂げることで、今後も持続的な利益成長を目指してまいります。
その一方で、社会がグローバルで大きな変化を迎えるなか、当社の取組みもさらなる進化が必要であると認識しております。
(4)中期経営計画「IBI 21」
当社グループは、2019年度から2021年度までを期間とする新たな中期経営計画「IBI 21」を策定しました。前中計「IBI 18」で築いた事業基盤とロシュとの戦略的アライアンスをベースに、さらなる競争優位の獲得と持続的な利益成長・企業価値拡大の実現を目指し、新たなステージでの変革に取り組んでおります。
「IBI 21」で私たちが目指すのは、革新的新薬を中核として、イノベーションによる社会及び当社の発展を加速することです。「グローバル成長ドライバーの創出と価値最大化」及び「事業を支える人財・基盤の強化」を重点テーマとし、実現に向けた「5つの戦略」を掲げております。
「IBI 21」では、「IBI」に込めた当社のイノベーションに対する基本姿勢、「INNOVATION BEYOND IMAGINATION(創造で、想像を超える。)」をさらに強化し、革新を通じた持続的な企業成長を目指してまいります。
①Value Creation(創薬、開発、製薬)
当社グループは、これまで世界最先端の抗体改変技術への優先投資により、革新的な研究開発プロジェクトの創出を加速してまいりました。また、低分子、抗体に加えて次世代のコア創薬技術として中分子を選択し、集中投資による技術確立と研究開発プロジェクトの早期創出に向けて取り組んでおります。
「IBI 21」においては、「治癒、疾患コントロールを目指した革新的創薬の実現」をテーマに、新たな次元での創薬に挑戦してまいります。これまで培ってきた独自の創薬技術をさらに強化するとともに、バイオロジー(病態のさらなる深い理解)との融合により独創的な創薬ターゲットを同定し、それらの最速でのPoC取得~開発の実現と患者価値の実証を強力に推進してまいります。特に、自社開発パイプラインについて、日米欧3極を軸とした自社のトランスレーショナルリサーチ推進体制、及びロシュとの協働のもと、グローバルトップクラスの質・スピードによる開発を進め、次世代成長ドライバーとなる革新的新薬の連続創出を実現します。
こうした革新的新薬をいち早く患者さんにお届けするため、高速開発と製品供給体制の充実、特に中分子医薬品など製剤難度の高い研究開発プロジェクトに対応した製造技術のさらなる進化を推進します。また、グローバル基準に対応した品質管理、品質保証、及びレギュラトリー機能の強化にも引き続き努めてまいります。
②Value Delivery(営業、メディカル、安全性)
当社グループは、これまで自社及びロシュからの多くの有力な治療薬を市場に展開し、がん領域、腎領域、骨・関節領域、リウマチ領域をはじめとして参入市場において確固たる地位を築いてまいりました。
「IBI 21」においては、これまで取り組んできた患者中心の情報提供活動や安全性マネジメントを含めた医薬品適正使用推進活動、患者さんにとっての薬剤価値を高めるエビデンス創出活動を一層強化するとともに、技術進化に対応したデジタルソリューションの強化も含め、高度化・多様化するステークホルダー・ニーズに応えるソリューション提供を追求し、「患者中心の高度かつ持続的な医療」の実現に貢献するとともに、国内外において成長ドライバー品への活動集中により、当社グループの成長加速を目指してまいります。
③個別化医療(PHC)の高度化
ゲノム医療やデータ解析技術の飛躍的な進歩を背景に、近年、「個別化医療(Personalized Healthcare; PHC)」がますます進展しています。また、デジタルデバイスの進化などによって、これまでの「効果・安全性」という概念にとどまらず、QOL等を含めた患者さんにとっての幅広いメリットの測定が可能となることで、患者さんにとって最適なソリューションの提供と価値の証明が一層求められます。このようななか、当社は個別化医療において世界をリードするロシュ・グループの一員として、一人ひとりの「個人」に最適な治療を提供する新たな段階の個別化医療を目指して、国やアカデミアとも緊密に協働しながら取り組んでまいります。さらには、患者さんやその家族にとっての幅広い価値の提供とその証明を可能にするケイパビリティの強化に競合に先んじて取り組みます。さらには、デジタル技術・データを活用した取組みを通じて、創薬ターゲットや分子探索の効率化、RWDを用いた臨床開発の効率化といったR&Dプロセスの革新も積極的に推進してまいります。
また、がん領域におけるリーディングカンパニーとして、がんゲノム医療の実現と提供体制の構築に貢献することは当社の重要な責務と考えております。「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」はその一環で、次世代シークエンサーを用いて網羅的がん関連遺伝子解析プロファイリング情報を提供する製品であり、がん治療における個別化医療の発展と普及に貢献するものです。2018年には「ファウンデーションメディシン・ユニット」を新設し、本事業を力強く推進しております。
④人財の強化と抜本的な構造改革
ここまで掲げた戦略の遂行にあたっては、激変する環境に対応し、イノベーション創出を牽引する多様な人財の育成・獲得が重要となります。「IBI 21」においては、中長期を見据えた高度かつ多様な人財の獲得・育成・配置に向けた取組みを一層強化します。具体的には、リーダー人財の適所適財を推進するためのタレントマネジメント・ポジションマネジメント実行体制の強化、戦略実行のキーとなる専門人財の獲得、挑戦的な風土を支える人事・報酬制度への変革、そしてダイバーシティ&インクルージョンの一層の推進により多様な人財の活躍でイノベーションが創出される組織風土の醸成に取り組んでまいります。
また、財政圧力を背景に製薬企業の事業環境が厳しさを増すなか、イノベーションへの資源集中を可能にするコスト構造への変革が大きな課題となります。当社においても、限られた資源をイノベーションに集中するために、2018年には長期収載品13品目の事業譲渡を行うなどの打ち手を実行してまいりました。「IBI 21」では、機動的なイノベーションへの投資と持続的な利益成長を同時に実現するため、事業プロセスやコスト構造の抜本的な見直しを断行いたします。
⑤Sustainable基盤の強化
当社グループは、高度で持続可能な医療を実現し人々の健康に貢献するために、Core Values(価値観)に沿った事業を行っております。生命関連企業として、常に誠実な事業活動を行い、高い倫理観とコンプライアンス遵守、品質マネジメントに努めています。また、地球環境に配慮した事業活動や、「医療」「福祉」「教育」「地域社会」及び「環境」に関連した社会貢献活動についても良き企業市民として取り組んでまいりました。
「IBI 21」では、当社グループのMissionと、事業の経済・社会・環境に及ぼす影響を踏まえて特定した重要課題(マテリアリティ)に取り組んでまいります。なかでも、医薬品及びサービスの高い品質の維持、及び当社の技術や知見が活用可能な保健医療アクセスの向上によるグローバルヘルスへの貢献については特に注力してまいります。また、自然資本への悪影響の最小化を目指して地球環境へ配慮した事業活動を推進いたします。
当社グループが取り組むこれら重要課題(マテリアリティ)については、ステークホルダーへ積極的な情報開示と対話を進めてまいります。
「IBI 21」では、これら5つの戦略を柱として、イノベーションによる社会及び当社の発展を目指して取り組んでまいります。
2【事業等のリスク】
当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により重要な影響を受ける可能性があります。以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社グループはこれらリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針であります。
なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)新製品の研究開発について
当社グループは、独自のサイエンス力と技術力を核として、患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア産業のトップイノベーターとなることを目指して、国内外にわたって積極的な研究開発活動を展開しております。がん領域を中心とする充実した開発パイプラインを有しておりますが、そのすべてについて今後順調に開発が進み発売できるとは限らず、途中で開発を断念しなければならない事態も予想されます。そのような事態に陥った場合、開発品によっては当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(2)製品を取りまく環境の変化について
近年の製薬産業における技術進歩は顕著であり、当社グループは国内外の製薬企業との厳しい競争に直面しております。このような状況におきまして、競合品や後発品の発売及び当社グループが締結した販売・技術導出入に関わる契約の変更等により当社グループ製品を取りまく環境が変化した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(3)副作用について
医薬品は各国規制当局の厳しい審査を受けて承認されていますが、その特殊性から、使用にあたり、万全の安全対策を講じたとしても副作用を完全に防止することは困難です。当社グループの医薬品の使用に関し、副作用、特に新たな重篤な副作用が発現した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(4)医療制度改革について
国内においては、急速な少子高齢化が進むなか医療保険制度改革が実行され、その一環として診療報酬体系の見直し、薬価制度改革などの医療費抑制策が実施されております。海外においても、先進国を中心として薬剤費の引き下げの圧力が高まっています。これら各国の薬剤費抑制策の内容によっては当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(5)知的財産権について
当社グループは業務活動上様々な知的財産権を使用しており、それらは当社グループ所有のものであるか、あるいは適法に使用許諾を受けたものであると認識しておりますが、当社グループの認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害する可能性があり、また当社グループの業務に関連する重大な知的財産権を巡っての係争が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(6)ロシュとの戦略的提携について
当社グループはロシュとの戦略的提携により、日本市場におけるロシュの唯一の医薬品事業会社となり、また日本以外の世界市場(韓国・台湾除く)ではロシュに当社製品の第一選択権を付与し、多数の製品及びプロジェクトを同社との間で導入・導出しております。なんらかの理由により戦略的提携における合意内容が変更された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(7)国際的な事業活動について
当社グループは国外における医薬品の販売や研究開発活動、医薬品バルクの輸出入など国際的な事業を積極的に行っております。このような国際的な事業活動においては、法令や規制の変更、政情不安、経済動向の不確実性、現地における労使関係、税制の変更や解釈の多様性、為替相場の変動、商習慣の相違等に直面する場合があり、これらに伴うコンプライアンスに関する問題の発生を含め、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(8)ITセキュリティ及び情報管理について
業務上、各種ITシステムを利用しており、従業員・アウトソーシング企業の不注意または故意による行為、システム障害やサイバー攻撃等の外部要因により、業務が阻害される可能性があります。また、万が一の事故等により機密情報が社外に流出した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(9)大規模災害等による影響について
地震、台風などの自然災害、火災などの事故などが発生した場合、当社グループの事業所・営業所及び取引先が大規模な被害を受け事業活動が停滞し、また損害を被った設備などの修復のため多額の費用が発生するなど、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(10)訴訟等について
事業活動に関連して、医薬品の副作用、製造物責任、労務問題、公正取引等に関して訴訟を提起される場合があり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
(11)環境問題について
環境問題に関連して関係法令等の順守はもとより、さらに高い自主基準を設定してその達成に向けて努めております。事業活動を行う過程において万が一の事故等により関係法令等の違反が生じた場合、関連費用等のため当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
(単位:億円)
| 2018年12月期実績 | 2017年12月期実績 | 前年同期比 | ||
| 連結損益(Core実績) | ||||
| 売上収益 | 5,798 | 5,342 | +8.5 | % |
| 製商品売上高(タミフル除く) | 5,172 | 4,824 | +7.2 | % |
| タミフル | 107 | 169 | △36.7 | % |
| ロイヤルティ及びその他の営業収入 | 519 | 349 | +48.7 | % |
| 売上原価 | △2,619 | △2,529 | +3.6 | % |
| 売上総利益 | 3,179 | 2,813 | +13.0 | % |
| 販売費 | △737 | △728 | +1.2 | % |
| 研究開発費 | △942 | △889 | +6.0 | % |
| 一般管理費等 | △197 | △163 | +20.9 | % |
| 営業利益 | 1,303 | 1,032 | +26.3 | % |
| 当期利益 | 973 | 767 | +26.9 | % |
| 連結損益(IFRS実績) | ||||
| 売上収益 | 5,798 | 5,342 | +8.5 | % |
| 営業利益 | 1,243 | 989 | +25.7 | % |
| 当期利益 | 931 | 735 | +26.7 | % |
| Core EPS(円) | 176.42 | 138.68 | +27.2 | % |
| Core 配当性向(%) | 48.7 | 44.7 | - | |
<連結損益の概要(IFRSベース)>
当連結会計年度の売上収益は5,798億円(前年同期比8.5%増)、営業利益は1,243億円(同25.7%増)、当期利益は931億円(同26.7%増)となりました。これらには当社が管理する経常的業績(Coreベース)では除外している無形資産の償却費12億円、無形資産の減損損失48億円が含まれています。
<連結損益の概要(Coreベース)>
当連結会計年度の売上収益は、製商品売上高、ロイヤルティ及びその他の営業収入がいずれも伸長し、5,798億円(前年同期比8.5%増)となりました。
売上収益のうち、タミフルを除く製商品売上高は、国内のがん領域における新製品や主力品、骨・関節領域における主力品の堅調な推移に加え、アクテムラ、アレセンサのロシュ向け輸出の増加により、5,172億円(同7.2%増)となりました。ロイヤルティ及びその他の営業収入は、第1四半期に計上した太陽ファルマ株式会社への長期収載品の譲渡やイーライリリー・アンド・カンパニーへの開発品の導出に伴う一時的な収入等により、519億円(同48.7%増)となりました。
製品別売上構成比の変化等により、製商品原価率は49.6%と前年同期比で1.1%ポイント改善しました。結果、売上総利益は3,179億円(同13.0%増)となりました。
経費については、1,876億円(同5.3%増)となりました。販売費は新製品を中心とした販促活動の増加等により737億円(同1.2%増)、研究開発費は開発テーマの進展等により942億円(同6.0%増)、一般管理費等は法務費用及び法人事業税を含む諸経費の増加により197億円(同20.9%増)となりました。この結果、Core営業利益は1,303億円(同26.3%増)、Core当期利益は973億円(同26.9%増)、Core EPSは176.42円(同27.2%増)となりました。
※Core実績について
当社はIFRS移行を機に2013年よりCore実績を開示しております。Core実績とはIFRS実績に当社が非経常事項と捉える事項の調整を行ったものであり、ロシュが開示するCore実績の概念とも整合しております。当社ではCore実績を、社内の業績管理、社内外への経常的な収益性の推移の説明、並びに株主還元をはじめとする成果配分を行う際の指標として使用しております。
株主還元を行う際の指標には、Core EPS及びCore配当性向を指標として使用しております。Core EPSは、Core実績をもとに算出された、当社株主に帰属する希薄化後1株当たり当期利益であり、Core配当性向は、Core EPS対比の配当性向です。
※Core EPS:当社が定める非経常的損益項目を控除したうえで算出された、当社株主に帰属する希薄化後1株当たり当期利益であります。
<製商品売上高の内訳>
(単位:億円)
| 2018年12月期実績 | 2017年12月期実績 | 前年同期比 | ||
| 製商品売上高 | 5,278 | 4,993 | +5.7 | % |
| 国内製商品売上高(タミフル除く) | 3,892 | 3,884 | +0.2 | % |
| がん領域 | 2,257 | 2,259 | △0.1 | % |
| 骨・関節領域 | 1,005 | 933 | +7.7 | % |
| 腎領域 | 363 | 393 | △7.6 | % |
| その他領域 | 268 | 299 | △10.4 | % |
| タミフル | 107 | 169 | △36.7 | % |
| 通常 | 101 | 119 | △15.1 | % |
| 行政備蓄等 | 5 | 50 | △90.0 | % |
| 海外製商品売上高 | 1,279 | 940 | +36.1 | % |
[国内製商品売上高(タミフル除く)]
タミフルを除く国内製商品売上高は、昨年4月の薬価改定の影響を受け、一部の抗悪性腫瘍剤の売上が減少したものの、がん領域における新製品や主力品、骨・関節領域における主力品の堅調な推移により、3,892億円(前年同期比0.2%増)となりました。
がん領域の売上は、2,257億円(同0.1%減)となりました。これは、昨年4月に発売した抗悪性腫瘍剤/抗PD-L1ヒト化モノクローナル抗体「テセントリク」の売上が91億円となったことに加え、主力品である抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」が好調に推移したものの、昨年4月の薬価改定の影響等を受けて、抗悪性腫瘍剤/抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「ハーセプチン」と、抗悪性腫瘍剤/抗CD20モノクローナル抗体「リツキサン」の売上が減少したことによります。
骨・関節領域の売上は、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」、経口骨粗鬆症治療剤「エディロール」といった主力品の堅調な推移により、1,005億円(同7.7%増)となりました。
腎領域の売上は、昨年4月の薬価改定の影響等を受け、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール」や持続型赤血球造血刺激因子製剤「ミルセラ」等の売上が減少したことにより、363億円(同7.6%減)となりました。
その他領域の売上は、昨年5月に発売した血液凝固第Ⅷ因子機能代替製剤「ヘムライブラ」の売上が順調な市場浸透により30億円となったものの、太陽ファルマ株式会社へ譲渡した長期収載品の減少等により、268億円(同10.4%減)となりました。
一方、昨年2月1日に公表した通期予想に対して、タミフルを除く国内製商品売上高は、テセントリクやヘムライブラといった新製品の想定を上回る進捗をはじめ、すべての領域で通期予想を上回った結果、3,892億円(通期予想比3.8%増)となりました。
[タミフル]
抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」の通常シーズン向けの売上は101億円(前年同期比15.1%減)、行政備蓄等の売上は5億円(同90.0%減)でした。
[海外製商品売上高]
アクテムラ、アレセンサのロシュ向け輸出の増加により、海外製商品売上高は1,279億円(前年同期比36.1%増)となりました。
一方、昨年2月1日に公表した通期予想に対して、海外製商品売上高は、アクテムラ、アレセンサのロシュ向け輸出が想定を上回り、1,279億円(通期予想比8.3%増)となりました。
② 財政状態の状況
| (単位:億円) | ||||
| 2018年期末実績 | 2017年期末実績 | 前期末比 | ||
| 純営業資産(NOA)及び純資産 | ||||
| 純運転資本 | 2,351 | 2,507 | △6.2 | % |
| 長期純営業資産 | 2,701 | 1,895 | +42.5 | % |
| 純営業資産(NOA) | 5,053 | 4,402 | +14.8 | % |
| ネット現金 | 2,492 | 2,428 | +2.6 | % |
| その他の営業外純資産 | 21 | 99 | △78.8 | % |
| 純資産合計 | 7,565 | 6,929 | +9.2 | % |
| 連結財政状態計算書(IFRS実績) | ||||
| 資産合計 | 9,195 | 8,525 | +7.9 | % |
| 負債合計 | △1,630 | △1,596 | +2.1 | % |
| 純資産合計 | 7,565 | 6,929 | +9.2 | % |
当連結会計年度末における純営業資産(NOA)は前連結会計年度末に比べ651億円増加し、5,053億円となりました。うち、純運転資本は、主に棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ156億円減少し2,351億円となった一方、長期純営業資産は主に有形固定資産の増加により前連結会計年度末から806億円増加し、2,701億円となりました。有形固定資産の増加は、次項「③ キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりです。
同じく、次項「③ キャッシュ・フローの状況」で示すとおり、有価証券や有利子負債を含むネット現金は前連結会計年度末に比べ64億円増加し、2,492億円となりました。また、その他の営業外純資産は、主に退職後給付負債の増加により前連結会計年度末から78億円減少し、21億円となりました。
なお、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用により、期首に純運転資本や長期純営業資産に含まれていた繰延収益の税効果考慮後の金額106億円を利益剰余金に修正しております。
これらの結果、純資産合計は前連結会計年度末に比べ636億円増加し、7,565億円となりました。
※純営業資産(NOA)及び純資産について
連結財政状態計算書は国際会計基準第1号「財務諸表の表示」に基づいて作成しております。一方で、純営業資産(NOA)及び純資産は、連結財政状態計算書を内部管理の指標として再構成したものであり、ロシュも同様の指標を開示しております。なお、純営業資産(NOA)及び純資産にはCore実績のような除外事項はありません。
※純営業資産(NOA)について
純営業資産(NOA:Net Operating Assets)は金融取引や税務上の取引とは独立に当社グループの業績を評価することを可能としております。純営業資産は純運転資本及び有形固定資産、無形資産等を含む長期純営業資産から引当金を控除することで計算しております。
③ キャッシュ・フローの状況
(単位:億円)
| 2018年12月期実績 | 2017年12月期実績 | 前年同期比 | ||
| フリー・キャッシュ・フロー | ||||
| 営業利益 | 1,243 | 989 | +25.7 | % |
| 調整後営業利益 | 1,474 | 1,210 | +21.8 | % |
| 営業フリー・キャッシュ・フロー | 743 | 910 | △18.4 | % |
| フリー・キャッシュ・フロー | 437 | 647 | △32.5 | % |
| ネット現金の純増減 | 64 | 379 | △83.1 | % |
| 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS実績) | ||||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,191 | 1,076 | +10.7 | % |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △741 | △367 | +101.9 | % |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △350 | △296 | +18.2 | % |
| 現金及び現金同等物の増減額 | 78 | 437 | △82.2 | % |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 1,469 | 1,391 | +5.6 | % |
当連結会計年度の営業フリー・キャッシュ・フローは、営業利益から、営業利益に含まれる減価償却費などのすべての非現金損益項目及び純営業資産に係るすべての非損益現金流出入を調整した調整後営業利益が、前年同期比21.8%増の1,474億円となったものの、主に有形固定資産の取得による支出718億円により、743億円(前年同期比18.4%減)の収入となりました。有形固定資産の取得は、主に新研究所の建設を目的にした横浜市戸塚区の事業用地取得や少量多品種の抗体原薬の初期商用生産を目的にした生産設備への投資であります。
営業フリー・キャッシュ・フローから法人所得税316億円、移転価格税制調整金32億円を支払ったこと等により、フリー・キャッシュ・フローは437億円(同32.5%減)の収入となりました。
フリー・キャッシュ・フローから配当金の支払358億円及び換算差額等を調整したネット現金の純増減は64億円増加しました。
また、有価証券及び有利子負債の増減を除いた現金及び現金同等物は78億円増加し、当期末残高は1,469億円となりました。
※フリー・キャッシュ・フロー(FCF)について
連結キャッシュ・フロー計算書は国際会計基準第7号「キャッシュ・フロー計算書」に基づいて作成しております。一方で、FCFは、連結キャッシュ・フロー計算書を内部管理の指標として再構成したものであり、ロシュも同様の指標を開示しております。なお、FCFにはCore実績のような除外事項はありません。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産の状況
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| 医薬品事業 | 551,412 | 9.5 |
| 合計 | 551,412 | 9.5 |
(注)IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きの売価換算(仕切単価ベース)であり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
b. 商品仕入実績
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| 医薬品事業 | 15,021 | △35.5 |
| 合計 | 15,021 | △35.5 |
(注)1.IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きの実際仕入高であり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.前年同期比での減少は、主に抗悪性腫瘍剤/抗CD20モノクローナル抗体「リツキサン」によるものです。
c. 受注の状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
d. 販売の状況
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
|---|---|---|
| 医薬品事業 | 579,787 | 8.5 |
| 合計 | 579,787 | 8.5 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度 | ||
| 販売高(百万円) | 割合(%) | 販売高(百万円) | 割合(%) | |
| エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 134,188 | 23.1 | 105,262 | 19.7 |
| アルフレッサ株式会社 | 103,959 | 17.9 | 104,952 | 19.6 |
| 株式会社メディセオ | 76,004 | 13.1 | 80,390 | 15.0 |
2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きであり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
3.販売高は売上収益(製商品売上高とロイヤルティ及びその他の営業収入)であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
① 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a. 資本の財源
当社グループは、これまで、運転資金並びに設備投資及び研究開発活動を自己資金で賄ってきております。引き続き、財務の健全性を保ち、効率的で生産性の高い営業活動によるキャッシュ・イン・フローを創出することによって、必要な投下資本のための財源確保は可能であると考えております。
これらの資金基盤を背景に、当社グループは、投資原資となる内部留保と株主への利益還元のバランスを考慮しながら、それぞれに配分していきます。
配当政策としては、戦略的な投資資金需要や業績見通しを勘案したうえで、Core EPS対比平均して50%の配当性向を目処に、株主の皆様へ安定的な配当を行うことを目標としております。
内部留保資金につきましては、現事業における一層の価値向上と、将来のビジネス機会を探索するための投資に充当してまいります。
b. 資金の流動性
資金の流動性に関しては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。また、今後の重要な資本的支出としては、低・中分子原薬の製法開発機能強化に向けた新合成実験棟建設を計画しており、資金の調達は自己資金で賄う予定であります。詳細は「第3[設備の状況]3[設備の新設、除却等の計画](1)重要な設備の新設等」をご参照ください。
② 経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当連結会計年度においては、2018年2月1日に公表した通期予想に対して、売上収益は5,798億円(通期予想比7.1%増)となりました。国内売上及びロシュ向け輸出の増加に加え、イーライリリー・アンド・カンパニーへの開発品の導出に伴う一時的な収入等により、当初の予想を上回りました。また、製品別売上構成比の変化等により、製商品原価率は49.6%と通期予想を1.0%ポイント改善した一方、法務費用の増加に加え、新製品及び主力品のさらなる市場浸透のための経費増により、経費は1,876億円(同3.4%増)となりました。この結果、Core営業利益は1,303億円(同20.6%増)となり過去最高益となりました。
また、当社グループは、2016年度から2018年度を実行期間とする中期経営計画「IBI 18」を策定し、ロシュとの戦略的アライアンスを活用した競争優位性の発揮を通じて、グローバルに飛躍し続ける企業への変革を目指して、以下の各分野における重点課題に取り組んでまいりました。
a. 創薬
世界最先端の抗体改変技術をはじめとする創薬技術への優先投資により、革新的な研究開発プロジェクトの創出を加速しました。「IBI 18」期間中には新たに8つのプロジェクトがポートフォリオに加わり、「ERY974」「SKY59」「AMY109」「GYM329」の4つの自社創製品の臨床試験を開始いたしました。また、低分子・抗体に続く次世代コア技術として位置付ける中分子の技術基盤が構築され、開発プロジェクトの早期創出に向けて順調に進捗しております。さらには、大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)との包括連携をはじめとするアカデミアとの協働による新規プロジェクトの創出体制も強化し、複数の有望プロジェクトが生み出されております。
b. 開発
今後の飛躍的成長を担うドライバー品への集中的な資源投入により、自社創製品であるヘムライブラは当初計画を大きく上回るスピードでのグローバル迅速承認を達成いたしました。ロシュからの導入品では、テセントリクの非小細胞肺がん1次治療/2次治療での承認を取得し、加えて19適応症での開発が進展中です。さらには、ヘムライブラに続く自社グローバル成長ドライバー候補である「SA237(サトラリズマブ)」が、米国FDAから視神経脊髄炎及び視神経脊髄炎関連疾患に対する「画期的治療薬(Breakthrough Therapy)」の指定を受けるなど、承認取得に向けて開発が順調に進捗しています。
c. 製薬
グローバル複数同時開発・高速上市とコスト低減に向けた製薬機能の強化に取り組み、抗体プロジェクトの開発期間の短縮、アレセンサの原価低減を達成すると同時に、バイオ原薬初期生産プラント「UK3」におけるGMP製造準備も進展いたしました。また、ヘムライブラの申請を通じたFDA査察体制の構築、中分子原薬の製造及び製剤化技術の構築も大きく進展いたしました。
d. 営業・メディカル・安全性
患者・医療関係者をはじめとするステークホルダーの高度化・多様化するニーズに応えるため、営業・メディカル・安全性を中心とする各専門機能の分業及び機能横断的な連携を一層強化し、質の高いソリューション提供を推進してまいりました。その結果、アバスチン、アクテムラ、エディロール等の既存重点品の持続的な成長を達成するとともに、新製品であるヘムライブラ、テセントリクの早期市場浸透を実現し、計画を大きく上回る売上を達成することができました。
e. 全社基盤
上記に掲げた課題の遂行にあたっては、特に人財の強化にフォーカスし、適所適財に基づく重点ポジションの選定、戦略遂行を担うグローバルトップクラス人財の獲得・育成・配置、及びダイバーシティ&インクルージョンの推進に注力いたしました。また、長期収載品13品目の事業譲渡を行うなど、限られた資源をイノベーションに集中するための打ち手を実行いたしました。
これら取組みにより、当初の定性目標及び計量計画を高い水準で達成し、財務面でも過去最高益を連続更新いたしました。
2015年から中期計画最終年度である2018年までの年平均Core EPS成長率(一定為替レートベース)は、当初見通しの“Low single digit”(~3%台)を大幅に上回り、17.1%と非常に好調な実績となりました。
なお、当社グループは、2019年度から2021年度までを期間とする新たな中期経営計画「IBI 21」を策定しました。目標とする経営指標、目標達成に向けた主な取り組み課題については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
(3)経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報
IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と連結財務諸表規則(第7章及び第8章を除く。以下「日本基準」という。)により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項
有形固定資産の減価償却方法について、日本基準では定率法、IFRSでは定額法を採用しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、当連結会計年度における売上原価、販売費、研究開発費及び一般管理費等が7億円減少しております。
外部から導入した開発品に係る一時金及びマイルストン支払いについて、日本基準では発生した会計期間の費用として計上しておりますが、IFRSでは無形資産に計上しております。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて、当連結会計年度における研究開発費が1億円減少しております。
4【経営上の重要な契約等】
(1)技術導入契約等
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約年 | 対価 | 契約終結年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド(及びロシュ・ダイアグノスティクス・インターナショナル(バーゼル支店)) | スイス | 抗悪性腫瘍剤(抗VEGFヒト化モノクローナル抗体) | 2003 | 一定額の契約金 | 発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗悪性腫瘍剤/抗HER2ヒト化モノクローナル抗体 | 2003 | 一定額の契約金 | 発売日から20年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 個人 | 日本 | ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体 | 2004 | 一定料率のロイヤルティ | 2020年 |
| 中外製薬株式会社(当社) | ロシュ・グライカート・エージー | スイス | 抗悪性腫瘍剤 ヒト化抗CD20モノクローナル抗体 | 2007 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | Gantenerumab | 2007 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗HER2抗体チューブリン重合阻害剤複合体 | 2008 | 一定額の契約金 | 発売日から20年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 全薬工業株式会社 | 日本 | 抗CD20モノクローナル抗体 | 2011 | 一定額の契約金 | 2021年 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗悪性腫瘍剤/抗PD-L1ヒト化モノクローナル抗体 | 2013 | 一定額の契約金 | 発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え) | 2013 | 一定額の契約金 | 発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | Ipatasertib | 2014 | 一定額の契約金 | 発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | クレネズマブ(遺伝子組換え) | 2015 | 一定額の契約金 | 発売日から25年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | Anti-Myostatin Adnectin-Fc | 2017 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約年 | 対価 | 契約終結年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | Faricimab | 2017 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
(2)技術導出契約等
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約年 | 対価 | 契約終結年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | 中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー | フランス | 遺伝子組換えヒトG-CSF製剤 | 1993 | 一定料率のロイヤルティ | 販売終了時 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体 | 2003 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | 国毎に発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 大正製薬株式会社 | 日本 | 骨粗鬆症治療剤 | 2006 | 一定額の契約金 | 製剤毎に発売日から10年(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | 大正製薬株式会社 | 日本 | 骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD3製剤) | 2008 | 一定額の契約金 | 発売日から10年(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | 興和株式会社及びサノフィ株式会社 | 日本 | 選択的SGLT2阻害剤-2型糖尿病治療剤 | 2012 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または基本特許満了日のいずれか長い方(日本) |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤 | 2012 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | 発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | 日本新薬株式会社 | 日本 | 抗悪性腫瘍剤 ヒト化抗CD20モノクローナル抗体 | 2012 | 一定額の契約金 | 発売日から15年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗体改変技術 | 2014 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | ロイヤルティ等の支払義務終了時 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗血液凝固第Ⅸa/Ⅹ因子ヒト化二重特異性モノクローナル抗体 血液凝固第Ⅷ因子機能代替製剤 | 2014 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | 国毎に発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | 興和株式会社 | 日本 | 選択的SGLT2阻害剤-2型糖尿病治療剤 | 2015 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | データ保護期間満了日または基本特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新)(欧米) |
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約年 | 対価 | 契約終結年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | スイス | 抗IL-6レセプターヒト化モノクローナル抗体(SA237) | 2016 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | 発売日から10年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
| 中外製薬株式会社(当社) | ネスレ・スキンヘルス・エス・エイ | スイス | Nemolizumab(ヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体) | 2016 | 一定額の契約金及び一定料率のロイヤルティ | 発売日から12年または対象特許満了日のいずれか長い方(以降自動更新) |
(3)合弁関係
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 国名 | 合弁会社名及び所在地 | 設立年 | 設立の目的 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | サノフィ・アベンティス・パーティシペーションズ・エスエーエス | フランス | 中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー(フランス) | 1990 | 医薬品の開発販売 |
| 中外製薬株式会社(当社) | ジェイダブリュ・ファーマシューティカル | 韓国 | C&Cリサーチ・ラボラトリーズ(韓国) | 1992 | 医薬品等の研究開発 |
(4)エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの戦略的アライアンス
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 契約の名称 | 契約年 | 契約の内容 |
|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | ロシュ・ホールディング・リミテッド | 基本契約 | 2001 | 日本国内におけるエフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの医薬品事業の統合を柱とする戦略的アライアンスにかかわる基本契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 日本包括的権利契約 | 2001 | 同社が有する開発候補品の日本における開発・販売について当社に第一選択権を付与する契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 包括的開発品導入契約 | 2002 | 日本ロシュ株式会社との合併時に日本ロシュ株式会社が開発していた開発品の包括的導入 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 包括的既存品導入契約 | 2002 | 日本ロシュ株式会社との合併時に日本ロシュ株式会社が販売していた製品の包括的導入 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 研究協力契約 | 2002 | 低分子化合物に関する同社との間の共通研究基盤構築及びその共同使用に関する基本契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 研究協力契約 | 2004 | 高分子化合物に関する同社との間の共通研究基盤構築及びその共同使用に関する基本契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 改訂世界包括的権利契約 | 2014 | 当社が有する開発候補品の海外(韓国、台湾を除く)における開発・販売について同社に第一選択権を付与する契約 |
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 契約の名称 | 契約年 | 契約の内容 |
|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 日本商業化契約 | 2018 | ファウンデーション・メディシン社製品の日本国内での独占的商業化に関する契約 |
(5)その他
| 契約会社名 | 相手方の名称 | 契約の名称 | 契約年 | 契約の内容 |
|---|---|---|---|---|
| 中外製薬株式会社(当社) | ジェネンテック・インコーポレーテッド | 原薬製造委受託契約 | 2008 | ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体(トシリズマブ)原薬にかかる製造委受託契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 国立大学法人大阪大学 | 包括連携契約 | 2016 | 大阪大学免疫学フロンティア研究センターとの先端的な免疫学研究活動に関わる包括連携契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 太陽ホールディングス株式会社 | 長期収載品製造販売承認等譲渡契約 | 2017 | 太陽ファルマ株式会社に対して、当社の長期収載品13品目にかかる製造販売承認、製造販売権等を一括譲渡する契約 |
| 中外製薬株式会社(当社) | 株式会社Preferred Networks | 包括的パートナーシップ契約 | 2018 | 株式会社Preferred Networksとの深層学習技術を用いた医薬品・サービスの開発に関わる包括的パートナーシップ契約 |
(注)デンカ株式会社とのスベニール事業提携契約につきましては、重要性が乏しくなったため記載を省略しております。
5【研究開発活動】
当社グループは、医療用医薬品に関して国内外にわたる積極的な研究開発活動を展開しており、国際的に通用する革新的な医薬品の創製に取り組んでおります。国内では、御殿場、鎌倉に研究拠点を配置し、連携して創薬の研究を行う一方、浮間では工業化技術の研究を行っております。また、海外では、中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド(米国)、中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド(英国)、日健中外科技(北京)有限公司(中国)、台湾中外製薬股份有限公司(台湾)が医薬品の開発・申請業務を、中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド(シンガポール)、共同支配事業であるC&Cリサーチ・ラボラトリーズ(韓国)が医薬品の研究開発を行っています。
当連結会計年度におけるCoreベースの研究開発費は、942億円となりました。
2018年1月1日から2018年12月31日までの研究開発活動の進捗状況は以下のとおりであります。
「がん領域」
・糖鎖改変型タイプⅡ抗CD20モノクローナル抗体「RG7159」(製品名:「ガザイバ」)は、CD20陽性の濾胞性リンパ腫を適応症として2018年7月に承認を取得し、8月に発売しました。
・HER2二量体化阻害ヒト化モノクローナル抗体「RG1273」(製品名:「パージェタ」)は、HER2陽性の乳がんにおける術前・術後薬物療法を適応症として、2018年10月に承認を取得しました。
・改変型抗PD-L1モノクローナル抗体「RG7446」(製品名:「テセントリク」)は、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんを適応症として2018年1月に承認を取得し、4月に発売しました。2018年3月には、化学療法未治療の扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんに対して承認申請を行い、12月に承認を取得しました。2018年12月には、小細胞肺がん及び乳がんを予定適応症として承認申請を行いました。肝細胞がんを予定適応症として2018年4月に、頭頸部がん(維持療法)を予定適応症として2018年6月に、早期乳がんを予定適応症として2018年8月に、それぞれ第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体「RG435」(製品名:「アバスチン」)は、肝細胞がんを予定適応症として2018年4月に第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・AKT阻害剤「RG7440」は、乳がんを予定適応症として、2018年1月に第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・抗HER2ヒト化モノクローナル抗体/HER2二量体化阻害ヒト化モノクローナル抗体「RG6264」(配合剤、皮下注)は、乳がんを予定適応症として、2018年7月に第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・ALK阻害剤「AF802/RG7853」(製品名:「アレセンサ」)は、非小細胞肺がん[アジュバント]を予定適応症として、2018年8月に第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・ROS1/TRK阻害剤「RG6268」は、2018年7月に導入契約を締結し、非小細胞肺がん及び固形がん[NTRK 融合遺伝子陽性]を予定適応症とする国内開発を開始し、2018年12月に固形がん[NTRK 融合遺伝子陽性]を予定適応症として承認申請を行いました。
・抗CEA/CD3バイスペシフィック抗体「RG7802」は、固形がんを予定適応症として、2018年1月に第Ⅰ相臨床試験を開始しました。
・抗CD20/CD3バイスペシフィック抗体「RG7828」は、血液がんを予定適応症として、2018年3月に第Ⅰ相臨床試験を開始しました。
・PI3K阻害剤「RG7604」は、導入元のロシュが実施した海外臨床試験の結果に鑑み、固形がんを対象とする開発を中止しました。
「骨・関節領域」
・活性型ビタミンD3誘導体「ED-71」(製品名:「エディロール」)は、骨粗鬆症を予定適応症として、2018年2月に中国で承認申請を行いました。
「神経疾患領域」
・抗α -シヌクレインモノクローナル抗体「RG7935」は、パーキンソン病を予定適応症として、2018年2月に第Ⅰ相臨床試験を開始しました。
・「GYM329/ RG6237」は、神経筋疾患を予定適応症として、2018年10月に第Ⅰ相臨床試験を開始しました。
「その他の疾患領域」
・抗factor IXa/Xバイスペシフィック抗体「ACE910/RG6013」(製品名:「ヘムライブラ」)は、血液凝固第VIII因子に対するインヒビターを保有する成人及び小児の血友病Aに対する週1回の皮下投与による予防投与療法に対して、2018年2月に欧州で、3月に国内で承認を取得し、5月に国内で発売しました。また、血液凝固第VIII因子に対するインヒビター非保有の成人あるいは小児の血友病Aに対する週1回、2週に1回または4週に1回の皮下投与による予防療法の効能・効果、及び血液凝固第VIII因子に対するインヒビター保有の成人あるいは小児の血友病Aに対する2週または4週に1回の用法用量の追加について、2018年4月に国内、米国及び欧州で承認申請を行い、2018年10月に米国で、12月に国内で承認を取得しました。
・抗VEGF/Ang2バイスペシフィック抗体「RG7716」は、糖尿病黄斑浮腫を予定適応症として、2018年9月に第Ⅲ相国際共同治験を開始しました。
・「AMY109」は、子宮内膜症を予定適応症として、2018年2月に第Ⅰ相臨床試験を開始しました。
・抗IL-13ヒト化モノクローナル抗体「RG3637」は、第Ⅱ相国際共同治験「RIFF試験」の結果に鑑み、特発性肺線維症を対象とする開発を中止しました。
・URAT1阻害剤「URC102」は、開発ポートフォリオの優先度を考慮し、痛風を対象とする開発を中止しました。
※本章において、金額は億円未満を四捨五入しております。また、増減及び%は億円単位で表示された数字で計算しております。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは生産設備の増強・合理化及び研究開発機能の充実・強化などを目的とした設備投資を継続的に実施しております。当連結会計年度における設備投資額は718億円であり、主要なものは、横浜市戸塚区の事業用地購入及び浮間工場における少量多品種の抗体原薬の初期商用生産(UK3新設による生産能力の拡充)への投資などであります。
※本項において、金額は億円未満を四捨五入しております。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は次のとおりであります。
(提出会社)
| 2018年12月31日現在 | ||||||
| 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円)(注)1 | 従業員数(人) | |||
| 土地(面積千㎡) | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 合計 | |||
| 浮間地区(東京都 北区)(注)4 | 医薬品の研究 | 1,077(67) | 12,841 | 11,500 | 25,418 | 463 |
| 藤枝地区(静岡県 藤枝市) | 医薬品の研究 | 350(217) | 1,111 | 3,924 | 5,385 | - |
| 宇都宮地区(栃木県 宇都宮市) | 子会社に賃貸している土地等 | 2,101(122) | 0 | 3,878 | 5,979 | - |
| 富士御殿場研究所(静岡県 御殿場市)(注)5 | 医薬品の研究 | 3,726(149) | 7,397 | 4,736 | 15,859 | 331 |
| 鎌倉研究所(神奈川県 鎌倉市) | 医薬品の研究 | 1,690(83) | 8,463 | 6,675 | 16,828 | 293 |
(中外製薬工業株式会社)
| 2018年12月31日現在 | ||||||
| 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円)(注)1 | 従業員数(人) | |||
| 土地(面積千㎡) | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 合計 | |||
| 浮間工場(東京都 北区) | 医薬品の製造 | -- | 15,712 | 28,137 | 43,849 | 534 |
| 藤枝工場(静岡県 藤枝市) | 医薬品の合成 | -- | 9,414 | 15,597 | 25,011 | 386 |
| 宇都宮工場(栃木県 宇都宮市) | 医薬品の製造 | -- | 12,849 | 17,374 | 30,223 | 482 |
(注)1.帳簿価額の内訳には、建設仮勘定は含まれておりません。
2.IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きであり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
3.当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであるため「セグメントの名称」の記載を省略しております。
4.浮間地区には中外物流株式会社東日本物流センター(埼玉県加須市)に貸与している土地916百万円(12千㎡)、建物及び構築物942百万円、機械装置及び備品345百万円が含まれております。
5.富士御殿場研究所には、御殿場寮(静岡県御殿場市)の土地660百万円(7千㎡)、建物及び構築物325百万円、機械装置及び備品4百万円が含まれております。
6.現在休止中の主要な設備はありません。
7.上記の他、主要な賃借設備として以下のものがあります。全て建物の賃借であります。
(提出会社)
| 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 従業員数(人) | 当期賃借料(百万円) |
|---|---|---|---|
| 本社事務所(東京都中央区) | 統轄業務施設 | 1,697 | 2,795 |
| 関東南統括支店(東京都品川区) | 販売業務施設 | 442 | 278 |
| 関西統括支店(大阪市淀川区) | 販売業務施設 | 392 | 213 |
(注)1.金額は消費税等抜きであります。
2.当社は医薬品事業のみの単一セグメントであるため「事業の種類別セグメントの名称」の記載を省略しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
重要な設備の新設等の計画は次のとおりであります。
(提出会社)
2018年12月31日現在
| 事業所名(所在地) | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手年月 | 完成予定年月 | |
| 総額(百万円) | 既投資額(百万円) | |||||
| 浮間研究所(東京都北区) | 低・中分子原薬の製法開発機能強化に向けた新合成実験棟建設 | 4,539 | 1,338 | 自己資金 | 2018年5月 | 2020年1月 |
(注)1.IFRSに基づく金額を記載しております。また、金額は消費税等抜きであり、百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、「セグメントの名称」の記載を省略しております。
(2)重要な設備の除却等
重要な設備の除却等の計画はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
|---|---|
| 普通株式 | 799,805,050 |
| 計 | 799,805,050 |
②【発行済株式】
| 種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2018年12月31日) | 提出日現在発行数(株)(2019年3月28日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 普通株式 | 559,685,889 | 559,685,889 | 東京証券取引所(市場第一部) | 完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定の無い当社の標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
| 計 | 559,685,889 | 559,685,889 | ― | ― |
(注)提出日現在発行数には、2019年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
ストックオプションとしての新株予約権は、次のとおりであります。
| 決議年月日 | 2009年3月25日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 6当社従業員 101当社子会社取締役 2当社子会社従業員 5 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 20[10] |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 2,000[1,000](注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1,696(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2009年4月9日至 2019年3月25日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 2,286資本組入額 1,143(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | ① 新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時においても、当社または当社子会社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、当社または当社子会社の取締役もしくは監査役を任期満了により退任した場合、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。② その他の条件については、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、取締役会の承認を要するものとする。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 |
※ 当事業年度の末日(2018年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2019年2月28日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
(注)1.当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により目的となる株式の数を調整するものとします。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使していない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切捨てるものとします。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
また、上記のほか、募集事項を決定する取締役会決議後、株式数の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲内で当社は必要と認める調整を行います。
2.新株予約権の行使に際して出資される財産は金銭とし、その額は、新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの金銭の額(以下、「行使価額」という。)に付与株式数を乗じた金額とします。
なお、株式分割または株式併合等により、行使価額の変更をすることが適切となった場合は、当社は必要と認める調整を行う(調整により生じる1円未満の端数は切り上げる)ものとします。
| 調整後行使金額 | = | 調整前行使金額 | × | 1 |
| 分割・併合の比率 |
また、時価を下回る価額で、新株を発行する場合または自己株式を処分する場合(新株予約権の行使の場合は除く。)は、次の算式により1株当たりの行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。
| 既発行株式数 | + | 新規発行株式数×1株当たり払込金額 | ||||
| 調整後行使金額 | = | 調整前行使金額 | × | 新規発行前の株価 | ||
| 既発行株式数+新規発行株式数 | ||||||
上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行」を「自己株式の処分」と読み替えるものとします。
さらに、上記のほか、行使価額の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整します。
3.「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」の発行価格は、公正な評価単価と行使時の払込金額の合計額を記載しております。
4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)については、新株予約権の割当てを受けた者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。ただし、本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づき再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとします。
| 決議年月日 | 2010年4月23日 | 2011年5月27日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5当社従業員 96当社子会社従業員 4 | 当社取締役 5当社及び 子会社従業員 104 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 290[157] | 213[163] |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 29,000[15,700](注)1 | 普通株式 21,300[16,300](注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1,881(注)2 | 1,397(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2010年5月11日至 2020年4月23日 | 自 2011年6月14日至 2021年5月27日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 2,372資本組入額 1,186(注)3 | 発行価格 1,753資本組入額 877(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、権利行使時においても、当社または当社の子会社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、当社または当社子会社の取締役もしくは監査役を任期満了により退任した場合、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2012年4月24日 | 2013年4月25日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5当社及び 子会社従業員 110 | 当社取締役 5当社及び 子会社従業員 104 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 1,251[1,109] | 1,108[1,039] |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 125,100[110,900](注)1 | 普通株式 110,800[103,900](注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1,528(注)2 | 2,500(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2012年5月10日至 2022年4月24日 | 自 2013年5月13日至 2023年4月25日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 1,938資本組入額 969(注)3 | 発行価格 3,240資本組入額 1,620(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、権利行使時においても、当社または当社の子会社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、当社または当社子会社の取締役もしくは監査役を任期満了により退任した場合、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2014年4月24日 | 2015年4月22日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5当社及び 子会社従業員 105 | 当社取締役 5当社及び 子会社従業員 106 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 1,293 | 2,075[1,976] |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 129,300(注)1 | 普通株式 207,500[197,600](注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 2,674(注)2 | 4,007(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2014年5月12日至 2024年4月24日 | 自 2015年5月11日至 2025年4月22日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 3,466資本組入額 1,733(注)3 | 発行価格 5,179資本組入額 2,590(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、権利行使時においても、当社または当社の子会社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、当社または当社子会社の取締役もしくは監査役を任期満了により退任した場合、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2016年4月22日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5当社及び子会社従業員 98 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 1,741[1,611] |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 174,100[161,100](注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 3,746(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2016年5月10日至 2026年4月22日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 4,897資本組入額 2,449(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、権利行使時においても、当社または当社の子会社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、当社または当社子会社の取締役もしくは監査役を任期満了により退任した場合、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 |
※ 当事業年度の末日(2018年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2019年2月28日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
(注)1.当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により、新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)を調整するものとします。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的である株式の数について行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割・併合の比率
また、上記のほか、付与株式数の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲で付与株式数を調整します。
2.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの金銭の額(以下、「行使価額」という。)に付与株式数を乗じた金額とします。
なお、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。
| 調整後行使価額 | = | 調整前行使価額 | × | 1 |
| 分割・併合の比率 |
また、時価を下回る価額で、新株を発行する場合または自己株式を処分する場合(新株予約権の行使の場合は除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げます。
| 既発行株式数 | + | 新規発行株式数×1株当たり払込金額 | ||||
| 調整後行使価額 | = | 調整前行使価額 | × | 新規発行前の株価 | ||
| 既発行株式数+新規発行株式数 | ||||||
上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行」を「自己株式の処分」と読み替えるものとします。
さらに、上記のほか、行使価額の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲で行使価額を調整します。
3.「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」の発行価格は、公正な評価単価と行使時の払込金額の合計額を記載しております。
4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)については、新株予約権の割当てを受けた者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。ただし、本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づき再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとします。
株式報酬型ストックオプションとしての新株予約権は、次のとおりであります。
| 決議年月日 | 2009年4月24日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 6 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 519 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 51,900(注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2009年5月11日至 2039年4月24日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 1,659資本組入額 830(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | ① 新株予約権者は、当社の取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間に限り、新株予約権を行使することができる。② その他の条件については、取締役会決議に基づき、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約」に定めるところによる。 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、取締役会の承認を要する。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 |
※ 当事業年度の末日(2018年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2019年2月28日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
(注)1.当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により目的となる株式の数を調整するものとします。
ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切捨てるものとします。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
また、上記のほか、募集事項を決定する取締役会決議日後、株式数の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲内で当社は必要と認める株式数の調整を行います。
2.新株予約権の行使に際して出資される財産は金銭とし、その額は、新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの金銭の額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とします。
3.「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」の発行価格は、公正な評価単価と行使時の払込金額の合計額を記載しております。
4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)については、新株予約権の割当てを受けた者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を本新株予約権の発行要領に準じた条件に沿ってそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。ただし、本新株予約権の発行要領に準じた条件に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとします。
| 決議年月日 | 2010年4月23日 | 2011年5月27日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5 | 当社取締役 5 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 579 | 672 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 57,900(注)1 | 普通株式 67,200(注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1(注)2 | |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2010年5月11日至 2020年4月23日 | 自 2011年6月14日至 2041年5月27日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 1,518資本組入額 759(注)3 | 発行価格 1,189資本組入額 595(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、当社の取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間(10日目が休日にあたる場合には翌営業日)に限り、新株予約権の全部を一括して行使することができる。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2012年4月24日 | 2013年4月25日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5 | 当社取締役 5 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 659 | 414 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 65,900(注)1 | 普通株式 41,400(注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1(注)2 | |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2012年5月10日至 2042年4月24日 | 自 2013年5月13日至 2043年4月25日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 1,356資本組入額 678(注)3 | 発行価格 2,343資本組入額 1,172(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、当社の取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間(10日目が休日にあたる場合には翌営業日)に限り、新株予約権の全部を一括して行使することができる。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2014年4月24日 | 2015年4月22日 |
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5 | 当社取締役 5 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 383 | 261 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 38,300(注)1 | 普通株式 26,100(注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1(注)2 | |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2014年5月12日至 2044年4月24日 | 自 2015年5月11日至 2045年4月22日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 2,507資本組入額 1,254(注)3 | 発行価格 3,651資本組入額 1,826(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、当社の取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間(10日目が休日にあたる場合には翌営業日)に限り、新株予約権の全部を一括して行使することができる。 | |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 | |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 | |
| 決議年月日 | 2016年4月22日 |
|---|---|
| 付与対象者の区分及び人数(名) | 当社取締役 5 |
| 新株予約権の数(個) ※ | 296 |
| 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) ※ | 普通株式 29,600(注)1 |
| 新株予約権の行使時の払込金額(円) ※ | 1(注)2 |
| 新株予約権の行使期間 ※ | 自 2016年5月10日至 2046年4月22日 |
| 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) ※ | 発行価格 3,547資本組入額 1,774(注)3 |
| 新株予約権の行使の条件 ※ | 新株予約権の割当てを受けた者は、当社の取締役の地位を喪失した日の翌日以降10日間(10日目が休日にあたる場合には翌営業日)に限り、新株予約権の全部を一括して行使することができる。 |
| 新株予約権の譲渡に関する事項 ※ | 譲渡による新株予約権の取得については、当社の取締役会の承認を要する。 |
| 組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ | (注)4 |
※ 当事業年度の末日(2018年12月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2019年2月28日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
(注)1.当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により、新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という。)を調整するものとします。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で権利行使していない新株予約権の目的である株式の数について行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割・併合の比率
また、上記のほか、付与株式数の調整を必要とするやむをえない事由が生じたときは、合理的な範囲で付与株式数を調整します。
2.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式1株当たりの金銭の額を1円とし、これに付与株式数を乗じた金額とします。
3.「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」の発行価格は、公正な評価単価と行使時の払込金額の合計額を記載しております。
4.当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という。)をする場合において、組織再編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という。)については、新株予約権の割当てを受けた者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という。)の新株予約権を本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づきそれぞれ交付することとします。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対象会社は新株予約権を新たに発行するものとします。ただし、本新株予約権の発行要領に準じた条件に基づき再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約または株式移転計画において定めた場合に限るものとします。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
当該記載事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数(株) | 発行済株式総数残高(株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高(百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年4月21日(注)2 | 123,000 | 559,808,889 | 235 | 73,202 | 235 | 93,050 |
| 2017年4月28日(注)3 | △123,000 | 559,685,889 | ― | 73,202 | ― | 93,050 |
(注)1.金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.当社は、2017年3月23日開催の取締役会決議により、譲渡制限付株式報酬として、2017年4月21日付で下記のとおり新株式の発行をいたしました。
| (1) | 募集株式の払込金額 | 1株につき3,820円 |
|---|---|---|
| (2) | 払込金額の総額 | 469,860,000円 |
| (3) | 出資の履行方法 | 金銭報酬債権または金銭債権の現物出資による |
| (4) | 増加する資本金及び資本準備金 | 資本金 234,930,000円資本準備金 234,930,000円 |
| (5) | 譲渡制限期間 | 2017年4月21日~2020年4月30日 |
| (6) | 株式の割り当ての対象者及びその人数並びに割り当てる株式の数 | 取締役 4名 80,100株執行役員 16名 18,900株従業員 105名 24,000株 |
3.2017年4月25日開催の取締役会決議により、2017年4月28日付で自己株式の消却を実施したことによるものであります。
(5)【所有者別状況】
| 2018年12月31日現在 | |||||||||
| 区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
| 政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
| 個人以外 | 個人 | ||||||||
| 株主数(人) | ― | 64 | 39 | 150 | 732 | 20 | 18,942 | 19,947 | ― |
| 所有株式数(単元) | ― | 796,851 | 57,506 | 50,521 | 4,368,512 | 74 | 321,671 | 5,595,135 | 172,389 |
| 所有株式数の割合(%) | ― | 14.24 | 1.03 | 0.90 | 78.08 | 0.00 | 5.75 | 100.00 | ― |
(注)1.自己株式12,459,413株は、「個人その他」の欄124,594単元、「単元未満株式の状況」の欄に13株を含めて記載しております。
2.証券保管振替機構名義の株式3,000株は、「その他の法人」の欄に30単元を含めて記載しております。
(6)【大株主の状況】
2018年12月31日現在
| 氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|---|---|---|---|
| ROCHE HOLDING LTD(常任代理人 西村あさひ法律事務所) | Grenzacherstrasse 124, CH-4058Basel, Switzerland(東京都千代田区大手町1丁目1-2 大手門タワー) | 335,223 | 61.25 |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町2丁目11-3 | 29,342 | 5.36 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-11 | 16,320 | 2.98 |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 15,614 | 2.85 |
| JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 270 PARK AVENUE, NEW YORK, NY 10017, UNITED STATES OF AMERICA(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 13,924 | 2.54 |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY,MA 02171, U.S.A.(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟) | 4,231 | 0.77 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) | 東京都中央区晴海1丁目8-11 | 4,091 | 0.74 |
| 資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-12 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ棟 | 3,829 | 0.69 |
| 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口7) | 東京都中央区晴海1丁目8-11 | 3,748 | 0.68 |
| SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | ONE LINCOLN STREET, BOSTON MA USA02111(東京都中央区日本橋3丁目11-1) | 3,651 | 0.66 |
| 計 | ― | 429,978 | 78.57 |
(注)1.当社は自己株式12,459,413株を所有しておりますが、上記大株主の状況の記載から除いております。
2.所有株式数は、千株未満を、また発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点第3位以下を、それぞれ切り捨てて記載しております。
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2018年12月31日現在 | |||
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(自己株式等) | ― | ― | ― |
| 議決権制限株式(その他) | ― | ― | ― |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式)普通株式 | ― | 権利内容に何ら限定の無い、当社における標準となる株式であります。 |
| 12,459,400 | |||
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 | 5,470,541 | 同上 |
| 547,054,100 | |||
| 単元未満株式 | 普通株式 | ― | 同上 |
| 172,389 | |||
| 発行済株式総数 | 559,685,889 | ― | ― |
| 総株主の議決権 | ― | 5,470,541 | ― |
(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が3,000株含まれております。また、「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数30個が含まれております。
②【自己株式等】
| 2018年12月31日現在 | |||||
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式)中外製薬株式会社 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 | 12,459,400 | ― | 12,459,400 | 2.22 |
| 計 | ― | 12,459,400 | ― | 12,459,400 | 2.22 |
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
| 区分 | 株式数(株) | 価額の総額(千円) |
|---|---|---|
| 当事業年度における取得自己株式 | 3,702 | 19,991 |
| 当期間における取得自己株式 | 399 | 2,683 |
(注)1.当期間における取得自己株式には、2019年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる自己株式数は含めておりません。
2.金額は千円未満を四捨五入して記載しております。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
| 区分 | 当事業年度 | 当期間 | ||
| 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | 株式数(株) | 処分価額の総額(千円) | |
| 引き受ける者の募集を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 消却の処分を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| 合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 | ― | ― | ― | ― |
| その他(単元未満株式の買増請求) | 136 | 319 | ― | ― |
| その他(ストック・オプションの権利行使) | 393,800 | 922,346 | 63,300 | 148,300 |
| その他(譲渡制限付株式の付与) | 60,300 | 141,224 | ― | ― |
| 保有自己株式数 | 12,459,413 | ― | 12,396,512 | ― |
(注)1.当期間における処理自己株式数及び保有自己株式数には、2019年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り買増し及びストック・オプションの権利行使による株式数は含めておりません。
2.金額は千円未満を四捨五入して記載しております。
3【配当政策】
当社は、戦略的な投資資金需要や業績見通しを勘案したうえで、Core EPS対比平均して50%の配当性向を目途に、株主の皆様へ安定的な配当を行うことを目標といたします。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当につきましては取締役会であります。
当事業年度は、中間配当として1株当たり31円、期末配当は1株当たり55円を実施し、年間86円としております。これによりCore配当性向は48.7%(日本基準による単体配当性向は54.4%)となります。
内部留保資金につきましては、一層の企業価値向上に向け、現戦略領域でさらなる成長を図ることや将来のビジネス機会を探索するための投資に充当してまいります。
当社は、「取締役会の決議によって、毎年6月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、中間配当をすることができる。」旨を定款に定めております。
なお、当事業年度の剰余金の配当は以下のとおりであります。
| 決議年月日 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) |
|---|---|---|
| 2018年7月26日取締役会決議 | 16,960 | 31 |
| 2019年3月28日定時株主総会決議 | 30,097 | 55 |
(注)金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
| 回次 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2014年12月 | 2015年12月 | 2016年12月 | 2017年12月 | 2018年12月 |
| 最高(円) | 4,015 | 5,090 | 4,200 | 6,020 | 7,850 |
| 最低(円) | 2,107 | 2,862 | 3,010 | 3,280 | 5,080 |
(注)最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
| 月別 | 2018年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高(円) | 5,760 | 6,450 | 7,370 | 7,550 | 7,780 | 7,850 |
| 最低(円) | 5,430 | 5,670 | 6,410 | 6,410 | 6,340 | 6,230 |
(注)最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
5【役員の状況】
男性13名 女性1名 (役員のうち女性の比率7.1%)
| 役名及び職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役会長 | 永山 治 | 1947年4月21日生 | 1978年11月 当社入社 1985年2月 当社開発企画本部副本部長 1985年3月 当社取締役 1987年3月 当社常務取締役 1989年3月 当社代表取締役副社長 1992年9月 当社代表取締役社長 2010年6月 ソニー(株)社外取締役(現任) 2012年3月 当社代表取締役会長(現任)(重要な兼職の状況)ソニー(株)社外取締役取締役会議長 | 1978年11月 | 当社入社 | 1985年2月 | 当社開発企画本部副本部長 | 1985年3月 | 当社取締役 | 1987年3月 | 当社常務取締役 | 1989年3月 | 当社代表取締役副社長 | 1992年9月 | 当社代表取締役社長 | 2010年6月 | ソニー(株)社外取締役(現任) | 2012年3月 | 当社代表取締役会長(現任)(重要な兼職の状況)ソニー(株)社外取締役取締役会議長 | (注)5 | 298 | ||||||||||||||||||
| 1978年11月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1985年2月 | 当社開発企画本部副本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1985年3月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1987年3月 | 当社常務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1989年3月 | 当社代表取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1992年9月 | 当社代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年6月 | ソニー(株)社外取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 当社代表取締役会長(現任)(重要な兼職の状況)ソニー(株)社外取締役取締役会議長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役副会長 | 上野 幹夫 | 1957年8月11日生 | 1984年4月 当社入社 1991年10月 当社ロンドン駐在事務所長 1993年3月 当社取締役 1994年11月 当社取締役学術本部長 1995年1月 当社取締役臨床開発本部長 1996年6月 当社取締役研開統轄副本部長 1997年6月 当社常務取締役 1998年6月 当社常務執行役員 2000年6月 当社常務取締役 2002年6月 当社取締役副社長 2003年6月 当社取締役副社長執行役員 2004年3月 当社代表取締役副社長執行役員 2006年4月 中外製薬工業(株)代表取締役社長 2012年3月 当社代表取締役副会長(現任) | 1984年4月 | 当社入社 | 1991年10月 | 当社ロンドン駐在事務所長 | 1993年3月 | 当社取締役 | 1994年11月 | 当社取締役学術本部長 | 1995年1月 | 当社取締役臨床開発本部長 | 1996年6月 | 当社取締役研開統轄副本部長 | 1997年6月 | 当社常務取締役 | 1998年6月 | 当社常務執行役員 | 2000年6月 | 当社常務取締役 | 2002年6月 | 当社取締役副社長 | 2003年6月 | 当社取締役副社長執行役員 | 2004年3月 | 当社代表取締役副社長執行役員 | 2006年4月 | 中外製薬工業(株)代表取締役社長 | 2012年3月 | 当社代表取締役副会長(現任) | (注)5 | 788 | ||||||
| 1984年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1991年10月 | 当社ロンドン駐在事務所長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1993年3月 | 当社取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年11月 | 当社取締役学術本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1995年1月 | 当社取締役臨床開発本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1996年6月 | 当社取締役研開統轄副本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1997年6月 | 当社常務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年6月 | 当社常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年6月 | 当社常務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年6月 | 当社取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | 当社取締役副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年3月 | 当社代表取締役副社長執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年4月 | 中外製薬工業(株)代表取締役社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 当社代表取締役副会長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 代表取締役社長 | 小坂 達朗 | 1953年1月18日生 | 1976年4月 当社入社 1995年4月 中外ファーマ・ヨーロッパ社(英)副社長 2000年6月 当社医薬事業戦略室長 2002年10月 当社執行役員経営企画部長 2004年10月 当社常務執行役員経営企画部長 2005年3月 当社常務執行役員営業統轄本部副統轄本部長 2005年7月 当社常務執行役員戦略マーケティングユニット長 2008年3月 当社常務執行役員ライフサイクルマネジメント・マーケティングユニット長 2010年3月 当社取締役専務執行役員 2012年3月 当社代表取締役社長(現任) 2016年3月 アサヒグループホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)アサヒグループホールディングス(株)社外取締役 | 1976年4月 | 当社入社 | 1995年4月 | 中外ファーマ・ヨーロッパ社(英)副社長 | 2000年6月 | 当社医薬事業戦略室長 | 2002年10月 | 当社執行役員経営企画部長 | 2004年10月 | 当社常務執行役員経営企画部長 | 2005年3月 | 当社常務執行役員営業統轄本部副統轄本部長 | 2005年7月 | 当社常務執行役員戦略マーケティングユニット長 | 2008年3月 | 当社常務執行役員ライフサイクルマネジメント・マーケティングユニット長 | 2010年3月 | 当社取締役専務執行役員 | 2012年3月 | 当社代表取締役社長(現任) | 2016年3月 | アサヒグループホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)アサヒグループホールディングス(株)社外取締役 | (注)5 | 34 | ||||||||||||
| 1976年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1995年4月 | 中外ファーマ・ヨーロッパ社(英)副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2000年6月 | 当社医薬事業戦略室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年10月 | 当社執行役員経営企画部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年10月 | 当社常務執行役員経営企画部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年3月 | 当社常務執行役員営業統轄本部副統轄本部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年7月 | 当社常務執行役員戦略マーケティングユニット長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2008年3月 | 当社常務執行役員ライフサイクルマネジメント・マーケティングユニット長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年3月 | 当社取締役専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 当社代表取締役社長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016年3月 | アサヒグループホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)アサヒグループホールディングス(株)社外取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 池田 康夫 | 1944年1月18日生 | 1979年9月 慶應義塾大学病院輸血センター室長 1991年4月 慶應義塾大学医学部内科学教授 2001年10月 慶應義塾大学総合医科学研究センター長 2005年10月 慶應義塾大学医学部 医学部長 2009年4月 慶應義塾大学名誉教授(現任) 2009年4月 早稲田大学理工学術院先進理工学研究科生命医科学専攻教授 2010年3月 当社取締役(現任) 2013年5月 学校法人根津育英会武蔵学園副理事長(現任) 2014年4月 早稲田大学特命教授(現任)(重要な兼職の状況)学校法人根津育英会武蔵学園副理事長早稲田大学特命教授慶應義塾大学名誉教授(その他主な現役職) 2002年4月 (財)(現(公財))東京生化学研究会評議員 2003年4月 (財)(現(公財))先進医薬研究振興財団理事 2011年4月 (財)(現(公財))医療研修推進財団理事 2011年4月 (財)(現(公財))内藤記念科学振興財団評議員 2011年9月 (社)(現(一社))日本血栓止血学会名誉理事長 2014年6月 (社)(現(一社))日本医学会連合臨床・内科系理事 2015年5月 (財)(現(公財))先端医療振興財団(現神戸医療産業都市推進機構)「経営計画の中間評価にかかる外部評価委員会」委員長 2018年9月 (一財)藤森科学技術振興財団評議員 | 1979年9月 | 慶應義塾大学病院輸血センター室長 | 1991年4月 | 慶應義塾大学医学部内科学教授 | 2001年10月 | 慶應義塾大学総合医科学研究センター長 | 2005年10月 | 慶應義塾大学医学部 医学部長 | 2009年4月 | 慶應義塾大学名誉教授(現任) | 2009年4月 | 早稲田大学理工学術院先進理工学研究科生命医科学専攻教授 | 2010年3月 | 当社取締役(現任) | 2013年5月 | 学校法人根津育英会武蔵学園副理事長(現任) | 2014年4月 | 早稲田大学特命教授(現任)(重要な兼職の状況)学校法人根津育英会武蔵学園副理事長早稲田大学特命教授慶應義塾大学名誉教授(その他主な現役職) | 2002年4月 | (財)(現(公財))東京生化学研究会評議員 | 2003年4月 | (財)(現(公財))先進医薬研究振興財団理事 | 2011年4月 | (財)(現(公財))医療研修推進財団理事 | 2011年4月 | (財)(現(公財))内藤記念科学振興財団評議員 | 2011年9月 | (社)(現(一社))日本血栓止血学会名誉理事長 | 2014年6月 | (社)(現(一社))日本医学会連合臨床・内科系理事 | 2015年5月 | (財)(現(公財))先端医療振興財団(現神戸医療産業都市推進機構)「経営計画の中間評価にかかる外部評価委員会」委員長 | 2018年9月 | (一財)藤森科学技術振興財団評議員 | (注)5 | ― |
| 1979年9月 | 慶應義塾大学病院輸血センター室長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1991年4月 | 慶應義塾大学医学部内科学教授 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年10月 | 慶應義塾大学総合医科学研究センター長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年10月 | 慶應義塾大学医学部 医学部長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 慶應義塾大学名誉教授(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 早稲田大学理工学術院先進理工学研究科生命医科学専攻教授 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年3月 | 当社取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年5月 | 学校法人根津育英会武蔵学園副理事長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 早稲田大学特命教授(現任)(重要な兼職の状況)学校法人根津育英会武蔵学園副理事長早稲田大学特命教授慶應義塾大学名誉教授(その他主な現役職) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年4月 | (財)(現(公財))東京生化学研究会評議員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年4月 | (財)(現(公財))先進医薬研究振興財団理事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | (財)(現(公財))医療研修推進財団理事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | (財)(現(公財))内藤記念科学振興財団評議員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年9月 | (社)(現(一社))日本血栓止血学会名誉理事長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年6月 | (社)(現(一社))日本医学会連合臨床・内科系理事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年5月 | (財)(現(公財))先端医療振興財団(現神戸医療産業都市推進機構)「経営計画の中間評価にかかる外部評価委員会」委員長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2018年9月 | (一財)藤森科学技術振興財団評議員 |
| 役名及び職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 奥 正之 | 1944年12月2日生 | 1968年4月 (株)住友銀行入行 1994年6月 同行取締役 1998年11月 同行常務取締役 1999年6月 同行常務取締役兼常務執行役員 2001年1月 同行専務取締役兼専務執行役員 2001年4月 (株)三井住友銀行専務取締役兼専務執行役員 2002年12月 (株)三井住友フィナンシャルグループ専務取締役 2003年6月 (株)三井住友銀行副頭取兼副頭取執行役員 2005年6月 (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役会長 2005年6月 (株)三井住友銀行頭取兼最高執行役員 2015年3月 当社取締役(現任) 2017年4月 (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役 2017年6月 同社名誉顧問(現任) (重要な兼職の状況)(株)小松製作所社外取締役パナソニック(株)社外取締役南海電気鉄道(株)社外監査役東亜銀行有限公司(中)非常勤取締役 | 1968年4月 | (株)住友銀行入行 | 1994年6月 | 同行取締役 | 1998年11月 | 同行常務取締役 | 1999年6月 | 同行常務取締役兼常務執行役員 | 2001年1月 | 同行専務取締役兼専務執行役員 | 2001年4月 | (株)三井住友銀行専務取締役兼専務執行役員 | 2002年12月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ専務取締役 | 2003年6月 | (株)三井住友銀行副頭取兼副頭取執行役員 | 2005年6月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役会長 | 2005年6月 | (株)三井住友銀行頭取兼最高執行役員 | 2015年3月 | 当社取締役(現任) | 2017年4月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役 | 2017年6月 | 同社名誉顧問(現任) | (重要な兼職の状況)(株)小松製作所社外取締役パナソニック(株)社外取締役南海電気鉄道(株)社外監査役東亜銀行有限公司(中)非常勤取締役 | (注)5 | ― | |
| 1968年4月 | (株)住友銀行入行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年6月 | 同行取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年11月 | 同行常務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1999年6月 | 同行常務取締役兼常務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年1月 | 同行専務取締役兼専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年4月 | (株)三井住友銀行専務取締役兼専務執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2002年12月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ専務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | (株)三井住友銀行副頭取兼副頭取執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | (株)三井住友銀行頭取兼最高執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年3月 | 当社取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年4月 | (株)三井住友フィナンシャルグループ取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | 同社名誉顧問(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| (重要な兼職の状況)(株)小松製作所社外取締役パナソニック(株)社外取締役南海電気鉄道(株)社外監査役東亜銀行有限公司(中)非常勤取締役 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | 一丸 陽一郎 | 1948年10月10日生 | 1971年7月 トヨタ自動車販売(株)入社 2001年6月 トヨタ自動車(株)取締役 2003年6月 同社常務役員 2005年6月 同社専務取締役 2009年6月 同社代表取締役副社長 2009年6月 あいおい損害保険(株)監査役 2010年10月 あいおいニッセイ同和損害保険(株)監査役 2011年6月 トヨタ自動車(株)常勤監査役 2015年6月 同社相談役 2015年6月 あいおいニッセイ同和損害保険(株)代表取締役会長 2017年3月 当社取締役(現任) 2017年6月 あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問(現任)(重要な兼職の状況)あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問 | 1971年7月 | トヨタ自動車販売(株)入社 | 2001年6月 | トヨタ自動車(株)取締役 | 2003年6月 | 同社常務役員 | 2005年6月 | 同社専務取締役 | 2009年6月 | 同社代表取締役副社長 | 2009年6月 | あいおい損害保険(株)監査役 | 2010年10月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)監査役 | 2011年6月 | トヨタ自動車(株)常勤監査役 | 2015年6月 | 同社相談役 | 2015年6月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)代表取締役会長 | 2017年3月 | 当社取締役(現任) | 2017年6月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問(現任)(重要な兼職の状況)あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問 | (注)5 | ― | ||||
| 1971年7月 | トヨタ自動車販売(株)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年6月 | トヨタ自動車(株)取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年6月 | 同社常務役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2005年6月 | 同社専務取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | 同社代表取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | あいおい損害保険(株)監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年10月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年6月 | トヨタ自動車(株)常勤監査役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 同社相談役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)代表取締役会長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 当社取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年6月 | あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問(現任)(重要な兼職の状況)あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | クリストフ・フランツ | 1960年5月2日生 | 1990年1月 ドイチェ・ルフトハンザAG入社 1994年7月 ドイチェ・バーンAG(ドイツ鉄道)経営会議(Executive Board)メンバー兼旅客部門CEO 2004年7月 スイスインターナショナルエアラインズAG CEO 2009年6月 ドイチェ・ルフトハンザAG経営会議(Executive Board)副議長 2011年1月 同社経営会議(Executive Board)議長兼CEO 2014年3月 ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長(現任) 2017年3月 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長シュタッドラー・レール(スイス)取締役チューリッヒ・インシュアランス・グループ(スイス)取締役 | 1990年1月 | ドイチェ・ルフトハンザAG入社 | 1994年7月 | ドイチェ・バーンAG(ドイツ鉄道)経営会議(Executive Board)メンバー兼旅客部門CEO | 2004年7月 | スイスインターナショナルエアラインズAG CEO | 2009年6月 | ドイチェ・ルフトハンザAG経営会議(Executive Board)副議長 | 2011年1月 | 同社経営会議(Executive Board)議長兼CEO | 2014年3月 | ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長(現任) | 2017年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長シュタッドラー・レール(スイス)取締役チューリッヒ・インシュアランス・グループ(スイス)取締役 | (注)5 | ― | ||||||||||||||
| 1990年1月 | ドイチェ・ルフトハンザAG入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1994年7月 | ドイチェ・バーンAG(ドイツ鉄道)経営会議(Executive Board)メンバー兼旅客部門CEO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年7月 | スイスインターナショナルエアラインズAG CEO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年6月 | ドイチェ・ルフトハンザAG経営会議(Executive Board)副議長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年1月 | 同社経営会議(Executive Board)議長兼CEO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年3月 | ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ・ホールディング・リミテッド取締役会議長シュタッドラー・レール(スイス)取締役チューリッヒ・インシュアランス・グループ(スイス)取締役 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取締役 | ウィリアム・エヌ・アンダーソン | 1966年8月23日生 | 1997年7月 バイオジェン(米)入社 1999年7月 同社イギリス及びアイルランド担当責任者 2001年7月 同社財務・事業計画担当執行役員 2004年7月 同社神経疾患ビジネスユニット担当執行役員 2006年3月 ジェネンテック(米)免疫・眼疾患ビジネスユニット担当上席執行役員 2010年4月 同社バイオオンコロジービジネスユニット担当上席執行役員 2013年2月 ロシュグローバル製品戦略統括兼最高マーケティング責任者 2017年1月 ジェネンテックCEO 2019年1月 ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員(現任) 2019年3月 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員 | 1997年7月 | バイオジェン(米)入社 | 1999年7月 | 同社イギリス及びアイルランド担当責任者 | 2001年7月 | 同社財務・事業計画担当執行役員 | 2004年7月 | 同社神経疾患ビジネスユニット担当執行役員 | 2006年3月 | ジェネンテック(米)免疫・眼疾患ビジネスユニット担当上席執行役員 | 2010年4月 | 同社バイオオンコロジービジネスユニット担当上席執行役員 | 2013年2月 | ロシュグローバル製品戦略統括兼最高マーケティング責任者 | 2017年1月 | ジェネンテックCEO | 2019年1月 | ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員(現任) | 2019年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員 | (注)5 | ― | ||||||||
| 1997年7月 | バイオジェン(米)入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1999年7月 | 同社イギリス及びアイルランド担当責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年7月 | 同社財務・事業計画担当執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2004年7月 | 同社神経疾患ビジネスユニット担当執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2006年3月 | ジェネンテック(米)免疫・眼疾患ビジネスユニット担当上席執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2010年4月 | 同社バイオオンコロジービジネスユニット担当上席執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年2月 | ロシュグローバル製品戦略統括兼最高マーケティング責任者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年1月 | ジェネンテックCEO | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年1月 | ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業CEO兼ロシュ経営執行委員会委員 |
| 役名及び職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||
| 取締役 | ジェイムス・エイチ・サブリィ | 1958年12月19日生 | 1997年8月 サイトキネティクス社(米)共同創立者、社長兼CEO 2008年6月 アレート・セラピューティクス社(米)社長兼CEO 2010年3月 ジェネンテック(米)パートナリング部門グローバル部門長兼執行役員 2013年1月 同社パートナリング部門グローバル部門長兼上席執行役員 2018年8月 ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員(現任) 2019年3月 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員 | 1997年8月 | サイトキネティクス社(米)共同創立者、社長兼CEO | 2008年6月 | アレート・セラピューティクス社(米)社長兼CEO | 2010年3月 | ジェネンテック(米)パートナリング部門グローバル部門長兼執行役員 | 2013年1月 | 同社パートナリング部門グローバル部門長兼上席執行役員 | 2018年8月 | ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員(現任) | 2019年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員 | (注)5 | ― | ||||||||||
| 1997年8月 | サイトキネティクス社(米)共同創立者、社長兼CEO | ||||||||||||||||||||||||||
| 2008年6月 | アレート・セラピューティクス社(米)社長兼CEO | ||||||||||||||||||||||||||
| 2010年3月 | ジェネンテック(米)パートナリング部門グローバル部門長兼執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年1月 | 同社パートナリング部門グローバル部門長兼上席執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年8月 | ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社取締役(現任)(重要な兼職の状況)ロシュ医薬品事業パートナリング部門グローバル部門長兼ロシュ拡大経営執行委員会委員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 常勤監査役 | 富樫 守 | 1956年8月12日生 | 1982年7月 当社入社 2004年10月 (株)シー・ビー・エス社長 2006年3月 当社広報IR部長 2009年7月 当社人事部長 2010年1月 当社執行役員人事統轄部門長兼人事部長 2016年4月 当社執行役員人事統轄部門長 2017年3月 当社常勤監査役(現任) | 1982年7月 | 当社入社 | 2004年10月 | (株)シー・ビー・エス社長 | 2006年3月 | 当社広報IR部長 | 2009年7月 | 当社人事部長 | 2010年1月 | 当社執行役員人事統轄部門長兼人事部長 | 2016年4月 | 当社執行役員人事統轄部門長 | 2017年3月 | 当社常勤監査役(現任) | (注)6 | 1 | ||||||||
| 1982年7月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2004年10月 | (株)シー・ビー・エス社長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2006年3月 | 当社広報IR部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2009年7月 | 当社人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2010年1月 | 当社執行役員人事統轄部門長兼人事部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 当社執行役員人事統轄部門長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2017年3月 | 当社常勤監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 常勤監査役 | 佐藤 篤史 | 1959年2月10日生 | 1981年4月 当社入社 2009年4月 当社リスク・コンプライアンス部長 2011年4月 当社CSR推進部長 2015年4月 当社CSR推進部長兼総務部長 2015年10月 当社CSR推進部長 2016年4月 当社参与CSR推進部長 2019年1月 当社参与 2019年3月 当社常勤監査役(現任) | 1981年4月 | 当社入社 | 2009年4月 | 当社リスク・コンプライアンス部長 | 2011年4月 | 当社CSR推進部長 | 2015年4月 | 当社CSR推進部長兼総務部長 | 2015年10月 | 当社CSR推進部長 | 2016年4月 | 当社参与CSR推進部長 | 2019年1月 | 当社参与 | 2019年3月 | 当社常勤監査役(現任) | (注)6 | 0 | ||||||
| 1981年4月 | 当社入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2009年4月 | 当社リスク・コンプライアンス部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2011年4月 | 当社CSR推進部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年4月 | 当社CSR推進部長兼総務部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2015年10月 | 当社CSR推進部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年4月 | 当社参与CSR推進部長 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年1月 | 当社参与 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社常勤監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 原 壽 | 1947年7月3日生 | 1975年4月 弁護士登録(第一東京弁護士会) 1975年4月 長島・大野法律事務所(現長島・大野・常松法律事務所)入所 1983年7月 同法律事務所パートナー弁護士 1991年4月 同法律事務所マネージング・パートナー弁護士 2006年1月 長島・大野・常松法律事務所代表弁護士 2006年4月 東京大学経営協議会委員 2008年3月 JPモルガン証券(株)監査役 2012年3月 当社監査役(現任) 2013年1月 長島・大野・常松法律事務所アジア総代表 2018年1月 長島・大野・常松法律事務所顧問(現任) 2018年3月 日本ペイントホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)長島・大野・常松法律事務所顧問日本ペイントホールディングス(株)社外取締役 | 1975年4月 | 弁護士登録(第一東京弁護士会) | 1975年4月 | 長島・大野法律事務所(現長島・大野・常松法律事務所)入所 | 1983年7月 | 同法律事務所パートナー弁護士 | 1991年4月 | 同法律事務所マネージング・パートナー弁護士 | 2006年1月 | 長島・大野・常松法律事務所代表弁護士 | 2006年4月 | 東京大学経営協議会委員 | 2008年3月 | JPモルガン証券(株)監査役 | 2012年3月 | 当社監査役(現任) | 2013年1月 | 長島・大野・常松法律事務所アジア総代表 | 2018年1月 | 長島・大野・常松法律事務所顧問(現任) | 2018年3月 | 日本ペイントホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)長島・大野・常松法律事務所顧問日本ペイントホールディングス(株)社外取締役 | (注)6 | ― |
| 1975年4月 | 弁護士登録(第一東京弁護士会) | ||||||||||||||||||||||||||
| 1975年4月 | 長島・大野法律事務所(現長島・大野・常松法律事務所)入所 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1983年7月 | 同法律事務所パートナー弁護士 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1991年4月 | 同法律事務所マネージング・パートナー弁護士 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2006年1月 | 長島・大野・常松法律事務所代表弁護士 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2006年4月 | 東京大学経営協議会委員 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2008年3月 | JPモルガン証券(株)監査役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年3月 | 当社監査役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2013年1月 | 長島・大野・常松法律事務所アジア総代表 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年1月 | 長島・大野・常松法律事務所顧問(現任) | ||||||||||||||||||||||||||
| 2018年3月 | 日本ペイントホールディングス(株)社外取締役(現任)(重要な兼職の状況)長島・大野・常松法律事務所顧問日本ペイントホールディングス(株)社外取締役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 二村 隆章 | 1949年10月25日生 | 1974年10月 アーサー・ヤング(米)東京事務所入社 1980年10月 監査法人朝日会計社大阪支社出向 1983年10月 アーサー・ヤング(米)ロサンゼルス事務所出向 1989年5月 監査法人朝日会計社パートナー 1993年7月 太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社 1997年5月 同法人(現EY新日本有限責任監査法人)シニアパートナー 2008年8月 新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)常務理事 2010年9月 二村公認会計士事務所開設 2012年6月 ソニー(株)社外取締役 2016年3月 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)二村公認会計士事務所代表 | 1974年10月 | アーサー・ヤング(米)東京事務所入社 | 1980年10月 | 監査法人朝日会計社大阪支社出向 | 1983年10月 | アーサー・ヤング(米)ロサンゼルス事務所出向 | 1989年5月 | 監査法人朝日会計社パートナー | 1993年7月 | 太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社 | 1997年5月 | 同法人(現EY新日本有限責任監査法人)シニアパートナー | 2008年8月 | 新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)常務理事 | 2010年9月 | 二村公認会計士事務所開設 | 2012年6月 | ソニー(株)社外取締役 | 2016年3月 | 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)二村公認会計士事務所代表 | (注)6 | ― | ||
| 1974年10月 | アーサー・ヤング(米)東京事務所入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1980年10月 | 監査法人朝日会計社大阪支社出向 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1983年10月 | アーサー・ヤング(米)ロサンゼルス事務所出向 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1989年5月 | 監査法人朝日会計社パートナー | ||||||||||||||||||||||||||
| 1993年7月 | 太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社 | ||||||||||||||||||||||||||
| 1997年5月 | 同法人(現EY新日本有限責任監査法人)シニアパートナー | ||||||||||||||||||||||||||
| 2008年8月 | 新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)常務理事 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2010年9月 | 二村公認会計士事務所開設 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2012年6月 | ソニー(株)社外取締役 | ||||||||||||||||||||||||||
| 2016年3月 | 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)二村公認会計士事務所代表 |
| 役名及び職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 監査役 | 前田 裕子 | 1960年7月26日生 | 1984年4月 (株)ブリヂストン入社 1998年8月 BTR Power Systems Japan CFO・テクニカルマネージャー 2001年10月 (兼)農工大ティー・エル・オー(株)取締役副社長 2003年9月 国立大学法人東京医科歯科大学知的財産本部技術移転センター長・知財マネージャー 2009年8月 全国イノベーション推進機関ネットワークプロジェクト統括 2009年10月 (兼)東京医科歯科大学客員教授 2011年10月 (兼)京都府立医科大学特任教授 2013年5月 (株)ブリヂストン執行役員 2014年4月 (兼)国立研究開発法人海洋研究開発機構監事(現任) 2017年1月 (株)セルバンク取締役(現任) 2019年3月 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)(株)セルバンク取締役国立研究開発法人海洋研究開発機構監事 (その他主な現役職) 2014年4月 文部科学省大学設置・学校法人審議会委員 2014年5月 内閣府総合海洋政策本部参与 2015年5月 国立大学法人東京工業大学人事諮問委員会委員 2015年6月 国立大学法人弘前大学COI拠点アドバイザリーボード委員会委員 2017年2月 文部科学省 行政事業レビュー外部有識者 | 1984年4月 | (株)ブリヂストン入社 | 1998年8月 | BTR Power Systems Japan CFO・テクニカルマネージャー | 2001年10月 | (兼)農工大ティー・エル・オー(株)取締役副社長 | 2003年9月 | 国立大学法人東京医科歯科大学知的財産本部技術移転センター長・知財マネージャー | 2009年8月 | 全国イノベーション推進機関ネットワークプロジェクト統括 | 2009年10月 | (兼)東京医科歯科大学客員教授 | 2011年10月 | (兼)京都府立医科大学特任教授 | 2013年5月 | (株)ブリヂストン執行役員 | 2014年4月 | (兼)国立研究開発法人海洋研究開発機構監事(現任) | 2017年1月 | (株)セルバンク取締役(現任) | 2019年3月 | 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)(株)セルバンク取締役国立研究開発法人海洋研究開発機構監事 | (その他主な現役職) | 2014年4月 | 文部科学省大学設置・学校法人審議会委員 | 2014年5月 | 内閣府総合海洋政策本部参与 | 2015年5月 | 国立大学法人東京工業大学人事諮問委員会委員 | 2015年6月 | 国立大学法人弘前大学COI拠点アドバイザリーボード委員会委員 | 2017年2月 | 文部科学省 行政事業レビュー外部有識者 | (注)6 | ― | |
| 1984年4月 | (株)ブリヂストン入社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1998年8月 | BTR Power Systems Japan CFO・テクニカルマネージャー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2001年10月 | (兼)農工大ティー・エル・オー(株)取締役副社長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2003年9月 | 国立大学法人東京医科歯科大学知的財産本部技術移転センター長・知財マネージャー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年8月 | 全国イノベーション推進機関ネットワークプロジェクト統括 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2009年10月 | (兼)東京医科歯科大学客員教授 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2011年10月 | (兼)京都府立医科大学特任教授 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2013年5月 | (株)ブリヂストン執行役員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | (兼)国立研究開発法人海洋研究開発機構監事(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年1月 | (株)セルバンク取締役(現任) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2019年3月 | 当社監査役(現任)(重要な兼職の状況)(株)セルバンク取締役国立研究開発法人海洋研究開発機構監事 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他主な現役職) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年4月 | 文部科学省大学設置・学校法人審議会委員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2014年5月 | 内閣府総合海洋政策本部参与 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年5月 | 国立大学法人東京工業大学人事諮問委員会委員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2015年6月 | 国立大学法人弘前大学COI拠点アドバイザリーボード委員会委員 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2017年2月 | 文部科学省 行政事業レビュー外部有識者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 計 | 1,124 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(注)1.取締役のうち、池田康夫、奥正之、一丸陽一郎は、社外取締役であります。
2.監査役のうち、原壽、二村隆章、前田裕子は、社外監査役であります。
3.代表取締役副会長上野幹夫は、代表取締役会長永山治の義弟であります。
4.当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定・業務執行の監督機能と各事業部の業務執行機能を明確に区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。
5.当社では取締役の任期を、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までと規定しております。なお、上記の取締役9名のうち、永山治、上野幹夫、小坂達朗、池田康夫の4名は2018年3月に、奥正之、一丸陽一郎、クリストフ・フランツ、ウィリアム・エヌ・アンダーソン、ジェイムス・エイチ・サブリィの5名は2019年3月に、それぞれ選任(再選を含む)されております。
6.当社では監査役の任期を、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までと規定しております。なお、上記の監査役5名のうち原壽、二村隆章は2016年3月に、富樫守は2017年3月に、佐藤篤史、前田裕子は2019年3月に、それぞれ選任(再選を含む)されております。
6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
中外製薬は、世界有数の製薬企業であるロシュとの戦略的アライアンスのもと、「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献する」ことをMission(存在意義)とし、「ロシュとの協働のもと、独自のサイエンス力と技術力を核として、患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア産業のトップイノベーターとなる」ことを経営の基本目標としています。
当社は、この経営の基本目標の実現に向け、ロシュ・グループの一員でありながら、独立した上場企業として経営の自主性・独立性を確保しつつ、さまざまなステークホルダーの負託に適切かつ公平に応えるため、「中外製薬株式会社コーポレートガバナンス基本方針」の定めるところにより、コーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組みます。
① 企業統治の体制
イ.企業統治の体制の概要
取締役会は、取締役9名、うち社外取締役は3名の体制であり、経営上の重要な意思決定及び業務執行の監督を行っております。社外取締役の専従スタッフは設けておりませんが、社内取締役と併せて、秘書部が対応しております。なお、ロシュから就任した3名の取締役は、社外取締役の要件を満たさない、業務執行を行わない取締役であります。
取締役会から委ねられた業務の執行にあたっては、最高経営責任者(CEО)が全社の経営戦略及び業務執行に関する意思決定について責任を担う体制としています。それらの重要な意思決定は、最高経営責任者(CEО)をはじめとする業務執行取締役及び主要な執行役員からなる経営会議にて行い、経営会議での重要な決定事項は取締役会に報告しております。また、業務の執行状況については四半期ごとに取締役会へ報告しております。なお、経営会議には常勤監査役も出席し、適正なガバナンスの観点から意見の表明を行っています。
さらに、グローバルなビジネス環境の変化への的確な対応とともに適正な企業姿勢によるグローバルビジネス展開を目指して、国内外の各界専門家による中外・インターナショナル・カウンシル(CIC)を運営し、意思決定のより一層の充実に努めております。
ロ.企業統治の体制を採用する理由
当社は監査役会設置会社の形態を採用しております。監査役の機能と併せ、社外取締役の登用により取締役会の機能を強化し、経営に対する監督機能のさらなる充実を図ることが合理的と判断し、現在の体制を採用しております。
ハ.ガバナンス体制図
ニ.内部統制システムの整備の状況
当社は会社法施行に伴い、当社グループの業務の適正を確保することを目的として、2006年5月18日、取締役会にて内部統制システムの整備について決議いたしました。取締役会決議の取組み状況を定期的に取締役会において報告するとともに適時に必要な改定を行い、体制整備に努めています。なお、2017年には取締役会機能を定期的に検証することを「内部統制システムに関する取締役会決議」に明記しました。
内部統制システムの充実を図るため、当社グループの経営の意思決定と従業員の行動規準である「中外製薬グループ コード・オブ・コンダクト(CCC)」を制定するとともに、経営会議において内部統制システムの整備に係る基本方針を審議・決定しております。また、経営会議の下部機関であるリスク管理委員会、コンプライアンス委員会、EHS推進委員会を設置し、内部統制整備に関する実行計画を策定しております。この方針及び計画に基づき、CSR推進部はCCC遵守のため、全従業員を対象としたCCC・人権研修を定期的かつ継続的に実施しております。コンプライアンス状況の把握につきましては各組織に配置したコンプライアンス・オフィサーを対象に定期的なモニタリングを実施しております。また、CCC違反事項に関する従業員の通報・相談窓口を設置するとともに、ハラスメントに関する相談窓口を社内外に設けており、問題等の早期発見と再発防止に努めております。この体制のもと、企業倫理、コンプライアンス、人権、環境保全及び安全衛生、社会貢献等のSustainable基盤の充実・強化を行っております。
なお、コンプライアンスの統括機能を集約し、より経営に直結した管理体制とするため、2017年1月に設置したコンプライアンス委員会を定期的に開催し、薬事規制、一般法令、業界基準、社内規程に基づくコンプライアンスやヘルスケアコンプライアンスなど、当社に関係するあらゆるコンプライアンス課題に対応しております。海外子会社も含めて当社グループ全体のコンプライアンスを監視・牽引・支援するコンプライアンス統括機能(CSR推進部、信頼性保証ユニット)を設置し、横軸を通して管理するグローバルコンプライアンス体制としております。
<内部統制システムに関する取締役会決議>
1.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・ 取締役及び使用人はその職務の遂行にあたり、別に定める「中外製薬グループ コード・オブ・コンダクト(CCC)」を遵守するものとする。
・ 法令等遵守の統轄部署としてCSR推進部を置く。
・ 監査部は、別に定める「内部監査規程」に基づき内部監査を行い、その結果を経営会議及び監査役会に報告するものとする。
・ 財務報告の信頼性を確保するための内部統制の体制を整備・運用し、適切に評価を行うものとする。
2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
・ 取締役の職務遂行に係る文書及び情報については、別に定める「文書管理規程」及びその他社内規程に基づき適切に保存・管理を行うものとする。
・ 監査役会または監査役が要求した場合、当該文書は速やかに閲覧に供されるものとする。
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制に関する事項については、別に定める「リスク管理規程」及びその他社内規程に基づき、企業活動に影響を及ぼすおそれのあるリスクの未然防止及びトラブル発生時における迅速・適切な対応を図るものとする。
4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
・ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため、取締役会は各取締役の職務の執行を監督するものとする。
・ 取締役会の機能強化と迅速な意思決定を目的として、取締役員数の適正化と社外取締役の登用を行うとともに、業務執行における役割責任の明確化を目的とした執行役員制度を導入し、効率的な業務執行を図るものとする。
・ 取締役会が有効かつ効率的に機能しているかを定期的に検証し、その結果を踏まえ適切な措置を講ずるものとする。
・ 別に定める「決裁規程」に基づき、迅速効率的な業務執行を図るものとする。
5.株式会社並びにその親会社及び子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するための体制
・ 別に定める「中外製薬グループ運営ポリシー」及び「中外製薬グループ管理ガイドライン(Global)」に基づき関係会社ごとに管理組織を設置し、関係会社の職務の執行に係る事項の報告に関する体制、損失の危険の管理に関する規程その他の体制、職務の執行が効率的に行われること及び法令や定款に適合することを確保する体制を構築するなど、中外グループにおける業務の適正運営に努めるものとする。
・ 監査部は、別に定める「内部監査規程」に基づき関係会社に対し、業務活動が法令及び定款等に準拠して適正かつ効率的に運営されているかを監査するものとする。
6.反社会的勢力排除に向けた体制
・ 「中外製薬グループ コード・オブ・コンダクト(CCC)」に基づき、反社会的勢力及び団体との一切の関係を排除するための社内体制を整備・維持するものとする。
7.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人にする体制
・ 監査役会及び監査役の職務を補助する組織として監査役室を設置する。
8.前項の使用人について、取締役からの独立性及び監査役の指示の実効性の確保に関する事項
・ 監査役室は監査役会直属の組織とし、専任の当該使用人を置き取締役からの独立性及び監査役の指示の実効性を確保するものとする。
・ 監査役室に所属する使用人の人事異動、人事評価、懲戒処分等、雇用に係る重要事項についてはあらかじめ監査役会の同意を得るものとする。
9.取締役及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制
・ 取締役並びに子会社の取締役及び監査役は、監査役会が「監査役会規則」及び「監査役監査基準」に基づき定めた事項を監査役会に定期的に報告するものとする。
・ 本項の報告を行った者が、当該報告をしたことを理由として不利な取り扱いを受けないよう必要な措置を講ずるものとする。
10.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・ 代表取締役は監査役会と定期的に会合を持ち、会社が対処すべき課題、監査役監査の環境整備の状況、監査上の重要課題について意見を交換し、相互認識を深めるよう努めるものとする。
・ 中外グループの取締役及び使用人は、監査役が別に定める「監査役監査基準」に基づき、監査を行う場合にはこれに協力するものとする。
・ 監査役の職務の執行について生ずる費用または償還の処理については、監査役の請求等に従い速やかに行うものとする。
ホ.リスク管理体制の整備の状況
リスク管理につきましては、リスクの未然防止及びトラブル発生時の迅速・適切な対応を確保するために、「リスク管理ポリシー」に基づき「リスク管理規程」を制定し、経営会議の下部機関であるリスク管理委員会及び部門リスク管理委員会を設置しております。
部門リスク管理委員会は、部門内のリスクをとりまとめてリスクマップを作成し、リスクの未然防止に努めるとともに、重要リスクについてはその防止策の進捗状況をリスク管理委員会に報告しております。
リスク管理委員会は、経営に重大な影響を及ぼしかねないリスクを中外製薬グループリスク課題として特定し、その防止策の進捗状況を経営会議に報告しております。
また、当社グループの企業活動に重大な影響を及ぼすおそれがある緊急事態が発生した場合には、代表取締役を本部長とする緊急対策本部を設置しその対策にあたる体制としております。
ヘ.責任限定契約の内容の概要
当社は、取締役(業務執行取締役等を除く)及び監査役全員との間で、会社法第423条第1項の賠償責任について、法令に定める要件に該当する場合には賠償責任を限定する旨の契約(責任限定契約)を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は法令で定める最低責任限度額であります。
② 内部監査及び監査役監査の状況
イ.内部監査及び監査役監査の組織、人員及び手続
内部監査組織としては、公認内部監査人や公認不正検査士を含むスタッフからなる監査部を設置しています。監査部は業務活動の有効性・効率性及びコンプライアンスなどの観点から子会社を含むグループ全体の業務執行状況の監査を実施し、経営会議への報告・提言や監査役会への報告を行っています。さらに、子会社監査役については監査部員が担当する体制をとっています。
また、金融商品取引法に基づく財務報告の信頼性を確保するため、一般に公正妥当と認められる内部統制の基準に準拠して有効な内部統制が整備・運用されていることを評価しています。
当社は常勤監査役2名、社外監査役3名で構成される監査役会を設置しております。各監査役は、経営上の意思決定や取締役の職務の執行状況に関し、厳正な監査を実施しております。監査にあたっては、全監査役による代表取締役及び最高財務責任者(CFO)との面談、常勤監査役による重要会議への出席、その他社内会議並びに執行役員や各組織からの報告及び重要書類の閲覧などからの経営情報を共有し、監査役会にて意見交換を行っております。また、監査役の独立性の保持と監査機能の充実を図るため、監査役の職務を補佐する監査役室を設置しております。
なお、社外監査役1名は、公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
ロ.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係
監査の相互補完及び効率性の観点から、監査役、監査部、会計監査人の三者は双方向的な情報交換を定期的に行い、緊密な連携を図りながら監査にあたっています。また、監査役と会計監査人は、監査計画の相互確認、四半期レビュー結果などの意見交換を行っております。さらに、子会社監査役(監査部員)とは四半期報告・期末報告などを通じて連携を行い、グループ企業のガバナンス強化に努めております。
なお、監査役は、取締役のほか、CSR推進部、信頼性保証ユニット、財務経理部、監査部などの内部統制機能を所管する部署から、各体制の構築・運用状況及び各体制の実効性に影響を及ぼす重要な事象について、それに対する対応状況を含め定期的かつ随時に報告を受け、必要に応じて説明を求めております。
③ 社外取締役及び社外監査役の状況
イ.社外取締役及び社外監査役の員数
当社の社外取締役は3名、社外監査役は3名であります。
ロ.社外取締役及び社外監査役と提出会社との人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係について
社外取締役の奥正之は、株式会社三井住友フィナンシャルグループの取締役会長でありました。当社は同グループに属する株式会社三井住友銀行との間に資金預入など、通常の銀行取引があります。
また、社外監査役の原壽は長島・大野・常松法律事務所の顧問であります。当社は、同事務所から、原壽以外の弁護士より必要に応じて法律上のアドバイスを受けておりますが、同事務所と当社との間における取引額は僅少であります。
上記のほか、当社と当社の社外取締役及び社外監査役との間に特段の利害関係はありません。
ハ.社外取締役及び社外監査役が提出会社の企業統治において果たす機能及び役割
当社は、より広いステークホルダーの視点を経営の意思決定に反映させるべく、社外取締役を登用しています。社外取締役には、それぞれ企業経営者あるいは医師・大学教授としての豊富な経験・知識等から、当社の経営に関する適切な助言・監督等を行っております。
社外監査役は、企業法務、企業会計の専門家としての豊富な経験・知識等から当社の経営に関し適宜発言等を行っております。
ニ.社外取締役及び社外監査役の選任状況に関する提出会社の考え方
当社は、社外取締役については、当社の経営に関する助言及び監督の機能を適切に発揮するため、社外の企業経営者、医学専門家その他の学識経験者など、その経験、知識、専門性を考慮して選任することとしており、社外監査役については、会計・法律等に関する豊富な知識・経験を有する専門家の中から選任することとしております。
また、取締役会は、株式会社東京証券取引所が定める独立性基準を踏まえ、独立社外取締役となる者の独立性をその実質面において確保するため当社の独立性判断基準を策定し開示するとともに、取締役のうち3分の1以上を独立社外取締役として選任することとしております。
社外取締役の池田康夫は、医師・大学教授としての豊富な経験・知識等から、当社の経営に関する助言・監督等を行っており、社外取締役としての職務を適切に遂行することができるものと判断いたしました。また、池田康夫は株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の定める社外役員の独立性判断基準を満たしており、独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。奥正之は、企業経営者としての豊富な経験・知識等から、当社の経営に関する助言・監督等を社外取締役として適切に遂行することができるものと判断いたしました。また、奥正之は株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の定める社外役員の独立性判断基準を満たしており、独立役員として指定し、同取引所へ届け出ております。一丸陽一郎は、企業経営者としての豊富な経験・知識等から、当社の経営に関する助言・監督等、社外取締役としての職務を適切に遂行することができるものと判断いたしました。また、一丸陽一郎は株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の定める社外役員の独立性判断基準を満たしており、独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
社外監査役の原壽は、企業法務専門家(弁護士)としての豊富な経験・知識等に基づく監査を社外監査役として適切に遂行することができるものと判断いたしました。また、原壽は株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の定める社外役員の独立性判断基準を満たしており、独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。二村隆章は、企業会計専門家(公認会計士)としての豊富な経験・知識等に基づく監査を社外監査役として適切に遂行することができるものと判断いたしました。また、二村隆章は株式会社東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の定める社外役員の独立性判断基準を満たしており、独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。社外監査役の前田裕子は、企業・アカデミアの知的財産活用、産学連携等における豊富な経験・知識に加え、マネジメント経験、独立行政法人監事としての監査経験等を有することから、社外監査役としての職務を適切に遂行することができるものと判断いたしました。
ホ.内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会を通じて内部統制部門の状況を把握し、中立・専門的観点から発言できる体制としております。
社外監査役は、取締役会・監査役会を通じ、監査役監査、会計監査、内部監査及び内部統制部門からの情報を入手し、情報の共有に努めております。また、代表取締役、財務経理担当役員との定期的会合に出席し、意見を述べるとともに、適宜使用人から状況を聴取するなど、取締役の職務執行を適正に監査する体制としております。
④ 取締役及び監査役に対する報酬等の額
イ.提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
| 役員区分 | 報酬等の総額(百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる役員の員数(名) | |||||
| 定例報酬 | 賞与 | 譲渡制限付株式報酬 | ストック・オプション | |||||
| 勤務継続型 | 業績連動型 | 一般型 | 株式報酬型 | |||||
| 取締役(社外取締役を除く) | 533 | 261 | 123 | 57 | 72 | 21 | - | 5 |
| 社外取締役 | 43 | 43 | - | - | - | - | - | 3 |
| 計 | 576 | 427 | 129 | 21 | - | 8 | ||
| 監査役(社外監査役を除く) | 63 | 63 | - | - | - | - | - | 2 |
| 社外監査役 | 24 | 24 | - | - | - | - | - | 2 |
| 計 | 87 | 87 | - | - | - | 4 | ||
(注)1.金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.上記には、当事業年度中に退任した取締役1名を含んでおります。
3.取締役(全員)の報酬等(定例報酬及び賞与)の額は、2007年3月開催の第96回定時株主総会での決議により年額750百万円以内となっております。
また、これとは別枠で、取締役(社外取締役を含む非業務執行取締役を除く)に対する譲渡制限付株式(勤務継続型及び業績連動型)の付与のための報酬額は、2017年3月開催の第106回定時株主総会での決議により年額345百万円以内となっております。
4.監査役(全員)の報酬の額は、2006年3月開催の第95回定時株主総会での決議により年額100百万円以内となっております。
5.上記の「譲渡制限付株式報酬(勤務継続型及び業績連動型)」の額は、各譲渡制限付株式報酬として当事業年度に費用計上した額であります。
6.「ストック・オプション」は、譲渡制限付株式報酬の導入に伴い、当事業年度において新たな付与を行っておりませんが、過年度の付与分のうち当事業年度に費用計上した額を記載しております。
7.当社は2009年3月開催の第98回定時株主総会にて業務執行取締役に対する退職慰労金制度を廃止し、第98回定時株主総会終結後引き続き在任する当該取締役に対して、制度廃止までの在任期間に対応する退職慰労金をそれぞれの退任時に贈呈することを決議いただいております。
ロ.提出会社の役員ごとの報酬等の総額等
| 氏名(役員区分) | 会社区分 | 連結報酬等の種類別の総額(百万円) | 連結報酬等の総額(百万円) | |||||
| 定例報酬 | 賞与 | 譲渡制限付株式報酬 | ストック・オプション | |||||
| 勤務継続型 | 業績連動型 | 一般型 | 株式報酬型 | |||||
| 永山 治(代表取締役) | 提出会社 | 126 | 37 | 21 | 30 | 9 | - | 223 |
| 上野 幹夫(代表取締役) | 提出会社 | 58 | 26 | 14 | 17 | 4 | - | 118 |
| 小坂 達朗(代表取締役) | 提出会社 | 68 | 60 | 19 | 24 | 4 | - | 174 |
(注)1.金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.上表記載の代表取締役以外の役員で、報酬等の総額が1億円以上である者はおりません。
ハ.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
取締役及び監査役の報酬は、優秀な人財の確保と適切な動機づけにより当社の企業価値の持続的向上を実現することを企図して設計しております。
業務執行取締役の報酬については、報酬と業績及び株主価値との連動性をより一層明確にし、取締役の業績向上に対する意欲や士気を高めることを目的に、固定報酬である定例報酬に加えて、各事業年度の業績等に応じて支給される賞与及び中長期的な業績に連動する長期インセンティブとしての譲渡制限付株式報酬(勤務継続型、業績連動型)により構成します。社外取締役を含む非業務執行取締役及び監査役の報酬については、固定報酬である定例報酬のみとします。
取締役及び監査役の報酬は、株主総会にて決議された総額の範囲内で、取締役については取締役会決議、監査役については監査役の協議を経て決定します。取締役の個別報酬については、取締役会によって選任された独立社外取締役1名以上を含む3名以上の社外委員で構成する報酬委員会にて審議することで、決定プロセスの透明性及び客観性を担保しております。
なお、当社は2009年3月開催の第98回定時株主総会の決議により業務執行取締役に対する退職慰労金制度を、2006年3月開催の第95回定時株主総会の決議により非業務執行取締役及び監査役に対する退職慰労金制度をそれぞれ廃止しております。
⑤ 株式の保有状況
イ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
| 31 | 銘柄 | 8,607 | 百万円 |
|---|
ロ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
特定投資株式
| 銘柄 | 株式数(株) | 貸借対照表計上額(百万円) | 保有目的 |
|---|---|---|---|
| アルフレッサ ホールディングス㈱ | 1,681,888 | 4,452 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| 東京海上ホールディングス㈱ | 531,500 | 2,732 | 取引関係の維持・強化 |
| ㈱メディパルホールディングス | 623,980 | 1,377 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ㈱バイタルケーエスケー・ホールディングス | 653,094 | 674 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ナノキャリア㈱ | 389,400 | 251 | 医薬品開発における取引関係の維持・強化 |
| 東邦ホールディングス㈱ | 51,368 | 131 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ㈱スズケン | 25,165 | 117 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
(注)1.日本基準に基づく金額を記載しております。また、金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
みなし保有株式
該当事項はありません。
当事業年度
特定投資株式
| 銘柄 | 株式数(株) | 貸借対照表計上額(百万円) | 保有目的 |
|---|---|---|---|
| アルフレッサ ホールディングス㈱ | 1,681,888 | 4,714 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ㈱メディパルホールディングス | 625,238 | 1,472 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ㈱バイタルケーエスケー・ホールディングス | 653,094 | 737 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ㈱スズケン | 25,165 | 141 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| 東邦ホールディングス㈱ | 51,368 | 138 | 医薬品販売等における取引関係の維持・強化 |
| ナノキャリア㈱ | 389,400 | 127 | 医薬品開発における取引関係の維持・強化 |
(注)1.日本基準に基づく金額を記載しております。また、金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
みなし保有株式
該当事項はありません。
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
該当事項はありません。
⑥ 弁護士・会計監査人等その他第三者の状況
会計監査人である有限責任 あずさ監査法人には通常の会計監査を受けております。また、企業経営及び日常の業務に関して、必要に応じ、弁護士からアドバイスを受けております。
イ.業務を執行した公認会計士
| 公認会計士の氏名等 | 所属する監査法人 | ||
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 大谷 秋洋 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 染葉 真史 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 永峯 輝一 | 有限責任 あずさ監査法人 |
(注)1.継続監査年数につきましては、全員7年以内であるため、記載を省略しております。
2.同監査法人はすでに自主的に業務執行社員について、当社の会計監査に一定期間を超えて関与することがないよう措置をとっております。
ロ.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士13名、その他21名
⑦ 取締役の選解任に係る決議要件として定款に定めている事項
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行うことができる旨を定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
⑧ 株主総会決議事項を取締役会で決議できる旨を定款に定めている事項
当社は以下の事項について株主総会の決議によらず、取締役会で決議することができる旨を定款に定めております。
・市場取引等による自己の株式の取得(経営環境の変化に対応した機動的な資本政策遂行を可能にするため)
・中間配当の実施(株主への機動的な利益還元を行うため)
⑨ コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組みの最近1年間における実施状況
2018年度におきましては、2016年度より開始した取締役会全体の実効性評価を行い、取締役会における意思決定及び監督の実効性を確認いたしました。取締役会における議論の活性化に必要な情報の提供及び社外役員相互の連携強化を目的とした「社外役員連絡会」を開催しております。加えて、取締役会においては、議長(4月よりCEО)から業界環境動向と当社の現況等について情報提供を行い、社外取締役及び社外監査役の職務の執行が効率的に行われるよう支援に努めております。さらに、社外取締役及び社外監査役への情報提供の充実の観点から、当社グループ主要工場における取締役会開催や外部有識者による講義などを実施いたしました。
また、2018年6月1日より改定版「コーポレートガバナンス・コード」が適用されたことを踏まえ、「中外製薬株式会社コーポレートガバナンス基本方針」の改定を11月の取締役会にて決議いたしました。
(2)【監査報酬の内容等】
①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく報酬(百万円) | 非監査業務に基づく報酬(百万円) | |
| 提出会社 | 121 | ― | 122 | ― |
| 連結子会社 | 15 | ― | 15 | ― |
| 計 | 136 | ― | 137 | ― |
(注)金額は百万円未満を四捨五入して記載しております。
②【その他重要な報酬の内容】
(前連結会計年度)
当社の海外連結子会社は、当社の会計監査人と同一のネットワークであるKPMGに属している各国の会計事務所の監査を受けており、その監査業務に関する報酬等を支払っております。
また、当社及び当社の海外連結子会社は、当社の会計監査人と同一のネットワークであるKPMGに属している各国の会計事務所に非監査業務(税務コンサルティング等)に関する報酬等を支払っております。
(当連結会計年度)
当社の海外連結子会社は、当社の会計監査人と同一のネットワークであるKPMGに属している各国の会計事務所の監査を受けており、その監査業務に関する報酬等を支払っております。
また、当社及び当社の海外連結子会社は、当社の会計監査人と同一のネットワークであるKPMGに属している各国の会計事務所に非監査業務(税務コンサルティング等)に関する報酬等を支払っております。
③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
④【監査報酬の決定方針】
該当事項はありませんが、監査時間、規模及び内容等を勘案したうえで決定し、監査役会において同意しております。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第93条の規定により、国際会計基準(IFRS)に準拠して作成しております。
本報告書の連結財務諸表等の金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
本報告書の財務諸表等の金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年1月1日から2018年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2018年1月1日から2018年12月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
具体的には、会計基準等の内容を適切に把握するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構や独立監査法人、その他関係団体が主催するセミナー等に参加しております。
また、IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準を把握するとともに、IFRSに準拠するための社内規程やマニュアルを整備し、それらに基づいて会計処理を行っております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
| 売上収益 | 579,787 | 534,199 | ||
| 製商品売上高 | 2,3 | 527,844 | 499,308 | |
| ロイヤルティ及びその他の営業収入 | 2,3 | 51,943 | 34,891 | |
| 売上原価 | △262,847 | △254,171 | ||
| 売上総利益 | 316,940 | 280,028 | ||
| 販売費 | △73,706 | △72,800 | ||
| 研究開発費 | △99,202 | △92,947 | ||
| 一般管理費等 | △19,710 | △15,347 | ||
| 営業利益 | 124,323 | 98,934 | ||
| 金融費用 | 4 | △111 | △110 | |
| その他の金融収入(支出) | 4 | 449 | △87 | |
| その他の費用 | 5 | △3,212 | △1,706 | |
| 税引前当期利益 | 121,449 | 97,031 | ||
| 法人所得税 | 6 | △28,370 | △23,490 | |
| 当期利益 | 93,079 | 73,541 | ||
| 当期利益の帰属: | ||||
| 当社の株主持分 | 21 | 92,488 | 72,713 | |
| 非支配持分 | 22 | 591 | 827 | |
| 1株当たり当期利益 | 26 | |||
| 基本的1株当たり当期利益(円) | 169.08 | 133.04 | ||
| 希薄化後1株当たり当期利益(円) | 168.80 | 132.83 | ||
【連結包括利益計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
| 当期利益 | 93,079 | 73,541 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 確定給付制度の再測定 | 6,21 | △2,472 | 916 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 6,21 | 363 | - | |
| 純損益に振り替えられない項目合計 | △2,109 | 916 | ||
| 売却可能金融資産 | 6,21 | - | 1,204 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 6,21 | 0 | - | |
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 6,21 | △225 | △3,293 | |
| 在外子会社等の為替換算差額 | 6,21 | △3,158 | 3,713 | |
| のちに純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | △3,383 | 1,624 | ||
| その他の包括利益合計 | 6 | △5,492 | 2,540 | |
| 当期包括利益 | 87,587 | 76,081 | ||
| 当期包括利益の帰属: | ||||
| 当社の株主持分 | 21 | 87,078 | 75,154 | |
| 非支配持分 | 22 | 509 | 927 | |
②【連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
| 資産 | ||||
| 非流動資産: | ||||
| 有形固定資産 | 7 | 222,388 | 171,569 | |
| 無形資産 | 8 | 22,699 | 21,078 | |
| 長期金融資産 | 9 | 9,723 | 11,350 | |
| 繰延税金資産 | 6 | 35,568 | 34,501 | |
| その他の非流動資産 | 10 | 29,077 | 14,836 | |
| 非流動資産合計 | 319,455 | 253,333 | ||
| 流動資産: | ||||
| 棚卸資産 | 11 | 159,360 | 169,056 | |
| 営業債権及びその他の債権 | 12 | 179,556 | 174,284 | |
| 未収法人所得税 | 6 | 3 | 717 | |
| 有価証券 | 13 | 102,533 | 104,018 | |
| 現金及び現金同等物 | 14 | 146,860 | 139,074 | |
| その他の流動資産 | 15 | 11,781 | 11,990 | |
| 流動資産合計 | 600,093 | 599,141 | ||
| 資産合計 | 919,548 | 852,473 | ||
| 負債 | ||||
| 非流動負債: | ||||
| 長期有利子負債 | 16 | △82 | △207 | |
| 繰延税金負債 | 6 | △9,031 | △9,211 | |
| 退職後給付負債 | 24 | △14,671 | △9,292 | |
| 長期引当金 | 17 | △2,072 | △2,041 | |
| その他の非流動負債 | 18 | △1,946 | △15,923 | |
| 非流動負債合計 | △27,802 | △36,674 | ||
| 流動負債: | ||||
| 短期有利子負債 | 16 | △133 | △129 | |
| 未払法人所得税 | 6 | △19,567 | △18,541 | |
| 短期引当金 | 17 | △1 | △79 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 19 | △71,706 | △63,518 | |
| その他の流動負債 | 20 | △43,810 | △40,635 | |
| 流動負債合計 | △135,218 | △122,902 | ||
| 負債合計 | △163,019 | △159,576 | ||
| 純資産合計 | 756,529 | 692,897 | ||
| 資本の帰属: | ||||
| 当社の株主持分 | 21 | 755,864 | 691,924 | |
| 非支配持分 | 22 | 664 | 973 | |
| 資本合計 | 756,529 | 692,897 | ||
③【連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) | ||||
| 注記 | 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 営業活動による現金創出 | 27 | 151,857 | 124,776 | |
| 運転資本の減少(△は増加) | 4,486 | 14,465 | ||
| 確定給付制度に係る拠出 | △2,652 | △2,483 | ||
| 引当金の支払 | 17 | △29 | △34 | |
| その他の営業活動 | △3,022 | △6,447 | ||
| 小計 | 150,639 | 130,278 | ||
| 法人所得税の支払 | △31,565 | △22,655 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 119,074 | 107,623 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 有形固定資産の取得 | △71,785 | △32,881 | ||
| 無形資産の取得 | △5,886 | △11,645 | ||
| 有形固定資産の処分 | 49 | 64 | ||
| 無形資産の処分 | - | 452 | ||
| 利息及び配当金の受取 | 27 | 200 | 271 | |
| 有価証券の取得 | △263,503 | △208,480 | ||
| 有価証券の売却 | 264,711 | 215,510 | ||
| 投資有価証券の取得 | △709 | - | ||
| 投資有価証券の売却 | 2,863 | - | ||
| その他の投資活動 | △0 | △8 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △74,060 | △36,718 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 利息の支払 | △5 | △5 | ||
| 配当の支払―当社株主持分 | △35,010 | △30,054 | ||
| 配当の支払―非支配持分 | △791 | △944 | ||
| ストック・オプションの行使 | 25 | 996 | 922 | |
| 自己株式の減少(△は増加) | △19 | △20 | ||
| その他の財務活動 | △187 | 538 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △35,014 | △29,563 | ||
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △2,215 | 2,363 | ||
| 現金及び現金同等物の増減額 | 7,785 | 43,706 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 139,074 | 95,368 | ||
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 14 | 146,860 | 139,074 | |
④【連結持分変動計算書】
(単位:百万円)
| 当社の株主持分 | ||||||||||||||
| 注記 | 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | その他の資本構成要素 | 合計 | 非支配持分 | 資本合計 | |||||||
| 前連結会計年度 | ||||||||||||||
| 2017年1月1日 | 72,967 | 63,500 | 507,399 | 1,642 | 645,508 | 989 | 646,497 | |||||||
| 当期利益 | - | - | 72,713 | - | 72,713 | 827 | 73,541 | |||||||
| 売却可能金融資産 | 6,21 | - | - | - | 1,204 | 1,204 | - | 1,204 | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 6,21 | - | - | - | △3,293 | △3,293 | - | △3,293 | ||||||
| 在外子会社等の為替換算差額 | 6,21,22 | - | - | - | 3,613 | 3,613 | 100 | 3,713 | ||||||
| 確定給付制度の再測定 | 6,21 | - | - | 916 | - | 916 | - | 916 | ||||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 73,630 | 1,524 | 75,154 | 927 | 76,081 | |||||||
| 剰余金の配当 | 21,22 | - | - | △30,055 | - | △30,055 | △944 | △30,998 | ||||||
| 株式報酬取引 | 21 | 3 | 102 | - | - | 105 | - | 105 | ||||||
| 自己株式 | 21 | - | 1,213 | - | - | 1,213 | - | 1,213 | ||||||
| 2017年12月31日 | 72,970 | 64,815 | 550,974 | 3,166 | 691,924 | 973 | 692,897 | |||||||
| 当連結会計年度 | ||||||||||||||
| 2018年1月1日 | 72,970 | 64,815 | 550,974 | 3,166 | 691,924 | 973 | 692,897 | |||||||
| 会計方針の変更の影響 | - | - | 10,606 | - | 10,606 | - | 10,606 | |||||||
| 2018年1月1日修正再表示後残高 | 72,970 | 64,815 | 561,580 | 3,166 | 702,530 | 973 | 703,503 | |||||||
| 当期利益 | - | - | 92,488 | - | 92,488 | 591 | 93,079 | |||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 6,21 | - | - | - | 363 | 363 | - | 363 | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | 6,21 | - | - | - | △225 | △225 | - | △225 | ||||||
| 在外子会社等の為替換算差額 | 6,21,22 | - | - | - | △3,077 | △3,077 | △82 | △3,158 | ||||||
| 確定給付制度の再測定 | 6,21 | - | - | △2,472 | - | △2,472 | - | △2,472 | ||||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 90,016 | △2,938 | 87,078 | 509 | 87,587 | |||||||
| 剰余金の配当 | 21,22 | - | - | △35,003 | - | △35,003 | △817 | △35,820 | ||||||
| 株式報酬取引 | 21 | 31 | △97 | - | - | △66 | - | △66 | ||||||
| 自己株式 | 21 | - | 1,325 | - | - | 1,325 | - | 1,325 | ||||||
| その他の資本構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 1,498 | △1,498 | - | - | - | |||||||
| 2018年12月31日 | 73,000 | 66,043 | 618,091 | △1,270 | 755,864 | 664 | 756,529 | |||||||
【連結財務諸表注記】
1.重要な会計方針等
(1)作成の基礎
この連結財務諸表は、日本(東京)に所在し、東京証券取引所に上場(証券コード:4519)している中外製薬株式会社及びその子会社の連結財務諸表です。この連結財務諸表は、2019年3月28日に、当社最高経営責任者である代表取締役社長小坂達朗及び最高財務責任者である上席執行役員板垣利明によって承認されております。
ロシュ・ホールディング・リミテッドはスイス証券取引所に上場し、国際会計基準(以下、「IFRS」という。)に準拠し業績を開示しているロシュグループの親会社です。当社グループはロシュとの戦略的アライアンスの締結により2002年10月よりロシュグループの主要なメンバーになっております。ロシュ・ホールディング・リミテッドは、当社株式の発行済株式総数のうち59.89%(発行済株式総数から自己株式を控除したベースでは61.25%)を所有しております。
当社グループは、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。)第1条の2に定める指定国際会計基準特定会社の要件を満たすことから、同第93条の規定によりIFRSに準拠して連結財務諸表を作成しております。
連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入しております。公正価値による測定が要求されている一部の項目を除き、測定は取得原価に基づいております。
(2)重要な会計上の判断、見積り及び前提
連結財務諸表の作成にあたっては、収益、費用、資産、負債及び偶発事象に係る報告金額に影響を与える判断、見積り及び前提の設定を行うことを経営者に求めております。これらの見積りは実際の結果と異なる可能性があります。見積りやその基礎をなす前提は、過去の経験や多くの要因に基づいて設定されており、継続的に見直されます。見積りの変更による影響は、見積りの変更が行われた会計期間に認識しております。
現時点で入手可能な情報に基づき適切に設定されていると考える重要な会計上の判断、見積り及び前提に関する情報は以下のとおりです。
収益:
2018年1月1日より適用される方針
製商品売上高は、売上割戻や値引、返品等を見積り控除した金額で計上しております。見積った売上割戻等は、流動負債へ計上しております。これらの見積りは、契約上または法律上の義務や過去の傾向・実績値に基づく分析を基礎に行っております。製商品売上高から控除される金額は経営者の見積りに基づいているため、より有用な情報を入手できる場合に変更される可能性があります。このような変更が生じた場合、将来の製商品売上高に影響を与える可能性があります。
技術等の導出契約には、導出以降の義務が一切ない場合、または研究、後期開発、規制当局承認、共同販促、製造への関与を含んでいる場合があります。これらは、契約一時金やマイルストン収入、サービス償還費の組み合わせによって決まります。これらの関与が単一もしくは複数の履行義務かについては、単純なものではなく、判断が必要となります。この判断に基づいて、収益は一時の収益として、または、履行義務が充足される一定期間に渡る収益として認識されることになります。
なお、当社グループは約束した財又はサービスを顧客に移転する時点と顧客が当該財又はサービスに対して支払を行う時点との間の期間が1年以内となると見込んでいる場合には、約束した対価の金額を重大な金融要素の影響について調整しないことを認める実務上の便法を採用しております。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
売上収益に係る収益認識は、経営者の判断として、所有に伴う重要なリスクと経済価値が第三者に移転し、かつ、当社グループが販売した製商品に対し継続した管理を行わず、事実上の支配を有さなくなった時点または取引の義務が果たされた時点に行っております。
当社グループは技術導出契約により契約一時金や複数年にわたるマイルストンの支払を受けるとともに、将来の債務を負うことがあります。このため、一部の取引については、対価をその受取時に一旦繰延収益として認識したうえで、その後の期間の収益として契約に定められた成果に応じて振替を行っております。
製商品売上高に対する割戻に係る流動負債を計上しております。割戻に係るこの見積りは、契約上または法律上の義務や過去の傾向・実績値に基づく分析を基礎に行っております。製商品売上高から控除される金額は経営者の見積りに基づいているため、より有用な情報を入手できる場合に変更される可能性があります。このような変更が生じた場合、連結財政状態計算書に計上していた流動負債の将来の金額に影響を与え、その結果として将来の連結損益計算書の製商品売上高に影響を与える可能性があります。
**減損損失:**利用可能でない製品関連無形資産は、減損の判定を毎年行っております。有形固定資産及び利用可能な無形資産は、減損の兆候がある場合に減損の判定を行っております。減損の必要性を評価するため、将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。割引将来キャッシュ・フローによるこのような見積りは、実際の結果と大きく異なる可能性があります。割引率の変更、建物、機械装置及び備品等について予定していた使用方法からの変更、使用中止、競合相手の有無、技術の陳腐化、または資産計上にあたって想定した製商品売上高からの低下といった変化がある場合には、耐用年数の短縮または減損を行う可能性があります。
**退職後給付:**当社グループは、確定給付型の退職後給付制度を設けており、当該制度から認識される資産及び負債の公正価値は、統計及び年金数理計算に基づいて測定されております。確定給付負債(資産)の測定にあたっては、割引率及び死亡率の変動などの影響を受けます。年金数理計算上使用される仮定は、市場や経済状況、加入者の余命及びその他の評価に含まれる要素により、実際の結果と大きく異なる可能性があります。このような前提に変更があった場合には、連結財政状態計算書に計上される将来の資産または負債に影響を与える可能性があります。
**訴訟:**訴訟関連損失は、資源の流出の可能性が高く、信頼性のある金額を見積ることができる場合に計上されます。信頼できる見積りができない場合、引当金は計上されませんが、重要性がある場合には偶発負債として開示しております。重要な訴訟事件につきましては、後述の「(2)[その他]」に記載したとおりです。これらの見積りにあたり、個々の訴訟案件の特徴や関連する法的判断を考慮しております。しかし、訴訟には高度な複雑性があるため、訴訟関連損失の見積りは判断に大きく依拠しております。また、新たな事実の発見や訴訟案件の進展により、時間の経過に伴い見積りが大幅に変更される可能性があります。
**環境対策:**環境修復費用は、資源の流出の可能性が高く、金額を合理的に見積ることができる場合に計上されます。環境対策引当金の主なものは、汚染場所の原状回復、埋め立て、特定の場所に存在する汚染物質の処理等のための費用です。これらの見積りは、新たな汚染場所の検出、修復の方法や程度、修復場所にある問題物質のうち当社グループに帰属する割合、潜在的な責任当事者の財政能力等の不確実性に大きく依拠しております。また、新たな事実の発見や個々の環境修復の進展により、時間の経過に伴い見積りが大幅に変更される可能性があります。
**法人所得税:**法人所得税に係る未収及び未払法人所得税並びに繰延税金資産及び負債の測定について重要な見積りが必要となります。このような見積りは、見積時点で適用される税法や規制等に関する解釈に基づいて行っております。税務ポジションが不確実である場合、未払法人所得税には特定の状況や当社グループの過去の経験に基づいて生じると見込まれる最終的な債務に関する経営者の最善の見積りが含まれます。税法や規制もしくは税率の改定、税法もしくは規制の解釈の変更、研究開発費の動向または税引前利益の変化といった要因が未収及び未払法人所得税並びに繰延税金資産及び負債に影響を与える可能性があります。
**リース:**リース取引の会計処理は、主にオペレーティング・リースに該当するか、ファイナンス・リースに該当するかの判断によって決まります。この評価では、経営者は、法的形式に加えリースの実態をみて、所有に伴うすべてのリスクと経済価値が実質的に移転されているかどうかを判断しております。リースの法的形式はないが、資産を使用する権利が移転する取決めについても、同様な判断を行っております。
(3)会計方針
連結の基礎
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。支配とは、投資先に対するパワーを有し、投資先への関与により生じるリターンの変動にさらされ、かつ投資先に対するパワーを通じてリターンの額に影響を与える能力を有する場合をいいます。会計期間内に買収した企業は当社グループに支配が移行した日をもって連結を行い、一方、売却する子会社は当社グループの支配が喪失する日まで連結しております。
子会社との債権債務残高、取引高及びグループ内取引によって発生した未実現利益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。親会社の子会社に対する持分の変動は、子会社の支配の獲得後に生じ、子会社に対する支配の喪失とならない場合は資本取引としております。
関連会社とは、当社グループにより支配されていないが、その財務及び経営方針に対して重要な影響力を行使している、または行使するパワーを有している企業をいい、関連会社への投資は持分法によって処理しております。
外貨換算
当社グループの在外子会社は、原則として現地通貨を機能通貨としておりますが、一部、その企業の活動する経済環境が主に現地通貨以外(例えばユーロ)である場合には、現地通貨以外を機能通貨としております。当社グループの外貨建取引は取引日時点での為替レートを適用してそれぞれの機能通貨に換算しております。適格なキャッシュ・フロー・ヘッジはその他の包括利益として繰り延べられますが、外貨建取引の決済並びに外貨建貨幣性資産及び負債の期末日における評価で生じる損益はその期間の純損益に認識しております。
連結財務諸表作成に際し、日本円以外を機能通貨としている在外子会社の資産及び負債は、期末時点の為替レートを適用し日本円に換算しております。損益及びキャッシュ・フローは、期中平均為替レートで日本円に換算しております。期首と期末の換算レートの差による換算差額及び損益に係る期中平均為替レートと期末時点の為替レートによる換算差額はその他の包括利益に直接計上しております。
収益
2018年1月1日より適用される方針
製商品売上高:製商品の販売は「製商品売上高」として計上しております。
製商品売上高は、製商品の支配が顧客に移転することによって顧客との契約における約束(履行義務)が充足されたときに認識しております。約束された製商品の支配とは、当該製商品の使用を指図し、当該製商品からの残りの便益のほとんどすべてを獲得する能力を指しております。支配は、引き渡しと顧客検収条項に従い、一般的に出荷もしくは引き渡し、顧客の製商品の受領時に移転します。
製商品売上高(取引価格)は製商品と交換に当社グループが受け取ると見込んでいる対価の金額であり、消費税など第三者のために回収する金額を除いております。当社グループは約束した製商品が顧客に移転する前に対価を受領、もしくは受領が確定している場合は繰延収益(契約負債)を認識しております。
ロイヤルティ及びその他の営業収入:ロイヤルティ及びその他の営業収入にはロイヤルティ収入、ライセンス導出契約からの収入、製品の製造販売権等の譲渡からの収入等が含まれます。
知的財産のライセンスと交換に約束した売上高ベースまたは使用量ベースのロイヤルティに係る収入は、その後の売上または使用に基づき認識しております。
ライセンス導出契約からの収入は通常、製品や技術に関する知的財産をライセンスとして第三者に供与し、契約一時金、マイルストン及びその他類似した支払いの受領から発生します。ライセンス導出契約には、導出以降の義務が一切ない場合、または研究、後期開発、規制当局承認、共同販促、製造への関与を含んでいる場合があります。導出されるライセンスは、通常は知的財産を使用する権利であり、一般的に固有のものであります。そのため、ライセンス導出契約に複数の履行義務が含まれている場合、残余アプローチによりそれぞれの履行義務に対する取引価格を配分しております。契約一時金及びその他のライセンス収入は、残余アプローチを使用し収入の一部を他の履行義務に繰り延べない限り、通常はライセンスの供与をもって認識しております。導出以降の履行義務に対応する繰延収益に関しては、それぞれの履行義務を充足した時に、負債の認識の中止及び収益の認識をしております。マイルストン収入はマイルストン条件を達成する可能性が非常に高く、収益の戻入のリスクが非常に低くなった時点で認識しております。
製品の製造販売権等を譲渡して受領した金額は製造販売権等に対する支配の移転をもって収入として認識しております。譲渡後に履行義務が存在する場合、残余アプローチにより対応する取引価格を繰り延べ、当該履行義務を充足した時に収益として認識しております。
協同パートナーとの利益分配契約からの収入は、協同パートナーが売上と売上原価を計上する際に認識しております。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
製商品売上高は、取引店への値引・割戻等を控除した後の金額で表示しております。売上収益には消費税や付加価値税等は含めておりません。
製商品売上高に係る収益認識は、所有に伴う重要なリスクと経済価値が第三者に移転した場合に行っております。取引店への値引・割戻等は、発生主義により関連する製商品売上高の計上と同一の会計期間に計上しております。返品やリベート等は、製商品売上高から減額すると同時に営業債権から減額または流動負債として計上しております。
ロイヤルティ及びその他の営業収入は、その収入の獲得時点または履行義務を果たした時点で認識しております。取引の実質によっては、単一の取引に関する収益を複数回に分けて計上することがあります。一方で取引全体の価値を反映するために、複数回にわたる受取りを一括して収益に計上する場合があります。
ロイヤルティ収入は、それぞれのライセンス契約の実質に従って、発生主義により計上しております。対価の回収可能性が確実でない場合には、入金をもって収益として計上しております。
当社グループは、製商品や技術の譲渡、またはこれらの許諾に関連する契約一時金、マイルストン収入、ライセンス料及びその他類似した収入を第三者より得ております。成果のマイルストンに関連して受領する収益は、当事者間で合意したマイルストンの達成に従い計上しております。後続期間を通じて成果が存在する契約一時金やライセンス料は、当初は繰延収益として計上し、その後の開発協力や製造義務の期間にわたって収益を認識しております。
売上原価
売上原価は、売上収益に対応する直接原価、製造間接費及びサービス費用を含みます。支払ロイヤルティをはじめ、売上収益の計上に係る業務提携や技術導入等に由来する費用についても売上原価として計上しております。設備のバリデーション(性能が確保されていることを検証すること)完了から生産能力を通常生産レベルに引き上げるための製法検討費用は、発生主義で費用としております。
研究開発
次のような内部研究開発活動は、発生した時点で費用としております。
・新しい科学的または技術的知識の取得のための内部研究費用
・商用生産に向けた研究成果やその他知識の応用により発生する内部開発費用
当社グループで実行される開発プロジェクトに係る費用は、技術、薬事規制及びその他の不確実性に左右されるため、主要市場での規制当局による販売承認を得るまでは無形資産の計上要件を満たしていないと判断しております。
・医薬品として製造販売承認後の臨床試験(フェーズ4)等に係る費用
通常、当該費用には承認後の安全性調査や承認条件として承認後も継続される臨床試験等を含みます。フェーズ4試験は、規制当局から実施を要求されることがあるほか、安全性または適正使用の検証のために自ら実施することもあります。これらのフェーズ4試験の結果からは、信頼性をもって測定でき、単独で識別可能な将来の経済的便益の増加を見込むことができないと判断しているため、これに係る費用は無形資産として資産化しておりません。
技術導入契約、企業結合または個別の資産購入によって獲得された仕掛中の研究開発は無形資産として資産化しております。これらの獲得された資産は、当該研究開発が最終的に製品になるかどうかの不確実性は存在したとしても、当社グループによって支配されており、かつ単独で識別可能で、将来の経済的便益の流入が期待されます。したがって、承認前の医薬品や化合物に係る第三者への契約一時金やマイルストンの支払は、無形資産として認識しております。このような契約を通じて獲得された資産は無形資産の会計方針に基づいて測定しております。無形資産の取得後、当社グループ内部で引き続き行われる研究開発の費用は、他の内部研究及び内部開発と同様に処理しております。研究開発が戦略的提携の契約に係る場合、当社グループは契約一時金またはマイルストンの支払が研究開発への資金提供に該当するか、それとも資産獲得に該当するかの検討を行っております。
従業員給付
短期従業員給付である賃金及び給料、社会保険料、有給休暇、賞与並びにその他の非貨幣性給付は、当社グループの従業員が勤務を提供した期間に費用として計上しております。当社グループは、賞与等の支払について、契約上の義務や過去の勤務の結果、推定的債務を負っている場合に負債として認識しております。
当社グループが通常の退職日より前に従業員の雇用を終了する場合または従業員が給付と引き換えに自主退職を受け入れる場合には、割増退職金が支払われることがあります。割増退職金は、当社グループが当該給付の申し出を撤回できなくなった時点または関連する事業所再編費用を認識した時点のいずれか早い時点で認識しております。
退職後給付
確定拠出制度については、当社グループが支払う拠出額を、従業員が関連する勤務を提供した会計期間の営業損益に含めて計上しております。
確定給付制度については、制度債務の現在価値と制度資産の公正価値の純額を、負債または資産として連結財政状態計算書に計上しております。
確定給付負債(資産)の純額の変動は次のように計上しております。当期勤務費用は営業損益に含めております。過去勤務費用及び制度清算に伴う損益は発生時に一般管理費等として認識しております。また、確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額は金融費用として計上しております。数理計算上の仮定の変更や見積りと実績との差異に基づく数理計算上の差異及び制度資産に係る収益(確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額に含まれる金額を除く)は、その他の包括利益に計上しております。確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額は、制度資産に係る利息収益及び制度債務に係る利息費用から構成されております。利息純額は、期首の確定給付負債(資産)の純額に期中の拠出及び給付支払いによる変動を考慮し、制度債務の現在価値の測定に用いられるものと同じ割引率を乗じて算定しております。
ある確定給付制度の積立超過を他の制度の債務を決済するために使用できる法的権限を当社グループが有している場合を除いて、制度間の資産と負債は相殺しておりません。
株式報酬
取締役及び一部の従業員に付与される新株予約権及び譲渡制限付株式は、付与日の公正価値で見積り、権利確定までの期間にわたり営業費用として計上し、同額を連結財政状態計算書の資本として認識しております。確定した権利の行使が発生した際のキャッシュ・フローについても、資本の増加として計上しております。
有形固定資産
有形固定資産の取得原価は、当初、購入に要した支出または建設に要した原価により計上しております。取得原価には、会社が意図した場所や状態で稼動を可能にするために必要となる費用、例えば、準備、据付、組立の費用や専門家への報酬を含みます。バリデーション(性能が確保されていることを検証すること)費用を含む、取得した資産が適切に機能しているかどうか確認を行う試験の費用は、当初の建設に要した取得原価に含めております。
土地を除く有形固定資産は、定額法により減価償却を行っております。減価償却に係る見積耐用年数の主なものは以下のとおりです。
構築物 40年
建物 10年~50年
機械装置及び備品 3年~15年
有形固定資産が複数の構成要素に分割できる場合には、その構成要素ごとに、それぞれ該当する耐用年数を適用しております。資産の耐用年数の見積りは定期的に見直しを行い、必要がある場合には耐用年数の短縮を行っております。修繕及び保守費用は発生した時点で費用としております。
リース(借手)
ファイナンス・リースとは、所有に伴うリスクと経済価値のすべてが当社グループに移転するリースを指します。ファイナンス・リースは、リース開始時に算定したリース物件の公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で資産計上し、リース期間及び耐用年数のいずれか短い期間で償却しております。リース債務については、金融費用を除いた金額を有利子負債として認識しております。支払リース料のうち金融費用に相当する部分は、実効金利法を用いてリース期間にわたり費用としております。
オペレーティング・リースとは、所有に伴うリスクと経済価値が当社グループに移転しないリースを指します。オペレーティング・リース料の支払は、リース期間にわたり定額で費用としております。
無形資産
購入した特許権、商標権、許諾権及びその他の無形資産は取得原価で計上しております。これらの無形資産を企業結合を通じて取得した場合は公正価値で計上しております。無形資産は利用可能となった時点から耐用年数にわたり定額法により償却しております。耐用年数は、法的存続期間または経済的耐用年数のうちいずれか短い年数を採用し、定期的に見直しを行っております。
主な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。
製品関連無形資産 10年~17年
マーケティング関連無形資産等 5年
技術関連無形資産 7年~9年
有形固定資産及び無形資産の減損損失
有形固定資産及び利用可能な無形資産について減損の兆候がある場合、各会計期間末に減損の判定を実施しております。また、利用可能でない無形資産は、毎年、減損の判定を行っております。資産の回収可能価額(公正価値から売却費用を控除した額または使用価値のいずれか高い方)が帳簿価額を下回った場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として純損益で認識しています。使用価値は将来のキャッシュ・フローを見積り、適切な長期金利を使用し、時間的価値を考慮したうえで算定しております。減損損失が発生した場合、当該資産の耐用年数を見直し、必要に応じて耐用年数を短縮しております。
減損の戻入は、減損の額が減少し、その減少が減損後に発生した事象に客観的に関連付けることができる場合に連結損益計算書を通じて認識しております。
棚卸資産
棚卸資産は取得原価または正味実現可能価額のいずれか低い方で計上しております。製品、仕掛品及び半製品の取得原価は、原材料費、直接労務費、直接経費及び正常生産能力に基づく製造間接費を含んでおります。取得原価は総平均法で計算しております。正味実現可能価額は、見積売価から完成までの見積原価及び通常の営業過程における販売に要する見積費用を控除した額となります。
営業債権及びその他の債権
2018年1月1日より適用される方針
営業債権及びその他の債権は、当初の請求金額から貸倒引当金、値引及び一部の割戻等を控除とした金額で計上しております。債権は、対価に対する企業の権利のうち無条件のものであり、契約資産は含みません。当社グループは、IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権及びその他の債権に対する貸倒引当金を、常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。予想信用損失の見積りには、営業債権及びその他の債権の回収までに必要と見込まれる期間や実際の回収状況、過去の顧客別損失実績率、将来の経済情勢等の指標を用いております。一方、IFRS第15号の範囲に含まれない取引から生じたその他の債権に対する貸倒引当金については、当該債権に係る信用リスクが当初認識時以降に著しく増大していない場合、当該金融商品に係る損失評価引当金を12か月の予想信用損失と同額で測定しております。
営業債権に対する貸倒引当金繰入額は、販売費に計上しております。値引・割戻等は、契約上の義務、過去の傾向や実績等を考慮したうえで、関連する売上収益が計上される会計期間に計上しております。営業債権及びその他の債権は、全体または一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合、直接償却をしております。営業債権及びその他の債権を直接償却した場合においても、当社グループは継続して当該債権を回収することができるよう努めております。当該営業債権及びその他の債権が回収された場合、利得または損失として計上しております。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
営業債権及びその他の債権は、当初の請求金額から貸倒引当金、値引及び一部の割戻等を控除した金額で計上しております。貸倒引当金は、当社グループが期日までに全額を回収できないという客観的証拠のある取引について計上しております。回収可能価額の見積りには、営業債権及びその他の債権の回収までに必要と見込まれる期間や実際の回収状況、過去の実績、経済情勢等の指標を用いております。
営業債権に対する貸倒引当金繰入額は、販売費に計上しております。値引・割戻等は、契約上の義務、過去の傾向や実績等を考慮したうえで、関連する売上収益が計上される会計期間に計上しております。
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物には、現金、当座預金及びその他の預金等が含まれます。現金同等物は、現金化することが容易で、大幅な価値の変動が起こるリスクが低く、預入日から満期日が3か月以内の預金等が該当します。
引当金及び偶発負債・資産
引当金は、経済的資源の流出が生じる可能性が高く、法的または推定的債務があり、これに係る債務の金額を確実に見積ることができる場合に計上しております。事業再編引当金は、当社グループが事業再編に伴う詳細な計画を発表または開始した時点で計上しております。引当金は、最終的に生じると見込まれる債務の見積額を、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割り引いて計上しております。
偶発負債は、将来の事象によって債務の存在が確認されるか、または債務の金額を合理的に見積ることができない場合に注記で開示しております。偶発資産は、経済的資源の流入が生じる可能性が高くなった場合に注記で開示しております。
公正価値
公正価値とは、測定日において市場参加者間で秩序ある取引が行われた場合に、資産の売却によって受け取るであろう価格、または負債の移転のために支払うであろう価格です。公正価値は、活発な市場における相場価格が入手できない場合には、その市場価格を参考にする評価方法、またはオプション・プライシング・モデル、もしくは割引キャッシュ・フロー法等、確立された評価方法を用いることにより決定しております。
金融商品
2018年1月1日より適用される方針
当社グループはデリバティブ以外の金融資産を事後に償却原価で測定するもの、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するもの、または純損益を通じて公正価値で測定するもののいずれかに分類しております。
金融資産は、金融資産の管理に関する企業の事業モデル、及び契約上のキャッシュ・フローの特性に基づき分類されます。当社グループは負債性金融商品、及び償却原価で測定される金融資産につき、これらの資産の管理に関する事業モデルを変更した場合に、かつ、その場合にのみ、分類を変更します。
当初認識時、当社グループは金融資産を公正価値で測定しております(当初認識時に取引価格で測定される重大な金融要素を有しない営業債権を除く)。また、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産を除き、金融資産の取得に直接起因する取引コストを公正価値に加算しております。
償却原価で測定する金融資産:
以下の要件がともに満たされる場合、「償却原価で測定する金融資産」に分類しております。
・契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルの中で保有されている場合
・契約条件により元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる場合
これらは当初認識後、償却原価で測定され、ヘッジの対象となっていない金融資産による収入または損失は、その資産の認識の中止をした、あるいは減損された際に認識しております。これらの金融資産による利息収入は、実効金利法に基づき、その他の金融収入に計上しております。この分類には主に営業債権、現金及び現金同等物、預入期間が3か月超の定期預金が該当します。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCI金融資産):
以下の要件がともに満たされる場合、「FVTOCI金融資産」に分類しております。
・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有されている場合
・契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる場合
これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は、純損益に計上される減損、利息、外国為替損益を除き、その他の包括利益として認識しております。資産の認識を中止する場合には、それまでその他の包括利益として認識されていた累積損益を、資本から純損益に組替えております。FVTOCI金融資産に分類された金融資産から生じる実効金利法による金利収益はその他の金融収入として計上しております。この分類には主に短期金融資産が該当します。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品(FVTOCI資本性金融商品):
資本性金融商品については、当初認識時に、事後の公正価値の変動をその他の包括利益に表示するという取り消し不能の選択を行った場合に、「FVTOCI資本性金融商品」に分類しております。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。FVTOCI資本性金融商品に係る受取配当金は純損益にその他の金融収入として計上しております。これらの資産に係るその他の損益は、その他の包括利益として計上しており、純損益に振替えられることはありません。なお、認識を中止した場合にはその他の包括利益の累計額を利益剰余金に振り替えております。
当社グループはデリバティブを除くすべての金融負債を、「償却原価により測定する金融負債」に分類しております。金融負債は認識時点での公正価値で当初測定し取引コストを除いた後、実効金利法による償却原価で測定しております。この分類には主に営業債務が該当します。
為替リスクを管理するために活用されているデリバティブ金融商品は、認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。適格なキャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段に指定されたデリバティブを除き、公正価値の変動はその他の金融収入(支出)として計上しております。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
金融商品を次のように分類しております。
**売却可能金融資産:**売却可能金融資産に指定されている、または以下のいずれにも分類されない、非デリバティブ金融資産です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は、減損、金利及び為替レートの変動を除き、その他の包括利益として認識しております。資産の認識を中止する場合には、それまでその他の包括利益として資本で認識されていた累積損益をその他の金融収入(支出)に組替えております。この分類には、有価証券及び長期金融資産の大部分が該当します。
**公正価値で測定する金融商品-ヘッジ手段:**為替リスクを管理するために活用されているデリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。適格なキャッシュ・フロー・ヘッジに指定されたデリバティブを除き、公正価値の変動はその他の金融収入(支出)として計上しております。
**公正価値で測定する金融商品-その他:**当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定する金融商品として指定された非デリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定した後、各会計期間末の公正価値で再測定しております。公正価値の変動は純損益で認識されます。この分類には、売買目的として分類された金融資産が該当します。
**貸付金及び債権:**活発な市場における公表価格がなく、支払額を固定または確定し得る非デリバティブ金融商品です。これらは認識時点での公正価値で当初測定され、各会計期間末に、減損損失を控除したうえで、実効金利法を用いて償却原価で測定しております。この分類には、営業債権及びその他の債権、現金及び現金同等物並びに長期金融資産の一部が該当します。
**その他の金融負債:**非デリバティブ債務です。これらは認識時点での公正価値で当初測定され、各会計期間末に実効金利法を用いて償却原価で測定しております。この分類には、営業債務及びその他の債務並びに有利子負債が該当します。
金融商品の認識中止
2018年1月1日より適用される方針
金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、または金融資産の所有に係るリスクと経済的価値のほとんどすべてを移転する取引において当該金融資産のキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を移転する場合、金融資産の認識を中止しております。
金融負債は、契約上の義務が免責、取消、または失効となった場合に、認識を中止しております。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、または金融資産の所有に伴うリスクと経済価値を実質的にすべて移転するような取引で当社グループが金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡した場合、金融資産の認識を中止しております。
金融負債は、契約上の義務が免責、取消、または失効となった場合に、認識を中止しております。
金融資産の減損損失
2018年1月1日より適用される方針
当社グループは、償却原価で測定する金融資産、及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品について、予想信用損失に対する減損損失を認識しております。
当社グループは、IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権に対する損失評価引当金を、常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。
その他の償却原価で測定する金融資産、及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品については、これらに係る信用リスクが会計期間末において、当初認識時以降に著しく増大していない場合、当該金融商品に係る損失評価引当金を12か月の予想信用損失と同額で測定しております。当社グループは、金融商品がグローバルに認識されている“投資適格”に値する場合、信用リスクは低いとみなしております。当社グループでは“投資適格”をMoody's社でBaa3以上、S&P社でBBB-以上とみなしております。一方、金融資産に係る信用リスクが当初認識時以降に著しく増大している場合に、当該金融商品に係る損失評価引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しております。当社グループは、契約上の支払の期日経過が30日超である場合、当該金融資産の信用リスクが著しく増大したとみなしております。また、取引の相手方が債務を完全に支払う見込みがない場合、当該金融資産は債務不履行の状態にあるとみなしております。取引先が債務不履行に陥っているかの判定は、当社で作成したデータに基づき定性的・定量的に行っております。一部の金融資産については、外部データを用いて判定しております。
ある金融資産の全体または一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合には、当該金額を金融資産の帳簿価額から直接償却しております。これは顧客が直接減額の対象となる金額を支払うに足る十分なキャッシュ・フローを生み出す資産あるいは収入源がない場合であると当社グループはみなしております。しかし、当社グループの債権を回収する方針を遵守し、直接減額された金融資産であってもなお、債務の履行を促す活動の対象となります。
2018年1月1日より前に適用されていた方針
金融資産は各会計期間末に個別に減損テストを行っております。発行者の倒産、デフォルトまたは重要な財政状態の悪化が認められた場合には減損の客観的な証拠があるものとして、減損損失を認識しております。加えて、売却可能な資本性金融商品が、当初認識時の取得価額の25%を下回る時価となった場合、または6か月以上当初認識時の取得価額を継続して下回る場合にも、減損したものとみなします。
償却原価で測定している金融資産については、当初の実効利子率を用いて割引いた見積将来キャッシュ・フローを使用して計算された回収可能価額が帳簿価額を下回る場合、その差額を減損損失として計上しております。売却可能金融資産については、その他の包括利益として認識していた当初取得原価または過去の減損を控除した帳簿価額と公正価値との差額を、減損認識時に連結損益計算書に振り替えております。
公正価値の回復が減損を認識した後に発生した事象に客観的に関連付けることができる場合には、減損損失の戻入を行っております。売却可能な資本性金融商品に係る減損後の公正価値の回復はその他の包括利益に計上しております。償却原価で測定している負債性金融商品または売却可能な負債性金融商品の場合には、減損損失の戻入はその他の金融収入(支出)として計上しております。
ヘッジ会計
当社グループは為替リスクに対するヘッジを目的とし、先物為替予約取引を行っております。ヘッジ会計の利用は特定の重要な取引に制限しております。ヘッジ会計の要件を満たすには、ヘッジ関係の文書化、高い発生可能性、ヘッジの有効性及び測定の信頼性等、いくつかの厳しい基準を満たす必要があります。経済的観点からヘッジ関係にあると考えられる取引であっても、これらの要件が満たされていない場合、当該ヘッジ関係はヘッジ会計として適格ではありません。この場合のヘッジ手段とヘッジ対象は、ヘッジ会計を適用していない独立の項目として認識されます。このようなヘッジ会計を適用していないデリバティブは公正価値で測定され、公正価値の変動はその他の金融収入(支出)で認識されます。
**キャッシュ・フロー・ヘッジ:**キャッシュ・フローの変動可能性のうち、認識されている資産・負債に関連する特定のリスクまたは可能性の非常に高い予定取引に起因し、純損益に影響し得るものに対するヘッジです。ヘッジ手段は公正価値で測定されます。ヘッジとして有効な部分の公正価値の変動はその他の包括利益として認識され、非有効部分はその他の金融収入(支出)に計上しております。ヘッジ関係が、非金融資産・非金融負債の為替リスクをヘッジする確定約定または可能性が高い予定取引である場合には、それらが認識される際に、それまでその他の包括利益で認識されていたヘッジ手段の公正価値の累積変動額を非金融資産・非金融負債の当初の帳簿価額に振り替えており、また、それ以外の予定取引である場合には、ヘッジ対象が純損益に影響を与えるのと同じ期の純損益に振り替えております。その他のヘッジされた予定キャッシュ・フローについては、純損益に影響を与えるのと同じ期に、それまでその他の包括利益で認識されていたヘッジ手段の公正価値の累積変動額をその他の金融収入(支出)に振り替えております。
法人所得税
法人所得税は、課税所得を基礎に課税される税金をすべて含んでおります。課税所得に連動しない税金である固定資産税及び資本課税等は、営業費用としております。子会社で発生する内部留保の配分である子会社配当金等に対する所得税の負担は、当該子会社が将来配当を実施する確実性が高まったときのみ計上しております。納税義務が不確実である場合、未払法人所得税には特定の状況やグループの過去の経験に基づいて生じると見込まれる最終的な債務に関する経営者の最善の見積りが含まれます。
繰延税金資産及び負債は、税務上の資産及び負債の帳簿価額と会計上の資産及び負債の帳簿価額との間に生じた一時差異について認識しております。繰延税金資産は、将来の課税所得に対して未使用の欠損金が利用できる範囲で認識しております。
繰延税金資産及び負債並びに未収及び未払法人所得税は、同一の税務当局に法人所得税を徴税され、法的に相殺する権利がある場合にのみ相殺しております。繰延税金資産及び負債は、当社グループが事業を行うそれぞれの国において現時点で適用されるべき税率に基づいております。
自己株式
当社グループは、自己株式を資本の控除項目としております。自己株式を取得または売却した場合には、資本の変動として認識しております。取締役及び一部の従業員に付与した新株予約権が行使された場合には、自己株式から割り当てを行っております。
(4)重要な会計方針
当社グループの連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、(5)会計方針の変更に記載のあるものを除き、前連結会計年度において適用した会計方針と同一であります。
(5)会計方針の変更
2018年1月1日において当社グループは、以下の新しい会計基準及び当該基準に係る修正項目について準拠しました。
IFRS第9号「金融商品」
IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
当社グループの連結財務諸表への重要な会計方針の変更の内容及び影響は以下のとおりです。
IFRS第9号「金融商品」
当社グループは2018年1月1日よりIFRS第9号「金融商品」を適用しました。この新しい基準はIAS第39号「金融商品:認識及び測定」を置き換えたものです。この基準は、金融商品の分類、認識及び測定(減損を含む)に対応したものであり、新たなヘッジ会計のモデルを明示したものです。
この基準の適用による当社グループの業績又は財政状態に対する重要な影響はありません。
金融商品の分類と測定
従来のIAS第39号において売却可能金融資産として分類していた資本性金融商品、負債性金融商品などは、経過措置に従い、適用開始日現在の事実及び状況に基づいて、預入期間が3か月超の定期預金を除き、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCI金融資産)として分類しています。預入期間が3か月超の定期預金については償却原価で測定する金融資産に分類しています。これらの分類及び測定の変更に関して過年度の連結財務諸表を修正再表示しないことを認める経過措置を適用しますが、変更に伴う帳簿価額の変動はないため、2018年1月1日時点の利益剰余金の修正額に該当する金額はありません。
なお、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品については、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合にはその他の包括利益の累計額を利益剰余金に振り替えます。
金融資産の減損損失
当社グループは2018年1月1日より金融資産の減損損失の測定手法を、IAS第39号が規定する発生損失モデルからIFRS第9号が規定する予想信用損失モデルに移行しました。新しい減損モデルは、償却原価で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融商品には適用されますが、資本性金融商品には適用されません。2018年1月1日に移行の経過措置に従い過年度の連結財務諸表の修正は行わず、予想損失モデルに基づいて損失評価引当金を測定しております。
ヘッジ会計
IFRS第9号を初度適用する際に、IFRS第9号のヘッジ会計に関する規定の代わりに、IAS第39号のヘッジ会計に関する規定を引き続き適用するという会計方針を選択することができるため、当社グループは引き続きIAS第39号のヘッジ会計に関する規定を適用しています。
IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
当社グループは2018年1月1日より、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用しました。新しい基準はIAS第18号「収益」及びIAS第11号「工事契約」を置き換えたものです。IFRS第15号は財務諸表の表示を含む収益認識の金額、収益認識の時期を決定する包括的フレームワークを定めています。
この基準の中心となる原則は、収益は顧客と約束した財又はサービスの移転によって、当該財又はサービスと交換に得る対価を反映する金額で認識することにあります。
本基準の目的は、収益を以下の5ステップアプローチに基づいて認識することです。
ステップ1:顧客との契約の識別
ステップ2:履行義務の識別
ステップ3:取引価格の算定
ステップ4:履行義務への取引価格の配分
ステップ5:履行義務の充足による収益認識
見積りや仮定、履行義務の識別、変動対価の見積りの制限、取引価格の履行義務への配分には判断が伴います。
この基準の適用により、開示を要する項目が増加します。
当社グループへの本基準書適用による影響
この基準書は以下のように当社グループに関連する新しい要求事項やガイダンスについて規定しております。
・ライセンス契約から生じる収益(売上高ベースのロイヤルティ、開発マイルストンのような変動対価の見積りの制限)は、それぞれの履行義務に分けて変動対価を認識することになります。この変更による重要な影響はありません。
・この基準書は、値引き等を含む売上を複数の履行義務へ配分する方法、履行義務それぞれに係る売上の認識時期などのガイダンスを示しています。このようなガイダンスを実際に適用するためには、見積り、仮定、判断の使用が求められます。このガイダンスによる重要な影響はありません。
・技術等の導出契約には、導出以降の義務が一切ない場合、又は研究、後期開発、規制当局承認、共同販促、製造への関与を含んでいる場合があります。これらは、契約一時金やマイルストン収入、サービス償還費の組み合わせによって決まります。これらの関与が単一もしくは複数の履行義務かについては、単純なものではなく、判断が必要となります。この判断に基づいて、収益は一時の収益として、又は、履行義務が充足される一定期間に渡る収益として認識されることになります。この基準書の適用により、従来は繰延収益として一定期間に渡り収益を認識していた契約一時金について、導出時に一時の収益として認識しています。
移行方法
この基準書の適用にあたり、当社グループは経過措置として認められている累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用いたしました。当該方法の採用により、この基準書の適用開始の累積的影響である2017年12月31日の連結財政状態計算書に計上されている繰延収益の税効果考慮後の金額10,606百万円を当連結会計年度の利益剰余金期首残高へ表示を修正しています。なお、この修正以外にこの基準書の適用による当社グループの業績又は財政状態に対する重要な影響はありません。
(6)未適用の新たな基準書
連結財務諸表の承認日までに新設または改訂が行われた重要な基準書のうち、当社グループが2019年から適用するものは下記のとおりです。
そのほかにも、基準書の新設、基準書の軽微な変更等がありましたが、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与えるものではないと考えております。
① 2019年度に適用となる基準書
IFRS第16号「リース」
新しい基準の主な影響は、借手のオペレーティング・リース取引がオフバランス処理からオンバランス処理へ変更となることです。移行に当たっては、経過措置として認められている累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用する予定であります。
当社グループは潜在的な影響を評価しておりますが、現在のところ、新しい基準の適用により、リース関連の資産の帳簿価額が約150億円増加し、同時にリース負債もほぼ同額増加するという見込みであります。
また、新しい基準の適用により、これまでのオペレーティング・リースのリース料の一部については、支払利息に計上されることになります。当社グループはリース契約の規模及び現在の低金利の経済状況を鑑みると、この変更による影響には重要性はないと考えております。
この基準の適用により、開示を要する項目が増加します。
② 2020年度以降に適用となる基準書
当社グループは2020年度以降に適用となる新たな基準書による影響を調査中です。
2.セグメント情報
当社グループは、単一の医薬品事業に従事し、複数の事業セグメントを有しておりません。当社グループの医薬品事業は、新規の医療用医薬品の研究、開発、製造、販売活動から成り立っております。これらの機能的な活動は事業として統合した運営管理を行っております。
売上収益 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||
| 製商品売上高 | ロイヤルティ及びその他の営業収入 | 製商品売上高 | ロイヤルティ及びその他の営業収入 | ||||
| 日本 | 399,906 | 21,569 | 405,280 | 5,635 | |||
| 海外 | 127,939 | 30,374 | 94,028 | 29,256 | |||
| うちスイス | 109,938 | 24,250 | 76,359 | 28,957 | |||
| 合計 | 527,844 | 51,943 | 499,308 | 34,891 | |||
主要顧客に関する情報 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド | 134,188 | 105,262 | |
| アルフレッサ株式会社 | 103,959 | 104,952 | |
| 株式会社メディセオ | 76,004 | 80,390 |
3.収益
収益の分解 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | |||||
| 顧客との契約から生じる収益 | その他の源泉から生じる収益 | 合計 | |||
| 製商品売上高 | 525,643 | 2,202 | 527,844 | ||
| 日本 | 399,906 | - | 399,906 | ||
| 海外 | 125,737 | 2,202 | 127,939 | ||
| ロイヤルティ等収入及びその他の営業収入 | 40,803 | 11,140 | 51,943 | ||
| ロイヤルティ及びプロフィットシェア収入 | 12,942 | 11,140 | 24,082 | ||
| その他の営業収入 | 27,861 | - | 27,861 | ||
IFRS第15号の適用開始が顧客との契約から生じる収益に与える影響については、注記1.重要な会計方針等(5)会計方針の変更で説明しております。IFRS第15号の適用にあたり選択した移行方法に基づき、新しい規定を反映するための比較情報の修正再表示は行っておりません。また、その他の源泉から生じる収益は、相手先が顧客とはみなされない場合の協同パートナーとの利益分配契約からの収入及びヘッジ利得または損失から生じております。
契約残高 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 当連結会計年度(2018年1月1日) | ||
|---|---|---|---|
| 顧客との契約から生じた債権 | 162,879 | 155,951 | |
| 受取手形及び売掛金 | 150,804 | 148,495 | |
| その他の債権(流動資産) | 12,075 | 7,456 | |
| 契約資産 | - | - | |
| 契約負債 | 206 | - |
過去の期間に充足された(または部分的に充足された)履行義務に関して当連結会計年度に認識した収益の金額は17,364百万円です。
これは、主に受取ロイヤリティやマイルストン収入で構成されています。
残存履行義務に配分した取引価格
当初の予想期間が1年を超える残存履行義務に配分した取引価格の2018年12月31日現在の総額に重要性はありません。なお、当社グループでは、当初の予想期間が1年以内である残存履行義務に関しては開示しない実務上の便法を採用しております。
また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
4.金融費用及びその他の金融収入(支出)
金融費用 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 支払利息 | △5 | △5 | |
| 確定給付制度に係る純利息費用 | △53 | △48 | |
| その他 | △53 | △56 | |
| 合計 | △111 | △110 | |
その他の金融収入(支出) (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売却可能資産からの受取配当金 | - | 183 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融商品からの受取配当金 | 115 | - | |
| 資本性金融商品の評価減及び減損 | - | △97 | |
| 資本性金融商品からの収益の純額 | 115 | 86 | |
| 売却可能資産からの受取利息 | - | 93 | |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定される負債性金融商品からの受取利息 | 9 | - | |
| 償却原価で測定する金融資産からの受取利息 | 74 | - | |
| 受取利息及び負債性金融商品からの収益の純額 | 83 | 93 | |
| 為替差益(損) | 680 | 140 | |
| デリバティブによる収益(損失) | △429 | △406 | |
| 為替関連差益(損)の純額 | 251 | △266 | |
| 合計 | 449 | △87 | |
5.その他の費用
当社は、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの取引において、日本及びスイス両税務当局に対し、独立企業間価格の算定方法等に関する事前確認を申請しておりましたが、2017年第1四半期に、2016年から2020年の各事業年度において、当社の課税所得を一定額減額して、ロシュの課税所得を同等額増額すること、必要な場合には2021年に追加的調整を行うこと、とする旨などの合意通知書を受領いたしました。
これにより、両社間でのライセンス契約の取決めに基づき、当社で減額される法人税等の一部を、ロシュにおいて納付すると見込まれる税額等としてロシュへ支払うこととし、移転価格税制調整金3,212百万円を計上しております。
6.法人所得税
法人所得税 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期税金費用 | △32,646 | △29,884 | |
| 繰延税金費用 | 4,276 | 6,394 | |
| 合計 | △28,370 | △23,490 | |
法定実効税率と実際負担率の調整
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||
| 加重平均実効税率 | 30.3 | % | 30.3 | % | |
| 益金不算入及び損金不算入項目 | 0.4 | % | 0.5 | % | |
| 税率変更による繰延税金の再測定 | 0.0 | % | - | % | |
| 研究開発費控除 | △5.4 | % | △5.9 | % | |
| 移転価格税制関連 | △2.2 | % | △4.7 | % | |
| その他 | 0.4 | % | 4.0 | % | |
| 実際負担率 | 23.4 | % | 24.2 | % | |
その他の包括利益に関連する法人所得税 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||||||
| 税効果前 | 税効果 | 税効果後 | 税効果前 | 税効果 | 税効果後 | ||||||
| 確定給付制度の再測定 | △3,566 | 1,094 | △2,472 | 1,313 | △396 | 916 | |||||
| 売却可能金融資産 | - | - | - | 1,734 | △530 | 1,204 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 529 | △166 | 363 | - | - | - | |||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | △320 | 95 | △225 | △4,756 | 1,463 | △3,293 | |||||
| 在外子会社等の為替換算差額 | △3,158 | - | △3,158 | 3,713 | - | 3,713 | |||||
| その他の包括利益 | △6,516 | 1,024 | △5,492 | 2,004 | 537 | 2,540 | |||||
税金資産(負債) (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 法人所得税 | |||
| 未収 | 3 | 717 | |
| 未払 | △19,567 | △18,541 | |
| 未収(未払)法人所得税の純額 | △19,564 | △17,824 | |
| 繰延税金 | |||
| 資産 | 35,568 | 34,501 | |
| 負債 | △9,031 | △9,211 | |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | 26,537 | 25,290 | |
未収(未払)法人所得税の純額の変動 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1月1日 | △17,824 | △10,532 | |
| 税金の支払額 | 31,565 | 22,655 | |
| 当期税金費用 | △32,646 | △29,884 | |
| 外貨換算の影響等 | △659 | △62 | |
| 12月31日 | △19,564 | △17,824 | |
繰延税金資産(負債)の純額の変動 (単位:百万円)
| 有形固定資産 | 無形資産 | 引当金 | 従業員給付 | その他の一時差異 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前連結会計年度 | |||||||||||
| 2017年1月1日 | △18,689 | △2,411 | 69 | 5,568 | 33,790 | 18,328 | |||||
| 当期利益への計上額 | △306 | △745 | △31 | 168 | 7,308 | 6,394 | |||||
| その他の包括利益への計上額 | - | - | - | △396 | 933 | 537 | |||||
| 外貨換算の影響等 | △7 | 2 | 4 | 6 | 27 | 31 | |||||
| 2017年12月31日 | △19,002 | △3,155 | 43 | 5,346 | 42,058 | 25,290 | |||||
| 当連結会計年度 | |||||||||||
| 2018年1月1日 | △19,002 | △3,155 | 43 | 5,346 | 42,058 | 25,290 | |||||
| 当期利益への計上額 | △1,227 | 32 | 2 | 253 | 5,216 | 4,276 | |||||
| その他の包括利益への計上額 | - | - | - | 1,094 | 595 | 1,690 | |||||
| 資本の部への計上額 | - | - | - | - | △4,677 | △4,677 | |||||
| 外貨換算の影響等 | 9 | △1 | △3 | △4 | △42 | △41 | |||||
| 2018年12月31日 | △20,219 | △3,124 | 42 | 6,689 | 43,149 | 26,537 | |||||
その他の一時差異の主なものは、税務上の前払費用額、繰延資産の償却限度超過額、税務上の未確定費用です。
将来減算一時差異のうち1,749百万円(前連結会計年度1,601百万円)は繰延税金資産を計上しておりません。
税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の回収可能性が確実であると判断した場合に認識しております。
繰延税金資産を計上していない繰越欠損金とその失効時期 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年未満 | - | - | |
| 1年以上5年未満 | 242 | 117 | |
| 5年以上 | 0 | - | |
| 合計 | 242 | 117 | |
繰越税額控除に係る繰延税金資産は、将来の回収可能性が確実であると判断した場合に認識しております。
繰延税金資産を計上していない繰越税額控除とその失効時期 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年未満 | - | - | |
| 1年以上5年未満 | - | 29 | |
| 5年以上 | 111 | 114 | |
| 合計 | 111 | 143 | |
当社グループは、100%出資の在外子会社における利益剰余金を将来にわたり再投資する方針であるため、これに係る繰延税金負債を認識しておりません。在外子会社の未処分利益に係る一時差異の総額は2,107百万円(前連結会計年度2,042百万円)です。
7.有形固定資産
有形固定資産の帳簿価額 (単位:百万円)
| 土地 | 建物及び構築物 | 機械装置及び備品 | 建設仮勘定 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月1日 | |||||||||
| 取得原価 | 9,141 | 117,163 | 175,949 | 19,459 | 321,712 | ||||
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △28 | △58,470 | △106,133 | - | △164,631 | ||||
| 帳簿価額 | 9,112 | 58,693 | 69,817 | 19,459 | 157,081 | ||||
| 前連結会計年度 | |||||||||
| 2017年1月1日 | 9,112 | 58,693 | 69,817 | 19,459 | 157,081 | ||||
| 増加 | - | 1 | 368 | 33,916 | 34,285 | ||||
| 除売却 | - | △115 | △230 | - | △345 | ||||
| 振替 | - | 3,523 | 17,761 | △21,284 | - | ||||
| 減価償却費 | - | △4,164 | △10,385 | - | △14,549 | ||||
| 減損損失 | - | 1 | △5 | - | △4 | ||||
| その他 | - | - | △5,034 | - | △5,034 | ||||
| 為替換算差額 | - | △2 | 112 | 25 | 136 | ||||
| 2017年12月31日 | 9,112 | 57,937 | 72,404 | 32,116 | 171,569 | ||||
| 取得原価 | 9,141 | 119,981 | 186,617 | 32,116 | 347,854 | ||||
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △28 | △62,044 | △114,212 | - | △176,285 | ||||
| 帳簿価額 | 9,112 | 57,937 | 72,404 | 32,116 | 171,569 | ||||
| 当連結会計年度 | |||||||||
| 2018年1月1日 | 9,112 | 57,937 | 72,404 | 32,116 | 171,569 | ||||
| 増加 | - | 13 | 633 | 71,197 | 71,843 | ||||
| 除売却 | - | △94 | △299 | - | △394 | ||||
| 振替 | 43,040 | 16,506 | 38,938 | △98,484 | - | ||||
| 減価償却費 | - | △4,232 | △10,358 | - | △14,590 | ||||
| 減損損失 | - | - | △59 | - | △59 | ||||
| その他 | - | - | △5,791 | - | △5,791 | ||||
| 為替換算差額 | - | △45 | △120 | △24 | △189 | ||||
| 2018年12月31日 | 52,152 | 70,085 | 95,347 | 4,804 | 222,388 | ||||
| 取得原価 | 52,169 | 135,620 | 211,362 | 4,804 | 403,955 | ||||
| 減価償却累計額及び減損損失累計額 | △16 | △65,535 | △116,015 | - | △181,566 | ||||
| 帳簿価額 | 52,152 | 70,085 | 95,347 | 4,804 | 222,388 | ||||
当連結会計年度及び前連結会計年度において、有形固定資産として資産化した借入コストはありません。
減損損失
資産の回収可能額が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を使用価値まで減額しております。
減損損失の費用区分 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売上原価 | 59 | 4 | |
| 販売費 | - | - | |
| 研究開発費 | - | - | |
| 一般管理費等 | - | - | |
| 合計 | 59 | 4 | |
ファイナンス・リース
有形固定資産に計上したファイナンス・リース資産の取得価額は701百万円(前連結会計年度759百万円)、帳簿価額は198百万円(前連結会計年度311百万円)です。
負債に計上したリース債務の帳簿価額は214百万円(前連結会計年度336百万円)です。ファイナンス・リース債務は注記16に記載しております。
オペレーティング・リース
主に設備や機械、車両、建物に係るオペレーティング・リースを契約しております。これらの契約が当社グループの意思決定に重要な制限を課すことはありません。
オペレーティング・リース費用は7,184百万円(前連結会計年度7,013百万円)です。
解約不能なオペレーティング・リースに基づく将来の最低リース料 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1年以内 | 5,177 | 4,656 | |
| 1年超5年以内 | 9,143 | 9,378 | |
| 5年超 | 91 | 46 | |
| 合計 | 14,411 | 14,081 | |
資本的支出コミットメント
有形固定資産の購入または建設に係る解約不能の資本的支出契約を6,362百万円(前連結会計年度13,995百万円)締結しております。
8.無形資産
無形資産の帳簿価額 (単位:百万円)
| 製品関連無形資産 | 利用可能でない製品関連無形資産 | マーケティング関連無形資産等 | 技術関連無形資産 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月1日 | |||||||||
| 取得価額 | 18,479 | 15,992 | 3,035 | 103 | 37,608 | ||||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △13,074 | △4,492 | △691 | △52 | △18,309 | ||||
| 帳簿価額 | 5,405 | 11,500 | 2,344 | 51 | 19,299 | ||||
| 前連結会計年度 | |||||||||
| 2017年1月1日 | 5,405 | 11,500 | 2,344 | 51 | 19,299 | ||||
| 増加 | 25 | 6,581 | 1,348 | - | 7,953 | ||||
| 除売却 | - | △452 | - | - | △452 | ||||
| 振替 | 1,100 | △1,100 | - | - | - | ||||
| 償却費 | △1,243 | - | △525 | △17 | △1,785 | ||||
| 減損損失 | - | △3,992 | △44 | - | △4,035 | ||||
| 為替換算差額 | 25 | 72 | - | - | 97 | ||||
| 2017年12月31日 | 5,312 | 12,609 | 3,123 | 33 | 21,078 | ||||
| 取得価額 | 19,916 | 21,241 | 4,382 | 103 | 45,641 | ||||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △14,604 | △8,631 | △1,259 | △69 | △24,564 | ||||
| 帳簿価額 | 5,312 | 12,609 | 3,123 | 33 | 21,078 | ||||
| 当連結会計年度 | |||||||||
| 2018年1月1日 | 5,312 | 12,609 | 3,123 | 33 | 21,078 | ||||
| 増加 | 148 | 5,178 | 2,577 | 564 | 8,468 | ||||
| 除売却 | - | - | - | - | - | ||||
| 振替 | 1,562 | △1,562 | - | - | - | ||||
| 償却費 | △916 | - | △818 | △254 | △1,988 | ||||
| 減損損失 | △78 | △4,765 | - | - | △4,844 | ||||
| 為替換算差額 | △13 | △2 | - | - | △15 | ||||
| 2018年12月31日 | 6,015 | 11,457 | 4,883 | 344 | 22,699 | ||||
| 取得価額 | 21,409 | 20,662 | 6,887 | 667 | 49,625 | ||||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △15,394 | △9,205 | △2,004 | △323 | △26,927 | ||||
| 帳簿価額 | 6,015 | 11,457 | 4,883 | 344 | 22,699 | ||||
重要な無形資産
主な製品関連無形資産及び利用可能でない製品関連無形資産は、関連当事者との製品に係る技術導入契約により取得したものです。
製品関連無形資産の残存耐用年数は3年~16年です。
減損損失
当連結会計年度及び前連結会計年度の主な減損損失は、研究開発プロジェクトの中止や収益見込みの不確実性等によるものです。
償却費及び減損損失の費用区分 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||
| 償却費 | 減損損失 | 償却費 | 減損損失 | ||||
| 売上原価 | 1,014 | - | 1,327 | - | |||
| 販売費 | 133 | - | 133 | - | |||
| 研究開発費 | 428 | 4,844 | 93 | 4,035 | |||
| 一般管理費等 | 413 | - | 232 | - | |||
| 合計 | 1,988 | 4,844 | 1,785 | 4,035 | |||
自己創設無形資産
当社グループの開発プロジェクトから生じる支出は、資産の認識基準を満たさないため、資産計上しておりません。
耐用年数を確定できない無形資産
耐用年数を確定できない無形資産はありません。
利用可能でない製品関連無形資産
利用可能でない製品関連無形資産は、主に製品に係る技術導入契約または個別の資産購入のいずれかにより取得した進行中の研究開発資産です。研究開発プロセスに内在する不確実性のため、研究開発中の資産は製品化に至らず減損損失が発生するリスクがあります。
無形資産の減損損失
減損損失は、資産の使用及び資産の最終的な処分から生み出される将来キャッシュ・フローの見積りの変更により生じます。競合相手の有無、技術的陳腐化または資産計上にあたって想定した製商品売上高からの低下といった要因により、資産の耐用年数の短縮または資産の減損を行います。
アライアンスによる潜在的コミットメント
当社グループは、アライアンスのパートナーと技術導入契約及び類似の契約を締結しております。これらの契約により、合意された目標や成果を達成した場合、特定のマイルストンまたは同様の支払を行います。
このような第三者への支払に関するコミットメントの現在の見積りは以下のとおりです。下記の金額は、割引前のものであり、また成功確率の調整は行わず、現在開発中であるすべてのプロジェクトが成功すると仮定した場合に生じる潜在的な支払をすべて含めております。また、支払時期は現時点における当社グループの最善の見積りに基づいております。
当連結会計年度末における潜在的コミットメント (単位:百万円)
| 第三者 | 関連当事者 | 合計 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 1年以内 | 581 | 1,864 | 2,445 | ||
| 1年超2年以内 | 221 | 3,031 | 3,251 | ||
| 2年超3年以内 | 593 | 7,355 | 7,948 | ||
| 合計 | 1,395 | 12,250 | 13,645 | ||
9.長期金融資産
| 長期金融資産 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 売却可能金融資産 | - | 11,350 | ||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 9,723 | - | ||
| 合計 | 9,723 | 11,350 | ||
長期金融資産は資本性金融商品であり、純投資目的ではなく、取引関係の維持・強化等のために保有していることを考慮し、すべての資本性金融商品をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品へ指定しております(前連結会計年度においては売却可能金融資産)。
10.その他の非流動資産
| その他の非流動資産 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 長期前払費用 | 23,654 | 10,064 | ||
| その他 | 5,422 | 4,772 | ||
| 合計 | 29,077 | 14,836 | ||
長期前払費用は、主に製造委託先における設備のバリデーション(性能が確保されていることを検証すること)費用であり、当社グループが関連当事者に支払ったものです。
11.棚卸資産
| 棚卸資産 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 原材料及び貯蔵品 | 42,199 | 55,239 | ||
| 仕掛品 | 118 | 30 | ||
| 半製品 | 53,682 | 42,963 | ||
| 商品及び製品 | 65,037 | 72,904 | ||
| 棚卸資産評価減 | △1,676 | △2,080 | ||
| 合計 | 159,360 | 169,056 | ||
売上原価に計上した棚卸資産の金額は245,919百万円(前連結会計年度241,487百万円)です。また、費用計上した棚卸資産損失は1,051百万円(前連結会計年度630百万円)です。
12.営業債権及びその他の債権
| 営業債権及びその他の債権 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 売掛金―第三者 | 125,478 | 128,884 | ||
| 売掛金―関連当事者 | 25,307 | 19,593 | ||
| 受取手形 | 19 | 18 | ||
| その他―第三者(顧客との契約) | 1,105 | - | ||
| その他―関連当事者(顧客との契約) | 10,970 | - | ||
| その他―第三者 | 6,717 | 5,320 | ||
| その他―関連当事者 | 9,967 | 20,475 | ||
| 貸倒引当金 | △7 | △6 | ||
| 合計 | 179,556 | 174,284 | ||
13.有価証券
| 有価証券 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 売却可能金融資産 | ||||
| 短期金融資産及び預入期間が3か月超の定期預金 | - | 99,018 | ||
| 負債性金融商品 | - | 5,000 | ||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 短期金融資産 | 94,000 | - | ||
| 負債性金融商品 | 8,001 | - | ||
| 償却原価で測定する金融資産 | ||||
| 預入期間が3か月超の定期預金 | 532 | - | ||
| 合計 | 102,533 | 104,018 | ||
有価証券は資金運用目的で保有しております。主な短期金融資産は、譲渡性預金、金銭信託及びコマーシャル・ペーパーです。主な負債性金融商品は、社債です。
14.現金及び現金同等物
| 現金及び現金同等物 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 現金 | ||||
| 手許現金及び当座その他の預金 | 140,912 | 136,219 | ||
| 現金同等物 | ||||
| 預入期間が3か月以内の定期預金 | 5,948 | 2,855 | ||
| 合計 | 146,860 | 139,074 | ||
15.その他の流動資産
| その他の流動資産 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| デリバティブ金融資産 | 2,204 | 2,107 | ||
| 金融資産合計 | 2,204 | 2,107 | ||
| 前払費用 | 9,577 | 9,883 | ||
| 非金融資産合計 | 9,577 | 9,883 | ||
| 合計 | 11,781 | 11,990 | ||
16.有利子負債
| 有利子負債 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 1月1日 | 336 | 645 | ||
| 有利子負債の増加 | 12 | 1 | ||
| 有利子負債の減少 | △134 | △310 | ||
| 12月31日 | 214 | 336 | ||
| ファイナンス・リース債務 | 214 | 336 | ||
| 合計 | 214 | 336 | ||
| 長期有利子負債 | 82 | 207 | ||
| 短期有利子負債 | 133 | 129 | ||
| 合計 | 214 | 336 | ||
17.引当金及び偶発負債
| 引当金 | (単位:百万円) | ||||
| 環境対策引当金 | その他の引当金 | 合計 | |||
| 前連結会計年度 | |||||
| 2017年1月1日 | 356 | 1,859 | 2,216 | ||
| 期中増加額 | 22 | 23 | 45 | ||
| 期中減少額(戻入) | △33 | △77 | △110 | ||
| 期中減少額(目的使用) | △34 | - | △34 | ||
| その他 | - | 3 | 3 | ||
| 2017年12月31日 | 311 | 1,808 | 2,120 | ||
| 長期引当金 | 283 | 1,758 | 2,041 | ||
| 短期引当金 | 29 | 51 | 79 | ||
| 2017年12月31日 | 311 | 1,808 | 2,120 | ||
| 当連結会計年度 | |||||
| 2018年1月1日 | 311 | 1,808 | 2,120 | ||
| 期中増加額 | - | 36 | 36 | ||
| 期中減少額(戻入) | - | - | - | ||
| 期中減少額(目的使用) | △29 | △51 | △80 | ||
| その他 | - | △3 | △3 | ||
| 2018年12月31日 | 282 | 1,791 | 2,073 | ||
| 長期引当金 | 281 | 1,791 | 2,072 | ||
| 短期引当金 | 1 | - | 1 | ||
| 2018年12月31日 | 282 | 1,791 | 2,073 | ||
| 当連結会計年度末における予想される支払時期 | (単位:百万円) | ||||
| 環境対策引当金 | その他の引当金 | 合計 | |||
| 1年以内 | 1 | - | 1 | ||
| 1年超2年以内 | - | 235 | 235 | ||
| 2年超3年以内 | - | - | - | ||
| 3年超 | 281 | 1,556 | 1,837 | ||
| 合計 | 282 | 1,791 | 2,073 | ||
環境対策引当金
環境対策引当金は、当社グループに関係する環境問題に対する引当金です。その性質から、支出の金額及びその時期を具体的に予測することは容易ではありません。重要な環境対策引当金のうち、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割引計算を行っております。
その他の引当金
その他の引当金の主なものは資産除去債務です。支出の時期はそれらの性質により不確実です。重要なその他の引当金のうち、貨幣の時間的価値に重要性がある場合には割引計算を行っております。
偶発負債
当社グループの事業及び業績は、環境保護に関連するものをはじめ、常に様々な程度で政治、法制度、財政や規制等の変化による影響を受け続けております。当社グループが参入している産業は、これらの影響以外にも様々な種類のリスクにさらされております。これらの変化やリスク事象の頻度及び性質は、予測することが困難であり、また保険ですべてをカバーできないため、将来の事業や業績に与える影響も同様に予測することは困難です。
当社グループは、潜在的な新製品の権利を得るため、また、当社グループ独自の潜在的な新製品の開発支援に他の企業の参画を得るため、様々な企業と戦略的アライアンスを締結しております。アライアンス契約の条項に従い、アライアンスパートナーが特定のマイルストンを達成することで、将来支払が生じる可能性があります。当社グループの潜在的コミットメントの最善の見積りは注記8に記載しております。
18.その他の非流動負債
| その他の非流動負債 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 繰延収益 | 727 | 14,127 | ||
| その他 | 1,219 | 1,796 | ||
| 合計 | 1,946 | 15,923 | ||
19.営業債務及びその他の債務
| 営業債務及びその他の債務 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 買掛金―第三者 | 5,991 | 9,761 | ||
| 買掛金―関連当事者 | 29,943 | 28,673 | ||
| その他の未払税金 | 6,600 | 4,438 | ||
| 設備未払金 | 5,637 | 5,642 | ||
| その他―第三者 | 4,909 | 2,967 | ||
| その他―関連当事者 | 18,626 | 12,037 | ||
| 合計 | 71,706 | 63,518 | ||
20.その他の流動負債
| その他の流動負債 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 繰延収益 | 239 | 1,598 | ||
| 未払賞与等 | 14,024 | 12,480 | ||
| デリバティブ金融負債 | 2,096 | 1,652 | ||
| 未払費用等 | 27,451 | 24,905 | ||
| 合計 | 43,810 | 40,635 | ||
21.当社株主に帰属する資本
| 当社株主に帰属する資本 | (単位:百万円) | ||||||||||||
| その他の資本構成要素 | |||||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 公正価値評価 | ヘッジ | 為替換算差額 | 合計 | |||||||
| 前連結会計年度 | |||||||||||||
| 2017年1月1日 | 72,967 | 63,500 | 507,399 | 4,864 | 3,574 | △6,796 | 645,508 | ||||||
| 当社株主に帰属する当期利益 | - | - | 72,713 | - | - | - | 72,713 | ||||||
| 売却可能金融資産 | |||||||||||||
| 公正価値の純変動額 | - | - | - | 1,639 | - | - | 1,639 | ||||||
| 売却または減損による連結損益計算書への組替調整額 | - | - | - | 95 | - | - | 95 | ||||||
| 税効果額 | - | - | - | △530 | - | - | △530 | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | |||||||||||||
| 公正価値の純変動額のうち有効部分 | - | - | - | - | △1,415 | - | △1,415 | ||||||
| 連結損益計算書への組替調整額 | - | - | - | - | △114 | - | △114 | ||||||
| ヘッジ対象の当初帳簿価額に振り替えられた金額に係る調整 | - | - | - | - | △3,228 | - | △3,228 | ||||||
| 税効果額 | - | - | - | - | 1,463 | - | 1,463 | ||||||
| 在外子会社等の換算差額 | |||||||||||||
| 為替相場の変動 | - | - | - | - | - | 3,713 | 3,713 | ||||||
| 非支配持分 | - | - | - | - | - | △100 | △100 | ||||||
| 確定給付制度 | |||||||||||||
| 再測定 | - | - | 1,313 | - | - | - | 1,313 | ||||||
| 税効果額 | - | - | △396 | - | - | - | △396 | ||||||
| 小計 | - | - | 916 | 1,204 | △3,293 | 3,613 | 2,440 | ||||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 73,630 | 1,204 | △3,293 | 3,613 | 75,154 | ||||||
| 剰余金の配当 | - | - | △30,055 | - | - | - | △30,055 | ||||||
| 株式報酬取引 | 3 | 102 | - | - | - | - | 105 | ||||||
| 自己株式 | - | 1,213 | - | - | - | - | 1,213 | ||||||
| 2017年12月31日 | 72,970 | 64,815 | 550,974 | 6,068 | 281 | △3,183 | 691,924 | ||||||
| 当社株主に帰属する資本 | (単位:百万円) | ||||||||||||
| その他の資本構成要素 | |||||||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 公正価値評価 | ヘッジ | 為替換算差額 | 合計 | |||||||
| 当連結会計年度 | |||||||||||||
| 2018年1月1日 | 72,970 | 64,815 | 550,974 | 6,068 | 281 | △3,183 | 691,924 | ||||||
| 会計方針の変更の影響 | - | - | 10,606 | - | - | - | 10,606 | ||||||
| 2018年1月1日修正再表示後残高 | 72,970 | 64,815 | 561,580 | 6,068 | 281 | △3,183 | 702,530 | ||||||
| 当社株主に帰属する当期利益 | - | - | 92,488 | - | - | - | 92,488 | ||||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | |||||||||||||
| 資本性金融商品 | - | - | - | 528 | - | - | 528 | ||||||
| 負債性金融商品 | - | - | - | 1 | - | - | 1 | ||||||
| 税効果額 | - | - | - | △166 | - | - | △166 | ||||||
| キャッシュ・フロー・ヘッジ | |||||||||||||
| 公正価値の純変動額のうち有効部分 | - | - | - | - | △441 | - | △441 | ||||||
| 連結損益計算書への組替調整額 | - | - | - | - | 42 | - | 42 | ||||||
| ヘッジ対象の当初帳簿価額に振り替えられた金額に係る調整 | - | - | - | - | 79 | - | 79 | ||||||
| 税効果額 | - | - | - | - | 95 | - | 95 | ||||||
| 在外子会社等の換算差額 | |||||||||||||
| 為替相場の変動 | - | - | - | - | - | △3,158 | △3,158 | ||||||
| 非支配持分 | - | - | - | - | - | 82 | 82 | ||||||
| 確定給付制度 | |||||||||||||
| 再測定 | - | - | △3,566 | - | - | - | △3,566 | ||||||
| 税効果額 | - | - | 1,094 | - | - | - | 1,094 | ||||||
| 小計 | - | - | △2,472 | 363 | △225 | △3,077 | △5,410 | ||||||
| 当期包括利益合計 | - | - | 90,016 | 363 | △225 | △3,077 | 87,078 | ||||||
| 剰余金の配当 | - | - | △35,003 | - | - | - | △35,003 | ||||||
| 株式報酬取引 | 31 | △97 | - | - | - | - | △66 | ||||||
| 自己株式 | - | 1,325 | - | - | - | - | 1,325 | ||||||
| その他の資本構成要素から利益剰余金への振替 | - | - | 1,498 | △1,498 | - | - | - | ||||||
| 2018年12月31日 | 73,000 | 66,043 | 618,091 | 4,933 | 57 | △6,260 | 755,864 | ||||||
| 資本金 | (単位:株) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 授権株式 | 799,805,050 | 799,805,050 | ||
| 発行済株式総数(無額面普通株式) | 559,685,889 | 559,685,889 |
| 配当 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 決議内容 | 株式の種類 | 配当金の総額(百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | |||||
| 2017年3月23日定時株主総会 | 普通株式 | 14,203 | 26 | 2016年12月31日 | 2017年3月24日 | |||||
| 2017年7月27日取締役会 | 普通株式 | 15,852 | 29 | 2017年6月30日 | 2017年9月1日 | |||||
| 2018年3月22日定時株主総会 | 普通株式 | 18,044 | 33 | 2017年12月31日 | 2018年3月23日 | |||||
| 2018年7月26日取締役会 | 普通株式 | 16,960 | 31 | 2018年6月30日 | 2018年8月31日 | |||||
| 2019年3月28日定時株主総会 | 普通株式 | 30,097 | 55 | 2018年12月31日 | 2019年3月29日 |
| 自己株式 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 株式数(株) | 株式数(株) | |||
| 1月1日 | 12,909,947 | 13,417,953 | ||
| 株式の発行 | - | - | ||
| ストック・オプションの行使 | △393,800 | △389,600 | ||
| 株式の取得・売却 | 3,566 | 4,594 | ||
| 株式の消却 | - | △123,000 | ||
| 譲渡制限付株式の付与 | △60,300 | - | ||
| 12月31日 | 12,459,413 | 12,909,947 | ||
| 帳簿価額(百万円) | 29,190 | 30,233 | ||
その他の資本構成要素
**公正価値評価:**その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(前連結会計年度においては売却可能金融資産)について、売却、減損及びその他の処分が行われるまでに生じた公正価値の累積的な変動額を表示しております。
**ヘッジ:**未認識のヘッジ対象に係るキャッシュ・フロー・ヘッジ手段から生じる公正価値の累積的な純変動額のうち、ヘッジが有効である部分を表示しております。
**為替換算差額:**日本円以外の機能通貨を用いる在外子会社を連結する際に生じる累積的な通貨換算差額を表示しております。
22.非支配持分に帰属する資本
| 非支配持分に帰属する資本 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 1月1日 | 973 | 989 | ||
| 非支配持分に帰属する当期利益 | 591 | 827 | ||
| 在外子会社等の為替換算差額 | △82 | 100 | ||
| 小計 | △82 | 100 | ||
| 当期包括利益合計 | 509 | 927 | ||
| 剰余金の配当 | △817 | △944 | ||
| 12月31日 | 664 | 973 | ||
非支配持分は中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーの非支配株主に帰属するものです。
23.従業員給付
| 従業員給付に係る費用 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 賃金及び給料 | 74,551 | 70,595 | ||
| 社会保険料 | 9,064 | 9,046 | ||
| 確定拠出制度費用 | 973 | 1,029 | ||
| 確定給付制度に係る営業費用 | 4,427 | 4,231 | ||
| 株式報酬費用 | 286 | 415 | ||
| その他の従業員給付 | 4,235 | 4,143 | ||
| 営業費用合計 | 93,535 | 89,459 | ||
| 確定給付制度に係る純利息費用 | 53 | 48 | ||
| 合計 | 93,588 | 89,507 | ||
その他の従業員給付の主なものは福利厚生費です。
24.退職後給付制度
退職後給付制度のうち、第三者である金融機関に固定額の拠出を行い、それ以上の拠出を行う法的または推定的債務を有しないものは確定拠出制度に分類しております。それ以外のすべての制度は、当社グループの潜在的な債務の金額が比較的小さい場合またはそのような債務が発生する可能性が相対的に低い場合であっても確定給付制度に分類しております。当社グループは、従業員に対して確定拠出型及び確定給付型の退職後給付制度を設けておりますが、その大部分は確定給付制度に該当します。
なお、当社は2009年3月開催の第98回定時株主総会の決議により取締役に対する退職慰労金制度を、2006年3月開催の第95回定時株主総会の決議により社外取締役及び監査役(社外監査役を含む)に対する退職慰労金制度をそれぞれ廃止しております。
確定拠出制度
確定拠出制度は、当社グループによる第三者への掛金の拠出からなり、その費用は973百万円(前連結会計年度1,029百万円)です。
確定給付制度
当社グループは、確定給付制度として企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けております。
企業年金基金制度では、従業員は退職までの雇用期間に付与された制度ポイントの累計に基づく金額について、退職時に一時金として給付を受けることができます。雇用期間が一定以上となる従業員は、この金額の一部または全部について有期または終身年金として給付を受けることを選択できます。退職一時金制度では、従業員は制度ポイントの累計に基づく金額について、退職時に一時金として給付を受けることができます。退職一時金制度に対しては、退職給付信託を設定しております。なお、従業員の退職等に際して、確定給付制度の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
確定給付制度に関する基金及び信託は当社グループから独立していますが、当社グループからの拠出のみを財源としております。
年金資産の運用の目的は、長期的な視点に立ち、制度債務の特性などの諸条件を総合的に勘案し許容しうるリスクの範囲で運用を行い、一定の目標収益率を達成するためにリスクの最小化、運用機関の選別等を通じて効率化を図ることです。同時に、短期的な運用実績の変動ではなく長期の運用目標を達成できるよう、十分な検討を行っております。この目的、検討などを勘案し、適切な分散投資を図りながら基本資産の配分を策定しております。
年金資産の積立状況は、責任部門で管理し報告日時点での評価を毎年実施しております。
確定給付制度債務は予測単位積増方式を用いて算定しています。計算の結果、潜在的な資産が生じる場合、制度からの返還または将来の制度への掛金の減額から得られる経済的便益の現在価値を限度として、資産を認識しております。
確定給付制度に係る費用 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 勤務費用 | 4,427 | 4,231 | |
| 営業費用合計 | 4,427 | 4,231 | |
| 確定給付制度に係る純利息費用 | 53 | 48 | |
| 費用合計 | 4,479 | 4,279 | |
制度資産の積立状況 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 制度資産の公正価値 | 76,157 | 78,516 | |
| 確定給付債務 | △90,829 | △87,809 | |
| 積立超過(不足) | △14,671 | △9,292 | |
| 退職後給付資産 | - | - | |
| 退職後給付負債 | △14,671 | △9,292 | |
| 認識される制度資産(負債)の純額 | △14,671 | △9,292 | |
制度資産の公正価値 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 78,516 | 76,551 | |
| 利息収益 | 545 | 538 | |
| 再測定 | △2,227 | 2,336 | |
| 為替換算差額 | △8 | 10 | |
| 事業主による拠出 | 2,442 | 2,243 | |
| 受給者への給付 | △3,112 | △3,162 | |
| 12月31日 | 76,157 | 78,516 | |
| 内訳 | |||
| 資本性金融商品 | 10,640 | 13,426 | |
| 負債性金融商品 | 49,035 | 47,112 | |
| 現金及び現金同等物 | 7,114 | 7,685 | |
| その他 | 9,368 | 10,293 | |
| 合計 | 76,157 | 78,516 | |
制度資産で保有している資本性金融商品及び負債性金融商品は相場価格を入手できるものであり、公正価値ヒエラルキーのレベル1に該当する金融商品です。
制度債務の現在価値 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 87,809 | 85,341 | |
| 勤務費用 | 4,427 | 4,231 | |
| 利息費用 | 597 | 586 | |
| 再測定―人口統計上の仮定 | 991 | 513 | |
| 再測定―財務上の仮定 | 153 | 76 | |
| 再測定―実績修正 | 197 | 434 | |
| 為替換算差額 | △23 | 30 | |
| 受給者への給付 | △3,322 | △3,403 | |
| 12月31日 | 90,829 | 87,809 | |
| デュレーション(年) | 15 | 15.2 |
年金数理計算上の仮定
年金数理計算上の仮定は、退職後給付の最終的な費用を決定するために用いられる客観的かつ相互に矛盾のない見積変数であり、年金数理人の助言に基づき責任部門により毎年見直されます。この仮定は、死亡率や退職率などの人口統計上の仮定と、金利などの財政上の仮定で構成されています。
**人口統計上の仮定:**人口統計上の仮定には、死亡率や退職率などがあります。死亡率は確定給付企業年金法施行規則に定める基準死亡率を使用しております。退職率は退職後給付制度における過去の実績に基づいております。
**財政上の仮定:**財政上の仮定には割引率があります。主に優良社債の利回りを参照し、退職後給付の支給見込期間などを反映しております。
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 割引率(%) | 0.69 | 0.70 |
年金数理計算上の仮定の感応度
使用した数理計算上の仮定が変化した場合の制度債務への影響額は以下のとおりです。計算にあたり使用した仮定以外の変数は一定であるとしております。
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | |
|---|---|
| 割引率 | |
| 0.25%ポイント増加 | 3,385百万円減少 |
| 0.25%ポイント減少 | 3,607百万円増加 |
| 平均余命 | |
| 1年増加 | 1,614百万円増加 |
将来キャッシュ・フロー
最新の数理計算によると、当社グループは、確定給付制度に対して2019年度に2,443百万円の拠出が求められることが予想されております。
25.株式報酬
当社グループは取締役及び一部の従業員に対する持分決済型株式報酬制度を設けております。これらはIFRS第2号(株式に基づく報酬)に従って、権利付与日の公正価値で評価し、権利確定期間にわたり費用計上しております。
2017年度から、取締役等に対し、株主のさらなる価値共有を進めること及び当社の中長期の業績との連動性を一層高め、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えることを目的として、現行ストック・オプション報酬に代えて譲渡制限付株式報酬を新たに導入いたしました。
株式報酬に係る費用 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 売上原価 | 1 | 3 | |
| 販売費 | 29 | 42 | |
| 研究開発費 | 60 | 70 | |
| 一般管理費等 | 192 | 300 | |
| 合計 | 282 | 415 | |
| 持分決済型株式報酬 | |||
| 一般型ストック・オプション | 52 | 212 | |
| 株式報酬型ストック・オプション | - | 34 | |
| 勤務継続型譲渡制限付株式報酬 | 158 | 134 | |
| 業績連動型譲渡制限付株式報酬 | 72 | 35 |
株式報酬に係るキャッシュ・フロー (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 持分決済型株式報酬 | |||
| 一般型ストック・オプションの行使 | 996 | 922 | |
| 株式報酬型ストック・オプションの行使 | 0 | 0 |
(1)ストック・オプション制度
一般型ストック・オプション
当社グループは、2003年から取締役及び一部の従業員に対する一般型ストック・オプションとして新株予約権を発行しております。付与対象者は、新株予約権1個当たり普通株式100株を特定の行使価格で購入する権利を有しております。この権利は譲渡できず、権利行使期間は権利付与後約10年間、権利行使の確定条件は付与日以降約2年間継続して勤務することです。
一般型ストック・オプションの未行使残高
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||
| 新株予約権(個) | 加重平均権利行使価格(円) | 新株予約権(個) | 加重平均権利行使価格(円) | ||||
| 期首未行使残高 | 11,727 | 288,337 | 15,966 | 278,016 | |||
| 権利付与 | - | - | - | - | |||
| 権利喪失 | - | - | △40 | 381,125 | |||
| 権利行使 | △3,736 | 266,623 | △3,803 | 242,506 | |||
| 権利失効 | - | - | △396 | 302,978 | |||
| 期末未行使残高 | 7,991 | 298,489 | 11,727 | 288,337 | |||
| うち行使可能残高 | 7,991 | 298,489 | 9,013 | 262,362 | |||
未行使の一般型ストック・オプション(当連結会計年度末)
| 未行使残高 | うち行使可能残高 | ||||||||
| 権利付与年 | 新株予約権(個) | 加重平均残存期間(年) | 加重平均行使価格(円) | 新株予約権(個) | 加重平均行使価格(円) | ||||
| 2009 | 20 | 0.23 | 169,600 | 20 | 169,600 | ||||
| 2010 | 290 | 1.31 | 188,100 | 290 | 188,100 | ||||
| 2011 | 213 | 2.40 | 139,700 | 213 | 139,700 | ||||
| 2012 | 1,251 | 3.31 | 152,800 | 1,251 | 152,800 | ||||
| 2013 | 1,108 | 4.32 | 250,000 | 1,108 | 250,000 | ||||
| 2014 | 1,293 | 5.31 | 267,400 | 1,293 | 267,400 | ||||
| 2015 | 2,075 | 6.31 | 400,700 | 2,075 | 400,700 | ||||
| 2016 | 1,741 | 7.31 | 374,600 | 1,741 | 374,600 | ||||
| 合計 | 7,991 | 5.32 | 298,489 | 7,991 | 298,489 | ||||
株式報酬型ストック・オプション
当社グループは、取締役への退職慰労金制度を廃止し、これに代わり2009年から取締役に対する株式報酬型ストック・オプションとして新株予約権を発行しております。付与対象者は、新株予約権1個当たり普通株式100株を100円の行使価格で購入する権利を有しております。この権利は譲渡できず、権利行使期間は新株予約権付与後約30年間であり、取締役を退任後に行使することができます。
株式報酬型ストック・オプションの未行使残高
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||
| 新株予約権(個) | 加重平均権利行使価格(円) | 新株予約権(個) | 加重平均権利行使価格(円) | ||||
| 期首未行使残高 | 3,985 | 100 | 4,078 | 100 | |||
| 権利付与 | - | - | - | - | |||
| 権利喪失 | - | - | - | - | |||
| 権利行使 | △202 | 100 | △93 | 100 | |||
| 権利失効 | - | - | - | - | |||
| 期末未行使残高 | 3,783 | 100 | 3,985 | 100 | |||
| うち行使可能残高 | - | - | - | - | |||
未行使の株式報酬型ストック・オプション(当連結会計年度末)
| 未行使残高 | うち行使可能残高 | ||||||||
| 権利付与年 | 新株予約権(個) | 加重平均残存期間(年) | 加重平均行使価格(円) | 新株予約権(個) | 加重平均行使価格(円) | ||||
| 2009 | 519 | 20.31 | 100 | - | - | ||||
| 2010 | 579 | 21.31 | 100 | - | - | ||||
| 2011 | 672 | 22.40 | 100 | - | - | ||||
| 2012 | 659 | 23.31 | 100 | - | - | ||||
| 2013 | 414 | 24.32 | 100 | - | - | ||||
| 2014 | 383 | 25.31 | 100 | - | - | ||||
| 2015 | 261 | 26.31 | 100 | - | - | ||||
| 2016 | 296 | 27.31 | 100 | - | - | ||||
| 合計 | 3,783 | 23.27 | 100 | - | - | ||||
新株予約権の行使
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||||||
| 権利行使(個) | 加重平均株価(円) | 権利行使(個) | 加重平均株価(円) | ||||
| 一般型ストック・オプション | 3,736 | 6,158 | 3,803 | 4,512 | |||
| 株式報酬型ストック・オプション | 202 | 5,380 | 93 | 3,950 | |||
(2)譲渡制限付株式報酬制度
譲渡制限付株式は、一定期間継続して当社の取締役等を務めることを条件とする取締役等を対象とする「勤務継続型譲渡制限付株式」と、当該条件に加えて当社の中長期的な業績目標達成を条件とする取締役のみを対象とする「業績連動型譲渡制限付株式」により構成されます。対象となる取締役等は、本制度に基づき当社から支給された金銭報酬債権又は金銭債権の全部を現物出資財産として払込み、当社の普通株式について発行又は処分を受けることとなります。
また、本制度による当社の普通株式の処分に当たっては、当社と取締役等との間で譲渡制限付株式割当契約(以下「本割当契約」といいます。)を締結するものとし、その内容としては、①取締役等は、一定期間、本割当契約により割当てを受けた当社の普通株式について、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこと、②一定の事由が生じた場合には当社が当該普通株式を無償で取得すること等が含まれております。
付与年度ごとの株式付与数及び付与日における公正な評価単価
| 付与年度 | 勤務継続型譲渡制限付株式 | 業績連動型譲渡制限付株式 | |
| 2017年 | 株式付与数 | 74,900株 | 48,100株 |
| 付与日における公正な評価単価 | 3,820円 | 2,910円 | |
| 2018年 | 株式付与数 | 40,600株 | 19,700株 |
| 付与日における公正な評価単価 | 5,400円 | 5,788円 |
譲渡制限付株式の内容(各付与年度共通)
| 勤務継続型譲渡制限付株式 | 業績連動型譲渡制限付株式 | |
| 使用した評価モデル | 市場価格 | モンテカルロ・シミュレーション |
| 付与対象者 | 当社取締役・当社従業員・子会社取締役・子会社従業員 | 当社取締役 |
| 決済方法 | 持分決済 | |
| 譲渡制限期間 | 3年 | |
| 譲渡制限解除条件 | 対象となる取締役等が譲渡制限期間中、継続して、当社の取締役並びに、執行役員及び従業員のいずれかの地位にあることを条件として、本株式の全部について本譲渡制限期間が満了した時点で本譲渡制限を解除する。 | 本譲渡制限期間中、継続して当社の取締役の地位にあることを条件として、本譲渡制限期間が満了した時点において対象となる取締役が保有する本株式数に、予め取締役会で決議された業績目標としての比較対象企業群における3年間の事業年度(以下「評価期間」)のTotal Shareholders Return(TSR)(*)成長率の当社順位に応じて決定される解除率を乗じた株数を本譲渡制限期間が満了した時点で本譲渡制限を解除する。なお、当該解除率は、取締役会が別途定める0%~150%の範囲で設定される業績目標達成度の上限となる150%を乗じて予め付与される株式数に対する解除率であり、0%~100%の範囲で設定する。 |
(*)TSRの計算式
TSR=(評価期間中の株価上昇額(B-A)+ 評価期間中の配当額)÷ 当初株価(A)
A:当初株価(評価期間開始前3カ月の平均株価終値)
B:最終株価(評価期間終了前3カ月の平均株価終値)
26.1株当たり利益
基本的1株当たり利益
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当社株主に帰属する当期利益(百万円) | 92,488 | 72,713 | |
| 加重平均普通株式数(株) | 559,685,889 | 559,685,889 | |
| 加重平均自己株式数(株) | △12,662,197 | △13,147,406 | |
| 基本的加重平均普通株式数(株) | 547,023,692 | 546,538,483 | |
| 基本的1株当たり当期利益(円) | 169.08 | 133.04 | |
希薄化後1株当たり利益
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当社株主に帰属する当期利益(百万円) | 92,488 | 72,713 | |
| 基本的加重平均普通株式数(株) | 547,023,692 | 546,538,483 | |
| 希薄化効果の影響調整: ストック・オプション(株) | 892,227 | 886,414 | |
| 希薄化効果後加重平均普通株式数(株) | 547,915,919 | 547,424,897 | |
| 希薄化後1株当たり当期利益(円) | 168.80 | 132.83 | |
希薄化効果を有さないとして、希薄化後加重平均普通株式数の算定から除外されているストック・オプションはございません。
27.キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、当社グループの主要な事業活動である医薬品の研究開発・製造・販売活動から生じます。営業活動による現金創出額は、営業利益に有形固定資産の減価償却費、無形資産の償却費や減損損失等の非資金損益項目の調整を行う間接法によって計算しております。営業キャッシュ・フローには、当社グループのすべての活動によって生じる法人所得税の支払を含んでおります。
営業活動による現金創出額 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当期利益 | 93,079 | 73,541 | |
| 金融費用 | 111 | 110 | |
| その他の金融収入(支出) | △449 | 87 | |
| その他の費用 | 3,212 | 1,706 | |
| 法人所得税 | 28,370 | 23,490 | |
| 営業利益 | 124,323 | 98,934 | |
| 有形固定資産の減価償却費 | 14,590 | 14,549 | |
| 無形資産の償却費 | 1,988 | 1,785 | |
| 有形固定資産の減損損失 | 59 | 4 | |
| 無形資産の減損損失 | 4,844 | 4,035 | |
| 確定給付制度に係る営業費用 | 4,427 | 4,231 | |
| 持分決済型株式報酬に係る営業費用 | 282 | 415 | |
| 引当金に係る費用(戻入)の純額 | - | △11 | |
| 棚卸資産損失 | 1,051 | 630 | |
| その他の調整 | 294 | 205 | |
| 合計 | 151,857 | 124,776 | |
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは主に有形固定資産及び無形資産への投資です。また、有価証券等への投資、投資から得られる受取利息及び受取配当金を含んでおります。
利息及び配当金の受取 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 受取利息 | 85 | 88 | |
| 受取配当金 | 115 | 183 | |
| 合計 | 200 | 271 | |
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは主に配当の支払です。
重要な非資金取引
当連結会計年度及び前連結会計年度において、重要な非資金取引はありません。
28.リスクマネジメント
(1)財務リスク管理
事業及び財務活動に伴い、当社グループはさまざまな財務リスクにさらされております。財務リスクは、主に為替レート、金利、株価、取引相手の信用度及び支払能力の変化に起因するものです。
当社グループにおける財務リスク管理は、取締役会によって承認を受けた方針に基づいて行われております。当該方針は信用リスク、流動性リスク及び市場リスクに対応しており、リスクの上限、投資適格な金融商品やモニタリング手続きについての指針を提供しております。方針の遵守及び日々のリスク管理は関連する部門によって行われており、これらのリスクに関する定期的な報告は財務経理部門及び管理部門によって行われております。
①信用リスク
営業債権及びその他の債権は取引先の信用リスクにさらされております。営業債権は主に売掛金です。営業債権は、カントリー・リスクの評価、与信限度額の設定、継続した信用調査及び取引先のモニタリングに重点を置いた管理を行っております。モニタリングとは、営業管理部門が経理規程に従い、主要な取引先ごとに営業債権の期日及び残高を管理し、延滞状況及び財務状況等の悪化による回収懸念を早期に把握し軽減を図ることであります。
営業債権の管理は、リスクを許容可能な水準に保ちながら資産の利用を最適化することによって、当社グループの成長及び収益性を維持することを目的としております。営業債権の回収を担保することが適切な場合には、信用保険及び類似の信用補完手続きを実施しております。なお、当連結会計年度末及び前連結会計年度末において、担保として保有している重要な資産はありません。
当社グループが有する営業債権のうち第三者に対する売掛金は、主に日本の顧客に対するものです。当連結会計年度末における主要顧客に対する売掛金は、第三者に対する売掛金のうち、70%を占めております。
主要顧客に対する売掛金 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| アルフレッサ株式会社 | 32,483 | 31,492 | |
| 株式会社メディセオ | 22,585 | 24,656 | |
| 株式会社スズケン | 19,998 | 22,192 | |
| 東邦薬品株式会社 | 13,171 | 13,592 | |
| 合計 | 88,237 | 91,932 | |
IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権に対する貸倒引当金の期日別分析
(単位:百万円)
| 期日経過前 | 1-3か月 | 4-12か月 | 1年超 | 信用減損 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度末(2018年12月31日) | |||||||||||
| 営業債権 | 162,742 | 137 | - | 0 | - | 162,879 | |||||
| 予想信用損失率(%) | 0 | 0 | - | 100 | - | 0 | |||||
| 貸倒引当金 | △7 | △0 | - | △0 | - | △7 |
予想信用損失レートは、当社グループの過去の経験と、債権が支払われるまでの経済状況の動向に基づいて決定しております。
減損していない営業債権及びその他の債権の経過月数 (単位:百万円)
| 前連結会計年度(2017年12月31日) | |
|---|---|
| 期日経過前 | 174,215 |
| 1か月未満 | 64 |
| 1-3か月 | 4 |
| 4-6か月 | 1 |
| 7-12か月 | - |
| 1年超 | - |
| 合計 | 174,284 |
また、デリバティブ取引の利用及び短期金融資産への投資にあたっては、カウンター・パーティー・リスクを軽減するために、信用力の高い金融機関と取引しております。
担保、その他の信用補完措置を考慮しない場合に、財務活動から生じる信用リスクの最大エクスポージャーは、当社グループが保有する金融資産の帳簿価額になります。
信用リスクのある金融資産(IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権除く)
現金及び現金同等物はS&P社及びMoody's社の格付けにおいて、主に投資適格に格付けられている銀行や金融機関において保持しております。現金及び短期の定期預金の預け入れは当社のエクスポージャーを管理する規定に従い、個別に金融機関を選定しております。
有価証券(資本性金融商品を除く)への投資は、流動性、質、及び投資額の上限に関する規定に基づいて行っております。原則として、当社グループは十分な流動性がある質の高い有価証券にのみ投資をし、Moody's社でBaa3以上、S&P社でBBB-以上の格付を保有する信用力の高い金融機関と取引しております。
IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権以外の債権に関する信用リスクについては、外部情報や過去の経験等に基づいて管理しております。
投資適格に満たないあるいは格付のない取引先については個別のモニタリングを行っております。
格付分析(IFRS第15号の範囲に含まれる取引から生じた営業債権除く) (単位:百万円)
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | |||||
| 合計 | FVTOCI金融資産(12か月の予想信用損失) | 償却原価で測定する金融資産(12か月の予想信用損失) | |||
| AAA~BBB-レンジ | 263,010 | 102,001 | 161,009 | ||
| 投資適格計 | 263,010 | 102,001 | 161,009 | ||
| BBB-レンジ未満(投資適格未満) | - | - | - | ||
| 格付なし | 3,067 | - | 3,067 | ||
| 合計 | 266,076 | 102,001 | 164,076 | ||
| 損失評価引当金 | - | - | - | ||
償却原価で測定する金融資産及び、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(資本性金融商品を除く)は投資適格でありリスクは低いとみなしております。従って、外部評価機関による信用格付に基づき12か月の予想信用損失と同額で測定しております。全期間の予想信用損失と同額で測定する必要のある、信用リスクが著しく増大した金融資産はありませんでした。IFRS第9号に基づく、改訂された減損アプローチの適用による重要な影響はありませんでした。また、当期間内で損失評価引当金に重要な増減はありませんでした。
金融資産の減損損失
前連結会計年度の売却可能金融資産の減損は97百万円です。
②流動性リスク
流動性リスクは、支払義務が即時に利用可能な金融資産の金額を超過する場合に発生します。流動性リスクに対する当社グループのアプローチは、流動性の需要に即時に対応できるだけの十分な手許資金を維持することにあります。財務経理部門が各部門からの報告に基づき資金繰り計画を作成及び更新することにより、流動性リスクを管理しております。
当社は1社以上の格付機関によって高い信用格付を受けております。この結果、重要な資金調達を行う必要が生じた場合には、国際的な資本市場への効率的なアクセスが可能となっております。また、当社は複数の金融機関に対して未使用のコミットメントラインを有しており、その金額は合計で40,000百万円(前連結会計年度40,000百万円)です。
金融負債の契約上の満期日 (単位:百万円)
| 合計 | 0-3か月 | 4-6か月 | 7-12か月 | 1年超 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | |||||||||
| 営業債務及びその他の債務 | 71,706 | 68,178 | 3,340 | 28 | 160 | ||||
| その他の流動債務 | |||||||||
| デリバティブ金融負債(注) | 2,096 | 531 | 302 | 890 | 372 | ||||
| 合計 | 73,802 | 68,709 | 3,642 | 919 | 532 | ||||
| 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||||||||
| 営業債務及びその他の債務 | 63,518 | 61,447 | 2,029 | 43 | - | ||||
| その他の流動債務 | |||||||||
| デリバティブ金融負債(注) | 1,652 | 625 | 324 | 478 | 225 | ||||
| 合計 | 65,170 | 62,072 | 2,353 | 521 | 225 | ||||
(注)リスク管理目的で保有する、通常契約満期前に処分することのないデリバティブ金融負債に関連する契約上の割引前キャッシュ・フローです。
③市場リスク
市場リスクは、当社グループが保有する金融資産及び金融負債の市場価格の変動から生じます。市場価格の変動は、主に為替レート及び金利の変動によるものであり、当社グループの純損益及び資本に影響を与えます。
為替リスク
外貨建ての営業債権及びその他の債権並びに営業債務及びその他の債務は、為替リスクにさらされております。為替リスク管理活動の目的は、当社グループが保有する現在及び将来の資産の経済的価値を維持し、当社グループの業績の変動を最小化することにあります。
当社グループは、外貨建債権及び外貨建債務それぞれに係る為替リスクに対するヘッジを目的とし、先物為替予約取引を行っております。また、その一部はキャッシュ・フロー・ヘッジとして予定取引の段階でヘッジ指定しております。
外貨建債権債務の為替リスクをヘッジするために用いるデリバティブ取引は、当社グループ内で規定された管理体制に基づいて実施しており、取引残高・評価損益等の取引の状況を、月次で公正価値を用いて把握しております。なお、子会社はデリバティブ取引を行っておりません。
為替感応度分析
機能通貨である円が主要通貨に対して1%円高になった場合、当社の保有する外貨建金融商品が税引前当期利益に与える影響額は以下のとおりです。また、ヘッジ会計を適用したデリバティブ金融商品のうち、ヘッジ関係が有効な部分は影響額の計算から除外しております。なお、計算にあたり使用した通貨以外の通貨は変動しないものと仮定しております。
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 期中平均為替レート(円) | |||
| スイスフラン | 112.92 | 113.90 | |
| ユーロ | 130.36 | 126.39 | |
| USドル | 110.45 | 112.17 | |
| 税引前当期利益(単位:百万円) | |||
| スイスフラン | 12 | △256 | |
| ユーロ | 32 | 9 | |
| USドル | △289 | △187 |
(注)上記でプラスの数値は、1%円高になった場合に、当社が保有する外貨建金融商品が税引前当期利益に与えるプラスの影響を示しております。なお、これらは当社のキャッシュ・フローや経営への影響を表したものではありません。
機能通貨である円が主要通貨に対して1%円高になった場合の、当社が保有する外貨建金融商品に与える影響額の内訳は以下のとおりです。
スイスフラン
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||||||||||
| エクスポージャー(百万CHF) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | エクスポージャー(百万CHF) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | ||||||
| 営業債権及びその他の債権 | 324 | 36,278 | △363 | 227 | 26,165 | △262 | |||||
| 営業債務及びその他の債務 | △344 | △38,513 | 385 | △279 | △32,224 | 322 | |||||
| 長期金融資産 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 現金及び現金同等物 | 15 | 1,667 | △17 | 40 | 4,629 | △46 | |||||
| デリバティブの契約価額 | |||||||||||
| ヘッジ関係が有効なヘッジ手段 | △5 | △637 | 6 | 230 | 27,007 | △270 | |||||
| 上記以外 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 合計 | △10 | △1,204 | 12 | 218 | 25,576 | △256 | |||||
ユーロ
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||||||||||
| エクスポージャー(百万EUR) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | エクスポージャー(百万EUR) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | ||||||
| 営業債権及びその他の債権 | 2 | 265 | △3 | 10 | 1,385 | △14 | |||||
| 営業債務及びその他の債務 | △27 | △3,435 | 34 | △17 | △2,250 | 23 | |||||
| 長期金融資産 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 現金及び現金同等物 | - | - | - | - | - | - | |||||
| デリバティブの契約価額 | |||||||||||
| ヘッジ関係が有効なヘッジ手段 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 上記以外 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 合計 | △25 | △3,170 | 32 | △6 | △865 | 9 | |||||
USドル
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||||||||||
| エクスポージャー(百万USD) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | エクスポージャー(百万USD) | エクスポージャー(百万円) | 変動額(百万円) | ||||||
| 営業債権及びその他の債権 | 35 | 3,850 | △38 | 32 | 3,636 | △36 | |||||
| 営業債務及びその他の債務 | △100 | △11,034 | 110 | △98 | △11,043 | 110 | |||||
| 長期金融資産 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 現金及び現金同等物 | - | - | - | - | - | - | |||||
| デリバティブの契約価額 | |||||||||||
| ヘッジ関係が有効なヘッジ手段 | 333 | 36,061 | △361 | 240 | 26,139 | △261 | |||||
| 上記以外 | - | - | - | - | - | - | |||||
| 合計 | 267 | 28,877 | △289 | 174 | 18,732 | △187 | |||||
金利リスク
当社グループが保有する有利子負債及び貸付金の残高は僅少であり、当社グループにおける金利リスクは軽微です。
(2)金融商品
金融商品の帳簿価額及び公正価値
当社グループが保有する金融商品として、長期金融資産、営業債権及びその他の債権、有価証券、現金及び現金同等物、その他の流動資産に含まれるデリバティブ金融資産、営業債務及びその他の債務、その他の流動負債に含まれるデリバティブ金融負債、有利子負債があります。これらの帳簿価額は公正価値と一致または近似しております。
金融商品の会計上の分類及び公正価値 (単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCI) | 公正価値-ヘッジ手段 | 純損益を通じて公正価値で測定(強制)-その他 | 償却原価で測定する金融資産 | 償却原価で測定する金融負債 | 合計 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | |||||||||||
| 長期金融資産 | |||||||||||
| 資本性金融商品 | 9,723 | - | - | - | - | 9,723 | |||||
| 営業債権及びその他の債権 | - | - | - | 179,556 | - | 179,556 | |||||
| 有価証券 | |||||||||||
| 負債性金融商品 | 8,001 | - | - | - | - | 8,001 | |||||
| 短期金融資産 | 94,000 | - | - | - | - | 94,000 | |||||
| 3か月超の定期預金 | - | - | - | 532 | - | 532 | |||||
| 現金及び現金同等物 | - | - | - | 146,860 | - | 146,860 | |||||
| その他の流動資産 | |||||||||||
| デリバティブ金融資産 | - | 2,204 | - | - | - | 2,204 | |||||
| 金融資産合計 | 111,724 | 2,204 | - | 326,948 | - | 440,876 | |||||
| 営業債務及びその他の債務 | - | - | - | - | 71,706 | 71,706 | |||||
| その他の流動負債 | |||||||||||
| デリバティブ金融負債 | - | 2,096 | - | - | - | 2,096 | |||||
| 金融負債合計 | - | 2,096 | - | - | 71,706 | 73,801 | |||||
公正価値で測定する金融商品
経常的な公正価値測定を行う際の評価技法へのインプットを3つのレベルに分類しております。
レベル1-活発な市場における同一資産及び負債の無修正の相場価格
レベル2-レベル1に含まれる相場価格以外で、直接又は間接に観察可能なインプット
レベル3-観察不能なインプットを含む、詳細技法を用いて測定された公正価値
公正価値ヒエラルキー (単位:百万円)
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | |||||||
| 有価証券 | |||||||
| 短期金融資産 | - | 94,000 | - | 94,000 | |||
| 負債性金融商品 | 8,001 | - | - | 8,001 | |||
| その他の流動資産 | |||||||
| デリバティブ金融資産 | - | 2,204 | - | 2,204 | |||
| 長期金融資産 | |||||||
| 資本性金融商品 | 7,330 | - | 2,394 | 9,723 | |||
| 金融資産合計 | 15,331 | 96,204 | 2,394 | 113,928 | |||
| その他の流動負債 | |||||||
| デリバティブ金融負債 | - | △2,096 | - | △2,096 | |||
| 金融負債合計 | - | △2,096 | - | △2,096 | |||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||||||
| 有価証券 | |||||||
| 短期金融資産及び預入期間が3か月超の定期預金 | - | 99,018 | - | 99,018 | |||
| 負債性金融商品 | 5,000 | - | - | 5,000 | |||
| その他の流動資産 | |||||||
| デリバティブ金融資産 | - | 2,107 | - | 2,107 | |||
| 長期金融資産 | |||||||
| 売却可能金融資産 | 9,734 | - | 1,616 | 11,350 | |||
| 金融資産合計 | 14,735 | 101,125 | 1,616 | 117,476 | |||
| その他の流動負債 | |||||||
| デリバティブ金融負債 | - | △1,652 | - | △1,652 | |||
| 金融負債合計 | - | △1,652 | - | △1,652 | |||
公正価値ヒエラルキーはIFRS第9号「金融商品」の適用による表示要件の変更に合わせて調整しております。
IFRS第9号適用により「3か月超の定期預金」を償却原価法で測定するため、当連結会計年度以降の公正価値ヒエラルキーに含めません。
レベル1の金融資産には、社債、上場株式が含まれております。レベル2の金融資産には、主に譲渡性預金、金銭信託、コマーシャル・ペーパー、デリバティブが含まれております。
レベル2の公正価値測定は下記のように行っております。
有価証券及びデリバティブ金融商品は、観察可能な金利、イールド・カーブ、為替レートの市場のデータ、また測定日における類似の金融商品に含まれるボラティリティなどを指標とする評価モデルを使用しています。
当社グループでは、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替が生じた場合、各会計期間末にこれを認識しております。なお、レベル1とレベル2の間において重要な振替はありません。
レベル3には非上場株式が含まれております。観察不能なインプットを含む、評価技法を用いて公正価値を測定しています。
レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表
前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) (単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値を測定する金融資産 | 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 合計 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 期首残高 | 1,552 | - | 1,552 | ||
| 利得または損失 | 64 | - | 64 | ||
| 購入 | - | - | - | ||
| 売却 | - | - | - | ||
| 振替 | - | - | - | ||
| 為替換算差額 | △1 | - | △1 | ||
| 期末残高 | 1,616 | - | 1,616 | ||
当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) (単位:百万円)
| その他の包括利益を通じて公正価値を測定する金融資産 | 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 合計 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 期首残高 | 1,616 | - | 1,616 | ||
| 利得または損失 | 72 | - | 72 | ||
| 購入 | 706 | - | 706 | ||
| 売却 | - | - | - | ||
| 振替 | - | - | - | ||
| 為替換算差額 | △1 | - | △1 | ||
| 期末残高 | 2,394 | - | 2,394 | ||
(3)デリバティブ
デリバティブ金融資産 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 先物為替予約 | 2,204 | 2,107 | |
| 合計 | 2,204 | 2,107 | |
デリバティブ金融負債 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 先物為替予約 | △2,096 | △1,652 | |
| 合計 | △2,096 | △1,652 | |
ヘッジ会計
ヘッジの有効性は、ヘッジ関係の開始時及び継続期間中にヘッジ対象とヘッジ手段との間に経済的関係が存在することを、各報告日における定期的な有効性評価によって判断しております。当社グループは、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているかどうかの定性的な評価によってヘッジの有効性を確認しております。
当社グループは外国為替変動リスクを管理する目的でキャッシュ・フロー・ヘッジを適用しており、ヘッジ対象がヘッジされた額より少ない場合、非有効部分が生じる可能性があります。ヘッジ会計の非有効部分は損益計算書に認識され、その他の金融収入(支出)に計上しております。キャッシュ・フロー・ヘッジにおいては仮想デリバティブ法を用い測定します。なお、当連結会計年度及び前連結会計年度において、非有効部分の発生はありません。またヘッジ会計の適用が中止されたヘッジ関係もありません。
以下の表はキャッシュ・フロー・ヘッジにおけるヘッジ手段として指定されたデリバティブ商品の、想定元本、帳簿価額(公正価値)及び契約上の満期日の範囲を示しております。2018年12月31日現在、当社グループは以下のとおり、有効なヘッジ関係にあるキャッシュ・フロー・ヘッジを保持しております。
キャッシュ・フロー・ヘッジ
| 想定元本 | 帳簿価額(単位:百万円) | 満期日の範囲 | |||||
| 資産 | 負債 | ||||||
| ヘッジ対象リスク:外国為替変動 | |||||||
| -為替予約 | 2,108百万CHF | 1,893 | △1,863 | 2019年-2020年 | |||
| 333百万USD | 311 | △233 | 2019年-2020年 | ||||
| 合計 | 2,204 | △2,096 | |||||
当社グループは、海外の関連当事者と棚卸資産等を外貨建てで取引しているため、為替リスクにさらされております。為替リスクを軽減するために、当社グループは先物為替予約によるヘッジを行っております。ヘッジ手段の公正価値は109百万円(前連結会計年度456百万円)です。
その他の資本構成要素におけるヘッジの期首残高から期末残高への調整表 (単位:百万円)
| 先物為替予約 | |
|---|---|
| 当連結会計年度 | |
| 2018年1月1日 | 281 |
| 公正価値の純変動額のうち有効部分 | △441 |
| 連結損益計算書への組替調整額 | 42 |
| ヘッジ対象の当初帳簿価額に振り替えられた金額に係る調整 | 79 |
| 税効果額 | 95 |
| 2018年12月31日 | 57 |
適格なキャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段から予想される将来キャッシュ・フローの現在価値は以下のとおりです。
将来キャッシュ・フローの現在価値 (単位:百万円)
| 合計 | 0-6か月 | 7-12か月 | 1年超 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | |||||||
| キャッシュ・イン・フロー | 275,004 | 102,316 | 119,583 | 53,105 | |||
| キャッシュ・アウト・フロー | △274,895 | △102,221 | △119,610 | △53,065 | |||
| 合計 | 109 | 95 | △27 | 41 | |||
| 合計 | 0-6か月 | 7-12か月 | 1年超 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||||||
| キャッシュ・イン・フロー | 242,308 | 107,794 | 96,290 | 38,224 | |||
| キャッシュ・アウト・フロー | △241,852 | △107,570 | △96,042 | △38,239 | |||
| 合計 | 456 | 223 | 248 | △15 | |||
(4)資本管理
当社グループの資本管理の対象は有利子負債と非支配持分を含む資本の合計である投下資本です。当社グループが資本管理を行う際の方針は以下のとおりです。
・患者さんに便益及び投資家にリターンを継続的に提供するため、継続企業としての当社グループの能力を維持する
・投資家が引き受けるリスクの水準に応じて適切なリターンを提供する
・将来、患者さんへの便益や投資家へのリターンをもたらすであろう領域に、当社グループが投資することを可能とするために必要な資金を利用可能とする
・リスク及び予測できない事象の悪影響を緩和するために十分な資金を維持する
投下資本は当社グループの内部経営報告の一環として定期的に最高財務責任者へ報告されます。
なお、当社グループは資本規制の対象にはなっておりません。
投下資本 (単位:百万円)
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | ||
|---|---|---|---|
| 当社の株主持分 | 755,864 | 691,924 | |
| 非支配持分 | 664 | 973 | |
| 資本合計 | 756,529 | 692,897 | |
| 有利子負債合計 | 214 | 336 | |
| 合計 | 756,743 | 693,233 | |
29.関連当事者
(1)支配株主
研究基盤を強化した日本のトップ製薬企業となるべく、当社はロシュと戦略的アライアンスの契約を締結しております。この契約に基づき、当社は2002年10月、ロシュの日本における医薬品事業の子会社であった日本ロシュと合併し、合併後は中外製薬としてロシュ・グループの一員となりました。
当社はロシュと以下を合意しております。
アライアンス基本契約(Basic Alliance Agreement)
当社とロシュは、2001年12月にアライアンスに関する基本契約を締結し、戦略的アライアンスに基づく事業活動を開始いたしました。本基本契約では、以下の各項目を含む、当社のガバナンス及び業務運営に関する合意事項を定めております。
・アライアンスのストラクチャー
・ロシュの株主権
・ロシュによる当社取締役推薦権
・ロシュによる当社普通株式売買の制限事項
当社は、新株予約権付社債及びストック・オプションの行使並びにその他の目的により、普通株式を追加で発行することがあります。この場合、ロシュが保有する当社株式の割合が変動することになりますが、当基本契約では、その割合が50.1%を下回らないとするロシュの権利を保障しております。
ライセンス契約
2001年12月に調印した日本包括的権利契約(Japan Umbrella Rights Agreement)により、当社は、ロシュの日本市場における唯一の医薬品事業会社となり、ロシュが有する開発候補品の日本における開発・販売について第一選択権を保有しております。
また、2002年5月に調印した(日本、韓国を除く)世界包括的権利契約(Rest of the World Umbrella Rights Agreement)を修正し、2014年8月に(日本、韓国、台湾を除く)改訂世界包括的権利契約(Amended and Restated Rest of the World Umbrella Rights Agreement)を締結しました。これにより、ロシュは当社が有する開発候補品の海外(韓国、台湾を除く)における開発・販売について第一選択権を保有しております。
これらの包括契約に加え、当社とロシュは個別の製品ごとに契約を締結しております。この契約条項及び個別の事情に基づき、第三者間取引価格の原則に沿って、以下の項目の支払が行われることがあります。
・第一選択権行使による製品導入時の契約一時金
・開発目標達成によるマイルストン
・売上に対するロイヤルティ
これらの個別契約は、第三者間取引価格の原則に基づき生産・供給等についても包含する場合があります。
研究協力契約
当社とロシュは、バイオ医薬品探索及び低分子合成医薬品研究における研究協力契約を締結しております。
配当
当社のロシュに対する配当は21,454百万円(前連結会計年度18,437百万円)です。
(2)関連当事者との重要な取引及び債権債務
| エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドに対する取引高 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 製商品売上高 | 109,938 | 76,359 | ||
| 原材料仕入高 | 125,657 | 124,792 |
| エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドに対する債権・債務 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||
| 営業債権 | 25,307 | 19,593 | ||
| 営業債務 | △29,567 | △24,805 |
(3)経営幹部の報酬
| 役員報酬 | (単位:百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 当連結会計年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | 前連結会計年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | |||
| 取締役 | ||||
| 定例報酬 | 304 | 333 | ||
| 賞与 | 120 | 234 | ||
| 勤務継続型譲渡制限付株式報酬 | 57 | 92 | ||
| 業績連動型譲渡制限付株式報酬 | 72 | 35 | ||
| 一般型ストック・オプション | 21 | 83 | ||
| 株式報酬型ストック・オプション | - | 34 | ||
| 合計 | 573 | 811 | ||
| 監査役 | ||||
| 定例報酬 | 87 | 85 | ||
| 合計 | 87 | 85 | ||
前連結会計年度より、取締役に対し、株主のさらなる価値共有を進めること、及び当社の中長期の業績との連動性を一層高め、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えることを目的として、現行ストック・オプション報酬に代えて譲渡制限付株式報酬を新たに導入いたしました。
30.子会社
| 名称 | 所在国 | 持分(%) | ||||
| 当連結会計年度(2018年12月31日) | 前連結会計年度(2017年12月31日) | |||||
| 連結子会社 | ||||||
| 株式会社中外医科学研究所 | 日本 | 100 | 100 | |||
| 株式会社中外臨床研究センター | 日本 | 100 | 100 | |||
| 株式会社シービーエス | 日本 | 100 | 100 | |||
| 株式会社メディカルカルチュア | 日本 | 100 | 100 | |||
| 中外物流株式会社 | 日本 | 100 | 100 | |||
| 中外製薬工業株式会社 | 日本 | 100 | 100 | |||
| 株式会社未来創薬研究所 | 日本 | 100 | 100 | |||
| 中外ファーマ・ユー・エス・エー・インコーポレーテッド | 米国 | 100 | 100 | |||
| 中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッド | 英国 | 100 | 100 | |||
| 中外ファーマ・ユー・ケー・リミテッド | 英国 | 100 | 100 | |||
| 中外ファーマ・フランス・エスエーエス | フランス | 100 | 100 | |||
| 中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシー | フランス | 55 | 55 | |||
| 台湾中外製薬股份有限公司 | 台湾 | 100 | 100 | |||
| 日健中外科技(北京)有限公司 | 中国 | 100 | 100 | |||
| 日健中外製薬有限公司 | 中国 | 100 | 100 | |||
| 泰州日健中外製薬工業有限公司 | 中国 | 100 | 100 | |||
| 中外ファーマボディ・リサーチ・ピーティーイー・リミテッド | シンガポール | 100 | 100 | |||
(注)2019年1月に中外サノフィ-アベンティス・エスエヌシーは中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドによって株式を追加取得され、完全子会社となり、社名を中外ファーマ・ヨーロッパ・ロジスティクス・エスエーエスに変更しております。また、2019年2月に中外ファーマ・ヨーロッパ・リミテッドの子会社である中外ファーマ・ジャーマニー・ジーエムビーエイチが新設されました。
31.後発事象
当連結会計年度において、該当事項はありません。
(2)【その他】
① 当連結会計年度における四半期情報等
| (累計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 当連結会計年度 | |
| 売上収益 | (百万円) | 147,427 | 285,123 | 426,440 | 579,787 |
| 税引前四半期(当期)利益 | (百万円) | 37,653 | 64,996 | 95,632 | 121,449 |
| 当社の株主に帰属する四半期(当期)利益 | (百万円) | 27,888 | 48,672 | 70,340 | 92,488 |
| 基本的1株当たり四半期(当期)利益 | (円) | 51.00 | 89.00 | 128.60 | 169.08 |
| (会計期間) | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
| 基本的1株当たり四半期利益 | (円) | 51.00 | 38.00 | 39.60 | 40.48 |
② 重要な訴訟事件等
(ⅰ)アクテムラに関する仲裁(英国)
当社は、2017年5月に英国のMedical Research CouncilとLifeArc(旧Medical Research Council Technology)(以下、総称して「申立人」)から仲裁の申し立てを受けました。仲裁人は、2017年8月9日に選任されております。2018年4月にUnited Kingdom Research and Innovation(「UKRI」)が設立され、Medical Research Councilの権利を承継したことに伴い、当該仲裁の現在の申立人は、LifeArcとUKRIです。申立人は当社に対して、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体『アクテムラ®』の開発に際し締結した1990年8月15日付の研究協力契約に関して契約義務違反があると主張し、当該契約に基づく追加のロイヤルティの支払いを求めています。
(ⅱ)エミシズマブに関する特許権侵害訴訟(日本)
バクスアルタ インコーポレイテッド及びバクスアルタ ゲーエムベーハー(以下、総称して「バクスアルタ社」)は、2016年5月6日(訴状受領日)に、エミシズマブ(開発コード名;ACE910)がバクスアルタ社保有の日本特許第4313531号に触れるとして、当社を被告として、エミシズマブの製造、使用、譲渡、輸出、譲渡の申出の差止、並びに廃棄を求め東京地方裁判所に提起しました。当該訴訟につき、同裁判所は、2018年3月28日、原告バクスアルタ社の請求を棄却する判決を下しましたが、これに対して、バクスアルタ社は知的財産高等裁判所に控訴しました(控訴状受領日2018年6月29日)。
(ⅲ)エミシズマブに関する特許権侵害訴訟(米国)
バクスアルタ インコーポレイテッド及びバクスアルタ ゲーエムベーハー(以下、総称して「バクスアルタ社」)は、2017年5月4日(訴訟提起日)に、エミシズマブ(開発コード名;ACE910)がバクスアルタ社保有の米国特許第7033590号に触れるとして、当社及び米国ジェネンテック社に対して、米国におけるエミシズマブの製造、使用、譲渡の申出、譲渡、輸入の差止め等を求める訴えを米国デラウェア州連邦地方裁判所に提起しました。本件に関し、2018年9月13日、バクスアルタ社は当社に対する訴え取り下げの申出を裁判所に行い、これを受けて裁判所より2018年9月19日付(現地時間)で当社に対する訴えを却下する決定が出されました。
(ⅳ)抗体改変技術に関する特許権侵害訴訟(米国)
当社は、2018年11月15日(訴訟提起日)に、アレクシオン ファーマスーティカルズ インコーポレーテッド(以下、「アレクシオン社」)に対して、アレクシオン社が開発中の抗C5抗体「ALXN1210」(ravulizumab)が、当社が保有する抗体改変技術の一つである米国特許第9890377号に触れるとし、「ALXN1210」の米国における製造及び販売を含む侵害差止めを求める訴えを米国デラウェア州連邦地方裁判所に提起しました。
(ⅴ)抗体改変技術に関する特許権侵害訴訟(日本)
当社は、2018年12月5日(訴訟提起日)に、アレクシオンファーマ合同会社(以下、「アレクシオン社」)に対して、アレクシオン社が開発中の抗C5抗体「ALXN1210」(ラブリズマブ)が、当社が保有する抗体改変技術の一部である日本特許第4954326号及び第6417431号に触れるとし、「ALXN1210」の国内における製造及び販売を含む侵害差止めを求める訴えを東京地方裁判所に提起しました。
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | ||||||||||
| 資産の部 | |||||||||||
| 流動資産 | |||||||||||
| 現金及び預金 | 105,576 | 106,404 | |||||||||
| 売掛金 | ※1 156,161 | ※1 161,140 | |||||||||
| 有価証券 | 96,000 | 102,001 | |||||||||
| 商品及び製品 | 82,160 | 75,748 | |||||||||
| 原材料及び貯蔵品 | 31,846 | 19,961 | |||||||||
| 前払費用 | 3,664 | 3,833 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 28,574 | 32,623 | |||||||||
| 関係会社短期貸付金 | 21,400 | 27,700 | |||||||||
| 未収入金 | ※1 54,358 | ※1 58,186 | |||||||||
| その他 | 7,590 | 7,137 | |||||||||
| 流動資産合計 | 587,328 | 594,731 | |||||||||
| 固定資産 | |||||||||||
| 有形固定資産 | |||||||||||
| 建物 | 23,829 | 23,837 | |||||||||
| 構築物 | 797 | 818 | |||||||||
| 機械及び装置 | 1,123 | 1,124 | |||||||||
| 車両運搬具 | 5 | 4 | |||||||||
| 工具、器具及び備品 | 5,089 | 4,932 | |||||||||
| 土地 | 9,147 | 52,187 | |||||||||
| リース資産 | 1 | 7 | |||||||||
| 建設仮勘定 | 6,658 | 4,096 | |||||||||
| 有形固定資産合計 | 46,649 | 87,005 | |||||||||
| 無形固定資産 | |||||||||||
| ソフトウエア | 2,208 | 3,370 | |||||||||
| その他 | 2,415 | 2,925 | |||||||||
| 無形固定資産合計 | 4,623 | 6,295 | |||||||||
| 投資その他の資産 | |||||||||||
| 投資有価証券 | 10,305 | 8,607 | |||||||||
| 関係会社株式 | 55,108 | 55,108 | |||||||||
| 関係会社出資金 | 3,309 | 3,309 | |||||||||
| 関係会社長期貸付金 | 1,100 | 1,100 | |||||||||
| 長期前払費用 | 9,003 | 22,632 | |||||||||
| 繰延税金資産 | 11,421 | 13,272 | |||||||||
| 敷金及び保証金 | 4,254 | 4,946 | |||||||||
| その他 | 338 | 337 | |||||||||
| 貸倒引当金 | △142 | △143 | |||||||||
| 投資その他の資産合計 | 94,696 | 109,168 | |||||||||
| 固定資産合計 | 145,967 | 202,468 | |||||||||
| 資産合計 | 733,295 | 797,199 | |||||||||
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | ||||||||||
| 負債の部 | |||||||||||
| 流動負債 | |||||||||||
| 買掛金 | ※1 43,463 | ※1 38,997 | |||||||||
| リース債務 | 0 | 6 | |||||||||
| 未払金 | 242 | 2,818 | |||||||||
| 未払費用 | ※1 39,622 | ※1 46,185 | |||||||||
| 未払法人税等 | 20,043 | 20,081 | |||||||||
| 未払消費税等 | 671 | 3,689 | |||||||||
| 預り金 | ※1 1,262 | ※1 1,993 | |||||||||
| 賞与引当金 | 5,818 | 6,994 | |||||||||
| 役員賞与引当金 | 234 | 120 | |||||||||
| 売上割戻引当金 | 1,891 | 2,488 | |||||||||
| 環境対策引当金 | 24 | - | |||||||||
| 資産除去債務 | 7 | - | |||||||||
| 設備関係未払金 | 2,502 | 1,984 | |||||||||
| その他 | 1,841 | 2,880 | |||||||||
| 流動負債合計 | 117,621 | 128,235 | |||||||||
| 固定負債 | |||||||||||
| リース債務 | 0 | 1 | |||||||||
| 退職給付引当金 | 3,096 | 5,365 | |||||||||
| 役員退職慰労引当金 | 598 | 598 | |||||||||
| 資産除去債務 | 1,379 | 1,421 | |||||||||
| その他 | 664 | 49 | |||||||||
| 固定負債合計 | 5,737 | 7,434 | |||||||||
| 負債合計 | 123,358 | 135,669 | |||||||||
| 純資産の部 | |||||||||||
| 株主資本 | |||||||||||
| 資本金 | 73,202 | 73,202 | |||||||||
| 資本剰余金 | |||||||||||
| 資本準備金 | 93,050 | 93,050 | |||||||||
| その他資本剰余金 | 381 | 983 | |||||||||
| 資本剰余金合計 | 93,431 | 94,033 | |||||||||
| 利益剰余金 | |||||||||||
| 利益準備金 | 6,480 | 6,480 | |||||||||
| その他利益剰余金 | |||||||||||
| 固定資産圧縮積立金 | 709 | 693 | |||||||||
| 別途積立金 | 149,220 | 149,220 | |||||||||
| 繰越利益剰余金 | 309,760 | 361,302 | |||||||||
| 利益剰余金合計 | 466,169 | 517,695 | |||||||||
| 自己株式 | △30,233 | △29,190 | |||||||||
| 株主資本合計 | 602,569 | 655,740 | |||||||||
| 評価・換算差額等 | |||||||||||
| その他有価証券評価差額金 | 5,359 | 4,296 | |||||||||
| 繰延ヘッジ損益 | 281 | 57 | |||||||||
| 評価・換算差額等合計 | 5,640 | 4,352 | |||||||||
| 新株予約権 | 1,728 | 1,438 | |||||||||
| 純資産合計 | 609,937 | 661,530 | |||||||||
| 負債純資産合計 | 733,295 | 797,199 | |||||||||
②【損益計算書】
| (単位:百万円) | |||||||||||
| 前事業年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | 当事業年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) | ||||||||||
| 売上高 | ※1 526,052 | ※1 571,740 | |||||||||
| 売上原価 | ※1 255,245 | ※1 264,430 | |||||||||
| 売上総利益 | 270,807 | 307,310 | |||||||||
| 販売費及び一般管理費 | ※1,※2 184,224 | ※1,※2 197,744 | |||||||||
| 営業利益 | 86,583 | 109,566 | |||||||||
| 営業外収益 | |||||||||||
| 受取利息及び受取配当金 | ※1 1,955 | ※1 497 | |||||||||
| その他 | ※1 4,773 | ※1 4,453 | |||||||||
| 営業外収益合計 | 6,728 | 4,951 | |||||||||
| 営業外費用 | |||||||||||
| 支払利息 | ※1 4 | ※1 3 | |||||||||
| その他 | ※1 1,534 | ※1 720 | |||||||||
| 営業外費用合計 | 1,538 | 723 | |||||||||
| 経常利益 | 91,772 | 113,794 | |||||||||
| 特別利益 | |||||||||||
| 固定資産売却益 | 1 | 1 | |||||||||
| 投資有価証券売却益 | - | 2,163 | |||||||||
| 訴訟関連益 | 1,003 | - | |||||||||
| 子会社清算益 | 11 | - | |||||||||
| 特別利益合計 | 1,015 | 2,164 | |||||||||
| 特別損失 | |||||||||||
| 減損損失 | 44 | - | |||||||||
| 移転価格税制調整金 | ※3 1,706 | ※3 3,212 | |||||||||
| 投資有価証券評価損 | 216 | 159 | |||||||||
| 子会社清算損 | 24 | - | |||||||||
| 環境対策引当金繰入額 | 13 | - | |||||||||
| 特別損失合計 | 2,002 | 3,371 | |||||||||
| 税引前当期純利益 | 90,786 | 112,587 | |||||||||
| 法人税、住民税及び事業税 | 28,427 | 31,379 | |||||||||
| 法人税等調整額 | △7,365 | △5,321 | |||||||||
| 法人税等合計 | 21,062 | 26,058 | |||||||||
| 当期純利益 | 69,723 | 86,529 | |||||||||
【製造原価明細書】
| 前事業年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | 当事業年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | ||||||
| 区分 | 注記番号 | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | ||
| Ⅰ 原材料費 | 46,863 | 20.1 | 60,664 | 24.4 | |||
| Ⅱ 労務費 | ※1 | 1,458 | 0.6 | 1,709 | 0.7 | ||
| Ⅲ 経費 | |||||||
| 外注加工費 | 182,064 | 184,127 | |||||
| 減価償却費 | 77 | 33 | |||||
| その他 | 3,236 | 185,377 | 79.3 | 2,528 | 186,688 | 75.0 | |
| 当期総製造費用 | 233,697 | 100.0 | 249,060 | 100.0 | |||
| 当期製品製造原価 | 233,697 | 249,060 | |||||
(脚注)
前事業年度及び当事業年度の原価計算の方法は、組別工程別総合原価計算(標準原価計算)であります。
※1 労務費のうち引当金繰入額は次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日)(百万円) | 当事業年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日)(百万円) | |||
|---|---|---|---|---|
| 賞与引当金繰入額 | 196 | 250 | ||
| 退職給付費用 | 107 | 113 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 株主資本 | |||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 固定資産圧縮積立金 | 別途積立金 | 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 72,967 | 92,815 | 348 | 93,163 | 6,480 | 725 | 149,220 | 270,075 | 426,500 |
| 当期変動額 | |||||||||
| 新株の発行 | 235 | 235 | 235 | ||||||
| 固定資産圧縮積立金の取崩 | △16 | 16 | - | ||||||
| 剰余金の配当 | △30,055 | △30,055 | |||||||
| 当期純利益 | 69,723 | 69,723 | |||||||
| 自己株式の取得 | |||||||||
| 自己株式の処分 | 321 | 321 | |||||||
| 自己株式の消却 | △288 | △288 | |||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||||||
| 当期変動額合計 | 235 | 235 | 33 | 268 | - | △16 | - | 39,685 | 39,669 |
| 当期末残高 | 73,202 | 93,050 | 381 | 93,431 | 6,480 | 709 | 149,220 | 309,760 | 466,169 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 新株予約権 | 純資産合計 | ||||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 繰延ヘッジ損益 | 評価・換算差額等合計 | |||
| 当期首残高 | △31,413 | 561,217 | 4,128 | 3,574 | 7,702 | 1,837 | 570,756 |
| 当期変動額 | |||||||
| 新株の発行 | 470 | 470 | |||||
| 固定資産圧縮積立金の取崩 | - | - | |||||
| 剰余金の配当 | △30,055 | △30,055 | |||||
| 当期純利益 | 69,723 | 69,723 | |||||
| 自己株式の取得 | △20 | △20 | △20 | ||||
| 自己株式の処分 | 913 | 1,233 | 1,233 | ||||
| 自己株式の消却 | 288 | - | - | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 1,231 | △3,293 | △2,062 | △109 | △2,171 | ||
| 当期変動額合計 | 1,180 | 41,351 | 1,231 | △3,293 | △2,062 | △109 | 39,181 |
| 当期末残高 | △30,233 | 602,569 | 5,359 | 281 | 5,640 | 1,728 | 609,937 |
当事業年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||||||
| 株主資本 | |||||||||
| 資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | |||||||
| 資本準備金 | その他資本剰余金 | 資本剰余金合計 | 利益準備金 | その他利益剰余金 | 利益剰余金合計 | ||||
| 固定資産圧縮積立金 | 別途積立金 | 繰越利益剰余金 | |||||||
| 当期首残高 | 73,202 | 93,050 | 381 | 93,431 | 6,480 | 709 | 149,220 | 309,760 | 466,169 |
| 当期変動額 | |||||||||
| 固定資産圧縮積立金の取崩 | △16 | 16 | - | ||||||
| 剰余金の配当 | △35,003 | △35,003 | |||||||
| 当期純利益 | 86,529 | 86,529 | |||||||
| 自己株式の取得 | |||||||||
| 自己株式の処分 | 602 | 602 | |||||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | |||||||||
| 当期変動額合計 | - | - | 602 | 602 | - | △16 | - | 51,542 | 51,526 |
| 当期末残高 | 73,202 | 93,050 | 983 | 94,033 | 6,480 | 693 | 149,220 | 361,302 | 517,695 |
| 株主資本 | 評価・換算差額等 | 新株予約権 | 純資産合計 | ||||
| 自己株式 | 株主資本合計 | その他有価証券評価差額金 | 繰延ヘッジ損益 | 評価・換算差額等合計 | |||
| 当期首残高 | △30,233 | 602,569 | 5,359 | 281 | 5,640 | 1,728 | 609,937 |
| 当期変動額 | |||||||
| 固定資産圧縮積立金の取崩 | - | - | |||||
| 剰余金の配当 | △35,003 | △35,003 | |||||
| 当期純利益 | 86,529 | 86,529 | |||||
| 自己株式の取得 | △20 | △20 | △20 | ||||
| 自己株式の処分 | 1,064 | 1,666 | 1,666 | ||||
| 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | △1,064 | △225 | △1,288 | △289 | △1,578 | ||
| 当期変動額合計 | 1,044 | 53,171 | △1,064 | △225 | △1,288 | △289 | 51,593 |
| 当期末残高 | △29,190 | 655,740 | 4,296 | 57 | 4,352 | 1,438 | 661,530 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
満期保有目的の債券
…償却原価法(定額法)
子会社株式及び関連会社株式
…移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
…期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価法
(2)デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法
(3)たな卸資産の評価基準及び評価方法
通常の販売目的で保有するたな卸資産
…主として総平均法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定) 2.固定資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)…定率法
無形固定資産(リース資産を除く)…定額法
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
リース資産…リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
売上債権等の貸倒れによる損失に備えて、一般債権については、貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員賞与の支給に備えて、当事業年度の負担する支給見込額を計上しております。
(3)役員賞与引当金
役員賞与の支給に備えて、当事業年度の負担する支給見込額を計上しております。
(4)売上割戻引当金
売上割戻金の支出に備えて、売上高を基準とした当事業年度の負担する見込額を計上しております。
(5)環境対策引当金
環境対策を目的とした支出に備えて、当事業年度末における見込額を計上しております。
(6)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えて、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
なお、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
過去勤務費用は、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10年)による定率法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(10年)による定率法により按分した額をそれぞれ発生時の翌事業年度から費用処理しております。
(7)役員退職慰労引当金
当社は役員退職慰労金制度を廃止しておりますが、制度廃止までの在任期間に対応する退職慰労金相当額を計上しております。 4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)繰延資産の処理の方法
株式交付費は、支出時に全額費用として処理しております。
(2)ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…為替予約取引
ヘッジ対象…外貨建予定取引及び外貨建債権債務
ヘッジ方針
外貨建取引に係るヘッジ取引は、社内管理規程に基づき、為替変動に伴うキャッシュ・フロー変動リスクのヘッジを目的として行っております。
ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動の累計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。
(3)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(4)退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(貸借対照表関係)
※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示されたものを除く)
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | |||
| 短期金銭債権 | 38,879 | 百万円 | 45,857 | 百万円 |
| 短期金銭債務 | 12,792 | 13,133 | ||
2 偶発債務(保証債務)
従業員の金融機関借入金(住宅資金)に対する債務保証
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | ||
| 39 | 百万円 | 19 | 百万円 |
3 コミットメントライン契約
当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引金融機関8行(前事業年度は9行)とコミットメントライン契約を締結しております。この契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | |||
| コミットメントラインの総額 | 40,000 | 百万円 | 40,000 | 百万円 |
| 借入実行残高 | - | - | ||
| 差引額 | 40,000 | 40,000 | ||
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
| 前事業年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | 当事業年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | ||||
| 営業取引による取引高 | |||||
| 売上高 | 5,815 | 百万円 | 5,669 | 百万円 | |
| 仕入高 | 188,827 | 196,534 | |||
| 原材料有償支給高 | 116,273 | 127,681 | |||
| 営業取引以外の取引による取引高 | 5,745 | 4,151 | |||
※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度8%、当事業年度8%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度92%、当事業年度92%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2017年1月1日至 2017年12月31日) | 当事業年度(自 2018年1月1日至 2018年12月31日) | ||||
| 給料及び手当 | 31,606 | 百万円 | 32,300 | 百万円 | |
| 研究開発費 | 77,199 | 84,818 | |||
※3 移転価格税制調整金
当社は、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの取引において、日本及びスイス両税務当局に対し、独立企業間価格の算定方法等に関する事前確認を申請しておりましたが、2017年第1四半期に、2016年から2020年の各事業年度において、当社の課税所得を一定額減額して、ロシュの課税所得を同等額増額すること、必要な場合には2021年に追加的調整を行うこと、とする旨などの合意通知書を受領いたしました。
これにより、両社間でのライセンス契約の取決めに基づき、当社で減額される法人税等の一部を、ロシュにおいて納付すると見込まれる税額等としてロシュへ支払うこととし、移転価格税制調整金3,212百万円を計上しております。
(有価証券関係)
前事業年度(2017年12月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式55,048百万円、関連会社株式60百万円)は、市場価値がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
当事業年度(2018年12月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式55,048百万円、関連会社株式60百万円)は、市場価値がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | ||||
| 繰延税金資産 | |||||
| 税務上の前払費用額 | 13,873 | 百万円 | 17,031 | 百万円 | |
| 税務上の繰延資産償却限度超過額 | 6,621 | 7,545 | |||
| 税務上の貯蔵品額 | 4,741 | 4,986 | |||
| 退職給付引当金否認額 | 3,284 | 3,651 | |||
| 固定資産減価償却限度超過額 | 2,402 | 2,399 | |||
| 賞与引当金否認額 | 1,807 | 2,155 | |||
| 未払事業税及び未払地方法人特別税否認額 | 1,088 | 1,329 | |||
| 売上割戻引当金否認額 | 582 | 761 | |||
| 有価証券評価損否認額 | 435 | 483 | |||
| 資産除去債務 | 424 | 435 | |||
| 役員退職慰労引当金否認額 | 183 | 183 | |||
| 減損損失 | 23 | 19 | |||
| その他 | 8,338 | 8,143 | |||
| 繰延税金資産小計 | 43,801 | 49,120 | |||
| 評価性引当額 | △950 | △957 | |||
| 繰延税金資産合計 | 42,851 | 48,163 | |||
| 繰延税金負債 | |||||
| その他有価証券評価差額金 | △2,359 | △1,875 | |||
| 固定資産圧縮記帳積立金 | △312 | △305 | |||
| 繰延ヘッジ損益 | △125 | △30 | |||
| その他 | △61 | △59 | |||
| 繰延税金負債合計 | △2,857 | △2,268 | |||
| 繰延税金資産の純額 | 39,995 | 45,895 | |||
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
| 前事業年度(2017年12月31日) | 当事業年度(2018年12月31日) | ||||
| 法定実効税率 | 30.8 | % | 30.8 | % | |
| (調整) | |||||
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.3 | 0.2 | |||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △0.6 | △0.0 | |||
| 住民税均等割額 | 0.1 | 0.1 | |||
| 試験研究費特別税額控除額 | △6.2 | △5.8 | |||
| 移転価格税制関連 | △5.1 | △2.4 | |||
| その他 | 4.0 | 0.4 | |||
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 23.2 | 23.1 | |||
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
| 区分 | 資産の種類 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期償却額 | 当期末残高 | 減価償却累計額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | 建物 | 23,829 | 2,476 | 40 | 2,429 | 23,837 | 49,378 |
| 構築物 | 797 | 105 | 7 | 78 | 818 | 3,845 | |
| 機械及び装置 | 1,123 | 423 | 3 | 419 | 1,124 | 22,553 | |
| 車両運搬具 | 5 | 2 | - | 2 | 4 | 88 | |
| 工具、器具及び備品 | 5,089 | 2,871 | 20 | 3,008 | 4,932 | 36,470 | |
| 土地 | 9,147 | 43,040 | - | - | 52,187 | - | |
| リース資産 | 1 | 11 | 0 | 5 | 7 | 5 | |
| 建設仮勘定 | 6,658 | 46,493 | 49,055 | - | 4,096 | - | |
| 計 | 46,649 | 95,422 | 49,125 | 5,941 | 87,005 | 112,339 | |
| 無形固定資産 | ソフトウエア | 2,208 | 1,901 | - | 739 | 3,370 | - |
| その他 | 2,415 | 2,725 | 1,921 | 294 | 2,925 | - | |
| 計 | 4,623 | 4,626 | 1,921 | 1,033 | 6,295 | - |
(注)重要な増加
土地 横浜市戸塚区の事業用地購入 43,040百万円
【引当金明細表】
(単位:百万円)
| 科目 | 当期首残高 | 当期増加額 | 当期減少額 | 当期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 貸倒引当金 | 142 | 143 | 142 | 143 |
| 賞与引当金 | 5,818 | 6,994 | 5,818 | 6,994 |
| 役員賞与引当金 | 234 | 120 | 234 | 120 |
| 売上割戻引当金 | 1,891 | 2,488 | 1,891 | 2,488 |
| 環境対策引当金 | 24 | - | 24 | - |
| 退職給付引当金 | 3,096 | 4,588 | 2,320 | 5,365 |
| 役員退職慰労引当金 | 598 | - | - | 598 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
① 重要な訴訟事件等
当社の重要な訴訟事件等に関しては、「1連結財務諸表等 (2)[その他] ②重要な訴訟事件等」をご参照ください。
第6【提出会社の株式事務の概要】
| 事業年度 | 毎年1月1日から12月31日まで |
|---|---|
| 定時株主総会 | 3月中 |
| 基準日 | 12月31日 |
| 剰余金の配当の基準日 | 6月30日 / 12月31日 |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 単元未満株式の買取り・売渡し | |
| 取扱場所 | (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部 |
| 株主名簿管理人 | (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社 |
| 取次所 | ―――――― |
| 買取・売渡手数料 | 無料 |
| 公告掲載方法 | 電子公告により行う。ただし、電子公告によることができない事故その他のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。公告掲載URL https://www.chugai-pharm.co.jp/ir |
| 株主に対する特典 | 該当事項はありません。 |
(注)単元未満株主の権利
当社では、単元未満株主の権利を制限できる旨を、以下のように定款に定めております。
第9条(単元未満株式についての権利)
当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
(4)次条に規定する請求をする権利
第10条(単元未満株主の売渡請求)
当会社の株主は、株式取扱規則に定めるところにより、その有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売渡すことを当会社に請求することができる。
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社の金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等は、ロシュ・ホールディング・リミテッドであります。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(2017年)(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)2018年3月22日関東財務局長に提出
(2)有価証券報告書の訂正報告書及び確認書
2018年7月27日関東財務局長に提出
事業年度(2017年)(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)の有価証券報告書に係る訂正報告書であります。
(3)内部統制報告書及びその添付書類
2018年3月22日関東財務局長に提出
(4)四半期報告書及び確認書
(2018年第1四半期)(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)2018年4月27日関東財務局長に提出
(2018年第2四半期)(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)2018年7月27日関東財務局長に提出
(2018年第3四半期)(自 2018年7月1日 至 2018年9月30日)2018年10月26日関東財務局長に提出
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2019年3月28日
中外製薬株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 大谷 秋洋 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 染葉 真史 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 永峯 輝一 | ㊞ |
|---|
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている中外製薬株式会社の2018年1月1日から2018年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結財政状態計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結持分変動計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則第93条の規定により国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、国際会計基準に準拠して、中外製薬株式会社及び連結子会社の2018年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、中外製薬株式会社の2018年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、中外製薬株式会社が2018年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書
2019年3月28日
中外製薬株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 大谷 秋洋 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 染葉 真史 | ㊞ |
|---|
| 指定有限責任社員業務執行社員 | 公認会計士 | 永峯 輝一 | ㊞ |
|---|
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている中外製薬株式会社の2018年1月1日から2018年12月31日までの2018年事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、中外製薬株式会社の2018年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。