【表紙】
| 【提出書類】 | 四半期報告書 |
| 【根拠条文】 | 金融商品取引法第24条の4の7第1項 |
| 【提出先】 | 関東財務局長 |
| 【提出日】 | 2017年11月8日 |
| 【四半期会計期間】 | 第11期第2四半期(自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) |
| 【会社名】 | 田辺三菱製薬株式会社 |
| 【英訳名】 | Mitsubishi Tanabe Pharma Corporation |
| 【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 三津家 正之 |
| 【本店の所在の場所】 | 大阪市中央区道修町三丁目2番10号 |
| 【電話番号】 | (06)6205-5085 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理財務部長 土井 敏秀 |
| 【最寄りの連絡場所】 | 大阪市中央区道修町三丁目2番10号 |
| 【電話番号】 | (06)6205-5085 |
| 【事務連絡者氏名】 | 経理財務部長 土井 敏秀 |
| 【縦覧に供する場所】 | 田辺三菱製薬株式会社 東京本社 (東京都中央区日本橋小網町17番10号) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2 売上収益には、消費税等は含まれておりません。
3 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4 第11期第2四半期より、基本的1株当たり四半期(当期)利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、「役員報酬BIP信託」が保有する当社株式を含めております。
5 上記指標は、国際財務報告基準(IFRS)により作成された要約四半期連結財務諸表および連結財務諸表に基づいております。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありません。なお、主要な関係会社における異動は、次のとおりであります。
当社は、当第2四半期連結会計期間において、株式会社BIKENの株式を取得し、同社を新たに持分法適用の範囲に含めております。
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約は、次のとおりであります。
(NeuroDerm Ltd.の買収)
当社は、NeuroDerm Ltd.を完全子会社とするための買収手続開始について、2017年7月24日付けで、同社と合意しました。
当該買収手続きについては、同年10月18日付けで完了しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 13. 後発事象」に記載しております。
また、当社は、株式会社ステリック再生医科学研究所(以下「ステリック社」)を買収することについて、2017年11月1日付けで、株式譲渡契約を締結しました。なお、当社による買収に先立って、ステリック社は、「腸疾患関連事業」と「その他事業」の分割を予定しており、本件買収は、当該分割後の腸疾患関連事業会社としてのステリック社を対象としております。
(1)買収の目的
ステリック社は腸疾患関連の開発パイプラインとして、STNM01(糖硫酸転移酵素15(CHST15)阻害siRNA、二本鎖RNA製剤)を有しています。STNM01は内視鏡下で粘膜下注射により投与される核酸医薬品で、既存治療で効果不十分な患者さんを対象に想定しています。潰瘍性大腸炎およびクローン病を適応症とした開発をドイツ(適応症:潰瘍性大腸炎、開発ステージ:前期第2相臨床試験 終了)および日本(適応症:クローン病、開発ステージ:第1相臨床試験 終了)で進めています。
当社は、持続的成長基盤の構築をめざして米国事業展開を進めており、中枢神経系疾患領域と自己免疫疾患領域を戦略領域として、米国における製品ラインアップを構築することを最重要経営課題のひとつとして取り組んでいます。その成果として、中枢神経系疾患領域では、2017年8月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を適応症として「ラジカヴァ」(RADICAVA、日本製品名:ラジカット)を発売し、2017年10月にニューロダーム社買収により、パーキンソン病治療薬ND0612を初めとするパイプラインを獲得しました。本買収により、自己免疫疾患領域にSTNM01が、将来の米国展開製品として、パイプラインの一つに加わります。
(2)対象会社の概要
① 名称 株式会社ステリック再生医科学研究所
② 所在地 東京都港区
③ 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 米山 博之
④ 事業内容 医薬品の研究・開発
⑤ 資本金 948,475,000円
(3)支払対価
買収完了時に契約一時金35億円をステリック社の株主に支払います。さらに、米国での開発の進捗に応じて、最大で84億円を追加で支払う可能性があります。
3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループは、IFRSの適用にあたり、会社の経常的な収益性を示す段階利益として「コア営業利益」を導入し、経営管理等の重要指標と位置付けております。「コア営業利益」は、営業利益から当社グループが定める非経常的な要因による損益(以下、非経常項目)を除外したものです。非経常項目として、事業譲渡による収益、構造改革費用、製品に係る無形資産の減損損失、災害による損失等を想定しております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年9月30日)の連結業績は以下のとおりとなりました。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 売上収益 | 204,115 | 213,356 | +9,241 | +4.5% |
| コア営業利益 | 47,953 | 39,725 | △8,228 | △17.2% |
| 営業利益 | 47,816 | 36,857 | △10,959 | △22.9% |
| 税引前四半期利益 | 49,402 | 37,577 | △11,825 | △23.9% |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 36,297 | 29,828 | △6,469 | △17.8% |
<研究開発費>
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 研究開発費 | 30,327 | 36,379 | +6,052 | +20.0% |
①売上収益
売上収益は、前年同期比+4.5%、92億円増収の2,133億円となりました。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 医薬品事業 | 204,115 | 213,356 | +9,241 | +4.5% |
| 国内医療用医薬品 | 151,994 | 157,299 | +5,305 | +3.5% |
| 海外医療用医薬品 | 10,672 | 13,997 | +3,325 | +31.2% |
| ロイヤリティ収入等 | 38,510 | 39,637 | +1,127 | +2.9% |
| 一般用医薬品 | 1,944 | 2,168 | +224 | +11.5% |
| その他 | 995 | 255 | △740 | △74.4% |
・国内医療用医薬品は、関節リウマチ治療剤「シンポニー」、2型糖尿病治療剤「テネリア」、同「カナグル」等の重点品の売上が伸長し、前年同期比3.5%増収の1,572億円となりました。
・海外医療用医薬品は、米国におけるALS治療薬「ラジカヴァ」の発売や為替影響などにより、前年同期比31.2%増収の139億円となりました。
・ロイヤリティ収入等は、ヤンセンファーマシューティカルズ社に導出した2型糖尿病治療剤「インヴォカナ」および同剤とメトホルミンの合剤に係るロイヤリティは減少したものの、ノバルティス社に導出した多発性硬化症治療剤「ジレニア」に係るロイヤリティ収入の伸長に加え、導出に係る一時的な収益の計上や円安による為替影響もあり、前年同期比2.9%増収の396億円となりました。
②コア営業利益
コア営業利益は、売上収益は増収となったものの、研究開発費の増加や米国販売子会社ミツビシ タナベ ファーマ アメリカ社における販売費及び一般管理費の増加などにより、前年同期比△17.2%、82億円減益の397億円となりました。
③営業利益
営業利益は、前年同期比△22.9%、109億円減益の368億円となりました。
コア営業利益において除外された非経常項目は、製造子会社である株式会社バイファの事業終息等の構造改革費用や、開発中止に伴う無形資産の減損損失などであります。
④税引前四半期利益・親会社の所有者に帰属する四半期利益
税引前四半期利益は、営業利益の減益に加え、受取利息や為替差益など金融収益の減少もあり、前年同期比△23.9%、118億円減益の375億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比△17.8%、64億円減益の298億円となりました。
(2)財政状態の状況
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度末 (2017年3月末) | 当第2四半期 連結会計期間末 (2017年9月末) | 増減 | |
| 非流動資産 | 300,778 | 331,292 | +30,514 |
| 流動資産 | 683,759 | 687,766 | +4,007 |
| 資産合計 | 984,537 | 1,019,058 | +34,521 |
| 負債 | 113,107 | 124,355 | +11,248 |
| 資本 | 871,430 | 894,703 | +23,273 |
| 負債及び資本合計 | 984,537 | 1,019,058 | +34,521 |
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前期末比345億円増加の1兆190億円となりました。前期末と比較した連結財政状態計算書上の主な変動要因は以下のとおりです。
・非流動資産は、持分法適用会社とした株式会社BIKENの株式取得、製品に係る無形資産の増加および退職給付に係る資産の増加などにより、前期末比305億円増加の3,312億円となりました。
・流動資産は、現金及び現金同等物や営業債権の増加、その他の金融資産の減少などにより、前期末比40億円増加の6,877億円となりました。
・負債は、未払法人所得税の増加等により、前期末比112億円増加の1,243億円となりました。
・資本は、四半期利益の計上および年金資産の公正価値評価による増加、剰余金の配当による減少などにより、前期末比232億円増加の8,947億円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
| (単位:百万円) |
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは1,430億円の収入となり、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は2,561億円となりました。
・営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税の支払額39億円などの支出要因を税引前四半期利益375億円などの収入要因が上回り、297億円の収入となりました。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還などにより、1,263億円の収入となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより、135億円の支出となりました。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は363億円となり、売上収益に対する比率は17.1%となりました。当第2四半期連結累計期間の主な臨床開発活動の進捗状況は、以下のとおりです。
承認取得
・2017年5月、MCI-186(エダラボン/米国製品名:ラジカヴァ、国内製品名:ラジカット)の筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis:ALS)について、米国で承認を取得しました。
・2017年5月、「レミケード」のクローン病における用法・用量の変更(投与間隔の短縮)について、日本で承認を取得しました。
・2017年7月、MT-2412(DPP-4阻害剤「テネリア」とSGLT2阻害剤「カナグル」の合剤/国内製品名:カナリア配合錠)の2型糖尿病について、日本で承認を取得しました。
承認申請
・2017年8月、TA-7284(カナグリフロジン/国内製品名:カナグル)の2型糖尿病について、インドネシアで申請しました。
臨床試験の開始
・2017年8月、MT-5199(小胞モノアミントランスポーター2阻害剤)の遅発性ジスキネジアについて、第2/3相臨床試験を日本で開始しました。
・2017年8月、MT-2271(植物由来VLPワクチン)の季節性インフルエンザの予防について、第3相臨床試験を米国、欧州、カナダ他で開始しました。
・2017年8月、MT-8554の糖尿病性末梢神経障害に伴う疼痛について、第2相臨床試験を欧州で開始しました。
なお、2017年11月、MT-5547(完全ヒト型抗ヒトNGFモノクローナル抗体)の変形性関節症について、第2/3相臨床試験を日本で開始しました。
導出品の状況
・2017年4月、MT-4580(カルシウム受容体作動剤)の維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症について、導出先の協和発酵キリン株式会社が日本で申請しました。
なお、TA-7284(カナグリフロジン/米国製品名:インヴォカナ)の心血管疾患の既往がある、または心血管疾患リスクがある2型糖尿病における死亡リスク低減(CANVAS/CANVAS-R)について、導出先のヤンセンファーマシューティカルズ社が2017年9月に米国で、2017年10月に欧州で申請しました。
また、2017年10月、MT-4580の副甲状腺がんおよび原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症について、導出先の協和発酵キリン株式会社が第3相臨床試験を日本で開始しました。
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
| 種類 | 発行可能株式総数(株) |
| 普通株式 | 2,000,000,000 |
| 計 | 2,000,000,000 |
②【発行済株式】
| 種類 | 第2四半期会計期間末現在発行数(株) (2017年9月30日) | 提出日現在 発行数(株) (2017年11月8日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
| 普通株式 | 561,417,916 | 561,417,916 | 東京証券取引所 (市場第一部) | 単元株式数100株 |
| 計 | 561,417,916 | 561,417,916 | - | - |
(2)【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
| 年月日 | 発行済株式総数増減数 (株) | 発行済株式総数残高 (株) | 資本金増減額(百万円) | 資本金残高 (百万円) | 資本準備金増減額(百万円) | 資本準備金残高(百万円) |
| 2017年7月1日~ 2017年9月30日 | - | 561,417,916 | - | 50,000 | - | 48,036 |
(6)【大株主の状況】
(注)1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5)、日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9)の所有株式数は、すべて信託業務に係るものであります。
2 「発行済株式総数に対する所有株式数の割合」は、小数第三位を四捨五入しております。
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
| 2017年9月30日現在 |
| 区分 | 株式数(株) | 議決権の数(個) | 内容 |
| 無議決権株式 | - | - | - |
| 議決権制限株式(自己株式等) | - | - | - |
| 議決権制限株式(その他) | - | - | - |
| 完全議決権株式(自己株式等) | (自己保有株式) 普通株式 430,200 | - | - |
| 完全議決権株式(その他) | 普通株式 560,880,700 | 5,608,807 | - |
| 単元未満株式 | 普通株式 107,016 | - | - |
| 発行済株式総数 | 561,417,916 | - | - |
| 総株主の議決権 | - | 5,608,807 | - |
(注)1 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式86株が含まれております。
2 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式が211,100株(議決権の数2,111個)含まれております。
②【自己株式等】
| 2017年9月30日現在 |
| 所有者の氏名又は名称 | 所有者の住所 | 自己名義所有株式数(株) | 他人名義所有株式数(株) | 所有株式数の合計(株) | 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
| (自己保有株式) | |||||
| 田辺三菱製薬株式会社 | 大阪市中央区道修町 三丁目2番10号 | 430,200 | - | 430,200 | 0.08 |
| 計 | - | 430,200 | - | 430,200 | 0.08 |
(注) 上記には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式は含まれておりません。
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第2四半期累計期間における役員の異動は、次のとおりであります。
役職の異動
| 役名 | 氏名 | 新職名 | 旧職名 | 異動年月日 |
| 取締役 常務執行役員 | 田中 崇嗣 | 製薬本部長 | 製薬本部長 JV準備室担当 | 2017年9月1日 |
第4【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準(以下、IAS)第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2017年7月1日から2017年9月30日まで)および第2四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | ||
| 売上収益 | 204,115 | 213,356 | ||
| 売上原価 | 78,353 | 84,501 | ||
| 売上総利益 | 125,762 | 128,855 | ||
| 販売費及び一般管理費 | 46,686 | 51,455 | ||
| 研究開発費 | 30,327 | 36,379 | ||
| 製品に係る無形資産償却費 | 737 | 1,054 | ||
| その他の収益 | 6 | 647 | 266 | |
| その他の費用 | 7 | 857 | 3,391 | |
| 持分法による投資利益 | 14 | 15 | ||
| 営業利益 | 47,816 | 36,857 | ||
| 金融収益 | 11 | 1,881 | 1,226 | |
| 金融費用 | 11 | 295 | 506 | |
| 税引前四半期利益 | 49,402 | 37,577 | ||
| 法人所得税 | 14,177 | 9,328 | ||
| 四半期利益 | 35,225 | 28,249 | ||
| 四半期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者持分 | 36,297 | 29,828 | ||
| 非支配持分 | △1,072 | △1,579 | ||
| 四半期利益 | 35,225 | 28,249 | ||
| 1株当たり四半期利益 | ||||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 8 | 64.70 | 53.18 | |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 8 | - | - |
【第2四半期連結会計期間】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結会計期間 (自 2016年7月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) | ||
| 売上収益 | 98,622 | 105,648 | ||
| 売上原価 | 38,315 | 41,939 | ||
| 売上総利益 | 60,307 | 63,709 | ||
| 販売費及び一般管理費 | 25,099 | 27,034 | ||
| 研究開発費 | 15,820 | 18,289 | ||
| 製品に係る無形資産償却費 | 368 | 527 | ||
| その他の収益 | 156 | 139 | ||
| その他の費用 | 572 | 2,198 | ||
| 持分法による投資利益 | 5 | 7 | ||
| 営業利益 | 18,609 | 15,807 | ||
| 金融収益 | 593 | 246 | ||
| 金融費用 | 94 | 474 | ||
| 税引前四半期利益 | 19,108 | 15,579 | ||
| 法人所得税 | 5,151 | 3,743 | ||
| 四半期利益 | 13,957 | 11,836 | ||
| 四半期利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者持分 | 14,394 | 12,847 | ||
| 非支配持分 | △437 | △1,011 | ||
| 四半期利益 | 13,957 | 11,836 | ||
| 1株当たり四半期利益 | ||||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 8 | 25.66 | 22.90 | |
| 希薄化後1株当たり四半期利益(円) | 8 | - | - |
(2)【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | ||
| 四半期利益 | 35,225 | 28,249 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| その他の包括利益を通じて測定する金融資産の 公正価値の純変動 | 11 | △2,948 | 1,235 | |
| 確定給付制度の再測定 | △682 | 3,704 | ||
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | △3,630 | 4,939 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △6,343 | 2,826 | ||
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の 純変動の有効部分 | △8 | 707 | ||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に 対する持分 | △36 | 12 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | △6,387 | 3,545 | ||
| 税引後その他の包括利益合計 | △10,017 | 8,484 | ||
| 四半期包括利益 | 25,208 | 36,733 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者持分 | 27,546 | 37,502 | ||
| 非支配持分 | △2,338 | △769 | ||
| 四半期包括利益 | 25,208 | 36,733 |
【第2四半期連結会計期間】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結会計期間 (自 2016年7月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) | ||
| 四半期利益 | 13,957 | 11,836 | ||
| その他の包括利益 | ||||
| 純損益に振り替えられることのない項目 | ||||
| その他の包括利益を通じて測定する金融資産の 公正価値の純変動 | △1,689 | 37 | ||
| 確定給付制度の再測定 | 1,539 | 1,307 | ||
| 純損益に振り替えられることのない項目合計 | △150 | 1,344 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目 | ||||
| 在外営業活動体の換算差額 | △1,260 | 1,897 | ||
| キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の 純変動の有効部分 | △17 | 707 | ||
| 持分法適用会社におけるその他の包括利益に 対する持分 | △28 | 19 | ||
| 純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 | △1,305 | 2,623 | ||
| 税引後その他の包括利益合計 | △1,455 | 3,967 | ||
| 四半期包括利益 | 12,502 | 15,803 | ||
| 四半期包括利益の帰属 | ||||
| 親会社の所有者持分 | 13,263 | 16,281 | ||
| 非支配持分 | △761 | △478 | ||
| 四半期包括利益 | 12,502 | 15,803 |
(3)【要約四半期連結財政状態計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前連結会計年度 (2017年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間 (2017年9月30日) | ||
| 資産 | ||||
| 非流動資産 | ||||
| 有形固定資産 | 85,836 | 83,551 | ||
| のれん | 80,328 | 80,764 | ||
| 無形資産 | 61,209 | 70,980 | ||
| 持分法で会計処理されている投資 | 9 | 245 | 16,421 | |
| その他の金融資産 | 11 | 51,623 | 50,888 | |
| 退職給付に係る資産 | 14,769 | 20,026 | ||
| その他の非流動資産 | 482 | 445 | ||
| 繰延税金資産 | 6,286 | 8,217 | ||
| 非流動資産合計 | 300,778 | 331,292 | ||
| 流動資産 | ||||
| 棚卸資産 | 79,168 | 78,164 | ||
| 営業債権 | 116,856 | 132,160 | ||
| その他の金融資産 | 11 | 354,255 | 201,656 | |
| その他の流動資産 | 9,183 | 7,799 | ||
| 現金及び現金同等物 | 113,215 | 256,186 | ||
| 小計 | 672,677 | 675,965 | ||
| 売却目的で保有する資産 | 10 | 11,082 | 11,801 | |
| 流動資産合計 | 683,759 | 687,766 | ||
| 資産合計 | 984,537 | 1,019,058 |
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前連結会計年度 (2017年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間 (2017年9月30日) | ||
| 負債及び資本 | ||||
| 負債 | ||||
| 非流動負債 | ||||
| 借入金 | 11 | 581 | 523 | |
| その他の金融負債 | 11 | 2,405 | 2,325 | |
| 退職給付に係る負債 | 1,092 | 1,618 | ||
| 引当金 | 7,890 | 7,646 | ||
| その他の非流動負債 | 5,576 | 5,782 | ||
| 繰延税金負債 | 7,156 | 7,706 | ||
| 非流動負債合計 | 24,700 | 25,600 | ||
| 流動負債 | ||||
| 借入金 | 11 | 127 | 120 | |
| 営業債務 | 35,741 | 36,088 | ||
| その他の金融負債 | 11 | 24,135 | 23,015 | |
| 未払法人所得税 | 4,815 | 15,343 | ||
| 引当金 | 86 | 410 | ||
| その他の流動負債 | 20,358 | 20,794 | ||
| 小計 | 85,262 | 95,770 | ||
| 売却目的で保有する資産に直接関連する負債 | 10 | 3,145 | 2,985 | |
| 流動負債合計 | 88,407 | 98,755 | ||
| 負債合計 | 113,107 | 124,355 | ||
| 資本 | ||||
| 資本金 | 50,000 | 50,000 | ||
| 資本剰余金 | 451,187 | 451,204 | ||
| 自己株式 | △496 | △1,044 | ||
| 利益剰余金 | 353,427 | 371,365 | ||
| その他の資本の構成要素 | 6,387 | 10,244 | ||
| 親会社の所有者に帰属する持分合計 | 860,505 | 881,769 | ||
| 非支配持分 | 10,925 | 12,934 | ||
| 資本合計 | 871,430 | 894,703 | ||
| 負債及び資本合計 | 984,537 | 1,019,058 |
(4)【要約四半期連結持分変動計算書】
| 前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) (単位:百万円) |
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
| 前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) (単位:百万円) |
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(単位:百万円)
(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 税引前四半期利益 | 49,402 | 37,577 | ||
| 減価償却費及び償却費 | 5,044 | 5,601 | ||
| 減損損失 | 13 | 1,107 | ||
| 受取利息及び受取配当金 | △1,374 | △664 | ||
| 持分法による投資利益(△は益) | △14 | △15 | ||
| 投資有価証券評価損 | - | 397 | ||
| 有形固定資産売却損益(△は益) | △187 | △2 | ||
| 営業債権の増減額(△は増加) | △5,262 | △14,593 | ||
| 棚卸資産の増減額(△は増加) | △95 | 994 | ||
| 営業債務の増減額(△は減少) | 3,731 | 36 | ||
| 引当金の増減額(△は減少) | △1,219 | 80 | ||
| 退職給付に係る資産の増減額(△は増加) | △442 | 148 | ||
| その他 | △2,736 | 2,393 | ||
| 小計 | 46,861 | 33,059 | ||
| 利息の受取額 | 997 | 251 | ||
| 配当金の受取額 | 474 | 450 | ||
| 利息の支払額 | △87 | △95 | ||
| 法人所得税の支払額 | △16,921 | △3,956 | ||
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 31,324 | 29,709 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 定期預金の預入による支出 | △616 | △131 | ||
| 定期預金の払戻による収入 | 117,591 | 53 | ||
| 有形固定資産の取得による支出 | △5,594 | △5,015 | ||
| 有形固定資産の売却による収入 | 578 | 64 | ||
| 無形資産の取得による支出 | △937 | △8,148 | ||
| 投資の取得による支出 | △121,636 | △178,000 | ||
| 投資の売却及び償還による収入 | 54,500 | 333,771 | ||
| 持分法で会計処理されている投資の取得による支出 | - | △16,149 | ||
| その他 | 28 | △125 | ||
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 43,914 | 126,320 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | ||||
| 自己株式の取得による支出 | △1 | △548 | ||
| 非支配株主からの払込による収入 | 1,617 | 2,902 | ||
| 配当金の支払額 | 12 | △13,464 | △15,707 | |
| その他 | △182 | △239 | ||
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △12,030 | △13,592 | ||
| 現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 | △1,716 | 591 | ||
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 61,492 | 143,028 | ||
| 売却目的で保有する資産への振替に伴う 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | - | △57 | ||
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 88,919 | 113,215 | ||
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 150,411 | 256,186 |
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
田辺三菱製薬株式会社(以下、当社)は日本に所在する企業であり、東京証券取引所市場第一部に上場しております。当社の登記している本社の住所は、ホームページ(http://www.mt-pharma.co.jp/)で開示しております。
本要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下、当社グループ)ならびにその関連会社および共同支配の取決めに対する持分から構成され、2017年9月30日を期末日としております。
当社グループは、主に医薬品事業を営んでおります。
なお、当社の親会社は株式会社三菱ケミカルホールディングスであります。
2.作成の基礎
(1)IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表規則」第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
(2)財務諸表の承認
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2017年11月8日に代表取締役社長三津家正之によって承認されております。
(3)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(4)表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。
(5)新基準書の早期適用
当社グループは、IFRS第9号「金融商品」(2009年11月公表、2014年7月改訂)を早期適用しております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の項目を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、各四半期における法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
(会計方針の追加)
株式に基づく報酬
当社グループは、当社取締役(社外取締役を除く)および執行役員に対する報酬制度として、持分決済型の株式報酬制度を採用しております。
持分決済型の株式報酬制度
持分決済型の株式報酬制度では、受領するサービスを付与日における資本性金融商品の公正価値で測定し、付与日から権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。
4.重要な会計上の見積り、判断および仮定
要約四半期連結財務諸表の作成にあたり、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積り、判断および仮定の設定を行っております。
会計上の見積りの結果は、その性質上、実際の結果とは異なる可能性があります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直され、会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識しております。
要約四半期連結財務諸表における主な会計上の判断、見積りおよび仮定は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
5.事業セグメント
当社グループは、「医薬品事業」の単一セグメントであるため、報告セグメント別の記載は省略しております。
6.その他の収益
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | |
| 固定資産賃貸料収入 | 123 | 125 |
| 有形固定資産の売却益 | 187 | 2 |
| その他 | 337 | 139 |
| 合計 | 647 | 266 |
7.その他の費用
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | |
| 構造改革費用(注) | 321 | 1,793 |
| 無形資産の減損損失 | - | 649 |
| 有形固定資産の減損損失 | 13 | 458 |
| 有形固定資産の除売却損 | 207 | 71 |
| その他 | 316 | 420 |
| 合計 | 857 | 3,391 |
(注)構造改革費用の内訳は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間:事業・構造改革に伴い発生した転籍加算金等であります。
当第2四半期連結累計期間:製造子会社である株式会社バイファにおける事業終息に向けた退職加算金や再就職支援費用等、およびジェネリック医薬品事業等の子会社である田辺製薬販売株式会社の株式譲渡等に伴う転籍加算金等であります。
8.1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益およびその算定基礎は、以下のとおりであります。
なお、希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
第2四半期連結累計期間
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | |
| 親会社の普通株主に帰属する四半期利益 | ||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 36,297 | 29,828 |
| 親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) | - | - |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円) | 36,297 | 29,828 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 560,988 | 560,927 |
| 1株当たり四半期利益 | ||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 64.70 | 53.18 |
第2四半期連結会計期間
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2016年7月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月1日 至 2017年9月30日) | |
| 親会社の普通株主に帰属する四半期利益 | ||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 14,394 | 12,847 |
| 親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) | - | - |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円) | 14,394 | 12,847 |
| 期中平均普通株式数(千株) | 560,988 | 560,882 |
| 1株当たり四半期利益 | ||
| 基本的1株当たり四半期利益(円) | 25.66 | 22.90 |
(注) 基本的1株当たり四半期利益の算定において、役員報酬BIP信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、期末普通株式数および期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。
9.持分法で会計処理されている投資
当社グループは、当第2四半期連結会計期間において、一般財団法人阪大微生物病研究会より株式会社BIKENの持分33.4%を取得し、同社への投資に対して、持分法を適用しております。
なお、当第2四半期連結会計期間末における持分法で会計処理されている投資に含まれる、同社に対する投資の帳簿価額は、16,149百万円であります。
10.売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債
売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度および当第2四半期連結会計期間における売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債は、主として、当社が、ジェネリック医薬品事業および長期収載品の一部について、2017年10月1日に製造販売承認を含む販売権等を当社の完全子会社である田辺製薬販売株式会社に吸収分割により承継させたうえで、同日付けで同社の全株式を譲渡する株式譲渡契約を2017年3月28日に締結したことによるものであります。当該株式は、2017年10月1日に譲渡手続きを完了しております。
なお、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を上回っているため、当該資産および負債は帳簿価額で測定しております。
11.金融商品
金融商品の公正価値
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1:活発な市場における無調整の公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接または間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:重要な観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期末日で発生したものとして認識しております。
公正価値で測定している金融資産および金融負債は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
| (単位:百万円) |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | - | 1 | - | 1 |
| 仕組債 | - | - | 1,014 | 1,014 |
| 株式 | 925 | - | 984 | 1,909 |
| その他 | - | - | 419 | 419 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | - | - | - | - |
| 株式 | 31,301 | - | 5,013 | 36,314 |
| その他 | - | - | 3 | 3 |
| 合計 | 32,226 | 1 | 7,433 | 39,660 |
| 金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | 1 | - | 1 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | - | - | - |
| 合計 | - | 1 | - | 1 |
前連結会計年度において、公正価値ヒエラルキーのレベル1および2の間の振替はありません。
上記の金融資産および金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」および「その他の金融負債」に含まれております。
当第2四半期連結会計期間(2017年9月30日)
| (単位:百万円) |
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 金融資産 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | - | 41 | - | 41 |
| 仕組債 | - | - | - | - |
| 株式 | 626 | - | 773 | 1,399 |
| その他 | - | - | 430 | 430 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| デリバティブ資産 | - | 1,022 | - | 1,022 |
| 株式 | 32,233 | - | 5,558 | 37,791 |
| その他 | - | - | 3 | 3 |
| 合計 | 32,859 | 1,063 | 6,764 | 40,686 |
| 金融負債 | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | - | - | - |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
| デリバティブ負債 | - | - | - | - |
| 合計 | - | - | - | - |
当第2四半期連結累計期間において、公正価値ヒエラルキーのレベル1、2および3の間の振替はありません。
上記の金融資産および金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」および「その他の金融負債」に含まれております。
レベル2に分類される金融商品は、為替予約等に係るデリバティブ資産・負債であります。
デリバティブ資産・負債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。なお、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産・負債に区分したデリバティブ資産・負債については、ヘッジ会計を適用しております。
レベル3に分類される金融商品は、主に、仕組債および非上場株式であります。
仕組債の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格を参照し、算定しております。
非上場株式のうち、重要性の高い銘柄の公正価値は、合理的に入手可能なインプットにより、類似企業比較法またはその他の適切な評価技法を用いて算定しております。なお、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント等を加味しております。また、重要性の低い銘柄の公正価値は、簿価純資産を基礎として算定しております。
仕組債の測定に関する重要な観察不能なインプットは、取引先金融機関が価格を算出するために基礎としたパラメーター等の情報であり、その変動により仕組債の公正価値は増加または減少します。
レベル3に分類される資産については、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針および手続に従い、評価者が各対象資産の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値測定の結果は、適切な権限者がレビュー、承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2016年4月1日 至 2016年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) | |
| 期首残高 | 9,162 | 7,433 |
| 純損益(注)1 | △205 | △211 |
| その他の包括利益(注)2 | 128 | 545 |
| 購入等による増加 | 136 | - |
| 売却・償還・決済等による減少 | △1,000 | △1,007 |
| その他の増減 | △190 | 4 |
| 期末残高 | 8,031 | 6,764 |
| 報告期間末に保有している資産について純損益に 計上された当期の未実現損益の変動(注)1 | △205 | △197 |
(注)1 要約四半期連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含まれております。
2 要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。
償却原価で測定している金融資産および金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(2017年3月31日)
| (単位:百万円) |
上記の金融資産および金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」および「借入金」に含まれております。
当第2四半期連結会計期間(2017年9月30日)
| (単位:百万円) |
上記の金融資産および金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」および「借入金」に含まれております。
償却原価で測定する金融資産および金融負債については、債券および長期借入金を除いて、公正価値は帳簿価額と近似しておりますので、債券および長期借入金以外の記載は省略しております。
レベル2に分類される債券の公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。
レベル3に分類される債券は劣後債等であり、その公正価値は取引先金融機関から提示された価格を参照し、算定しております。
長期借入金のうち、固定金利によるものの公正価値については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に基づき算定しております。なお、1年以内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
変動金利による長期借入金は、短期間で市場金利を反映しており、公正価値は要約四半期連結財政状態計算書計上額と近似しております。
12.配当金
前第2四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年9月30日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2016年6月22日 定時株主総会 | 普通株式 | 13,463 | 24 | 2016年3月31日 | 2016年6月23日 |
(2) 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2016年11月1日 取締役会 | 普通株式 | 13,463 | 24 | 2016年9月30日 | 2016年12月1日 |
当第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(1) 配当金支払額
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2017年6月21日 定時株主総会 | 普通株式 | 15,707 | 28 | 2017年3月31日 | 2017年6月22日 |
(2) 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの
| 決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり 配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 |
| 2017年11月1日 取締役会 | 普通株式 | 21,317 | 38 | 2017年9月30日 | 2017年12月1日 |
(注) 上記の配当金の総額には、役員報酬BIP信託の所有する当社株式に対する配当金8百万円が含まれております。
13.後発事象
(NeuroDerm Ltd.の買収)
当社は、2017年10月18日付けで、NeuroDerm Ltd.(以下「ニューロダーム社」)の発行済株式および発行予定株式の全部(ストックオプションの対象となる株式を含む)を取得し、同社を当社の完全子会社としました。
(1)企業結合の概要
① 被取得企業の名称およびその事業の内容
| 被取得企業の名称 | : | NeuroDerm Ltd. |
| 事業の内容 | : | 中枢神経系治療薬(パーキンソン病等)の研究開発 |
② 取得日
2017年10月18日
③ 取得した議決権付資本持分の割合
100%
④ 被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価とする株式取得
⑤ 企業結合を行った主な理由
ニューロダーム社は、パーキンソン病の治療薬に関して、新たな製剤研究や、医薬品と医療器具(デバイス)とを組み合わせる優れた技術開発力を有する医薬品企業です。現在、米国および欧州で第3相臨床試験に移行し、2019年度に上市が見込まれるパーキンソン病治療薬「ND0612」を中心に開発を推進しています。
パーキンソン病の治療では、疾患の進行に伴い、代表的な治療薬であるレボドパの血中濃度を適切にコントロールすることが重要です。「ND0612」は、ニューロダーム社が有する製剤技術により、経口治療薬であるレボドパおよびカルビドパの液剤化に世界で初めて成功し、それらを携帯ポンプにより24時間持続的に皮下注射する製剤です。これによりレボドパの血中濃度を一定にコントロールし、進行したパーキンソン病患者さんにおいて問題となる運動症状の改善が期待されています。
当社は、中期経営計画16-20「Open Up the Future」において、世界最大の医薬品市場である米国を中心に成長するため、自社販売による持続的成長基盤を早期に構築することをめざしております。その第一歩として、2017年8月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ラジカヴァ」を、米国市場で販売開始いたしました。さらに、今回のニューロダーム社買収による「ND0612」の獲得により、中期経営計画の目標である2020年度までの米国売上収益800億円の達成が可能になると考えております。医薬品とデバイスを組み合わせた神経疾患領域のパイプラインを拡充することで、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な医薬品を創製し、患者さんに貢献してまいります。
(2)支払対価の公正価値
支払対価の公正価値は、以下のとおりです。
| 金 額 | |
| 現 金 | 1,117百万米ドル(1,244億円) |
要約四半期連結財務諸表の承認日までに当該企業結合の当初の会計処理が完了していないため、取得資産、引受負債およびのれん等の詳細は確定しておりません。
2【その他】
中間配当
2017年11月1日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額 21,317百万円
(ロ)1株当たりの金額 38円
(ハ)支払請求の効力発生日および支払開始日 2017年12月1日
(注)1 2017年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行います。
2 上記の配当金の総額には、役員報酬BIP信託の所有する当社株式に対する配当金8百万円が含まれてお
ります。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
| 独立監査人の四半期レビュー報告書 |
| 2017年11月8日 |
| 田辺三菱製薬株式会社 |
| 取締役会 御中 |
| 新日本有限責任監査法人 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 小川 佳男 印 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 剣持 宣昭 印 |
| 指定有限責任社員 業務執行社員 | 公認会計士 | 栗原 裕幸 印 |
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている田辺三菱製薬株式会社の2017年4月1日から2018年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2017年7月1日から2017年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条の規定により国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、田辺三菱製薬株式会社及び連結子会社の2017年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
強調事項
後発事象に記載されているとおり、会社は2017年10月18日付けで、NeuroDerm Ltd.の発行済株式および発行予定株式の全部(ストックオプションの対象となる株式を含む)を取得し、同社を完全子会社とした。
当該事項は、当監査法人の結論に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
| (注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。 |